16
実施主体 1.調査要領 (1)調査対象 ア 対象地区 燕市・弥彦村商工会地区内小規模事業者 イ 調査企業数 事業所 (うち小規模事業者数 事業所) ウ 回答企業数 事業所 (うち小規模事業者数 事業所) ) (2)調査対象期間 令和元年7月~令和元年12月 (調査時点 令和元年12月1日) (3)調査方法 経営指導員等による巡回または窓口によるヒアリング調査 (4)調査対象と回答企業の構成 本報告書中の「DI」とは、ディフュージョン・インデックス(景気動向指数)の 略で、各調査項目について増加(上昇、好転)企業の割合から減少(低下、悪 化)企業の割合を差し引いた値を示したものである。(「不変」企業は計算外と なる。) サービス業 31 100.0% 23 25 30 卸・小売業 21.1% 22.9% 109 有効回答 企業数 構成比 企業数 構成比 109 27.5% 28.4% 105 (回答率 105 調査対象 109 28.4% 21.1% 22.9% 27.5% 109 100.0% 燕市・弥彦村 商工会地区景況調査報告書 100.0% 吉田、分水、弥彦村商工会 23 25 令和元年12月1日時点調査 30 31 吉田・分水・弥彦村商工会では、令和元年12月に3商工会地区内の主に小規模事業 者109社を対象に、景況調査アンケート(訪問・窓口聞き取り)を実施しました。 この度、アンケート結果がまとまりましたので産業全体、業種別にご報告いたしま す。 -1-

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実施主体

1.調査要領(1)調査対象

ア 対象地区 燕市・弥彦村商工会地区内小規模事業者

イ 調査企業数 事業所 (うち小規模事業者数 事業所)

ウ 回答企業数 事業所 (うち小規模事業者数 事業所)

)

(2)調査対象期間

令和元年7月~令和元年12月

(調査時点  令和元年12月1日)

(3)調査方法

経営指導員等による巡回または窓口によるヒアリング調査

(4)調査対象と回答企業の構成

※ 本報告書中の「DI」とは、ディフュージョン・インデックス(景気動向指数)の略で、各調査項目について増加(上昇、好転)企業の割合から減少(低下、悪化)企業の割合を差し引いた値を示したものである。(「不変」企業は計算外となる。)

サービス業

31

100.0%

23

25

30

製 造 業

建 設 業

卸・小売業

21.1%

22.9%

109

有効回答

企業数 構成比企業数 構成比

109

27.5%

28.4%

105

(回答率

105

調査対象

109

合 計

28.4%

21.1%

22.9%

27.5%

109 100.0%

燕市・弥彦村 商工会地区景況調査報告書

100.0%

吉田、分水、弥彦村商工会

23

25

令和元年12月1日時点調査

30

31

 吉田・分水・弥彦村商工会では、令和元年12月に3商工会地区内の主に小規模事業者109社を対象に、景況調査アンケート(訪問・窓口聞き取り)を実施しました。 この度、アンケート結果がまとまりましたので産業全体、業種別にご報告いたします。

-1-

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2.地域内産業全体の景況概要

【後継者の状況】

【売上高】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【採 算】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【仕入単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【販売(客)単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

17 73 19 13 80 16

15.6% 67.0%

減少

4836

好転

42.1%

回答事業所の半数近くで「後継者がなし」となっている。業種別ではサービス業、卸・小売業で「後継者なし」の割合が高くなっている。

売上高DIは、マイナス水準ながら前期比で前年同期比からの改善が見られたものの、今後の見通しでは減少割合が-27.5ポイントと高まっている。

採算DIは、マイナス水準ながら前期比で前年同期比からの改善が見られたものの、今後の見通しでは減少割合が-24.8ポイントと高まっている。

仕入単価DIでは、いずれの業種でも高い上昇割合となっているが、前年同期比、前期比、今後の見通しで改善のきざしがみられる。

2019年の企業を取り巻く環境は、米中貿易摩擦の影響や働き方改革関連法の施行、多発する自然災害の増加、消費税率の改正などにより生産活動の落ち込みや仕入価格の上昇、人手不足、個人消費の低迷など厳しい状況が続いている。そのような中で地区内全体の業況を見ると、今期(R1/7~R1/12)は前年同期比からのマイナス水準が、前期比において改善が見られたものの、今後の見通しでは厳しい経営状況を予想する企業が増えている。

22.9%

-13.8

-22.0

上昇 不変

2.8%

45.9% 39.4%

47 57

低下 上昇 不変 低下 上昇 不変

1.9%

-27.5

18 72

27.5% 31.2% 41.3% 14.7% 43.1%44.0%

-21.1

販売(客)単価DIは、小幅ながらいずれもマイナスポイントとなっている。

17.4% 11.9% 73.4% 14.7% 16.5% 66.1%

-24.8

54.2 46.7 41.1

40.4% 17.4% 46.8% 35.8% 14.7%

不変

上昇 不変 低下

増加

25

-18.3

45 2 55 47 5

33.0%

後継者 なし 52事業所

好転

56.1% 43.9%

41.3%

不変

悪化

47.7%

60

増加

不変 悪化好転 不変 悪化

不変 減少

47 46

増加 不変 減少

30 34 45

42.2%

16

43

19

低下

3

低下

16 50

上昇 不変

51.4%

17.4%

不変 低下

-0.9

18.3%

20 45 44 19 51 39

後継者 あり 57事業所 52.3%

4.7% 43.9% 53.3%

-1.8 -2.8

上昇

-2-

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【資金繰り】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【雇用動向】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【景況判断】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【経営上の問題点】

14.7%

-12.8

53 43 9 50

好転 不変 悪化 好転 不変 悪化 好転

経営上の問題点については、「需要の停滞」が(51)最も多く、「仕入単価の上昇」(41)、「店舗、設備等の老朽化」(30)、「従業員の確保」(28)と続いている。「需要の停滞」は卸・小売業とサービス業で最も多い回答であった。

不変

不変

8 79 22

7.3% 72.5% 20.2% 5.5% 79.8%

好転

10.2%

好転

10.2%

42.6% 11.1% 49.1%

10.1%

減少 増加 不変

11 50

悪化

13

減少

21

悪化

-9.3 -5.6 -1.9

-32.4 -28.7

47.2% 39.8% 8.3% 45.9% 45.9%

増加 不変

70.6% 19.3%

6 87 16 11 77

77.8%

雇用動向DIは、いずれもマイナスポイントながら増加傾向の状況にある。前年同期比で-9.3ポイントから今後の見通しでは-1.9ポイントと改善の傾向にある。

景況判断では、前年同期比で-32.4ポイントから前期比-28.7ポイントとマイナスながら改善の方向にあったものの、今後の見通しでは-37.6ポイントと悪化を予想している。

51

79.6% 14.8% 6.5% 81.5% 12.0%

46 12

資金繰りDIについては、いずれもマイナスポイントながら改善のきざしがみられる。

不変 悪化 好転 不変 悪化

-9.2

-37.6

12.0%

6 86 16 7 88 13 11 84

増加 不変 減少

-9.2

5.6%

25

159

30

4

51

41

13 1419

4

28

6

149

05

10152025303540455055

-3-

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3.産業別景況概要(1)製造業

【後継者の状況】

【売上高】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【採 算】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【仕入単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【販売(客)単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

11 19 0 11 18 1 12 17

上昇 不変 低下 上昇 不変 低下 上昇 不変

採算DIは、-22.6ポイントでマイナス水準が続いている。

仕入単価DIでは、引き続き30ポイント以上の高い上昇割合が続いている。

6 12 13 5 14 12 6

5 23 3 4 23 4 6 20

上昇 不変 低下 上昇 不変 低下 上昇 不変

後継者 あり 19事業所 61.3%

後継者 なし 12事業所 38.7%

12

増加

7

不変 減少

1410

好転 不変

増加

悪化 好転

4

22.6% 32.3% 45.2% 25.8% 12.9% 35.5%

不変 悪化好転 不変 悪化

不変 減少

11 16

増加 不変 減少

8 9 14

29.0% 45.2%

13

5

低下

1

低下

36.7

販売(客)単価DIは、小幅ながらプラスポイントとなっている。

19.4% 38.7% 41.9% 16.1% 45.2% 38.7% 19.4% 38.7% 41.9%

36.7% 63.3% 0.0% 36.7% 60.0% 3.3% 40.0% 56.7% 3.3%

16.1% 74.2% 9.7% 12.9% 74.2% 12.9% 19.4% 64.5% 16.1%

33.3

51.6%

製造業においては、引き続きマイナス水準が続いているものの、前期比においては改善が見られた。しかし、今後の見通しでは「需要の停滞」「仕入単価・経費の増加」などの経営上の問題から悪化を予想する企業が増えている。

「後継者なし」とする回答が4割弱となっている。廃業による外注加工業者の減少が経営上の問題点として上がっている。

売上高DIは、マイナス水準ながら前期比で前年同期比からの改善が見られたものの、今後の見通しでは減少割合が-38.7ポイントと大きく高まっている。

6.5 0.0 3.2

-22.6 -19.4 -38.7

-22.6 -22.6 -22.6

36.7

-4-

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【資金繰り】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【雇用動向】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【景況判断】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【経営上の問題点】製造業の経営上の問題点については、「仕入単価の上昇」が(15)最も多く、続いて「需要の停滞」(14)、「人経費以外の経費の増加」(10)、「設備等の老朽化」(7)、「従業員の確保」(7)と続いている。

悪化 好転 不変

3 15 13 3 15 12 5 14

好転 不変 悪化 好転 不変

好転 不変

3 22 6 4 24 3 5 23

増加 不変 減少 増加 不変 減少 増加 不変

雇用動向DIは、前年同期比の-9.7ポイントから前期比で3.2ポイント、今後の見通しで6.5ポイントと増加傾向に改善されている。

77.4% 12.9% 19.4% 64.5%

12

悪化

3

減少

5

悪化

資金繰りDIについては、小幅なマイナスポイントから今後の見通しではプラスに改善されている。

景況判断では、前年同期比で-32.3ポイントから前期比-30.0ポイント、今後の見通しでは-22.6ポイントとマイナス水準ながら改善の方向にある。

16.1%

3 24 4 3 24 4 6 20

好転 不変 悪化 好転 不変 悪化

9.7% 48.4% 41.9% 10.0% 50.0% 40.0% 16.1% 45.2% 38.7%

9.7% 71.0% 19.4% 12.9% 77.4% 9.7% 16.1% 74.2% 9.7%

9.7% 77.4% 12.9% 9.7%

-32.3 -30.0 -22.6

-3.2 -3.2 3.2

-9.7 3.2 6.5

5

1 2

7

2

14 15

3

6

10

1

7

24

2

0

5

10

15

20

-5-

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【地域内製造業に係る景況状況】

地域内の製造業では、2018年下期頃から悪化が続き、2019年にはマイナス水準が続いている。景況の悪化の要因としては「仕入単価の増加」「需要の停滞」「経費負担の増加」が挙げらている。今後の見通しでも米中貿易摩擦や日韓関係の悪化による国際経済の影響、消費増税、働き方改革への対応など楽観できない状況が予想される。

(今後の事業・経営において強化したい点等の回答内容)・今のお客を大事にしたい。(お客の口コミで新規客を集めたい。)・手作業で行っているものを機械化し、人手がかからないようにしたい。・従業員のための工場内の環境整備を行いたい。(従業員の確保対策)・設備を新しくしたいが、後継者の意向が有りできないでいる。・ブースラッピング(展示会装飾)事業に力を入れていきたい。・人材育成。・レース機1台(60万)導入。・材料値上昇が圧迫している。・取引先を増やしていきたい・工場増設、設備投資、海外展開・特注品の受注体制の確立。・先行きの見通しが見えにくくなってきた。良い受注先の仕事が確保できない。単発の受注があるがリピートが少なくなってきた。・新しい事業の策定・オリジナル商品の強化。当社は一社専属のため信用第一。毎年の設備額を決めておくようにしたい

-6-

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(2)建設業

【後継者の状況】

【売上高】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【採 算】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【仕入単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【販売(客)単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

売上高・採算面に若干の減少ポイントを示すものの、「仕入単価の上昇」を問題点としてあげる事業所が多い。また、雇用動向に改善の兆しがあるものの「従業員の確保」を一番にあげている。

後継者あり」が全業種で一番高く、平均を17.3%上回っている。

全業種平均では前年同期、前期比、とくに今後の見通しを-27.5ポイント減少となっているもの、建設業では前年同期比より、前期比と今後見通しともに横ばいとなっている。

ほぼ、売上高に比例しているが、前期比・今後の見通しで若干の悪化を予想している。

消費増税によると思われるが、前年同期比、前期比のDIが上昇に大きく振れていて、今後の見通しでも上昇傾向が継続する。

DI数値は小幅ながら前年同期比、前期比と増減、今後の見通しのDIを見ると、変わらず不変が多くなっている。

-4.3 4.3 0.0

0.0 8.7 0.0

4.3 -4.3 -4.3

69.6 65.2 52.2

39.1% 26.1% 17.4% 65.2% 17.4%

0.0% 95.7% 4.3% 4.3% 95.7% 0.0% 8.7% 82.6% 8.7%

69.6% 30.4% 0.0% 65.2% 34.8% 0.0% 52.2% 47.8% 0.0%

26.1% 52.2% 21.7% 17.4% 60.9% 21.7% 17.4% 60.9% 21.7%

5

2

低下

0

低下

低下 上昇 不変

後継者 あり 16事業所 69.6%

後継者 なし 7事業所 30.4%

不変 悪化好転 不変 悪化

不変 減少

15 4

増加 不変 減少

8 9 6

6 12 5 4 14 5 4 14

増加

7

不変 減少

79

好転 不変

増加

悪化 好転

4

30.4% 39.1% 30.4% 34.8%

0 22 1 1 22 0 2 19

上昇 不変 低下 上昇 不変

12 11

上昇 不変 低下 上昇 不変 低下 上昇 不変

16 7 0 15 8 0

-7-

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【資金繰り】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【雇用動向】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【景況判断】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【経営上の問題点】雇用動向に改善の兆しがあるものの「従業員の確保」を一番にあげている。「受注、販売競争の激化」が2番目にあげられ、「仕入単価の上昇」を問題点としてあげる事業所が多い。

資金繰りDIは、いずれもマイナスポイント。不変はいずれも同様な結果となった。

前年同期比、前期比に大きな傾向が見られないが、今後の見通しではマイナス8.7ポイントと全業種平均と同様に改善傾向が伺える。

-4.3 -8.7 -30.4

-8.7 -8.7 -8.7

-30.4 -26.1 -8.7

前年同期比、前期比と経過ごとにマイナスポイントが悪化。今後の見通しでは-30.5ポイントと悪化を予想している。

13.0% 69.6% 17.4% 13.0% 65.2% 21.7% 4.3% 60.9% 34.8%

0.0% 69.6% 30.4% 4.3% 65.2% 30.4% 13.0% 65.2% 21.7%

4.3% 82.6% 13.0% 4.3% 82.6% 13.0% 4.3% 82.6% 13.0%

8

悪化

5

減少

3

悪化悪化 好転 不変

減少 増加 不変

1 19 3 1 19 3 1 19

好転 不変 悪化 好転 不変

0 16 7 1 15 7 3 15

増加 不変 減少 増加 不変

悪化 好転 不変

3 16 4 3 15 5 1 14

好転 不変 悪化 好転 不変

9

3

0

4

1

5 6

1

4

0 1

15

4 3

00

5

10

15

20

-8-

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【地域内建設業に係る景況状況】

(今後の事業・経営において強化したい点等の回答内容)・新規販売の確保。 (新規取引先を増やしたい)・人出不足。 従業員がいれば調子はもっと上がる。・事務所の建設。(施工する住宅の体験ができるモデルルームを作り、お客様にPRできる施設にしたい。)・HP(webサイト)の充実化→営業努力につなげたい。・工具、車両等の老朽化に伴う修理・入替え、販路開拓に力を入れていきたい。・従業員の確保及び教育。・営業エリアを絞り集中して対応する。チャンスはたくさんあると感じる。・新卒採用、社員教育・人材の確保と若手の育成をすることとオリジナリティーの提案の強化・従業員確保、作業場拡大

-9-

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(3)卸・小売業

【後継者の状況】

【売上高】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【採 算】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【仕入単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【販売(客)単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

卸・小売業については売上減少傾向が強く、採算面も悪化している。今回調査した全業種の平均値と比べても大変厳しい状況にあることが感じとれる。

「後継者なし」が64.0%と高く、全業種の平均47.7%と比べて高い数値となっている。

売上は減少傾向が強く、前期比DIでは改善がみられたが、今後の見通しも減少傾向が続く予想となっている。売上減少傾向は全業種の平均よりも強い状況にある。

採算面につては悪化傾向が強く、前期比DIでは改善がみられたが、今後の見通しも悪化傾向が続く予想となっている。悪化傾向は全業種の平均よりも強い状況にある。

仕入単価は上昇傾向にあるが、前期比DI、今後の見通しDIではその傾向が少し緩んでいる状況がみられる。

販売(客)単価は低下傾向にあるが、前期比DI、今後の見通しDIではその傾向が少し緩んでいる状況がみられる。

後継者 あり 9事業所 36.0%

後継者 なし 16事業所 64.0%

3 7 15 4 11 10 1 12

7

低下

1

低下

低下 上昇 不変

不変 悪化好転 不変 悪化

不変 減少

10 14

増加 不変 減少

6 7 12

増加

3

不変 減少

166

好転 不変

増加

悪化 好転

1

12.0% 24.0% 64.0% 24.0%

2 15 8 2 17 6 4 14

上昇 不変 低下 上昇 不変

9 15

上昇 不変 低下 上昇 不変 低下 上昇 不変

12 12 1 11 12 2

12.0% 28.0% 60.0% 16.0% 44.0% 40.0% 4.0% 48.0% 48.0%

48.0% 48.0% 4.0% 44.0% 48.0% 8.0% 36.0% 60.0% 4.0%

8.0% 60.0% 32.0% 8.0% 68.0% 24.0% 16.0% 56.0% 28.0%

-52.0 -24.0 -52.0

-48.0 -24.0 -44.0

44.0 36.0 32.0

28.0% 48.0% 4.0% 40.0% 56.0%

12

-24.0 -16.0 -12.0

-10-

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【資金繰り】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【雇用動向】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【景況判断】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【経営上の問題点】

資金繰りについては悪化傾向にあるが、前期比DIでは改善傾向がみられた。しかし、今後の見通しではふたたび悪化傾向が強くなると予想される。

雇用動向については大きな動きは認められない。

景況判断については悪化傾向強く、前期比DIでは改善がみられたが、今後の見通しは悪化傾向が続くと予想される。全業種の平均よりも悪化傾向は強く、卸・小売業の経営状況の厳しさが感じられる。

様々な問題点があるが、経営上の大きな問題点は「需要の停滞」となっている。

16

悪化

1

減少

8

悪化悪化 好転 不変

減少 増加 不変

1 17 7 1 21 3 1 16

好転 不変 悪化 好転 不変

2 21 1 1 21 2 2 21

増加 不変 減少 増加 不変

悪化 好転 不変

1 6 18 2 10 13 0 9

好転 不変 悪化 好転 不変

4.0% 68.0% 28.0% 4.0% 84.0% 12.0% 4.0% 64.0% 32.0%

8.3% 87.5% 4.2% 4.2% 87.5% 8.3% 8.3% 87.5% 4.2%

4.0% 24.0% 72.0% 8.0% 40.0% 52.0% 0.0% 36.0% 64.0%

-68.0 -44.0 -64.0

-24.0 -8.0 -28.0

4.2 -4.2 4.2

6 7 6 6

0

18

7 7

13

13

02 2

0

5

10

15

20

-11-

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【地域内卸・小売業に係る景況状況】

 需要の停滞が大きな問題となっており、売上は減少傾向、採算面も悪化傾向にある。今回調査した全業種の平均よりもその傾向が強く、今後も続くと予想され、疲弊している状況が感じとれる。後継者がいない事業者が多いこともこれらのことが反映していると思われる。 小売業では固定客が高齢化するのに伴い減少するのに対し、若い世代の新規客を取り込めないことや、経営者が高齢化し自分の代で廃業を考えていること、同業者の進出等による環境変化に対応しきれないことがヒアリング調査で感じられた。また、消費税増税によりさらなる個人消費の冷え込みや、キャッシュレスポイント還元事業等の新たな取り組みに対応できない店舗が多いことも感じられた。

(今後の事業・経営において強化したい点等の回答内容)・販路開拓を図っていきたい。・経費の削減・お客が高齢化し年々減少しているので新しいお客を増やしたい。・他より質の良い品物を揃え、少し高くても良いものを扱う店として認知されたい。・精米機の老朽化による設備投資・マンネリ化にならないよう工夫したい。・労働環境の改善・同業者の進出で売上減少。観光地として長期的には相乗効果があると思うが短期的には客をとられてしまう。

-12-

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(4)サービス業

【後継者の状況】

【売上高】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【採 算】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【仕入単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【販売(客)単価】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

全体の数値と比べてサービス業に見られる特徴としては、各調査期とも仕入れ単価DIの上昇、あわせて、資金繰りDIの悪化傾向が大きい点が上げられる。経営上の問題点では、全体に比べて「従業員の確保」を上げる事業所数が少なかった。

後継者なしの事業所が上回っている。

前年同期比より、前期比と今後見通しのDIは7ポイント近く悪化している。

前年同期比、前期比のDIは同じマイナスポイントであるが、今後見通しDIは7ポイント近くマイナス幅が拡大している。

消費増税によると思われるが、前年同期比、前期比のDIが上昇に大きく振れていて、今後の見通しでも上昇傾向が継続する。

DI数値は大きくて前年同期比の10ポイント、前期比、今後の見通しのDIを見ると、不変が多くなっている。

10.0 0.0 3.3

-10.0 -16.7 -16.7

-20.0 -20.0 -26.7

69.0 55.2 44.8

30.0% 43.3% 23.3% 36.7% 40.0%

33.3% 43.3% 23.3% 20.0% 60.0% 20.0% 20.0% 63.3% 16.7%

72.4% 24.1% 3.4% 62.1% 31.0% 6.9% 48.3% 48.3% 3.4%

16.7% 46.7% 36.7% 20.0% 40.0% 40.0% 16.7% 40.0% 43.3%

21 7 1 18 9 2 14 14

上昇 不変 低下 上昇 不変 低下 上昇 不変

10 13 7 6 18 6 6 19

上昇 不変 低下 上昇 不変

5 14 11 6 12 12 5 12

増加

8

不変 減少

1111

好転 不変

増加

悪化 好転

7

26.7% 36.7% 36.7% 26.7%

後継者 あり 13事業所 43.3%

後継者 なし 17事業所 56.7%

不変 悪化好転 不変 悪化

不変 減少

11 12

増加 不変 減少

8 9 13

13

5

低下

1

低下

低下 上昇 不変

-13-

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【資金繰り】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【雇用動向】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【景況判断】

前年同期比 DI 前期比 DI 今後の見通し DI

【経営上の問題点】「需要の停滞」が一番多くあげられていて、「店舗・設備の老朽化」「仕入単価の上昇」が同数で2番目に多くあげられた。この3点を問題点としてあげる事業所が、圧倒的に多い。

前年同期比、前期比のDI悪化、今後の見通しでは悪化幅は10ポイント縮小。

前年同期比、前期比に大きな傾向が見られないが、今後の見通しではマイナス10ポイントであった。

前年同期比、前期比、今後の見通しと、時が経つにつれマイナス6ポイントずつ悪化。

-24.1 -30.0 -36.7

-16.7 -16.7 -6.7

-3.3 0.0 -10.0

13.8% 48.3% 37.9% 13.3% 43.3% 43.3% 10.0% 43.3% 46.7%

3.3% 90.0% 6.7% 3.3% 93.3% 3.3% 3.3% 83.3% 13.3%

10.0% 63.3% 26.7% 3.3% 76.7% 20.0% 10.0% 73.3% 16.7%

悪化 好転 不変

4 14 11 4 13 13 3 13

好転 不変 悪化 好転 不変

1 27 2 1 28 1 1 25

増加 不変 減少 増加 不変

3 19 8 1 23 6 3 22

好転 不変 悪化 好転 不変

14

悪化

4

減少

5

悪化悪化 好転 不変

減少 増加 不変

54

1

13

1

1413

23

6

1

3

0

5 5

0

5

10

15

-14-

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【地域内サービス業に係る景況状況】

(今後の事業・経営において強化したい点等の回答内容)・宴会は夜間の仕事の負担が大きく、設備投資もかかるので、将来を考え、弁当事業(配達)を行うか検討している。・得意先(葬祭業)の働き方改革による休日確保の影響で、仕出しの注文が少なくなりそうなので、店(レストラン)の営業強化を検討して行きたい。・できれば設備を新しくしたい。・事業承継について、具体的な手順等を「見える化」したい。・告知とお客様への認知をしてもらう・新規顧客の獲得・補助金等を利用した設備投資・製品単価の低下、一般印刷物の量が年々低下。何か新たな事に向け取り組みたい・ニーズの変化への対応、10月の税率変更や軽減税率の対応で、通常業務が著しく増加。今後の決算等も混乱。キャッシュレス対応もしたが、小規模事業者にはメリットなし・利用料金の低下。上昇難、収支は変わっていないが、仕入れ、キャッシュレスに伴う経費が増えてきている。年間単位で考えると、金額も少なくないので今後の影響を考えないといけない。・お客様により深いサービスの提供をして仕事の創出

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