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 · nttのr&dは、世界をリードする技術を生み出し、社会や産業、学術の発展に寄与していくという理念のもと、約2,500人の研究者が

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この冊子は、環境にやさしい「FSCⓇ森林認証紙」および石油系溶剤を含まない「ノンVOC インキ」を使用し、有害な廃液を出さない「水なし印刷」方式で印刷されています。

印刷時に正式マークに差替え

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NTTのR&Dは、世界をリードする技術を生み出し、社会や産業、学術の発展に寄与していくという理念のもと、約2,500人の研究者が基礎研究から事業会社のビジネス展開を支える研究開発まで幅広くかつ多様な研究を行っています。NTTグループの成長力の源泉となる研究開発として、競争力のある技術を創造するとともに、さまざまな企業や大学、研究機関とのオープンイノベーション・コラボレーションを通じて、新たな価値の創出につなげています。

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ネットワーク上で実現する革新的なコミュニケーションサービス、新たなサービスを実現する次世代情報ネットワーク基盤技術、世界トップクラスの光関連技術をはじめとする新原理、新部品を生み出す先端基礎研究、と多岐にわたる技術領域の研究開発に取り組んでいます。

先端技術

情報ネットワーク

コミュニケーションサービス

総合プロデュース機能など

ICT が創る 新たな未来

研究成果のビジネス化

情報ナビゲーション

ブロードバンド・オブ・エブリシング

情報通信デバイス技術

ライフアシスト技術

コミュニケーション科学

物性・物質科学

新機能材料・デバイス集積技術

ネットワークアーキテクチャ

オペレーション技術 トラヒック・品質

環境基盤技術

ネットワーク技術

アクセスネットワーク技術 基盤設備技術

ユーザエクスペリエンス 音声言語メディア

クラウド基盤

映像メディア

研究開発分野

総合プロデュースの機能

Any device

あらゆる端末がつながるプラットフォーム

Any network

ユーザに意識させないネットワーク

Any people

シンプルで直感的なユーザインタフェース

暗号・セキュリティソフトウェア開発技術革新的研究成果の創出

Any service

信頼性の高いサービスプラットフォーム

OSS*サポート

* OSS:オープンソースソフトウェア 

次世代サービス次世代ネットワーク

機械学習データ科学

イノベイティブフォトニックネットワーク

ナノフォトニクス

環境・エネルギー

マーケティングやビジネスプランの策定、アライアンス形成などを行い、研究所で開発した成果を早期にグループ会社のビジネス展開につなげるプロデュース活動を進めています。次世代サービスの本格展開に向け、グループ会社をはじめ、多くの企業とのコラボレーションから新たなサービスを創っていきます。

リサーチ

市中技術・製品

アライアンス戦略

目利き

・市場動向調査分析・マーケティング・開発企画、提案

総合プロデュース機能

事業会社ニーズ 市場動向

コア技術開発

新規事業領域

事業導入(事業会社ビジネス)実用化開発

マーケットクリエーションマーケットクリエーション

リサーチ

研究開発におけるオープンイノベーションの取り組み

新たな価値の創出を加速するvalue add enablerをめざした取り組み通信事業者の役割は、人と人をつなぐ「電気通信」から、人と情報をつなぐ「情報通信」へと変化してきました。NTTグループが今後、ICTの提供によってさまざまな分野・業界の価値を高める役割へと変化していくために、NTT R&Dは、多様なニーズに応えた技術の提供を通じて新たな価値の創出を加速する「value add enabler」をめざしていきます。

技術分野の裾野が急拡大し、開発スピードの向上が求められる中で、今後の研究開発においては一社単独だけではなく、コラボレーションを基軸としたマネジメントが必要となっています。NTT R&Dは、 「スピードアップ」 「マーケットイン」 「ミッシングリンク」 「新分野への展開」の4つの観点で研究所外との方々とのオープンイノベーションの取り組みを強化しています。

電気通信人と人をつなぐ

情報通信人と情報をつなぐ

すぐつながる いつでもつながる

大量の情報を 高速に

過 去 現 在 これから

コンテンツエネルギー

交通 医療・健康

他分野の市場・ 技術・制度など

情報処理技術

ビッグデータクラウド 機械学習セキュリティUI・UX圧縮符号化

機械翻訳メディア処理

通信技術M2M、センサーネットワーク

5G、協調無線LAN SDN・NFV光伝送、ナノフォトニクス

医療などの非通信分野 異業種

異業種

NTTR&D

ベンチャーなど

事業会社

イノベーション

イノベーション

イノベーション

イノベーション

イノベーション

イノベーション

新市場への展開

ミッシングリンク

スピードアップ

マーケットイン

クラウド・ソフトウェア分野など

事業価値事業価値

新価値創出

○○×ICTさまざまな分野・業界の価値を高める

ICTの進展に伴うNTTグループの役割の変化

オープンイノベーションのねらい

研究開発の中で創出される知的財産・研究開発成果のビジネス展開を知的財産面から支えるために、毎年約2,000件の新たな特許出願を行い、約14,000件の特許を保有しています。・特許取得している代表的な技術分野としては、以下のようなものがあります。 メディア符号化(G.729、H.264など)/NGN関連(QoS制御、輻輳制御など)/ 光アクセス(GE-PONなど)/無線LAN( IEEE802.11など)/ 光伝送(光アンプ、光ファイバケーブルなど)/PLC(平面光波回路)・研究開発成果のグローバルな普及を促進するために、国際標準規格などに採用された技術に含まれる特許を、合理的かつ公平な条件でライセンスする活動に積極的に取り組んでいます。

AmericasAsia

Europe

Africa

Australasia+Pacific

オープンイノベーション・コラボレーションを通じて新たな価値を創出するNTTの研究開発

NTTのR&Dは、世界をリードする技術を生み出し、社会や産業、学術の発展に寄与していくという理念のもと、約2,500人の研究者が基礎研究から事業会社のビジネス展開を支える研究開発まで幅広くかつ多様な研究を行っています。NTTグループの成長力の源泉となる研究開発として、競争力のある技術を創造するとともに、さまざまな企業や大学、研究機関とのオープンイノベーション・コラボレーションを通じて、新たな価値の創出につなげています。

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ネットワーク上で実現する革新的なコミュニケーションサービス、新たなサービスを実現する次世代情報ネットワーク基盤技術、世界トップクラスの光関連技術をはじめとする新原理、新部品を生み出す先端基礎研究、と多岐にわたる技術領域の研究開発に取り組んでいます。

先端技術

情報ネットワーク

コミュニケーションサービス

総合プロデュース機能など

ICT が創る 新たな未来

研究成果のビジネス化

情報ナビゲーション

ブロードバンド・オブ・エブリシング

情報通信デバイス技術

ライフアシスト技術

コミュニケーション科学

物性・物質科学

新機能材料・デバイス集積技術

ネットワークアーキテクチャ

オペレーション技術 トラヒック・品質

環境基盤技術

ネットワーク技術

アクセスネットワーク技術 基盤設備技術

ユーザエクスペリエンス 音声言語メディア

クラウド基盤

映像メディア

研究開発分野

総合プロデュースの機能

Any device

あらゆる端末がつながるプラットフォーム

Any network

ユーザに意識させないネットワーク

Any people

シンプルで直感的なユーザインタフェース

暗号・セキュリティソフトウェア開発技術革新的研究成果の創出

Any service

信頼性の高いサービスプラットフォーム

OSS*サポート

* OSS:オープンソースソフトウェア 

次世代サービス次世代ネットワーク

機械学習データ科学

イノベイティブフォトニックネットワーク

ナノフォトニクス

環境・エネルギー

マーケティングやビジネスプランの策定、アライアンス形成などを行い、研究所で開発した成果を早期にグループ会社のビジネス展開につなげるプロデュース活動を進めています。次世代サービスの本格展開に向け、グループ会社をはじめ、多くの企業とのコラボレーションから新たなサービスを創っていきます。

リサーチ

市中技術・製品

アライアンス戦略

目利き

・市場動向調査分析・マーケティング・開発企画、提案

総合プロデュース機能

事業会社ニーズ 市場動向

コア技術開発

新規事業領域

事業導入(事業会社ビジネス)実用化開発

マーケットクリエーションマーケットクリエーション

リサーチ

研究開発におけるオープンイノベーションの取り組み

新たな価値の創出を加速するvalue add enablerをめざした取り組み通信事業者の役割は、人と人をつなぐ「電気通信」から、人と情報をつなぐ「情報通信」へと変化してきました。NTTグループが今後、ICTの提供によってさまざまな分野・業界の価値を高める役割へと変化していくために、NTT R&Dは、多様なニーズに応えた技術の提供を通じて新たな価値の創出を加速する「value add enabler」をめざしていきます。

技術分野の裾野が急拡大し、開発スピードの向上が求められる中で、今後の研究開発においては一社単独だけではなく、コラボレーションを基軸としたマネジメントが必要となっています。NTT R&Dは、 「スピードアップ」 「マーケットイン」 「ミッシングリンク」 「新分野への展開」の4つの観点で研究所外との方々とのオープンイノベーションの取り組みを強化しています。

電気通信人と人をつなぐ

情報通信人と情報をつなぐ

すぐつながる いつでもつながる

大量の情報を 高速に

過 去 現 在 これから

コンテンツエネルギー

交通 医療・健康

他分野の市場・ 技術・制度など

情報処理技術

ビッグデータクラウド 機械学習セキュリティUI・UX圧縮符号化

機械翻訳メディア処理

通信技術M2M、センサーネットワーク

5G、協調無線LAN SDN・NFV光伝送、ナノフォトニクス

医療などの非通信分野 異業種

異業種

NTTR&D

ベンチャーなど

事業会社

イノベーション

イノベーション

イノベーション

イノベーション

イノベーション

イノベーション

新市場への展開

ミッシングリンク

スピードアップ

マーケットイン

クラウド・ソフトウェア分野など

事業価値事業価値

新価値創出

○○×ICTさまざまな分野・業界の価値を高める

ICTの進展に伴うNTTグループの役割の変化

オープンイノベーションのねらい

研究開発の中で創出される知的財産・研究開発成果のビジネス展開を知的財産面から支えるために、毎年約2,000件の新たな特許出願を行い、約14,000件の特許を保有しています。・特許取得している代表的な技術分野としては、以下のようなものがあります。 メディア符号化(G.729、H.264など)/NGN関連(QoS制御、輻輳制御など)/ 光アクセス(GE-PONなど)/無線LAN( IEEE802.11など)/ 光伝送(光アンプ、光ファイバケーブルなど)/PLC(平面光波回路)・研究開発成果のグローバルな普及を促進するために、国際標準規格などに採用された技術に含まれる特許を、合理的かつ公平な条件でライセンスする活動に積極的に取り組んでいます。

AmericasAsia

Europe

Africa

Australasia+Pacific

オープンイノベーション・コラボレーションを通じて新たな価値を創出するNTTの研究開発

コミュニケーションサービスの研究開発グローバルかつ革新的な日本発の ICTサービスを生み出し続けていくことで、NT Tグループがサービスイノベーション・リーディングカンパニーとなるためのコアコンピタンスの創出をめざして、先進的な「情報処理技術」 「メディア処理技術」 「セキュリティ技術」などを中核として、「セキュアなクラウド基盤」の開発、およびその基盤上で展開可能な多種多様なメディアを活用した社会・生活に潤いを与える「革新的な ICTサービスの創造」に取り組んでいます。また、OSSセンタを窓口としたNTTグループのOSS利用に関するサポートの提供、NTT-CERTによるNTTグループのセキュリティ運用の強化推進、ICTサービスデザインのとりくみによるNTTグループが提供するサービスのユーザエクスペリエンス(UX)の向上など、支援サポートにも取り組んでいます。

代表的な研究開発事例

競技会場と遠隔会場が距離を超えて一体となり、リアルな感動を共有できるメディア通信サービスを実現する技術です。複数人利用時のライブでの空間演出による臨場感向上をめざし、以下の研究開発を進めています。(1)競技者を浮かび上がらせることを可能とする被写体抽出技術(2)フィールド全体を俯瞰することを可能とする超ワイド映像合成技術(3)空間構成情報を同期配信・再現することを可能とするAdvancedMMT技術 (4)自然かつ立体感のある映像表示・音響提示を実現する臨場感デザイン技術

イマーシブテレプレゼンス技術“Kirari!”

代表的な研究分野

HEVC準拠 映像エンコーダLSIとソフトウェアエンコーダ

具体的な研究項目

高品質・高付加価値な音声・音響・映像によるコミュニケーションを実現するためのオーディオ信号処理技術、ビデオ信号処理技術の研究開発を推進しています。また、自然で分かりやすいコミュニケーションやコンテンツ流通サービスの実現をめざして、音声認識合成・自然言語処理技術や画像処理・高臨場感通信技術の研究開発に取り組んでいます。

映像メディア音声言語メディア

ネットワークで利用できる膨大でさまざまな情報の中から、利用者にとって必要な情報を使用目的、利用場所などに合わせて便利に分かりやすく提供するための情報ナビゲーション技術に取り組んでいます。また、ユーザエクスペリエンスの向上のための技術として、ユーザのデバイス環境に応じたコンテンツ提示や情報弱者にも配慮したサービスデザインなどの研究開発に取り組んでいます。

情報ナビゲーション

安心・安全な社会の実現に貢献するための暗号・セキュリティ技術や、セキュリティサービスの運用を支援する解析・評価技術の研究開発などに取り組んでいます。さらに、セキュリティ運用支援組織「NTT-CERT」を通して、NTTグループのセキュリティ運用強化を推進しています。

暗号・セキュリティ

多様なニーズに迅速に対応する次世代サービスの効率的な開発・提供に寄与するオープン系のクラウド基盤の研究開発や、次世代サービスのみならず既存サービスを含めたTCO削減を実現するためのオープンソースソフトウェア(OSS)に関するサポート/移行SEを実施しています。また、システムの生産性を劇的に改善するソフトウェア開発技術の研究開発にも取り組んでいます。

ソフトウェア開発技術

ユーザエクスペリエンス

クラウド基盤 OSSサポート

お客さまからの要望により、クラウド上にお客さまごとの仮想環境(仮想サーバ、仮想ストレージ、仮想スイッチ/ルータなど)をオンデマンドで構築するとともに、お客さま拠点~クラウド間、クラウド拠点間にお客さまごとに分離された仮想ネットワークを拡張可能とする技術の研究開発に取り組んでいます。これにより、お客さま拠点のシステムからクラウドへの移行や、災害やパンデミックが発生した際のクラウド間の仮想環境の移行が容易となります。

クラウドコントローラとネットワークコントローラの連携技術

コンピュータウイルスなどのマルウェアの攻撃を検知、収集、解析し、対策につなげる技術です。ハニーポット技術により、さまざまな脆弱性への攻撃やマルウェア検体を検知、収集し、動的解析技術、静的解析技術により機能を解明、対策に活用します。日々進化する攻撃にいち早く対応できるよう、未知攻撃の検知技術や仮想化技術を応用した検体解析技術などに取り組んでいます。

マルウェア対策技術

秘密分散・秘密計算技術

新たな価値を提供する先進的なブロードバンドユビキタスサービスの創出とそれを支えるサービス基盤技術

極めて自然かつ高付加価値なコミュニケーションサービスを実現するメディア処理技術

クラウド向け次世代基盤技術とTCO削減に向けたシステム開発・運用・保守技術

安心・安全なサービス提供に向けた先進的守りの暗号・セキュリティ技術

情報ナビゲーション●行動モデリング技術●行動支援技術●デバイス仮想化技術ユーザエクスペリエンス●サービスアーキテクチャデザイン●ウェブサービス連携基盤技術●人間中心設計

音声言語メディア●音声認識合成●オーディオ信号処理●自然言語処理映像メディア●ビデオ信号処理●画像処理●高臨場感通信

クラウド基盤●オープンクラウド基盤技術●ネットワーク仮想化技術(Ryu)●クラウド運用管理技術OSSサポート●OSS化移行サポート●OSSプラットフォーム運用サポート

ソフトウェア開発技術●開発マネジメント技術●ソフトウェアエンジニアリング技術暗号・セキュリティ●情報セキュリティ技術●ネットワークセキュリティ技術●セキュリティマネジメント技術

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秘密計算はデータを暗号のように読めない状態にしたまま分析を可能にする技術です。データを秘密分散で意味を持たない断片にして別々のサーバに保管し、元のデータに戻さずに分析するため、例えば医療データの統計処理など高いセキュリティとプライバシーへの配慮が必要なデータの安全な利活用が実現できます。世界最高の処理性能を達成したアルゴリズムの開発により、従来困難と言われていた秘密計算の実用化を可能にしました。さらに大規模で複雑な対象への秘密計算の研究開発に取り組んでいます。

現在、普及が進む4K/8K映像のような超高臨場映像(U-HDTV映像)を効率的に圧縮する技術の研究開発をしています。従来方式では、HD映像の8倍以上の情報量を持つU-HDTV映像を家庭まで伝送することは困難でした。最新映像符号化方式「H.265/HEVC」は、従来の方式に比べ2倍の圧縮率を実現した、U-HDTV映像伝送技術の切り札です。このHEVCを手軽に利用できるエンコーダを開発し、超高臨場映像をご家庭に届けることが可能になりました。

4K/8Kの高臨場映像サービスを実現する技術

クラウドコンピューティングを支える技術

ネットワークの安心・安全を支える技術

高機密データの安心・安全な利活用を支える技術

超高臨場感メディア通信サービスを支える技術

4K IPTV HD IPTVホーム

history v.2

the WORLD

trav

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DESIGN

FASHIO

ND

ESIGN

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DESI

GN

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GRAPHIC

DESIGN

FASHIO

NDESIGN

FASH

ION

DESI

GN

インターネット

攻撃クリーンなユーザ環境

マルウェア検体など

収集対策

解 析

ブラックリスト

最新動向の反映

フィルターなど

Webサーバ型ハニーポットWebブラウザ型ハニーポットWindows型ハニーポット

動的解析:通信パターン、挙動解析静的解析:逆アセンブル、マルウェア分類

競技会場 伝送先会場

NTT研究所が開発するメディア系技術を組み合わせることにより、あたかもそこで競技をしているかのような情報を伝送し、臨場感の高い競技再現を実現

秘密分散技術安全なデータの保管

秘密計算技術安全なデータの利活用

データ

意味を持たない断片ファイルに分けて別々のサーバに保管

秘密分散された状態のまま計算し結果のみ出力

データ活用(統計処理など)

クラウド(拠点B)

クラウド(拠点A)

お客さま拠点

仮想ネットワーク(トンネル)

仮想ネットワーク(トンネル)

ポータル

クラウドコントローラ

ネットワークコントローラ 相互連携

LOREM IPSUM

Lorem ipsum

Lorem ipsum

Lorem ipsum

Lorem ipsum

Lorem ipsum

①お客さまポータル からのネットワーク・ サーバの設定要求

物理ネットワーク

③クラウド上の仮想環境(仮想 マシン、仮想ストレージ、仮想 スイッチ/ルータなど)の構築

②お客さま拠点~クラウド間 やクラウド~クラウド間の ネットワーク設定

Kirari! を構成する技術

素材取得

メディア処理・符号化

メディア配信

メディア提示

素材取得被写体(選手)や音(キック音)の切り出しメディア処理・符号化超ワイド映像合成や高精細映像符号化、ロスレス音声符号化メディア配信映像・音声・その他情報の同期配信メディア提示高いユーザ体験(UX)が得られるよう競技会場を再現する臨場感デザイン

ライブ伝送による高臨場競技再現

ネットワーク

4K/8Kエンコーダ

トランスコーダ(4K/8K→HD)

VoD用エンコーダ

ライブ配信・放送向けHEVC エンコーダLSI ~NARA~

VoD向け高圧縮HEVCソフトウェアエンコーダ

ストレージストレージ

映像配信サービス

映像オーサリング

蓄積メディア構成例

HEVCリアルタイムエンコーダLSI(4K@1チップ、8K@4チップ)

HEVCリアルタイムエンコーダ装置

HEVCを利用したリアルタイムエンコーダLSIを開発しました。1チップで4K@60p、4チップ並列動作で8K@60p映像をリアルタイムでエンコードできます。

独自の2パスVBRエンコードによる大幅な低ビットレート化、毎秒60フレーム/毎秒120フレームの映像の同時伝送を実現する時間階層符号化などを実現しました。

多重化入力部Audio

エンコードエンジン

HEVCソフトウェアエンコードエンジン

IPネットワーク

コンテンツプロバイダ/放送局

コミュニケーションサービスの研究開発グローバルかつ革新的な日本発の ICTサービスを生み出し続けていくことで、NT Tグループがサービスイノベーション・リーディングカンパニーとなるためのコアコンピタンスの創出をめざして、先進的な「情報処理技術」 「メディア処理技術」 「セキュリティ技術」などを中核として、「セキュアなクラウド基盤」の開発、およびその基盤上で展開可能な多種多様なメディアを活用した社会・生活に潤いを与える「革新的な ICTサービスの創造」に取り組んでいます。また、OSSセンタを窓口としたNTTグループのOSS利用に関するサポートの提供、NTT-CERTによるNTTグループのセキュリティ運用の強化推進、ICTサービスデザインのとりくみによるNTTグループが提供するサービスのユーザエクスペリエンス(UX)の向上など、支援サポートにも取り組んでいます。

代表的な研究開発事例

競技会場と遠隔会場が距離を超えて一体となり、リアルな感動を共有できるメディア通信サービスを実現する技術です。複数人利用時のライブでの空間演出による臨場感向上をめざし、以下の研究開発を進めています。(1)競技者を浮かび上がらせることを可能とする被写体抽出技術(2)フィールド全体を俯瞰することを可能とする超ワイド映像合成技術(3)空間構成情報を同期配信・再現することを可能とするAdvancedMMT技術 (4)自然かつ立体感のある映像表示・音響提示を実現する臨場感デザイン技術

イマーシブテレプレゼンス技術“Kirari!”

代表的な研究分野

HEVC準拠 映像エンコーダLSIとソフトウェアエンコーダ

具体的な研究項目

高品質・高付加価値な音声・音響・映像によるコミュニケーションを実現するためのオーディオ信号処理技術、ビデオ信号処理技術の研究開発を推進しています。また、自然で分かりやすいコミュニケーションやコンテンツ流通サービスの実現をめざして、音声認識合成・自然言語処理技術や画像処理・高臨場感通信技術の研究開発に取り組んでいます。

映像メディア音声言語メディア

ネットワークで利用できる膨大でさまざまな情報の中から、利用者にとって必要な情報を使用目的、利用場所などに合わせて便利に分かりやすく提供するための情報ナビゲーション技術に取り組んでいます。また、ユーザエクスペリエンスの向上のための技術として、ユーザのデバイス環境に応じたコンテンツ提示や情報弱者にも配慮したサービスデザインなどの研究開発に取り組んでいます。

情報ナビゲーション

安心・安全な社会の実現に貢献するための暗号・セキュリティ技術や、セキュリティサービスの運用を支援する解析・評価技術の研究開発などに取り組んでいます。さらに、セキュリティ運用支援組織「NTT-CERT」を通して、NTTグループのセキュリティ運用強化を推進しています。

暗号・セキュリティ

多様なニーズに迅速に対応する次世代サービスの効率的な開発・提供に寄与するオープン系のクラウド基盤の研究開発や、次世代サービスのみならず既存サービスを含めたTCO削減を実現するためのオープンソースソフトウェア(OSS)に関するサポート/移行SEを実施しています。また、システムの生産性を劇的に改善するソフトウェア開発技術の研究開発にも取り組んでいます。

ソフトウェア開発技術

ユーザエクスペリエンス

クラウド基盤 OSSサポート

お客さまからの要望により、クラウド上にお客さまごとの仮想環境(仮想サーバ、仮想ストレージ、仮想スイッチ/ルータなど)をオンデマンドで構築するとともに、お客さま拠点~クラウド間、クラウド拠点間にお客さまごとに分離された仮想ネットワークを拡張可能とする技術の研究開発に取り組んでいます。これにより、お客さま拠点のシステムからクラウドへの移行や、災害やパンデミックが発生した際のクラウド間の仮想環境の移行が容易となります。

クラウドコントローラとネットワークコントローラの連携技術

コンピュータウイルスなどのマルウェアの攻撃を検知、収集、解析し、対策につなげる技術です。ハニーポット技術により、さまざまな脆弱性への攻撃やマルウェア検体を検知、収集し、動的解析技術、静的解析技術により機能を解明、対策に活用します。日々進化する攻撃にいち早く対応できるよう、未知攻撃の検知技術や仮想化技術を応用した検体解析技術などに取り組んでいます。

マルウェア対策技術

秘密分散・秘密計算技術

新たな価値を提供する先進的なブロードバンドユビキタスサービスの創出とそれを支えるサービス基盤技術

極めて自然かつ高付加価値なコミュニケーションサービスを実現するメディア処理技術

クラウド向け次世代基盤技術とTCO削減に向けたシステム開発・運用・保守技術

安心・安全なサービス提供に向けた先進的守りの暗号・セキュリティ技術

情報ナビゲーション●行動モデリング技術●行動支援技術●デバイス仮想化技術ユーザエクスペリエンス●サービスアーキテクチャデザイン●ウェブサービス連携基盤技術●人間中心設計

音声言語メディア●音声認識合成●オーディオ信号処理●自然言語処理映像メディア●ビデオ信号処理●画像処理●高臨場感通信

クラウド基盤●オープンクラウド基盤技術●ネットワーク仮想化技術(Ryu)●クラウド運用管理技術OSSサポート●OSS化移行サポート●OSSプラットフォーム運用サポート

ソフトウェア開発技術●開発マネジメント技術●ソフトウェアエンジニアリング技術暗号・セキュリティ●情報セキュリティ技術●ネットワークセキュリティ技術●セキュリティマネジメント技術

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秘密計算はデータを暗号のように読めない状態にしたまま分析を可能にする技術です。データを秘密分散で意味を持たない断片にして別々のサーバに保管し、元のデータに戻さずに分析するため、例えば医療データの統計処理など高いセキュリティとプライバシーへの配慮が必要なデータの安全な利活用が実現できます。世界最高の処理性能を達成したアルゴリズムの開発により、従来困難と言われていた秘密計算の実用化を可能にしました。さらに大規模で複雑な対象への秘密計算の研究開発に取り組んでいます。

現在、普及が進む4K/8K映像のような超高臨場映像(U-HDTV映像)を効率的に圧縮する技術の研究開発をしています。従来方式では、HD映像の8倍以上の情報量を持つU-HDTV映像を家庭まで伝送することは困難でした。最新映像符号化方式「H.265/HEVC」は、従来の方式に比べ2倍の圧縮率を実現した、U-HDTV映像伝送技術の切り札です。このHEVCを手軽に利用できるエンコーダを開発し、超高臨場映像をご家庭に届けることが可能になりました。

4K/8Kの高臨場映像サービスを実現する技術

クラウドコンピューティングを支える技術

ネットワークの安心・安全を支える技術

高機密データの安心・安全な利活用を支える技術

超高臨場感メディア通信サービスを支える技術

4K IPTV HD IPTVホーム

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インターネット

攻撃クリーンなユーザ環境

マルウェア検体など

収集対策

解 析

ブラックリスト

最新動向の反映

フィルターなど

Webサーバ型ハニーポットWebブラウザ型ハニーポットWindows型ハニーポット

動的解析:通信パターン、挙動解析静的解析:逆アセンブル、マルウェア分類

競技会場 伝送先会場

NTT研究所が開発するメディア系技術を組み合わせることにより、あたかもそこで競技をしているかのような情報を伝送し、臨場感の高い競技再現を実現

秘密分散技術安全なデータの保管

秘密計算技術安全なデータの利活用

データ

意味を持たない断片ファイルに分けて別々のサーバに保管

秘密分散された状態のまま計算し結果のみ出力

データ活用(統計処理など)

クラウド(拠点B)

クラウド(拠点A)

お客さま拠点

仮想ネットワーク(トンネル)

仮想ネットワーク(トンネル)

ポータル

クラウドコントローラ

ネットワークコントローラ 相互連携

LOREM IPSUM

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①お客さまポータル からのネットワーク・ サーバの設定要求

物理ネットワーク

③クラウド上の仮想環境(仮想 マシン、仮想ストレージ、仮想 スイッチ/ルータなど)の構築

②お客さま拠点~クラウド間 やクラウド~クラウド間の ネットワーク設定

Kirari! を構成する技術

素材取得

メディア処理・符号化

メディア配信

メディア提示

素材取得被写体(選手)や音(キック音)の切り出しメディア処理・符号化超ワイド映像合成や高精細映像符号化、ロスレス音声符号化メディア配信映像・音声・その他情報の同期配信メディア提示高いユーザ体験(UX)が得られるよう競技会場を再現する臨場感デザイン

ライブ伝送による高臨場競技再現

ネットワーク

4K/8Kエンコーダ

トランスコーダ(4K/8K→HD)

VoD用エンコーダ

ライブ配信・放送向けHEVC エンコーダLSI ~NARA~

VoD向け高圧縮HEVCソフトウェアエンコーダ

ストレージストレージ

映像配信サービス

映像オーサリング

蓄積メディア構成例

HEVCリアルタイムエンコーダLSI(4K@1チップ、8K@4チップ)

HEVCリアルタイムエンコーダ装置

HEVCを利用したリアルタイムエンコーダLSIを開発しました。1チップで4K@60p、4チップ並列動作で8K@60p映像をリアルタイムでエンコードできます。

独自の2パスVBRエンコードによる大幅な低ビットレート化、毎秒60フレーム/毎秒120フレームの映像の同時伝送を実現する時間階層符号化などを実現しました。

多重化入力部Audio

エンコードエンジン

HEVCソフトウェアエンコードエンジン

IPネットワーク

コンテンツプロバイダ/放送局

情報ネットワーク社会基盤を支える技術の研究開発さまざまな分野・業界の価値を高め、日本経済および多様なサービスの発展に貢献するために、サービス事業者やお客さまへ積極的に価値を提供し、選ばれるネットワークの実現をめざして、「ネットワークアーキテクチャ」 「ネットワーク技術」 「オペレーション技術」 「トラヒック・品質」 「アクセスネットワーク技術」 「基盤設備技術」 「環境基盤技術」に取り組んでいます。

代表的な研究分野

具体的な研究項目

ネットワークに加わるトラヒックは、外部状況に応じてしばしば予測を超えて変動します。お客さまに高品質なサービスを提供し続けるため、NTTは、コスト上昇を伴う過剰な設備投資ではなく、SDNなどの仮想化技術に基づく可用性向上により、安価でトラヒック変動に強いネットワークをめざします。具体的には、大規模イベントや災害などの外部要因によるトラヒック量や品質の変化を予測し、経路や機能配備を先行的に変更して通信の途絶や品質劣化を防ぎ、安定したユーザエクスペリエンスを提供します。

プロアクティブネットワーク制御技術

NetroSphere構想に基づくサービス共創ネットワーク今後ネットワークを利用するお客さまやサービス事業者から求められる多様なサービスを、迅速かつ高信頼、低コストに提供することをめざしたNetroSphere構想に基づき、セキュリティをはじめとするネットワークのさまざまな機能を柔軟に利用できるアーキテクチャの策定や、IoT時代の多様なサービス創出を支えるため端末からネットワークシステムさらにはサーバまで安心・安全なネットワーク技術の研究開発に取り組んでいます。

新たなサービスや産業創出に貢献するワンストップオペレーションネットワーク・クラウド・アプリケーションを横断的につなぐオペレーションの実現をめざし、サービス事業者に対し、ネットワークとサービスを一括で運用保守可能なオペレーションサービスを提供し、ネットワーク提供事業者に対し、運用およびリソース効率化可能なワンストップオペレーション機能を提供します。さらに、セキュリティやビッグデータ技術を活用した高度化機能を共通APIにて提供することにより、B2B2Xサービス創出を促進し、将来的には個人が自由にサービスを創出する社会基盤オペレーションを実現していきます。

環境負荷低減のための電磁環境設計技術・環境影響評価技術地球環境保護や信頼性の観点から、将来ネットワークが環境に与える、または環境から受けるインパクトを小さくすることは重要な課題です。将来ネットワークを構成するICT装置の環境負荷低減のために、開発プロセスにおいて適用すべき要件の規定を進めています。また、周囲の電磁環境に影響を受けないための技術的要件とそれに適合するための電磁環境設計技術に関する研究開発や、将来ネットワーク普及に伴う社会やライフスタイルの変化に起因した環境影響の評価に関する研究開発にも取り組んでいます。

新たなサービス創造・拡大に貢献するアクセスネットワーク技術と基盤設備技術ユーザとネットワークとを快適につなぎ、便利で安心・安全、さらには多様なサービス需要に対応可能となる柔軟なアクセスネットワークの提供をめざしています。ユーザに光ファイバや無線を介してサービスを提供するためのシステムの高度化、より大容量のデータを伝送するための新たな構造の光ファイバ、通信基盤設備の保守ならびに管理技術、さらには、これらを効率的に運用するためのネットワーク制御システムなどを中心として複合的に研究開発を進めています。

柔軟で経済的なネットワークを提供するためには、さまざまなサービス仕様をすべて満たすアクセスシステムが必要となります。現在、研究開発を進めている時間および波長多重技術(T WDM技術)は、1本の光ファイバに複数の波長を重畳する技術であり、サービス追加の際に既存システムと異なる波長を割り当てることで、大容量化とともに経済的なネットワークが実現されます。加えて、アクセスシステムの機能を一部、ソフトウェア化する装置部品化技術など、次世代アクセスシステムの研究開発を進めています。

アクセスシステム技術

汎用SW群を柔軟に制御するネットワーク構成技術により、専用装置に依存せずに、事業者・サービスごとの仮想的なネットワークを提供し、汎用SWクラスタと光トランスポート技術の連携による高い冗長性の実現をめざします。実現にあたり、高い性能や信頼性を担保しつつ、共通プラットフォーム上に部品化したネットワーク機能を配備し、APIを介して公開する環境「アトリエN」を提供します。これらを進める過程で、NetroSphere構想を具現化する実証環境での有用性を検証し、新たに発見されるニーズを研究開発にフィードバックしていきます。

MSF(Multi Service Fabric)

企業のBy ICT効果*を求めるために、その企業が提供するICTサービスをすべて評価し合計することは困難でしたが、公開情報のみを用いて評価する本手法により、現実的な稼働で企業のBy ICT効果を見積もることができます。なお本技術は、NTTグループ向けに開発したものですが、一般のICTベンダ企業にも利用することができます。

ICTによる社会の環境負荷削減効果評価技術

5 6

汎用スイッチ群を柔軟に制御するネットワーク構成技術

予測に基づく先行的制御により低コスト・高品質を実現

多様な通信サービスを提供するアクセスネットワーク

企業の社会貢献量を見積もる代表的な研究開発事例

NetroSphere構想キャリアネットワークのあり方を変革する新R&Dコンセプト

ネットワークアーキテクチャ  ネットワーク技術

オペレーション技術  トラヒック・品質

アクセスネットワーク技術  基盤設備技術

環境基盤技術

多様なパートナーとの連携による新たな価値創造をめざす「NetroSphere構想」の実現に向け研究開発を進めています。「マルチサービスファブリック(M S F)」 「新サーバアーキテクチャ(M A G O N I A)」 「次世代アクセスネットワークアーキテクチャ(FASA)」をはじめとするネットワーク技術により、光・電気の分離やソフト・ハードの分離、およびネットワーク機能の素材化を実現します。そしてお客さまが必要とする機能を、事業者とのワンストップオペレーションを実現する連携機構を介して柔軟に提供することで、多様なニーズに迅速、高信頼、かつ低コストで応えます。 ネットワークアーキテクチャ

●将来ネットワークアーキテクチャネットワーク技術●トランスポートのシンプル化技術●ネットワーク機能の仮想化・分散処理技術

オペレーション技術/トラヒック・品質●オペレーションの高度化技術●通信トラヒック・品質技術環境基盤技術●EMS技術●環境影響評価などの環境負荷削減効果の数値化技術

アクセスネットワーク技術●光アクセスシステム●ワイヤレスアクセスシステム基盤設備技術●通信基盤設備の保守/管理技術

エンドユーザ

*By ICT効果: ICTサービスを利活用することにより、 利用しない場合に比べ相対的に社会の環境負荷(CO2排出量)が削減される効果のことです。

オペレーション

コモディティサーバ/スイッチ

By ICT効果

①統計手法によるサービスのグルーピング②グループと顧客分類(売上管理単位)の対応付け③サービス分類ごとの集計用原単位導出

売上高

分類A

分類B分類C

サービス個々のCO2排出削減量

CO2排出量

従来手段(代替手段)

ICTサービス

By ICT効果

By ICT効果

集計用原単位 × 売上高

MSF(Multi Service Fabric)の中核技術 【制御技術】■最適ロケーションへの ダイナミックな追従

<凡例>:サービス機能:プラットフォーム

:サービス機能

コントローラ

お客さま

制御機能 制御機能

汎用ハードウェア光トランスポート

【制御技術】■集中制御と装置自律の 最適協調

【構成技術】■汎用SWの単体性能を 経済的にスケール

【構成技術】■異なるレイヤの 機能間連携

柔軟性の高い仮想化空間

物理制約の大きな実空間

サービス機能

転送機能

実空間

機能配置変更(被災回避)

ユーザ体感品質(QoE)を維持

※実空間上での 事象を把握・予測

※ネットワーク・サイバー空間上の リソースをプロアクティブに制御

災害など ※イベントなど ※

動画2

SNS

経路制御

動画1 サーバ1 サーバ2

サービス事業者

環 境

通信キャリア MVNO、ISP 他産業の企業

Collaboration

動画1

NetroSphereの実現方式

交 通 製 造流 通

観 光Innovation by

Service Collaboration

医 療

スポーツ/エンターテインメント

光トランスポート

光コラボレーションを促進する魅力あるネットワーク

社会基盤としての安定・安全・経済的なネットワーク

ハード/ソフトの分離化

ソフト階層(バーチャルレイヤ)

ハード階層(リアルレイヤ)

モバイル向けサービス(λ3)FTTH向けサービス(λ2)公衆無線LAN

向けサービス(λ1)

終端装置

終端装置

終端装置 終端装置

終端装置 終端装置

TWDMユニット

外付ハードウェア部品(機能ごとに部品化された ハードウェア)

仕様に合わせて付け替え TWDM

ユニットTWDMユニット

仕様に合わせて機能を入れ替え 部品化された局内装置

監視機能

仕様の変化に合わせて機能をアドオン

暗号化2

暗号化1

証保守運用

帯域制御

優先制御

ソフトウェア部品(機能ごとに部品化された ソフトウェア)

ハードウェア部品(コモディティ化された ハードウェア)汎用ハードウェア

新サービス

コアネットワーク

λ1+λ2 λ2+λ3λ2

情報ネットワーク社会基盤を支える技術の研究開発さまざまな分野・業界の価値を高め、日本経済および多様なサービスの発展に貢献するために、サービス事業者やお客さまへ積極的に価値を提供し、選ばれるネットワークの実現をめざして、「ネットワークアーキテクチャ」 「ネットワーク技術」 「オペレーション技術」 「トラヒック・品質」 「アクセスネットワーク技術」 「基盤設備技術」 「環境基盤技術」に取り組んでいます。

代表的な研究分野

具体的な研究項目

ネットワークに加わるトラヒックは、外部状況に応じてしばしば予測を超えて変動します。お客さまに高品質なサービスを提供し続けるため、NTTは、コスト上昇を伴う過剰な設備投資ではなく、SDNなどの仮想化技術に基づく可用性向上により、安価でトラヒック変動に強いネットワークをめざします。具体的には、大規模イベントや災害などの外部要因によるトラヒック量や品質の変化を予測し、経路や機能配備を先行的に変更して通信の途絶や品質劣化を防ぎ、安定したユーザエクスペリエンスを提供します。

プロアクティブネットワーク制御技術

NetroSphere構想に基づくサービス共創ネットワーク今後ネットワークを利用するお客さまやサービス事業者から求められる多様なサービスを、迅速かつ高信頼、低コストに提供することをめざしたNetroSphere構想に基づき、セキュリティをはじめとするネットワークのさまざまな機能を柔軟に利用できるアーキテクチャの策定や、IoT時代の多様なサービス創出を支えるため端末からネットワークシステムさらにはサーバまで安心・安全なネットワーク技術の研究開発に取り組んでいます。

新たなサービスや産業創出に貢献するワンストップオペレーションネットワーク・クラウド・アプリケーションを横断的につなぐオペレーションの実現をめざし、サービス事業者に対し、ネットワークとサービスを一括で運用保守可能なオペレーションサービスを提供し、ネットワーク提供事業者に対し、運用およびリソース効率化可能なワンストップオペレーション機能を提供します。さらに、セキュリティやビッグデータ技術を活用した高度化機能を共通APIにて提供することにより、B2B2Xサービス創出を促進し、将来的には個人が自由にサービスを創出する社会基盤オペレーションを実現していきます。

環境負荷低減のための電磁環境設計技術・環境影響評価技術地球環境保護や信頼性の観点から、将来ネットワークが環境に与える、または環境から受けるインパクトを小さくすることは重要な課題です。将来ネットワークを構成するICT装置の環境負荷低減のために、開発プロセスにおいて適用すべき要件の規定を進めています。また、周囲の電磁環境に影響を受けないための技術的要件とそれに適合するための電磁環境設計技術に関する研究開発や、将来ネットワーク普及に伴う社会やライフスタイルの変化に起因した環境影響の評価に関する研究開発にも取り組んでいます。

新たなサービス創造・拡大に貢献するアクセスネットワーク技術と基盤設備技術ユーザとネットワークとを快適につなぎ、便利で安心・安全、さらには多様なサービス需要に対応可能となる柔軟なアクセスネットワークの提供をめざしています。ユーザに光ファイバや無線を介してサービスを提供するためのシステムの高度化、より大容量のデータを伝送するための新たな構造の光ファイバ、通信基盤設備の保守ならびに管理技術、さらには、これらを効率的に運用するためのネットワーク制御システムなどを中心として複合的に研究開発を進めています。

柔軟で経済的なネットワークを提供するためには、さまざまなサービス仕様をすべて満たすアクセスシステムが必要となります。現在、研究開発を進めている時間および波長多重技術(T WDM技術)は、1本の光ファイバに複数の波長を重畳する技術であり、サービス追加の際に既存システムと異なる波長を割り当てることで、大容量化とともに経済的なネットワークが実現されます。加えて、アクセスシステムの機能を一部、ソフトウェア化する装置部品化技術など、次世代アクセスシステムの研究開発を進めています。

アクセスシステム技術

汎用SW群を柔軟に制御するネットワーク構成技術により、専用装置に依存せずに、事業者・サービスごとの仮想的なネットワークを提供し、汎用SWクラスタと光トランスポート技術の連携による高い冗長性の実現をめざします。実現にあたり、高い性能や信頼性を担保しつつ、共通プラットフォーム上に部品化したネットワーク機能を配備し、APIを介して公開する環境「アトリエN」を提供します。これらを進める過程で、NetroSphere構想を具現化する実証環境での有用性を検証し、新たに発見されるニーズを研究開発にフィードバックしていきます。

MSF(Multi Service Fabric)

企業のBy ICT効果*を求めるために、その企業が提供するICTサービスをすべて評価し合計することは困難でしたが、公開情報のみを用いて評価する本手法により、現実的な稼働で企業のBy ICT効果を見積もることができます。なお本技術は、NTTグループ向けに開発したものですが、一般のICTベンダ企業にも利用することができます。

ICTによる社会の環境負荷削減効果評価技術

5 6

汎用スイッチ群を柔軟に制御するネットワーク構成技術

予測に基づく先行的制御により低コスト・高品質を実現

多様な通信サービスを提供するアクセスネットワーク

企業の社会貢献量を見積もる代表的な研究開発事例

NetroSphere構想キャリアネットワークのあり方を変革する新R&Dコンセプト

ネットワークアーキテクチャ  ネットワーク技術

オペレーション技術  トラヒック・品質

アクセスネットワーク技術  基盤設備技術

環境基盤技術

多様なパートナーとの連携による新たな価値創造をめざす「NetroSphere構想」の実現に向け研究開発を進めています。「マルチサービスファブリック(M S F)」 「新サーバアーキテクチャ(M A G O N I A)」 「次世代アクセスネットワークアーキテクチャ(FASA)」をはじめとするネットワーク技術により、光・電気の分離やソフト・ハードの分離、およびネットワーク機能の素材化を実現します。そしてお客さまが必要とする機能を、事業者とのワンストップオペレーションを実現する連携機構を介して柔軟に提供することで、多様なニーズに迅速、高信頼、かつ低コストで応えます。 ネットワークアーキテクチャ

●将来ネットワークアーキテクチャネットワーク技術●トランスポートのシンプル化技術●ネットワーク機能の仮想化・分散処理技術

オペレーション技術/トラヒック・品質●オペレーションの高度化技術●通信トラヒック・品質技術環境基盤技術●EMS技術●環境影響評価などの環境負荷削減効果の数値化技術

アクセスネットワーク技術●光アクセスシステム●ワイヤレスアクセスシステム基盤設備技術●通信基盤設備の保守/管理技術

エンドユーザ

*By ICT効果: ICTサービスを利活用することにより、 利用しない場合に比べ相対的に社会の環境負荷(CO2排出量)が削減される効果のことです。

オペレーション

コモディティサーバ/スイッチ

By ICT効果

①統計手法によるサービスのグルーピング②グループと顧客分類(売上管理単位)の対応付け③サービス分類ごとの集計用原単位導出

売上高

分類A

分類B分類C

サービス個々のCO2排出削減量

CO2排出量

従来手段(代替手段)

ICTサービス

By ICT効果

By ICT効果

集計用原単位 × 売上高

MSF(Multi Service Fabric)の中核技術 【制御技術】■最適ロケーションへの ダイナミックな追従

<凡例>:サービス機能:プラットフォーム

:サービス機能

コントローラ

お客さま

制御機能 制御機能

汎用ハードウェア光トランスポート

【制御技術】■集中制御と装置自律の 最適協調

【構成技術】■汎用SWの単体性能を 経済的にスケール

【構成技術】■異なるレイヤの 機能間連携

柔軟性の高い仮想化空間

物理制約の大きな実空間

サービス機能

転送機能

実空間

機能配置変更(被災回避)

ユーザ体感品質(QoE)を維持

※実空間上での 事象を把握・予測

※ネットワーク・サイバー空間上の リソースをプロアクティブに制御

災害など ※イベントなど ※

動画2

SNS

経路制御

動画1 サーバ1 サーバ2

サービス事業者

環 境

通信キャリア MVNO、ISP 他産業の企業

Collaboration

動画1

NetroSphereの実現方式

交 通 製 造流 通

観 光Innovation by

Service Collaboration

医 療

スポーツ/エンターテインメント

光トランスポート

光コラボレーションを促進する魅力あるネットワーク

社会基盤としての安定・安全・経済的なネットワーク

ハード/ソフトの分離化

ソフト階層(バーチャルレイヤ)

ハード階層(リアルレイヤ)

モバイル向けサービス(λ3)FTTH向けサービス(λ2)公衆無線LAN

向けサービス(λ1)

終端装置

終端装置

終端装置 終端装置

終端装置 終端装置

TWDMユニット

外付ハードウェア部品(機能ごとに部品化された ハードウェア)

仕様に合わせて付け替え TWDM

ユニットTWDMユニット

仕様に合わせて機能を入れ替え 部品化された局内装置

監視機能

仕様の変化に合わせて機能をアドオン

暗号化2

暗号化1

証保守運用

帯域制御

優先制御

ソフトウェア部品(機能ごとに部品化された ソフトウェア)

ハードウェア部品(コモディティ化された ハードウェア)汎用ハードウェア

新サービス

コアネットワーク

λ1+λ2 λ2+λ3λ2

代表的な研究開発事例

究極の低雑音光増幅器をめざす位相感応型光増幅技術

NTTがナノバイオ研究において生体内信号の計測に適した電極材料として開発したPEDOT-PSSを用いた導電性布を技術基盤に、東レとのコラボレーションによって最先端繊維素材であるナノファイバー生地に特殊コーティングすることで、耐久性に優れ、生体信号を高感度に検出できる機能素材“hitoe”の実用化に成功しました。“hitoe” を使用した生体情報計測用ウェアを着用することによって、心拍数や心電波形などの生体情報を快適かつ簡単に計測できるようになります。

着るだけで生体情報の連続計測を可能とする機能素材“hitoe”

NTTでは、窒化物半導体薄膜の積層技術に関する研究を行っています。この技術をベースに、LEDなどに広く使用されているGaN系半導体薄膜素子を成長用基板から剥離するプロセスを開発しました。このプロセスでは、半導体薄膜を作製する際に、あらかじめ切り取り線の役割をする層を入れておきます。その結果、薄膜素子を成長用基板から品質を保持した状態で簡単に剥離することが可能となります。剥離された薄膜素子は、超薄型LEDや紫外線で発電する太陽電池などの形で広範な応用用途を持つと期待されます。

GaN系半導体薄膜素子を簡単に剥離するプロセス

最先端技術の研究開発新分野を拓く原理やコンセプトの創出をめざすとともに、分野の融合により社会課題を解決するイノベーションを生み出すべく、「ブロードバンド・オブ・エブリシング」「情報通信デバイス技術」「ライフアシスト技術」「新機能材料・デバイス集積技術」「コミュニケーション科学」「物性・物質科学」の研究開発に取り組んでいます。

世界をリードするフォトニック・ワイヤレスネットワーク技術のさらなる高信頼・超大容量化、革新的な次世代ネットワークアーキテクチャや次世代サービスの創出、および実世界とサイバー空間が融合した安心・安全で賢いICTサービスの実現に向けて、「Value-added」 「Manageable �exibility」「Extreme」をビジョンとして掲げ、幅広い領域の研究開発に取り組んでいます。

ブロードバンド・オブ・エブリシング

代表的な研究分野

人間の触覚や固有感覚の知覚特性を利用することで、外部に対して非固定にもかかわらず、安定した牽引力を知覚させる方法を発見し、その装置を開発しました。具体的には、行きと帰りの加速度が大きく異なる非対称な加速度を生成する機構を用いて、一方向には短く強い力、その逆方向には長く弱い力を周期的に生成します。対向する2つの力は平均で同じ大きさですが、この長く弱い力を閾下の値に設定することで、一方向のみの力のように錯覚させます。

ぶるなび ー 人間の知覚特性を利用した力覚インタフェース

ブロードバンド・オブ・エブリシング● IoT(Internet of Things)Enabler技術●NSCW(Network Supported  Collaborative Work)技術●エッジコンピューティング技術●プログラマブルノード技術●超高速・超高収容ワイヤレス技術●超高速大容量光ネットワーク技術

新機能材料・デバイス集積技術●光電子融合集積化技術●極低消費電力ワイヤレス端末技術●ミリ波・テラヘルツ波技術(超高速ワイヤレス通信、イメージング)●シリコンフォトニクス環境・エネルギー●インフラのスマートメンテナンス技術●エネルギーマネジメント技術

コミュニケーション科学●メディア情報処理●コミュニケーション環境●機械学習●自然言語処理●数理科学●知覚・認知・運動の人間科学

物性・物質科学●機能物質科学研究●量子電子物性研究●量子光物性研究

具体的な研究項目

情報通信デバイス技術●デジタルコヒーレントデバイス技術●光インタコネクションデバイス技術●光ノードスイッチ技術ライフアシスト技術●環境・メディカルセンシング技術●ヘルスケア応用技術

ネットワークコミュニケーションのさらなる価値向上に向けて、柔軟で効率的な次世代高速大容量ネットワークを実現する革新的通信デバイス技術、および新たな ICTサービスを展開するライフアシストデバイス技術の創出と高性能化・応用を推進し、戦略的なオープンイノベーションにより、確実かつ持続的な実用化・普及に取り組んでいます。

ユーザエクスペリエンスに変革をもたらし社会的課題を克服するソーシャルデバイス技術の研究、通信および情報処理の革新をもたらす光電子融合技術の研究、ならびに異種材料融合・結晶技術の研究を通し、”尖った”革新的技術の創出とコアコンピタンスのさらなる強化・領域拡大に取り組んでいます。

膨大かつ多様な情報に囲まれる現代と未来における、情報と人間を結ぶ新しい技術基盤の構築に向けて、「ヒューマンメディア処理」 「インタラクティブコミュニケーション環境」 「人間情報科学」 「自然言語」 「学習型世界解釈」 「革新的計算理論と安全性」 「高品質音響処理と符号化」などの分野で、新概念の創出・新原理の発見・革新技術の創出をめざしています。

基礎研究を担い学術界をリードするテーマとして、量子コンピュータ・量子ネットワーキング技術を開拓する「量子情報処理研究」を掲げるとともに、長期的視点を持って新材料やナノバイオに関する基礎研究を進めています。さらに、ナノフォトニクスセンタを新設し、光機能素子の大量・高密度集積を実現する「集積ナノフォトニクス研究」に取り組んでいます。

情報通信デバイス技術  ライフアシスト技術

コミュニケーション科学

新機能材料・デバイス集積技術 環境・エネルギー

物性・物質科学

光ファイバ1本で現在の100~1,000倍以上の大容量化を可能とするスケーラブル光ネットワークの実現に向け、マルチコア・マルチモード光ファイバを用いた次世代光通信システム基盤技術の研究開発を進めています。これらの技術により、1本のファイバ中に12個のコアを有するマルチコアファイバ伝送と、1つのコア当たり同じ波長の3つの伝搬モードに別々の信号を多重伝送するマルチモードファイバ伝送を適切に組み合わせ、世界で初めて空間多重数が30を超える超高密度空間多重伝送実験(36空間多重:3モード多重×12コア多重)に成功しました。

超高密度空間多重光通信技術

NTTでは、無線アクセスポイントが稠密に設置された環境で、従来の10倍のスループットを実現する協調無線LANの研究を進めています。送信ビーム制御による空間リソースの拡張や柔軟な周波数リソース制御を可能とする高効率無線LANの標準化を推進するとともに、それらの無線リソースをネットワーク側で効率化する制御エンジンを実現し、急増する無線トラヒックを収容可能な次世代無線LANプラットフォームを実現します。

ネットワーク制御により干渉を低減する次世代無線LANプラットフォーム

大容量スケーラブル光ネットワークを実現する技術

高効率通信を実現する協調無線L AN技術

将来の超高速大容量光伝送を支える革新的デバイス技術

人間の感覚機能の科学的解明につながる革新的技術

だれもが簡単に使えるライフアシスト技術

革新的デバイス創製につながる先端薄膜材料技術

7 8

伝送容量の大容量化: M x N > 100マルチコアファイバ(コア数:M)

マルチモードファイバ(モード多重数:N)

DSP:デジタル信号処理回路

DSPDSP

DSP

Tx 1Tx 2

Tx M

Tx 1Tx 2

Tx N

Rx 1Rx 2

Rx M

Rx 1Rx 2

Rx Nチャンネル間

DSP

DSPDSP

DSP

チャンネル間

DSP

Mode 2Mode 1

Mode 3

*1 PSA : Phase Sensitive Amplifier*2 PPLN : Periodically Poled Lithium Niobate(周期分極反転ニオブ酸リチウム)

光通信の伝送容量制限を打破し、さらなる大容量化を実現するため、従来の光増幅器の原理的限界を超える超低雑音での光信号増幅が可能な、位相感応型光増幅器(PSA*1)の研究を進めています。PSAは超低雑音での光信号増幅だけでなく、光ファイバ伝送で劣化してしまった光信号を再生する機能も併せ持っています。鍵となる光増幅部に世界最高水準の効率を持つPPLN*2素子を用い、PSAによる多値信号(16QAM信号)の増幅に世界で初めて成功しました。

200

100

0

-100

-2000 0.02 0.04

Time[sec]0.06 0.08 0.1A

cceleration[m/s2 ]

ぶるなび

非対称的な振動パターン

剥離された薄いLEDからの青色発光

LED電流端子

電流端子

2mm

無線環境情報収集

パラメータ制御

高効率無線 LANアクセスポイント

無線リソース制御エンジン

ネットワーク協調制御

高効率無線LAN試作装置

機能素材“hitoe” “hitoe” を使用した生体情報計測用ウェア

心拍数・心電波形計測イメージ

低雑音光増幅器(PSA)

PPLN素子(光増幅部)

励起光

入力信号光 出力信号光

位相雑音で劣化した信号

強度雑音で劣化した信号

増幅・位相再生

増幅・強度再生

入力 出力

受信器送信器

代表的な研究開発事例

究極の低雑音光増幅器をめざす位相感応型光増幅技術

NTTがナノバイオ研究において生体内信号の計測に適した電極材料として開発したPEDOT-PSSを用いた導電性布を技術基盤に、東レとのコラボレーションによって最先端繊維素材であるナノファイバー生地に特殊コーティングすることで、耐久性に優れ、生体信号を高感度に検出できる機能素材“hitoe”の実用化に成功しました。“hitoe” を使用した生体情報計測用ウェアを着用することによって、心拍数や心電波形などの生体情報を快適かつ簡単に計測できるようになります。

着るだけで生体情報の連続計測を可能とする機能素材“hitoe”

NTTでは、窒化物半導体薄膜の積層技術に関する研究を行っています。この技術をベースに、LEDなどに広く使用されているGaN系半導体薄膜素子を成長用基板から剥離するプロセスを開発しました。このプロセスでは、半導体薄膜を作製する際に、あらかじめ切り取り線の役割をする層を入れておきます。その結果、薄膜素子を成長用基板から品質を保持した状態で簡単に剥離することが可能となります。剥離された薄膜素子は、超薄型LEDや紫外線で発電する太陽電池などの形で広範な応用用途を持つと期待されます。

GaN系半導体薄膜素子を簡単に剥離するプロセス

最先端技術の研究開発新分野を拓く原理やコンセプトの創出をめざすとともに、分野の融合により社会課題を解決するイノベーションを生み出すべく、「ブロードバンド・オブ・エブリシング」「情報通信デバイス技術」「ライフアシスト技術」「新機能材料・デバイス集積技術」「コミュニケーション科学」「物性・物質科学」の研究開発に取り組んでいます。

世界をリードするフォトニック・ワイヤレスネットワーク技術のさらなる高信頼・超大容量化、革新的な次世代ネットワークアーキテクチャや次世代サービスの創出、および実世界とサイバー空間が融合した安心・安全で賢いICTサービスの実現に向けて、「Value-added」 「Manageable �exibility」「Extreme」をビジョンとして掲げ、幅広い領域の研究開発に取り組んでいます。

ブロードバンド・オブ・エブリシング

代表的な研究分野

人間の触覚や固有感覚の知覚特性を利用することで、外部に対して非固定にもかかわらず、安定した牽引力を知覚させる方法を発見し、その装置を開発しました。具体的には、行きと帰りの加速度が大きく異なる非対称な加速度を生成する機構を用いて、一方向には短く強い力、その逆方向には長く弱い力を周期的に生成します。対向する2つの力は平均で同じ大きさですが、この長く弱い力を閾下の値に設定することで、一方向のみの力のように錯覚させます。

ぶるなび ー 人間の知覚特性を利用した力覚インタフェース

ブロードバンド・オブ・エブリシング● IoT(Internet of Things)Enabler技術●NSCW(Network Supported  Collaborative Work)技術●エッジコンピューティング技術●プログラマブルノード技術●超高速・超高収容ワイヤレス技術●超高速大容量光ネットワーク技術

新機能材料・デバイス集積技術●光電子融合集積化技術●極低消費電力ワイヤレス端末技術●ミリ波・テラヘルツ波技術(超高速ワイヤレス通信、イメージング)●シリコンフォトニクス環境・エネルギー●インフラのスマートメンテナンス技術●エネルギーマネジメント技術

コミュニケーション科学●メディア情報処理●コミュニケーション環境●機械学習●自然言語処理●数理科学●知覚・認知・運動の人間科学

物性・物質科学●機能物質科学研究●量子電子物性研究●量子光物性研究

具体的な研究項目

情報通信デバイス技術●デジタルコヒーレントデバイス技術●光インタコネクションデバイス技術●光ノードスイッチ技術ライフアシスト技術●環境・メディカルセンシング技術●ヘルスケア応用技術

ネットワークコミュニケーションのさらなる価値向上に向けて、柔軟で効率的な次世代高速大容量ネットワークを実現する革新的通信デバイス技術、および新たな ICTサービスを展開するライフアシストデバイス技術の創出と高性能化・応用を推進し、戦略的なオープンイノベーションにより、確実かつ持続的な実用化・普及に取り組んでいます。

ユーザエクスペリエンスに変革をもたらし社会的課題を克服するソーシャルデバイス技術の研究、通信および情報処理の革新をもたらす光電子融合技術の研究、ならびに異種材料融合・結晶技術の研究を通し、”尖った”革新的技術の創出とコアコンピタンスのさらなる強化・領域拡大に取り組んでいます。

膨大かつ多様な情報に囲まれる現代と未来における、情報と人間を結ぶ新しい技術基盤の構築に向けて、「ヒューマンメディア処理」 「インタラクティブコミュニケーション環境」 「人間情報科学」 「自然言語」 「学習型世界解釈」 「革新的計算理論と安全性」 「高品質音響処理と符号化」などの分野で、新概念の創出・新原理の発見・革新技術の創出をめざしています。

基礎研究を担い学術界をリードするテーマとして、量子コンピュータ・量子ネットワーキング技術を開拓する「量子情報処理研究」を掲げるとともに、長期的視点を持って新材料やナノバイオに関する基礎研究を進めています。さらに、ナノフォトニクスセンタを新設し、光機能素子の大量・高密度集積を実現する「集積ナノフォトニクス研究」に取り組んでいます。

情報通信デバイス技術  ライフアシスト技術

コミュニケーション科学

新機能材料・デバイス集積技術 環境・エネルギー

物性・物質科学

光ファイバ1本で現在の100~1,000倍以上の大容量化を可能とするスケーラブル光ネットワークの実現に向け、マルチコア・マルチモード光ファイバを用いた次世代光通信システム基盤技術の研究開発を進めています。これらの技術により、1本のファイバ中に12個のコアを有するマルチコアファイバ伝送と、1つのコア当たり同じ波長の3つの伝搬モードに別々の信号を多重伝送するマルチモードファイバ伝送を適切に組み合わせ、世界で初めて空間多重数が30を超える超高密度空間多重伝送実験(36空間多重:3モード多重×12コア多重)に成功しました。

超高密度空間多重光通信技術

NTTでは、無線アクセスポイントが稠密に設置された環境で、従来の10倍のスループットを実現する協調無線LANの研究を進めています。送信ビーム制御による空間リソースの拡張や柔軟な周波数リソース制御を可能とする高効率無線LANの標準化を推進するとともに、それらの無線リソースをネットワーク側で効率化する制御エンジンを実現し、急増する無線トラヒックを収容可能な次世代無線LANプラットフォームを実現します。

ネットワーク制御により干渉を低減する次世代無線LANプラットフォーム

大容量スケーラブル光ネットワークを実現する技術

高効率通信を実現する協調無線L AN技術

将来の超高速大容量光伝送を支える革新的デバイス技術

人間の感覚機能の科学的解明につながる革新的技術

だれもが簡単に使えるライフアシスト技術

革新的デバイス創製につながる先端薄膜材料技術

7 8

伝送容量の大容量化: M x N > 100マルチコアファイバ(コア数:M)

マルチモードファイバ(モード多重数:N)

DSP:デジタル信号処理回路

DSPDSP

DSP

Tx 1Tx 2

Tx M

Tx 1Tx 2

Tx N

Rx 1Rx 2

Rx M

Rx 1Rx 2

Rx Nチャンネル間

DSP

DSPDSP

DSP

チャンネル間

DSP

Mode 2Mode 1

Mode 3

*1 PSA : Phase Sensitive Amplifier*2 PPLN : Periodically Poled Lithium Niobate(周期分極反転ニオブ酸リチウム)

光通信の伝送容量制限を打破し、さらなる大容量化を実現するため、従来の光増幅器の原理的限界を超える超低雑音での光信号増幅が可能な、位相感応型光増幅器(PSA*1)の研究を進めています。PSAは超低雑音での光信号増幅だけでなく、光ファイバ伝送で劣化してしまった光信号を再生する機能も併せ持っています。鍵となる光増幅部に世界最高水準の効率を持つPPLN*2素子を用い、PSAによる多値信号(16QAM信号)の増幅に世界で初めて成功しました。

200

100

0

-100

-2000 0.02 0.04

Time[sec]0.06 0.08 0.1A

cceleration[m/s2 ]

ぶるなび

非対称的な振動パターン

剥離された薄いLEDからの青色発光

LED電流端子

電流端子

2mm

無線環境情報収集

パラメータ制御

高効率無線 LANアクセスポイント

無線リソース制御エンジン

ネットワーク協調制御

高効率無線LAN試作装置

機能素材“hitoe” “hitoe” を使用した生体情報計測用ウェア

心拍数・心電波形計測イメージ

低雑音光増幅器(PSA)

PPLN素子(光増幅部)

励起光

入力信号光 出力信号光

位相雑音で劣化した信号

強度雑音で劣化した信号

増幅・位相再生

増幅・強度再生

入力 出力

受信器送信器

NTTが世界を牽引する「機械学習」 「フォトニックネットワーク」 「ナノフォトニクス」の3つの分野について、それぞれ世界を代表する上席特別研究員を中心とした研究センタを結成し、未来の情報通信に大きな飛躍をもたらす研究開発を進めています。

9

機械学習・データ科学センタ

イノベイティブフォトニックネットワークセンタ

ナノフォトニクスセンタ

光ファイバ1本でペタビット容量を実現するスケーラブル光ネットワークの実現

集積ナノフォトニクスによる光ネットワークチップの実現

機械学習・データマイニング技術、並列計算技術を融合したビッグデータ分析により、人・モノ・情報の流れを近未来予測し、先行的に制御し、いつでも、どこでも快適な世界の実現をめざします。

超高速デジタル信号処理や空間多重光通信など、新技術領域を取り込んだ次世代光通信システム技術を開拓し、将来的なクラウドサービス拡大やスマートフォン普及などにより増大する通信トラヒックを収容可能なスケーラブル光ネットワークの実現をめざします(技術詳細はP7参照)。

さまざまな機能を持つ光デバイスを大量・高密度に集積する究極的な大規模光集積技術により、チップの中に光ネットワーク技術を導入し、情報処理の消費エネルギーの極限的な低減・Green ICTの実現をめざします。

具体的な研究項目  機械学習・データマイニングエンジン  Jubatusをベースとする高効率計算エンジン  時空間多次元集合データ分析  ネットワーク故障・予兆発見

具体的な研究項目  光通信用大規模デジタル信号処理技術  極低雑音光増幅SN比向上基盤技術  空間多重光伝送方式基盤技術  光電気融合集積技術

具体的な研究項目  光ネットワークチップに向けた大規模光集積技術  フォトニック結晶・Siナノフォトニクス技術  超低消費電力ナノ光デバイス  ナノフォトニクスによる新現象・新奇デバイスの探索

光RAMチップ ナノレーザ

光ネットワークレイヤ

CMOSレイヤ光集積規模の増大

スマートフォトニックネットワークチップ

NTT R&Dが誇るCoE(Center of Excellence)最先端研究センタ

観光交通 街づくり スポーツ/

エンターテインメントいつでもどこでも快適な世界流通 エネルギー

時空間多次元集合データ分析技術オンライン並列分散計算基盤(Jubatus)

リアルタイム処理

ビッグデータ

データ収集技術

先行的な制御/誘導「いつ・どこで・何が」を予測データ活用技術

通信分野の企業 他産業の企業

モノの流れ

人の流れ 情報の流れ

Q成分

ファンイン

ファンアウト

I成分

X-偏波 Y-偏波

マルチコア・マルチモード 光ファイバ

偏波多重光QAMデジタルコヒーレント信号処理技術

空間多重光伝送・デバイス基盤技術

Q成分

I成分

NTTが世界を牽引する「機械学習」 「フォトニックネットワーク」 「ナノフォトニクス」の3つの分野について、それぞれ世界を代表する上席特別研究員を中心とした研究センタを結成し、未来の情報通信に大きな飛躍をもたらす研究開発を進めています。

9

機械学習・データ科学センタ

イノベイティブフォトニックネットワークセンタ

ナノフォトニクスセンタ

光ファイバ1本でペタビット容量を実現するスケーラブル光ネットワークの実現

集積ナノフォトニクスによる光ネットワークチップの実現

機械学習・データマイニング技術、並列計算技術を融合したビッグデータ分析により、人・モノ・情報の流れを近未来予測し、先行的に制御し、いつでも、どこでも快適な世界の実現をめざします。

超高速デジタル信号処理や空間多重光通信など、新技術領域を取り込んだ次世代光通信システム技術を開拓し、将来的なクラウドサービス拡大やスマートフォン普及などにより増大する通信トラヒックを収容可能なスケーラブル光ネットワークの実現をめざします(技術詳細はP7参照)。

さまざまな機能を持つ光デバイスを大量・高密度に集積する究極的な大規模光集積技術により、チップの中に光ネットワーク技術を導入し、情報処理の消費エネルギーの極限的な低減・Green ICTの実現をめざします。

具体的な研究項目  機械学習・データマイニングエンジン  Jubatusをベースとする高効率計算エンジン  時空間多次元集合データ分析  ネットワーク故障・予兆発見

具体的な研究項目  光通信用大規模デジタル信号処理技術  極低雑音光増幅SN比向上基盤技術  空間多重光伝送方式基盤技術  光電気融合集積技術

具体的な研究項目  光ネットワークチップに向けた大規模光集積技術  フォトニック結晶・Siナノフォトニクス技術  超低消費電力ナノ光デバイス  ナノフォトニクスによる新現象・新奇デバイスの探索

光RAMチップ ナノレーザ

光ネットワークレイヤ

CMOSレイヤ光集積規模の増大

スマートフォトニックネットワークチップ

NTT R&Dが誇るCoE(Center of Excellence)最先端研究センタ

観光交通 街づくり スポーツ/

エンターテインメントいつでもどこでも快適な世界流通 エネルギー

時空間多次元集合データ分析技術オンライン並列分散計算基盤(Jubatus)

リアルタイム処理

ビッグデータ

データ収集技術

先行的な制御/誘導「いつ・どこで・何が」を予測データ活用技術

通信分野の企業 他産業の企業

モノの流れ

人の流れ 情報の流れ

Q成分

ファンイン

ファンアウト

I成分

X-偏波 Y-偏波

マルチコア・マルチモード 光ファイバ

偏波多重光QAMデジタルコヒーレント信号処理技術

空間多重光伝送・デバイス基盤技術

Q成分

I成分

copyright © 2016.2 NTT

この冊子は、環境にやさしい「FSCⓇ森林認証紙」および石油系溶剤を含まない「ノンVOC インキ」を使用し、有害な廃液を出さない「水なし印刷」方式で印刷されています。

印刷時に正式マークに差替え

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http://www.ntt.co.jp/RD/

世界をリードする技術を創造し、ICTの未来を切り拓くNTTの研究開発 「知の泉を汲んで研究し実用化により世に恵を具体的に提供しよう」 1948年に発足した電気通信研究所から60年あまり、NTT研究所の理念として受け継いできた言葉です。世界をリードする技術を生み出し、それを実用化することで社会や産業、学術の発展に寄与していくという強い思いが込められています。 NTT R&Dは、この理念を持って基礎研究からビジネス展開に向けた実用化研究開発まで幅広く、かつ多様な研究を行っています。 激変するICT分野では、中長期の研究と短期の研究開発のバランスを取りながら進めることが重要です。短期の研究開発は、NTTグループ内外とのオープンイノベーションや、早期にビジネス展開に結びつける「総合プロデュース機能」を推進力にして常にマーケットを意識したスピーディな展開を行い、中長期の研究開発では、将来の事業や社会へのインパクトを見極め、信念を持って技術を極めることにより、世界をリードする競争力と技術力で進めています。これからも世界のICTイノベーションセンタとして、グローバルの目線でスピード感を持って研究開発を進め、新たな価値の創出をめざしていきます。

岡本 龍明 フェロー

暗号理論

「NTTフェロー」は、世界的に認められる研究業績を挙げた社員の中で、NTTとして必要不可欠な分野の研究テーマに対し今後も高い成果が期待できる研究者に与えられる称号です。当社のトップレベルの研究者として「特別研究室」を率い、重要分野の革新的な研究を推進していく使命を担っています。

日本電信電話株式会社代表取締役副社長 研究企画部門長

篠原 弘道

守谷 健弘 フェロー

音声・音響信号符号化

セキュアプラットフォーム研究所 コミュニケーション科学基礎研究所上田 修功 フェロー コミュニケーション科学基礎研究所

情報ネットワーク総合研究所所長:伊東 匡

先端技術総合研究所所長:佐藤 良明

知的財産センタ所長:糸田 純

サービスイノベーション総合研究所所長:川添 雄彦

N T Tフェロー

・クラウド時代の新世代暗号方式 「インテリジェント暗号」を発明・平成24年春紫綬褒章受章

・次世代IP電話用高能率符号化・高臨場音響伝送の基盤技術・平成22年春紫綬褒章受章

ビッグデータ・統計的機械学習

・時空間多次元集合データ解析 ・異常事象のリアルタイム予兆検知、因果分析 ・統計的機械学習による自然科学、社会科学貢献

この冊子は、環境にやさしい「FSCⓇ森林認証紙」および石油系溶剤を含まない「ノンVOC インキ」を使用しています。

社内外からとりわけ優秀な研究者として認められている革新研究者に与えられる称号である「特別研究員」。その中でも、極めて優秀な研究者に与えられる称号である「上席特別研究員」は、NTTグループにとって長期的に重要と判断される研究分野において、革新研究/先導的な技術開発を牽引する使命を担っています。

納富 雅也 上席特別研究員

フォトニックナノ構造による新しい光学現象探索と次世代光集積技術の開発

物性科学基礎研究所ナノフォトニクスセンタ代表

柏野 牧夫 上席特別研究員

高度な聴覚機能と深いコミュニケーションを実現する脳の情報処理原理の解明

コミュニケーション科学基礎研究所

永田 昌明 上席特別研究員

深い構文解析に基づく統計的機械翻訳の研究

コミュニケーション科学基礎研究所

斎藤 洋 上席特別研究員

学際的手法によるネットワーク科学の研究

ネットワーク基盤技術研究所

五味 裕章 上席特別研究員

運動・感覚・知覚のインタラクション情報処理の解明

コミュニケーション科学基礎研究所

山口 浩司 上席特別研究員

半導体ナノメカニクス素子の研究

物性科学基礎研究所

宮本 裕 上席特別研究員

飛躍的な大容量・長距離・高信頼光ネットワークを実現する基盤技術の研究開発

塚田 信吾 上席特別研究員

先端医療材料を用いた生体情報の取得と病因の究明

物性科学基礎研究所

阿部 正幸 上席特別研究員

暗号理論、特に、暗号プロトコルの安全性に関する研究

セキュアプラットフォーム研究所

西田 眞也 上席特別研究員

豊かな視覚体験を生み出す人間の脳の情報処理原理の心理物理学的研究

コミュニケーション科学基礎研究所

村木 康二 上席特別研究員

半導体中の電子の相互作用をエンジニアリングする量子創発物性の研究

物性科学基礎研究所

柏野 邦夫上席特別研究員

実環境メディア情報の高速な認識・探索技術の研究

コミュニケーション科学基礎研究所

高村 誠之 上席特別研究員

超高効率映像符号化技術の研究

メディアインテリジェンス研究所

松尾 慎治上席特別研究員

Siプラットフォーム光電子融合集積回路を実現する異種材料融合技術の研究

先端集積デバイス研究所・物性科学基礎研究所兼務

藤原 聡上席特別研究員

半導体ナノ構造における単電子・少数電荷制御に基づく極限エレクトロニクスの研究

物性科学基礎研究所

William John Munro上席特別研究員

量子情報科学と技術の理論的研究

物性科学基礎研究所

中谷 智広 上席特別研究員

実環境における会話音声の収音・認識技術の研究

コミュニケーション科学基礎研究所

未来ねっと研究所イノベイティブフォトニックネットワークセンタ代表

上席特別研究員

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光通信基盤の持続的な発展を支え、あらゆる人・物・事を繋ぐ光媒体技術の研究開発

実世界把握のための数理モデル化・データ分析技術の研究

量子計算と古典計算の融合による統一計算理論の研究

量子光学を用いた情報処理技術の研究

中島 和秀上席特別研究員

アクセスサービスシステム研究所

澤田 宏上席特別研究員コミュニケーション科学基礎研究所

谷 誠一郎上席特別研究員コミュニケーション科学基礎研究所

武居 弘樹上席特別研究員物性科学基礎研究所

copyright © 2017.9 NTT

【大手町ファーストスクエアイーストタワー】■研究企画部門●プロデュース活動

【NTT品川TWINSビル/NSS-IIビル】■サービスイノベーション総合研究所●ソフトウェアイノベーションセンタ OSSサポート ソフトウェア開発技術

コミュニケーション科学

コミュニケーション科学

環境・エネルギー

【筑波研究開発センタ】

情報通信デバイス技術

ライフアシスト技術

新機能材料・デバイス集積技術

物性・物質科学

ネットワーク アーキテクチャ

クラウド基盤 OSSサポート

ブロードバンド・オブ・エブリシング

ブロードバンド・オブ・エブリシング

暗号・セキュリティ

情報ナビゲーション

音声言語メディア 映像メディア

ユーザエクスペリエンス

【NTT 京阪奈ビル】■先端技術総合研究所●コミュニケーション科学基礎研究所

■情報ネットワーク総合研究所●アクセスサービスシステム研究所

【厚木研究開発センタ】■先端技術総合研究所●デバイスイノベーションセンタ

●先端集積デバイス研究所

●コミュニケーション科学基礎研究所

●物性科学基礎研究所

【武蔵野研究開発センタ】■情報ネットワーク総合研究所●ネットワーク基盤技術研究所

●ネットワークサービスシステム研究所

■先端技術総合研究所●未来ねっと研究所

■知的財産センタ

■サービスイノベーション総合研究所●ソフトウェアイノベーションセンタ

●セキュアプラットフォーム研究所

●アクセスサービスシステム研究所

【横須賀研究開発センタ】■サービスイノベーション総合研究所●サービスエボリューション研究所

●メディアインテリジェンス研究所

■先端技術総合研究所●未来ねっと研究所

■情報ネットワーク総合研究所●アクセスサービスシステム研究所

【北米研究開発拠点(Palo Alto)】■NTT Innovation Institute, Inc.

NTTの研究開発体制

オペレーション技術

オペレーション技術

オペレーション技術

オペレーション技術

トラヒック・品質 環境基盤技術

アクセスネットワーク技術

アクセスネットワーク技術

オペレーション技術アクセス

ネットワーク技術 基盤設備技術

ネットワーク技術

サービスイノベーション総合研究所

■ネットワーク基盤技術研究所ネットワークアーキテクチャ・トラヒック・品質の研究開発、および、コンバージェンス・ネットワーク/サービスの実現に向けた基盤技術の研究開発など

■ネットワークサービスシステム研究所ネットワークサービス、および、それらを実現する次世代情報ネットワーク基盤の研究開発など

■アクセスサービスシステム研究所次世代情報ネットワーク基盤における新たなアクセスサービスの創出、および、それを支えるアクセスシステム・ネットワークの研究開発など

■メディアインテリジェンス研究所ブロードバンド・ユビキタスサービスの基盤となる各種メディア処理の要素技術の研究とエンジン開発など

■ソフトウェアイノベーションセンタオープンソースの基盤開発を中心としたオープンイノベーションの推進、NTT事業と連携したサービス開発、および研究開発など

■セキュアプラットフォーム研究所安心・安全な社会実現に貢献するための暗号・セキュリティ技術に関する研究開発など

[ 横須賀 ]

知的財産センタ [ 武蔵野 ]

研究企画部門 [ 大手町 ]

NTT Innovation Institute, Inc.[ Palo Alto ]

先端技術総合研究所 [ 厚 木 ]

情報ネットワーク総合研究所[ 武蔵野 ]

■サービスエボリューション研究所先進的なブロードバンド・ユビキタスサービス/技術の創出と、サービス提供プラットフォーム構成技術の研究開発など

R&Dの戦略的企画、研究所技術を事業化させるプロデュース活動など

■未来ねっと研究所革新的通信方式に基づくネットワークシステム構成、新たな付加価値を生む通信サービス方式の研究開発など

■デバイスイノベーションセンタ次世代情報通信分野および新ICTビジネス分野を開拓するデバイス、サブシステムの研究開発、および、オープンイノベーション推進など

■先端集積デバイス研究所光と電子の融合により新たな価値創造をもたらす先端的なデバイス・材料の研究開発など

■コミュニケーション科学基礎研究所情報通信に変革をもたらす情報科学と人間科学の新概念・新技術の創出など

■物性科学基礎研究所速度・容量・サイズなどネットワーク技術の壁を越える新原理・新コンセプトの創出など

知財戦略に基づいた研究所の発明の権利化、NTTグループの知的財産リスクマネジメント、保有知的財産の活用など

NTTグループの「グローバル・クラウドサービス」実現に向けたクラウド、セキュリティに関する研究開発など

お問い合わせ:NTT研究開発ホームページ http:/ /www.ntt .co.jp/RD/

この冊子は、環境にやさしい「FSCⓇ森林認証紙」および石油系溶剤を含まない「ノンVOC インキ」を使用しています。copyright © 2016.2 NTT

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