8月 28日（水）18:00から、ワークショップ

の集大成ともいえる“まとめ報告会”を桜蘭中

学校視聴覚室で開催しました。

まとめ報告会の目的は、まとめの内容に対し、

ワークショップとしての意見をしっかり取り入

れているかなど、全員で意見交換を行い、最終

まとめを形作る事です。

参加者の複合公共施設に対する熱い思いを、

市が受け止める大事な場であることから、事務

局もいつも以上に身の引き締まる思いで臨みま

した。

広報ふくごう VOL４では、まとめ報告会の様

子を中心にお伝えします。

まとめに先立ち、事務局からこれまでのワー

クショップのおさらいや、8月10日、11日にモ

ルエ中島で開催したアイデアパネル展＆シール

アンケートの結果について説明しました。

パネル展は、ワークショップの成果を発信す

るとともに、気に入ったものにシールを貼付け

てもらうことにより、多くの市民ニーズを把握

することを目的に開催し、2日間の目標 600人

に対し、1,114 人の市民の皆様にご協力頂いこ

とを報告しました。

平成２５年度まちづくり協議会

ふふふくくくごごごううう 複複複合合合公公公共共共施施施設設設ワワワーーークククシシショョョッッップププ通通通信信信 vvvooolll...444

（（（ワワワーーークククシシショョョッッップププ通通通信信信最最最終終終号号号）））

広広広報報報

みんなのアイデア、未来に向けて

室蘭市では、旧向陽中学校跡地に複合公共施設の建設を予定しています。

たくさんの方が集まる魅力的な施設にするため、ワークショップを開催

し、51名の参加者で意見やアイデアを出し合ってきました。

市は、いただいたアイデアを、できる限り『複合公共施設基本計画』に

反映させ、施設内容に盛り込んでいきます。

ワークショップの

まとめ報告会を開催しました！ 日時：8月28日（水）18:00～

会場：桜蘭中学校

“あなたのイチ押しパネルを教えてください！”

アイデアパネル展＆シールアンケート結果

パネル１「わいわいおしゃべり」「真面目にテスト勉強」

どっちも出来る図書スペース

パネル２ぐるっとつながるみんなの輪～子ども遊び場

を包む大人の図書空間

パネル３会話と子どもの笑い声が BGM・コーヒーの香り

がする本の広場

パネル４

室蘭の歴史と文化が広がるみどりの一体的空間

パネル５

それぞれのスペースにちりばめられた一人のための空間

0

250

500

パネル１ パネル２ パネル３ パネル４ パネル５

142

498

217

61

196

■ 各パネルのコンセプト（詳細はHPでご確認下さい）

■ 回答結果

■ 各パネルの作成世代と回答世代

（概ねの世代ニーズ傾向が一致しています）

ワークショップのまとめ

第1回・第2回ワークショップの議論内容及びシールアンケートの結果も踏まえ、室蘭工業大学の真境名先生から今回の

『まとめ』としての成果を説明し、参加者との意見交換を行いました。

参加者から特に多くの意見やアイデアが出され、

シールアンケートの結果でも最もニーズがあった

『図書スペース』『子どもスペース』『カフェスペー

ス』の3つを中心にワークショップの案がまとまり

ました。

また、ミニコンサートや展示など多目的に楽しめ

る『発表・鑑賞の場』、打合せや雑談などが楽しめる

『自由に使える場』については、集約する5施設の

“貸館機能”などに、アイデアを取り入れるべきと

なりました。

図書スペース おしゃべり可能で気軽な図書館であり、雑誌などライトな図書を中心にしてほしい。

賑やかなスペースとは別に、学習室など静かなスペースへの配慮も必要。

・雑誌や新聞など気軽に読める本を揃える

・何人かで集まれる机やソファがあり、おしゃべりできるスペースがある

・学習したい人や本をじっくり読みたい人は別室で

意見 参考例

子どもスペース 子どものための空間であることはもちろん、同伴者にとっても居心地の良い仕掛けが

必要。遊びの機能のほか、学びの機能についても考慮すべき。

・どこからでも見え、声が聞こえる子どものスペースが中心にある

・読み聞かせや昔遊びなどを体験できる場

・木のおもちゃやボールプールなど、ここならではの遊具がある

意見 参考例

カフェスペース 図書や子どもスペースと連携することが必要。単に飲食を提供するだけでなく、

ナショナルブランド、コミュニティカフェなど付加価値を高めることが必要。

・図書スペースとつながっていて、本の持ち込みが可能である

・遊んでいる子どもを見ながら、コーヒーを飲んでおしゃべりできる

・口コミで来るくらいにおいしいカフェ

意見 参考例

ハード面はいいと思うが、今後はソフト面も大切では？一人でも過ごせるスペースがあることで、そこから何かが生まれるかもしれない。

とても重要なこと。この施設は皆さんの考えで生み出されていく「子ども」のようなもの。是非、運営側でも関わりを持っていただきたい。

基本計画策定後もなんとか継続的に話し合いを進めていける仕組みを考えて頂きたい。中高生は5年後に室蘭にいないかもしれないが、今後も施設に携わることは、室蘭に戻りたいというきっかけにつながると思う。

～The・意見交換～

コーディネーターである真境名先生からのまとめ

に関する提案に対しては、概ね参加者の賛同も得ら

れ、完成後のソフト面の提案や高校生からは将来室

蘭を離れても帰って来たら、集まれる施設が複合公

共施設だったら良い等、施設への期待が高まってい

るようでした。

また、「今後も施設の検討に携わりたい」「具体的

な基本計画が出来上がる段階で、もう一度アイデア

を持ち寄って話し合いが出来れば」等、今後につな

がる積極的な意見や提案がありました。

最後に、これらを踏まえ青山市長から挨拶があり

ました。

参加された皆様本当にお疲れ様でした。 図書・子ども・カフェスペースという今回のまとめについては、

皆さんの汗と知恵で出来上がった案なので、基本計画にしっかりと盛り込んでいきます。 また、私からの提案として、携わった皆さんの“軌跡”みたいな

ものを何かしらの形として残したいと考えています。 今後、クリアすべき課題が沢山ありますが、皆さんの意見を反映

した施設を作り上げていきますので、これらかもお力を頂きたいと思います。

参加者 参加者

コーディネーター真境名先生

室蘭市まちづくり協議会「複合公共施設ワー

クショップ」は、今回のまとめで終了となりま

す。市は、頂いた意見やアイデアを、施設整備

の前提となる基本計画に反映させるため、出来

る限り努力していきます。

また、これら意見がどのように反映されてい

るかなど、ワークショップ参加者への説明会や

「広報ふくごう」や「広報むろらん」などを通

して、丁寧に説明していきたいと考えています。

■大まかなスケジュール

真剣！10 代！

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

―――― ―――連絡先―――

室蘭市役所企画財政部企画課企画係（担当：井村、門澤）

〒051－8511 室蘭市幸町1番2号

TEL 0143－25－2181 FAX 0143－24－7601

※この事業は宝くじ収益金からの支援を受けて実施しています

ワークショップを終えた今後

平成 25年 9月（～11月末頃） たたき台となる計画を作成 平成 25年 12月

基本計画素案を市議会に報告

平成 26年 3月 修正作業を経て基本計画を完成

平成 26年度以降 調査・設計・建設に着手

複合公共施設の検討状況やワークショップの

様子については、下記で検索！

室蘭市 複合公共施設 検索

パネル展では、桜蘭中学校・海星学院高校の生徒さんもお手伝いしてく

れました。一生懸命シールを配ったり、チラシを配ったり、着ぐるみを着

てＰＲしてくれたりと、事務局として感謝しています。

本当にお疲れ様でした！

を いい 想想

かか たた ちち に

●●●●●●広報ふくごうの今後の発行について●●●●●●

広報ふくごうでは、主にワークショップの内容を皆さんにお伝えすることで、複合公共施設の検討状況を

発信してきました。今後も、複合公共施設整備の節目に発行していくことで、検討状況を幅広く周知・情報

発信していければと考えています。