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前橋市児童文化センター
前橋少年少女発明クラブ会 長 加藤 幸一
事務局 新井 寿 1
2
前橋少年少女発明クラブの年間活動スケジュール(平成27年10月~28年10月・第33期生)
月 日 曜 実施時刻 内 容 加藤 高橋 吉野 小熊
10 25 日 1:00~4:00 入部式・オリエンテーション(紙タワー) ○
8 日 1:00~4:00 発明の基礎1(木工・1枚の板) ○
29 日 1:00~3:00 発明の基礎2(木工) ○
13 日 1:00~4:00 ★公開発明教室(電気) ○ ○
27 日 1:00~3:00 発明の基礎4(電気・LED) ○ ○
17 日 1:00~3:00 発明の基礎5(電気) ○ ○
31 日 1:00~3:00 発明の基礎5(電気)
14 日 1:00~3:00 発明の基礎6(電気・電子ブロック) ○
28 日 1:00~3:00 発明の基礎7(機械) ○
6 日 1:00~3:00 発明の基礎8(機械) ○ ○
20 日 1:00~3:00 発明の基礎9(機械・歩行ロボット) ○
17 日 1:00~3:00 アイデア学習1 ○
24 日 1:00~3:00 発明作品アイデアスケッチ ○
8 日 1:00~4:00 発明作品検討会 ○ ○ ○ ○
22 日 1:00~4:00 ★公開発明教室(モーター・リモコン) ○ ○
5 日 1:00~3:00 作品製作1 ○ ○
19 日 1:00~3:00 作品製作2 ○ ○
3 日 1:00~3:00 作品製作3 ○ ○
17 日 1:00~4:00 ★公開発明教室(木工) ○
14 日 1:00~3:00 作品製作4 ○
21 日 1:00~3:00 作品製作5 ○
11 日 1:00~3:00 作品修正 ○
18 日 1:00~3:00 出品カード作成・終了式 ○
10 2 日 1:00~4:00 ★公開発明教室(ソーラーカー) ○ ○
6
7
8
9
基礎学習
アイデア学習
発明作品製作
4
5
3
11
12
1
2
“発明の基礎学習”のねらい発明考案展に向けて作品作りをする際に必要となる構想・設計・構造・製作の基本的な知識や技術
について学習する。
• 発明の基礎学習のねらいを達成できるもの
• 小学校3年生から自分の力で製作できるもの
• 製作を通して創造・工夫・改善ができるもの
• 2~3時間で完成するもの
• 低予算(500円以内)で製作できるもの
• 達成感があるもの
• 家に帰ってから使用したり遊んだりできるもの
教材の条件
3
例1 設計・構造
●世界一高いタワーを建てよう ●丈夫な橋を渡そう
新聞の折込広告を使って“紙のパイプをつくり、タワーや橋をつくる。
4指導:加藤幸一
例2 木材加工
●身の回りで使うものをつくろう
1×4材(6フィート)の1枚板からつくる
のこぎり引き
5指導:加藤幸一
例2 木材加工
●のこぎり引きの治具(市販品)
1×4材(6フィート)の1枚板からつくる
6
例2 木材加工
●のこぎり引きの治具(講師の考案)
1×4材(6フィート)の1枚板からつくる
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例2 木材加工 1×4材(6フィート)の1枚板からつくる
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例2 木材加工 1×4材(6フィート)の1枚板からつくる
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例2 木材加工 1×4材(6フィート)の1枚板からつくる
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例3 電気工作
●LEDイルミネーション
ボタン電池でLEDを点灯させる
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例3 電気工作
●LEDイルミネーション
ボタン電池でLEDを点灯させる
光の三原色
3つの色を混ぜると…
白色光をつくれる
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指導:加藤幸一吉野 仁
例3 電気工作
●LEDイルミネーション
ボタン電池でLEDを点灯させる
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例4 電気工作
●電子ブロックで実験しよう(発展型)
電子ブロックでラジオ受信機づくり
14指導:高橋 浩
例5 機械工作
●歩行ロボットをつくろう(発展)
モーター,制御,動力伝達
15指導:高橋 浩
例6 機械・電気工作
●リモコンで動くロボットをつくろう
電気回路,モーター,制御
リモコン
ロボットの足(モーターに虫ゴム)
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指導:小熊良一高橋 浩
例7 電気工作・動力伝達
●太陽の光で走るソーラーカーをつくろう
ソーラーパネルモーター
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指導:小熊良一吉野 仁
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成果と課題,今後の展望
●以前は、基礎学習の内容を、木工や金工などの製作を主体に指導してきたが、最近はエネルギー,電気関係の内容を充実させてきている。その結果、子どもの発明品に、エネルギー,電気関係の内容を取り入れたものが増加してきている。このようなことから、今後も指導内容の検討は重要であると考える。
●エネルギー,電気関係の指導を充実させるためには、教材開発や教材の購入に対し、費用がかかる。予算面での充実が必要。
●基礎学習を取り入れることにより、ものづくりについての経験がきわめて乏しい最近の子どもたちに、ものづくりの知識の吸収や経験を積ませることができる。
●基礎学習によって、発明に対する関心・意欲を喚起するとともに、発明のアイデアを見つけ、発明品の製作を進めることができるようになる。