48
平成27年度 沖縄地方渋滞対策推進協議会 日:平成27年10月22日(木) 間: 10:00 11:45 所:沖縄総合事務局 F 災害対策室 ABC 1.開 2.会長挨拶 沖縄総合事務局 企画調整官 3.委員紹介(名簿) 4.議 「沖縄地方における渋滞対策の進め方について」 (1)開催の趣旨、これまでの経緯(説明) (2)最新データによる主要渋滞箇所のモニタリング(報告) (3)渋滞対策の基本方針について(説明) (4)今後の対策の進め方について(報告・議論) (5)その他 5.閉 =配布資料= ○議事次第 (資料-1) ○名簿、座席表 (資料-2、3) ○議事資料 (資料-4~8) ○参考資料 (参考) ○協議会規約 (参考) 資料-1 1

平成27年度 沖縄地方渋滞対策推進協議会 · 第1回沖縄地方渋滞対策推進協議会. h24.7. 第2回沖縄地方渋滞対策推進協議会幹事会. h24.12. 第3回沖縄地方渋滞対策推進協議会幹事会

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Page 1: 平成27年度 沖縄地方渋滞対策推進協議会 · 第1回沖縄地方渋滞対策推進協議会. h24.7. 第2回沖縄地方渋滞対策推進協議会幹事会. h24.12. 第3回沖縄地方渋滞対策推進協議会幹事会

平成27年度 沖縄地方渋滞対策推進協議会

開 催 日:平成27年10月22日(木)

時 間: 10:00 ~ 11:45

場 所:沖縄総合事務局 2F 災害対策室ABC

議 事 次 第

1.開 会

2.会長挨拶 沖縄総合事務局 企画調整官

3.委員紹介(名簿)

4.議 事 「沖縄地方における渋滞対策の進め方について」

(1)開催の趣旨、これまでの経緯(説明)

(2)最新データによる主要渋滞箇所のモニタリング(報告)

(3)渋滞対策の基本方針について(説明)

(4)今後の対策の進め方について(報告・議論)

(5)その他

5.閉 会

=配布資料=

○議事次第 (資料-1)

○名簿、座席表 (資料-2、3)

○議事資料 (資料-4~8)

○参考資料 (参考)

○協議会規約 (参考)

資料-1

1

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役 職 氏 名 備考

◎ 沖縄総合事務局開発建設部 企画調整官 髙井 嘉親

道路建設課長 崎間 斉

道路管理課長 高良 哲治

建設行政課長 近藤 正人

建設産業・地方整備課長 豊見山 秀樹

南部国道事務所長 上原 重賢

北部国道事務所長 喜舍場 正秀

       〃   運輸部 企画室長 成田 佳奈子

沖縄県企画部 交通政策課長 真栄里 嘉孝

  〃 土木建築部 土木整備統括監 伊禮 年男

  〃 土木建築部 道路街路課長 上原 国定

  〃 土木建築部 道路管理課長 古堅 孝

  〃 土木建築部 都市計画・モノレール課長 宜保 勝

沖縄県南部土木事務所 所長 嶺井 秋夫

  〃 中部土木事務所 所長 嘉手納 良文

  〃 北部土木事務所 所長 田原 武文

沖縄県警察本部交通部交通規制課 交通規制課長 與儀 淳

西日本高速道路㈱九州支社沖縄高速道路事務所

所長 塚本 國弘

那覇市都市計画部 部長 兼次 俊正 代理:副部長 城間 悟

所 属

沖縄地方渋滞対策推進協議会名簿

資料-2

2

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沖縄総合事務局 2階 災害対策室ABC

オブザー

バー

オブザー

バー

沖縄地方渋滞対策推進協議会配席図

オブザーバー オブザーバー オブザーバー オブザーバー

オブザー

バー

オブザー

バー沖

縄総合事務局

開発建設部

 道路管理課長

沖縄総合事務局

開発建設部

 企画調整官

沖縄総合事務局

開発建設部

 道路建設課長

沖縄総合事務局

開発建設部

 建設行政課長

オブザー

バー

オブザー

バー

沖縄総合事務局開発建設部 建設産業・地方整備課長

沖縄県土木建築部 土木整備統括監

オブザー

バー

沖縄総合事務局開発建設部 南部国道事務所長

沖縄県土木建築部 道路街路課長

オブザー

バー

沖縄総合事務局開発建設部 北部国道事務所長

沖縄県土木建築部 道路管理課長

事務局

沖縄総合事務局運輸部 企画室長

沖縄県土木建築部 都市計画・モノレール課長

オブザー

バー

沖縄県警察本部交通部 交通規制課長

沖縄県企画部 交通政策課長

スクリーン

事務局

西日本高速道路株式会社九州支社沖縄高速道路事務所長

沖縄県土木建築部 南部土木事務所長

オブザー

バー

沖縄県土木建築部 中部土木事務所長

那覇市都市計画部長

沖縄県土木建築部 北部土木事務所長

入口

資料-3

事務局

3

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沖縄総合事務局

沖縄地方の厳しい道路交通渋滞の状況に鑑み、当該地域における渋滞緩和・解消を図るために、関係者が協力し、渋滞の改善についての方策を検討し 、渋滞等にかかる総合的な改善の推進を図る。

■渋滞対策推進協議会の目的・主旨

渋滞対策推進協議会の目的 開催の趣旨、これまでの経緯

〇主要渋滞箇所の渋滞要因について報告 〇渋滞対策の基本方針について議論

⇒主要渋滞箇所ごとの対応方針を検討していく上での考え方⇒道路を「賢く使う」視点での対策(TDM・賢く使う)も検討していく

■前回協議会で議論した内容

※沖縄本島を3エリアに分け、南部・中部・北部でWGを開催

沖縄総合事務局(道路建設課、道路管理課、 北部国道事務所)沖縄県(道路街路課、北部土木事務 所)

県警察本部、NEXCO西日本国頭村、大宜味村、東村、

名護市、今帰仁村、本部町、宜野座村、金武町、恩納村

沖縄総合事務局(道路建設課、道路管理課、 北部国道事務所、南部国道 事務所)沖縄県(道路街路課、中部土木事務 所)

県警察本部、NEXCO西日本うるま市、沖縄市、北中城村

沖縄総合事務局(道路建設課、道路管理課、 南部国道事務所)沖縄県(道路街路課、南部土木事務

所、中部土木事務所)

県警察本部、NEXCO西日本読谷村、嘉手納町、北谷町宜野湾市、中城村、浦添市西原町、那覇市、与那原町南風原町、豊見城市南城市、八重瀬町、糸満市

沖縄総合事務局、沖縄県、県警本部NEXCO西日本、那覇市

南部地域渋滞対策WG 北部地域交通円滑化WG中部地域渋滞対策WG

沖縄地方渋滞対策推進協議会

同幹事会

資料-4

4

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沖縄総合事務局

H27.10 第1回沖縄地方渋滞対策推進協議会

開催の趣旨、これまでの経緯

H24.6 第1回沖縄地方渋滞対策推進協議会

H24.7 第2回沖縄地方渋滞対策推進協議会幹事会

H24.12 第3回沖縄地方渋滞対策推進協議会幹事会

H25.1.23 主要渋滞箇所の公表

H24.11.5~H24.11.18 パブリックコメント

H24年度

H25年度H25.11 各エリアWG(南部・中部・北部)

・最新の渋滞関係データの共有渋滞損失時間、民間プローブ等

・主要渋滞箇所の素案を選定データによる抽出

・主要渋滞箇所の特定パブコメによる抽出を追加

・一般道191箇所(29区間(131箇所)、60箇所) 高速道路7区間

・主要渋滞箇所の対応方針

・各地域の対応方針・渋滞要因の把握・対策検討

H26年度

H26.10 第1回沖縄地方渋滞対策推進協議会 ・主要渋滞箇所の渋滞要因についての報告・今後の渋滞対策の基本方針・最新データによるモニタリング

H26.12 各エリアWG(南部・中部・北部)

本日

H25.7 第1回沖縄地方渋滞対策推進協議会

・各地域における渋滞対策の基本方針※中部・北部については、持ち回り説明で対応

H27年度

資料-4

5

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沖縄総合事務局

〇最新データによる主要渋滞箇所モニタリングの報告 ⇒主要渋滞箇所の旅行速度の状況を説明

〇渋滞対策の基本方針について説明 ⇒渋滞対策の基本方針を提示

○今後の対策の進め方について報告・議論⇒具体的な主要渋滞箇所における検討手法等の提示

※那覇都市圏については、平日混雑時平均旅行速度の「全国ワースト1脱却を 目指す!」

○2環状7放射道路の定義及び路線の再確認について⇒2環状(中央環状・外郭環状)・7放射(放射道路)

■ご意見・ご確認いただきたい事項

今回、議論する内容

開催の趣旨、これまでの経緯

資料-4

6

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沖縄総合事務局(参考)抽出した主要渋滞箇所

N

区間番号

区間名 箇所名 管理区分

1_白銀橋(東) 国2_大北5丁目 国3_大西(西) 県4_白銀橋(西) 県1_大中 県2_無名(県立北部病院前) 県3_大中(南) 県4_城十字路 県5_城1丁目 国

1 白銀橋(東) ~ 白銀橋(西)

2 大中 ~ 城1丁目

【区間整理】

管理区分

1 伊差川(北) 国2 屋部 県3 無名(名護高等学校近く) 市4 東江1丁目 県5 世冨慶 国6 許田IC 国7 無名(キャンプハンセン入口) 国8 恩納 国9 仲泊交差点 国

箇所名

【個別整理】

本部町

名護市

恩納村

金武町

宜野座村

主要渋滞箇所数 集約される区間 箇所数

60箇所

29区間

※131箇所が含まれる

191箇所

資料-4

7

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沖縄総合事務局(参考)抽出した主要渋滞箇所

N 区間番号

区間名 箇所名 管理区分

1_田場 県2_喜屋武 県1_知花 国2_無名(那覇地方裁判所前) 県1_江洲 県2_無名(宮里中学校近く) 県1_比屋根 国2_泡瀬 県3_無名(サンエー泡瀬衣料館前) 県1_石平 国2_第一安谷屋 県3_喜舎場SIC 県4_仲順 県5_無名(有料老人ホーム福徳長寿荘近く) 県6_渡口 国2_第一安谷屋 県2_無名(北中城IC出入口) 県

7 比屋根 ~ 無名(サンエー泡瀬衣料館前)

8 石平 ~ 渡口

9 第一安谷屋 ~ 無名(北中城IC出入口)

4 田場 ~ 喜屋武

5 知花 ~ 無名(那覇地方裁判所前)

6 江洲 ~ 無名(宮里中学校近く)

【区間整理】

管理区分

10 東恩納 国11 安慶名 県12 沖縄北IC 国14 平良川 県16 赤道 県17 無名(りゅうせきエネルギー店前) 県18 美里 国19 江洲仲原 県20 無名(沖縄税務署前) 県21 コザ十字路 国22 胡屋 国23 沖縄南IC 県24 無名(照屋交差点近く) 国25 屋慶名(西) 県26 無名(高原2丁目) 県27 高原 国28 山里 国29 ライカム 国30 瑞慶覧 国

箇所名

【個別整理】

うるま市

沖縄市

北中城村

資料-4

8

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沖縄総合事務局(参考)抽出した主要渋滞箇所

N 区間番号

区間名 箇所名 管理区分

1_楚辺入口 県2_無名(トリイアパート前) 県1_国体道路入口 国2_謝苅 国3_北谷 国4_伊佐 国5_大謝名 国6_宇地泊 国7_牧港 国8_港川 (旧 港川) 国9_無名(ヤマダ電機浦添店近く) 国10_無名(メイクマン浦添店前) 国11_城間 国12_屋富祖 国13_宮城 国14_仲西 国15_勢理客 国16_安謝 国17_上之屋 国18_泊 国19_泊ふ頭入口 国20_松山 国21_久茂地 国22_泉崎 国23_旭橋 国24_明治橋 国1_無名(宜野湾市役所前) 国2_無名(愛知交番前) 国3_長田 国4_我如古 国1_大謝名 国2_無名(大謝名交差点東側) 県3_無名(真栄原十字路~大謝名) 県4_無名(真栄原交番前) 県5_真栄原 県1_奥間 国2_無名(奥間交差点近く) 国1_上原 県2_無名(西原町上原交差点~中城村南上原) 県1_屋富祖 国2_無名(山城石油前) 県3_大平 国4_安波茶 県5_無名(浦添警察署近く) 県6_西原入口 県7_無名(オキコ近く) 県8_坂田 県9_無名(坂田小学校前) 県1_無名(伊祖公園前) 県2_無名(山城石油前) 県3_無名(琉球銀行浦添ビル近く) 県4_古島(西) 県1_広栄 国2_無名(伊祖トンネル北浦添大橋) 国3_大平 国4_沢岻 国5_古島 国6_真嘉比 県7_おもろまち駅前 県8_安里十字路 県9_安里駅前 県10_無名(マクドナルドひめゆり通り店前) 県11_壷屋 県12_与儀 県13_楚辺 県1_安謝 国2_古島(西) 県3_古島 国4_古島(東) 県5_無名(松島中学校近く) 県6_無名(儀保十字路~古島) 県7_儀保 県8_鳥堀 県9_無名(琉球銀行首里支店近く) 県10_赤田 県11_那覇IC出口 NEXCO12_無名(芸大首里崎山キャンパス近く) 県13_新川 県14_無名(那覇市民体育館前) 県15_上間 国

16 無名(伊祖公園前) ~ 古島(西)

17 広栄 ~ 楚辺

18 安謝 ~ 上間

13 奥間 ~ 無名(奥間交差点近く)

14 上原 ~ 無名(西原町上原交差点~中城村南上原)

15 屋富祖 ~ 無名(坂田小学校前)

10 国体道路入口 ~ 明治橋

11 無名(宜野湾市役所前) ~ 我如古

12 大謝名 ~ 真栄原

3 楚辺入口 ~ 無名(トリイアパート前)

区間番号

区間名 箇所名 管理区分

1_石嶺 県2_無名(かねひで首里平良店前) 県3_平良 県4_儀保 県1_無名(那覇国際高等学校前) 市2_無名(アップルタウン前) 市1_無名(アップルタウン前) 市2_県立博物館前 県3_無名(新都心公園前) 県4_無名(日本銀行那覇支店前) 市1_安里一丁目 県2_安里三差路 県3_安里十字路 県4_無名(琉球銀行大道支店近く) 県5_大道 県6_松川 県1_安里三差路 県2_松尾(東) 県3_県庁北口 県1_安里駅前 県2_寄宮 県3_国場 県4_仲井真 国5_津嘉山 県1_安次嶺 国2_赤嶺 国3_宇栄原 県4_赤嶺(東) 県1_無名(大山歯科医院前) 県2_小禄 県3_無名(ほっともっと豊見城中央店前) 県1_真玉橋(南) 国2_無名(JAおきなわ真玉橋支店前) 県3_高安(北) 県1_名嘉地 国2_名嘉地(北) 県1_豊見城 県2_無名(ローソン豊見城中央病院前店前) 県

28 名嘉地 ~ 名嘉地(北)

29豊見城 ~ 無名(ローソン豊見城中央病院前店前)

25 安次嶺 ~ 赤嶺(東)

26無名(大山歯科医院前) ~ 無名(ほっともっと豊見城中央店前)

27 真玉橋(南) ~ 高安(北)

22 安里一丁目 ~ 松川

23 安里三差路 ~ 県庁北口

24 安里駅前 ~ 津嘉山

19 石嶺 ~ 儀保

20 無名(那覇国際高等学校前) ~ 無名(アップルタウン前)

21無名(アップルタウン前) ~ 無名(日本銀行那覇支店前)

管理区分

13 大湾 国15 嘉手納 国31 無名(サンエーハンビータウン近く) 町32 普天間 国33 無名(ローソン中城登又店前) 県34 海浜公園入り口 国35 無名(長田小学校近く) 県36 無名(浦添市立学校給食浦添共同調理場近く) 県37 無名(西原IC入口) 国38 無名(沖縄総合事務局那覇港湾・空港整備事務所浦添出張所前) 国39 無名(曙小学校近く) 国40 無名(近海郵船物流沖縄地区総代理店近く) 国41 小那覇 国42 久米(南) 県43 無名(伊芸自動車整備工場前) 県44 古波蔵 県45 那覇大橋(東) 国46 山下(南) 県47 与那原 国48 与那覇 国49 上与那原 国50 無名(東浜入口331号側) 国51 兼城 国52 無名(豊見城高校前) 国53 嘉数 国54 南風原南IC 県55 瀬長 国56 豊見城IC 県57 翁長(北) 国58 無名(屋宜原交差点) 県59 阿波根 国60 無名(スタジオビック前) 国

箇所名

【区間整理】 【区間整理】

【個別整理】

読谷村

北谷町

宜野湾市

浦添市

那覇市

豊見城市

嘉手納町

与那原町

西原町

中城村

南城市

糸満市 八重瀬町

南風原町

資料-4

9

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沖縄総合事務局(参考)現状を踏まえた今後の進め方

現状を踏まえた今後の進め方

道路整備によりつながってきた道路ネットワーク、道路空間を有効に活用し、主要渋滞箇所の渋滞を解消し、既存道路のサービスレベル(パフォーマンスレベル)向上を図る。

■現在、提供している主なサービスの状況

①需給バランスにおいて、アンバランスな利用形態(南北の主要幹線道路)

→南北に縦貫する国道58号、同330号、同329号等の主要幹線 道路に交通量が集中し、交通容量の超過により主要渋滞

箇所が多く存在。 →沖縄自動車道は交通容量的に余裕がある。

②那覇都市圏への交通集中→2環状7放射の主要幹線道路の整備が進みつつあるが、

那覇市内への交通集中により平日混雑時平均旅行速度が 全国ワースト1となる約17km/hの状況。

→また、沖縄県の主要渋滞箇所191箇所(一般道)の約62%(119箇所)が那覇都市圏に存在。 ③中部地域における主要幹線道路への交通集中

→沖縄環状線等の幹線道路の整備が進み、交通の分散が図られつつあるが、国道329号、国 道330号といった主要幹線道路に交通が集中。(主要渋滞箇所35箇所の内、14箇所が直轄

国道) ④北部地域における観光渋滞

→海洋博花火大会などイベント開催時や観光シーズンに、国道58号等で渋滞が発生。

ワースト1

混雑

時平

均旅

行速

度(k

m/h

データ:一般車プローブデータ H24.4~H25.3(平日)

資料-4

10

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沖縄総合事務局(参考)道路を賢く使う取り組み

ビッグデータを活用して、交通工学の新体系を確立

機能分化で車は高速道路へ

(3)交通事故

(4)活力低下

(1)時間損失

拠点間を結ぶネットワークの構築

克服すべき課題 課題に対応する主な取組

主要施設と高速道路を極力直結

■目指すべき方向・克服すべき課題と「賢く使う」取組

賢く使う

生活道路の通過交通排除と速度抑制

実容量の不揃いをなくす(科学的なボトルネック対策)

本線料金所を極力なくす

“ETC 2.0” で賢く使うユーザーの優遇と料金所革新

通行止め・車線規制時間を最短化

交通需要マネジメントでネットワークを最適利用

<サプライ・サイド>

<ディマンド・サイド>

ビッグデータを活用して、潜在的な危険箇所を改善

無料の高速道路でも、休憩サービスを提供

賢く容量確保

賢く事故削減

(2) 時間信頼度

円滑

エネルギー効率

安全・安心

地域活力

国際競争力

目指すべき方向

環境・快適

予定通りの時間に到達させる

資料-4

11

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沖縄総合事務局

■最新の旅行速度データを用いた交通状況の整理

・一般車プローブデータを用いて、エリア別・区間別・時間帯別の旅行速度を整理。【使用データ】 最新データ(H27.4~6)と主要渋滞箇所抽出時(H24.4~8)を比較

① H27.4~6 、② H24.4~8 ※一般車プローブデータ = 民間プローブデータ

フローティングカーシステムとは・・・・情報収集機器装着車が実際に走行しながら、その時の走行データ(フローティングカーデータ) を収集し、独自のルート案内などに活かすシステム

【一般車プローブデータの概要】 ・民間企業が独自に会員から収集したフローティングカー情報

<データの特徴> ・実際の走行データであるため、データ取得 路線が多い。

情報集積センター

【一般車プローブデータ 取得範囲イメージ】

フローティングカーデータで情報を集める道路

広い範囲で多くの時間帯のデータ取得が可能

最新データによるモニタリング

資料-5

12

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沖縄総合事務局

■モニタリング結果:全体の状況

最新データによるモニタリング

速度向上速度変化なし・

速度低下計

北部地域 1箇所 17箇所 18箇所

中部地域 2箇所 33箇所 35箇所

南部地域 7箇所 131箇所 138箇所

計 10箇所 181箇所 191箇所

主要渋滞箇所全191箇所中、旅行速度の向上がみられたのは10箇所。その他は旅行速度変化なし、もしくは、旅行速度の低下がみられた。

※速度変化の比較時期 事前:H24.4~8月平日 事後:H27.4~6月平日

【旅行速度の向上がみられる箇所】恩納、沖縄南IC、無名(照屋交差点近

く)、楚辺入口、無名(トリイアパート前)、無名(伊祖公園前)、無名(マクドナルドひめゆり通り店前)、壺屋、与儀、無名(東浜入口331号側)

【旅行速度の低下がみられる主な箇所】

ライカム、サンエーハンビータウン近く(北谷町)、第一安谷屋(北中城村)、 江洲(うるま市)、

那覇港湾・空港整備事務所浦添出張所前(那覇市)

資料-5

旅行速度の変化については、道路の供用、交差点改良、又は大規模集客施設の出店等、様々な要因が考えられるが、詳細が不明なため、各エリアWGにて要因分析の検証を行い、今後の渋滞対策の取り組みに生かすこととする。⇒旅行速度向上箇所については、特定解除に向けて整理を行う。 13

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沖縄総合事務局

北部地域は、名護市の中心部で旅行速度がやや悪化している

最新データによるモニタリング

■全体の状況;北部エリアの状況

<一般車プローブデータによる面的な旅行速度の変化(北部)※道路交通調査対象路線のみ>

H24.4~H24.8_平日 (朝ピーク)

H27.4~H27.6_平日 (朝ピーク)

データ:一般車プローブデータ

■:10km/h未満■:10~20km/h■:20~30km/h■:30~40km/h■:40~50km/h■:50km/h以上

■:10km/h未満■:10~20km/h■:20~30km/h■:30~40km/h■:40~50km/h■:50km/h以上

・面的な旅行速度(道路交通調査対象路線)で見ると、名護市中心部はやや旅行速度が低下傾向にある。

資料-5

14

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沖縄総合事務局最新データによるモニタリング

■全体の状況;中部・南部エリアの状況

<一般車プローブデータによる面的な旅行速度の変化(中部地域、南部地域)※道路交通調査対象路線のみ>

H24.4~H24.8_平日 (朝ピーク)

H27.4~H27.6_平日 (朝ピーク)

中部地域は、主要路線を中心に旅行速度がやや悪化している

南部地域は、那覇都市圏の中心部で旅行速度が悪化している

データ:一般車プローブデータ

■:10km/h未満■:10~20km/h■:20~30km/h■:30~40km/h■:40~50km/h■:50km/h以上

■:10km/h未満■:10~20km/h■:20~30km/h■:30~40km/h■:40~50km/h■:50km/h以上

・面的な旅行速度(道路交通調査対象路線)で見ると、うるま市中心部・沖縄市・那覇中心部はやや旅行速度が低下傾向にある。

資料-5

15

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沖縄総合事務局最新データによるモニタリング

■全体の状況;那覇市における混雑時旅行速度

・那覇市の平日混雑時平均旅行速度は全国ワースト1となる約17km/hの状況(H26年渋滞対策協議会資料)。

【昨年度渋対協資料】

ワースト1

平日混雑時平均旅行速度(km

/h)

データ:一般車プローブデータ H24.4~H25.3(平日)

・最新データによる那覇市の平日混雑時平均旅行速度はH24年度より低下し、15.9km/hとなっている。

【最新データによる平日混雑時平均旅行速度】

0

5

10

15

20

H24年度 H26年度

16.9 15.9 ○用いたデータ⇒旅行速度データ様式V-2 (交通調査基本区間単位月別平休別時間帯別旅行時

間データ)⇒交通調査基本区間単位のバージョンは、H24.04版⇒H26.4~H27.3のデータを使用

○算定手順⇒取得できたデータのみを用い、那覇市及び各政令市ごとに総旅行時間と総取得

延長を算定し、平均旅行速度を算出した。⇒時間帯は、朝・夕ピーク時(7時台、8時台、17時台、18時台の4時間帯)とした。⇒対象とした区間は一般道路。一般道路は、道路種別が3以上かつ管理区分が3以

下かつ高規格幹線道路の別が0の区間とした。⇒平日のみを使用した。⇒年平均は、月別の総旅行時間と総取得延長を年度分合計して、算定した。

<参考>混雑時平均旅行速度算定について

速度低下

平日混

雑時

平均

旅行

速度

(km

/h)

資料-5

16

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沖縄総合事務局

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000

H240

4H2

405

H240

6H2

407

H240

8H2

409

H241

0H2

411

H241

2H2

501

H250

2H2

503

H250

4H2

505

H250

6H2

507

H250

8H2

509

H251

0H2

511

H251

2H2

601

H260

2H2

603

H260

4H2

605

H260

6H2

607

H260

8H2

609

H261

0H2

611

H261

2H2

701

H270

2H2

703

H270

4H2

705

H270

6

H24.4~H24.8平日

H27.4~H27.6平日

増減率

直轄 10110010 伊武部 16,015 17,198 107%直轄 10110040 漢那 11,557 11,319 98%直轄 10110020 仲泊 26,957 27,368 102%直轄 10110051 伊波 19,887 21,660 109%直轄 10110030 真志喜 62,733 63,630 101%直轄 10110031 宜野湾BP 30,333 35,158 116%直轄 10110060 久場 32,041 36,182 113%直轄 10110070 小禄 32,385 32,946 102%直轄 10110080 潮平 18,705 20,140 108%直轄 10110090 金良 34,094 40,791 120%

地点名常時観測点

コード直轄・県警

【平均交通量】

最新データによるモニタリング

■全体の状況;交通量の推移

<常時観測点における交通量の変化>

データ:トラカンデータ(H24.4~H24.8、H27.4~H27.6)

交通量が平均で約8%増加。

:直轄トラカン:県警トラカン:廃止トラカン

<トラカン設置位置>

・常時観測地点(直轄国道)の交通量は、平均で約8%増加している。

交通量は増加傾向(H24.4⇒H27.6で124%)

<金良トラカンの月平均交通量(平日)の推移(H24.4~H27.6)>

平均

の断

面交

通量

(台

/日)

資料-5

17

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沖縄総合事務局

0.80

0.85

0.90

0.95

1.00

1.05

1.10

H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26

沖縄全県 本島内 南部国道管内

北部国道管内 離島

0

200,000

400,000

600,000

800,000

1,000,000

1,200,000

H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26

沖縄全県 本島内 南部国道管内 北部国道管内 離島

最新データによるモニタリング

■全体の状況;自動車保有台数の推移

<自動車保有台数(全車種)>

保有台数(台)

単位:台

(増減率)

◆保有台数(全車種)の推移

資料:沖縄県統計年鑑

◆保有台数(全車種)の推移(増減率)

※H24を1.00とする。

H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26

沖縄全県 862,622 887,278 912,504 917,730 921,507 929,854 944,859 958,764 975,327 993,171 1,019,617

本島内 771,143 792,699 814,679 820,611 824,378 832,428 845,804 858,315 873,604 890,572 913,973

南部国道管内 605,673 621,819 639,253 645,613 649,783 657,151 667,558 677,844 690,238 703,931 723,035

北部国道管内 165,470 170,880 175,426 174,998 174,595 175,277 178,246 180,471 183,366 186,641 190,938

離島 91,479 94,579 97,825 97,119 97,129 97,426 99,055 100,449 101,723 102,599 105,644

H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26

沖縄全県 0.88 0.91 0.94 0.94 0.94 0.95 0.97 0.98 1.00 1.02 1.05

本島内 0.88 0.91 0.93 0.94 0.94 0.95 0.97 0.98 1.00 1.02 1.05

南部国道管内 0.88 0.90 0.93 0.94 0.94 0.95 0.97 0.98 1.00 1.02 1.05

北部国道管内 0.90 0.93 0.96 0.95 0.95 0.96 0.97 0.98 1.00 1.02 1.04

離島 0.90 0.93 0.96 0.95 0.95 0.96 0.97 0.99 1.00 1.01 1.04

増加傾向増加傾向

・県内の自動車保有台数は年々増加しており、主要渋滞箇所抽出時(H24)に対して、5%程度増加している。

※H24を1.00とする。

資料-5

18

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沖縄総合事務局

拡大図

7時

8時

9時

10時

11時

12時

13時

14時

15時

16時

17時

18時

28.4 36.0 29.2 10.0 9.7 18.2 7.7 11.6 16.3 15.4 20.1 17.7

27.6 18.7 6.3 3.1 10.1 10.1 7.8 3.8 11.3 5.5 7.4 12.6

11.7 28.3 13.6 3.8 30.8 16.2 26.7 17.2 103.9 24.7 52.5 8.7

9.1 8.5 8.7 24.8 10.0 20.3 7.5 6.3 18.1 12.7 13.5 5.6

31.7 29.6 25.4 28.7 29.4 19.6 26.8 26.5 23.9 23.4 15.7 16.0

21.6 17.6 24.3 21.4 19.7 17.2 21.7 17.1 13.2 11.2 11.2 9.2

24.6 18.5 17.7 21.3 27.5 26.6 19.9 18.2 16.0 16.9 13.8 11.8

20.2 15.2 16.6 19.2 17.9 20.1 19.6 15.3 11.4 11.9 12.5 12.4

10.8 8.5 10.4 8.7 10.0 8.8 7.5 9.6 6.9 8.1 7.1 8.1

24.0 17.1 27.4 29.5 20.8 27.5 25.6 25.2 26.6 24.0 23.0 16.7

14.9 10.9 10.1 11.1 10.5 14.5 11.5 9.8 15.3 10.9 11.1 11.5

7.6 6.6 14.0 22.1 11.5 14.3 12.9 15.3 18.2 14.7 20.8 11.4

11.1 7.6 16.5 14.9 16.6 17.9 19.6 14.5 13.9 13.4 13.8 15.3

7時

8時

9時

10時

11時

12時

13時

14時

15時

16時

17時

18時

21.8 21.4 26.2 48.0 46.0 29.2 36.3 13.0 30.0 10.6 28.3 20.4

40.5 63.1 46.0 48.6 47.6 50.3 38.5 47.0 47.3 37.3 26.3 27.8

16.9 18.7 16.7 18.7 17.0 22.0 14.0 13.3 18.7 13.5 11.5 10.7

21.4 21.2 14.2 16.6 21.3 17.7 23.9 20.8 22.5 16.7 19.1 14.9

22.5 19.4 17.9 16.3 18.4 15.0 18.7 17.6 15.1 17.1 14.7 13.7

21.1 17.6 19.0 19.6 18.6 18.4 18.4 18.1 15.8 18.2 13.7 14.9

26.7 22.3 26.7 26.2 25.2 24.0 27.1 22.9 26.1 24.2 20.3 15.1

22.1 15.0 12.1 14.2 14.9 16.7 11.5 12.8 14.2 11.9 12.0 10.8

18.9 15.0 18.5 18.4 20.6 23.5 18.7 13.0 12.2 16.6 13.4 12.4

10.7 13.2 6.5 11.0 10.2 15.9 11.9 6.3 3.6 10.2 6.1 9.8

11.5 12.1 11.3 15.1 18.0 12.7 18.9 14.1 12.4 15.4 9.6 8.5

7時

8時

9時

10時

11時

12時

13時

14時

15時

16時

17時

18時

-6.2 -10.9 -1.3 7.6 9.4 6.0 15.9 8.0 0.8 8.2 1.9 6.4

-10.6 -0.9 7.4 10.2 3.1 1.1 0.1 5.7 -1.2 8.1 2.7 0.4

4.9 16.9 -6.2 23.0 -10.5 -6.9 -20.9 -10.0 -97.2 -10.8 -46.3 4.0

0.3 -0.6 -1.4 -16.3 -1.8 -11.9 2.6 0.8 -8.5 -3.5 -5.4 2.9

-0.5 -2.7 4.3 0.5 -4.1 7.4 0.6 -0.6 7.1 1.4 6.5 0.1

10.6 7.8 5.3 7.7 5.5 9.9 2.9 9.1 14.0 8.2 4.3 2.2

7.3 8.3 10.3 3.5 -3.1 0.6 4.8 6.4 7.8 0.1 -1.4 -0.8

3.6 1.0 2.3 -4.5 -1.3 1.6 -2.5 -1.9 1.8 0.6 -0.6 -0.6

-1.5 -2.3 -2.3 -0.3 -0.3 0.2 0.5 -1.6 0.3 -0.2 0.7 -0.3

-0.5 8.1 -1.4 -2.8 8.5 3.8 1.0 0.2 -4.1 -3.9 -3.2 3.7

-1.4 2.5 1.0 0.2 2.0 -2.0 0.8 1.4 -4.7 -0.2 -1.2 0.0

17.7 26.3 9.4 3.2 13.9 12.3 14.5 4.3 12.8 15.7 10.7 22.8

1.1 1.4 -0.4 2.7 0.3 0.8 -3.5 -0.2 -0.1 0.6 0.2 -1.5

7時

8時

9時

10時

11時

12時

13時

14時

15時

16時

17時

18時

-15.0 -13.9 -15.7 -37.1 -34.5 -18.0 -25.7 -2.9 -20.6 -0.5 -21.1 -13.3

-0.8 -27.7 0.0 0.0 0.0 0.0 12.4 0.0 0.0 6.6 -1.0 -6.2

-1.4 -4.6 -1.7 -3.8 -1.1 -4.9 2.0 1.6 -3.2 0.9 0.9 -0.1

3.5 1.5 10.7 10.6 7.4 13.1 -1.1 5.2 4.0 4.3 0.6 4.0

-10.6 -8.5 -3.7 -1.9 -3.1 0.5 -3.5 -4.1 -1.0 -3.0 -2.3 -3.9

-5.2 0.0 1.4 3.4 2.1 4.3 3.1 1.0 3.1 -0.2 2.8 -2.8

-7.8 0.5 0.6 5.8 6.3 3.5 0.8 3.1 3.0 4.0 1.9 -0.3

-8.1 -1.3 1.6 1.4 0.5 -1.5 2.9 -0.4 -1.8 1.5 -0.1 -1.1

-2.9 -0.3 0.1 5.0 3.7 1.9 1.8 5.0 5.8 2.5 2.4 0.6

16.7 12.9 20.9 22.9 21.5 7.5 13.5 17.4 25.4 20.7 21.2 14.5

1.4 -0.5 0.7 1.7 -0.2 5.7 -3.2 -1.6 1.1 -0.3 2.8 1.2

最新データによるモニタリング

■個別箇所の状況①;国道330号 (みなし右折の設置により、旅行速度が向上)

国道330号 ひめゆり通り

那覇市 なはし

位置図

安里十字路

栄町

無名 (マクドナルド

ひめゆり

通り店前)

壷屋

与儀

楚辺

安里十字路

栄町

壷屋

与儀

楚辺

安里十字路

栄町

壷屋

与儀

楚辺

資料:一般車プローブデータ(平成24年4月~8月平日、平成27年4月~6月平日)

無名 (マクドナルド

ひめゆり

通り店前)

対策前の車線構成 対策後の車線構成

対策前の交通状況 対策後の交通状況 対策前後の比較結果

対策前

対策後 第1車線走行車両と右折待ち車両の間隔が広くなった

第1車線走行車両と右折待ち車両の間隔が狭い

国道330号 ひめゆり通り 安里十字路

与儀 那覇 IC

那覇 空港

対策効果と想定される速度向上

:対策実施箇所 :対策実施箇所 :対策実施箇所

対策実施箇所

右折待ち車両

右折待ち車両

10km/h以上改善

5~10km/h改善

0km/h~5km/h改善

0km/h~5km/h悪化

5km/h~10km/h悪化

10km/h以下悪化

10km/h未満

10~20km/h

20~30km/h

30~40km/h

40km/h以上

データなし

7時

8時

9時

10時

11時

12時

13時

14時

15時

16時

17時

18時

22.2 25.0 27.9 17.6 19.2 24.2 23.6 19.6 17.1 23.5 22.0 24.1

16.9 17.8 13.7 13.3 13.2 11.2 7.9 9.5 10.1 13.6 10.2 13.0

16.6 45.2 7.3 26.7 20.2 9.2 5.7 7.2 6.7 13.9 6.2 12.7

9.4 8.0 7.3 8.4 8.2 8.4 10.1 7.1 9.6 9.2 8.1 8.5

31.2 26.9 29.7 29.3 25.4 27.0 27.4 26.0 31.0 24.8 22.2 16.1

32.2 25.4 29.5 29.1 25.2 27.2 24.7 26.2 27.2 19.4 15.5 11.5

31.9 26.9 28.0 24.8 24.5 27.2 24.7 24.7 23.9 17.0 12.4 10.9

23.8 16.2 18.9 14.7 16.6 21.7 17.1 13.4 13.3 12.6 11.9 11.8

9.3 6.2 8.1 8.4 9.6 9.0 8.0 8.0 7.2 7.9 7.7 7.7

23.5 25.3 26.0 26.6 29.3 31.3 26.6 25.3 22.5 20.2 19.8 20.4

13.5 13.4 11.1 11.4 12.5 12.5 12.3 11.2 10.7 10.7 9.9 11.5

25.2 32.9 23.3 25.3 25.4 26.6 27.4 19.6 31.0 30.4 31.4 34.2

12.2 9.0 16.1 17.6 16.9 18.8 16.1 14.2 13.8 14.0 13.9 13.8

7時

8時

9時

10時

11時

12時

13時

14時

15時

16時

17時

18時

6.9 7.6 10.5 10.9 11.5 11.2 10.6 10.1 9.4 10.1 7.3 7.2

39.7 35.4 48.4 50.6 53.6 50.6 50.9 46.3 45.7 43.9 25.3 21.7

15.5 14.0 14.9 14.8 15.9 17.1 16.0 14.9 15.5 14.4 12.4 10.6

24.8 22.6 24.9 27.2 28.7 30.8 22.8 26.0 26.5 21.0 19.7 18.9

11.9 10.9 14.1 14.5 15.3 15.5 15.2 13.5 14.2 14.2 12.5 9.8

15.9 17.6 20.4 23.0 20.7 22.8 21.5 19.1 18.9 18.0 16.5 12.1

18.9 22.7 27.3 31.9 31.5 27.4 27.9 26.0 29.1 28.2 22.1 14.8

14.0 13.7 13.7 15.6 15.3 15.2 14.4 12.5 12.5 13.5 11.9 9.7

16.0 14.7 18.6 23.4 24.4 25.4 20.5 18.0 18.0 19.1 15.7 13.1

27.4 26.1 27.4 34.0 31.7 23.4 25.5 23.8 29.0 30.9 27.2 24.3

12.9 11.6 12.0 16.9 17.8 18.5 15.7 12.5 13.6 15.0 12.4 9.7

国道

330号

国道

330号

国道

330号

資料-5

19

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沖縄総合事務局最新データによるモニタリング

■個別箇所の状況②;国道330号ライカム交差点(沿道施設の立地に合わせて対策実施)

3.対策内容1.対策実施位置

2.大規模商業施設の概要

対策後 対策前 ライカム交差点

北中城村 きたなかぐすく

位置図

至 比屋根

ライカム 交差点

軍用地

軍用地

アワセ土地区画 整理事業地

大規模商業施設

大型商業施設の立地により 増加が想定される交通流動

〇県道22号線(沖縄環状線)を拡幅(暫定2車線→完成4車線) 〇アクセス経路にあたる国道330号ライカム交差点の改良及び 新たな取付け道路を設置

■国道330号ライカム交差点付近

■県内最大の大型商業施設 -敷地面積: 約175,000㎡ -延床面積: 約160,000㎡ -駐車台数: 約4,000台

■アワセ土地区画整理事業地(アワセゴルフ場地区跡地にH27.4.25開業

新たな取り付け道路を整備

南部地域方面 からのアクセス 交通の増加

大規模商業 施設周辺の 交通の増加

沖縄環状線 完成4車線供用

西部地域方面からの アクセス交通の増加

対策内容

沖縄環状線 暫定2車線供用

ライカム 交差点

軍用地

軍用地

大規模 商業施設 立地位置

▲交差点南側の国道330号(11:00)

左折フリーを廃止、右折レーン1→2車線

(右折レーン長約140m→約240m)

左折フリー、直進、右折を直進左折、直進、 右折(2車線)に変更

■施設オープン前後(H27.4(休日))の交通混雑状況

▲ライカム交差点(11:00) ▲国道330号(石平~胡屋)の時間帯別速度分布図(上段(7-9時)、中段(9-17時)、下段(17-19時))

ライカム 胡屋瑞慶覧石平

41.834.7

33.4

45.315.4

11.633.2

23.721.6

44.636.3

27.938.0

20.225.5

32.718.3

17.9

33.124.0

34.0

41.938.6

27.9

24.219.9

22.2

42.133.4

37.2

15.520.6

17.2

25.926.6

29.4

48.537.4

22.6

40.728.2

28.2

31.623.6

18.9

48.541.8

39.6

25.620.9

22.9278

172150

29.620.6

15.4

13.912.6

14.4

44.439.0

38.0

37.732.6

28.7

43.634.9

27.9

13.010.8

9.5

28.329.2

18.243.3

39.733.8

215164

10638.8

29.320.8

43.630.1

21.748.6

40.334.0

23.922.2

25.3

25.819.7

19.7

343250

336

24.129.7

28.3

48.945.6

36.2

47.040.8

35.2

40.334.4

32.2

40.334.4

32.2

37.625.8

34.6

546448

49621.3

19.841.5

41.727.6

30.9

30.627.3

22.1

22.226.9

43.9570

372525

31.918.2

35.5

43.639.0

40.6

402204

138

5.65.7

5.4

25.627.5

24.4

39.634.6

25.3

48.546.1

40.3

14.412.6

16.1

44.243.1

42.3

11.610.8

10.4

30.435.1

27.541.5

41.243.6

171143

19436.8

28.428.6

41.732.4

27.849.2

39.247.0

43.425.5

40.9

33.520.7

29.7

41.726.6

30.9

32.828.0

29.4

31.639.3

39.9

35.639.1

38.2

37.437.3

37.3

37.437.3

37.3

25.034.2

32.1

437417

38715.4

22.511.3

26.029.3

24.0

36.020.5

27.3

46.046.6

45.4526

406523

26.835.9

40.0

44.639.7

40.0

215179

422

3.23.4

5.4

12.66.2

19.2

12.111.3

34.9

16.125.1

44.2

13.411.3

13.5

26.437. 7

45.4

35.738.0

34.6

41.631.8

16.426.7

26.814.5

44.741.0

27.537.6

19.417.0

18.122.3

22.0

30.124.2

16.3

24.236.0

27.9

18.118.3

16.1

38.939.6

41.1

19.920.3

16.0

29.023.9

35.3

33.017.1

33.0

30.711.8

12.0

22.210.5

17.7

26.78.5

28.7

15.58.5

12.7233

96242

18.58.5

16.4

8.97.2

7.2

18.130.2

34.7

35.938.4

34.5

40.939.1

34.5

開業前

開業後

開業前

開業後

走行方向

走行方向

施設開業前に比べ、ライカム交差点で著しい速度低下が生じている。

データ:事前(H27.4.1~4.21(休日)) 事後(H27.4.25~4.30(休日))

30~40km/h

40km/h以上

データなし

10km/h未満

10~20km/h

20~30km/h

国道330号

資料-5

20

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沖縄総合事務局

概要

沖縄県市街地の状況

・沖縄本島は、南北に長く、南部地域では那覇市を中心としたエリア(那覇都市圏)、 中部地域では、沖縄市・うるま市を中心としたエリア、北部地域では名護市を中心

としたエリアが中核となっている。 ・特に、那覇都市圏エリア及び、沖縄市・うるま市を中心とする中部都市圏は、生活・ 産業の中心であるため圏域外からの流出入がある一方、容量不足による朝夕の 渋滞が著しい。

道路交通状況

・日常渋滞(朝夕ピーク時の速度低下)と観光渋滞(特異日の速度低下)が発生 ・沖縄自動車道の利用率が低く、アンバランスな道路の使われ方

検討経緯

・沖縄県内の道路の渋滞対策を効率的に進めていくために、「沖縄地方渋滞対策推進協議会」※(以下「協議会」)において、道路利用者のみなさまが実感している渋滞箇所等を「地域の主要渋滞箇所」として選定しました。

・「地域の主要渋滞箇所」に対する対応方針を「協議会」にて検討し、決定しました。

1.沖縄県の概況

2.方向性

3.沖縄県全体の交通ネットワークイメージ

概要

総合 対策等

・各圏域間の地域連携を機能を強化する目的で西海岸道路、名護東道路等の南北 軸及び那覇糸満線等の東西軸の整備によるハシゴ状の道路ネットワークの構築を推進。 ・モノレールの延伸及び路線バス利用促進等、増えすぎた自動車交通を公共交通 への転換を実施。

道路 整備

・南北の主軸である西海岸道路及び東西軸との結節点である追加IC整備促進 ・交差点改良などのボトルネック対策

対応方針

■南北方向の軸とそれに連結する東西方向の道路の整備による交通容量の拡大を図る対策(ハシゴ状の道路ネットワークの構築)を中心に渋滞軽減への取組を図り、関係機関と対策検討・効果検証してまいります。

H24.6 第1回協議会

H24.7 第2回協議会

H24.12 第3回協議会

地域の主要渋滞箇所 選定

H25.7 主要渋滞箇所対応方針 ※「沖縄地方渋滞対策推進協議会」の構成員

沖縄総合事務局、沖縄県、沖縄県警察本部、西日本高速道路㈱、那覇市

那覇都市圏エリア

沖縄市・うるま市エリア

名護市周辺エリア

広域的な流動都市内の流動

:直轄国道:沖縄・那覇空港自動車道:臨港道路:その他道路:追加I C 候補地

柱を支える『東西連絡道路』

南北を走る強固な『3本の柱』~国道58号(西海岸道路を含む)、 国道329号、沖縄自動車道~

沖縄県全体における渋滞対策の基本方針について

資料-6

21

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沖縄総合事務局

概要

那覇都市圏の市街地の状況

・那覇都市圏は、那覇市を中心に人口が集中しており、都市機能が集積している。 ・朝夕ピーク時には、那覇市中心部に対して北部断面・東部断面・南部断面からの流 入交通が集中し、容量不足となっている。一方国道58号の交通の内、那覇市中心

部を通過する交通は約50%。 ・那覇市の混雑時旅行速度は、全国的にも低い(H17・H22とも全国ワースト1)

道路交通状況

・那覇都市圏内の主要渋滞箇所は119箇所存在し、沖縄県全体の60%を占めている。 ・南北方向を結ぶ国道58号、国道330号で朝夕ピーク時の渋滞、慢性的な速度低下 が発生している。 ・那覇市内の環状道路である那覇糸満線で朝夕ピーク時の渋滞、慢性的な速度低 下が発生している。

1.那覇都市圏の概況

2.現在の対策等

3.那覇都市圏の主要渋滞箇所と 現在の対策等

概要

総合 対策等

「那覇都市圏交通円滑化計画」や「総合交通体系基本計画」等、関係機関が一体となった施策展開 ・那覇都市圏内の交通円滑化を図る2環状7放射道路の整備を推進。 ・3つの分散等のソフト施策の推進

-2環状7放射道路による「経路の分散」 -モノレール延伸による自動車交通から公共交通への転換「交通手段の分散」 -交通需要の平準化「時間の分散」 -TDM施策の導入

道路 整備

・体系的な道路ネットワークの整備(2環状7放射道路の整備) ・交差点改良などのボトルネック対策

対応方針

■2環状7放射道路の整備による交通容量の拡大を図るとともに、ソフト対策による3つの分散(「利用時間の分散」「交通経路の分散」「交通手段の分散」)の取り組みを進め、ワースト1脱却を目指す。

■関係者で構成される那覇都市圏渋滞対策WGにて、更なる対策検討及び対策効果を検証してまいります。

事業化

主要施設等モノレール延長区間

那覇都市圏における渋滞対策の基本方針について

那覇都市圏(4市2町)

那覇市、浦添市、宜野湾市 豊見城市、西原町、南風原町

資料-6

22

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沖縄総合事務局

概要

本島中部地区の市街地の状

・沖縄市、うるま市は、沖縄県の第2、第3の都市であり、人口が集中して おり、都市機能が集積している。 ・東海岸では、産業支援港湾としての中城港湾の機能強化、スポーツコン ベンション拠点の形成、情報通信関連産業の高度化拠点としての沖縄IT

津梁パークの整備等が進んでいる。 ・一方、西側は米軍施設が広い範囲を占め、生活・産業の拠点である西海 岸地区とは、限られた東西方向の路線による連絡となっている。

道路交通状況

・沖縄市・うるま市エリアの主要渋滞箇所は35箇所存在し、沖縄県全体の 18%を占めている。 ・南北方向を結ぶ国道329号、国道330号、沖縄石川線等とそれらの路線 にアクセスする路線において、朝夕ピーク時の渋滞、慢性的な速度低下 が発生している。

1.本島中部地区(沖縄市・うるま市周辺エリア)の概況

2.現在の対策等

3.本島中部地区(沖縄市・うるま市周辺 エリア)の主要渋滞箇所と現在の対策等

概要

総合 対策等

・マスタープランに基づき、交通円滑化と活力ある地域づくりを担うため、 体系的な道路網の整備はもとより、公共交通システムの再編や自転車 歩行者の環境整備等を含め、総合的な交通体系の確保を図っている。

道路 整備

・南北軸の整備;具志川環状線 ・東西軸の整備;沖縄嘉手納線 等 ・交差点改良などのボトルネック対策

対応方針

■関係者で構成されるWGを設置し、南北方向・東西方向の道路整備による交通容量の拡大を図るととも に、公共交通システムの再編等の取組みを図り、更なる対策検討及び対策効果を検証してまいります。

事業化

:市街化区域:米軍キャンプ

※市街化区域、米軍キャンプのエリアは、「沖縄県地図情報システム」の「都市計画区域(市街化区域)」と「土地利用現況図(防衛施設)」を参考に概略位置を図化した。

本島中部地区における渋滞対策の基本方針について

資料-6

23

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沖縄総合事務局

概要

名護市周辺エリアの状況

・名護市周辺エリアが位置する沖縄県北部地域は、地域住民の移動手段はほとん どが自動車となっており、中南部地域から物流や観光の交通も多く流入している。 ・南部方面から名護市以北へのアクセスは、国道58号がメインとなっており、朝夕を 中心に交通量が集中している。 ・沖縄県で最も入れ込み客数の多い海洋博公園(美ら海水族館)をはじめ、多くの観 光地が立地し、観光渋滞(特異日の速度低下)が発生している。

道路交通状況

・交通が集中する名護市中心部は、国道58号及び国道58号へのアクセス道路(名 護本部線、名護宜野座線等)にて日常渋滞(朝夕ピーク時の速度低下)が発生して いる。

・南部方面からアクセス 経路となる国道58号 許田IC~世冨慶交差 点では、観光シーズン (北部地域の観光施設 でのイベント時)に交通 が集中し、著しい渋滞 が発生する。

1.名護市周辺エリアの概況

2.現在の対策等

概要

総合 対策等

・交通が集中する国道58号の混雑緩和のため、名護東道路の整備を推進 ・イベント時の渋滞に関しては、『経路分散』『駐車場対策』『自家用車以外の交通手 段の利用促進』の取り組みを推進する。

道路 整備

・名護東道路の整備

対応方針

■バイパス整備による交通容量の拡大を図るとともに、ソフト対策による渋滞軽減への取組を図り、関係者 で構成される北部地域交通円滑化WGにより、更なる対策検討及び対策効果を検証してまいります。

写真- 海洋博公園花火大会時の交通状況 左)国道58号数久田歩道橋より道の駅許田方面 右)国道58号数久田歩道橋より世冨慶交差点方面

許田IC

世冨慶

3.名護市周辺エリアの主要渋滞箇所と 現在の対策等

事業中

本島北部地区における渋滞対策の基本方針について

資料-6

24

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沖縄総合事務局

88.8%

52.8%

0%20%40%60%80%

100%

全国 沖縄県

許田

宜野座

金武

屋嘉

石川

沖縄北

沖縄南

喜舎場スマート

北中城

西原

西原JCT

南風原北

南風原南

豊見城

豊見城

名嘉地

那覇

那覇空港自動車道

1

2

3

4

567

概要

道路 交通 状況

・沖縄自動車道は、那覇IC出口付近や許田料金所(休日 のみ)等で渋滞が発生している。(ETC利用率が低 い)

1.高速道路の交通状況

2.現在の対策等 概要

主な 対策

・沖縄自動車道においては、ETCの利用促進等のソフト 施策を推進するとともに、追加ICの整備等を検討していく。

対応方針

■高速道路の主要渋滞箇所については、交通容量の拡大やソフト対策による渋滞軽減への取組を図るとともに、一般道を含めた道路ネットワークの状況を踏まえ、追加IC整備等の効果的な対策の検討を進めてまいります。

主要渋滞箇所

※注:上下線のいずれかの方向でも 渋滞している箇所を表しています。

主要渋滞箇所位置図 許田料金所の渋滞状況

(H22.5.3撮影)

22,441

35,969

0

10,000

20,000

30,000

40,000

豊見城・名嘉地IC~豊見城IC

豊見城IC

~南風原南IC

交通量 交通容量

交通容量

14,000台/日

H22 センサス

那覇空港自動車道の断面交通と容量

資料:国土交通省道路局HP http://www.mlit.go.jp/road/yuryo/riyou.pdf

<ETC利用率の比較>

※H25年5月の月間平均

<ETCご利用拡大キャンペーン>

利用率が 36.0%少ない

高速道路における渋滞対策の基本方針について

資料-6

25

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沖縄総合事務局主要渋滞箇所の今後の対策の進め方

近年の道路行政においては、道路を「賢く使う」視点が重要視

各エリアにおいて、他地域の事例を参考にしながら展開していく

◇取組の方針

○新たな観測技術を使用したデータ収集と渋滞の把握

○観測データによる対策の検討○関係機関と連携した取組の実施(渋対協、エリアWG)

○道路利用者の実感にあった渋滞箇所の特定(パブコメの活用)

○対策効果の検証

◇渋滞の対策方針

○ネットワークの形成⇒ハシゴ道路ネットワークの構築⇒2環状7放射道路の整備 等

○ボトルネック対策⇒交差点改良 等

○ソフト施策の活用 (通行経路の分散、利用時間の分散、交通手段の分散 等)

〇その他 (車線運用 等)

上記の方針に基づき、各関係機関が連携して、具体的な渋滞対策を検討実施

沖縄県の渋滞対策の策定について検討する。

道路を「賢く使う」視点

■基本的な考え方 資料-7

26

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沖縄総合事務局北部地域の今後の対策の進め方

【北部地域の今後の対策の進め方】

●信号現示の食い違い等に起因して、局所的に交通混雑が発生。●海洋博花火大会などイベント開催時や観光シーズンに、国道58号等で渋滞が発生。

⇒日常交通に対しては主要渋滞箇所における短期的な対策を中心として進め、イベント開催時には道路を賢く使うソフト施策として道路情報提供による経路分散を継続的に実施する。

資料:一般車プローブデータ(平成26年6月平日夕)

10km/h未満10km/h以上20km/h未満20km/h以上30km/h未満30km/h以上40km/h未満40km/h以上

※交差点等が連担するなど、速度

低下箇所が連続しており、複数主要渋滞箇所を含む区間

国道58号

白銀橋(東)

城1丁目

大中5丁目

国道58号へアクセスする路線;県道84号線

国道58号へアクセスする路線;名護宜野座線

しろがねばし ひがし

ぐすく

おおなか

なごぎのざ

•局所的な交通混雑 •観光シーズンの突発的な混雑

世冨慶交差点 許田IC

•情報提供による経路分散•信号現示改良

•車線運用の改善

•右折レーンの延伸

資料-7

27

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沖縄総合事務局

花火大会会場

宜野座IC

許田IC

志那田原橋杣山第二橋

塩先原橋

長道原橋

大石原橋

谷那堂橋

道の駅許田

伊芸SA

高速道路への横断幕の設置

道路情報誌の配布

AルートBルート

Cルート交差点への立て看板の設置

58

449

505

84

■大規模イベント時の経路分散実証実験(H25/26)海洋博花火大会にて、ラジオ、横断幕、看板、HPを組み合わせた情報提供により、県道84号線、国道505号への経路分散を図る実証実験を実施

宜野座ICからも会場へ行けます。海洋博花火大会

▲高速道路上の横断幕

▲ホームページ情報▲各ルートと横断幕・道路情報誌・立て看板設置場所

昨年度の混雑状況・所要時間を掲載

▲立て看板

▲世冨慶交差点の時間帯別交通量▲利用経路割合(アンケート調査)

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500 H25H26

時間帯シフト

4,0003,600

700200

0

1,000

2,000

3,000

4,000

最大滞留長

(m)

最大渋滞長

(m)

H25

H26

128

51

020406080

100120140

H25 H26

▲世冨慶交差点における滞留長・渋滞長▲宜野座IC~花火大会会場への所要

時間(Aルートピーク時)

82%削減 94%削減

60%削減

m m

m m 分

26.4%

4.3%

1.2%

23.8%

3.4%

3.8%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0%

Aルート

Bルート

CルートH25H26

Aルートから Cルートへ転換

具体的な対策事例:ソフト施策の事例

北部地域における渋滞対策

今年度は、大型連休における経路分散実証 実験を実施。

-9/19(土)~9/23(水・祝)の5連休を対象 -本部方面だけでなく、国頭方面の案内も追加

資料-7

28

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沖縄総合事務局

■交通実態に即した車線運用の改善

交通状況(右折率)に着目し、交差点流入部の車線運用の見直しを実施

恩納南バイパスの交通需要が増加

仲泊

58 58

至 読谷村

至 名護市

石川IC

至 読谷村 至 石川

至 名護市

車線運用の改善

対策内容 ※H26.3.31

右折車は少なく、右折車線は空いている。

対策前の状況

右折+直左 ⇒直右+左折に変更。

2,086 台/12h

出典:対策前(H25.8.20)

至 読谷村

○簡易的な対策として、車線運用の変更。(直右、左折、区画線の引き直し)

交通量10%増加

出典:対策前(H25.8.20)、対策後(H26.5.4) 出典:対策前(H25.8.20)、対策後(H26.5.4)

写真方向 写真方向

▲方向別台数 ▲流入交通量の変化 ▲滞留長と渋滞長の変化

右折率はわずか4%

よみたん

至 名護市 な ご

至 石川いしかわ

至 読谷村 よみたん

至 石川いしかわ

至 名護市 な ご

○右折車が少ないにも関わらず車線運用が 右折+直左となっており、渋滞が発生。

左折86241%

直進1,14255%

右折824%

具体的な対策事例 :交差点改良の事例

北部地域における渋滞対策

資料-7

29

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沖縄総合事務局

●沖縄環状線等の幹線道路の整備が進み、交通の分散が図られつつあるが、国道329号、国道330号といった主要幹線道路に交通が集中し、エリア内の旅行速度が低下。

⇒沖縄嘉手納線等のネットワークの形成により容量拡大と交通分散を図ることを基本とし、それまでの当面の対応として信号現示等の短期的対策を実施する。

資料:一般車プローブデータ(平成26年6月平日夕)

安慶名

田場

コザ十字路

胡屋

あ げ な

た ば

ご や

⑫⑪

⑱⑯

⑰⑲

30

21

22

2324

26

2728

29

•エリア内全体の旅行速度が低下

•主要渋滞箇所が密集

10km/h未満10km/h以上20km/h未満20km/h以上30km/h未満30km/h以上40km/h未満40km/h以上

沖縄嘉手納線

沖縄環状線

•ネットワークの形成による交通容量の拡大・交通分散及び個別交差点対策

中部地域の今後の対策の進め方

【中部地域の今後の対策の進め方】

(H27.3月供用)

資料-7

[東西軸の整備促進] ・沖縄嘉手納線・沖縄環状線 等

沖縄北IC

東部海浜開発地区

沖縄南IC

30

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沖縄総合事務局中部地域における渋滞対策

■知花交差点改良(H27.3)具体的な対策事例:個別交差点改良やネットワークの拡大

位置図

撮影方向

車線の増設(2車⇒4車)

県道74号線の車線減少区間を車線増設(2車⇒4車)することで、容量が拡大した。

対策前

対策後

1車線1車線

2車線 2車線

4車線

車線数が減少

■沖縄市道国税庁西側線(H27.3.29開通)

今回整備分(H27.3.29開通)

当該区間の開通により、沖縄北ICや沖縄南ICへのアクセス路が増え、交通の分散が図れる。

中城湾港

那覇北IC

那覇南IC

位置図

詳細位置図

具志川環状線へ接続

撮影方向

知花

国道

329号

コザ十字路

コザ十字路

資料-7

31

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沖縄総合事務局中部地域における渋滞対策

~一般車プローブデータによる分析~具体的な検討例:信号現示改良(東恩納交差点)

27 41 43 39 52 46 41 60 45 37 42 68

223 299

192 180 168 162 181 198

168 262 278

282

0

70

0 0 0

10

0

10

0

10

100 100

0

10

20

30

40

50

60

70

80

90

100

0

100

200

300

400

500

600

700

800右折

左折

渋滞長

夕ピーク(17-19)に100mの渋滞

県道6号線

国道329号は渋滞なし 県道6号線に渋滞が発生

※H26.10.21観測

渋滞していない時間帯の信号現示を適用することで、渋滞が減少する見込み(国道329号も渋滞しない)

・時差式信号となっており、現在はピーク時の国道329号の青時間 を確保するためにサイクル長を延長(H26.10.21観測)

2

94

102

109

37

28

45

3

3

317:00-19:00 142s

①国道329号北向②国道329号南向③県道6号線

資料-7

7時台 46.4 # 42 7.98時台 36.9 # 43 7.69時台 54.1 # 42.8 8.4

10時台 37.5 9 31.8 1011時台 40.3 # 35.9 8.412時台 38.7 # 40.3 8.813時台 # 40.9 914時台 37.8 # 37.6 8.615時台 38.5 # 36.8 3.816時台 36.4 # 36.8 7.617時台 32.3 # 24.4 5.418時台 36.8 # 25.1 5.129.7

29.334.633.125.729.125.1

27.712.841.827.840.3

7時台

8時台

9時台

10時台

11時台

12時台

13時台

14時台

15時台

16時台

17時台

18時台

27.0

36.4

28.3

33.6

27.8

29.6

31.6

32.8

40.8

36.5

36.4

35.8

7時台

45.9

32

35.7

8時台

50.5

31.7

28

9時台

54.9

37.1

26.5

10時

台48.6

34.4

35.9

11時

台53.1

38.6

27.9

12時

台50.9

39.9

26.2

13時

台51.6

34.9

38.4

14時

台48.2

30.2

30.3

15時

台49.4

35.7

29.7

16時

台51.6

37.6

31.7

17時

台46.2

29.7

30.5

18時

台48.5

29.2

23.4

【算出条件】 H25.12~H26.2平日

32

東恩納

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沖縄総合事務局南部地域の今後の対策の進め方

【南部地域の今後の対策の進め方】

【那覇都市圏交 通円滑化総合計画】⇒沖縄地方渋滞対策推進協議会にて、平成19年11月に策定⇒沖縄の体系的な道路ネットワークの 基本となる2環状7放射 道路の整備等の交通容量拡大施策や、「交通経路」、「交通 通手段」、「交通利用時間」の3つの分散を図るマルチモー ダル施策や交通需要マネジメント施策を積極的、重点的に 推進し、交通渋滞 の解消・緩和を図る。

●これまで『那覇都市圏交通円滑化総合計画』において、『容量拡大施策(2環状7放射道路の整備等)』と『3つの分散(交通手段、経路、利用時間)』に取り組んでいる。

南部地域においても、これを踏まえ検討を進める

資料-7

33

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沖縄総合事務局南部地域の今後の対策の進め方~ワースト1脱却に向けて~

■即効性のある対策の必要性

交通容量拡大策等の整備については効果の発現までに時間を要するため、現在のワースト1脱却のためには、即効性のある対策が必要である。

体系 具体策 期間

経路の分散 高規格・地域高規格幹線道路の整備 長期

バイパスの整備 長期

路線の拡幅改良 長期

交差点改良 短・中期

交差部の立体改良 中期

信号現時改良 短期

道路交通情報提供の充実 短期

手段の分散 ゆいレールの利用促進 短期

ゆいレールの延長と高速道路との連携強化 長期

バス路線の再編 長期

P&BR駐車場の整備 中期

バスの利用促進 短期

利用者行動意識の変革 短期

ノーマイカーデーの継続強化 短期

自家用車の相乗り促進 短期

時間の分散 通勤時間の変更 短期

→短期施策を中心とした改善方法では、行政の立場より、利

用者ひとりひとりの行動・意識によって左右される施策が多いため、啓蒙活動やPR活動を行い、利用者行動意識の変革を求めることが重要。

即効性のある施策(=短期施策)を中心として、ワースト1脱却を図る。

短期施策・交差点改良(車線の見直し、右折レーンの延長)・信号現時改良・道路交通情報提供の充実・ゆいレールの利用促進・バスの利用促進(沖縄県:わったーバス党)・利用者行動意識の変革

・ノーマイカーデーの継続強化(那覇市:なはモビリティウィーク&カーフリーデー)・自家用車の相乗り促進・通勤時間の変更(沖総局開建部・運輸部)

■期間ごとの分類 ■施策の抽出

資料-7

34

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沖縄総合事務局南部地域における渋滞対策

○未事業化、計画構想中の路線については、引き続き検討を進めていく。

-西海岸道路 -普天間基地返還後の跡地におけるネットワーク -那覇インターアクセス道路 等

○中央環状道路(那覇糸満線、那覇東バイパス)及びその内側のエリアについては、渋滞解消まで至らないと想定され、今後も、対応方針の立案にあたっては、『賢く使う』取り組みを意識した対策メニューを盛り込んでいく。

・宜野湾市内国道58号、国道330号 ⇒将来ネットワークを踏まえた渋滞対策を検討

(普天間基地返還後のネットワーク)

・那覇市内国道58号、臨港道路 ⇒将来ネットワークを踏まえた渋滞対策を検討(浦添南道路、浦添北道路) ⇒どちらを中央環状道路に位置付けるかも整理

・那覇東バイパス ⇒南風原バイパスとの接続等を踏まえ、容量拡大策(立体化等)を検討

具体的な検討例:ネットワーク整備の検討 資料-7

35

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沖縄総合事務局

ETC2.0を活用すれば、国道58号から外郭環状道

路に迂回した交通を判別可能のため、迂回した交通のみへの料金施策も可能

南風原バイパス(南風原北IC~真地交差点)や

真地久茂地線等の供用後は那覇市中心部へのアクセスルートも案内可能

瀬長

牧港

有料区間

南部地域における渋滞対策

○那覇都市圏交通円滑化総合計画(H19策定)以降、2環状7放射道路の整備を進めてきており、順次供用。

○一方で、部分的な供用等の理由から利用状況は一定程度にとどまり、現時点では本来の道路機能を十分に発揮できているとは言い難い状況である。

⇒当面は既に概成している区間を案内し、交通分散を図る(那覇市中心部を通過して空港・南部方面に行く交通を対象)

具体的な検討例:既存ネットワークの有効活用・交通分散

※9/20・21なはモビリティウィークでのアンケート調査では、76%が2環状7放射道路を「知らない」と回答

資料-7

36

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沖縄総合事務局南部地域における渋滞対策

○道路を賢く使う対策の検討・実施を推進する。

具体的な検討例:個別交差点対策

■宜野湾西原線⇒車線構成の見直し ■牧港交差点⇒車線構成の見直し

撮影日:H26年4月15日(火)夕方

写真①

※H27年度予定 車線運用の変更(停車帯、路肩等幅員を縮小し、区画線を引き直して付加車線を設置)

○今後、西海岸道路の供用により、国道330号、沖縄自動車道方面から宜野湾バイパス方面への直進交通が増えることが想定される。

○宜野湾バイパス側の流出部が2車線あることから、県道153号線側の流入部直進1車線を2車線へ増設

黒:現況 赤:対策案

現況の流入部車線運用・左折フリー1車線・直進1車線・右折1車線

対策案の流入部車線運用・左折フリー1車線・直進2車線・右折1車線

資料-7

58

一般県道宜野湾西原線 (宜野湾市内1.1km区間)

大謝名

我如古

真栄原

○片側一車線、右折帯がないことから右折車の直進阻害が生じ、渋滞の増大を助長。

写真①

37

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沖縄総合事務局2環状7放射道路の定義

●放射道路・都市の都心と郊外、あるいは他都市とを結ぶ道路であり、交通容量が大きく、速達性が高い

●環状道路の機能①バイパス機能:通過交通を迂回させることで都心部流入を抑制する機能②分散導入機能:都心部への交通を分散させる機能③地域間連絡機能:都市間を繋ぐ機能

表 環状道路の機能

資料-8

38

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沖縄総合事務局

●放射道路

・都市機能が集積する那覇中心部と周辺都市を結ぶ、交通容量が大きく速達性が高い路線(概ね4車線以上)

具体路線 国道58号 国道330号 那覇インターアクセス道路、沖縄自動車道 県道222号線(真地久茂地線)、南風原バイパス、与那原バイパス、 国道329号 国道507号(津嘉山バイパス)、南部東道路 国道507号(津嘉山バイパス) 県道221号線、国道331号、豊見城道路、糸満道路

●環状道路・外郭環状道路は、県道153号線、国道330号を除く路線が、高規格道

路となっているため、「バイパス機能」「分散導入機能」「地域間連絡機能」が期待できる。

・中央環状道路は、規制速度40-50km/hで高規格道路ではないため、「地域間連絡機能」のみ期待できる。

具体路線①中央環状道路

国道329号、臨港道路、県道82号線(那覇糸満線) ②外郭環状道路

国道330号、沖縄自動車道、那覇空港自動車道(南風原道路、 豊見城東道路、小禄道路)、那覇西道路、那覇北道路、浦添南道路、浦添北道路、県道153号線

●構想路線・那覇インターアクセス線

⇒都心部へ繋がる数少ない放射道路として重要であり、引き続きを検討を進める。

・浦添南道路⇒臨港道路浦添線の整備・供用状況を見据え検討を進める。

那覇都市圏の2環状7放射道路

資料-8

1 2 34

5 6 7

N

39

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沖縄総合事務局参考資料 (1)道路網のパターン

参考資料●道路網のパターン

・都市内の幹線道路のパターンは、都市の発展の余地や方向を左右するとともに、都市のイメージを確立するうえでも大きな意味を保有

参考資料

・現実の都市の道路パターンは、各々の地形や文化などの影響を受けつつ成立

・自動車交通の増大した現代においては、通過交通の流入を抑制して都市内の混雑を緩和することが、とりわけ重要になっており、多くの大都市では、環状道路を整備または計画

表 都市内幹線道路網の特色と例

■都市内幹線道路網のパターン

・放射環状型、格子型(グリッド型)、梯子型(ラダー型)、斜線型、複合型(合成型)

表 都市内幹線道路網 パタ

出典)新谷洋二編著、「都市交通計画(第2版)」、技報堂出版、2005

表 都市内幹線道路網のパターン

40

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沖縄総合事務局参考資料 (2)全国の環状・放射道路の事例

参考資料●首都圏(3環状9放射)

・首都圏の道路交通の骨格として、放射方向の高速道路は整備されたが、環状方向は整備が遅れ、その結果、都心に用のない交通が都心環状線に集中し、慢性的な渋滞が発生環状道路が整備されれば 通過交通がバイパ され 都心 渋滞解消が期待される

参考資料

・3環状道路が整備されれば、この通過交通がバイパスされ、都心の渋滞解消が期待される。●豊田市(2環状 8放射 3名古屋連絡道路)・交通の分散をはかり、都市機能を高める2環状道路IC のアクセス性を高め 近隣都市との連携をはかる8放射道路・ICへのアクセス性を高め、近隣都市との連携をはかる8放射道路

・名古屋との連携強化をはかる3名古屋連絡道路

出典)豊田市幹線道路整備促進協議会ホームページ

図 2環状8放射3名古屋連絡道路(豊田市)出典)国土交通省関東地方整備局ホームページ

図 首都圏3環状9放射道路41

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【参考】

沖縄地方渋滞対策推進協議会規約(名 称)第1条 本会は、「沖縄地方渋滞対策推進協議会」(以下、本協議会と称す)と称する。

(目 的)第2条 本協議会は、沖縄地方の厳しい道路交通渋滞(以下、渋滞と称す)の状況に鑑み、

当該地域における渋滞緩和・解消を図るために、関係者が協力し、渋滞の改善についての方策を検討し、渋滞等にかかる総合的な改善の推進を図ることを目的とする。

(組 織)第3条 本協議会は、前条の目的に関係ある官公署団体をもって組織する。

(事 業)第4条 本協議会は、第2条の目的を達成するために次の事業を行う。

(1)渋滞の現況調査(2)渋滞対策計画の策定(3)渋滞対策の実施及びフォローアップ(4)対策効果の評価(5)総合的な対策(交通需要マネジメント(TDM)、物流対策)の協議・調整(6)本協議会の目的を周知させるための広報活動に関する事項(7)その他、本協議会の目的達成に必要と認められる事項

(構 成)第5条 本協議会は、委員会及び幹事会により構成する。

(本協議会)第6条 委員長は、沖縄総合事務局開発建設部企画調整官、幹事長は沖縄総合事務局開発

建設部道路建設課長とする。2 委員及び幹事については、別表―1に定めるとおりとするが、必要に応じ関係者の出

席を求めることができるものとする。3 本協議会は、渋滞に関する専門的事項を調査検討するため、委員長が必要と認めると

きは部会及び分科会をおくことができる。4 本協議会は、必要に応じて地域住民からの意見を聴取するため、公聴会、意見募集、

懇談会を適宜実施することができる。

(運 営)第7条 本協議会の委員会は、必要に応じて委員長が招集する。2 幹事会は、委員長の指示により幹事長が招集する。3 部会及び分科会は、幹事長が招集し、部会長及び分科会長が運営にあたる。

(事務局)第8条 本協議会の事務局は、沖縄総合事務局開発建設部道路建設課におく。

(規約の改正)第9条 本規約の改正は、本協議会の議決によらなければならない。

(付 則)この規約は平成13年7月23日から施行する。(追記)

・平成9年8月25日改正施行した沖縄地方渋滞対策推進協議会規約は破棄する。

・平成5年6月23日改正施行した沖縄地方渋滞対策推進協議会規約は破棄する。

42

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別表―1

沖縄地方渋滞対策推進協議会名 簿

沖縄総合事務局 開発建設部企画調整官 髙井 嘉親(会長)道路建設課長 崎間 斉道路管理課長 高良 哲治建設行政課長 近藤 正人建設産業・地方整備課長 豊見山秀樹南部国道事務所長 上原 重賢北部国道事務所長 喜舍場正秀

沖縄総合事務局 運輸部企画室長 成田 佳奈子

沖縄県 企画部 交通政策課長 真栄里嘉孝沖縄県 土木建築部

土木整備統括監 伊禮 年男道路街路課長 上原 国定道路管理課長 古堅 孝都市計画・モノレール課長 宜保 勝南部土木事務所長 嶺井 秋夫中部土木事務所長 嘉手納良文北部土木事務所長 田原 武文

沖縄県警察本部 交通部交通規制課長 興儀 淳

西日本高速道路株式会社九州支社沖縄管理事務所長 塚本 國弘

那覇市 都市計画部長 兼次 俊正

注)役職及び氏名の変更は協議会事務局まで連絡をお願いします。氏名は平成 27 年 10 月 7 日現在です。

43

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-1-

第1回 沖縄県交通渋滞対策協議会 会議録

日時:平成 27 年 10 月 22 日(木)10:00~

場所:沖縄総合事務局 2階 災害対策室 ABC

内容:1.開会

2. 会長挨拶

3. 出席者確認

4.議事「沖縄地方における渋滞対策の進め方について」

(1)開催の趣旨、これまでの経緯(説明)

(2)最新データによる主要渋滞箇所のモニタリング(報告)

(3)渋滞対策の基本方針について(説明)

(4)今後の対策の進め方について(報告・議論)

(5)その他

5.閉会

会議録:

■最新データによる主要渋滞箇所のモニタリング

沖縄県企画部

交通政策課長

トラカンデータで交通量が 8%増えている要因はなにか。

事務局 自動車保有台数が 5%ぐらい増えているというのも一つの要因ではないかと

考えています。

沖縄県土木建築部

土木整備統括監

国道 330 号ライカム交差点は民間施設開業直後のデータが示されているが、現

在の状況はどうなっているのか。開業前後でかなり渋滞していたが、その後

だいぶ落ち着いてきていると聞いている。

事務局 資料では開業直後が非常に混んでいたという状況を示しています。確かに開業

直後よりは少し落ち着いてきているとは聞いており、半年後のデータを取っ

て、比較して次のワーキングで説明をしていきたいと思います。

沖縄県土木建築部

北部土木事務所所長

モニタリングでは、H24 年度は 4 月から 5 か月間、H27 年度は 4 月から 6 月の

3か月間を比較しているが、速度低下が増えた要因として、観光客の増加も要

因になっていると思われる。

このプローブデータは、特定の日のデータなのか、常時観測しているデータな

のか。

事務局 使用しているプローブデータは、民間プローブデータで、沖縄県内の車両の

GPS から取得したデータになっていますので、日常的に、常時取得しているデ

ータです。

データの入手は 3か月遅れになりますが、イベント時の何月何日だけのデータ

で分析することも可能です。

■渋滞対策の基本方針について

沖縄総合事務局

開発建設部

道路管理課長

那覇都市圏における基本方針について、2環状7放射道路が挙げられている

が、環状道路と放射道路の結節点が課題である。立体交差が理想であり、中央

環状道路である那覇糸満線儀保交差点等は対策を講じるべきだが、対策が難し

い。これらの対策に限界があるようなら、新たに対策を考えていかなければな

らない。

事務局 確かに結節点の全てを立体交差にするのは難しい。中央環状道路については既

に完成しているので、外郭環状道路の有効活用や TDM 施策の推進を図るととも

に、中央環状道路の状況を見ながら、立体化を検討していくことになります。

沖縄総合事務局

運輸部企画室長

現在の対策として、バスレーンの延長を実施しており、自動車からバスへの転

換も記載したほうがよい。

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-2-

事務局 ソフト施策として、『3つの分散(利用時間の分散・交通経路の分散・交通手

段の分散)』を進めるという方針としており、交通手段の分散の中にバスへの

転換が含まれています。

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

基本方針については、合意が得られたものと考えます。今後は本方針に基づき、

エリアWG等で議論を進めて行っていただければと思います。

■今後の対策の進め方について

沖縄県土木建築部

道路管理課長

どれぐらいの危機感をもってこの渋滞対策を取り組むかというのをもう少し

明確にした方がよい。ワースト 1脱却という目標に対して、いつまでにどの対

策を実行していくのかということを明確にすべき。バイパス等の整備について

は長期になるが、短期的な即効性のあるものを 191 箇所の主要渋滞箇所の中で

速やかにやっていくことになると思う。

目標年次として、浦添北道路ができるタイミングで交通流の大きな変化が見込

まれるため、平成 32 年(2020 年)頃としてはどうか。

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

確かにワースト 1 脱却にむけて頑張りますと言っているだけではなかなか達

成できないということもありますので、事務局・関係者と調整しながら目標年

次を設定する方向で考えていきたいと思います。

沖縄県企画部

交通政策課長

バイパス整備は長期になるため、集中的に改善するところを決めたほうがよ

い。西海岸道路の完成は長期になるため、平成 32 年まではこのような形にな

っていると示したほうが、県民にもわかりやすい。

沖縄総合事務局

開発建設部

道路建設課長

改築事業の目標年次については、供用年次が発表できる環境が整った段階で公

表を行っている。既に事業化されている路線については、既に目標年次は公

表済みであり、ソフト施策については目標年次を明確にし、県民のご協力も

得ながら、具体的に進めることが必要ではないか。

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

道路整備は、道路管理者で検討しているのである程度開通時期が示せる段階

になったら示しています。整備は非常に時間がかかるため、ソフト施策をど

うやって進めていくかがポイントになります。

ソフト施策に関しては、道路を利用する側の行動の変化を促す場合、理解を

得ないといけないし、ある程度思い切ってやらないといけない。そういう気

持ちを関係者全員が持てるかがカギになると思いますので、関係者と調整し

ながら、議論を進めていければと思います。

沖縄県企画部

交通政策課長

国道 58 号のバスレーンについては、県議会でも質問があり、渋滞緩和のため

に総合的な政策が必要という指摘を受けている。バスの利用促進策を進めてい

くが、西海岸道路の早期整備も推進して頂きたい。

渋滞対策として、ロードプライシングはいい考えだと思うが、沖縄県の自動車

は ETC がついていない車両も多いので、どのように進めるかは今後検討が必要

である。

沖縄総合事務局

開発建設部

道路建設課長

ソフト施策について、沖縄県での時差出勤について状況を教えていただきたい

と思います。

沖縄県企画部

交通政策課長

現在は、総務の人事課で検討中です。前年度に職員にアンケート調査を行い、

これを踏まえて組合とも交渉に入っている段階です。平成 28 年 4 月からを目

標に進めておりますが、全員 9:30 出勤ということではなく、職員が勤務時間

を選べる内容になっています。

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

総合事務局でも開発建設部では時差出勤を行っています。全職員ではないので

すが、半数近くはやっています。実際にしてみると、通勤時間が短くなり、効

果を感じている。沖縄県や民間企業の方への導入が進むことを期待している。

沖縄県土木建築部

北部土木事務所所長

北部地域の渋滞対策として、経路の分散実証実験が記載されているが、現在の

ルートに加え、宜野座 IC→国道 329 号→二見バイパス→県道 18 号線から羽地

ダム方面→国道 58 号というルートも経路分散の選択肢に入れてはどうか。

西日本高速道路株式 高速道路の現状について、説明させて頂きます。

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会社九州支社

沖縄高速道路事務所

・沖縄自動車道の平成 25 年・平成 26 年の交通量は 93,000 台/日、平成 27 年

4 月から上半期は約 98,000 台/日となっており、5,000 台/日の伸びを見せて

いる。その中で ETC の利用されているお客様が 3,000 台以上伸びている。平

成 27 年 9 月の ETC 利用率は 54.1%。

・NEXCO としては、ETC の普及促進に向けて、横断幕・懸垂幕また料金所での

案内の実施、FM 沖縄での CM を実施している。キャンペーンに関しては、年

3回(次回は 11 月 3 連休)、チラシの配布や事務所でのセットアップの実施

に取り組んでいる。

・追加 IC の整備は、幸地 IC が昨年度事業化され、沖縄県と協力して、取り込

んでいる。

沖縄県警察本部

交通部交通規制課長

交差点改良や新設道路が供用する際に、信号の運用について協議を行うが、道

路管理者が異なる路線が接続する場合、交差点形状や運用が特殊なケースがあ

り、信号だけで渋滞しないような運用が厳しい部分がある。

今後交差点に対してはもう少しコンパクトに、運用をシンプルにするなど各道

路管理者で連携があるとよい。

沖縄総合事務局

開発建設部

道路管理課長

管理している側でも、そういった箇所があるというのは認識しており、国道

330 号においては、右折車線の設置や区画線の変更により、滞留を短く、捌け

るような交差点づくりを進めている。

会長 これまでの議論について、事務局の方でまとめてもらいたいと思います。

事務局 ・ワースト 1脱却に向けて目標を持って打ち出していったほうがいいのではな

いだろうかという意見がありました。また、2環状 7放射道路の整備の状況

と、いつ頃完成するのかというのを打ち出して行ったらどうかというお話が

ありました。基本的には何年というのは難しいのですけれども、関係機関で

調整しながらどういった目標を掲げていくかというのを議論して、これから

調整していきたいと思っています。

・北部地域でやっている経路の分散の実証実験について、もう 1つルートを加

えて欲しいという提案がありました。

・NEXCO から ETC 普及の取り組みというのを紹介して頂きました。

■その他(2環状 7号車道路の整備及び路線について)

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

2環状7放射道路は、関係者間では周知されてきたが、定義が曖昧だったこと

や一般の方への周知が進んでいないことから、今回定義づけをして今後周知し

ていけるようになればと思います。

今後、供用済み区間と事業中区間を区別することやネットワークの供用時期の

周知方法等、関係者で調整して、周知できればと思っております。

沖縄総合事務局

開発建設部

南部国道事務所長

例えば、外郭環状道路の利用として、南風原町付近から宜野湾バイパス側へ行

くときに、沖縄自動車道から国道 330 号そして県道 153 号線を通っていくとな

るのですが、利用者の感覚とルートは異なっていないか。

事務局 感覚になりますが、自動車で南風原あたりから宜野湾に行こうと思ったら、那

覇空港自動車道路の南風原北 IC あたりから沖縄自動車道を経由して行くのが

1番早くなると思います。確かに、有料区間が含まれていますので、料金抵抗

から沖縄自動車道を使わない人もいると思われます。

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

色々な道路を組み合わせて構成しているので、その中に有料区間も一部含まれ

てしまっている。そこは使う人・使わない人それぞれの選択肢に委ね、環状

機能を有し、早く到達できるというポイントを考えると、そのようなルート

選定になるということだと思います。

この部分は、いろいろご意見があるとは思いますが、現状では今あるものをち

ゃんと活用していくとなると、これが一番有力なのではないかなと認識してお

ります。

沖縄県土木建築部

道路街路課長

基本的に、この 2環状 7放射道路で問題ないかと思うが、国道 330 号に関して

は、幹線協を開催して、返還後の基地跡地の道路の位置づけを議論して頂きた

い。

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沖縄総合事務局

開発建設部

道路管理課長

中央環状道路(県道那覇糸満線)は古島方面から那覇 IC に行く朝の通勤ラッ

シュがかなり混んでいる。那覇インターアクセス線ができれば、交通が転換す

ると思われるが、那覇 IC の手前に儀保交差点がある。この辺りは、石嶺付近

の住宅地から那覇糸満線にアクセスしてくる交通が多く、混雑が懸念される。

事務局 昨年来、普天間の跡地利用の道路ネットワークについて議論をしています。ま

た、幹線協を開けるよう調整をしていく予定です。その時には、国道 330 号に

代わって、基地跡地の道路ネットワークが放射道路という位置づけになるかと

思います。

また、那覇糸満線に交通が集中しているのは、おっしゃる通りだと思います。

2環状 7放射道路には入っていませんが、沖縄県で与那原バイパスから浦添北

道路までの間で浦添西原線の整備を進めています。これは、ハシゴ道路の一部

として、東西を連絡する道路として整備してはいるのですが、浦添西原線が完

成すると、石嶺辺りから那覇へ向かう交通の転換が期待できると思われます。

沖縄総合事務局

開発建設部

南部国道事務所副所

中央環状道路の西側は臨港道路と位置づけされています。道路管理者の那覇港

管理組合も今後本会議のメンバーとして参加して頂く方向で考えているので

しょうか。臨港道路も主要渋滞箇所が 2箇所ほど挙がっています。

事務局 中央環状道路として臨港道路を位置づけていますが、臨港道路に関しては既に

整備済みであると認識しています。本会議に関しては、那覇港管理組合の参加

は今のところ考えていないというところです。

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

全体の大きな方針を考える本会議に参加して頂くより、個別箇所の検討する場

としてエリアWGがありますので、そちらで対応していけばいいと思います。

沖縄県土木建築部

土木整備統括監

2 環状 7放射道路として、このルートで公表するということでよろしいのでし

ょうか。繰り返しになりますが、南風原町役場から宜野湾バイパス方面に行く

ルートは、今 Google で検索すると高速道路が入ってこない。一般的な人から

見ると感覚の違いというのが気になります。

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

確かに感覚の違いがあるかもしれませんが、そのために公表しないというのは

考えていなくて、有料区間を通ること含めて周知することが重要と考えていま

す。

事務局 合意できれば、今回会議終了後に渋滞協の資料をインターネットにアップする

予定です。この部分はダメという部分があれば、それを外して載せることにな

ります。

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

ホームページのアップというのは、会議をやったので、資料は資料として、こ

ういった議論がありましたと議事録と合わせて提示して、今後表現方法や提示

の仕方については調整するということであれば、差支えないかと思います。

今後、この部分だけは別の形で周知するなどの方法もあるかと思います。現状

20%程度しか2環状7放射道路を知らないということから周知することが重

要で、積極的にしていきたいなと思っております。時期と提示の仕方について

は事務局から相談があるかと思いますので、よろしくお願いします。

事務局 2 環状 7放射道路の位置づけ・定義についていかがでしょうか?

会長(沖縄総合事務

局開発建設部企画調

整官)

大筋合意は得られていると思います。個別でご意見があればこの後、事務局の

方にお伝え願えますでしょうか。その上で調整して再度皆さんにお示しして、

最終的に合意を得たいと思います。

■その他

沖縄県土木建築部

道路街路課長

2 環状 7放射道路ではないのですが、県議会で国道 331 号瀬長交差点から安次

嶺交差点まで連担して渋滞しているということで、「空港周辺でこんな状態を

放置していいのか」という指摘がありました。

当面は国のほうで瀬長交差点の改築が近々に始まるという回答をしたのです

が、小禄道路が出来るまで渋滞が解消しないというのは時間がかかりすぎると

言われていまして、渋対協やエリアWGの中で議論しつつ、対策を検討してい

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きたいと言うような答弁をさせて頂いたところです。

渋滞の状況というのは日々変わっていくと思っていまして、エリアWGでは、

個別の議論をされていると思うのですけれども、新たな提案というのはもう少

しスムーズにやっていきたい。

また、渋滞対策に向けての事業のスキームができておらず、交差点改良につい

ては交通安全事業としてやっているのが現状となっている。今後交付金の中に

渋滞対策のメニューがあれば、その中で検討していきたいと思っております。

沖縄総合事務局

開発建設部

道路建設課長

ご指摘のあった国道 331 号の瀬長交差点から安次嶺交差点までの渋滞状況は、

国でも十分に認識はしています。瀬長交差点改良も今年度実施予定です。

交付金のパッケージそれについても、本府に相談するなど、今後ご相談させて

頂くことも出てくるかと思います。

以 上