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株式会社ダイセキ環境ソリューション
2016年２月期(第20期)第１四半期決算資料
目次
1
ダイセキ環境ソリューション
1. 会社概要 ・・・・・ ２
2. ダイセキグループの概要 ・・・・・ ３
3. 当社の事業内容 ・・・・・ ４
4. 多様な浄化対策 ・・・・・ ５
5. 廃石膏ボードリサイクル事業 ・・・・・ １０
6. バイオディーゼル燃料（BDF）事業 ・・・・・ １１
7. PCBコンサルティング事業 ・・・・・ １２
8. 部門別売上高 －過去実績－ ・・・・・ １３
9. 部門別売上高 －今期予算実績－ ・・・・・ １４
10. 土壌処理数量 ・・・・・ １５
11. 廃石膏ボード入荷量 ・・・・・ １６
12. ＢＤＦ ‐廃食油入荷量 BDF出荷量‐ ・・・・・ １７
13. 今期１Q実績 ・・・・・ １８
14. 短期経営計画 ・・・・・ ２０
１．会社概要 (2016年5月31日現在)
設立 1996年11月1日
資本金22億4,843万円
発行済株式数 6,986,300株(うち、(株)ダイセキ 所有株式数 3,773,600株 54.0％)
決算期2月末日
事業内容 土壌汚染調査・処理事業 93.6％廃石膏ボードリサイクル事業 4.3％そ の 他 1.9％
(2016年５月期実績)
従業員数 104人
主な設備 本社・環境分析センター (名古屋市港区)東京本社 (東京都港区)関西支社 (大阪市大正区)名古屋リサイクルセンター (愛知県東海市)横浜リサイクルセンター (横浜市鶴見区)大阪リサイクルセンター (大阪市大正区）バイオエナジーセンター (愛知県東海市）㈱グリーンアローズ中部 (愛知県東海市)㈱グリーンアローズ九州 (福岡県糟屋郡) 2
ダイセキ環境ソリューション
【本社】
北陸ダイセキ(株)
(未上場) 主な事業内容
・廃油･収集運搬
・石油製品販売
資本金 21百万円
(株)ダイセキMCR
(未上場) 主な事業内容
鉛リサイクル他
資本金 30百万円
(株)ダイセキ環境ソリューション（東証1部・名証1部）
主な事業内容
・土壌汚染調査・処理
・環境分析
・BDF製造販売
・PCBコンサルティング
資本金 22億4,843万円
(株)ダイセキ(東証1部・名証1部)
主な事業内容
工業系産業廃棄物リサイクル
(廃油･廃酸･廃アルカリ・汚泥etc)資本金 63億8,260万円
100.0％ 100.0％
54.0％
54.0％
(株)グリーンアローズ
中部(未上場)
主な事業内容
廃石膏ボードリサイクル
資本金 90百万円
(株)システム機工
(未上場) 主な事業内容
タンク洗浄・工事他
資本金 90百万円
100.0％
産業廃棄物関連 土壌汚染･その他環境関連
２．ダイセキグループの概要
ダイセキ環境ソリューション
3
(株)グリーンアローズ
九州(未上場)
主な事業内容
廃石膏ボードリサイクル
資本金90百万円
58.0％
３．当社の事業内容
（１）土壌汚染対策事業
＝土壌汚染問題のトータルソリューションを確立＝
・コンサルティング～調査～浄化対策。すべて対応可能。
・汚染状況に応じた多様な浄化対策が可能。
（２）新規事業
＝様々な環境問題に挑戦し、ソリューション事業を開拓＝
・廃石膏ボードリサイクル事業 ・PCBコンサルタント事業
・バイオディーゼル燃料（BDF）事業 ・その他
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ダイセキ環境ソリューション
４．多様な浄化対策
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ダイセキ環境ソリューション
（１）オフサイト処理
（掘削除去）
・加熱‐抽出処理
・洗浄処理
・セメント原料化
・その他（ 終処分等）
（２）オンサイト処理
（原位置浄化）
・フェントン工法
・エアースパージング工法
・ﾊﾞｲｵﾚﾒﾃﾞｨｴｰｼｮﾝ工法
・原位置洗浄
・その他（封じ込め等）
● 加熱‐抽出処理土壌中水分と生石灰との水和熱を用いて、VOC（揮発性有機化合物）を抽出、除去します。
● 洗浄 （名古屋ﾘｻｲｸﾙｾﾝﾀｰのみ）水洗浄により、重金属等を除きます。重金属は水処理工程を経て脱水ケーキとして回収します。
● セメント原料化汚染土壌や産業廃棄物中の異物を除去し、含水調整してセメント原料としてリサイクルします。
● 加熱‐抽出処理土壌中水分と生石灰との水和熱を用いて、VOC（揮発性有機化合物）を抽出、除去します。
● 洗浄 （名古屋ﾘｻｲｸﾙｾﾝﾀｰのみ）水洗浄により、重金属等を除きます。重金属は水処理工程を経て脱水ケーキとして回収します。
● セメント原料化汚染土壌や産業廃棄物中の異物を除去し、含水調整してセメント原料としてリサイクルします。
（１）オフサイト処理（掘削除去）
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埋戻し土
コンクリート 砂、礫
セメント
ダイセキ環境ソリューション
汚染土壌をその場から動かさず、現地で浄化や封じ込めを行う対策です。主な工法は次のとおりです。
① フェントン工法過酸化水素と硫酸第一鉄を注入し、土壌中の汚染物質を酸化分解する工法です。
② エアースパージング工法地下水中に空気を吹き込み、物理的科学的に揮発性物質を浄化する工法です。
③ バイオレメディエーション工法汚染された土壌や地下水を、微生物の化学物質分解能力を利用して浄化する工法です。
汚染土壌をその場から動かさず、現地で浄化や封じ込めを行う対策です。主な工法は次のとおりです。
① フェントン工法過酸化水素と硫酸第一鉄を注入し、土壌中の汚染物質を酸化分解する工法です。
② エアースパージング工法地下水中に空気を吹き込み、物理的科学的に揮発性物質を浄化する工法です。
③ バイオレメディエーション工法汚染された土壌や地下水を、微生物の化学物質分解能力を利用して浄化する工法です。
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（２）オンサイト処理（原位置浄化）
① フェントン工法 ③ バイオレメディエーション工法② エアースパージング工法
ダイセキ環境ソリューション
＜津波堆積物減容化事業・仙台市＞＜津波堆積物減容化事業・仙台市＞
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（３）処理難物件対策（混合廃棄物）
機械選別
津波堆積物処理残渣
手選別
１次分類残渣
土砂・コンクリート・石⇒盛土材
鉄くず等⇒リサイクル
木くず・紙くず⇒焼却
分別不能残渣⇒ 終処分場
ダイセキ環境ソリューション
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（４）処理難物件対策（高濃度汚染）＜原位置洗浄 + 掘削除去による浄化対策工事＞
原位置洗浄プラント 全景 掘削工事
＜原位置洗浄 + 掘削除去による浄化対策工事＞
原位置洗浄プラント 全景 掘削工事
・高濃度 終処分場終処分場
・中濃度 RC（ﾘｻｲｸﾙｾﾝﾀｰ）RC（ﾘｻｲｸﾙｾﾝﾀｰ） セメント工場セメント工場
・低濃度 原位置洗浄原位置洗浄 埋め戻し埋め戻し
ダイセキ環境ソリューション
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グリーンアローズ中部、九州ともに国内最大級の処理能力を実現！！
■GAC ■GAK・敷地面積
約7,000m2
・日処理量
156.8 t/日
・敷地面積
約8,300m2
・日処理量
78.2 t/日
土壌固化材
ダイセキ環境ソリューション
５．廃石膏ボードリサイクル事業
６．バイオディーゼル燃料（BDF）事業
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・廃食油（使用済みてんぷら油等）⇒バイオディーゼル燃料（軽油代替燃料）。
・CO2削減＝カーボンニュートラル（CO2発生ゼロカウント）。
・排出元・受入先のCSR（企業の社会責任）向上。
・廃食油（使用済みてんぷら油等）⇒バイオディーゼル燃料（軽油代替燃料）。
・CO2削減＝カーボンニュートラル（CO2発生ゼロカウント）。
・排出元・受入先のCSR（企業の社会責任）向上。
ダイセキ環境ソリューション
解 体解 体
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７．PCBコンサルティング事業
保 管保 管
1950年代 変圧器・コンデンサ等にPCB使用1968年 カネミ油症事件1972年 PCB製造・使用禁止
⇒ 適正保管義務2012年 改正PCB特別措置法
⇒ 2027年3月までに処理
1950年代 変圧器・コンデンサ等にPCB使用1968年 カネミ油症事件1972年 PCB製造・使用禁止
⇒ 適正保管義務2012年 改正PCB特別措置法
⇒ 2027年3月までに処理
PCB廃棄物処理認定施設PCB廃棄物
処理認定施設
ダイセキ環境ソリューション
８．部門別売上高 –過去実績‐
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ダイセキ環境ソリューション
期 ／ 部門 名古屋 東 京 関 西 東 北 その他 GAC GAK
2014年2月期1Q 717 768 764 18 100 185 9
2Q 810 782 375 24 88 175 22
3Q 874 608 608 1 83 199 51
4Q 789 426 629 1,306 82 171 46
2015年2月期1Q 1,006 807 659 280 164 175 68
2Q 717 591 1,239 6 145 175 67
3Q 829 613 1,264 190 95 217 77
4Q 953 904 1,420 38 149 199 81
2016年2月期1Q 1,642 2,252 1,505 78 64 175 81
2Q
3Q
4Q
単位： 百万円
９．部門別売上高 –今期予算・実績‐
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ダイセキ環境ソリューション
期 / 部門 名古屋 東 京 関 西 東 北 その他 GAC GAK 連結売上 連結経常
2016年2月期1Q（予） 894 950 1,201 145 43 227 78 3,539 379
2Q（予） 650 648 999 167 139 251 81 2,934 257
3Q（予） 625 598 651 167 107 264 91 2,503 216
4Q（予） 531 562 649 191 114 260 95 2,400 188
2016年2月期1Q（実） 1,642 2,252 1,505 78 64 175 81 5,797 701
予算比（％） 184 237 125 54 148 77 103 163 185
2Q（実）
予算比（％）
3Q（実）
予算比（％）
4Q（実）
予算比（％）
単位： 百万円
※予算（上段）の２Q以降は、平成27年7月2日に公表した、業績予想の修正値によっております。
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ダイセキ環境ソリューション
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
2014/2_1Q 2Q 3Q 4Q 2015/2_1Q 2Q 3Q 4Q 2016/2_1Q 2Q 3Q 4Q
土壌処理(含む産廃)
洗浄(うち数）
種類 / 期2014/
1Q 2Q 3Q 4Q2015/
1Q 2Q 3Q 4Q2016/
1Q 2Q 3Q 4Q
土壌処理 181,002 142,938 165,362 170,936 183,780 171,808 218,980 244,319 323,864
洗 浄 12,114 7,668 15,142 11,251 14,936 15,921 15,272 9,893 18,059
10．土壌処理数量土壌処理（産廃含む）―◆―単位： ｔ（ﾄﾝ）
洗浄（うち数）―■―単位： ｔ（ﾄﾝ）
単位： ｔ（ﾄﾝ）
50,000
40,000
30,000
20,000
10,000
0
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ダイセキ環境ソリューション
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
2014/2_1Q 2Q 3Q 4Q 2015/2_1Q 2Q 3Q 4Q 2016/2_1Q 2Q 3Q 4Q
GAC GAK
社名 / 期2014/
1Q 2Q 3Q 4Q2015/
1Q 2Q 3Q 4Q2016/
1Q 2Q 3Q 4Q
ＧＡＣ 9,041 7,871 8,631 8,600 9,216 9,660 10,061 9,473 8,333
ＧＡＫ 814 1,821 2,884 3104 3,827 4,410 5,822 4,622 5,608
11．廃石膏ボード 入荷量単位： ｔ（ﾄﾝ）
単位： ｔ（ﾄﾝ）
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ダイセキ環境ソリューション
0
100,000
200,000
300,000
400,000
500,000
600,000
2014/2_1Q 2Q 3Q 4Q 2015/2_1Q 2Q 3Q 4Q 2016/2_1Q 2Q 3Q 4Q
廃食油入荷量
BDF出荷量
入出荷 / 期2014/
1Q 2Q 3Q 4Q2015/
1Q 2Q 3Q 4Q2016/
1Q 2Q 3Q 4Q
廃食油入荷量
270,011 344,062 351,516 434,387 425,277 445,928 442,592 428,756 493,237
ＢＤＦ出荷量 208,402 190,952 203,606 200,163 272,818 241,965 316,888 314,613 336,890
12．ＢＤＦ ‐廃食油入荷量 BDF出荷量‐単位： L（ﾘｯﾄﾙ）
単位： L（ﾘｯﾄﾙ）
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13．今期１Qの実績 (2016年2月期)
2015/2期１Q（連結） 2016/2期１Q（連結）
通期実績 売上高比 通期実績 売上高比 前期比
売 上 高 3,094 100.0％ 5,797 100.0％ 187.3％
売 上 原 価 2,478 80.0％ 4,818 83.1％ 194.3％
売 上 総 利 益 616 19.9％ 979 16.8％ 158.9％
販 管 費 206 6.6％ 277 4.7％ 134.4％
営 業 利 益 409 13.2％ 701 12.1％ 171.3％
営 業 外 損 益 △2 △0.0％ 0 △0.0％ -％
経 常 利 益 407 13.1％ 701 12.1％ 172.4％
当 期 純 利 益 240 7.7％ 416 7.1％ 172.9％
R O E 3.6％ - 5.1% - -
(単位：百万円)
ダイセキ環境ソリューション
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ダイセキ環境ソリューション
・関東圏で受注した大型案件＝年間通じて均等に処理する想定であったが、現場の工程の都合上、第１四半期で大半を処理。
・当該案件は、東京と名古屋で処理。（東京：名古屋＝３：１）
・経常利益率は、前年同期（13.2％）は下回るものの、通期実績（9.5％）からは、大幅改善。
・仙台リサイクルセンター、及びGAC名港工場は４月より稼働開始。ＰＣＢ保管施設（ＮＴＣ：名古屋ﾄﾗﾝｼｯﾌﾟｾﾝﾀｰ）は、６月稼働となった。
・ＢＤＦは、受入量安定し、黒字基調に。
【今期１Qの概況】
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14．短期経営計画 (2016年2月期)
2015/2期（連結） 2016/2期（連結）
通期実績 売上高比 通期計画 売上高比 前期比
売 上 高 12,842 100.0％ 13,636 100.0％ 106.1％
売 上 原 価 10,742 83.6％ 11,243 82.4％ 104.6％
売 上 総 利 益 2,100 16.3％ 2,393 17.5％ 113.9％
販 管 費 874 6.8％ 1.026 7.5％ 117.4％
営 業 利 益 1,225 9.5％ 1,367 10.0％ 111.5％
営 業 外 損 益 △3 △0.0％ △1 △0.0％ -％
経 常 利 益 1,222 9.5％ 1,365 10.0％ 111.7％
当 期 純 利 益 714 5.5％ 798 5.8％ 111.7％
(単位：百万円)
ダイセキ環境ソリューション
通期(2016年2月期)の見通しの概要
• 不動産市況は概ね良好。公共工事等の土木工事増加傾向。
• ＢＤＦ事業 ⇒取扱量増加で、通期黒字確保を目指す。
• ＰＣＢ事業 ⇒ＰＣＢ保管施設（NTC：名古屋トランシップセンター）稼働による案件増を期待。
• 廃石膏ボード ⇒GAC：名港工場稼働、GAK：処理ライン増設により減価償却費増負担。しかし、取扱量増により、概ね好調維持。
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※GAC＝グリーンアローズ中部
GAK＝グリーンアローズ九州
ダイセキ環境ソリューション
