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令和2年度
20メートル型巡視艇中検修理 (2020-No.2)
第一管区海上保安本部
船 舶 技 術 部
第一章 一 般
1 この修理は、船舶安全法その他関係法令に基づいて施行し、所要の検査に合格しなければな
らない。
また、検査に関する手続きは請負者が行い、その検査申請に当たっては、検査職員の確認を
受けてから行うものとする。
なお、管海官庁に受理された船舶検査申請書の写しを検査職員及び船舶技術部(課)に提出
するものとする。
2 この修理の施行に当たっては、監督職員の監督を受け、検査職員の検査に合格しなければな
らない。
3 この修理に使用する材料は、この仕様書で指示する場合を除き、現在使用している材料と同
等の品質又はそれ以上のものを使用するものとする。
また、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)に基づく環境
物品等の調達の推進に関する基本方針において、特定調達品目として定められているものにあ
っては、同基本方針の「判断の基準」及び「配慮事項」に適合する材料を使用する。
なお、船舶安全法等の規定により、本基準に従うことが困難な場合にあっては、監督職員の
指示により処理するものとする。
4 請負者は、受検日程等を記載した工程表を検査職員及び船舶技術部(課)に提出し、その承
認を受けなければならない。
5 この修理の施工に当り、撤去品等が発生した場合は、監督職員の指示により適法に処理する
ものとする。
6 この修理期間中、本船の保安及び災害防止並びに安全管理については、直接本船乗組員の責
めに帰すべき場合を除き、請負者がその責めに任ずるものとする。
7 この修理期間中請負者は、本船の自活用の電力及び飲料水を供給するものとする。
なお、その使用料については、協議のうえ別途契約するものとする。
8 この修理期間中請負者は、修理のために、ほう炊及び居住のための代替施設の必要がある場
合には供給するものとする。
9 引渡期限 令和2年6月26日
但し、修理開始日は 令和2年6月15日 以降とする。
修理のための基地出港日は 令和2年6月13日 以降とする。
10 図書及び検査記録等提出期限は、令和2年7月20日 とする。
11 第一管区海上保安本部入札・見積者心得を遵守すること。
第二章 船体部
1 船体上下架
(1)主要目
総トン数 全長 幅 深さ 船質
26トン 19.60m 4.50m 2.30m 高張力鋼
(2)滞架日数
本修理にかかる滞架日数は5日とする。
(3)要領等
上架要領図を参照し、安全確実に上下架を行う。
2 居住区等の防汚処置
修理仕様に指示する防汚処置の他、次に記載する防汚処置を本修理開始前に施工し、
本修理完了後、同処置の撤去及び掃き掃除を行う。
場 所 面積等
操舵室床 約8㎡
乗員室床(調理所を含む) 約9㎡
操舵室・乗員室間の階段 約3㎡
乗員室長椅子 3個
操舵室椅子 6脚
乗員室テーブル 1個
注 防汚処置はビニールシートでカバーし、出入口踏板部及び手摺りを含む
3 船底外板
次の清掃、塗装等を行う。
(1)プロペラ翼及び同軸の防汚処置は十分に行う。
(2)シーチェスト(1個)、同付格子、主機関用海水吸入口等(4個)付格子、同付吸入
筒、舵、シャフトブラケット、スケグの清掃、塗膜不良部手入れ及び塗装を行う。
項目 仕様 範囲
清掃、清水洗い 塗分線下の船底外板の清掃、清水洗い 約85㎡
塗膜不良部手入れ ディスクサンダーによる手入れ 約9㎡
塗装 ジンクリッチプライマー(有機)タッチアップ1回 約10㎡
A /C変性エポキシ樹脂 タッチアップ1回 約10㎡
A /F(加水分解型) タッチアップ1回 約10㎡
A /F(加水分解型) 総塗装1回 約85㎡
表示 喫水マークの表示 1式
注1 喫水マークの表示は2回塗装する
注2 両舷船尾管の整流板(不良ボルト、ナットの取替えを含む)、シーチェスト及び各
海水吸入口格子、同付吸入筒は、取外し、手入れ、塗装後復旧する
なお、各格子取付けは、取付けボルトにシールテープを巻いた後に行う
注3 排水パイプの木栓による閉鎖等、排水による水濡れ防止を行う
注4 A /F塗料の膜厚は13ヶ月分を確保し、使用塗料(船舶安全法施行規則第65条に
適合するもの)の製造所、品名 (船舶安全法施行規則第65条に適合するもの )、製造
年月日の記録2部(1部本船渡し)を提出する
注5 船底付着物の処理は付帯とする
4 船側外板
船側外板の清掃を行う。
項目 仕様 範囲
真水洗い 塗分線上船側外板の清掃及び真水洗い 約54㎡
5 船底保護亜鉛及び保護アルミ
船尾管のガードプレート、シャフトブラケットのガードリンク等を取外し、下記保護
亜鉛について目視点検を行い、同結果について第一管区海上保安本部船舶技術部宛速報す
る。
取付場所 寸法等 枚数
消防用海水吸入口 150×70×25(規格品) 1
船尾管内 150×70×25(規格品) 2
舵板 150×70×25(規格品) 4
トランサム 300×150×30(規格品) 8
※注 プロペラ保護陽極については機関部仕様
6 清水タンク
清水タンク 300㍑×1個 FRP製
(1 ) 掃除口を開放し、タンク内部の清掃及び点検の後、パッキン作製、取替え、復旧する。
<交換部品 (請負造船所手配 )>
・ネオプレンゴム 5t×50B×1440L
(2 ) 清水補給及び水質検査(細菌検査を含む)を受け、合格証明書を2部(1部本船渡し)
提出する。
なお、水質検査は清水補給後24時間経過したタンクから採取した清水について行う。
7 汚物管
電動便器及び汚物管を取外し、清掃、パッキン取替え後復旧し、乗員立会いのもと良
態確認を行う。
なお、便器付電動ポンプ、ストーム弁の開放、清掃、調整及び復旧を付帯とする。
・汚物管 40A×約1 .5m
・立型ストーム弁 40A×1個
8 舵
舵(平衡吊下げ舵×2)
舵の清掃手入れ、舵軸間隙計測を行い、受検し復旧する。
各計測、調査は入念に行うこと。
9 膨脹式救命筏
膨張式救命いかだ(第二種 藤倉ゴム工業製FRN-SV-6 1998 .2製造 )2台
についてサービスステーションによる法定整備 (点検、整備、試験、記録の作成 )等を行う。
(1 ) 外観点検(格納状態、膨張状態)
(2 ) 艤装品の点検
(3 ) 荷重試験及び耐圧試験
(4 ) 漏洩試験
(5 ) 安全弁作動試験
(6 ) 自動離脱装置(外観点検及び作動試験)
(7 ) 回収及び積み付け点検
(8 ) 自動索及び補助もやい綱の取替え
(9 ) ウィーク・リンク取替え
10 閉鎖装置等
閉鎖装置、排水装置、船灯類、索類、航海用具、錨、錨索、消火装置等の受検準備及び
復旧を行う。
なお、索類、航海用具の復旧は乗員作業とする。
11 放水銃 (手動 )
放水銃 (㈱カシワテック製、20 メートル巡視艇用φ100 手動放水銃 )の俯仰及び旋回部
(操作用ハンドル含む。 )を取外し、開放、清掃、点検、手入れ及び必要な注油、給脂を行い組
立、調整、復旧する。
なお、整備終了後、俯仰旋回等摺動部の良態を確認する。
12 受検記録等
船体部及び計器部の仕様に係る整備記録、検査及び計測記録等は取りまとめのうえC
D -R等電子記録媒体及び製本2部(1部本船渡し)提出する。
※各部整備状況及び写真表を含む。
第三章 機関部
1 主機関
主機関
型式:D2842LE401
製造所:MAN
逆転減速機
製造所:日立ニコトランスミッション
数量:2台
両舷主機関を次の項目について開放し整備し、別紙1(本船支給)の交換部品を交換し、
復旧する。
本整備は海上保安庁の高速機関整備に関する技術審査に合格した高速ディーゼルエンジン
業者により実施する。
(1)両舷主機関(2Y、4Y整備)
ア 清水冷却器(補給口キャップ、ベース交換)
イ 海水ポンプ、ビルジポンプ(左舷主機のみ)
ウ 空気冷却器整備
(ヒーター絶縁抵抗計測・ヒューズボックス内ヒューズ・リレー等点検除く)
エ 清水冷却器整備 (サーモスタット目視確点検含む)
オ 清水冷却水注排水作業(冷却清水適法処分を含む)
カ 始動電動機整備
キ 排気タービン整備
ク Vベルト交換
ケ 逆転減速機弾性接手目視点検
コ 逆転減速機潤滑油冷却器整備
(2)復旧後、火入れ、準備等を行い、乗員が操縦する係留運転及び海上試運転に立会う。
(3)各試験及び計測について、報告書2部(1部本部、1部本船)を作成し提出する。
2 軸系
プロペラ 型式:3 翼 FPP 製造所:かもめプロペラ 直径:770φ 数量:2個
プロペラ軸 直径:83φ 長さ:5044 材質:SP-1(1種軸) 数量:2軸
(1)プロペラ 両舷
清掃、バフ仕上げを行う。
(2)プロペラ軸(清掃バフ仕上げを含む) 両舷
清掃する。
(3)アルミニウム合金陽極取替え
交換部品(本船支給)
ア アルミニウム合金陽極 125φ×60φ×143L 2個
イ パッキン 125φ×18φ×2t 2枚
(4)計測{記録表2部(1部本船渡し)提出}
ア 張出軸受、中間軸受間隙計測(軸抜出し前後)
イ プロペラ軸トルク計測(上架前、下架後、クラッチ中立)
ウ プロペラキャビテーション計測、写真撮影(全翼の前後進面)
(5)防汚措置
清掃後のプロペラ及びプロペラ軸に防汚塗料(ベルボトムプロペラ用セット
相当品1組 /軸)2組を、塗装する。
塗装要領は、塗料添付使用説明書によること。
(6)海上試運転立会い等
主機換装の係留運転及び海上試運転にて良態を確認する。
報告書 2 部(1 部本船、1 部本部)作成し提出する。
3 ビルジポンプ
清掃、点検、手入れ、効力試験を受検する。
(左舷主機付ビルジポンプ及び手動ウィング式ビルジポンプ)
4 船底弁
次の船底弁を取外し、開放、清掃、摺合せ、受検、グランドパッキン及びフランジパッキンを
取替え、復旧する。
報告書 2 部(1 部本船、1 部本部)作成し提出する。
なお、隣接配管の取り外し、復旧を含む。
名称 サイズ 数量
主機関用 10K-80A 2個
非常用(主機関用) 10K-80A 1個
消防ポンプ用 10K-125A 1個
補機用 (アングル弁 ) 5K-25A 1個
便所用 (アングル弁 ) 5K-25A 1個
船尾管軸受用 (玉形弁 ) 5K-15A 2個
5 燃料油タンク
燃料タンク液面計を取外し、交換し復旧し良態を確認する。
報告書 2 部(1 部本船、1 部本部)作成し提出する。
燃料タンク:1,350 ㍑×2個
液面計 型式:G31216-313 メーカ:金子産業
付帯:残油約 600 ㍑の陸揚げ、保管、積込み及びマンホールパッキンを取替える。
交換部品
品名 規格 数量
耐油性マンホールパッキン D600 2枚(請負造船所手配)
シーフレックスマリンゲージ G31216-313 2式(本船支給、液面計)
6 効力試験
効力試験を受検する (操作は乗員 )。
なお、両舷主機関は運転時間が短いため、稼働時間の短い船舶の機関の検査を申請し、効
力試験にて受検する。
(1)主機関
(2)燃料タンク非常用遮断弁
(3)その他指示のあった事項
7 受検記録
本仕様に基づく機関部及び電気部の受検、計測記録及び整備報告書(写真含む)等は、
取りまとめのうえ製本したファイル2部(1部本船渡し)、製本したファイルをPDF
へ変換した電子データディスク2部(1部本船渡し)を速やかに提出する。
PDF電子データは船体部等とまとめてデータディスク1枚とする。
本仕様に関する船舶検査証書等の変更箇所の写し等の提出を含む。
交換部品表
主機関2Y、4Y整備部品(MAN D2842LE401) 別紙1
番号 部品名称 部品番号 単位 数量 新部品番号 備考
1 補給口取付パッキン 028-W10-70698 個 4 清水クーラーキャップ
2 補給口取付ベース 51.06111-6006 個 2 清水クーラーキャップ
3 補給口蓋 51.97141-0022 個 2 清水クーラーキャップ
4 圧力弁取付ベース 51.06111-5003 個 2 清水クーラーキャップ
5 レリーフバルブ 51.97141-0020 個 2 清水クーラーキャップ
6 海水ポンプ出入口パッキン 51.96601-0484 個 3 右舷海水ポンプ
7 海水ポンプ取付パッキン 51.06901-0124 個 1 右舷海水ポンプ
8 海水ポンプカバパッキン 50.06901-0098 個 1 右舷海水ポンプ
9 海水ポンプカバー 51.06512-0035 個 1 右舷海水ポンプ
10 羽根車(海水ポンプ) 50.06506-0073 個 1 右舷海水ポンプ
11 メカニカルシール 50.06520-0061 個 1 右舷海水ポンプ
12 オイルシール 50.96501-0426 個 1 右舷海水ポンプ
13 油逃がし板 50.90720-0149 個 1 右舷海水ポンプ
14 軸受 06.31480-7675 個 1 右舷海水ポンプ
15 海水ポンプ偏心リング 51.06501-0245 個 1 右舷海水ポンプ
16 海水ポンプ摩耗防止プレート 50.06520-0062 個 1 右舷海水ポンプ
17 海水ポンプ用サークリップ 50.90815-0027 個 1 右舷海水ポンプ
18 海水ポンプ用サークリップ 50.90815-0028 個 1 右舷海水ポンプ
19 海水ポンプ出入口パッキン 51.96601-0484 個 3 左舷海水ポンプ
20 海水ポンプ取付パッキン 51.06901-0124 個 1 左舷海水ポンプ
21 海水ポンプカバーパッキン 50.06901-0098 個 1 左舷海水ポンプ
22 パッキン 50.06901-0100 個 1 左舷海水ポンプ
23 海水ポンプ仕切板 50.90710-0297 個 1 左舷海水ポンプ
24 羽根車(海水ポンプ) 50.06506-0073 個 1 左舷海水ポンプ
25 メカニカルシール 50.06520-0061 個 1 左舷海水ポンプ
26 オイルシール 50.96501-0426 個 1 左舷海水ポンプ
27 油逃がし板 50.90720-0149 個 1 左舷海水ポンプ
28 軸受 06.31480-7675 個 1 左舷海水ポンプ
29 海水ポンプ偏心リング 51.06501-0245 個 1 左舷海水ポンプ
30 海水ポンプ摩耗防止プレート 50.06520-0062 個 1 左舷海水ポンプ
31 羽根車(ビルジポンプ) 50.06506-0091 個 1 左舷海水ポンプ
32 ビルジポンプ偏心リング 51.06501-0244 個 1 左舷海水ポンプ
33 ビルジポンプ摩耗防止プレート 50.06520-0063 個 1 左舷海水ポンプ
34 海水ポンプ用サークリップ 50.90815-0027 個 1 左舷海水ポンプ
35 海水ポンプ用サークリップ 50.90815-0028 個 1 左舷海水ポンプ
36 インタクーラー側蓋パッキン 81.09905-0002 個 4 インタークーラー
37 インタクーラーエア側パッキン 51.09904-0024 個 4 51.09904-0011 インタークーラー
38 O-リングφ74×5 06.56936-2733 個 8 インタークーラー
39 O-リングφ63×2.5 06.56936-2479 個 4 インタークーラー
40 締め付けバンド 51.97445-0033 個 4 インタークーラー
41 吸気管用パッキン 51.08902-0128 個 4 インタークーラー
42 ゴムホース 51.96330-0395 個 2 インタークーラー
43 ホースクリップ 06.67223-5070 個 4 インタークーラー
44 O-リングφ185×5 06.56930-4388 個 8 清水クーラー
45 パッキン 51.96601-0482 個 2 清水クーラー
46 パッキン 51.96601-0484 個 2 清水クーラー
47 O-リングφ74×5 06.56936-2733 個 6 清水クーラー
48 O-リングφ46×3-NBR 06.56930-2107 個 2 清水クーラー
49 サーモスタットパッキン 51.06901-0108 個 6 サーモスタット
50 サーモスタットO-リング 06.56341-2122 個 6 サーモスタット
51 軸受 81.93401-0013 個 2 セルモーター
52 圧締バネ 81.97602-0320 個 2 セルモーター
53 O-リング 81.96501-0472 個 2 セルモーター
54 カーボンブラシセット 81.25921-6051 個 2 セルモーター
55 ブッシュ 81.93020-0427 個 2 セルモーター
56 ニードル軸受 81.26215-6009 個 2 セルモーター
57 軸シール 81.96501-0575 個 2 セルモーター
58 圧縮バネ 81.97601-0659 個 2 セルモーター
59 カーボンブラシセット(短)36×12×20 81.25921-6058 個 2 セルモーター
60 排気タービンパーツキット 51.09399-6022 式 4 5334-711-0000 排気タービン
61 パッキン 26×52.5×11×1.5 51.96601-0383 個 4 排気タービン
62 パッキン 12×38×11×1 51.96601-0386 個 4 排気タービン
63 パッキン 06.56254-6302 個 4 排気タービン
64 パッキン 26×48×1.0 06.56254-2203 個 4 排気タービン
65 O-リングφ88×5 51.96501-0092 個 4 06.56930-3036 排気タービン
66 O-リング N048004030 個 8 G/MLO冷却器
67 O-リング N048002035 個 16 G/MLO冷却器
68 保護亜鉛 1-55034 個 16 G/MLO冷却器
69 蓋パッキン 3-49556 個 2 G/MLO冷却器
70 パッキン 3-35818-A 個 2 G/MLO冷却器
71 O-リング N048004027 個 14 G/MLO冷却器
72 O-リング N048004034 個 2 G/MLO冷却器
73 海水出入口パッキン 028-G04-70548 個 4 G/MLO冷却器
74 池貝スーパークーラント 6ZSUPER-COOLANT 個 4 クーラント
75 Vベルト(清水ポンプ) 51.96820-0286 個 2 Vベルト
76 左舷機Vベルト(機付き発電機) 51.96820-0286 個 1 Vベルト
77 操舵ポンプVベルト 5V-560 個 2 Vベルト
78 座金(右舷機消防ポンプ用) PFH-265-4 個 8 Vベルト
79 以下余白
80
81
82
83
84
85
第四章 電気部
1 電線
電気機器及び電路の絶縁抵抗を測定し受検する。
なお、露出金属部及び金属被覆の接地確認を含む。
{記録表2部(1部本船渡し)提出}
第五章 計器部
1 磁気コンパス
要目:天井取付式船用磁気コンパス 大阪布谷精器製 OH-150 型
(1 ) 自差修正を行う。
(2 ) 自差修正表2部(1部本船渡し)提出する。
2 汽笛回転装置
電子汽笛回転装置 (三信船舶電具製STU-201H型 )について、回転動作の過負荷調
査のため、回転装置のケースを開放しウォームホイール軸、モーター、ギヤー、配線を調
査し、第一管区海上保安本部へ速報する。
3 GPSプロッタ
GPSプロッタ (古野電気製PS -8000MARK2 -2SH型 )について、GPS信号
をサテライトコンパス (古野電気製SC -50型 )より信号を得るため、次の調査を行い第
一管区海上保安本部へ速報する。
(1 ) 別紙を参照し、サテライトコンパスSC -50型演算部の取付位置を確認し、GPS
プロッタPS8000Mk2までの必要結線を調査する。
(2 ) その他、信号入力に必要なプログラム更新について確認する。
サテライトコンパスで受信しているGPS信号をプロッタを通して各機器へ分配する際の調査を行うこと。
サテライトコンパスSC-50演算部
プロッタPS8000Mk2
サテライコンパス~プロッターを電路を結線予定
GPS情報をサテライトコンパスより取得する工事について
サテライトコンパスのGPS信号をプロッタのNMEAコネクタへ配線する。プロッタPS8000
Mk2結線図
別紙
注意:他船での実施例 注意:他船での実施例 注意:他船での実施例