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◇ 学年 第4学年 ◇ 単元名 司会の仕方を工夫し,話合い名人になろう ◇ 単元の目標 ・話し合って課題を解決したいという意欲をもち,役割を分担しながら,意見を整理したり,自分の考えを発言したりすることができる。 (関・意・態) ・互いの考えの共通点や相違点を考え,司会等の役割を果たしながら,進行に沿って話し合うことができる。 (話すこと・聞くこと オ) ・言葉には,考えたことや思ったことを表す働きがあることに気付くことができる。 (伝・国 イ(ア)) ◇ 設定した言語活動 学級全体で話し合って考えをまとめたり,意見を述べ合ったりすること。(言語活動例 イ) ◇ 単元の展開(4時間目/全6時間) 次 時 主な学習活動 一 1 ・これまでの学級全体やグループでの話合いの様子を録画した映像を視聴し,話合いの仕方についての課題意識をもたせる。 ・学習課題を設定し,学習計画を立て,学級やグループで話し合いたい話題を出し合う。 二 2~4 ・教材を使って,司会の進め方,参加者の意見の述べ方をつかむ。 ・学級全体で話し合う話題を確認し,役割を分担し,学級全体で話し合う。 ・話合いのビデオ記録を再生しながら,話合いの仕方を振り返る。 (本時4/6) 三 5・6 ・2つのグループに分かれ,話し合う。 ・話合いを振り返り,学習のまとめをする。 ※学校生活や他教科等※学校生活や他教科等※学校生活や他教科等※学校生活や他教科等で話合いの場を意図的に設定しで話合いの場を意図的に設定しで話合いの場を意図的に設定しで話合いの場を意図的に設定し,確実な習得を,確実な習得を,確実な習得を,確実な習得を図る。図る。図る。図る。 ◇ 本時の目標 話合いのビデオ記録を再生しながら,話合いの仕方を振り返ることを通して,司会者や参加者, それぞれの役割に応じた話合いの仕方を工夫することができる。 ◇ 学習の流れ 学習活動 指導上の留意事項(◇) ((((◆「努力を要する」状況と判断した児童への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した児童への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した児童への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した児童への指導の手立て)))) 評価規準〔観点〕 (評価方法) 1 課題意識をもたせる。 2 本時のめあてを確認する。 3 話合いのビデオ記録を見る。 ・良かった点や問題点を付箋にメモしながらビデオを見る。 4 役割(司会者,参加者)ごとに良かった点や問題点を出し合い,改善点について話し合う。 5 話し合って気付いた役割ごとの工夫をまとめる。 6 本時を振り返り,次時につなげる。

◇第一次で立てた学習計画を基に,話合い名人に近づいているか振り返り,本時の学習の目的意識とやる気をもたせる。 ◇全体を2グループに分け,司会者,参加者それぞれの立場に絞って分担して見るようにする。 ◇ビデオを見ながら,気付きのポイントのみ簡単に付箋にメモさせる。 ◇気付きが不十分な児童が多ければ,再度ビデオを見る。 ◆事前に学習している司会の進め方や参加者の意見の述べ方を思い出させる。 ◇ビデオを再生しながら,良かった点や問題点を具体的に確認しながら出し合えるようにする。 ◇出た意見を,話合いの流れに沿って役割ごとに板書することで,話合いのポイントを可視化できるようにする。 ◇改善点については,具体的にどのように発言したら良かったのかまで考えさせる。 ◇担当でない立場についても,気付きがあれば発言するように促す。 ◇それぞれの役割ごとに一番大事だと思う工夫から書くようにさせる。 ◆板書を参考にさせる。 ◇本時の学び方を振り返らせ,次時は,別の話題でグループごとに話し合うことを伝える。

・司会者や参加者それぞれの役割に応じた話合いの仕方を工夫している。〔話す・聞く能力〕(ワークシート)

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○○○○ 司会者,参加者それぞれの役割に応じた話合いの仕司会者,参加者それぞれの役割に応じた話合いの仕司会者,参加者それぞれの役割に応じた話合いの仕司会者,参加者それぞれの役割に応じた話合いの仕 方を理解し,進行に沿って話し合うことができる。方を理解し,進行に沿って話し合うことができる。方を理解し,進行に沿って話し合うことができる。方を理解し,進行に沿って話し合うことができる。 本単元の学習を通して育てたい力 【習得している知識・技能等】 ・共通点や相違点を整理しながら聞くこと ・理由を付けて発言すること

★これまでの学習を通して,話合い名人に近づいていることを意識させることで,本時の学習をする必要感ややる気を持たせることができます。 単 元 全 体 の 見 通 しと,課題意識,課題の解決方法を持たせましょう。 話合いのビデオを見ながら話合いの仕方を振り返り,もっと上手な司会者や参加者になるための工夫をまとめよう。

児童のまとめ例 ・司会者は,話合いの途中で,みんなから出てきた意見をかんたんにまとめて分かりやすく示 すと話合いがまとまりやすくなることが分かった。でも,そのためには司会者は,みんなの意 見をメモしたりするなどして,よく聞かないといけないと思った。 ・参加者は,発言する前に他の人の意見に賛成か反対かを言ってから,そう考えた理由を付け て発言するとみんなによく伝わるということが分かった。

★実際の話合いの場面で振り返らせることで,司会の具体的な言い方を身に付けることができます。 「司会のポイント」に沿って振り返らせましょう。 「司会のポイント」 ①議題を確かめる。 ②発言を促す。 ③話題がそれたら元にもどす。 ④意見の要点をつかんで伝える。 ⑤意見を整理してまとめる。 ⑥決まったことを確かめる。 ⑦時間配分を考える。

《本単元での活用とは》《本単元での活用とは》《本単元での活用とは》《本単元での活用とは》 第二次では,教材文や話合第二次では,教材文や話合第二次では,教材文や話合第二次では,教材文や話合いのビデオ記録を使って,役いのビデオ記録を使って,役いのビデオ記録を使って,役いのビデオ記録を使って,役割に応じた話合いの仕方割に応じた話合いの仕方割に応じた話合いの仕方割に応じた話合いの仕方をををを理解させる。理解させる。理解させる。理解させる。 第三次では,実際に話合う第三次では,実際に話合う第三次では,実際に話合う第三次では,実際に話合う学習を設定し,第二次で学習学習を設定し,第二次で学習学習を設定し,第二次で学習学習を設定し,第二次で学習した司会した司会した司会した司会の進め方,の進め方,の進め方,の進め方,参加者の参加者の参加者の参加者の意見の述べ方を確実に身に意見の述べ方を確実に身に意見の述べ方を確実に身に意見の述べ方を確実に身に付けさせる。付けさせる。付けさせる。付けさせる。

「参加者のポイント」 ①共通点や相違点を整理しながら聞き,前の人の意見と比べて発言する。 ②他の人の意見について,賛成か反対かを理由を付けて発言する。

◇ 学年 第3学年 ◇ 単元名 観察・分析して論じよう「売上アップ大作戦~説得力のある批評文を書こう~」 ◇ 単元の目標 ・自分の立場や意見を明確にして批評する文章を書こうとする。 (関・意・態) ・論理の展開を工夫し,資料を適切に引用するなどして,説得力のある批評文を書くことができる。(書くこと イ) ・和語・漢語・外来語などの使い分けに注意し,語彙を豊かにすることができる。(伝・国イ(イ)) ◇ 単元の展開(4時間目/全6時間) 次 時 主な学習活動 課題意識をもたせるポイント 一 1 ・学習の見通しをもつ。 ・チョコレート会社の社員として新商品を売り出すとしたら,どのポスターを使うかを考えて「チョコレート」ポスターの批評文を書く。 単元導入で,課題意識を明確にもたせるとともに,自力で批評文を書かせることで,より説得力のある批評文を書きたいという意欲をもたせる。 書く途中段階の交流を取り入れることにより,論理の展開や表現の仕方を工夫しようとする意欲を高める。 二 4 ・教科書をもとに説得力のある批評文の書き方を知る。 ・「マイボトル」についての批評文を書く。(2) ・「チョコレート」ポスターについての批評文を書く。(2)(本時1/2) 三 1 ・互いの批評文を交流し,単元全体の学習を振り返る。 ◇ 本時の目標 論理の展開を工夫して,説得力のある批評文を書くことができる。 ◇ 学習の流れ(4時間目/全6時間) 学習活動 指導上の留意事項(◇) ((((◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て)))) 評価規準〔観点〕 (評価方法) 1 課題意識をもたせる。 2 前時の振り返りをする。 3 本時のめあてを確認する。 4 自分の批評文に必要な内容をメモする。 5 批評文を書く。 7 グループ交流を生かして批評文を書く。 8 第一次で書いた批評文と比較してまとめを書く。 9 本時を振り返り,次時につなげる。

◇単元全体を見通させ,チョコレート会社の社員として,販売促進のために説得力のある批評文を書くという目的を確認する。 ◇チョコレートを売るために,大切だと思う観点(公正,高級感,健康)をもとに再度ポスターを選ばせる。 ◇説得力のある批評文に必要なポイントを確認する。※ (結論が明確,具体的な根拠を引用,選ばなかった理由の提示など。) ◇自分の主張,根拠となる新聞等からの事実,観点に照らして選んだポスターがよい理由及び他のポスターがよくない理由をメモさせる。 ◇メモをもとに,前時に書いた「マイボトル」の批評文を参考にしながら書かせる。 ◇ポイント(※)を視点に,グループごとに互いに批評文を読みあい,アドバイスをしあう。 ◇修正は赤ペンで行わせる。 ◆批評文の型,見直すチェックポイント等をヒントカードとして用意しておき,生徒に選んで使わせる。 ◇次時は,批評文を完成させることを確認する。

・結論や根拠が明確に示された批評文を書いている。〔書く能力〕(批評文)

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○○○○ 論理の展開を工夫し,資料を適切に引用して説得力の論理の展開を工夫し,資料を適切に引用して説得力の論理の展開を工夫し,資料を適切に引用して説得力の論理の展開を工夫し,資料を適切に引用して説得力のある文書を書くことある文書を書くことある文書を書くことある文書を書くことができる。ができる。ができる。ができる。 本時の学習を通して育てたい力 【習得している知識・技能等】 ・伝えたい事柄について,根拠を明確にして書くこと ・説明や具体例を根拠にして書くこと

6 途中でグループ交流する。 ・Aさんの文は,最初に自分の主張をはっきり書いているからすごく説得力があるね。 ・Bくんはなぜ②を選ばなかった理由を書いていないの? ・①のよさは書けたけど,②の欠点が見つからないんだ。 ・Bくんは「健康」が大切だと思うから①を選んだんだよね。だったら②では健康につながるよさ が伝わってこないことを書けばいいんじゃないかな。 ★書き終わった段階ばかりでなく,記述の途中で交流することで,交流の必然性が生まれます。 その際,本時の目標に照らして,交流する視点を明確に示すことが大切です。 記述の途中でも交流をさせましょう。

生徒のまとめ例 ・明確な結論,具体的な根拠の引用,選ばなかった理由を書くことで,初めて書いた時より説得力のある批評文を書くことができた。

《本《本《本《本時時時時での活用とは》での活用とは》での活用とは》での活用とは》 教科書で学んだ教科書で学んだ教科書で学んだ教科書で学んだ説得力のある批評文の説得力のある批評文の説得力のある批評文の説得力のある批評文のポインポインポインポイントトトトを活用して,別のを活用して,別のを活用して,別のを活用して,別のテーマテーマテーマテーマで批評文を書く。で批評文を書く。で批評文を書く。で批評文を書く。

自分の意見と根拠,理由を明らかにして,説得力のある批評文を書こう。

◇ 学年 第1学年 ◇ 単元名 漢詩の世界 ◇ 本時の目標 漢詩を表現に即して読むことにより,漢詩に込められた作者の思いについて,自分なりの 考えを広げたり深めようとすることができる。 ◇ 学習の流れ(2時間目/全2時間) 学習活動 指導上の留意事項(◇) ((((◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て)))) 評価規準〔観点〕 (評価方法) 1 課題意識をもたせる。 ・漢詩「静夜思」にどのような表現技法が使われているか考える。 2 漢詩「静夜思」を音読する。 ・「作者が何を表現したいのか。」について考える。 3 漢詩「静夜思」を鑑賞する。 4 本時のめあてを確認する。 5 漢詩「春望」を鑑賞する。 ・「表現技法から,作者のどのような思いが表れているか。」について考える。 6 漢詩「春望」の鑑賞文を作成する。 ・グループごとに割り振られた漢詩を鑑賞する。 7 6で作成した鑑賞文をグループで読み比べる。 ・「なぜ,そのような鑑賞文になるのか。」を伝え合う。 ・お互いの説明から新たな見方や感じ方に気付く。 8 本時の学習内容をまとめる。 ・他者の鑑賞文を踏まえて,各自の鑑賞文を見直す。 9 本時を振り返り,次時につなげる。

◇ワークシート等を用いて,形式や修辞法など今までの学習内容を活用して,漢詩「静夜思」ではどんな表現技法が用いられているのかを抜き出させ,その表現意図を理解させる。 ◇リズムに注意しながら音読させる。 ◇ワークシート等を用いて鑑賞させる。 ◇代表的な漢詩「春望」を指定し鑑賞させる。 ◆国語便覧等を活用し,作者について説明することで,漢詩を作った当時の作者の心情などを意識させる。 ◇自分が着目した表現技法を明確にして,漢詩「春望」の鑑賞文を作成する。 ◇表現技法に着目させる。 ◇根拠を明らかにして説明させる。 ◇読み比べて,参考になったこと等をメモさせる。 ◆読み比べる際の注意点を説明する。 ◇見直した経過が分かるように矢印等を用いて書かせる。 ◇明確な視点を持ち複数の鑑賞文を読み比べる本時の 学習方法が身に付いたか,自己評価票を用いて振り返らせ,次時の漢詩の学習に活用する意欲につなげる。

・漢詩に込められた情景,作者の心情などを表現技法に即して読み味わうことができる。 〔読む能力〕(ワークシート)

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○○○○ 漢詩を表現漢詩を表現漢詩を表現漢詩を表現技法技法技法技法に即して読むことにより,漢詩に描かに即して読むことにより,漢詩に描かに即して読むことにより,漢詩に描かに即して読むことにより,漢詩に描かれた情景,れた情景,れた情景,れた情景,作者の作者の作者の作者の心情などを表現心情などを表現心情などを表現心情などを表現することができるすることができるすることができるすることができる。。。。 本時の学習を通して育てたい力 【習得している知識・技能等】 ・漢詩に関する基本的事項 ・鑑賞文の作成方法

生徒のまとめ例 ・この漢詩は,「感」,「恨」が用いられている頷聯が対句となっており,作者である 杜甫の戦乱の世で家族を思う心情がより一層強調されている。

《本《本《本《本時時時時での活用とは》での活用とは》での活用とは》での活用とは》 漢詩に関する基本的事項をもと漢詩に関する基本的事項をもと漢詩に関する基本的事項をもと漢詩に関する基本的事項をもとに,作品の表現意図を理解したり,に,作品の表現意図を理解したり,に,作品の表現意図を理解したり,に,作品の表現意図を理解したり,作者の心情作者の心情作者の心情作者の心情をををを読み取る読み取る読み取る読み取る。。。。 漢詩に用いられている表現技法に着目して,情景,作者の心情について根拠を示して説明できるようにしよう。

★メモすることで新たな点に気付くことができ,鑑賞文を見直す際の参考となります。 伝え合った内容を メ モ し ま し ょう。

◇ 学年 第1学年 ◇ 題材名 漢字の創作~一字書~ ◇ 本時の目標 意図に基づく表現の工夫を考えながら, 漢字一字を創作することができる。 ◇ 学習の流れ(1・2時間目/全6時間) 学習活動 指導上の留意事項(◇) ((((◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て◆「努力を要する」状況と判断した生徒への指導の手立て)))) 評価規準〔観点〕 (評価方法) 1 課題意識をもたせる。 ・同じ漢字一文字の作品を数 種類見せて気付きを表現させ,意図に基づいて表現を工夫することによって,作品を通して自分の思考や感動が伝わることに気付かせる。 2 本時の目標を確認する。 3 文字の表現の仕方につい て考える。 ・どのような表現の工夫がされているのでしょうか。鑑賞し作者の思いを考えよう。 4 自分のイメージする「風」を半 紙に表現する。 ・自分のイメージする「風」はどのようなイメージにするか。 ・文字の大きさや書く位置はどうするか。 ・文字の太さや書くスピードはどうするか。 ・文字の形はどうするか。 5 制作した作品を鑑賞する。 6 話し合った内容をグループご とに発表する。 7 本時のまとめを行う。 8 本時を振り返り,次時につなげる。

◇細く,弱々しく書いた「雨」(作品A)と太く,力強く書いた「雨」(作品B)を提示し,それぞれどのような雨を想像して書かれたものかを考えさせる。 ◇二つの作品を比較しながら,なぜそのように感じたのかを全体構成,線質,字形の三点について個人で考え,隣同士で意見を共有し,全体で発表させる。

◇「海」(作品C)を提示し,全体構成,線質,字形の観点に基づいて考えさせる。

◇自分のイメージする「風」を他者にも伝わるように半紙に表現させる。

◆作品制作が進んでいない生徒には,段階を踏みながら考えられるよう助言する。

◇自分の作品について他者がどのような「風」をイメージしたのか,グループ内で発表させる。 ◇グループごとに作品を鑑賞し,全体に紹介したい作品を選ばせる。 ◇発表の際は,作品を実物投影機で映しながら発表させる。

◇自己評価シートを用いて振り返らせ,次時の作品制作への学習意欲向上につなげる。

・どのような表現の工夫がされているのかを考えながら,鑑賞している。 〔鑑賞の能力〕 (ワークシート) ・表現の工夫の仕方を理解し,イメージに合った表現の工夫をしている。 〔書表現の構想と工夫〕 (ワークシート,作品) ・作品意図を考えながら,他者の作品を鑑賞している。 〔鑑賞の能力〕 (行動の観察)

芸術科(書道芸術科(書道芸術科(書道芸術科(書道ⅠⅠⅠⅠ))))の事例の事例の事例の事例

★作品の鑑賞を通して,同一の文字でも多様な表現ができることを理解することができます。

高等高等高等高等学校学校学校学校

○○○○ 用筆・運筆の技法,及び名筆の型式を意図に基づいて活用し用筆・運筆の技法,及び名筆の型式を意図に基づいて活用し用筆・運筆の技法,及び名筆の型式を意図に基づいて活用し用筆・運筆の技法,及び名筆の型式を意図に基づいて活用して表現することができる。て表現することができる。て表現することができる。て表現することができる。 本時の学習を通して育てたい力

★ワークシートに鑑賞の観点を明示することで,比較しやすくなります。 鑑賞の観点を明確にして,考えさせましょう。

作品の意図と工夫点が他者に伝わるように発表させましょう。

意図に基づく表現をするための工夫の仕方を考えながら,漢字一字を創作しよう。 【想定される生徒の回答】 作品C ・半紙全体に書かれてある。(全体構成) ・かすれがある。太い。(線質) ・文字が角張っている。(字形)

【習得している知識・技能等】 ・用筆・運筆の技法 ・名筆を生かして表現する力

【想定される「風」のイメージ】 ・そよ風 ・春風 ・強風 ・暴風 ・突風 ・海風 など 【助言の例】 ・例えば,イメージする「風」が強風のような力強い風ならば,文字の大きさはどのくらいが適当だろう。 ・文字の大きさが決まったら,次は線の太さは太い,細いどちらがふさわしいだろう。 ・最後に,字形は角張ったものと丸いものどちらで書いた方が他者に伝わるだろう。

《本時での活用とは》《本時での活用とは》《本時での活用とは》《本時での活用とは》 名筆の型式を名筆の型式を名筆の型式を名筆の型式を意図に基づ意図に基づ意図に基づ意図に基づいて選びいて選びいて選びいて選び表現を表現を表現を表現を 工夫する。工夫する。工夫する。工夫する。

生徒のまとめ例 ・この作品には,困難を乗り越えようとする力強いイメージがある。線の太さで意志の強さを表している。