人生 100 歳時代かながわ実現会議（仮称）

「人生 100 歳時代の設計図」に関する取組みについて １ 目 的 未病の改善の取組みを進め、健康長寿社会の実現をめざす中で、100 歳をひとつのゴ

ールとして、そこから逆算して自分自身の人生の設計図を描き、一人ひとりが生涯に わたり輝き続けることができる社会を創出するため、県民が生涯生きがいを持って社 会に参加できるよう、それを支える基盤づくりや学び直し・働き方・社会参加等の取 組みを促進する。

２ 今年度の事業内容（「人生 100 歳時代の設計図」推進事業〔別添資料参照〕）

大学、ＮＰＯ等、中高年齢者の活躍にかかわる様々な主体が、情報を共有し、協働して取組みを進めていくための新たな連携組織を立ち上げ、活躍に必要な新たな資格・スキルを学べる場や機会を「つくり」、また、活躍できる場に「つなげる」しくみづくりを行う。

また、若者世代や現役世代が人生 100 歳時代の設計図について考えるフォーラムやワークショップを開催するとともに、リーフレット等により情報発信を行うなど、幅広い層への意識啓発を行う。

項 目 事 業 概 要

体 制 整 備

・連携組織「人生100歳時代かながわ実現会議（仮称）」の設置 ・中高年齢者の活躍のためのしくみづくりの構築（活躍の場の洗い出し、 活躍に必要な資格やスキルの習得、活躍の場へつなぐしくみづくり）

・成功事例や課題を共有する連続セミナーの開催

意 識 啓 発 ・中高年齢者の活躍事例の紹介等を行うフォーラムやワークショップの開催 ・リーフレット等による情報発信

＜事業のイメージ＞

連携組織

県・市町村 大学 専門学校 各種学校 民間 ＮＰＯ等 ハローワーク等

中高年齢者の活躍のためのしくみづくり 意 識 啓 発

・フォーラム、ワーク

ショップの開催 ・リーフレット等に

よる情報発信

資格・スキルの習得 活 躍 の 場

つなぐ 大学、専門学校・各種

学校、ＮＰＯ等 起業、就業、地域活動等

資料 １

３ お願いしたい事項 人生 100 歳の趣旨にご賛同いただけるならば、以下の取組みについて、ご検討くだ

さるようお願いします。 ① 連携組織への参加 【 概 要 】：大学、ＮＰＯ等、中高年者の活躍にかかわる様々な主体が、情報を

共有し、協働して取組みを進めていくための新たな連携組織「人生 100 歳時代かながわ実現会議（仮称）」への参画

② 中高年齢者を対象とした講座の開催 【 概 要 】：主に中高年齢者を対象とした新たな活躍の場で必要とされる資格や

実務知識、スキルを習得する講座の開催 （一例）ソーシャルベンチャー講座等

③ 中高年齢者の学び直しの機会の拡充 【 概 要 】：中高年齢者を対象とした学び直しの制度 (例) (1)アカデミックパス制度（湘南工科大学） 大学の授業を大学生と一緒に自由に受講することができる

制度。教養科目だけでなく専門科目も受講でき、資格取得 講座の受講など、学生と同様の優遇が受けられる。

(2)まなびのパスポート制度（相模女子大学） 実際に開講されている科目（対象：約 350 科目/年間）から、

希望に合わせて自由に、何科目でも受講できる制度。

(3)シニア学生制度（松蔭大学） 他校に先駆け 2012 年度より「シニア学生」制度を開始。シ

ニア学生たちの人生経験、社会体験、職業経験等、様々な経験を、若い学生たちの教育の場に還元できるように、神奈川県内に在住の 50 歳以上を対象とした制度。

県としては、大学の取組みをＰＲ（広報）したり、セミナー開催の費用を一部負担したりすることも可能ですので、下記連絡先まで、お気軽にお問合せください。 ４ その他 ・アンケート調査へのご協力のお願い

問合せ先 神奈川県政策局総合政策課計画グループ 井出・北林 電 話：045-210-3068（直通） ＦＡＸ：045-210-8819 Ｅメール：jinsei100sai.nm61@pref.kanagawa.lg.jp

「人生 100 歳時代の設計図」推進事業

○ 目的

意欲のある中高年齢者がセカンドライフで活躍し続けることができるような

しくみを構築する。

○ 事業内容

■ 市町村、民間、大学等と連携組織を設置し、中高年齢者の活躍のためのしく

みを構築する。また、県民への情報提供・機運醸成等を図る。

■

《全体イメージ》

○ 協働連携・中高年齢者の活躍のためのしくみづくり

・ 人生100歳時代の取組みを進める、市町村や大学等の各主体と連携協力し

ていくための組織「人生100歳時代かながわ実現会議（仮称）」の立上げ

※ 広域間連携、協働連携、政策間連携により、各団体の活動がより活発

化する取組みを推進

・ 中高年齢者が活躍するための資格やスキルの習得、それを活かす新たな

活躍の場を確保するしくみの構築

市町村の連携メリット

・情報交換（人材の情報、現

役世代の社会参加の促進の

方策などをはじめとする

様々な情報）

・広域間連携

大学の連携メリット

・自治体や企業等との連携に

よる研究、モデル実証の機

会の確保

民間の連携メリット

・高齢者向け商品開発ニーズ

の発掘、把握

・ＣＳＲによるＰＲ効果

・中高年齢者の活躍のしくみづくりの企画・実施・協力

・意識啓発・情報発信の企画・検討・実施・協力

事業内容

人生100歳時代かながわ実現会議（仮称）

情報発信意識の転換しくみづくり

中高年齢者の活躍のための

新たなしくみづくり

連携組織

県・市町村 大学専門学校

各種学校民間 ＮＰＯ等

ハロー

ワーク

フォーラム

ワークショップ

広報用リーフレット・

県民インタビュー集大学等での

連続セミナーの実施

資料

Ｈ29 Ｈ30 Ｈ31

中高年齢者の活躍のための環境整備

「人生 100 歳時代」において、マルチステージの人生を生きるために、新たな資

格・スキルを学べる場や機会を「つくり」、また、活躍できる場に「つなげる」

しくみを創出する。

中高年齢者

大学

専門学校 各種学校

ＮＰＯ等

起業

地域活動

(例)シニア・社会人入学制度等の拡大

ソーシャルベンチャー等市民講座

(例)介護福祉士養成講座等の専門資格

(例)観光ボランティア養成講座

傾聴ボランティア養成講座 等

資格・スキルの習得 活躍の場

フォーラム・

ワークショップ

普及啓発

つなぐ

目指す姿

活躍のための全体スキーム

※各局と連携

就業

実現会議での検討

(例)シルバーベンチャー

(例)シニア・ジョブ・スタイルかながわ

(例)観光ボランティアへの人材供給

（有償ボランティアとして活躍）

基盤づくり

中高年齢者の活躍の

ためのしくみづくり

事業実施

新たなしくみの稼動

拡大

参加主体の拡大

・大学等での講座開設

・大学の中高年齢者入

学枠の拡大

・活躍の場へのつなぎ

等

実現会議が主体となって

神奈川の人生100歳時代を推進

Ｈ32～

実現会議のあり方を

検討し、４年目以降

は実現会議が主体的

に取組む

・連続セミナーの実施