2021年3月期第2四半期決算概要事業の状況について...COPYRIGHT© 2020 ALPHA SYSTEMS INC. 10 2021年3月期第2四半期ㄥ要約ㄦ貸借対照表ヷキャッシュヷフロヸ計算書

2021年3月期第2四半期

決算概要・事業の状況について2020年11月16日

代表取締役社長齋藤潔

略歴

COPYRIGHT© 2020 ALPHA SYSTEMS INC. 1

• 1980.4︓⽇本電信電話公社（現⽇本電信電話株式会社）⼊社• 2009.6︓エヌ・ティ・ティ・インターネット株式会社

常務取締役経営企画部⻑• 2011.6︓エヌ・ティ・ティ・コムウェア九州株式会社代表取締役社⻑• 2013.6︓株式会社アルファシステムズ顧問• 2013.6︓常務取締役第二事業本部副本部⻑• 2014.4︓常務取締役第三事業本部本部⻑• 2017.6︓専務取締役第三事業本部本部⻑• 2020.6︓代表取締役社⻑

目次

2021年3月期第2四半期の総括

• 2021年3月期第2四半期の状況

• 事業区分別の状況

• 売上原価・販管費

• 貸借対照表、キャッシュ・フロー

計算書

• 配当について

2021年3月期の概要

• 当社を取り巻く事業環境

• 経営課題への対応状況

• 2021年3月期見通し



2021年3月期第2四半期の状況

4COPYRIGHT© 2020 ALPHA SYSTEMS INC.

売上高、利益ともに減少

2021年3月期第2四半期の状況～経営成績～

【金額単位：百万円】

2020.3

2Q

2021.3

2Q 前期比

増減率対業績予想達成率

実績金額売上比実績金額売上比

売上高 14,524 － 14,489 － ▲0.2％ 99.9％

営業利益 1,479 10.2％ 1,447 10.0％ ▲2.2％ 103.4％

四半期純利益 1,012 7.0％ 992 6.9％ ▲2.0％ 110.3％

１株当たり四半期純利益

72.13円－ 70.69円－－－

2021年3月期第2四半期の状況～事業区分別～


主力のソフトウェア開発関連事業は伸長

百万円(前年同期増減率)

売上高受注高営業利益説明

全体14,489

（▲0.2%）15,307

（4.0%）1,447

（▲2.2%）

ソフトウェア開発14,256

（1.2%）14,503

（1.2%）1,426※

（▲2.6%）

売上高は、前年同期より163百万円増加

受注高は、同 174百万円増加

プロダクト・サービス(“その他”事業)

232（▲46.0%）

804（105.3%）

27※

（43.8%）

上半期案件が下半期に延伸

受注高は、同 412百万円増加

※は「セグメント利益」。別途調整額6百万円あり。

事業区分別の状況（通信システム）


ネットワークマネジメントが減少

交換システム関連が増加

5G関連が増加

NGN関連が減少

ﾓﾊﾞｲﾙﾈｯﾄﾜｰｸ

ﾈｯﾄﾜｰｸﾏﾈｼﾞﾒﾝﾄ

ノード

（百万円）2020.3

2Q

2021.3

2Q増減額増減率

通信システム 4,814 4,303 ▲511 ▲10.6%

ノード 1,186 1,316 129 10.9%

モバイルネットワーク 1,034 1,084 50 4.9%

ネットワークマネジメント 2,593 1,902 ▲691 ▲26.7%

事業区分別の状況（オープンシステム）


流通・サービスが堅調、１1期連続の増加

官公庁向け大型案件が収束

流通・ｻｰﾋﾞｽ

公共

ネットビジネス関連、流通システム関連が増加

金融融資審査、インターネットバンキング関連が増加

その他企業向け情報システム関連が増加

（百万円）2020.3

2Q

2021.3


オープンシステム 8,569 9,339 770 9.0%

公共 2,920 2,722 ▲197 ▲6.8%

流通・サービス 3,476 3,808 332 9.6%

金融 765 835 70 9.2%

その他 1,407 1,972 564 40.1%

事業区分別の状況（売上高の推移）


通信システムは減少継続

組み込みシステムはOA機器が減少

（百万円）2020.3

2Q

2021.3


通信システム 4,814 4,303 ▲511 ▲10.6%

オープンシステム 8,569 9,339 770 9.0%

組み込みシステム 710 614 ▲96 ▲13.5%

プロダクト・サービス 430 232 ▲198 ▲46.0%

プロダクト・サービスも減少

オープンシステムは11期連続の増加

2021年3月期第2四半期売上原価・販管費

売上原価（売上原価率前年同期比 0.1ポイント改善）

原価率はほぼ前年同期並み

販管費（売上高販管費率前年同期比 0.2ポイント悪化）

新型コロナウイルス感染拡大に伴う新人の研修期間の

長期化に伴い、人件費が増加

（販管費の主な内訳）

人件費 1,661百万円（前年同期比38百万円増）

研究開発費 29百万円（前年同期比25百万円増）

〔百万円〕



2021年3月期第2四半期（要約）貸借対照表・キャッシュ・フロー計算書


2020.32021.3

2Q前期比増減額

資産の部 42,807 41,940 ▲867

流動資産 29,190 27,346 ▲1,843

固定資産 13,617 14,593 976

負債の部 7,933 6,689 ▲1,244

流動負債 6,773 5,361 ▲1,412

固定負債 1,159 1,328 168

純資産の部 34,874 35,251 376

株主資本 34,848 35,208 359

評価･換算差額等 26 43 16

自己資本比率 81.5% 84.1% －

1株当たり純資産 2,483.95円 2,510.82円 26.87円

2020.32Q

2021.3

2Q前期比増減率

営業活動 C F 1,424 971 ▲31.8%

投資活動 C F ▲447 425 －

財務活動 C F ▲351 ▲632 80.1%

現金等増減額 626 763 21.9%

現金等期首残高 16,048 18,434 14.9%

現金等期末残高 16,674 19,198 15.1%


配当について

中間配当は1株当たり25円といたします。期末配当は1株当たり25円を予定しております。


117.11円

134.30円

145.05円

163.38円

149.57円

60円

50円 50円

70円

50円

51.2%

37.2%34.5%

42.8%

33.4%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

0円

20円

40円

60円

80円

100円

120円

140円

160円

180円

2017.3 2018.3 2019.3 2020.3 2021.3

１株当たり当期純利益１株当たり配当金配当性向

記念配当20円

記念配当20円


当社を取り巻く事業環境

DXに向けたビジネス推進の支出は継続国内ICT市場の成長率

国内ICT市場の動向


新型コロナによる経済停滞

政府の景気刺激策が下⽀え2021年

2020年

新型コロナ感染拡大以前への回復は2023年以降も、DX支出は堅調に増加

世界のDX⽀出額2020年

（出典）2020年9月9日 IDC Japan新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の最新状況を考慮した国内ICT市場予測のアップデート

（出典）2020年6月23日 IDC Japan 世界のデジタルトランスフォーメーション（DX）への支出額に関する予測

前年⽐10.4%増前年⽐４.3％減

前年⽐1.2%増

新型コロナ感染拡⼤以前の⽔準へ回復2023年には

注⼒するオープンシステム分野でDX案件の伸⻑に期待

1兆3,000億ドル超

５Ｇ普及に向けた動きが本格化

事業環境の変化～サービス主導で広がる5G市場～

・NTTとNECの資本業務提携・NTT、ドコモ子会社化

総務省の６Ｇ総合戦略「Beyond 5G」

次世代通信インフラを基盤に、革新的なサービスが花開く

富士通、ローカル5Gサービスを提供開始、「ローカル5Gパートナーシッププログラム」を開設

サービス主体で市場が拡⼤

革新的なサービスの登場に期待


ローカル5G

キャリア5G

多岐に渡る５Ｇサービスの活用分野

キャリア、⺠間企業の両輪で5G普及へ

超低消費電⼒⾃律性拡張性超安全・信頼性

超⾼速・⼤容量超低遅延超多数同時接続▶５Gの特徴的機能の更なる⾼度化◀

「Beyond 5G推進コンソーシアム」を設置し、産学官で連携して推進

5G

▶持続可能で新たな価値の創造に資する機能の付加◀

遠隔医療

農業IoT

スマートファクトリー

キャッシュレス決済

スマートグリッド

建設機器遠隔操作

セキュリティ

⾃動運転


経営課題への対応状況

事業方針と経営戦略

16

持続的な成長に向けた事業基盤の強化とさらなる優位性の獲得

事業方針

システム開発事業の基盤拡大

新たな収益源となるビジネスの創出

経営戦略

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オープンシステム事業の収益基盤拡大

人的パワーの拡充

先端技術の積極活用

プロダクト・サービスビジネスの拡大

経営課題

安定的な収益基盤の確立に向けて事業環境

成長の基盤となる事業領域への選択と集中


通信システムの動向に注視しつつ、成長分野で収益基盤を拡大

通信事業者

オープンシステム

流通・サービス

公共

通信（インフラ）

非通信（サービス）


通信システム

分散型開発への適応お客様の動向

テレワークを利用した柔軟な開発基盤の確立

環境の変化に対応し、分散型開発を当社の強みの一つに


お客様名リモートワークの方針富士通 Work Life Shift、原則テレワークへ移⾏NTTグループ在宅勤務を推奨、出社を半数までに抑⽌ヤフー無制限リモートワークへ移⾏

・新型コロナウイルス感染症の感染拡大が⼀段落した後も出社率を抑えた体制を継続する意向

・在宅と出社のハイブリッド型の働き⽅が定着・⼀部企業でオフィスの縮小や再編成が加速

テレワークを取り巻く環境の変化

従来の集合型開発から分散型開発へ移⾏

主要なお客様の動向


分散型開発の課題・テレワーク設備の拡充・コミュニケーション、進捗管理⼿法の整備・⼈材育成⽅法の確⽴、企業⽂化の継承

更なる⽣産性・効率性の向上に貢献

柔軟な業務アサイン

適材適所の要員配置

業務ノウハウの共有

在宅勤務による恩恵

分散型開発を当社の強みに

人材育成人材確保

人材確保と育成


DXの加速で求められる「量」と「質」

社員数と採用数の推移

開発推進部2019.3 2020.3 2021.3 2022.3

社員数（期末）2,664

（+101）2,722

（+58）－－

採用数新卒 149 122 147 (120～)

第二新卒 38 32 (30～) －

対面自粛により、学生との接点が大幅減少も、WEB上で説明会・選考・面接をオンラインで完結

先端技術の修得

新型コロナへの対応


お客様と共に課題を分析し、最新の技術で最適なソリューションを提供

お客様と一緒に考え、提案するための「パーソナルスキル」の向上

人材開発部



デジタル時代への対応

DXの潮流と加速するビジネスのスピードに対応

お客様と一緒に考え、提案するための「パーソナルスキル」の向上

AIライブラリ,フレームワーク研究AI

AWS/Azure/GCP技術習得クラウド

スクラム、大規模ｱｼﾞｬｲﾙ適用アジャイル

20

５００名超まで増加

アジャイル開発要員育成を継続

アジャイル開発要員は

⾞載技術の調査研究Mobility

デジタル人材育成でお客様のビジネス支援

・デジタル案件に積極参画し、更なる受注増加へ

・技術者需要への対応

⾞載技術要員育成

新型コロナの影響は甚大も、「100年に1度の⼤変⾰」への備えCASE（Connected、Autonomous、Shared＆Services、Electric）MaaS（Mobility as a Service）

オープンシステム分野の更なる拡大に向けて、

開発推進部による先端技術修得

教育ICT環境の変化ソリューション

V-Bootビジネスの拡大

プロダクト・サービスビジネスの拡大

お客様の声を着実に反映、自前ソリューションの強みでビジネス拡大


販売・構築パートナーとの協⼒体制強化授業⽀援環境復元PC運⽤管理

コロナ禍で学⽣・教員・職員も在宅

お客様の声を反映

GIGAスクール構想概要・１人１台端末と、⾼速⼤容量の通信ネットワークを一体的に整備することで、特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一⼈取り残すことなく、公正に個別最適化され、資質・能⼒が一層確実に育成できる教育環境を実現する。

変化するお客様のニーズを的確に把握

テレワークモバイルワーク

学びの変化に着目ICTを活⽤した新たな製品ニーズを把握

新たなソリューションの創出・事業展開


2021年3月期通期見通し


2021年3月期見通し

通信システムネットワークマネジメントの大型案件の収束により減少継続

8,500（11.7％減）

オープンシステム流通・サービスは、Eコマース、ネットビジネス関連が増加。公共の増加は一服。

19,500（8.2％増）

プロダクト・サービス拡大基調ではあるものの、大学のロックアウトによる営業活動の停滞、前期の大型案件受注の反動で減少

1,400（22.0％減）

組み込みシステム車載システム関連で受注の増加を予想

1,600（16.3％増）

23

進捗率

50.6%

進捗率

47.9%

進捗率

38.4%進捗率

16.6%

進捗率

47.9%

進捗率

16.6%

進捗率

38.4%

進捗率

50.6%


2021年3月期見通し

（百万円） 2019.3 2020.3 2021.3増減額

（増減率）

売上高 29,100 30,825 31,000174

（0.6%）

ソフトウェア開発

27,891 29,030 29,600569

（2.0%）

プロダクト・サービス(“その他”事業)

1,208 1,795 1,400▲395

（▲22.0%）

営業利益 3,075 3,337 3,100▲237

（▲7.1%）

業績⾒通しソフトウェア開発関連事業の⾒通し（内訳）

（百万円） 2020.3 2021.3 増減額増減率構成

比率

通信システム 9,626 8,500 ▲1,126 ▲11.7% 27.4%

ノード 2,411 2,500 88 3.7% 8.1%

モバイルネットワーク 2,147 1,900 ▲247 ▲11.5% 6.1%

ネットワークマネジメント 5,066 4,100 ▲966 ▲19.1% 13.2%

オープンシステム 18,027 19,500 1,472 8.2% 62.9%

公共 5,976 5,400 ▲576 ▲9.7% 17.4%

流通・サービス 7,088 8,000 911 12.9% 25.8%

金融 1,581 1,800 218 13.8% 5.8%

その他 3,380 4,300 919 27.2% 13.9%

組み込みシステム 1,376 1,600 223 16.3% 5.2%




プロダクト・サービスビジネス

の拡大


受注高の推移（12ヵ月移動平均） ⇒ 中間期を通じて25億円台を維持【金額単位：百万円】


2,408 2,4052,416

2,443 2,442

2,445 2,441

2,481

2,589

2,560 2,554

2,5992,598

2,5902,591

2,5612,562 2,648

2,300

2,400

2,500

2,600

2,700

2,800

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

2020年3月期 2021年3月期

2021年3月期第2四半期受注高の推移（12ヵ月移動平均）

主要数値の推移



2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期2021年3月期

（予想）

売上高 26,806 27,754 29,100 30,825 31,000

前期比増減率 4.3% 3.5% 4.8% 5.9% 0.6%

営業利益 2,560 2,837 3,075 3,337 3,100

前期比増減率 6.7% 10.8% 8.4% 8.5% ▲7.1%

対売上高比率 9.6% 10.2% 10.6% 10.8% 10.0%

当期純利益 1,737 1,992 2,089 2,293 2,100

前期比増減率 ▲13.9% 14.7% 4.9% 9.8% ▲8.5%

対売上高比率 6.5% 7.2% 7.2% 7.4% 6.8%

販売費及び一般管理費 3,603 3,699 3,780 3,927 4.080

前期比増減率 1.0% 2.7% 2.2% 3.9% 3.9%

対売上高比率 13.4% 13.3% 13.0% 12.7% 13.2%

設備投資 987 144 197 118 120

前期比増減率 1,210.9% ▲85.4% 36.5% ▲39.8% 1.1%

減価償却費 258 250 259 260 250

前期比増減率 0.9% ▲3.2% 3.4% 0.7% ▲4.1%

1株当たり当期純利益（EPS） 117.11円 134.30円 145.05円 163.38円 149.57円

自己資本純利益率（ROE） 5.3% 5.9% 6.2% 6.7% 6.0%


＜本資料の取扱上のご注意＞業績予想等につきましては、本資料の発表日現在におきまして入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合がありますので、あらかじめ、ご了承願います。

＜本資料に関する問い合わせ＞〒211-0053 川崎市中原区上小田中6丁目6番1号本社（中原テクノセンター1号館）

株式会社アルファシステムズ経営企画本部広報室TEL(044)733-4111(代) E-mail: [email protected]

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