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日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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日語歌謠中譯本(1) しげの艶歌 翻訳者:楊吉成 編集者:楊鳳佩 2014.5.8

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Page 1: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

樣本樣本樣本樣本

日語日語日語日語歌謠中譯本

歌謠中譯本

歌謠中譯本

歌謠中譯本((((1111))))

ししししげげげげのののの艶歌艶歌艶歌艶歌

譯者譯者譯者譯者::::

楊吉成

楊吉成

楊吉成

楊吉成((((ヨシシゲ

ヨシシゲ

ヨシシゲ

ヨシシゲ))))

Page 2: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

日語歌謠中譯本

日語歌謠中譯本

日語歌謠中譯本

日語歌謠中譯本((((1111))))

しげの

しげの

しげの

しげの艶歌艶歌艶歌艶歌

譯者譯者譯者譯者::::楊吉成

楊吉成

楊吉成

楊吉成((((ヨシシゲ

ヨシシゲ

ヨシシゲ

ヨシシゲ))))

編者編者編者編者::::楊鳳佩

楊鳳佩

楊鳳佩

楊鳳佩((((イネス

イネス

イネス

イネス))))

譯者信箱

譯者信箱

譯者信箱

譯者信箱::::yyoshigue@

gmail.com

Page 3: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

日語發音表

日語發音表

日語發音表

日語發音表((((五十清音

五十清音

五十清音

五十清音))))

((((濁音濁音濁音濁音))))

(( ((

半濁音

半濁音

半濁音

半濁音) ) ) )

(( ((

鼻音鼻音鼻音鼻音)) ))

國語音 羅馬音 片假名 平假名 國語音 羅馬音 片假名 平假名

ㄏㄚ ha ハ は ㄚ a ア あ ㄏㄧ hi ヒ ひ ㄧ i イ い ㄏㄨ hu フ ふ ㄨ u ウ う ㄏㄝ he ヘ へ ㄝ e エ え ㄏㄛ ho ホ ほ ㄛ o オ お ㄇㄚ ma マ ま ㄎㄚ ka カ か ㄇㄧ mi ミ み ㄎㄧ ki キ き ㄇㄨ mu ム む ㄎㄨ ku ク く ㄇㄝ me メ め ㄎㄝ ke ケ け ㄇㄛ mo モ も ㄎㄛ ko コ こ ㄧㄚ ya ヤ や ㄙㄚ sa サ さ (一) (i) (イ) (い) ㄒㄧ shi シ し ㄧㄨ yu ユ ゆ ㄙㄨ su ス す (ㄝ) (e) (ヱ) (え) ㄙㄝ se セ せ ㄧㄛ yo ヨ よ ㄙㄛ so ソ そ ㄌㄚ ra ラ ら ㄊㄚ ta タ た ㄌㄧ ri リ り ㄐㄧ chi チ ち ㄌㄨ ru ル る ㄗㄨ tsu ツ つ ㄌㄝ re レ れ ㄊㄝ te テ て ㄌㄛ ro ロ ろ ㄊㄛ to ト と ㄨㄚ wa ワ わ ㄋㄚ na ナ な (ㄧ) (i) (ヰ) (る) ㄋㄧ ni ニ に (ㄨ) (u) (ウ) (う) ㄋㄨ nu ヌ ぬ (ㄝ) (e) (エ) (ゑ) ㄋㄝ ne ネ ね (ㄛ) o ヲ を ㄋㄛ no ノ の

國語音 羅馬音 片假名 平假名

ㄆㄚ pa パ ぱ

ㄆㄧ pi ピ ぴ

ㄆㄨ pu プ ぷ

ㄆㄝ pe ペ ぺ

ㄆㄛ po ポ ぽ

國語音 羅馬音 片假名 平假名

ㄣ n ン ん

國語音 羅馬音 片假名 平假名 國語音 羅馬音 片假名 平假名

ㄉㄚ da ダ だ ㄍㄚ ga ガ が ㄖㄧ zi ヂ ぢ ㄍㄧ gi ギ ぎ ㄖㄨ zu ヅ づ ㄍㄨ gu グ ぐ ㄉㄝ de デ で ㄍㄝ ge ゲ げ ㄉㄛ do ド ど ㄍㄛ go ゴ ご ㄅㄚ ba バ ば ㄖㄚ za ザ ざ ㄅㄧ bi ビ び ㄖㄧ zi ジ じ ㄅㄨ bu ブ ぶ ㄖㄨ zu ズ ず ㄅㄝ be ベ べ ㄖㄝ ze ゼ ぜ ㄅㄛ bo ボ ぼ ㄖㄛ zo ゾ ぞ

Page 4: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄1

ああああ

海うみ

ぶし

....................

27

あばよ(1)

..................

1

海うみ

鳴な

り ....................

28

あばれ松ま

つ ..................

2

浮草

うきぐさ

の宿や

(1) .................

29

あの丘お

越こ

えて

............

3

浮草

うきぐさ

の宿や

(2) .................

30

あんたの花道

はなみち

............

4

ええええ

アンコ椿

つばき

は恋こ

の花は

な ......

5

越えっ

冬とう

平へい

野や ....................

31

雨あめ

のブル〡ス

............

6

越えち

後ご

絶ぜっ

唱しょう

.................

32

雨あめ

の永ヨ

東ドン

橋キョ

...............7

越えち

後ご

海かい

道どう ....................

33

雨あめ

の中な

の二人

り ............

8

越えち

前ぜん

忍すい

冬かずら

.................

34

雨あめ

の国こ

道どう

七なな

号ご

線せん

............

9 おおおお

愛人

あいじん

.....................

10 おしどり酒ざ

け .................

35

愛燦燦

あいさんさん

..................

11

おやじの海う

み .................

36

愛国

あいこく

の花は

な ..................

12

お座ざ

敷しき

小こ

唄うた

.................

37

赤あか

い鴎

かもめ

..................

13

おけさ海か

峡きょう .................

38

赤あか

と黑く

のブル〡ス

.........

14

おさらば東と

京きょう ..............

39

淡雪

あわゆき

の橋は

し ..................

15

お❘

中なか

村むら

君くん ..............

40

淡雪

あわゆき

の花は

な ..................

16

女おんな

ひといろ .................

41

兄あに

貴き .....................

17

女おんな

の波は

止と

場ば

.................

42

朝花

あさばな

.....................

18

女おんな

のエレシ丨

..............43

哀あい

愁しゅう

港みなと ..................

19

女おんな

の旅た

立だ

ち .................44

浅草

あさぐさ

しぐれ

...............

20

男おとこ

の背せ

中なか

.................

45

或あ

る雨あ

の午後

ご ............

21

男おとこ

の夜よ

明あ

け .................

46

艷あで

姿すがた

女おんな

花はな

吹雪

き ............

22

男おとこ

のブル丨ス

..............

47

いいいい

男おとこ

花はな

吹雪

き .................

48

命いのち

.....................

23

男おとこ

すっ飛と

び東と

海かい

道どう ...........

49

命いのち

火び .....................

24

小お

樽たる

化げ

粧しょう

.................

50

稲妻

いなずま

.....................

25

小お

樽たる

のひとよ

..............

51

池上線

いけがみせん

..................

26

小お

樽たる

でもう一い

度ど ..............

52

うううう

大阪

おおさか

.......................

53

Page 5: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

王おう

將しょう .....................

54

この愛あ

に生い

きて(2)

...........

78 かかかか

この愛あ

に死し

んでも

...........

79

がまん坂さ

が ..................

55

こころの母は

は北ほ

斗と

星せい

........

80

片恋酒

かたこいざけ

..................

56

心こころ

のこり

.................

81

片恋

かたこい

しぐれ

...............

57

心こころ

の旅た

路じ

(1) .................

82

川かわ

.....................

58

高校三年生

こうこうさんねんせい

.................

83

紙かみ

のピアノ

...............

59

高原

こうげん

の駅え

よさようなら ........

84

岸壁

がんぺき

の母は

は ...............

60

ささささ

風花

かざばな

の恋こ

い ..................61

酒さか

場ば

のろくでなし

...........

85

金沢

かなざわ

の雨あ

め ...............

62 酒さ

は淚

なみだ

か溜た

息いき

か ...........

86

唐から

獅子

牡ぼ

丹たん

...............

63 酒さ

と泪

なみだ

と男

おとこ

と女

おんな ...........

87

悲かな

しき子こ

守もり

唄うた

............

64

三さん

百びゃく

六ろく

十じゅう

五ご

夜や ..............

88

きききき

三年

さんねん

ぶりの人ひ

だから ........

89

北国

きたぐに

の春は

る ...............

65

淋さび

しき旅人

たびびと

.................

90

北きた

の秋桜

こすもす

...............

66

盛さか

り場ば

流なが

れ唄う

た ..............

91

北きた

の宿や

から

...............

67

サンフランシスコ

のチャイナタウン ....

92

北きた

上がみ

夜や

曲きょく

...............

68

しししし

紀き

ノ川か

わ ..................

69

人じん

生せい

行こう

路ろ ....................

93

紀き

伊い

水すい

道どう ..................

70

人じん

生せい

旅りょ

情じょう

.................

94

霧きり

子こ

のタンゴ

............

71

人じん

生せい

劇げき

場じょう

.................95

銀ぎん

座ざ

の蝶

ちょう

蝶ちょ ...............

72

昭しょう

和わ

恋こい

唄うた

.................

96

くくくく

昭しょう

和わ

流なが

れうた

..............

97

曇くも

りのち晴は

れ ............

73

昭しょう

和わ

最さい

後ご

の秋あ

のこと

........

98

黒髪

くろかみ

ざんげ

...............

74

終しゅう

着ちゃく

みなと

..............

99

沓くつ

掛かけ

時とき

次じ

郎ろう

...............

75

終しゅう

着ちゃく

駅えき

から

..............

100

けけけけ

叱しか

らないで

.................

101

献身

けんしん

.....................

76

時じ

代だい

屋や

の恋こ

い .................

102

ここここ

新しん

宿じゅく

なみだ町ま

ち ..............

103

この愛あ

に生い

きて(1)

.........

77

清水

湊みなと

の女

おんな

..............

104

Page 6: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

せせせせ

泣な

いたらいいさ .............

129 せめて今こ

夜や

だけは

.........

105

並なみ

木き

の雨あ

め ...................

130

銭ぜに

五ご

の海う

み ..................

106

鳴なる

門と

海かい

峡きょう

................

131

瀬せ

戶と

の花は

嫁よめ

...............

107

流なが

れのジプシ丨娘

むすめ ..........

132

たたたた

南なん

国ごく

土と

佐さ

を後あ

にして

.......

133

だんじり ..................

108

にににに

だんな樣さ

ま ..................

109

人にん

間げん

模も

樣よう ...................

134

黃昏

たそがれ

のルンバ

............

110

人にん

情じょう

横よこ

丁ちょう

................

135

黄昏

たそがれ

に閉と

じこめて

.........111

女にょう

房ぼう ......................

136

谷たに ........................

112 二に

輪りん

草そう

...................

137

竹たけ ........................

113 新に

妻づま

鏡かがみ

...................

138

つつつつ

はははは

月つき

の雨あ

め ..................

114

花はな .........................

139

月つき

夜よ

酒ざけ

..................

115

花街

はなまち

の母は

は ...................

140

月つき

夜よ

舟ふね

(1) ..................

116

波止場

(1) ...................

141

紬つむぎ

の女

おんな ..................

117

波止場

にて

................

142

とととと

浜唄

はまうた

......................

143

友とも

よ(1)

..................

118

浜はま

千ち

鳥どり

...................

144

友とも

よ(2)

..................

119

浜はま

辺べ

の歌う

た ...................145

灯篭流

とうろうなが

し ..................

120

博多

川がわ

(1) ...................

146

遠とお

野の

物もの

語がたり

...............

121

博多

夜よ

船ぶね ...................

147

なななな

晚ばん

春しゅん

歌か ...................

148

長なが

崎さき

今日

きょう

も雨あ

だった ......

122

ふふふふ

長崎

ながさき

の夜よ

はむらさき

......

123

ふたたびの恋こ

い .............

149

浪花

恋こい

しぐれ ............

124

ふたりの大阪

おおさか

.............

150

浪花

ふたり道み

ち ............

125

風鈴

ふうりん

(1) ...................

151

中なか

洲す

のれん

...............

126

風ふう

恋れん

歌か ...................

152

中なか

の島し

ブル〡ス ............

127

冬ふゆ

子こ ......................

153

涙なみだ

の小こ

花ばな

...............

128

冬ふゆ

桜ざくら

(1) ...................

154

Page 7: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

ほほほほ

柳川

やながわ

わかれ

................

177 望ぼ

郷きょう .....................

155

柳やな

ケが

瀨せ

ブル〡ス .............

178

望ぼう

鄉きょう

千せん

里り

(1) ...............

156

山やま .........................

179

星ほし

の界か

い ..................

157

柔やわら

......................

180

星ほし

の流な

れに

...............

158

ゆゆゆゆ

放ほう

浪ろう

記き ..................

159

夢ゆめ

暦ごよみ ......................

181

放ほう

されて ..................

160

夢ゆめ

ひとすじ

................

182

放浪

ほうろう

の唄う

た ..................

161

夢ゆめ

うぐいす

................

183

まままま

夢ゆめ

で泣な

け泣な

け .............

184

まよい舟ぶ

ね ..................

162 雪ゆ

散ざん

花か ...................

185

まこと酒ざ

け ..................

163 雪ゆ

割わり

草そう

...................

186

窓まど ........................

164

有ゆう

樂らく

町ちょう

で逢あ

いましょう

....

187

幕間

まくあい

.....................

165

よよよよ

迷まよ

い雪ゆ

き ..................

166

よせばいいのに .............

188

舞まい

鶴づる

港みなと

..................

167

よさこい慕ぼ

情じょう .............

189

みみみみ

よこはま・たそがれ

.......

190

みだれ髮が

み ..................

168

酔よ

いどれて

................

191

みちのくしぐれ ............

169

酔よ

いざめ未み

練れん

酒ざけ .............

192

みんないい女

おんな

............

170

酔よ

いどれ女

おんな

の流な

れ歌う

た .......

193

港みなと

恋こい

唄うた

..................

171

寄よ

りそい橋ば

し ................

194

港みなと

町まち

情じょう

話わ ...............

172

りりりり

むむむむ

利り

尻しり

水すい

道どう ...................

195

娘むすめ

よ .....................

173

わわわわ

めめめめ

われは海う

の子こ

.............

196

夫婦

坂ざか

..................

174

わたし祈い

っています

.......

197

やややや

私わたし

はおんな ................

198

矢や

立たて

の杉す

な ..................

175

私わたし

は街ま

の子こ ................

199

矢や

切ぎり

の渡わ

し ...............

176

吾亦紅

われもこう

...................

200

Page 8: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

1

0933585919

あばよ

あばよ

あばよ

あばよ(1)(1)(1)(1)

氷川氷川氷川氷川きよし

きよし

きよし

きよし

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

男の涙

なみだ

って

言い

うやつは

說是男人的眼淚如何如何的傢伙

こぼしていいとき

悪わる

いとき

無論落淚與否

「あばよ」で別わ

れた 波は

止と

場ば

道みち

就在碼頭大路說再見時

なんだかしょっぱい 胸む

のうち

心裡總覺得無可奈何

あとは

ヨ丨ソロ…

然後是我獨行

錨いかり

巻ま

く手て

重おも

くなる

重おも

くなる

捲錨的手也逐漸沉重沉重起來

あの娘こ

はあの娘こ

生い

き方か

那姑娘以她的生活方式

繋つな

いできたんだ

夢ゆめ

の糸い

一直把夢之絲連接過來

嘘うそ

でも本ほ

気き

ふりをして

騙人時也是一本正經的

咲さ

かなきゃならない

リラの花

不得不開花的紫丁香

あとは

ヨ丨ソロ…

然後是我獨行

恋こい

も夜よ

霧ぎり

港町

みなとまち

港町

思慕的夜霧中港都,港都

鴎かもめ

の残の

した

爪つめ

のあと

海鷗留下的爪痕

いつかは傷い

みも

うすれるさ

傷痛早晚會減輕的

霧む

笛てき

がひと声ご

哭な

いたなら

霧笛只要一鳴放

潮しお

の流な

れを

風かぜ

まかせ

海潮的流向就得順著風

あとは

ヨ丨ソロ…

然後是我獨行

やがて出で

船ふね

ドラが鳴な

ドラが鳴な

不久就是出航的鑼聲響了

Page 9: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

2

0933585919

ああああばればればればれ松松松松ま

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

どいつもこいつも

無論哪個傢伙這個傢伙

だらしのない奴や

弱虫

よわむし

ばかり

盡是沒出息的懦夫

涙じ

なみだ

ゃこの海か

峡きょう

渡わた

っちゃゆけぬ

光流淚也過不了這個海峽

騒さわ

ぐ血ち

潮しお

玄げん

界かい

灘なだ

沸騰的熱血是玄界灘的

風かぜ

にもらった

心こころ

意い

気き

風所賜給的氣魄

後ご

生しょう

大だい

事じ

守まも

り神が

重視來生的守護神

男おとこ

一いち

代だい

男おとこ

一いち

代だい

あばれ松

一代男性悍猛松五郎

つまずきはじかれ

遭到失敗恥辱

分っちゃいるけど

ふり向む

く未練

雖有所瞭解,卻依然難捨

惚ほ

れたはれたは

柄がら

ではないが

清白的迷戀,礙於身分

情なさ

け追お

いかけ

玄げん

界かい

灘なだ

追逐的戀情是玄界灘的

思おも

い通か

わす

浜千鳥

はまちどり

海邊千鳥都感受到的

俺おれ

も人ひ

の子こ

人ひと

並な

みに

我也是人之子的一般人

男一代

おとこいちだい

男一代

おとこいちだい

あばれ松ま

一代男性悍猛松五郎

よしなョやめなョ

不得不到此為止了

今いま

さら愚痴

など

らしくもないぜ

如今也不再抱怨了

照て

る日ひ

曇くも

る日ひ

浮うき

世よ

のならい

晴天陰天都是俗世常態

我が

慢まん

我が

慢まん

玄げん

界かい

灘なだ

忍耐又忍耐啦,自玄界灘的

波なみ

で鍛き

えた

勇いさ

み肌は

波浪中鍛鍊出豪邁氣概

骨ほね

の髄ず

まで

ど根こ

性じょう

直到骨髓內都是骨氣

男一代

おとこいちだい

男一代

おとこいちだい

あばれ松ま

一代男性悍猛松五郎

Page 10: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

3

0933585919

あのあのあのあの丘丘丘丘お

越越越越こ

えてえてえてえて

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

山やま

の牧ま

場ば

の 夕ゆ

暮ぐ

れに

山裏牧場的傍晚

雁かり

が飛と

んでる ただ一い

羽わ

只有孤雁在飛翔

私わたし

もひとり

ただひとり

我也孤單的,只有一個人

馬あお

の背せ

中なか

眼め

をさまし

坐在馬背上,睜眼地

イヤッホ〡

イヤッホ〡

呀呼〡呀呼〡

お花畑

ばたけ

まひるどき

花田裡的中午時候

百も

舌ず

が鳴な

いてる

雲くも

の上う

伯勞鳥在雲中鳴叫

私わたし

はひとり

ただひとり

我是孤單的,只有一個人

遠とお

い都

みやこ

思おも

い出だ

回想著遙遠的都市

イヤッホ〡

イヤッホ〡

呀呼〡呀呼〡

山やま

湖みずうみ

白しら

樺かば

山裏的湖泊,白樺樹的

影かげ

が搖ゆ

らめく

靜しず

けさよ

影子搖盪,好清靜喲

私わたし

はひとり

ただひとり

我是孤單的,只有一個人

恋こい

しい人ひ

名な

を呼よ

んで

向思戀的人,呼叫著名字

イヤッホ〡

イヤッホ〡

呀呼〡呀呼〡

山やま

の牧ま

場ば

星ほし

の夜よ

山裏的牧場,有星星的夜晚

風かぜ

に搖ゆ

れてる

灯ともしび

燈火在風中搖晃著

私わたし

とおなじ

ただひとり

我同樣地,只有一個人

泣な

けば悲か

しい

山やま

彥びこ

悲傷時,哭聲迴響山間

イヤッホ〡

イヤッホ〡

呀呼〡呀呼〡

Page 11: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

4

0933585919

あんたの

あんたの

あんたの

あんたの花道花道花道花道

はなみち

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

鳶とび

が天て

まで 舞ま

い上あ

がるには

老鷹飛向天空時

送おく

り風か

より 向む

かい風か

寧願逆風而不靠順風

夢ゆめ

を捨す

てずに

明日

に生い

きりゃ

不要放棄夢想為明天而活

人じん

生せい

芝しば

居い

筋すじ

書が

きに

在人生戲的劇本裡

いつかやって来く

きっとやって来く

有一天會出現,一定會出現

目指

すあんたの

花はな

道みち

妳期待的花道

ひとにゃ見み

えない

男の値打

人們見不到的男人價值

惚ほ

れた私

わたし

にゃ

よく見み

える

迷戀的我,卻看得很清楚

酔よ

っていいのよ

心こころ

の憂う

さは

心情憂悶時可以喝醉呀

お酒さ

が洗あ

って

くれるから

因為酒能來洗滌

いつかやって来く

きっとやって来く

有一天會出現,一定會出現

遅おそ

いしあわせ

二人

にも

倆人遲來的幸福

傘かさ

も差さ

せない

土ど

砂しゃ

降ぶ

り雨あ

傾盆大雨也不打傘

やがて上あ

がって

陽ひ

が昇の

不久雨停,太陽昇起

女房

にょうぼう

なりゃこそ

掛か

け声ご

ひとつ

雖身為妻子也一樣要喝采

人じん

生せい

舞ぶ

台たい

大おお

向む

こう

在人生舞台的觀眾裡

いつかやって来く

きっとやって来く

有一天會出現,一定會出現

晴は

れのあんたの

花はな

道みち

妳光榮的花道

Page 12: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

5

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アンコ

アンコ

アンコ

アンコ椿椿椿椿

つばき

はははは恋恋恋恋こ

のののの花花花花は

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

三みっ

日か

おくれの

便たよ

りをのせて

載著已延遲三天的信

船ふね

が行ゆ

く行ゆ

く 波浮

港みなと

輪船從波浮港出發了

いくら好す

きでも あなたは遠と

不論多麼地喜愛,你已往遙遠的

波なみ

の彼方

いったきり

海浪的那一方去了

あんこ便だ

りは

あんこ便だ

りは

少女的信是,少女的信是

ああ

片便

かただよ

啊!有去無回信

三み

原はら

山やま

から

吹ふ

き出だ

す煙け

從三原山噴出的煙霧

北きた

へなびけば

思おも

い出だ

飄到北方時就會想起

惚ほ

れちゃならない

都みやこ

の人ひ

不能被愛的京都人

よせる思お

いが

灯ひ

ともえて

想依偎念頭就跟燈光一起點起

あんこ椿

つばき

あんこ椿

つばき

含苞的山茶花

含苞的山茶花

ああ

すすりなき

啊!忍不住飲泣

風かぜ

にひらひら

かすりの裾す

花紋布的下襬隨風飄盪

舞ま

えばはずかし

十六

じゅうろく

踊舞時害羞地把十六歲的

長なが

い黒髪

くろかみ

プッツリ切き

って

長長的黑髮咯答一聲地剪斷

かえるカモメに

たくしたや

託付給回去的海鷗帶去

あんこ蕾つ

みは

あんこつぼみは

含苞的花蕾

含苞的花蕾

ああ

恋こい

の花は

啊!是思春之花

Page 13: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

6

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雨雨雨雨あめ

のブル

のブル

のブル

のブル〡〡〡〡スススス

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

雨あめ

狂ふ

れ狂ふ

大雨呀嘩啦嘩啦下吧

惱なや

みを

流なが

すまで

直到把煩惱也沖走

どうせ淚

なみだ

濡ぬ

れつつ

反正淚水還是會淋濕

夜よ

每ごと

嘆なげ

く身み

夜夜怨嘆的身軀

ああ

帰かえ

り来こ

心こころ

の青空

あおぞら

啊!內心的晴天還未回來

すすり泣な

夜よる

の雨あ

啜泣不已的落雨夜晚呀

暗くら

運さだ

命め

黑暗命運裡

恨うら

ぶれ

果は

てし身み

怨恨無盡的身軀

雨あめ

の夜よ

路みち

とぼとぼ

無精打采在雨中的夜路

ひとり

徨さまよ

えと

一個人徬徨不已

ああ

帰かえ

り来こ

心こころ

の青空

あおぞら

啊!內心晴天還未回來

降ふ

り頻し

夜よる

の雨あ

淒雨綿綿的夜晚呀

Page 14: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

7

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雨雨雨雨あめ

のののの永永永永ヨ

東東東東ドン

橋橋橋橋キョ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

雨あめ

の永ヨ

東トン

橋キョ

は 思お

い出で

ばかり

在雨中的永東橋,只剩回憶

傘かさ

をさしだす 人ひ

もない

沒有人拿著雨傘

心こころ

がわりは

つらいけど

變心讓人心酸

忘わす

れられない

女おんな

がひとり

仍有一個女人,還忘不了你

あなたの鞋く

音おと

追お

いかける

追著你的腳步聲跑

未ミ

練リョン

未ミ

練リョン

未ミ

練リョン

…雨あ

がふる 迷戀、迷戀、迷戀,落雨不停

雨あめ

の永ヨ

東トン

橋キョ

噂うわさ

もぬれる

在雨中的永東橋,連風聲也潮濕

酒さけ

のグラスに

殘のこ

り紅べ

酒杯還殘留著口紅

泣な

いたあの日ひ

傷きず

あとが

為那一天受到傷害而傷心

酔よ

えばせつなく

わかれをせめて

難過的喝醉,責問分別

あなたを信し

じて

つくしたわ

相信你,也盡心盡力了

未ミ

練リョン

未ミ

練リョン

未ミ

練リョン

…雨あ

がふる

迷戀、迷戀、迷戀,落雨不停

雨あめ

の永ヨ

東トン

橋キョ

流なが

れる灯あ

在雨中的永東橋,燈光川流不息

恋こい

も流な

れて

消き

えてゆく

戀情也流動,消失而去

つかみきれない

しあわせに

對幸福緊握不放的

肩かた

でため息い

女おんな

がひとり

靠在肩膀嘆息的,那個女人

あなたに逢あ

いたい

すがりたい

想與你再相逢,來依靠

未ミ

練リョン

未ミ

練リョン

未ミ

練リョン

…雨あ

がふる

迷戀、迷戀、迷戀,落雨不停

Page 15: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

8

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雨雨雨雨あめ

のののの中中中中な

のののの二人二人二人二人

(( ((

よしよしよしよし)) ))

やくやくやくやく

雨あめ

が小こ

粒つぶ

の 真し

珠じゅ

なら

雨點像小珍珠的話

恋こい

はピンクの バラの花は

那愛情是粉紅色的玫瑰花

肩かた

を寄よ

せ合あ

小ちい

さな傘か

肩靠肩地在一支小雨傘下

若わか

いこころを

燃も

えさせる

年輕的心被燃起來了

別わか

れたくない

ふたりなら

兩人都不想分開的

濡ぬ

れてゆこうよ

何処

までも

淋濕了也要走下去,無論到哪裡?

好す

きとはじめて

打う

ちあけた

互相喜歡開始說些內心話時

あれも小こ

雨さめ

こんな夜よ

也是下著小雨的夜晚

頰ほほ

に浮う

かべた

可愛

いえくぼ

臉頰浮現可愛的小酒窩

匂にお

ううなじも

ぼくのもの

聞著香噴噴頸子,只有我獨享

帰かえ

したくない

君きみ

だから

為了妳,決心不回去了

步ある

きつづけて

いたいのさ

才要繼續不停地走下去

夜よる

はこれから

ひとりだけ

此後夜晚只有一個人

君きみ

を帰か

すにゃ

早はや

すぎる

妳要回去的話,有些過早

口くち

に出だ

さぬが

思おも

いは同お

雖然說不出口,想法都一樣

そっとうなずく

いじらしさ

悄悄點頭,窩心欣慰

別わか

れたくない

ふたりなら

兩人都不想分開的

濡ぬ

れてゆこうよ

何処

までも

淋濕了也要走下去,無論到哪裡?

何処

までも

何処

までも

無論到哪裡,無論到哪裡?

Page 16: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

9

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雨雨雨雨あめ

のののの国国国国こ

道道道道どう

七七七七なな

号号号号ご

線線線線せん

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

潤うる

むネオンの 東京

とうきょう

後あと

後面的東京霓虹燈朦朧不清了

捨す

てた恋こ

なら

忘わす

れよう

放棄的戀情,忘掉吧!

チェンジレバ〡を

トップに返か

えて

變速桿推到頂速

俺おれ

は飛と

ばすぜ

思おも

いきり

我只想馳騁在

ああ

雨あめ

の雨あ

の国こ

道どう

七なな

号ご

線せん

啊!雨中的七號公路

窓まど

に弾は

ける

真珠

しんじゅ

の小粒

擋風玻璃彈打著,像真珠的小雨點

思おも

い出だ

さすな

あの瞳

ひとみ

而思念起那雙瞳眼

泣な

いているのは

俺おれ

ではないぜ

要哭哭啼啼,我是沒有的

あれは見知

らぬ

まちの灯ひ

那是從未見過的街市燈光

ああ

雨あめ

の雨あ

の国道七号線

こくどうななごせん

啊!雨中的七號公路

濡ぬ

れたこころを

ワイパが拭ぬ

濕糊了心窗時,用雨刷拭清

つきぬ未み

練れん

消け

して行ゆ

穿越迷戀,消失而去

どこときまった

あてなどないが

到哪裡還沒有目標

行ゆ

くさオイルの

切き

れるまで

跑到油盡為止

ああ雨あ

の雨あ

の国道七号線

こくどうななごせん

啊!雨中的七號公路

Page 17: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

10

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愛人愛人愛人愛人

あいじん

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなたが好す

きだから

それでいいのよ

因為喜歡你,只這樣就好了

たとえ一緒

いっしょ

に街ま

歩ある

けなくても

即使沒能一起上街散步

この部屋

にいつも 帰か

ってくれたら

只要能經常回來這個房間

私わたし

は待ま

つ身み

女おんな

でいいの

我願當個等待的女人

尽つ

くして泣な

きぬれて

そして愛あ

されて

盡心盡力又哭泣流淚然後又被愛著

時とき

がふたりを

離はな

さぬように

望時光不會把兩人分開

見み

つめて寄よ

りそって

そして抱だ

きしめて 凝視著依偎著然後又擁抱著

このまま

あなたの胸む

で暮く

らしたい 只要如此地在你的胸懷裡過日

めぐり逢あ

い少す

しだけ

遅おそ

いだけなの

相逢只稍微晚了一點罷了

何なに

も言い

わずいてね

わかっているわ

都瞭解了,什麼都不用說了

心こころ

だけせめて

残のこ

してくれたら

只要至少把心留下來

私わたし

は見み

送おく

女おんな

でいいの

我願做個送行的女人

尽つ

くして泣な

きぬれて

そして愛あ

されて

盡心盡力又哭泣流淚然後又被愛著

明日

がふたりを

こわさぬように

望明日不會破壞兩人的關係

離はな

れて恋こ

しくて

そして会あ

いたくて

分離又戀眷著,然後又相會

このまま

あなたの胸む

で眠ね

りたい

只要如此地在你的胸懷裡酣睡

尽つ

くして泣な

きぬれて

そして愛あ

されて

盡心盡力又哭泣流淚然後又被愛著

明日

がふたりを

こわさぬように

望明日不會破壞兩人的關係

離はな

れて恋こ

しくて

そして会あ

いたくて

分離又戀眷著,然後又相會

このまま

あなたの胸む

で暮く

らしたい

只要如此地在你的胸懷裡過日

Page 18: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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愛燦燦

愛燦燦

愛燦燦

愛燦燦

あいさんさん

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

雨あめ

潸潸

さんさん

と この身み

に落お

ちて

雨嘩啦啦地落在身上

わずかばかりの

運うん

の惡わ

さを

恨うら

んだりして

僅有些微的惡運就懷恨

人ひと

は哀か

しい

哀かな

しいものですね

人真是可悲可哀的東西呢

それでも

過か

去こ

達たち

優やさ

しく睫ま

毛げ

に憩い

儘管如此過去大家仍然和顏相處

人生

じんせい

って

不思議

なものですね

人生者,是很不可思議的

風かぜ

散散

さんざん

この身み

に荒あ

れて

風呼嘯地吹在身上

思おも

いどおりに

ならない夢ゆ

失さ

くしたりして

不能實現的夢也消失無蹤

人ひと

はかよわい

かよわいものですね

人是軟弱的,軟弱的東西呢

それでも

未み

來らい

達たち

人ひと

待ま

ち顏か

して微

ほほえ

笑む

儘管如此未來大家仍笑容以待

人生

じんせい

って

嬉うれ

しいものですね

人生者,是有快樂的

愛あい

燦燦

さんさん

この身み

に降ふ

って

愛,燦亮地洒在身上

心こころ

祕ひ

そかな

嬉うれ

し淚

なみだ

流なが

したりして

隱藏內心的高興眼淚也流出來

人ひと

はかわいい

かわいいものですね

人是可親又可愛的東西呢

ああ

過か

去こ

達たち

優やさ

しく睫ま

毛げ

に憩い

啊!過去大家仍然和顏相處

人生

じんせい

って

不思議

なものですね

人生者,是很不可思議的

ああ

未み

來らい

達たち

人ひと

待ま

ち顏か

して微笑

啊!未來大家仍笑容以待

人生

じんせい

って

嬉うれ

しいものですね

人生者,是有快樂的

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愛愛愛愛国国国国

あいこく

のののの花花花花は

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

ましろき富士

けだかさを

雪白富士山的高尚雄偉

こころのつよい 楯た

として

內心的堅強,有如盾牌

御み

国くに

につくす

女等

おみなら

為祖國盡力,也是我等女性的責任

かがやく御代

山やま

ざくら

光輝燦爛,皇下山櫻

地ち

に咲さ

き匂に

国くに

の花は

大地綻放花香的國之花

老お

いたる若わ

もろともに

無論老的、年輕的都共同

国難

こくなん

しのぐ

冬ふゆ

の梅う

承擔國難,是冬之梅

かよわい力

ちから

よくあわせ

柔弱的力量,要盡量團結一起

銃じゅう

後こう

にはげむ

凜凜

しさは

勤奮努力後勤工作,英勇如一

ゆかしく匂に

国くに

の花は

高尚情操的國之花

勇ゆう

士し

のあとを

雄お

雄お

しくも

跟在勇士後面,英姿煥發

家いえ

をば子こ

をば

守まも

りゆく

也要照顧孩子,守護家庭

やさしい母は

また妻つ

是慈祥的母親,也是妻子

まごころ燃も

ゆる

紅椿

べにつばき

發揚真誠母性,如紅山茶花

うれしい匂に

国くに

の花は

歡天喜地的國之花

御み

稜い

威つ

のしるし

菊きく

の花は

御稜威象徵的菊花

ゆたかに香か

日ひ

の本も

有濃厚的香味,日之本源的

女おみな

といえど

生命

がけ

女性來說,冒生命危險

こぞりて咲さ

いて

美うつく

しく

團結一起,發揮力量的是純潔

光ひか

りて匂に

国くに

の花は

燦爛吐豔的國之花

Page 20: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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赤赤赤赤あか

いいいい鴎鴎鴎鴎

かもめ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

嘘うそ

じゃない

愛あい

してた

不是謊言是真愛上了

信しん

じて

背そむ

かれる

信賴而被背棄的

女おんな

を悪わ

いと

何故言

うのです

女人的壞話,為何還要說呢?

海うみ

をみつめて

日ひ

が暮く

れる

看著日近黃昏的海洋

赤あか

い鴎

かもめ

何処

へ飛と

紅海鷗要飛往何處啊?

…ただ一い

羽わ

僅有的一隻…

夢ゆめ

はみないと

哭な

いていた

沒有夢,只有哭泣

…波な

の上う

在浪濤上…

しあわせは

飾かざ

り花は

幸福只是裝飾花

わたしは

縁えん

がない

我沒有這個緣份

お酒さ

の向む

こうへ

また旅た

に出で

又要往有酒的地方去遊走

酔よ

えば今こ

夜や

想おも

い出で

今晚醉後也會再沉入回憶中

赤あか

い涙

なみだ

こぼれます

熱淚又滿眶

…恋こ

しくて

思念著呀…

羽はね

を濡ぬ

らして

飛と

べないの

翅膀潮濕得飛不起來了

…あなたから

為了你啊…

赤あか

い鴎

かもめ

みる夢ゆ

紅海鷗的夢中

灯あか

り揺ゆ

られてる

故郷

ふるさと

是有搖盪燈光的故鄉

…みなと町ま

港都呀…

いつかふたりで

帰かえ

りたい

期待有一天兩人一起回去

…藍あ

い海う

藍藍的海洋…

Page 21: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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赤赤赤赤あか

とととと黑黑黑黑く

のブル

のブル

のブル

のブル〡〡〡〡スススス

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

夢ゆめ

をなくした 奈な

落らく

の底そ

在已喪失夢想的地獄底

何なに

をあえぐか

影かげ

法ぼう

師し

身體影子為何在掙扎喘氣?

カルタと酒さ

ただれた胸む

心身沉溺於算命及喝酒

なんで住す

めよか

なんで住す

めよか

為何住下來,為何住下來

ああ

あのひとが

啊!那個人呀

赤あか

と黑く

との

ドレスの渦う

紅色、黑色禮服的漩渦中

ナイトクラブの

夜よ

は更ふ

ける

夜俱樂部的半夜裡

妖あや

しく燃も

える

地じ

獄ごく

の花は

荒淫正盛,如在地獄之花裏

暗くら

いこころが

暗くら

いこころが

灰暗的內心、灰暗的內心

ああ

またうずく

啊!又像針扎

月つき

も疲つ

れた

小こ

窓まど

の空そ

小窗外的天空,月亮也黯淡無光

見み

るは涯は

ない

闇やみ

ばかり

看不到盡端,只有無盡的黑暗

倒たお

れて眠ね

モロッコ椅子

倒睡在摩洛哥椅上

落お

ちた淚

たみだ

落お

ちた淚

たみだ

流不停的淚、流不停的淚

ああ

誰だれ

が知し

啊!有誰知道

Page 22: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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淡雪淡雪淡雪淡雪

あわゆき

のののの橋橋橋橋は

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

紙こ

縒より

で作つ

った 指ゆ

輪わ

だけれど

只是用紙捲做的戒指而已

女おんな

にゃうれしい くすり指ゆ

女人仍然高興地套在無名指

雪ゆき

よ降ふ

れ降ふ

帰かえ

れぬほどに

雪下個不停,下到回不去了

明日

は二人

じゃ

渡わた

れない

明天兩人都渡不過

宿やど

の前ま

には

淡雪

あわゆき

の橋は

住宿旅店前的淡雪橋

付つ

けてはいけない

貴方

のために

為了你不化妝打扮

口くち

紅べに

拭ふ

き取と

宿やど

鏡かがみ

宿店鏡前將口紅拭去

雪ゆき

よ降ふ

れ降ふ

列車

れっしゃ

も止と

まれ

雪下個不停,列車也停駛了

朝あさ

が来き

たなら

しあわせも

直到早晨來到前,還是幸福的

解と

けて消き

えてく

淡雪

あわゆき

の橋は

溶雪消失的淡雪橋

形かた

見み

に殘の

して

置お

きたいけれど

很想留下做紀念

移うつ

り香が

流なが

した

夜よ

明あ

け風ぶ

呂ろ

殘留的香味,已被清晨的澡水沖走了

雪ゆき

よ降ふ

れ降ふ

渡わた

れぬように

雪下個不停,好像渡不過去似地

胸むね

の想お

いは

届とど

かずに

心中的想念,無從傳達

いつか止や

んでる

淡雪

あわゆき

の橋は

不知不覺雪停了的淡雪橋

Page 23: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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淡雪淡雪淡雪淡雪

あわゆき

のののの花花花花は

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなたには

運うん

がある

說你會有好運的

元げん

気き

をだしてねと

拿出精神來吧時

熱あつ

いぐい呑の

み さしだす白し

い指ゆ

就伸出白潤手指把熱酒一口喝下

泣な

かせるね

泣な

かせるね

真叫人感動呢!真叫人感動呢!

おまえって

やつは

妳這個人兒啊!

そっと抱だ

いたら

この手て

の中な

輕輕一抱,就從手中

とけて消き

えそな

淡雪

あわゆき

の花は

溶解消失似的春雪之花

人ひと

の世よ

幸しあわ

せは

世間的幸福

お金か

じゃ買か

えないと

是拿錢買不到時

今日

も笑え

顔がお

よりそう影か

ぼうし

今天也如帶著笑容依偎的影法師

泣かせるね

泣かせるね

真叫人感動呢!真叫人感動呢!

おまえって

やつは

妳這個人兒啊!

湯冷

めしそうな

男おとこ

の夢ゆ

有如熱浴後冷涼的男人在夢裡

ついて来く

るのか

淡雪

あわゆき

の花は

要跟來的春雪之花

しあわせの

足音

あしおと

幸福的腳步聲

聞き

こえてくるからと

能被聽到時

耳みみ

にあてがう

ちいさな桜

さくら

貝がい

就把小小櫻貝緊靠耳朵

泣な

かせるね

なかせるね

真叫人感動呢!真叫人感動呢!

おまえって

やつは

妳這個人兒啊!

胸むね

のすきまに

舞ま

い込こ

んできて

有如要舞入內心的隙縫裡

春はる

を呼よ

ぶよな

淡雪

あわゆき

の花は

要呼喚春天的春雪之花

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17

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兄兄兄兄あに

貴貴貴貴き

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あんな男

おとこ

は もういない

那樣的男子漢已經沒有了

だから兄貴

と 俺お

は呼よ

んだのさ

因此我才會叫他大哥呀

他人

の痛い

みが

よくわかる

別人的痛苦會關心

熱あつ

い涙

なみだ

持も

っていた

也還有熱情的眼淚

兄貴兄貴

思おも

い出だ

してる

男酒

おとこざけ

大哥呀大哥,想起了共飲男人酒

惚ほ

れた女

おんな

泣な

かすなと

讓所愛的女人傷心時

いつか兄貴

俺おれ

を叱し

ったよ

曾受大哥對我指責教導

尽つく

すお前ま

顔かお

見み

れば

對你那麼盡心盡力的臉色

そんな言こ

葉ば

身み

にしみる

那樣關懷話語,充滿感激

兄貴兄貴

あにきあにき

風かぜ

がつめたい

夜よる

の町ま

大哥呀大哥,在那寒風淒淒的夜街

情なさ

け知し

らずの

巷ちまた

でも

連在不懂情義的巷子

夢ゆめ

を兄貴

俺おれ

にくれたのさ

大哥也會賜我夢想

瞼まぶた

とじれば

聞き

こえるよ

把眼瞼閉上了,也聽得到

強つよ

く生い

きろと

云い

う声こ

生氣勃勃的說話聲呢

兄貴兄貴

あにきあにき

呑の

んで酔よ

いたいふたり酒ざ

大哥呀大哥雙人酒再來喝到醉吧

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朝花朝花朝花朝花

あさばな

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

夏なつ

は過す

ぎ 胸む

に残の

る唄う

ひとつ

夏天已過去,內心留下一首歌

あのひとと 唄う

った

唄うた

がひとつ

跟那個人合唱過的一首歌

悲かな

しく

悲かな

しく 响ひ

いた時と

悲傷的、悲傷的聲響時

優やさ

しく

優やさ

しく

包つつ

まれた時と

親切的、親切的溫馨籠罩時

あの朝花

あさばな

調しら

べに寄よ

り添そ

要依偎那朝花調的節奏

ハイハイ

ハ〡レィ

ヨイサヨイと

是啦是啦!要開朗地好好唱出

生い

きて

生い

きてきました

活下來,這樣地活下來

子こ

は育そ

やがて子こ

の親お

となり

養了孩子,也成為孩子的父母

この唄う

集つど

唄うた

うのだろう

這首歌集存起來仍要唱下去

楽たの

しい

楽たの

しい

時とき

に唄う

快樂時、快樂時要唱

苦くる

しい

苦くる

しい

時とき

こそ唄う

痛苦時、痛苦時也要唱

あの朝花

あさばな

調しら

べに抱だ

かれて

要抱緊那朝花調的節奏

ハイハイ

ハ〡レィ

ヨイサヨイと

是啦是啦!要開朗地好好唱出

泣な

いて

泣な

いてみました

傷心過、這樣地傷心過

瞬またた

きの間

あいだ

に過す

ぎていった

時間一瞬間地過去

この生せ

悔く

やむ

曇くも

りはあらず

此生沒有後悔的污點

いつしか

いつしか

カモメになり

總有一天、總有一天,化作海鷗

あのひとの

あのひとの

胸むね

に帰か

るまで

在飛到那個人的懷抱前

あの朝花

あさばな

調しら

べに寄よ

り添そ

要依偎那朝花調的節奏

ハイハイ

ハ〡レィ

ヨイサヨイと

是啦是啦!要開朗地好好唱出

あなたを

想おも

想念你啊!

*

あの朝花

あさばな

調しら

べに抱だ

かれて

要抱緊那朝花調的節奏

(*

重複三次)

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19

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哀哀哀哀あい

愁愁愁愁しゅう

港港港港みなと

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

思おも

い出だ

すまい二度

心こころ

に決き

めて

決心不再想起

遠とお

く離は

れた 筈は

なのに

那應該已遠離的

女おんな

ひとりの

哀かな

しさを

孤單女人的悲哀

こらえ切き

れずに

泣な

けて来く

因無法抑制而哭出來

夜よる

の波止場

冷つめ

たい風か

夜晚碼頭的冷風

凍こお

りつくよに

胸むね

を刺さ

要凍結似地刺著心胸

俺おれ

と一緒

いっしょ

じゃいつか

不ふ

幸こう

になると 說與我一起早晚會遭受不幸

すがる私

わたし

背せ

を向む

けた

對我的依偎背向不理的情形

今いま

も心

こころ

棲す

みついて

如今仍然存留在心中

暗くら

い波間

面影

おもかげ

黑暗的波谷裡的身影

消き

えて浮う

かんで

又また

消き

えてゆく

消失浮現又消失而去

未み

練れん

せつなく

燃も

え残の

迷戀難過地燒成殘渣

恋こい

の抜ぬ

殻がら

何ど

処こ

捨す

てればいいの

戀情的蛻殼要丟在哪裡好呢?

あなたにあげた

この命

いのち

獻給你的這條命

生う

まれ変か

わって

もう一い

度ど

如能再投胎轉世

めぐり逢あ

えたら

その時と

而又能不期而遇時

痩や

せた分ぶ

だけ

愛あい

して欲ほ

しい

只要一小部分的愛就好

夢ゆめ

もはかなく

波なみ

に散ち

夢又無常地散在波濤裡

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浅草浅草浅草浅草

あさぐさ

しぐれ

しぐれ

しぐれ

しぐれ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

逢あ

えば別わ

れが

悲かな

しいものを

相見又分別是悲傷的事情

逢あ

えぬ淋さ

しさ 尚更

なおさら

つらい

未能相見的寂寞更是難受

あなた偲し

んで

仲見世通

在寺廟裡的商店街懷念著你

どこか似に

たよな

うしろ影か

看到了似曾相識的背影

ひとめ逢あ

いたい…

想再見一面…

夜よる

の浅草

あさくさ

通とお

り雨あ

夜晚的淺草落下陣雨

うるむネオンに

抱だ

かれて眠ね

在朦朧的霓虹下抱著入眠

恋こい

の灯あ

りよ

言こと

問と

い橋ば

戀情之燈光呀,言問橋呀

いっそ涙

なみだ

思おも

い出で

さえも

寧可把眼淚及回憶

捨す

ててゆきたい

隅田川

すみだがわ

捨棄在隅田川裡

頬ほほ

にこぼれる…

臉頰上沾滿著

夜よる

の浅草

あさくさ

露つゆ

しぐれ

夜晚的淺草

如雨露水

いつか忘わ

れる

あの人ひ

なのに

總有一天會忘掉的人

飲の

めば未み

練れん

又また

つのる

喝了酒迷戀之念愈加厲害

ひさご千束

せんぞく

噂うわさ

に聞き

けば

聽說已擁有千百的酒葫

今いま

じゃ妻子

さえ

いるという

如今連妻子也都有了

肩かた

に冷つ

たい…

肩膀寒冷…

夜よる

の浅草

あさくさ

みぞれ雨あ

夜晚的淺草

雨雪交加

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或或或或あ

るるるる雨雨雨雨あ

のののの午後午後午後午後

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

雨あめ

が降ふ

ってた しとしとと

細雨靜靜地下著

或あ

る日ひ

の午後

の ことだった

是那一天午後的事情

君きみ

と僕ぼ

とは

寄よ

り添そ

うて

妳跟我依偎一起

雨あめ

の舖ほ

道どう

濡ぬ

れながら

在下雨的柏油路上淋濕了

二人

愉たの

しく

歩ある

いたね

兩人卻愉快的散步著

雨あめ

に濡ぬ

れても

二人

きり

只有二人被淋濕的

或あ

る日ひ

の午後

ことだった

是那一天午後的事情

肩かた

を並な

べて

寄よ

せ合あ

って

肩並肩靠在一起

話はなし

疲つか

れて

どこまでも

有話談到無話

二人默

ふたりだま

って

歩ある

いたね

直到兩人沉默地散步著

雨あめ

が降ふ

ってる

今日

もまた

今天也照樣下著雨

或あ

る日ひ

の午後

想おも

い出だ

想起是那一天的午後

君きみ

と僕ぼ

とは

別わか

れたが

妳要跟我分別了

雨あめ

の舖ほ

道どう

濡ぬ

れながら

在下雨的柏油路上,淋濕了

一人默

ひとりだま

って

歩ある

こうよ

只一個人沉默地走著

Page 29: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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艷艷艷艷あで

姿姿姿姿すがた

女女女女おんな

花花花花はな

吹雪吹雪吹雪吹雪

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

色いろ

は匂に

えど 散ち

るさくら

色香俱有的凋落的櫻花

残のこ

るさくらも 散ち

るさくら

殘留的櫻花,也會是凋落櫻花

好す

きなら

好す

きだと 何故言

えぬ

喜歡的話,就說喜歡,為何不說?

エ〡意気地

なし

吔〡真沒志氣

おんなは惚ほ

れたら

止と

まらない

女人是動了真情,就不會停止的

いまを盛さ

りと

チョイトチョイト花は

吹ふ

雪ぶき

正盛開著,轉眼間就落花如雪

顏かお

を合あ

わせりゃ

喧嘩

して

一見面就吵鬧起來

ネズミ花は

火び

音おと

ばかり

就像「鼠煙火」,儘是吵雜聲

野や

暮ぼ

天てん

イカ天て

ところ天て

不知趣的、抬槓的、不會看場面的

エ〡どうすんの

吔〡是怎麼了?

忍しの

んでおいでよ

親おや

の目め

避開父母的眼睛,偷偷地來啊!

月つき

の光

ひかり

チョイトチョイト花は

吹ふ

雪ぶき

月光下,轉眼間就落花如雪

さくら終お

われば

夏なつ

まつり

櫻花季後,就是夏祭了

いいさ待ま

ちましょ

秋あき

まつり

也好!就等著秋祭的來到

おかめにひょっとこ

テレツクと

那時候就有,男女假面舞的表演

エ〡恋こ

神かぐ

楽ら

吔〡是愛情的神樂

意地

でもあんたと

世帶

しょたい

もつ

賭氣要與你共組家庭

夢ゆめ

くれないの

チョイトチョイト花は

吹ふ

雪ぶき

夢未實現,轉眼間就落花如雪

Page 30: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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命命命命いのち

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

かるく見み

るなよ

命いのち

の重お

莫看輕生命的份量

誰だれ

も秤

はかり

かけられぬ

誰也不能去秤量的

切き

ればまっ赤か

血ち

の出で

る躰

からだ

一割就見紅出血的身體

それが命

いのち

云い

うものさ

就是所謂的生命

バカにするやつぁ

ア〡罰ば

あたり

糊塗妄為者,啊!處罰即到

人ひと

はそれぞれ

命いのち

の色い

人是種種色彩的生命

みんな違ち

うさ

死し

にざまも

大家都有不同的死亡的樣子

生い

きるのぞみを

失なく

した時と

生存願望喪失時

せめて命

いのち

酒さけ

の水み

至少將生命化作水酒

惚ほ

れた女

おんな

ア〡注つ

げばいい

讓心儀的女性,啊!灌注進去也好

悔く

いを残の

すな

命いのち

の道み

不要留下遺憾後悔,是生命之道

先さき

も見み

えなきゃ

後あと

もない

前面看不到,後面也是沒有

人ひと

と生う

れて

情なさけ

をうけて

人一出生,就有情感

生い

きた命

いのち

ありがたさ

出生的生命是寶貴的

いつの時代

ア〡変か

わらない

任何時代,啊!都永恆不變

Page 31: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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命命命命いのち

火火火火び

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

見み

えぬチカラで

引ひ

きよせられた

被看不到的力量拉扯來的

あんたという名な

道みち

しるべ

跟著以你來號名的路標

口くち

はおもいが

いい人ひ

是不多話的好人

胸むね

にすがれば

あたたかい

依靠在胸懷,很覺溫暖

愛あい

することは

熱あつ

いこと

愛是熱烈的

恋こい

はおんなの

燃も

える命

いのち

火び

愛情是女人燃燒生命之火

泣な

いてなんども

苦にか

さを知し

った

屢次的傷心,才明白痛苦所在

出会

いと別わ

れの

なみだ坂さ

相遇與離別的流淚坡道

うしろ向む

いたら

負ま

けだよと

往後看的話,就是認輸了

叱しか

るあんたの

頼たの

もしさ

會如此指責的你,才是可依靠的

炎ほのお

が灰は

なろうとも

即使火焰成灰燼

恋こい

はおんなの

燃も

える命

いのち

火び

愛情是女人燃燒生命之火

たすき掛が

けした

命いのち

とこころ

捲起吊帶,用盡生命及誠心

あんたと一い

生しょう

恋こい

まつり

跟你一生的戀情祭

一いち

度ど

かぎりの

人じん

生せい

在只能有一次的人生裏

あとを離は

れず

ついてゆく

不棄不離跟隨著

愛あい

することは

生い

きること

愛就是人生的一切

恋こい

はおんなの

燃も

える命

いのち

火び

愛情是女人燃燒生命之火

Page 32: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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稲妻稲妻稲妻稲妻

いなずま

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

雨あめ

が来き

そうと 窓ま

にもたれて

雨要來了,靠著窗

つぶやく女

おんな

の 背せ

中なか

の薄う

自言自語的女人,背部細瘦

夢ゆめ

をおまえに

話はな

せても

夢裡雖然向你訴求

何なに

もやれずに

泣な

かせてばかり

卻什麼也沒有,只有傷心而已

ごめんごめんね

苦く

労ろう

をかけるね

抱歉,抱歉呢,辛苦了

どこで暮く

らそうと

あなたがいれば 只要你在,到哪裡過日

わたしはいいのと

体からだ

をよせる

我都可以的,接著把身體靠過來

好す

きで一緒

いっしょ

なったのに

因互相喜歡而在一起

花はな

も飾か

れず

つらいだろうね

連花都沒擺飾,很難過吧?

ばかな男

おとこ

許ゆる

しておくれよ

請原諒這笨蛋男人唷

夜よる

の障子

しょうじ

光ひか

る稲妻

いなずま

夜裡向拉門發光的閃電

怯おび

えた目め

をして

おまえがすがる

妳露出害怕的眼神依偎著

外そと

はどしゃ降ぶ

白しろ

い闇や

外面下著傾盆大雨暗夜如白晝

抱だ

いてみたって

淋さみ

しいけれど

雖懷抱著依然寂寞

明日

を信し

じて

信しん

していようね

但請相信明天,一定要相信呀!

Page 33: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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池上線

池上線

池上線

池上線

いけがみせん

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

古ふる

い電車

でんしゃ

のドアのそば

在老電車的車門邊

二人

は黙だ

って

立た

っていた

兩人默默地站著

話はな

す言こ

葉ば

を 捜さ

しながら

思索著話題

すきま風か

震ふる

えて

隙縫的冷風吹得發抖

いくつ駅え

過す

ぎたのか

究竟已過多少車站?

忘わす

れてあなたに

聞き

いたのに

因忘記而詢問你時

じっと私

わたし

みつめながら

卻目不轉睛地盯著我

ごめんねなんて

言い

ったわ

雖想說抱歉之類的話

泣な

いてはダメだと

胸むね

にきかせて

心裡自言決不能哭啊

白しろ

いハンカチを

握にぎ

りしめたの

而緊握著白色手帕

** **

池上線

いけがみせん

が走は

る町ま

池上線跑過的市鎮裡

あなたは二度

と来こ

ないのね

你已不再來了吧

池上線

いけがみせん

に搖ゆ

られながら

池上線也如常地搖晃

今日

も帰か

る私

わたし

なの

今天也是只有我回來

終しゅう

電でん

時じ

刻こく

確たし

かめて

查明了末班電車時刻後

あなたは私

わたし

駅えき

を出で

你和我出了車站

角かど

のフル〡ツ

ショップだけが

剩下街角一家水果店

灯あか

りともす

夜更

けに

在深夜還亮著燈

商しょう

店てん

街がい

通とお

り抜ぬ

穿過商店街

踏ふ

み切き

り渡わ

った

ときだわね

要越過平交道時候吧

待ま

っていますと

つぶやいたら

喃喃自語地說等一下麼!

突とつ

然ぜん

抱だ

いて

くれたわ

卻突然地被擁抱

あとからあとから

涙なみだ

あふれて

然後呀,然後呀,滿臉淚水

後うしろ

姿すがた

さえ

見み

えなかったの

連背影都看不到呢!

** **

Page 34: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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海海海海うみ

ぶしぶしぶしぶし

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

おなご雪浪

ゆきなみ

かいくぐり

女人穿過雪浪後

岬みさき

がくれに 船ふ

を待ま

藏在海角等船

髮かみ

を束た

ねて

日暮

れには

綁著頭髮在日落時

くずれ番ば

屋や

飯めし

を炊た

在破漁屋內煮飯

ヤンヤレサ〡追分

おいわけ

の海う

で鮭さ

をとる

呀啊!追分的海上捕鮭魚

ヤンヤレサ〡男

おとこ

眾しゅ

は汗あ

で錢ぜ

をとる

呀啊!男眾用汗水換金錢

砂すな

にさらされ

転ころ

がって

被沙灘擱淺翻覆

浜はま

にゃ淚

なみだ

廃ふ

船ね

一ひと

在海濱,有一艘傷心的廢船

飲の

んで踴お

った

万祝

いも

喝酒跳舞慶祝豐收宴

爺じ

さま婆ば

さまの

語かた

り草ぐ

依舊是爺爺婆婆的話題

ヤンヤレサ〡追分

おいわけ

の風か

に搖ゆ

れながら

呀啊!搖晃在追分的海風中

ヤンヤレサ〡男

おとこ

眾しゅ

は腰こ

で舵あ

を切き

呀啊!男眾用腰力掌舵

おなご飛沫

叩たた

かれて

女人在浪花的衝打下

今日

も大た

漁りょう

夢ゆめ

を抱だ

今天也抱著漁獲豐收夢

凍こお

る昆こ

布ぶ

引ひ

きながら

拉著凍僵海帶的

十とお

の指ゆ

から

血ち

を流な

十隻手指都在流血

ヤンヤレサ〡追分

おいわけ

の海う

で鮭さ

をとる

呀啊!追分的海上捕鮭魚

ヤンヤレサ〡男

おとこ

眾しゅ

は汗あ

で錢ぜ

をとる

呀啊!男眾用汗水換金錢

Page 35: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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海海海海うみ

鳴鳴鳴鳴な

りりりり

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

こんな別わ

れが

来く

るのなら

如果這樣的分手會來到

あなたとは…

與你之間呀…

めぐり逢あ

わずに いたかった

真希望沒有如此的偶遇

遠とお

く聴き

こえる

冬ふゆ

の海う

鳴な

りが

聽到遠方的寒冬海濤聲

やつれた女

おんな

胸むね

を打う

打擊著憔悴的女人心

愛あい

の名残

掻か

き消け

すような

彷彿要消除愛的留戀

北きた

の岬

みさき

波なみ

しぶき

北方海角的浪花

女おんな

ひとりで

生い

きてゆく

女性孤單地過日

淋さみ

しさは…

那種寂寞呀…

わかる筈は

ない

あなたには

你是不能瞭解的

遠とお

い思お

い出で

今いま

もすがりつく

至今還依賴著已遠去的回憶

私わたし

の涙

なみだ

見み

えますか

我的眼淚,看得到嗎?

寒さむ

い北国

きたぐに

ここは行ゆ

き止ど

まり

寒冷的北國,這裡是終點了

何処

へこの身み

置お

けばいい

何處是容身之地呢?

あなた恋こ

しと

泣な

く胸む

內心哭著說思戀著你時

海鳴

りが…

海濤聲呀…

やさしいあなたの

声こえ

になる

已變成你溫柔的聲音

吹ふ

雪ぶき

舞ま

い上あ

がり

海うみ

に消き

えてゆく

暴風雪飛舞著消失在海中

からだの芯し

まで

凍こお

ります

直到身內都凍僵了

夢ゆめ

でもいいから

もう一い

度ど

だけ

是夢也好,只要再一次

あなたに抱だ

かれて

眠ねむ

りたい

被你抱著入眠

Page 36: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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浮草浮草浮草浮草

うきぐさ

のののの宿宿宿宿や

(1)(1)(1)(1)

岡岡岡岡ゆうゆうゆうゆう子子子子

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

髪かみ

髪かみ

の乱み

れを

鏡かがみ

の前ま

把鏡前紊亂的頭髮

直なお

す私

わたし

薄うす

化げ

粧しょう

整理後,我做了淡妝

もしやあなたに 逢あ

えるかと

也許會與你見面吧

女ごころの

儚はかな

い夢ゆ

女人內心的渺茫之夢

抱だ

きしめながら

面影

おもかげ

只能擁抱倩影

縋すが

る哀しい…浮草

うきぐさ

の宿や

悲哀倚靠的…浮萍之宿

別わか

別わか

れたくない

あなたの胸む

に 從你胸懷裡離別離別不了

顔かお

を埋う

めた

しのび逢あ

把臉埋著的幽會

どうせふたりの

行ゆ

く先さ

反正倆人要去的前方

辛つら

い涙

なみだ

運命

でしょうか

是辛酸淚水的宿命吧

叶かな

わぬ恋こ

知し

りながら

不能如願的戀情,是已瞭解的

炎ほのお

える女

おんな

の…浮草

うきぐさ

の宿や

煎熬女人的…浮萍之宿

雨あめ

雨あめ

が淋さ

しく

川かわ

面も

を濡ぬ

らす

寂寞雨水淋著河面

どこであなたは

暮く

らすやら

你到底在哪裡過日?

酔よ

って未み

練れん

思おも

い出で

醉後迷戀的回憶

忘わす

れられたら

苦くる

しまないわ

能忘掉的話,就不會有苦楚

今こん

夜や

もひとり

恋こい

しさが

今晚也是孤單眷戀的

つのる想お

いの…浮草

うきぐさ

の宿や

愈加思念的…浮萍之宿

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0933585919

浮草浮草浮草浮草

うきぐさ

のののの宿宿宿宿や

(2)(2)(2)(2)

殿殿殿殿さまキングス

さまキングス

さまキングス

さまキングス

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

逢あ

いたさに狂く

うほど

痩や

せました私

わたし

想相見到要發狂,而致消瘦的我

走はし

り書が

きを一ひ

つ残の

貴方

あなた

が消き

えてから

你消失而去,留下ㄧ張潦草紙條

惚ほ

れて惚ほ

れて

惚ほ

れぬいて

迷戀,迷戀到不能自拔

泣な

いて泣な

いて

泣な

きぬれて

哭著,哭到淚流滿面

灰はい

になるまで

ついてゆきたい

到化成灰都要跟去

ねぐらへ鳥と

帰かえ

ります

鳥兒也要歸巢

あなたに

逢あ

いたい

要與你相見呀

真ま

夜よ

中なか

の急

きゅう

行こう

この街ま

に着つ

いた

搭深夜的快車到達這街市

宿やど

の扉

とびら

叩たた

く音お

よけいにみじめです

敲打宿處的拉門,聲音格外淒涼

惚ほ

れて惚ほ

れて

惚ほ

れぬいて

迷戀,迷戀到不能自拔

泣な

いて泣な

いて

泣な

きぬれて

哭著,哭到淚流滿面

他ほか

にいい女ひ

出来

たでしょうか

已經有別的女人了吧?

枕まくら

を抱だ

いて

眠ねむ

ります

抱著枕頭入睡

あなたに

逢あ

いたい

要與你相見呀

何なに

ひとつ不ふ

自じ

由ゆう

なく

暮く

らしてた頃こ

無拘無束過日的時候

まるで夢ゆ

かうその様よ

心こころ

が乱み

れます

簡直是做夢樣虛假而心頭亂紛紛

惚ほ

れて惚ほ

れて

惚ほ

れぬいて

迷戀,迷戀到不能自拔

泣な

いて泣な

いて

泣な

きぬれて

哭著,哭到淚流滿面

肌はだ

は誰だ

にも

許ゆる

したくない

身體不願許允任何人

名な

もない花は

咲さ

いてます

無名花在綻放

あなたに

逢あ

いたい

要與你相見呀

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越越越越えっ

冬冬冬冬とう

平平平平へい

野野野野や

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

灯あか

りかざして

燃も

える雪ゆ

遮住閃耀的雪光

風かぜ

が哭な

くから こころもふぶく

風在呼嘯著,心裡也像暴風雪

ふたりこのまま いられたら

倆人能如此地下去的話

春はる

はなくても

生い

きられる

沒有春天也能活下去

降ふ

り積つ

もれ

埋う

め尽つ

くせ

落雪堆積盡量掩埋吧

どうせかくれ恋こ

反正這是隱藏的戀情

闇やみ

の中な

花はな

になる越え

冬とう

平へい

野や

是在黑暗中開花的越冬平野

白しろ

い雪ゆ

野の

染そ

め返か

要把白色的雪野重新染色

紅あか

い椿

つばき

その身み

を投な

げる

紅茶花得全身以赴

顔かお

をうずめて

甘あま

えたら

當掩臉撒嬌時

眠ねむ

るその手て

引ひ

き寄よ

せる

共眠中會把手拿來靠近著

離はな

れずに

添そ

い遂と

げて

永不分離地白頭偕老

ふたつこの命

いのち

此命雙雙

咲さ

くもいい

散ち

るもいい

越えっ

冬とう

平へい

野や

綻放凋謝兩相宜的越冬平野

山やま

をなだれて

落お

ちる雪ゆ

山上崩落的雪

女おんな

ごころが

夜よ

空ぞら

を揺ゆ

らす

令女人心撼動著夜空

拗す

ねてみたなら

この胸む

要是耍脾氣強求,這顆心

私わたし

ひとりに

くれますか

可以給我一個人嗎?

戻もど

れない

果は

てがない

不會復回也沒有結束

これもおんな恋こ

這也是女人的戀情

次つぎ

の世よ

鳥とり

になろ

越えっ

冬とう

平へい

野や

來世要化身為鳥的越冬平野

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越越越越えち

後後後後ご

絶絶絶絶ぜっ

唱唱唱唱しょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

冬ふゆ

の越え

後ご

涙なみだ

も凍こ

越後的冬天連眼淚都會凍結

まして子こ

を持も

女おんな

には

何況是有孩子的女人

あなたがいない 淋さ

しさつらさ

沒有你在是寂寞又辛酸

泣な

いてるばかりじゃ 暮く

らせない

只是傷心哭泣也不能過日

がんばって

がんばって

要堅持

要堅持

強つよ

く生い

きるのよ

堅強地活下去呀

吹雪

く北風

きたかぜ

に耐た

えてさく

母おや

子こ

草ぐさ

忍受著北風暴風雪的母子草

わが身み

けずって

育そだ

ててくれた

在削肉育兒的歷程中

母はは

の苦労

わかります

做母親的艱苦才有所瞭解

お腹な

をすかせ

お乳ち

をねだる

餓著肚子應付嬰兒強求索奶

紅も

葉みじ

のてをした

この命

いのち

這個有紅通通潤手的生命

泣な

かないで

泣な

かないで

不要哭了

不要哭了

強つよ

く生い

きるのよ

要堅強活下去唷

夢ゆめ

を胸む

に抱だ

く愛あ

の花は

母おや

子こ

草ぐさ

心中抱著夢的愛之花的母子草

雪ゆき

の重お

さに

身み

をしならせて

承受雪的重量而彎曲的身體

竹たけ

と女

おんな

冬ふゆ

を越こ

竹子和女人都要度過冬天

越後

の里さ

花咲

く頃こ

越後的鄉下開花的季節

この子こ

も元気

歩ある

き出だ

這個孩子也會健康地學步走出

がんばって

がんばって

要堅持

要堅持

強つよ

く生い

きるのよ

堅強地活下去呀

春はる

はきっと来く

るきっと来く

母おや

子こ

草ぐさ

春天一定會來

春天一定會來到的母子草

Page 40: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

33

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越越越越えち

後後後後ご

海海海海かい

道道道道どう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

こころ残の

して

身み

を引ひ

く恋こ

只把心思留下,抽身退出的戀情

いつの日消

える なみだ跡あ

淚痕總有一天會消失

越えち

後ご

海かい

道どう

在越後的海道

寄よ

せる荒あ

波なみ

日に

本ほん

海かい

靠近兇浪怒濤的日本海

袖そで

に舞ま

い散ち

飛沫

を逃に

げて

用衣袖揮散浪花飛沫來逃離

ひとり荒磯

急いそ

ぎ足あ

一個人在荒岩海岸快步急走

もしも幸

しあわ

望のぞ

んだならば

偶而的幸福要期待的話

誰だれ

かがきっと

陰かげ

で泣な

一定有誰在暗地裡傷心

女おんな

なりゃこそ

做為女人

判わか

る女

おんな

哀かな

しさが

瞭解女人的悲哀

風かぜ

に切き

れ切き

門かど

付づ

け三味

強風吹散沿門走唱三味琴的

音おと

が罪つ

ある

胸むね

を打う

琴音會感罪過而感嘆

違ちが

う生い

き方か

見付

けるための

為了找尋不同的生存方式

女おんな

の旅た

いつ終お

わる

女人的旅程何時才了

越えち

後ご

海かい

道どう

在越後的海道

前まえ

は荒海

あらうみ

日に

本ほん

海かい

前面是洶湧的日本海

思おも

い切き

れずに

振ふ

り向む

くたびに

想不開而回望時

弱よわ

さ叱し

るか

潮しお

鳴な

りも

連潮聲也在指責軟弱嗎?

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34

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越越越越えち

前前前前ぜん

忍忍忍忍すい

冬冬冬冬かずら

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

別わか

れたくない この人ひ

不想離開這個人

運命

はわたしが せおいます

命運由我來承擔

せめて見み

させて

ああ夢ゆ

ひとつ

啊!至少做一個夢吧

めぐり逢あ

わせの

ふしあわせ

偶遇的不幸

耐た

えて咲さ

きます

越えち

前ぜん

忍すい

冬かずら

堅忍開花的越前金銀花

鳴な

いて飛と

び立た

水鳥

みずとり

啼叫著飛起的水鳥

声こえ

さえ悲か

しい

浅あさ

野の

川がわ

在淺野川的叫聲都很悲悽

せめて見み

させて

ああ夢ゆ

ひとつ

啊!至少做一個夢吧

誰だれ

もゆるさぬ

恋こい

だけど

誰都不諒解的戀情

あなたひとりの

越えち

前ぜん

忍すい

冬かずら

只屬你一人的越前金銀花

しのぶ逢瀬

はかなさに

為了懷念不能實現的幽會

泣な

いたらあなたを

困こま

らせる

而傷心的話,會造成你的困擾

せめて見み

させて

ああ夢ゆ

ひとつ

啊!至少做一個夢吧

夏なつ

に咲さ

いても

冬ふゆ

の花は

即使夏天也綻開,還是冬天花

春はる

はいらない

越えち

前ぜん

忍すい

冬かずら

不需要春天的越前金銀花

Page 42: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

35

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おしどり

おしどり

おしどり

おしどり酒酒酒酒ざ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

うき世よ

しぐれに

吹ふ

きよせられて

在塵世時雨的湊合下

似に

た者も

どうしで 雨あ

やどり

個性相似的人怎會去避雨

それが合あ

縁えん

ふたりの奇き

縁えん

那叫有緣,也是兩人的奇緣

振ふ

りむきゃいろいろ

あったけど

回顧過往,雖有種種遭遇

おしどり酒ざ

です

今夜

は水み

いらず

喝鴛鴦酒吧,今晚無外人呀

弱よわ

音ね

はいたら

あんたの負ま

けと

說洩氣話,你就輸了

背中

をたたいて

泣な

いた夜よ

在拍著背部而哭著的那晚

春はる

と想お

えば

また冬ふ

が来き

才想是春天,卻是冬天又來了

故鄉

ふるさと

なまりは

消き

えたけど

雖然鄉音消失了

鴛鴦酒

おしどりざけ

です

見上

げりゃ月つ

夜よ

です

喝鴛鴦酒吧,抬頭看是明月夜呀

愛あい

想そ

なしほど

情なさ

けは深ふ

越是冷漠,情感越深

しみじみ見み

つめりゃ

照て

れる人ひ

仔細端詳是個害羞的人

惚ほ

れてよかった

あんたに惚ほ

れて

互相愛慕而愛上你是太好了

人生

じんせい

まだまだ

長なが

いけど

人生還有很長的路

鴛鴦酒

おしどりざけ

です

明日

もふたりづれ

喝鴛鴦酒吧,明天仍是伴侶呀

Page 43: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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おやじの

おやじの

おやじの

おやじの海海海海う

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

海うみ

はヨ❘ 海う

はヨ❘

大海唷❘

大海唷❘

でっかい

海うみ

はヨ❘

浩瀚的海唷❘

俺おれ

を育そ

てた

おやじの海う

養大我的父親之海了

沖おき

で苦く

労ろう

シラガも増ふ

えて

海中的勞苦,增加了白髮

汐しお

のにおいが

はだ身み

にしみた

渾身沾透著潮汐的味道

そんなおやじが

いとおしい

那樣的父親要愛惜

今いま

はヨ❘

今いま

はヨ❘

現在唷❘

現在唷❘

静しず

かな海う

もヨ❘

雖是平靜的海唷❘

一いち

度ど

荒あ

れたら

岩いわ

をも砕く

來個洶湧大浪,岩石也會碎裂

シブキ立だ

ち込こ

打う

ち寄よ

す波な

浪花四濺的浪濤沖過來時

右みぎ

にてぐすを

左ひだり

でろこぎ

右手拉釣線,左手操舵

つらい漁師

りょうし

たえてきた

忍受當漁夫的艱苦

空そら

のヨ❘

空そら

のヨ❘

天空唷❘

天空唷❘

入にゅう

道どう

雲ぐも

がヨ❘

積雨雲層唷❘

どこか似に

ている

おやじの顔か

有點像父親的臉

つらい時と

には

入にゅう

道どう

雲ぐも

痛苦時,就向著雲層

じっとにらんで

おやじの苦く

労ろう

目不轉睛地注視父親的勞苦

思おも

い出だ

しては

たえて行ゆ

一想起來,就能忍受下去

Page 44: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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おおおお座座座座ざ

敷敷敷敷しき

小小小小こ

唄唄唄唄うた

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

富ふ

士じ

の高た

嶺ね

降ふ

る雪ゆ

富士山的高峰降了雪

京きょう

都と

光ぼん

斗と

町ちょう

降ふ

る雪ゆ

京都的光斗町也降了雪

雪ゆき

に変か

りは

ないじゃなし

雪的變化都沒有不同的

とけて流な

れりゃ

皆みな

同おな

融解後都會流走,大家都一樣

好す

きで好す

きで

大だい

好す

きで

喜歡、喜歡,太喜歡了

死し

ぬ程ほ

好す

きな

お方か

でも

至死都喜歡我那一位

妻つま

と云い

う字じ

にゃ

勝か

てやせぬ

「妻」這字的意思是不可任性

泣な

いて別わ

れた

河か

原わら

町まち

含淚離別了河原町

ぼくがしばらく

来こ

ないとて

我如果還沒有到達時

短たん

気き

おこして

やけ酒ざ

請不要性急飲悶酒

飲の

んで身か

体ら

こわすなよ

飲了會損害身體唷

お前ま

一人

身み

ではない

身體並不是妳一個人的

一ひと

目め

見み

てから

好す

きになり

只看一眼就喜歡了

ほどの良よ

いのに

ほだされて

因喜愛適配,而被情所縛

よんでよばれて

いる內う

在互相呼喚中

忘わす

れられない

人ひと

となり

變成不能忘懷的人

どうかしたかと

肩かた

に手て

有任何事情時,就會負責任

どうもしないと

うつむいて

什麼事都沒有,就點一下頭

目め

にはいっぱい

泪なみだ

ため

為什麼眼睛充滿淚水

貴方

しばらく

来こ

ないから

因你還沒有來

唄うた

はさのさか

とどいつか

唱歌就像示愛的小調

唄うた

の文句

じゃ

ないけれど

歌聲是不帶埋怨的

お金か

も着き

物もの

いらないは

金錢衣物都不要

貴方

ひとりが

欲ほ

しいのよ

只要你一人就好了

Page 45: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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おけさ

おけさ

おけさ

おけさ海海海海か

峡峡峡峡きょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

おけさ踊お

りに 鬼お

太で

鼓こ

新瀉民謠的舞蹈裡的鬼太鼓聲

つらい心に

しみとおる

在痛苦的心裡滲透著

あなたあなた恋こ

しゃ 遠と

い空そ

對你的思戀已在遙遠的天空

せめて夢ゆ

でも

逢あ

いたいよ

至少能在夢中相會呀

風かぜ

が震ふ

える

佐さ

渡ど

海かい

峡きょう

風在震動的佐渡海峽

黄花

かんぞう

咲さ

く頃こ

甘草黃花開花時

きっと帰か

ると

言い

った人ひ

說過一定會回來的人

いつにいつになったら

その胸む

何時才能在懷裡

泣な

いて甘あ

える

夜よる

が来く

能哭著撒嬌的夜晚來到

海うみ

に名な

を呼よ

佐さ

渡ど

海かい

峡きょう

在海裡叫名字的佐渡海峽

紺こん

の絣

かすり

菅笠

すげがさ

穿藏青花紋衣,帶菅草笠

送おく

り迎む

えの

たらい舟ふ

坐接送的澡桶船

女おんな

女心

ごころ

届とど

かない

如此的女人心意也未能傳達

佐さ

渡ど

は四し

十じ

九く

里り

波なみ

しぶき

佐渡有四十九里的浪花

未み

練れん

海うみ

鳴な

佐さ

渡ど

海かい

峡きょう

有迷戀海鳴的佐渡海峽

Page 46: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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おさらば

おさらば

おさらば

おさらば東東東東と

京京京京きょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

死し

ぬほど辛つ

痛苦得想死

恋こい

に破や

れたこの心

こころ

戀情破滅的心情

泣な

き泣な

き行ゆ

くんだ

ただ一人

只得一個人哭著傷心離開

思おも

い出消

える

所ところ

まで

直到能忘掉這一切的回憶

あばよ東と

京きょう

おさらばだ

再見了東京,告別了!

遣や

り切き

れないよ

受不了呀!

胸むね

にやきつくあの瞳

ひとみ

那烙傷心胸的瞳眸

此こ

の世よ

に生う

まれて

只一度

ただいちど

此世一生只有一次的

真しん

実じつ

惚ほ

れた

夜よる

も夢ゆ

真摯情愛的夜晚也只是夢

あばよ東と

京きょう

おさらばだ

再見了東京,告別了!

どうともなれさ

無論如何要習慣呀

汽き

笛てき

ひと声こ

闇やみ

の中な

一聲汽笛聲響澈黑暗中

当あ

てさえ知し

らない

旅たび

の空そ

也不知目的地的異鄉

傷いた

みを風か

さらしつつ

傷痛讓風吹拂撫慰吧

あばよ東と

京きょう

おさらばだ

再見了東京,告別了!

Page 47: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

40

0933585919

おおおお❘❘❘❘

いいいい

中中中中なか

村村村村むら

君君君君くん

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

お❘

い 中な

村むら

君くん

喔❘

中村君

ちょいとまたまえ

稍等一下嘛

いかに新婚

しんこん

ほやほやだとて

再如何新婚不久

伝でん

書しょ

鳩ばと

でも

あるまいものを

也不該斷絕音信吧

昔むかし

なじみの

二人

じゃないか

我倆不是早就熟識的嗎?

たまにゃつきあぇ

偶而碰碰面吧

いいじゃないか

中村君

なかむらくん

好不好嘛?中村君

お❘

中村君

なかむらくん

喔❘

中村君

そりゃつれなかろう

這樣太無情了

入にゅう

社しゃ

当とう

時じ

いつでも一い

緒しょ

剛進公司時都在一起

くぐりなれた

横よこ

丁ちょう

のれん

經常進入的小巷吃店裡

可愛

いえくぼの

看板

かんぱん

娘むすめ

有可愛酒窩的招牌姑娘

噂うわさ

してるぜ

還能話閒話

いいじゃないか

中なか

村むら

君くん

好不好嘛?中村君

お❘

中なか

村むら

君くん

喔❘

中村君

心配

しんぱい

するな

不用擔心了

どうせなれてる

貧乏

びんぼう

くじにゃ

反正已習慣貧窮命

みんなこっちが

悪者

わるもの

ですと

都是這邊的不對

詫わ

びの言こ

葉ば

まかせておきな

道歉的話就由我吧

おくってゆくから

因要去歡送啦

いいじゃないか

中なか

村むら

君くん

好不好嘛?中村君

Page 48: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

41

0933585919

女女女女おんな

ひといろ

ひといろ

ひといろ

ひといろ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなたひとりを

命いのち

ときめて

對你一人,決定當作生命後

かけて尽つ

くして 夢ゆ

追お

うわたし

我盡情地追逐夢想

逢あ

うも

切せつ

ない

相見難過

別わか

れもつらい

つりしのぶ

分離也痛苦的被拉著忍受

風かぜ

の吹ふ

くまま

さだめのままに

任由擺佈認命的命運

女おんな

ひといろ

どこまでも

女人到哪裡都一樣

生い

きる寒さ

さに

躓つまず

きながら

寒冷生活中受盡挫折

なみだ道草

みちくさ

女おんな

の弱よ

女人懦弱如含淚的路邊草

そんな

わたしを

那樣的我

やさしく濡ぬ

らす

小こ

糠ぬか

雨あめ

連小毛毛雨都輕易地弄濕

いいの明日

見み

えなくたって

雖還未見到好的將來

ついて行ゆ

きます

どこまでも

無論到哪裡也都要跟去

一いち

度ど

結むす

んだ

心こころ

の帶お

曾經連結過的心帶

熱あつ

い情な

けを

二ふた

重え

に三み

重え

把熱情層層的綁住

苦く

労ろう

坂さか

道みち

辛苦的坡路上

覚かく

悟ご

の上う

向む

かい風か

對逆風已有覺悟

強つよ

いあなたに

背中

を押お

され

在堅強的你支持下

女おんな

ひといろ

どこまでも

女人到哪裡都一樣

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42

0933585919

女女女女おんな

のののの波波波波は

止止止止と

場場場場ば

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

別わか

れはしない

はなれない

不要離開,分手也不行

死し

ぬほど好す

きな 人ひ

だから

是至死都喜愛的人啊

あなたの名な

だけ 呼よ

んでいる

只能呼叫你的名字

船ふね

の汽き

笛てき

船的汽笛聲也一樣

ああ

泣な

く波止場

啊!哭泣碼頭

可愛

い鴎

かもめ

もらい泣な

可愛的海鷗也哀叫回應

独ひと

りはつらい

やるせない

孤獨是難受又哀怨不樂

すがりもできぬ

淋さみ

しさは

沒有依靠的寂寞

あなたが知し

って

いるばかり

只有你能瞭解而已

船ふね

がわたしを

船迫使我

ああ駄目

にする

啊!一籌莫展

可愛

い鴎

かもめ

もらい泣な

可愛的海鷗也哀叫回應

流なが

れの花は

恋こい

だから

因是水流花般的戀情

真ま

っ赤あ

に咲さ

いて

散ち

るさだめ

命中注定開得鮮紅時就會凋謝

あなたをひとり

乗の

せてゆく

載走你一人的

船ふね

の無情

むじょう

那艘無情的船呀

ああ

たまらない

啊!令人難受

可愛

い鴎

かもめ

もらい泣な

可愛的海鷗也哀叫回應

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43

0933585919

女女女女おんな

のエレシ

のエレシ

のエレシ

のエレシ︱︱︱︱

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

汽き

笛てき

の音お

に みだれる胸む

汽笛聲擾亂了心

そっとおさえて 改札口

かいさつぐち

悄悄地控制著到剪票口

人ひと

目め

を忍し

ひとり妻づ

做一個人妻要避人眼光

逢あ

えた喜

よろこ

隠かく

しつつ

把相逢的喜悅隱藏著

三さん

歩ぼ

はなれる

駅えき

の道み

走在車站的路上,離三步地跟著

気き

にしなくても

いいのよあなた

親愛的不把它當一回事也好

一人

ぽっちにゃ

馴な

れっこだから

反正已習慣一個人獨處

放ほ

ったらかしに

されたって

即使置之不顧

女おんな

心ごころ

ひと筋す

女人心也始終如一

たまに逢あ

う日ひ

松まつ

の宿や

只望偶爾有在松之宿相會之日

出逢

いの夜よ

しっとり明あ

けりゃ

幽會之夜安靜到天亮

青あお

い空そ

さえ

見み

るのが怖こ

看到青天都會害怕

この次つ

逢あ

える

日ひ

も訊き

けず

連下次見面之日都不能問

あてどないまま

汽車

が来き

在茫無頭緒下火車來了

声こえ

にならない

さようなら

這是沒有說出聲的再見

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0933585919

女女女女おんな

のののの旅旅旅旅た

立立立立だ

ちちちち

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなたに欲ほ

しいと

言い

われると

說一句「

需要妳」

夜よ

空ぞら

も街ま

も 輝

かがや

くの

夜空和街市都明亮起來

風かぜ

吹ふ

き止と

まぬ

人じん

生せい

だけど

雖是風雨飄搖的人生

もう迷ま

わない

迷まよ

わない

也不再迷失,不再迷失

あなたの勝か

ちよ

是你勝了唷

苦く

労ろう

買か

います

命いのち

のかぎり

有生之年都要辛苦度日了

あなたに好す

きだと

言い

われると

說一句「

喜愛妳」

山鳩

やまばと

だって

赤あか

くなる

連山鳩也變紅色

百もも

千ち

の花は

咲さ

いてるけれど

雖在百花綻開時

もう迷ま

わない

迷まよ

わない

也不再迷失,不再迷失

わたしの負ま

けよ

是我輸了唷

一いち

に賭か

けます

全すべ

てをすてて

要放棄一切,孤注一擲

あなたに行ゆ

こうと

言い

われると

說一句「

一起走吧」

千せん

里り

の道み

遠とお

くない

千里之途也不算遠

愛あい

する旅た

涯は

てないけれど

雖是無涯的愛之旅

もう迷ま

わない

迷まよ

わない

也不再迷失,不再迷失

あなたの勝か

ちよ

是你勝了唷

何なに

もなくとも

明日

があれば

即使一無所有,只要有明天

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男男男男おとこ

のののの背背背背せ

中中中中なか

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

男おとこ

の肩か

と 背せ

中なか

には

男人的肩膀和背部裡

むかしの影か

が ゆれている

盪漾著昔日的影像

恋こい

涙なみだ

悲かな

しみも

有戀情、眼淚、悲傷等

だれにも言い

えない

傷きず

あとも

還有對誰都不能說的傷痕

*ゆらゆらゆら

とまり木ぎ

ゆれて

棲處搖晃著輕輕搖盪

グラスの底そ

明日

をみる

酒杯底看明天

おまえはそんな

男おとこ

の姿

すがた

妳對那樣男性的形態

気付

かないけど

儘管不在乎

男おとこ

の胸む

おくのおく

男人內心的深奧處

その時時

ときどき

夢ゆめ

がある

懷著種種不同時期的夢

過か

去こ

未み

来らい

ぼんやりと

過去呀、未來呀都有茫然若失

忘わす

れてしまう

ときがある

忘掉的時候

ゆらゆらゆら

タバコのけむり

在香菸煙霧繚繞輕晃裡

見み

つめて愛あ

ゆれながら

盯看著也在輕晃中的愛

おまえのあまい

かおりの中な

有妳的甜蜜在香味中

休やす

む日ひ

もある

就在休息的日子裡

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男男男男おとこ

のののの夜明夜明夜明夜明

けけけけ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

泣な

いてこの世よ

生い

きるより

不要在世上哭著過日子

笑わら

って生い

きろと

励はげ

ました

要活著快樂地自我勉勵

俺おれ

もあいつも

我跟那傢伙

蛇だ

足そく

ばかりの

人じん

生せい

だけど

雖盡是過著畫蛇添足的人生

夢ゆめ

を捨す

てずに

いるかぎり

但在不放棄夢想下

きっと来く

る来く

きっと来く

る来く

一定會出現,一定會出現

男おとこ

の夜明

けが

男人的曙光

寄よ

らば大樹

たいじゅ

蔭かげ

よりも

與其選擇在大樹下乘涼

嵐あらし

に打う

たれる

枝えだ

でいい

不如挑暴風雨摧打的樹枝

時じ

代だい

遅おく

れが

雖趕不上時代

媚こび

を売う

らない

苦酒

にがざけ

のめば

喝著苦酒也不獻媚奉承

いつか天て

下か

廻まわ

り持も

總有一天天下會輪到

きっと来く

る来く

きっと来く

る来く

一定會出現,一定會出現

男おとこ

の夜明

けが

男人的曙光

月つき

にむら雲花

ぐもばな

に風か

雲遮月,風中花

それでも希き

望ぼう

背し

負よ

って立た

儘管如此也要負起希望的責任

なにがあっても

不管有何事

意地

が男

おとこ

つっかい棒ぼ

意志就是男性的支柱

花はな

も実み

もある

人生

じんせい

有名望有成就的人生

きっと来く

る来く

きっと来く

る来く

一定會出現,一定會出現

男おとこ

の夜明

けが

男人的曙光

Page 54: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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男男男男おとこ

のブル

のブル

のブル

のブル丨丨丨丨スススス

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

ネオンは巷ま

に まぶしかろうと

巷內霓虹燈不管如何耀眼

胸むね

は谷た

間ま

風かぜ

も吹ふ

心胸如山谷,風可吹進

男おとこ

ならばと

こらえちゃみたが

身為男人就忍耐看看

恋こい

の傷い

手で

命いのち

とり

為創傷的愛情,也會捨命

涙なみだ

がじんと

にじんで来き

たよ

感動不已的眼淚泌入身內

俺おれ

もやっぱり

人ひと

の子こ

我也是人家的孩子嘛?

たかが一人

女おんな

のためと

只不過為了一個女人

向む

けた背せ

中なか

ジャズが泣な

連背後的爵士樂都在哀號

夜更

けの風か

流なが

され押お

され

夜半的風吹來又吹去

くぐる酒さ

場ば

はしご酒ざ

鑽進酒店內一攤又一攤

いいよいいんだ

今こん

夜や

は呑の

もう

好吧!今晚要好好的喝

呑の

めば辛つ

さも

晴は

れようもの

喝了痛苦好像就會消除吧

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男男男男おとこ

花花花花はな

吹雪吹雪吹雪吹雪

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

くねくね 曲ま

がった

イバラ道み

在彎彎曲曲艱難的道路上

説せっ

教きょう

ばかりじゃ

生い

きられぬ

只靠說教是活不下去的

一いち

番ばん

だし

二に

番ばん

だしザバッといれりゃ

一次又一次地放好湯頭

いっぽん道み

就成一條直路

右みぎ

も左

ひだり

もわからずに

連左右邊都搞不清楚

歩ある

いて

きましたこの道み

卻也走過了這條路

大たい

将しょう

呼よ

ばれて

被叫老兄的時候

気き

がつきゃ

ら丨めんいのちの男

おとこ

會注意到而捧上拉麵的有活力男人

ひ丨ら

ひ丨ら

花はな

吹ふ

雪ぶき

一片又一片的落花繽紛

今年

も春は

が来き

今年的春天又到了

泣な

くなよ

門かど

出で

だろ

別哭了,已出社會了

さあさ

一杯

いっぱい

つきあいな

來吧!喝一杯吧!

ぐっと

ぐぐっと

男おとこ

花はな

吹ふ

雪ぶき

用勁呀!加把勁呀!落花繽紛的男人

ワクワクするのさ

いつだって

要一直保持興奮的心情

見み

知し

らぬ同ど

士し

はさみ打う

受不認識的同業排擠時

行ぎょう

列れつ

探さが

して

浮うわ

気き

はしても

就算見異思遷也要另找隊伍

最さい

後ご

はここさ

得最後的落腳處

ひ丨ら

ひ丨ら

花はな

吹ふ

雪ぶき

一片又一片的落花繽紛

今こと

年し

も春は

が来き

今年的春天又到了

のれんに宵よ

の風か

夜風吹著暖簾

さあさ

一杯

いっぱい

つきあいな

來吧!喝一杯吧

さっと

ささっと

一口氣喝下去

男おとこ

花はな

吹ふ

雪ぶき

落花繽紛的男人

ぐっと

ぐぐっと

男おとこ

花はな

吹ふ

雪ぶき

用勁呀!加把勁呀!落花繽紛的男人

Page 56: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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男男男男おとこ

すっすっすっすっ飛飛飛飛と

びびびび東東東東と

海海海海かい

道道道道どう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

親おや

の意い

見けん

を 背せ

中なか

で聞き

いて

雙親的意見充耳不聞

郷く

里に

を飛と

び出で

た 二十歳

まえ

不到二十歲就離開鄉里闖蕩

春はる

の近お

江み

路ち

振ふ

り出だ

しに

從春天的近江路出發

肩かた

で風か

切き

けんか旅た

踏上意氣風發的江湖路

ちょいと待ま

ちねぇ

そこの人ひ

稍等等呀!那兒的人

男おとこ

すっ飛と

東海道

とうかいどう

男人闖蕩東海道

離ばな

れ遠え

州しゅう

掛かけ

川がわ

宿じゅく

離開遠州住在川宿店

月つき

がおっ母か

ァに

見み

えてくる

從月亮上可以看到母親

重かさ

ね重が

ねの

親おや

不ふ

孝こう

一再地對父母不孝

詫わ

びておりやす

旅たび

の空そ

在旅途中鄭重致歉

おっと涙

なみだ

無む

用よう

だぜ

噢!流淚已無用了

男おとこ

すっ飛と

東海道

とうかいどう

男人闖蕩東海道

義ぎ

理り

と人に

情じょう

振ぶ

り分わ

け荷に

物もつ

兩肩承擔義理和人情

なんで忘わ

りょか

富ふ

士じ

の山や

怎能忘掉富士山

意い

地ち

の駿す

河が

路じ

駆か

け抜ぬ

けて

追趕過堅持的駿河路

花はな

のお江戸

ひと暴あ

來到繁華的江戶猛闖

ちょいと待ま

ちねえ

そこの人ひ

稍等等呀,那兒的人

男おとこ

すっ飛と

東海道

とうかいどう

闖蕩東海道的男人

Page 57: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

50

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小小小小お

樽樽樽樽たる

化化化化げ

粧粧粧粧しょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

いのち煌煌

きらきら

燃も

やしてみても

有如生命輝煌地燃燒後

雪虫

ゆきむし

はかない 北き

の虫む

殘存在北方雪地渺茫的雪蟲

みれん面影

おもかげ

抱だ

きしめて

抱著迷戀的倩影

ここまで流な

れて

来き

たわたし

流浪到這裡的我

逢あ

いたい

逢あ

いたい

逢あ

いたいよ

望再相見,再相見,再相見呀

小お

樽たる

色いろ

内ない

秋あき

化げ

粧しょう

在小樽的色調是秋天景色

恋こい

のうすれ陽び

名残

りの秋あ

戀情淡薄的日子,留戀的秋天

あなたと一緒

いっしょ

暮く

らしたい

想與你一起生活呀

紅葉

あかりの

風かぜ

の中な

在亮艷楓紅的風中

雪ゆき

虫むし

舞ま

えば

冬ふゆ

仕じ

度たく

雪蟲踊舞著準備過冬

淋さみ

しい

淋しい

淋しい

寂寞呀,寂寞呀,寂寞呀

小お

樽たる

忍しの

路ぶじ

おんな町ま

在小樽的心酸路是女人街町

鰊にしん

御ご

殿てん

格こう

子し

戸ど

抜ぬ

けて

穿過鲱魚館的格子門

わたしのおんなが

遠とお

去ざ

かる

我的女人遠離而去

あとは追お

うまい

流なが

れまい

在後面追趕來流浪

雪虫

ゆきむし

お前ま

も泣な

かないで

雪蟲啊!妳不要傷心了

泣な

かない

泣な

かない

泣な

かないよ

不要傷心,不要傷心,不要傷心呀

小お

樽たる

蟹かに

宿やど

爪つめ

を噛か

在小樽的蟹居是咬指過日

Page 58: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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小小小小お

樽樽樽樽たる

のひとよ

のひとよ

のひとよ

のひとよ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

逢あ

いたい気持

ちが

ままならぬ

想相見的心情仍未如願

北国

きたぐに

の街ま

つめたく遠と

北方的街市又冷又遠

粉こな

雪ゆき

まいちる

小お

樽たる

の駅え

細雪紛飛的小樽車站裡

ああひとり残の

して

来き

たけれど

啊!留下妳一個人而離去

忘わす

れはしない

愛あい

する人ひ

但決不會忘掉所愛的人呀

二人

で歩あ

いた

塩しお

屋や

の浜は

辺べ

倆人散步在塩屋的海邊

偲しの

べば懷な

かし

古代

の文字

追思懷念古代的文章呀

悲かな

しい別わ

れを

ふたりで泣な

いた

悲傷地分別,倆人都哭了

ああ白し

い小こ

指ゆび

つめたさが

啊!白嫩小手指的冰冷

この手て

の中な

いまでも残の

至今仍留在我的手中

小お

樽たる

は寒さ

かろ

東とう

京きょう

小樽寒冷了吧,東京也是

こんなにしばれる

星空

ほしぞら

だから

在這樣連星空也凍結的

語かた

り明あ

かした

吹ふ

雪ぶき

の夜よ

暴風雪夜晚聊到天亮

ああ思お

い出だ

してる

僕ぼく

だから

啊!我正在回憶起來

かならずいくよ

待ま

ってておくれ

一定會去的,請等待著

待ま

ってておくれ

請等待著

Page 59: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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小小小小お

樽樽樽樽たる

でもう

でもう

でもう

でもう一一一一い

度度度度ど

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

とどけにきたよ

夜よ

霧ぎり

に濡ぬ

れて

沾濕著夜霧來報到唷

おれがこわした あの幸

しあわ

せを

對我所破壞的幸福

つぐないたくて つぐないたくて

能多所賠罪,多所賠罪

噂うわさ

たぐって

北きた

の町ま

隨著傳聞來北方城鎮

ああ詫わ

びたって

遅おそ

すぎるけど

啊!雖然道歉有些遲了

東とう

京きょう

の愛あ

小お

樽たる

でもう一い

度ど

在小樽再重溫東京之愛吧

おれの二倍

傷きず

つきながら

雖然受我兩倍的創傷

捜さが

さないでと

あの部屋消

えた

卻不要我找而自房間消失

心こころ

も凍い

てつく

運うん

河が

のほとり

在運河邊心都凍僵了

やっと逢あ

えたね

霧きり

の夜よ

終於在夜霧中相逢呢

ただ涙

なみだ

ぐみ

うつむくおまえ

妳只是淚汪汪地低著頭

東とう

京きょう

の愛あ

小お

樽たる

でもう一い

度ど

在小樽再重溫東京之愛吧

過去

のことは

なんにもふれぬ

對過去種種都不提起

そんなやさしさ

なおつらいのさ

這樣的溫順更加令人心疼呀

待ま

たせたままの

待ま

たせたままの

任憑一再等待,一再等待

碧あお

いサアァイア

その指ゆ

那手指還帶著藍寶石戒

もう泣な

かせない

離はな

しはしない

再也不讓傷心,也不讓離開了

東とう

京きょう

の愛あ

小お

樽たる

でもう一い

度ど

在小樽再重溫東京之愛吧

Page 60: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

53

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大阪大阪大阪大阪

おおさか

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

にぎわう町ま

並な

時じ

間かん

は止と

まり

熱鬧的連屋街上時間停下來了

過去

同おな

じ情け

景しき

跟過去同樣的情景下

あなたの優や

しさが 見み

えなくなっても

雖已看不到你的體貼

街まち

は優や

しく

迎むか

える

但街上卻溫馨地迎接我

夢ゆめ

も涙

なみだ

せつなくて

夢呀淚呀都是難過

声こえ

も香か

りも

せつなくて

歌聲呀香味呀也在不捨

過す

ぎ去さ

りし日ひ

抱だ

きしめてあなたと

已逝的日子裡曾與你緊緊擁抱過

大阪

おおさか

この街ま

めぐり逢あ

えた奇き

跡せき

を 在大阪這條街上不期而遇的奇蹟

今いま

もこのままで

あたためて

如今仍然珍留著

途切

れる会か

話わ

淋さみ

しさ募つ

通話中斷時更加寂寞

見み

えない

携帯

けいたい

の先さ

雖看不到手機那一端

あなたの優や

しさが

悲かな

しく感か

じても

你的體貼卻悲傷地感受到

街まち

はにぎわい

きらめく

街上熱鬧又燦爛

雨あめ

も浴衣

はかなくて

落雨呀浴袍呀都短暫無常

川かわ

も花火

はかなくて

河川呀煙火呀也都短暫渺茫

想おも

い出で

の日ひ

抱だ

きしめて

あなたと

紀念曾與你擁抱過的日子

大阪

おおさか

この街ま

たどり着つ

いた軌き

跡せき

在大阪這條街上探索著留過的痕跡

今いま

も変か

わらずに

あたためて

如今不變地珍留著

夢ゆめ

も涙

なみだ

せつなくて

夢呀淚呀都是難過

声こえ

も香か

りも

せつなくて

歌聲呀香味呀也在不捨

過す

ぎ去さ

りし日ひ

抱だ

きしめて

あなたと

已逝的日子裡,曾與你緊緊擁抱過

大阪

おおさか

この街ま

めぐり逢あ

えた奇き

跡せき

在大阪這條街上不期而遇的奇蹟

今いま

もこのままで

あたためて

如今仍然珍留著

Page 61: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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王王王王おう

將將將將しょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

吹ふ

けば飛と

ぶよな

將しょう

棋ぎ

の駒こ

弱不禁風似的將棋名駒

賭か

けた命

いのち

笑わら

わば笑わ

談笑風生地賭命

うまれ浪花

八はっ

百びゃく

八や

橋ばし

出生在浪花的出城橋邊

月つき

も知し

ってる

俺おい

らの意気地

連月亮也知道我的雄心大志

あのてこの手て

思し

案あん

を胸む

下這一手或下那一手思考在內心

やぶれ長屋

今年

も暮く

れた

住在破長屋內,今年也度過了

愚ぐ

痴ち

も言い

わずに

女にょう

房ぼう

の小こ

春はる

一句抱怨都沒有的小春賢妻

つくる笑え

顏がお

いじらしい

堆著笑容,令人感心不已

明日

は東と

京きょう

出で

て行ゆ

くからは

明天就要往東京赴賽了

なにがなんでも

勝か

たねばならぬ

無論如何,一定要勝利的

空そら

に灯ひ

がつく

通つ

天てん

閣かく

在空中點滿燈光的通天閣裡

おれの鬪と

志し

また燃も

える

我的鬥志又被引燃起來

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55

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がまん

がまん

がまん

がまん坂坂坂坂さ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

俺おれ

がやらなきゃ

誰だれ

がやる

我如不做誰會做?

廻まわ

り道み

だぜ 風か

が吹ふ

這是彎路啊,且風在吹著

傷きず

つきながらも 後あ

振ふ

り向む

かず

雖有創傷,仍不往後看

男おとこ

なりゃこそ

辛つら

くても

身為男人再怎麼苦

今いま

に花は

咲さ

ア︱ヨイショ

現在就要有成果的啊!加油唷

がまん坂ざ

忍耐坡道

辛つら

い淚

なみだ

枯か

れたなら

心酸的淚水流乾後

嬉うれ

し淚

なみだ

涌わ

いてくる

喜悅的淚水會湧出來

なぐさめはげまし

くじける心

こころ

為安慰鼓舞挫折的心

叱しか

りながらも

この胸む

甚至責備也要放在心裡

抱だ

いて日暮

れの

ア︱ヨイショ

抱到日暮時的啊!加油唷

がまん坂が

忍耐坡道

雨あめ

を降ふ

らした

雲くも

が飛と

落下雨水的雲層在飄走

花はな

を散ち

らした

風かぜ

がゆく

吹落花兒的風在散去

破やぶ

れて流な

れりゃ

男おとこ

の負ま

けさ

破壞流失是男人的失敗

浮うき

世よ

七なな

坂さか

七なな

曲まがり

塵世的重重難關

越こ

えてゆきます

ア︱ヨイショ

一定要度過的啊!加油唷

がまん坂ざ

忍耐坡道

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片片片片恋酒恋酒恋酒恋酒

かたこいざけ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

好す

きで吞の

んでる

お酒さ

じゃないわ

這不是因喜好而喝的酒哇

ひとりが淋さ

しい

片恋酒

かたこいざけ

是因寂寞孤單的單戀酒啊

遊あそ

び上

じょう

手ず

な あなたでも

雖然你是高明的浪子

噂うわさ

を聞き

くたび

逢あ

いたくて

但一有消息,就想相見

つらいのよ

つらいのよ

難過啊難過啊

バカな女

おんな

言い

われても

不在乎被說成笨女人

忘わす

れられない

恋こい

だから

因為是忘不了戀情之故

面影

おもかげ

グラスに

忍しの

び泣な

見到酒杯上的倩影,而偷偷地流淚

荒あ

れた生活

今日

この頃こ

放蕩過日直到今日

酔よ

うほど未み

練れん

身み

にしみるのよ

越醉迷戀越是沁入心內唷

夢ゆめ

で激は

しく

燃も

えるより

與其夢中激情,熱情奔放

やさしい強つ

さで

抱だ

きしめて

不如溫柔有力地擁抱著

欲ほ

しいのよ

欲ほ

しいのよ

需要啊,想要啊

バカな女

おんな

言い

われても

不在乎被說成笨女人

忘わす

れられない

恋こい

だから

因為是忘不了戀情之故

面影

おもかげ

グラスに

忍しの

び泣な

見到酒杯上的倩影,而偷偷地流淚

「あなた命

いのち

」と

ボトルに書か

いて

把你是我生命,寫在酒瓶上

心こころ

に注つ

ぎたす

片かた

恋こい

酒ざけ

注入心內的,單戀酒唷

愛あい

の傷き

あと

痛いた

む夜よ

愛的傷痕,在作痛的夜晚

いい事こ

ばかりを

思おも

い出だ

只想著美好的事

生い

きるのよ

生い

きるのよ

要活下去啊,要活下去啊

バカな女

おんな

言い

われても

不在乎被說是笨女人

忘わす

れられない

恋こい

だから

因為是忘不了戀情之故

面影

おもかげ

グラスに

忍しの

び泣な

見到酒杯上的倩影,而偷偷地流淚

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片片片片恋恋恋恋

かたこい

しぐれ

しぐれ

しぐれ

しぐれ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

縄なわ

ののれんに

雫しずく

が落お

ちて

繩編暖簾,已有水滴落下來

泣な

いているのか この店み

這間店也在哭泣嗎?

雨あめ

の裏町

うらまち

片恋

かたこい

しぐれ

雨中的後街,單戀時雨

惚ほ

れていたんだ

可愛

いお前ま

愛上了,可愛的妳

手て

紙がみ

ひとつで

何な

故ぜ

消き

えた

只來一封信,為何就消失了

傷きず

の痛い

みを

こらえて呑の

めば

忍受傷痛地喝吧

腹はら

の酒さ

まで

凍こお

りつく

連腹內的酒都凍結了

雨あめ

の裏町

うらまち

片恋

かたこい

しぐれ

雨中的後街,單戀時雨

今いま

はひとりか

幸しあわ

せなのか

如今還單身嗎?幸福嗎?

風かぜ

に尋た

ねて

冬ふゆ

二に

年ねん

到處尋找已過兩年冬了

愛あい

にはぐれて

面おも

影かげ

抱だ

いて

失去了愛情,空抱倩影

くぐる酒さ

場ば

むなしさよ

鑽入酒店也空虛枉然呀

雨あめ

の裏町

うらまち

片恋

かたこい

しぐれ

雨中的後街,單戀時雨

辛つら

くなったら

戻もど

ればいいさ

辛苦的話,可以回來啊!

お前ま

ひとりが

恋こい

女にょう

房ぼう

只有妳一人,才是心愛妻子

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川川川川かわ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

川かわ

の流な

れと 人ひ

の世よ

人間就像河流

澱よど

みもあれば

溪流

もある

也有河灘、溪谷

義理

の重お

さを

忘わす

れたら

忘了義理的重要

立た

つ瀬せ

なくして

沈しず

むだろ

就沒有立場而淪落沉沒

默だま

っておとこは

川かわ

になる

沉默的男人如河川

風かぜ

にこぼれた

花はな

びらを

在風中洋溢怒放的花瓣

浮う

かべて川か

情じょう

がある

漂浮河川上時,是有感情的

生い

きる辛つ

さに

耐た

えながら

生存的辛酸,就靠忍耐

人ひと

は優や

しさ

恋こい

しがる

人是溫柔的,也是有情感的

忍しの

んでおとこは

川かわ

になる

忍耐的男人如河川

過去

とうらみは

流なが

れても

過去和遺憾雖然都流走了

流なが

しちゃならぬ

恩おん

がある

但不是要流掉恩情

他人

の情な

けを

かりながら

別人的情分,只是暫借的

明日

へ漕こ

ぎだす

舟ふね

もある

要划向明天的船已備好了

搖ゆ

られておとこは

川かわ

になる

搖划的男人如河川

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紙紙紙紙かみ

のピアノ

のピアノ

のピアノ

のピアノ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

黒く

い柱

はしら

大おお

時ど

計けい

黑色柱子上掛著大時鐘

今いま

も変か

わらぬ

故郷

ふるさと

至今都沒改變的故鄉

すすけた壁か

の 子供

部べ

屋や

壁已發黃的小孩房間

紙かみ

のピアノが ありました

有紙作的鋼琴

開ひら

けると音お

鳴な

ったよで

一打開好像也會發出聲音

ポロリ泪

なみだ

落お

ちました

忍不住掉下眼淚

ポロリポロポロ

ポロポロリ

撲滴撲滴地掉下

紙かみ

のピアノは

母はは

の声こ

紙作的鋼琴是母親的聲音

優やさ

しい母は

愛あい

の歌う

慈祥的母愛之歌

辛つら

い生せ

活かつ

母ぼ

子し

家か

庭てい

只有母子的家庭艱苦地生活著

ピアノ買か

ってと

駄駄

こねて

任性的孩子要求買鋼琴

眠ねむ

った次つ

朝あさ

でした

睡後次日清晨

こつ折お

りした

長なが

い紙が

摺成對折的長紙

マジック書が

きの

鍵盤

けんばん

像變魔術地寫成鍵盤

母はは

の手て

作づく

涙なみだ

あと

是母親親手作的,接著眼淚又

ポロリポロポロ

ポロポロリ

撲滴撲滴地掉下

紙かみ

のピアノは

鳴な

らないが

紙作的鋼琴雖發不出聲

わたしにだけは

聴き

こえてた

卻只有我聽得到聲音

言い

えずじまいの

一言

ひとこと

沒有來得及說出的一句話

風かぜ

に小こ

雪ゆき

舞ま

う墓ぼ

地ち

在風中細雪飛舞的墓地

つぶやく母は

一いっ

周しゅう

忌き

趁母親周年忌日喃喃自語

夢ゆめ

をいっぱい

ありがとう

多謝賜給充足的夢

笑え

顔がお

と元げ

気き

ありがとう

多謝賜給笑容及健康

うれしかったよ

お母か

さん

很高興呀,母親!

ポロリポロポロ

ポロポロリ

撲滴撲滴掉下淚兒

家うち

の娘

むすめ

弾ひ

いてます

家裡的女兒正彈著

グランドピアノ

白しろ

い部屋

白色房間裡的大型鋼琴

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岸壁岸壁岸壁岸壁

がんぺき

のののの母母母母は

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

母はは

はきました 今日

も来き

媽媽已來了,今天又來了

この岸壁

がんぺき

今日

も来き

今天又來到這個碼頭

とどかぬ願ね

いと

知し

りながら

雖然已知願望不能實現

もしやもしやに

もしやもしやに

抱著或許有些,或許有些可能

ひかされて

被吸引而來

呼よ

んで

下くだ

さい

おがみます

請叫一聲呀!拜託

ああ

おっ母か

さんよく来き

たと

啊!媽媽專程而來的

海うみ

山やま

千せん

里り

云い

うけれど

雖說海山千里遠

なんで遠と

かろ

なんで遠と

かろ

不管多遠,不管多遠

母はは

と子こ

畢竟是母子啊!

悲ひ

願がん

十じゅう

年ねん

この祈い

悲願已祈求十多年了

神樣

かみさま

だけが

知し

っている

只有神明才會瞭解

流なが

れる雲く

より

風かぜ

よりも

比起流動不停的雲呀、風啊!

つらいさだめの

つらいさだめの

更心酸的命運,更悲痛的宿命

杖つえ

ひとつ

只靠這枝柺杖

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風花風花風花風花

かざばな

のののの恋恋恋恋こ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

添そ

えなりゃ叶か

わぬ

夢ゆめ

の侭ま

でいい

雖不再廝守僅是夢也罷了

始はじ

めから覚悟

かくご

を 決き

めた道み

でした

雖是剛開始覺悟決心要走的路

渡わた

る火ひ

の河か

夜よる

の河か

要渡過火之河,夜之河

返かえ

る言こ

葉ば

あればこそ

只有能復原的話語

逢瀬

うれしい

風花

かざばな

の恋こ

才有歡樂幽會的飄雪花之戀

唇くちびる

をかさねりゃ

熱あつ

く溶と

けてゆく

口唇相吻時熱情已消逝

躊ため

躇ら

いもいつしか

うつつ上う

の空そ

除了猶豫不決外,也心不在焉地現實

枕まくら

あかりに

ゆらゆらと

在枕邊的燈光裡搖晃的

たどる恋こ

路じ

影かげ

法ぼ

師し

探索戀路的身影

揺ゆ

れて脱ぬ

けがら

風花

かざばな

の恋こ

是空殼在晃蕩的飄雪花之戀

山やま

峡あい

に夜よ

明あ

けを

告つ

げる鳥と

の声こ

山谷裡的黎明報曉鳥的鳴聲

忍しの

ぶには切せ

ない

朝あさ

の霧き

もよう

隱藏著辛酸就像晨霧般

おちていっても

いいのにと

墮落消失也罷了

紅べに

をひく手て

ひとり言ご

牽手紅顏的自言自語

寒さむ

い春は

です

風花

かざばな

の恋こ

是春寒抖顫的飄雪花之戀

Page 69: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

62

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金金金金沢沢沢沢

かなざわ

のののの雨雨雨雨あ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

東とう

京きょう

ことばと

加か

賀が

なまり

東京的話語和加賀的口音

愛あい

するこころに 違ち

いはないわ

在愛的心意上,無何差別

合あい

縁えん

奇き

縁えん

この恋こ

緣定三生的戀情

咲さ

かせてみせます

要綻開讓人看

あなたと出会

った

片町

かたまち

あたり

在與你相遇的片町一帶

相相傘

あいあいがさ

です

金沢

かなざわ

の雨あ

同撐一把傘的金澤之雨

影かげ

笛ぶえ

きこえる

茶ちゃ

屋や

街まち

聽得到茶屋街的影笛聲

灯あか

りがぼんやり

滲にじ

んで搖ゆ

れた

燈光模糊地搖盪著,滲透過來

男おとこ

の甲か

斐い

性しょう

意い

地じ

張は

らず

男人的積極性和意志力的不堅

わたしにください

就交給我吧

石いし

段だん

坂さか

道みち

苦く

労ろう

を背し

負よ

って

在石階坡道上,擔起辛勞

ふたりで濡ぬ

れましょ

金沢

かなざわ

の雨あ

兩人一起淋濕的金澤之雨

川かわ

なら犀さ

川がわ

浅あさ

野の

川がわ

提起河川來,該算犀川和淺野川了

春夏秋冬

はるなつあきふゆ

水面

に写う

春夏秋冬,映照水面上

友禪流

ゆうぜんなか

しの

緋ひ

の色い

友禪染布流水之緋紅色

絆きずな

の色い

です

是情絲的顏色

雨あめ

の日晴

れの日ひ

寄よ

り添そ

いあって

不論雨天晴天都相互依偎

相相傘

あいあいがさ

です

金沢

かなざわ

の雨あ

同撐一把傘的金澤之雨

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63

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唐唐唐唐から

獅子獅子獅子獅子

牡牡牡牡ぼ

丹丹丹丹たん

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

義ぎ

理り

と人に

情じょう

秤はかり

にかけりゃ

把義理及人情用秤稱

義ぎ

理り

が重お

たい 男

おとこ

の世せ

界かい

在男人的世界是以義理為重

幼おさな

なじみの

観かん

音のん

様さま

にゃ

自幼熟悉的觀世音菩薩

俺おれ

の心

こころ

お見み

通とお

能洞察我的心思

背せ

中なか

で吠ほ

えてる

唐から

獅じ

子し

牡ぼ

丹たん

在背後吼叫著的唐獅子牡丹

親おや

の意い

見けん

承しょう

知ち

ですねて

對雙親的意見明知故犯

曲ま

がりくねった

六ろっ

区く

の風か

有如彎彎曲曲的六區之風

つもり重か

ねた

不ふ

孝こう

のかずを

一再重複的不計其數的不孝行為

何なん

と詫わ

びよか

おふくろに

不知如何向母親賠罪的

背せ

中なか

で泣な

いてる

唐から

獅子

牡ぼ

丹たん

在背後哭泣的唐獅子牡丹

おぼろ月づ

でも

隅すみ

田だ

の水み

即使是矇朧的月色,偶田川水裡

昔むかし

ながらの

濁にご

らぬ光ひ

也如往昔是不混濁的月光

やがて夜明

けの

来く

るそれまでは

黎明來臨的不久前

意地

でささえる

夢ゆめ

ひとつ

有一個意志支撐的夢

背せ

中なか

で呼よ

んでる

唐から

獅子

牡ぼ

丹たん

在背後呼喊的唐獅子牡丹

Page 71: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

64

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悲悲悲悲かな

しきしきしきしき子子子子こ

守守守守もり

唄唄唄唄うた

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

可愛

いおまえが

あればこそ

只要有可愛的你

つらい浮う

世よ

も なんのその

辛酸的塵世,算不了什麼

世せ

間けん

の口く

なんのその

世上的悠悠眾口,算不了什麼

母はは

は楽た

しく

生い

きるのよ

母親是高興地過日子呀

可愛

いお目目

まるい手て

可愛的眼睛呀,圓滾滾的手呀

見み

れば撫な

でれば

悲かな

しみも

撫摸看著時,就把悲傷

忘わす

れていつか

夢ゆめ

の国く

不知不覺忘掉入夢之鄉

母はは

は涙

なみだ

笑わら

うのよ

母親是含淚笑著呀

つらい運命

親子

でも

命運辛酸的母子

吾わ

が子こ

は吾わ

が子こ

母はは

は母は

我兒是我兒,母親是母親

神様

かみさま

だけが

知し

っている

只有神明才能知道

たまに逢あ

う日ひ

子こ

守もり

唄うた

偶然才有相見日的搖籃曲

Page 72: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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北北北北国国国国

きたぐに

のののの春春春春は

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

白樺

しらかば

青空

あおぞら

みなみかぜ

白色的樺樹,藍色晴空,溫暖的南風

こぶし咲さ

くあの丘お

か 北国

きたぐに

山丘上辛夷花已盛開的北方故鄉

ああ

北国

きたぐに

の春は

啊!北方故鄉是春天了

季き

節せつ

が都と

会かい

では

わからないだろと

季節的變化,在都市大概都沒感覺吧

届とど

いたおふくろの

小ちい

さな包つ

剛接到母親寄來的小包裹

あの故鄉

ふるさと

帰かえ

ろかな

帰かえ

ろかな

是該回去故鄉了,回去吧!

雪ゆき

どけ

せせらぎ

丸まる

木き

橋ばし

雪溶的細細流水,獨木橋

落か

葉ら

松まつ

の芽め

がふく

北きた

国ぐに

落葉松樹已長出新芽的北方故鄉

ああ

北国

きたぐに

の春は

啊!北方故鄉是春天了

好す

きだとお互た

いに

言い

い出だ

せないまま

雖然互相喜愛而沒有說出來

別わか

れてもう五年

ごねん

あのこはどうしてる

已分別五年了,不知她的近況如何?

あの故ふ

鄉さと

帰かえ

ろかな帰か

ろかな

是該回去故鄉了,回去吧!

山やま

吹ぶき

朝あさ

霧ぎり

水すい

車しゃ

小ご

屋や

棣棠花,晨霧,水車小屋

わらべ唄う

聞き

こえる

北国

きたぐに

還聽得到兒歌的北方故鄉

ああ

北国

きたぐに

の春は

啊!北方故鄉是春天了

あにきも

親父

似に

で無口

な二人

哥哥也像爸爸,沉默寡言的兩人

偶たま

には酒さ

でも

飲の

んでるだろうか

是否偶爾拿酒互相對飲?

あの故鄉

ふるさと

帰かえ

ろかな帰か

ろかな

是該回去故鄉了,回去吧!

Page 73: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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北北北北きた

のののの秋秋秋秋桜桜桜桜

こすもす

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

愛あい

を失な

くした 旅た

の女

おんな

失去了愛而在流浪的女人

花が咲さ

く駅え

がすき 迷ま

い子ご

みたいに

最喜歡有花開的車站,如迷途的孩子

遠とお

い目め

をして

海うみ

沿ぞ

いの町ま

を往ゆ

往遠方看到的沿海城鎮去

革かわ

の服ふ

着き

あの人ひ

の影か

が恋こ

しい

思念著穿皮衣那人的身影

風かぜ

の中な

ひとり

震ふる

えてるわたし

我孤獨一人在風中發抖

北きた

の秋桜

こすもす

噂うわさ

だけでも

教おし

えておくれ

北方的波斯菊,只是傳聞也請告知

恋こい

がこわれて

ひとりぼっちで

戀情破裂而獨自一人時

淋さみ

しさに気き

がついた

ばかなわたしね

才體會到寂寞,我有夠笨呀

ごめんなさいと

泣な

きながら縋す

りたい

對不起呀,邊泣訴著邊想依偎

ここは知床

しれとこ

あのひとの胸む

が恋こ

しい

這裡是知床,雖思戀著那人的胸懷

最さい

果は

ての空そ

名な

前まえ

呼よ

ぶばかり

也只能向無際的天空呼叫名字

北きた

の秋こ

桜もす

女おんな

心ごころ

何ど

処こ

かが似に

てる

北方的波斯菊,哪一點像女人心

秋あき

が冬ふ

えと

季き

節せつ

変が

われば

季節變換,秋去冬來

流りゅう

氷ひょう

がくるという

花はな

にじゃれてる

據說流冰會漂來戲弄花朵

猫ねこ

よさよなら

夕ゆう

暮ぐ

れのオホ丨ツク

海鳥呀再見了,傍晚的鄂霍次克海

夜よる

のざわめき

札幌

さっぽろ

の街ま

が恋こ

しい

思念札幌街上晚上的熱鬧

夢ゆめ

だけをつなぎ

この汽き

車しゃ

に乗の

るわ

搭乘只與美夢連接的火車

北きた

の秋こ

桜もす

枯か

れてくれるな

私わたし

の花は

北方的波斯菊我的花唷,請不要枯萎啊!

Page 74: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

67

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北北北北きた

のののの宿宿宿宿や

からからからから

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなた変か

わりは

ないですか

你沒有什麼改變吧?

日ひ

毎ごと

寒さむ

さが つのります

每天越來越冷了

着き

てはもらえぬ セ❘

タ❘

還不能穿的毛線衣

寒さむ

さこらえて

編あ

んでます

正忍受寒冷在編織

女おんな

心ごころ

未み

練れん

でしょう

這是女人心內的迷戀吧?

あなた恋こ

しい

北きた

の宿や

思戀你的北方之宿

吹ふ

雪ぶき

まじりの

汽き

車しゃ

の音お

暴風雪裡混參的火車聲

すすり泣な

くよに

きこえます

聽起來像是啜泣聲

お酒さ

ならべて

ただひとり

與酒擺在一起的孤單人

涙なみだ

唄うた

など

歌うた

います

唱著令人含淚的哀歌

女おんな

心ごころ

未み

練れん

でしょう

這是女人心內的迷戀吧?

あなた恋こ

しい

北きた

の宿や

思戀你的北方之宿

あなた死し

んでも

いいですか

你要是身亡,就無事嗎?

胸むね

がしんしん

泣な

いてます

內心戚戚地傷心起來

窓まど

にうつして

寝ね

化け

粧しょう

映著窗戶做睡前妝

しても心

こころ

晴は

れません

心情依然不開朗

女おんな

心ごころ

未み

練れん

でしょう

這是女人心內的迷戀吧?

あなた恋こ

しい

北きた

の宿や

思戀你的北方之宿

Page 75: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

68

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北北北北きた

上上上上がみ

夜夜夜夜や

曲曲曲曲きょく

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

匂に

い優や

しい

白しら

百ゆ

合り

有如優雅香味的白百合

濡ぬ

れているよな

あの瞳

ひとみ

楚楚欲淚的那雙瞳眼

想おも

い出だ

すのは 想お

い出だ

すのは

回想起來了,回想起來了

北きた

上がみ

河が

原わ

月つき

の夜よ

在北上河原的月出之夜

宵よい

灯ひもしび

点とも

す頃こ

傍晚燈光點亮的時候

心こころ

ほのかな

初恋

はつこい

在內心裡隱約感到的初戀

想おも

い出だ

すのは

想おも

い出だ

すのは

回想起來了,回想起來了

北きた

上がみ

河が

原わ

せせらぎよ

在北上河原的涓涓細流唷

銀ぎん

河が

の流な

仰あお

ぎつつ

舉頭看銀河流動

星ほし

を数か

えた

君きみ

と僕ぼ

妳與我一齊數星星

想おも

い出だ

すのは

想おも

い出だ

すのは

回想起來了,回想起來了

北きた

上がみ

河が

原わ

星ほし

の夜よ

在北上河原的星光之夜

春はる

の微風

そよかぜ

吹ふ

く頃こ

春天的微風,輕拂的時候

樂なの

しい夜よ

口くち

づけを

歡樂夜晚的接吻

想おも

い出だ

すのは

想おも

い出だ

すのは

回想起來了,回想起來了

北きた

上がみ

河が

原わ

愛あい

の歌う

北上河原的,愛情之歌

雪ゆき

のチラチラ

降ふ

る宵よ

整夜大雪紛飛

君きみ

は楽た

しい

天国

てんごく

你快樂地在天國

想おも

い出だ

すのは

想おも

い出だ

すのは

回想起來了,回想起來了

北きた

上がみ

河が

原わ

雪ゆき

の夜よ

北上河原的下雪之夜

僕ぼく

は生い

きるぞ

生い

きるんだ

我可以活著,可以活下去的

君きみ

の面影

おもかげ

胸むね

に秘ひ

你的倩影將隱藏在內心

想おも

い出だ

すのは

想おも

い出だ

すのは

回想起來了,回想起來了

北きた

上がみ

河が

原わ

初はつ

恋こい

北上河原的初次戀情

Page 76: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

69

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紀紀紀紀き

ノノノノ川川川川か

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

春はる

まだ浅あ

い 吉よ

野しの

路じ

在初春的吉野路上

追お

われてゆくのも

恋こい

のため

為了戀情追趕而去

降ふ

る雨あ

のつめたさ 肩か

をぬらして

寒冷的落雨淋濕了肩膀

人ひと

目め

しのんで

舟ふね

を漕こ

閉人耳目地去划船

あなただけ

只為了你

あなただけ

情なさ

けの紀き

ノ川か

只為了你,愛情的紀川

行方

もしれぬ

さざ波な

連去向都未知,水面微波上

うわさがつらい

木こ

の葉は

舟ぶね

為閒話痛苦的一葉扁舟

身み

をよせて手て

と手て

重かさ

ね合あ

せて

身體相偎,手牽著手

にじむ灯あ

りに

目め

をぬらす

燈光探照下淚汪汪

あなただけ

只為了你

あなただけ

淚まみだ

の紀き

ノ川か

只為了你,流淚的紀川

漂ただよ

うだけの

水草

みずくさ

只能漂浮的水草

春はる

には芽め

を吹ふ

いのち草ぐ

春天時也是會萌芽,有生命的草

この川か

の果は

てには

きっと二人

這條河的盡端,必定有兩人的

愛あい

を結む

べる

岸きし

がある

結合愛的河岸

あなただけ

只為了你

あなただけ

情なさ

けの紀き

ノ川か

只為了你,愛情的紀川

Page 77: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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紀紀紀紀き

伊伊伊伊い

水水水水すい

道道道道どう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

結城

つむぎの 袖そ

振ふ

るたびに

揮拂結城絲綢的衣袖時

匂にお

い袋

ぶくろ

鈴すず

がなく

香袋的小鈴聲響起

船ふね

船を見み

送おく

る 紀き

伊い

水すい

道どう

目送的船隻駛離紀伊水道

こんなか細ぼ

未み

練れん

の糸い

這麼細弱的依戀情絲

なんで切き

れない

おんな指ゆ

為何不會從女人的手指斷裂

馴な

れぬ手付

きで

解ほど

いて呉く

れた

以不熟練的手法來解開

酔よ

った昨夜

名な

古ご

屋や

帯おび

名古屋腰帶,在昨晚喝醉後

宿やど

宿の窓ま

には

紀き

伊い

水道

すいどう

宿店的窗戶裡是紀伊水道

後あと

を引ひ

くから

許ゆる

さぬはずが

原怕依依不捨而不允許

肌はだ

は心

こころ

すぐ背そ

卻因肌膚之親,即刻違背心意

背伸

びするたび

爪先痛

つまさきいた

伸腰遠眺時腳尖都會疼痛

辛つら

さ分わ

かるか

鼻緒

まで

連足履帶子也知道難受

船ふね

船が消き

えてく

紀き

伊い

水すい

道どう

船隻從紀伊水道逐漸消失

みさき灯台

とうだい

点とも

しておくれ

海角的燈塔請點亮

女ごころ

夢ゆめ

あかり

女人內心的夢之光吧

Page 78: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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霧霧霧霧きり

子子子子こ

のタンゴ

のタンゴ

のタンゴ

のタンゴ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

好す

きだから とても

とても

とても

因為喜歡,非常地、非常地、非常地

好す

きだから

別わか

れてきたんだよ

喜歡而顧慮分離啊!

霧きり

子こ

はこの俺お

信しん

じてくれた

霧子是如此地信任這樣的我

それだから

俺おれ

はつらくなって

因此使我感到非常難過地

旅たび

に出で

たんだよ

踏上了旅途呀!

逢あ

いたくて

とても

とても

とても

想見面,非常地、非常地、非常地

逢あ

いたくて

お前ま

の名な

を呼よ

んだ

想再見面,而呼喊著妳的名字

可愛

い霧子

泣な

いてはせぬか

可愛的霧子啊,不會哭著跑開吧!

いますぐに汽車

きしゃ

乘の

って行い

きたい

現在立刻想上火車去到

愛あい

の降ふ

る街ま

有愛降臨的都市

愛あい

してる

いまも

いまも

いまも

愛著,現在還是、現在還是、現在還是

愛あい

してる

死し

ぬほど

愛あい

してる

愛到至死不渝地愛著

心こころ

の奥お

生い

きてる霧子

在內心的深處還活著的霧子

幸福

しあわせ

になって

おくれ霧き

子こ

希望妳幸福,惜別了霧子

幸福

しあわせ

に霧き

子こ

要幸福啊!霧子!

Page 79: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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銀銀銀銀ぎん

座座座座ざ

のののの蝶蝶蝶蝶

ちょう

蝶蝶蝶蝶ちょ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

ほこりまみれの

巷ちまた

の夕ゆ

陽ひ

夕陽煙霧瀰漫的巷子裡

ビルにかくれりゃ

灯ひ

がともる

隱藏的大樓,燈光亮了

昨日

みた夢ゆ

すがって泣な

いちゃ

昨天夢到相擁而泣

生い

きては行ゆ

けない

銀ぎん

座ざ

だよ

在銀座沒有活路呀

弱よわ

音ね

吐は

いちゃ駄だ

目め

にっこりと

微笑著不說洩氣話

夜よる

の蝶

ちょう

蝶は

ああ飛と

ぶんだよ

夜晚的花蝶啊!正在翩翩飛舞

いつか誰だ

かに

死し

ぬ程ほ

惚ほ

れた

曾對某人,拼命地迷戀過

それも今い

では

語かた

り草ぐ

如今這已成閒話

いくら追お

ったとて

幸しあわ

せなんぞ

無論如何也要追求幸福

やっぱり私

わたし

にヤ

遠とお

い虹に

但對我來說還是遙遠的彩虹

なまじ呼よ

ぶじゃないよ

馬鹿

なこと

勉強呼喚也是笨事

せめてお酒さ

ああ恋人

こいびと

至少可把酒啊!當戀人吧

つくりものでも

花はな

咲さ

く銀ぎ

座ざ

雖只是花飾,也是銀座招展花

ここが小ち

さな

ふるさとさ

這裡是小小的故鄉了

たとえ柔肌

やわはだ

冷つめ

たい雨あ

即使柔滑的肌膚受冰冷雨水

しみよと叩た

こと

運命

だよ

打得刺痛也是命

今日

は明日

を忘わ

口笛

くちぶえ

在忘卻明天的今天吹口哨吧

夜よる

の蝶

ちょう

蝶は

ああ飛と

ぶんだよ

夜晚的花蝶啊!正在翩翩飛舞

Page 80: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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曇曇曇曇くも

りのち

りのち

りのち

りのち晴晴晴晴は

れれれれ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

二度

や三度

つまづきなんて

有過兩三次的跌倒

取と

るに足た

らない 回ま

り道み

在這彎路上仍然不夠

たとえ他人

より 遅お

れても

即使已比別人落後

転ころ

ぶ痛い

みの

積つ

み重か

還一再遭遇絆倒的疼痛

避さ

けて通と

れぬ

茨道

いばらみち

避開就通不過的荊棘路

曇くも

りのち晴は

エンエエエ人生

じんせい

陰後轉晴,耶耶!這就是人生呀!

恋こい

の傷き

など

月つき

日ひ

が経た

てば

戀情的創傷,經過一段時日

たかが心

こころ

かすり傷き

頂多是內心的擦傷而已

冷さ

めた相あ

手て

追お

いかけて

追求變冷淡的對象

死し

ぬの生い

きるの

騒さわ

ぐより

與其吵得死去活來

待ま

てば海か

路ろ

日和

あり

不如等待海路的晴天來臨

曇くも

りのち晴は

エンエエエ人生

じんせい

陰後轉晴,耶耶!這就是人生呀!

逃に

げちゃいけない

勝しょう

負ぶ

の時と

爭勝負時不可以逃走

明日

は吹ふ

かない

同おな

じ風か

明天不會吹同樣的風

胸むね

を突つ

くよな

峠とうげ

でも

就算膽戰心驚的峰頂

汗あせ

を流な

して

越こ

えたなら

只要汗流浹背地越過去

夢ゆめ

と言い

う名な

花はな

が咲さ

所謂夢的花就會綻開

曇くも

りのち晴は

エンエエエ人生

じんせい

陰後轉晴,耶耶!這就是人生呀!

Page 81: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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黒髪黒髪黒髪黒髪

くろかみ

ざんげ

ざんげ

ざんげ

ざんげ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

罪つみ

を背負

って

この世よ

の中な

活在世間背負原罪

女おんな

は生う

まれて 来く

るのでしょうか

是女人一出生,就帶來的嗎?

心こころ

ならずも

背そむ

いた男ひ

不得不背棄的男人

怨うら

み声ご

やら

笹ささ

の風か

怨恨的聲音如矮竹之風

嵯さ

峨が

野の

隠かく

れ家や

嵯峨野的隱居之家

ああ

黒くろ

髪かみ

ざんげ

啊!黑髮的悔悟

いつか馴な

染じ

んだ

花はな

街まち

川がわ

不知不覺適應的花街川裡

流なが

した浮う

名な

いくつでしょうか

流出的緋聞不知有多少?

どれも真実

捧ささ

げたものを

對誰都獻出真心誠意

野や

暮ぼ

な世せ

間けん

嘘うそ

にする

庸俗的世間卻當做虛假

嵯さ

峨が

野の

迷まよ

い路じ

嵯峨野的迷失之路

ああ

黒髪

くろかみ

ざんげ

啊!黑髮的悔悟

生い

きる限か

りは

男おとこ

に罪つ

在有限的生命對男人的罪過

重かさ

ねて行ゆ

くのが

宿命

でしょうか

一再重複地進行是宿命嗎?

髪かみ

を束た

ねて

剃刀当

かみそりあ

てて

把頭髮束綁起來靠著剃刀

切き

れぬ迷ま

いの

糸いと

を切き

割斷無法切除的迷失絲線

嵯さ

峨が

野の

白しら

露つゆ

嵯峨野的露水之珠

ああ

黒髪

くろかみ

ざんげ

啊!黑髮的悔悟

Page 82: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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沓沓沓沓くつ

掛掛掛掛かけ

時時時時とき

次次次次じ

郎郎郎郎ろう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

すねてなったか

性しょう

分ぶん

なのか

易耍脾氣,是本性使然嗎?

たびから旅た

へと 渡わ

り鳥ど

一而再三地流浪,有如候鳥

淺あさ

間ま

三み

筋すじ

煙けむり

の下し

にゃ

在淺間三筋的煙霧裡

生う

まれ故こ

鄉きょう

あるってゆうに

有出生的故鄉

男おとこ

沓くつ

掛かけ

時とき

次じ

郎ろう

男人是流浪武士

時次郎

女おんな

知し

らずが

女の世せ

話わ

需要扶助的陌生女人

その上坊

うえぼう

やの手て

をひけば

落後著被小孩手拉著走的

すまぬ

すまぬと

いう目め

がつらい

眼露痛苦的表情一再說抱歉

旅たび

だ旅だよ

許ゆる

してくんな

同是天涯淪落人,應被允許

これがおいらの

せい一杯

いっぱい

這是我要竭盡全力的

男おとこ

意い

地じ

づく

生命

をかけて

用男人的志氣與生命搏鬥的

キリリと結む

んだ

三さん

度ど

笠がさ

綁緊三度笠帶子

義理

はすんだが

泣な

かずに来き

たが

只是順著義理而已,不必哭著跟來

またも今日

から

行先

ゆくさき

ゃ知し

れぬ

因今日的去處也不知道

旅たび

の合羽

風かぜ

が吹ふ

旅途斗篷被風吹拂著

Page 83: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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献身献身献身献身

けんしん

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

どしゃ降ぶ

り雨あ

傘かさ

もなく

傾盆大雨中連傘都沒有

あなたを探さ

して

歩ある

いてた

到處尋找妳

浮うわ

気き

な風か

誘さそ

われて

有外遇的風氣在引誘著

今こん

夜や

もきっと

帰かえ

らない

今晚也鐵定不會回來

あんな男

おとこ

いわれても

那樣男性說起來

この世よ

で一人

ただ一人

在這世上僅有一個人

尽つ

くして尽くして

みたいから

看起來是盡力又盡心

あきらめないわ

愛あい

したい

不要灰心地愛吧

女おんな

って男

おとこ

で変か

わるのよ

做把男性轉變的女性吧

照て

れくさそうな

朝帰

あさがえ

好像難為情似地在清晨回來

黙だま

ってあなたに

しがみつく

你緊閉牙齒沉默著

お疲つ

れでしょう

お茶ち

いかが

很辛苦吧,要喝茶嗎?

事故

ではないかと

気き

にしてた

看起來是沒有什麼意外

信しん

じることも

生甲

斐い

相信生存的價值呀

この世よ

で一人

ただ一人

在這世上僅有一個人

尽つ

くして尽くして

みたいから

看起來是盡力又盡心

諦あき

らめないわ

愛あい

したい

不要灰心地愛吧

女おんな

って男

おとこ

で変か

わるのよ

做把男性轉變的女性吧

尽つ

くして尽くして

みたいから

看起來是盡力又盡心

諦あき

らめないわ

愛あい

したい

不要灰心地愛吧

女おんな

って男

おとこ

で変か

わるのよ

做把男性轉變的女性吧

Page 84: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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0933585919

このこのこのこの愛愛愛愛あ

にににに生生生生い

きてきてきてきて(1)(1)(1)(1)

前川清

前川清

前川清

前川清

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あのひとを愛あ

しては

いけないと云い

われ

對那個雖說是不能愛的人

旅たび

に出で

て忘わ

れようと

悩なや

んでもみたが

想出去旅行來忘記,卻也煩惱著

思おも

いきれぬ恋こ

只是不死心的戀情呀

雨あめ

の街ま

で人ひ

目め

しのんで

在雨中街上避人眼目地

愛あい

を告つ

げたあとの

しあわせ

宣告戀愛後的幸福

許ゆる

されぬ愛あ

だから

なおさらつのり

因為是不被允許的愛卻更加強烈

許ゆる

されぬ愛あ

だから

ひとときに賭か

ける

因為是不被允許的愛更急於豁上

こみあげる涙

なみだ

而湧出眼淚

つかのまのしあわせが

はかなくも過す

ぎて

短暫的幸福,渺茫地過去

しのび寄よ

る夜明

けにも

悲かな

しみがあふれ

雖不知不覺地天亮了卻充滿著悲傷

はなれられぬ恋こ

脫離不開的迷戀呀

肩かた

を抱だ

いて心

こころ

かよわせ

抱著肩膀心心相印

つらい胸む

の中な

を忘わ

れる

忘掉心中的痛苦

別わか

れても別れても

この愛あ

に生い

きて

雖分別了分別了,也要活在這愛裡

別わか

れても別れても

あきらめはしない

雖分別了分別了,也不要死心

かさね合あ

う心

こころ

把心與心相交合

帰かえ

るひとを送お

る苦く

しさ

送走要歸去之人的苦楚

だれに云い

えば

いいと云い

うのか

可以向誰訴說嗎?

うしろ指ゆ

さされても

しのび逢あ

う恋こ

在背後被指指點點的幽會戀情

うしろ指さされても

あのひとのために

雖在背後被指指點點,為了那個人

この身み

まで捨す

てる

願連此身也捨棄

Page 85: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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0933585919

このこのこのこの愛愛愛愛あ

にににに生生生生い

きてきてきてきて(2)(2)(2)(2)

北川大介

北川大介

北川大介

北川大介

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

ややややくくくく

しあわせ薄う

お前ま

の横顔

よこがお

看到妳那福薄的側臉

遠とお

くを見み

つめて

そっと涙

なみだ

ぐむ

在注視著遠方,而偷偷地眼含淚

このまま何処

か 知し

らない町ま

在這個是在哪裡都不瞭解的鄉鎮

過去

を忘わ

れて

ふたり暮く

らせたら

把過去都忘掉,兩人一起生活吧

あぁ薬

くすり

指ゆび

哀かな

しい指ゆ

輪わ

啊!無名指的哀傷戒指

めくり逢あ

った日ひ

もっと昔

むかし

なら

認識的日子如果更為提前的話

人ひと

目め

忍しの

ばず

人目隠か

れず

就不必避人耳目而隱居著

この愛あ

この愛に

能在愛情裡,在愛情裡

生い

きてゆけたのに

活下去才是

こころの傷き

誰だれ

にもあるから

誰都有過內心的創傷

話はな

してごらんよ

胸むね

にもたれて

靠在胸懷裡傾訴吧

ふるえる肩か

この掌て

に抱だ

けば

用手臂摟抱發抖的肩膀時

小ちい

さなぬくもり

きっと生う

まれるよ

一定會有些微的溫暖產生呀

あぁ白し

い花は

悲かな

しい運命

啊!白花的悲慘命運

時とき

を少す

しだけ

止と

めてくれたなら

時光如能稍微停頓一下的話

涙なみだ

こぼさず

涙隠か

さず

就能不妄流眼淚,不必隱藏淚水

この愛あ

この愛に

能在愛情裡,在愛情裡

生い

きてゆけたのに

活下去才是

あぁ薬

くすり

指ゆび

哀かな

しい指ゆ

輪わ

啊!無名指的哀傷戒指

めくり逢あ

った日ひ

もっと昔

むかし

なら

認識的日子如果更為提前的話

人ひと

目め

忍しの

ばず

人目隠か

れず

就不必避人耳目而隱居著

この愛あ

この愛に

能在愛情裡,在愛情裡

生い

きてゆけたのに

活下去才是

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79

0933585919

このこのこのこの愛愛愛愛あ

にににに死死死死し

んでも

んでも

んでも

んでも

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなたに抱だ

かれて

枯か

れ果は

てた

在你的擁抱下枯萎的

わたしの

生命

我的生命

想おも

い出で

の中な

眠ねむ

り続つ

けて

繼續沉睡回憶中

生い

きているから…

因為仍活著…

全すべ

てを投な

げ捨す

この侭ま

死し

にたい

啊!把所有都拋棄就這樣來死

身体

を開ひ

いて

綺き

麗れい

なままで

啊!把身體敞開保持美麗

貴方

の他ほ

に愛あ

なんて

もういらない

除了你的愛,其他的已無所求

この手て

で心

こころ

切き

り裂さ

いて

用手把心撕裂

あなたに

見み

せたい

讓你看看

愛あい

がこれほど

私わたし

の中な

愛在我的內心中是如此

強つよ

いものだと…

強烈渴望

乱みだ

れるくらいに

貴方

に逢あ

いたい

啊!想與你相見的心亂如麻

時じ

間かん

を破や

いて

あの日ひ

のままで

啊!把時間打破來保持那天

貴方

あなた

を失な

くした人生

じんせい

なんて

もういらない

失去你的人生,已不需要

全すべ

てを投な

げ捨す

この侭死

にたい

啊!把所有都拋棄就這樣來死

身体

を開ひ

いて

綺き

麗れい

なままで

啊!把身體敞開保持美麗

貴方

の他ほ

には愛あ

なんて

もういらない

除了你的愛,其他的已無所求

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こころの

こころの

こころの

こころの母母母母は

はははは北北北北ほ

斗斗斗斗と

星星星星せい

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

夢ゆめ

路じ

たどれば 母は

港みなと

要探索夢之路的母港

そこは故ふ

郷さと

宝たから

島じま

那裡是故鄉寶島

北きた

の夜空

輝かがや

きながら

因北方的夜空是燦爛的

男の試し

練れん

支ささ

えてくれる

可以支撐男人的考驗

こころの母は

俺おれ

の俺の北ほ

斗と

星せい

內心之母是我的北斗星

星ほし

の数か

だけ

苦く

労ろう

して

只能數星星是辛苦的

いつも笑え

顔がお

かくしてた

因此要常掛笑容

人ひと

の心や

根しさ

なくしたときは

失掉心地的慈悲時

あの手て

のぬくもり

叱しか

ってくれる

那溫暖的手可給予指正

こころの母は

俺おれ

の俺の北ほ

斗と

星せい

內心之母是我的北斗星

呼よ

べど届と

かぬ

面影

おもかげ

呼喚達不到那倩影

両りょう

手て

合あ

わせて

願ねが

い星ぼ

就兩手合掌向星星許願

しばれる涙

なみだ

まつ毛げ

が凍こ

凍結淚水睫毛也結冰

明日

のゆく道み

守まも

ってくれる

明天前往之途會有守護

こころの母は

俺おれ

の俺の北ほ

斗と

星せい

內心之母是我的北斗星

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心心心心こころ

のこり

のこり

のこり

のこり

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

私わたし

バカよね

おバカさんよね

我太笨了吧,是個傻子呢

うしろ指ゆ

び うしろ指ゆ

さされても

即使背後被人指指點點

あなた一人

に 命

いのち

をかけて

還是對你一人以命相許

耐た

えてきたのよ

今日

まで

忍氣吞聲到今天

秋風

あきかぜ

が吹ふ

港みなと

の町ま

在秋風吹拂的港都

船ふね

が出で

て行ゆ

くように

船好像要出港了

私わたし

も旅た

に出で

るわ

明日

の朝早

あさはや

明天一大早我也要踏上旅途了

私わたし

バカよね

おバカさんよね

我太笨了吧,是個傻子呢

大たい

切せつ

な大切な

純じゅん

情じょう

把珍貴的純情

わるい人ひ

だと

知し

っていながら

向明知是可惡之人的

上あ

げてしまった

あなたに

你來奉獻

秋あき

風かぜ

の中な

枯かれ

葉は

がひとつ

像秋風裡的一片枯葉

枝えだ

をはなれるように

將離枝而去似的

私わたし

も旅た

に出で

るわ

あてもないままに

我也要踏上漫無目標旅途

私わたし

バカよね

おバカさんよね

我太笨了吧,是個傻子呢

あきらめが

あきらめが

悪わる

いのね

死心斷念,不太好吧

一度

はなれた

心こころ

は二度

曾經分手過的不再有心

もどらないのよ

もとには

會回心轉意的

秋風

あきかぜ

が吹ふ

つめたい空そ

在秋風吹拂的寒冷天空

鳥とり

が飛と

び立た

つように

鳥想展翅而飛

私わたし

も旅た

に出で

るは

一人

泣な

きながら

我也要一個人傷心地踏上旅途

Page 89: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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心心心心こころ

のののの旅旅旅旅た

路路路路じ

(1)(1)(1)(1)

水森水森水森水森かおり

かおり

かおり

かおり

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

肥ひ

薩さつ

線せん

から

乗の

り換か

えて

由肥薩線換乘

鹿か

児ご

島しま

本ほん

線せん

海うみ

沿ぞ

い行ゆ

けば

鹿兒島本線沿著海岸而行

出水

のツルが 北き

へと飛と

び立だ

出水的鶴鳥往北飛

愛あい

にはぐれて

愛あい

に傷き

つき

失掉愛情,愛受創傷

過去

から遠と

南みなみ

へひとり

遠離過去,孤單往南去

自じ

分ぶん

さがしの

自じ

分ぶん

さがしの

尋找自我的

尋找自我的

心こころ

の旅た

です

心靈旅行

あれが唐か

国く

岳に

国くに

境ざか

那是唐國岳的邊境

向む

こうは高た

千か

穂ち

峰ほ

霧きり

島しま

連でん

山さん

對面是高千穗峰的霧島連山

見知

らぬ人ひ

やさしく指ゆ

さす

陌生人客氣地指點著

泣な

いてあなたを

あの日止

めたら

為你傷心,就到此為止了

別わか

れなくても

すんだでしょうか

分手是確定了吧?

二度

ともどれぬ

二度ともどれぬ

不會再回來的

不會再回來的

ふたりの愛あ

です

倆人的愛情

煙けむ

りたなびく桜

さくら

島じま

煙霧繚繞的櫻島

錦きん

江こう

湾わん

から

フェリ❘にゆられ

坐渡輪逍遙錦江灣

外そと

海うみ

でれば

遥はる

かに屋や

久く

島しま

開出外海到遙遠的屋久島

たとえ涙

なみだ

たとえ涸か

れても

既然淚已乾

明日

になれば

日ひ

はまた昇の

就適應明天,太陽仍會昇起

自じ

分ぶん

さがしの

自分さがしの

尋找自我的

尋找自我的

心こころ

の旅た

です

心の旅です

心靈旅行

心靈旅行

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高校三年生

高校三年生

高校三年生

高校三年生

こうこうさんねんせい

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

赤あか

い夕陽

が 校舎

こうしゃ

を染そ

めて

紅紅的夕陽照遍了校舍

にれの木こ

蔭かげ

に 弾は

む声こ

榆樹蔭下興高采烈的聲音

ああ

高こう

校こう

三さん

年ねん

生せい

ぼくら

啊!我等是高中三年生

離ばな

れ離れに

なろうとも

要分散離別雖已臨近

クラス仲な

間ま

いつまでも

同窗之誼將永存

泣な

いた日ひ

もある

怨うら

んだことも

有過傷心的日子,也有怨恨事

思おも

い出だ

すだろ

なつかしく

回想起來將會懷念吧

ああ

高こう

校こう

三さん

年ねん

生せい

ぼくら

啊!我等是高中三年生

フォ︱ク・ダンスの

手て

をとれば

手牽手跳起土風舞時

甘あま

く匂に

うよ

黒髪

くろかみ

黑髮就散出甜蜜的芬芳

残のこ

り少す

ない

日ひ

数かず

を胸む

心中計算所剩無幾的日子

夢ゆめ

がはばたく

遠とお

い空そ

美夢振翅高飛在遠方天空

ああ

高こう

校こう

三さん

年ねん

生せい

ぼくら

啊!我等是高中三年生

道みち

はそれぞれ

別わか

れても

道別後雖各自分道離別

越こ

えて歌う

おう

この歌う

仍要遙相合唱這首歌呀

Page 91: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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高原高原高原高原

こうげん

のののの駅駅駅駅え

よさようなら

よさようなら

よさようなら

よさようなら

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

しばし別わ

れの 夜汽車

よぎっしゃ

の窓ま

要暫時離別的夜火車窗口

言い

わず語か

らずに 心

こころ

とこころ

兩人的心裡都沒有話要說

またの逢あ

う日ひ

目め

と目め

で誓ち

只用眼睛立下再相會日子的誓約

涙なみだ

見み

せずに

さようなら

不讓眼淚被見到地再見

旅たび

のお人ひ

うらまでおくれ

遺憾要送這遠來客

二人

抱いだ

いて

眺なが

めた月つ

兩人相擁眺望月色

はなれはなれて

相あい

呼よ

ぶ夜よ

為離別相呼喚之夜

男なみだで

くもらせる

男人的眼淚已模糊

わかりましたわ

わかってくれた

要理解啊,務必要理解

あとは言い

うまい

聞き

かずにおくれ

後面的話,就聽不到了

想おも

い切せ

なく

手て

に手て

をとれば

依依不捨地手拉手時

笛ふえ

がひびくよ

高原

こうげん

の駅え

高原車站的笛聲響起了

Page 92: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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酒酒酒酒さか

場場場場ば

のろくでなし

のろくでなし

のろくでなし

のろくでなし

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

遊あそ

び過す

ごした

子犬

のように

有如玩過頭的小狗

気き

まぐれな男

おとこ

に 戻も

る家い

もない

無定性的男人無家可歸

*愛い

しいあいつの 夢ゆ

につきあい

夢裡陪伴可愛的人兒

幸しあわ

せ探さ

して

歩ある

いたけど

探尋幸福走下來的

人生

じんせい

汽車

に似に

人生如火車

いつかは

故郷

こきょう

へ帰か

早晚要回到故鄉

苦にが

い酒さ

苦にが

い酒さ

喝著苦酒,喝著苦酒

ひとり泣な

いている

孤單傷心的

酒場

のろくでなし

酒店的廢物

口くち

笛ぶえ

吹ふ

いて

見み

上あ

げる空そ

吹著口哨仰望天空

星灯

ほしあか

りまたたき

風かぜ

がしみる夜よ

星光閃耀,冷風刺骨的夜晚

今頃

いまごろ

あいつは

何処

にいるのか

這個時候那人兒究在何處?

戻もど

って欲ほ

しいよ

この胸む

期待回到胸懷裡

人生

じんせい

船ふね

に似に

人生如船

いつかは

港みなと

へ帰か

早晚要回到港口

夢ゆめ

にはぐれ

夢ゆめ

にはぐれ

夢已消失,夢已消失

ひとり泣な

いている

孤單傷心的

酒場

のろくでなし

酒店的廢物

*愛い

しい…

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酒酒酒酒さけ

はははは淚淚淚淚

なみだ

かかかか溜溜溜溜た

息息息息いき

かかかか

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

酒さけ

は淚

なみだ

酒是淚水嗎?

溜息

ためいき

還是嘆息?

こころのうさの

還是把心裏的憂愁

捨す

てどころ

拋棄的地方

遠とお

い縁え

にしの

在遠處無緣的

かの人ひ

那個人

夜よ

每ごと

の夢ゆ

依然夜夜都夢見

切せつ

なさよ

令人難過啊!

酒さけ

は淚

なみだ

酒是淚水嗎?

溜息

ためいき

還是嘆息?

悲かな

しい恋こ

或是悲傷的戀情

捨す

てどころ

捨棄的地方

忘わす

れにはずの

應該要忘掉的

かの人ひ

那個人

殘のこ

る心

こころ

仍然留在心內

何なん

としよう

如何是好?

Page 94: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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酒酒酒酒さけ

とととと泪泪泪泪

なみだ

とととと男男男男

おとこ

とととと女女女女

おんな

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

忘わす

れてしまいたい事こ

想忘掉的事情呀

どうしようもない寂さ

しさに

被無奈的寂寞

包つつ

まれた時と

男おとこ

は酒さ

を飲の

むのでしょう

包圍時,男人會去喝酒吧

飲の

んで

飲の

んで

飲の

まれて飲の

んで

喝著喝著,能飲就飲

飲の

んで

飲の

み潰つ

れて

眠ねむ

るまで飲の

んで

飲到醉倒,喝到睡倒

やがて男

おとこ

静しず

かに眠ね

るのでしょう

不久男人就安靜地沉睡了吧

忘わす

れてしまいたい事こ

想忘掉的事情呀

どうしようもない悲か

しさに

被無奈的悲傷

包つつ

まれた時と

女おんな

は泪

なみだ

みせるのてしょう

包圍時,女人會流淚給人看吧

泣な

いて

泣な

いて

一人

泣いて

哭著哭著,一個人哭著

泣な

いて

泣な

きつかれて

眠ねむ

るまで泣な

いて

哭到疲倦,哭到睡著

やがて女

おんな

静しず

かに眠ね

るのでしょう

不久女人就安靜地沉睡吧

又また

ひとつ

女おんな

の方ほ

が偉え

く思お

えてきた

還留一些女人就會覺得了不起

又また

ひとつ

男おとこ

のずるさが見み

えてきた

還留一些男人就會呈現賴皮

おれは男

おとこ

泣な

きとおすなんて出来

ないよ

我是男人當然哭不出來呀

今夜

も酒さ

を煽あ

って

眠ねむ

ってしまうのさ

今晚也要放縱喝酒到睡著

おれは男

おとこ

泪なみだ

は見み

せられないもの

我是男人不能被人看到流淚

飲の

んで

飲の

んで

飲の

まれて飲の

んで

喝著喝著,能飲就飲

飲の

んで

飲の

み潰つ

れて

眠ねむ

るまで飲の

んで

飲到醉倒,喝到睡倒

やがて男

おとこ

静しず

かに眠ね

るのでしょう

不久男人就安靜地沉睡吧

Page 95: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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三三三三さん

百百百百びゃく

六六六六ろく

十十十十じゅう

五五五五ご

夜夜夜夜や

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

みどりの風か

に おくれ毛げ

涼爽的風,把吹散的頭髮

やさしく搖ゆ

れた 恋こ

の夜よ

優雅地晃動著的愛之夜

初はじ

めて逢あ

うた

あの夜よ

の君き

那晚才初次見面的你

今いま

は生命

睹か

ける君き

如今是以命相許的郎君

たそがれ窓ま

浮うか

ぶのは

黃昏的窗外浮現的

いとしき人ひ

旅たび

すがた

是可愛的人要外出的打扮

我われ

ゆえ歩あ

道どう

頓とん

堀ぼり

是為了我在踱步,連道頓堀的

水みず

の夕ゆ

陽ひ

悲かな

しかろ

水上夕陽也悲傷吧

気き

づよく無理

別わか

れたが

逞強的離別吧

思おも

い出で

の道み

恋こい

の街ま

回憶的路是愛情的街道

セビロにのこる

移うつ

り香が

かなし

西裝裏遺存的香味令人悲傷

雨あめ

の銀座

ひとりゆく

在雨中的銀座,孤獨而去

鈴蘭匂

すずらんにお

春はる

の夜よ

充滿鈴蘭花香的春之夜

灯ともしび

うるむ

秋あき

の夜よ

燈火朦朧的秋之夜

泣な

いた三百

さんびゃく

六ろく

十じゅう

五ご

夜や

已經三百六十五夜的悲傷哭泣

愛あい

の二人

朝あさ

が来く

相愛兩人的早晨來到了

Page 96: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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三年三年三年三年

さんねん

ぶりの

ぶりの

ぶりの

ぶりの人人人人ひ

だから

だから

だから

だから

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

酔よ

ったふりして

寄よ

り添そ

えば

裝醉而依靠過去時

胸むね

に広ひ

がる なつかしさ

內心滿是懷念

甘あま

くせつなく

ときめく心

甜蜜又心酸的興奮心情

三年

さんねん

ぶりの

人ひと

だから

因為是已三年未見之人

お酒さ

をあなたに

注つ

ぎ足た

して

再給你斟些酒吧

ともす女

おんな

恋灯

こいあか

來點亮女人的戀燈

何なん

度ど

も手て

直なお

した化け

粧しょう

已修整多次的化妝

今いま

も綺き

麗れい

言い

われたい

現在還想被說漂亮

嬉うれ

し恥は

がし

ときめく心

こころ

高興又害羞的興奮心情

三年

さんねん

ぶりの

夜よる

だから

因為是已三年未見之夜

話はなし

は尽つ

きない

いつまでも

永遠有說不完話

窓まど

にこぼれる

街灯

まちあか

街道燈光照滿窗戶

変か

わらぬあなたの

優やさ

しさが

你那不變的溫柔體貼

指ゆび

の先さ

まで

しみて行ゆ

從指頭一直滲透過來

甘あま

くせつなく

ときめく心

こころ

甜蜜又心酸的興奮心情

三年

さんねん

ぶりの

人ひと

だから

因為是已三年未見之人

今こん

夜や

はこのまま

帰かえ

らない

今晚就此不回去

ともる女

おんな

夢灯

ゆめあか

來點亮女人的夢燈

Page 97: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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淋淋淋淋さび

しきしきしきしき旅人旅人旅人旅人

たびびと

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

恋こい

に破や

れて

愛情破裂了

さすらうみには

只得去流浪

どこも吹ふ

く風か

到處都吹著的冷風

冷つめ

たく凍し

みる

冷冽的使大地凍僵

ながれうれない

到處漂泊憂心找不到

あなたのかげに

妳的形影

きょうも流な

れる

今日依然流下

わたしの淚

なみだ

我的眼淚

ひとり流離

孤單地流浪

つきひをかさね

日日月月地重複

いまは遠と

くの

目前那遙遠的過去

思おも

いでばかり

只能回憶

雨あめ

の降ふ

る夜よ

下雨的夜晚

人恋

ひとこい

しくて

又思念起所愛的人

せめて知し

りたい

至少讓我知道

あなたのうわさ

妳的消息啊!

Page 98: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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盛盛盛盛さか

りりりり場場場場ば

流流流流なが

れれれれ唄唄唄唄う

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

夜よる

の中な

洲す

は 思お

い出で

ばかり

夜晚的中洲,只剩回憶

恋こい

もしました 泣な

きました

曾戀愛過也傷心過

花はな

を散ち

らした

この街ま

花已散落的這個街市

別わか

れた人ひ

いとしさが

看離別的人可憐的樣子

心こころ

濡ぬ

らして

つのります

內心的悲傷越來越沉重

夜よる

の新し

地ち

情なさけ

の花は

夜晚新町,這些有情的花

雨あめ

に打う

たれて

散ち

ってゆく

被雨水打散掉了

酔よ

って紛ま

らす

この背せ

為了解消酒醉而躲到後面

昔むかし

の演歌

聞き

こえます

聽著舊時的演歌

強つよ

がり女

おんな

しのびなき

逞強的女性,偷偷地啜泣

夜よる

の栄さ

えは

淚なみだ

の雨あ

夜晚的繁榮依靠雨水般的眼淚

遠とお

い思お

い出で

流なが

します

遙遠的記憶,不斷回想起來

今こん

夜や

限かぎ

りの

優やさ

しさを

今晚只有溫柔對待

噓うそ

と知し

りつつ

許ゆる

したの

明知是騙人也可原諒的

馬鹿

な女

おんな

深情

ふかなさ

糊塗女性的深情

夜よる

のすすきの

灯あか

りが点と

りゃ

夜晚燈光逐漸點亮

女おんな

心ごころ

うずきます

女人的內心也開始抽痛

今こん

度ど

こそはと

夢ゆめ

を見み

下次只能在夢中相見

今日

もあなたの

一ひと

夜よ

妻づま

今日還是你的一夜妻

夜よる

の化け

粧しょう

裏うら

で泣な

在夜晚濃妝豔抹裡哭

Page 99: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

92

0933585919

サンフランシスコ

のチのチのチのチャャャャイナタウン

イナタウン

イナタウン

イナタウン

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

サンフランシスコ

のチャイナタウン

舊金山的中國城

夜霧

に濡ぬ

れて

濕透夜霧中

夢紅

ゆめあか

く誰だ

を待ま

つ 柳

やなぎ

の小こ

窓まど

柳葉小窗裏的夢裡紅顏在等誰

泣な

いている

泣な

いている おぼろな瞳

ひとみ

正哭著、正哭著,哭到雙眼模糊

花はな

やさし

霧きり

の街ま

花優美的霧之街市

チャイナタウンの

恋こい

の夜よ

中國城的戀愛之夜

桑港のチャイナタウン

舊金山的中國城

ランタン燃も

えて

燈籠點亮了

淚なみだ

顏がお

ほつれ髮が

翡ひ

翠すい

の篭か

滿臉淚痕,披頭散髮,拿著翡翠梳盒

忘わす

らりょか

忘わす

らりょか

蘭麝

らんじゃ

のかおり

怎能忘記、怎能忘記蘭麝的香味

君きみ

やさし

夢ゆめ

の街ま

人親切的夢之街市

チャイナタウンの

恋こい

の夜よ

中國城的戀愛之夜

桑港のチャイナタウン

舊金山的中國城

金門湾

きんもんわん

在金門灣裏

君きみ

と見み

る白し

い船ふ

旅路

は遠と

你看到的白色船,航程都很遙遠

なつかしや

なつかしや

故鄉

こきょう

の夢ゆ

懷念啊!懷念啊!思念故鄉的夢

月つき

やさし

丘おか

の街ま

月溫柔的丘陵街市

チャイナタウンの

恋こい

の夜よ

中國城的戀愛之夜

Page 100: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

93

0933585919

人人人人じん

生生生生せい

行行行行こう

路路路路ろ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

駕籠

に乘の

る奴や

つ それ担か

ぐ奴や

為坐轎的傢伙來抬轎的傢伙

そいつの草わ

鞋じ

を つくる奴や

那個做草鞋的傢伙

変か

わるもんかよ

いつの世よ

無論幾代,哪能有什麼改變

負ま

けてたまるか

人じん

生せい

行こう

路ろ

能在人生路上忍受這種失敗嗎?

汗あぜ

でささえて

夢ゆめ

をとる

要用汗水支撐,來實現夢想

新さ

品ら

の畳

たたみ

叩たた

けば埃

ほこり

在嶄新疊席上拍打也會揚起塵埃

怖おそ

れてどうなる

傷きず

ひとつ

害怕又能怎樣,還是一次創傷

きとあの娘こ

振ふ

り向む

かす

一定要讓那姑娘轉身回頭

せくなあせるな

人じん

生せい

行こう

路ろ

在人生路上不急不躁

行ゆ

けば日ひ

和より

明あ

日す

がある

向前走會有晴朗的明天的

見み

栄え

や世せ

間けん

気き

にする奴や

與注重世間虛榮的傢伙

相あい

手て

をしてれば

日ひ

が暮く

れる

作夥伴會窮途末路的

晴は

れの舞ぶ

台たい

を目め

指ざ

す道み

以燦爛的舞台為目標之道

待ま

っちゃくれない

人じん

生せい

行こう

路ろ

是不會等待人的人生之路

男おとこ

一いっ

匹ぴき

まっしぐら

堂堂男子漢要勇往直前

Page 101: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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人人人人じん

生生生生せい

旅旅旅旅りょ

情情情情じょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

夜明

けの前ま

一番暗

いちばんくら

いけど

天亮之前,雖然最黑暗

堪こら

えて待ま

てば 朝日

が昇の

耐心等待,旭日就會升起

心こころ

の持も

ち方か

ひとつで

試一試保持心情之方

悪わる

い日ひ

ばかりは

続つづ

かない

壞日子不會繼續來

元げん

気き

を出だ

そう

つらい時と

こそは

勞累時更需要提起精神

今日

一日

いちにち

答こた

えを出だ

さないで

不必在今日內回應

人生

じんせい

は長な

長なが

い旅た

だから

因人生是漫長的旅程呀…

別わか

れた人ひ

心こころ

を恨う

んでも

對分手之人心內懷恨

終お

わった愛あ

戻もど

りはしない

對已結束的愛也不會恢復

涙なみだ

の数か

だけ

少すこ

しずつ

只會增加一些淚珠而已

女は賢

かしこ

なればいい

女人學聰明些就好

笑え

顔がお

になろう

作づく

り笑わ

いでも

露出笑容吧,就算強作歡笑

似合

いの人が

どこかで待ま

っている

必定有適合的人在哪裡等待

人生

じんせい

は長な

長なが

い旅た

だから…

因人生是漫長的旅程呀…

命いのち

を運は

ぶと

書か

くように

好好計畫如何超脫生命

運さ

命だめ

は自じ

分ぶん

変かわ

えられる

命運是自己可以改變的

元げん

気き

を出だ

そう

つらい時と

こそは

勞累時更需要提起精神

今日

一日

いちにち

答こた

えを出だ

さないで

不必在今日內回應

人生

じんせい

は長な

長なが

い旅た

だから

因人生是漫長的旅程呀…

Page 102: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

95

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人人人人じん

生生生生せい

劇劇劇劇げき

場場場場じょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

やると思お

えば どこまでやるさ

想做什麼,就要做到底

それが男

おとこ

魂たましい

じゃないか

這不是男人應有的氣魄嗎?

義理

がすたれば

この世よ

はやみだ

義理荒廢了,世間就黑暗

なまじとめるな

夜よる

の雨あ

夜雨不必硬要阻止了

あんな女

おんな

未練

はないが

對那樣的女性,雖無依戀

なぜか淚

なみだ

流なが

れてならぬ

為什麼眼淚會流不停?

男おとこ

ごころは

男おとこ

でなけりゃ

男人心胸,只有男人

わかるものかと

あきらめた

才能瞭解、弄清楚的

時とき

世よ

時じ

節せつ

変かわ

ろとままよ

任憑時勢如何變動

吉き

良ら

の仁に

吉きら

男おとこ

じゃないか

吉良的仁吉,不都是男子漢嗎?

おれも生い

きたや

仁に

吉きら

のように

我也要像仁吉一樣的活下去

義ぎ

理り

と人じ

情じょう

この世せ

界かい

在有人情義理的世界

Page 103: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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昭昭昭昭しょう

和和和和わ

恋恋恋恋こい

唄唄唄唄うた

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

いのちあるなら

恋こい

に生い

只要有命就要為愛而活

花はな

と桜

さくら

と 競き

いたい

與花呀櫻呀爭奇鬥艷

たとえみじかい

春はる

だって

即使是短暫的春天

思おも

いとげれば 悔く

いはない

思慕得到實現,就不後悔

おとめ十

じゅう

八はち

おとこははたち

姑娘十八歲,男孩是二十歲

おとなこどもの

境さかい

なく

大人小孩間無代溝

ともにこの世よ

生う

まれたことを

共同把出生之世

花はな

と信し

じて

さいていた

當作花來綻放

*ああ

ああああ

*啊!啊!

一日一日

遠とお

くなる

一日又一日地遠去

わたしの時じ

代だい

遠とお

くなる

我的時代正在遠去

そしてあのこも

あのひとも

然後小孩呀大人呀都一樣

ときは昭

しょう

和わ

真ま

ん中な

時間正在昭和的中期

吹ふ

いた嵐

あらし

過す

ぎたころ

暴風雨剛過去

飢う

えた心

こころ

満み

たされて

飢渴的心也得到滿足

めぐり逢あ

う日ひ

待ま

っていた

期待著相遇的日子

おとめ十

じゅう

八はち

おとこははたち

姑娘十八歲,男孩是二十歲

人ひと

の情な

けを

知し

りそめて

人間的感情已有瞭解

熱あつ

い涙

なみだ

流なが

せることを

把熱情淚水的流灑

恋こい

と信し

じて

抱だ

いていた

當作是愛情來擁抱

*ああ

ああああ

*啊!啊!

一日

いちにち

一日

遠とお

くなる

一日又一日地遠去

わたしの時じ

代だい

遠とお

くなる

我的時代正在遠去

そしてあのこも

あのひとも

然後小孩呀大人呀都一樣

Page 104: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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昭昭昭昭しょう

和和和和わ

流流流流なが

れうた

れうた

れうた

れうた

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

昭しょう

和わ

流なが

れうた

心こころ

にしみる

昭和時代流行歌滲透心內

酒さけ

に酔よ

う時と

あなたがうかぶ

酒醉時你就會浮現出來

どうしてどうして

忘わす

れさせない

為什麼,為什麼會一直忘不掉

苦くる

しむだけね

わたしの愛あ

我的愛情只有痛苦而已

今こん

度ど

は男

おとこ

生う

まれてきたい

來生還是出生做男生吧

昭しょう

和わ

流なが

れうた

女おんな

の淚

なみだ

昭和時代流行歌是女性的眼淚

恋こい

の苦く

しみ

死し

ぬよりつらい

戀情的苦楚像要死般地難受

なんどもなんども

あなたの胸む

為何,為何在你的胸懷裏

抱だ

かれた夢ゆ

枕まくら

がぬれる

抱著睡夢中的枕頭都哭濕了

今こん

度ど

は男

おとこ

生う

まれてきたい

來生還是出生做男生吧

昭しょう

和わ

流なが

れうた

どなたが唄う

昭和時代的流行歌是誰在唱呀

あなた恋こ

しい

流なが

しのギタ–

是你眷戀的流浪吉他嗎?

どんなにどんなに

うらんでみても

奈何,奈何想要抱怨時

いとしさすぐに

こみあげ泣な

ける

立刻憐惜地湧現淚水

今こん

度ど

は男

おとこ

生う

まれてきたい

來生還是出生做男生吧

Page 105: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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昭昭昭昭しょう

和和和和わ

最最最最さい

後後後後ご

のののの秋秋秋秋あ

のこのこのこのことととと

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

貪まず

しさもつらくない

雖然貧窮並不痛苦

四畳半

よじょうはん

にも夢ゆ

がある

住在四疊半房間也有夢想

噓うそ

をつかない約束

やくそく

從不說謊來約束

肌はだ

を寄よ

せあう二人

なら

只有肌膚相寄的兩人

死し

にましょうか

生い

きましょうか

要死?還是要活下去?

生い

きましょう

生い

きましょう

要活下去,要活下去

たがいに

めぐり逢あ

えただけ

相互相遇的命運

この世よ

の神か

感かん

謝しゃ

して

要感謝世上的神明

昭しょう

和わ

最さい

後ご

の秋あ

のこと

昭和年代最後的秋季事

雨あめ

にうたれる彼ひ

岸がん

花ばな

雨聲頌讚的彼岸花

ふるえる愛あ

ふるえる愛あ

まだあった

震撼之愛、震撼之愛仍然還有

飢う

えた日ひ

忘わす

れない

忘不了飢寒的日子

瘦や

せて目め

だけを光ひ

らせた

雖瘦到只剩犀利眼光

そんな時じ

代だい

の子こ

であれば

但那時代的眾生

心こころ

だけでも滿み

たしたい

精神也是滿足的

死し

にましょうか

生い

きましょうか

要死?還是要活下去?

生い

きましょう

生い

きましょう

要活下去,要活下去

笑わら

える

ことがある限か

一笑置之有其限度

值ね

打うち

があると

信しん

じつつ

相信有價值的

昭しょう

和わ

最さい

後ご

の秋あ

のこと

昭和年代最後的秋季事

時とき

に晴は

れ間ま

ひろがって

光明的時段越加擴大

まぶしい恋こ

まぶしい恋こ

まだあった

耀眼之戀、耀眼之戀仍然還有

昭しょう

和わ

最さい

後ご

の秋あ

のこと

昭和年代最後的秋季事

山やま

の紅葉

照て

り映は

えて

山裏紅葉映照的

色いろ

づく夢ゆ

色いろ

づく夢ゆ

まだあった

仍是如夢的楓紅、仍是如夢的楓紅

ふるえる愛あ

ふるえる愛あ

まだあった

震撼之愛、震撼之愛仍然還有

Page 106: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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終終終終しゅう

着着着着ちゃく

みなみなみなみなとととと

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

今日

から俺お

おまえたと

今日起你是我的人了

お猪ち

口こ

差さ

しだし 夢ゆ

を酌つ

拿起小酒杯,為你斟入夢酒

あなたの笑え

顏がお

が 嬉う

しくて

看你笑容滿臉,非常高興

思おも

わず淚

なみだ

こぼれたの

不知不覺地,滿眶淚水

浮草

うきぐさ

みたいな

女おんな

だけれど

雖然是如浮萍般的女人

あなた…あなた…終

しゅうちゃく

みなと

你啊!你就是終點靠岸

苦く

労ろう

に痩や

せた

泣な

き癖ぐ

勞苦消瘦,易哭的習性

俺おれ

が癒な

すと

肩かた

を抱だ

我已被擁抱而痊癒

あなたの大お

きな

胸むね

の中な

依偎你寬大胸懷中

忘わす

れた故郷

こきょう

匂にお

いです

聞到遺忘的故鄉氣味

女おんな

の過去

さえ

許ゆる

してくれる

連女人的過去,也被寬恕

あなた…あなた…終

しゅうちゃく

みなと

你啊!你就是終點靠岸

漁火

いさりび

みえる

この部屋

在這間可以看到,漁火的房間

ふたり一い

から

出で

直なお

すの

我倆一起,重新出發吧

あなたのやさしさ

思おも

いやり

你的親切體貼

しみじみ伝わる

腕うで

まくら

從躺著的胳臂中,陣陣傳透過來

女おんな

の倖

しあわ

教おし

えてくれた

教會了女人,獲得幸福

あなた…あなた…終

しゅうちゃく

みなと

你啊!你就是終點靠岸

Page 107: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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終終終終しゅう

着着着着ちゃく

駅駅駅駅えき

からからからから

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

終しゅう

着ちゃく

駅えき

から

届とど

いた手て

紙がみ

從終點車站寄來的信

胸むね

にたんで 旅た

支じ

度たく

收在胸前,準備旅程

愛あい

の激は

しさ

吹ふ

雪ぶき

も晴は

れて

愛情的激勵,使暴風雪也放晴

しあわせそうな

北きた

の空そ

北方的他鄉,幸福似將來臨

あなた

あなた

親愛的、親愛的

あなたに逢あ

いたい

こころが先さ

にゆく

要與你相會了,心已先前往了

人じん

生せい

春はる

秋あき

みちづれほしい

人過一生,需要有人相陪

力ちから

づよさが

にじむ文字

堅強的毅力,滲透在文字裏

よめば思お

わず

あふれる淚

なみだ

讀了信,不由得淚水盈眶

片かた

道みち

切きっ

符ぷ

添そ

えてある

也附有單程車票

あなた

あなた

親愛的、親愛的

あなたの橫よ

顏がお

ガラスに映う

ります

你的側臉,映照在車窗玻璃上

運命

をたくした

鞄かばん

を膝ひ

把命運託靠的提包放在膝上

化け

粧しょう

なおせば

ときめいて

興奮地補妝

遠とお

い旅た

路じ

終お

わりも近ち

長途旅程快到終點了

海かい

峽きょう

列れっ

車しゃ

夜よ

明あ

け前ま

海峽列車在黎明前了

あなた

あなた

親愛的、親愛的

あなたに誓ち

うわ

死し

ぬまで

離はな

れない

向你發誓,至死不離開

Page 108: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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叱叱叱叱しか

らないで

らないで

らないで

らないで

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あの娘こ

がこんなに

なったのは

那姑娘會變成這樣

あの娘ばかりの 罪つ

じゃない

不能只怪罪那姑娘

どうぞ

あの娘こ

を 叱し

らないで

請不要指責那姑娘吧

女ひとりで

生い

きてきた

女人要獨自一人活下去

ひとにゃ話は

せぬ

傷きず

もある

會有不可告人的創傷

叱しか

らないで叱し

らないで

マリヤさま

不要指責,不要責罵,聖瑪麗亞呀

あの娘こ

が戻も

って

きた夜よ

那姑娘回來的夜晚

外そと

は冷つ

たい

みぞれ雨あ

外面正下著冰冷雪雨

どうぞ

あの娘こ

叱しか

らないで

請不要指責那姑娘吧

夢ゆめ

をなくした

小こ

鳩ばと

には

失去了夢的小鴿子

ここが最後

止と

まり木ぎ

這裡是最後的棲木呀

叱しか

らないで叱し

らないで

マリヤさま

不要指責,不要責罵,聖瑪麗亞呀

あの娘こ

の涙

なみだ

うそじゃない

那姑娘的眼淚不是假的

うそで泣な

くほど

すれちゃない

不會油滑到假哭

どうぞ

あの娘こ

叱しか

らないで

請不要指責那姑娘吧

何なに

も言い

わずに

十じゅう

字じ

架か

什麼話都沒說地到十字架的

そばへあの娘こ

手て

をひいて

旁邊牽起那姑娘的手

叱しか

らないで叱し

らないで

マリヤさま

不要指責,不要責罵,聖瑪麗亞呀

Page 109: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

102

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時時時時じ

代代代代だい

屋屋屋屋や

のののの恋恋恋恋こ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あんたとふたりで

昭し

和わ

の川か

倆人在昭和的河川上

恋こい

唄うた

舟ふな

歌うた

流なが

れてきたね

唱情歌,船歌順流而下

春はる

なら夜よ

桜ざくら

人ひと

肌はだ

酒ざけ

春天時在夜櫻下喝暖身酒

酔よ

ったまんまで

惚ほ

れ直な

してね

喝醉酒也照樣談情說愛

あぁ時じ

代だい

屋や

男おとこ

と女

おんな

啊!在時代屋的男女

演えん

歌か

が似に

合あ

って

いるけれど

是很適合唱演歌

I

love

youと英え

語ご

でね

還用英語唱我愛你

あんたがあんたが

大好

きよ

太喜歡你呀

あんたとゆられて

昭し

和わ

の川か

和妳遊蕩昭和的河川上

笹ささ

舟ぶね

小こ

舟ぶね

浮う

かんできたね

笹舟,小船都浮現了

秋あき

ならしぐれの

相合傘

あいあいがさ

秋天時共撐一把時雨相合傘

昔むかし

みたいに

恋人

こいびと

してね

一如往日的情人

あぁ時じ

代だい

屋や

男おとこ

と女

おんな

啊!在時代屋的男女

言葉

はいらない

赤あか

い系ひ

牽紅線不需要言語

I

love

youと英え

語ご

でね

只用英語唱我愛妳

あんたがあんたが

大だい

好ず

きよ

太喜歡妳呀

*あぁ時じ

代だい

Page 110: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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新新新新しん

宿宿宿宿じゅく

なみだ

なみだ

なみだ

なみだ町町町町ま

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

酒さけ

よ酒さ

よ 酒さ

よあんたが男

おとこ

なら

酒呀酒呀你要是男人

あたしをあたしを

捨す

てないわ

就不要拋棄我呀

嘘うそ

とわかって

明知是假的

また惚ほ

れて

また惚ほ

れて

還要愛上,還要迷上

夢ゆめ

につまづく

赤あか

い靴く

穿著紅鞋在夢中絆倒

泣な

くな新し

宿じゅく

泣な

くな新し

宿じゅく

別傷心了新宿,別傷心了新宿

新宿なみだ町ま

流淚的新宿

雨あめ

が雨あ

雨あめ

が別わ

れの未み

練れん

なら

雨啊雨啊也是離別迷戀時

このままこのまま

行い

くないで

就保持原狀不要去了

ひとり想お

い出で

獨自的回憶

探さが

しても

探さが

しても

即使探尋,即使探尋

虹にじ

も見み

えない

雨あま

やどり

在避雨的地方也見不到彩虹

泣な

くな新し

宿じゅく

泣な

くな新し

宿じゅく

別傷心了新宿,別傷心了新宿

新宿なみだ町ま

流淚的新宿

夢ゆめ

の夢の夢の続つ

きがあるのなら

夢呀夢呀要是能繼續

何処

かへ何処

かへ

連つ

れてって

哪裡都好,哪裡都好帶著去吧

そんな幸

しあわ

那樣的幸福

落お

ちてれば

落お

ちてれば

如果來臨,如果來臨

生う

まれ変か

って

薄うす

化げ

粧しょう

要重新做人,只要淡妝

泣な

くな新し

宿じゅく

泣くな新宿

別傷心了新宿,別傷心的新宿

新宿なみだ町ま

流淚的新宿

Page 111: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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清水清水清水清水

湊湊湊湊みなと

のののの女女女女

おんな

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

男が一人

に 女が二人

一個男人裡有兩個女人

うまく行い

くはず ありません

不可能和睦相處

恋こい

むらさきに

咲さ

くりんどうが

戀慕的紫色綻開的龍膽花

彩いろ

をなくして

散ち

ってゆく

已失去了色彩而散落

想おも

い断だ

ち切き

ひとり旅た

切斷思念而獨自旅行

清し

水みず

湊みなと

に清水湊に

雪ゆき

が降ふ

清水湊裡清水湊裡在飄雪

はぐれて行い

きたや

未み

練れん

な恋こ

要去漂浪了,難捨的戀情呀

浮う

かれ鴎

かもめ

割わ

り台詞

興沖沖的海鷗分配台詞

当あ

てもないまま

街かい

道どう

行ゆ

けば

毫無目的,在街道漫步

風かぜ

の間ま

に間に

茶ちゃ

の香か

菜香隨風陣陣飄來

うしろ髪が

ひく

鎌かま

ヶが

崎ざき

令人不捨的鎌崎

波なみ

の飛沫

が波の飛沫が

又また

ゆれる

浪花浪花又在飛濺

淋さみ

しさまぎらす

灯台

とうだい

あかり

燈塔為排遣寂寞發出光芒

出で

船ぶね

入いり

船ぶね

夜よ

が明あ

ける

船隻進進出出中天亮了

朝あさ

霧ぎり

かすむ

三み

保ほ

松まつ

原ばら

晨霧濛濛的三保松原

泣な

いた涙

なみだ

吹ふ

きだまり

是傷心淚水收集處

忘わす

れられない

名な

を呼よ

べば

呼喚忘不了的名字時

清し

水みず

湊みなと

に清水湊に

雪ゆき

が降ふ

清水湊裡清水湊裡在飄雪

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せめて

せめて

せめて

せめて今今今今こ

夜夜夜夜や

だけは

だけは

だけは

だけは

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

忘わす

れたはずの恋こ

なのに

該已忘掉的戀情

見果

てぬ夢ゆ

に酔よ

いしれて

卻陶醉在無法實現的夢中

許ゆる

されない二人

のままで

兩人在得不到原諒的情況下

重かさ

ねすぎた思お

い出で

の日日

過著重複回憶的日子

もうこれで最さ

後ご

の夜よ

這已是最後的一夜了

誰だれ

のせいでもないけど

雖然誰都沒有責任

せめて今こ

夜や

だけは

酔よ

ったふりをして 至少今晚要假裝喝醉

貴方

に抱だ

かれる夢ゆ

を見み

ながら眠ね

らせて

做著被你擁抱的夢入眠

悲かな

しい朝あ

が来く

る前ま

在悲傷的早晨來臨前

気付

かぬ樣よ

に出で

ていって

若無其事的離去

あなたの胸む

のぬくもりだけは

只剩下你胸懷的溫暖

いつまでも忘わ

れないわ

一直忘不了

もう二度

と逢あ

えないの

不能再見面了

時とき

に流な

されて行ゆ

くだけ

只有隨時光流逝而已

せめて今こ

夜や

だけは

酔よ

ったふりをして

至少今晚要假裝喝醉

貴方

に抱だ

かれる夢ゆ

を見み

ながら眠ね

らせて

做著被你擁抱的夢入眠

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銭銭銭銭ぜに

五五五五ご

のののの海海海海う

(( ((

よしよしよしよし) ) )

)

やくやくやくやく

海うみ

の商人

あきんど

オンボロ船ふ

海上商人搭乘破船

度ど

胸きょう

七しち

分ぶん

に 賭か

け三さ

分ぶん

七分靠膽量,三分賭運氣

命いのち

もろとも

連生命一起

しくじりゃ無む

文もん

しくじりゃ無文

失敗就了無痕跡,什麼都沒有

加か

賀が

の金か

沢ざわ

春はる

弥やよ

生い

加賀的金沢春暖時

夢ゆめ

が積つ

荷に

銭ぜん

五ご

の海う

錢五的海上裝載的貨是夢

指ゆび

にはさんで

弾はじ

いた銭ぜ

夾在指頭的錢幣彈丟出去

晴は

れか嵐

あらし

邪じゃ

か吉き

是晴天或暴風雨?是兇是吉?

船尾

で占

うらな

在船尾占卜

この運う

だめし

この運だめし

試試運氣,試試運氣

太ふと

い眉ま

毛げ

輝ひか

る目め

濃眉下犀利的眼神裡

昇のぼ

る朝あ

日ひ

銭ぜん

五ご

の海う

錢五的海上昇起朝陽

海うみ

の五ご

兵へ

衛い

百ひゃく

万まん

石ごく

海上的五兵衛是百万石的

地じ

獄ご

海か

峡きょう

日に

本ほ

海か

日本海的地獄海峽

鵝が

眼がん

印じる

しの

有鵝眼印記的

北きた

前まえ

船ぶね

北前船よ

北前船唷,北前船唷

加か

賀が

の晩ば

秋しゅう

冬ふゆ

隣どな

加賀的晚秋與冬天相鄰

怒ど

とう逆さ

巻ま

銭ぜん

五ご

の海う

錢五的海上怒濤洶湧

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瀬瀬瀬瀬せ

戶戶戶戶と

のののの花花花花は

嫁嫁嫁嫁よめ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

瀬せ

戶と

は日ひ

暮ぐ

れて

夕ゆう

波なみ

小こ

波なみ

瀬戶天色已晚,夕浪也小了

あなたの島し

お嫁よ

にゆくの

要嫁到你的島上了

若わか

いと誰だ

もが

心配

しんぱい

するけれど

因為太年輕,大家都有些擔心

愛あい

があるから

大だい

丈じょう

夫ぶ

なの

可是因為有愛,所以不會有問題的

段だん

段だん

畑ばたけ

さよならするのよ

段段的田園要再見了

幼おさな

弟おとうと

行ゆ

くなと泣な

いた

年幼的弟弟哭鬧著不要我離去

男おとこ

だったら

泣な

いたりせずに

是男子漢,就不要哭啊

父とお

さん母さん

大だい

事じ

にしてね

爸爸媽媽要多保重啊

岬みさき

まわるの

小ちい

さな舟ふ

小舟繞著海岬走

生う

まれた島し

遠とお

くになるわ

出生的海島逐漸遠去

入江

の向む

うで

見み

送おく

る人ひ

たちに

向著海灣送別的人們

別わか

れ告つ

げたら

淚なみだ

が出で

たわ

告別後,眼淚奪眶而出

島しま

から島し

へと

渡わた

ってゆくのよ

從一個島接一個島地渡海而去

あなたとこれから

生い

きてく私

わたし

從此以後我要跟你一起生活

瀬せ

戶と

は夕ゆ

燒や

明日

も晴は

れる

瀬戶晚霞滿天,明天會是晴朗的天氣

二人

の門か

出で

祝いわ

っているわ

好像在祝福我倆,人生的啟程

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だんじり

だんじり

だんじり

だんじり

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

風かぜ

を喰く

らって

傾かたむ

くような

受風吹就像要傾斜似的

屋や

台たい

骨ぼね

では 天て

下か

は取と

れぬ

攤車骨架,拿不到天下的

意い

地じ

と根こ

性じょう

櫓やぐら

に組く

んで

把意志和毅力組合在高架上

点とも

すでっかい

夢ゆめ

灯あ

かり

點燃夢的燈光

男おとこ

は燃も

えろ

女おんな

も燃も

えろ

男人振奮,女人也振奮

人じん

生せい

祭まつ

りだ

だんじりだ

人生廟會啦,慶典花車啦

後うしろ

姿すがた

ぞっこん惚ほ

れた

從心裏迷戀的背影

前まえ

に回ま

って

もひとつ惚ほ

れた

繞到前面又再愛上

粋いき

で勇肌

ちょっぴり惡わ

英俊又勇健,有點使壞樣子

ふるいつきたい

俠おとこ

ぶり

令人想擁抱的俠氣男子

男は燃も

えろ

女も燃も

えろ

男人振奮,女人也振奮

人生祭

じんせいまつ

りだ

だんじりだ

人生廟會啦,慶典花車啦

下へ

手た

な鉄て

砲ぽう

数かず

打う

ちゃ当あ

たる

差勁的槍法多練習幾次也會打到

そんな弱よ

気き

じゃ勝

しょう

負ぶ

に勝か

てぬ

那麼軟弱在拼場時無法取勝

押お

せば押せ押せ

引ひ

くときゃ引ひ

いて

該推就推,該拉就拉

汗あせ

と淚

なみだ

ぶっち交こ

汗水和淚水混在一起

男は燃も

えろ

女も燃も

えろ

男人振奮,女人也振奮

人生祭

じんせいまつ

りだ

だんじりだ

人生廟會啦,慶典花車啦

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だんな

だんな

だんな

だんな樣樣樣樣さ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

つらい時と

ほど 心

こころ

のなかで

痛苦的時候,就要把心中的

苦く

労ろう

みせずに

かくしていたい

艱辛不外露地隱藏起來

私わたし

の大だ

事じ

だんな樣さ

我的寶貴丈夫

あなたはいつでも

陽ひ

の当あ

希望你永遠是在光明的

表おも

通どお

りを

あるいて欲ほ

しい

大道上前進

がまんしている

背せ

中なか

をみれぼ

看到你忍辱負重的背影

男おとこ

らしさに

淚なみだ

が出で

ます

為你的男子氣概流淚

私わたし

の大だ

事じ

だんな樣さ

我寶貴的丈夫

あなたの心

こころ

痛いた

む時と

你的心在痛苦時

同おな

じ痛い

みが

わたしもほしい

我也要感受同樣的痛苦

明日

を信し

じて

お前ま

と二人

我倆要相信明天

お酒さ

のもうと

差さ

し出だ

すグラス

舉杯再喝一杯酒吧

私わたし

の大だ

事じ

だんな樣さ

我寶貴的丈夫

あなたに寄よ

り添そ

いつまでも

永遠與你相依為命

心やさしい

女にょう

房ぼう

でいたい

做個溫柔體貼的妻子

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黃昏黃昏黃昏黃昏

たそがれ

のルンバ

のルンバ

のルンバ

のルンバ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

硝ガラス

子の都ま

会ち

染そ

める夕ゆ

暮ぐ

玻璃的都會,佈滿晚霞的黃昏

髮かみ

をなでる

風かぜ

にさえも

連風也會撫摸頭髮

貴方

感かん

じるの

妳感覺到吧

恋こい

はいつでも

映画

のようね

戀情有如電影似地

こころ燃も

やす接吻

くちづけ

交か

わしたひと

熱情的心被燃起,而互相擁吻的人

やさしい

夢ゆめ

に抱だ

かれ踊お

るわ

在溫馨的夢中,抱著跳舞

忘わす

れじの…黃昏

たそがれ

のルンバ

難忘的黃昏倫巴

別わか

れて知し

った

愛あ

情い

の深ふ

さを

離開才知道,相愛之深

何処

か似に

てる

うしろ姿

すがた

何處有相似背影的

今いま

も探さ

してる

至今仍在尋找

恋こい

はいつでも

映画

のようね

戀情有如電影似地

胸むね

にもたれ眠ね

った

愛いと

しいひと

靠在胸懷沉睡的可愛人兒

貴方

熱あつ

い吐と

息いき

恋こい

しい

妳溫熱的氣息,令人思念

忘わす

れじの…黃昏

たそがれ

のルンバ

難忘的黃昏倫巴

カクテルグラス

そっと搖ゆ

らせば

拿起雞尾酒杯,稍微搖晃

くすり指ゆ

銀ぎん

の指ゆ

環わ

看到無名指的銀戒指

こころ泣な

かせるの

會引起內心的悲淒

恋こい

はいつでも

映画

のようね

戀情有如電影似地

愛あい

の日日

は幻影

まぼろし

還かえ

らぬひと

相愛的日子如幻似影地不再出現的人

嘆なげ

きの

雨あめ

に濡ぬ

れて

踊おど

るわ

怨嘆的情緒如雨淋般溼透,仍然舞踊著

忘わす

れじの…黃昏

たそがれ

のルンバ

難忘的黃昏倫巴

Page 118: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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黄昏黄昏黄昏黄昏

たそがれ

にににに閉閉閉閉と

じこめて

じこめて

じこめて

じこめて

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

西陽

で 色い

あせた

ソファ丨には

西照褪色的沙發裡

あの日ひ

微笑

ほほえみ

沈しず

んでる

埋著那天的微笑

私わたし

はあなたの 忘わ

れもの

我是你遺忘的東西

あなたは私

わたし

置お

き去ざ

りに

你把我撇下不理

さよならでもなく

別わか

れた訳わ

じゃなく

沒有道再見,也不說分別的理由

髪かみ

をなでられ

胸むね

で眠ね

った

睡在懷裡任由撫摸頭髮

誓ちか

った愛あ

黄昏

たそがれ

に閉と

じこめて…

把立誓的愛鎖入黃昏裡

グラスの

ブドウ酒し

口くち

をつけ

口嚐酒杯的葡萄酒

ひとりで酔よ

うほどに

淋さみ

しくて

獨自喝醉更加寂寞

私わたし

はあなたの

忘わす

れもの

我是你遺忘的東西

あなたは私

わたし

置お

き去ざ

りに

你把我撇下不理

短みちか

いようでも

二に

年ねん

は長な

いから

看似短暫,其實已兩年之久了

何なに

があったの

わけをおしえて

到底為何事?請告知原因

綺き

麗れい

な日日を

黄たそ

昏がれ

に閉と

じこめて…

把美好的日子鎖入黃昏裡

涙なみだ

真珠

しんじゅ

なら

一粒

ずつ

如果眼淚是真珠就一粒粒

つないで

首飾

くびかざ

作つく

るけど

串成一款首飾

私わたし

はあなたの

忘わす

れもの

我是你遺忘的東西

あなたは私

わたし

置お

き去ざ

りに

你把我撇下不理

愛あい

して生い

きたら

尽つ

くして暮く

らせたら

有愛的生活能盡心盡力來過日

銀ぎん

の指輪

なくていいのに

沒有銀戒指也可以呀

思おも

い出で

だけを

黄昏

たそがれ

に閉と

じこめて…

只有把回憶鎖入黃昏裡

Page 119: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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谷谷谷谷たに

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

岩いわ

を噛か

川かわ

の流な

れを錦に

にそめて

鑿破岩石的河流,染上錦繡

山やま

と山や

とを

とり結む

山巒互相連結

谷たに

は男

おとこ

思おも

いやり

山谷是男人遙念所在

立た

てた他た

人にん

泣な

かされながら

被別人捷足先登而傷心

沉しず

む自分

沉しず

む自分

にが笑わ

自願沉淪、淪落的只能苦笑

一ひと

粒つぶ

雨あめ

が重か

なる小こ

川がわ

の水み

一粒粒的雨滴可匯成小溪水

やがて大た

河が

なることを

不用多久就匯成大河了

谷たに

は知し

ってる

語かた

らない

河谷瞭解真相,卻不會說

遠とお

い雲く

間ま

星ほし

空ぞら

仰あお

仰望遙遠的蒼穹

明日

の幸

しあわ

明日

の幸

しあわ

祈いの

りたい

祈盼著明日的幸福

守まも

りたい

決き

めた道み

なら苦く

労ろう

は覚か

悟ご

要守護著對辛勞已覺悟決定的道路

今日

は負けても

慌あわ

てるな

今天輸了也不要慌張

獅子

の子供

千仭

せんじん

獅的孩子在千仞之峰的

谷たに

に已お

れの

未み

来らい

をかけて

山谷自己決定未來

風かぜ

の峠

とうげ

風かぜ

の峠

とうげ

を越こ

えてゆく

越過風嶺頂而去

Page 120: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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竹竹竹竹たけ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

雪ゆき

の降ふ

る日ひ

雨あめ

の日ひ

不論下雪天或下雨天

竹たけ

は節目

で 伸の

びてゆく

竹子都逐節地往上伸展

人ひと

もまた已

おのれ

道みち

の一い

里り

塚づか

人也把自己當作里程碑

確たし

かめながら

行い

けばいい

確定情況後,再前進就可以

それに出逢

いも

彩いろど

りも

途中相逢也好,點綴也罷

ああ…粛

しゅく

粛しゅく

行い

けばいい

啊!謹慎地往前走就行了

月つき

の世せ

界かい

憧あこが

れて

因憧憬月的世界

竹たけ

に托た

した

夢ゆめ

もある

有過託付竹子的夢想

人ひと

はみな

見果

てぬ夢ゆ

の夢灯

ゆめあか

人都是不能圓夢的夢燈

しっかと抱だ

いて

生い

きりゃいい

只要確實地懷抱著,去過日就可以

熱あつ

い想お

いを

溫ぬく

もりを

懷著熱烈渴望的溫暖

ああ…粛

しゅくしゅく

行い

けばいい

啊!謹慎地往前走就行了

花はな

の咲さ

くのは

ただ一い

度ど

竹花只開花一次

竹たけ

は寿命

尽つ

きるとき

就在竹子壽命將盡之時

人ひと

もまた

上辺

の花は

を飾か

るより

人也一樣,與其用花裝飾表面

誠実

の花は

持も

てばいい

不如擁有真誠的花就好

こころ豊ゆ

かに

しなやかに

內心充實柔韌的

ああ…粛

しゅくしゅく

行い

けばいい

啊!謹慎地往前走就行了

Page 121: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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月月月月つき

のののの雨雨雨雨あ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

おなじ苗字

みょうじ

なまえ書か

用同樣的姓來寫名字

宿やど

をかさねる 恋こ

路じ

です

也是一再同宿的戀情路呢

ねぇあなた

親愛的

ふたりは夫婦

みえるでしょう

倆人看起來是夫妻吧

これが最後

ああ旅た

ひと夜よ

啊!這是最後的旅途之夜

月ゆき

もうるんで

白しろ

い雨あ

月下朦朧的蒼白雨

しだれ桜

さくら

武ぶ

家け

屋や

敷しき

往武士家屋頂垂下櫻樹枝的

奥おく

の細道

ほそみち

たどりゆく

奧之細道去探索

できるなら

可以的話

時と

計けい

をとめたい

幸福

しあわせ

のまま

在幸福時把時鐘停下來吧

杜もり

の都

みやこ

ああ松島

まつしま

啊!松島也是森林之都

墨絵

ぼかしの

霧きり

の夜よ

暈影墨繪般的霧夜

おんなせつなや

湯ゆ

を浴あ

びて

心酸女人的浴後

そっとあなたの

胸むね

のなか

悄悄地躲入親愛的胸懷裡

ついなみだ

含著眼淚

今こん

夜や

のわたしは

カタクリの花は

今晚的我,只是山慈姑之花

咲さ

いて愛あ

され

ああ眠ね

りたい

啊!只為愛綻開,好好睡吧

明日

はどうなる

月つき

の雨あ

明天會是什麼樣的月下雨

Page 122: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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月月月月つき

夜夜夜夜よ

酒酒酒酒ざけ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

酒さけ

は辛口

からくち

冷酒

ひやざけ

酒是冰冷的烈酒

肴さかな

は窓辺

の おぼろ月づ

酒菜是窗邊朦朧月色

心こころ

の傷き

あと

なだめて呑の

めば

為撫慰內心的創傷而喝時

やけに恋こ

しい

ぬくもりが

更加眷念溫馨之情

命いのち

ゆらゆら

生命在浮盪

命いのち

ゆらゆら

月つき

夜よ

酒ざけ

生命在浮盪的月夜酒

便たよ

り開あ

ければ

故郷

ふるさと

家書一打開,連故鄉的

海うみ

鳴な

り聞き

こえる

身み

に沁し

みる

海濤聲都聽到而滿身感觸

男も泣な

くのさ

かくれて泣な

くさ

男人也會傷心而暗地裡哭泣

涙なみだ

薄うす

めて

ひとり酔よ

眼淚稀釋了孤獨的酒醉

命いのち

ゆらゆら

生命在浮盪

命ゆらゆら

月つき

夜よ

酒ざけ

生命在浮盪的月夜酒

月つき

にのぞかれ

苦笑

にがわら

在月亮的窺視下苦笑

不ぶ

器き

用よう

な生い

き方か

まわり道み

過著走冤枉路的笨拙生活

いいんだ人生

じんせい

まだこれからさ

這人生夠了,重新來吧

風かぜ

に吹ふ

かれて

歩ある

こうか

在風的吹拂中走吧

命いのち

ゆらゆら

生命在浮盪

命ゆらゆら

月つき

夜よ

酒ざけ

生命在浮盪的月夜酒

Page 123: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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月月月月つき

夜夜夜夜よ

舟舟舟舟ふね

(1)(1)(1)(1)

瀨川瑛子

瀨川瑛子

瀨川瑛子

瀨川瑛子

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

神かみ

さまが 逢あ

わせてくれた

この人ひ

因為神明,才得與這個人相逢

我が

慢まん

くらべの みちゆきでした

才能互相忍耐一路相伴

涙なみだ

つづりの

幾年

いくとせ

流淚不盡的歲月

過す

ぎてしまえば

おもいで話

ばなし

過去的一切,成為回憶的話題

こぼれ桜

さくら

水みず

先さき

染そ

めて

飄落的櫻花,把流水染色

夢ゆめ

を呼よ

ぶよな

ふたりの月つ

夜よ

舟ふね

在呼喚夢似呢,雙人的月夜舟

世渡

よわた

りも

お世辞

も下手

人ひと

だけど 雖是在世不擅於巴結的人

裏うら

がないのに

ほだされました

卻是沒有心機地互相糾纏

喧けん

嘩か

してみて

泣な

いてみて

也吵過,傷心過

情もの

の深ふ

さに

また惚ほ

れ直な

在深情下,又會迷戀修好

昭しょう

和わ

生う

まれは

やっぱり演え

歌か

是昭和時出生的,還是演歌中

酔よ

ってしんみり

ふたりの月つ

夜よ

舟ふね

安靜酒醉,雙人的月夜舟

まわり道み

それでもいいの

この川か

雖繞了遠路也不錯,這河川

きっと何処

かに

倖しあわ

せがある

一定有幸福的地方

花はな

と咲さ

く日ひ

散ち

るときも

花開之日,散落時

あずけましたよ

わたしの命

いのち

我的生命已付託了呀

いいのあんたと

流なが

されながら

好好地與你流蕩

明あ

日す

を探さ

して

ふたりの月つ

夜よ

舟ふね

探尋將來,雙人的月夜舟

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紬紬紬紬つむぎ

のののの女女女女

おんな

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

草くさ

木き

の紬

つむぎ

に 身み

をつつみ

身上穿著棉麻紡織物

踊おど

った姿

すがた

忘わす

られぬ

舞踊的姿態,忘不了

一ひと

夜よ

限かぎ

りの

恋こい

ならば

如果只是一夜的戀情

花はな

火び

のように

咲さ

きたいと

願像煙火般地綻放

あの夜よ

泣な

いてた

紬つむぎ

の女ひ

那晚傷心的紡紗女呀!

川かわ

の流な

れを

追お

いながら

順著河流的方向

二人

歩ある

いた

飛騨

の町ま

兩人散步在飛騨的街上

幸しあわ

せ薄う

橫よこ

顏がお

在福薄的側臉上

何なぜ

故か似に

合あう

った

白しろ

い花は

為何那麼像白色花

運命

はかない

紬つむぎ

の女ひ

命運無常的紡紗女呀!

山やま

肌はだ

染そ

めて

秋あき

がゆき

滿山染霜秋天已逝去

人ひと

肌はだ

恋こい

しい

冬ふゆ

がくる

思戀肉體的冬天已來臨

雪ゆき

に埋う

もれた

山やま

あいで

埋沒在積雪的山谷裏

ひとり暮く

しは

つらかろう

孤獨的生活很心酸吧

抱だ

いてやりたい

紬つむぎ

の女ひ

很想擁抱的紡紗女呀!

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友友友友とも

よよよよ(1)(1)(1)(1)

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

時とき

の流な

れの 向む

う側が

時代潮流的對面

しみじみ逢あ

いたい ひとがいる

有深切期待相見之人

くちに出だ

したら

嘘うそ

になる

大切

たいせつ

なひと

是不該說出口的寶貴人

今風

いまふう

の中な

熱あつ

い思お

いが

思おも

いが走は

現在風中有熱情的思念在奔馳

強つよ

くしかって

くれた男ひ

是那樣強壯的男人

命いのち

のぬくもり

くれた女ひ

可給生命溫暖的女人

ゆくえ無な

くした

街角

まちかど

やさしかったよ

親切地在街上,無目標的悠閒

あのふれあいが

今いま

も心

こころ

心こころ

を泣な

かす

現在那心靈的交集卻令人感動

遠とお

い出逢

いの

思おも

い出で

回憶起已遠去的幽會

静しず

かにあたため

酒さけ

をくむ

安靜地溫酒對酌

目め

と目合あ

わせて

うなづいて

それだけでいい

眼眼交合感嘆一聲就夠好了

今いま

ほのぼのと

熱あつ

い心

こころ

心こころ

がかよう

現在隱約的熾熱內心在相通

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友友友友とも

よよよよ((((2222))))

すがはらやすのり

すがはらやすのり

すがはらやすのり

すがはらやすのり

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

つらい時と

開ひら

く手て

紙がみ

難過的時候,來打開的信

君きみ

が僕ぼ

に 届と

けてくれた

是妳寄給我的

季き

節せつ

はずれに アイスキャンディ丨

曾吃過不合季節的冰棒

思おも

い出だ

すよ

あの日ひ

那天的種種都回想起來了

さくらの下し

手て

を振ふ

り合あ

って

在櫻花樹下互相揮手

笑え

顔がお

かわし

別わか

れたけれど

露著笑容地離別

何なに

をしてるか

どこにいるのか

在做什麼事啊?住在哪裡啊?

今いま

は遠と

はるかな友と

如今是遙遠的遠地朋友唷

苦くる

しい時と

励はげ

ましあって

痛苦時候曾互相鼓勵安慰

君きみ

と生い

きた

青せい

春しゅん

の日ひ

日び

與你共同生活的青春歲月

時とき

は流な

れに

二人

は今い

時光如流水,如今兩人

違ちが

う道み

生い

きる…

都各有不同的生活路

さくらの下し

手て

を振ふ

り合あ

って

在櫻花樹下互相揮手

誓ちか

いかわし

別わか

れたけれど

立下誓言地離別

覚おぼ

えているか

あの日ひ

のことを

那天的種種還記得嗎?

信しん

じ合あ

った

はるかな友と

互相信賴的遙遠的朋友唷

さくらの下し

肩かた

組く

み合あ

って

櫻花樹下肩靠肩地

得とく

意い

な歌う

涙なみだ

を流な

唱起拿手的歌時都流起眼淚

僕ぼく

らの時じ

代だい

必かなら

ず来く

ると

我們的時代必定會來臨

夢ゆめ

を追お

った

心こころ

の友と

追求夢想的知心朋友呀

時とき

は流な

いつか…

時光如流水,總有一天…

さくらの下し

君きみ

に逢あ

えたら

在櫻花樹下再見到你的話

笑え

顔がお

かわし

二人

向む

き合あ

二人要面對面地展露笑容

酒さけ

くみかわし

語かた

り合あ

いたい

舉酒杯對飲互訴哀情

明日

へ続つ

見果

てぬ夢ゆ

為持續明天的未了之夢

命いのち

ひとつ

心こころ

ひとつ

獻上一條命一顆心

Page 127: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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灯篭流

灯篭流

灯篭流

灯篭流

とうろうなが

しししし

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

波なみ

にきらめく

送おく

り火び

放流的燈火在波上閃爍

搖ゆら

れてさみしい 夏な

がゆく

搖晃中寂寞的夏天逐漸過去

めぐり逢あ

わせの 不ふ

幸こう

に泣な

いて

為不期而遇的不幸傷心

水みず

に流な

した

わたしの恋こ

水裡流走了我的戀情呀

めぐるめぐる

季き

節せつ

はめぐる

輪轉、輪轉,季節在循環

行ゆ

く人送

ひとおく

る人ひ

想おも

いをのせて

去的人、送的人,都留下回憶

めぐるめぐる

悲かな

しみはめぐる

輪轉、輪轉,悲傷在循環

あなたをいまでも

愛あい

しまず

如今仍在愛著你

髮かみ

を束た

ねた襟え

あしを

束髮後的髮際

あなたきれいと腕う

の中な

你以手臂挽著說好漂亮

一いと

夜よ

かぎりで

あきらめきれる

僅只一夜就斷念死心

人ひと

じゃないのに

抱だ

かれたかった

不是那樣的人,才給抱著

めぐるめぐる

季き

節せつ

はめぐる

輪轉、輪轉,季節在循環

ふたたび逢あ

うことも

ない人ひ

なのに

明明是不再見面的人

めぐるめぐる

想おも

い出で

はめぐる

輪轉、輪轉,回憶在循環

あなたは忘わ

れる

日ひ

は来こ

ない

把你忘掉的日子不會回來

めぐるめぐる

季き

節せつ

はめぐる

輪轉、輪轉,季節在循環

波なみ

間ま

に瞬

まばた

いて

消えゆく光ひ

波浪中的閃爍,燈光逐漸消失

めぐるめぐる

悲かな

しみはめぐる

輪轉、輪轉,悲傷在循環

あなたはまぼろし

夢ゆめ

ですか

你是幻夢嗎?

あなたはまぼろし

夢ゆめ

ですか

你是幻夢嗎?

Page 128: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

121

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遠遠遠遠とお

野野野野の

物物物物もの

語語語語がたり

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

待ま

ちます 耐た

えます

信しん

じます

等待著,忍耐著,信任著

あなた偲し

んで 見上

げれば

因思念你而往上看

早はや

池ち

峰ね

の山や

もう根ね

雪ゆき

早池峰的山嶺,已是一片積雪

遠とお

野の

の冬ふ

寒さむ

いけど

遠野的冬天雖然寒冷

愛あい

をつらぬく

對愛貫徹不渝的

女の胸む

胸むね

はあたたかい

女性胸懷是溫暖的

泣な

きます

責せ

めます

恨うら

みます

傷心著,責備著,怨恨著

いつか添そ

い寝ね

馴な

らされた

早就習慣同眠了

女にはつらい

ひとり寝ね

女人獨眠是痛苦的

いろいろ話

はなし

あるけれど

雖有各式各樣的閒話

どこの誰だ

にも

無論是哪裡的人

私わたし

はこころ

こころ許ゆ

さない

我的內心都不會允許的

呼よ

びます

行ゆ

きます

祈いの

ります

呼喚著,找尋著,祈禱著

姑はは

の小こ

言ごと

つらい夜よ

對婆婆的微詞難過的晚上

涙なみだ

を洗あ

仕し

舞ま

い風ぶ

呂ろ

晚澡時也把眼淚洗掉了

あなたの胸む

恋こい

しくて

因思戀你的胸懷

燃も

えるこの肌は

激情焚燒的此身

遠とお

野の

の雪ゆ

雪ゆき

に埋う

めたい

想要埋在遠野的雪堆裡

Page 129: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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長長長長なが

崎崎崎崎さき

今今今今きょう

日日日日もももも雨雨雨雨あ

だだだだったったったった

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなたひとりに

かけた恋こ

只是對你一個人賭上戀情

愛あい

の言こ

葉ば

を 信し

じたの

因相信談情說愛的話

さがし

さがし

求もと

めて

雖然特意地尋找又尋找

ひとり

ひとり

さまよえば

孤單一個人,徬徨著

行ゆ

けど切せ

ない

石いし

だたみ

難過地走在疊石道上

ああ

長崎

ながさき

今日

も雨あ

だった

啊啊!長崎今天又是下著雨

夜よる

の丸山

まるやま

たずねても

在夜晚的丸山裏尋尋覓覓

冷つめ

たい風か

身み

に泌し

みる

冷風滲透全身

愛いと

愛いと

しのひとは

所愛的、所愛的那個人

どこに

どこに

いるのか

是在哪裡?是在何處?

教おし

えて欲ほ

しい

街まち

の灯ひ

請指引吧!街道的燈光

ああ

長崎

ながさき

今日

も雨あ

だった

啊啊!長崎今天又是下著雨

頰ほほ

にこぼれる

なみだの雨あ

滿臉淚如雨下

命いのち

も恋こ

捨す

てたのに

生命、愛情都捨棄了

こころ

こころ

乱みだ

れて

心情、心情亂如麻

飲の

んで

飲の

んで

酔よ

いしれる

喝吧!喝到醉吧!

酒さけ

に恨う

みは

ないものを

喝酒喝到忘了怨恨

ああ

長崎

ながさき

今日

も雨あ

だった

啊啊!長崎今天又是下著雨

Page 130: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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長崎長崎長崎長崎

ながさき

のののの夜夜夜夜よ

はむらさき

はむらさき

はむらさき

はむらさき

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

雨あめ

にしめった 讃さ

美び

歌か

被雨弄濕的讚美歌

うたが流な

れる 浦う

上かみ

川がわ

歌聲流傳在浦上川唷

忘わす

れたいのに

忘わす

れたいのに

要忘掉,要忘掉的

おもいださせる

ことばかり

卻一直回想起來

ああ

長崎

長崎

ながさき

の夜よ

はむらさき

啊!長崎的夜晚是紫色

誰だれ

かあなたを

見み

たとゆう

有人說曾看到你

噂うわさ

話ばなし

泣な

かせる波止場

傳聞讓人感慨碼頭

おもいこがれて

おもいこがれて

思念又渴望

思念又渴望

待ま

てばやせます

ひがみます

等待到消瘦又嫉妒

ああ

長崎

長崎

ながさき

の夜よ

はなみだ

啊!長崎的夜晚是淚水

霧きり

にうるんだ

眼鏡橋

めがねばし

在濃霧潤濕的眼鏡橋

そっとのぞけば

あなたが見み

える

悄悄地窺視就可看到你

そんな気き

がして

そんな気き

がして

抱著那意念

抱著那意念

ひとり渡わ

れば

胸むね

いたむ

孤獨地渡過時心悲傷

ああ

長崎

長崎

ながさき

の夜よ

はむらさき

啊!長崎的夜晚是紫色

Page 131: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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浪花浪花浪花浪花

恋恋恋恋こい

しぐれ

しぐれ

しぐれ

しぐれ

( ( ( (

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

(男)芸げ

のためなら

女にょう

房ぼう

も泣な

かす

為了演藝,讓妻子傷心

それがどうした

文もん

句く

があるか

如此會有多少的不滿牢騷呀?

雨あめ

の横よ

丁ちょう

法ほう

善ぜん

寺じ

雨中橫巷的法善寺

浪なに

花は

しぐれが

寄よ

席せ

囃子

浪花雨季的雜耍伴奏者

今日

きょう

も呼よ

んでる

今日

きょう

も呼よ

んでる

今天又在呼喚

今天又在呼喚

ど阿あ

呆ほう

春はる

団だん

治じ

那笨蛋春團治

(女)そばに私

わたし

ついてなければ

身邊沒有我跟著

なにも出来

ない

この人ひ

やから

是什麼都做不成的人

泣な

きはしません

つらくとも

即使辛酸也不會傷心

いつか中な

座ざ

華はな

になる

早晚會成為中座之華的

惚ほ

れた男

おとこ

惚ほ

れた男

おとこ

所愛的男人

所愛的男人

でっかい夢ゆ

がある

有偉大的夢想

(男)凍こ

りつくよな

浮うき

世よ

の裏う

在宛如凍僵的俗世裡

(女)耐た

えて花は

咲さ

夫めお

婦と

花ばな

耐心綻開的夫妻花

(男)これが俺お

らの

恋こい

女にょう

房ぼう

這正是我眷戀的妻子

(女)あなたわたしの

生い

き甲斐

你是我活著的價值

(合)笑わ

うふたりに

笑わら

うふたりに

歡笑的兩人裡

歡笑的兩人裡

浪花

の春は

が来く

浪花的春天會來到

Page 132: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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浪花浪花浪花浪花

ふたり

ふたり

ふたり

ふたり道道道道み

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

優やさ

しい笑顔

お ほだされて

被體貼的笑容所牽絆

ほろりほの字じ

の 心

こころ

が揺ゆ

れる

些微的戀慕之心在蕩漾

酔よ

った振ふ

りして

甘あま

えてすねる

假裝喝醉,撒嬌依偎

浪なに

花わ

おんなの

いちずな思お

浪花女人的專心思念

あんたと咲さ

きたい…ふたり道み

要與你花開在雙人道

誰だれ

にもあるのよ

辛つら

い傷き

誰都有過辛酸的創傷

あんたいいのよ

聞き

かさんといて

你也可以不聞不問

まわり道み

した

似に

た者も

同どう

士し

走冤枉路,個性相近的同伴

どんな小ち

さな

夢ゆめ

でもいいの

不管多小的夢都好

あんたと分わ

けあう…ふたり道み

要與你分享在雙人道

道と

頓ん

堀ぼり

流なが

れる

水面

には

道頓堀的流動水面裡

ネオン花咲

明日

もあるわ

也有綻開霓虹花的明天

きばる新し

地ち

灯あか

りを拾ひ

大方的新町燈光下

強つよ

く結む

んだ

縁えにし

の糸い

靠堅固結伴的緣線

あんたと肩寄

せ…ふたり道み

要與你依偎在雙人道上

Page 133: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

126

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中中中中なか

洲洲洲洲す

のれん

のれん

のれん

のれん

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

思おも

い通ど

りに いけるなら

凡事都能如願的話

誰だれ

がしますか 苦く

労ろう

など

有誰願忍受辛苦

そげん顔か

しちゃ しあわせが

擺著追根究底臉色,則幸福

逃に

げていきます

玄げん

界かい

灘なだ

就會逃走到玄界灘裡

あんた負ま

けたら

いかんとよ

你可不准認輸呀

中なか

洲す

のれんに

灯ひ

が点と

中洲暖簾裡燈已亮

せめて人ひ

並な

暮く

らせたら

只要能過一般人的生活

あとはおまけの

屋や

台たい

酒ざけ

會常到你的酒攤去

いくら世間

いばっても

不論有多少表面的架子

うちにゃ可愛

可愛いあんた

內心裡你是可愛的人

なんも心配

しんぱい

せんでよか

不用擔心任何競爭

中なか

洲す

のれんで

さし向む

かい

中洲暖簾互相依靠

夢ゆめ

の荷に

造づく

した頃こ

築夢的時刻

浮う

かぶ日ひ

暮ぐ

れの

博はか

多た

川がわ

浮現黃昏的博多川

情じょう

にもろくて

一いっ

本ぽん

気ぎ

感情脆弱又單純

そこが嬉う

しか

あんたの宝

たから

那是你令人高興的優點吧

あんた負ま

けたら

いかんとよ

你可不准認輸呀

中なか

洲す

のれんに

春はる

がくる

中洲暖簾裡春來了

Page 134: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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中中中中なか

のののの島島島島し

ブルブルブルブル︱︱︱︱スススス

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

赤あか

いネオンに

身み

をまかせ

身體任由紅色的霓虹燈指引

燃も

えて花は

咲さ

く アカシ︱アの

被盛開的刺槐樹花的

あまい香か

りに

誘さそ

われて

甜蜜香味,引誘著

あなたと二人

散ち

った街ま

是與妳兩人,離散的街市

ああ

ここは札幌

さっぽろ

啊!這裏是札幌

中なか

の島し

ブル︱スよ

中之島的哀調呀!

水みず

の都

みやこ

にすてた恋こ

在水都放棄戀情

泣な

いて別わ

れた

淀よど

屋や

橋ばし

哭別了淀屋橋

ほろり落お

とした

幸しあわ

せを

為失落的幸福掉下眼淚的

あなたと二人

拾ひろ

う街ま

是與妳兩人,挑選的街市

ああ

ここは大阪

おおさか

啊!這裏是大阪

中なか

の島し

ブル︱スよ

中之島的哀調呀!

会あ

えば別わ

れが

つらいのと

相會了再離別,是痛苦的

泣な

いてすがった

思おも

い出で

回憶倆人抱著哭泣時

小こ

雨さめ

そぼ降ふ

る石い

畳だたみ

是在下小雨的石板路上

あなたと二人

濡ぬ

れた街ま

是與妳兩人,淋濕的街市

ああ

ここは長崎

ながさき

啊!這裏是長崎

中なか

の島し

ブル︱スよ

中之島的哀調呀!

Page 135: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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涙涙涙涙なみだ

のののの小小小小こ

花花花花ばな

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

小こ

雨さめ

にけむる

かれんな小こ

花ばな

細雨霏霏可憐的小花

雨あめ

に花は

びらうたれ

花瓣在雨中呻吟著

さびしく泣な

き濡ぬ

れる

寂寞到淚流滿臉

その花は

に恋こ

しい人ひ

那花裡思戀的人

えがおがかさなって

笑容互相重疊著

想おも

い出で

はるかに

遙遠的回憶

はかなく消き

えて

渺茫地消失了

夜よ

つゆにうるむ

夢ゆめ

みる小こ

花ばん

夜露潤濕夢中的小花

風かぜ

に花は

びら揺ゆ

れて

花瓣在風中搖晃著

ひらひら散ち

りはてる

紛紛散落殆盡

その花は

に愛い

しい人ひ

那花裡可愛的人兒

影かげ

がもつれて

身影糾纏在一起

想おも

い出で

はるかに

遙遠的回憶

はかなく消き

えて

渺茫地消失了

夜よ

ぎりにけむる

月影

つきかげ

あおく

夜霧朦朧,月影青青

夜よ

空ぞら

に星ほ

も見み

えず

夜空中已看不到星星

さびしく夜よ

は更ふ

ける

寂寞的夜晚已深

過すぎ

し日ひ

に恋こ

しい人ひ

以往的日子裡與思戀的人兒

肩かた

を抱だ

きあった

曾擁抱著肩膀

想おも

い出で

はるかに

遙遠的回憶

はかなく消き

えて

渺茫地消失了

Page 136: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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泣泣泣泣な

いたらいいさ

いたらいいさ

いたらいいさ

いたらいいさ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

すこし痩や

せたのか

雨あめ

のせいなのか

有些消瘦嗎?是因下雨吧?

濡ぬ

れた肩先

かたさき

小ちい

さくなった

淋濕的肩膀變瘦了

遅おそ

い出逢

いの

恋こい

だから

由於是相見太晚的戀情

がまんするなよ

笑え

顔がお

こわすなよ

不必委屈也不要破壞笑容

辛つら

い日ひ

はこの胸む

泣な

いたらいいさ

辛酸的日子就在我胸懷裡哭訴吧

いいの私

わたし

には

貴方

しかない

好了,我只有妳而已

わびる言こ

葉ば

さえぎる仕草

打斷道歉的舉止

どこか似に

ている

強つよ

がりで

好像有些逞強

遠慮

えんりょ

するなよ

体からだ

こわすなよ

不必客氣也不要傷害身體

我わ

がままも抱だ

いてやる

泣な

いたらいいさ

在我任性地擁抱時來哭訴吧

いつかこの俺お

忘わす

れてもいいと

有一天把我忘掉了也無妨

言い

えばおどける

愛いと

しいおまえ

說完話,妳就扮出可愛的鬼臉

明日

を持も

たない

しあわせに

對於沒有明天的幸福

がまんするなよ

命いのち

こわすなよ

不必委屈,也不要傷害生命

淋さみ

しけりゃこの腕う

泣な

いたらいいさ

寂寞時就在我手臂裡哭訴吧

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並並並並なみ

木木木木き

のののの雨雨雨雨あ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

並木

の路み

に 雨あ

が降ふ

林蔭道上下著雨

どこの人ひ

やら

傘かさ

さして

拿雨傘的是哪裡的人啊?

帰かえ

る姿

すがた

なつかしや

好像懷念的人歸來了

並なみ

木き

の路み

遠とお

い路み

林蔭道是條長遠路

何時

か別わ

れた

あの人ひ

不知何時離去的那個人

帰かえ

り来く

る日ひ

何時

であろ

什麼時候才會歸來?

並なみ

木き

の路み

雨あめ

が降ふ

林蔭道上下著雨

何どこ

処か似に

ている

人ひと

故ゆえ

看來有些相似故人的

後うし

ろ姿

すがた

なつかしや

走路背影,令人懷念

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鳴鳴鳴鳴なる

門門門門と

海海海海かい

峡峡峡峡きょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

髪かみ

が乱み

れる 裳も

裾すそ

が濡ぬ

れる

頭髮散亂,衣襟潮濕

風かぜ

に鴎

かもめ

ちぎれ飛と

風中海鷗各自飛散

辛つら

すぎる辛つ

すぎる 恋こ

だから

因是太心酸,太心酸的戀情

夢ゆめ

の中な

でも

泣な

く汽き

笛てき

連在夢中也是如泣的汽笛聲

鳴なる

門と

海かい

峡きょう

船ふね

がゆく

鳴門海峽,船在航行

待ま

てといわれりゃ

死し

ぬまで待ま

てる

說聲等待,就要等到死

想おも

いとどかぬ

片情

かたなさ

思念無法傳達的單戀

この命

いのち

この命

預あず

けてた

這條命,這條命卻已寄託

夢ゆめ

のほつれを

たぐっても

在綻線被拉回的夢裡

鳴なる

門と

海かい

峡きょう

波なみ

が舞ま

鳴門海峽,浪濤飛舞

潮しお

が渦う

巻ま

心こころ

が痩や

せる

浪濤成漩渦,心靈貧乏

頬ほほ

の涙

なみだ

人ひと

を恋こ

兩頰淚下地思戀情人

紅くれない

の紅の

寒かん

椿つばき

鮮紅的,鮮紅的寒山茶

夢ゆめ

の中な

でも

散ち

りいそぐ

在夢中也急著散落

鳴なる

門と

海かい

峡きょう

海うみ

が鳴な

鳴門海峽,海在狂嘯

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流流流流なが

れのジプシ

れのジプシ

れのジプシ

れのジプシ丨丨丨丨娘娘娘娘

むすめ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

風かぜ

の吹ふ

くまま 流な

れて暮く

らす

隨風飄盪,過流浪生活

わたしゃジプシ丨 ジプシ丨の娘

むすめ

我是吉普賽

吉普賽姑娘

一ひと

夜よ

かぎりで

別わか

れる町ま

只限一晚,就離別的城鎮

せめて篝

かがり

よ燃も

え上あ

がれ 燃も

え上あ

がれ

至少營火,要燒起來要燒起來

ああ

胸むね

をこがして

燃も

え上あ

がれ

啊!把心內的渴望燒起來

いつか年と

頃ころ

真ま

赤あか

に咲さ

いた

曾有幾年鮮紅地綻放過

わたしゃジプシ丨

ジプシ丨の娘

むすめ

我是吉普賽

吉普賽姑娘

恋こい

の蜜み

ばち

誘さそ

った薔薇

是引誘戀愛蜜蜂的玫瑰

とげを承知

しょうち

で寄よ

って来き

寄よ

って来き

明知有刺,還靠過來還靠過來

ああ

月つき

が落お

ちたら

寄よ

って来き

啊!月落後就靠過來了

旅たび

に生う

まれて

故こ

郷きょう

も知し

らぬ

旅途中出生的,不識故鄉

わたしゃジプシ丨

ジプシ丨の娘

むすめ

我是吉普賽

吉普賽姑娘

馴な

れた空う

虚ろ

苦くる

しくなって

已習慣的空虛變痛苦

遠とお

い面お

影かげ

呼よ

ぶんだよ

呼よ

ぶんだよ

向遠方身影呼喚呀

呼喚呀

ああ

星ほし

の無な

い夜よ

呼よ

ぶんだよ

啊!在沒有星星的夜晚,就呼喚呀

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南南南南なん

国国国国ごく

土土土土と

佐佐佐佐さ

をををを後後後後あ

にして

にして

にして

にして

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

南なん

国ごく

土と

佐さ

を 後あ

にして

離開南部的土佐後

都みやこ

へ来き

てから 幾歳

いくとせ

來到都市已好幾年了

思おも

い出だ

します

故こ

鄕きょう

の友と

想起故鄉的朋友們

門かど

出で

に歌う

った

よさこい節ぶ

出發時合唱熱鬧民謠

「土と

佐さ

の高こ

知ち

ハリマヤ橋ば

「在土佐高知播磨屋橋邊

坊ぼう

さんかんざし

買か

うをみた」

看到和尚買了頭簪」

月つき

の浜は

辺べ

焚たき

火び

を囲か

月光夜在海邊圍營火

しばしの娛ご

楽らく

一ひと

時とき

在那段短暫歡樂時間裡

わたしも自じ

慢まん

声こえ

張ば

り上あ

げて

用我自信滿滿聲音,大唱特唱

歌うた

うよ土佐

よさこい節ぶ

唱著土佐的熱鬧民謠

「みませ見み

せましょう

浦うら

戶と

をあけて

「參觀購物來浦戶

月つき

の名め

所しょ

桂かつら

浜はま

賞月的名勝是桂浜」

国くに

の父と

さん

室むろ

戶と

の沖お

故鄉的父親正在室戶的大海上

鯨くじら

釣つ

ったと

言い

う便た

信息傳來,已補到鯨魚

わたしも負ま

けずに

励はげ

んだ後あ

我也受到不服輸的鼓勵

歌うた

うよ土佐

よさこい節ぶ

唱著土佐的熱鬧民謠

「言い

うたちいかんちゃ

おらんくの池い

にゃ

「不好意思的說吧,我家池塘裏

潮しお

吹ふ

く魚

さかな

泳およ

ぎよる」

噴水的魚兒游過來了」

よさこい

よさこい

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人人人人にん

間間間間げん

模模模模も

樣樣樣樣よう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

上手

じょうず

に口説

いて

くれたなら

如果可以好好地談

今いま

すぐ返へ

事じ

出で

来き

るのに

眼前立刻會回應

大だい

事じ

な時と

には うつむいて

遇到重要大事時卻低頭不語

お酒さ

の匂に

い嗅か

いでいる

聞嚐著酒的香味

ジョ❘

クもいわずに 歌う

わずに

不會亂開玩笑也不會隨便哼唱

靜しず

かに笑わ

って

いるけれど

只會安靜地微笑而已

少すく

ない言葉

すべてみな

對大家沉默寡言

真実

しんじつ

なのは

わかってる

只知要實實在在的

蝶ちょう

蝶ちょ

でないし

孔く

雀じゃく

でないし

不是蝴蝶也不是孔雀

香かお

り自じ

慢まん

の花は

でなし

是沒有孤芳自賞的花

ただの人間

にんげん

ただの男

おとこ

然而世上男人

そんなあんたが

大好

きなのさ

卻很喜歡那樣的妳呀!

少すこ

しはきれいに

飾かざ

ったら

只要稍微清爽的打扮

結構

けっこう

もてると

思おも

うのに

認為這樣就可以了

かまわぬ身み

なりで

野暮

をする

不管是否變庸俗

もてない方ほ

が気き

楽らく

だと

也不刻意地無憂無慮

何なに

かがあったら

手て

をひろげ

有任何事時會攤開雙手

私わたし

を守ま

って

くれそうな

來守護著我似地

何なに

かがあったら

抱だ

き上あ

げて

無論發生什麼事都會抱著

私わたし

を運は

びそうなひと

是會帶我往前而行的人

蝶ちょう

蝶ちょ

でないし

孔く

雀じゃく

でないし

不是蝴蝶也不是孔雀

香かお

り自じ

慢まん

の花は

でなし

是沒有孤芳自賞的花

ただの人間

にんげん

ただの男

おとこ

然而世上男人

そんなあんたが

大好

きなのさ

卻很喜歡那樣的妳呀!

そんなあんたが

大好

きなのさ

卻很喜歡那樣的妳呀!

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人人人人にん

情情情情じょう

横横横横よこ

丁丁丁丁ちょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

昔むかし

気質

で 極楽

ごくらく

とんぼ

古板固執又遊手好閒

涙なみだ

もろくて

お人ひ

好よ

卻是感情脆弱的老好人

人にん

情じょう

横よこ

丁ちょう

裏うら

通どお

在有人情味的後街小巷

持も

ちつ持も

たれつ

袖そで

すり合あ

わせ

互相扶持適應

縁えん

を結む

んで

灯ひ

が点と

點亮燈光來結緣

喧けん

嘩か

神輿

男おとこ

がかつぐ

熱鬧喧嘩的神轎由男人抬

ばちは女

おんな

情じょう

で打う

槌鑼鼓由女人用情敲打

人にん

情じょう

横よこ

丁ちょう

夢ゆめ

舞ぶ

台たい

有人情味的小巷是夢的舞台

撥ばち

をさばけど

色いろ

恋こい

沙ざ

汰た

專心彈琴,男女戀愛行為

後あと

の祭ま

りの

役やく

ばかり

只是祭典後的活動

世話

を焼や

かせりゃ

四し

の五ご

の云い

わぬ

幫人做事決不說三道四

意気

が売う

りもの

見み

せどころ

幹勁是有看頭的賣點

人にん

情じょう

横よこ

丁ちょう

泣な

き笑わ

有人情味的小巷,有傷心有歡笑

住す

めば都

みやこ

合あい

縁えん

奇き

縁えん

住下了就成有緣的芳鄰

肩かた

を寄よ

せ合あ

軒伝

のきづた

肩靠肩戶戶傳下去

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女女女女にょう

房房房房ぼう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

一いっ

緒しょ

に歩あ

いた

苦く

労ろう

で決き

まる

能否在一起走,決定了辛苦與否

夫婦

の値打

ちと 言い

うものは

是所謂夫妻的價值

そんな科白

心こころ

の杖つ

那樣的論述是內心的依靠

どうやらここまで

生い

きて来き

好不容易生活到目前

世話

をかけるよ

なあ

幫了大忙唷,妳啊

お前ま

は命

いのち

恋こい

女にょう

房ぼう

妳是命中的戀妻

いつでも誰だ

かに

担かつ

がれなけりゃ

我倆一直都會共同承擔

踊おど

れぬ神み

輿し

人じん

生せい

是平安無事的人生

数かぞ

え切き

れない

出逢

いの中な

數不完的相會中

どれより大だ

事じ

めぐり逢あ

任何大事都遇到過

絆きずな

うれしい

なあ

高興的情誼,妳啊

お前ま

は一い

生しょう

恋こい

女にょう

房ぼう

妳是一生的戀妻

この次つ

生う

まれて

来く

る日ひ

のために

為來生出生日的來到

結むす

んで置お

きたい

赤あか

い糸い

結了紅線放著

どこの誰だ

にも

渡わた

しはしない

無論在哪裡誰都不可先渡

この手て

を離は

すな

これからも

只要手牽手不分開

くされ縁え

だよ

なあ

是孽緣唷,妳啊

お前ま

はあの世よ

恋こい

女にょう

房ぼう

妳來生還是戀妻

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二二二二に

輪輪輪輪りん

草草草草そう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなた おまえ

親愛的,心愛的

呼よ

んで呼よ

ばれて

寄よ

り添そ

って

呼來呼去,互相依偎

やさしく私

わたし

を いたわって

對我體貼又愛護

好す

きで一緒

いっしょ

なった仲な

是因喜歡而在一起的伴侶

喧けん

嘩か

したって

即使是吵架

背せ

中なか

あわせの

ぬくもりが

背靠背的溫暖

かようふたりは

ふたりは二輪草

にりんそう

也流通兩人身上,我倆是二輪草

ほうら

ごらん

喂喂請看!

少すこ

しおくれて

咲さ

く花は

對慢開的花

いとしく思お

って

くれますか

也會給予憐惜嗎?

咲さ

いて清き

らな

白しろ

い花は

綻放的清純白花

生い

きてゆくのに

也要活下去的

下手

なふたりが

ささやかな

笨拙的我倆,只有微小的

夢ゆめ

をかさねる

ふたりは二に

輪りん

草そう

夢一再重複,我倆是二輪草

おまえ

あなた

心愛的,親愛的

春はる

がそこまで

来き

たようだ

春天似已來到了

よかった一緒

いっしょ

ついて来き

好在是一起來的

雨あめ

よ降ふ

れ降ふ

風かぜ

も吹ふ

不管雨下不停,風吹不停

つらいときにも

辛酸的時候

生い

きる力

ちから

をくれる人ひ

也給予生存力量的人

どこに咲さ

いても

ふたりは二に

輪りん

草そう

不管開在哪裡,我倆是二輪草

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新新新新にい

妻妻妻妻づま

鏡鏡鏡鏡かがみ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

僕ぼく

がこころの 良お

人と

なら

如果我是心中的良人

君きみ

はこころの

花はな

の妻つ

那麼妳是心中的如花美眷

遠とお

くさびしく

離はな

れても

遠離的寂寞

なくな相模

鴎かもめ

どり

相模的海鷗也別哭叫

たとえこの眼め

見み

えずとも

縱使眼前看不到

聖きよ

いあなたの

おもかげは

你那純潔的倩影

きっと見み

えます

見み

えました

一定能看到,被看到

愛あい

のこころの

青空

あおぞら

在充滿愛心的藍天裏

むかし乙女

はつ島し

田だ

以前少女初次梳著,島田髮型

泣な

いて踊お

るも

生計

なら

為了生計,含淚踊舞

清きよ

い二人

人生

じんせい

清純無垢的兩人的人生

熱あつ

い泪

なみだ

うたおうよ

用熱情的眼淚來一起頌讚

強つよ

くなろうよ

強つよ

くなれ

堅強起來吧,要堅強

母はは

となる身み

おさな子こ

母親的身體是幼兒的

愛あい

のゆりかご

花はな

の籠か

愛的搖籃和花籠

なんで嵐

あらし

当あ

てらりょか

怎能被暴風雨碰撞?

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花花花花はな

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

川かわ

は流な

れて

どこどこ行ゆ

くの

河水流動不息,到底要流往何處?

人ひと

も流な

れて どこどこ行ゆ

くの

人潮也來來往往,到底要往何處?

そんな流な

れが つくころには

當這樣的潮流到達時

花はな

として

花はな

として

當作花

當作花

咲さ

かせて

あげたい

讓它綻放、盛開

泣な

きなさい

笑わら

いなさい

儘情地哭吧、笑吧

いつの日ひ

いつの日ひ

總有一天,總有一天

花はな

を咲さ

かそうよ

花會盛開的唷

淚なみだ

流なが

れて

どこどこ行ゆ

くの

淚水流著,到底要流往何處?

愛あい

も流な

れて

どこどこ行ゆ

くの

愛也流著,到底要流往何處?

そんな流な

れを

このうちに

將那些潮流,匯入內心

花はな

として

花はな

として

當作花

當作花

むかえて

あげたい

來迎接它

泣な

きなさい

笑わら

いなさい

儘情地哭吧、笑吧

いつの日ひ

いつの日ひ

總有一天,總有一天

花はな

を咲さ

かそうよ

花會盛開的唷

花はな

は花は

として

笑わら

いもできる

花雖是花也會笑

人ひと

は人として

淚なみだ

も流な

做人會流淚

それが自し

然ぜん

うたなのさ

那是自然的讚美歌

心こころ

の中な

心こころ

の中な

在心中,在心中

花はな

を咲さ

かそうよ

開出美麗的花朵來唷

****泣な

きなさい

笑わら

いなさい

儘情地哭吧、笑吧

いついつまでも

いついつまでも

願永遠

直到永遠

花はな

をつかもうよ

與花在一起唷

****

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花街花街花街花街

はなまち

のののの母母母母は

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

他人

にきかれりゃ

お前ま

のことを

當別人問起妳的時候

年とし

のはなれた 妹

いもうと

掩蓋年齡說是妹妹

作つく

り笑え

顏がお

答こた

える私

わたし

裝笑臉地回答的我

こんなくろうに

けりつけて

如此操心作做不得已

たとえひと間ま

部屋

でよい

儘管如此,能在同一房間裡過

母はは

と娘

むすめ

暮くら

しが欲ほ

しい

母女關係的生活才是想要的

厚あつ

い化け

粧しょう

憂うれ

いをかくし

用濃妝來隱藏憂心

酒さけ

で淚

なみだ

ごまかして

靠酒來矇蔽悲傷的眼淚

三しゃ

味み

にせかれて

つとめる座ざ

敷しき

在三弦琴催促下努力表演工作

あれが子こ

持もち

芸げい

者しゃ

だっと

那只是還有小孩要養的藝者而已

バカにされても

夢ゆめ

がある

雖被愚弄也會有夢想的

それはお前ま

花はな

嫁よめ

姿すがた

就是妳要作新娘子的樣子

何なん

度ど

死し

のうと

思おも

ったことか

好幾次想一死了之時

だけど背せ

で泣な

乳ちの

香み

兒ご

被背著的啼哭嬰兒的

声こえ

に責せ

められ

十じゅう

年ねん

過す

ぎた

哭聲責備下已過十幾年

宵よい

に褄つ

どる

女おんな

にも

儘管是晚上還要提起衣襟工作的女人

きといつかは

幸福

しあわせ

有一天也一定會得到幸福的

来く

ると今日

まで

信しん

じて生い

きた

直到今天還是有信心地過日

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波止場

波止場

波止場

波止場

(1)(1)(1)(1)

森進一

森進一

森進一

森進一

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

女おんな

心ごころ

を引ひ

き裂さ

いて

要把女人心撕裂的

汽き

笛てき

ひと声こ

え 泣な

く波は

止と

場ば

一聲汽笛聲,在傷心的碼頭

死し

ぬより哀か

しい 別わ

れが来く

ると

比死還難過的離別來了

知し

らずにいたのよ

ばかでした

完全不知道的笨蛋呀

ああ

ああ

行い

かないで

啊啊!不要去呀

私わたし

を残の

して

船ふね

が行ゆ

撇下我的船走了

恋こい

の脆も

さを

知し

りながら

明知是脆弱的戀情

今こん

度ど

こそはと

信しん

じたの

這回只有相信著

あなたの吐と

息いき

波なみ

間ま

に揺ゆ

れた

你的嘆息搖盪在波浪間

あの日ひ

の幸

しあわ

返かえ

してよ

那些幸福的日子回來吧

ああ

ああ

愛あい

しても

啊啊!還愛著呀

男おとこ

は気き

まぐれ

別わか

れ船ぶ

男性反覆無常的離別船

あんな男

おとこ

言い

われても

說起那樣的男性

思おも

いきれない

憎にく

めない

不想思念也不怨恨

あなたの身代

りに

なる人ひ

なんて

代替你的人不會有的

この世よ

のどこにも

いないのよ

在這世上任何地方都沒有唷

ああ

ああ

連つ

れてって

啊啊!做伴吧

私わたし

を泣な

かせて

船ふね

が行ゆ

讓我哭泣的船走了

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142

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波止場

波止場

波止場

波止場

にてにてにてにて

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

逢あ

いたくて 逢あ

いたくて

想相見,想相見

恨うら

めば

心こころ

を また責せ

める

怨恨時,內心又會責備

夜よる

の波止場

雨あめ

が雨あ

が雨あ

が雨あ

在夜晚的碼頭,雨落不停

母はは

を残の

した

恋こい

なのに

有如遺留對母親的思念呢

捨す

てないで

捨す

てないで

不放棄,不放棄

未み

練れん

嫌きら

いと

嘘うそ

をいう

討厭迷戀是騙人的

夜よる

の波止場

涙なみだ

在夜晚的碼頭,淚流不停

泣な

けば死し

にたく

なるくせに

有如傷心欲絕的樣子呢

抱だ

きしめて

抱だ

きしめて

緊抱著,緊抱著

身体

ちぎれて

何処

へゆく

碎裂的身體要往何處去?

夜よる

の波止場

貴方

貴方貴方貴方

在夜晚的碼頭,持續呼喊親愛的

忘わす

れきれない

人ひと

なのに

真是無法忘懷的人呢

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浜唄浜唄浜唄浜唄

はまうた

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

沖おき

のかもめが

別わか

れをせかす

大海的海鷗在催促快分離

わたし港

みなと

で 袖そ

をふる

我在港口揮手

出で

船ふね

悲かな

しや

待ま

つ身み

には

出航令人悲傷,等候的人

三みっ

日か

三み

晩ばん

長なが

すぎる

連三天三晚都覺太長

ヤンサノエ丨

ヤンサノエ丨

ヤンサノエ丨

ヤンサノエ丨

あなた浮う

かべて

日ひ

が暮く

れる

想你到天色已黑

紅べに

をひぐ度た

あなたを忍し

每次擦口紅時都對你隱密

ひとり忍し

んで

惚ほ

れ直な

卻獨自偷偷地愛上

情なさ

けあるなら

叶かな

うなら

如真是有情又能實現

せめて乗の

りたい

あの船ふ

至少要搭上那艘船

ヤンサノエ丨

ヤンサノエ丨

ヤンサノエ丨 ヤンサノエ丨

点とも

る漁火

いさりび

波なみ

まくら

漁火點點以波浪為枕

好す

きなあなたの

お酒さ

を揃そ

準備好你喜歡的酒

今日

も港

みなと

立た

ち尽つ

くす

今天也要在港口等到最後

江え

差さし

追おい

分わけ

風かぜ

まじり

風中混雜著江差民謠歌聲

誰が唄うか

沁みてくる

是誰在唱呀?一直滲透著

ヤンサノエ丨

ヤンサノエ丨

ヤンサノエ丨

ヤンサノエ丨

胸むね

のなかまで

沁し

みてくる

滲透到心坎裡了

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144

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浜浜浜浜はま

千千千千ち

鳥鳥鳥鳥どり

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

青あお

い月つ

夜よ

の はまべには

在藍色月夜的海邊

親おや

を探さ

して

なく鳥と

啼叫尋找父母的海鳥

波なみ

の国く

から

うまれでる

是誕生在波浪之鄉的

ぬれたつばさの

銀ぎん

のいろ

有潮濕的銀色翅膀

夜よる

なく鳥と

かなしさは

夜晚哀叫的海鳥淒涼地

親おや

をたずねて

海うみ

こえて

越過大海找父母

月つき

夜よ

の国く

きえてゆく

是消失在月夜之鄉的

銀ぎん

のつばさの

浜はま

千ち

鳥どり

有銀色之翼的浜千鳥

Page 152: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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浜浜浜浜はま

辺辺辺辺べ

のののの歌歌歌歌う

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あした浜は

辺べ

を さまよえば

清晨在海邊徘徊

昔むかし

のことぞ

しのばるる

追思過去的種種

風かぜ

の音お

雲くも

のさまよ

風吹的聲音呀,浮雲的情景唷

寄よ

する波な

かいの色い

靠近的波浪及各色各樣的海螺

ゆうべ浜は

辺べ

もとおれば

傍晚在海邊逗遛

昔むかし

の人ひ

しのばるる

追思過去的人們

寄よ

する波な

かえす波な

靠近的波浪呀,退回的波浪唷

月つき

の色い

星ほし

のかげも

月色啊星影啊!

はやちたちまち

波なみ

を吹ふ

急速的突浪,湧過來了

赤裳

のすそぞ

ぬれもせじ

紅衣的下擺被沾濕了

病や

みし我わ

すべていえて

我的病都好了

浜はま

の真ま

砂さご

まなごいまは

海邊的細砂是愛兒啊!

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博多博多博多博多

川川川川がわ

(1)(1)(1)(1)

三門忠司

三門忠司

三門忠司

三門忠司

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

中洲

のねおんに

咲さ

く花は

在中洲的霓虹燈下盛開的花

朝あさ

を待ま

たずに 散ち

る宿さ

命め

是等不到清晨,就會散落的宿命

うすい倖

しあわ

博は

多かた

川がわ

在博多川微少的幸福

それでも誰だ

かに

また縋す

也要有人來依靠

恋こい

をするのも

女おんな

ゆえ

因為女人要戀情

人にん

形ぎょう

小こう

路じ

あのひとは

在人偶巷的那一位

妻つま

も子こ

もある

ひとだった

雖是有妻小的人

涙なみだ

ながした

博は

多かた

川がわ

在博多川流下眼淚

世せ

間けん

の噂

うわさ

指ゆび

さされ

被世間人指指點點地議論

耐た

えてゆくのも

愛あい

のため

為了愛,要去忍受

明日

は逢あ

わせて

いい男ひ

盼明天能遇到好男人

寿橋

のたもとで

手て

を合あ

わす

在壽橋邊雙手合一

夜よ

風かぜ

身み

にしむ

博は

多かた

川がわ

被博多川的夜風滲透全身

傷きず

つき転こ

んで

また起お

きて

跌倒受傷又爬起

夢ゆめ

をみるのも

女おんな

ゆえ

因為女人要有夢

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博多博多博多博多

夜夜夜夜よ

船船船船ぶね

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

逢あ

いに来き

たかよ

要來相會了唷

松まつ

原ばら

越ご

しにョ〡

經過松原唷

博はが

多た

通とお

いの

來往博多的

アレサ夜よ

船ぶね

灯ひ

が見み

える

那艘夜船的燈光看到了

灯ひ

が見み

える

燈光看到了

恋こい

の夜よ

船ぶね

戀情的夜船啊

夜よ

の間ま

にかえせョ〡

夜晚快回來的唷

明あ

けりゃ仇波

あらなみ

天亮後是怒濤洶湧

アレサ浮う

名な

波なみ

が立た

那有惡名的風浪已起了

波なみ

が立た

風浪已起了

波なみ

も荒あ

かろ

波濤也狂暴呀

玄海

げんかい

あたりョ〡

就在玄海一帶唷

かえしともない

回航是沒有同伴的

アレサ未み

練れん

船ふね

じゃもの

那是迷戀之船的常情

船ふね

じゃもの

船的常情

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148

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晚晚晚晚ばん

春春春春しゅん

歌歌歌歌か

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

一ひ

足あし

遅おく

れで

来き

た春は

由於春天晚到一步

旅たび

人びと

泣な

かせの

こぬか雨あ

落下使旅客吃足苦頭的毛毛雨

蝶ちょう

よ蝶

ちょう

よ 側そ

へ来こ

蝴蝶唷蝴蝶唷來身邊吧

二人

で雨宿

あまやど

兩人一起避雨吧

水みず

に流な

した十

じゅう

年ねん

付之流水的十年

口くち

では軽か

一ひと

昔むかし

只是口裡輕鬆的一句過去

ああ面影

おもかげ

忘わす

れな人ひ

啊!倩影忘不了的人呀

逢あ

いたい逢あ

えない戻も

れない

想相見卻不能見也沒返回

あの日ひ

の胸む

是那天的心境

素す

足あし

で地じ

面べた

駆か

けてみる

赤腳在地面上跑跑看

裾すそ

に絡か

んだ

母はは

子こ

草ぐさ

裙襬纏住了母子草

花はな

よ花は

凛りん

と咲さ

花唷花唷有尊嚴的開吧

儚はかな

い夢ゆ

の間ま

做著短暫無常的夢時

悲かな

しい程ほ

愛あい

しても

即使愛到悲傷程度

越こ

えては行ゆ

けぬ

運さだ

命め

川がわ

也是越不過去的命運之河

ああ流な

されて

ゆらゆら揺ゆ

れて

啊!任由水流輕輕搖晃

溺おぼ

れて

沈しず

んで

泥どろ

になる

溺水沉沒變成泥土

名な

残ごり

の花は

是朵孤戀花呀

春はる

とは名な

のみの

肌寒

はださむ

春天只是有名無實的肌膚涼冷

一ひと

雨あめ

上あ

がって

朧おぼろ

月づき

一場雨後月色朦朧

うさぎうさぎ

なぜ跳は

ねる

兔子兔子為何跳不停

淋さみ

しい宵よ

なのに

已是寂寞的夜晚了

恋こい

しさ募つ

名な

を呼よ

べば

呼叫名字時更加眷念不已

廂ひさし

を抜ぬ

ける

風かぜ

の音お

吹過屋簷的風聲

ああはらはらと

窓辺

に散ち

った

啊!嘩啦嘩啦地散落在窗邊的

一片

ひとひら

二片

ふたひら

迷まよ

い花ば

是一片兩片迷惘的花瓣

心こころ

の花は

是心內的花唷

Page 156: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

149

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ふたたびの

ふたたびの

ふたたびの

ふたたびの恋恋恋恋こ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

(男)あなたの愛あ

知し

ってから

知道妳的愛意後

胸むね

の砂さ

漠ばく

が 泉

いずみ

になった

心中的沙漠湧出了泉水

(女)

聞き

くかせてもっと

その先さ

讓我多聽些過去事

言こと

葉ば

に出だ

して

酔よ

わせて欲ほ

しい

說出來,讓我陶醉吧

(合)

ああ

ふたたびの恋こ

い 今い

蘇よみが

える

啊!兩人的戀情如今復甦了

ああ

熟じゅく

年ねん

の恋こ

今いま

花はな

が咲さ

啊!忘年之戀,如今開花了

(女)

人ひと

さし指ゆ

ほっぺたに

用食指碰臉蛋

そっと押お

しあて

好す

きよと言い

えば

輕輕一按地,說好喜歡呀

(男)

年とし

の差さ

なんて

感かん

じない

對年紀的差別毫無感覺

恋こい

すりゃいつも

青せい

春しゅん

なのさ

一旦戀愛了,就變青春了

(合)

ああ

ふたたびの恋こ

今いま

蘇よみが

える

啊!兩人的戀情如今復甦了

ああ

熟じゅく

年ねん

の恋こ

今いま

花はな

が咲さ

啊!忘年之戀,如今開花了

(男)

嵐あらし

に吹ふ

かれ

散ち

ったとて

被暴風吹散的

(女)

花はな

は季き

節せつ

うらみはしない

花兒不會怨恨季節

(男)

さみしいものは

寂寞的人

(女)

さみしさを

持も

ちよることで

已寂寞慣了

(男)

楽たの

しくなれる

也樂在其中

(合)

ああ

ふたたびの恋こ

今いま

蘇よみが

える

啊!兩人的戀情如今復甦了

ああ

熟じゅく

年ねん

の恋こ

今いま

花はな

が咲さ

啊!忘年之戀如今開花了

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ふたりの

ふたりの

ふたりの

ふたりの大阪大阪大阪大阪

おおさか

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

(女)頬ほ

よせあって

あなたと踊お

(女)臉頰相偎和你擁舞吧

(男)別わ

れに似に

合あ

いの

新しん

地ち

のクラブ

(男)適合分手的新地俱樂部

(女)泣な

かない約束

やくそく

してたのに

(女)雖已約束不能哭

(男)おまえの背せ

中なか

が しのび泣な

(男)在妳背後偷偷飲泣

(女)残の

(男)わずかな

(女)剩下的

(男)僅有的

(男女)この刻と

ああ抱だ

きしめて

(男女)把此刻啊!緊緊擁抱吧

ふたりの大阪

おおさか

ラスト・ダンス

兩人的大阪最後之舞

(女)忘わ

れはしないわ

あなたのことは

(女)忘不了你的一切

(男)瞼ま

ぶた

をとじれば

きのうのようさ

(男)閉著眼瞼,恍如昨天事呀

(女)二人

で歩あ

いた

御み

堂どう

筋すじ

(女)兩人散步在御堂筋

(男)そぼふる小こ

雨さめ

淀よど

屋や

橋ばし

(男)下著毛毛雨的淀屋橋

(女)残の

(男)わずかな

(女)剩下的 (男)僅有的

(男女)この夜よ

ああ思お

い出で

(男女)把這夜晚啊!當作回憶吧

ふたりの大阪

おおさか

ラスト・ダンス

兩人的大阪最後之舞

(女)さよならいわせる

時じ

間かん

を停と

めて

(女)把道別的時間停止吧

(男)ごめんよおまえに

幸しあわ

せやれず

(男)抱歉了,不能給妳幸福

(女)誰だ

にも負ま

けない

愛あい

なのに

(女)比誰都不遜色的愛情呢

(男)夜明

けが静し

かに

幕まく

を引ひ

(男)黎明已悄悄地拉開遮幕

(女)残の

(男)わずかな

(女)剩下的

(男)僅有的

(男女)この恋こ

ああ抱だ

きしめて

(男女)把這段戀情啊!緊緊擁抱吧

ふたりの大阪

おおさか

ラスト・ダンス

兩人的大阪最後之舞

Page 158: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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風鈴風鈴風鈴風鈴

ふうりん

(1)(1)(1)(1)

坂本冬美

坂本冬美

坂本冬美

坂本冬美

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

風ふう

鈴りん

の 小ち

さな音ね

色いろ

對風鈴的清脆的音色

とても好す

きよと 楽た

しんだ

非常喜歡又高興

私わたし

の母は

想おも

い出で

回憶起我的母親呀

夏なつ

の日暮

れに

揺ゆ

れてます

夏天日暮時會搖動起來

ひとりの庭先

にわさき

縁側

えんがわ

在庭院前外廊裡

あの日ひ

のままに

風かぜ

に鳴な

那一天也照樣在風中響

この風鈴

ふうりん

母はは

の声こ

這風鈴聲是母親之聲

逢あ

いたい逢あ

いたい

母はは

の声こ

要再來聽,再來聽母親的聲音

好す

きな人ひ

いるならいると

如果有喜歡的人

教おし

えなさいと

云い

われてた

要告知,一再如此交代

やさしい母は

口癖

くちぐせ

是慈祥母親的口頭禪唷

飾かざ

った写し

真しん

微ほほえ

笑みが

看裝飾像片的微笑

涙なみだ

をいつも

誘さそ

います

常常會引起掉淚

淋さみ

しいけれど

ひとり聞き

寂寞時就獨自聽賞

この風鈴

ふうりん

母はは

の声こ

這風鈴聲是母親之聲

恋こい

しい恋こ

しい

母はは

の声こ

懷念的懷念的母親之聲

笑え

顔がお

で隣

となり

いるような

好像有滿臉笑容的鄰居

あの日ひ

の声こ

聞き

こえます

對那一天的響聲也來聽賞

この風鈴

ふうりん

母はは

の声こ

這風鈴聲是母親之聲

逢あ

いたい逢あ

いたい

母はは

の声こ

要再來聽,再來聽母親之聲

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152

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風風風風ふう

恋恋恋恋れん

歌歌歌歌か

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

逢あ

わずに行ゆ

こうか

顔かお

みて行ゆ

こか

不會面就走,還是見面了再走?

こころが迷ま

って 遠と

まわり

心裡亂紛紛地繞遠路

風かぜ

が鳴な

る鳴な

雲くも

がとぶ

風在呼叫,雲在飄

婆ば

沙さ

羅ら

峠とうげ

なみだの峠

婆沙羅嶺頂是傷心的嶺頂

今いま

も貴方

伊い

豆ず

の下田

いるだろか

目前你還在伊豆的下田吧?

虎もが

落り

笛ぶえ

北風嘯聲

つめたい体

からだ

酔よ

いざめの水

冰冷的身體,解酒的水

夢ゆめ

みて枕

まくら

濡ぬ

らしたわ

做夢到枕頭都沾濕啦

あんないいひと

いなかった

那麼好的人,不在身邊

婆ば

沙さ

羅ら

峠とうげ

女の峠

婆沙羅嶺頂是女人的嶺頂

貴方

貴方一い

度ど

本ほん

気き

惚ほ

れた人ひ

你是我曾經認真愛上的人

忘わす

れない

忘不了呀

松崎

まつざき

すぎれば

景色

が変か

わる

過了松崎,景觀會改變

海うみ

辺べ

はここまで

あとは山や

海邊到此為止,後面是山

逢あ

えば何な

から

話はな

そうか

見面要從那裡說起呢?

婆ば

沙さ

羅ら

峠とうげ

夕ゆう

陽ひ

が燃も

える

婆沙羅嶺頂,夕陽如火

貴方

貴方貴方次し

第だい

この先さ

親愛的未來如何打算全看你了

岐わか

れ道み

分岐路口

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153

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冬冬冬冬ふゆ

子子子子こ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

この街ま

に 帰か

って来き

たと

回到這街市時

風かぜ

の噂

うわさ

聞き

いた

就聽到消息

故郷

ふるさと

開ひら

いた店み

已在故鄉開店了

上手

く行ゆ

くか

なかったのか

經營得很好吧?

電でん

話わ

さえも

掛か

けて来こ

ない

用電話也連絡不到

女の意地

つらさがわかる

對女人的志氣及辛苦都瞭解

冬ふゆ

子こ

俺おれ

がいる

冬子俺がいる

冬子曾是我的人,冬子曾是我的人

冬子昔

むかし

愛あい

した女

おんな

冬子是過去愛過的女人

平へい

凡ぼう

しあわせでいい

只要平凡的幸福就好

それが口癖

くちぐせ

だった

那是常有的口頭禪

生い

き方か

下手

なおまえは

對不擅過活的妳

どんな夢ゆ

見み

てるのか

有過什麼樣的夢呀?

誰だれ

も知し

らぬ

すぐ近ち

くで

誰也不知道就即刻接近

運うん

の悪わ

恨うら

むのだろう

對這壞運途有怨恨吧

冬ふゆ

子こ

どこにいる

冬子どこにいる

冬子人在哪裡?冬子人在哪裡?

冬子今い

気き

になる女

冬子是至今還被關注的女人

冬子俺お

がいる

冬子俺がいる

冬子曾是我的人,冬子曾是我的人

冬子昔

むかし

愛あい

した女

冬子是過去愛過的女人

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154

0933585919

冬冬冬冬ふゆ

桜桜桜桜ざくら

(1)(1)(1)(1)

湯原昌幸

湯原昌幸

湯原昌幸

湯原昌幸

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

一度

だけの 人生

じんせい

人生只有一次

誰だれ

もが口く

に するけれど

任誰嘴裡都會說

悔く

やんじゃいない この生い

き方か

也不後悔這樣的生存方式

急いそ

がば回ま

れの

夢ゆめ

がある

做著欲速而不達的夢

桜さくら

冬ふゆ

桜ざくら

櫻花,櫻花,冬天櫻花

春はる

に背そ

いて

咲さ

くがいい

違背春天綻開也好

冬ふゆ

桜ざくら

櫻花,櫻花,冬天櫻花

歩ある

いた道み

恥は

じるなと

不必為走過的路慚愧

ただひそやかに

心こころ

にそっと

只要在內心隱密地悄悄

ふり注そ

紛紛而來

お人ひ

よしの

くじばかり

只有老好人的籤詩

何なん

度ど

も引ひ

いて

苦にが

笑わら

連抽好幾次,不禁苦笑

思おも

えばいくつ

探さが

しただろう

回想著到底探尋過幾回

おまえと二人

人生

じんせい

我倆的人生

冬ふゆ

桜ざくら

櫻花,櫻花,冬天櫻花

風かぜ

に吹ふ

かれて

舞ま

い上あ

がる

被風吹得紛紛飛舞

桜さくら

冬ふゆ

桜ざくら

櫻花,櫻花,冬天的櫻花

幸多

さちおお

かれと

花はな

びらが

幸福多多益善,這些花瓣

二人

の肩か

いたわるように

落在倆人肩上,好像為了安慰

ひるがえる

飄揚過來

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0933585919

望望望望ぼう

郷郷郷郷きょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

女心

ごころ

の 故郷

ふるさと

女人內心的故鄉

忘わす

れたはずの 男

おとこ

の胸む

男人的心內應該已忘掉吧

爪つめ

をかむのは

誰だれ

のため

咬著指甲是為誰?

しのび泣な

くのは

誰だれ

のため

悄聲啜泣又是為誰?

永遠

に愛あ

して

離はな

さずに

永遠愛著而不願離開

貴方

あなた

に会あ

いたい

遠とお

い遠と

い人ひ

だけど

雖是遙遠的人兒,也想與你相見

夜よ

汽ぎ

車しゃ

にゆられ

幾いく

時じ

間かん

在夜火車裡搖晃數小時

あなたみたくて

帰かえ

ってゆくの

為了要見你而回去的

甘あま

えたいのよ

いつの日ひ

任何日子都想親密呢

見み

てて欲ほ

しいの

いづだって

想要隨時都能看到

泣な

いて別わ

れた

北国

きたぐに

而哭離了北鄉

離はな

ればなれの

遠とお

い遠と

い人ひ

のため

為了已離開的遙遠人兒

幸しあわ

せ薄う

私わたし

にも

像我如此薄倖的

いつかくるのね

女おんな

の春は

遲早也會有女人的春天吧

じっとこらえて

耐た

えるのも

能平靜地忍耐下去

あなたがいると

すがるのも

是因有你可倚靠

私わたし

ひとり

待ま

っている

我獨自在等待的

涙なみだ

の故郷

ふるさと

夢ゆめ

に夢ゆ

にうかぶから

淚的故鄉一直在夢中浮現啊!

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望望望望ぼう

鄉鄉鄉鄉きょう

千千千千せん

里里里里り

(1)(1)(1)(1)

三笠優子

三笠優子

三笠優子

三笠優子

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

海かい

峡きょう

飛と

び立た

海うみ

鳥どり

向海峽飛去的海鳥唷

翼つばさ

をおくれ

あたしにも

也給我飛翼吧

望ぼう

郷きょう

千せん

里り

血ち

の涙

なみだ

千里思鄉的血淚

幾いく

度ど

幾いく

度ど

流なが

して

耐た

えたやら

已忍受流過無數次了

いくさ

の嵐

あらし

いたぶられ

受戰爭風暴的侵襲

縺もつ

れて切き

れた

縁えにし

糸いと

情絲糾結而斷裂

それでも生きてて

よかったと

如此還能存活下來算幸運

風かぜ

に風か

に微笑

紅べに

芙ふ

蓉よう

在風中裡微笑著的紅芙蓉

昭しょう

和わ

に幸

しあわ

置お

いて来き

把幸福留在昭和時代

老女

が肩か

寄よ

せあって

老婦人肩靠肩地

望ぼう

郷きょう

千せん

里り

わらべうた

唱起千里思鄉的兒歌

唄うた

う唄う

う夜明

けに

春はる

よ来こ

唱到天亮,春天來吧

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星星星星ほし

のののの界界界界か

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

月つき

なきみ空ぞ

に きらめく光

ひかり

沒有月亮的天空,充滿燦爛星光

鳴あ

呼あ

その星ほ

影かげ

希き

望ぼう

のすがた

啊!那些星星,是希望的倚靠

人じん

智ち

は果は

なし

無む

窮きゅう

の遠お

人的智慧無窮無盡的遠

いざ其そ

の星影

ほしかげ

唉!那些星星們

きわめも行ゆ

かん

引導到無限

雲くも

なきみ空ぞ

橫よこ

たう光

ひかり

沒有雲的天空,綿橫蒼穹的星光

鳴あ

呼あ

洋よう

洋よう

たる

銀ぎん

河が

の流な

啊!是廣闊的宇宙銀河在流動

仰あお

ぎて眺な

むる

万まん

里り

のあなた

舉頭遠望是遠離萬里的郎君

いざ棹さ

させよや

唉!順水推舟的

窮きゅう

理り

の船ふ

是尋找真理的船呢

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星星星星ほし

のののの流流流流な

れにれにれにれに

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

星ほし

の流な

れに 身み

をうらなって

向流星占卜此身

どこをねぐらの 今日

の宿や

哪裡是今日的棲身窩?

荒すさ

む心

こころ

いるのじゃないが

雖無心自甘墮落

泣な

けて涙

なみだ

かれ果は

てた

但已傷心淚盡

こんな女に

誰だれ

がした

這樣的女人,有誰知道

煙た

草ばこ

ふかして

口くち

笛ふえ

ふいて

吐煙霧吹口哨

あてもない夜よ

さすらいに

沒有目標地,徬徨暗夜中

人ひと

は見み

返かえ

わが身み

は細ほ

路人回頭看我瘦小身影

町まち

の灯ほ

影かげ

わびしさよ

寂寞的街上燈影呀

こんな女

おんな

誰だれ

がした

這樣的女人,有誰知道

飢う

えて今頃

いまごろ

妹いもと

はどこに

現在受餓的妹妹在哪裡?

一ひと

目め

逢あ

いたい

お母か

さん

很想再見母親一眼

ル❘

ジェ哀か

しや

唇くちびる

かめば

咬緊嘴唇,口紅也悲痛

闇やみ

の夜風

泣な

いて吹ふ

黑夜的夜風在哭嚎

こんな女

おんな

誰だれ

がした

這樣的女人,有誰知道

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放放放放ほう

浪浪浪浪ろう

記記記記き

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

束たば

ねた髪か

に ほこりをためて

髮束上沾留灰塵

一ひと

皿さら

五ご

銭せん

の 菜さ

を買か

買一盤五錢的菜餚

灯あか

りさざめく

帝劇

ていげき

光亮喧嘩的帝國劇場也好

宵よい

の銀ぎ

座ざ

にぎわいも

熱鬧通霄的銀座也罷

知し

らぬ知し

らぬ他た

国こく

うつし絵え

都是陌生的,陌生國土的寫生繪嗎?

青あお

い青あ

い秋刀魚

目め

に涙

なみだ

青色,青色秋刀魚眼在掉淚

なんにも無な

けりゃ

男おとこ

も逃に

げる

什麼都沒有時,男人也會逃走

しかたがないのは

わかっても

雖明知這是無可奈何的

露地

に蚊放

り火び

焚た

くころは

當空地上在燻蚊火時

恋こい

のみれんに

鳴なる

子こ

坂ざか

就用驅鳥響板驅逐迷戀吧

憎にく

い憎に

いあいつの

唇くちびる

那可恨傢伙口唇的

匂にお

い匂に

い呑の

み消け

香かお

り酒ざ

味道用酒香來消除吧

斜なな

めにしいた

せんべい蒲ふ

団とん

斜舖著薄硬的墊被

疲つか

れたネオンが

のぞきこむ

暗淡的霓虹燈在偷看

情なさけ

ひとすじ

義理

みすじ

情感一條,義理有三條

明あ

日す

は下し

谷や

日にっ

暮ぼ

里り

明天去下谷還是日暮裡呢?

一ひ

人とり

一人重か

ねた

放さす

浪らい

把眾人疊起來流浪者的

破やぶ

れ破や

れ畳

だたみ

引び

きむしる

破爛疊席抽出來

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放放放放ほう

されて

されて

されて

されて

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

水みず

に七色

なないろ

ネオンの花は

水面七彩的霓虹花

夢ゆめ

がありそに 浮う

かれてるけど

像懷夢在漂浮

私わたし

はあんたに 放ほ

されたまま

就在我被你拋棄時

ひとり曽そ

根ね

崎ざき

はぐれ鳥ど

成為曾根崎一隻離群鳥

忘わす

れなあかん

忘わす

れなあかん

不可以忘記,不可以忘記呀

あんたなしでは

よう生きられん

沒有你的話,會活不下去

忘れなあかん

忘れなあかん

不可以忘記,不可以忘記呀

おんなやもん

女人就是如此

洒しゃ

落れ

た女

おんな

いたいのやけど

雖想做個俏美的女人

私うち

はやっぱり

演えん

歌か

です

但我仍然是演歌者

あいつばかりが

男やないと

非僅那傢伙才是男人

グラス片か

手て

気き

取ど

ってみても

雖作勢伸單手拿酒杯

ゆうべ大阪

おおさか

捨す

てたと聞き

けば

但聽到昨夜已離開大阪

知し

らず知し

らずに

目め

が濡ぬ

れる

不知不覺,不知不覺滿眶淚水

泣な

いたらあかん

泣な

いたらあかん

不可以哭,不可以哭

泪なみだ

ぽろぽろ

よう止と

められん

淚淙淙已無法停止

*泣な

いたらあかん

泣いたらあかん

不可以哭,不可以哭

おんなやもん

女人就是如此

いっそ放ほ

そか

大おお

淀よど

川がわ

不如扔棄大淀川裡吧

あんた恋こ

しと

哭な

くこころ

把思戀你和哭泣的心

忘わす

れなあかん

忘れなあかん

不可以忘記,不可以忘記

あんたなしでは

よう生い

きられん

沒有你的話,會活不下

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放浪放浪放浪放浪

ほうろう

のののの唄唄唄唄う

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

船ふね

は港

みなと

に日ひ

は西に

夕陽西斜,船回港

いつも日ひ

暮ぐれ

にゃ 帰か

えるのに

總是黃昏時,才得回來

枯か

れたわが身み

野の

に山や

荒山野外裡,我身枯萎

何なに

が恋こ

しゅて

ねるのやら

躺著時,在思戀什麼?

捨す

てた故こ

鄉きょう

惜お

しまねど

放棄故鄉,可惜又糊塗

風かぜ

にさらされ

雨あめ

に濡ぬ

風雨交加,滿身溼透

泣な

けど帰か

えらぬ

青せい

春しゅん

悲傷哭泣,青春不再回來

熱あつ

い淚

なみだ

何なん

としょう

熱淚直流,不知如何是好!

路みち

もあるけど南

みなみ

北きた

路有往南向北

いつも太陽

たいよう

あるけれど

總是會有陽光的

春はる

はつかの間ま

秋あき

がくる

春天瞬間流逝,秋天會來

若わか

い命

いのち

悲かな

しさよ

年輕的生命,充滿悲傷

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まよい

まよい

まよい

まよい舟舟舟舟ぶ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

めぐり逢あ

うのが

さだめなら

如果相遇是命中注定的

なぜに添そ

えない 忍し

ぶ宿や

為何幽會都沒結果

月つき

に一い

度ど

十とお

日か

に一い

度ど

每月一次改為十日一次

あなた急い

いで

逢あ

いたがる

因急著與你相見

どこへ流な

れる

まよい舟ぶ

迷失船要流到何處?

浮舟

うきふね

かなしい

恋こい

しぐれ

悲哀浮舟的時雨戀情

たとえ夢ゆ

でも

いいのです

即使是夢境也好呀

いのち重か

ねて

行ゆ

けるなら

只要生命能合在一起

帯おび

をほどけば

情なさ

けに負ま

けて

衣帶解開就是對情慾屈服

もとの岸き

には

戻もど

れない

而不能回到原有的岸邊

舟ふね

はあなたの

腕うで

まかせ

船任由你的操控

まかせてせつない

恋こい

模も

様よう

難過放任的戀情模樣

修しゅ

羅ら

の川か

でも

叶かな

うなら

地獄河也能如願的話

流なが

れつきたい

しあわせに

也想流到幸福地

夢ゆめ

よ夢ゆ

よね

あなたの向む

こう

夢唷夢呀,在你的對面

奪うば

いきれない

ひとがいる

有強奪不來的人啊

揺ゆ

れてゆられて

まよい舟ぶ

迷失船搖晃,搖晃著

浮うき

舟ふね

かなしい

恋こい

名な

残ご

悲哀浮舟的殘餘戀情

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まこと

まこと

まこと

まこと酒酒酒酒ざ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

先さき

の苦く

労ろう

は 覚か

悟ご

の上う

會有苦受是早就覺悟的

いつも笑わ

って ついてきた

總是露笑容地跟著

すまないね

すまないね

對不起,對不起呢

おまえ

すまないね

對妳對不起呢

そんな俺お

にも

明日

が見み

える

那樣的我也看得到將來

せめて交か

わそか

まこと酒ざ

至少互喝交杯真誠酒吧

他人

にゃ判わ

らぬ

お前ま

の良よ

さに

為別人所不知的妳的好處

二に

度ど

も三さ

度ど

惚ほ

れ直な

一而再三重新愛上

忘わす

れない

忘わす

れない

忘不了,忘不了

おまえ

忘れない

對妳忘不了

袖そで

で拭ぬ

った

涙なみだ

の数か

用袖子擦拭過無數淚水

ふたりしみじみ

まこと酒ざ

倆人貼心地喝真誠酒吧

夢ゆめ

の手伝

しているだけと

雖說只在幫忙實現夢想

そっと気き

遣づか

酌しゃく

をする

而偷偷地關心斟酒

離はな

さない

離はな

さない

離不開,離不開

おまえ

離さない

對妳離不開

軒のき

にこぼれる

しあわせ灯あ

屋簷下佈滿幸福的燈光

情なさ

け通か

わす

まこと酒ざ

情投意合地喝真誠酒吧

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窓窓窓窓まど

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

女性

ひとりで

生い

きることより

女性獨自生活時

もっと淋さ

しく

させるのは

會倍覺寂寞的

窓まど

に差さ

し込こ

寒さむ

い黄昏

たそがれ

是從窗戶映入寒冷黃昏時

急きゅう

に涙

なみだ

こぼれる

會突然淚流滿臉

声こえ

かける人ひ

そばにいて

身旁如有可以說話的人

平凡

へいぼん

な暮く

らし

していたら

並過著平凡生活時

胸むね

の渇か

きも

やせた身体

內心的渴望和消瘦的身體

あなたしか知し

らない

除了你沒人會瞭解

愛あい

は綺き

麗れい

ずるい生い

き物も

愛是美麗而狡猾的生物

飼か

い慣な

らすそれだけ

要好好侍候適應而已

あぁ

ありふれた恋話

それも人生

じんせい

啊!司空見慣的情話那也是人生

林りん

檎ご

剥む

く指ゆ

怪け

我が

をするより

比起削蘋果割傷手指

もっと痛い

みが

走はし

るのは

更快速的痛感

服ふく

を着替

える

寒さむ

いこの部屋

是在寒冷房間換衣後

灯あ

かり点つ

けて出で

かける

點亮燈光出去

置お

き手て

紙がみ

書か

いて

残のこ

しても

即使寫下字條留下來

紙屑

かみくず

になって

しまうだけ

也只變成紙屑而已

都会

のネオンに

泳およ

ぐ気持

ちを

在都市的霓虹燈裡穿梭的心情

あなたしか知し

らない

除了你,沒人瞭解

愛あい

はいつでも

ただの借か

り物も

愛一直僅是借用的東西

返かえ

す日ひ

がくるだけ

返還日子會來的

あぁ

ありふれた終幕

それも人生

じんせい

啊!司空見慣的落幕那也是人生

胸むね

の渇か

きも

やせた身体

內心的渴望和消瘦的身體

あなたしか知し

らない

除了你,沒人會瞭解

愛あい

は綺麗

ずるい生い

き物も

愛是美麗而狡猾的生物

飼か

い慣な

らすそれだけ

要好好侍候適應而已

あぁ

ありふれた恋話

それも人生

じんせい

啊!司空見慣的情話那也是人生

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幕間幕間幕間幕間

まくあい

唄唄唄唄::::門倉有希

門倉有希

門倉有希

門倉有希

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

くやしぃから あたしが歌う

うのは

因為氣憤,我唱的歌是

あんたに捧さ

げる 恨う

みの唄う

要獻給你的懷恨之歌唷

きらめくライトが 消き

えないうちに

閃爍燈光未消失前

女おんな

は夢ゆ

終お

わりにするのさ

女性就會終止她的夢想的

愛あい

は勝か

つって

いったじゃないの

曾說過愛會戰勝一切啊!

愛あい

しても

愛あい

しても

あたしはひとり

雖愛上了、愛上了,我仍孤單一人

運命

さだめ

なんか

こんな運命

さだめ

なんか

命運啊!為什麼是這樣的命運?

持も

って生う

まれた

おぼえはない

不覺得是與生俱來的

かなしいから

あたしがまとうのは

因悲傷使我穿上的

あんたが好こ

んだ

恨うら

みのシルク

是你喜愛的恨之絲綢

枯か

れ葉は

な打う

たれて

芯しん

まで冷つ

えて

枯葉打在身上,冷到心坎裏

あたしは歩あ

孤こ

独どく

の果は

てまで

我要走向,孤獨之路的盡頭

愛あい

は勝か

つって

いったじゃないの

曾說過愛會戰勝一切啊!

愛あい

しても

愛あい

しても

あなたが遠と

雖愛上了、愛上了,你卻遠離

運命

なんか

こんな運命

なんか

命運啊!為什麼是這樣的命運?

命いのち

ゆだねた

あたしはばか

將生命奉獻出,我真是笨蛋

愛あい

は勝か

つって

いったじゃないの

曾說過愛會戰勝一切啊!

愛あい

しても

愛あい

しても

あたしはひとり

雖愛上了、愛上了,我仍孤單一人

運命

なんか

こんな運命

なんか

命運啊!為什麼是這樣的命運?

だけど今い

でも

あんたが好す

為何至今仍然喜歡你

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迷迷迷迷まよ

いいいい雪雪雪雪ゆ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

お酒さ

は涙

なみだ

の 誘さ

い水み

酒是催淚水

酔よ

うほど切せ

ない 泣な

かせ水み

比酒醉還難過的哭泣水

私わたし

あなたの何な

ですか なんですか

我是你的什麼?什麼東西?

夢ゆめ

も抱だ

けずに

待ま

ちわびる

連夢都抱不到也在焦急等待

恋こい

は悲か

しい

冬ふゆ

の迷ま

い雪ゆ

戀情是悲傷的冬天迷失雪

煙草

の空あ

き箱ば

鶴つる

に折お

把香菸的空盒折成紙鶴

愛いと

しいあなたへ

翔と

ばします

投翔到可愛的你處

忘わす

れられても忘わ

れない

忘わす

れない

雖被忘掉了,卻忘不了,忘不了

女ひとりで

越こ

える冬ふ

女人孤獨地過冬

胸むね

の寒さ

さが

遠とお

い虎も

落り

笛ぶえ

內心的淒寒如遠處凜風嘯聲

春はる

夏なつ

逢あ

う日ひ

待ま

ち焦こ

がれ

春夏相見日子望眼欲穿

秋あき

冬ふゆ

叶かな

わぬ

夢ゆめ

見み

てる

秋天做著無望的夢

私わたし

あなたの何な

ですか

なんですか

我是你的什麼?什麼東西?

さくら舞ま

うよに

降ふ

りしきる

櫻花飛舞飄落不止

冬ふゆ

の恋花

こいはな

積つ

もる迷ま

い雪ゆ

冬天的戀花是堆積迷失雪

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舞舞舞舞まい

鶴鶴鶴鶴づる

港港港港みなと

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

男は波止場

へ 来く

るたびに

男人來碼頭時

過去

への階段

かいだん

下お

りるのか

會從過去的階梯下來嗎?

その名な

も舞ま

鶴づる

風かぜ

吹ふ

く港

みなと

在那也叫舞鶴的風吹港

俺おれ

は魅ひ

かれて

ここへ来き

我被吸引過來了

煙草

の赫あ

い火び

ブイの灯ひ

香菸的紅火是浮標燈光嗎

セピアに霞か

んで

海うみ

が鳴な

墨黑矇朧之海在呼叫

立た

たずむその先さ

連絡船

れんらくせん

佇立交通船頭的

姿すがた

見み

えたよ

幻まぼろし

夢幻般的身影被看到了

男と女の

舞ぶ

台たい

幕まく

男與女的舞台之幕

下お

ろした後あ

では

もう開あ

かぬ

閉幕後就不再揭開

おまえのその夢ゆ

その行末

ゆくすえ

對你的夢想及前途

なぜに報む

いて

やれぬ奴や

為何是未能回報的傢伙

死し

ぬ気き

で生い

きれば

誰だれ

だって

拼命活下去,誰也會

いい日ひ

は来く

るもの

見み

えるもの

看到好日子來到

その名な

も舞ま

鶴づる

旅たび

立だ

つ港

みなと

在那也叫舞鶴的起程港

俺おれ

もここから

もう一度

我也要重下決心

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みだれ

みだれ

みだれ

みだれ髮髮髮髮が

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

髮かみ

のみだれに 手て

をやれば

伸手梳理散亂的頭髮時

赤あか

い蹴出

しが

風かぜ

に舞ま

紅色襯裙在風裡飄舞

憎にく

恋こい

しや

塩しお

屋や

の岬

みさき

可恨又思戀的塩屋的海角

投な

げて届と

かぬ

想おも

いの糸い

拋擲也達不到的思念之繩

胸むね

にからんで

淚なみだ

をしぼる

纏繞著心胸而擠出淚水來

すてたお方か

しあわせを

對已拋棄之人的幸福

祈いの

る女

おんな

性さが

かなし

祈禱的女性性情,感到遺憾

辛つ

らや

重おも

たや

わが恋こ

ながら

難過、沉重的是因我的思慕之情

沖おき

の瀨せ

をゆく

底そこ

曳び

き網あ

希望駛往大海急流的拖網

舟ふね

にのせたい

この片情

かたなさ

漁船載走這個單戀

春はる

は二ふ

重え

卷ま

いた帶お

春天要圈二層腰帶

三重

に卷ま

いても

余あま

る秋あ

秋天圈三層也感寒冷

暗くら

涯は

てなや

塩しお

屋や

の岬

みさき

塩屋的海角黑暗無盡

見み

えぬ心

こころ

照て

らしておくれ

請照亮看不見的內心吧

ひとりぽっちに

しないでおくれ

別讓我孤單一人

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169

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みちのくしぐれ

みちのくしぐれ

みちのくしぐれ

みちのくしぐれ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

(女)あんたひとりよ…

你很孤單唷…

(男)おまえひとりさ…

妳也孤單呀…

(女)からめる小こ

指ゆび

互相纏繞的小手指

痩や

せてやつれた 素す

泊ど

まりの宿や

又瘦又憔悴,純過夜之宿

(男)明日

の灯あ

りは

見み

えないが

雖然看不到明天的光明

(合)二人

なら

二人なら

寒さむ

くない

只要是兩人只要是兩人就不會冷

恋こい

の窓ま

うつ

みちのくしぐれ

陸奧的時雨,拍窗的戀情

(女)あんたごめんね…

對不起你呢…

(男)苦く

労ろう

かけるな…

不要太辛苦了…

(女)今こ

夜や

も名な

前まえ

今晚也將名字

变かわ

える宿や

帳ちょう

涙なみだ

ににじむ

改變的登記簿,沾到淚水

(男)人ひ

目め

をのがれる

旅たび

だけど

雖是避人眼光的旅行

(合)二人

ふたり

なら

二人なら

つらくない

只要是兩人只要是兩人就不委屈

夢ゆめ

をふらせて

みちのくしぐれ

陸奧的時雨,降下夢來吧

(女)あんたまかせよ…

請你放手吧…

(男)離は

しゃしないさ…

才不分開呢…

(合)あとにはもどれぬ

此後不再回頭

愛あい

に流な

れる

男と女

為愛漂泊的男女

つめたい噂

うわさ

追お

われても

即使被無情的謠言所追迫

二人

ふたり

なら

二人なら

あたたかい

只要是兩人只要是兩人就會溫暖

朝あさ

は晴は

れてよ

みちのくしぐれ

陸奧的時雨,放晴清晨呀

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みんないい

みんないい

みんないい

みんないい女女女女

おんな

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

誰だれ

だって泣な

きながら

眠ねむ

った夜よ

がある

誰都有過哭睡的夜晚

悲かな

しみに遭あ

わずに

生い

きては行ゆ

けない

沒有不遭遇悲傷的生活

幸しあわ

せの後う

ろ影か

げ 見み

送おく

るその度た

目送幸福的背影時

新あたら

しい夢ゆ

また探さ

すのよ

再來尋找新的夢吧

たったひとつの物も

語がたり

みんなヒロイン

每一個故事大家都是女主角

自じ

信しん

を持も

たなきゃ

ダメダメ

不保持自信是不行不行的

みんないい女

大家都是好女人

辛つら

くても言い

い訳わ

しないと決き

めている 無論如何艱苦也決心不找藉口

この道み

を選え

んで

歩ある

いて来き

たから

已選擇此路,並已走過來了

灯あか

りさえ消き

えた部屋

夜明

けが近ち

づけば

連燈光已熄的房間當黎明來臨時

新あたら

しいドアが

また開ひ

くのね

新的門戶又會打開吧

二に

度ど

と書か

けない物も

語がたり

みんなヒロイン

不再重寫的故事,大家都是女主角

微笑

み失な

くしちゃ

ダメダメ

喪失笑容是不行不行的

みんないい女

大家都是好人

過す

ぎて行ゆ

く人ひ

ならば

追お

わずに諦

あきら

める

對擦身而過之人就死心不必追了

人生

じんせい

は出会

いと

別わか

れがつきもの

人生是離不開相聚及離別的

思おも

い出で

のアルバムに

涙なみだ

を飾か

ったら

在回憶的相簿裡裝飾點淚水

新あたら

しい旅た

また出で

かけましょう

再度踏上新的旅程吧

明あ

日す

にときめく物も

語がたり

みんなヒロイン

明天的興奮故事,大家都是女主角

恋こい

していなけりゃ

ダメダメ

否定戀愛是不行不行的

みんないい女

大家都是好女人

みんないい女

大家都是好女人

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171

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港港港港みなと

恋恋恋恋こい

唄唄唄唄うた

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

指ゆび

でおくれ毛げ

撫な

でつけて

用手梳撫著鬢毛

紅べに

もひと捌は

け 冬ふ

の花は

人的艷紅消去就成冬之花

あなた早は

早く気付

いてよ

請你早點早點警覺呀

おし乃の

という名な

灯あか

りをつけて

點上了名叫「押乃」的燈

命いのち

焦こ

がして

待ま

っている

煎熬的生命再等待

港みなと

恋こい

唄うた

おんな唄う

港口戀歌是女人歌

口くち

は荒あ

いが

優やさ

しくて

雖嘴巴粗魯卻善良

二人

似に

たよな

傷きず

がある

倆人有相似的創傷

あなたぐっと

ぐっと呑の

み干ほ

して

你一口氣地喝乾

昔むかし

のことなら

何処

かに預あ

把過去的種種找個地方寄放

酔よ

いにまかせる

夢ゆめ

一ひと

夜よ

任由酒醉度過夢境的一晚

港みなと

恋こい

唄うた

おんな唄う

港口戀歌是女人歌

坂さか

を下く

れば

かもめ島じ

下坡道就是海鷗島了

春はる

が来き

そうに

光ひか

る海う

光亮的海洋就像春天來了

あなたきっと

きっと帰か

ってよ

親愛的一定,一定要回來呀

約束

やくそく

ばかりが

するりと逃に

げる

約定好的卻一溜煙就跑

そんな気き

がして

泣な

きそうな

常有這樣的感覺而想哭

港みなと

恋こい

唄うた

おんな唄

港口戀歌是女人歌

Page 179: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

172

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港港港港みなと

町町町町まち

情情情情じょう

話話話話わ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

行い

くなら抱だ

いてと

命いのち

をかけて

真要去就要拼命地抱著

あんたの愛あ

を ひきとめる

來挽留你的愛

おんなはいつも 見み

送おく

るだけね

女人經常是在送別而已

ああ

汽き

笛てき

泣な

け泣け

啊!汽笛在哭叫不停

雨あめ

よ降ふ

れ降れ

わかれをかくせ

雨呀一直下吧來隱藏離別

夜よ

明あ

けがせかせる

港みなと

町まち

晨光在催促的港都

旅たび

路じ

の荷に

物もつ

投な

げ込こ

むように

有如把旅程的行李扔進去

ころがり込こ

んで

来き

たあなた

滾著進來的你

一ひ

と夜よ

の夢ゆ

情なさ

けにかわり

把一夜之夢轉變成戀情

ああ

春はる

は菜な

の花は

啊!春天是菜花

秋あき

はすすきの

しあわせぐらし

秋天是芒草的幸福生活

入いり

船ふね

出で

船ふね

港みなと

町まち

船隻進進出出的港都

背せ

中なか

で物も

言い

あんたが憎に

在背後說三道四,你好討厭

ポロポロ落お

ちる

恋こい

泪なみだ

淙淙落下戀情淚

私わたし

の敗ま

けよ

あんたを待ま

つわ

對你的期待呀算我失敗了

ああ

鴎かもめ

啼な

け啼な

啊!海鷗啼叫不停

ついて行ゆ

け行け

荒波

あらなみ

はるか

跟著去吧,到怒濤兇浪的遠方

男と女の

港みなと

町まち

男人與女人的港都

Page 180: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

173

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娘娘娘娘むすめ

よよよよ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

嫁よめ

に行ゆ

く日ひ

か 来こ

なけりゃいいと

出嫁的日子,不要來最好

おとこ親お

なら 誰だ

でも思お

這是做爸爸的,誰都會如此想的

早はや

いもんだね

二は

十た

才ち

を過す

ぎて

好快呀,已二十歲了

今日

はお前ま

花はな

嫁よめ

姿すがた

今天是你當新娘的日子

贈おく

る言こ

葉ば

ないけれど

沒有什麼話要交代

風邪

をひかずに

達者

たっしゃ

で暮く

らせ

只希望不要感冒,健康過日

夕ゆう

べ娘

むすめ

酌しゃく

してくれた

傍晚讓女兒斟酒淺酌

酒さけ

の味あ

さえ

おほえていない

連酒味都沒有感覺

古ふる

い写真

しゃしん

指ゆび

さしながら

指著舊相片說

ここが父と

さん

そっくりなのと

這裏與父親一模一樣

頰ほほ

のあたりを

なでながら

並撫摸著臉頰

淚なみだ

ぐんでは

はしゃいでくれた

含淚地歡鬧起來

笑わら

い話

ばなし

すませるけれど

歡笑的話,說完之後

口くち

じゃ云い

えない

苦く

労ろう

もあった

口雖沒說,辛苦一定有的

嫁よめ

に行い

ったら

わがまま云い

わず

嫁去後,不可任性說話

可愛

い女房

にょうぼう

云い

われてほしい

要能被稱讚為,溫柔可親的妻子

いつも笑え

顏がお

忘わす

れずに

隨時不忘笑容

ついて行ゆ

くんだ

信しん

じた人ひ

跟著信任的人一起走吧

Page 181: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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夫婦夫婦夫婦夫婦

坂坂坂坂ざか

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

この坂さ

を 越こ

えたなら

只要越過這個坡道

しあわせが 待ま

っている

就有幸福在等待

そんなことばを 信し

じて

相信那樣的說詞

越こ

えた七な

坂さか

四よ

十そ

路じ

坂ざか

越過重重坡道,四十歲的坡道

いいの

いいのよ

あなたと二人

好好的,還好好的你我倆人

冬ふゆ

の木こ

枯が

らし

笑え

顔がお

で耐た

えりゃ

冬天的寒風還能笑著忍受者

春はる

の陽ひ

も射さ

夫婦

坂ざか

春天的陽光也會照耀夫婦坡道

女なら

花ならば

女人是花的話

咲さ

くときも

散ち

るときも

綻放和凋謝時

見み

ててほしいの

あなたに

都要你看到的

宿命

あずけて

暮く

らしたい

以命相許的生活

いいの

いいのよ

一ひと

間ま

の部へ

屋や

好好的,還好好的在同一間房內

あなた待ま

ってる

雪割草

ゆきわりそう

等待你的雪割草

いつか芽め

をふく

夫婦

坂ざか

早晚會發芽的夫婦坡道

流なが

れゆく

人ひと

の世よ

在不斷流動的人世間

哀かな

しみに

泣な

いたなら

在哀傷哭泣時

杖つえ

になってね

抱だ

いてね

請來抱著當做支柱吧

肩かた

を貸か

してね

背負

ってね

借用肩膀來背負著吧

いいの

いいのよ

ふり向む

かないわ

好好的,還好好的,不要轉身回頭啊

曲ま

がりくねった

坂道

さかみち

だけど

雖是彎彎曲曲的坡道

ついてゆきます

夫婦

坂ざか

也要跟去的夫婦坡道

Page 182: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

175

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矢矢矢矢や

立立立立たて

のののの杉杉杉杉す

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

絹雨

きぬあめ

が降ふ

り 足あ

が止と

まる

下著毛毛雨而停腳時

虹にじ

が出で

まるで夢ゆ

の中な

出現了彩虹,有如在夢中

目め

の前ま

そびえる 千年

せんねん

の杉す

眼前聳立著千年杉樹

旅人

たびびと

少すこ

し休や

んでいかないかと

旅人唷,稍事休息後再出發吧

語かた

りかけてくる

如此勸說著

ここは甲こ

州しゅう

笹ささ

子ご

峠とうげ

黒くろ

野の

田だ

村むら

這裡是甲州笹子嶺頂的黑野田村的

矢や

立たて

の杉す

の物も

語がたり

矢立杉的故事

粉雪

こなゆき

が舞ま

夢ゆめ

も凍こ

細雪紛飛,夢也凍結

立た

ちすくむ

まるで闇や

の中な

呆立不動,如在黑暗中

若者

わかしゃ

悩なや

むな

落お

ちた花は

びら

年輕人唷,不要煩惱掉落的花瓣

かけるだけ

寂さび

た心

こころ

とけてゆく

如此一來,寂寞的心就紓解了

ほこらの中な

から

從小廟內

見上

げる空そ

に輝

かがや

く星ほ

強つよ

く生い

きろ

往上看,空中閃亮的星星都堅強地活著

矢や

立たて

の杉す

が抱だ

きしめる

來緊擁著矢立杉

旅人

たびびと

生い

きることに疲つ

れた時と

旅人唷,對生存感到疲累時

ここへ来く

るといい

就來這裡吧

ここは甲こ

州しゅう

笹ささ

子ご

峠とうげ

黒くろ

野の

田だ

村むら

這裡是甲州笹子嶺頂的黑野田村

矢や

立たて

の杉す

のあるところ

有矢立杉的地方

Page 183: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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矢矢矢矢や

切切切切ぎり

のののの渡渡渡渡わ

しししし

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

つれて逃に

げてよ…………

帶著我逃啊…………

ついておいでよ…………

跟著來呀…………

夕ゆう

ぐれの雨あ

が降ふ

矢や

切ぎり

の渡わ

落著黃昏雨的矢切渡口

親おや

のこころに

そむいてまでも

不惜違背雙親的心意

恋こい

に生い

きたい

二人

です

為愛而活的小倆口

見み

すてないでね…………

不要拋棄我哪…………

捨す

てはしないよ…………

不會放棄妳的呀…………

北きた

風かぜ

が泣な

いて吹ふ

く矢や

切ぎり

の渡わ

北風凜冽地吹著的矢切渡口

噂うわさ

かなしい

柴又

しばまた

すてて

悲傷的風聲下放棄了「柴又」村

舟ふね

にまかせる

さだめです

小舟隨波逐流,聽天由命

どこへ行ゆ

くのよ…………

去哪裡啊…………

知し

らぬ土地

だよ

往陌生的地方呀

搖ゆ

れながら櫓ろ

が咽む

矢や

切ぎり

の渡わ

搖船搖到船櫓也呻吟的矢切渡口

息いき

を殺こ

して

身み

を寄よ

せながら

屏息依偎著身軀

明日

へ漕こ

ぎだす

別わか

れです

是划向將來的離別

Page 184: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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柳川柳川柳川柳川

やながわ

わかれ

わかれ

わかれ

わかれ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

(男)

明日

お前ま

街まち

を出で

明天妳就要出街市了

ちいさな風ふ

呂ろ

敷しき

軽かる

すぎる

小包巾太輕了

(女)

あなた残の

して 街ま

を出で

把你留下來離開街市

せつないこの胸む

ね 重お

すぎる

難過的內心好沉重

(男)

甘あま

い香か

りの

ひいらぎの花は

香甜的刺桂花

咲さ

くたび

お前ま

を想お

うだろ

開花時會思念妳呀

(女)

やなぎなが

れる

この川に

柳樹下流動的河川裡

私わたし

の涙

なみだ

置お

いてゆく

我的眼淚會留下來

(合)

離はな

ればなれに

右みぎ

左ひだり

各自分開,各奔前程

橋はし

も泣な

いてる

柳川

やなきがわ

わかれ

連橋也傷心的柳川之別

(男)

ちぎれ蒲ふ

団とん

見み

る夢ゆ

在破爛的被褥裡做的夢

幼おさな

いお前ま

泣な

き笑え

顔がお

是妳幼小時又哭又笑的臉

(女)

花はな

のお江戸

見み

た夢ゆ

在繁華的江戶所做的夢

薄うす

いなさけと

嘘うそ

の花は

是薄情虛假的花

(男)

老お

いた父母

ちちはは

残のこ

しちゃ行い

けぬ

放下老邁父母,走不出門

ましてや

お前ま

を受う

け出だ

せぬ

況且也不能帶妳一起走

(女)

体からだ

あずけた

夜よる

いくつ

夜夜都想獻身

あなたを想お

った

夜よる

いくつ

夜夜都在思念你

(合)

星ほし

も流な

れて

西にし

東ひがし

星星也各自東西流轉

さだめ凍こ

える

柳川

やなきがわ

わかれ

命運已凍結的柳川之別

離はな

ればなれに

右みぎ

左ひだり

各自分開各奔前程

橋はし

も泣な

いてる

柳川

やなきがわ

わかれ

連橋也傷心的柳川之別

Page 185: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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柳柳柳柳やな

ケケケケが

瀨瀨瀨瀨せ

ブルブルブルブル〡〡〡〡スススス

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

雨あめ

の降ふ

る夜よ

は 心

こころ

もぬれる

落雨的夜晚,內心也悲淒

まして一人

じゃ なお淋さ

況且只是一個人更加寂寞

憎にく

い仕打

ちと

うらんでみても

討厭的態度看起來可恨

戾もど

っちゃこない

あの人ひ

不再回來的那個人啊

ああ

柳やな

ケが

瀨せ

夜よる

に泣な

いている

啊!在柳ケ瀨的夜晚裡,傷心哭泣

二度

と逢あ

えない

人ひと

なのに

想到未能再見面的那個人

なぜか心

こころ

又また

いたむ

為何內心又悲傷起來

忘わす

れたいのに

あの夢ゆ

徹底忘掉的那個夢

想おも

い出だ

させる

この酒さ

又被這杯酒勾想起來

ああ

柳やな

ケが

瀨せ

夜よる

に泣な

いている

啊!在柳ケ瀨的夜晚裡,傷心哭泣

青あお

い灯ほ

影かげ

つぐ酒さ

在青色燈影下,再斟入的酒

ほろり落お

した

エメラルド

好像滴落如祖母綠的眼淚

もだえ身み

を燒や

火ひ

の鳥と

痛苦掙扎的身軀,就像著火的鳥

雨あめ

に打う

たれて

夜よる

に泣な

在夜晚雨淋中哀叫

ああ

柳やな

ケが

瀨せ

夜よる

に泣な

いている

啊!在柳ケ瀨的夜晚裡,傷心哭泣

Page 186: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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山山山山やま

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

流なが

れる雲ぐ

の 移う

り気ぎ

よりも

比起流動浮雲的飄移不定

動うご

かぬ山や

雪ゆき

化げ

粧しょう

更愛白雪皚皚不動的山

ガンコ印

じるし

野の

良ら

着ぎ

をまとい

穿著固執印記的田間工作服

生い

きる師匠

橫顏

よこがお

在求生存的父親側臉上

おれは男

おとこ

山やま

をみた

我看到了男人的山

おれもなりたい

山やま

をみた

也看到我想成就的山

けわしい山や

登のぼ

ってみたい

想登上險峻的山看看

自じ

分ぶん

の道み

極きわ

めたい

窮究自身要走的路

それは男

おとこ

見果

てぬ夢ゆ

那是男人未圓的夢想嗎?

山やま

に登の

れば

その山や

登上了這座山後

山やま

の向む

こうに

待ま

っている

還有對面的山,在等待的

山やま

の深ふ

さを

知し

るばかり

是還待一探究竟的山祕

目め

先さき

のことに

うろちょろするな

不要為眼前的事亂搞

昨日

と同お

今日

はない

今天不會跟昨天一樣

それが師匠

口癖

くちぐせ

だった

這是父親的口頭禪

たった一い

度ど

人じん

生せい

僅有一次的人生

花はな

にするのも

がまんなら

要有成果就需忍耐

山やま

にするのも

またがまん

而成就山樣更得忍耐

Page 187: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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柔柔柔柔やわら

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

勝か

つと思お

うな 思お

えば負ま

けよ

不能只想獲勝,想了就會輸

負ま

けてもともと この胸む

「輸」本就存在內心的

奥おく

に生い

きてる

柔やわら

の夢ゆ

深處生出的柔術之夢

一いっ

生しょう

一いち

度ど

一いっ

生しょう

一いち

度ど

一生只有一次,一生只有一次的

待ま

っている

要會等待

人ひと

は人ひ

なり

望のぞ

みもあるが

做人各有願望

捨す

てて立た

つ瀬せ

越こ

えもする

有時也可脫離處境,超越過去

せめて今宵

人間

にんげん

らしく

至少今宵要像人的樣子

恋こい

の淚

なみだ

恋こい

の淚

なみだ

把情感的熱淚、情感的熱淚

噛か

みしめる

細心領會

口くち

で言い

うより

手て

の方ほ

が早は

與其用嘴說,還是手動快

馬鹿

を相手

時とき

じゃない

還不是把對手看輕的時候

行ゆ

くも住す

るも

座すわ

るも臥ふ

すも

無論行走、住宿、座、臥

柔一

やわひと

すじ

柔一

やわひと

すじ

專心一志柔術,專心一志柔術

夜よ

が明あ

ける

夜晚也會天亮

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夢夢夢夢ゆめ

暦暦暦暦ごよみ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

冬ふゆ

の夜よ

道みち

を 吹ふ

雪ぶき

の駅え

走在冬天的夜路到暴風雪的車站

帰かえ

るあてない 夜汽車

に乗の

った

搭上無處可去的夜火車

遠とお

い汽き

笛てき

あの娘こ

を偲し

在遠方的汽笛聲裡懷念那姑娘

雪空

ゆきぞら

あてもなく

在無盡的雪空下

泣な

いた昔

むかし

今いま

も夢ゆ

傷心的往日,於今已是一場夢

酔よ

えば恋こ

しい

ああ

あの頃こ

が 啊!喝醉時就思戀起當時來

ひとり飲の

む酒さ

心こころ

にしみる

自斟自酌的酒滲入心內

やけに浮う

かぶよ

なみだの顔か

自暴自棄地淚流滿臉

風かぜ

にゆれてる

裏うら

街まち

灯あ

かり

後街的燈光在風中搖晃

想おも

い出で

夢ゆめ

暦こよみ

回憶的夢中日曆

今日

もせつなく

よみがえる

今日又痛苦地重現

ひと目逢

いたい

ああこんな夜よ

啊!在這樣的夜晚呀,再見一面吧

風かぜ

の吹ふ

きよで

運命

も変か

わる

有如風的吹動,命運也會改變

きっとやれるさ

幸しあわ

せひとつ

一定能給予幸福的

夜や

行こう

列れっ

車しゃ

今こん

夜や

も哭な

いた

夜火車今晚也在哭號

十じゅう

六ろく

捨す

ててきた

放棄十六鎮的

雪ゆき

のふるさと

あの町ま

雪地故鄉到那城鎮

夢ゆめ

で今こ

夜や

ああ帰か

りたい

啊!在今晚的夢裡歸去吧!

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夢夢夢夢ゆめ

ひとす

ひとす

ひとす

ひとすじじじじ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

この俺捨

てて

行ゆ

くのかと

就這樣把我拋棄而去嗎?

言い

われて泣な

いた 故郷

ふるさと

の駅え

在故鄉的車站哭訴著

返かえ

す言こ

葉ば

ないままに

在沒有任何回應下

薄うす

い切き

符ぷ

抱だ

きしめた

緊握著薄薄車票

女おんな

の女の

幸しあわ

せよりも

比起女人的幸福

夢ゆめ

を選え

んだ

私わたし

です

我還是選擇夢想

城跡残

しろあとのこ

あの町ま

那還留著城遺跡的城鎮

暮く

らす約束

やくそく

していたものを

曾經約定要在此生活

女心

ごころ

わがままを

只是女性內心的執著

詫わ

びて見上

げる

夜よる

の空そ

仰望夜空說抱歉

貴方

のあなたの

優やさ

しさよりも

比起你給的溫馨

夢ゆめ

を選え

んだ

私わたし

です

我還是選擇夢想

都と

会かい

の雨あ

冷つめ

たさに

被都市冷冽的雨水

夢ゆめ

が凍こ

えて

また遠と

くなる

凍僵的夢,還是很遙遠

たとえどんなに

つらくても

儘管承受多少的辛酸

負ま

けはしません

負けないわ

決不服輸,也不會輸

女の女の

幸しあわ

せよりも

比起女人的幸福

夢ゆめ

を選え

んだ

私わたし

です

我還是選擇夢想

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夢夢夢夢ゆめ

うぐいす

うぐいす

うぐいす

うぐいす

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

酔よ

ったあなたに

背せ

中なか

を貸か

した

酒醉時讓你靠在背部

それが二人

の 始は

まりでした

這是兩人交往的開始

夢ゆめ

だけ見み

ている 男

おとこ

に惚ほ

れて

迷上只會作夢的男人

まわり道み

した

幸しあわ

せさがし

尋找幸福的路是轉來轉去

今日

の苦く

労ろう

明日

の励は

今天的辛苦是明天的鼓勵

夫婦

うぐいす

ああ

泣な

き笑わ

黃鶯夫妻啊!破涕為笑

負ま

けず嫌ぎ

いは

あたがい様さ

不認輸的彼此彼此

意い

地じ

を張は

るよな

喧けん

嘩か

もしたわ

曾各堅持己見而吵過

昔むかし

のことなど

言い

いっこなしね

過去的一切,言明清楚

今いま

があるのは

あなたのおかげ

能有今天是託你的福

頼たの

みましたよ

これから先さ

從此以後還要依賴

夫婦

うぐいす

ああ

泣な

き笑わ

黃鶯夫妻啊!破涕為笑

雨あめ

の上あ

がった

夕ゆう

焼や

け空ぞ

雨停後晚霞的天空裡

そっと寄よ

りそう

浮雲

うきぐも

ふたつ

兩朵浮雲悄悄地靠在一起

本ほん

当と

に良よ

かった

あなたと生い

きて

能與你一起生活,真的是太好了

花はな

と涙

なみだ

人じん

生せい

芝し

居ばい

花與淚的人生戲劇

幕まく

を引ひ

くまで

一緒

いっしょ

と決き

めた

直到幕被拉開,都決定在一起

夫婦

うぐいす

ああ

泣な

き笑わ

黃鶯夫妻啊!破涕為笑

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夢夢夢夢ゆめ

でででで泣泣泣泣な

けけけけ泣泣泣泣な

けけけけ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

捨す

てる未み

練れん

が 曠こ

野や

の果は

てに

將迷戀拋棄在無盡的曠野

赤あか

く染そ

まって 消き

えてゆく

被染紅後消失而去

あの娘こ

の幸し

福わせ

邪じゃ

魔ま

せずに

為了不妨礙那姑娘的幸福

夢ゆめ

で泣な

け泣な

夢で泣け

留在夢裡傷心啜泣吧

あの娘こ

ばかりが

女おんな

じゃないと

不是只有姑娘那女人

想おも

いながらも

つのる恋こ

雖這麼想著,卻越是眷念

口くち

には出だ

せない

さみしさを

不能說出口的寂寞

夢ゆめ

で泣な

け泣な

夢で泣け

留在夢裡傷心啜泣吧

にぎる拳

こぶし

涙なみだ

が落お

ちて

握緊拳頭,落下眼淚

茜あかね

空ぞら

さえ

胸むね

をやく

連茜紅天空也令人心妒

あの娘こ

を恨う

んで

何なん

にしろ

何必懷恨那姑娘呢

夢ゆめ

で泣な

け泣な

夢で泣け

留在夢裡傷心啜泣吧

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雪雪雪雪ゆき

散散散散ざん

花花花花か

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

しんしん降ふ

る雪ゆ

窓まど

に咲さ

冷得刺骨的落雪在窗口飛舞

しのび逢あ

う夜よ

の港

みなと

宿やど

幽會在夜晚的港口宿店

激はげ

しく抱だ

いたその後あ

激情擁抱後

あなたは出で

て行ゆ

私わたし

はひとり

你離開而去,留我孤單一人

ゆれて哀か

しい寒か

椿つばき

有如哀怨搖晃的寒冬山茶花

雪ゆき

に埋う

もれて散ち

る運命

埋沒雪地裡消散的命運

ホロホロ涙が

とまらない

淚水滴落不停

枕まぐら

濡ぬ

らして夜よ

が明あ

ける

連枕頭都濕透的夜晚已天亮

愛あい

の名残

りの爪つ

のあと

情愛餘韻的痕跡

恨うら

む側そ

から

ああ恋こ

しがる

只留餘恨在身邊 啊!思戀呀!

重かさ

ねた胸む

のぬくもりに

在交合過溫暖的心胸裡

未み

練れん

涙のひとり宿や

只剩迷戀淚流的獨處

しんしん胸む

が痛い

みます

內心是冷得刺骨的痛

私わたし

の明日

は何処

にある

我的明天是在哪裡?

凍こお

る身体

抱だ

きしめりゃ

把凍僵的身軀擁抱著

あなたの吐と

息いき

聞き

こえるようで

有如能聞到你的氣息般

肌はだ

に未み

練れん

が燃も

え残の

肉體裡的迷戀還留著餘燼

恋こい

を断た

ち切き

る雪ゆ

が舞ま

斷掉的戀情,仍在雪中飛舞

Page 193: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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雪雪雪雪ゆき

割割割割わり

草草草草そう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

肩かた

の粉雪

こなゆき

手て

で払は

用手拂掉肩上的細雪

逢あ

いたかったと

眸め

をうるませる

說想相見後,就眼紅欲淚

世せ

間けん

の寒さ

さに 耐た

えながら

忍受世間的冷酷

花はな

びらこうと

してる奴や

又想展開花瓣的人兒

雪割草

ゆきわりそう

花はな

に似に

有如雪割草花

お前ま

にやりたい

お前にやりたい

要給妳,要給妳

幸しあわ

せを

幸福喔

酔よ

いにまかせて

抱だ

き寄よ

せた

醉後任憑擁抱偎靠

白しろ

いうなじが

こころを責せ

める

看到蒼白的頸子心裡好內疚

夢ゆめ

でも一緒

いっしょ

いたいのと

說作夢也一起吧

小こ

指ゆび

を絡か

眠ねむ

る癖く

就習慣用小指相勾來入眠

雪割草

ゆきわりそう

花はな

に似に

有如雪割草花

お前ま

が愛い

しい

お前が愛しい

要愛憐妳,要愛憐妳

夜明

け前ま

黎明前

春はる

はそこまで

来き

てるのに

明明春天已來到了

ごめんお前ま

足あし

踏ぶ

みばかり

對不起妳呢,只能原地踏步

いいのよ待ま

つのは

慣な

れてると

說沒關係已等待慣了

やさしく微笑

いじらしさ

就露出溫婉的微笑令人感動

雪割草

ゆきわりそう

花はな

に似に

有如雪割草花

お前ま

にやりたい

お前にやりたい

要給妳,要給妳

幸しあわ

せを

幸福喔

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有有有有ゆう

樂樂樂樂らく

町町町町ちょう

でででで逢逢逢逢あ

いいいいましょう

ましょう

ましょう

ましょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

あなたを待ま

てば

雨あめ

が降ふ

在等你時下雨了

濡ぬ

れて来こ

ぬかと 気き

にかかる

擔心太潮濕了,就不來了

ああ

ビルのほとりの ティ〡ル〡ム

啊!大樓旁的茶室

雨あめ

も愛い

しや

唄うた

ってる

雨中也唱著優雅

甘あま

いブル〡ス

あなたと私

わたし

の合あ

言こと

葉ば

甜蜜的布魯斯,有如我倆的暗語

有ゆう

樂らく

町ちょう

で逢あ

いましょう

要相逢有樂町

心こころ

に泌し

みる

雨あめ

のうた

內心滲透著雨聲

駅えき

のホ〡ムも

濡ぬ

れたろう

車站的月台也是潮濕的吧

ああ

小こ

窓まど

にけむる

デパ〡トよ

啊!從小窗看到朦朧的百貨公司

今日

の映画

ロ〡ドショウ

今日放映的電影是首映的

あわすささやき

あなたと私

わたし

の合あ

言こと

葉ば

對談的悄悄話,有如我倆的暗語

有ゆう

樂らく

町ちょう

で逢あ

いましょう

要相逢有樂町

悲かな

しい宵よ

悲かな

しいよに

悲淒的傍晚,也會令人悲傷

燃も

えるやさしい

街灯

まちあか

燈光燃起了街道的溫馨

ああ

命いのち

をかけた

恋こい

の花は

啊!賭著生命的戀愛之花

咲さ

いておくれよ

いつまでも

盡量綻放吧,直到永遠

いついつ迄ま

あなたと私

わたし

の合あ

言こと

葉ば

直到永遠,有如我倆的暗語

有ゆう

樂らく

町ちょう

で逢あ

いましょう

要相逢有樂町

Page 195: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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よせばいいのに

よせばいいのに

よせばいいのに

よせばいいのに

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

女に生う

まれて

来き

たけれど

雖然來出生為女人

女の幸福

しあわせ

まだ遠と

距女人的幸福還遙遠

せっかくつかんだ

愛あい

なのに

難得抓到的愛情

私わたし

の外ほ

いい愛人

いたなんて

除了我卻還另有情人

どうにもならない愛あ

だと 解わ

っていても

雖瞭解這是無可奈何的愛情

お嫁よ

にゆきたい

貴方

と暮く

らしたい

卻想嫁給你一起生活

馬鹿

ネ馬鹿ネ

よせばいいのに

笨呢,笨呢,相愛就好了

ダメなダメな

本当

ほんとう

にダメな

不行呀,不行呀,真的不行呀

いつまでたっても

ダメな私

わたし

無論如何我就是不行呀

悩なや

んでみたって

ヤボだよと

為此煩惱也太俗氣了

他た

人にん

は気き

軽がる

言い

うけれど

別人雖輕鬆地如此說

余あま

りに深ふ

愛あい

だから

但因用情太深

今いま

すぐ忘わ

れるの

とっても無理

こと

目前要馬上忘掉也太勉強了

一緒

いっしょ

になれない人ひ

だと

感かん

じた時と

から

感覺到是不能廝守的人後

諦あきら

めきれずに

メソメソ泣な

いている

不願死心而傷心不已

*馬鹿

ネ…

笨呢…

女に生う

まれて

来き

たけれど

雖然來出生為女人

女の幸福

しあわせ

いつ来く

るの

女人的幸福何時會來呢

やさしく抱だ

かれた

その日ひ

から

自被溫馨擁抱的那天起

あなたの妻つ

なれると思お

ったの

自以為能勝任當你的妻子呢

貴方

あなた

と別わ

れて一人

ひとり

暮く

らしてゆくなら

要跟你分開孤單地生活

このまま死し

にたい

私わたし

はいくじなし

就會想去死我真是沒出息

*馬鹿

ネ…

笨呢…

Page 196: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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よさこい

よさこい

よさこい

よさこい慕慕慕慕ぼ

情情情情じょう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

忘わす

れちゃイヤよと

つぶやいて

喃喃自語別忘記喔

俺おれ

の小こ

指ゆび

を 噛か

んだ奴や

又咬我小指頭的人兒

あの日ひ

別わか

れた はりまや橋ば

在播磨橋離別的那天

黄昏色

たそがれいろ

した

風かぜ

が吹ふ

黃昏暈色籠罩下刮著風

土と

佐さ

の高こ

知ち

帰かえ

ってきたよ

我已回來土佐的高知了

も一い

度ど

逢あ

いたい

おまえに

希望與妳再度見面

逢あ

いたい

よさこい慕情

ぼじょう

想再相見的濃濃思慕情

遠とお

くの海う

鳴な

聞き

きながら

聽著遠方的海濤聲

そっと名な

を呼よ

桂かつら

浜はま

在桂濱悄悄地呼喚名字

雲くも

の切き

れ間ま

十六夜

づきが

從雲隙間露出十六夜的月亮

恋こい

しいお前ま

面影

おもかげ

になる

變成思戀妳的倩影

土佐

の高知

想おも

い出で

のまち

土佐的高知是回憶的都市

今いま

でもすきだよ

誰だれ

より

現在依舊比誰都喜歡呀

すきだよ

よさこい慕ぼ

情じょう

好喜歡的濃濃思慕情

噂うわさ

を聞き

いたよ

ひとりだと

有傳聞說還是單身一人

昔むかし

なじみの

あの酒場

在往日熟悉的酒店裡

泣な

いて五ご

年ねん

待ま

たせたけれど

雖讓妳哭等了五年

今いま

ならできるさ

幸しあわ

せに

不過現在已能給予幸福了

土佐

の高知

迎むか

えにきたよ

專程來土佐的高知迎接呀

もう一い

度ど

逢あ

いたい

おまえに

希望與妳再度見面

逢あ

いたい

よさこい慕ぼ

情じょう

想再相見的濃濃思慕情

Page 197: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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よこはま・たそがれ

よこはま・たそがれ

よこはま・たそがれ

よこはま・たそがれ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

よこはまたそがれ

ホテルの小部屋

橫濱的黃昏,旅社的小房間

くちづけ残の

り香が 煙草

のけむり

接吻的餘香,香菸的煙霧

づル❘

口笛

くちぶえ

おんなの涙

なみだ

布魯斯,口哨,女人的眼淚

あの人ひ

は行い

って

行ってしまった

那個人已離去,已離去了

あの人は行って

行ってしまった

那個人已離去,已離去了

もう帰か

らない…

不會再回來了…

裏町

うらまち

スナック

酔よ

えないお酒さ

後街速食店,喝不醉的酒

ゆきずり嘘う

つき

気き

まぐれ男

おとこ

說謊的過路客,反覆無常的男人

あてない

恋唄

こいうた

流なが

しのギタ❘

渺茫,戀歌,流行吉他

あの人ひ

は行い

って

行ってしまった

那個人已離去,已離去了

あの人は行って

行ってしまった

那個人已離去,已離去了

もうよその人ひ

已是陌生人了…

木枯

らし想お

い出で

グレ❘

のコ❘

冷風裡回憶,灰色的大衣

あきらめ水色

みずいろ

つめたい夜明

理解的天藍色,寒冷的黎明

海うみ

鳴な

灯とう

台だい

一いち

羽わ

のカモメ

海嘯,燈塔,孤單海鷗

あの人ひ

は行い

って

行ってしまった

那個人已離去,已離去了

あの人は行って

行ってしまった

那個人已離去,已離去了

もうおしまいね…

終於結束了…

Page 198: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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酔酔酔酔よ

いどれて

いどれて

いどれて

いどれて

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

ひとり口紅

くちべに

拭ふ

きとりながら

獨自在抹掉口紅時

鏡かがみ

のわたしに 声こ

かける

對鏡子裡的我自言自語

上じょう

手ず

に生い

きたね 昨日

も今日

昨天今天都好好地活下來了

褒ほ

めてみたって

むしょうに淋さ

しい

自我稱讚後感到特別寂寞

泣な

かせてよ

泣かせてよ

感慨呀!感慨呀!

氷雨

が窓ま

うつ

こんな夜よ

冰雨打在窗戶的夜晚

酔よ

わせて

死し

なせて

火ひ

の酒さ

喝起烈酒來醉倒醉死吧

ららばい

ららばい

ららばい

睡吧!睡吧!唱起安眠曲

酔よ

いどれて

夢ゆめ

の続つ

きを見み

ないよう

爛醉到不再繼續作夢為止

どうぞあなたもわたしと同お

請妳也跟我一樣

不ふ

幸こう

なまんまで

居い

て欲ほ

しい

在同樣的不幸中要活下來

想おも

いで相手

酒さか

場ば

の隅す

在酒店的角落回憶夥伴

暗くら

い瞳め

をして

うつろに酔よ

ってね

眼神黯淡發呆地醉倒了

泣な

かせてよ

泣かせてよ

感慨呀!感慨呀!

涙なみだ

でこの身み

沈しず

むほど

淚水要淹沒身軀了

溺おぼ

れて

忘わす

れて

火ひ

の酒さ

喝起烈酒來沉溺忘記吧

ららばい

ららばい

ららばい

睡吧!睡吧!唱起安眠曲

酔よ

いどれて

やがて夜明

けの鳥と

になれ

爛醉到不久變成黎明的鳥吧

Page 199: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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酔酔酔酔よ

いざめ

いざめ

いざめ

いざめ未未未未み

練練練練れん

酒酒酒酒ざけ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

寒さむ

く凍こ

った 昔

むかし

の傷き

冰寒凍結的舊傷

熱あつ

い情な

けに

溶と

かされて

又被熱情溶解出來

今こん

度ど

こそはと

すがったの

這次要如何來依靠?

何なん

で私

わたし

責せ

めるのよ

為什麼我要被折磨呀!

濡ぬ

れた女

おんな

冷つめ

たい世せ

間けん

風かぜ

冷酷的世間風裡,弄濕的女人

酒さけ

がつくった

あの日ひ

の夢ゆ

一起喝酒那一天的夢想

どうせ一ひ

夜よ

恋こい

しずく

只不過是一晚的露水情

知し

っていたけど

淋さみ

しくて

瞭解後更加寂寞

すべてあずけた

この心

こころ

此心已全部託付了

それは女の切せ

ない

忍しの

び泣な

那是在暗中飲泣,心酸的女人

酒さけ

に浮う

かべた

涙なみだ

が沈し

在酒中漂浮,沉沒淚水中

夜よる

は面影

おもかげ

めぐらせる

整晚的倩影,都在迴轉

さめりゃやさしさ

楽たの

しさが

對體貼歡樂,已覺醒

思おも

い出だ

されて

つらくなる

回想起來,只會痛苦難堪

酔よ

いざめ女

おんな

飲の

みほす未み

練れん

酒ざけ

喝乾迷戀酒,已酒醒的女人

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193

0933585919

酔酔酔酔よ

いどれ

いどれ

いどれ

いどれ女女女女

おんな

のののの流流流流な

れれれれ歌歌歌歌う

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

酔よ

いどれ女

おんな

今晚

も一人

喝醉女郎今晚又是孤單一人

酒場

でグラスを 抱だ

いている

在酒店握著酒杯

睫まつげ

を濡ぬ

らして

睫毛淚濕地

惚ほ

れた男

おとこ

命いのち

を預あ

けて

把生命託付迷戀的男人

流なが

れ流れて

夜よる

の川か

夜之河流動不息

男はもういない

男人卻已不在

酔よ

いどれ女が

ル︱ジュを噛か

めば

喝醉女郎咬著口唇

さすらい暮く

らしの

流なが

れ舟ぶ

過漂泊生活的漂流舟

まぶたをくだるよ

在眼瞼下浮現

消き

えた男

おとこ

にゃ

未み

練れん

はないが

不再迷戀已消失的男人

冷つめ

たいグラスに

故里

ふるさと

在冰冷的酒杯裡看到故鄉

切せつ

なく揺ゆ

れるのさ

痛苦地搖晃著

酔よ

いどれ女

おんな

行ゆ

き着つ

く先さ

喝醉女郎要前往的地方

知し

っちゃいないさ

夜よ

鳴なき

鳥どり

夜啼鳥並不清楚

ねぐらもないのに

連窩都沒有呢

雨あめ

に濡ぬ

れながら

口くち

ずさむ歌う

淋著雨低聲吟唱的歌

酔よ

いどれ女の流な

れ歌う

巷ちまた

の風か

の歌う

是醉女走唱歌,巷子的流行歌

酔よ

いどれ女の流な

れ歌う

巷ちまた

の風か

の歌う

是醉女走唱歌,巷子的流行歌

Page 201: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

194

0933585919

寄寄寄寄よ

りそい

りそい

りそい

りそい橋橋橋橋ば

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

一いち

途ず

なおんなの

ため息い

一心一意之女人的嘆息

優やさ

しい胸む

温あたた

めて

曾在體貼胸懷裡的溫馨

叶かな

わぬ夢ゆ

あきらめました

已是回不來的夢,來死心吧!

涙なみだ

こぼれる

寄よ

りそい橋ば

から

溢滿淚水的寄偎橋

情なさ

けの川か

あなた

あなた見み

えますか

在戀情河裡能看到你嗎?

お別わ

れしてから

二に

度ど

目め

の春は

です

離別後已經過兩度的春天了

今いま

でもあなただけ

愛あい

しています

至今還只愛你一人

一いっ

生しょう

あなたに

尽つ

くしたい

一生要為你盡心盡力

子こ

猫ねこ

のように

甘あま

えたい

像小貓似地親蜜撒嬌

小ちい

さな明あ

かり

灯とも

してくれた

點著小小的燈光

窓まど

に揺ゆ

れてる

寄よ

りそい橋ば

から

窗口搖晃的寄偎橋

渡わた

りきれない

あなた

あなた恋こ

しくて

對你的思戀還是渡不過去

冷つめ

たい小こ

雨さめ

身み

にしみる

寒冷毛毛雨滲透全身

散ち

りゆく春は

ひとり泣な

對消散而去的春天,獨自哭泣

許ゆる

してあなた

どうしてますか

對你的信任,到底是怎麼了?

桜さくら

ひとひら

寄よ

りそい橋ば

から

一片櫻花瓣的寄偎橋

みれんの心

こころ

あなた

あなた届と

けたい

迷戀的內心期待你的來臨

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利利利利り

尻尻尻尻しり

水水水水すい

道道道道どう

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

便たよ

りがいつしか

絶た

えたのは

不知何時斷了音信

恋こい

を始は

めた せいですか

是戀情才開始的緣故嗎?

必かなら

ず帰か

るの 約束

やくそく

必定會回來的約束

その場ば

限かぎ

りの 嘘う

ですか

是應付場面的謊話嗎?

支ささ

えなくして

あなた

親愛的,失去了支柱

どうして生い

きれば

いいのでしょうか

要如何活下去呀?

吹雪

いて今日

船ふね

はない

因暴風雪,今天也無船班

利り

尻しり

水すい

道どう

日に

本ほん

海かい

日本海的利尻水路

離はな

れて暮く

らせば

駄目

なほど

已無法分開生活了

愛あい

ははかない

ものですか

愛情是無常的嗎?

一緒

いっしょ

に生い

きてく

幸しあわ

せは

共同生活的幸福

私わたし

ひとりの

夢ゆめ

ですか

只是我個人的夢想嗎?

憎にく

い仕打

ちを

あなた

親愛的,對討厭的態度

恨うら

めずいるのは

未み

練れん

でしょうか

不懷恨是迷戀嗎?

なみだが胸む

凍こお

りつく

眼淚在心裡凍結了

利り

尻しり

水すい

道どう

日に

本ほん

海かい

日本海的利尻水路

悲かな

しいけれども

さよならの

儘管悲傷,道別的

手て

紙がみ

最さい

後ご

くれますか

最後之信,可以給予嗎?

心こころ

に区切

りを

つけるため

為了使心情有個了斷

無理

を言い

っても

いいですか

說些無理的話也無妨吧?

違ちが

う生い

き方か

あなた

不同的生活方式,親愛的

見み

つける手立

ては

あるのでしょうか

有找到方法了嗎?

ひと足遅

あしおそ

春はる

が来く

春天來晚一步

利り

尻しり

水すい

道どう

日に

本ほん

海かい

日本海的利尻水路

Page 203: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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われは

われは

われは

われは海海海海う

のののの子子子子こ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

われは海う

の子こ 白波

しらなみ

我是海之子,浪花

さわぐ磯い

辺べ

の 松ま

原ばら

嘈雜的岸邊松林裡

煙けむり

たなびく

苫とま

屋や

こそ

那炊煙繚繞的茅屋

わがなつかしさ

住家

なれ

是我們懷念的老家

生う

まれて潮し

ゆあみして

出生後浸浴潮汐裡

波なみ

を子こ

守もり

歌うた

と聞き

以波濤聲當搖籃曲

千せん

里り

よせくる

海うみ

の気き

把千里湧到的大海精氣

吸す

いて童

わらべ

なりにけり

吮吸來長大成孩童

高たか

く鼻は

つく

磯いそ

の香か

高處撲鼻的岩岸香味中

不ぶ

断たん

の花は

かおりあり

有不斷的花香飄來

なぎさの松ま

吹ふ

く風か

風吹岸邊的松樹聲

いみじき楽が

我われ

は聞き

我當有意義的音樂來傾聽

丈余

じょうよ

のろかい

操あやつ

りて

操著丈餘的櫓槳

行ゆ

く手て

さだめぬ

浪なみ

まくら

踏上前途未卜的浪裡生活

百もも

尋ひら

千ち

尋ひら

海うみ

の底そ

百尋,千尋的海底

遊あそ

びなれたる

庭広

にわひろ

有廣大的庭院可玩樂

Page 204: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

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0933585919

わたし

わたし

わたし

わたし祈祈祈祈い

っていま

っていま

っていま

っていますすすす

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

身体

に十

じゅう

分ぶん

注ちゅう

意い

をするのよ

要十分注意身體呀

お酒さ

もちょっぴり

控ひか

えめにして

喝酒也要稍微控制一下

あなたは男でしょ

你是男子漢吧

強つよ

くいきなきゃだめなの

不堅強下去是不行的

私わたし

の事こ

など

心配

しんぱい

しないで

我的一切就不必擔心

幸しあわ

せになってね

私わたし

祈いの

ってます

能夠幸福也是我在祈求的

あなたはちっとも

悪わる

くはないの

你一點壞處都沒有

女の私

わたし

わがままでした

是我這女人太任性了

あなたの側そ

にいて

在你身旁時

あにもしてあげられずに

沒有幫上任何忙

サヨナラするのは

哀かな

しいものよ

就來告別,太悲哀呀

幸しあわ

せになってね

私わたし

祈いの

ってます

能夠幸福也是我在祈求的

時じ

間かん

が必

かなら

解かい

決けつ

するのよ

時間必定能解決一切呀

どんなに苦く

しい

出で

来きる

事ごと

だって

無論是多苦的事

あなたはわたしより

你可以把比我

もっといい人ひ

見み

つけて

更裡想的對象找來

いいわなお願ね

泣な

いちゃ可笑

しいわ

好了拜託,光哭是不像話啊

幸しあわ

せになってね

私わたし

祈いの

ってます

能夠幸福也是我在祈求的

Page 205: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

198

0933585919

私私私私わたし

はおんな

はおんな

はおんな

はおんな

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

夢ゆめ

にはぐれた

女おんな

の末す

女人失去夢想的最後

嘘うそ

と涙

なみだ

吹ふ

きだまり

會成為謊話與眼淚聚集處

好す

きだと

言い

われる

被稱讚喜愛的

恋こい

など二度

したくない

那種戀情,不想再談了

強つよ

がりたけに

泣な

かされる

只因好強而嚐到苦頭

私わたし

おんな

因我是女人

噂うわさ

おそれて

別わか

れていった

害怕被議論而離去的

男心

ごころ

薄はく

情じょう

男人心是薄情呢

惚ほ

れて

ならない

會說愛慕到受不了

人ひと

なら逢あ

わず

いたかった

那種人不要碰到最好

ネオンの陰か

おぼれても

雖沉溺在霓虹燈影下

私わたし

おんな

因我是女人

意地

は張は

っても

かくせぬつらさ

掩蓋不住堅持已見的痛苦

いつか心

こころ

しみになる

終會成為內心的汙垢

さよなら

さよなら

再會

再會

まぶたの裏う

生い

きる人ひ

活在眼瞼內的人

せめても夜よ

すがりたい

至少夜晚裡也想偎靠

私わたし

おんな

因我是女人

Page 206: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

199

0933585919

私私私私わたし

はははは街街街街ま

のののの子子子子こ

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

わたしは街ま

の子こ

巷ちまた

の子こ

我是街巷的孩子

窓まど

に灯あ

りが

ともる頃こ

每當窗戶亮起燈光時

いつもの道み

歩ある

きます

總是在路上溜逛

赤あか

い小こ

粒つぶ

芥け

子し

の花は

小小紅色的芥子花

あの街角

まちかど

ひらきます

在街的角落綻放

わたしは街ま

の子こ

巷ちまた

の子こ

我是街巷的孩子

なんで灯あ

りが

恋こい

しやら

為什麼思念燈光時

いつもの歌う

歌うた

います

總是唱起歌來

柳やなぎ

落おち

葉ば

ひらひらと

柳葉隨風飄落

赤あか

いりボンに

つもります

堆積在紅絲帶上

わたしは街ま

の子こ

巷ちまた

の子こ

我是街巷的孩子

ついた灯あ

りが

また消き

えりゃ

點亮的燈光又熄滅時

いつもの人ひ

出逢

います

總是會遇到人

今いま

は恋こ

しい

母様

かあさま

這次是跟懷念的母親樣子的

うしろ姿

すがた

そっくりな

背影很相像的呢

Page 207: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

200

0933585919

吾亦紅

吾亦紅

吾亦紅

吾亦紅

(( ((

よしよしよしよし)

) ) )

やくやくやくやく

マッチを擦す

れば

おろしが吹ふ

いて

擦火柴時,被山風吹著

線香

せんこう

がやけに

つき難に

線香都點不起來

さらさら搖ゆ

れる

吾われ

亦も

紅こう

搖動著吾亦紅樹的沙沙聲

ふとあなたの 吐と

息いき

のようで

忽感到,像是妳的嘆息聲

盆ぼん

の休や

みに

帰かえ

れなかった

是因中元休假日沒有回來

俺おれ

の杜ず

撰さん

嘆なげ

いているか

而對我的藉口有所感嘆嗎?

あなたに

あなたに

謝あやま

りたくて

母親呀!祈求多多原諒

仕し

事ごと

に名な

を借か

りた

ご無ぶ

沙さ

汰た

藉口工作忙,毫無關心問候

あなたに

あなたに

謝あやま

りたくて

母親呀!祈求多多原諒

山裾

やますそ

の秋あ

ひとり逢あ

いた来き

在秋天的山腳裏,一個人來會面

ただあなたに

謝あやま

りたくて

只為了要向妳謝罪,祈求原諒

小ちい

さな町ま

嫁とつ

いで生い

きて

嫁到小小的村莊過日

ここしか知し

らない

人ひと

だった

除了當地沒人認識

それでも母は

生い

き切き

った

這是母親的一生

俺おれ

あなたが

羨うらや

ましいよ

我反而很羨慕母親妳唷

今いま

はいとこが

住す

んでる家い

現在已由堂兄弟住的老房子

昔むかし

みたいに

灯あか

りがともる

就像昔時,燈火照樣亮著

あなたは

あなたは

家か

族ぞく

も遠と

妳的家族,也遠離了

気強

く寂さ

しさを

堪こら

えた

要忍受無比的孤寂

あなたの

あなたの

見み

せない疵き

對母親妳呀,已看不到的傷害

身み

に沁し

みて行ゆ

くやっと

手て

が届と

與其身心刺痛,不如起而行

ばか野や

郎ろう

なじってくれよ

真是混蛋至極唷

親おや

のことなど

気き

遣づか

う暇ひ

對父母親那樣地漠不關心

後あと

で恥は

じない

自じ

分ぶん

を生い

きろ

事後也不慚愧地,自己過活

あなたの

あなたの

形かた

見み

の言こ

葉ば

對母親妳的遺言

守まも

れに試た

しさえないけど

也不想嘗試遵守

あなたに

あなたに

威張

ってみたい

對母親妳呀,還大搖大擺的

来らい

月げつ

で俺お

離り

婚こん

するんだよ

下個月我就要離婚了

そうはじめて

自じ

分ぶん

を生い

きる

自此開始要獨自生活了

あなたに

あなたに

見み

ていて欲ほ

しい

想要再看到母親妳呀

髮かみ

に白髮

混ま

じり始は

めても

雖頭髮已開始混雜著白髮了

俺おれ

死し

ぬまで

あなたの子供

但我終生都是妳的孩子啊!

Page 208: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄2

ああああ

あさがお ....................

1

異い

国こく

の丘お

か .................

28

あばれ船ぶ

ね ....................

2

うううう

あなたと共と

に ..............

3

海うみ

かがみ

..............

29

あなたにあげる ..............

4

海うみ

で一い

生しょう

終お

わりたかった ..

30

あじさい情

じょう

話わ ..............

5

浮草

うきぐさ

ぐらし

..............

31

愛あい

傷しょう

歌か ....................

6

浮うき

草ぐさ

情じょう

話わ ..............

32

愛あい

染ぜん

草そう

紙し ....................

7

上うえ

を向む

いて歩あ

こう

........

33

雨あめ

の港

みなと

....................8

ええええ

雨あめ

のタンゴ

.................9

エンジンのない舟ふ

ね ........

34

雨あめ

の御み

堂どう

筋すじ

.................

10

越えち

前ぜん

風かぜ

舞ま

い ..............

35

雨あめ

の田た

原ばる

坂ざか

.................

11

越えち

後ご

湯ゆ

沢ざわ

駅えき

..............

36

雨あめ

の連絡船

れんらくせん

.................

12

おおおお

赤あか

いグラス

.................

13

おんな坂ざ

か .................

37

赤あか

城じょう

の子こ

守もり

唄うた

..............

14

おとうさん(1)

...........

38

相生

あいおい

.......................

15

おとうさん(2)

...........

39

熱あつ

き血ち

汐しお ....................

16

おふくろさん

...........

40

秋あき

のホテル

.................

17

おもろい女

おんな ..............

41

哀あい

愁しゅう

砂さ

漠ばく

.................

18

おんなの出で

船ぶね

...........42

青あお

葉ば

城じょう

恋こい

唄うた .................

19

女おんな

のけじめ ..............43

逢あ

いたくて

逢あ

いたくて

.....

20

女おんな

のこころ ..............

44

いいいい

女おんな

のきもち ..............

45

いろいろごめん ..............

21

女おんな

の十

じゅう

字じ

路ろ ...........

46

いつか愛あ

したおまえ

........

22

男おとこ

の出で

船ふね

..............

47

命いのち

のひと .................

23

男おとこ

の情

じょう

話わ ..............

48

命いのち

みちづれ .................

24

男おとこ

の人生

じんせい

..............

49

潮いた

来こ

笠がさ ....................

25

男おとこ

の裏町

うらまち

..............

50

潮いた

来こ

雨う

情じょう

.................

26

大おお

阪さか

慕ぼ

情じょう

..............

51

凍い

て鶴づ

る ....................

27

大おお

阪さか

暮ぼ

色しょく

..............

52

Page 209: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

奥おく

飛ひ

騨だ

慕ぼ

情じょう .................

53

芸げい

道どう

一いち

代だい .................

78 奥お

三み

河かわ

の女

おんな .................

54

ここここ

思おも

い出で

運うん

河が .................

55

この蒼あ

い空そ

には ...........

79

想おも

い出で

は マロニエ

........

56

こいさんのラブコ︱ル .....

80

かかかか

この冬ふ

すぎれば春は

が来く

る ..

81

かりそめの恋こ

い ..............

57

高こう

原げん

の月つ

き .................

82

かわべの夢恋

ゆめこい

..............

58

高こう

原げん

の宿や

ど .................

83

風かぜ

まかせ ....................

59

孤こ

愁しゅう

人びと

.................

84

風かぜ

に立た

つ ....................60

孤こ

独どく

の呟

つぶや

き ..............

85

川かわ

は流な

れる

.................61

恋こい

港みなと ....................

86

川かわ

の流な

れのように

...........

62

孝行

こうこう

をしたいときには......

87

紙かみ

の舟ふ

ね ....................

63

ささささ

片かた

瀬せ

波なみ

....................

64

さすらい .................

88

帰かえ

ってこいよ

..............

65

さだめ川が

わ .................

89

母かあ

ちゃんの米こ

め ..............

66

さよなら港

みなと ..............

90

きききき

桜さくら

(1) ....................

91

北きた

の旅人

たびびと ....................

67

桜さくら

(2) ....................

92

北きた

の雪虫

ゆきむし ....................

68

酒さけ

とグラス

..............

93

北きた

のタ〡ミナル ..............

69

酒さけ

に酔よ

いたい

...........

94

貴き

船ぶね

川がわ

....................

70

狭さ

霧ぎり

の宿や

ど .................95

貴き

船ぶね

の宿や

ど ....................

71

残ざん

侠きょう

子こ

守もり

唄うた ..............

96

絆きずな

.......................

72

しししし

汽き

笛てき

.......................

73

しのぶ

.................

97

君きみ

の酒さ

け ....................

74

しのび傘が

さ .................

98

くくくく

人生

じんせい

しぐれ

..............

99

熊くま

野の

古こ

道どう ....................

75

人じん

生せい

勝しょう

負ぶ ..............

100

黒くろ

百ゆ

合り

の唄う

た .................

76

人生半分

じんせいはんぶん .................

101

けけけけ

人じん

生せい

情なさ

け舟ぶ

ね ..............

102

化け

粧しょう

川がわ

....................

77

信濃

路じ .................

103

Page 210: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

信濃

川がわ

....................

104

東とう

京きょう

ナイト・クラブ

.....

128 知し

床とこ

番ばん

屋や ....................

105

東とう

京きょう

の灯ひ

よいつまでも

..

129

知しれ

床とこ

旅りょ

情じょう

.................

106

鳶とび .......................

130

島しま

のブル〡ス

..............

107

なななな

不知火

情じょう

話わ .................

108

浪花

川がわ

.................

131

秋しゅう

冬とう

カモメ .................

109

浪花

盃さかずき .................

132

城じょう

ヶが

島しま

雨あめ

情じょう

..............

110

浪花

一いち

番ばん .................

133

すすすす

長崎

ながさき

みれん

..............

134

鈴すず

の音お

山さん

河が .................

111

長崎

ながさき

の蝶

ちょう

蝶ちょ

さん

........

135

炭焼

き源造

げんぞう

.................112

涙なみだ

のリバ丨 ..............

136

せせせせ

涙な

みだ

のタンゴ ..............

137

船せん

頭どう

可愛

や.

.................

113

情なさ

け川か

(1) .................

138

千せん

の風か

になって ..............

114

渚なぎさ

のビギン ..............

139

青せい

春しゅん

のたまり場ば

...........

115

にににに

たたたた

女にょ

人にん

高こう

野や .................

140

ためいき橋ば

し .................

116

日に

本ほん

の男

おとこ

..............

141

高たか

瀬せ

舟ぶね

....................

117

はははは

高たか

杉すぎ

晋しん

作さく ....................

118

花はな

しるべ .................

142

他た

人にん

船ぶね

....................

119

花はな

も嵐

あらし

も ..............

143

武たけ

田だ

節ぶし

....................

120

花はな

を一輪

いちりん .................

144

つつつつ

母はは

日び

和より

.................

145

津つ

和わ

野の

川がわ ....................

121

母親

ごころ

..............

146

津つ

軽がる

.花は

いちもんめ ........

122

函館

はこだて

の女

おんな

..............

147

津つ

軽がる

海かい

峡きょう

冬ふゆ

景色

き ...........

123

函館山

はこだてやま

から

..............

148

九つ

十づ

九ら

坂ざか ....................

124

流恋

草そう

.................

149

対つし

馬ま

海かい

峡きょう .................

125

播磨

の渡わ

り鳥ど

り ...........

150

妻つま

恋こい

道どう

中ちゅう

.................

126

ふふふふ

とととと

ふるさと .................

151

東とう

京きょう

ラプソディ

...........

127

ふたりの旅た

栞しおり

...........

152

Page 211: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

ブランデ丨グラス

...........

153

やややや ブラボ丨酔す

虎こ

伝でん ..............

154

宿やど

時雨

れ .................

178 ブル丨ライト.ヨコハマ

.....

155

ゆゆゆゆ

風ふう

姿し

花か

伝でん ....................

156

夢ゆめ

見み

草そう

(1) .................

179

風ふう

鈴りん

恋こい

唄うた ....................

157

夢ゆめ

見み

草そう

(2) .................

180

へへへへ

夢ゆめ

酔よ

い人ひ

と .................

181

湾べイ

岸サイド

ホテル .................

158

夢ゆめ

色いろ

人じん

生せい .................

182

ほほほほ

夢ゆめ

は夜よ

ひらく

...........

183

ほろり酒ざ

け ....................

159

雪ゆき

の華は

(1) .................

184

ぼくの

妹いもうと

に ..............

160

雪ゆき

の華は

(2) .................

185

ほろよい酔す

虎こ

伝でん ..............

161

誘惑

ゆうわく

....................

186

望ぼう

郷きょう

北きた

岬みさき

.................

162

夕ゆう

陽ひ

坂ざか

.................

187

望ぼう

郷きょう

旅たび

鴉がらす

.................

163

よよよよ

星ほし

の指ゆ

輪わ ....................

164

横よこ

浜はま

物もの

語がたり

..............

188

星ほし

空ぞら

の秋あ

子こ .................

165

横浜

よこはま

ル︱ジュ ...........

189

牡ぼ

丹たん

の曲

きょく

.................

166

横浜恋

よこはまこい

あかり

...........

190

まままま

余呉

の雨あ

め .................

191

まつり

....................

167

洋よう

子こ

の…海う

み ..............

192

まわり道み

ち ....................

168

らららら

満月

まんげつ

.......................

169

ラストシ︱ン

...........

193

満まん

州しゅう

娘むすめ ....................

170

りりりり

みみみみ

りんどう愛あ

歌か ...........

194

港みなと

の挽ば

歌か .................

171

ろろろろ

港みなと

のカラス .................

172

路地

の雨あ

め .................

195

港みなと

の乾杯

かんぱい

.................

173

路ろ

傍ぼう

の花は

な .................

196

めめめめ

わわわわ

めぐり逢あ

い .................

174

別わか

れても .................

197

めぐり逢あ

い…東と

京きょう............

175

別わか

れの朝あ

さ .................

198

もしもピアノが弾ひ

けたなら

..

176

若わか

狭さ

の女

おんな

..............

199

虎もが

落り

笛ぶえ

....................

177

若鷲

わかわし

の歌う

た .................

200

Page 212: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄3

ああああ

命いのち

くれない ..............

27

あなた様さ

ま ...................

1

うううう

あぁ上う

野の

駅えき..................

2

浮うき

世よ

坂ざか

.................

28

あじさいの雨あ

(1) .............

3

浮うき

寝ね

草ぐさ

.................

29

あなたひとすじ .............

4

裏町

うらまち

しぐれ(3)

...........

30

アリュ︱シャン小こ

唄うた

.......

5

裏うら

町まち

夜や

曲きょく

..............

31

雨あめ

酒さか

場ば ...................

6

歌うた

ひとすじ

..............

32

雨あめ

情じょう

話わ ........ ..........

7

運うん

河が

の町ま

から

...........

33

雨あめ

の青山

あおやま ..... .............

8

ええええ

雨あめ

の旅人

たびびと ... ...............

9

越前

えちぜん

しぐれ

..............

34

愛あい

の讃さ

歌か ...................

10

越前

えちぜん

かもめ

..............

35

愛あい

染ぜん

夜や

曲きょく

................

11

おおおお

愛あい

恋れん

海かい

峡きょう

................

12

おじぎ草そ

う .................

36

紅あか

い糸い

と ...................

13

お色直

いろなお

し .................

37

赤あか

い河か

の谷た

間ま .............

14

お江戸

の色女

な ...........

38

秋あき

保う

の宿や

ど....................

15

おしどり人生

じんせい

...........

39

哀あい

愁しゅう

岬みさき ...................

16

おんな風か

の盆ぼ

ん ...........

40

青あお

い山さ

脈みゃく

................

17

お宝

たから

女にょう

房ぼう

..............

41

明日

の幸

しあわ

せ.................

18

おしどり海か

峡きょう

...........42

相あい

生おい

春しゅん

秋じゅう

................

19

女おんな

のみち

..............

43

逢あ

わずに愛あ

して .............

20

女おんな

のゆめ

..............

44

いいいい

女おんな

の流る

転てん

..............

45

いのちの限か

り(1)

.............

21

女おんな

鬼き

龍りゅう

院いん

..............

46

いい日ひ

旅たび

立だ

ち(1) .............

22

男おとこ

の街ま

ち .................

47

いつか逢あ

う日ひ

を夢ゆ

みて .......

23

男おとこ

の拳

こぶし .................

48

祝いわ

い船ぶ

ね ...................

24

男おとこ

の流る

転てん

..............

49

祝いわ

い酒ざ

け ...................

25

男おとこ

の純

じゅん

情じょう ..............

50

命いのち

かれても ................

26

面影

おもかげ

の郷さ

と .................

51

Page 213: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

面影

おもかげ

しぐれ

................

52

月げっ

下か

の胡こ

弓きゅう ..............

77 大お

阪さか

夜よ

霧ぎり

(1) ................

53

玄海

げんかい

おんな節ぶ

し ...........

78

大おお

阪さか

夜よ

霧ぎり

(2) ................

54

ここここ

奥お

入いら

瀬せ

(1) ...................

55

ここに幸さ

あり

...........

79

奥入瀬

川がわ ...................

56

こなゆきの里さ

と ...........

80

かかかか

恋綴

こいつづ

り .................

81

かなしき女

おんな

心ごころ .............

57

恋待酒

こいまちざけ

.................

82

カトレア ...................

58

恋こい

人びと

たちの神し

話わ ...........

83

風かぜ

の宿や

ど ...................

59

53

(上) ....................

84

風かざ

花ばな

岬みさき

...................60

53

(下) ....................

85

悲かな

しき酒さ

け ...................

61

古こ

城じょう ....................

86

悲かな

しき口笛

くちぶえ

................

62

小こ

指ゆび

のそう

想おも

い出で

...........

87

悲かな

しい街ま

さ︱TOKYO

.......

63

今こん

夜や

は離は

さない ...........

88

愛かな

よ愛か

よ ...................

64

ささささ

片かた

道みち

切きっ

符ぷ ...................

65

さすらい鴎

かもめ ..............

89

影かげ

を慕し

いて

................

66

さざんかの宿や

ど ...........

90

柿かき

の木き

坂ざか

の家い

え .............

67

酒さけ

とバラ .................

91

勘かん

太た

郎ろう

月つき

夜よ

唄うた

.............

68

酒さか

場ば

にて .................

92

きききき

桜さくら

守もり ....................

93

北きた

ホテル ...................

69

桜さくら

橋ばし ....................

94

北きた

しぐれ ...................

70

札幌

さっぽろ

えれじい

...........

95

君きみ

の名な

は ...................

71

誘さそ

われて浜松

はままつ

...........

96

君きみ

の人生

じんせい~~ ~~

若獅子

..........

72

しししし

兄きょう

弟だい

船ぶね

...................

73

しのび宿や

ど .................

97

兄きょう

弟だい

仁じん

義ぎ ................

74

しぐれ川が

わ .................

98

くくくく

幸しあわ

せありがとう

........

99

九く

段だん

の母は

は ...................

75

幸しあわ

せはすぐそこに ........

100

紅ぐ

蓮れん

の涙

なみだ

................

76

人生

じんせい

ひたすら

...........

101

けけけけ

人じん

生せい

二に

勝しょう

一いっ

敗ぱい

...........

102

Page 214: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

忍しの

ぶ雨あ

め ...................

103

とととと 忍し

ぶ川が

(1) ...................

104

東とう

京きょう

セレナ丨デ

........

128

忍しの

ぶ川が

(2) ...................

105

東とう

京きょう

めぐり愛あ

い ...........

129

純じゅん

子こ ......................

106

東とう

京きょう

午ご

前ぜん

三さん

時じ ...........

130

女じょ

優ゆう

......................

107

鳥とっ

取とり

砂さ

丘きゅう

..............

131

絲シル

綢ク

之ロ︱

路ド ...................

108

年上

としうえ

の女ひ

と .................

132

四し

季き

四じ

万まん

十と

川がわ ................

109

なななな

潮しお

岬みさき

情じょう

話わ ................

110

長崎

ながさき

ワルツ

..............

133

巡じゅん

航こう

船せん

春はる

風かぜ

丸まる

.............

111

長なが

崎さき

夜や

曲きょく

..............

134

すすすす

涙なみだ

の河か

わ .................

135

酔すい

歌か ......................

112

涙なみだ

の鎖

くさり .................

136

朱す

雀ざく

門もん

...................

113

泣な

けてきちゃった

........

137

好す

きなのさ

................

114

泣な

くな霧む

笛てき

よ灯と

台だい

よ .....

138

そそそそ

浪花

恋こい

唄うた .................

139

そばにいてね

.............

115

浪花

酔すい

虎こ

伝でん

..............

140

それぞれの原は

宿じゅく

..........

116

ねねねね

たたたた

ネオン舟ふ

ね .................

141

たずねて小樽

る .............

117

年ねん

年ねん

歳さい

歳さい .................

142

たった二に

年ねん

と二に

月げつ

で .......

118

はははは

大たい

器き

晚ばん

成せい ...................

119

はぐれコキリコ ...........143

大河

の流な

れ ................

120

花はな

吹ふ

雪ぶき

.................144

旅たび

立だ

ちの日ひ

に .............

121

花はな

水みず

木き .................

145

立た

ち呑の

み「小こ

春はる

」 ..........

122

花はな

と蝶

ちょう

.................

146

つつつつ

花はな

の渡わ

り鳥ど

り ..............

147

津つ

軽がる

平へい

野や ...................

123

花はな

も実み

もある人じ

生せい

航こう

路ろ .....

148

津つ

軽がる

恋こい

歌うた ...................

124

母はは

航こう

路ろ .................

149

冷つめ

たいキッス

.............

125

母はは

恋こい

鴉からす

(1) .................

150

てててて

母はは

恋こい

鴉がらす

(2) .................

151

手て

毬まり

花ばな

...................

126

初はつ

恋こい

列れっ

車しゃ .................

152

手て

酌じゃく

酒ざけ

...................

127

初はじ

めての出

しゅっ

航こう

...........

153

Page 215: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

芭ば

蕉しょう

布ふ ...................

154

やややや ふふふふ

大和

撫なでし

子こ ..............

179 ふたり川が

(1) ................

155

八やつ

尾お

恋こい

歌うた .................

180

ふたりみち

................

156

ゆゆゆゆ

ふたりの純

じゅんじょう .............

157

夢ゆめ

芝しば

居い .................

181

風樹

ふうじゅ

の母は

は ...................

158

夢ゆめ

しずく(1)

..............

182

風ふう

雪せつ

十じゅう

年ねん

................

159

夢ゆめ

のまた夢ゆ

め ..............

183

へへへへ

夢ゆめ

追つい

情じょう

話わ ..............

184

紅水仙

べにすいせん

...................

160

湯ゆ

の町ま

エレジ

..............

185

紅花

べにばな

の宿や

ど ...................161

湯ゆ

けむり情

じょう

話わ ...........

186

紅花

べにばな

しぐれ

................

162

よよよよ

ほほほほ

夜よ

霧ぎり

....................

187

望ぼう

鄉きょう

波は

止と

場ば ................

163

夜よる

の銀ぎ

狐ぎつね

..............

188

望ぼう

鄉きょう

やま唄う

た ................

164

夜よる

のめぐり逢あ

い ...........

189

星ほし

影かげ

のワルツ

.............

165

夜よ

霧ぎり

に消き

えたチャコ

.....

190

星ほし

が流な

れる港

みなと

町まち

..........

166

夜よ

霧ぎり

よ今こ

夜や

も有あ

難がと

う .....

191

鳳ほう

仙せん

花か ...................

167

吉よし

野の

川がわ .................

192

まままま

揚よう

子す

江こう

.................

193

またの名な

は順

じゅん

子こ ..........

168

らららら

みみみみ

ラバウル小こ

唄うた

(A) ...........

194

みちづれ ...................

169

ラバウル小こ

唄うた

(B) ...........

195

みちゆき ...................

170

れれれれ

港みなと

町まち

ひとり

................

171

麗れい

子こ ....................

196

港みなと

の五ご

番ばん

町ちょう

.............

172

ろろろろ

水みず

割わ

り......................

173

ロンドンの街角

まちかど

で ........

197

水色

みずいろ

のワルツ

.............

174

わわわわ

緑みどり

......................

175

別わか

れの街ま

ち .................

198

道みち

導しるべ ......................

176

別わか

れの夜明

け ...........

199

都みやこ

忘わす

れ ...................

177

別わか

れの波は

止と

場ば ...........

200

見み

返かえ

り花ば

な ...................

178

Page 216: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄4

ああああ

うううう

あなたが命

いのち ................

1

浮雲

うきぐも

(1) .................

27

あの日ひ

時じ

代だい

................

2

浮うき

世よ

草ぐさ

.................

28

ああ・おふくろよ

..........

3

嘘うそ

じゃないんだ ...........

29

あなたが終

しゅう

着ちゃく

駅えき

..........

4

嘘うそ

つき女

おんな

のブル︱ス

.....

30

アカシア挽ば

歌か .............

5

噂うわさ

の女

おんな .................

31

愛あい

のうた ...................

6

美うつく

しい昔

むかし................

32

愛あい

の天秤

てんびん ...................

7

ええええ

愛あい

馬ば

行しん

軍ぐん

歌か ................

8

江梨子

こ .................

33

雨あめ

あがり ...................

9

越えち

後ご

獅し

子し

の歌う

た ...........

34

雨あめ

の奈良路

じ ................

10

おおおお

雨あめ

の慕ぼ

情じょう

................

11

おんな火び .................

35

逢あい

初そめ

川がわ

...................

12

おんな節ぶ

し .................

36

逢あ

えてよかった(2)

..........

13

おんな渡わ

り鳥ど

り ...........

37

紅あか

い雪ゆ

き ...................

14

おんな男お

鹿が

港みなと

...........

38

赤あか

いエプロン

.............

15

お百

ひゃく

度ど

こいさん...........

39

秋吉台

あきよしだい

...................

16

お別わ

れ公こ

衆しゅう

電でん

話わ ........

40

哀あい

愁しゅう

の高た

山やま ................

17

女おんな

の恋こ

い .................

41

憧あこが

れは馬ば

車しゃ

に乘の

って

.......

18

女おんな

の花道

はなみち

..............42

いいいい

女おんな

の港

みなと

町まち

..............

43

いとしあの星ほ

し .............

19

女おんな

心ごころ

の唄う

た ..............

44

いつでも夢ゆ

を .............

20

女おんな

の花は

は散ち

らさない

.....

45

居い

酒ざか

屋や ...................

21

乙女

の首か

途で ..............

46

居い

酒ざか

屋や

︱敦つ

賀が .............

22

男おとこ

笠がさ ....................

47

伊い

勢せ

湾わん

...................

23

大おお

阪さか

夜よ

雨さめ .................

48

伊い

豆ず

の渡わ

り鳥ど

り .............

24

大阪

おおさか

かたぎ

..............

49

粋いき

な別わ

れ ...................

25

大おお

江え

戸ど

喧けん

嘩か

花ばな

...........

50

十い

六ざ

夜よい

舟ぶね ...................

26

大おお

江え

戶ど

なごり花ば

な ...........

51

Page 217: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

大おお

きな古ふ

時ど

計けい

..............

52

この道み

を行ゆ

く ...........

77 鴛お

鴦どり

鴉からす

....................

53

これから音お

頭ど ...........

78

鴛おし

鴦どり

道どう

中ちゅう

.................

54

恋こい

の河か

わ .................

79

かかかか

恋人生

こいじんせい

.................

80

カジマオ〡A

..............

55

恋こい

の曼ま

珠じゅう

沙しゃ

華げ ...........

81

カジマオ〡B

..............

56

恋こい

宿やど

り❘

銀ぎん

山ざん

夜や

景けい

........

82

風かぜ

よ .......................

57

五ご

能のう

線せん

.................

83

風かぜ

港みなと .......................

58

五ご

月がつ

のバラ

..............

84

還かん

曆れき

.......................

59

国こっ

境きょう

の風か

ぜ ..............

85

還かん

暦れき

祝いわ

い唄う

た .................

60

今こん

夜や

は乾か

杯ぱい

..............

86

柿かき

田だ

川がわ

....................61

ささささ

神楽

坂ざか

....................

62

さくらの頃こ

に ...........

87

河かわ

内ち

の次じ

郎ろう

長ちょう

..............

63

さすらい純

じゅん

情じょう ...........

88

哀かな

しみ本ほ

線せん

日に

本ほん

海かい

...........

64

酒さけ

二に

合ごう

.................

89

きききき

酒さか

場ば

の花は

な .................

90

北きた

フェリ ....................

65

桜さくら

井い

の訣け

別べつ

(上) ...........

91

北きた

山やま

崎ざき

....................

66

桜さくら

井い

の訣け

別べつ

(下) ...........

92

銀ぎん

座ざ

のカンカン娘

むすめ ...........

67

小夜

しぐれ

..............

93

銀ぎん

座ざ

の恋こ

の物も

語がたり

...........

68

西海

さいかい

ブル︱ス

...........

94

香きょう

車す .......................

69

しししし

絆きずな

坂ざか .......................

70

しあわせ酒ざ

け ..............

95

金きん

木もく

犀せい

....................

71

しあわせの青あ

い鳥と

り ........

96

君きみ

こそわが命

いのち

..............

72

幸しあわ

せあげたい

...........

97

くくくく

幸しあわ

せの曲ま

がり角か

ど ........

98

空港

くうこう

.......................

73

人生

じんせい

いろいろ ..............

99

草くさ

枕まくら .......................

74

人生

じんせい

の船ふ

はヨ︱ソロ

.....

100

けけけけ

終しゅう

列れっ

車しゃ

.................

101

月げつ

月げつ

火か

水すい

木もく

金きん

金きん

..............

75

終しゅう

着ちゃく

ノサップ ...........

102

ここここ

終しゅう

着ちゃく

駅えき

まで

...........

103

こぼれ灯び ....................

76

下しも

北きた

漁ぎょ

歌か .................

104

Page 218: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

下しも

北きた

漁ぎょ

港こう ...................

105

灯台

とうだい

あかり

..............

129 下し

北きた

半はん

島とう ...................

106

峠とうげ

のわが家い

え ..............

130

四季

の歌う

た ...................

107

なななな

柔じゅう

道どう

一いち

代だい

................

108

長崎

ながさき

の女ひ

と .................

131

時雨

の半は

次じ

郎ろう

.............

109

長なが

崎さき

物もの

語がたり

..............

132

思し

案あん

橋ばし

ブル︱ス .............

110

長なが

良ら

川がわ

(1) .................

133

すすすす

長なが

良ら

川がわ

鵜う

情じょう ..............

134

水仙

すいせん

......................

111

長なが

良ら

川がわ

艷えん

歌か ..............

135

周す

防おう

灘なだ

...................

112

涙なみだ

をありかとう

........

136

そそそそ

涙なみだ

の河か

を越こ

えて

........

137

そしてめぐり逢あ

い ..........

113

泣な

きぼくろ

..............

138

それが女

おんな

の道み

なのよ

.......

114

泣な

かせてよ

..............

139

そんな夕ゆ

子こ

にほれました

....

115

泣な

かないで(1) ..............

140

たたたた

にににに

だいじな人ひ

だから

..........

116

新潟

にいがた

ブル︱ス

...........

141

だからさよなら言い

わないで

.

117

新潟

にいがた

のひとよ

...........

142

ダンチョネ子こ

守もり

唄うた

..........

118

日にっ

暮ぽ

里り

挽ばん

歌か ..............

143

旅たび

の終お

りに

................

119

苦にが

手て

なんだよ

...........

144

旅たび

姿すがた

三さん

人にん

男おとこ

.............

120

はははは

谷たに

間ま

の哀あ

歌か ................

121

花はな

筏いかだ

(1) .................

145

楽たの

しい人ひ

が好す

き .............

122

花はな

筏いかだ

(2) .................

146

つつつつ

花はな

いちもんめ

...........

147

津つ

軽がる

の花は

な ...................

123

波止場

しぐれ

...........

148

津つ

軽がる

絶ぜっ

唱しょう

................

124

波は

止と

場ば

女おんな

のブル︱ス

.....

149

てててて

萩はぎ

の花郷

と .................

150

天てん

国ごく

の門も

ん ...................

125

橋はし

場ば

の渡わ

し ..............

151

とととと

晴は

れ晴ば

れ雲ぐ

も ..............

152

とまり木き ...................

126

ひひひひ

東とう

京きょう

キッド ................

127

ひばりのマドロスさん .....

153

東とう

京きょう

ブル︱ス

.............

128

ひとり語が

りの恋歌

こいうた

........

154

Page 219: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

氷ひょう

雪せつ

の海う

み ................

155

夫婦

春じゅん

秋じゅう

..............

179 枇杷

の実み

のなる頃こ

ろ ..........

156

目め

ン無な

い千ち

鳥どり

...........

180

琵び

琶わ

湖こ

周しゅう

航こう

の歌う

た ..........

157

やややや

ふふふふ

山やま

のけむり

..............

181

ふたり酒ざ

け ...................

158

ゆゆゆゆ

ふたりの旅た

路じ

(1) .............

159

夢ゆめ

の夢ゆ

め .................

182

ふたりの旅た

路じ

(2) .............

160

夢ゆめ

仕じ

度たく

.................

183

冬ふゆ

の華は

な ...................

161

夢ゆめ

情じょう

話わ .................

184

冬ふゆ

のれん ...................162

雪ゆき

桜ざくら

(1) .................

185

船ふね

酒さか

場ば ...................

163

雪ゆき

桜ざくら

(2) .................

186

豊ぶん

後ご

水すい

道どう ...................

164

雪ゆき

簾すだれ ....................

187

ほほほほ

雪ゆ

の海か

峡きょう

…津つ

軽がる

........

188

望ぼう

郷きょう

ひとり泣な

き ..........

165

雪ゆき

国ぐに

︱駒こ

子こ

その愛あ

い ........

189

望ぼう

郷きょう

・津つ

軽がる

じょんがら流な

れ唄う

た.

166

よよよよ

蛍ほたる

......................

167

夜明

け坂ざ

か .................

190

蛍ほたる

の光

ひかり ...................

168

夜よ

霧ぎり

の第だ

二に

国こく

道どう

...........

191

惚ほ

れちまったよ .............

169

りりりり

惚ほ

れたおまえと .............

170

リンゴの唄う

た ..............

192

牡ぼ

丹たん

雪ゆき

...................

171

リンゴ追分

おいわけ

..............

193

不ほと

如と

帰ぎす

...................

172

燎りょう

原げん

狼おおかみ ..............

194

まままま

れれれれ

まつの木き

小こ

唄うた

.............

173

レモン月つ

夜よ

の散さ

歩ぽ

道みち

.....

195

また逢あ

う日ひ

まで .............

174

わわわわ

みみみみ

別わか

れのタンゴ

...........

196

港みなと

シャンソン .............

175

別わか

れの磯い

千ち

鳥どり

...........

197

港みなと

町まち

ブル︱ス

.............

176

忘わす

れないで

..............

198

めめめめ

忘わす

れてほしい

...........

199

夫婦

めおと

舟ぶね ......................

177

笑わら

ってあばよ

...........

200

夫婦

盃さかずき ...................

178

Page 220: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄5

ああああ

祝いわ

いしぐれ

..............

27

あまやどり

................

1

うううう

あばれ玄海

げんかい

................

2

うそ

....................

28

ありがとう…感謝

かんしゃ

..........

3

うしろ姿

すがた

..............

29

あん時ど

ゃどしゃ降ぶ

り .......

4

嘘うそ

だといって

...........

30

アカシアの夢ゆ

め .............

5

嘘うそ

でもいいの

...........

31

愛あい

のくらし ................

6

虚うつ

空ろ ....................

32

愛あい

の旅た

路じ

を ................

7

淡うす

墨ずみ

桜ざくら

.................

33

愛あい

の終

しゅう

着ちゃく

駅えき

.............8

雨ウ

夜ヤ

花フヘ

.................

34

愛あい

と戯

たわむ

れの隣

となり

に ..........

9

ええええ

雨情

あめなさ

け ...................

10

江え

差さし

恋こい

しや

..............

35

雨あめ

の大阪

おおさか

(1) ................

11

江え

差さし

・追お

分わけ

・風か

の街ま

ち .....

36

雨あめ

の大阪

おおさか

(2) ................

12

永遠

えいえん

に輝

かがや

いて ...........

37

哀あい

の河か

わ ...................

13

おおおお

哀あい

愁しゅう

本ほん

線せん

................

14

おゆき .................

38

逢あ

いたいね

................

15

おそい春は

る .................

39

逢あ

えて…横浜

よこはま

.............

16

おつかれ様さ

ま ..............

40

紅あか

い橋は

し ...................

17

おまえと生い

きる ...........

41

赤あか

い夕ゆ

陽ひ

の故ふ

鄉さと .............

18

おまえに惚ほ

れた ...........42

天草

あまくさ

の女

おんな

................

19

おとこの海道

かいどう

...........

43

憧あこが

れのハワイ航こ

路ろ ..........

20

おもいでの神こ

戸べ ...........

44

いいいい

おまえがいたから

........

45

いそしぎ ...................

21

女おんな

の愛あ

い .................

46

いのち坂ざ

か ...................

22

女おんな

のブル︱ス

...........

47

伊豆

の宿や

ど ...................

23

女おんな

の花は

ざかり

...........

48

伊豆

の雨あ

め ...................

24

女おんな

の花は

が咲さ

く ...........

49

一剣

いっけん ......................

25

女おんな

心ごころ

は港

みなと

の灯ひ

........

50

意気地

なし

................

26

男おとこ

....................

51

Page 221: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

男おとこ

船ぶね ......................

52

絹きぬ

の靴下

くつした .................

79 大阪

おおさか

ふたり

................

53

九きゅう

州しゅう

旅りょ

情じょう ..............

80

大阪

おおさか

すずめ

................

54

喫きっ

茶さ

店てん

の片か

隅すみ

で ...........

81

大阪

おおさか

ラプソディ︱

..........

55

くくくく

大おお

利と

根ね

月つき

夜よ ................

56

釧くし

路ろ

川がわ

.................

82

俺おれ

は淋さ

しいんだ .............

57

釧路

の夜よ

る .................

83

俺おれ

らは東と

京きょう

へ来き

たけれど ....

58

釧くし

路ろ

湿しつ

原げん .................

84

父おや

子こ

じゃないか .............

59

ここここ

かかかか

ここは港

みなと

町まち ..............

85

カスバの女

おんな ................

60

こころそれは故鄉

ふるさと

........

86

カラスの女

にょう

房ぼう

.............

61

恋こい

挽ばん

歌か .................

87

ガ︱ド下し

の靴く

みがき

.......

62

恋こい

月つき

夜よ .................

88

海かい

峡きょう

みなと駅え

き .............

63

恋こい

唄うた

流なが

し .................

89

海かい

峡きょう

ふたりぽっち ..........

64

恋こい

の町ま

札さっ

幌ぽろ

..............

90

河かわ .........................

65

転ころ

がる石い

し .................

91

鏡かがみ

......................

66

国こっ

境きょう

の町ま

ち ..............

92

傘かさ

ん中な

か ...................

67

荒こう

城じょう

の月つ

き ..............

93

門かど

出で

酒ざけ

...................

68

金こん

春ばる

物もの

語がたり

..............

94

きききき

ささささ

きずな酒ざ

け ...................

69

さすらい海か

峡きょう

...........95

きずな川が

わ ...................

70

さいはて海か

峡きょう

...........

96

北きた

恋こい

町まち

...................

71

サライ

.................

97

北きた

海かい

峡きょう

...................

72

サロベツ原げ

野や ...........

98

君きみ

といつまでも .............

73

最さい

終しゅう

便びん

.................

99

君きみ

は心

こころ

の妻つ

だから ..........

74

最さい

北ほく

航こう

路ろ .................

100

君きみ

はマドロス海う

つばめ .......

75

山さん

河が ....................

101

木き

曾そ

路じ

の女

おんな ................

76

嵯さ

峨が

野の

路じ .................

102

木き

曾そ

川がわ

しぐれ(1)

.............

77

しししし

木き

曾そ

川がわ

慕ぼ

情じょう ................

78

ジャスシンの朝あ

さ ...........

103

Page 222: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

幸しあわ

せとまれ ................

104

つむぎ恋唄

こいうた

..............

128 倖

しあわ

せもやい酒ざ

け .............

105

ついて来く

るかい ...........

129

幸しあわ

せの子こ

守もり

唄うた

.............

106

とととと

上しゃん

海はい

ブル︱ス

.............

107

東とう

京きょう

悲ひ

歌か ..............

130

上しゃん

海はい

の街ま

角かど

で .............

108

東とう

京きょう

夜や

曲きょく

..............

131

新しん

宿じゅく

そだち ................

109

東とう

京きょう

無む

情じょう

..............

132

新しん

宿じゅく

情じょう

話わ ................

110

道とん

頓ぼ

堀り

ララバイ ...........

133

自じ

由ゆう

......................

111

翔と

んでディ丨プインパクト..

134

始し

発はつ

駅えき

...................112

時とき

の流な

れに身み

をまかせ .....

135

情じょう

夜や

灯とう

...................113

なななな

知し

りたくないの .............

114

なんで泣な

く ..............

136

白しろ

い海か

峡きょう

................

115

なみだ川が

(1) ..............

137

情じょう

無な

しのタンゴ

..........

116

淚なだ

そうそう

..............

138

すすすす

涙なみだ

の果は

てに ..............

139

すずめの涙

なみだ ................

117

淚なみだ

の連れ

絡らく

船せん ..............

140

昴すばる

......................

118

にににに

そそそそ

二に

人にん

三さん

脚きゃく

渡わた

し舟ぶ

ね ........

141

蘇そ

州しゅう

の夜よ

る ................

119

のののの

蘇そ

州しゅう

夜や

曲きょく

................

120

のぼり坂ざ

か .................

142

たたたた

ノラ

....................143

旅たび

路じ ......................

121

ノスタルジア椎し

葉ば ........

144

旅たび

鴉からす ......................

122

はははは

旅たび

ごろも ...................

123

はまなすの酒さ

場ば ...........

145

旅たび

笠がさ

道どう

中ちゅう

................

124

パラダイス東と

京きょう

........

146

誰だれ

か故こ

鄉きょう

を想お

わざる

.......

125

花はな

から花は

へと

...........

147

ちちちち

花はな

笠がさ

道どう

中ちゅう

..............

148

チャイナタンゴ .............

126

波は

止と

場ば

気質

ぎ ..............

149

忠ちゅう

治じ

流なが

れ旅た

び ................

127

波止場

ボレロ

...........

150

つつつつ

春はる

が来き

た(1)

..............

151

Page 223: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

春はる

待ま

ち花ば

な ....................

152

むむむむ 羽は

田だ

七しち

時じ

五ご

十じゅう

分ぷん

...........

153

むらさき川が

わ ..............

177 ひひひひ

むらさき雨あ

情じょう

...........

178

ひとすじ ....................

154

無む

情じょう

の夢ゆ

め ..............

179

ひとり酒ざ

け ....................

155

昔むかし

の名な

前まえ

で出で

ています

..

180

ひとり北国

きたぐに

.................

156

ゆゆゆゆ

比ひ

叡えい

の風か

ぜ ....................

157

ゆきずり .................

181

人ひと

恋こい

酒さか

場ば ....................

158

夢ゆめ

割わり

酒ざけ

.................

182

ふふふふ

夢ゆめ

追お

い酒ざ

け .................

183

ふるさとの夕ゆ

陽ひ ..............159

雪ゆき

夜よ

酒ざけ

(1) .................

184

ふたりの始し

発はつ

駅えき ..............

160

雪ゆき

夜よ

酒ざけ

(2) .................

185

ふりむけば日に

本ほん

海かい

...........

161

湯ゆ

情じょう

の宿や

ど ..............

186

風ふう

来らい

ながれ唄う

た ..............

162

湯ゆ

島しま

の白し

梅うめ

..............

187

風雪

ふうせつ

ながれ旅た

び ..............

163

夕ゆう

焼や

け雲ぐ

も .................

188

二人

の合言葉

キ︱ワ︱ド

..............

164

よよよよ

二人

でお酒さ

を ..............

165

夜明

けの別わ

れ ...........

189

二人

の止と

まり木ぎ ..............

166

夜更

けのふたり ...........

190

釜プ

山サン

港ハン

へ帰か

れ ..............

167

夜霧

のブル❘

ス ...........

191

ほほほほ

夜よ

明あ

けの停て

車しゃ

場ば ...........

192

星空

ほしぞら

のト︱キョ ..............

168

りりりり

星空

ほしぞら

のタンゴ

..............

169

りんどう峠

とうげ ..............

193

星ほし

はなんでも知し

っている

.....

170

リンゴ村む

から

...........

194

北ほく

緯い

五ご

十じゅう

度ど .................

171

るるるる

北海

ほくかい

おとこ船ぶ

ね ..............

172

流る

轉てん

....................

195

まままま

流る

転てん

川がわ

.................

196

満天

まんてん

の星ほ

し ....................

173

わわわわ

満天

まんてん

の船歌

ふなうた .................

174

別わか

れの一い

本ぽん

杉すぎ

...........

197

みみみみ

別わか

れの入

にゅう

場じょう

券けん ...........

198

港みなと

は雨あ

あがり

..............

175

忘わす

れ雪ゆ

き .................

199

港みなと

町まち

十じゅう

三さん

番ばん

地ち ..............

176

忘わす

れない .................

200

Page 224: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄6

ああああ

石いわ

見み

路じ

ひとり

...........

27

あじさいの駅え

き .............

1

言い

い出だ

せなくて ...........

28

あなたの背せ

中なか

.............

2

うううう

あなたのすべてを

..........

3

うすゆき草そ

う ..............

29

あの町ま

へ帰か

りたい

..........

4

うりずんの頃こ

ろ ...........

30

アカシアの女

おんな

.............

5

裏うら

町まち

酒さか

場ば .................

31

愛あい

ふたりづれ

.............

6

裏うら

町まち

人じん

生せい .................

32

愛あい

してる…激は

しく

..........7

憂う

き世よ

川がわ .................

33

愛あい

染ぜん

かつらをもう一い

度ど .......8

憂う

き世よ

春しゅん

秋じゅう

...........

34

愛あい

し愛あ

し愛あ

しちゃったのよ

.

9

ええええ

雨あめ

蛍ぼたる ......................

10

演えん

歌か

みち .................

35

雨あめ

恋れん

恋れん

...................

11

演えん

歌か

海かい

道どう .................

36

雨あめ

に咲さ

く花ば

な ................

12

演えん

歌か

はいいね ...........

37

紅あか

い月つ

き ...................

13

駅えき .......................

38

紅あか

い睡蓮

すいれん ...................

14

襟えり

裳も

岬みさき .................

39

哀あい

愁しゅう

列れっ

車しゃ

................

15

縁えん

切きり

寺でら

.................

40

哀あい

愁しゅう

の街ま

に霧き

が降ふ

る .......

16

おおおお

秋あき

蛍ほたる

(1) ...................

17

お吉き

ち ....................

41

秋あき

蛍ほたる

(2) ...................

18

おまえに .................42

天あま

城ぎ

越こ

え ...................

19

おやじの舟唄

ふなうた

...........

43

天あまの

橋はし

立だて

...................

20

おんな化げ

粧しょう

花ばな

...........

44

いいいい

オジロ鷲わ

し .................

45

いろは坂さ

か ...................

21

オ–ルド.ブラック.ジョ–46

いのち恋歌

こいうた

................

22

女おんな

心ごころ

.................

47

一いち

度ど

だけなら

.............

23

女おんな

の港

みなと .................

48

一杯

いっぱい

のコ︱ヒ︱から

.......

24

女おんな

のうずしお

...........

49

命いのち

あたえて ................

25

女おんな

のためいき

...........

50

居い

酒ざか

屋や

サンバ

.............

26

女おんな

泣な

き砂す

日に

本ほん

海かい

........

51

Page 225: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

女おんな

ひとりの日に

本ほん

海かい ..........

52

希き

望ぼう

の詩う

た .................

79 男お

とこ

侠ぎ ......................

53

燦きら

めく星せ

座ざ ..............

80

男おとこ

春じゅん

秋じゅう

................

54

今日

でお別わ

れ ...........

81

大阪

おおさか

のれん

................

55

気き

まぐれ道ど

中ちゅう

...........

82

大阪

おおさか

つばめ

................

56

ここここ

大阪

おおさか

しぐれ

................

57

こぼれ月つ

き .................

83

大阪

おおさか

めぐり愛あ

い .............

58

こぼれ紅べ

(1) ..............

84

贈おく

りもの ...................

59

こぼれ紅べ

(2) ..............

85

丘おか

を越こ

えて

................60

この世よ

の花は

な ..............

86

落おち

葉ば

しぐれ

................61

恋こい

あやめ .................

87

俺おれ

のふる里さ

と ................

62

恋こい

の季き

節せつ .................

88

かかかか

恋こ

女にょう

房ぼう

(1) .................

89

海かい

峡きょう

列れっ

車しゃ

(1) ................

63

恋唄綴

こいうたつづ

り .................

90

海かい

峡きょう

本ほん

線せん

................

64

湖こ

畔はん

のやど

宿やど .................

91

海かい

峡きょう

わかれ町ま

ち .............

65

古こ

都と

逍しょう

遙よう ..............

92

海かい

峡きょう

夜よ

明あ

け前ま

え .............

66

大こころ

志ざし ....................

93

運河

わ ......................

67

氷こおり

酒ざけ ....................

94

感謝

かんしゃ

......................

68

ささささ

乾杯

かんぱい

......................

69

サチコ

.................

95

籠かご

の鳥と

り ...................

70

サヨンの鐘か

ね ..............

96

きききき

酒さけ

よ ....................

97

ギタ︱流な

し ................

71

酒さけ

の花は

な .................

98

ギタ︱を持も

った渡わ

り鳥ど

り .......

72

里さと

の秋あ

き .................

99

北きた

へ ......................

73

里さと

がえり .................

100

北きた

の蛍

ほたる

...................

74

盃さかずき

....................

101

京きょう

しぐれ

................

75

細ささめ

雪ゆき ....................

102

京きょう

都と

の夜よ

(1) ................

76

しししし

京きょう

都と

の夜よ

(2) ................

77

幸しあわ

せとんぼ ..............

103

京きょう

都と

二に

年ねん

坂ざか ................

78

幸しあわ

せの行ゆ

方え ..............

104

Page 226: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

幸しあわ

せさがして

...............

105

淚なみだ

....................

129 幸

しあわ

せ通と

りゃんせ

............

106

涙なみだ

の朝あ

さ .................

130

上しゃん

海はい

しのびあい

............

107

浪花

恋こい

おんな

...........

131

上シャン

海ハイ

帰かえ

りのリル

............

108

浪花

節ぶし

だよ人生

じんせい

は ........

132

上シャン

海ハイ

の花は

売うり

娘むすめ ...............

109

波なみ .......................

133

支那

の夜よ

る .....................

110

撫なでし

子こ ....................

134

偲しの

び逢あ

い .....................

111

菜な

の花は

情じょう

歌か ..............

135

心しん

機き

一いっ

転てん .....................

112

のののの

三しゃ

味み

線せん

マドロス

............

113

暖の

簾れん

....................

136

白しろ

い花は

の咲さ

く頃こ

ろ ...............114

暖の

簾れん

の花は

な .................

137

春しゅん

夏か

秋しゅう

冬とう

屋や

形かた

船ぶね

............115

納の

沙さっ

布ぷ

岬みさき

..............

138

十じゅう

代だい

の恋こ

よさようなら

......

116 納の

沙さっ

布ぷ

みれん

...........

139

そそそそ

野の

菊ぎく

....................

140

宗そう

谷や

遥はる

かに

..................

117

能の

登と

の火ひ

祭まつ

り ...........

141

宗そ

右う

衛え

門もん

町ちょう

ブル︱ス

.........

118

はははは

たたたた

はぐれ恋こ

い .................

142

旅人

たびびと

........................

119

はまなす伝説

でんせつ

...........

143

旅たび

の夜よ

風かぜ .....................

120

花はな

しぐれ(1)

..............

144

旅たび

路じ

の花は

な .....................

121

花園

はなぞの

しぐれ

..............

145

旅たび

路じ

の女

おんな

..................

122

花はな

びら慕ぼ

情じょう ..............

146

ちちちち

春蟬

はるせみ

....................

147

千曲

川がわ

.....................

123

春はる

女にょう

房ぼう

.................

148

蝶ちょう

蝶ちょ

結むす

び ..................

124

ひひひひ

つつつつ

ひとひらの雪ゆ

き ...........

149

つぶやき(1) ..................

125

ひとり酒さ

場ば

で ...........

150

つぶやき(2)

..................

126

氷ひ

雨さめ

....................

151

なななな

姫ひめ

折おり

鶴づる

.................

152

なみだ恋こ

い .....................

127

ふふふふ

なさけ雨あ

め .....................

128

ふたりの春は

る ..............

153

Page 227: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

ふたり道み

(1) ................

154

未み

練れん

のグラス

...........

178 ふたりのラブソング

.......

155

未み

練れん

の波は

止と

場ば ...........

179

ふるさとのはなしをしよう

.

156

未み

練れん

の風か

が吹ふ

く ...........

180

冬ふゆ

枯が

れの街ま

ち ................

157

むむむむ

冬ふゆ

のひまわり

.............

158

無む

言ごん

坂ざか

.................

181

深ふか

い川が

わ ...................

159

ゆゆゆゆ

深ふか

川がわ

情じょう

話わ ................

160

ゆきずりの花は

な ...........

182

故ふる

鄉さと

の廃は

家か ................

161

ゆきずり物も

語がたり

...........

183

故郷

ふるさと

はわが胸む

に .............162

夢ゆめ

いちど .................

184

へへへへ

夢ゆめ

ごよみ .................

185

別べつ

離り ......................

163

夢ゆめ

一いっ

天てん

.................

186

ほほほほ

雪国

ゆきぐに

....................

187

北ほっ

帰き

行こう

...................

164

雪ゆき

椿つばき ....................

188

北ほく

都と

物もの

語がたり

................

165

よよよよ

蛍ほたる

舞ま

い ...................

166

夜よ

空ぞら

....................

189

蛍ほたる

の宿や

ど ...................

167

夜明

け前ま

え .................

190

惚ほ

れて

候そうろう

................

168

夜よる

のララバイ

...........

191

惚ほ

れた惚ほ

れたよ .............

169

夜よ

霧ぎり

のした

慕ぼ

情じょう ..............

192

何ホ︱

日リ︱

君再來

チンシャイライ ................

170

夜よ

祭まつ

りこい

恋こい

唄うた

..............193

骨ほね

まで愛あ

して

.............

171

りりりり

まままま

離り

別べつ

(

イビョル)

........

194

マイ・ウェイ

.............

172

流りゅう

氷ひょう

.................

195

迷まよ

い鳥ど

り ...................

173

旅りょ

愁しゅう ....................

196

みみみみ

わわわわ

港みなと

雨あめ ......................

174

わすれ傘が

(1) ..............

197

港みなと

駅えき ......................

175

わるいひと

..............

198

港みなと

でひとり ................

176

別わか

れても好す

きな人ひ

と ........

199

港みなと

が見み

える丘お

か .............

177

別わか

れてもありがとう

.....

200

Page 228: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄7

女おんな

のみれん ..............

25 ああああ

男おとこ

節ぶし

(1) .................

26

あんた(1)

...................

1

男おとこ

どうし

..............

27

あなたと生い

きる .............

2

男おとこ

の援え

歌か ..............

28

紅あか

い花は

な ...................

3

男おとこ

じゃないか

...........

29

赤あか

いハンカチ

.............

4

男おとこ

が抱か

えた寂さ

しさ ........

30

赤あか

い夕ゆ

陽ひ

が沈し

む頃こ

ろ ..........

5

大阪

おおさか

やどり

..............

31

愛あい

愁しゅう ......................

6

小お

樽たる

発はつ

·利り

尻しり

行ゆ

き ........

32

愛あい

は別離

り ...................

7

かかかか

雨あめ

の空港

くうこう ...................

8

カサブランカグッバイ

.....

33

いいいい

風かぜ

の歌う

た .................

34

いのちの限か

り .............

9

風かぜ

よ吹ふ

け .................

35

夜イエ

来ライ

香ジャン

(A) ................

10

風かぜ

は海う

から

..............

36

愛いと

しい人ひ

と ...................

11

貝かい

殻がら

情じょう

話わ ..............

37

一いち

路ろ

出しゅっ

世せ

船ぶね ................

12

きききき

うううう

きよしのズンドコ節ぶ

し .....

38

歌麿

うたまろ

......................

13

北きた

のともしび

...........

39

裏うら

ばたのやぶ蔭か

げ .............

14

北きた

の男

おとこ

船ぶね

..............

40

ええええ

君きみ

待ま

てども

..............

41

哀歌

エレジ︱

......................

15

君きみ

がすべてさ

...........42

永遠

えいえん

の夏な

つ ...................

16

君きみ

いとしき人ひ

よ︱ス

.....43

越冬

えっとう

つばめ

................

17

君きみ

忘わす

れじのブル ...........

44

おおおお

清きよ

き流な

れ .................

45

おんな浜唄

はまうた

................

18

夾きょう

竹ちく

桃とう

.................

46

お久ひ

しぶりね .............

19

飢き

餓が

海かい

峡きょう

..............

47

おまえとふたり .............

20

兄きょう

弟だい

流なが

し ..............

48

おんなの坂道

さかみち

.............

21

霧きり

の摩ま

周しゅう

湖こ ..............

49

おまえにありがとう

.......

22

城きの

崎さき

恋こい

歌うた .................

50

お月つ

さん今晩

こんばん

は .............

23

けけけけ

女おんな

の駅え

き ...................

24

玄げん

海かい

船ふな

歌うた .................

51

Page 229: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

ここここ

梭そ

羅ろ

河がわ

.................

76 恋こ

ごころ ...................

52

たたたた 恋こ

ざんげ ...................

53

たのみ酒さ

げ .................

77

湖こ

畔はん

の乙女

め ................

54

大たい

漁りょう

恋こい

唄うた

..............

78

小こ

倉ぐら

恋こい

ごよみ

.............

55

ちちちち

恍惚

こうこつ

のブル︱ス .............

56

珍ちん

島ど

物もの

語がたり

..............

79

五ご

番ばん

街がい

のマリ︱ヘ

..........

57

つつつつ

ささささ

つぐない .................

80

さよなら港

みなと

(2) .............

58

てててて

さよならルンバ .............59

溺愛

できあい

....................

81

さいはて海か

峡きょう

(1) ..........

60

とととと

しししし

時と

の過す

ぎゆくままに .....

82

しぐれ傘が

さ ...................

61

なななな

じょんがら恋歌

こいうた

(1) ..........

62

なみだ酒ざ

け .................

83

ジャワのマンゴ売う

り .......

63

なごり酒さ

(1) ..............

84

人生

じんせい

......................

64

なごり酒さ

(2) ..............

85

人生

じんせい

桜ざくら

...................

65

なみだの操

みさお

(1) ...........

86

秋しゅう

冬とう ......................

66

涙なみだ

の酒さ

け .................

87

支し

那な

娘むすめ

...................

67

涙なみだ

を抱だ

いた渡わ

り鳥ど

り ........

88

新しん

宿じゅく

のひと ................

68

泣な

かないで(2)

...........89

茉ジャ

莉ス

花ミン

の涙

なみだ ................

69

鳴なる

門と

ちどり

..............90

すすすす

浪花

ごころ

..............

91

すきま風か

ぜ ...................

70

名な

もない花は

に乾杯

かんぱい

を .....

92

捨す

てられた街ま

ち .............

71

長なが

崎さき

はアシサイ模も

様よう

の哀あ

愁しゅう.

93

せせせせ

のののの

世せ

間けん

......................

72

野の

バラ

.................

94

千年

せんねん

の花は

な ...................

73

はははは

瀬せ

戸と

内うち

から

................

74

はぐれ雲ぐ

どこへ ...........

95

そそそそ

花はな

燃も

え .................

96

それは恋こ

い ...................

75

花はな

の宴え

ん .................

97

Page 230: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

花はな

しのぶ ...................

98

ふふふふ 花は

になれ ...................

99

ふたり傘が

さ .................

127

花はな

ランプ ...................

100

ふたり坂ざ

か .................

128

花はな

桔き

梗きょう

...................

101

ふるさとへ

..............

129

花はな

言こと

葉ば

の唄う

た ................

102

ふたりの窓ま

ど ..............

130

花はな

はあなたの肩か

に咲さ

く .......

103

ふるさと屋や

台たい

...........

131

春はる

ふたり ...................

104

ふかおいワルツ ...........

132

春はる

が来き

た(2)

................

105

ふるさとの祭ま

り ...........

133

番ばん

屋や ......................

106

ふるさとのあいつ ...........

134

博多

川がわ

(2) ...................

107

冬ふゆ

隣となり ....................

135

初はじ

めてのひと

.............

108

冬ふゆ

紅葉

(2) .................

136

函はこ

館だて

哀あい

愁しゅう

................

109

舟ふね .......................

137

ひひひひ

舟唄

ふなうた

....................

138

ひまわり(1)

................

110

古ふる

き花園

はなぞの .................

139

ひまわり(2)

................

111

古里

ふるさと

はいいもんだ…

.....

140

ひとり泣な

き ................

112

富士

じ ....................

141

ひとり薩さ

摩ま

路じ .............

113

笛ふえ

吹ぶき

川がわ .................

142

ビロ︱ドの夢ゆ

め .............

114

二人

の世せ

界かい

..............

143

人恋酒

ひとこいざけ

...................

115

ほほほほ

人ひと

恋こい

椿つばき

...................

116

望ぼう

郷きょう

酒さか

場ば ..............

144

人ひと

妻づま

椿つばき

...................

117

ホテル

.................145

陽ひ

は昇の

る ...................

118

抱擁

ほうよう

....................

146

陽ひ

のあたる場ば

所しょ .............

119

まままま

陽ひ

だまり人に

情じょう

.............

120

マリモの唄う

た ..............

147

緋ひ

桜ざくら ......................

121

マロ二エの木こ

蔭かげ ...........

148

白びゃく

蓮れん ......................

122

松山

まつやま

しぐれ

..............

149

火振

り酒ざ

け ................

123

みみみみ

琵ひ

琶ば

湖こ

哀あい

歌か ................

124

みれん海か

峡きょう ..............

150

一人

で泣な

かないで

..........

125

港みなと

かもめ

..............

151

百ひゃく

万まん

本ぼん

のバラ

.............

126

港みなと

のれん

..............

152

Page 231: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

港みなと

のカモメ ................

153

やややや 港み

なと

町まち

·涙

なみだ

町まち

·別わ

れ町ま

ち .......

154

やぐるま岬

みさき ..............

180

道みち

しるべ ...................

155

約束

やくそく

....................

181

都みやこ

忘わす

れの花は

のように

.......

156

宿やど

かり

.................

182

むむむむ

矢や

車ぐるま

の花は

な ..............

183

むかしの男

おとこ ................

157

山やま

男おとこ

の歌う

た ..............

184

無む

情じょう

の酒さ

け ................

158

ゆゆゆゆ

無む

錫しゃく

旅りょ

情じょう

................

159

ゆめかぜ .................

185

室むろ

戸と

岬みさき

...................

160

ゆうすげの雨あ

め ...........

186

娘むすめ

よ幸福

しあわせ

に ................161

雪ゆき

しぐれ .................

187

霧む

笛てき

が俺お

を呼よ

んでいる .......

162

雪ゆき

化げ

粧しょう

.................

188

めめめめ

雪ゆ

の降ふ

る町ま

を ...........

189

めおと雲く

も ...................

163

夢ゆめ

去さ

りぬ .................

190

めぐりあい

................

164

よよよよ

めおと流る

転てん

................

165

夜よ

ごとの涙

なみだ ..............

191

夫婦

酒ざけ

(1) ...................

166

夜よ

桜ざくら

しぐれ ..............

192

夫婦

酒ざけ

(2) ...................

167

らららら

夫婦

日び

和より ...................

168

ラノビア .................

193

夫婦

桜ざくら

(1) ...................

169

羅ら

生しょう

門もん

.................

194

夫婦

桜ざくら

(2) ...................

170

りりりり

夫婦

月つき

夜よ ...................

171

竜りょう

馬ま

残ざん

影えい

..............195

夫婦

善ぜん

哉ざい ...................

172

れれれれ

夫婦

劇げき

場じょう

................

173

連れん

理り

の枝え

だ .................

196

夫婦

ちゃんりん .............

174

ろろろろ

再めぐ

り会あ

い ...................

175

六ろく

本もん

木き

ララバイ ...........

197

もももも

わわわわ

もう一い

度ど

札さっ

幌ぽろ

.............

176

別わか

れのルンバ

...........

198

もう一い

度ど

逢あ

いたい

..........

177

和歌

山やま

ブル︱ス ...........

199

盛岡

もりおか

ブル︱ス

.............

178

和わ

江え

のふね

舟ふな

歌うた

..............

200

門仲

もんなか

ブル︱ス

.............

179

Page 232: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄8

ああああ

おもいで酒ざ

け ..............

25

あなたの古ふ

里さと

.............

1

おんなみれん

...........

26

あなたがいるから

..........

2

おしどり酒さ

場ば ...........

27

哀あい

愁しゅう

の駅え

き ................

3

おふくろの海う

み ...........

28

哀あい

愁しゅう

湖みずうみ ................

4

お気き

に召め

すまま ...........

29

哀あい

愁しゅう

千葉

みなと

..........

5

おまえとふたり ...........

30

秋あき

しぐれ ...................

6

おやすみ恋人

こいびと

...........

31

愛あい

は嫉妬

ジェラシ︱

................

7

おしんの子こ

守もり

唄うた ...........

32

逢あ

いたいなァあの人ひ

に .......8

女おんな

酒ざけ ....................

33

いいいい

女おんな

の意地

じ ..............

34

命いのち

舟ぶね ......................

9

女おんな

の街角

まちかど

..............

35

命いのち

燃も

やして ................

10

女おんな

もつらいよ

...........

36

一陣

いちじん

の風か

ぜ ...................

11

女おんな

の日に

本ほん

海かい ..............

37

意地

つぱり

................

12

男おとこ

泣な

き .................

38

漁いさり

火び

の宿や

ど ................

13

男おとこ

なら .................

39

伊い

豆ず

の佐さ

太た

郎ろう

.............

14

男お

鹿が

半はん

島とう .................

40

磯いそ

ぶし源げ

太た ................

15

男おとこ

の涙

なみだ .................

41

うううう

男おとこ

の履り

歴れき

..............

42

うわさ

...................

16

男おとこ

の一い

生しょう

..............43

うたかたの恋こ

い .............

17

男おとこ

の真ま

情ころ

..............44

浮雲

うきぐも

(2) ......................

18

男おとこ

一匹

いっぴき

の唄う

た ..............

45

浮雲

うきぐも

ふたり

................

19

想おも

い出で

(2) .................

46

裏うら

切ぎ

り ...................

20

温おん

故こ

知ち

新しん .................

47

裏うら

町まち

ごころ

................

21

落おち

葉ば

のブル︱ス ...........

48

運うん

河が

(1) ......................

22

面影

おもかげ

の女

おんな

..............

49

演歌家

の女将

み .............

23

大阪

おおさか

ふたりづれ ...........

50

ええええ

かかかか

越えち

前ぜん

岬みさき

...................

24

かくれ宿や

ど .................

51

おおおお

かえり船ぶ

ね .................

52

Page 233: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

かんにんや

................

53

小こ

諸もろ

情じょう

歌か ..............

81 カラオケ情な

け~

女将

さん~

....

54

故こ

宮きゅう

恋こい

唄うた

..............

82

海かい

峡きょう

(1) ...................

55

ささささ

海かい

峡きょう

(3) ...................

56

さだめ花ば

な .................

83

海かい

峡きょう

列車

れっしゃ

(2) ................

57

再会

さいかい

(1) ....................

84

海かい

峡きょう

わかれ雨あ

め .............

58

再会

さいかい

(2) ....................

85

風かぜ

帰き

行こう

(2) ...................

59

盛さか

り場ば

渡わた

し舟ぶ

ね ...........

86

風かぜ

になる ...................

60

盛さか

り場ば

おんな酒ざ

け ...........

87

感謝

かんしゃ

(2) ......................

61

散さん

華げ ....................

88

悲かな

しい酒さ

け ...................62

肴さかな

....................

89

貝かい

殻がら

恋こい

唄うた ...................

63

雑草

ざっそう

の歌う

た .................

90

きききき

酒さ

春しゅん

秋じゅう

(1) ..............

91

きずな橋ば

し ...................

64

五月雨

ワルツ

...........

92

北きた

酒さか

場ば ...................

65

しししし

北きた

空港

くうこう

...................

66

新しん

宿じゅく

の女

おんな

..............

93

北きた

の大地

ち ...................

67

新しん

宿じゅく

旅たび

鴉がらす ..............

94

北きた

の故郷

ふるさと ...................

68

人生

じんせい

ふたり旅た

び ...........

95

北きた

へ…ひとり旅た

び .............

69

人じん

生せい

渡わた

し舟ぶ

ね ..............

96

君恋

きみこい

し ...................

70

人生

じんせい

かくれんぼ ...........

97

霧きり

の出で

船ぶね ...................

71

死し

ぬまで一緒

いっしょ

...........98

木き

曽そ

節ぶし

三さん

度ど

笠がさ

.............

72

志摩

の恋唄

こいうた

..............99

ここここ

幸しあわ

せなみだ ..............

100

こころ妻づ

ま ...................

73

昭しょう

和わ

時とき

次じ

郎ろう ..............

101

こころ花ば

な ...................

74

すすすす

こぼれ酒ざ

け ...................

75

すみだ川が

雨う

情じょう

...........

102

恋歌

こいうた

......................

76

好す

きだから松ま

江え ...........

103

恋人

こいびと

よ ...................

77

せせせせ

恋こい

ごころ ...................

78

J(B)

....................

104

恋こい

吹ふ

雪ぶき

...................

79

惜せき

春しゅん ....................

105

恋こい

はたまゆら

.............

80

瀬戸

の港

みなと

..............

106

Page 234: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

石せき

北ほく

峠とうげ

...................

107

泣な

かせるぜ

..............

130 船せ

頭どう

小こ

唄うた ...................

108

涙なみだ

の雨あ

め .................

131

青せい

春しゅん

のパラダイス ..........

109

浪花

そだち

..............

132

そそそそ

浪花

夜や

曲きょく

..............

133

その名な

はこゆき .............

110

浪花

の灯あ

り ..............

134

たたたた

浪花

のおんな

...........

135

だんちょね酒さ

場ば .............

111

長なが

崎さき

夢む

情じょう

..............

136

誰だれ

を愛あ

して

................

112

長崎

ながさき

はみなと町ま

ち ...........

137

誰だれ

もいない海う

み .............

113

名残

り月づ

き .................

138

舞タ

踏ン

曲ゴ ...................

114

渚なぎさ

の女

おんな .................

139

他た

人にん

酒ざけ

...................

115

中なか

山やま

七しち

里ろ .................

140

台たい

湾わん

楽たの

しや

................

116

にににに

ちちちち

ニュ︱ヨ︱ク物も

語がた

り .....

141

ちどり足あ

し ...................

117

日本

列島

れっとう

旅たび

鴉がらす

...........

142

契ちぎ

り ......................

118

のののの

散ち

りゆく花は

な ................

119

野の

崎ざき

小こ

唄うた .................

143

千ち

鳥どり

の曲

きょく

................

120

はははは

小ちい

さな日に

記き ................

121

はるみ

.................

144

つつつつ

花はな

嫁よめ

....................

145

妻つま

恋こい

船ぶね

...................

122

花はな

と竜

りゅう

.................146

津つ

軽がる

慕ぼ

情じょう

................

123

花はな

と嵐

あらし

.................147

月つき

がとても青あ

いから

.......

124

花はな

咲さき

港みなと

.................

148

てててて

花はな

のように鳥と

のように .....

149

デェオしのび逢あ

い ..........

125

花はな

は生い

き方か

迷まよ

わない

..

150

手て

紙がみ

(2) ......................

126

春はる

よ ....................

151

とととと

春はる

の雪ゆ

(1) .................

152

東とう

京きょう

みなと ................

127

春はる

の海う

み .................

153

東とう

京きょう

たずね人ひ

と .............

128

波止場

(2) .................

154

東とう

京きょう

の花は

売うり

娘むすめ .............

129

埴は

生にゅう

の宿や

ど ..............

155

なななな

母はは

恋こ

い人生

じんせい

..............

156

Page 235: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

ひひひひ

明めい

治じ

一いち

代だい

女おんな ..............

179 一ひ

年せ

川がわ

...................

157

やややや ふふふふ

山蔭

やまかげ

の道み

ち .................

180

ふたり道み

(3) ................

158

ゆゆゆゆ

ふたり道み

(4) ................

159

雪ゆき

挽ばん

歌か .................

181

ふたりぐらし

.............

160

雪ゆき

見み

酒ざけ

.................

182

故郷

ふるさと

の唄う

た ...................

161

雪ゆき

酒さか

場ば .................

183

へへへへ

夢ゆめ

航こう

路ろ .................

184

別べっ

府ぶ

航こう

路ろ ...................162

夢ゆめ

さすらい

..............

185

蛇へび

姫ひめ

様さま

...................163

夕菅

ゆうすげ

の花は

な .................

186

ほほほほ

夕月

ゆうづき

みなと

..............

187

香港

ほんこん

......................

164

指ゆび

輪わ ....................

188

香港

ホンコン

の夜よ

る ...................

165

よよよよ

北ほく

斗と

船ぶね

...................

166

ヨコハマ港

みなと

物もの

語がたり

........

189

望ぼう

郷きょう

男おとこ

酒ざけ

................

167

與よ

七しち

....................

190

望ぼう

郷きょう

流なが

れ唄う

た ................

168

酔よ

わせて .................

191

みみみみ

酔よ

い惚ほ

れて

..............

192

みれん心

ごころ

................

169

夜よ

霧ぎり

のビギン

...........

193

みだれ雪ゆ

き ...................

170

らららら

道みち .........................

171

落日

らくじつ

....................194

道草

みちくさ

......................

172

れれれれ

むむむむ

連れん

絡らく

船せん

恋こい

唄うた

..............

195

無む

人じん

駅えき

...................

173

ろろろろ

紫むらさき

のマンボ

.............

174

六ろっ

本ぼん

木ぎ

ワルツ

...........

196

めめめめ

わわわわ

夫婦

灯あか

り ...................

175

わすれ宿や

ど .................

197

夫婦

芝しば

居い ...................

176

わが家や

の大た

将しょう

...........

198

夫婦

人じん

生せい

泣な

き笑わ

い ..........

177

理由

け ....................

199

名めい

月げつ

赤あか

城ぎ

山やま

................

178

別離

の雨あ

め .................

200

Page 236: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

目錄目錄目錄目錄9

ああああ

うううう あかね空ぞ

ら ...................

1

うちわ

.................

28

あしさいの雨あ

(2) .............

2

浮草

うきぐさ

の町ま

ち .................

29

あすという日ひ

が(1)

..........

3

海うみ

が陸り

なら

..............

30

あの時代

にはもどれない

....

4

ええええ

雨あめ

情じょう

歌か ...................

5

江え

差さし

情じょう

歌か ..............

31

雨あめ

に散ち

る花は

な ................

6

演えん

歌か

兄きょう

弟だい

..............

32

雨あめ

の思案

橋ばし

................

7

越えち

後ご

母はは

慕ぼ

情じょう

...........

33

雨あめ

の街ま

.恋こ

の街ま

ち .............8

おおおお

明日

花ばな

...................

9

おんなの宿や

ど ..............

34

明日

は明日

の風か

が吹ふ

く .......

10

おんなの純

じゅんじょう ...........

35

愛あい

の岸は

辺て ...................

11

お別わ

れ終

しゅう

列れっ

車しゃ

...........

36

相愛橋

あいあいばし

...................

12

おんなの花は

ごよみ

........

37

暗あん

夜や

航こう

路ろ ...................

13

おまえとしあわせに

.....

38

淡雪

あわゆき

のひと

................

14

おんな一い

生しょう

︱汗あ

の花は

な .....

39

会あい

津づ

の小こ

鉄てつ

................

15

オイトコ鴉

がらす ..............

40

青あお

い背せ

広びろ

で ................

16

オホ︱ツク岬

みさき

...........

41

哀あい

愁しゅう

の果は

てに

.............

17

女おんな

の潮し

路じ ..............

42

阿あ

修しゅう

羅ら

海かい

峡きょう

.............

18

女おんな

…さすらい

...........43

赤あか

提ちょう

灯ちん

の女ひ

と ................

19

女おんな

に生う

まれて

...........44

いいいい

女おんな

の華祭

はなまつ

り ..............

45

いくじなし

................

20

男おとこ

酔よ

い .................

46

いっぽんの松ま

つ .............

21

男おとこ

のうそ

..............

47

命いのち

の花は

な ...................

22

男おとこ

なりゃこそ

...........

48

命いのち

のきずな ................

23

男おとこ

の灯台

とうだい

..............

49

命いのち

果は

てるまで

.............

24

男お

どき女め

どき

...........

50

生命

のブル︱ス .............

25

男おとこ

のなみだ雨あ

め ...........

51

石見

のおんな

.............

26

男おとこ

の浮う

世よ

川がわ ..............

52

潮いた

来こ

花はな

嫁よめ

さん

.............

27

大おお

阪さか

流る

転てん .................

53

Page 237: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

大阪

おおさか

のおんな

.............

54

くちづけ .................

81 俺お

は待ま

ってるぜ .............

55

クリフサイドのリリ

.....

82

俺おい

ら炭た

坑こう

夫ふ ................

56

群ぐん

青じょう ....................

83

俺おれ

の人生

じんせい

浪花

節ぶし .............

57

郡上

ぐじょう

夢ゆめ

うた

..............

84

思おも

いで(1)

...................

58

けけけけ

奥おく

飛ひ

騨だ

縁えん

歌か ................

59

喧けん

嘩か

富ふ

士じ .................

85

面影

おもかげ

の都

みやこ

................

60

ここここ

かかかか

こころの絆

きずな ..............

86

カラオケ流な

し .............

61

コリキコの里さ

と ...........

87

ガキの頃こ

のように

..........62

困こま

るよ

.................

88

櫂かい .........................

63

ささささ

影かげ .........................

64

さだめ道み

ち .................

89

海かい

峡きょう

(2) ...................

65

さよなら列車

れっしゃ

...........

90

桂かつら

浜はま ......................

66

サンタルチア ...........

91

霞かす

見み

坂ざか

...................

67

酒さけ

ごよみ .................

92

寒かん

牡ぼ

丹たん

...................

68

酒さか

田た

港みなと

.................

93

哀かな

しみ模も

様よう

................

69

酒さけ

春しゅん

秋じゅう

(2) ..............

94

金かな

沢ざわ

望ぼう

郷きょう

歌か ................

70

酒さけ

は男

おとこ

の子こ

守もり

唄うた

........

95

きききき

最さい

後ご

の夜よ

る .................

96

北きた

寒かん

流りゅう

...................

71

最さい

後ご

の恋歌

こいうた

..............97

北きた

へ帰か

ろう

................

72

桜さくら

が咲さ

いた ..............98

京きょう

都と

去さ

りがたし

..........

73

淋さみ

しきCHA

CHA ..............

99

京きょう

都と

から博は

多た

まで ..........

74

しししし

帰き

望ぼう

......................

75

ショパンの雨音

あまおと ...........

100

紀き

ノ川か

(2) ...................

76

人生

じんせい

みなと

..............

101

霧きり

降ふ

り岬

みさき

................

77

人生

じんせい

ありがとう ...........

102

銀ぎん

座ざ

のトンビ

.............

78

人生

じんせい

ふたり咲さ

き ...........

103

兄きょう

弟だい

酒さか

場ば ................

79

昭しょう

和わ

浪ろう

漫まん

..............

104

禁きん

じられた想お

い .............

80

昭しょう

和わ

.男道

おとこみち

...........

105

くくくく

昭しょう

和わ

生う

まれの渡わ

り鳥ど

り .....

106

Page 238: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

白川郷

しらかわさと

...................

107

ちちちち 白樺

しらかば

に涙

なみだ

あり

.............

108

小ちい

さな肩か

に雨あ

が降ふ

る .....

133

職しょく

人にん ......................

109

とととと

知し

りすぎたのね .............

110

止と

まり木暮

らし ...........

134

新しん

橋ばし

二に

丁ちょう

目め

七なな

番ばん

地ち ..........

111

友とも

よ.いまもまだ

........

135

すすすす

東とう

京きょう

うそつき倶楽部

ぶ .....

136

すすきのネオン酒ざ

け ..........

112

なななな

ステ︱ション

.............

113

なみだ船ぶ

ね .................

137

素顔

お ......................

114

涙なみだ

唄うた ....................

138

素晴

らしき哉か

人生

じんせい

..........115

涙なみだ

の渡わ

り鳥ど

り ..............

139

隅すみ

田だ

川がわ

慕ぼ

情じょう ................

116

泣な

かせ雨あ

め .................

140

せせせせ

泣な

き達だ

磨ま .................

141

J(A)

......................

117

泣な

きむし橋ば

し ..............

142

世間

さま ...................

118

長なが

良ら

川がわ

(2) .................

143

世界

を賭か

ける恋こ

い .............

119

長崎

ながさき

の鐘か

ね .................

144

瀬せ

戸と

歌うた

...................

120

流なが

されて .................

145

瀬戸

の晚ば

夏か ................

121

名な

も無な

い道み

ち ..............

146

洗せん

濯たく

日び

和より ...................

122

懐なつ

かしきケンタッキ︱の家い

え ..

147

千年

せんねん

の恋歌

こいうた

................

123

にににに

そそそそ

人にん

形ぎょう

の家い

え ..............

148

ソウル

...................

124

二に

十じゅう

四よ

時じ

の孤独

く ........

149

早そう

春しゅん

賦ふ ...................

125

呑の

も呑の

も .................

150

曽そ

根ね

崎ざき

そだち

.............

126

望のぞ

み星ぼ

し .................

151

たたたた

はははは

だから乾杯

かんぱい

................

127

花はな

の三さ

度ど

笠がさ

..............

152

旅たび

枕まくら ......................

128

春はる

よ来こ

い .................

153

旅路

の果は

て ................

129

春遠

はるとお

からじ

..............

154

旅たび

の居い

酒ざか

屋や ................

130

母はは

ごよみ .................

155

仕事

の宿や

ど ...................

131

母はは

ゆずり .................

156

黄昏

たそがれLove Again .............

132

箱はこ

根ね

峠とうげ

.................

157

Page 239: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8

裸はだか

念ねん

仏ぶつ

ぁ岩い

の上う

え ...........

158

みみみみ ひひひひ

みなと夢ゆ

酒さか

場ば ...........

181

ひとり大阪

おおさか

.................

159

港みなと

哀あい

歌か .................

182

陽ひ

は昇の

る(2)

.................

160

未み

練れん

なみだ

..............

183

陽ひ

だまりの花は

な ..............

161

むむむむ

飛騨

の月つ

き ....................

162

むらしき夢ゆ

め ..............

184

ふふふふ

娘むすめ

心ごころ

.................

185

ふたりの灯ひ

.................

163

無む

情じょう

の雨あ

が降ふ

る ........

186

ふたり道み

(2) .................

164

めめめめ

ふたつ星ぼ

し ....................165

夫婦

しぐれ

..............

187

ふたりの港

みなと .................

166

夫婦

ちぎり

..............

188

冬牡丹

ふゆぼたん

....................

167

もももも

冬ふゆ

の旅人

たびびと ....................

168

戻もど

り川が

わ .................

189

船方

ふなかた

さん ....................

169

ゆゆゆゆ

深川

ふかがわ

ブル︱ス

..............

170

夢ゆめ

酒さか

場ば .................

190

へへへへ

夢ゆめ

花はな

火び

(1) .................

191

紅べに

の舟歌

ふなうた ....................

171

夢ゆめ

追おい

川がわ

.................

192

平へい

和わ

への祈い

り ..............

172

夢ゆめ

春しゅん

秋じゅう .................

193

ほほほほ

夢叶

ゆめかな

わずも春遠

はるとお

からじ .....194

ホロホロ東と

京きょう

..............

173

湯ゆ

の花は

なKOUTA ..............195

北陸

ほくりく

ひとり旅た

び ..............

174

よよよよ

惚ほ

れて振ふ

られてまた惚ほ

れて .....

175

夜よ

桜ざくら

迷ま

い子ご ..............

196

まままま

ろろろろ

舞姫

まいひめ

.......................

176

浪ろ

漫まん

ちっく東京

とうきょう

........

197

迷まよ

い月づ

き ....................

177

わわわわ

祭まつ

りの女

おんな .................

178

別わか

れてひとり

...........

198

真赤

な太陽

たいよう

.................

179

別わか

れのブル︱ス ...........

199

また愛あ

さずにはいられない

.....

180

忘わす

れんぼ .................

200

Page 240: 日語歌謠中譯本(1) 2014.5.8