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平成29年度 海技大学校 海上技術コース(航海・機関)

平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

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講 義 要 目

平成29年度

海技大学校

海上技術コース(航海・機関)

Page 2: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

目      次

平成29年度学暦予定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2

講義担当一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

卒業判定基準・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8

選択科目の申請について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6

海上技術コース(航海)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12

海上技術コース(機関)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47

海上技術コース(航海)開講科目一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・10

進級について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7

海上技術コース(機関)開講科目一覧表・・・・・・・・・・・・・・・・11

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Page 3: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

乗船実習開始(技術2年・専修2年)

入試(専攻)

入試(四級、五級)

オリエンテーション(技術・専修、専攻)

授業開始(四級、五級)

授業開始(技術1年・専修1年)

入学式(四級、免許有)

授業開始(四級、免許有)

学内総合避難訓練

六甲登山

~9日(金)

卒業式(四級、五級)

座学開始(専攻1年)

夏季休業開始(技術1年・専修1年)

夏季休業開始(専攻)

夏季休業終了(専攻)

夏季休業終了(技術1年・専修1年)

入試(技術)

入試(専修)

乗船実習終了(専修2年)

 

30日(土)

オリエンテーション(技術・専修)

通信教育開始(専攻1年)

5月 12日(金)

6月  5日(月) 中間試験(技術1年・専修1年)

26日(火)

9月 12日(火)

8月  7日(月)

27日(木)

平成29年度 学暦予定

29年 4月  1日(土)

 4日(火)

7日(金)

21日(金)

10日(月)

11日(火)

20日(木)

5日(水)

入学式(技術1年・専修1年、専攻1年、四級・五級)

オリエンテーション(技術・専修(6~10日)、専攻(6~7日)、四、五級)

6日(木)

7月  1日(土)

21日(金)

31日(木)

15日(火)

         〃

         〃

23日(金)

- 2 -

Page 4: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

~ 6日(金) 前期試験(技術・専修1年)

前期終了(技術1年・専修1年)

後期開始(技術1年・専修1・2年)

総合消火避難訓練

認定試験(専修2年)

入試(三級)

入学式(三級)

授業開始(三級)

~12月1日(金)定期試験(専攻1年)

中間試験(技術1年・専修1年)

後期Ⅰ期試験(専修2年)

授業終了日(専攻1年、三級)

冬季休業開始(技術1年、専修1・2年)

乗船実習終了(技術2年・専攻2年)

乗船実習開始(専攻1年)

通信教育開始(専攻2年)

冬季休業終了(技術1年、専修1・2年)

授業開始(技術1年、専修1・2年、三級)

後期開始(技術2年)認定試験(技術2年)

後期試験(技術1年・専修1年)

卒業試験(技術2年・専修(※後期Ⅱ期)2年 )

来校日(専攻2年)

卒業試験(専攻2年)乙種危険物講習(技術1年・専修1年)卒業式(技術2年・専修2年、専攻2年、三級)春季休業開始(技術1年・専修1年)

~19日(金)

 1日(木) ~ 7日(水)2日(金)

16日(金)

~28日(水)

         〃

23日(月)

16日(木)

25日(月)

~27日(金)

11月 14日(火)

12月   4(月) ~ 8日(金)

     〃

23日(金)

29年10月 2日(月)

15日(日)

16日(月)

19日(木)

15日(月)

27日(月)

31日(日)

8日(月)

22日(金)

30年 1月  1日(月)

3月  1日(木)

2月 22日(木)

9日(火)

15日(水)

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Page 5: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

氏  名 授  業  科  目

教 授 藤 谷 達 也船舶力学、力学及び流体力学、工業化学、材料工学、応用力学、熱力学、物理基礎、海上安全防止法

〃 岩 瀬 潔航海法規Ⅰ、航海法規Ⅱ、法規、法規Ⅰ、法規Ⅱ、航海当直、海上交通法規、航法と音響信号及び発光信号、予防安全としての危機管理

〃 野 尻 良 彦蒸気タービン、熱力学、製図、情報処理演習、コンピュータ、蒸気タービンプラント、製図、機関実習

〃 奥 田 成 幸航海Ⅲ、ECDIS訓練、航海計器、最新の航海計器・通信、航海機器、航海計器の取扱い

〃 淺 木 健 司載貨論、航海力学、運用演習、運用Ⅲ、救命講習、消火講習、荷役実務、載貨、船舶・安全、運用Ⅳ、海技実習、船内保守

〃 前 田 潔制御工学、計測工学、制御システム、自動制御、船用計測システム、SeafarersEducation and Training Policy in Japan

〃 田 中 賢 司海事英語Ⅰ、海事英語Ⅱ、海事英語購読、海事英作文、英会話実務、海事英語、機関英語、機関英語演習、実用水先英語、免許講習(英語)、教育概論、標準海事連絡用語、海事連絡用語

〃 山 本 一 誠船舶安全、船舶・安全、運航管理、安全工学、運用Ⅳ、救命講習、消火講習、基本安全、船内保守、非常時の対応

〃 岩 木 稔 海事法規Ⅰ、情報処理、海事法規、海事法規Ⅱ、海運経済、法規、法規Ⅲ

〃 近 藤 宏 一 補機及び甲板機器、補助機関システム、ERM訓練

〃 角 和 芳電気工学、電子工学、電気電子システム、舶用電気、舶用電気・電子、電気回路作成実習、電気・電子

〃 杉 田 和 巳海事英語Ⅱ、海事英語購読、海事英作文、海事英語、英語、実用水先英語、免許講習(英語)

〃 市 川 義 文 海洋気象、運用Ⅱ、最新の気象測器、気象・海象

〃 石 倉 歩海技丸実習、ECDIS訓練、レーダARPAシミュレータ講習・訓練、航海機器、水先業務(2)

〃 尾 崎 高 司 燃料潤滑論、ボイラ

〃 佐 藤 圭 司内燃機関、ディーゼル機関、機関技能訓練、当直業務、嚮導操船Ⅲ、操船性能、ディーゼル機関開放実習

准 教 授 平 松 雅 裕 制御工学、内燃機関、蒸気タービン、海事法規、執務一般、船舶管理・機関管理、運用Ⅲ、操船性能

〃 岡 本 康 裕 航海計器実習、航海Ⅲ、レーダー観測者講習、航海計器

〃 江 口 俊 彦 国際海事条約概論、機関特性・制御、海事法規、執務一般、船舶の安全と防災

〃 川 﨑 真 人英語、海事英語、英作文、英会話実務、実用水先英語、機関英語、機関英語演習、機関実務英会話Ⅱ、免許講習(英語)

〃 宮 島 英 明 航海Ⅰ、ECDIS訓練、レーダARPAシミュレータ講習・訓練、航海計画、BRM訓練

〃 永 井 義 和船舶管理、執務一般、海事法規、船舶機関管理概論、当直業務、機関性能、保船管理、船舶の安全と防災、運用Ⅲ、船舶保安管理者講習、国際海事条約概論

〃 久 保 野 雅 敬 運用Ⅰ、航海当直、船舶保安管理者講習、操船シミュレータ訓練

〃 遠 藤 小 百 合 法規Ⅰ、法規Ⅱ、灯火及び形象物、航海法規、ECDIS訓練

〃 佐 藤 歩 美 救命講習

〃 中 村 雄 史 燃料潤滑論、蒸気タービン、ボイラ、蒸気タービンプラント、燃料・潤滑

〃 藤 井 迪 生 操船論、運用演習、運用Ⅰ、操船シミュレータ訓練

講 師 杉 山 秀 光 燃料潤滑論、保全工学・実務、機械工作法、電気工学、電子工学

〃 長 尾 正 和 機械工作法、工作実習、機関技能訓練、機関作業管理訓練

〃 宮 田 亮 史 海技丸実習

〃 大 井 一 道 天文航法、航海Ⅱ、航海計画、ECDIS訓練、レーダーARPAシミュレータ講習・訓練

〃 吉 原 広 太 郎制御工学、制御システム、自動制御、機関室シミュレータ実習、主機遠隔操縦器訓練、ERM訓練

〃 長 谷 川 雅 俊 推進、推進論、補機、機関室シミュレータ実習

〃 奥 富 雄 司 地文・電波航法、ECDIS訓練、レーダーARPAシミュレータ講習・訓練、航海Ⅱ

〃 戸 羽 政 博 航海計器、航海Ⅱ、ECDIS訓練

助 教 町 田 健 三 海技丸実習

〃 長 岡 晋 也 海技丸実習

〃 濵 田 聡 樹 救命講習

〃 山 田 知 佳 電気工学、電子工学、機関算法

〃 藤   原       宏 海技丸実習

助 手 原 憲 一 運用実習、甲板作業管理訓練、当直、船内保守

講 義 担 当 一 覧 表

全教員名簿

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Page 6: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

氏  名 授  業  科  目

非 常 勤 講 師 阿   部       実 救命講習、消火講習〃 新 井 康 夫 航海計器、航海機器、最近の船舶及び航海関連機器の動向

〃 池 西 憲 治推進論、、海事教育手法(模擬授業の計画、実施及び評価手法、フォローアップ手法、試験作成の考え方)

〃 伊 藤 加 奈 子海事英語Ⅰ、船員実務英会話、海事英会話、機関実務英会話Ⅰ・Ⅱ、免許講習(英語)

〃 岩 崎 泰 典 運用Ⅲ、船舶工学、造船工学〃 浦   田       満 航海Ⅰ、地文電波航法〃 大 西 由 美 英会話実務、免許講習(英語)〃 岡 田 久 雄 内燃機関〃 岡 村 世 紀 一 操船シミュレータ訓練〃 川 端 鉄 夫 補機開放実習、機関技能訓練、機関作業管理訓練

〃 國 安 慶 子 ECDIS訓練、航海Ⅰ、航海Ⅱ〃 北 口 民 子 船舶衛生、運用Ⅳ〃 塩 谷 茂 明 運用Ⅱ〃 島 村 康 雄 海事法規、執務一般、船舶管理、補機、船舶保安管理者講習〃 寺 井 幹 雄 電子工学、電子工学、内燃機関〃 滝 本 純 治 運用Ⅳ、操船・海難〃 津 金 正 典 船舶保安管理者講習

〃 中 井 義 一海事英語Ⅱ、機関実務英会話Ⅰ、海事英語、英作文、実用水先英語、機関英語演習、免許講習(英語)

〃   長   岡      明 英語、海事英語、機関実務英会話Ⅰ、免許講習(英語)〃 野 口 國 昭 運用Ⅰ、操船シミュレータ訓練、BRM訓練〃 濵 巌 船舶工学、造船工学、運用Ⅲ〃 廣   澤       明 操船シミュレータ訓練、BRM訓練、リスクマネジメント、BRM〃 藤 栄 嘉 隆 航海数学、情報処理、基礎数学、工業数学、機関算法〃 冨 士 川 巧 電波工学、航海Ⅲ〃 松 下 光 雄 旋盤、溶接〃 松 本 正 孜 無線法規、電気通信術、GMDSSシミュレータ訓練、二級海上特殊無線技士〃 真 野 元 成 甲板作業管理訓練〃 水 野 史 朗 安全管理概論、ISMコード、PSC対応〃 宮 重 裕 一 郎 安全管理システム、ISMコードおよびPSC〃 宮 地 昭 操船シミュレータ訓練、BRM訓練〃 宮 谷 和 男 甲板作業管理訓練、救命講習、消火講習、船舶安全〃 村 井 康 二 航海Ⅰ〃 村 上 陽 一 郎 保健体育〃 安 田 勝 彦 運用Ⅲ

〃 山 下 勝 博無線情報処理、電波法規、海上無線通信演習、GMDSS演習、無線工学、電気通信術、VHF通信、GMDSSシミュレータ訓練、二級海上特殊無線技士、航海通信

〃 山 本 良 史 BRM訓練、操船シミュレータ訓練、当直業務

〃 ハ フ マ ン 典 子船員実務英会話、海事英会話、英会話実務、実用水先英語、機関実務英会話Ⅰ免許講習(英語)

〃 ロ バ ー ト ・ ク イ ン 海事英会話、英会話実務、実用水先英語、機関実務英会話Ⅰ△水先コース(一部)を除く

非常勤講師名簿 (授業担当)

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1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。

2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について、履修の申請を期日ま でに教務課へ提出しなければなりません。  履修届のなされていない科目の単位は認められません。

項目 開 講 さ れ る 必 修 科 目 選 択 科 目 最 低 卒 業 の た め に種別 科 目 単 位 数 単 位 数 修 得 単 位 数 必 要 な 計 単 位 数航 海 79 ※ 79 ※ 79 ※機 関 75.75 ※ 72.75 ※ 73.75 ※

   (注)※印は、学外船舶実習36単位を含む。

3.選択履修科目の申請は、1年次開講科目については前期授業開始日の翌日から2週間 以内とし、また2年次開講科目については1年次後期授業開始日の翌日から2週間以内 に行ってください。

4.選択履修科目の追加申請は前項の申請期日より3週間以内に、また、選択履修科目の取 消しは申請科目の定期試験開始日の3週間前までに行わなければなりません。

5.後期開始科目で、他に受講者のある科目については、特例として後期開始後2週間以 内に限り、追加履修を認めることがあります。この場合、科目担当教員の受講許可書を 添えて、教務課に申し出て承認を受けなければなりません。

選択科目の申請について

-1

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1.各授業科目ごとに欠席が総授業時間数の3分の1を超えると卒業・修了試験等を受け ることができません。2.卒業・修了試験の遅刻者は、15分以内に退席者のない限り受けることができます。

3.進級の認定は次の条件を満たした者について行います。  (1) 実習、実験及び実技のうち、必修科目の全科目に合格していること。 (2) 必修科目(実習、実験及び実技を除く)の不合格が5科目以内であること。

4.進級判定に不合格となった者は、現学年に留まり必修科目の不合格科目を再履修しな ければなりません。ただし、不合格となった選択科目については、届出により再履修す ることができます。  再履修しようとする者は、所定の様式により、前期及び後期授業開始の翌日から2週 間以内に校長に再履修願を提出しなければなりません。  ※ ここでいう再履修とは、進級判定に不合格となった者が、1年次開講科目のうち 不合格科目について再び履修することを指します。

進級について

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1.卒業  卒業のためには次の条件を満足させなければなりません。  (1) 必要な単位を取得すること  (2) 卒業・修了試験に合格すること。ただし、各科目は60点以上を合格とし    ます。

2.追試験  病気、その他やむを得ない事情により卒業・修了試験に欠席した場合には、追試 験を受けることができます。  追試験を希望する者は、所定の様式により校長に追試験願を提出しなければなり ません。

3.再試験  卒業・修了試験の結果、不合格となった科目に対しては1回に限り再試験を行う 場合があります。  再試験を希望する者は、所定の様式により校長に1週間以内に再試験願を提出し なければなりません。

4.再履修  (1) 再試験の結果、更に不合格科目がある場合には、その科目を再履修しなけ    ればなりません。  (2) 再履修しようとする者は、所定の様式により、校長に再履修願を提出して     下さい。  (3) 1年次における再履修科目については、2年次後期に当該科目の認定試験 を行います。    ただし、海上技術コースの乗船実習を除きます。    再履修科目に対しては、卒業期日後3カ月以内に認定試験を行います。    また、当分の間、再履修科目が2科目以内の場合は、1カ月以内に認定試験    を行う場合があります。  (4) 上記の認定試験に不合格の場合には、更に3カ月以内に認定試験を受ける    ことになります。

卒業判定基準

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Page 11: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

航海科 

必修 選択

地文・電波航法 2.0 奥富 3 ◇ 奥富 2 ◇

天文航法 1.5 大井 2 ◇ 大井 2 ◇レーダーARPAシミュレータ航法実習 0.5 奥富 1 ◇※

航海計器 2.5 奥田 2 ◇ 奥田 3 ◇

電波工学 0.5 冨士川 1 ◇

航海計器実習 0.5 岡本 1 ◇※

船舶工学 1.0 岩崎 1 ○◇ 岩崎 1 ◇

航海力学 1.0 淺木 2 ◇

航海当直 1.0 久保野 2 ◇

海洋気象 1.5 市川 2 ◇ 市川 2 ◇

操船論 1.0 藤井 2 ◇

載貨論  1.0 淺木 2 ◇

船舶安全 1.0 山本 2 ◇

船舶衛生 0.5 北口 2 ○◇

航海法規Ⅰ 1.0 岩瀬 2 ◇

海事法規Ⅰ 0.5 岩木 1 ◇

海事英語Ⅰ 2.0 田中・伊藤 2 ◇※ 田中・伊藤 2 ◇※

海事英語Ⅱ 0.5 杉田・中井 1 ◇※

船員実務英会話 0.5 伊藤・ハフマン 1 ◇※

海事英会話 0.5 伊藤・ハフマン 1 ◇※

無線情報処理 0.5 山下 1

電波法規 1.0 山下 2海上無線通信演習 0.5 山下 1

航海数学 2.0 藤栄 2 藤栄 2

情報処理 4.0 岩木/藤栄 4 岩木/藤栄 4

船舶力学 1.0 藤谷 2 ◇

総合実習◇ 4.0 1.5

海運経済 1.0 岩木 4 ◇

運航管理 1.0 山本 4 ◇

航海法規Ⅱ 1.0 岩瀬 2 ◇

海事法規Ⅱ 1.0 岩木 4 ◇

運用実習 1.0 原 4

運用演習 0.5 淺木/藤井 2 ◇

海技実習◇ 1.0 航海科教員

3.0 航海科教員 2 ◇ 航海科教員 2 ◇ 航海科教員 4 ◇

43.0 33 0 28 0 30 0

《注》 1年前期・後期はそれぞれ15週、2年後期は7.5週。

《注》 ○は航・機合併、◇は航海専修との合併の授業を示す。

  ※は分級を要する授業を示す。

30

総計 33 28

学外船舶実習

海上技術コース(航海)開講科目一覧表

科目名 単位数 1年前期(15週) 1年後期(15週) 2年後期(7.5週)

必修 選択 必修 選択 必修 選択

特別研究

運航実務基礎

運航実務

航海

運用

法規

海事英語

海上通信

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Page 12: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

機関科

科目名 必修 選択

ボ イ ラ 1.5 中村 1 ◇ 中村 2 ◇

蒸 気 タ ー ビ ン 1 野尻 2 ◇デ ィ ー ゼ ル 機 関( ガ ス タ ー ビ ン を 含 む ) 2 佐藤圭 2 ◇ 佐藤圭 2 ◇

推 進 論 0.5 長谷川 1 ◇

補 機 及 び 甲 板 機 器 1.5 近藤 1 ◇ 近藤 2 ◇

電 気 工 学 1.5 角 2 ◇ 角 1 ◇

電 子 工 学 1 角 2 ◇

制 御 工 学 1 前田 2 ◇

計 測 工 学 0.5 前田 1 ◇

燃 料 潤 滑 論 1 中村 2 ◇

熱 力 学 1 藤谷 2 ◇

力 学 及 び 流 体 力 学 1 藤谷 2 ◇

機関学Ⅲ 材 料 工 学 0.5 藤谷 1 ◇

造 船 工 学 0.5 岩崎 1 ◇

機 関 算 法 0.25 藤栄 1

製 図 1 野尻 2 ◇

執 務 1 永井 2

船 舶 管 理 0.5 永井 1

保 全 実 務 0.5 杉山 1

海 事 法 規 1 永井 2 ◇

船 舶 衛 生 0.5 北口 2 ○◇

シミュレータ実習 機 関 シ ミ ュ レ ー タ 実 習 2 吉原 2 ◇ 吉原/長谷川 2 ◇

機 関 英 語 1 田中・川﨑 2 ◇※

機 関 英 語 演 習 1 0.5 田中・川﨑 2 ◇※ 田中2・川崎2 4

機 関 実 務 英 会 話 Ⅰ 0.5 伊藤/ハフマン 1 ◇※

機 関 実 務 英 会 話 Ⅱ 0.5 伊藤/ハフマン 1 ◇※

デ ィ ー ゼ ル プ ラ ン ト 1 寺井 4

蒸 気 タ ー ビ ン プ ラ ン ト 0.5 野尻/中村 2

システム管理 補 助 機 関 シ ス テ ム 0.5 江口 2

電 気 電 子 シ ス テ ム 0.5 角 2

制 御 シ ス テ ム 0.5 前田 2

情 報 処 理 1.5 野尻 3 ◇

情 報 処 理 演 習 1 野尻 2 ◇

基 礎 数 学 1 藤栄 2 ◇

専門基礎 工 業 数 学 1 藤栄 2 ◇

工 業 化 学 1 藤谷 2 ◇

保健体育衛生 保 健 体 育 0.5 村上 1

2 機関科教官 (5) 機関科教官 (5)

2 機関科教官 (5) 機関科教官 (5)

2 機関科教官 2 機関科教官 4

計 36.75 3 35 (5) 0 23 (5) 3 15 8

総計 35 (5) 26 (5) 23

《注》1年前期・後期はそれぞれ15週、2年後期は7.5週。

《注》○は航・機合併、◇は機関専修との合併の授業を示す。   ※は分級を要する授業を示す。   ( )は日数を表す。

39.75

機関学Ⅰ

機関学Ⅱ

特別研究

学内船舶実習

機関・工作実習

海上技術コース(機関)開講科目一覧表

執務一般

海事英語

コンピュータ

2年後期

必修 選択必修

単位数

選択必修 選択

1年後期1年前期

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技術N1年・2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 航海 地文・電波航法

開講時期 1年前期・2年後期 (Terrestrial Navigation)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 2.0単位

週 時 数1年前期 3時間2年後期 2時間 奥富 雄司 

必修選択の別 必修

【参考書】

海上技術コース(航海)1年・2年

【授業目的】 航法諸元解説、航程線航法、水路図誌、航路標識及び電波航法を中心として三級海技士としての十分な知識を得るとともに上級免状取得のための基礎を築く。

【授業内容・計画】 1.地文航法諸元解説及び基礎算法 2.航程線航行 3.水路図誌 4.航路標識 5.沿岸航行 6.大圏航行 7.電子航法

【使用教材・機材】 関数電卓 練習用海図 No.15およびNo.16【教科書】

   「地文航法 二訂版」長谷川健二・平野研一(海文堂) 

【その他留意事項】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

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Page 14: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年・2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 航海 天文航法

開講時期 1年後期・2年後期 (Celestial Navigation)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.5単位

週 時 数 2時間 大井 一道

必修選択の別 必修

【参考書】

海上技術コース(航海)1年・2年

【授業目的】  諸元解説のほか、天球図の概念、天体の方位角計算、緯度算法の計算を通じ、 天文航法の基礎的内容をすべて網羅し、三級海技士としての十分な知識を得る とともに上級免状取得のための基礎を築く。

【授業内容・計画】 1.天文概説および天球図説 2.時の概念 3.天測暦による天体諸要素 4.天体出没時および薄明 5.天体の高度改正法 6.コンパス誤差の測定(出没方位角算法、時辰方位角算法、北極星方位角算法) 7.天体の子午線正中時(子午線正中時算法、時刻改正) 8.緯度の測定および経度の測定(子午線高度緯度法、北極星緯度法) 9.天測による船位の決定法10.天体の選定および観測時期11.索星12.天測船位の誤差13.潮汐と潮流14.修了試験【使用教材・機材】 関数電卓

【教科書】   「天文航法」長谷川健二(海文堂)    「天測計算表」(海上保安庁水路部)

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

【その他留意事項】

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Page 15: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 航海 レーダ・ARPAシミュレータ航法実習

開講時期 1年後期 (Radar ARPA Simulation)

授業方法 実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 奥富 雄司 

必修選択の別 必修

   3.レーダによる船位測定と避険法

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】  レーダ・ARPAシミュレータを使用して、状況判断及び避航操船等の航海当直 訓練を行うとともに視界制限時における航法訓練を実施し、レーダ及びARPA 機能の効果的な利用法を習得する。

【授業内容・計画】   1.レーダ・ARPA機器取扱い   2.レーダプロッティングの意義及びARPA機能の理解

  4.情報の解析及び状況判断   5.避航の検討・実施及び避航効果の確認   7.VHFの取扱い

【使用教材・機材】   レーダ・ARPAシミュレータ

プリント【教科書】

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】 出席状況と実習時の成績で総合評価する。

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Page 16: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 航海 航海計器

開講時期 1年前期・後期 (Nautical Instruments)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数2.5単位(前期1.0、後期1.5)

週 時 数前期2時間後期3時間

必修選択の別 必修 ※第一級海上特殊無線技士の取得に必要

海上技術コース(航海)1年

奥田 成幸

【授業目的】  船舶で使用するすべての航海計器に関する原理と取扱いに関する技術を教授し、 三級海技士相当以上の実力を養う。また、航海用自動制御機器に対する理解を深 めるため、制御工学の基礎と航海用自動制御機器の実際を教授する。実船で用い られる自動制御機器の実機、シミュレータ、模型等を使用した講義を含む。

【授業内容・計画】 1.航海計器の概要 2.六分儀(構造、器差、器差修正、取扱い) 3.船速距離計(電磁ログ、ドップラーログ、その他の船速距離計、接岸速度計に  ついての原理、特徴(精度)、取扱い) 4.音響測深儀(原理、取扱い) 5.磁気コンパス(原理、自差、自差測定、自差修正) 6.方位鏡(構造、取扱い) 7.制御工学(自動制御の基礎、航海用自動制御機器の構造) 8.ジャイロコンパス(原理、誤差、取扱い) 9.オートパイロット(原理、性能、取扱) 10.無線方位測定機(原理、性能、取扱い) 11.レーダ(原理、性能、精度、取扱い、映像障害及び偽像) 12.ARPA(構造、性能、取扱い) 13.双曲線航法装置(ロラン、原理、精度と有効範囲、取扱い) 14.衛星航法装置(GPS、DGPS、システム、性能、精度、取扱い)

【使用教材・機材】

【教科書】   「基礎航海計器 改訂版」米澤弓雄(成山堂)    「新訂増補 ジャイロコンパスとオートパイロット」前畑幸弥(成山堂)   「電波計器 五訂増補版」西谷芳雄(成山堂)    「航海用 自動制御装置 改訂新版」前畑幸弥・奥田成幸(海文堂)

【その他留意事項】   第一級海上特殊無線技士の資格を得るには、本科目を修得しなければならない。

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験は、前期・後期の終わりの週に行う試験期間に実施する。   試験成績を評価する。

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 航海 電波工学

開講時期 1年前期 (Radio Engineering)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間

必修選択の別 必修 ※第一級海上特殊無線技士の取得に必要

   修了試験は、前期の終わりの週に行う試験期間に実施する。

海上技術コース(航海)1年

冨士川  巧

【授業目的】  航海計器では電波を用いた船位計測や速度検出を、またGMDSSでは電波を用 いて通信を行っている。これら航海計器や無線設備を十二分に使いこなせる技術を 培うため、電波の特性やそれにかかわる基礎知識を教授する。

【授業内容・計画】 1.電波工学の概要 2.電波の発生(電流、電磁界の概要、発生メカニズム) 3.進行波と定在波(定在波の発生メカニズムと特徴、整合) 4.給電線(種類と構造、特性) 5.アンテナ(種類と構造、特性) 6.電波伝播特性(地上波、対流圏伝播波、電離層と電離層反射波)

【使用教材・機材】   電波実験装置

【教科書】

【その他留意事項】   第一級海上特殊無線技士の資格を得るには、本科目を修得しなければならない。

【参考書】

【成績評価の方法】

  修了試験成績を評価する。

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 航海 航海計器実習

開講時期 1年後期 (Practice of Nautical Instruments)

授業方法 実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間

必修選択の別 必修 ※第一級海上特殊無線技士の取得に必要

【参考書】

海上技術コース(航海)1年

岡本 康裕

【授業目的】  授業計画に掲げる航海計器、計測器に対する理解と取扱いの技能を向上させる ための実験、実習を行う。

【授業内容・計画】 1.実習概要説明 2.磁気コンパス、六分儀、ジャイロコンパス、オートパイロット、船速距離計、 音響測深機、方位鏡、 レーダ、ARPA、無線方位測定機、ロランC、GPS、 DGPS、AIS、高周波電力計、SWR計、電流計、電圧計、テスター 3.実習の整理

【使用教材・機材】 磁気コンパス、ジャイロコンパス、オートパイロット、六分儀、船速距離計、音響測深機、方位鏡、レーダ、ARPA、無線方位測定機、ロランC・GPS・ビーコン各受信機、AIS受信機、測定器(テスター、電流計、電圧計、高周波電力計、SWR計)

【教科書】 プリント(実施要領書、実習ノート)

【その他留意事項】   第一級海上特殊無線技士の資格を得るには、本科目を修得しなければならない。

   航海計器の授業で使用している教科書、各計器の取扱説明書等

【成績評価の方法】   授業時間出席と課題報告書を提出

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Page 19: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運用 船舶工学

開講時期 1年前期・後期 (Naval Architecture)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 1時間 岩崎 泰典

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】    船体構造に関する基礎知識を習得し、船舶の運航及び保守・整備上必要となる船体要目、構造及び材料等について、船体関係の各種図面を参照しながら習熟する。

【授業内容・計画】1.船の種類と船体構造の概要2.船の形と大きさ3.船体強度4.鋼材配置5.鋼船構造6.船体構造に関する規則7.船体用鋼材8.鋼材の接合9.船の主な設備と属具10.材料力学の基本11.船体構造と関係図面

【使用教材・機材】 船体関係各種図面 練習船「海技丸」【教科書】

   「航海造船学 二訂版」野原威男・庄司邦昭(海文堂) 

【その他留意事項】

【参考書】   海事六法(海文堂)

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

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Page 20: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運用 航海力学

開講時期 1年前期 (Statics on Marine Transportation)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 淺木 健司

必修選択の別 必修

1.復原性及びトリムに関する理論 復原性に関連する要素 復原力曲線 自由水影響 区画浸水 積荷・揚荷に伴う変化 異比重水域への移動に伴う喫水及びトリム変化 排水量の精測

2.船体動揺と貨物の固縛 3.荷役装置の力学 4.流体の力学

   「航海力学」明渡範次(海文堂)

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】  船舶運航に関係する各種力学について基礎理論から解説し、演習問題で理解力 を高め、更に実務面での応用力を養う。

【授業内容・計画】

【使用教材・機材】   関数電卓

【教科書】 「基本 運用術 二訂版」 本田啓之輔/淺木健司(海文堂)

   プリント製本

【参考書】

   毎回、電卓を必ず持参すること。

【成績評価の方法】   修了試験の成績により評価する。

【その他留意事項】

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Page 21: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運用 航海当直

開講時期 1年前期 (Watch-keeping)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 久保野 雅敬

必修選択の別 必修

   「航海科実習ノート」(海技教育財団)

【参考書】

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】  当直航海士の実務を学ぶ。特に、当直法の基準について学習することと、航海 日誌の書き方に慣れるよう実務上の演習問題を解きながら習熟する。

【授業内容・計画】 1.航海当直の基準と実務  (1)航海当直の実務 ,(単独当直、単独操船の心得と出入港S/B時の船長補佐実務)  (2)IMOでの経緯とSTCW条約における基準の意義  (3)航海当直基準(告示)の内容 2.航海日誌  (1)航海日誌の種類と取扱い  (2)航海日誌の書き方 3.航海当直問題演習

【使用教材・機材】   配布プリント

【教科書】 「基本 運用術 二訂版」 本田啓之輔/淺木健司(海文堂)

   「海事六法」国土交通省海事局監修(海文堂)※最新版

【その他留意事項】

    DVD 「BRMとは」 「ひとりBRM」「PILOT乗船時の心得」

【成績評価の方法】   期末、修了試験及び演習成績、60点以上合格。

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技術N1年・2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運用 海洋気象

開講時期 1年前期・2年後期 (Marine Meteorology)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.5単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年・2年

市川 義文

【授業目的】  海洋気象において、気象要素及び天気モデルについての基本的な知識を理解 し、天気図を読む力を修得するとともに、沿岸及び大洋航海に気象を応用する力を 修得する。

【授業内容・計画】 1.気象要素 2.天気モデル  大気の安定・不安定、気圧と風、大気の大循環、気団と高気圧、  前線と温帯低気圧、熱帯低気圧、霧 3.気象観測と気象通報 4.地上天気図  地上天気図の解読、天気図と等圧線型式 5.高層天気図と気象予報 6.波と海流 【使用教材・機材】

   ビデオテープ、液晶プロジェクター

【教科書】   「海洋気象講座」福地章(成山堂) 

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運用 操船論

開講時期 1年前期 (Ship Handling)

授業方法 講義・演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 藤井 迪生

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】  操船性能に関する基礎を学び、停泊操船、荒天時の特殊操船、並びに海難発生 時や海難船舶等の捜索法に関する操船法を学習する。

【授業内容・計画】 1.船舶操縦性能・運動性能理論 2.一般操船論 3.荒天操船法、係泊操船法 4.特殊操船概論 5.海難概論 6.海難船舶の捜索と救助

【使用教材・機材】   視聴覚教材

【教科書】 「基本 運用術 二訂版」 本田啓之輔/淺木健司(海文堂)

【その他留意事項】   5回以上欠席した者は修了試験を受験できない。

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績及び出席状況を総合評価する。

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Page 24: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

科目区分 運用

開講時期 1年後期

授業方法 講義

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

1.海上貨物輸送の基本 2.船舶の載貨能力 3.船舶の荷役設備 4.貨物の取り扱い、積付け及び保全 5.積荷と船体強度 7.石油類の輸送と安全

海上技術コース(航海)1年 授業科目名(英語表記)

載貨論

(Ship Cargo Handling)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

【参考書】

淺木 健司

【授業目的】  貨物の海上輸送を行うに当たり、航海士として必要な一連の知識・技術を習得 する。

【授業内容・計画】

【使用教材・機材】   タンカー荷役シミュレータ   視聴覚教材

【教科書】   「海事六法」国土交通省海事局監修(海文堂)※最新版   「基本 運用術 二訂版」 本田啓之輔/淺木健司(海文堂)

【その他留意事項】   5回以上欠席した者は修了試験の受験を認めない。

  内航タンカー安全指針

【成績評価の方法】   修了試験の成績及び平常時のレポート等により評価する。

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技術N1年

科目区分 運用

開講時期 1年前期

授業方法 講義

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年 授業科目名(英語表記)

船舶安全

(Ship Safety Equipments)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

山本 一誠

【授業目的】 海上における人命の安全と堪航性の保持を達成するために必要な知識、及び国際条約に基づく船舶安全法関連規則の概要を把握する。

【授業内容・計画】

§1 船舶の安全に関する施策§2 係留設備§3 操舵設備§4 救命設備§5 消防設備§6 船用品とその取扱い§7 船体の保存手入れと船の検査§8 安全管理

【使用教材・機材】   索具張力実験実習装置、複合ガス検知器

【教科書】   「海事六法」国土交通省海事局監修(海文堂)※最新版   「基本 運用術 二訂版」 本田啓之輔/淺木健司(海文堂)

   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】

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技術N2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運用 船舶衛生

開講時期 2年後期 (Medical First and Medical Care)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 2時間 北口 民子

必修選択の別 必修

【使用教材・機材】

海上技術コース(航海)2年

【授業目的】  船内での病気や災害に対する応急手当などの基礎的な応対について習得する。

【授業内容・計画】   1.船内多発疾患   2.船内に備える応急医療設備の種類と使用方法   3.外傷、火傷、熱射病、感電、酸欠、ガス中毒、冷媒液による凍傷その他の負傷の    症状及び応急手当の方法

【成績評価の方法】

【教科書】  プリント

【参考書】

   後期試験の成績

【その他留意事項】

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 法規 航海法規Ⅰ

開講時期 1年前期 (Navigational Regulations Ⅰ)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 岩瀬  潔

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】  三級海技士レベルの知識の修得を目的として、海上衝突予防法を主に学習し、 演習問題で該当法規の理解度を含める。

【授業内容・計画】 1.海上衝突予防法並びにこれに基づく命令

【使用教材・機材】

 【教科書】

   「図説 海上衝突予防法(第21版)」福井淡・淺木健司(海文堂)

    ただし、授業時間の2/3以上の出席しない場合は修了試験を受けることができない。【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績及び出席を総合評価する。

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Page 28: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 法規 海事法規Ⅰ

開講時期 1年前期 (Navigational Regulations Ⅰ)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 岩木  稔

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】  三級海技士レベルの知識の修得を目的として、船員法、船舶職員法及び小型 船舶操縦者法等を主に学習し、演習問題で各法令の理解度を深めることとする。

【授業内容・計画】 1.船員法及びこれに基づく命令 2.船舶職員及び小型船舶操縦者法及びこれに基づく命令 3.海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律及びこれに基づく命令 4.船舶法及び船舶のトン数の測度に関する法律並びにこれらに基づく命令

【使用教材・機材】

 【教科書】

   「海事六法」国土交通省海事局監修(海文堂)※最新版    

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   小テスト・修了試験の成績及び出席状況を総合評価する。

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Page 29: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海事英語 海事英語Ⅰ

開講時期 1年前期・後期 (Maritime English Ⅰ)

授業方法 演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 2.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修 ※第一級海上特殊無線技士の取得に必要

【使用教材・機材】

海上技術コース(航海)1年

◎田中 賢司、 伊藤 加奈子

【授業目的】 海事英語を習得する上で重要な基礎を身につけるべく、必修科目としての英語の基礎力と船舶職員として必要な英語力を養う。海事に関する英文と共に、IMO標準海事通信用語集から必要な項目と表現を選んで用いる。

【授業内容・計画】 1.英文を読むための基礎 2.海事英語読解練習 3.会話表現の基礎 4.IMO標準海事通信用語集における英会話表現

   「新版 英和対訳 IMO標準海事通信用語集 [平成23年6月版]」(成山堂)

    

【教科書】   「総合英語 フォレスト(第7版)」石黒 昭博(桐原書店)

【参考書】   「英語 第一級海上特殊無線技士用」(情報通信振興会)   「英語 第三級海上無線通信士用」(情報通信振興会)   「ジーニアス英和辞典 [第5版]」(大修館)又は「オーレックス英和辞典 [第2版]」(旺文社)

   「Drills in Standard Marine Navigational Vocabulary(プリント製本)」(海技教育財団)

   第一級海上特殊無線技士の資格を得るには、本科目を修得しなければならない。

【成績評価の方法】   出席と修了試験の成績を総合評価する。

【その他留意事項】   英和辞典を持参すること。

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海事英語 海事英語Ⅱ

開講時期 1年後期 (Maritime English Ⅱ)

授業方法 演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間

必修選択の別 必修 ※第一級海上特殊無線技士の取得に必要

海上技術コース(航海)1年

◎杉田 和巳、 中井 義一

【授業目的】 海事英語Ⅰにおける基礎をもとに、水路図誌、気象情報並びに船舶の安全及び運航に関する情報を理解することができる程度の海事英語を読解し、英語のより充実した理解と航海に必要な表現を習得することを目的とする。

【授業内容・計画】 限られた時間を有効に活用するため、速読を課す。音読を主体とする授業であるため、出席はもちろんのこと、積極的な授業参加が必要である。

【使用教材・機材】   

【教科書】   「英語 第一級海上特殊無線技士用」(情報通信振興会)   「Drills in Standard Marine Navigational Vocabulary(プリント製本)」(海技教育財団)

   第一級海上特殊無線技士の資格を得るには、本科目を修得しなければならない。

【参考書】   「英語 第三級海上無線通信士用」(情報通信振興会)   「ジーニアス英和辞典 [第5版]」(大修館)又は「オーレックス英和辞典 [第2版]」(旺文社)   「新版 英和対訳 IMO標準海事通信用語集 [平成23年6月版]」(成山堂)   「総合英語 フォレスト(第7版)」(桐原書店)

【成績評価の方法】   出席と提出課題及び修了試験の成績を総合評価する。

【その他留意事項】   英和辞典を持参すること。

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Page 31: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海事英語 船員実務英会話

開講時期 1年前期 (Practical Marine English Conversation)

授業方法 演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 ◎伊藤 加奈子 ・ ハフマン典子

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】 乗船実習の経験を踏まえ、日常的な英会話の復習から始めて実務上必要な英語を聞き、話す能力を訓練する。

【授業内容・計画】   1.交代要員として乗船する際の自己紹介・挨拶等   2.船内作業で必要とされる指示、質問・確認事項を英語で的確に表現する訓練   3.役割練習(船内通信・sanitary officer等)   4.具体的な場面練習(安全訓練・衛生教育等)

【使用教材・機材】   プリント教材(別途資料を配布する)

【教科書】   「Drills in Standard Marine Navigational Vocabulary(プリント製本)」(海技教育財団)   

   出席・課題提出、授業中の発話、修了試験を総合評価する。

【その他留意事項】

【参考書】   「ジーニアス英和辞典 [第5版]」(大修館)又は「オーレックス英和辞典 [第2版]」(旺文社)   「新版 英和対訳 IMO標準海事通信用語集 [平成23年6月版]」(成山堂)

【成績評価の方法】

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海事英語 海事英会話

開講時期 1年後期 (Maritime English Conversation)

授業方法 演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 ◎伊藤 加奈子 ・ ハフマン典子

必修選択の別 必修

【参考書】

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】 日常よく使う基本的な表現を中心に海事英会話の基礎力をつけていくことがねらい。授業ではテープ、ビデオなどを利用して取り組みやすい形で行う。

【授業内容・計画】 1.日常の挨拶 2.役割練習 3.具体的な場面練習(自己紹介、食事など)

【使用教材・機材】   ビデオ、プリント教材(別途資料を配付する)  

【教科書】   ビデオ、プリントを使用する。

【その他留意事項】

   「ジーニアス英和辞典 [第5版]」(大修館)又は「オーレックス英和辞典 [第2版]」(旺文社)

【成績評価の方法】   出席、提出課題、授業中の発話、修了試験の成績を総合判断する。

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技術N1年

科目区分 海上通信

開講時期 1年後期

授業方法 講義

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間

必修選択の別 必修

   修了試験は、後期の終わりの週に行う試験期間に実施する。

山下 勝博

海上技術コース(航海)1年 授業科目名(英語表記)

無線情報処理

(Radio Information Technology)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

【参考書】

※第一級海上特殊無線技士の取得に必要

【授業目的】  電波を用いる機器を効率的に、かつ正確に使用するために、その機器の動作特性  を知ることが必要である。これに必要な基本的知識、基本的な電子回路と情報処理 方式並びに通信方式、更にそれらを実際に使用している機器の構造、特性などを教 授する。

【授業内容・計画】 (1)無線情報処理の概要 (2)電子管と半導体 (3)基本電子回路(構成と特徴) (4)電源回路(種類と構成、特徴) (5)情報処理の概念(無線電話の基礎、情報伝達の種類と方法) (6)通信方法(変調、復調の種類と特性、DSB、SSB、FM無線電話装置) (7)衛星通信装置(種類と構造、特性) (8)レーダ (9)DSC通信装置、NAVTEX受信機、SART

【使用教材・機材】   GMDSSシミュレータ   NAVTEX、SART

【教科書】   「無線工学 第一級海上特殊無線技士用」(情報通信振興会)

   プリント

【その他留意事項】   第一級海上特殊無線技士の資格を得るには、本科目を修得しなければならない。

【成績評価の方法】

   修了試験成績を評価する。

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海上通信 電波法規

開講時期 1年前期 (Radio Regulations)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修 ※第一級海上特殊無線技士の取得に必要

海上技術コース(航海)1年

山下 勝博

【授業目的】 次の法規及び規則に関する講義を行う。 1.電波法及びこれに基づく政省令(船舶安全法、及び電気通信事業法、並びに   これらに基づく命令の関係規定を含む) 2.国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約、国際電気通信連合憲章に   規程する無線通信規則(電気通信業務を取り扱う際の基本的規定に限る。) 3.国際条約(SOLAS条約、、STCW条約)(電波に関する規定に限る。)

【授業内容・計画】 1.電波法及びこれに基づく政省令   (船舶安全法、及び電気通信事業法、並びにこれらに基づく命令の関係規定を   含む。) 2.国際電気通信連合憲章、国際電気通信連合条約、国際電気通信連合憲章に   規程する無線通信規則(電気通信業務を取り扱う際の基本的規定に限る。) 3.国際条約(SOLAS条約、、STCW条約)(電波に関する規定に限る。)

【使用教材・機材】   

【教科書】   「法規 第一級海上特殊無線技士用」(情報通信振興会)

   実習成績及び出席状況を総合評価する。

【その他留意事項】   第一級海上特殊無線技士の資格を得るには、本科目を修得しなければならない。

【参考書】

【成績評価の方法】

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Page 35: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海上通信 海上無線通信演習

開講時期 1年後期 (GMDSS Exercises)

授業方法 演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間

必修選択の別 必修 ※第一級海上特殊無線技士の取得に必要

【使用教材・機材】

海上技術コース(航海)1年

山下 勝博

【授業目的】 1.無線電話による通信技術(運用規則別表第5号の通話表<欧文>により   1分間に50字以上の送受信ができるように演習形式で実施) 2.GMDSSシミュレータを使用して船舶の情報連絡に必要な知識を習得する。

【授業内容・計画】 1.電気通信術(無線電話(欧文)による送受信) 2.VHF無線電話装置の基本操作 3.VHF無線電話による重要通信の方法 4.VHF無線電話による一般通信の方法 5.VHF-DSC装置の基本操作 6.VHF-DSC装置による重要通信の方法 7.VHF-DSC装置による一般通信の方法

【成績評価の方法】

   テープレコーダ(電気通信術の授業)   GMDSSシミュレータ、コンピュータ、液晶プロジェクタ

【教科書】   プリント

【参考書】

   実習成績及び出席状況を総合評価する。

【その他留意事項】   第一級海上特殊無線技士の資格を得るには、本科目を修得しなければならない。 シミュレータ設備により分級にて実施するので、週2時間授業となる。

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運航実務基礎 航海数学

開講時期 1年前期・後期 (Nautical Mathematics)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 2.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年

藤栄 嘉隆

【授業目的】  現代及び将来の海上技術者となるために、また優れた企業人となるために必要な 数学的素養を与える。

【授業内容・計画】 数式の計算、方程式、関数、三角法、求積、ピタゴラスの定理、微分法、積分法、他

【使用教材・機材】

  【教科書】

    プリント

   定期試験の成績とレポート提出状況を総合的に評価する。

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運航実務基礎 情報処理

開講時期 1年前期・後期 (Information Science)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 4.0単位

週 時 数 4時間 ◎岩木  稔、 藤栄 嘉隆

必修選択の別 必修

【参考書】

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】  コンピュータの概要についての知識及び数学やデータ解析などへの応用を通し て、海上技術者として、また現代の企業人として必要な情報処理能力を養う。

【授業内容・計画】 ワープロ及び表計算ソフトの利用、2進数と論理回路、数値計算、データ解析、経営科学への応用

【使用教材・機材】 PC演習室、パソコン  

【教科書】    例題30+演習問題70でしっかり学ぶWord 標準テキスト Windows8/Office2013対応版    例題30+演習問題70でしっかり学ぶExcel 標準テキスト Windows8/Office2013対応版

【その他留意事項】

【成績評価の方法】   定期試験の成績とレポート提出状況を総合的に評価する。

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技術N1年

科目区分 運航実務基礎

開講時期 1年後期

授業方法 講義

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

  1.浮体の釣り合い   (1)静止液体の釣り合い   (2)浮力及び浮心  2.液体の運動力学   (1)ベリヌーイの定理   (2)トリチェリーの定理   (3)抗力と揚力   (4)揚水と揚力  3.荷役装置の取扱い   (1)テークルの倍力

4.懸垂曲線及びその応用 (1)懸垂曲線 (2)錨鎖の長さと把駐力5.船体強度の基礎 (1)材料力学の基礎知識 (2)せん断力と曲げモーメント

海上技術コース(航海)1年 授業科目名(英語表記)

船舶力学

(Fundamental Dynamics on Ship Operation)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

藤谷 達也

【授業目的】  船舶運航に関する基礎力学の理論を解説し、専門学を学習する上での基礎知識の 習得をはかる。

【授業内容・計画】

【使用教材・機材】

【教科書】   「工業力学 第3版 新訂版」青木弘・木谷晋(森北出版)

【参考書】   「理論運用学(基礎力学論)」杉原喜義(海文堂)

【成績評価の方法】  修了試験の成績及び平常時のレポートにより評価する。

【その他留意事項】

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技術N1年・2年

科目区分 運航実務

開講時期 1年通年・2年後期

授業方法 講義・実習

単 位 数 5.5単位

週 時 数 -

必修選択の別 必修4/選択1.5

海上技術コース(航海)1年・2年 授業科目名(英語表記)

総合実習

( Practical Education and Exercise Training )

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

   ECDIS訓練用テキスト

航海科教員

【授業目的】  講義において学習した知識を利用し、海技丸や各種シミュレータを使用した実習を 通して、海技に関する技術・技能の拡充を図り、海技者としての基礎力を培う。

【授業内容・計画】  1.海技丸実習   (1)出入港準備及び作業   (2)揚投錨準備及び作業   (3)航海当直・停泊当直   (4)操練等  2.操船シミュレータ実習   (1)当直訓練   (2)船長補佐訓練   (3)航海計画立案等

3.航海計画実習4.通信実習 (1)船舶間通信 (2)船位通報 (3)その他5.ECDIS訓練6.その他実習

【使用教材・機材】   海技丸、 操船シミュレータ、 Radar/ARPAシミュレータ、 GMDSSシミュレータ 等  

【教科書】   「航海科実習ノート」(海技教育財団)

   講義・実習中に行う習得状況の評価と出席状況、報告課題を総合評価する。

【その他留意事項】   日程を配布する。

【参考書】

【成績評価の方法】

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技術N2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運航実務 海運経済

開講時期 2年後期 (Maritime Economics)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 4時間 岩木  稔

必修選択の別 必修

【使用教材・機材】

海上技術コース(航海)2年

【授業目的】  船舶職員として必要と考えられる海運経済の基本事項を習得することを主たる目的 とした授業を行う。

【授業内容・計画】   1.経済の基本   2.日本経済と国際経済   3.海運業界   4.国際貿易と関税法

【成績評価の方法】

【教科書】    プリント

【参考書】

   出席を重視し、筆記試験と合わせて評価する。  

【その他留意事項】

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技術N2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運航実務 運航管理

開講時期 2年後期 ( Navigation Management )

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 4時間 山本 一誠

必修選択の別 必修

   8.異常時における措置

海上技術コース(航海)2年

【授業目的】  三級海技士として、船舶運航における管理手法を習得する。

【授業内容・計画】   1.作業手順の定め方   2.作業方法の改善   3.作業者の適正な配置の方法   4.指導及び教育の方法   5.作業中における監督指示の方法   7.安全衛生のための点検方法

   9.災害事例研究

【使用教材・機材】

【教科書】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

【その他留意事項】

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技術N1年

科目区分 運航実務

開講時期 1年後期

授業方法 講義

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年 授業科目名(英語表記)

航海法規Ⅱ

(Navigational Regulations Ⅱ)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

岩瀬  潔

【授業目的】  三級海技士レベルの知識の修得を目的として、海上交通安全法・港則法を主に 学習し、演習問題で該当法規の理解度を含める。

【授業内容・計画】 1.海上交通安全法並びにこれに基づく命令 2.港則法並びにこれに基づく命令

【使用教材・機材】

 【教科書】

   「図説 海上交通安全法(新訂14版)」福井 淡 原著・淺木健司 改訂(海文堂)   「図説 港則法(改訂14版)」福井 淡 原著・淺木健司 改訂(海文堂)

   修了試験の成績及び出席を総合評価する。   ただし、授業時間の2/3以上の出席しない場合は修了試験を受けることができない。

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】

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技術N2年

科目区分 運航実務

開講時期 2年後期

授業方法 講義

単 位 数 1.0単位

週 時 数 4時間

必修選択の別 必修

   1.海難審判法及びにこれらに基づく命令   2.船舶安全法並びにこれらに基づく命令   3.検疫法及びこれに基づく命令   4.水先法及びこれに基づく命令   5.海商法   6.国際公法

海上技術コース(航海)2年 授業科目名(英語表記)

海事法規Ⅱ

(Shipping Law Ⅱ)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

岩木  稔

【授業目的】  三級海技士レベルの知識の修得を目的として、各種法令を学習し、演習問題で各 法令の理解度を深めることとする。

【授業内容・計画】

【使用教材・機材】

【教科書】   プリント

 「海事六法」国土交通省海事局監修(海文堂)※最新版

【参考書】

【成績評価の方法】   小テスト・修了試験の成績及び出席状況を総合評価する。

【その他留意事項】

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技術N2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運航実務 運用実習

開講時期 2年後期 ( Deck Works )

授業方法 実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 4時間 原  憲一

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)2年

【授業目的】  船舶職員として甲板保守作業に必要な技能の習得を目的とする。

【授業内容・計画】   1.甲板における基本の結び   2.合成繊維索の端末加工等   3.ワイヤーの端末加工等   4.塗装及び塗装剥離作業における器具の取り扱い   5.高所作業における保護具の取り扱い

【参考書】

【使用教材・機材】

【教科書】

【その他留意事項】

【成績評価の方法】   実習成績及び出席状況を総合評価する。

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技術N2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運航実務 運用演習

開講時期 2年後期 (Seamanship Practice)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 2時間 ◎淺木 健司、 藤井 迪生

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)2年

【授業目的】  1年次履修科目及び練習船実習を通じて知識・技能を、さらに確実なものにして 三級海技士レベルにするため、口頭試問等により理解度を深め、併せて海技試験 の受験対策も実施する。

【授業内容・計画】   1.船舶の構造、設備、復原性及び損傷制御   2.当直   3.操船   4.船舶の出力装置   5.貨物の取扱い及び積み付け   6.非常措置   7.医療   8.捜索及び救助   9.船位通報制度   10.乗組員の管理及び訓練

【使用教材・機材】

【教科書】   プリント

   出席状況と演習時の成績で総合評価する。

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】

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技術N1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 運航実務 海技実習

開講時期 1年前期 (Seamanship Training)

授業方法 実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 - 航海科教員

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年

【授業目的】  カッター及び小艇訓練を通じ、小型艇及び救助艇の構造を学び、更に救命艇指 揮者としての判断力を養うと共に操艇指揮技術を体得する。 入出港およびクレーンによる荷役等の甲板における基本作業を通じて、当該作業時 における安全確保のための基本事項を学ぶ。

【授業内容・計画】 1.カッターとう漕及び艇指揮訓練 2.カッター帆走及び艇指揮訓練 3.小艇操縦 4.甲板作業 5.信号火器類、射水消火装置の取り扱い 6.コンディションの作成要領

【使用教材・機材】 海技丸、 カッター、 海技丸レスキューボート、 各種信号火器類

【教科書】

   実習時の成績で評価する。

【その他留意事項】 作業服、作業帽、安全靴着用。

【参考書】 海技実習ポケットブック(海文堂)

【成績評価の方法】

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技術N1年・2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 特別研究 特別研究

開講時期 1年通年・2年後期 (Seminar)

授業方法 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 3.0単位

週 時 数1年 2時間2年 4時間 航海科教員

必修選択の別 必修

海上技術コース(航海)1年・2年

【授業目的】  興味ある課題(別途提示)に関し、自主的に調査・研究を行い、主体性のある調査・ 研究姿勢を習得する。

【授業内容・計画】   1.動機付け   2.調査、実験及び解析   3.発表及び論文作成

【使用教材・機材】

【教科書】

   論文の提出及び発表

【その他留意事項】

【参考書】    

【成績評価の方法】

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技術E1年

科目区分 機関学Ⅰ

開講時期 1年前期・後期

授業方法 講義・実習

単 位 数 1.5単位

週 時 数 前期1時間・後期2時間

必修選択の別 必修

【参考書】   「機関三級口述標準テスト」 機関科口述試験研究会編(海文堂)

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する

【その他留意事項】

 「舶用ボイラの基礎と実際 二訂版」伊丹良治 他2名(海文堂)

中村 雄史

【授業目的】  船用ボイラ及び付属装置に関する作動原理、運転保守・故障処理などの必要な知 識を習得する。

【授業内容・計画】 1.船用ボイラ及び付属装置に関する作動    原理   (1)全体構造と材質及び作動   (2)各種ボイラの特徴と比較   (3)ボイラの性能   (4)燃焼装置と燃焼 2.船用ボイラ及び付属装置に関する運転   保守   (1)船用ボイラ及び付属装置の運転取    扱い   (2)開放検査及び計測調整と修理   (3)船用ボイラの自動制御

  (4)清浄剤と給缶水管理 3.船用ボイラ及び付属装置に関する  故障と損傷  (1)トラブル事例  (2)故障及び損傷の対策と原因究明

【実習内容・計画】  (1)ボイラ運転実習  (2)ボイラ水質テスト

【使用教材・機材】   実習用ボイラ・補助ボイラ燃焼制御用シミュレータ・給缶水処理装置と水質分析装   ボイラ教育用メディア・大型ボイラ(模型)

  【教科書】

海上技術コース(機関)1年 授業科目名(英語表記)

ボイラ

(Marine Boiler)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

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Page 49: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

科目区分 機関学Ⅰ

開講時期 1年後期

授業方法 講義

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

  修了試験の成績と授業態度を総合評価する。【その他留意事項】

   「蒸気タービンプラント(上巻)YN-J01」(野尻:海技教育財団)   「蒸気タービンプラント(下巻)YN-J15」(野尻:海技教育財団)   「蒸気タービン講義補助資料 」(野尻:海技教育財団)

【参考書】   「詳説舶用蒸気タービン」・上巻(古川・杉田:成山堂)

【成績評価の方法】

【教科書】

野尻 良彦

【授業目的】    熱力学にもとづく蒸気タービンの基本的な作動原理、構造を学習したうえで、   機関士として必要なタービンプラント全体の構成、エネルギーの流れ、運転特性、   効率的・安全な運転方法等について学習する。

【授業内容・計画】 1.蒸気タービンの学習に必要な物理量と単位 2.蒸気タービンの熱力学基礎 3.蒸気タービンの概要 4.蒸気タービンプラント 5.蒸気タービンサイクル 6.蒸気タービンの運転及び保全 7.タービン船の運転性能特性 8.蒸気タービンの非常時運転 9.蒸気タービンプラントにおける異常(故障)発生の原因と対策

【実習】 1.蒸気タービンの運転準備 2.訓練装置による蒸気タービンの暖管、暖機、試運転、操縦、運転中の注意 事項、冷機作業、停止時の注意事項

【使用教材・機材】   第三実習実験棟 蒸気タービン実習装置

海上技術コース(機関)1年 授業科目名(英語表記)

蒸気タービン

(Steam Turbine)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅰ ディーゼル機関(ガスタービンを含む)

開講時期 1年前期・後期 (Diesel Engine and Gas Turbine)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 2.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

佐藤 圭司

【授業目的】  船舶の推進機関であるディーゼル機関及びガスタービン等に関し、その作業原理、構造、取り扱いについて理解する。

【授業内容・計画】 1.ディーゼル機関及びガスタービンの作動原理 2.ディーゼル機関及びガスタービンの理論サイクルと熱効率 3.ディーゼル機関と主要部の構造 4.ディーゼル機関とガスタービンの付属装置 5.ディーゼル機関とガスタービンの運転作業

【使用教材・機材】   4サイクルディーゼル機関

【教科書】   「舶用ディーゼル機関教範」長谷川静音(成山堂)

   出席状況、筆記試験結果、実習への取り組みを総合評価する。

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】

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Page 51: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅰ 推進論

開講時期 1年後期 (Propulsion of Ship)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 長谷川 雅俊

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  船舶の推進装置であるプロペラ及び軸系装置に関する作動原理、運転・保守 並びに運転中の諸現象に関する知識を習得するとともに、船舶運航における省 エネルギーにかかわる船体抵抗の概要を理解する。

【授業内容・計画】 1.推進系の出力と効率 2.軸系の構造 3.軸系の据え付け及び保守整備 4.船尾管 5.プロペラの幾何形状及び名称 6.プロペラの構造・材料・検査 7.プロペラの性能 8.プロペラと船体の相互作用 9.プロペラ運転中の諸現象 10.プロペラの損傷 11.船体抵抗【使用教材・機材】

   「油潤滑式船尾管装置」「可変ピッチプロペラ」等の各種模型

【教科書】   「軸系とプロペラ プリント製本」(海技教育財団)

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   卒業試験の成績と出席状況を総合評価する。

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Page 52: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅱ 補機及び甲板機器

開講時期 1年前期・後期 (Auxiliary machinery and Deck machinery)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.5単位

週 時 数 前期1時間・後期2時間

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

近藤 宏一

【授業目的】  下記に示す舶用補助機関に関して、その種類、構造、運転取扱上の注意点など について講義ならびに解説を行う。

【授業内容・計画】 1.ポンプ 2.冷凍装置 3.空気機械 4.油清浄機 5.油圧装置 6.甲板機械 7.造水装置 8.海洋微生物付着防止装置

【使用教材・機材】   補機関係実習装置

【教科書】   「新訂 舶用補機の基礎」重川亘・島田伸和(成山堂)

   出席状況、授業態度、修了試験結果などを総合的に評価する。

【その他留意事項】

【参考書】   教科書、状況に応じてプリントなどの資料を適宜配布する。

【成績評価の方法】

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅱ 電気工学

開講時期 1年前期・後期 (Electrical Engineering)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.5単位

週 時 数 前期2時間・後期1時間 角  和芳 

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  船舶機関士にとって、電気工学やその応用に関する知識と技能は不可欠の素養 として要求されている。 「電気工学」を通して船舶の技術革新に積極的に参加できる自信と技術を身につけ る。

【授業内容・計画】   1.船舶の電気工学並びに電気設備    (1)電気、磁気及び電気回路の概要    (2)電気設備の全体の構成及び作動    (3)電気設備の重要構成部の形状及び結露    (4)発電機及び電動機の特徴及び用途    (5)発電機の発電原理    (6)電圧、電流、電気抵抗、電力及び電気熱の相互関係   2.船舶の電気設備の操作、試験及び保守    (1)電気設備(船内自動化発電装置を含む)の使用方法    (2)電気設備の開放、清浄、検査、計測、試験、修理、調整及び復旧   3.電気設備の故障の探知、故障等

【使用教材・機材】    船内発電機実習装置、電動機スターターパネル

【教科書】   「基本 船用電気工学」近藤和隆・引間俊雄(海文堂)

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況で総合評価する。

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅱ 電子工学

開講時期 1年後期 (Electronics)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 角  和芳

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  船舶機関士に必要な「電子工学」に関する基礎的知識と技術を習得する。

【授業内容・計画】 1.船舶の電子工学並びに電気設備  (1)電子、電子デバイス及び電子回路  (2)電気設備の各構成部の形状、結線及び作動  (3)電気設備の特性及び性能 2.船内電子機器の操作、試験及び保守 3.電気設備の故障の探知、故障箇所の発見及び損傷防止の措置

【使用教材・機材】   各種半導体素子

【教科書】   「基本 船用電気工学」近藤和隆・引間俊雄(海文堂)

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況で総合評価する。

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅱ 制御工学

開講時期 1年後期 (Control Engineering)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 前田  潔

必修選択の別 必修

   「基礎制御工学」小林 伸明 (共立出版)

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  制御機器について、船舶機関士として必要な知識及び実務を修得する。

【授業内容・計画】 1.自動制御及び計装 2.シーケンス制御  (1)シーケンス制御系の構成及び作動  (2)シーケンス制御装置の形状、材質及び作動  (3)シーケンス制御装置の使用方法、開放、清掃、検査、計測、試験、修理、調整   及び復旧  (4)シーケンス制御機器の損傷、腐食その他の故障及び異常現象についての模   様、原因、処置及び防止 3.フィードバック制御  (1)フィードバック制御系の構成及び作動  (2)フィードバック制御装置の形状、材質及び作動  (3)フィードバック制御装置の使用方法、開放、清掃、検査、計測、試験、修理、調   整及び復旧  (4)フィードバック制御の損傷、腐食その他の故障及び異常現象についての模   様、原因、処置及び防止【実習内容】 1.シーケンス制御基礎実習 2.プロセス制御基礎実習【使用教材・機材】

   メカトロニクスシーケンスキット、プロセス制御基礎実習装置

【教科書】

【その他留意事項】

   「自動制御テキスト プリント製本」(海技教育財団)【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅱ 計測工学

開講時期 1年前期 (Marine Instrumentation)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 前田  潔

必修選択の別 必修

   1.電気指示計器の原理・構造・捜査・取扱い   2.集中監視データ処理実習装置の運転・操作・取扱い

【参考書】

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  船舶機関部に必要な計測技術に関する知識と実務の概要を把握する。

【授業内容・計画】 1.計測の基礎  (1)計測の概念  (2)単位系  (3)測定値の誤差  (4)測定値の処理 2.計測装置の基礎  (1)構成と変換方式  (2)検出原理と構造・回路 3.計測装置の操作、試験及び修理  (1)使用法  (2)開放、検査、試験及び修理 4.計測装置の損傷、異常現象、故障の探知とその防止措置

【使用教材・機材】

【教科書】   「最新 工業計測」佐藤泰彦(共立出版)

【その他留意事項】   計測実習 担当 長尾正和

   「改訂工業測定便覧」(コロナ社)

【成績評価の方法】   修了試験の成績

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅲ 燃料潤滑論

開講時期 1年前期 (Fuel Oils and Lubricants)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 中村 雄史

必修選択の別 必修

【実習】

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】船舶を安全に、経済的に運航するために機関の栄養分であり、血液である燃料油及び潤滑油の基礎知識、取扱い管理に関する知識を習得する。主に燃料油及び潤滑油に起因するトラブルと対策について知識を習得する。 【授業内容・計画】 1.燃料  (1)燃料の種類と性状  (2)燃料油の添加剤  (3)燃料油の清浄、加熱  (4)燃料油の切替え及び移送  (5)燃料に起因するトラブル 2.潤滑油  (1)潤滑油の種類と性状  (2)摩耗及び潤滑  (3)潤滑油の添加物の種類と効果  (4)潤滑油試験法

   1.ASTM色試験   2.密度の測定   3.粘度の測定

【使用教材・機材】   密度計、粘度計、ASTM色試験器

【教科書】   船用燃料油の管理教本 (日本船舶機関士協会)   船用潤滑油の管理(2014年制作) (日本船舶機関士協会)

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

【その他留意事項】

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅲ 熱力学

開講時期 1年前期 (Thermodynamics)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 藤谷 達也

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  船舶機関士が扱うディーゼルエンジン、タービンプラント、冷凍機等の熱機関の 基礎となる熱力学的知識を学習する。

【授業内容・計画】   1.熱力学体系の概念   2.熱力学で扱う物理量と単位   3.熱力学の諸法則   4.完全ガスの状態変化   5.蒸気の持つ特性   6.各種熱サイクル及び冷凍サイクル

【使用教材・機材】 

【教科書】   「わかりやすい熱力学SI版」一色尚次・北山直方(森北出版)

【参考書】

【成績評価の方法】   出席状況と筆記試験の成績。

【その他留意事項】

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅲ 力学及び流体力学

開講時期 1年前期 (Dynamics of machinery and Fluid dynamics)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 藤谷 達也

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  機関室において必要である一般的な力学や流体機械を扱う上で必要である基本的な諸量及び具体的な計算方法を演習問題等を行いながら習得する。

【授業内容・計画】 1.工学単位とSI単位 2.機械力学  (1)力  (2)運動  (3)摩擦  (4)仕事と動力  (5)機械の効率  (6)トルク、モーメント 3.流体力学  (1)流体  (2)静止している流体の力  (3)動く流体の性質  (4)流体とエネルギー損失  (5)流体の測定  (6)流体機器の種類と概要【使用教材・機材】

 

【教科書】   「工業力学 第3版」青木弘・木谷晋(森北出版)

   また、出席点及び平常点も評価に加える。【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   講義ごとに行う小テスト及び修了試験により評価する。

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅲ 材料工学

開講時期 1年後期 (Fundamentals of Mechanical Engineering Materials)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 藤谷 達也

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  最近の機能性材料の進歩は著しい。機能性セラミックをはじめ、有機、無機、 金属を問わず多くの新しい優れた機能を持つ材料が開発され今日の技術革新に 欠かせないものとなっている。しかし、依然として「金属」は人類の物質文明の基礎 であり工業材料の雄として君臨している。金属材料の基礎知識を学び先端分野に おける材料について最近のトピックスを取り上げて紹介する。

【授業内容・計画】 1.工業材料の開発と発展 2.金属の性質 3.金属材料の状態の変化 4.材料の機械的性質 5.金属材料の強化と防食技術 6.非鉄材料のいろいろ 7.先端技術と機能性材料 8.有機高分子材料と複合材料 9.その他

【使用教材・機材】   プリント配布、OHP、VTR等を常時使用する。

【教科書】   「絵ときでわかる機械材料」門田和雄(オーム社)

【参考書】   「絵解きでわかる機械材料」坂本卓(日刊工業新聞社)

【成績評価の方法】   筆記試験及びレポート

【その他留意事項】   受講生からの問題提起を歓迎する。

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅲ 造船工学

開講時期 1年前期 (Ship Building)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 岩崎 泰典

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  船体構造に関する基礎知識を把握する。

【授業内容・計画】 1.商船の寸法と形状 2.乾舷とトン数 3.鋼材と溶接 4.船体強度 5.鋼材配置 6.底部構造 7.船側骨組 8.甲板骨組 9.船首尾構造 10.隔壁 11.外板 12.甲板 13.船楼と甲板室 14.その他の構造【使用教材・機材】

【教科書】   「航海造船学」野原威男・庄司邦昭(海文堂)

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   出席日数及び修了試験を総合評価する。

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技術E2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅲ 機関算法

開講時期 2年後期 (Calculation Method)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.25単位

週 時 数 1時間 藤栄 嘉隆

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)2年

【授業目的】  船舶機関士として知っておくべき、計算が必要な基礎的な事項について習得 する。

【授業内容・計画】 1.計算の基礎知識 2.仕事、トルク、馬力、効率 3.熱量、重油の燃焼、伝熱 4.部材の応力及び歪、梁の曲げ 5.缶水濃度 6.船の推進

【使用教材・機材】

【教科書】   プリント

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と授業態度を総合評価する。

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Page 63: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関学Ⅲ 製図

開講時期 1年前期 (Mechanical Drawing)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 野尻 良彦

必修選択の別 必修

【その他留意事項】   簡単な機関部品の製図

   「JISにもとづく標準製図法(第13全訂版)」大西清(理工学社)

【成績評価の方法】   修了試験の成績

【参考書】

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  機械製図に関する知識と作成の概要を把握する。

【授業内容・計画】 1.製図の概要 2.製図機材の使い方 3.図面構成 4.図形の表し方 5.寸法記入法 6.公差とはめあいの表示 7.表面粗さの図示法 8.機関部品の製図演習

【使用教材・機材】

【教科書】   「製図テキスト YN-J12」 (野尻:海技教育財団)

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 執務一般 執務

開講時期 1年後期 (Management of Engine Department Jobs)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 永井 義和

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  機関長、機関士を目指すものに対し未経験者として初歩からの職務遂行に必要な 一般的機関部知識を習得する。

【授業内容・計画】   1.当直・保安及び機関一般    (1)当直業務    (2)補油作業    (3)入渠    (4)船内応急工作    (5)機関備品及び消耗品   2.乗組員の管理、組織及び訓練

【使用教材・機材】   適宜プリント

【教科書】  「執務一般」(海技教育財団)

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   前期及び後期の試験成績

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 執務一般 船舶管理

開講時期 1年後期 (Ship Management)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 永井 義和

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  機関長、機関士を目指すものに対し機関システムを全体的に把握できるようにする とともに、日常的な保守管理、検査時の具体的な対応などについて習得し、即戦力 となり得る予備知識を付けることを目的とする。

【授業内容・計画】   1.機関システムの概要知識    (1)ディーゼル機関の場合(ガスタービンを含む)    (2)蒸気タービン主機の場合    (3)配管   2.機関の保守管理    (1)整備計画    (2)修繕注文、部品注文    (3)工具、計器、部品、消耗品など   3.検査、ISM、PSCなど    (1)法令による検査、検査の準備など    (2)ISMの概要    (3)PSC

【使用教材・機材】   適宜プリント

【教科書】

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   後期の試験成績

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Page 66: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 執務一般 保全実務

開講時期 1年後期 (Practis of Maintenance)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 杉山 秀光

必修選択の別 選択

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  舶用機関の保全に必要な基礎知識及び安全の重要性を理解した後、船内で実施 されているさまざまな保全作業を実習により体験し、船舶の安全運航にかかわる保守 整備に関する実務能力を養う。

【授業内容・計画】 1.保全の概要 2.作業の安全(労働安全衛生関係法令、安全衛生保護具、各作業の安全) 3.保全実習  (1)工具の使い方  (2)ボルト、ナットの締結  (3)伝達装置  (4)各種バルブ  (5)各種計測器具の使用法  (6)ポンプ  (7)油圧装置  (8)空気圧装置  (9)ディーゼル機関の付属装置  (10)非破壊検査

【使用教材・機材】   整備作業用工具、各種計測装置、整備実習用機器及び装置(各種軸受け、バル  交換機、油圧装置、空気圧装置、過給機等)

【教科書】   プリント

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   実習態度及び出席状況を総合評価する。

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Page 67: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 執務一般 海事法規

開講時期 1年前期 (Maritime Laws)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 永井 義和

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  船員として必要な海事法規一般について理解するとともに、機関士として必要な 法規についても理解を深める。

【授業内容・計画】   1.船員法   2.船員労働安全衛生規則   3.船舶職員法   4.海難審判法   5.船舶法   6.船舶安全法   7.船舶機関規則   8.船舶設備規則   9.船舶消防設備規則   10.危険物船舶運送及び貯蔵規則   11.海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律   12.国際条約

【使用教材・機材】

【教科書】    「海事六法」国土交通省海事局監修(海文堂)※最新版   プリント

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績により評価

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Page 68: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 執務一般 船舶衛生

開講時期 2年後期 (Medical First and Medical Care)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 2時間 北口 民子

必修選択の別 必修

【使用教材・機材】

海上技術コース(機関)2年

【授業目的】  船内での病気や災害に対する応急手当などの基礎的な応対について習得する。

【授業内容・計画】   1.船内多発疾患   2.船内に備える応急医療設備の種類と使用方法   3.外傷、火傷、熱射病、感電、酸欠、ガス中毒、冷媒液による凍傷その他の負傷の    症状及び応急手当の方法

【成績評価の方法】

【教科書】   プリント

【参考書】

   後期試験の成績

【その他留意事項】

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Page 69: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 シミュレータ実習 機関室シミュレータ実習

開講時期 1年前期・後期 (Engine Room Simulator Training)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 2.0単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

  プリント【教科書】

海上技術コース(機関)1年

     (前期) 吉原 広太郎     (後期) 吉原 広太郎 ・ 長谷川 雅俊

【授業目的】  ディーゼル推進プラントをベースに、機関室での基本的な運転操作をシミュレータ を用いて体験しながら理解する。

【授業内容・計画】  【PC Based Engine Room Simulator】  1.ディーゼル推進プラントサブシステムの基本操作     2.ディーゼル推進プラントの取扱い(暖機、試運転、出航準備作業、出航作業)  3.ターボ発電機の取り扱い(暖機、運転作業)

   【Full-Mission Engine Room Simulator】     1.ディーゼル推進プラントの理解     2.ディーゼル発電機ならびにディーゼル主機の運転操作立案、検証     3.模擬機関室における運転操作体験

   【Main Engine Remote Control Simulator】     1.空気圧記号、空気回路図の理解     2.電子ガバナの役割や作動の理解     3.運転操作、トラブルシューティングの理解

【使用教材・機材】   PC Based Engine Room Simulator   Full-Mission Type Engine Room Simulator Main Engine Remote Control Simulator

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   出席状況、授業態度、試験結果などを総合的に評価する。

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Page 70: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海事英語 機関英語

開講時期 1年前期 (Marine Engineering English)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 ◎田中 賢司、 川﨑 真人

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  2年次に学習する英語の読解の基礎を身につけるべく、既習の英語学習の総点検 と、さらに進んだ読解力・記述力を養う。

【授業内容・計画】 1.英文作成上の基礎知識 2.機関英語の文例 3.機関部における英会話表現 4.機関日誌の記入例 5.機関取扱説明書の文例

【使用教材・機材】   教科書、プリント教材(別途資料を配布する)

【教科書】   海事英語-機 関- プリント製本(海技教育財団)

   出席と修了試験の成績を総合評価する。

【その他留意事項】

【参考書】   「ジーニアス英和辞典 [第5版]」(大修館)又は「オーレックス英和辞典 [第2版]」(旺文社)

【成績評価の方法】

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技術E1年・2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海事英語 機関英語演習

開講時期 1年前期・2年後期 (Maritime English for Engineers)

授業方法 演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数1.0単位(1年)0.5単位(2年)

週 時 数2時間(1年)4時間(2年) ◎田中 賢司、 川﨑 真人

必修選択の別必修(1年)選択(2年)

【使用教材・機材】

海上技術コース(機関)1年・2年

【授業目的】  1年前期: 機関英語の授業とは別に、自然科学の英語を素材にして、柔軟な思考 を駆使して英文の意図を捉える力を養う。  2年後期: 1年次に学習した内容と乗船実習で獲得した経験をふまえて、職務に あたる上で必要な機関英語を学習する。

【授業内容・計画】 1.科学の英語の論理展開 2.理科系の英語特有の表現(1) 3.理科系の英語特有の表現(2) 4.理科系の英語プレゼンテーション 5.舶用機関特有の英語(1) 6.舶用機関特有の英語(2) 7.舶用機関特有の英語(3)

   出席、課題提出、授業中の発話と修了試験を総合評価する。

   教科書、プリント、視聴覚教材他

【教科書】   海事英語-機 関- プリント製本(海技教育財団)

【参考書】 「ジーニアス英和辞典 [第5版]」(大修館)又は「オーレックス英和辞典 [第2版]」(旺文社)   (注) 教科書が読める程度のものであれば、手元にある辞書でも可能。

【成績評価の方法】

【その他留意事項】

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Page 72: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海事英語 機関実務英会話Ⅰ

開講時期 1年前期 (Practical English Conversation for Marine Engineering Ⅰ)

授業方法 演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 ◎伊藤 加奈子 ・ ハフマン典子

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  機関実務において日常よく使う基本的な表現を中心に、会話の力をつけていくこと がねらい。授業ではテープ、ビデオなどを利用して取り組みやすい形で行う。

【授業内容・計画】   1.日常の挨拶   2.役割練習   3.具体的な場面練習(自己紹介、食事など)

【使用教材・機材】   ビデオ、プリント教材(別途資料を配布する)

【教科書】

【その他留意事項】

【参考書】 「ジーニアス英和辞典 [第5版]」(大修館)又は「オーレックス英和辞典 [第2版]」(旺文社)

【成績評価の方法】   出席、課題提出、授業中の発話、修了試験を総合評価する。

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Page 73: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 海事英語 機関実務英会話Ⅱ

開講時期 1年後期 (Practical English Conversation for Marine Engineering Ⅱ)

授業方法 演習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 ◎伊藤 加奈子 ・ ハフマン典子

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  前期において習得した基本的な英会話を使って、更に会話の訓練を進める。前期 同様、テープ、ビデオも利用する。

【授業内容・計画】   1.日常の挨拶(船内の会話など)   2.役割練習(出航準備など)   3.具体的な場面練習(安全訓練、衛生教育など)

【使用教材・機材】   ビデオ、プリント教材(別途資料を配付する)

【教科書】

   出席、課題提出、授業中の発話、修了試験を総合評価する。

【その他留意事項】

【参考書】 「ジーニアス英和辞典 [第5版]」(大修館)又は「オーレックス英和辞典 [第2版]」(旺文社)

【成績評価の方法】

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Page 74: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 システム管理 ディーゼルプラント

開講時期 2年後期 (Diesel Propulsion Plant)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 4時間 寺井 幹雄

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)2年

【授業目的】  ディーゼル推進プラントの構成、配置、配管を理解し、その取り扱い、保守、整備 に関する基礎的事項を習得する。

【授業内容・計画】 1.潤滑油系統及び各機器の説明 2.冷却水系統及び各機器の説明 3.燃料油系統及び各機器の説明 4.蒸気系統及び各機器の説明 5.圧縮空気系統及び各機器の説明 6.冷却海水系統及び各機器の説明 7.ディーゼル機関の操縦 8.ディーゼル機関の保守、整備要領

【使用教材・機材】   実習用ディーゼル機関、機関室シミュレータ、主機遠隔操縦装置

【教科書】  プリント

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   出席状況、実習への取り組みを総合評価する。

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Page 75: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E2年

科目区分 システム管理

開講時期 2年後期

授業方法 講義

単 位 数 0.5単位

週 時 数 2時間

必修選択の別 必修

  

【成績評価の方法】  修了試験の成績。

【その他留意事項】

  「機関三級口述標準テスト・機関科口述試験研究会編」(海文堂)

【使用教材・機材】   第3実習実験棟 蒸気タービン実習装置   大型ボイラ(模型)、ボイラ教育用メディア・給缶水処理装置と水質分析装置  

   【教科書】

   「蒸気タービンプラント(上巻)YN-J01」(野尻:海技教育財団) 1年次と同じ   「蒸気タービンプラント(下巻)YN-J15」(野尻:海技教育財団) 1年次と同じ   「蒸気タービン講義補助資料 」(野尻:海技教育財団) 1年次と同じ   「舶用ボイラの基礎と実際 二訂版」伊丹良治 他2名(海文堂)

【参考書】

   1.練習船(タービン船)を例にタービ     ンプラントシステムの取り扱いに必要     な知識を再確認する。   2.海技試験に関連する知識を再確認     する。

3.主ボイラの要目と構造概要4.主ボイラの付属装置と運転操作5.重油ガス燃焼装置6.自動制御の概要7.主ボイラの起動と消火8.主ボイラのトラブル事例とその対策9.タービンプラントとその水質管理

海上技術コース(機関)2年 授業科目名(英語表記)

蒸気タービンプラント

(Steam Turbine Plant)

担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

◎野尻 良彦 ・ 中村 雄司

【授業目的】 [蒸気タービン] 1年後期で基本的な熱力学的な動作原理や蒸気の性質及び基本構造、個々の構成部品について その仕組み、タービン本体の全体構成、プラントとしての蒸気配管を主とする関係配管図、付属する蒸気タービンプラント特有機器の作動原理、構造、取扱い法について講義を行うが、2年次には主に実務的な内容に着目した蒸気タービンプラントの運転、取扱い、開放、点検、計測、修理、事故対策などの知識の習得並びに海技試験対策を実施する。

 [ボイラ] 主ボイラ及びそのプラントに関して必要な知識を習得する。同時に、海技試験対策を行う。

【授業内容・計画】

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技術E2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 システム管理 補助機関システム

開講時期 2年後期 (Auxiliary Machinery System)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 2時間 江口 俊彦

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)2年

【授業目的】  舶用補機全般に関して、これまでに授業ならびに実習などで得た知識や技術を、 三級海技士相当の国家試験問題を通して理解を深める。

【授業内容・計画】 1.ポンプ 2.冷凍装置 3.空気機械 4.油清浄機 5.油圧装置 6.甲板機械 7.造水装置 8.海洋微生物付着防止装置 9.その他(工具・測定器具、配管装置など)

【使用教材・機材】   補機関係実習装置

【教科書】    「舶用補機の基礎 新訂版」重川亘・島田伸和(成山堂)

【その他留意事項】

【参考書】   教科書、状況に応じてプリントなどの資料を適宜配布する。

【成績評価の方法】   出席状況、授業態度、修了試験結果などを総合的に評価する。

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Page 77: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 システム管理 電気電子システム

開講時期 2年後期 (Electricity & Electronics System)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 2時間 角 和芳

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)2年

【授業目的】  船舶機関士にとって、電気電子システムに関する知識と技術は不可欠の素養と して要求されている。 「電気電子システム」を通して船舶の技術革新に耐えうる自信と技術を身につける。

【授業内容・計画】 1.電気電子計測器の取り扱い方法 2.シーケンス回路構成機器の構造、機能 3.直入れ始動法及びスターデルタ始動法を用いたモータのシーケンス図 4.船内各種モータのシーケンス回路 5.口述試験演習 6.その他

【使用教材・機材】   船内発電機実習装置、電動機スタータパネル

【教科書】   「基本 船用電気工学」 近藤和隆・引間俊雄(海文堂)   プリント

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況で総合評価する。

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Page 78: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 システム管理 制御システム

開講時期 2年後期 (Control System)

授業方法 講義・実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 2時間 前田 潔

必修選択の別 必修

   プリント

海上技術コース(機関)2年

【授業目的】  制御機器について三級海技士の資格取得に加えて船舶管理船員に必要な実務 的な教育を行い、船員としての資質向上を図る。

【授業内容・計画】 1.空気式制御装置の構成と作動 2.サーボ機構用装置とサーボ機構 3.プロセス制御装置とプロセス制御系 4.シーケンス制御装置とシーケンス制御系

【実習内容】 1.空気制御機器の構造、作動及び取扱い 2.プロセス制御実習 3.シーケンス制御実習 4.舶用ボイラシミュレータ実習

【使用教材・機材】   空気制御機器、プロセス制御基礎実習装置、ボイラ自動制御シミュレータ、  メカトロニクスシーケンスキット

【教科書】

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】   修了試験の成績と出席状況を総合評価する。

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Page 79: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 コンピュータ 情報処理

開講時期 1年前期 (Computer)

授業方法 実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.5単位

週 時 数 3時間 野尻 良彦

必修選択の別 必修

   期末実技試験、提出物、出席状況、実習への取り組みを総合評価する。

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  コンピュータ、基本OS及びアプリケーションソフトの取扱い実習を通して、船舶職 員として必要な事務処理・データ処理をコンピュータで行う能力を養う。

【授業内容・計画】   1.コンピュータの概要   2.基本OS(Windows XP)の知識と取扱い   3.インターネットの利用   4.技術文書の作成及びデータの処理実習    (1)日本語の入力    (2)ワードプロセッサー(MS-Word)    (3)スプレッドシート(MS-EXCEL)   5.技術図面の作成実習    (1)技術イラスト(Visio)   6.3D-CADの基礎

【使用教材・機材】  PC演習室

【教科書】  「情報処理テキスト 第3版 YN-J05」 (野尻:海技教育財団)

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 コンピュータ 情報処理演習

開講時期 1年前期 (Computer Practice)

授業方法 実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 野尻 良彦

必修選択の別 必修

【その他留意事項】

【参考書】

【成績評価の方法】  期末実技試験、提出物、出席状況、実習への取り組みを総合評価する。

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  コンピュータCAD(Auto CAD)を用いて基本図形、機械要素、機械部品等 を作図する実習を通して船舶機関士として必要な図面作成能力を習得する。

【授業内容・計画】   1.機械製図の概要      機械製図に必要な基本知識    2.コンピュータCADの概要      ズーム、画面移動、直交モード、グリッド、オブジェクトの選択等コンピュータ     CADの基本概念   3.コンピュータCADの基本操作     線分、円、円弧、楕円、ポリゴン、長方形等の基本図形作成、文字、寸法、    ハッチングの記入等の操作及び絶対座標、相対座標、オブジェクトスナップ等    のコンピュータCADに必要な操作   4.コンピュータCADの修正操作      削除、複写とオフセット、配列複写、鏡像、面取りとフィレット、移動と回転、スト    レッチ、尺度変更、トリムと延長、部分削除等の修正操作等のCADスキルを実際    の機械部品製図を通して実習する。

【使用教材・機材】   PC演習室

【教科書】  「Auto CAD LT2013 機械製図」間瀬善夫・土肥美波子(オーム社)

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Page 81: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 専門基礎 基礎数学

開講時期 1年前期 (Industrial Mathematics)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 藤栄 嘉隆

必修選択の別 必修

【使用教材・機材】

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  現代及び将来の優れた海上技術者となるために必要な最低限の数学的素養を与える。

【授業内容・計画】   数式の計算、求積、単位、方程式、三角関数、他

【成績評価の方法】

【教科書】   プリント

【参考書】

   定期試験の成績とレポート提出状況を総合的に判断する

【その他留意事項】

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 専門基礎 工業数学

開講時期 1年後期 (Industrial Mathematics)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 藤栄 嘉隆

必修選択の別 必修

【使用教材・機材】

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】 現代及び将来の優れた海上技術者となるために必要な最低限の数学的素養を与 える。

【授業内容・計画】   微分法、積分法、微分方程式

【成績評価の方法】

【教科書】   プリント

【参考書】

   定期試験の成績とレポート提出状況を総合的に判断する

【その他留意事項】

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 専門基礎 工業化学

開講時期 1年前期 (Environmental Science)

授業方法 講義 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 1.0単位

週 時 数 2時間 藤谷 達也

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  中学校・海上技術学校で学んだ知識を土台にして専門分野の理解に必要な

   化学的素養を身につける。

 6.酸化と還元

【授業内容・計画】 1.はじめに 2.原子とその構造 3.分子の構成 4.モル数

【参考書】

 7.電気と化学 8.身近な有機物

【使用教材・機材】

【教科書】 「化学入門」大野公一 他5名(共立出版)

【その他留意事項】

【授業内容・計画】

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Page 84: 平成29年度 講 義 要 目...2017/04/21  · 1.卒業までに必修・選択科目をあわせて、航海については79単位以上、機関について は73.75単位以上の授業科目を履修しなければなりません。2.選択科目は、下記表に示す最低取得単位数以上の科目について

技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 保健体育衛生 保健体育

開講時期 1年前期 (Health and Physical Education)

授業方法 実技 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 0.5単位

週 時 数 1時間 村上 陽一郎

必修選択の別 必修

【使用教材・機材】

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  今日の運動不足から来る疾病の増加は、主に呼吸・循環器系の疾患に関係して いる。これらを防止し健康を維持するには全身持久のトレーニングが必要である。

【授業内容・計画】    筋力・瞬発力・筋持久力・調整力など多様な体力を維持するための運動として  サッカー・卓球・バレーボール・テニスなどを取り上げ指導する。

【授業内容・計画】

【教科書】

【参考書】  

   出席点

【その他留意事項】    トレーニングウエアー・体育館用のシューズ、タオル持参

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 学内船舶実習 学内船舶実習

開講時期 1年前期・後期 (Onboard Training)

授業方法 実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 2.0単位

週 時 数 - 機関科教員

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  海技丸を運航して初級機関士として必要な知識、技能を修得する。

【授業内容・計画】   1.当直業務及び機関日誌   2.燃料油、潤滑油の積み込みと貯蔵   3.船内設備管理及び消耗品管理   4.ビルジの処理   5.船内安全作業   6.救命、消火訓練

【使用教材・機材】   海技丸実習ノート

【教科書】

   実習態度と課題提出

【その他留意事項】   安全靴、作業服、作業帽を着用

【参考書】

【授業内容・計画】

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技術E1年

授業科目名(英語表記)

科目区分 機関工作・実習 機関・工作実習

開講時期 1年前期・後期 (Engineering Work Training)

授業方法 実習 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 2.0単位

週 時 数 - 機関科教員

必修選択の別 必修

海上技術コース(機関)1年

【授業目的】  機関の運転実習をすることにより運転手順と技術・作業原理・危急運転などの必要 な知識を習得する。 更に船員の技能として最も必要な旋盤、アーク溶接、ガス溶接についての技術を身 につける。

【授業内容・計画】  機関実習    1.ディーゼル機関の運転と性能試験、及び分解組み立て実習    2.蒸気タービンの運転と性能試験    3.ボイラの運転と缶水試験    4.補機(ポンプ、冷凍機、油圧装置)の運転と性能試験    5.発電機の並行運転とシーケンス回路、論理回路の基礎実習    6.燃料及び潤滑油の分析    7.材料の引っ張り試験    8.プロセス制御基礎実習    9.集中監視データ処理実習   工作実習    1.旋盤(心出し、端面表面切削、ドリル研磨、ねじ切り)    2.アーク溶接(下向きビート、下向き突き合わせ溶接、水平すみ肉及び立て向き     溶接)    3.ガス溶接(切断、下向きビート、下向き突き合わせ溶接、ろう付け)

【使用教材・機材】   各種機関実習装置   旋盤、ガス及び電気溶接機

【教科書】   プリント

【その他留意事項】   安全靴、作業服、作業帽の着用

【参考書】

【成績評価の方法】   実技試験と実習態度

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技術E1年・2年

授業科目名(英語表記)

科目区分 特別研究 特別研究

開講時期 1年後期・2年後期 (Seminar)

授業方法 担当教員名(複数の場合、◎印は担当代表者を示す。)

単 位 数 2.0単位

週 時 数 1年 2時間・2年4時間 機関科教員

必修選択の別 選択

海上技術コース(機関)1年・2年

【授業目的】  興味ある研究テーマに関し、自主的に調査・研究を行い、主体性のある勉学姿勢を体得する。

【授業内容・計画】    1.研究テーマの選択    2.調査、実験、及び解析    3.中間報告    4.報告書の作成    5.成果発表

【使用教材・機材】

【教科書】

報告書の提出と成果発表

【その他留意事項】

【参考書】  

【成績評価の方法】

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