資料 1-2 平成 30 年度第一回中浦地区検討会配布資料

平成 30 年度 西海市風力発電導入に向けた地域検討会

（第一回 中浦地区検討会）

・日時：平成 30 年 6 月 27 日（水）14：00～16：30

・場所：中浦公民館（中浦農業多目的集会所）

次 第

１．開会あいさつ 14:00～14:05

2．議事

（1）ワークショップ 14:05～16:15

・環境影響について

・地域振興について

（2）振り返りと今後の取り組みについて 16:15～16:30

【配布資料】

資料 1 地域検討会委員名簿

資料 2 座席表

資料３ 環境影響について

資料 4 ワークショップの開催について

資料 4-2 ワークショップの取り組みについて

資料 5 ゾーニング結果について

資料６ 中浦 MAP

区分 所属 役職 氏名

長崎総合科学大学新技術創成研究所 特命教授 池上　国広

長崎大学環境科学部 教授 菊池　英弘

日本野鳥の会　長崎県支部県希少野生動植物種モニタリング委員会

委員 谷口　秀樹

中浦地区 行政区長 辻　道行

中浦地区 岸浦　秀次

中浦地区 中村　幹雄

中浦地区 山下　銀河

中浦地区 垣内　英利

中浦地区 大串　一朗

中浦地区 松永　勝之輔

中浦地区 岸本　徹也

西海市農業委員会 会長 岩﨑　信一郎

長崎南部森林組合　西海支所 技師 柄本　司

長崎西彼農業協同組合　大瀬戸支店 支店長 北川　公明

ＮＰＯ法人　西海市観光協会 事務局長 河野　哲朗

西海市商工会 理事 前川　優也

黒瀬建設(株) 課長 末永　良友

(株)親和銀行　地域振興部 部長 麻生　隆宏

商工観光物産課 課長 本村　真一

環境政策課 課長 山口　和則

農林課 課長 辻野　秀樹

西海総合支所 総合支所長 崎谷　秀樹

22名

長崎県産業労働部　新産業創造課 主任主事 澤辺　雄亮

長崎県環境部　環境政策課 係長 川口　勉

長崎県農林部　林政課 主任技師 久保　完二

発電事業者（陸上） 日本風力エネルギー株式会社 川崎　正幹

課長 川原　進一

課長補佐 森下　直也

係長 松崎　信也

課長 水口　拓

久保　龍志

新百合本社　環境コンサルタント課 主任技師 水谷　義昭

長崎営業所 藤島　正行

オブザーバー

検討会委員

平成30年度　西海市風力発電導入に向けた地域検討会委員　中浦地区

県関係部局

西海市関係部局

学識経験者・有識者

住民代表

農林漁業

観光、商工、航路、金融等

事務局

西海市 政策企画課

アジア航測株式会社

福岡支店　社会インフラ技術課

資料１

資料 2

平成 30 年度 西海市風力発電導入に向けた地域検討会 (第一回中浦地区検討会)

座席表

事務局

スクリーン

プロジェクター

A 班 B 班

C 班 D 班

長崎総合科学大学

新技術創生研究所

特命教授

池上

国広

株式会社親和銀行

地域振興部

藤木

裕隆

資料 3

1

環境影響について

～平成 29 年度検討会におけるご意見と対応状況～

1.平成 29 年度地域検討会における意見と対応状況

1)【騒音・低周波音】

意見等 意見に対する対応状況

・騒音・低周波音による影響が一番懸念されるが、そ

ういった影響が考慮された事業であれば問題ないと考

える。

・今後の事業計画によるだろうが、風車が増えても騒

音の影響は問題ないものなのか。騒音と風車の大きさ

や数との関係について具体的に教えていただきたい。

・風力発電機から発せられる低周波音にはどのような

人体影響があるのか。

第１回勉強会（平成 30 年 1 月 29 日）におい

て、風力発電機からの騒音・超低周波音の影響に

ついて、説明。

※第 1 回勉強会での説明事項

・日常生活内にも超低周波音が存在し、風力発

電機からの超低周波音についても特段、大き

なものでは無いこと

・騒音や超低周波音の評価基準

・風力発電機が稼働している状況での騒音・超

低周波音の状況

・伊佐ノ浦公園のコテージは夏休み等非常に利用客が

多いが、候補エリアが非常に近く、騒音による影響が

懸念される。施設や利用客に対する影響を検討してい

くべきではないか。

第１回勉強会（平成 30 年 1 月 29 日）におい

て、風力発電機からの騒音・超低周波音の影響に

ついて、説明。

今後、地域貢献策の検討と合わせて、どの程度の

騒音影響が許容されるかは協議が必要。

2)【水源】

意見等 意見に対する対応状況

・候補エリアの中に谷等で集めた水を各地区へ配水し

ている水路が存在する。事業の実施により水路へ影響

が出ないか心配である。

事業実施に際しての懸念事項となる。今後、事業

の具体化に際しての留意事項として、整理。

3)【鳥類】

意見等 意見に対する対応状況

・西海市はアカハラダカの主要な渡りのルートとなっ

ている。またツル類に関して、ほぼ全世界のナベヅル

１万羽程度は 2 月～3 月にかけて鹿児島から北へ移動

するがその際に西海市の上空を通る。

保護する立場から、西海市は自然豊かな場所である

ので慎重に事業を進めていただきたい。

事業実施に際しての懸念事項となる。今後、事業

の具体化に際しての留意事項として、整理。

資料 3

2

4)【景観】

意見等 意見に対する対応状況

・西海市観光協会では自然景観を売りにしているが、

そこに人工物が建設されることに対する影響を懸念し

ている。自然景観と調和できなければ問題であるが、

新たな観光資源となりいい方向へ進めていければ良い

と考える。

・景観については⼤きな影響は⽣じないのではないかと考える。むしろ⼣⽇が差し込むような時間帯は、きれいに⾒えるのではないかと考える。

・⼈⼯物であっても壮観な景⾊や、そういった演出があれば観光⾯や景観を評価する上でいい影響があるのではないかと考える。

・風力発電所を観光の目玉にしたい。そういう施設、

名勝になったら良いという希望はある。

今後の地域貢献策等の検討に際しての課題と

して、整理。

第⼀回中浦地区検討会について〜ワークショップの流れについて〜

資料4

1

【ワークショップの説明】14時05分〜14時15分（10分）ワークショップ流れの説明と⾃⼰紹介

【環境影響について】14時15分〜14時30分（15分）懸念される環境影響について

【地域振興について】14時30分〜16時15分（105分）地域の将来像の検討やそれに対して個⼈や団体でできること、課題の検討、発表

地域検討会の検討内容「環境保全」 「地域貢献」 「合意形成」

【地域貢献の検討内容】・地域の将来像や課題、要望等に対して⾵⼒発電がどのように貢献できるのか考える。

まずは皆様のご意⾒を共有・確認するためにワークショップを開催

例）：「多くの⼈が訪れる地域にしたい」（将来像）「バスの便数を増やしてほしい」（要望）

⼤きな⽬標や将来像でなくても、普段困っている事等でも構いません

本⽇の主な検討内容

第⼀回中浦地区検討会について〜ワークショップ開催について〜

資料4

2

・セッション①：地域の将来像や課題、要望等の検討（個⼈）

・セッション②：セッション①の共有・整理、セッション③のテーマ決め（グループ）

・セッション③：セッション②で決めたテーマに対して地域や各団体でできること、利⽤できる資源、課題の検討（個⼈）

・セッション④：セッション③の共有・整理、発表準備（グループ）

・セッション⑤：発表（グループ）

第⼀回中浦地区検討会について〜ワークショッププログラム〜

資料4

3

第⼀回中浦地区検討会について〜位置づけと今後の取り組み〜

・地域振興策等（事務局案）例第⼀回中浦地区検討会（H30年6⽉27⽇）・ワークショップの開催

第⼆回合同検討会（H30年10⽉頃）・地域振興策等（事務局案）の検討

第⼆回中浦地区検討会（H30年11⽉頃）・地域振興策等の最終確認

第三回合同検討会（平成31年1⽉頃）・地域振興策等の確定

資料4

4

第⼀回中浦地区検討会について 資料4

5

ぜひ皆様の積極的なご意⾒をお聞かせください。

皆さんとワークショップを開催し、意⾒交換をすることで、

の考えを共有し、それぞれが納得できる「納得解」=地域振興策等を⾒つける。⾵⼒発電事業をきっかけとし、今後様々な地域振興策等を進め

ていくことで、

「地域」 「⻄海市」 「発電事業者」

より良い地域づくりに繋げていく。

資料 4-2

1

ワークショップの取り組み内容について

ワークショッププログラム 14 時 05 分〜16 時 15 分

【ワークショップの説明】

14 時 05 分〜14 時 15 分（10 分）

ワークショップ流れの説明と⾃⼰紹介

【環境影響について】

14 時 15 分〜14 時 30 分（15 分）

懸念される環境影響について

【地域振興について】

セッション①14 時 30 分〜14 時 40 分：10 分

地域の将来像等の検討（個⼈）

セッション②14 時 40 分〜15 時 00 分：20 分

地域の将来像等の整理（グループ）

セッション③15 時 00 分〜15 時 10 分：10 分

地域の将来像等に対して地域や各団体でできること、できそうなこと、利⽤できる資源、

課題の検討（個⼈）

セッション④15 時 10 分〜15 時 35 分：25 分

地域の将来像等に対して地域や各団体でできること、できそうなこと、利⽤できる資源、

課題の共有・整理と発表準備（グループ）

セッション⑤15 時 35 分〜16 時 15 分：40 分

発表（4 班×10 分（質疑応答含む））

【地域振興

時間

テーマ

主体

アクティビテ

⽬標

アクティビテ

地域

を享

した

A

興について

14 時

地域

個⼈

ティ 1).

こと

※基

※場

てい

・地

ティ 1) のイ

域全体でメリ

享受できるよ

たい

A さん検討事

て】ワーク

時 30 分〜1

域の将来像等

⼈

地域の将来

と等について

基本的に⼀つ

場所を⽰すよ

いただくか、

地域の将来像

イメージ図

リット

ように

事項

クショップ

セ14 時 40 分

等の検討

来像（地域を

てまずは個⼈

つの付箋に⼀

ような情報が

もしくは地

像等の付箋へ

地

や

プの取り組

2

セッション：10 分

どうしたいか

⼈で考えます

⼀つの意⾒を

がありました

地図に⻘ペン

への書き込み

地域を訪れる

やしたい

B さん検討

組み内容

ン①

か、どのよう

す。

記⼊してくだ

ら、セッショ

で直接書き込

み

る⼈を増

討事項

うな地域にし

ださい。

ョン②で地図

込んでくださ

したいか）や

図上に⻘いシ

さい。

南⾵崎

⾵景を

もらい

C さ

資料 4-2

や困っている

シールを張っ

崎の独特な海

をもっと知っ

たい

ん検討事項

2

る

っ

海岸

て

資料 4-2

【地域振興について】ワークショップの取り組み内容

3

セッション② 時間 14 時 40 分〜15 時 00 分：20 分

テーマ 地域の将来像等の整理

主体 グループ

ア ク テ ィ

ビティ

1). セッション①で記⼊した各付箋の内容を⼀⼈ずつ発表します。場所を⽰すシールがあ

れば地図に張り、⾯的な情報があれば地図に書き込んでください。

2). 1)の作業を順番に⾏っていきます。

3). 各付箋の【まとまり】をグループで考えます。

※整理することが難しい意⾒は「その他の意⾒」等として整理していただいても構いませ

ん。

4). セッション③で検討するテーマをグループで決めます。

（【まとまり】例）観光資源の整備

⽬標 ・個⼈で考えた意⾒等の共有と整理

・セッション③で取り組むテーマの決定

アクティビティ 1)〜4)のイメージ図

各付箋の整理と【まとまり】の整理イメージ

地域全体が活性化できるような取り組みをしたい

【まとまり】

地域全体の活性化

地域を訪れ

る⼈を増や

したい

【まとまり】

観光資源の整備

南⾵崎の独特な

⾵景をもっと知ってもらいたい

グループで考えるテーマ：観光資源の整備

資料 4-2

【地域振興について】ワークショップの取り組み内容

4

セッション③ 時間 15 時 00 分〜15 時 10 分：10 分

テーマ 地域の将来像等に対して地域や各団体でできること、できそうなこと、利⽤できる資源、課題の検討

主体 個⼈

ア ク テ

ィ ビ テ

ィ

1).セッション②で決定したテーマに対し、個⼈や所属する団体としてできることとそれに対する課

題を考えます。

2).「できること」は緑の付箋に、「課題」はピンクの付箋に書き込んでください

※位置の情報については、「できること」は緑のシールもしくは緑のペンで、「課題」は⾚のシールも

しくはペンで、この後のセッション④で地図上に場所を⽰してください。

⽬標 ・地域の将来像等に対してできることや課題の付箋への書き込み

【できること】の検討例

【課題】の検討例

A さんの意⾒ B さんの意⾒ C さんの意⾒

観光資源ツアーの開催

「かのこゆり」を移植し、かのこゆりロードを整備する

南⾵埼の案内

費⽤の確保 効果的な PR ⽅法の検討

ツアー内容の検討

地域を訪れ

る⼈を増や

したい

【まとまり】

観光資源の整備

南⾵崎の独特な

⾵景をもっと知ってもらいたい

グループで考えるテーマ：観光資源の整備

資料 4-2

【地域振興について】ワークショップの取り組み内容

5

セッション④ 時間 15 時 10 分〜15 時 35 分：25 分

テーマ ・地域の将来像等に対して地域や各団体でできること、できそうなこと、利⽤できる資源、

課題の検討の共有・整理

・発表準備

主体 グループ

ア ク テ ィ

ビティ

1). セッション③で検討した個⼈の意⾒を⼀⼈ずつ発表してください。

※場所を⽰す情報についてはシールもしくはペンで地図上に情報を⽰してください。

2). グループでこれまで検討した結果を模造紙に整理し、発表内容を考えてください。

（整理例）

地域の将来像について検討しまとまりを整理したところ、「地域全体の活性化」や「観光

資源の整備」といったまとまりに整理されました。

このグループでは「観光資源の整備」について検討することに決め、個⼈や所属する団

体でどういったことができるか、また課題について検討したところ、地域全体を巡るよう

な観光ツアーの検討（ツアー内容として「かのこゆりロード」を新たに整備し、南⾵埼の

案内を⾏う）ができるのではないかと考えました。ただし、課題としてツアー内容の詳細

な検討や、費⽤の確保、効果的な PR ⽅法の検討といった課題が挙げられました。

⽬標 ・グループで決めたテーマに対するできること・課題の共有

・グループの検討内容の整理、発表準備

【地域振興

（整理興について

理例）

【でき

【課

地域性化うなをした

て】ワーク

観光資源ツ開催

ツアー内容

きること・で

課題】

全体が活できるよ取り組みたい

【まとま

地域全体の

クショップ

検討

ツアーの

容の検討

できそうなこ

まり】

の活性化

プの取り組

6

討結果の整

「かのこゆり移植し、かのりロードを整る

費⽤の確保

こと】

グル

組み内容

整理例

り」をのこゆ整備す

南

効の

地域を訪れ

る⼈を増や

したい

【ま

観光資

ループで考える

南⾵埼の案内

効果的な PR ⽅の検討

まとまり】

資源の整備

南⾵崎の独

⾵景をもっってもらい

テーマ：観光資

⽅法

独特な

っと知いたい

資源の整備

資料 4-2

2

資料 4-2

【地域振興について】ワークショップの取り組み内容

7

セッション⑤ 時間 15 時 35 分〜16 時 15 分：40 分

テーマ 発表（4 班×10 分 発表 5 分、質疑応答 5 分）

主体 グループ

アクティビティ 1). 検討結果の発表と、他グループが⾏う発表への質疑応答を⾏います。

⽬標 ・⾃分のグループの結果発表

・他のグループの発表に対するフィードバック

・中浦一

ア。

・エリア

・西彼杵

は伊佐

・エリア

る。（

系の保

県立自

・環境省

の範囲

事業推

エリ

一帯の事業推

アの面積は 1

杵半島の北西

佐ノ浦ダムが

アの北側と南

北側の保全

保護区域、南

自然公園区域

省の風況マッ

囲である。

推進エリア

リアの概要

推進エリア

1.1km2であ

西部に位置

が存在してい

南側に保全エ

全エリアは七

南側の保全エ

域である。）

ップでは風速

事業

（中浦地区）

エ

事業推進

をまとめた

る。

し、エリア

いる

エリアが存在

釜鍾乳洞地

エリアは西彼

速 6.0～7.0m

業推進エリ

の概要

1

エリアの名称

進エリア①：

エリ

内に

在す

地下水

彼杵

m/s

ア①：中浦

称

中浦地区

ゾーニ

浦地区 全体

図の背景に

ニング範囲内

体図

中浦

には国土地理院発行

内での位置

浦地区

行の地理院地図を使

中浦地区

資料 5

使用しています

区

この図の背景には

2

風況の状況

地形の状況

は国土地理院発行の

況

況

の地理院地図を使

伊佐ノ浦

用しています

浦ダム

中浦地区

資料 5

区

資料 5

3

事業推進エリアにおける留意事項(目標：環境保全)

項目 留意すべき事項

騒音・低

周波音、

風車の影

住居

エリアから最近傍の住居は、北西側の約 600m に位置する。事

業を検討する際に事業者は、近傍の住居に対して風車から発せ

られる騒音・低周波音や設置による影の影響について検討する

必要がある。

環境配慮施設

（学校、病院、福祉な

どの環境に配慮すべ

き施設）

エリアから最近傍の環境配慮施設は、南西約 1,900m に位置す

る。事業を検討する際に事業者は、風車から発せられる騒音・

低周波音や設置の影について、環境配慮施設、畜産施設への影

響について検討する必要がある。

養鶏場・牛舎等の

畜産施設

畜産施設は、エリア内に 1 箇所の種豚場が存在する。事業を検

討する際に事業者は、施設および作業従事者に対して留意する

必要がある。

動物 主要な渡り鳥のル

ート

調査で確認されたツル類の渡り状況は、飛行高度が地上から

160m 以上であり、風車の高さを 160m 未満にすれば影響は軽微

であると考えられる。ただし、鳥類の渡り状況は、気象条件や

渡り鳥個体の状態により、常に同一の経路や高度をとることは

限らないため、事業を検討する際に事業者は、渡り鳥に関して

の詳細な調査、予測及び評価を実施する必要がある。

植物

自然度の高い植物

群落

(環境省 1/2.5 万現存

植生図)

エリア内には、植生自然度※1が 9 の植物群落が存在する。事業

を検討する際に事業者は、土地改変による影響に留意する必要

がある。

※1 植物自然度とは、植物社会学的な観点から植物群落の自然性がどの

程度残されているかを示す指標であり、植物群落ごとに 1～10 の 10

段階に分けられる。植物自然度が 9 や 10 の植物群落は、自然性が多

く残っていて、重要な植物群落として扱われることが多い。

景観

主要な眺望点

エリア周辺には、長尾城跡や中浦ジュリアン記念公園などの眺

望点が存在する。事業を検討する際に事業者は、これら以外の

眺望点にも十分留意し、設置する風車に対して、各眺望点から

の視認可能性、眺望特性（主要な眺望方向、景観要素など）、

支障の程度を確認し、支障の程度に応じた配慮を検討する必要

がある。 眺望景観

人と自然

との触れ

合い活動

の場

九州自然歩道

（環境省長距離自然

歩道）

エリア内には、九州自然歩道が存在するため、事業を検討する

際に事業者は、土地改変や資材運搬などによる影響に留意する

必要がある。

野外レクリエーシ

ョン施設

エリア内に位置する伊佐ノ浦公園は、自然との触れ合い活動が

出来る施設である。事業を検討する際に事業者は、施設の利用

（利便性の低下など）に対する影響を検討する必要がある。

資料 5

4

項目 情報 留意すべき内容

事業計画

民有林保安林

エリア内には、解除が困難とされる傾斜度 25°以上の一級指

定地の民有林保安林が存在する。事業を検討する際に事業者

は、保安林の位置、種類、指定状況を確認し、風車の配置

や取り付け道路等の地形改変区域が含まれないように留意す

るとともに、関係者と協議する必要がある。

地域森林計画おけ

る森林経営計画

エリア内には、計画が作成されている森林が存在する。事業

を検討する際に事業者は、風車や取り付け道路等の配置検討

にあたり当該計画の詳細を把握し、関係者と協議する必要が

ある。

鉱業権区域

エリア内には、鉱業権区域が存在する。事業を検討する際に

事業者は、鉱業権の内容について把握し、必要に応じて関係

者と協議することに留意する。

水道利用

エリア内には、西海市水道水源保護条例で指定されている水

源保護区域の既存水源（伊佐の浦川砂防ダム上流域；農業用

の伊佐の浦ダムは伊佐の浦川砂防ダム上流域に位置してい

る）が存在する。事業化の際に事業者は、西海市水道水源保

護条例に則り、関係部局と協議し、必要に応じて関係地域に

対して説明会の開催等の措置を取る。

電波障害

エリア内はテレビ受信への影響が懸念される地域である。事

業を検討する際に事業者は、放送波中継、テレビ受信者への

放送電波受信に対する影響について検討し、関係者と協議す

る必要がある。

埋蔵文化財

エリア周辺では、「石鍋」遺跡が存在する可能性がある。事業

を検討する際に事業者は、土地改変する範囲が確定した段階

で、西海市教育委員会へ調査の実施について相談する必要が

ある。

農地

エリアの北側にはみかん畑等の農地が存在する。事業化の際

に事業者は、関係者と協議するとともに、農業従事者への影

響についても留意する必要がある。

その他 累積的影響

事業推進エリア内外に、別事業の風力発電施設が計画された

場合には、事業者はそれらの風力発電施設の影響も含め、環

境影響を検討する必要がある。

事業業を進める上

事業

上での留意

業を進める

5

意事項（騒音

る上での留意

音・低周波音

意事項（植物

図の背景に

音、風車の影

物）

は国土地理院発行

中浦

影）

行の地理院地図を使

浦地区

中浦地区

資料 5

使用しています

区

事業を進

事

進める上での

事業を進める

の留意事項

る上での留意

※8

6

（景観、人

意事項（事業

8.6km の範囲：風

と自然との

業計画：民

図の背景に

風車（高さ 150m

触れ合い活

民有林保安林

中浦地区

は国土地理院発行

を想定）を設置し

活動の場）

林）

行の地理院地図を使

した際の視野角 1°

資料 5

使用しています

の範囲

※

事業を進めめる上での留

留意事項（

7

（事業計画：

地域森林計

図の背景には国土

計画、森林経

中浦地区

土地理院発行の地理

経営計画）

理院地図を使用して

資料 5

ています

項

道路利用

耕作放棄

送電線

発電所・

目

用 エ

い

棄地 エ

風

エ

・変電所 エ

所

事

エリアの周囲

いる。

エリア内には

風力開発と一

エリアの最寄

エリアから最

所は面高変電

事業推進

事業推進エ

囲には幅員 5

は利用見込み

一体的に土地

寄りには電圧

最近傍の発電

電所が北約 4

進エリアに

8

リアにおけ

エリア

5.5m 未満の道

みの低い耕作

地の有効活用

圧 66ｋV の面

電所は松島火

4.3km の位置

における参考

ける参考情報

ア周辺の状況

道路や 5.5ｍ

作放棄地が点

用を検討する

面高瀬戸線が

火力発電所が

置に存在する

考情報（道路

図の背景に

報

況

ｍ－13ｍ未満

点在している

ることが可能

が通っている

が南西約 10.

る。

路利用）

には国土地理院発行

満の道路が存

る。事業化の

能である。

る。

6km の位置

行の地理院地図を使

資料 5

存在して

の際には

に、変電

使用しています

事業推

事業

推進エリアに

業推進エリア

における参考

アにおける参

9

考情報（利用

参考情報（送

用見込みの

送電線、発

図の背景に

の低い耕作放

発電所・変電

には国土地理院発行

中浦地区

放棄地）

電所）

行の地理院地図を使

区

中浦地区

資料 5

使用しています

区

区

開発

運営

波及

福島県

郡山

1.98M

布引

とで、

と農業

布引

が共存

る。

区分

発段階

営段階

及効果

郡山市（

山布引高原風

MW 基×1 基と

引高原は布引

土地の収入

業の共存が図

引高原では

存する景色を

郡山

出典

地域との共

・測量、調

・管理用道

（林道整備

・土地賃貸

・メンテナ

（地域の向

・草刈等の

・売電収入

・植林等に

・ファン

・観光資源

・環境学習

郡山布引高

風力発電所は

と国内最大級

引大根の有名

入、地域雇用

図られている

「郡山布引風

を楽しむ布

山布引高原風

典：郡山市観

共存・共栄策

調査、土木工

道路の整備に

備による林業

貸による土地

ナンス等の関

向上・産業と

の地域への奉

入の一部を農

による森林保

ド等への参加

源化による来

習への活用

具体例

高原風力発電

は標高 1000m

級のウィンド

名な産地であ

用、エコ観光

る。

風の高原まつ

引高原ひま

風力発電所

観光協会 HP

10

策のメニュー

メ

工事等の地元

による交通イ

業との共栄）

地所有者の収

関連産業誘致

との連携）

奉仕活動への

農業振興へ利

保全（イノシ

加による地域

来訪客の増加

例（先進事例

電所）

m を超える布

ドファームで

あるが、開拓

光、インフラ

つり」が開催

わりウォー

ー（目標：

メニュー案

元発注による

インフラの向

）

収入の増加

致等による雇

の参加

利用

シシ対策）

域・市民風車

加

例①）

布引高原に位

である。

拓農地を転用

ラ整備などの

催されており

ークや布引大

郡山布

出

地域貢献）

る地元企業の

向上

雇用の拡大

車の導入

位置しており

用して多くの

の利点を享受

り、高原に咲

大根の収穫体

布引 風の高

出典：郡山市

の受注機会の

り、2MW 基×

の風車を設置

受し、風力発

咲くひまわ

体験等も行わ

高原祭りのチ

市観光協会 H

資料 5

の増加

×32 基、

置するこ

発電施設

りと風車

われてい

チラシ

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北海道

北海

（600

電収益

「

「海

「

福岡県

みや

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を通し

下のと

・地域

・ピー

その

・電力

業）

寿都町

海道寿都町

0kW×3 基）、

益は、「山づ

山づくり」：

海づくり」：

まちづくり

みやま市

やまスマート

ミュニティ株

して、地域経

とおり。

域で生産した

ーク電源とし

の電力料金の

力情報の利活

を行う。

出典：

町では、寿都

、風太風力発

づくり」、「海

森林保全活

磯焼け対策

」：寿都診療

への補助

出典：「寿都

（みやまス

トエネルギー

株式会社の出

経済活性化を

た電力を地域

して発電コス

の削減分を市

活用により地

「みやまスマ

具体例

都温泉ゆべつ

発電所（199

海づくり」、

活動（植林・

策（藻場造成

療所運営資金

）、街灯電気

寿都町にお

都町における

具体例

スマートエネ

ー株式会社は

出資によって

を目指してい

域で消費する

ストの低い太

市内の産業育

地元の新たな

電力調達と

マートエネル

11

例（先進事例

つのゆ風力発

90kW×5 基）

「まちづくり

・植樹活動）

成技術の実証

金、医学部進

気代補助

おける風力発

る風力発電へ

例（先進事例

ネルギー株式

は、福岡県み

て設立された

いる。みやま

ることで、キ

太陽光電源を

育成に充てる

な雇用創出

と供給の基本

ルギー株式会

例②）

発電所（230

が稼働して

り」に積極的

、環境維持

証実験）

進学の奨学金

発電所の様子

への取り組み」

例③）

式会社）

みやま市、株

た電力会社で

まスマートエ

キャッシュフ

を利用した低

ることで、地

（コールセン

本的な流れ

社設立につい

kW×1 基）、

ている。風力

的に投資され

活動

金、通学費補

」（環境省）

株式会社筑邦

であり、エネ

エネルギー株

フローを地域

低コストの電

地域活性化を

ンター、医療

いて」（みや

寿の都風力

力発電で得

れている。

補助（運行バ

邦銀行、九州

ネルギーの地

株式会社の特

域内に取り組

電力供給を実

を図る。

療サポート、

やま市 HP）

資料 5

力発電所

られた売

バス会社

州スマー

地産地消

特徴は以

組める。

実現し、

、介護事

資料 5

12

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西稼町

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壼

屑市

資料6

資料6