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◇ 学年 第4学年 ◇ 単元名 「つないで!つないで!得点ゲット」(E ゲーム イ ネット型ゲーム) ◇ 単元の目標 ○ラリーを続けたり,ボールをつないだりして易しいゲームをすることができるようにする。【技能】 ○運動に進んで取り組み,規則を守り仲よく運動をしたり,勝敗を受け入れたり,場や用具の安全に気を付けたりすることができるようにする。【態度】 ○規則を工夫したり,ゲームの型に応じた簡単な作戦を立てたりすることができるようにする。【思考・判断】 ◇ 単元計画(全8時間)

◇ 本時の目標 相手が捕りにくいところへ返球することができるようにする。 ◇ 学習の流れ(5時間目/全8時間) 学習活動 指導上の留意事項(◇) ((((◆「努力を要する」状況と判断した◆「努力を要する」状況と判断した◆「努力を要する」状況と判断した◆「努力を要する」状況と判断した児童児童児童児童への指導の手立てへの指導の手立てへの指導の手立てへの指導の手立て)))) 評価規準〔観点〕 (評価方法) 1 課題意識をもつ。 ・「つないで!つないで!攻撃する」ためには,どんなボールを返球したらよいか,意見を出し合う。 2 本時のめあてを確認する。 3 相手が捕りにくいボールを返球するためにはどうしたらよいか,考えを出し合い整理する。 ・出された考えの中から,自分にできそうな方法を選ぶ。 4 相手が捕りにくいボールを返球するにはどうすればよいか追求する。 ①自分にできそうな返球の方法を選び,チームで協力しながら練習する。 ②ペアチームで見合ったり教え合ったりしながら練習する。 5 ゲーム(5分×2セット) ・練習したことをゲームに生かすことができているか,ペアチームでアドバイスし合う。 6 本時を振り返り,次時につなげる。

◇相手が取りにくいボールを相手コートに返球できるようにすることがポイントとなることに気付かせる。 ◆うまく返球できない児童がいるチームには,ボール操作がしやすいようにパスやキャッチで補助をするよう助言する。 ◇チーム内での役割を分担させ,互いに協力し合い活動をさせるようにする。

・ボールを片手や両 手ではじいて,相手 の取りにくいとこ ろへ返球すること ができる。 〔運動の技能〕 (行動観察)

時 主な学習活動 1 ○プレルボールの学習の進め方を知り,学習の見通しをもつ。 ○試しのゲームを行い,「うまくいったこと」,「うまくいかなかったこと」2つの観点で意見を出し合った中から課題を見付ける。 2~4 つないで!つないで!長いラリーを続けよう ○ボールの方向に体を向けることができるようにする。 ○仲間がプレルしやすいパスができるようにする。 ○ラリーを続けてゲームを楽しめるようにするための規則を選ぶことができるようにする。 5~7 つないで!つないで!攻撃しよう ○相手が捕りにくいところへ返球ができるようにする。→本時 ○簡単な作戦を立てて,チーム総当たりのゲームにチャレンジするⅠ・Ⅱ 8 つないで!つないで!得点ゲット ○トーナメント戦にチャレンジする。試しのゲームの時の映像を見て,どんなことが身に付いたか,振り返ることができるようにする。

「得点したいけどできない」「ラリーを続けたいけど続かない」等の動きと思いの「ずれ」から課題を見付けさせるようにする。 単元の後半では,チームで簡単な作戦を立てゲームを楽しめるようにする。ペアチームを編制し,ゲームの様子について気付きを伝え合ったり,励まし合ったりする等の協働的な学びの場面とする。 課題「どんなボールを相手コートに返したらよいだろうか?」

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<着目させたい方法> ・スピード 速く返す,ゆっくり返す ・ボールの高さ ネットぎりぎり,思いきり高く ・場所 コートの端に返す

児童のまとめ例 ボールのスピードや高さ,返球する場所を工夫すれば,相手がとりにくいボールが返球できる。

【考え・基礎知識】 ボールの飛んでくる方向に体を向け,落下点にすばやく動いてボールをはじくこと,守るべき規則は何かが分かり,仲間と励まし合って運動すること,用具の安全を確かめるとよいことを知っている。また,規則を工夫するためには,得点の仕方やプレイ上の制限などを選ぶとよいことを知っている。 【つながり】 ラリーを続けたり,ボールをつないだりして易しいゲームをすることができる。また,運動に進んで取り組み,規則を守り仲よく運動をしたり,場や用具の安全に気を付けたりするとともに,規則を工夫したり,ゲームの型に応じた簡単な作戦を立てたりすることができる。

【応用・ひろがり】 本単元で身に付けた力を生かし,日常生活の中で,仲間といっしょに,ボールを手ではじいたり打ちつけたりして相手コートにボールを返し,ラリーの続くゲームを楽しむことができる。

出された情報をキーワードで示し,その中から,自分にできそうな方法を選ばせる。試してやってみる中で,自分に合った方法を見付けることができるようにする。 「つながり」を意識した展開の工夫 ・ペアチームで,見合ったり教え合ったり、うまくいった動きを称賛しあったりしながら,どの子も「できた」「わかった」実感がもてる場を設定する。

考え・基礎知識からつながりに至る部分 めあて「相手が捕りにくいボールを返そう!」

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◇ 学年 第3学年 ◇ 単元名 ダンス「フォークダンス・現代的なリズムのダンス・創作ダンス」 ◇ 単元の目標 ○感じを込めて踊ったり,みんなで自由に踊ったりする楽しさや喜びを味わい,イメージを深めた表現や踊りを通した交流や発表ができるようにする。【技能】 ○ダンスに自主的に取り組むとともに,互いの違いの良さを認め合おうとすること,自己の責任を果たそうとすることや,健康・安全を確保することができるようにする。【態度】 ○ダンスの名称や用語,踊りの特徴と表現の仕方,体力の高め方,交流や発表の仕方を理解し,自己の課題に応じた運動の取り組み方を工夫できるようにする。【知識,思考・判断】 ◇ 単元計画(全 12 時間) 時 主な学習活動 1 ・三つのダンス(フォークダンス・現代的なリズムのダンス・創作ダンス)の特性を知り,1・2学年で学習したダンスを復習して踊る。 2~7 ・三つのダンスを,リズムの特徴を捉えて踊り,交流する。→本時 8~11 ・三つのダンスの中から一つの内容を選択し,同じ内容を選択したものでグループを作り,創作したり,踊りの特徴をとらえて踊る。 12 ・合同発表会を行い,お互いで交流する。 ◇ 本時の目標 ロックやヒップホップのリズムの特徴をとらえ,全身で自由にはずんで踊る ことができるようにする。 ◇ 学習の流れ(5時間目/全 12 時間) 学習活動 指導上の留意事項(◇) (◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て)(◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て)(◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て)(◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て) 評価規準〔観点〕 (評価方法) 1 課題を発見する。 ・前時に学習したロックやヒップホップのリズムを踊っている映像を見る。 2 本時のめあてを確認する。 3 既習事項について情報を収集・整理する。 ・これまで習ってきたロックとヒップホップのリズムに乗って全身で踊る。 4 同じリズムを選んだ人とペアになり,オリジナルダンスをつくる。変化とまとまりや個と群の動きを工夫して踊る。 ・二人組で相手と対応して踊る。⇒三つのペアが一緒になり,6人の群でお互いの動きを紹介し合い,動きを組み合わせて踊る。 5 オリジナルダンスの交流会を行う。 6 本時のまとめを行う。

◇撮影した映像を見せ,良い動きと課題について確認する。 ◇ロックとヒップホップのリズムの特徴を確認する。 ◇初めは教師のまねをさせ,次第に二人組でリーダーを交代しながら,学んできた動きを確認しながら自由に踊らせる。 ◆動きのスピードを上げたり,落としたり,時には止まったり◆動きのスピードを上げたり,落としたり,時には止まったり◆動きのスピードを上げたり,落としたり,時には止まったり◆動きのスピードを上げたり,落としたり,時には止まったりと,変化をつけて踊るよう促す。と,変化をつけて踊るよう促す。と,変化をつけて踊るよう促す。と,変化をつけて踊るよう促す。 ◇ロックとヒップホップのどちらかを選ばせ,選んだリズム(音楽)の特徴をつかんで,変化とまとまりを付けて踊らせる。 ◇自分たちの作った動きを踊りながら,相手のペアに紹介し合い,動きをつなげさせる。 ◇ロックやヒップホップのリズムの特徴をつかんで踊ることができたかについて確認し,学習カードを記入させる。

・ロックやヒップホップのリズムの特徴をとらえ,個と群の動きを強調してまとまりを付けて踊ることができる〔運動の技能〕(観察)

保健体育科保健体育科保健体育科保健体育科のののの事例事例事例事例 【つながり】【つながり】【つながり】【つながり】 イメージを深めた表現や踊りを自主的に取り組むとともに,互いのよさを認め合ったり,自己の責任を果たしたりすることができる。また,踊りの特徴と表現の仕方を理解し,交流や発表の仕方を工夫することができる。 【【【【応用・ひろ応用・ひろ応用・ひろ応用・ひろがり】がり】がり】がり】 日常生活の中で,本単元で身に付けた力を生かし,自主的に運動に親しみ,体力の向上を図ることができる。 2学年時に撮影した映像を見せ,イメージを深めた表現について課題意識を持たせる。

中学校中学校中学校中学校

「教師のまね→ペアでまね→兄弟グループで交流→全体で交流」と段階的に表現させ,活動を促す。 めあて 「ロックとヒップホップのリズムに乗って,変化とまとまりをつけて踊ろう!」 ロック:弾みや後打ち ヒップホップ:ダウンやアップの縦ノリ

動きを工夫する視点 ・短い動きを繰り返す ・対立する動きを組み合わせる ・ダイナミックなアクセントを加える ・リズムのとり方や動きの連続のさせ方を工夫して動きに変化を付ける

【【【【考え・考え・考え・考え・基礎知識】基礎知識】基礎知識】基礎知識】 表したい感じを表現することや,踊りの特徴を知り,自己の課題を見付けることができる。

課題 「ロックとヒップホップのリズムはどこが違うのだろうか?」

「応用・広がり」を意識した発問 : 「日常生活で,ダンスに親しんだり,体力を向上できる場面には,どんな時があるかな?」

そ れ ぞ れ の特 徴 に つ いては,掲示物で 視 覚 的 にも確認できるようにする。

「つながり」を意識した展開の工夫

考え・基礎知識からつながりに至る部分

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上下水道,ごみやし尿,産業廃棄物などの身近な問題から課題意識をもたせる。 環境衛生活動や食品衛生活動について理解したことを,話合いなどに意欲的に取り組み,筋道を立てて説明する活動を促す。

◇ 学年 第2学年 ◇ 単元名 保健 社会生活と健康 「環境と食品の保健」 ◇ 単元の目標 〇環境衛生活動は,学校や地域の環境を適したものとするよう基準が設定され,それ に基づき行われていること,食品衛生活動は,食品の安全性を確保するよう基準が 設定され,それに基づき行われていることを理解できるようにする。【知識・理解】 〇課題の解決に向けての話合いや意見交換などの学習活動に意欲的に取り組もうとす ることができるようにする。【関心・意欲・態度】 〇学習したことを,個人及び社会生活や事例等と比較したり,分析したり,関連付け たりできるようにする。また,筋道を立てて説明できるようにする。【思考・判断】 ◇ 単元計画(全5時間) ◇ 本時の目標 文化祭の食品バザーで起こった食中毒事件を基に,食中毒防止のために,行政・製造者・消費者 の役割を説明することができるようにする。 ◇ 学習の流れ(4時間目/全5時間) 学習活動 指導上の留意事項(◇) (◆「努力を要する」状況と判断した(◆「努力を要する」状況と判断した(◆「努力を要する」状況と判断した(◆「努力を要する」状況と判断した生徒生徒生徒生徒への指導の手立て)への指導の手立て)への指導の手立て)への指導の手立て) 評価規準〔観点〕 (評価方法) 1 課題を発見する。 ・食品の安全性が脅かされた事件を思い出す。 2 本時のめあてを確認する。 3 文化祭の食品バザーで起こった食中毒事件について,情報を収集・整理する。 4 出てきた意見をグループで,整理・分析する。 ①グループで,食中毒の原因について分析する。 ②食中毒を防ぐために,食品バザーを行うクラス(製造者),学校の生徒会(行政),商品を購入する人(消費者)は,何をしたらよいかグループで意見交流をする。 5 本時のまとめを行う。 ・意見交流をした考えを基に個人の考えを深める。 6 本時を振り返り,次時につなげる。 ・環境と食品の安全は,製造者・行政・消費者の三者が作っていくものである。 ・市販されている食品の安全について考える。

◇食品の安全性が脅かされる事件を思い出し,考えるきっかけを作る。 ◇提示する事案は,生徒たちにとってイメージしやすい文化祭の食品バザーを取り上げる。 ◇前時に学習した,食品の製造・加工・保存・流通などの各段階での適切な管理についての知識を生かすようにする。 ◇製造者,行政,消費者の立場で何をすれば食中毒を防ぐことができるか考えさせるようにする。 ◆話合いが上手くいかないグループには,考える材料を助言する。 ◇製造者・行政・消費者が食品の安全を作ることを意識させるようにする。

・食中毒の防止について,行政・製造者・消費者の役割を説明している。[思考・判断](ワークシート)

時 主な学習活動 1~2 ・環境と健康について,生活に関する課題を見付ける。 ・上下水道の整備,ごみやし尿,産業廃棄物の処理問題について,環境と社会生活の視点で話し合う。 ・個人及び社会生活における再利用の取組を発表する。 ・環境衛生活動について,学習内容をまとめる。 3 ・食品衛生法に基づく食品の安全性の確保や食品の製造・加工・保存・流通など適切な管理について調べる。 ・HACCP(ハサップ)の役割と食品の製造から消費までの衛生管理についてまとめる。 4 ・文化祭の食品バザーで起こった食中毒事件を基に,食中毒の防止のために,行政・製造者・消費者の役割について話し合う。→本時 5 ・環境と食品の保健について,行政,生産者,製造者,消費者の役割について確認する。 ・環境と食品の保健についてまとめる。

保健体育保健体育保健体育保健体育科科科科(保健)(保健)(保健)(保健)の事例の事例の事例の事例 【考え・基礎知識】 環境衛生活動や食品衛生活動は,基準に基づき行われていることを説明できる。 【つながり】 環境衛生活動や食品衛生活動について理解したことを,話合いなどに意欲的に取り組み,筋道を立てて説明できる。 【応用・ひろがり】 学校や地域の環境を適したものにしたり,食品の安全性を確保するためには,誰が何をすればよいのか考えて説明することができる。

考え・基礎知識からつながりに至る部分 課題 食品の安全性が脅かされる事件が起こっているが,どうすれば食品の安全性が確保されるだろうか。 食品の安全性が脅かされた事件を思い出し,食品の安全性についての課題意識をもたせる。 めあて 食中毒の防止のために,立場の違う人の役割について考えてみよう。 「つながり」を意識した展開の工夫 生徒のまとめ例 食中毒を防ぐためには,食品バザーを行うクラス(製造者)が,手や調理器具をよく洗うなどして,製造工程で食中毒の原因物質を混入させないようにする必要がある。生徒会(行政)は,食品バザーを行うクラス(製造者)を監視・指導し,商品を購入する人(消費者)も購入した食品を早く食べるなど適切な対処をする必要がある。 「応用・ひろがり」を意識した発問 ・店舗で販売されている食品の安全は,誰が守るのだろうか。