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Movable TypeのAWS上でのインフラ構築を自動化してみました。
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大規模MT環境の実装 on
AWS @hashiva
自己紹介
• 昭和53年3月24日生まれ(35才) • 2006年5月 サーバーワークス入社 • 2008年4月 営業 兼 インフラチームリーダー • 2008年12月 AWS導入営業活動実施 • 現在は営業チーム・AWSチーム・新規開発チームを統括 • 前職は食品メーカー企画営業担当
はしば たかし 羽柴 孝 株式会社サーバーワークス AWS事業部事業部長 日本AWSユーザー会(JAWS-UG)東京 副会長 (Amazon Web Services User Group - Japan)
ヤリイカ VS **
VS
きっかけ • AWS上でのインフラ構築経験
– 高負荷に強いMTインフラの要件 – 複数案件で実績
ポイント • 大規模MTサイトを簡単に
– 自動化 – 拡張性 – 低コスト
AWSならつくれるんじゃね?
つくってみました
使っているAWSのサービス
• EC2 • ELB • AutoScaling • RDS • CloudFront などなど
Cloud Formation
AWSのサービス説明
Amazon Web Services 概要
顧客環境 顧客環境
S3
• IaaS型クラウド – Linux、Windowsなど利用したいOSを利用可 – 欲しい時に欲しいだけ
• 主な課金項目 – サーバー稼働時間、ディスク容量、通信量、I/O
EC2 • 仮想サーバー • インスタンス(CPU/メモリ/ディスク容量)
• インスタンスをOSイメージごと保管(AMI)
パイパーバイザー
ファイヤーウォール
物理インターフェイス
Instance
CPU メモリ ディスク容量
ELB • Elastic Load Balancing(ELB)
– ロードバランシングサービス – 自動で冗長化、スケールする
Availability Zone Availability Zone
RDS • AWSが提供するDBサービス
– 実体はMySQL や Oracle
• 運用を楽にする機能 – Multi-AZデプロイメント – リードレプリカ – 自動バックアップ – パッチあて
Amazon Relational Database Service
(RDS)
Availability Zone
Availability Zone
CloudFront • CDNサービス
– キャッシュしOriginに負担をかけず配信 – 特に静的コンテンツに有効
CloudFront
Edge Location
Origin
CloudFormation • 自動環境構築のツール
– テンプレートを作成するとAWS上で全く同じ環境をボタン1つで生成
– JSON形式のテキストファイル
実装と効果
UML図の一部
インフラ構築費がほぼ0 • 環境構築はスクリプト実行のみ
インフラ構築費
MTライセンス費
コンテンツ構築費
MTライセンス費
コンテンツ構築費
使用前 使用後
高負荷を凌ぐ仕組み CloudFrontが静的コンテンツを返すため負荷を気にする必要がない
動的コンテンツはELBが負荷分散し、配下のサーバーは負荷に応じて自動的に拡張
DBはRDSによって完全同期の冗長化
CloudFormationが自動的に以下の環境を構築
rsync
ターゲットコンテンツ例 キャンペーンサイト • MTで構築可能であり、突発的な負荷が発生しうるサイト
可用性を高めたい企業ホームページ • 大企業でありWebサイトのダウンはイメージダウンにつながる
一時的に高負荷になるサイト • 自社商品がテレビで紹介されることが決まっている企業サイト・商品サイト
• MTで構築してあれば、短期間本サービスに移すことが可能
補足事項 • MTの全てのプラグインは未検証 • 最低AWS利用料は5万円程度 • 運用費用は別途(安定すれば不要)
評価・実戦投入したい方、ぜひご相談を! AWS課金代行サービスのみで環境提供します
まとめ • 大規模MTをすぐ構築できます
– インフラ構築費用を開発費用へ
• 負荷に柔軟に対応 – CloudFrontやAutoScalingを駆使
• 負荷に応じたコスト – ビジネスとしては実は相性がよい
ありがとうございました
株式会社サーバーワークス AWS事業部 羽柴 Tel : 03-5579-8029 Mail : [email protected]