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はじめに...SQL Server 2008 R2 Express SP2 (32bit/64bit) 推奨スペック OS :Windows 10 Pro Anniversary Update (64bit) CPU :Core i5-4590 3.30GHz 以上 メモリ:4GB以上

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はじめに

このたびは、「TimePro-XG Basic 就業」をご購入いただき、まことにありがとうございます。 「TimePro-XG Basic 就業」は、多様な就業体系に対応できる柔軟性を備えておりますので、お客様の就業体系にあった方法でご使用いただけます。また、別売の「TimePro-XG Basic 給与」とあわせて、データベースを共有することでより、便利なシステムを構築することも可能です。 本システムのご利用に当たり、本書は大切に保管し、操作手順が分からなくなった場合や入力条件を確認するためなどにお役立てください。

ご注意 ・本ソフトウェアおよび取扱説明書の著作権は弊社にあります。

・本ソフトウェアおよび取扱説明書の一部または全部を弊社の承諾なしに無断で使用、複製することは、法律で禁じられております。 ・本ソフトウェアの仕様および取扱説明書の内容は、改良のため予告なしに変わることがあります。

・本ソフトウェアを運用した結果による障害または逸失利益などについては、一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

・製品の内容については万全を期しておりますが、ご不審の点や取扱説明書の記載漏れまたは誤りなど、お気付きの点がありましたら、弊社までご連絡ください。

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Windows8.1、Windows10ご利用のお客様へ、

より便利にご利用頂く為のご案内

Windows8.1、Windows10では、文字入力に関して従来のWindowsとは異なった設定になっています。例えば、下図個人マスターの氏名入力の際に、自動的に文字入力モードが切り替わらないので、手動で全角ひらがなや半角カタカナに切り替える必要があります。以下の「●変更方法」を実施していただくことで、自動的に文字入力モードが切り替わるように変更できます。 ただし、この設定はTimeProだけではなく、他のソフトに対しても影響を与える可能性があります。他のソフトの取扱説明書をご参照いただき、本設定に関する記載があった場合は、その記載内容に従ってください。

従来のWindowsでは、自動的に全角ひらがなのモードになります。

従来のWindowsでは、自動的に半角カタカナのモードになります。

Windows8.1、Windows10では、自動的に最適な入力方式に切り替わりません。

●変更方法

スタート画面の「デスクトップ」をクリックします。

スタートボタンをクリックします (初期設定では左下にあります)。

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「言語」をクリックします。

「時計、言語、および地域」にある

「言語の追加」をクリックします。

「コントロールパネル」をクリックします。

「言語」または「言語の追加」をクリックします。

お客様環境によって、

左右どちらかの画面を

表示します。

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「詳細設定」をクリックします。

「詳細設定」をクリックし、設定内容を変更します。

“アプリウィンドウごとに異なる入力方式を設定する”のチェックボックスにチェックを付けます。

「保存」をクリックしてください。

以上で設定が完了しました。画面を元に戻してください。

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MEMO

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取扱説明書の見かた

TimePro-XG Basic就業の取扱説明書は「基本編」と「応用編」の2冊に分かれています。 場合に応じて、次のような使い方ができます。

初めてお使いいただくとき。まだ使い方に慣れないとき

→ 「基本編」 をご覧ください。

「基本編」には、TimePro-XG Basic就業を運用する上で最低限必要な処理が操作手順どおりに記載されています。「基本編」の手順で進めていただくと、TimePro-XG Basic就業の1ヶ月間の操作を完了できます。 操作に慣れたら、「こんなこともできます」から応用編に記載されている便利な機能を探して活用することもできます。

操作をしていて使い方が分らなくなったとき

→「応用編」をご覧ください。

「応用編」には、TimePro-XG Basic就業の各処理が処理メニュー順に記載されています。操作中のメニュー名や画面名から、簡単に説明を探すことができます。

もっと便利な機能を探したいとき

→「応用編」をご覧ください。

「応用編」巻末には、「こんなときは」としてTimePro-XG Basic就業の便利な使い方が記載されています。 操作方法についてのより詳しい説明が記載されているページを探すこともできます。

本文中の画面について

本文中の画面は、お使いのOSの種類や設定によって表示内容が異なる場合があります。

※この操作説明書に記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

i

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■取扱説明書で使っている記号について■

取扱説明書では数種類のアイコンを使用しています。それぞれの目的をご紹介します。

・誤って操作すると正しい処理ができない操作 ・あらかじめ操作しておく処理内容 ・その他設定内容に注意が必要な内容

などについて説明しています。

操作するときにあわせて確認していただきたい内容について説明しています。

操作、設定時に知っていると便利な内容について説明しています。

こんなこともできます

本文で説明している操作以外の便利な使い方を紹介します。

注 意

確 認

メ モ

ii

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TimePro-XG Basic 注意事項

■ TimePro-XG Basic は弊社 SE がインストールします。お客様がインストールする場合、弊社SEの指示に従ってください。

■ TimePro-XG Basic をインストールしたパソコン(サーバー)で、OSの入れ替え

やコンピュータ名の変更は行わないでください。 TimePro-XG Basic が正常に動作しなくなる場合があります。

■ システムの登録内容や計算結果は、必ずお客様が最終確認を行ってください。

■ パソコンの日付・時刻を変更してTimePro-XG Basicを操作しないでください。

TimePro-XG Basic が正しく動作しない場合があります。

■ TimePro-XG Basic でデータの登録・更新を行った場合、必ずデータのバック

アップを取ってください。データのバックアップが無いと、システムが故障した際にデータが復旧できない場合があります。最低でも毎日 1 回はバックアップを取ることを推奨いたします。

■ データのバックアップは必ず別媒体(カートリッジ・MO等)に取ってください。

TimePro-XG Basicと同じパソコンのディスクに取ると、システムが故障した際にデータが復旧できない場合があります。

iii

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■ ターミナルとの通信回線を変更する場合は、弊社SEに事前にご連絡ください。変更によって、ターミナルとの通信が不通になる場合があります。

■ TimePro-XG Basic を運用するネットワークを変更する場合は、弊社 SE に

事前にご連絡ください。変更によって、クライアント/サーバー間の通信が不通になる場合があります。

■ TimePro-XG Basic をインストールしたパソコン(サーバー)に他のパッケージ

ソフト等を後からインストールした場合、TimePro-XG Basic が正常に動作するか確認してください。正常に動作しない場合は、後からインストールしたソフトをアンインストールしてください。

■ TimePro-XG Basic をインストールしたパソコン(サーバー)にリモートメンテ

ナンスを行う場合、弊社SEに事前にご連絡ください。リモートメンテナンスでログインすることで、TimePro-XG Basic の自動起動プログラムが正しく動作しない場合があります。

iv

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動作環境

TimePro-XG Basic就業をご使用になるには、クライアントとなるパソコンや、帳票を出力するためにプリンタも必要です。次の条件にあった機器やソフトウェアをご用意ください。

■「TimePro-XG Basic就業」動作環境(2016年9月現在)

OS

Windows 10 Pro Anniversary Update (32bit/64bit)

Windows 10 Home Anniversary Update (32bit/64bit)

Windows 8.1 Pro Update (32bit/64bit)

Windows 8.1 Update (32bit/64bit)

Windows 7 Professional SP1 (32bit/64bit) (※ 1)

Windows Vista Business SP2 (32bit)

Windows Vista Home Basic SP2 (32bit)

Windows Vista Home Premium SP2 (32bit)

データベース

SQL Server 2016 Express (64bit)

SQL Server 2014 Express SP2 (32bit/64bit)

SQL Server 2012 Express SP3 (32bit/64bit)

SQL Server 2008 R2 Express SP2 (32bit/64bit)

推奨スペック OS :Windows 10 Pro Anniversary Update (64bit)

CPU :Core i5-4590 3.30GHz以上 メモリ:4GB以上

最低必要スペック

OS :Windows 10 Home Anniversary Update (32bit)

CPU :PentiumD 2.66GHz メモリ:2GB

OS :Windows 8.1 Update (32bit)

CPU :PentiumD 2.66GHz メモリ:1.5GB

OS :Windows 7 Professional SP1 (32bit)

CPU :PentiumD 2.66GHz メモリ:1.5GB

OS :Windows Vista Home Basic SP2 (32bit)

CPU :PentiumD 2.66GHz メモリ:1.5GB

ディスプレイ 1024 × 768 以上

プリンタ A4 サイズの用紙が印刷できるレーザープリンタ(※ 2)

※1 : Windows 7 Professional の Windows XP モードは動作保証外です。

※2 : A3 版の就業週報を使用する場合は、A3 サイズの用紙が印刷できるレーザープリンタが必要です。

v

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SQL Server と対象 OS の関係は下表のとおりです。

SQL Server

OS

SQL

Server

2016

Express

(64bit)

SQL Server

2014

Express

SP2

(64bit)

SQL Server

2014

Express

SP2

(32bit)

SQL Server

2012

Express

SP3

(64bit)

SQL Server

2012

Express

SP3

(32bit)

SQL Server

2008 R2

Express

SP2

(64bit)

SQL Server

2008 R2

Express

SP2

(32bit)

Windows 10 Pro

Anniversary Update

(64bit)

○ ○ × ○ × × ×

Windows 10 Home

Anniversary Update

(64bit)

○ ○ × ○ × × ×

Windows 8.1 Pro Update

(64bit) ○ ○ × ○ × ○ ×

Windows 8.1 Update

(64bit) ○ ○ × ○ × ○ ×

Windows 7 Professional

SP1

(64bit)

× ○ × ○ × ○ ×

Windows 10 Pro

Anniversary Update

(32bit)

× × ○ × ○ × ×

Windows 10 Home

Anniversary Update

(32bit)

× × ○ × ○ × ×

Windows 8.1 Pro Update

(32bit) × × ○ × ○ × ○

Windows 8.1 Update

(32bit) × × ○ × ○ × ○

Windows 7 Professional

SP1

(32bit)

× × ○ × ○ × ○

Windows Vista Business

SP2

(32bit)

× × × × ○ × ○

Windows Vista

Home Basic SP2 (32bit) × × × × ○ × ○

Windows Vista

Home Premium SP2

(32bit)

× × × × ○ × ○

※ Windows8.1へのストアでの更新、Windows10への更新を除き、OSアップグレードによりアップグレードした場合は動作保証外。

※ Microsoft製品には最新のサービスパックが適用されていることを推奨。

※ データバックアップ装置が必須。

※ 利用している他社製品に制限事項がある場合には、その内容に準拠。

※ Windows8.1に標準で搭載されているPDF閲覧ソフト Windows Readerでは、

組込みフォントが含まれていない文字を表示した時に、文字が正しく表示されない場合がある。

PDFを閲覧する際には、 Adobe Readerの使用を推奨。

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もくじ

はじめに

取扱説明書の見かた ..................................................................................................................... i

TimePro-XG Basic 注意事項 ................................................................................................... iii

動作環境 ........................................................................................................................................... v

もくじ ................................................................................................................................................... vii

1.運用の流れ ................................................................................................................................. 1

1-1 全体の流れ.............................................................................................................................................. 2

1-2 準備の流れ.............................................................................................................................................. 4

1-3 日次・週次処理の流れ ........................................................................................................................ 6

1-4 月次処理の流れ .................................................................................................................................... 8

2.TimePro-XG Basic 就業の起動と終了 ......................................................................... 11

2-1 起動する ................................................................................................................................................. 12

TimePro-XG Basic 就業を起動する ........................................................................................................................................12

2-2 画面の見かた ....................................................................................................................................... 14

2-3 終了する ................................................................................................................................................. 16

バックアップを取る ...........................................................................................................................................................................16

TimePro-XG Basic 就業を終了する ........................................................................................................................................18

3.データを準備する ................................................................................................................... 19

3-1 会社マスターを入力する .................................................................................................................. 20

3-2 所属マスターを入力する .................................................................................................................. 24

3-3 カレンダを登録する ............................................................................................................................ 28

3-4 個人マスターを入力する .................................................................................................................. 32

[基本項目 1]シート .........................................................................................................................................................................34

[基本項目 2]シート .........................................................................................................................................................................37

[勤務形態]シート .............................................................................................................................................................................39

[就業項目]シート .............................................................................................................................................................................41

個人マスター一覧を印刷する .....................................................................................................................................................43

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もくじ

4.毎日または週単位での処理 .............................................................................................. 45

4-1 データ受信 ............................................................................................................................................. 46

4-2 エラーデータ一覧 ................................................................................................................................ 49

4-3 デイリーデータ修正 ............................................................................................................................ 57

デイリーデータ修正 .........................................................................................................................................................................58

4-4 打ち忘れ処理 ....................................................................................................................................... 63

4-5 就業週報 ................................................................................................................................................ 69

5.月単位での処理 ...................................................................................................................... 73

5-1 月次データ集計 ................................................................................................................................... 74

5-2 集計データ修正 ................................................................................................................................... 77

集計データ修正(個人単位) ........................................................................................................................................................78

5-3 就業月報 ................................................................................................................................................ 81

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MEMO

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1

運用の流れ

1-1 全体の流れ ....................................................................................................................................... 2

1-2 準備の流れ ....................................................................................................................................... 4

1-3 日次・週次処理の流れ .................................................................................................................. 6

1-4 月次処理の流れ .............................................................................................................................. 8

この章では TimePro-XG Basic 就業を使う場合の作業の流れや、データ活用の動きなどを説明しています。

1

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1-1 全体の流れ

■ 処理の流れ

システム導入準備

情報の登録 システムを稼動させるために必要な情報を登録します。 ・会社情報の登録(→20ページ) ・組織情報の登録(→24ページ) ・会社の休日などの登録(→28ページ)

・個人マスターの登録(→32ページ)

データの活用

別のシステム

他システムからの

情報の取り込み

他のシステムで登録した情報をテキストデータで読み込むことができます。 (→応用編 236ページ)

外部データ出力 (→応用編 232ページ)

就業のデータを他の システム用・分析用に 出力して活用できます。

2

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全体の流れ

実運用 1 運 用

就業システム

スケジュール処理 (→応用編157ページ)

(→73ページ)

給与計算や労務コスト計算のため1ヶ月単位に集計する処理です。 日次・週次処理が確定した時点で実行します。

日次・

週次処理 (→45ページ)

1日単位の就業時間数を確定していく処理です。 処理人数や勤務の複雑さにあわせて、毎日~1週間程度の間隔で操作します。

運用の流れ

3

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日 月

5 12 13

1-2 準備の流れ

■ 処理の流れ

ステップ1 会社マスター 保守 ステップ2 所属マスター

保守 ステップ3 カレンダ登録

会社の名前や住所を登録します。

個人が所属する部署名を登録します。 総務部―人事課―教育係のように階層化した登録が可能です。 帳票の出力順序や、対象者を指定する場合のグループになります。

会社の休日を登録します。 複数の休日パターンがある場合は、すべてを登録しておきます。 個人マスターで、どのパターンの勤務かを選択するのに使います。

日 月 火 水 木 金 土

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 火 水 木 金 土 16 17 18 19 20 21 22 1 2 3 4 23 24 25 26 27 28 29 6 7 8 9 10 11 30 14 15 16 17 18

19 20 21 22 23 24 25

26 27 28 29 30

日 月 火 水 木 金 土

1 2

3 4 5 6 7 8 9

10 11 12 13 14 15 16

17 18 19 20 21 22 23

24 25 26 27 28 29 30

31

(→20ページ) (→24ページ) (→28ページ)

4

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準備の流れ

ステップ 4

個人マスター保守

ステップ5 個人マスター

一覧

1 作業完了

個人マスターを登録します。

登録した条件で日々の勤務時間数を計算し

ます。

登録した個人情報を印刷します。 登録内容を確認します。

(→32ページ) (→43ページ)

こ ん な こ と も で き ま す

全個人の特定の項目だけを指定して修正したい 応用編:84ページ 個人マスター修正

帳票出力順を役職が上の人を先にしたい 応用編:93ページ 役職テーブル保守

個人指定を所属や役職以外のグループで行いたい 応用編:95ページ 予備テーブル保守

退職者を検索し一括で処理したい 応用編:101ページ 退職予定者一覧

給与システムで登録した個人マスターをテキストファイルでインポートしたい 応用編:236ページ 外部データFD入力

登録した個人情報をCSVファイルに出力しEXCELで利用したい 応用編:232ページ 外部データFD出力

運用の流れ

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1-3 日次・週次処理の流れ

■ 日次・週次処理では次の2つの作業を行います。

・タイムレコーダーに記録された就業データをパソコンに取り込みます。

・就業データに間違いがあるときは、正しいデータに修正してください。

この処理を行う適切な頻度は運用や環境、使用目的により異なります。「日次・週次処理」という時間的

に幅のあるタイトルが示すように、事業所により毎日行ったほうがよい場合もありますし、週に1回程度

で十分な場合もあると思われます。処理を行うかどうかの判断の目安は、タイムレコーダーを使用する

人数と、一定期間運用した後の平均的な修正数から、作業の煩雑さを考慮して判断することをお勧め

します。

修正内容は本人に確認する必要がありますので、月に1回という運用ですと正しい時間を忘れてしまい、

正しいデータを登録することができないことも考えられます。このような理由からも、毎日か、2~3日ごと

にこまめに処理を行っていただくことがお勧めです。最低でも1週間から10日で1回は処理を行うようにし

てください。

■ 処理の流れ

ステップ1 データ受信 ステップ2 エラー

データ一覧 ステップ3 デイリー

データ修正

タイムレコーダーから、個人の就業情報をパソコンに取り込みます。

パソコンに取り込んだ個人の就業情報に間違いがないかを確認します。 エラーがあった場合、該当する個人に問い合わせたり、エラーデータ一覧を紙に出力して回覧し、正しい情報を確認します。

エラーデータを修正します。 タイムレコーダーを使用しない個人のデータをここで入力することもできます。

(→46ページ) (→49ページ) (→57ページ)

6

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承認3 承認2 承認1 PAGE 1

就業週報就業週報 処理期間 : 2004/01/11 ~ 2004/01/17

外出時刻 MC 戻り時刻 所定時間 早出残業 深夜残業 深夜所定 法内休日 法休深夜 法外休日 法外深夜

---- ---- ---- ---- ---- - --- ---- ----

8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

7:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

9:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

7:30 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

---- ---- ---- ---- ---- - --- ---- ----

所定時間 早出残業 深夜残業 深夜所定 法内休日 法休深夜 法外休日 法外深夜

39:30 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00

処理期間 : 2004/01/11 ~ 2004/01/17

外出時刻 MC 戻り時刻 所定時間 早出残業 深夜残業 深夜所定 法内休日 法休深夜 法外休日 法外深夜

---- ---- ---- ---- ---- - --- ---- ----

8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

日次・週次処理の流れ

1

ステップ 4 打ち忘れ処理 ステップ5 就業週報 完了

タイムレコーダーにタイムカードを通し忘れた個人を抽出します。 一覧に出力して該当者に回覧し、正しい情報を確認して修正します。

ここまでの作業で作られた就業データを印刷します。 データに入力漏れや間違いがないか確認して、エラーがあれば修正し、なければそのまま保存します。 また、労働基準法のタイムカードとしても使用できます。

Xa1500 2004/01/22 15:55

個人コード: 00000100 天野 太郎 所属 : 0001 管理部

日付 曜 カレンダ 不在 勤務区分 出勤時刻 MC 退勤時刻 MC 01/11 日

休2

01/12 月 平日 900-1800 当 8:14 当18:34

01/13 火 平日 900-1800 当 8:16 当19:27

01/14 水 平日 900-1800 当 8:15 当23:25

01/15 木 平日 900-1800 当 8:16 当20:28

01/16 金 平日 900-1800 当 8:15 当19:45

01/17 土 休1

所定日数 出勤日数 休出日数 年休日数 5.00

5.00 0.00 0.00

個人コード: 00000101 伊藤 一郎 所属 : 0001 管理部

日付 曜 カレンダ 不在 勤務区分 出勤時刻 MC 退勤時刻 MC 01/11 日

休2

01/12 月 平日 900-1800 当 8:16 当18:38

01/13 火 平日 900-1800 当 8:17 当18:21 8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

01/14 水 平日 1100-2000 当 8:15 当23:17 8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

01/15 木 平日 900-1800 当 8:12 当18:28 8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

01/16 金 平日 1000-1900 当 8:15 当19:22 8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

01/17 土 休1 ---- ---- ---- ---- ---- - --- ---- ----

所定時間 早出残業 深夜残業 深夜所定 法内休日 法休深夜 法外休日 法外深夜 40:00 0:00

0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00

所定日数 出勤日数 休出日数 年休日数 5.00

5.00 0.00 0.00

個人コード: 00000131 伊集院 優子 所属 : 0001 管理部 処理期間 : 2004/01/11 ~ 2004/01/17

日付 曜 カレンダ 不在 勤務区分 出勤時刻 MC 退勤時刻 MC 外出時刻 MC 戻り時刻 所定時間 早出残業 深夜残業 深夜所定 法内休日 法休深夜 法外休日 法外深夜 01/11 日 休2

---- ---- ---- ---- ---- - --- ---- --

--

01/12 月 平日 900-1800 当 8:02 当22:33 8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

01/13 火 平日 900-1800 当 8:08 当18:25 8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

01/14 水 平日 900-1800 当 8:01 当18:19 8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

01/15 木 平日 振休 900-1800 ---- ---- ---- --- - ---- ---- ---- ----

01/16 金 平日 900-1800 当 8:10 当18:34 8:00 ---- ---- - --- ---- ---- ---- ----

01/17 土 休1 ---- ---- ---- ---- ---- - --- ---- ----

所定時間 早出残業 深夜残業 深夜所定 法内休日 法休深夜 法外休日 法外深夜 32:00 0:00

0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00

所定日数 出勤日数 休出日数 年休日数 5.00

4.00 0.00 0.00

(→63ページ) (→69ページ)

運用の流れ

7

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1-4 月次処理の流れ

■ 1 か月分の就業データを集計、出力します。

日次・週次処理で確定したデータを1か月分合計して、給与計算の基礎となるデータを作成します。

TimePro-XG Basic給与とはそのまま連動します。また、オプションソフトをご利用いただければ他社給与

ソフト連動用にデータを出力することもできます。

集計データ修正では、データを修正できますが、ここでの修正作業は例外的なものに限定されます。

■ 処理の流れ

ステップ1

月次データ集計

ステップ2

集計データ修正

日次・週次処理で確定したデイリーデータの計算結果を1か月分合計します。

月次データ集計で計算された結果を直接修正します。 日次・週次処理でデイリーデータが正確に処理されている場合、データを修正する必要はありません。就業では計算しない項目を手入力し、給与システムに受け渡す場合に利用できます。 他のシステムで集計された結果を入力することもできます。

(→77ページ) (→74ページ)

8

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横型)

休日数 欠勤日数 無欠日数 遅早回数 私用外出 出勤率

夜残業 休1時間 休1深夜 休2時間 休2深夜 遅早時間

0.00 0.00 0.00 0 0 100.00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00

0.00 0.00 0.00 0 0 100.00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00

0.00 0.00 0.00 0 0 90.90 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00

0.00 0.00 0.00 2 0 100.00 1:30 0:00 0:00 0:00 0:00 1:00

月次処理の流れ

こんなこともできます

デイリーの時間数と月次集計結果を 1 枚の帳票に出力する。 (応用編 「就業週報・月報」→ 71 ページ)

用 の 流 れ

ステップ3

就業月報 完了

月次データ集計で計算された結果を個人別に 一覧で印刷します。1ヶ月の計算結果の保管や個人に回覧して、計算結果の確認に利用できます。 データに誤りが見つかった場合は、デイリーデータ修正でデータを修正してください。 なお、デイリーデータを修正した場合は、就業月次処理の流れのステップ1から再度処理を行ってください。 また、就業月報は他社給与計算ソフトにデータ入力する場合の資料となります。 TimePro-XG Basic給与をご利用の場合は、月次データ集計だけで給与計算が可能です。

就業月報(

処理年月 : 2004 年 01 月 所属 : 0001 管理部

個人コード 氏名

00000100 天野 太郎

00000101 伊藤 一郎

00000107 前田 陽平

00000109 長谷川 悦子

00000103 松沢 香織

00000106 斎賀 政子

00000102 横浜 花子

01 部計 管理部

所定日数 出勤日数 休1日数 休2日数 年 年

休残数 所定時間 早出残業 深夜所定 深 私用

外出

22.00 22.00 0.00 0.00

40.00 174:00 0:00 0:00

0:00

22.00 22.00 0.00 0.00

40.00 176:00 0:00 0:00

0:00

22.00 20.00 2.00 1.00

40.00 160:00 0.00 0:00

0:00

22.00 22.00 0.00 0.00

40.00 175:00 14:00 0:00

0:00

22.00 22.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0 0 100.00

40.00 180:00 25:00 0:00 3:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00

0:00

22.00 22.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 6 0 100.00

40.00 169:00 21:30 0:00 3:00 0:00 0:00 0:00 0:00 7:00

0:00

22.00 22.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0 0 100.00

40.00 174:00 0:00 0:00 3:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00

0:00

154.00 152.00 2.00 0.00 0.00 0.00 0.00 8 0 98.70

280.00 1208:00 60:30 0:00 7:30 0:00 0:00 0:00 0:00 8:00

0:00

(→81ページ)

運用の流れ

1

9

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2

TimePro-XG Basic就業の起動と終了

2-1 起動する ........................................................................................................................................... 12

TimePro-XG Basic 就業を起動する ......................................................................................................................................... 12

2-2 画面の見かた ................................................................................................................................. 14

2-3 終了する ........................................................................................................................................... 16

バックアップを取る ............................................................................................................................................................................... 16

TimePro-XG Basic 就業を終了する ......................................................................................................................................... 18

この章では、Windows が起動している状態から、TimePro-XG Basic 就業を起動する方法と終了する方法について説明します。

11

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2-1 起動する

TimePro-XG Basic 就業を起動する方法を説明します。 実際には TimePro-XG Basic就業を起動して、ログインする一連の操作になります。

TimePro-XG Basic 就業を起動する

1 デスクトップにあるTimePro-XGのショートカットをダブルクリックします。

2 「処理メニュー」をクリックします。

[オペレータ入力]ダイアログボックスが表示されます。

・個人別に設定したパスワードレベルによって、操作できる処理メニューが異なります。

・個人コードは、個人マスターに登録したものを入力してください。

注 意

12

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起動する

3 個人コードとパスワードを入力し、[OK]ボタンをクリックします。

TimePro-XG Basic 就業のメインメニューが表示されます。

2

これで起動できました。

Tim

eP

ro-XG

Basic

就業の起動と終了

13

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2-2 画面の見かた

「TimePro-XG Basic就業」のメインメニューには、「TimePro-XG Basic就業」のすべての操

作に関するメニューが含まれています。メインメニューから各プログラムを起動することに

よって、「TimePro-XG Basic就業」を操作します。

■ツールバー項目

No 項目名 説明

① 終了 処理メニューを終了します。

② ログイン ユーザー・パスワードを指定し、処理メニューへログインします。

③ ログアウト 現在使用している操作を中断し、処理メニューからログアウトします。再度処理を行うには、ログインが必要です。

④ 追加 お気に入りへメニューを追加します。

⑤ 削除 お気に入りからメニューを削除します。

⑥ ヘルプ ヘルプを表示します。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥

14

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No 項目名 説明

① メニューバー 各処理や設定の起動を行います。メニューバーには[ファイル(F)][表示(V)][オプション(O)] [ヘルプ(H)]の4つのメニューがあります。それぞれをクリックすることで内容を表示でき、さらに細かい内容を展開します。

② ツールバー 「終了」「ログイン」「ログアウト」「メッセージ」「ヘルプ」の操作ができます。

③ オペレータ 現在ログインしているオペレータの個人コードと、個人マスターに登録されている氏名を表示します。

④ システム区分タブ 共通・就業・給与・設定と各システムで使用する処理をタブごとにまとめています。先頭のタブは、よく使用する起動プログラムを登録することができます。

⑤ メインメニュー 同じ種類の処理をする起動プログラムをまとめたグループ名称を表示します。クリックすると起動プログラムの表示が変ります。

⑥ 起動プログラム ダブルクリックすると処理を開始します。

⑦ システム日付 パーソナルコンピュータのシステム日付を表示します。

画面の見かた

■画面項目

2

1 メインメニューで処理の種類を選びます。

2 起動プログラム一覧より操作するプログラムを選びダブルクリックします。

メ モ 帳票の出力項目などを設定する場合、管理者としてログインする必要があります。システム導入時に登録した管理者用のコードとパスワードを入力すると、操作する方の個人マスターのデータに関係なく、管理者としてログオンすることができます。

システム管理者のコードは、弊社SEが提出する確定仕様書をごらんください。

Tim

eP

ro-XG

Basic

就業の起動と終了

⑤ ⑥

15

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2-3 終了する

TimePro-XG Basic就業を終了する際には、必ずバックアップを取ってください。バックアッ

プはいざというときのためのものですが、バックアップを取る習慣がないと、なかなか取らな

いものです。必ず終了前にバックアップを取るようにしてください。

バックアップを取る

何らかのトラブルやハードディスククラッシュなどで、万一データが消えてしまった場合のために、データをバッ

クアップします。データベースバックアップを定期的に行えば、バックアップしたときのデータをリストアでき、被

害を最小限に抑えることができます。

・データベースをバックアップするには、MO ドライブや外付けのハードディスクドライブなど、大容量の記録媒体が必要です。バックアップしたデータを世代管理するにはMOの使用をお勧めします。

・バックアップ用の記録媒体にはMOなどの取り替え可能なものを選び、曜日ごとに別の媒体を使用してください。 日々の作業中に何らかの原因でデータが破損してしまった場合、毎日同じ記録媒体にバックアップを行っていると、その破損したデータを記録媒体に上書きでバックアップしてしまうことになります。 この場合、復元に使うデータが壊れていることになりますので、復元できなくなってしまう可能性があります。このような事態を防ぐため、曜日別に複数のバックアップ用媒体を用意して、例えば、金曜日のバックアップデータが使えなくても、前日の木曜日のデータで復元できるような世代管理を行うことをお勧めします。

1 メインメニューで[随時処理]をクリックします。

2 起動プログラム一覧から[データベースバックアップ]をダブルクリックします。

[バックアップ]ダイアログボックスが表示されます。

注 意

16

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終了する

■画面項目

2

No 項目名 説明

① サーバー名 表示されている内容を変更できません。

② バックアップ対象 バックアップする対象を選びます。選んだ内容により、「ユーザ名」「

パスワード」「データベース」の表示内容が変わります。

「XG データベース」 TimePro-XG Basic 就業で登録されているデータベースです。日々

更新されている最重要データです。毎日のバックアップをお勧めし

ます。

「退職者データベース」 オプションの「退職者データ退避」をご利用いただいている場合の

退避データです。「退職者データ退避」を実行した日にはバックアッ

プをお勧めします。

「人事画像データ」 TimePro-XG 人事で登録した写真や画像情報です。人事画像デー

タを入力した日はバックアップすることをお勧めします。

「設定ファイル関連」 就業の計算式など、お客様の設定に関する定義ファイルです。計

算式を変更したような場合はバックアップが必要です。

「レジストリ」 TimePro-XG Basic 就業を動作させるために、Windowsの中に記録

している設定情報です。

③ ユーザ名 データベースにアクセスするためのユーザー名を表示します。

④ パスワード データベースにアクセスするためのパスワードを表示します。

⑤ データベース TimePro-XG Basic 就業が利用するデータベースを表示します。

⑥ 出力先 バックアップデータの出力先を指定します。別のドライブや記録媒

体に出力する場合はそのドライブ、フォルダを指定します。

⑦ 圧縮 がついている場合、バックアップ対象を圧縮して保存します。この

際、必ず「上書き」でバックアップされますので注意してください。

⑧ 上書き がついている場合、既存のバックアップファイルに対象を上書き

して保存します。(上書きすることで前回のバックアップファイルは消

去されますので、注意してください)

⑨ [閉じる] [バックアップ]ウィンドウを閉じます。

⑩ [実行] 設定内容にしたがってバックアップを取ります。

⑪ [自動起動設定 ...] [自動起動設定]ダイアログボックスを表示します。

⑫ [バージョン情報 ...] バックアッププログラムのバージョンを表示します。

Tim

eP

ro-XG

Basic

就業の起動と終了

① ② ③

⑦ ⑧

⑨ ⑩

17

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終了する

確 認 データベース名・ユーザー名・パスワードはシステムの設定値より読み込むため入力は不要です。また、データベース名・ユーザー名・パスワードが表示されないパソコンではデータベースのバックアップはできません。

3 バックアップ対象を選択して、その他の必要な項目を入力します。

選択したバックアップ対象により、「ユーザ名」「パスワード」「データベース」の各項目の表示内

容が変わります。

注 意 「圧縮」チェックボックスにチェックがついている場合、自動的に上書きモードになりますので、注意してください。

4 バックアップ先の記録媒体を挿入して、[実行]ボタンをクリックします。

バックアップファイルを作成し、記録媒体にバックアップデータを書き込みます。

メ モ バックアップしたデータの復元は、弊社担当の指示に従ってください。ご利用中のシステムに過去のデータを復元すると、現在使用中の最新データは消失してしまいます。

TimePro-XG Basic 就業を終了する

1 すべての処理を終了し、処理メニューに戻ります。

2 メニューバーの[終了]ボタンをクリックします。

確認のメッセージが表示されます。

3 [はい(Y)]ボタンをクリックします。

「TimePro-XG Basic 就業」が終了します。

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3

データを準備する

3-1 会社マスターを入力する ............................................................................................................ 20

3-2 所属マスターを入力する ............................................................................................................ 24

3-3 カレンダを登録する ...................................................................................................................... 28

3-4 個人マスターを入力する ............................................................................................................ 32

[基本項目 1]シート ............................................................................................................................................................................ 34

[基本項目 2]シート ............................................................................................................................................................................ 37

[勤務形態]シート ................................................................................................................................................................................ 39

[就業項目]シート ................................................................................................................................................................................ 41

個人マスター一覧を印刷する ....................................................................................................................................................... 43

この章ではTimePro-XG Basic就業を使うために必要な準備作業について説明します。 システムで使う基本情報をページ順に説明していきます。 説明にしたがって入力、登録してください。

19

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3-1 会社マスターを入力する

■ この作業の目的

会社の名称や所在地などの基本情報を登録します。帳票類に表示されますので正しく入力してくださ

い。

■ 操作

1 [共通]タブの[マスター保守]をクリックします。

[マスター保守]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[会社マスター保守]をダブルクリックします。

[会社指定]ダイアログボックスが表示されます。

注 意 複数会社仕様をお使いでない場合は、この画面を飛ばして手順4の会社情報入力に進みます。

3 [新規]ボタンをクリックします。

[会社マスター保守]ウィンドウが表示されます。

20

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会社マスターを入力する

4 会社情報を入力します。

■ツールバー項目

3

No 項目名 説明

① 終了 会社マスター保守を終了します。

② 登録 入力内容を登録します。

③ 印刷 入力内容を印刷します。

④ プレビュー 印刷イメージを画面表示します。

⑤ 会社指定 複数会社システムをお使いの場合、[会社指定]ダイアログボックスを表示しますので、他の会社を追加することができます。

⑥ 納付情報 TimePro-XG Basic給与をお使いの場合、住民税納付先市町村の情報を登録します。

⑦ ヘルプ へルプを表示します。

データを準備する

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

21

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会社マスターを入力する

■画面項目

No 項目名 説明

① 会社コード 複数会社システムをお使いの場合は、会社コードを入力します。

② 会社区分 入室システム・食堂システムで、外来者等が利用する場合に外来者用の会社を登録することができます。

③ 対象システム あなたの会社で使用するシステムをチェックします。ご購入いただいたシステムの み、チェックすることができます。

④ 名称 会社名を入力します。必ず入力してください。

⑤ (カナ) カタカナ半角で会社名を入力します。

⑥ 略称 略称を入力します。必ず入力してください。

⑦ 郵便番号 会社所在地の郵便番号を入力します。

⑧ 所在地 会社所在地の住所を入力します。入力エリアは2段ありますので、区切りがいい所で区切って入力します。

⑨ 所在地(カナ) 3つの欄に分かれています。区切りがいいところで分けて半角カナと半角数字で入力します。オプションの帳票に会社住所などを出力する場合は必ず登録してください。

⑩ 電話番号 会社の代表電話番号を入力します。

⑪ FAX 番号 会社の代表 FAX 番号を入力します。

⑫ 事業主呼称 事業主の呼称を入力します。

⑬ 氏名 事業主の氏名を入力します。

④ ⑤

⑥ ⑦

⑩ ⑪ ⑫ ⑬

22

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会社マスターを入力する

5 [登録]ボタンをクリックします。

入力したデータが登録されます。

注 意 「会社区分」の内容は当社の他のシステムTimePro-XG入室やTimePro-XG食堂の

データに影響します。

3 データを準備する

23

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3-2 所属マスターを入力する

■ この作業の目的

個人の所属情報となる会社の部署名を階層化して登録します。一連の縦に連なる部・課・係などの構造

を所属の階層化と呼びます。

部署は 3 段階まで階層化して登録できます。

「部」、「課」、「係」といった、各階層につける名称と各階層コードの桁数の設定はTimePro-XG Basic 就

業の納品時に、弊社 SE がお客様と打ち合わせて設定します。例えば、部コード 2 桁、課コード2桁、係

コード4桁のようになります。

所属マスター保守の画面では、納品時に登録されたそれぞれの階層の部署名とコードを登録します。

例:部の名前を「総務部」として、部コードを01で登録。

「総務部」の管理下におく課として「人事課」を入力して、課コードを01で登録。

「人事課」の管理下におく係として「採用係」を入力して、係コードを0001で登録。

階層例

01 総務部

01 人事課

0001 採用係

0002 教育係

02 設備課

0001 管理係

02 営業部

01 第 1 営業課

0001 第 1 営業係

0002 第 2 営業係

のようになります。個人の所属情報は下記の例のようになります。

01 総務部 鈴木部長

01 人事課 伊藤課長

0001 採用係 木下係長 本間社員 藪中社員

0002 教育係 斉藤係長 柳川社員 下田社員 権藤社員

02 設備課 佐藤課長

上記例のように各階層で登録されたコードに対応して個人情報登録時に所属を登録します。

注 意 ・会社マスター保守で会社情報を登録してから作業してください。 ・階層につける名称と各階層コードの桁数の設定は、納品時に弊社SEが行います。この所属マスター入力時に変更することはできません。

・所属の階層化は運用の途中からではできませんので注意してください。 ・「所属名称が変わった場合」や「新しく所属が増えた場合」には、情報の変更、追加登録を行い、最新の情報にしてください。

24

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所属マスターを入力する

■会社マスターと所属マスターの関係

TimePro-XG Basic 就業では複数の会社の情報を取り扱うことができます。

会社Aと会社Bの2社をTimePro-XG Basic 就業で管理する場合で、2社それぞれに総務部-総務課-庶

務係という階層で表現できる個人の所属先がある場合、2社それぞれで総務部-総務課-庶務係という

登録が必要になります。ご注意ください。

会社マスター 所属マスター

TimePro-XG Basic就業

3

ー タ

を 準 備 す る

■操作

注 意 所属を階層化している場合は、あらかじめ「新規登録」や「修正」する所属がどの所属に属するか確認し

てから操作してください。

1 [共通]タブの[マスター保守]をクリックします。

[マスター保守]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[所属マスター保守]をダブルクリックします。

[所属マスター保守]ウィンドウが表示されます。

3 「*」印のついている欄に上位の階層から入力していきます。

本部、部、課という階層があり、最上位が本部であれば、本部から入力します。

データを準備する

総務部

総務部

総務課

総務課

設備係

庶務係

設備係

庶務係

会社A

会社B

25

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所属マスターを入力する

■ツールバー項目

No 項目名 説明

① 終了 所属マスター保守を終了します。

② 登録 入力内容を登録します。

③ 印刷 入力内容を印刷します。

④ プレビュー 印刷イメージを画面表示します。

⑤ 行挿入 行番号をクリックし、行を反転表示させると使用できるようになります。1行挿入され、それ以下の行が1行下がります。

⑥ 行削除 行番号をクリックし、行を反転表示させると使用できるようになります。1行が削除されます。ただし、現在使用中の所属は削除できません。

⑦ 表起動 複数行を反転表示させ表起動をクリックするとEXCELを起動し画面のデータを貼り付けます。(詳しくは応用編 1 章 基本操作の説明を参照してください)

⑧ ヘルプ ヘルプを表示します。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

26

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No 項目名 説明

① 階層表示

初期表示では、会社マスターで登録した会社名のみが表示されています。 「+」をクリックすると、 作成済みの下階層の所属が展開します。 「-」をクリックすると、展開していた所属が閉じます。

② 行番号 クリックするとその行全体が選択され、反転表示します。

③ 部コード / 課コード それぞれの所属に割り当てたコードを入力します。

④ 部名称 / 課名称 登録する部の名称、課の名称を入力します。

⑤ 出力名 画面や帳票で「出力名(連続)」で入力された内容よりも、表示・出力するエリアが短い場合、この「出力名」に入力した内容で表示・

出力されます。

⑥ 出力名(連続) 画面や帳票に入力した内容で表示・出力されます。

⑦ 部名称(カナ)/ 課名称(カナ) 外部データ出力で所属カナ名称を利用する場合入力します。

⑧ 人数 実際に個人マスター保守で、この所属に属している人数を表示しま

す。

下記 2 点は、メッセージ送信対象の所属階層を選択した場合のみ表示されます。

⑨ メッセージ送信先 1 ~ 10 TimePro-XG Basic 就業で作成した「個人情報」や「メッセージ」を送

信するタイムレコーダーを選択します。

⑩ その他送信先 1 ~ 10

TimePro-XG Basic就業で作成した有効/無効登録などの情報を送

信する食堂ターミナル( AGX100C ) や入室ターミナル( AGX100F )

を選択します。TimePro-XG 入室、TimePro-XG 食堂を導入している

場合に登録します。

所属マスターを入力する

■画面項目

3 デ ー タ を 準 備 す る

4 [登録]ボタンをクリックします。

こんなこともできます

登録した所属内容を変更する→応用編 91 ページ 登録した所属を削除する→応用編 92 ページ

データを準備する

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

27

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3-3 カレンダを登録する

■この作業の目的

会社の週休日や祭日、計画年休などを登録します。ここで登録したカレンダ情報がスケジュール登録な

どで表示されるようになります。会社の年間休日が決まった時点で登録すると便利です。最大10種類の

カレンダを登録できます。部門や職種によって休日が異なる勤務がある場合に必要な種類分のカレンダ

を登録してください。

登録したカレンダのうち、個人別にどのカレンダを使うかを選択できます。(→個人マスター保守[就業項

目]シート 41 ページ)

■操作

1 [共通]タブの[随時処理]をクリックします。

[随時処理]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[カレンダ登録]をダブルクリックします。

[年間カレンダ種別指定]ダイアログボックスが表示されます。

3 使用するカレンダ種別を選択して、[OK]ボタンをクリックします。

[カレンダ登録]ウィンドウが表示されます。

28

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No 項目名 説明

① 終了 会社マスター保守を終了します。

② 先頭指定 先頭のカレンダ内容を表示します。

③ 前指定 前のカレンダ内容を表示します。

④ 種別指定 [年間カレンダ種別指定]ダイアログボックスを表示します。

⑤ 次指定 次のカレンダ内容を表示します。

⑥ 末尾指定 最後のカレンダ内容を表示します。

⑦ 前月 前月のカレンダを表示します。

⑧ 翌月 翌月のカレンダを表示します。

⑨ 登録 表示されている月のカレンダを登録します。

⑩ 印刷 表示されている月のカレンダを印刷します。

⑪ 表示切換 固定週休曜日 / 会社公休日テーブル設定画面を表示します。

⑫ ヘルプ へルプを表示します。

カレンダを登録する

■ツールバー項目

3

4 カレンダを設定する年月を選択します。

カレンダ種別に対応した平日/休日設定が展開されます。

5 ある日付のカレンダ名称を変更する場合、画面右上にあるカレンダ名称(図で

は「平日」「休日」「休2」「祭日」)から、変更後のカレンダ名称をクリックし、その

まま変更する日付にドラッグアンドドロップします。

変更された日のカレンダ名称の表示が変わります。

メ モ 次ページの図で8日を「休2」にする場合

「カレンダ名称」の「休2」をクリックします。そのままマウスのボタンを押しつづけたままにして、8日の場所までマウスポインタを移動させ、ボタンを離します。

データを準備する

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫

29

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カレンダを登録する

■画面項目

まず、「カレンダ」 を選択

します。

次に「休2」をクリックします。ボタンを押し続けて移動し、日付上で離します。

No 項目名 説明

① カレンダ種別 現在、選択しているカレンダ種別が表示されます。

② 年月 現在表示されている年月を示します。

③ カレンダ名称 各日に設定できるカレンダ名称が表示されます。

④ 設定選択 カレンダ種別/不在理由のどちらを設定するか選択します。

6 ある日付に不在理由を付加する場合、まず画面右上の「不在」を選択します。

不在理由が表示(図では「なし」~「公休」)されますので、付加する不在理由を

クリックし、そのまま付加する日付にドラッグアンドドロップします。

カレンダ名称の下に不在理由が表示されます。

メ モ 次ページの図で12日を計画年休にする場合

「不在」を選択し、表示された「年休」をクリックします。そのマウスのボタンを押し続けたままにして、12日の場所までマウスポインタを移動させ、ボタンを離します。

① ② ③ ④

30

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3

カレンダを登録する

■画面項目

まず、「不在」 を選択します。

次に「年休」を クリックします。 ボタンを押し 続けて移動し、 日付上で離し ます。

No 項目名 説明

⑤ 不在理由 各日に設定できる不在理由が表示されます。

7 設定が終わったら、[登録]ボタンをクリックします。

設定内容が登録されます。

8 [終了]ボタンをクリックします。

起動プログラム一覧に戻ります。作業は完了です。

こんなこともできます

・創立記念日など毎年決まった月日が休みになるのを登録したい。 週休の曜日が決まっているので、毎月毎月登録するのは面倒。 →曜日や月日により休日を登録することができます。応用編155ページ ・カレンダの名称を変更したい。 →カレンダ種別の名前を登録できます。応用編155ページ

注 意 過去のカレンダを修正しても、計算結果は変わりません。過去のカレンダを修正する場合は、デイリーデー

タ修正で操作してください。

データを準備する

31

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3-4 個人マスターを入力する

■この作業の目的

TimePro-XG Basic 就業で使用する個人情報を登録します。TimePro-XG Basic 就業は「個人マスター」

で登録したデータを基に各種の計算を行っています。

そのため、「登録した個人が退職した場合」「新しく個人が入社した場合」など、個人の情報に変更がある

場合は、その都度個人マスターを変更してください。

■作業の流れと事前準備

登録する各項目について事前に一覧にしておくと便利です。

特に個人コードはすべての基本識別子として使われます。また、個人指定画面などで番号の若い順か

ら表示されたりもしますので、どのような番号を各個人に割り振るかを事前に検討された上で決定するこ

とをお勧めします。

■操作

1 [共通]タブの[マスター保守]をクリックします。

[マスター保守]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[個人マスター保守]をダブルクリックします。

[個人指定]ウィンドウが表示されます。

32

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No 項目名 説明

① 個人コード これから登録する個人のコードを入力します。

② 登録人数 在籍者・退職者を含めた登録人数を表示します。

③ 在籍人数 在籍者の登録人数を表示します。

④ 退職人数 退職者の登録人数を表示します。

⑤ 最大在籍人数 登録できる在籍者の最大人数を表示します。

個人マスターを入力する

3 [新規個人]ボタンをクリックします。

[新規個人指定]ダイアログボックスが表示されます。

■画面項目

3

4 登録する個人の「個人コード」を入力して[OK]ボタンをクリックします。

[個人マスター保守]ウィンドウが表示されます。

5 各シートの項目を入力します。

データを準備する

① ② ③ ④ ⑤

33

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個人マスターを入力する

TimePro-XG Basic就業のご購入時に入力できる4種類のシートの入力内容について説明します。

[基本項目 1]シート

個人の「氏名」「所属」「役職」など、個人マスターの基本となる情報を登録するシートです。全システム共通

の情報になります。

■ツールバー項目

No 項目名 説明

① 終了 個人マスター保守を終了します。

② 先頭指定 複数の個人が登録されている場合、先頭の個人情報が表示されます。

③ 前指定 複数の個人が登録されている場合、前の個人情報が表示されます。

④ 個人指定 [個人指定]ウィンドウが表示されます。

⑤ 次指定 複数の個人が登録されている場合、次の個人情報が表示されます。

⑥ 末尾指定 複数の個人が登録されている場合、最後の個人情報が表示されます。

⑦ 新規個人 [新規個人指定]ダイアログボックスが表示されます。

⑧ 登録 表示されている個人データが登録されます。

⑨ ヘルプ ヘルプを表示します。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨

34

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3

0

個人マスターを入力する

■画面項目

ー タ

を 準 備

データを準備する

② ③ ④

⑦ ⑧

⑨ ⑩ ⑪

⑫ ⑬

⑭ ⑮

⑯ ⑰

35

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個人マスターを入力する

No 項目名 説明

① 個人コード 入力中の個人のコードが表示されます。

② 氏名 個人コードに対応する個人の名称を全角 8 文字までの漢字で入力します。

③ カナ 氏名の読みがなを 16 文字までの半角カタカナで入力します。

④ 修正 このデータに修正が行われた最終の年月日と修正作業を行ったオペレータが表示されます。システム管理者でログオンしてデータを修正した場合は、***と表示されます。

⑤ 計算対象 Basicシリーズのライセンスをご購入いただいたシステムがチェック可能になります。例えば役員などで、就業計算は行わないが、給与計算は行うという場合は、「就業」をチェックせずに「給与」をチェックします。

⑥ 性別 性別を選択します。

⑦ タイムカードコード 個人コード以外の番号をタイムカード(IDカード)番号にする場合に入力します。初期値では個人コードが入力されています。最大で15桁まで入力できま

す。

⑧ 所属 所属マスター保守で登録した内容から一覧で選択します。直接、コードを入力することもできます。

⑨ 役職 役職テーブル保守で登録した内容から一覧で選択します。直接、コードを入力することもできます。

⑩ 集計区分 個人の雇用形態を分類する区分です。お客様の計算式に合わせて登録されています。各個人に合った区分を選択してください。

⑪ 計算区分 給与システムと連動している場合、計算方法を分類するのに利用できる項目です。

⑫ 部門区分 一覧から選択します。メニューバーの[オプション(O)]の[部門区分名称設定(C)]を選択して表示される[部門区分名称設定]ダイアログボックスで6種

類の部門区分名称を設定できます。

⑬ 予備区分 予備テーブル保守で登録した内容から一覧で選択します。

⑭ 生年月日 個人の生年月日を入力します。

⑮ 入社年月日 個人の入社年月日を入力します。

⑯ 退職年月日 個人の退職年月日を入力します。

⑰ 退職処理済 チェックを付けると計算や帳票出力の対象外となります。

⑱ 操作レベル システムを Web に拡張していただいた場合ご使用いただける機能です。 Basic 版では使用しません。

兼任承認レベル

自己承認許可

最終承認許可

Web 帳票発行許可

給与システムの銀行振込FD出力では、氏名カナを最大半角30文字まで入力することできます。

・氏名や、ソフトで計算した結果を、タイムレコーダーから確認できるようにしている場合、タイムカードコードや氏名を変更した後は、タイムレコーダー情報 / メッセージ作成、タイムレコーダー情報/メッセージ送信を実行し、 変更した内容をタイムレコーダーへ反映してください。

・雇用形態の変更などで集計区分を変えた場合、新しい集計区分の内容で計算されるのは、個人マスター変更後に実行されるデータ受信やデイリーデータ修正からです。変更前に登録されたデータを、新しい集計区分の内容で計算したい場合は、デイリーデータ修正で再計算を実行してください。

注 意

メ モ

36

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3

個人マスターを入力する

[基本項目 2]シート

給与システムの各種帳票に出力する情報を登録します。就業システムでは使用しませんが、住所や電話番号は覚えとして登録しておくことが可能です。

■画面項目

データを準備する

① ② ③

④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

37

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個人マスターを入力する

No 項目名 説明

① 個人コード 入力中の個人のコードが表示されます。

② 氏名 入力中の個人の氏名が表示されます。

③ 修正 このデータに修正が行われた最終の年月日と修正作業を行ったオペレータが表示されます。システム管理者でログオンしてデータを修正した場合は、***と表示されます。

④ 電話番号 個人の電話番号を 16 文字までの半角数字で入力します。

⑤ 携帯電話 個人の携帯電話番号を 16 文字までの半角数字で入力します。

⑥ FAX 番号 個人の FAX 番号を 16 文字までの半角数字で入力します。

⑦ 郵便番号 個人の住所に該当する郵便番号を入力します。

⑧ 住所 個人の住所を入力します。入力欄は 2 行に分かれており、1 行につき最大で全角 20 文字まで入力できます。

⑨ メールアドレス 個人のメールアドレスを入力します。最大で半角 30 文字まで入力できます。

⑩ Web サーバ ID ログオン先のWebサーバを選択します。拡張システムで利用する項目ですので、Basic版では入力不要です。

38

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3

個人マスターを入力する

[勤務形態]シート

通常使用する勤務区分を選択したり、タイムレコーダーでキー入力したときに対応する勤務区分を選択します。TimePro-XG Basic就業では労働時間(勤務時間帯)を勤務時間帯区分という区分ごとに設定できます。働いた当日の勤務区分を決定する方法は以下の通りです。

(1) 個人マスターで決定する

勤務形態シートに、勤務時間帯の決定方法を登録します。

毎日同じ勤務の場合は固定勤務区分に、曜日やカレンダによって勤務が変わる場合は勤務契約時間に登録してください。

(2) 出勤の度にタイムレコーダーを操作して勤務時間帯を決定する

タイムレコーダーで押したボタンに対応する勤務時間帯を「キー指定勤務区分」に登録してください。

(3) スケジュールで登録する

個人ごとに未来の勤務予定をスケジュールとして登録します。マスターの勤務時間を登録しておくこ

とで、スケジュール画面を開いたときの初期値を登録できます。(スケジュールの登録方法→応用

編158ページ)

■画面項目

データを準備する

① ② ③

39

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個人マスターを入力する

No 項目名 説明

① 個人コード 入力中の個人のコードが表示されます。

② 氏名 入力中の個人の氏名が表示されます。

③ 修正 このデータに修正が行われた最終の年月日と修正作業を行ったオペレータが表示されます。システム管理者でログオンしてデータを修正した場合は、***と表示されます。

④ カレンダ別勤務契約時間 カレンダ登録で入力したカレンダにしたがって勤務時間帯を決定します。個人マスターで休日の勤務区分を「8 時開始」と登録して、カレンダ登録で 4月 1日を休日と登録すると、4月1日は「8 時開始」となります。

⑤ 曜日別勤務契約時間 曜日ごとに勤務時間帯を決定します。休日にお客様が多いので月曜から金曜までと土曜日で定時の開始時刻を変更するような場合に登録します。

⑥ カレンダ・不在理由 曜日別勤務契約時間を利用する場合、勤務時間帯を登録しなかった日をこのカレンダ・不在理由に変更します。勤務時間帯を登録しない日をスケジュール登録画面で「公休」とする場合などに利用します。

⑦ 固定勤務区分 毎日同じ時間帯で勤務する場合、該当する勤務区分を入力します。

⑧ キー指定勤務区分 各個人がタイムレコーダーでキー入力して打刻したときに、対応する勤務区分を登録します。 AGX100 シリーズ、 ATX10 シリーズのタイムレコーダーでは、キー入力はできませ

ん。

注 意 「勤務区分」を削除するときは、勤務区分「なし」を選択します。勤務区分「なし」は勤務区分を登録していないのと同じです。

40

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個人マスターを入力する

[就業項目]シート 休日などを決めるカレンダを選択したり、年休を自動更新するときの決まりなどを選択します。

■画面項目

3 デ

ー す

データを準備する

① ② ③

⑤ ⑥

⑧ ⑨

41

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個人マスターを入力する

No 項目名 説明

① 個人コード 入力中の個人のコードが表示されます。

② 氏名 入力中の個人の氏名が表示されます。

③ 修正 このデータに修正が行われた最終の年月日と修正作業を行ったオペレータが表示されます。システム管理者でログオンしてデータを修正した場合は、***と表示されます。

④ 就業項目 お客様の運用により異なります。弊社 SE が作成した「確定仕様書」をご覧ください。

⑤ 年間カレンダ種別 TimePro-XG Basic就業では会社の休日を「カレンダ登録」で登録します。製造部門と販

売部門で休日が異なる場合など、何種類かのカレンダを登録できますので個人ごとにど

のカレンダを使うかを選択します。カレンダの登録方法は 28 ページ「3-3 カレンダを登録

する」を参照してください。

⑥ 年休更新テーブル種別 「年休の自動付与」を導入している場合に操作します。年休を更新するときの計算方法を

選択します。年次有給休暇を自動で付与する場合、雇用契約により勤続年数ごとの付与

日数を分けてテーブルを作ることができます。付与日数の異なるテーブルを作成した場合

、どのテーブルを利用するかをここで選択します。年休の自動付与については、応用編

219 ページを参照してください。

⑦ グループ№ スケジュールを作成するときのグループを選択します。スケジュールを登録するとき同じスケジュールの人をひとまとめにして登録できます。 この「同じスケジュールの人の集まり」を「グループ」と呼び、ここで選択することができます。

⑧ デイリー承認 デイリーデータ修正の承認を行うか選択します。拡張システムで利用する項目ですので、Basic 版では入力不要です。

⑨ 応援対象 応援処理対象者か選択します。拡張システムで利用する項目ですので、Basic版では入力不要です。

⑩ タイムカード作成 ATX300 、TX300で使用するタイムカードをカード作成機で発行するか選択します。 選択しないとタイムカードを発行するときの対象者になりません。弊社へカード作成用データを送る場合もチェックを付けます。

⑪ メッセージ送信先 「個人情報」や「メッセージ」を送信するタイムレコーダーを選択します。「所属マスター」を選択すると「所属マスター」に設定した「メッセージ送信先」と同じタイムレコーダーに送信します。

⑫ その他送信先 「有効/無効登録データ作成」で作成した「有効/無効登録」などの情報を送信するタイムレコーダーを選択します。「所属マスター」を選択すると「所属マスター」に設定した「そ

の他送信先」と同じタイムレコーダーに送信します。

6 入力が終わったら[登録]ボタンをクリックします。 ・設定内容が登録されます。

・別の個人を登録する場合は、33ページの手順3からの操作を繰り返します。

7 [終了]ボタンをクリックします。

起動プログラム一覧に戻ります。作業は完了です。

42

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個人マスターを入力する

個人マスター一覧を印刷する

■この作業の目的

個人マスターで登録した内容を帳票に印刷します。入力した個人マスターの内容に誤りがないか確認す

るのに使用します。

■操作

1 [共通]タブの[マスター保守]を選択します。 3 [マスター保守]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[個人マスター一覧]をダブルクリックします。

[個人マスター一覧]ウィンドウが表示されます。

3 出力対象者を指定します。

■ツールバー項目

No 項目名 説明

① 終了 個人マスター一覧を終了します。

② 印刷 入力内容を印刷します。

③ プレビュー 印刷イメージを画面表示します。

④ ヘルプ ヘルプを表示します。

データを準備する

① ② ③ ④

43

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個人マスターを入力する

■画面項目

No 項目名 説明

① 所属指定 「全所属」をクリックすると全員分の個人マスターが出力されます。「指定所属」をクリ

ックすると一覧に所属が表示されますので、出力したい所属を選択します。

② 区分指定 集計区分別に個人マスターを出力することができます。

③ 個人指定 「全個人」をクリックすると所属指定で指定された所属の全員分の個人マスターが出力されます。「指定個人」をクリックして出力する個人を指定できます。

④ 出力対象 個人マスター保守画面のシート名に対応しています。チェックを付けたシートが出力されます。

こんなこともできます

個人の指定をもっと便利に使いたい ・マウスクリック以外に、キーボードを使った指定方法もあります。(→応用編6ページ「複数個人選択」)

・個人の表示順序や指定のしかたを変更することができます。(→応用編12ページ「個人を表示する仕様を設定する」)

4 [印刷]ボタンをクリックします。

[印刷]ダイアログボックスが表示されます。

5 [OK]ボタンをクリックします。

個人マスター一覧が出力されます。

44

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4

毎日または週単位での処理

4-1 データ受信 ....................................................................................................................................... 46

4-2 エラーデータ一覧 .......................................................................................................................... 49

4-3 デイリーデータ修正 ...................................................................................................................... 57

デイリーデータ修正............................................................................................................................................................................. 58

4-4 打ち忘れ処理 ................................................................................................................................. 63

4-5 就業週報 .......................................................................................................................................... 69

この章では毎日または週単位で行う作業について基本的なものをまとめて流れに沿って説明します。

45

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4-1 データ受信

■この作業の目的

タイムレコーダーで打刻されたデータをシステムに取り込みます。

■作業の流れ

ステップ1 データ受信 ステップ2

タイムレコーダーから打刻データを受信する

データ受信時に表示され るメッセージを確認する 異常メッセージが表示さ れた場合、必要な対応を する

■操作

1 [就業]タブの[就業日次・週次処理]をクリックします。

[就業日次・週次処理]メニューが表示されます。

完了 メッセージ

確認

46

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No 項目名 説明

① 終了 データ受信を終了します。

② 受信 タイムレコーダーで打刻された、出勤・退勤のデータを収集します。

③ 時刻送信 TimePro-XG Basic就業の起動しているパーソナルコンピュータのシステム時間をタイムレコーダーに送信します。

④ 中断 データ収集を中断します。

⑤ 全指定 表示されている全ての通信先の「対象」チェックボックスにチェックを付けます。

⑥ 全解除 表示されている全ての通信先の「対象」チェックボックスからチェックを外します。

⑦ 表示切換 前回のデータ受信の結果を表示します。

⑧ ヘルプ ヘルプを表示します。

データ受信

2 起動プログラム一覧から[データ受信]をダブルクリックします。

[データ受信]ウィンドウが表示されます。

■ツールバー項目

4

■画面項目

No 項目名 説明

① 通信先 データを収集できるタイムレコーダーの名称を表示します。

② 対象 チェックすると、そのタイムレコーダーがデータの収集対象になります。

③ 件数 受信したデータ件数を表示します。

④ 通信状況 データの受信状況を表示します。

毎日または週単位での処理

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

① ② ③ ④

47

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データ受信

3 データ受信するタイムレコーダーの「対象」チェックボックスにチェックを付けます。

4 [受信]ボタンをクリックします。

通信中は「通信状況」に状況が表示されます。

確 認 通信状況表示欄には次のようなメッセージが表示されることがあります。

正常に終了した場合

メッセージ こうしてください

正常に終了しました (何もする必要はありません)

正常に終了しました(ステータス情報あり) メニューバーの[オプション(O)]の[ステータ

ス情報(S)]を選択して、タイムレコーダーか

らのステータス情報を確認してください。

異常終了した場合

メッセージ こうしてください

通信回線に異常があります 通信ケーブルがはずれていないか、確認してく

ださい。

通信先の電話が話し中です しばらく待ってから、通信してください。

回線接続後、アンサートーンまたはキャリア検

出ができません しばらく待ってから、通信してください。

端末が通信不可の状態にあります しばらく待ってから、通信してください。 一度タイムレコーダーの電源を切り、再度入れてください。

呼び出し音は検出されていますが 相手が出ません

通信先のモデムやタイムレコーダーの電源、通

信ケーブルがはずれていないか確認してくださ

い。 一度モデムの電源を切り、再度入れてください。

通信先の端末およびモデムに何らかの異常があります

通信先のモデムやタイムレコーダーの電源、通

信ケーブルがはずれていないか確認して ください。

ポーリング等に対して応答がありません 通信先のモデムやタイムレコーダーの電源を確

認してください。

モデムより応答がありません モデムの設定が誤っています。設定内容を確認

してください。 一度モデムの電源を切り、再度入れてください。

こんなこともできます

・タイムレコーダーの時計を正しい時間に合わせる TimePro-XG Basic就業の起動しているパーソナルコンピュータのシステム時間を正しい時間に合わせ、[時刻送信]ボタンをクリックします。

複数のタイムレコーダーをご利用の場合、並んでいるタイムレコーダーを同期させるのに便利です。

・決められた時刻に、自動的にデータを収集する。→応用編38ページ

48

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4-2 エラーデータ一覧 ■この作業の目的

データ受信が正常に終了した後で、TimePro-XG Basic 就業で格納中にエラーになったデータや、演算

中にエラーになったデータを確認のために出力します。出力したエラーデータを確認して次のデイリーデ

ータ修正処理を行います。

他に、「個人マスター登録なしエラー」の処理を行います。(→56ページ)

■作業の流れ

ステップ1 エラーデータ 一覧の出力 ステップ2

条件を指定して、必要な エラーデータ一覧を出力 する

■操作

エラー内容によって、修正のポイントを確認する

4 毎 日 また は 週単 位 で の

1 [就業]タブの[就業日次・週次処理]をクリックします。 処

[就業日次・週次処理]メニューが表示されます。 理

メ モ タイムレコーダーを打ち忘れた人を見つけることはできません。

打ち忘れた人を検索するには、63ページの打ち忘れ処理をご利用ください。

毎日または週単位での処理

完了 エラー内容の

確認

49

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エラーデータ一覧

2 起動プログラム一覧から[エラーデータ一覧]をダブルクリックします。 [エラーデータ一覧]ダイアログボックスが表示されます。

■画面項目

No 項目名 説明

① 打刻種別 エラー一覧に出力する打刻の種類を指定します。

出退/回数/修正 通常の出退勤及び出退勤の修正データです。

事前登録/事後届出データ AGX300/350 シリーズで届出入力したデータです。

全打刻データ 出退勤・事前登録/事後届出全てのデータです

② 処理期間 エラー一覧に出力する処理期間を指定します。右欄の横のボタンをクリックすると期間入力用のカレンダが表示されます。何も入力しないと、全ての期間について出力します。

③ 出力順序 エラーデータ一覧のデータの並び順を指定します。

④ エラー内容 エラー内容を指定する場合に「指定エラー」を選択します。

3 処理選択を行い、[選択]ボタンをクリックします。

[エラーデータ一覧]ウィンドウが表示されます。

■ツールバー項目

No 項目名 説明 ① 終了 エラーデータ一覧を終了します。

② 開く 指定されたエラーデータを表示します。

③ ヘルプ ヘルプを表示します。

① ② ③

50

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No 項目名 説明

① 所属指定 「全所属」をクリックすると全員分のエラーデータ一覧が表示されます。「指定所属」をクリックすると一覧に所属が表示されますので、表示したい所属を選択します。

② 区分指定 集計区分別にエラーデータ一覧を表示することができます。

③ 個人指定 「全個人」をクリックすると所属指定で指定された所属の全員分のエラーデータ一覧が表示されます。「指定個人」をクリックすると表示する個人を指定できます。

エラーデータ一覧

■画面項目

日 ま た は 週 単

毎日または週単位での処理

51

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エラーデータ一覧

4 エラーデータを表示する個人を選択し、[開く]ボタンをクリックします。 [エラー状況]ウィンドウにエラーデータが表示されます。

■ツールバー項目

No 項目名 説明

① 終了 エラーデータ表示を終了します。

② 出力指定 [エラーデータ一覧]ウィンドウを表示します。手順3と同様に、対象者を指定します。

③ 印刷 エラー状況を印刷します。

④ プレビュー エラー状況の印刷イメージを表示します。

⑤ 再格納 「選択」チェックボックスがチェックされているエラーデータを再格納します。個人マスター登録無しのエラーの場合、該当する個人マスターを登録するなどエラーとなる原因を取り除いた後にクリックしてください。

⑥ 選択 複数のエラーデータを選択する場合に使います。複数の行番号を選択してクリックすると、選択されたエラーデータの「選択」チェックボックスにチェックが付きます。

⑦ 選択解除 複数のエラーデータの選択を解除する場合に使います。複数の行番号を選

択してクリックすると、選択されたエラーデータの「選択」チェックボックスのチ

ェックが外れます。

⑧ 表起動 Exce lを起動して、選択しているデータを表示します。

⑨ デイリ修正 エラーの発生した日付のデイリーデータ修正画面を開きます。行番号を選択するとクリックできます。全打刻データ画面では使用できません。

⑩ 外部出力 「選択」チェックボックスがチェックされているエラーデータをテキストファイルに出

力します。エラーになったデータを他のソフトウェアで利用する場合に使用します

。外部出力を行うには、オプションの「ドライブ設定」と「ファイル名設定」が必要で

す。

⑪ ヘルプ ヘルプを表示します。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪

52

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No 項目名 説明

① 選択 再格納・削除・外部出力などの対象データを選択します。チェックボックスにチェックを付けると選択対象になります。

② 個人コード エラーのある個人の個人コードが表示されます。

③ 氏名 エラーのある個人名が表示されます。

④ 所属コード エラーのある個人の所属する所属コードが表示されます。

⑤ 所属名 エラーのある個人の所属する所属部署名が表示されます。

⑥ エラー内容 エラーになった理由が表示されます。

⑦ データ エラーデータの種類が表示されます。

⑧ 日付 エラーデータを打刻した日付が表示されます。

⑨ 時刻 エラーデータを打刻した時間が表示されます。

⑩ 勤務 タイムレコーダーで押した勤務区分の No. が表示されます。

⑪ 出退 エラーデータの打刻データ区分(出勤・退勤など)が表示されます。

⑫ MC 早出・残業などの MC が表示されます。

⑬ 通信先名 打刻したタイムレコーダ名が表示されます。

⑭ 拡張データ 拡張データが表示されます。

エラーデータ一覧

■画面項目

4

イ 日 ま た は 週 単 位 で の 処 理

⑧~⑭ は、画面下部の水平スクロールバーを右に移動すると表示されます。

毎日または週単位での処理

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦

メ モ

53

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エラーデータ一覧

5 エラーデータを確認します。

6 [印刷]ボタンをクリックして、エラーデータ一覧を印刷します。

7 確認・印刷の終わったエラーを削除します。削除したいエラーの「選択」チェックボックスをクリックしてチェックを付けた後、メニューバーの[ファイル]から[削除]をクリックして実行します。

こんなこともできます

・行番号を選択して、[オプション(O)]の[エラーデータ修正(E)]を選択すると、エラーデータを修正できます。 ・行番号を選択して、[デイリ修正]ボタンをクリックすると「デイリーデータ修正」画面が表示されます。

54

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エラー内容 入力したときの主な原因 修正処理

二重打刻 間違って出勤打刻を 2 回打刻した。 正しい打刻データを確認して、[デイリー データ修正]で修正します。

MC

使用不可 MC を使用できない日付(カレンダ)の ときにMC を入力した。

「登録されているカレンダ」または「入力した MC」のどちらかに誤りがあります。[デイリーデータ

修正]で修正します。

カレンダが打 刻無効

打刻できない日付(カレンダ)のときに打刻し

た。 「登録されているカレンダ」または「入力した打刻

データ」のどちらかに誤りがあります。[デイリー

データ修正]で修正します。

打刻逆転 出勤・退勤等を誤って選択して打刻した。 「出勤」「退勤」などを確認して、[デイリーデータ

修正]で修正します。

勤務区分 指定エラー

誤った勤務区分を入力して打刻した。 「勤務区分」を確認して、[デイリーデータ修正]

で修正します。

打刻数 オーバー

1 日 8 打刻を超えて打刻した。 不要な打刻データを確認して、[デイリーデータ

修正]で削除します。

外出打刻数 オーバー

外出・戻りの打刻数が 4 打刻または 6 打刻

を超えて打刻した。 不要な打刻データを確認して、[デイリーデータ

修正]で削除します。

個人マスター 登録なし

個人マスターに登録されていないタイムカー

ドコードで打刻した。 個人マスター保守を開き、個人マスターが正し

く登録されているか確認をします。

退職処理済の 個人

退職処理が済んでいる個人の打刻データが

就業ターミナルより送られてきた。 誤って退職処理済になっているか、タイムカー

ドに登録されている個人コードに誤りがありま

す。個人マスター保守で退職処理済の個人を

確認するか、タイムカードの個人コードを確認し

ます。

勤務区分未定 勤務区分が決定できなかった。 勤務区分を確認して、デイリーデータ修正で修正します。

処理日未定 出勤・退勤等の打刻をいつの打刻データとし

て扱うのか決定できなかった。 日付を確認して、デイリーデータ修正で修正し

ます。

日付が入社日 より前

入社日より前の日付で打刻した。 個人マスター保守で入社年月日が正しいか確

認してください。

日付が退職日 より後

退職日を過ぎているのに打刻した。 個人マスター保守で退職年月日が正しいか確

認してください。

エラーデータ一覧 ■エラー内容別の修正処理のしかた

一覧の「エラー内容」に表示される、代表的なエラーについて説明します。ここで説明する以外のエラー

が頻繁に発生するようであれば、弊社SEにご相談ください。

確 認 修正処理が終わったエラーデータは、[ファイル(F)]の[削除(R)]を選択して削除してください。

4 ま た は 週 単 位 で の 処 理

毎日または週単位での処理

55

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エラーデータ一覧

こんなこともできます

「個人マスター登録なし」となっているデータは、正しい個人マスターを登録後に、一括で再格納すること ができます。

1 [共通]タブの[マスター保守]をクリックします。

[マスター保守]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[個人マスター保守]をダブルクリックします。

[個人指定]ウィンドウが表示されます。

3 エラーになった個人の個人マスターを表示し、修正して登録します。

4 [エラー状況]ウィンドウを表示します。

5 処理するエラー内容にチェックマークを付けます。

6 [再格納]ボタンをクリックします。

これで完了です。

確 認 「タイムカードの作成誤りなどでタイムレコーダーで入力したタイムカードコードに誤りがあった」場合も「個人マスター登録なし」エラーになります。この場合は、[デイリーデータ修正]で修正します。

56

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4

4-3 デイリーデータ修正 ■ この作業の目的

タイムレコーダーからパソコンに送られた就業データ(以後「デイリーデータ」と表記します)を必要に応じ

て修正・追加・削除します。

エラーデータ一覧をあらかじめ出力しておき、修正する内容を確認してから作業を開始します。

■ デイリーデータ修正の種類

3 種類のデイリーデータ修正画面があります。用途に合わせて、選択して操作してください。ここでは「デ

イリーデータ修正」で修正の流れを説明します。

・デイリーデータ修正 :個人別に 1 日単位のデータを修正します。

・デイリーデータ修正(複数個人の1日) :複数個人についてデイリーデータを修正します。毎日データを

チェックしており、1 日単位で指定所属 全員の修正画面を開き

たい場合などに便利です。

・デイリーデータ修正(個人単位の期間) :個人別に1ヶ月分のデータをまとめて修正します。タイムカード

を使わない人のデータをまとめて入力したい場合などに便利

です。 毎

日 ■ 作業の流れ ま

た デイリーデータ修正の操作の流れを以下に示します。 は

週 単

ステップ1 データ確認 ステップ2 データ修正

位 完了 で

の 処

出力したエラーデータ一覧を基に、修正内容を本人などに確認する

デイリーデータ修正画面で、データを 理 修正する

毎日または週単位での処理

57

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デイリーデータ修正

デイリーデータ修正 個人別に詳細な内容を修正できます。

1 [就業]タブの[就業日次・週次処理]をクリックします。

2 起動プログラム一覧から[デイリーデータ修正]をダブルクリックします。

[個人指定]ウィンドウが表示されます。

3 デイリーデータを修正する日付を指定します。

4 個人をクリックして、[開く]ボタンをクリックします。 [デイリーデータ修正]ウィンドウが表示されます。

58

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デイリーデータ修正

5 修正します。 エラーデータ一覧で確認した内容や各個人からの届出に従い、打刻時刻や不在理由を修正します。 タイムカードの打刻忘れの場合は「打刻」に直接時刻を入力します。 休暇や欠勤の場合は不在理由を登録します。 スケジュールが変更された場合や残業などの届出のある場合は、画面項目にしたがってデータを修正します。

注 意 修正する項目が表示されていない場合、別のシートに切り替えて修正してください。

■ツールバー項目

4 毎 日 ま た は 週 単 位 で の 処 理

No 項目名 説明

① 終了 デイリーデータ修正を終了します。

② 先頭指定 複数の個人が登録されている場合、先頭の個人のデータが表示されます。

③ 前指定 個人コードが前の人のデータが表示されます。

④ 個人指定 個人コードを指定するダイアログボックスが表示されます。

⑤ 次指定 個人コードが次の人のデータが表示されます。

⑥ 末尾指定 複数の個人が登録されている場合、最後の個人のデータが表示されます。

⑦ 前日 現在表示している個人の前日のデータが表示されます。

⑧ 翌日 現在表示している個人の翌日のデータが表示されます。

⑨ 登録 修正した内容をチェックして、間違いが無ければ登録されます。

⑩ 実打刻 実際にタイムレコーダーで打刻したデータを表示します。デイリーデータでも修正はできません。

⑪ ヘルプ ヘルプが表示されます。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪

59

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No 項目名 説明

① 個人コード 表示されているデータの個人コードと個人名を表示します。

② 処理日 表示されているデータの日付を選択、表示します。

③ 修正 このデータに修正が行われた最終の年月日と修正作業を行ったオペレータが表示されます。システム管理者でログオンしてデータを修正した場合は、***と表示されます。

④ カレンダ 会社の公休日や賃金の支払率が異なる日など、一日の意味合いを変えたい時に選択します。 カレンダの項目の意味付けについては、28ページ「3-3 カレンダを登録する」を参照してください。

⑤ 不在理由 会社に出勤するべき日にタイムレコーダーにカードを通せなかった理由(欠勤・休暇・出張など)を、一覧から選択します。休日の出張など、出勤日以外の登録も可能です。

⑥ 事由コード 不在理由の原因を入力する場合に使用します。 例)不在理由:欠勤、事由コード:病気

⑦ 勤務 あらかじめ登録した勤務時間帯の中から、処理日に該当するものを選択します。該当する時間帯が選択肢にない場合、⑧の定時開始/終了で入力します。

⑧ 定時開始 / 終了 ⑦の勤務で時間帯を選択できない場合に使用します。あらかじめ登録した勤務時間帯

以外の勤務時間帯で働いた場合の勤務開始/終了時間を入力します。出勤や退勤な

どの項目が処理日の「当日」になるのか「前日」や「翌日」になるのかを選択し、それぞ

れの時間を入力します。

⑨ 打刻フラグ 出勤や退勤などの項目が処理日の「当日」になるのか「前日」や「翌日」になるのかを

選択します。処理日当日の午前 10 時から働いて、残業で次の日の午前 2 時に退勤

する場合、出勤は当日を示す「当」、退勤は翌日を示す「翌」を選択します。

⑩ 打刻 タイムレコーダーにタイムカードを通した時刻です。

⑪ MC 打刻(タイムレコーダーにタイムカードを通した時刻)の理由を入力する場合に選択します。例)残業、直行、半日休暇

⑫ 事由コード MC欄で選択した内容の原因・理由を選択します。

⑬ シート選択タブ 修正内容に合わせて、時間数項目、その他打刻、スケジュールの 3 つのタブを選択で

きます。スケジュールタブは、スケジュールオプションをご購入いただいた場合に表示

されます。

デイリーデータ修正

■画面項目

② ③

⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬

60

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表示されるメッセージ 対応方法

カレンダに対して打刻データは不要です 打刻が許可されない日に打刻データを入力してい

ます。「カレンダ」「不在理由「」打刻データ」のいず

れかが間違っていますので、データを修正してく

ださい。

時刻の入力で範囲を超えています 「勤務区分」で決定できる 1 日の範囲を超えて打

刻データが入力されています。「勤務区分」か「打

刻データ」のどちらかが間違っていますので、デー

タを修正してください。

時刻が逆転しています 出勤より早い時刻で退勤データが入力されていま

す。時刻に誤りがない場合は、0:00 をまたいでい

る場合が考えられますので、打刻データの「前日」

「当日」「翌日」区分を確認してください。

カレンダに対して使用できない不在理由

です 「カレンダ」と「不在理由」の組み合わせに不整合

があります。カレンダと不在理由の内容を確認し

てください。

カレンダに対して使用できない MC です 「カレンダ」と「MC」の組み合わせに不整合があり

ます。カレンダと MC の内容を確認してください。

不在理由に対して使用できない事由です 「不在理由」の「事由」を確認してください。

MC に対して使用できない事由です カーソルがあたっている「MC」の「事由」を確認し

てください。

デイリーデータ修正

6 [登録]ボタンをクリックします。 修正したデータが登録されます。

確 認 ・登録時に表示されるエラーメッセージは以下のとおりです。表を参考に対応してください。

4

注 意 ・時間数項目を修正した場合、[再計算不可]をチェックしてください。チェックしないと、再計算時に変更前の数値に自動で戻ります。

・[再計算不可]をチェックした後に打刻データを変更するときは、まず、[再計算不可]のチェックを外します。チェックを外さないと、修正後に再計算を行いません。

毎日または週単位での処理

61

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デイリーデータ修正

■日付入力のしかた

1 「処理日」欄の右側にある をクリックします。 [日付入力]ダイアログボックスが表示されます。

前月に移ります

日付をクリックし反転表示させ

「OK」ボタンを押すと修正画面の

日付が変わります

翌月に移ります

2 で処理日の月を選択します。

3 処理日にしたい日付をクリックします。

日付が反転します。

4 [OK]ボタンをクリックします。

「処理日」欄の日付が選択した日付に変更されます。

62

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4

4-4 打ち忘れ処理 ■この作業の目的

タイムレコーダーにカードを通し忘れた人を抽出します。

日々のタイムレコーダーの打刻(タイムレコーダーへのカードの通し忘れ)を忘れた人を検索し、データを

修正します。

・毎日または 1 週間単位など、打刻忘れ(通し忘れ)の発生頻度に応じて操作してください。

・給与計算の対象期間を指定して、1ヶ月分の最終チェックに利用できます。 ■作業の流れ

ステップ1

打ち忘れ処理

ステップ2

デイリー

データ修正 完了

タイムカードの打刻を忘れた人をチェックする

■操作

デイリーデータ修正画面でデータを修正する

毎 日 ま た は 週 単 位 で の 処 理

1 [就業]タブの[就業日次・週次処理]をクリックします。 [就業日次・週次処理]メニューが表示されます。

毎日または週単位での処理

63

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打ち忘れ処理

2 起動プログラム一覧から[打ち忘れ処理]をダブルクリックします。

[複数個人指定]ウィンドウが表示されます。

3 打ち忘れをチェックする期間を指定します。

4 修正対象の個人を選択して、[開く]ボタンをクリックします。

[打ち忘れチェックリスト]ウィンドウが表示され、選択した個人の打ち忘れデータが表示されます。

64

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No 項目名 説明

① 終了 打ち忘れチェックリストを終了します。

② 出力指定 [複数個人指定]ウィンドウを表示します。別の個人を指定します。

③ 登録 修正したデータを登録します。

④ 印刷 「打ち忘れチェックリスト」を印刷します。

⑤ プレビュー 「打ち忘れチェックリスト」の印刷イメージを表示します。

⑥ 表起動 Excel を起動して、選択しているデータを表示します。

⑦ 実打刻 参考用に[実打刻情報参照]ダイアログボックスを表示します。

⑧ ヘルプ ヘルプを表示します。

打ち忘れ処理

5 実際の打刻時間を確認し修正します。 タイムカードを打刻し忘れた日付の出勤時刻・退勤時刻は空白で表示されます。各個人に打刻時刻を確認して、時刻を入力してください。 出勤時刻・退勤時刻とも空白の場合は休暇や欠勤の可能性がありますので、その場合は不在理由を選択します。 データ入力後に[登録]ボタンをクリックすると、打ち忘れのなくなった個人は画面表示から消えます。全ての個人が画面に表示されなくなれば、全ての打ち忘れが修正されています。

■ツールバー項目

4 毎日または週単位での処理

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

65

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打ち忘れ処理

■画面項目

① ②

③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮

⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ ㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕

㉖ ㉗ ㉘ ㉙ ㉚

66

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No 項目名 説明

① 処理期間 指定した期間が表示されます。

② カーソル移動 [Enter]キーを押したときのカーソルの移動先を右か下で選択します。

③ 個人コード 打ち忘れデータのある個人の個人コードが表示されます。

④ 氏名 打ち忘れデータのある個人の氏名が表示されます。

⑤ 処理日 実際に打ち忘れた日が表示されます。

⑥ 曜 処理日の曜日が表示されます。

⑦ カレンダ 会社の公休日や賃金の支払率が異なる日など、一日の意味合いを変えたい時に選択します。 カレンダの項目の意味付けについては、28ページ「3-3 カレンダを登録する」を参照してください。

⑧ 不在 会社に出勤するべき日にタイムレコーダーにカードを通せなかった理由(欠勤・休暇・

出張など)を、一覧から選択します。休日の出張など、出勤日以外の登録も可能

です。

⑨ 勤務区分 あらかじめ登録した勤務時間帯の中から、処理日に該当するものを選択します。

⑩ 出 修正する日付と比較し出勤打刻が前日・当日・翌日のどこになるかを選択します。 (例 1:前日の 22 時に出勤し当日 8 時に退勤する→出勤打刻は前日、退勤打刻は当日) (例 2:当日 18 時に出勤し翌日 4 時に退勤する→出勤打刻は当日、退勤打刻は翌日)

⑪ 出勤打刻 出勤時の打刻時刻が表示されます。

⑫ 出 MC 出勤の打刻に何らかの例外を入力する場合に選択します。直行・半日休暇などが対象です。

⑬ 退 修正する日付と比較し退勤打刻が前日・当日・翌日のどこになるかを選択します。

⑭ 退勤打刻 退勤時の打刻時刻が表示されます。

⑮ 退 MC 退勤の打刻に何らかの例外を入力する場合に選択します。残業や直帰・半日休暇などが対象です。

⑯ 外 修正する日付と比較し外出打刻が前日・当日・翌日のどこになるかを選択します。

⑰ 外出打刻 外出時の打刻時刻が表示されます。

⑱ 外 MC 外出の打刻に何らかの例外を入力する場合に選択します。

⑲ 戻 修正する日付と比較し戻り打刻が前日・当日・翌日のどこになるかを選択します。

⑳ 戻り打刻 外出戻り時の打刻時刻が表示されます。

㉑ 外 2 修正する日付と比較し外出 2 打刻が前日・当日・翌日のどこになるかを選択します。

㉒ 外2 打刻 外出 2 の打刻時刻が表示されます。

㉓ 外 2MC 外出 2 の打刻に何らかの例外を入力する場合に選択します。

㉔ 戻 2 修正する日付と比較し戻り 2 打刻が前日・当日・翌日のどこになるかを選択します。

㉕ 戻2 打刻 戻り 2 の打刻時刻が表示されます。

㉖ 外 3 修正する日付と比較し外出 3 打刻が前日・当日・翌日のどこになるかを選択します。

㉗ 外出 3 外出 3 の打刻時刻が表示されます。

㉘ 外 3MC 外出 3 の打刻に何らかの例外を入力する場合に選択します。

㉙ 戻 3 修正する日付と比較し戻り 3 打刻が前日・当日・翌日のどこになるかを選択します。

㉚ 戻り 3 戻り 3 の打刻時刻が表示されます。

打ち忘れ処理

4 毎 日 ま た は 週 単 位 で の 処 理

メ モ ⑬~㉚は、画面下部の水平スクロールバーを右に移動すると表示されます。

毎日または週単位での処理

67

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打ち忘れ処理

6 [登録]ボタンをクリックします。

修正したデータが登録されます。

・打ち忘れの「抽出条件」を変更する場合は、[オプション(O)]の[打ち忘れチェック設定 (N)...]を選択し、[打ち忘れチェック設定]ダイアログボックスで操作します。→応用編 57 ページ

・[登録]ボタンをクリックしたときに表示されるエラーメッセージについては エラー! ブックマークが定義されていません。 ページをご覧ください。

こんなこともできます

就業日次・週次処理が終わった後に1ヶ月間の期間を指定し打ち忘れチェック処理を行うことで、1か月分のデイリーデータの最終確認ができます。

確 認

68

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No 項目名 説明

① 終了 就業週報を終了します。

② 印刷 「就業週報」を印刷します。

③ プレビュー 「就業週報」の印刷イメージを表示します。

④ ヘルプ ヘルプを表示します。

4

4-5 就業週報 ■この作業の目的

今までの作業で作成・修正されたデイリーデータを確認用に印刷します。

確認して間違いがあれば修正作業を行い、最終的に間違いのないものを資料用に保存します。

■作業の流れ

就業週報の操作の流れを以下に示します。

ステップ1 就業週報の 出力 ステップ2 保管する 完了

就業週報を出力して、内容に間違いがないか確認する 間違いがある場合、「デイリーデータ修正」(57 ページ)でデータを修正する

■操作

正しい就業週報を保管す

た は 週 単 位 で の 処 理

1 [就業]タブの[就業日次・週次処理]をクリックします。 [就業日次・週次処理]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[就業週報]をダブルクリックします。 [就業週報]ウィンドウが表示されます。

■ツールバー項目

毎日または週単位での処理

① ② ③ ④

69

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就業週報

3 就業週報を出力する期間を指定します。

4 就業週報を出力する個人を指定します。

■画面項目

No 項目名 説明

① 処理期間 就業週報を出力する期間を指定します。

② 所属指定 「全所属」をクリックすると、全員分の就業週報が出力されます。「指定所属」をクリッ

クすると、一覧に所属が表示されますので、就業週報を出力したい所属を選択しま

す。

③ 区分指定 集計区分別に就業週報を出力することができます。

④ 個人指定 「全個人」をクリックすると、所属指定で指定された所属の全員分の就業週報が出力

されます。「指定個人」をクリックすると、就業週報を出力する個人を指定することが

できます。

5 [印刷]ボタンをクリックします。

[印刷]ダイアログボックスが表示されます。

6 [OK]ボタンをクリックします。

就業週報が印刷されます。

70

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就業週報

●日付範囲指定のしかた

1 「処理期間」欄の右側にある をクリックします。 [日付入力]ダイアログボックスが表示されます。

前月に画面を切り替えます

翌月に画面を切り替えます

4 2 で就業週報の出力開始日が含まれる月を選択します。 毎

3 就業週報の出力開始日をクリックします。 ま

日付が反転します。 は 週

4 [Shift]キーを押しながら、就業週報の出力終了日をクリックします。 単

確 認 ・出力開始日を指定してから月を変えて、出力終了日をクリックすることもできま で す。 の

・出力期間は、最大で 42 日間指定できます。 処

5 [OK]ボタンをクリックします。 「処理期間」欄の日付が選択した日付に変更されます。

毎日または週単位での処理

週報の出力期間を選択して、

反転表示させます。

71

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5

月単位での処理

5-1 月次データ集計 ............................................................................................................................. 74

5-2 集計データ修正 ............................................................................................................................. 77

集計データ修正(個人単位) .......................................................................................................................................................... 78

5-3 就業月報 .......................................................................................................................................... 81

この章では毎月行う作業について基本的なものをまとめて流れに沿って説明します。

73

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No 項目名 説明

① 終了 月次データ集計を終了します。

② 集計実行 集計を開始します。

③ ヘルプ ヘルプを表示します。

5-1 月次データ集計

注 意 就業週報や打ち忘れチェックリストで、就業日次・週次処理が完了していることを確認してから、月次データ集計を行ってください。

月次データ集計が終わった後にデイリーデータ修正をした場合は、再度月次データ集計を行う必要があります。

■この作業の目的

1ヶ月分のデイリーデータを集計します。デイリーデータ集計結果は就業月報などの基本データ

になります。

メ モ 長期休日などで、締日の変更がある場合は締日の変更を先にしてから操作します。 締日の変更は、[オプション(O)]の[締日変更(P)...]を選択すると表示される、[締日変更]ダイアログボックスで変更します。(76 ページ)

■作業の流れ

ステップ1 就業日次・ 週次処理の 完了確認 ステップ2

月次データ

集計 ステップ3

就業週報や打ち忘れチェックリストを使用して、就業日次・週次処理が完了していることを確認する 完了していない場合、完了させる

処理年月と個人を指定し て、月次データを集計する

集計結果に問題がなければ完了 修正が必要な場合、「デイリーデータ修正」か 「集計データ修正」で修正する

■操作

1 [就業]タブの[就業月次処理]をクリックします。

[就業月次処理]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[月次データ集計]をダブルクリックします。

[月次データ集計]ウィンドウが表示されます。

■ツールバー項目

① ② ③

完了 集計結果の

確認

74

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月次データ集計

3 月次データを集計する年月を指定します。

4 月次データを集計する個人を指定します。

■画面項目

5 月 単 位 で の 処 理

No 項目名 説明

1 処理年月 月次データを集計する年月を指定します。

2 所属指定 「全所属」をクリックすると、全員分の月次データが集計されます。「指定所属」をクリックすると、一覧に所属が表示されますので、月次データを集計したい所属を選択します。

3 区分指定 集計区分別に月次データを集計することができます。

4 個人指定 「全個人」をクリックすると、所属指定で指定された所属の全員分の月次データが集計されます。「指定個人」をクリックすると、月次データを集計する個人を指定することが

できます。

5 [集計実行]ボタンをクリックします。

確認のダイアログボックスが表示されます。

6 [はい(Y)]ボタンをクリックします。

集計が開始されます。

注 意 [集計データ修正]で「再計算不可」を選択した個人については集計されません。該当する個人を集計する場合は、[集計データ修正]で「再計算不可」を解除してから再度月次データ集計を実行してください。

75

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月次データ集計

・連休などで給与計算を通常月より早く行いたい場合、就業の締切日を切り換えることができます。

1 メニューバーの[オプション(O)]から[締日変更(P)...]を選択します。

[締日変更]ダイアログボックスが表示されます。

2 「処理月」欄で、締切日を変更する月を選択します。

注 意 既に月次処理が確定した月の締切日は変更しないでください(例:4月の処理が確定した後に4月の締切日を変更し、その後5月分の集計を行うと月次台帳の連続性がなくなります。)

■画面項目

No 項目名 説明

① 処理月 締切日を変更する月を選択します。

② 対象区分 締切日は、集計区分ごとに登録されています。対象の集計区分の締切日を変更してください。

③ 処理開始日 対象者の処理開始日が表示されます。変更はできません。

④ 締切日 処理月として選択した月の締切日を入力します。ここで入力した日の翌日の日付が翌月の処理開始日になります。

注 意 この変更はあくまでも締切日の変更です。会計など給与計算の締め切りと異なる期間で集計するような利用はできません。

処理開始日を変更すると集計結果の連続性が保てなくなるため、処理開始日の変更はできません。

・給与計算システムにデータを出力することができます。 →応用編 232 ページ

・お客様のご要望に応じた分析・チェックリストが出力できます。 →応用編 240 ページ

メ モ

③ ④

こんなこともできます

76

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5-2 集計データ修正

注 意 集計結果の修正は、通常の場合は[集計データ修正]ではなく、日次・週次処理の「デイリーデー タ修

正」でデイリーデータを修正してください。

■この作業の目的

月次データ集計での集計結果を修正します。

例外的な修正を行う場合に操作します。例として、前月の残業申請のし忘れを今月処理する場合などが

考えられます。

■集計データ修正の種類

2 種類の集計データ修正画面があります。用途に合わせて、選択して操作してください。ここでは「集計

データ修正(個人単位)」を例に説明します。

・「集計データ修正(個人単位)」:個人別に集計データを修正します。小人数分の修正をするの

に向いています。

・「集計データ修正(複数個人)」:複数個人について集計データを修正します。多人数分の修正

をするのに向いています。

■作業の流れ 5

ステップ1 修正内容を

確認 ステップ2

データを修正

する

月次データ集計での集計結果を確認し、修正が必要な内容が、例外的なものであることを確認する

集計データ修正でデータを修正する

完了

77

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集計データ修正

集計データ修正(個人単位) 「月次データ集計」で集計した計算結果を個人ごとに修正します。

1 [就業]タブの[就業月次処理]をクリックします。 [就業月次処理]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[集計データ修正(個人単位)] をダブルクリックします。 [個人指定]ウィンドウが表示されます。

3 修正する処理年月を選択します。

4 修正する個人を選択し、[開く]ボタンをクリックします。 [集計データ修正(個人単位)]ウィンドウが表示されます。

■ツールバー項目

No 項目名 説明

① 終了 集計データ修正(個人単位)を終了します。

② 先頭指定 データベースに登録されている先頭の個人のデータが表示されます。

③ 前指定 個人コードが前の人のデータが表示されます。

④ 個人指定 [個人指定]ウィンドウを表示します。

⑤ 次指定 個人コードが次の人のデータが表示されます。

⑥ 末尾指定 データベースに登録されている最後の個人のデータが表示されます。

⑦ 前月 同じ個人の前月のデータを表示します。

⑧ 翌月 同じ個人の翌月のデータを表示します。

⑨ 登録 表示されているデータを登録します。

⑩ ヘルプ ヘルプを表示します。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩

78

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No 項目名 説明

① ページタブ 1 ページに 40 項目表示されるので、月次集計する項目数が多い場合は[2ページ]タブが表示されます。クリックして切り換えて入力してください。

② 処理年月 表示する集計データの年月を選択します。

③ 再計算不可 データを変更した場合、チェックを付けます。

④ 集計期間 選択された処理年月の集計期間を示します。

⑤ 修正 このデータに修正が行われた最終の年月日と修正作業を行ったオペレータが表示されます。システム管理者でログオンしてデータを修正した場合は、***と表示されます。

⑥ 個人コード 表示されているデータの個人コードと個人名を表示します。

⑦ 集計項目 各項目のデータが表示されます。必要に応じて修正します。

集計データ修正

■画面項目

5 月単位での処理

① ② ③ ④

⑤ ⑥

79

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集計データ修正

5 集計項目のデータを修正し、「再計算不可」チェックボックスにチェックを付けます。

必要な人数分作業を繰り返します。

注 意 ・データを修正した場合は、「再計算不可」チェックボックスにチェックを付けてください。チェックせずに再度[月次データ集計]を実行すると、修正前の数値に戻ってしまいます。

再計算されるのを防止するために、「再計算不可」チェックボックスにチェックを付けます。

・「デイリーデータ修正」でデイリーデータを修正する場合は、「再計算不可」チェックボックスにチェックを付けないでください。チェックしたままではデイリーデータ修正後に[月次データ集計]を行っても再計算されないため、修正内容が反映されません。

6 [登録]ボタンをクリックします。 修正したデータが登録されます。

80

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所属 : 0001 管理部

個人コード 00000100 00000101 00000131 00000213 00000106 00000133 氏名 天野 太郎 伊藤 一郎 伊集院 優子 山岸 隆 斎賀 政子 鈴木 恵 所定日数 22.00 22.00 22.00 22.00 22.00 22.00 出勤日数 22.00 22.00 21.00 22.00 22.00 22.00 休1日数 0.00 0.00 1.00 0.00 0.00 1.00 休2日数 0.00 0.00 0.00 2.00 0.00 0.00 年休日数 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 欠勤日数 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 無欠日数 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 遅早回数 0 0 0 2 6 0 私用外出 0 0 0 0 0 0 出勤率 100.00 100.00 95.45 100.00 100.00 100.00 年休残数 40.00 40.00 40.00 26.00 40.00 40.00 所定時間 174:00 176:00 168:00 157:00 169:00 176:00 早出残業 0:00 0:00 0:00 12:00 20:00 31:30 深夜所定 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 深夜残業 0:00 0:00 0:00 1:00 3:00 3:00 休1時間 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 休1深夜 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 休2時間 0:00 0:00 0:00 23:30 0:00 0:00 休2深夜 0:00 0:00 0:00 0:30 0:00 0:00 遅早時間 0:00 0:00 0:00 3:00 7:00 0:00 私用外出 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 0:00 個人コード 00000223 00000227 00000228 00000107

氏名 田中 日菜子 川野 友子 松元 豊寛 前田 陽平 所定日数 21.00 21.00 21.00 22.00 出勤日数 21.00 21.00 21.00 20.00 休1日数 0.00 0.00 0.00 2.00 休2日数 1.00 1.00 1.00 1.00 年休日数 0.00 0.00 0.00 0.00 欠勤日数 0.00 0.00 0.00 0.00 無欠日数 0.00 0.00 0.00 0.00 遅早回数 2 4 2 0 私用外出 0 0 0 0 出勤率 100.00 100.00 100.00 90.90 年休残数 23.00 11.00 10.00 40.00 所定時間 165:00 163:00 165:00 160:00 早出残業 15:00 0:00 15:00 0:00 深夜所定 0:00 0:00 0:00 0:00 深夜残業 1:30 0:00 1:30 0:00 休1時間 0:00 0:00 0:00 0:00 休1深夜 0:00 0:00 0:00 0:00 休2時間 11:00 10:30 11:00 0:00 休2深夜 0:00 0:00 0:00 0:00 遅早時間 3:00 5:00 3:00 0:00 私用外出 0:00 0:00 0:00 0:00

個人コード 所定日数 年休残数

私用外出 出勤日数 所定時間 休1日数

早出残業 休2日数 深夜所定 年休日数

深夜残業 欠勤日数 休1時間 無欠日数

休1深夜 遅早回数 休2時間 私用外出

休2深夜 出勤率 遅早時間 氏名

00000100 22.00 40.00 0:00 22.00

174:00 0.00 0:00 0.00

0:00 0.00 0:00 0.00

0:00 0.00 0:00 0

0:00 0 0:00 100.00

0:00 天野 太郎 00000101 22.00

40.00 0:00 22.00

176:00 0.00 0:00 0.00

0:00 0.00 0:00 0.00

0:00 0.00 0:00 0

0:00 0 0:00 100.00

0:00 伊藤 一郎 00000107 22.00

40.00 0:00 20.00

160:00 2.00 0.00 1.00

0:00 0.00 0:00 0.00

0:00 0.00 0:00 0

0:00 0 0:00 90.90

0:00 前田 陽平 00000109 22.00

40.00 0:00 22.00

175:00 0.00 14:00 0.00

0:00 0.00 1:30 0.00

0:00 0.00 0:00 2

0:00 0 0:00 100.00

1:00 長谷川 悦子 00000103 22.00

40.00 0:00 22.00

180:00 0.00 25:00 0.00

0:00 0.00 3:00 0.00

0:00 0.00 0:00 0

0:00 0 0:00 100.00

0:00 松沢 香織 00000106 22.00

40.00 0:00 22.00

169:00 0.00 21:30 0.00

0:00 0.00 3:00 0.00

0:00 0.00 0:00 6

0:00 0 0:00 100.00

7:00 斎賀 政子 00000102 22.00

40.00 0:00 22.00

174:00 0.00 0:00 0.00

0:00 0.00 3:00 0.00

0:00 0.00 0:00 0

0:00 0 0:00 100.00

0:00 横浜 花子 01 部計 154.00

280.00 0:00 152.00

1208:00 2.00 60:30 0.00

0:00 0.00 7:30 0.00

0:00 0.00 0:00 8

0:00 0 0:00 98.70

8:00 管理部

5-3 就業月報

■この作業の目的

就業月報を出力します。

縦型と横型の2種類の形式があります。

縦型:縦方向に就業項目を表示し、横方向に個人名を表示します。1ページに多項目を出力す

るのに向いています。

横型:縦方向に個人名を表示し、横方向に就業項目を表示します。1ページに多人数を出力す

るのに向いています。

就業月報(縦型)

処理年月 : 2006 年 01 月

就業月報(横型)

処理年月 : 2004 年 01 月 所属 : 0001 管理部

5 月単位での処理

縦型 横型

■操作

[就業月報(縦型)]の出力方法を説明します。

1 [就業]タブの[就業月次処理]をクリックします。

[就業月次処理]メニューが表示されます。

2 起動プログラム一覧から[就業月報(縦型)]をダブルクリックします。

[就業月報(縦型)]ウィンドウが表示されます。

メ モ 横型を出力したいときは、起動プログラム一覧から[就業月報(横型)]をダブルクリックしてください。

81

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就業月報

■ツールバー項目

No 項目名 説明

① 終了 就業月報を終了します。

② 印刷 就業月報(縦型)を印刷します。

③ プレビュー 就業月報(縦型)の印刷イメージを表示します。

④ ヘルプ ヘルプを表示します。

3 印刷する処理年月、個人を選択します。

① ② ③ ④

82

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No 項目名 説明

① 処理年月 就業月報を出力する年月を指定します。

② 所属指定 「全所属」をクリックすると、全員分の就業月報が出力されます。「指定所属」をクリックすると、一覧に所属が表示されますので、就業月報を出力したい所属を選択しま

す。

③ 区分指定 集計区分別に就業月報を出力することができます。

④ 個人指定 「全個人」をクリックすると、所属指定で指定された所属の全員分の就業月報が出力されます。「指定個人」をクリックすると、就業月報を出力する個人を指定することができます。

就業月報

■画面項目

5

で の 処 理

4 [印刷]ボタンをクリックします。

[印刷]ダイアログボックスが表示されます。

5 [OK]ボタンをクリックします。

就業月報が印刷されます。

月単位での処理

83

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就業月報

就業月報に印刷される出力項目を変更する場合は以下の手順で操作します。

1 メニューバーの[オプション(O)]から[就業月報設定(T)...]を選択します。

[就業月報設定]ダイアログボックスが表示されます。

2 就業月報に出力する内容を編集します。

■画面項目

No 項目名 説明

① タイトル 就業月報に出力するタイトルを入力します。

② 承認欄を出力する 承認欄を出力するか選択します。

③ 選択項目 表示されている各タイトルで表示される内容をクリックして選択し、[選択>>]ボタンをクリックすると出力項目として登録されます。

④ 取消 出力項目で選択されている項目を取り消します。

⑤ 出力項目 月報に出力する項目を表示します。99 項目まで選択することができます。

「○」印の付いた項目は太字で出力されます。 スペースは空白項目で出力されます。

⑥ 対象条件 指定した条件に一致した人のみ月報を出力する場合に登録します。

⑦ 分類 「対象条件」で指定する項目の分類を選択します。

⑧ 項目 対象となる項目を選択します。

⑨ 条件値 条件値を入力します。

⑩ 演算子 対象条件との比較方法を選択します。

⑪ 縦横指定 月報の出力仕様を選択します。 縦型:縦方向に就業項目を表示し、横方向に個人名を表示します。

1 ページに多くの項目を出力するのに向いています。 横型:縦方向に個人名を表示し、横方向に就業項目を表示します。

1 ページに多人数を出力するのに向いています。

① ②

③ ④ ⑤

⑦ ⑧ ⑨ ⑩

こんなこともできます

84

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就業月報

メ モ 帳票を見やすくするために、出力項目を太字で出力することもできます。 出力項目を選択し、[強調]ボタンをクリックすると、出力項目に「○」印が付き ます。

「○」印の付いた項目は太字で出力されます。

3 [登録]ボタンをクリックします。

データが登録されます。

5 月単位での処理

85

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MEMO

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MEMO

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