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LPガスご使用上の注意事項について
ガスのご使用につきまして、ドーム内は屋内とみなされ各種制限がございますことはご高承のとお
りでございますが、今一度運搬・使用上等の諸注意をご確認いただきますようご案内申し上げます。
(1)裸火器具についての留意事項
〇プロパンガス器具
ドーム内に持ち込めるプロパンガスボンベの大きさ(容量)は8kgボンベまでで、本数は2本までとなっております。10 kg、20 kg等のボンベはたとえ充填量が8 kg以下であっても持ち込めません。プロテクターの表部分の V(内容積)の刻印が 20未満ですと 8kg以下の容器です。(刻印が容器にある場合もあります。)
ボンベには使用する器具の燃焼量に適合した調整器を取付けすること。そのネジはスパナ等で
しっかりと締め付けること。また、調整器の出口には原則ヒューズガス栓を取付けし、その栓と
器具をつなぐゴムホースは2メートル以内としてホースバンドで締め付けること。使用を終えた
らボンベのバルブを閉じること。(ガス漏れ、爆発しないよう細心の注意を心がけてくださ
い。)
〇カセットガス器具(コンロ、焼物器等)
カセットガスボンベの保管には注意すること。カセットコンロ使用の場合には適切な加熱器具
(鍋、釜等)を使用してください。コンロ同士を並べたり、鉄板を乗せて使用しないこと。(カ
セットガスボンベ収納部分が加熱されて爆発事故に至ったケースがあります。)使用を終えたら
器具からカセットボンベを抜いて別の場所に保管してください。(ガス漏れ、爆発しないよう細
心の注意を心がけてください。)
〇電気加熱器具(電熱線コンロ、ハロゲンコンロ、電磁調理器等)
タコ足配線は避けること。電源を電工ドラムから引くときには、電工ドラムに巻かれているコー
ドを全て引き出して使用すること。(コードが巻かれた状態で使用すると、コードが発熱して発
火することがあります。)使用を終えたら器具のコンセントを抜いてください。
(2)ガス容器の運搬について
①ガスの運搬につきましては 8kg容器 2本までは下図(図②)の点に注意して運搬できますが、それ以上の場合は「高圧ガス」の表示・消火器の車両搭載・防災工具の携帯等が必要となります。
1
(図①)
(図②)
(図③)
2
②ガスのご販売店様からガスを購入される場合は、既にガスと
使用器具は接続されているはず
です。運搬時は容器バルブを
しっかり締め、コック・器具栓
も閉の状態で丁寧な運搬を心掛
けて下さい。(図②)
③また容器から使用器具まで全てお客様の管理責任となります。
(図④)
(3)使用の条件
①防炎、防熱対策(火災発生源とならないような対策)器具の下(机に載せる場合は机の上に、床に置く場合は床の上)に使用器具の底面より大きい防
炎ボード(石膏ボードかスレート板のような断熱不燃材。木材や金属板等は不可。)を敷くこと。
特にガスコンロは、人工芝を損傷しないように床面から30㎝~以上の空間を設けて頑丈な台を設
置し防炎ボードを敷いた上に設置すること。
また、火の周囲を不燃性のもので囲うこと。
②消火器・ガス漏れ警報器(床面上方 30cm以内に設置)を必ず持参すること。(出店場所内に設置。)
③テント横幕とは十分な距離を取るとともに、周囲に燃えやすいものを置かないこと。④油等が飛び散らないようにすること。飛び散る可能性がある場合は、器具を中心とする範囲にシート(不燃性)を敷くこと。
⑤各出店者において火気取扱の責任者を定め、取り扱いには細心の注意を払うこと。⑥火気の使用を終えたら必ず、器具、ボンベ、コンセント、周囲の点検をすること。⑦火気の使用により大館樹海ドーム内の人工芝、備品、設備、来客等に損害を与えた場合は、出店
3
(図③)
(図④)
高圧ガス移動注意書(イエローカード)
者個々において弁償していただきます。
(4)ガスのご使用について
①容器が倒れないように平らな場所でご使用下さい。
②ガス器具のそばに燃えやすいものを置かないでください。
③着火は目で確認して下さい。
④ガスは青い炎でご使用下さい。
⑤屋内で使用される場合は換気(排気と給気)に特に注意して下さい。
⑥使用中はその場を離れないで下さい。
⑦消火は確実に行って下さい。
⑧ご使用後は器具栓、コック、容器バルブを完全に占めて下さい。
⑨ゴム管にひび割れがないか必ず確認して下さい。
⑩三つ又は使用できません。
⑪ LPガス用の器具を使用してください。 ⑫その他委細につきましては現地の指示に従って下さい。
(5)ガスの充てんについて
当日はかなりの小型容器の使用が見込まれます。ガスが途中でなくなった場合速やかな対応をす
ることが非常に困難な事態が想定されます。(充てん所までの距離・現地の当日の交通量・お引渡
し時の点検調査などによりかなりの時間がかかることがあります。)事前に取引ガス業者と対応策
をご検討ください。
(6)もしもガスがもれたら
ご使用中はガスもれ(LPガスのニオイ、ガスもれのような音)に注意して下さい。ガスもれに気づいたときは、あわてずに適切に対処するように心がけ、以下の要領で行動して下さい。
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予備容器準備の仕方と運搬について
①器具 1~2台に対し予備容器 1本用意する場合使用する一つの器具に対して二本の容器を用意し、いずれも LPガス販売業者供給開始時点検を受
け一本は器具に接続し持込み、もう一本は器具にすぐ接続できるよう調整器からゴムホースまで接続
された状態で持込みます。いずれも調整器の先にヒューズガス栓を必ず装着して下さい。二口コック
で使用しない口がある場合は必ずゴムキャップクリップバンドを装着して下さい。閉栓カバーがあれ
ば尚可です。
②器具を 2台以上同時使用する場合使用する 1~2の器具に対して一本の容器を用意し、これを2セット用意します。いずれも LPガス
販売業者供給開始時点検を受け、他セットも器具まで接続し持ち込みます。いずれも調整器の先に
ヒューズガス栓を必ず装着して下さい。二口コックで使用しない口がある場合は必ずゴムキャップク
リップバンドを装着して下さい。閉栓カバーがあれば尚可です。
③8KG入り容器 2本を超えて運搬される場合は運搬上の法令を遵守して下さい。(LPガスご使用上の注意事項について(2)参照)
(ご参考)
運搬上の必要用具について
参考価格 消火器 4型 6,000円程度 防災工具 30,000円程度 高圧ガスステッカー 2,000円程度×2枚 いずれも税別 その他高圧ガス移動注意書(イエローカード)お取引のあるガス販売業者様へご相談下さ
い。
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予備容器
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