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18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ
CPT-18 ユーザーズガイド
Release 1.0
Copyright © 2015 Data controls Inc. All rights reserved.
本書には所有権情報が含まれており、著作権により保護されています。本書のいかなる部分についても、
データコントロルズ株式会社の事前の承諾を得ずに複写、複製、転載したり、他の⾔語に翻訳することを禁じます。
免責条項
データコントロルズ株式会社は、商品性と特定の⽬的に対する適合性の暗黙の保証、およびそれ以外の任意の要素を含めて、
本書の内容に関していかなる保証も与えるものではありません。データコントロルズ株式会社は、本書に記載された内容の誤
りに対して、また提供物、性能、または本書の使⽤に関連した付随的または重⼤な損害に対して、⼀切の責任を負わないもの
とします。
本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対して、いかなる責任も
負いかねますのでご了承ください。
注意事項
このマニュアルの内容については,改良のため,予告なく変更する場合があります。
輸出時の注意
本製品を輸出される場合には,外国為替および外国貿易法ならびに⽶国の輸出管理関連法規などの規制をご確認の上,
必要な⼿続きをお取りください。
なお,ご不明の場合は,弊社担当営業にお問い合わせください。
保証について
製品の無償保証期間は 1 年です。但し、お客様の過失などによる故障については無償保証対象外となります。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
1 データコントロルズ株式会社
もくじ ⅠCPT-18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ ......................................................................................... 2
1. おもな機能 ................................................................................................................................................. 3
2. 注意事項 ..................................................................................................................................................... 3
II. 安全情報 ....................................................................................................................................................... 4
1. バッテリーの充電 ................................................................................................................................. 5
III. CPT-18 の設定及び操作⼿順 ..................................................................................................................... 6
1. 光ファイバーの接続と清掃 ........................................................................................................................ 6
2. 電源のオン/オフ ........................................................................................................................................ 7
3. メニュー ..................................................................................................................................................... 7
4. ユーザー仕様 (CWDM SCAN) ...............................................................................................................11
5. 全チャンネルスキャン(ALL SCAN) ....................................................................................................... 12
6. 全てのチャンネルの相対値(dB)を計測 .................................................................................................. 13
7. パワーメータ ............................................................................................................................................ 13
8. dB/dBm .................................................................................................................................................. 14
9. データのグラフ表⽰ ................................................................................................................................. 15
10. 保存⽅法とファイル名 ........................................................................................................................... 16
11. ファイルを開く ...................................................................................................................................... 17
IV.メインテナンス(維持管理) ...................................................................................................................... 17
1. 検出ポートの清掃 ............................................................................................................................... 18
V. トラブルシューティング.............................................................................................................................. 19
1. 良くある問題 ............................................................................................................................................ 19
2. システム情報の確認 ................................................................................................................................. 19
3. 持ち運び・運搬 ........................................................................................................................................ 20
Ⅵ 保証 .............................................................................................................................................................. 20
1.サービスと修理 ...................................................................................................................................... 21
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
2 データコントロルズ株式会社
ⅠCPT-18 波⻑CWDM ⾼速測定光パワーテスタ
CPT-18 18波⻑CWDM ⾼速測定光パワーテスタはCWDM波⻑を個別に測定できるパワーテスタ
です。⼩型軽量なのでもち運びにも便利で屋外での使⽤も可能です。ブロードバンドパワーテスタ
ーですと、特定の波⻑しか光の出⼒値を計測することはできませんでしたが、このCPT-18はCWDM
の波⻑毎に光出⼒の計測が可能です。コードレスな充電式なのでハンディに測定できます。
CPT-18の各ボタンや操作⽅法について説明します。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
3 データコントロルズ株式会社
1. おもな機能
・ CWDMの18波⻑を波⻑毎に⼀気に測定可能。インストール時やメインテナンスやリペア
/修理時活躍します。
・ ブロードバンドパワーメータや損失計測も可能
・ 超⼩型軽量設計により持ち運びが容易
・ カラー画⾯表⽰
・ 測定値の⾃動ソート
・ データの保存及び読み込み
・ 計測時間を記憶
・ 既存の同梱のUSB充電ケーブルにより充電可能
2. 注意事項
ご使⽤前に次のマーク及び注意事項を確認し、ご使⽤ください。
警告 重傷や死亡事故へとつながる危険性を秘めています。操作を続⾏しないでください。
警告 軽傷事故へとつながる危険性があります。操作を続⾏しないでください。
警告 機械や部品の破損・故障の原因となります。操作を続⾏しないでください。
重要 製品に関する重要事項です。必ず確認してください。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
4 データコントロルズ株式会社
II. 安全情報
警告 ライトソースがアクティブの状態ではインストールしないでください。光ファイバーが出⼒されてい
る場合は直接ファイバーを⾒ないでください。必ず適切なレンズなどを装着してください。
警告 この取扱説明書以外の⼿順や⽅法で使⽤した場合、本体の故障の原因となります。
重要
本体で マークを発⾒した場合、必ずこの取扱説明書の⼿順通りの指⽰に従ってください。
必ず本説明書に書いてある条件の下ご使⽤ください。
• ⽕事や怪我を予防するために:
・ 正しいバッテリをご使⽤ください。装置に対応したバッテリのみ使⽤可能。
・ バッテリを正しく装着及び取り外しください。
・ 電源投⼊時は電源バッテリを外さないでください。
・ パッチケーブルの仕様を確認してください。必ず 製品にあったコネクタをご使⽤ください。
誤計測の原因となります。
・ 電源を切る時は必ず電源ボタンを押してください。
・ カバーを外した状態で使⽤しないでください。
・ 破損などがある場合は直ちにご使⽤をお⽌めください。
・ 分解し回路に触らないでください。
・ 本体を濡らさないでください。
・ 乾いた状態でご使⽤ください。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
5 データコントロルズ株式会社
1. バッテリーの充電
充電式電池はテスターに内蔵しており、本体の底部に24ピンの充電ポートがあります。充電する際
ははまず付属のUSBケーブルの⼀端をテスター本体につなげ、もう⼀端を充電器につなげ充電して
ください。USBケーブルが正しく挿⼊・接続された場合、ケーブルの端のLEDが点灯します。
LEDの状態は下記の通り
• バッテリー使⽤時の更なる注意事項:
・ 充電時間はおよそ5時間です。
・ 充電バッテリーを短絡しないでください
・ ⽕気に近づけないでください。⽕災の原因になります。
・ 電源及び充電器を分解したり変更しないでください。
・ 液体に濡らせたり、⽔没させたりしないでください。故障の原因となります。
・ 40℃以上の⾼温になる環境下で保管しないでください。
・ 落としたりショックを与えたりしないでください。
・ 充電池の仕様は110〜220V 50/60Hzです。
・ ⻑期間使⽤しない場合はバッテリーを外して保管してください。
⾊ 状態
⾚, 点灯(常時) 充電中
緑, 点灯(常時) 充電完了。使⽤可能
⾚、点滅 エラーまたは障害発⽣
LED 表⽰
附属のUSBケーブル
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
6 データコントロルズ株式会社
III. CPT-18の設定及び操作⼿順
1. 光ファイバーの接続と清掃
重要
最⼤の光出⼒を保証し、エラーの少ない環境をつくるためには、
・ ファイバーを常に清潔に保ち、必要に応じて清掃してください。弊社ではファイバー不良による故障に
ついては責任を負えません。
・ コネクタに合わせたコネクタ付光ケーブルをご⽤意ください。
• 光ファイバーケーブルをポートに接続するには:
1. 光ファイバー顕微鏡を使って光ファイバーを調査してください。汚れがあった場合は清掃してくださ
い。
2. 光ファイバーケーブルの両端を清掃してください。
(ア) 綺麗な柔らかい布にアルコール等で湿らせ軽くふき取ってください。
(イ) 洗浄⽤圧縮空気でしっかり感想させてください。
(ウ) ⽬視で洗浄した⾯を確認してください。
3. ゆっくりとコネクタをポートに挿⼊してください。
4. コネクタがしっかり挿⼊されたことを確認してください。
※注意:コネクタがしっかり挿⼊されていない場合は光出⼒の損失や光出⼒が反射する為、
正しく測定できません。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
7 データコントロルズ株式会社
2. 電源のオン/オフ
電源ボタン ( ) を使って電源のオン・オフを
⾏います。電源ボタンを1.5秒以上⻑押しするとロゴ画
⾯が表⽰され、ピーっとブザー⾳が鳴り起動します。
TOTAL POWER基本画⾯に切り替わります。
電源を切る際は電源ボタンを2秒以上⻑押ししてくだ
さい。
• LCD バックライトの調整:
バックライトの明るさは2段階あります。電源ボタンを軽く押して調整してください。
3. メニュー
メニューボタンを押すと( ),メニュー画⾯が
表⽰されます。
• メニュー画⾯では次の設定が可能です。
* 注意: 正常に動作しない場合、設定に誤りがある場合がございます。この画⾯から正しく設定してください。
項⽬ 内容
USER SCAN ユーザ指定チャンネル
OFFSET (VOLATILE) オフセット機能
USB, RS232 C BAUDRATE 通信速度
AUTO POWER OFF ⾃動オフ
KEY LIGHT OFF キーボタンの照明
FILE SYSTEM ファイル管理機能
SET TIME ⽇時設定e.
SYSINFO 装置設定
CALIBRATION ※DCI使⽤のみ
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
8 データコントロルズ株式会社
.1 ユーザ指定チャンネル (USER SCAN)
ユーザスキャンボタン ( )はユーザが指定したチャンネルのみスキャン・測定します。
• ユーザスキャンの設定
1. メニューボタンを押し、メニュー画⾯を表⽰させ
2. やじるしボタンを使ってユーザスキャンを選択し、ENT
キーを押す。画⾯上に過去にユーザが特定した
チャンネルが表⽰されるためわかりやすいです。
3. ユーザ選択を選択後、ENTキーを押すとチャンネルを
選択することが出来ます。その後再度ENTキーを押すと
オフからオンへ切り替わります。
ESCキーを押してメニュー画⾯を終了すると、設定値は⾃動
的に保存されます。
* 記:測定時間は選択したチャンネル数によって変わります。正し
いチャンネルを選択することで測定時間を短縮できます。
モバイル/テレコミュニケーション系企業ではG2:1310と1550nm、3G:1510、1530、1570nmの
波⻑を使⽤します。したがってユーザチャンネルを(1310,1510, 1530, 1550, 1570) に選択してくだ
さい。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
9 データコントロルズ株式会社
ユーザスキャンボタンでスキャンを実⾏し、グラフ/テキストボタン ( )を押すと、次のような
画像が画⾯に表⽰されます。
テキスト表⽰ グラフ表⽰
3.2 オフセット(VOLATILE)
オフセット機能は設定値と光の出⼒値を画⾯に表⽰します。
ユーザは各チャンネルのキャリブレーション機能を使って
他の計測器と計測値を同期することで信頼性を⾼めながら
⾃⾝の測定機能を継続的に維持できます。
* 記:この値は⼀時(揮発性)メモリに保存され、起動時はゼロに
戻ります。設定しても電源オフ時に保存されません。
3.3 通信速度設定(USB、 RS-232C、ボーレート)
メニュー画⾯でUSB RS232C Baud rateに合わせると、
COMPポートの設定を⾏うことができます。
デフォルト値は 115200 bpsです。
同梱のCDの中のドライバーをインストールすれば
保存したファイルをPCで確認できます。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
10 データコントロルズ株式会社
3.4 電源管理設定(⾃動電源オフ機能)
ユーザが⼀定の時間、本パワーメータを操作しないと、
⾃動的に電源がオフになります。
この値を変更するにはENTキーを使って選択し、⽮印キーで任
意の時間(単位:分)を設定します。
3.5 LED管理設定(キーパッドの電源オン/オフ)
これは⾃動電源オフ機能と同様にユーザが⼀定時間、 本パワ
ーメータを操作しないとキーパッドのライトが⾃動的にオフに
なります。
この値を変更するにはENTキーを使って選択し、⽮印キーで
任意の時間(単位:秒)を設定します。
3.6 ファイルシステム設定 (ファイルシステム)
この機能はCPT-18に保存されたファイルを削除します。
右の画⾯サンプルはメニュー画⾯からFILE SYSTEMを選択後、
ENTキーを押した後に表⽰されるFILE SYTEMの設定画⾯で
す。
• DELETE FILE
ENTキーを押すと⻘い画⾯に切り替わり、ファイルが⼀覧表⽰
されます。↑、↓の⽮印キーを使って削除したいファイルを選
択し、ENTキーを押して確定します。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
11 データコントロルズ株式会社
• Memory FORMAT
保存されたすべてのファイルを削除し、
メモリを初期化します。
FORMATを選択後、(Yes/No)を確定してください。
重要:⼀度初期化されたメモリーは再び復元することはできません。
3.7 ⽇時設定 (Set Time)
CPT-18本体の⽇付と時間を設定します。この値は電源
がオフになっても消えません。
ENTキー及び⽮印キーを使って各項⽬を選択し、ENT-
で確定します。なお、設定した内容はESCキーで⾃動的
に保存されます。
4. ユーザー仕様 (CWDM SCAN)
CWDM SCANボタン ( )を押すと、パワーメータボタン( )同様、
画⾯は1チャンネルのテキスト表⽰に切り替わります。
⼆つのボタンの違いは、波⻑を選択する必要があります。どの波⻑かを選択します。例えば1〜16
まで選択し、ENTを押すと、それに合わせたチャンネルが表⽰されます。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
12 データコントロルズ株式会社
• この機能を使うには
1. 画⾯からCWDM SCANを選択
2. チャンネル選択の指⽰がでたら、必要なチャンネルを選択
しENTキーを押す。
3. 番号キーを使ってチャンネルを選択。カーソルが あると
ころで点滅します。選択したらENTキーで確定
5. 全チャンネルスキャン(ALL SCAN)
スキャンボタンは全チャンネルをスキャンし、画⾯に下記の通り表⽰します。
全スキャン(テキストモード) 全スキャン(グラフモード)
スキャン後、Graph/TEXTボタン ( ) を押すとテキスト/グラフモードに切り替わります。
尚、テキストモード時に左右の⽮印キーを押すと画⾯が全画⾯/拡⼤画⾯表⽰に切り替わります。
下記画⾯サンプル:全画⾯ 拡⼤画⾯
拡⼤画⾯時に上下⽮印キーを押すとチャンネル1〜8、9〜16と表⽰が切り替わります。
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13 データコントロルズ株式会社
dB/dBmボタン は光出⼒と光損失の表⽰を切替ます。
6. 全てのチャンネルの相対値(dB)を計測
SCAN ALLの画⾯でdB/dBmボタン を押すと、独⾃
の基準値(dBm)に基づき全チャンネルの相対値(dB)を表
⽰します。
この画⾯で再度 ALL SCANを押すと、再測定された新し
い計測値(dBm)が表⽰され、既存のREF標準値(dBm)と
⽐較しながら、相対値(dB)を表⽰します。
dB/dBmボタンを再度押すと、相対値(dB/dBm)モードを
キャンセルします。
7. パワーメータ
Power Meter画⾯では標準的な計測値を表します。
Power meterボタン( )を押すと1チャンネルの
テキスト画⾯が表⽰されます。
1チャンネルのテキスト表⽰では特定の計測値が
表⽰され、その特定のチャンネルを計測し続けます。
メニュー画⾯以外でPower Meterを押すと、基本チャンネルの光計測に変わります。
上下の⽮印キーでチャンネルを変更できます。
上キーで1260〜1620nmに順番に切り替わります。下キーで1620nm〜1260nmへ切り
替わります。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
14 データコントロルズ株式会社
8. dB/dBm
CWDM Power Analyzerは起動時に⾃動的に絶対値(dBmまたは mW)表⽰に切り替わります。
dB/dBm( )ボタンを押すと最新のスキャンデータが基準値として保存されます。
コネクタを測定したい光ポートに接続後、スキャンボタンを押すと基準値と現在の相対値が表⽰さ
れます。
• dB/dBmを使った例:
1. CWDM SCANボタン⼜は⽮印ボタンを使⽤して、
測定したい波⻑を選択してください。
2. CPT-18の最初の基準値として保存される光源と
なるコネクタを接続してください。
3. 最初の基準値(dBm)を相対値(dB)として設定す
るには、dB/dBm を押し、0dBと表⽰されること
を確認してください。
4. 光源のコネクタをCPT-18から取り外し、実際計測
する光源をCPT-18に接続し、損失値の計測結果を
みてください。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
15 データコントロルズ株式会社
9. データのグラフ表⽰
グラフ/テキストボタン を押すと、チャンネルごとの棒グラフが表⽰されます。これは
CWDM SCAN、USER SCAN、SCAN ALLすべてのモードで使⽤頂けます。ボタンを押すことでグ
ラフとテキスト表⽰が交互に切り替わり表⽰します。
・ CWDM SCANモードでの棒グラフ/テキスト表⽰
・ USER SCANモードで特定の波⻑だけ棒グラフ/テキスト表⽰
• SCAN ALLモードですべての波⻑の棒グラフ/テキスト表⽰
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
16 データコントロルズ株式会社
10. 保存⽅法とファイル名
• ファイルの保存 (Save)
この保存ボタン を使って現在表⽰されている値の棒グラフとテキスト表⽰を保存するこ
とができます。(表⽰画⾯モードでスキャンされた
16チャンネルの基準値及び絶対値は相対値(dB)として
保存されます。尚、拡張⼦は.CSA。また保存する際は、
保存されるファイル名を指定する必要があります。
デフォルトでは現在の⽇時がファイル名となります。
ファイル名を指定する場合はメニューボタンを動かし
ながら、数字、⼤⽂字⼩⽂字を選択できます。)
ボタンは⼀般的なキーボードの「バックスペース」ボタンの役割を果たします。
保存せずに終了する場合はESCキーを押し続けて、ファイル名が全て消えるのを確認して、再度ESC
キーを押し、その後ENTキーで終了させてください。
注意 同⼀ファイル名で保存することは出来ません。既にあるファイル名で保存する場合は警告が表⽰され、
保存できません。 *ファイル最⼤100個まで保存可能
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
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11. ファイルを開く
開く( )ボタンを使って保存したファイルを
開きます。再度OPENボタンを押して、開きたい
ファイルを選択し、ENTで確定すると選択した
ファイルがテキスト⼜は棒グラフで開きます。
* 記: 棒グラフモードで表⽰された場合、Graph/TEXT ボタンでテキストモードに切り替わります。
IV.メインテナンス(維持管理)
本パワーテスターを⻑くご愛⽤して頂く為に下記の点にご注意ください。
・ 使⽤する前に必ず光コネクタ部分を確認し、必要に応じて清掃してください。
・ 塵・埃にご注意ください。
・ 汚れた際は軽く⽔で湿らせた布で本体や液晶画⾯を拭いてください。
・ ⾼温多湿を避け、直射⽇光が当たらないよう適度な室温で保存して下さい。
・ 急激な温度・湿度の変化にご注意ください。
・ 衝撃や振動にご注意ください。
・ 本体や内部に液体が⼊ってしまった場合、すぐに電源を切り、電源/バッテリを
取りはずしてから完全に乾かしてください。
警告 本説明書に明記した以外の保守や調整などは危険ですのでお⽌めください。有害な放射線の影響を
受ける場合がございます。
・ 未使⽤時必ずコネクタ部にダストカバーを付け、傷や汚れの対象にご注意ください。
・ コネクタ部はとても繊細なのでこの中継プラグは慎重に取り扱いください。
・ ⻑期間使⽤しない場合バッテリは外してください。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
18 データコントロルズ株式会社
警告 本体の表⾯に傷が付かないよう、研磨材や化学薬品/洗剤のご使⽤はご遠慮ください。
警告 レンズ⽤のクロスやクリーナーを使って、レンズの表⾯を時計回りに清掃してください。
1. 検出ポートの清掃
安定した測定精度を保つために検知ポートの定期的な清掃をお勧めします。
• 検出ポートを清掃するには:
1. 検知ポートが埃などで汚れている場合はまず圧縮空気で埃を取り除いてください。
2. 綿棒などの先を消毒⽤アルコールで湿らせてください。
3. 軽く圧⼒を掛けながら検知部を綿棒で優しくふき取ってください。
4. ステップ3を新しい綿棒を使って繰り返す。⼜は圧縮空気で乾かしてください。
5. 使⽤済みの綿棒は捨ててください。
重要 アルコール消毒の取り扱いには充分ご注意ください。中毒の原因になりますので⼀度に⼤量の
消毒⽤アルコールを使⽤しないでください。
2. 本体の再調整/再較正 本体の較正はISO/IEC 17025の基準に基づき較正しています。特に較正の頻度についても
記載も指定もしておりません。尚、較正の頻度などは本体の使⽤頻度や使⽤環境によって
変わってきます。お客様の使⽤頻度に合わせて較正してください。
弊社で推奨している較正頻度は1年に1回です。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
19 データコントロルズ株式会社
V. トラブルシューティング
1. 良くある問題
いくつかお問い合わせの多いトラブルについて解説します。
問題 原因 解決策
液晶画⾯の不具合
(表⽰不良、不安定) 電池の消耗、充電池の充電不⾜ 新しい電池に交換または再充電
電源ボタンを押しても
液晶画⾯に何も表⽰されない。
電池の消耗⼜は、
挿⼊した電池仕様の誤り
新しい電池に交換または再充電
電池の仕様確認後、
正しい電池を挿⼊
2. システム情報の確認
シリアル番号や較正⽇時などはSYSINFO画⾯で確認
できます。
• システム情報を⾒るには
MENUボタンを押し、⽮印キーを使ってSYSINFOを選択
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
20 データコントロルズ株式会社
3. 持ち運び・運搬
本体の仕様に合わせた温度環境にて運搬してください。運搬時の誤った取扱は故障の原因となりま
すので充分ご注意ください。
故障・損傷を避けるためには次の注意事項を守ってください。
・ 運搬時は専⽤のバッグ及び緩衝剤使⽤してください。
・ ⾼温多湿を避け、また急激な温度変化にもご注意ください。
・ 直射⽇光を避けてください。
・ 不要な振動・衝撃を与えないでください。
Ⅵ 保証 データコントロルズでは出荷時から1年間無償保証が付いています。初期不良などは無償にて修理・
交換致します。尚、無償保証期間中でも【較正費⽤】は有償となります。
重要 下記のような場合、保証は無効となります:
認定された作業員以外による本体の改造、修理痕がある場合
保証書のシールが剥がれている場合
本体のネジが無くなっている場合
本説明書以外の理由・原因で本体が開けられている場合
シリアル番号のシールが剥がれていたり、消されている場合
意図的/偶発的に壊されたり、破損・損傷した場合
重要 清掃/誤使⽤により破損したコネクタの交換は有償となります。
18 波⻑ CWDM ⾼速測定光パワーテスタ CPT-18 ユーザーズガイド
21 データコントロルズ株式会社
1.サービスと修理
購⼊時から5年間の修理受付は保障致します。
・ 返送及び修理⼿順
・ お客様の本体に不具合が発⽣し、当該機器の故障であるとお客様にて判断された場合に電話、
メール、FAX等で弊社受付までご連絡ください。
・ この時、機器の型番(モデル名)、製造番号(シリアルナンバー)、故障時の接続、具体的な症状
をお伝えください。
・ 修理期間はおよそ1か⽉程度です。
・ 送料
機器の発送にかかる送料は、各々発送元負担とします。
・ お問合せ先
データコントロルズ株式会社
〒110-0005 東京都台東区上野3-17-4 尾上貿易上野ビル8F、9F
電話:03-3836-5611 FAX:03-3836-5614
Email:[email protected]