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韓国・朝鮮関係資料の調べ方
令和元年7月30日（火）
国立国会図書館関西館アジア情報課
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本日の流れ
韓国・朝鮮関係資料の調べ方（50分）
昼休み（11：45～12：45）
閲覧室・書庫見学 （12：45～13：30）
資料の利用（13：30～ ）
アンケート（5分）
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本日の目的・目標
目的
•卒業論文を書くために必要な、資料・情報を効率的に入手する
目標
• 図書・雑誌や論文を検索し、閲覧・複写する方法を知る
• 「アジア諸国の情報をさがす」のコンテンツを使って、資料・情報を調べる方法を知る
• 自宅や大学図書館から利用できる国立国会図書館のサービスを知る
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本日の講義内容
１．国立国会図書館の朝鮮関係資料（簡単におさらい）
２．図書・雑誌・論文を探す
２．１．国立国会図書館オンライン
２．２．電子ジャーナル等
３．リサーチ・ナビ「アジア諸国の情報をさがす」
３．１．アジア情報の調べ方案内３．２．AsiaLinks-アジア関係リンク集-
４．自宅などから国立国会図書館を使う
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１．国立国会図書館の朝鮮関係資料
国立国会図書館は立法府（国会）に属する日本唯一の国立図書館。
国内の出版物を網羅的に収集。
3つの建物
・東京本館
（国会議事堂の隣）
・国際子ども図書館
（上野公園の近く）
・関西館
（京都府相楽郡精華町）
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研究書、雑誌、博士論文、政府刊行物、地図、漫画 etc.
約4,300万点！
東京本館・子ども図書館
関西館
アジア情報室
１．国立国会図書館の朝鮮関係資料
関西館アジア情報室
アジア関係資料（アジア言語資料、アジアに関する 日本語・欧文資料）を収集・提供する専門室
朝鮮語資料の蔵書数•図書：約48,000冊•雑誌：約2,990タイトル•新聞：178タイトル•電子ジャーナル：KISS,DBpia
閲覧室には調べものの本や主要な雑誌・新聞などを配置。⇔大部分の本・雑誌などは書庫にあり、申込みが必要（登録利用者のみ）。
※ 新聞、雑誌、年鑑類のバックナンバーや叢書類を多く所蔵
※ 法令・議会資料、地図、児童書など一部のアジア言語資料は東京で所蔵
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２．１．国立国会図書館オンライン
２．２．電子ジャーナル等
参考１．他大学所蔵資料
参考２．ＫＩＳＳ・DBPia
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２．図書・雑誌・論文を探す
２．１．国立国会図書館オンライン
• 国立国会図書館で所蔵する資料の大部分を検索できる→1985年以前の朝鮮語資料は検索できないものもあり
• 「論文のタイトル」でも検索可能
• 図書・雑誌等のデジタルデータも検索・閲覧可能☞国立国会図書館デジタルコレクション http://dl.ndl.go.jp/
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２．２．国立国会図書館オンライン
簡易検索（a）：タイトル、著者、出版者、件名、目次などをまとめて検索
詳細検索（b）：資料種別や、タイトル、著者名、オンライン閲覧の可否など、細かい条件を指定して検索
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２．２．国立国会図書館オンライン
①
②
「詳細検索」をクリックすると、詳細検索画面が開く
朝鮮語資料 検索のコツ
• ハングルと漢字の両方で検索する
（朝鮮語資料の大半はハングルで検索できるが、一部の資料は漢字形でのみヒットする。）
• 漢字は日本漢字でも、朝鮮漢字でもOK
• 古い資料でヒットしないものがあったら、国立国会図書館に相談
TEL: 0774-98-1390
（30年以上前に発行された朝鮮語図書は、国立国会図書館オンラインでヒットしないこともある）
• 主な雑誌・新聞の一覧はウェブサイトに掲載
☞「アジア情報室所蔵資料の概要」 https://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/asia-02data.php
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２．２．国立国会図書館オンライン
例：「朝鮮語」「方言」で簡易検索0
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「オンライン閲覧」「資料種別」「所蔵館」などで絞り込み可能。
・「オンライン閲覧 」で 「インター
ネット公開」のものは、自宅からも閲覧できる。
・「資料種別」を「雑誌記事」に絞り込むと、雑誌論文のみを表示する。
所蔵場所はタイトルをクリックして確認
・デフォルトは「適合度順」タイトル順、出版年順などで並べ替え可能
２．２．国立国会図書館オンライン
・「マイリスト」に保存すれば、個人のPCやスマホからでも書誌情報を参照できる
書庫資料の閲覧申込み
① 検索結果のタイトルをクリック
② 閲覧したい資料を全てカートに入れる
③ 右上のカートマークをクリック
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２．２．国立国会図書館オンライン
関西館の資料を選択し、「閲覧」をクリック。
閲覧したい資料全てにこの操作を行う。
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２．２．国立国会図書館オンライン
④ 申し込みたい資料にチェックを入れ、「申し込み手続きに進む」
⑤ 「注意事項に同意して申し込む」を押す
閲覧室にある資料
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２．２．国立国会図書館オンライン
請求記号と棚番号をメモ。直接、閲覧室に取りに行きます。
デジタル資料
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２．２．国立国会図書館オンライン
クリック→
国立国会図書館限定国立国会図書館でのみ閲覧可能
国立国会図書館内/図書館送信立命館大学図書館等からも閲覧可能
インターネット公開インターネットで閲覧可能
デジタル資料で、国立国会図書館内のみで閲覧できるものだけに絞り込む方法
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①」検索結果を絞り込む」にある「オンライン閲覧」横の「除くアイコン」（「－」）を押下（「～を除く」の意味）
②「インターネット公開を除く」、「館内限定（図書館送信）を除く」、「オンライ閲覧不可を除く」を押下し、「館内限定を除く」のみ残す
２．２．国立国会図書館オンライン
■実習（10分）
みなさんの論文テーマに合う資料を検索してみてください。
書庫資料の場合は、閲覧を申し込んでください。
一度に閲覧を申し込める書庫資料の冊数は、アジア情報室の資料（関西館：アジア書庫）・その他の資料（関西館：書庫）でそれぞれ10冊まで。
所蔵場所で「関西館」を選択すると、関西館に所蔵にある資料のみ絞り込むことができる。※ただし、一部、整理中で利用できない資料も表示されてしまいます。
正確な所蔵場所は、タイトルをクリックし、「所蔵一覧」で確認してください。
本文の言語コード：日本語＝jpn、英語＝eng、韓国語＝kor
うまく見つからない場合は、職員がお手伝いします。
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２．２．国立国会図書館オンライン
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２．３．電子ジャーナル等
有料・無料の電子ジャーナルや、ウェブサイト、デジタル化資料等を閲覧できる
（例）データベースのカテゴリから探す＞新聞
・聞蔵IIビジュアル（朝日新聞等）・産経新聞データベース（産経新聞）・日経テレコン21（日経四紙等）・毎索（毎日新聞等）・ヨミダス歴史館（読売新聞等） etc.
（１）CiNii Books/ CiNii Articles
CiNii Books（http://ci.nii.ac.jp/books/）
CiNii Articles （http://ci.nii.ac.jp/ ）
参考１．他大学所蔵資料
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• 全国の大学図書館の図書・雑誌をまとめて検索
• 所属大学図書館から、他大学所蔵資料の複写申込が可能
• 全国の大学図書館にある雑誌掲載論文をまとめて検索
• インターネット公開されている論文もある
• 所属大学図書館から、他大学所蔵資料の複写申込が可能
• 検索できるのは基本的に日本語の論文のみ
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データベースの名称「KISS」「DBPia」を入力
データベース名をクリック
参考２．ＫＩＳＳ・DBpia（韓国の学術論文データベース）
（出典）KISS トップページ http://kiss.kstudy.com/
（出典）DBPia トップページ http://www.dbpia.co.kr/
韓国の雑誌論文を検索できるデータベース
国立国会図書館に来館すれば本文閲覧や複写が可能
登録利用者になれば、遠隔複写申込も可能
☞「韓国の学術論文データベースKISSの使い方」https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-asia-137.php
☞「韓国の学術論文データベースDBpiaの使い方」https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-asia-152.php
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参考３．ＫＩＳＳ・DBpia（韓国の学術論文データベース）
DBPiaをArticle=在日、Language=Japanese で検索した例
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参考３．ＫＩＳＳ・DBPia（韓国の学術論文データベース）
Advanced Search
https://rnavi.ndl.go.jp/asia/
３．１．アジア情報の調べ方案内
３．２．AsiaLinks-アジア関係リンク集
３．３．リサーチ・ナビ全体を調べる
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３．リサーチ・ナビ「アジア諸国の情報をさがす」
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３．リサーチ・ナビ「アジア諸国の情報をさがす」
データベースの名称に「アジア」と入力
リサーチナビ「アジア諸国関連」
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アジア諸国の情報をさがす「アジア情報の調べ方案内」https://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/research-guide-asia.php
３．１．アジア情報の調べ方案内
３．１．アジア情報の調べ方案内
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「調べたいテーマは決まっているけれど、どういう資料を見ればよいか分からない・・・という時に便利
図書館資料、ウェブサイト、各種データベース、関係機関情報を、特定のテーマ、資料群別に紹介
収録例
・朝鮮語の雑誌記事・論文の探し方・朝鮮半島の近現代文学について調べる・日本に在留する韓国・朝鮮人について知る
・韓国で発行中の新聞の当館所蔵状況およびウェブサイト一覧・韓国の新聞記事データベースBIGKindsの使い方・韓国の学術論文データベースKISSの使い方 etc…
３．１．アジア情報の調べ方案内
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例：朝鮮語の雑誌記事・論文の探し方
簡単な使い方の説明もあるので、すぐに使える
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アジア諸国の情報をさがす「AsiaLinks」https://rnavi.ndl.go.jp/asia/entry/asialinks.php
３．２． AsiaLinks-アジア関係リンク集
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目的
紙媒体の資料では追いつかないリアルタイムのアジア情報をインターネットを通じて提供する
信頼性が高いウェブ情報へのゲートウェイとなる
収録するウェブサイトは約8,100件アジア各国、各地域の事情・基本情報
アジアに関する学術情報
アジアに関する経済・産業情報 etc.
アジア各国の情報を掲載するウェブサイトを国・地域別、機関別、テーマ別に探せるリンク集
３．２． AsiaLinks-アジア関係リンク集
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AsiaLinksではウェブサイトを各種カテゴリ別に分類している
政府機関や図書館など機関種別に探したい
韓国や東南アジアなど、国・地域別に探したい
統計、人物など特定の分野の情報を探したい
３．２． AsiaLinks-アジア関係リンク集
３．２． AsiaLinks-アジア関係リンク集-
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多くの機関名に英語名や日本語訳を併記
リンク先サイトの使用言語を表示例：韓国＞新聞・ニュースサイト
国立国会図書館オンラインの検索画面を開く
「国立国会図書館オンライン」でgoogle等で検索
（
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４．自宅などから国立国会図書館を使う
複写申込みを考えている場合は、登録利用者IDとパスワードを入力してログイン。
どの画面からでもログイン可能。
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４．自宅などから国立国会図書館を使う
遠隔複写を申し込む（国立国会図書館所蔵資料・KISS）
（１）所蔵一覧から複写する巻号等を選び、「遠隔複写」をクリック
（２）複写箇所の入力画面で、複写したいページや論文タイトルなどを記入→「申込みカートに追加」をクリック
（３）画面右上のカートマーク（ ）をクリック
（４）画面の指示に従って、申し込み手続きを行う
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４．自宅などから国立国会図書館を使う
ありがとうございました！
午後は、実際に国立国会図書館を使って調査しましょう。
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