ワイヤレステストベッドについて TD-SCDMA RAN NodeB Internet網・回線交換網・パケット交換網 TD-SCDMA Core Network 試験端末/端末シミュレータ TD-SCDMA開発・

新世代ワイヤレス研究センター新世代ワイヤレス研究センター

独立行政法人情報通信研究機構

新世代ワイヤレス研究センター

ワイヤレステストベッドについて〔LTE/TD-SCDMA /WiMAX 相互接続試験(ＩＯＴ)〕

独立行政法人情報通信研究機構

新世代ワイヤレス研究センター

ワイヤレステストベッドについて〔LTE/TD-SCDMA /WiMAX 相互接続試験(ＩＯＴ)〕

平成２３年１月平成２３年１月

横須賀研究所統括

南圭次横須賀研究所統括

南圭次


（独）情報通信研究機構（NICT）横須賀研究所

移動通信システムの動向

第２世代

無線アクセス

2000年 2010年

無線LAN

11Mbps 54Mbps 100Mbps 1Gbps超高速

無線LAN

第３世代第４世代（IMT-Advanced）

広帯域移動無線アクセスシステム

音声インターネット接続

3.5世代

～数kbps ～384kbps ～22Mbps 100Mbps超

（ADSL同等）音楽、ゲーム等サービスの高度化

携帯電話

現在現在

広域化モバイル化

(光ファイバと同等)

現在現在

（20～４0Mbps）

次世代PHS：ウィルコムが2009年４月２７日よりサービス開始WiMAX ：UQｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝｽﾞが2009年２月２６日よりサービス開始

モビリティ・通信品質等に優れた携帯電話系システムと、高速性・コスト面等で先行する無線LAN系の双方のシステムが各々発展してきており、両者の特色をとりこみつつ、第４世代等の新たな移動通信システムの検討が進展。第４世代携帯電話の国際標準に我が国の意向が反映されるよう、ITU、APT等での標準化活動に積極的に貢献。

2008年に国際標準化完了

2011年2月の国際標準化を目指し、ITU-R（国際電気通信連合）※1において審議中。日本からは寄与文書を提出するなど国際標準化活動に積極的に貢献。日中における共同研究やＡＰＴ※2と連携した標準化活動を推進。

PDC（日本）GSM（欧州）cdmaOne（北米）

W-CDMACDMA2000（世界共通）

3.9世代

※1 国際電気通信連合（ITU:InternationalTelecommunication Union）の無線通信部

門（Radiocommunication Sector）※2 アジア・太平洋電気通信共同体（APT:Asia Pacific Telecommunity ）

高速化

高速移動時 100Mbps低速移動時 1Gbps

携帯電話等の進化

2

総務省ホームページより(一部追加)

LTE

社会インフラとして様々な分野での電波利用の推進社会インフラとして様々な分野での電波利用の推進

次世代情報家電、ホームネットワーク物流管理・食の安全性

電子タグによる物流管理、食品のトレーサビリティの高度化・効率化等を実現

・バス位置情報管理システム・観光情報提供システム

地域ワイヤレスシステム

ワイヤレス家電システムの導入を実現

医療

健康管理の効率化、新たな診察技術の実現

ＩＴＳ

事故を未然に防止する安心･安全な高度化ＩＴＳの導入を実現

側方車

先行車

～１００ｍ

側方車

側方車

先行車

～１００ｍ

側方車

側方車

先行車

～１００ｍ

側方車

ロボット

電波による対象物の認知、姿勢制御等の高度なセンサ技術、遠隔制御技術の実現

電子マネー・料金収受公共分野、安全・安心海のマルチメディア

携帯電話等による電子決済、ガス残量・使用量の確認等料金収受の効率化

海上航行の安全性を高めるブロードバンド通信の実現

新たな電波利用を実現するための利用技術の実現、促進方策等への対応

様々な分野での電波利用の推進

3

総務省ホームページより

電波を取り巻く環境の変化・電波利用ニーズの拡大・技術の革新研究開発・国際標準化

の推進・新たな無線通信システムの導入のための電波有効利用技術の開発

・国際競争力強化のための国際標準化等の推進

利用環境の整備・ワイヤレスブロードバンド実現のための環境整備

周波数の移行・再編・周波数の逼迫や、携帯電話の高度化等に対する新たな周波数の確保

・必要な周波数を確保するための周波数移行・再編の実施

世界最先端のワイヤレスブロードバンド社会等を構築するため、①周波数の移行・再編、②利用環境の整備、③研究開発・国際標準化の推進を一体的に取り組んでいる。

電波利用の一層の高度化に向けた取組

4

総務省ホームページより

（独）情報通信研究機構（NICT）横須賀研究所

ワイヤレステストベッドの概要


ワイヤレステストベッド整備の背景

6

新産業の創出、国際競争力強化等情報通信技術の発展に貢献することを目的として、横須賀研究所に横須賀ワイヤレステストベッド（仮称）を整備

NICTにおける新たなワイヤレスネットワーク技術開発やアプリケーションの研究開発を推進コグニティブ無線システムの開発実証、ホワイトスペース技術

開発実証等に活用を予定

新産業の創出、国際競争力強化等情報通信技術の発展に貢献することを目的として、横須賀研究所に横須賀ワイヤレステストベッド（仮称）を整備

NICTにおける新たなワイヤレスネットワーク技術開発やアプリケーションの研究開発を推進コグニティブ無線システムの開発実証、ホワイトスペース技術

開発実証等に活用を予定

整備状況等 YRPセンター2番館3階にテストベッド装置等を設置済み現在、内壁、電源等の付帯設備工事中運用に係る規程，手続き規則等の調整中平成23年4月から利用開始予定

整備状況等 YRPセンター2番館3階にテストベッド装置等を設置済み現在、内壁、電源等の付帯設備工事中運用に係る規程，手続き規則等の調整中平成23年4月から利用開始予定


（1）WiMAX接続評価装置地域WiMAXで必要とされているマルチベンダ間の機器相互接続を検証するための認証サーバ群。まずは共同研究の形でWiMAX協議会と利用検証

（2） TD-SCDMA開発・接続評価装置3G携帯IOTとアプリケーション開発用TB

（3） LTE接続評価装置FTTH並の通信速度を実現する3.9世代携帯のIOTとアプリケーション実証を推進。

WiMAX接続評価装置

TD-SCDMA開発・接続評価装置

LTE TD-SCDMA WiMAX

電波暗室

電波暗室準備

室

ブロードバンドワイヤレスフォーラム推進

ICT関連企業の利用

NICTオープンラボ規程（改程検討中）

テストベッドのスキーム

有償で貸出テストベッド利用者エキスパート組織

新産業の創出、国際競争力強化等情報通

信技術の発展に貢献（自ら研究でも利用）

YRP ｾﾝﾀｰ2番館3F

7

テストベッドの構成 1/2

LTE接続評価装置

ブロードバンドワイヤレスフォーラム総会会長土居範久（中央大学）副会長村上輝康（野村総合研究所）

ブロードバンドワイヤレスフォーラム総会会長土居範久（中央大学）副会長村上輝康（野村総合研究所）

アドバイザリーグループ会長：土居範久（中央大学）、副会長：村上輝康（野村総合研究所）

構成員電波政策懇談会メンバー１９名※フォーラム活動全般に対し幅広い視点から助言

アドバイザリーグループ会長：土居範久（中央大学）、副会長：村上輝康（野村総合研究所）

構成員電波政策懇談会メンバー１９名※フォーラム活動全般に対し幅広い視点から助言

運営委員会委員長：大森慎吾（YRP国際連携研究所代表理事）構成員 24名（通信事業者、放送事業者、メーカ、団体等）

運営委員会委員長：大森慎吾（YRP国際連携研究所代表理事）構成員 24名（通信事業者、放送事業者、メーカ、団体等）

企画・戦略部会

部会長：森川博之（東京大学）

企画・戦略部会

部会長：森川博之（東京大学）

テストベッド運用分科会※既存及び今後整備予定のワイヤレステストベッドの利用・運用・整備について検討（分科会長：門脇氏（NICT））

テストベッド運用分科会※既存及び今後整備予定のワイヤレステストベッドの利用・運用・整備について検討（分科会長：門脇氏（NICT））

企画調整会議※イベントの企画、その他分科会間の調整等について部会長、各分科会長等で調整、確認。

企画調整会議※イベントの企画、その他分科会間の調整等について部会長、各分科会長等で調整、確認。

8

利用検討ワーキンググループ

（ITS用無線器同士の相互接続性に関する検討）

（テストベッドの利用方法について検討）

ITS相互接続検証ワーキンググループ

新産業創出ｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝ提案ﾜｰｷﾝｸﾞｸﾞﾙｰﾌﾟ新産業創出ｲﾉﾍﾞｰｼｮﾝ提案ﾜｰｷﾝｸﾞｸﾞﾙｰﾌﾟ

幹事会幹事会ワイヤレス電力伝送ワーキンググループワイヤレス電力伝送ワーキンググループ

新ワイヤレスシステムワーキンググループ新ワイヤレスシステムワーキンググループ

インテリジェント端末ワーキンググループインテリジェント端末ワーキンググループ

ブロードバンドワイヤレスフォーラム（BWF)推進体制図

プロジェクト推進分科会※各プロジェクトに関する研究開発・実証実験の検討、プロジェクト推進のための国際産学官連携推進活動等を実施

（分科会長：横井氏（野村総合研究所））

プロジェクト推進分科会※各プロジェクトに関する研究開発・実証実験の検討、プロジェクト推進のための国際産学官連携推進活動等を実施

（分科会長：横井氏（野村総合研究所））

参加 124者（2011年1月11日現在）

8

〔参考〕


テストベッドの構成 2/2

9

eNodeB

Router

LTE

RAN

Handover

eNodeB

LTE CoreNetwork

Internet網

NodeB

RNC

TD-SCDMA

RAN

NodeB

Internet網・回線交換網・パケット交換網

TD-SCDMACore

Network

試験端末/端末シミュレータ


TD-LTE CoreNetwork

RANの接続試験

（持込み）

GSM

シールドルーム

WiMAX 接続評価装置

ＣＳＮ（ WiMAXｺｱNW設備）

ASN（WiMAX無線系）

MS

Internet網

連携他のテストベッド（ユビキタス特区等）との連携

LTE 接続評価装置


AAA

DHCP/DNS

ASNGW

インターネット管理ツール

L2SW

L3SW

ASN

CSN

MS

BSBSBS

BSBSBS

ASNGW

L2SW

ASN

BSBSBS

BSBSBS

L2SW

ASN

BSBSBS

BSBSBS

ASNGW

L2SW

ASN

BSBSBS

BSBSBS

L2SW

BSBSBS

BSBSBS

IOT IOT IOT IOT IOT

ASN

・・・

ユーザーが持込み（接続）

地域WiMAX事業者間の相互運用および地域WiMAXの基地局－端末間相互運用試験を支援し、次世代無線システムの速やかな社会への浸透を促進する環境を構築地域WiMAX事業者間の相互運用および地域WiMAXの基地局－端末間相互運用試験を支援し、次世代無線システムの速やかな社会への浸透を促進する環境を構築

CSN：Connectivity Service NetworkAAA：Authentication, Authorization andAccountingASN：Access Service NetworkBS ：Base stationMS ：Mobile station

WiMAX接続評価装置

10


WiMAX接続評価装置の設備の概要

11

機器名備考

AAA サーバ＋ソフトウェア＋クライアントPCWiMAX Forum NWG 1.1.1 に準拠Stage 3 rev.1.0、1.1、1.1.2、1.2.に準拠

DHCP/DNS DHCP/DNS一体型

L3SW

管理ツールハード+ソフトウェア、CSN監視用

WiMAX接続評価装置は次の規定に準拠。

•IEEE802.16-2004、IEEE802.16e

•WiMAX Forum Mobile System Profile Release1.0

－互換性：WiMAX Wave2

－ASNプロファイル：プロファイルC

－認証方式：EAP - TTLS

WiMAX接続評価装置構成表


GSMBTS

TDRNC

GSMBSC

MGW SGSN

GGSN

MSCSERVER

HLR/HSS

SMSC

RouterFirewall

WAP GW


試験端末

S/P-GW

TDRNC

Legend:

E1

IP

Fiber

TDeNodeB

中国仕様のTD-SCDMAネットワーク・TD-LTEコアネットワーク設備による接続試験環境を構築することで、中国向けのコアネットワーク設備、基地局、端末、アプリケーションの開発支援を総合的に行える環境を構築中国仕様のTD-SCDMAネットワーク・TD-LTEコアネットワーク設備による接続試験環境を構築することで、中国向けのコアネットワーク設備、基地局、端末、アプリケーションの開発支援を総合的に行える環境を構築

To Internet

TD-LTE部分

試験端末

BSC : Base Station ControllerBTS : Base Transceiver StationRNC : Radio Network ControllerSGSN : Serving GPRS Support NodeGGSN : Gateway GPRS Support NodeHLR : Home Location RegisterMSC : Mobile Switch CenterSMSC : Short Message Service CenterS-GW : Serving GatewayP-GW : PDN GatewayMGW : Media GatewayMME : Mobility Management EntityBBU : Base Band UnitRRU : Remote Radio Unit

12

TDeNodeB

ユーザが持ち込み

MME

TD RRU

TDNodeB

TDBBU

TD RRU TD RRU

TDBBU

TD BBU

TDNodeB

TDNodeB


TD-SCDMAネットワーク部分設備概要

HSPA対応の無線アクセスネットワーク（TD-SCDMA）（3GPP Release 7）

TD-SCDMAとの間でハンドオーバを検証するためのGSMの無線アクセスネットワーク（GSM/EDGE)

上記両無線アクセスネットワークを収容するコアネットワーク

WAPゲートウェイ及びSMSセンター

O&M装置

屋上GPSアンテナ（基地局間同期用）

参照端末（商用品１３種ｘ２台（内２種はデータ専用））

13


TD-SCDMAネットワーク部分構成表

分類装置無線アクセス

ネットワーク

TD-SCDMA： RNC x 2 （RNC#1: NodeB x 2局、 RNC#2: NodeB x 1局）

(NodeBはそれぞれセクタ化無し、対応周波数： 2,010～2,025MHz）

GSM/EDGE： BSC x 1、BTS x 1

（BTSはセクタ化無し。対応周波数：上り 890～915MHz、下り 935～960MHz）

コアネットワーク回線交換系： MSC-server（兼GMSC-server）、MGW

パケット交換系： SGSN、GGSN

加入者管理： HLR/HSS（兼EIR）

サービス系： WAP-GW、SMSC

参照端末ハンドセット： ZTE 2種、HUAWEI 1種、Motorola 1種、NOKIA 1種、LG 1種、Samsung 1種、

Lenovo 2種、Dopod 1種、Coolpad 1種

USBドングル： ZTE 1種、HUAWEI 1種

O&M装置無線ネットワーク装置内組込部、外部制御部

その他 IPバックボーン： L2/L3スイッチ、ファイヤウォール

テスト用USIMカード

14


TD-LTEコアネットワーク部分設備概要

TD-LTE（3GPP Release 8）に対応したコアネットワーク（EPC） Release 8以前のパケットコアネットワークとの接続インタフェース（

Gn/Gp-interface）に対応

EPC間の接続インタフェース（S8-interface）の２系統のプロトコル（GTP Based、PMIP Based）の双方に対応

O&M装置

EPC-eNodeB間及びEPC-端末間の参照動作を確認できるEPC評価冶具

分類装置TD-LTE

コアネットワーク

（EPC）

シグナリング処理： MME

ユーザデータ処理： SAE-GW（S-GWとP-GWを縮退）

加入者管理： HSS（兼EIR）EPC評価冶具 TD-LTE 無線アクセスネットワーク： eNodeB x 1局

（対応周波数： 2,350～2,370MHz、2×2MIMO対応、周波数帯域幅：20MHz）

TD-LTE 試験端末 x 1

O&M装置無線ネットワーク装置内組込部、外部制御部

15


TD-SCDMA開発・接続評価装置外観（TD-SCDMAネットワーク部分）

RRU

BTS（GSM）

BSC,SMSC

RNC

HLR,GGSN,SGSN

MSMC,MGW

RNC（OMM）,Firewall,Router,L3 Switch

WAP DB Server, SMS OMM Server,SMS PS Server, OMM Server, NodeB

HLR（OMM）

16


TD-SCDMA開発・接続評価装置外観（TD-LTEコアネットワーク部分）

HSS,MME

L3Switch,S-GW/P-GW

eNodeB（BBU,RRU）

17


TD-SCDMA参照端末

U600（ZTE）

T-U720（ZTE）

T2211（Huawei）

MT710（Motorola）

6788i（NOKIA）

GT500s（LG）

C3630C（Sumsung）

TD80t（Lenovo）

01（Lenovo）

T8388（Dopod）

F603（Coolpad）

MU330（ZTE）

ET188（Huawei）

18


無線ネットワーク

コアネットワーク

共通コアネットワーク

パケット接続コアネットワーク

制御・監視系装置

メッセージサービス系プラットフォーム

BrowsingGW

Gp

S1-MME

S1-U S-GW

MME

HSS/HLR

S6A

S11SGi

P-GWS5

L3 SW

Fire Wall

NMS

DNS

LTE端末

eNodeB


LTE接続評価装置

海外ベンダ仕様のLTE設備による接続試験環境を構築することで、我が国の通信ベンダーのLTEのコアネットワーク設備、基地局、端末の開発支援を総合的に行える環境を構築海外ベンダ仕様のLTE設備による接続試験環境を構築することで、我が国の通信ベンダーのLTEのコアネットワーク設備、基地局、端末の開発支援を総合的に行える環境を構築

評価システムの装置監視

ApplicationServer

internet


NMS：Network ManagementSystem

HSS : Home Subscriber ServerS-GW : Serving GatewayP-GW : PDN GatewayMME : Mobility Management

Entity

19

eNodeBeNodeB


LTE接続評価装置設備概要

• 構成

• 3GPP標準（Release8）に基づく、LTE無線ネットワーク（eNodeB）、EPC（EvolvedPacket Core）（MME、S-GW、P-GW）、加入者管理装置（HSS）からなるLTEの基本装置

• システムの統合管理制御装置（NMS）

• 移動体ネットワークと固定系インターネット網への接続のためのセキュリティ制御装置（ファイアウォール）

• 移動体ネットワークと固定系インターネット網のIP特性を吸収する最適化装置（NBG）

• 周辺装置（DNS/DHCP）

• 上記装置をインタネットプロトコルで接続するためのスイッチ

• 近い将来のLTEの商用ネットワークを想定。

• 各装置は、端末－基地局間、基地局－コアネットワーク間の相互接続評価試験を実施するための3GPP標準（Release 8）に規定されたインタフェースを実装。

• GSM、W-CDMAのコアネットワーク、無線ネットワークと本LTE装置との統合により、GSM、W-CDMAとの方式間ハンドオーバが可能

20


LTE接続評価装置構成表分類装置

無線ネットワーク eNodeB基地局（２局）

- セクタ数：３

- 周波数帯：2.1GHｚ帯又は2.6GHz帯（※設置時は１周波数帯）

- キャリア数（セクタ当り）：１

- 送受信数（セクタ当たり）：送信：2 (2x2 MIMO対応)、受信：2 (ダイバシチ受信)

- 対応可能周波数帯域幅：5MHz、10MHz、20MHz

- 最大送信出力（セクタ当たり）：最大60W (MIMO無し時)、最大120W (2x2 MIMO時)- SON（Self Organized Network）に対応- 最大セル半径：77km- 基地局間周波数同期：基地局間ハンドオーバ性能改善（高品質のハンドオーバの実現）のための周波数分配機能搭載

- LTE内の基地局間、セクタ間ハンドオーバに対応

コアネットワーク MME、S-GW、P-GW

加入者管理装置 HSS/HLR

周辺装置 Browsing Gateway （無線系システムとｲﾝﾀｰﾈｯﾄ網のIP特性差分を吸収する最適化装置）

DNS/DHCP server

Firewall

制御・監視系装置 NMS （システムの統合管理制御装置）

その他 L3 Switch （上記各装置間、および外部装置への接続 (10/100/1000Base-T)）

参照用端末（2.6GHz帯対応）

テスト用USIM

21


eNodeB

MME、S-GW、P-GW

HSS

DNS / Firewall / RAS / NBG / IPBB Switch / OSS

LTE接続評価装置外観

22


eNodeB

無線部分(2.6GHｚ)

制御部分

基地局1 基地局2

RFパッチパネル（eNodeB ～シールドルーム）

無線部分(2.1GHｚ)

MME, S/P-GW

MME

S-GW/P-GW

LTE接続評価装置各装置

23


測定評価装置構成表

分類装置シグナル

アナライザ／

ジェネレータ

スペクトラム解析機能、ベクトル信号解析機能、ベクトル信号発生機能、

GSM/EDGE測定機能、TD-SCDMA測定機能、LTE(FDD)測定機能、

TD-SCDMA信号波形保持、 GSM/EDGE信号波形保持、 LTE(FDD)信号波形生成機能無線端末

送受信試験機

送信測定：送信電力、周波数誤差、占有周波数帯、スペクトラム放射マスク、

隣接チャネル漏洩電力、変調解析、電力制御等

受信測定：ビット／フレーム／パケット誤り率、スループット等

測定対象： GSM/EDGE、TD-SCDMA/HSPA、LTE(FDD)

ＬＴＥ（ＦＤＤ）呼接続機能TD-SCDMA

無線ネットワークシミュレータ

TD-SCDMA無線ネットワークシミュレート機能（プロトコル試験、アプリケーション試験（音声通話、ビデオ通話、パケット通信、メッセージング、データスループットなど））、

TD-SCDMA・GSM間ハンドオーバ機能

HSPA対応TD-SCDMA

エアモニタ

エアインタフェース(Uu)モニタ機能、プロトコル解析機能（PHY, MAC, RLC, RRC, NAS）

大容量記憶（標準で45時間）

シグナリング

アナライザ

シグナリング解析機能（無線アクセスネットワーク・コアネットワーク間、コアネットワーク・コアネットワーク間）

測定対象：GSM/EDGE、TD-SCDMA/HSPA、LTE（FDD)、TD-LTE（一部機能）

24


測定評価装置

シグナルアナライザMS2692A

（GSM/EDGE/TD-SCDMA/LTE(FDD) ）

ラジオコミュニケーションアナライザMT8820C

（GSM/EDGE/TD-SCDMA/LTE(FDD) ）

シグナリングテスタMD8470A

（GSM/EDGE/TD-SCDMA）

ネットワークアナライザM5 Analyzer/iPro

（GSM/EDGE/TD-SCDMA/LTE(FDD)/TD-LTE）エアモニタ（TD-SCDMA用）

AM-1TD

25


その他測定環境

シールドルーム主要諸元

項目諸元

1 構造パネル組立によるプレハブ構造型

2 数量 2

3 サイズ2,800 mm (W) ×4,000 mm (D) ×2,400 mm(H)（幅約6 m x 奥行き約12 m ｘ高さ約2.5 ｍの2部屋に設置）

4 シールド性能電界 400MHz～3000MHz －80ｄＢ以上

5 備品シールドルームと無線ネットワークを接続するRFケーブル、パッチパネル、アッテネータ等

その他

・インターネット接続環境（Bフレッツ 100Mbps）

26



外観

内観

27


横須賀ワイヤレステストベッド（仮称）の運用について

1997

28

・テストベッド（YRPセンター2番館）は、NICTが公的資金を用いて整備した開放型研究開発施設として広く公平に提供されるもの。・ただし、BWFはテストベッドの利用を推進する最も有力な団体（利用者）と認識。・例えば、BWFが実施する自主的なテストベッドの機能追加（バージョンアップ等）の実施、利用改善などについてNICTは協力。

(a)WiMAX (b)TD-SCDMA (c)LTE

利用受付事務、施設管理担当、基本準備

横須賀ワイヤレステストベッド（仮称）

利用申し込み使用料報告書

User 1企業等

User 2大学・諸機関・・・・・・・

利用申請

・使用料報告書

規定提示

・利用許可

テストベッド運用分科会

User 3企業等

User 4大学・諸機関

ブロードバンドワイヤレスフォーラム

・・・・・・・

規定提示利用許可請求

試験環境の基本的セットアップ、マニュアル提供

NICTの利用支援

BWFの活動（例）テストベッドを効率的に使うためのユーザー間調整

保守契約（１～2年間）

テストベッドの利用推進方策の検討（必要に応じて機能追加）

他のワイヤレス関係テストベッド

利用者としてテストベッドへの機能追加

利用施設管理

他のテストベッドとの連携方策の検討

高度に技術的、専門的な利用に対応する運用


オープニングセレモニー

テストベッドシンポジウム

テストベッド開所式国内外より有識者参加

基調講演、招待講演

テストベッド関連のデモ展示 YRPにおいて、３月下旬頃に開催予定

〔参考〕


ご清聴ありがとうございました。

連絡先:（独）情報通信研究機構横須賀研究所

統括南圭次[email protected]

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