37
1 企企 企企企企企企企企 企企 NHK 企企企企企企

企画 ガラス産業連合会  制作  NHK ソフトウェア

Embed Size (px)

DESCRIPTION

企画 ガラス産業連合会  制作  NHK ソフトウェア. INDEX. はじめに 3. 身の回りにはどんなガラスがあるのだろう? 4. 意外なところでもガラスが活躍している! ガラス素材の魅力 6. ガラスって面白い _01 7. ガラスって面白い _02 8. ガラスって何だろう? 9. ガラスが環境に良い理由 ガラス産業の歴史としくみ 11. 日本のガラス産業の発達 12. 独自の循環システム 13. 循環型社会とガラス産業 14. 現状と問題点 _ ガラスびんが減っている 15. 現状と問題点 _ 社会的な役割 16. 現状と問題点 _ 流通と法律 - PowerPoint PPT Presentation

Citation preview

1企画 ガラス産業連合会  制作  NHK ソフトウェア

2

INDEX

• はじめに– 3.身の回りにはどんなガラスがあるのだろう?– 4.意外なところでもガラスが活躍している!

• ガラス素材の魅力

– 6.ガラスって面白い_01– 7.ガラスって面白い_02– 8.ガラスって何だろう?– 9.ガラスが環境に良い理由

• ガラス産業の歴史としくみ

– 11.日本のガラス産業の発達– 12.独自の循環システム– 13.循環型社会とガラス産業– 14.現状と問題点_ガラスびんが減っている– 15.現状と問題点_社会的な役割– 16.現状と問題点_流通と法律– 17.環境技術開発_軽量化への挑戦_01– 18.環境技術開発_軽量化への挑戦_02– 19.環境技術開発_廃棄物ゼロへの挑戦_01– 20.環境技術開発_廃棄物ゼロへの挑戦_02

– 21. 環境技術開発 _断熱への挑戦– 22. 環境技術開発 _省エネへの挑戦– 23. ヨーロッパのガラスびん事情

• 人・ガラス・環境

– 25. 地域のゴミ処理について知ろう– 26. ガラスはごみにならない _01– 27. ガラスはごみにならない _02– 28. 地球温暖化について知ろう _01– 29. 地球温暖化について知ろう _02– 30. リターナブルびんで CO2を減らす– 31. 住宅の断熱で CO2を減らす _01– 32. 住宅の断熱で CO2を減らす _02– 33. 消費者の役割 _01– 34. 消費者の役割 _02

• ガラスの未来

– 36. 最先端テクノロジーとガラス

– 37. 最新びん図鑑 2003 (参考資料)

3

身の回りにはどんなガラスがあるのだろう?

グラスウール(断熱材)ブラウン管

ガラス食器

照明用ガラス

耐熱ガラス製品ガラスびん

窓ガラスやサッシ

4

意外なところでもガラスが活躍している!

ハードディスク プラズマディスプレイ

道路の路盤材やマーキング

携帯電話の液晶画面

光ファイバー

ブロック

DVD-RWや CD-RW

東京ドームの天井

太陽電池用パネル

抗菌砂

医療用ガラス

自動車用ガラス

5

ガラス素材の魅力

製品の種類が豊富で、環境に良いとされるのはなぜだろう?

6

ガラスって面白い _01

• 一般的なガラスの特長は?

– 透明である。– 硬くてなめらかである。– 気密性が高い(空気や湿気を通さない)。– 味や匂いが移らない。– 熱に強い( 300 度から 600 度に耐える)。– 変質しにくい(長持ちする) 。– 光や電波をよく通し、電気を通さない。– 高い精度で加工できる。など

7

ガラスって面白い _02

• 他にもこんないろいろな特長がある。

– 本当はハガネより強いが、キズがつくと割れやすい。

– 高温で溶かしても変質しない(絶対に燃えない)。

– 地球の地殻とほぼ同じ成分である。

– 液体と固体の境目にあるような物質である。

– 人や動物の体になじむ性質を持ったガラスもある。

– (生体親和性)

8

ガラスって何だろう?

• ガラスの定義

– 溶融物を結晶化することなく冷却して得られる物質。(非晶質固体=アモルファス)

9

ガラスが環境に良い理由

• リユースに適している。

• びん TO びんのリサイクルができる。

• 環境ホルモンと無縁である。

10

ガラス産業の歴史としくみ

ガラス産業は私たちの社会とどのような関わりがあるのだろう?

11

日本のガラス産業の発達

12

独自の循環システム

13

循環型社会とガラス産業

• 持続可能な社会の実現に向けて

– 地球温暖化防止のために、 CO2などの温室効果ガスの削減目標が国レベルで取り決められた。

– さらなる省エネルギー、省資源、 CO2排出削減のための技術開発が必要。

14

現状と問題点 _ ガラスびんが減っている

数値に見るガラスびん業界半世紀の歩み 日本ガラスびん協会

15

現状と問題点 _ 社会的な役割

• 循環型産業としての期待が大きい

– 日本の CO2削減目標は 1990年 (基準年 )の 6%

• 日本ガラスびん協会•板硝子協会• 電気硝子工業会

– 2010年に製造工程の CO2排出量を 1990年の 10% 削減する。 (自主行動目標 )

16

現状と問題点 _ 流通と法律

• コンビニ、スーパーの普及と酒屋の減少– リターナブルびんの循環システムが機能しなくなり、他容器の増大を招く。

• 法律がガラスびんの普及にブレーキ

17

環境技術開発 _ 軽量化への挑戦 _01

• 超軽量びん

– 従来びんの 30%から 50%の軽量化。

18

環境技術開発 _ 軽量化への挑戦 _02

• ガラスの薄板化

– プラズマディスプレイや液晶ディスプレイ用ガラスパネルも薄くなり軽量化されている。

プラズマディスプレイ用ガラス 

液晶ディスプレイ用ガラス

19

環境技術開発 _ 廃棄物ゼロへの挑戦 _01

• エコロジーボトル

– カレット 90% 以上使用で製造されたガラスびん。

カレット エコロジーボトル

20

環境技術開発 _ 廃棄物ゼロへの挑戦 _02

• 薄膜(カラー)コーティング

– 無色透明のびんの外面に樹脂皮膜を加工形成。

21

環境技術開発 _ 断熱への挑戦

• 複層ガラス・真空ガラス

– 2枚のガラスの間に乾燥空気や真空層を封じ込め、断熱効果を高めたガラス。

複層ガラス 真空ガラス

22

環境技術開発 _ 省エネへの挑戦

• 酸素燃焼方式

– 空気の代わりに酸素のみを利用して燃料油を燃やす方法。 燃料油消費量を 20%から 40% 削減できる。

23

ヨーロッパのガラスびん事情

• 回収システムの基本はボトルバンク

• マークの使用料で回収・リサイクル組織を運営

• 法律でリターナブルびんを守る

– ドイツ → リターナブルびんの比率は72%を下回ってはならない。– デンマーク → 飲料容器には全てリターナブルびんを使用する。

ドイツフランス

24

人・ガラス・環境

私たちは何をするべきなのだろう?

25

地域のごみ処理について知ろう

• 埋立処分場の問題

– 最終処分場の寿命には限りがある。– 埼玉県の一般廃棄物の約 75 %は群馬、福島、秋田などの他県で処分されている。

東京都の最終処分場 中央防波堤

26

ガラスはごみにならない _01

• ガラスのマテリアルフロー

27

ガラスはごみにならない _02

• 高いリユース率– 90%以上の回収率達成のリターナブル– びんは216種類。(2001年)

– ビールびんのリユース率は99%。

• 同じ製品に戻るリサイクル率はトップ– びん → 82%– ペット → 0%– アルミ缶 → 67.8%– スチール缶 → 統計なし– 紙パック → 0%

28

地球温暖化について知ろう _01

• 地球温暖化のしくみ

29

地球温暖化について知ろう _02

• 地球温暖化の影響

海水温が上昇し、サンゴが死滅する白化現象

出典:阿嘉島臨海研究所出典:ペンギン会議 上田一生

南極では最近、海岸線の厚い氷が溶けて地面の見える場所が増えている

30

リターナブルびんで CO2を減らす

• もしもすべての容器がリターナブルびんになったら

– CO2排出量は半分以下に、ごみは1/10に減る。

31

住宅の断熱で CO2を減らす _01

• 住宅の断熱とガラス

– 複層ガラスとグラスウールで断熱効果を高めた家は、省エネルギーによりCO2の排出を削減できる。

部屋の温気を逃さない 部屋の冷気を逃さない

32

住宅の断熱で CO2を減らす _02

• 次世代省エネルギー基準の家

– 断熱材の厚みを増し、窓をすべて次世代省エネルギー基準対応の複層ガラスにした住宅。

– 灯油消費量を50%節約。

– もし、日本のすべての家が次世代– 省エネルギー基準の家になったら

– CO2 は約400万t/年(炭素換算)– 削減

33

消費者の役割 _01

• 分別排出のルールを守ろう!

– 分別は地区のルールに従う。

– ちょっとしたひと手間がリサイクルを促進。

34

消費者の役割 _02

• グリーンコンシューマーを目指そう!

35

ガラスの未来

ガラスの不思議な特性が未来をひらく。

36

最新テクノロジーとガラス

• ニューガラスの市場規模予測

– 現在、日本のガラス需要全体は 1兆 9000億円、そのうちの 8550億円がニューガラス需要。 2010年には、ガラス全体で 3兆円近い需要が見込める。ニューガラスの需要予測は 1兆 6000億円。

• 材料ナノテクノロジープログ• ラム(国家プロジェクト)• 年間予算 500億円

• 精密高分子プロジェクト• ナノガラスプロジェクト• ナノメタルプロジェクト• ナノ粒子プロジェクト• ナノコーティングプロジェクト

出典:日本板硝子(株)

37

ガラスびん図鑑 2003