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ロジスティクス 全国大会2019 これからのロジスティクスのあるべき姿 ~技術・思考で仕組みを変え、サステナビリティへの挑戦~ 10 ロジスティクス強調月間 2019 会期: 10 24 日(木)・ 25 日(金) 会場: ベルサール神田 主催: 公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会 基調講演 環境変化に対応する経営戦略とSCM ~グローバル・ロジスティクスの取り組みから見た日本の物流の現在と今後~ EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社 サプライチェーン&オペレーションズ ディレクター 清水 裕久 氏 10月24日(木)

10 ロジスティクス強調月間 2019 ロジスティクス …...ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員名簿 10月 ロジスティクス強調月間 2019

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Page 1: 10 ロジスティクス強調月間 2019 ロジスティクス …...ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員名簿 10月 ロジスティクス強調月間 2019

ロジスティクス全国大会2019これからのロジスティクスのあるべき姿 ~技術・思考で仕組みを変え、サステナビリティへの挑戦~

10月ロジスティクス強調月間2019

会期:10月24日(木)・25日(金)会場:ベルサール神田主催:公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会

基調講演

環境変化に対応する経営戦略とSCM~グローバル・ロジスティクスの取り組みから見た日本の物流の現在と今後~

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社

サプライチェーン&オペレーションズ ディレクター 清水 裕久 氏

10月24日(木)

Page 2: 10 ロジスティクス強調月間 2019 ロジスティクス …...ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員名簿 10月 ロジスティクス強調月間 2019

ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員名簿

10月 ロジスティクス強調月間 2019 これからのロジスティクスのあるべき姿 ~技術・思考で仕組みを変え、サステナビリティへの挑戦~

「ロジスティクス全国大会2019」開催にあたって

ロジスティクス強調月間2019 推進委員会

委員長 吉本 一穗早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 経営システム工学科 教授

今日の世界経済は緩やかな回復傾向にあると言われています。しかし、中国経済の減速、米中の貿易摩擦や海外情勢の先行きなどの不透明感・不確実性は否めない状況にあります。一方で我が国経済に目を転じると、各種政策や企業努力が功を奏し、雇用情勢は着実な改善をしております。個人消費や設備投資も底堅い一方、目まぐるしく変化する海外経済状況や景気の下振れ要因となり得る点について、今後の動向を注視していく必要があります。また、消費増税に伴う駆け込み需要による物流量の増加、来年の東京オリンピック・パラリンピック開催を控えるなか、国民生活や産業活動に必要な物流は安定的に確保されなければなりません。荷主企業・物流事業者等の関係者が連携して相互に協力し、物流の効率化を図ることを目的に、各省庁が連携して「ホワイト物流推進運動」が進められております。産業界もトラック輸送の生産性の向上と、働きやすい労働環境の実現に向け、精力的に取組んでいます。企業活動の最適化を目指すうえでは、サプライチェーンを俯瞰し、全体最適を志向した経営戦略が必須となります。各プレー

ヤーが連携し、各機能を効率的に結ぶロジスティクスが果たすべき役割は、ますます重要となっております。

このような状況の下、公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会では、毎年10月を「ロジスティクス強調月間」と位置付け、産業界をはじめ社会全体へロジスティクスの意義を普及する活動を展開しております。本年は、「これからのロジスティクスのあるべき姿 ~技術・思考で仕組みを変え、サステナビリティへの挑戦~」を統一テーマとして、産官学の関係者および40社のサポーターのご協力のもと、全国的な規模で活動を実施いたします。その一環として、東京ではロジスティクスの意義と重要性を産業界へ提唱するため、「ロジスティクス全国大会2019」を10月24日(木)、25日(金)の両日、東京・千代田区のベルサール神田にて開催いたします。

物流・ロジスティクスにおける労働力不足の深刻化を裏付けるように、JILSが調査を行っている売上高物流コスト比率は増加傾向にあります。持続可能な発展を遂げるためには、サプライチェーンを担う各プレーヤーが今後のロジスティクスのあるべき姿を共有し、連携して課題解決に取り組む必要があります。JILSでは、2012年に発表したロジスティクスコンセプト2020を見直し、10年後のロジスティクスのあるべき姿と、そのためにな

すべき指針を「ロジスティクスコンセプト2030」にまとめ、2020年1月の発表に向けて策定を進めております。大会初日は「2030年のロジスティクスのあるべき姿に向けて」と題したパネルセッションにおいて、新しいコンセプトが目指す方向性を皆様と共有いたします。また、今後の企業経営において重要な指標となるSDGs、トラック輸送の生産性向上を目指した「ホワイト物流推進運動」等の行政機関や産業界の取組みや、次世代テクノロジーを活用したスタートアップ企業の取組み事例をご紹介いただくことで、これからのロジスティクスの方向性を探ってまいります。

ロジスティクス全国大会2019が、全国のロジスティクス関係者による先進的な情報の共有や活発な交流を通じて、サステナブルなロジスティクスの実現に向けた課題解決策や新たな発想を得られる有効な場となることを確信いたしております。皆様の積極的なご参加を心からお待ち申しあげております。

交通のご案内「小川町駅」B6出口徒歩2分(新宿線)/「新御茶ノ水駅」B6出口徒歩2分(千代田線)「淡路町駅」A6出口徒歩3分(丸ノ内線)/「神田駅」北口徒歩7分(JR線)「神田駅」4番出口徒歩7分(銀座線)「大手町駅」C1出口徒歩8分(半蔵門線,丸ノ内線,東西線,三田線,千代田線)

会場案内

ベルサール神田 東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル

(2019年8月1日現在・順不同・敬称略)

委員長吉本 一穗 早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 経営システム工学科 教授

副委員長藤田 正美 キユーピー(株) 上席執行役員 ロジスティクス本部 本部長永田 孝司 (株)シジシージャパン 執行役員 物流事業部 事業部長溝田 浩司 日本通運(株) 業務部長

委員鷹合 賢司 (株)IHI 産業システム・汎用機械事業領域 副事業領域長 理事早田 雅彦 アステラス製薬(株) 製薬技術本部 サプライチェーンマネジメント部

SCM日本・アジア・オセアニアグループ 課長安田 俊彦 アマゾン ウェブ サービス

ジャパン(株)事業開発本部 本部長

青木 達也 いすゞ自動車(株) 生販流通管理部 流通企画グループ グループリーダー横山 真由子 (株)NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部  

コンサルティング&マーケティング事業部 ビジネスコンサルティング統括部 課長

寺田 猛史 鴻池運輸(株) 経営企画本部 経営改革推進部 部長辻 靖之 東芝ロジスティクス(株) 取締役 経営企画部長梶野 透 日本マクドナルド(株) サプライチェーン本部 ロジスティクス部 部長津吹 マイケル 日本郵便(株) 本社 郵便・物流営業部 担当部長弓野 理恵 (株)バンダイロジパル 取締役内山 明 丸紅ロジスティクス(株) 取締役 常務執行役員 管理本部 本部長浜野 浩之 三井倉庫(株) 執行役員 営業部門 営業推進1部長河野 淳 ライオン(株) SCM本部 SCM統括部長

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プログラム 2019年10月24日(木)

開会

10:00-10:05開会挨拶ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員長早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 経営システム工学科 教授 吉本 一穗

10:05-10:25 主催者挨拶「これからのロジスティクスのあるべき姿」公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 専務理事 橋爪 茂久

サステナブルな発展の実現に向けて ~行政動向・企業事例セッション~《コーディネータ》ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 副委員長 キユーピー株式会社 上席執行役員 ロジスティクス本部 本部長 藤田 正美ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員   ライオン株式会社 SCM本部 SCM統括部長 河野 淳

10:30-11:35

【基調講演】環境変化に対応する経営戦略とSCM~グローバル・ロジスティクスの取り組みから見た日本の物流の現在と今後~EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社 サプライチェーン&オペレーションズ ディレクター           清水 裕久 氏少子高齢化による物流現場での労働力不足、eコマースの台頭による宅配個数増加、クロスボーダー取引の増加と規制強化などの社会や市場の環境変化を受けて、日本国内の物流資源は逼迫した状況にある。それらの限られた物流資源の効率を最大化するには、業界や企業を跨いだ輸送や倉庫のシェアリングや、労働力不足を補うための装置産業化を推し進めることは、もはや“待ったなし”の状況と言える。本講演では、それらの課題に対しての打ち手をグローバルの事例を通じて考察していく。

● 昨今の社会・市場環境変化に対応する経営における物流戦略とは● 高度物流人材(CLO)の輩出の必要性

11:35-11:50 休憩

11:50-12:20

SDGs経営の時代 ~新たな共通価値の創造をめざして~CSR/SDGsコンサルタント(社会情報大学院大学客員教授、株式会社伊藤園元取締役)

笹谷 秀光 氏社会・環境・ガバナンスを重視したESG経営が各方面から要請される中、さらに、持続可能な社会づくりに向けた17のゴールからなる持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)をいかに使いこなすかが企業に問われる。 17のゴールは、ビジネスチャンスの獲得とリスク管理の両面で活用すべきで、それにより企業の価値向上、特にブランディングと社員モチベーションの向上に役立つ。

● ESGとは何か、SDGsとは何か、SDGsを導入すべき理由● 企業へのSDGsの導入-SDGsを使いこなす● SDGsで企業価値の向上 ブランディングと社員モチベーションの向上

12:25-12:55 SDGs達成に向けた我が国の取り組み 外務省12:55-13:55 昼休み

13:55-14:20 プレーヤーの連携による生産性向上・物流の効率化へ ホワイト物流推進運動について(仮) 国土交通省

14:20-14:40 【企業事例】ホワイト物流推進運動への参加と自主行動宣言の実現に向けて(発荷主)サンスター株式会社

14:40-15:00 【企業事例】ホワイト物流推進運動への参加と自主行動宣言の実現に向けて(着荷主) 株式会社バローホールディングス

15:00-15:20 コーヒーブレイク2030年のロジスティクスのあるべき姿に向けて ~JILS取り組み発表セッション~

JILSではこれまで10年に1回の頻度で『ロジスティクスコンセプト』を策定しており、現在『ロジスティクスコンセプト2030』制作を進めている。今回のコンセプトは、今日のロジスティクスを取り巻く諸問題を放置した場合10年後におとずれるであろう“ディストピア”と、ロジスティクス的なるものが産業界や社会に普及した場合におとずれるであろう“ユートピア”のふたつの世界像を描き分けることで、ロジスティクスのちからを明示したい。本セッションでは、『ロジスティクスコンセプト2030』制作の任にあたっているロジスティクス総合調査委員会のメンバーによるパネルディスカッションを通して、新しいコンセプトが目指している方向性を参加者と共有する。

15:20-15:40 【イントロダクション】 公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 JILS総合研究所 ロジスティクス環境推進センター長 北條 英  ・「ロジスティクスコンセプト2030」作成について ・ロジスティクス総合調査について

15:40-16:50

【パネルディスカッション】<コーディネーター>ロジスティクス総合調査委員会 委員長 東京都市大学 メディア情報学部 情報システム学科 教授 大谷 紀子 氏<パネリスト>ロジスティクス総合調査委員会 委員 ・株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 社会システムコンサルティング部 上級コンサルタント 森川 健 氏 ・三菱鉛筆株式会社 人事・総務担当付 課長代理 行本 顕 氏・公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会 JILS総合研究所 ロジスティクス環境推進センター長 北條 英 <ディスカッションテーマ>テーマ1 ロジスティクス総合調査 結果から見る企業動向テーマ2 「ディストピア」が到来する社会テーマ3 「ユートピア」実現のための方向性

16:50-17:00 【総括】 ロジスティクス総合調査委員会 委員長 東京都市大学 メディア情報学部 情報システム学科 教授 大谷 紀子 氏

Page 4: 10 ロジスティクス強調月間 2019 ロジスティクス …...ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員名簿 10月 ロジスティクス強調月間 2019

2019年10月25日(金)

開会

10:00-10:152019年度ロジスティクス大賞 表彰式

《主催者代表》 ロジスティクス大賞 選考委員会 委員長       職業能力開発総合大学校 校長 圓川 隆夫

2019年度ロジスティクス大賞 受賞記念講演《コーディネータ》 ロジスティクス大賞 ノミネート委員会 委員

株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部 社会システムコンサルティング部 上級コンサルタント 森川 健10:15-10:20 セッションの紹介

10:20-11:05

【ロジスティクス大賞 選考委員会特別賞】社員を成長させる働き方改革大塚倉庫株式会社 代表取締役会長 大塚 太郎 氏

■選考事由人口減少社会に突入した我が国において、多くの物流事業者が深刻な「人手不足」に悩まされている。このような中で、長時間労働が常態化している企業が数多くある。この長時間労働は、健康の確保を困難にするとともに、仕事と家庭生活の両立を困難にし、少子化の原因、女性のキャリア形成を阻む原因、男性の家庭参加を阻む原因とされている。このため第196回通常国会において、働き方改革の一環として労働基準法が改正され、時間外労働の上限が法律に規定された。待ったなしの働き方改革が求められており、この改革の成功事例の一つが本取り組みである。全国26拠点を大画面で繋ぐテレビ会議システムの導入や紙伝票の電子化や運送状況の見える化、さらにはファッションデザイナーや冒険家など多彩な講師を招いての講演会の開催など、業務の標準化や効率化を図るほか、社員の考えや行動を変えるきっかけを作り出している。これにより、10日以上の有給取得率が6年間で37%から74%に上昇するとともに、会社の業績向上にも繋がっている。『働き方改革に一発KOなし』という合い言葉のもと、『ジャブの連打』として報告された本取り組みは、多くの物流事業者においても参考となる取り組みであるとして高く評価された。

11:05-11:15 休憩(名刺交換・個別質疑)

11:15-12:00

【ロジスティクス大賞 業務改革賞】全国約2900店舗への配送強靭化 ~標準化と平準化で全体最適化~日本マクドナルド株式会社 サプライチェーン本部 ロジスティクス部 部長 梶野 透 氏

■選考事由全国13拠点の配送センターから年間約5000万ケース、約55万トンの資材を全国約2900カ所の店舗に届けている。配送は、全店舗平均で週あたり5回弱の配送回数となっており、3温度帯を1台のトラックに混載して届けている。本取り組みではこの配送を対象に、全国的な全体最適化を実行するために、3つの標準化と2つの平準化を行っている。標準化として、①:納品スケジュールの見直し、②:カゴ車での納品(荷卸し負荷低減)、③:納品条件の見直しを行い、配送トラックの走行距離の削減やトラックの回転率向上、平準化を行いやすい環境を整えている。そして、ドライバーや倉庫作業者の定休日を確保し、店舗への負荷を最小限にする平準化として、①:時間帯別の物量の平準化、②:曜日別の物量の平準化を実現している。これにより、ドライバーの就労時間の削減や身体的疲労の軽減を達成しているほか、地球約23周分に相当する走行距離の削減を実現している。これは、年間で約481トンものCO2排出量の削減となり、このような環境負荷低減やドライバーの働き方改革に貢献する取り組みが評価された。

12:00-13:00 昼休み

13:00-13:45

【ロジスティクス大賞 技術革新賞】建設業における物流ロジックの適用 ~i-ConstructionにおけるSCMの実現~

鹿島建設株式会社 機械部 専任部長 穴井 秀和 氏■選考事由東京外かく環状道路(関越~東名)の工事における外環本線トンネル(南行)東名北工事は、内径15.5m、延長約9.0kmの道路トンネルで、国内最大径・最長のシールドトンネルである。このような大規模シールドトンネル工事では、1日に1,000台を超える搬入車両があり、多種多様な資材が搬入されている。そして、工事の進捗により予定の計画が随時変更となるため人・資材・車両の管理は煩雑となっていた。この問題に対し認識ツール「カラーコード」を人・資材・車両の全てにマーカーとして添付し、一元管理を実現したのが本取り組みである。大きな資材では人がスキャナーでバーコード等を読むことが困難なため、離れた場所から一度に複数個同時に読み取ることが可能なカラーコードを採用している。構築したシステムは、1.作業員出面管理、2.資機材製品受発注、3.車両管理、4.製品検品、5.在庫・ロケーション管理、6.測量支援システムの6つの基本業務で構成されている。本システムを活用した搬送クレーンの自動化による省人化、ヒューマンエラーによる手戻りの削減は大きな効果を上げており、建設業界の生産性向上を図るツールとして、今後の広がりに期待できる取り組みとして評価された。

13:45-13:55 休憩

13:55-14:40

【ロジスティクス大賞】グローバル生産を支えるための海外物流容器のリーンなオペレーション構築  ~総量管理の一極集中化~

トヨタ自動車株式会社 生産部品物流部 部長 熊沢 洋一 氏■選考事由海外生産台数の増加に伴って日本から輸出する生産用部品の出荷量が増加している。そして、海外工場のニーズや輸送効率の追求による出荷形態の多様化により、部品輸出容器の種類及び数量が増加し、コストと海外工場での廃棄物の増加が問題となっていた。本取り組みは、この問題を解決すべく「トヨタ環境チャレンジ2050」の中で掲げる6つの目標の一つである「循環型社会・システム構築チャレンジ」の達成に向け、部品輸出容器の全世界規模でのリターナブル化(再利用)に取り組んだものである。リターナブル化に伴うコストの増加を抑制するために、RFIDを活用することにより、リターナブルラックをスムーズに返却するためのリーンな(無駄のない)オペレーションを世界規模で標準化し、海外工場にて指導・定着化を図っている。これにより、1.5日分の往復リードタイムの短縮を図るとともにリターナブルラックの投資に関して約数億円の投資抑制を実現している。特に、金属対応用のRFIDについて種々の検討・検査を行った上で、金属製リターナブルラックに貼り付けて活用できることを示したことは素晴らしく、今後の普及が期待される優れた取り組みとして高く評価された。

14:40-14:50 休憩

ロジスティクスの新しいトレンド ~テクノロジー活用セッション~《コーディネータ》 ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員

株式会社NTTデータ 製造ITイノベーション事業本部 コンサルティング&マーケティング事業部ビジネスコンサルティング統括部 課長 横山 真由子

14:50-15:30

グローバル3拠点(日本、イスラエル、東アフリカ)で160社以上へのベンチャー投資から見えたオープンイノベーションを課題解決と価値創造へ直結する方法

株式会社サムライインキュベート 共同経営パートナー Chief Strategy Officer 長野 英章 氏産業課題の解決や産業内での価値創造の手法論をベンチャー投資家の視点から事例を踏まえてご説明をさせて頂きます。またオープンイノベーションを大企業の中でどう具体的に実践していくか、どうベンチャーと手を組んで推進していくべきなのか、大きな方向性から細かいティップスも含めてお話をさせて頂きます。

● サムライインキュベートの会社紹介  ● ベンチャー投資家の視点から見た課題解決と価値創造の手法  ● 大企業におけるオープンイノベーションの推進方法

15:30-15:45 コーヒーブレイク

15:45-16:25

ラストワンマイル配送ルートの最適化を目指して ~現状の課題と未来~株式会社オプティマインド 代表取締役社長 松下 健 氏

ラストワンマイルには、様々な業種配送が存在します。例えば、宅配や宅食、自販機や卸、LPガスやメンテナンスなどです。これらの配送現場においては、深刻なドライバー不足やベテラン依存が進行しています。課題を解決するための一つの手段として、「人口知能を活用した配送ルートの最適化」が挙げられます。属人的な配送現場がルート最適化を目指す上で、どのような課題があり、どのような効果やインパクトがあるのかを実経験に基づいてお伝え致します。

● ラストワンマイル配送現場の課題  ● ソリューションと導入における障壁  ● 効果と今後のラストワンマイル配送の未来の可能性

16:25-17:05

数えない在庫管理 ~テクノロジーが拓く手入力ゼロの在庫管理とモノのデータビジネスへの発展~ 株式会社ZAICO 代表取締役 社長 田村 壽英 氏

モノの情報をデータ化する作業は未だに大きなコストがかかっている。この「データの取得・入力」にイノベーションの余地があると考え、弊社はクラウド在庫管理ソフトZAICOを開発している。ZAICOはスマートフォンはもちろんのこと、RFIDや重量計IoT、画像認識AI、事業所間データ共有を活用して「数えない在庫管理」を実現する。さらにこの仕組みから得られたモノのデータによる新規事業についても紹介する。

● 人手不足時代に求められるモノのデータを自動で取得する仕組み  ● モノのデータをシステム間・事業所間でつなぐ  ● 正確なモノのデータが生み出す新しいビジネス

Page 5: 10 ロジスティクス強調月間 2019 ロジスティクス …...ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員名簿 10月 ロジスティクス強調月間 2019

株式会社IHI

アサヒビール株式会社

SBSリコーロジスティクス株式会社

株式会社NTTロジスコ

株式会社オカムラ

花王株式会社

鹿島建設株式会社

カスケード(ジャパン)リミテッド

グッドマンジャパン株式会社

鴻池運輸株式会社

株式会社サーガ

サカタウエアハウス株式会社

サンコーインダストリー株式会社

サントリーホールディングス株式会社

株式会社シーイーシー

株式会社住友倉庫

センコーグループホールディングス株式会社

株式会社ダイフク

東洋ビジネスエンジニアリング株式会社

トヨタ自動車株式会社

株式会社豊田自動織機 トヨタL&Fカンパニー

トランスコスモス株式会社

日本通運株式会社

日本電気株式会社

日本貨物鉃道株式会社(JR貨物)

株式会社日本能率協会コンサルティング

日本マクドナルド株式会社

株式会社ネオフュージョン

富士通株式会社

株式会社フジトランス コーポレーション

北王流通株式会社

ホンダロジコム株式会社

三井倉庫株式会社

三菱商事株式会社

三菱倉庫株式会社

村田機械株式会社

矢崎エナジーシステム株式会社

ヤマエ久野株式会社

月刊マテリアルフロー

月刊ロジスティクス・ビジネス

ロジスティクス全国大会2019サポーター 一覧

Page 6: 10 ロジスティクス強調月間 2019 ロジスティクス …...ロジスティクス強調月間2019 推進委員会 委員名簿 10月 ロジスティクス強調月間 2019

参加申込書 FAX(03)3436-3190

※公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会では、個人情報の保護に努めております。 詳細は、当協会のプライバシーポリシー(http://www1.logistics.or.jp/privacy.html)をご覧ください。

●ロジスティクス全国大会2019●会社名

月            日払い

参加される日に○印をご記入ください。

2019年10月24日(木)~25日(金)開 催 期 日

□ 会 員  □ 会員外 保有資格

氏 名 1所 属役職名

所 属役職名

所 属役職名

所 属役職名

協会への連絡事項

フリガナ

都 道府 県

〒     

都 道府 県

〒     

都 道府 県

〒     

都 道府 県

〒     

勤務先住 所

氏 名 2フリガナ

勤務先住 所

氏 名 3フリガナ

勤務先住 所

氏 名 4フリガナ

勤務先住 所

参加料合計

※参加証、請求書は原則として合計金額を最上段(氏名1)の方にお送りいたします。それ以外をご希望の方は、協会への連絡事項欄にご指示ください。

 名            円

DA-1905

事業所名

フリガナ

Mail

Mail

Mail

Mail

支払予定日

10月25日

10月24日

10月25日

10月24日

10月25日

10月24日

10月25日

10月24日

F A XT E L

F A XT E L

F A XT E L

F A XT E L

取得期 期

□ 経 営□ 国 際□ グリーン□ 物 流□ 改 善

取得期 期

□ 経 営□ 国 際□ グリーン□ 物 流□ 改 善

取得期 期

□ 経 営□ 国 際□ グリーン□ 物 流□ 改 善

取得期 期

□ 経 営□ 国 際□ グリーン□ 物 流□ 改 善

受付日 請求日 請求No

JILS会員34,000円

27,500円

56,000円

31,500円会 員 外

当協会では、有資格者のためのフォローアッププログラムを実施しております。本プログラムは、当協会主催の講座で習得した知識をより深め実践の場で活用できる能力を身につけたいという、有資格者からの強い希望を受けて、当協会認定の資格※をお持ちの方に、当協会主催のプログラムを、優待料金にてご提供するものです。実践力の強化、最新の情報収集の場として、ぜひご活用ください。

申込欄の該当保有資格にチェックをしてください。※ロジスティクス経営士(経営)、国際物流管理士(国際)、グリーンロジスティクス管理士(グリーン)、 物流技術管理士(物流)、物流現場改善士(改善)

※上記料金には、テキスト代が含まれています。昼食代は含まれておりません。※1社から4名以上参加の場合は、一括でお申し込み下さい。※都合によりプログラムが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

20,000円

16,000円

32,000円

23,500円

1 名

4名目以降

1 名

4名目以降

27,500円 16,000円

◇フォローアッププログラム参加料(消費税別)(注)フォローアッププログラムにお申し込み後、参加者が資格をお持ちでない方に変更になった場合は参加料の差額を請求させていただきます。あらかじめご了承ください。

・ テキストは会場でお渡しいたします。テキストのみの販売はいたしておりません。 ・ スライド内容を撮影する目的での写真撮影および講演内容の録音はご遠慮ください。

参加料金(消費税別) 両日参加 1日参加

(フォローアップ プログラム)有資格者優待

両日参加 1日参加

ご注意

参加申込先/プログラム内容の問い合わせ先

〒105-0022 東京都港区海岸1-15-1 スズエベイディアム3階TEL. 03-3436-3191

公益社団法人

日本ロジスティクスシステム協会 JILS総合研究所

(注)キャンセルは、FAXでのご連絡のみ申し受けます。 ・開催7日前~前々日(開催日初日を含まず起算)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・参加料(消費税を除く)の30% ・開催前日および当日・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・参加料(原則として消費税を除く)の全額

キャンセル規定

・ 請求書を発行いたしますので、指定銀行口座にお振り込みください。 ・ お支払いは原則として開催前日までにお願い申しあげます。  (開催後になる場合は、支払予定欄に明記ください。) ・ 振込手数料は、お客様にてご負担願います。

【お願い】参加予定の方のご都合が悪い場合は、代理の方がご出席ください。なお、代理の方のご出席も不可能な場合は、下記の規定により、キャンセル料を申し受けますので、あらかじめご了承ください。

参加料支払方法

。いさだくみ込し申おでま局務事てにXAF、えうの記明を項事要必に紙用込申の記下 ・ 参加者へ「参加証」と「請求書」を参加日の約一週間前までにお送りいたします。お手元に届かない場合には、ご連絡をお願いいたします。

近間催開 ・ のお申し込みについては、参加証をメールにてお送りいたします。 ・ 開催日当日のお申し込みにつきましては、事務局へご連絡のうえ、直接会場へお越しください。

参加申込方法

両日とも 225名 (定員になり次第、締め切らせていただきます))

参加定員

FAX. 03-3436-3190

ロジスティクス全国大会2019これからのロジスティクスのあるべき姿 ~技術・思考で仕組みを変え、サステナビリティへの挑戦~

10月ロジスティクス強調月間2019

会期:10月24日(木)・25日(金)会場:ベルサール神田主催:公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会

基調講演

環境変化に対応する経営戦略とSCM~グローバル・ロジスティクスの取り組みから見た日本の物流の現在と今後~

EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社

サプライチェーン&オペレーションズ ディレクター 清水 裕久 氏

10月24日(木)