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工事書類簡素化(試行)要領 参考資料3 現場掲示が必要な標識類

参考資料3 現場掲示が必要な標識類解体キング.com/sekou_kanribu/kankyou_roudou_saigai...番号 ① 施工体系図 掲示場所:工事関係者が見やすい場所及び公衆の見やすい場

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工事書類簡素化(試行)要領

参考資料3 現場掲示が必要な標識類

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・現場掲示が必要な標識類 ・・・1

・その他、現場掲示が望ましい標識類 ・・・4

・現場掲示が必要な標識類の根拠法令等 ・・・4

【参考資料】

別表1 【作業主任者を選任すべき作業】(安衛法施行令6条) ・・・6

別表2 【資格等の必要な業務】

    ・就業制限に係る業務(安衛法施行令20条)

    ・特別教育を必要とする業務(安衛則36条)他

・・・8

別表3 【建設工事公衆災害防止対策要綱に基づく掲示・表示等】 ・・・11

別表4 【土木工事安全施工技術指針に基づく掲示・表示等】 ・・・13

― 目 次 ―

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番号

① 施工体系図

掲 示 場 所 : 工事関係者が見やすい場所及び公衆の見やすい場所に掲示する。(両方を兼ねることも可)

標 識 寸 法 : 規定なし(読みやすい大きさにすること)

掲 示 の 根 拠 : 建設業法 第24条の7第4項公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律 第13条第3項

② 建設業の許可票

掲 示 場 所 : 公衆の見やすい場所に掲示する。

標 識 寸 法 : (縦)25cm以上×(横)35cm以上※B4(257mm×364mm)、A3(297mm×420mm)

掲 示 の 根 拠 : 建設業法 第40条建設業法施行規則 第25条1,2(別記様式第二十九号 H23.12.27改正)(札幌市)施工体制の点検要領

③ 解体工事業者登録票

掲 示 場 所 : 公衆の見やすい場所に掲示する。

現場掲示が必要な標識類

※許可内容を明らかに誤認させるような表示は、業法で禁止されてい るので注意が必要。建設業法 第40条の2(表示の制限)

※前記を除き、運送専門業者・設置工事を含まない資材納入業者等、 建設業以外の業者は記載不要。

※一次下請となる場合のみ警備業者についても記載すること。 (施工体制の点検要領8.施工体制の把握における留意点3)

標識種別と掲示場所・寸法等

※無許可業者、及び建設業法に基づかない警備業者・運送専門業者 等は掲示不要。

一次下請

工期 平成 年 月 日 ~~ 平成 年 月 日平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日 工期 平成 年 月 日 平成 年 月 日工期 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日 工期

担 当 工 事

内 容

担 当 工 事

内 容

専 門 技 術 者

担 当 工 事内 容 担 当 工 事

内 容

担 当 工 事

内 容

主 任 技 術 者主任技術者

専 門 技 術 者 専 門 技 術 者 専 門 技 術 者

安全衛生責任者構 成 会 社

主 任 技 術 者 主 任 技 術 者 主 任 技 術 者

工 事 内 容 工 事 内 容

安全衛生責任者 安全衛生責任者 安全衛生責任者

会 社 名

会 社 名

工 事 内 容 工 事 内 容

会 社 名

会 社 名

主任技術者

一次下請担 当 工 事内 容

~ 平成 年 月 日 工期 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日工期 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日 工期 平成 年 月 日構 成 会 社 工期 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日

担 当 工 事

内 容

担 当 工 事

内 容

担 当 工 事

内 容

担 当 工 事

内 容

担 当 工 事

内 容

専 門 技 術 者 専 門 技 術 者 専 門 技 術 者

主任技術者 主 任 技 術 者 主 任 技 術 者

安全衛生責任者 安全衛生責任者 安全衛生責任者

会 社 名

工 事 内 容 工 事 内 容 工 事 内 容 工 事 内 容

会 社 名

主 任 技 術 者 主 任 技 術 者

専 門 技 術 者

(注)一次下請負人となる警備会社については、商号又は名称、

  現場責任者名、工期を記入する。

会 社 名

会 社 名

構 成 会 社 安全衛生責任者

~平成 年 月 日~ 平成 年 月 日 工期

一次下請

工期 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日 工期~ 平成 年 月 日副 会 長

平成 年 月 日

専 門 技 術 者 専 門 技 術 者

工期 平成 年 月 日

担 当 工 事内 容

平成 年 月 日

担 当 工 事内 容

担 当 工 事内 容

担 当 工 事内 容

主 任 技 術 者 主 任 技 術 者 主 任 技 術 者 主 任 技 術 者

会 長統括安全衛生責任者

安全衛生責任者 安全衛生責任者

工 事 内 容 工 事 内 容 工 事 内 容 工 事 内 容

会 社 名

会 社 名

安全衛生責任者 安全衛生責任者

元方安全衛生管理者

会 社 名

会 社 名

書 記 専 門 技 術 者 専 門 技 術 者

平成 年 月 日

一次下請

平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日 工期 平成 年 月 日 ~平成 年 月 日 工期 平成 年 月 日 ~ 平成 年 月 日 工期担 当 工 事

内 容

工期 平成 年 月 日 ~

担 当 工 事内 容専門技術者

専 門 技 術 者

担 当 工 事内 容

担 当 工 事内 容

主 任 技 術 者

担 当 工 事

内 容

専 門 技 術 者 専 門 技 術 者 専 門 技 術 者

安全衛生責任者

専門技術者 主 任 技 術 者 主 任 技 術 者 主 任 技 術 者

工 事 内 容

監理技術者 安全衛生責任者 安全衛生責任者 安全衛生責任者

会 社 名

監督員名 工 事 内 容 工 事 内 容 工 事 内 容

会 社 名

工事

会 社 名

工事

担 当 工 事内 容

元請負

工事

会 社 名

工事

工 事 作 業 所 災 害 防 止 協 議 会 兼 施 工 体 系 図

発 注 者 名工期

自 平成  年  月  日

工 事 名 称 至 平成  年  月  日

標 識 寸 法 : (縦)25cm以上×(横)35cm以上

掲 示 の 根 拠 : 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律第21条(解体工事業者の登録)第33条(標識の掲示)

掲 示 場 所 : 現場事務所や工事現場の出入口など見やすい場所に掲示する。

標 識 寸 法 : 大(A3判)・小(A4判)のシールいずれか

掲 示 の 根 拠 : 建退共制度改善方策について(労働省、建設省、建退共本部)H11.3.18公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針第2入札及び契約の適正化を図るための措置4(3)のハ

札幌市建設工事施工体系適正化指導要綱(建設業退職金共済制度に係る元請業者の事務)第10条の2

建設業退職金共済制度適用事業主の現場標識

※土木工事業、建築工事業又はとび・土工工事業の建設業許可を持 たない者が解体工事業を営もうとする場合は、元請・下請に係わら

 ず解体工事業者の登録※と、解体工事業者登録票の掲示が必要。 ※登録は、解体工事を行う区域を管轄する都道府県ごとに必要。

小A4サイズ

大A3サイズ

建退共に加入していますこの工事の元請事業主は

電話011(261)6186

。事業主は、退職金共済手帳に証紙を貼りましょう手帳の更新を忘れずに

この現場で働く方で 雇用 主が 建退共に 加入 して いる場合建退共制度の摘要を受けられますので雇用主に確認しましょう

建 退 共 に 未 加 入 の 下 請 事 業 主 は 、 加 入 し ま し ょ う

建退共 北海道支部独立行政法人 勤労者退職金共済機構

建退共に加入していますこの工事の元請事業主は

。事業主は、退職金共済手帳に証紙を貼りましょう手帳の更新を忘れずに

この現場で働く 方で 雇用 主が 建退 共に 加入 して いる 場合建退共制度の摘要を受けられますので雇用主に確認しましょう

建 退 共 に 未 加 入 の 下 請 事 業 主 は 、 加 入 し ま し ょ う

〒060-0004 北海道札幌市中央区北四条西3-1 北海道建設会館内 ☎011(261)6186

工 事 名 発 注 者 名

契約者番号事 業 所 名

建退共 北海道支部独立行政法人 勤労者退職金共済機構

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番号

掲 示 場 所 : 事業場の見やすい場所に掲示する。

標 識 寸 法 : (縦)40cm×(横)50cm、地色:白 文字:黒

掲 示 の 根 拠 : 労働者災害補償保険法施行規則 第49条労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行規則 第74条

掲 示 場 所 : 工事現場の見やすい場所に掲示する。

標 識 寸 法 : 規定なし

掲 示 の 根 拠 : 建設業法施行規則 第14条の3

掲 示 場 所 : 占用物件(場所)の見やすい場所に掲示する。

標 識 寸 法 : (縦)30cm×(横)40cm

掲 示 の 根 拠 : 札幌市道路占用規則 第5条(許可の表示)

標識種別と掲示場所・寸法等

道路占用許可表示板

労災保険関係成立票

施工体制台帳作成建設工事に関する現場掲示例

北海道○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ 株 式 会 社

注 文 者 の 氏 名 札 幌 市 ○ ○ 局 ○ ○ 部

事業主代理人の氏名 ○ ○ ○ ○

労災保険関係成立票

保険関係成立年月日 平 成 ○ ○ 年 ○ ○ 月 ○ ○ 日

労 働 保 険 番 号 △ △ △ △ △ △ △ … △ △ △

事 業 の 期 間自 平成○○年○○月○○日から至 平成○○年○○月○○日まで

事 業 主 の 住所 氏名

この建設工事の下請負人となり、その請け負った建設工事

を他の建設業を営む者に請け負わせた方は、遅滞なく、建設

業法施行規則(昭和24年建設省令第14号)第14条の4

に規定する再下請負通知書を提出してください。

一度通知した事項や書類に変更が生じた時も変更の年月日

を付記して同様の書類を提出してください。

○○建設(株)

道路管理者札幌市長 ○○ ○○

○○事業管理者札幌市長 ○○ ○○

○○○新設工事のため

00 札○○区道占 第     号

道 路 占 用 許 可 表 示 板

占用の目的

掲 示 場 所 : 作業場の見やすい箇所に掲示する。数が多い場合は、職務を併記した一覧表でも可。

標 識 寸 法 : 規定なし

掲 示 の 根 拠 : 労働安全衛生法 第14条(作業主任者)労働安全衛生規則 第18条(作業主任者の氏名等の周知)労働安全衛生法施行令 第6条(作業主任者を選任すべき作業)

別表1【作業主任者を選任すべき作業】を参照

作業主任者(単独の例と一覧表の例)

※道路使用許可については、道路使用許可条件(指導事項)基づ き、許可証を携帯し、警察官等に提示を求められた場合は提示 すること。(掲示の基準無し)

※その他占用許可表示板は、国・道等の各道路、河川管理者等が 許可条件で定めている様式による。

道路使用・占用許可(協議)表示板(水道局様式)

工 事 会 社 ○○○○(株)

○○○新設工事のため

平成○○年○○月○○日から

平成○○年○○月○○日まで  ○○日間

札幌市○○区○○   条   丁目~札幌市○○区○○   条   丁目

占 用 物 件

占用の場所

工事の期間

占用の目的

道路使用・占用許可(協議)表示板

許 可 の 内 容作業あああ

のため工事あああ

許 可 の 期 間平成○○年○○月○○日から平成○○年○○月○○日まで

申請者の氏名 ○○○○ 株式会社

許 可 の 番 号道路使用

      第○○○○号道路占用

      第○○○○号

許可の年月日 平成○○年○○月○○日 平成○○年○○月○○日

許 可 者 札幌○○警察署長 札 幌 市 長

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番号

⑨ 緊急時連絡表

掲 示 場 所 : 事務所、詰所等の見やすい場所に標示する。(関係連絡先、担当者及び電話番号を記入する。)

標 識 寸 法 : 規定なし

掲 示 の 根 拠 : 土木工事安全施工技術指針第4節工事現場管理5(3)労働安全衛生規則 第642条の3

⑩ 産業廃棄物保管場所の掲示

掲 示 場 所 : 保管施設の出入り口等、見やすい場所に設ける。

標 識 寸 法 : 縦横それぞれ60cm以上

掲 示 の 根 拠 : 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則第8条(産業廃棄物保管基準)第8条の13(特別管理産業廃棄物の保管基準)

そ の 他 : 保管場所周囲には囲いを設ける必要があります。

参 考 : 産業廃棄物保管基準(環境局HP)http://www.city.sapporo.jp/seiso/jigyousyo/hokan_kijun.html

産業廃棄物の事業場外保管届出制度(環境局HP)

http://www.city.sapporo.jp/seiso/jigyousyo/hokan.html

⑪ 安全管理組織図

掲 示 場 所 : 安全衛生推進者(衛生推進者)を選任している場合

標識種別と掲示場所・寸法等

※面積が300m2以上である場所で行われる保管については、産業廃棄物の事業場外保管届出が必要になります。

産業廃棄物(特別管理産業廃棄物)の保管場所

○○○-○○○○連絡先

保管高さの上限

保管数量の上限

管理者名○○工業(株)担当者 ○○

がれき類○○m3

金属くず○○m3

廃プラスチック類○○m3

がれき類○○m金属くず○○m廃プラスチック類○○m

保管する産業廃棄物の種類

がれき類、金属くず、廃プラスチック類

掲 示 場 所 : 安全衛生推進者(衛生推進者)を選任している場合は、作業場の見やすい箇所に掲示する。(事業規模10~50人)

標 識 寸 法 : 規定なし

掲 示 の 根 拠 : 労働安全衛生規則 第12条の4

道路工事保安施設設置基準(案)

札幌市土木工事標準設計図集 道路工事保安施設(工事管理室HP)その他工事名標示板、道路工事保安施設、安全関連表示等は、右に記載の基準による。

別表3【建設工事公衆災害防止対策要綱に基づく掲示・表示等】

別表4【土木工事安全施工技術指針に基づく掲示・表示等】

道路工事現場における標示施設の設置基準

※標識を掲示する版は、風等で倒壊することがないよう強固な支柱等に固定してください。又、各標識によって掲示しなけれ

ばならない場所が規定されていますので、1枚の版に全てを掲示する必要はありません。

※「公衆の見やすい場所」については、周辺住民等の第三者に対して掲示、道路占用許可表示板は道路利用者及び道路管

理者、それ以外は主に下請業者や労務者に対して掲示していることに十分留意し、掲示場所を選定してください。

※掲示した標識は、設置状況を撮影し、工事写真(安全管理又は共通仮設)に整理後、しゅん功検査時に提出してください。

※⑩の産業廃棄物保管場所の掲示は、1日当りの排出量が少量で一時保管しておく場合や夜間工事で処分場に直接搬出

できない場合など、収集運搬及び処分の過程で積替え保管を行う場合の保管場所に掲示が必要です。(産業廃棄物ガイド

P.6~7参照)

※札幌市施工体制の点検要領において、維持工事など工事場所が移動する工事にあっては、監理技術者又は現場代理人

が常駐する事務所等に掲示していれば良いことに留意することとあり、必要に応じて監督員と協議し、掲示場所を決定してく

ださい。

※技術者台帳(顔写真付)については、掲示の根拠は無く掲示の必要もありません。

http://www.city.sapporo.jp/zaisei/kojikansa/kijun/documents/10_dourokoujihoanshisetsu.pdf

※施工体系図に工事作業所災害防止協議会兼施工体系図の様式 を使用し、工事関係者が見やすい場所に掲示している場合は、掲 示不要。

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⑫ 有資格者掲示の例

掲 示 場 所及 び 内 容

: 作業場の見やすい箇所に掲示する。就業制限業務及び特別教育を必要とする業務に従事する者を表示する。当該工事の中の該当作業に対する資格者を掲示する。

標 識 寸 法 : 規定なし

別表2【資格等の必要な業務】を参照

番号 関係法令等

建設業法(施工体制台帳及び施工体系図の作成等)

その他、現場掲示が望ましい標識類

関 連 法 令

第24条の7 特定建設業者は、発注者から直接建設工事を請け負つた場合において、当該建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の額(当該下請契約が二以上あるときは、それらの請負代金の額の総額)が政令で定める金額以上になるときは、建設工事の適正な施工を確保するため、国土交通省令で定めるところにより、当該建設工事について、下請負人の商号又は名称、当該下請負人に係る建設工事の内容及び工期その他の国土交通省令で定める事項を記載した施工体制台帳を作成し、工事現場ごとに備え置かなければならない。2 前項の建設工事の下請負人は、その請け負つた建設工事を他の建設業を営む者に請け負わせたときは、国土交通省令で定めるところにより、同項の特定建設業者に対して、当該他の建設業を営む者の商号又は名称、当該者の請け負つた建設工事の内容及び工期その他の国土交通省令で定める事項を通知しなければならない。3 第1項の特定建設業者は、同項の発注者から請求があつたときは、同項の規定により備え置かれた施工体制台帳を、その発注者の閲覧に供しなければならない。4 第1項の特定建設業者は、国土交通省令で定めるところにより、当該建設工事における各下請負人の施 の分担関係を表示した施 体系図を作成し れを当該 事現場の見やすい場所に

労働安全衛生法 第59条 第3項(安全衛生教育)労働安全衛生規則 第36条(特別教育を必要とする業務)労働安全衛生法 第61条(就業制限)労働安全衛生法施行令 第20条(就業制限に係る業務)他

現場掲示が必要な標識類の根拠法令等

該当する条文

公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律(施工体制台帳の提出等)

建設業法(標識の掲示)

(表示の制限)

建設業法施行規則(標識の記載事項及び様式)

建設業法施行規則等の一部を改正する省令(H23.12.27公布・施行)

③ 建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)(解体工事業者の登録)(標識の掲示)

(建設業法施行規則の一部改正)第1条 建設業法施行規則(昭和二十四年建設省令第十四号)の一部を次のように改正する。別記様式二十九号中「40㎝」を「25㎝」に、「40㎝」を「35㎝」に改める。

第13条 公共工事の受注者(建設業法第24条の7第1項の規定により同項に規定する施工体制台帳(以下単に「施工体制台帳」という。)を作成しなければならないこととされているものに限る。)は、作成した施工体制台帳(同項の規定により記載すべきものとされた事項に変更が生じたことに伴い新たに作成されたものを含む。)の写しを発注者に提出しなければならない。この場合においては、同条第3項の規定は、適用しない。2 前項の公共工事の受注者は、発注者から、公共工事の施工の技術上の管理をつかさどる者(次条において「施工技術者」という。)の設置の状況その他の工事現場の施工体制が施工体制台帳の記載に合致しているかどうかの点検を求められたときは、これを受けることを拒んではならない。3 第一項の公共工事の受注者についての建設業法第24条の7第4項の規定の適用については、同項中「見やすい場所」とあるのは、「工事関係者が見やすい場所及び公衆が見やすい場所」とする。

請負人の施工の分担関係を表示した施工体系図を作成し、これを当該工事現場の見やすい場所に掲げなければならない。

第21条 解体工事業を営もうとする者(建設業法 別表第一の下欄に掲げる土木工事業、建築工事業又はとび・土工工事業に係る同法第3条第1項 の許可を受けた者を除く。)は、当該業を行おうとする区域を管轄する都道府県知事の登録を受けなければならない。第33条 解体工事業者は、主務省令で定めるところにより、その営業所及び解体工事の現場ごとに、公衆の見やすい場所に、商号、名称又は氏名、登録番号その他主務省令で定める事項を記載した標識を掲げなければならない。

第40条 建設業者は、その店舗及び建設工事の現場ごとに、公衆の見易い場所に、国土交通省令の定めるところにより、許可を受けた別表第一の下欄の区分による建設業の名称、一般建設業又は特定建設業の別その他国土交通省令で定める事項を記載した標識を掲げなければならない。【掲示違反の罰則規定あり 第49条】

第25条 法第40条の規定により建設業者が掲げる標識の記載事項は、店舗にあつては第一号から第四号までに掲げる事項、建設工事の現場にあつては第一号から第五号までに掲げる事項とする。 一 一般建設業又は特定建設業の別 二 許可年月日、許可番号及び許可を受けた建設業 三 商号又は名称 四 代表者の氏名 五 主任技術者又は監理技術者の氏名2 法第四十条の規定により建設業者の掲げる標識は店舗にあつては別記様式第二十八号、建設工事の現場にあつては別記様式第二十九号による。

第40条の2 建設業を営む者は、当該建設業について、第3条第1項の許可を受けていないのに、その許可を受けた建設業者であると明らかに誤認されるおそれのある表示をしてはならない。

載した標識を掲げなければならない。

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番号 関係法令等

建退共制度改善方策について(H11.3.18)公共工事の入札及び契約の適正化を図るための措置に関する指針(H13.3.9閣議決定)

札幌市建設工事施工体系適正化指導要綱

労働者災害補償保険法施行規則(法令の要旨等の周知)労働保険の保険料の徴収等に関する法律施行規則(建設の事業の保険関係成立の標識)

⑥ 建設業法施行規則(下請負人に対する通知等)

⑦ 札幌市道路占用規則(許可の表示)

⑧ 労働安全衛生規則(作業主任者の氏名等の周知)

国土交通省監修土木工事安全施工技術指針(建設大臣官房技術審議官通達H13.3.29)

(建設業退職金共済制度に係る元請業者の事務)第10条の2(3) 元請業者が下請契約を締結する場合は、下請業者(2次以下の下請業者を含む。以下同じ。)に対して、建退共制度の趣旨を説明し、原則として、下請業者が雇用する建退共制度の対象労働者に係る共済証紙をあわせて購入し、現物により交付するものとする。

第2 入札及び契約の適正化を図るための措置4 主として契約された公共工事の適正な施工の確保に関する事項(3)施工体制の把握の徹底等に関することハ その他元請業者の適切な施工体制の確保のため、工事着手前における工事実績を記入した工事カルテの登録の確認、工事施工中の建設業許可を示す標識の掲示、労災保険関係成立票の掲示、建設業退職金共済制度の適用を受ける事業主に係る工事現場であることを示す標識の掲示等の確認を行うこと。

第49条 事業主は、労災保険に関する法令のうち、労働者に関係のある規定の要旨、労災保険に係る保険関係成立の年月日及び労働保険番号を常時事業場の見易い場所に掲示し、又は備え付ける等の方法によつて、労働者に周知させなければならない。

第74条 労災保険に係る保険関係が成立している事業のうち建設の事業に係る事業主は、労災保険関係成立票(様式第25号)を見易い場所に掲げなければならない。

第14条の3 特定建設業者は、作成特定建設業者に該当することとなつたときは、遅滞なく、その請け負つた建設工事を請け負わせた下請負人に対し次に掲げる事項を書面により通知するとともに、当該事項を記載した書面を当該工事現場の見やすい場所に掲げなければならない。一 作成特定建設業者の商号又は名称二 当該下請負人の請け負つた建設工事を他の建設業を営む者に請け負わせたときは法第24条の7第2項の規定による通知(以下「再下請負通知」という。)を行わなければならない旨及び当該再下請負通知に係る書類を提出すべき場所

第5条 道路占用の許可を受けた者(以下「占用者」という。)は、広告の類については、その広告物に許可標識票(様式2)を、その他のものについては、その占用物件の見やすい箇所に道路占用許可表示板(様式3)を表示しなければならない。

第18条 事業者は、作業主任者を選任したときは、当該作業主任者の氏名及びその者に行なわせる事項を作業場の見やすい箇所に掲示する等により関係労働者に周知させなければならない。

別表1【作業主任者を選任すべき作業】(安衛法施行令6条)による。

⑨ 第1章 総則第4節 工事現場管理5.緊急通報体制の確立(1)関係機関及び隣接他工事の関係者とは平素から緊密な連携を保ち、緊急時における通報方法の相互確認等の体制を明確にしておくこと。(2)通報責任者を指定しておくこと。

該当する条文

労働安全衛生規則(周知のための資料の提供等)

⑩ 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則(産業廃棄物保管基準)

⑪ 労働安全衛生規則(安全衛生推進者等の氏名の周知)

⑫ 労働安全衛生法施行令(就業制限に係る業務)労働安全衛生規則(特別教育を必要とする業務)(札幌市)施工体制の点検要領 8.施工体制の把握における留意点 7) 施工体系図等の工事現場での掲示に関して、維持工事

など工事場所が移動する工事にあっては、監理技術者又は現場代理人が常駐する事務所等に掲示していれば良いことに留意すること。

第12条の4 事業者は、安全衛生推進者等を選任したときは、当該安全衛生推進者等の氏名を作業場の見やすい箇所に掲示する等により関係労働者に周知させなければならない。安全管理組織については、労働安全衛生法において、下請けの有無、労働者数等により異なるため、工事の規模等に適合した組織とすること。【例】・労働者が常時10人以上50人未満の場合は、安全衛生推進者。・下請が混在して作業が行われる場合で現場の全労働者数が50人以上の場合(ずい道、圧気工 事、橋梁工事は30人以上)は、統括安全衛生責任者、元方安全衛生管理者。・下請が混在して作業が行われる場合で統括安全衛生責任者を選任すべき事業者以外の請負人 は安全衛生責任者。

省略 別表2【資格等の必要な業務】による。

第8条 法第12条第2項の規定による産業廃棄物保管基準は、次のとおりとする。一 保管は、次に掲げる要件を満たす場所で行うこと。イ 周囲に囲い(保管する産業廃棄物の荷重が直接当該囲いにかかる構造である場合にあつては、当該荷重に対して構造耐力上安全であるものに限る。)が設けられていること。ロ 見やすい箇所に次に掲げる要件を備えた掲示板が設けられていること。(1)縦及び横それぞれ六十センチメートル以上であること。(2)次に掲げる事項を表示したものであること。(イ)産業廃棄物の保管の場所である旨(ロ)保管する産業廃棄物の種類(当該産業廃棄物に石綿含有産業廃棄物が含まれる場合は、その旨を含む。)(ハ)保管の場所の管理者の氏名又は名称及び連絡先(ニ)屋外において産業廃棄物を容器を用いずに保管する場合にあつては、次号ロに規定する高さのうち最高のもの

第642条の3 建設業に属する事業を行う特定元方事業者は、その労働者及び関係請負人の労働者の作業が同一の場所において行われるときは、当該場所の状況(労働者に危険を生ずるおそれのある箇所の状況を含む。以下この条において同じ。)、当該場所において行われる作業相互の関係等に関し関係請負人がその労働者であつて当該場所で新たに作業に従事することとなつたものに対して周知を図ることに資するため、当該関係請負人に対し、当該周知を図るための場所の提供、当該周知を図るために使用する資料の提供等の措置を講じなければならない。ただし、当該特定元方事業者が、自ら当該関係請負人の労働者に当該場所の状況、作業相互の関係等を周知させるときは、この限りでない。

(2)通報責任者を指定しておくこと。(3)緊急連絡表を作成し、関係連絡先、担当者及び電話番号を記入し、事務所、詰所等の見やすい場所に標示しておくこと。

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別表1 【作業主任者を選任すべき作業】(安衛法施行令6条)

№ 作業主任者を選任すべき作業 必要な免許・技能講習等

1高圧室内作業(潜函工法その他の圧気工法により、大気圧を超える気圧下の作業室又はシヤフトの内部において行う作業に限る)

高圧室内作業主任者(免許)

高圧則 10条

2アセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置を用いて行なう金属の溶接、溶断又は加熱の作業

ガス溶接作業主任者(免許)

安衛則 314条

3

機械集材装置(集材機、架線、搬器、支柱及びこれらに附属する物により構成され、動力を用いて、原木又は薪炭材を巻き上げ、かつ、空中において運搬する設備をいう)若しくは運材索道(架線、搬器、支柱及びこれらに附属する物により構成され、原木又は薪炭材を一定の区間空中において運搬する設備をいう)の組立て、解体、変更若しくは修理の作業又はこれらの設備による集材若しくは運材の作業

林業架線作業主任者(免許)

安衛則 513条

4 ボイラー(小型ボイラーを除く)の取扱いの作業ボイラー取扱作業主任者(技能講習)

ボイラー則 24条

5

放射線業務に係る作業(医療用又は波高値による定格管電圧が千キロボルト以上のエックス線を発生させる装置(同表第2号の装置を除く。以下「エックス線装置」という)を使用するものを除く)

エックス線作業主任者(免許)

電離則 46条

5-2 ガンマ線照射装置を用いて行う透過写真の撮影の作業ガンマ線透過写真撮影作業主任者(免許)

電離則 52条の2

6

木材加工用機械(丸のこ盤、帯のこ盤、かんな盤、面取り盤及びルーターに限るものとし、携帯用のものを除く)を5台以上(当該機械のうちに自動送材車式帯のこ盤が含まれている場合には、3台以上)有する事業場において行う当該機械による作業

木材加工用機械作業主任者(技能講習)

安衛則 129条

7動力により駆動されるプレス機械を5台以上有する事業場において行なう当該機械による作業

プレス機械作業主任者(技能講習)

安衛則 133条

8

乾燥設備(火薬類以外の物を加熱乾燥する乾燥室及び乾燥器をいう)のうち、危険物等に係る設備で、内容積が1立方メートル以上のもの。熱源として燃料を使用するもの(その最大消費量が固体燃料にあっては毎時10キログラム以上、液体燃料にあっては毎時10リットル以上、気体燃料にあっては毎時1立方メートル以上であるものに限る)又は熱源として電力を使用するもの(定格消費電力が10キロワット以上のものに限る)

乾燥設備作業主任者(技能講習)

安衛則 297条

8-2 コンクリート破砕器を用いて行う破砕の作業コンクリート破砕器作業主任者(技能講習)

安衛則 321条の3

9掘削面の高さが2メートル以上となる地山の掘削(ずい道及びたて坑以外の坑の掘削を除く)の作業(第11号に掲げる作業を除く)

地山の掘削作業主任者(技能講習)

安衛則 359条

10土止め支保工の切りばり又は腹おこしの取付け又は取りはずしの作業

土止め支保工作業主任者(技能講習)

安衛則 374条

10-2

ずい道等(ずい道及びたて坑以外の坑(岩石の採取のためのものを除く)をいう)の掘削の作業のうち労働者が切羽に近接することなく行うものを除く)又はこれに伴うずり積み、ずい道支保工(ずい道等における落盤、肌落ち等を防止するための支保工をいう)の組立て、ロックボルトの取付け若しくはコンクリート等の吹付けの作業

ずい道等の掘削等作業主任者(技能講習)

安衛則 383条の4

10-3

ずい道等の覆工(ずい道型わく支保工(ずい道等におけるアーチコンクリート及び側壁コンクリートの打設に用いる型わく並びにこれを支持するための支柱、はり、つなぎ、筋かい等の部材により構成される仮設の設備をいう)の組立て、移動若しくは解体又は当該組立て若しくは移動に伴うコンクリートの打設をいう)の作業

ずい道等の覆工作業主任者(技能講習)

安衛則 383条の2

11掘削面の高さが2メートル以上となる採石法第2条に規定する岩石の採取のための掘削の作業

採石のための掘削作用主任者(技能講習)

安衛則 403条

12

高さが2メートル以上のはい(倉庫、上屋又は土場に積み重ねられた荷(小麦、大豆、鉱石等のばら物の荷を除く)の集団をいう)のはい付け又ははいくずしの作業(荷役機械の運転者のみによって行なわれるものを除く)

はい作業主任者(技能講習)

安衛則 428条

関係条文

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№ 作業主任者を選任すべき作業 必要な免許・技能講習等 関係条文

13船舶に荷を積み、船舶から荷を卸し、又は船舶において荷を移動させる作業(総トン数5百トン未満の船舶において揚貨装置を用いないで行なうものを除く)

船内荷役作業主任者(技能講習)

安衛則 450条

14

型わく支保工(支柱、はり、つなぎ、筋かい等の部材により構成され、建設物におけるスラブ、けた等のコンクリートの打設に用いる型わくを支持する仮設の設備をいう)の組立て又は解体の作業

型わく支保工組立て等作業主任者(技能講習)

安衛則 246条

15つり足場(ゴンドラのつり足場を除く)、張出し足場又は高さが5メートル以上の構造の足場の組立て、解体又は変更の作業

足場の組立て等作業主任者(技能講習)

安衛則 565条

15-2建築物の骨組み又は塔であって、金属製の部材により構成されるもの(その高さが5メートル以上であるものに限る)の組立て、解体又は変更の作業

鉄骨の組立て等作業主任者(技能講習)

安衛則 517条の4

15-3

橋梁の上部構造であって、金属製の部材により構成されるもの(その高さが5メートル以上であるもの又は当該上部構造のうち橋梁の支間が30メートル以上である部分に限る)の架設、解体又は変更の作業

鋼橋架設等作業主任者(技能講習)

安衛則 517条の8

15-3建築基準法施行令に規定する軒の高さが5メートル以上の木造建築物の構造部材の組立て又はこれに伴う屋根下地若しくは外壁下地の取付けの作業

木造建築物の組立て等作業主任者(技能講習)

安衛則 517条の12

15-4コンクリート造りの工作物(その高さが5メートル以上であるものに限る)の解体又は破壊の作業

コンクリート造の工作物の解体等作業主任者(技能講習)

安衛則 517条の17

15-5

橋梁の上部構造であって、コンクリート造りのもの(その高さが5メートル以上であるもの又は当該上部構造のうち橋梁の支間が30メートル以上である部分に限る)の架設又は変更の作業

コンクリート橋架設等作業主任者(技能講習)

安衛則 517条の22

16

ボイラー(小型ボイラー及び胴の内径が750ミリメートル以下でかつその長さが1300ミリメートル以下の蒸気ボイラー、伝熱面積が3平方メートル以下の蒸気ボイラー、伝熱面積が14平方メートル以下の温水ボイラー、伝熱面積が30平方メートル以下の貫流ボイラー(気水分離器を有するものにあっては、当該気水分離器の内径が400ミリメートル以下でかつその内容積が0.4立方メートル以下のものに限る)ボイラーを除く)の据付けの作業

ボイラー据付工事作業主任者(技能講習)

ボイラー則 62条

17

第1種圧力容器(小型圧力容器及び第1条第5号イに掲げる容器で内容積が5立方メートル以下のもの、第1条第5号ロからニまでに掲げる容器で内容積が1立方メートル以下のものを除く)の取扱いの作業

第一種圧力容器取扱作業主任者(技能講習)

安衛則 517条の8

18特定化学物質等を製造し、又は取り扱う作業(試験研究のため取り扱う作業を除く)

特定化学物質等作業主任者(技能講習)

特化則 27条

19鉛業務(遠隔操作によって行なう隔離室におけるものを除く)に係る作業

鉛作業主任者(技能講習)

鉛則 33条

20四アルキル鉛等業務(遠隔操作によって行なう隔離室におけるものを除くものとし、ドラムかんその他の容器の積卸しの業務に限る)に係る作業

四アルキル鉛作業主任者(技能講習)

四鉛則 14条

21 酸素欠乏危険場所における作業第一種、第二種酸素欠乏危険作業主任者(技能講習)

酸欠則 11条

22屋内作業場又はタンク、船倉若しくは坑の内部その他の労働省令で定める場所において有機溶剤を製造し、又は取り扱う業務で、労働省令で定めるものに係る作業

有機溶剤作業主任者(技能講習)

安衛則 517条の8

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別表2 【資格等の必要な業務】(就業制限に係る業務(安衛法施行令20条) ・ 特別教育を必要とする業務(安衛則36条)他)

№ 資格を必要とする業務 必要な免許等

1発破の場合におけるせん孔、装てん、結線、点火並びに不発の装薬又は残薬の点検及び処理の業務

1発破技士免許2火薬類取扱保安責任者免状3甲乙丁種上級保安技術職員試験 甲乙種発破係員試験 甲丁種坑外保安係員試験 甲乙丁種坑内保安係員試験            に合格したもの

令 20条1号

2 制限荷重が5トン以上の揚貨装置の運転の業務 揚貨装置運転士免許 令 20条2号

3 制限荷重5トン未満の揚貨装置の運転の業務 揚貨装置の運転の業務に係る特別教育 則 36条6号

4 省略特級ボイラー技士免許一級ボイラー技士免許二級ボイラー技士免許

令ボイラー則

20条3号23条

5 省略

1特級ボイラー技士免許 一級ボイラー技士免許 二級ボイラー技士免許2ボイラー取扱技能講習

令ボイラー則

20条3号23条2

6 小型ボイラー(令第1条4号の小型ボイラー)の取扱いの業務小型ボイラーの取扱いの業務に係る特別教育

則ボイラー則

36条14号92条

7 省略 特別ボイラー溶接士免許則ボイラー則

20条4号55条

8 省略特別ボイラー溶接士免許普通ボイラー溶接士免許

令ボイラー則

20条4号55条

9 省略 ボイラー整備士免許令ボイラー則

20条5号70条

10つり上げ荷重が5トン以上のクレーン(跨線テルハを除く)の運転の業務(下記の業務以外)

クレーン運転士免許 令 20条6号

11つり上げ荷重が5トン以上のクレーン(跨線テルハを除く)の運転の業務のうち、床上で操作し、かつ、当該運転する者が荷の移動とともに移動する方式のクレーンの運転の業務

1クレーン運転士免許2床上操作式クレーン運転技能講習

令クレーン則

20条6号22条

12 つり上げ荷重が5トン未満のクレーンの運転の業務 クレーンの運転の業務に係る特別教育 則 36条15号

13 つり上げ荷重が5トン以上跨線テルハの運転の業務 クレーンの運転の業務に係る特別教育 則 36条15号

14つり上げ荷重が5トン以上の移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

移動式クレーン運転士免許 令 20条7号

15つり上げ荷重が5トン未満1トン以上の移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

1移動式クレーン運転士免許2小型移動式クレーン運転技能講習

令クレーン則

20条7号68条

16つり上げ荷重が1トン未満の移動式クレーンの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

移動式クレーンの業務に係る特別教育則クレーン則

36条16号67条

17 つり上げ荷重が5トン以上のデリックの運転の業務 デリック運転士免許 令 20条8号

18 つり上げ荷重が5トン未満のデリックの運転の業務 デリックの運転の業務に係る特別教育則クレーン則

36条17号107条

19潜水器を用い、かつ、空気圧縮機若しくは手押しポンプによる送気又はボンベからの給気を受けて、水中において行う業務

潜水士免許 令 20条9号

20可燃性ガス及び酸素を用いて行なう金属の溶接、溶断又は加熱の業務

1ガス溶接作業主任者免許2ガス溶接技能講習修了者3その他労働大臣が定める者

令 20条10号

21大荷重(フォークリフトの構造及び材料に応じて基準荷重中

心に負荷させることができる 大の荷重をいう)が1トン以上のフォークリフトの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

1フォークリフト運転技能講習2職業能力開発促進法に基づくフォーク リフトの訓練受講者3その他労働大臣が定める者

令 20条11号

22大荷重1トン未満のフォークリフトの運転(道路上を走行させ

る運転を除く)の業務フォークリフトの運転の業務に係る特別教育

則 36条5号

23機体重量が3トン以上の整地・運搬・積込み及び掘削用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走することができるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

1車両系建設機械運転技能講習 (整地・運搬・積込み用及び掘削用)2建設機械施工技術検定合格者3職業能力開発促進法に基づく建設機  械運転の訓練修了者4その他労働大臣が定める者

令 20条12号

24機体重量が3トン未満の整地・運搬・積込み及び掘削用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

小型車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の運転の業務に係る特別教育

則 36条9号

関係条文

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№ 資格を必要とする業務 必要な免許等 関係条文

25機体重量が3トン以上の基礎工事用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走することができるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

1車両系建設機械運転技能講習 (基礎工事用)2建設機械施工技術検定合格者3その他労働大臣が定める者

令 20条12号

26機体重量が3トン未満の基礎工事用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

小型車両系建設機械(基礎工事用)の運転の業務に係る特別教育

則 36条9号

27基礎工事用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるもの以外のものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

基礎工事用建設機械の運転の業務に係る特別教育

則 36条9号2

28基礎工事用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの作業装置の操作(車体上の運転者席における操作を除く)の業務

車両系建設機械(基礎工事用)の作業装置の操作の業務に係る特別教育

則 36条9号3

29機体重量が3トン以上の解体用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走することができるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

1車両系建設機械運転技能講習 (解体用)2建設機械施工技術検定合格者3その他労働大臣が定める者

令 20条12号

30機体重量が3トン未満の解体用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

小型車両系建設機械(解体用)の運転の業務に係る特別教育

則 36条9号

31締固め用建設機械で動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

ローラーの運転に係る特別教育 則 36条10号

32 コンクリート打設用建設機械の作業装置の操作の業務コンクリートポンプ車の作業装置の操作の業務に係る特別教育

則 36条10号2

33

大荷重(ショベルローダー又はフォークローダーの構造及び材料に応じて負荷させることができる 大の荷重をいう)が1トン以上のショベルローダー又はフォークローダーの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

1ショベルローダー等運転技能講習2職業能力開発促進法に基づくショベル ローダー等の訓練修了者3その他労働大臣が定める者

令 20条13号

34大荷重が1トン未満のショベルローダー又はフォークロー

ダーの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務ショベルローダー等の運転の業務に係る特別教育

則 36条5号2

35大積載量が1トン以上の不整地運搬車の運転(道路上を走

行させる運転を除く)の業務

1不整地運搬車技能講習2建設機械施工技術検定合格者3その他労働大臣が定める者

令 20条14号

36大積載量が1トン未満の不整地運搬車の運転(道路上を走

行させる運転を除く)の業務不整地運搬車の運転の業務に係る特別教育

則 36条5号3

37作業床の高さが10メートル以上の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

1高所作業車運転技能講習2その他労働大臣が定める者

令 20条15号

38作業床の高さが10メートル未満の高所作業車の運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務

高所作業車の運転の業務に係る特別教育

則 36条10号4

39制限荷重が1トン以上の揚貨装置又はつり上げ荷重が1トン以上のクレーン、移動式クレーン若しくはデリックの玉掛けの業務

1玉掛技能講習2職業能力開発促進法に基づく玉掛け の訓練修了者3その他労働大臣が定める者

令 20条16号

40つり上げ荷重が1トン未満のクレーン、移動式クレーン又はデリックの玉掛けの業務

玉掛けの業務に係る特別教育則クレーン則

36条19号222条

41 研削といしの取替え又は取替え時の試運転の業務研削といしの取替え等の業務に係る特別教育

則 36条1号

42動力により駆動されるプレス機械の金型、シヤーの刃部又はプレス機械若しくはシヤーの安全装置若しくは安全囲いの取付け、取外し又は調整の業務

動力プレスの金型等の取付け、取外し又は調整の業務に係る特別教育

則 36条2号

43 アーク溶接機を用いて行う金属の溶接、溶断等の業務 アーク溶接等の業務に係る特別教育 則 36条3号

44

高圧若しくは特別高圧の充電電路若しくは当該充電電路の支持物の敷設、点検、修理若しくは操作の業務、低圧の充電電路の敷設若しくは修理の業務又は配電盤室、変電室等区画された場所に設置する低圧の電路のうち充電部分が露出している開閉器の操作の業務

電気取扱業務に係る特別教育 則 36条4号

45機械集材装置(集材機、架線、搬器、支柱及びこれらに附属する物により構成され、動力を用いて、原木又は薪炭材を巻き上げ、かつ、空中において運搬する設備をいう)の運転の業務

機械集材装置の運転の業務に係る特別教育

則36条7号

46

胸高直径が70センチメートル以上の立木の伐木、胸高直径が20センチメートル以上で、かつ、重心が著しく偏している立木の伐木、つりきりその他特殊な方法による伐木又はかかり木でかかっている木の胸高直径が20センチメートル以上であるものの処理の業務

伐木等の業務に係る特別教育 則 36条8号

47チェーンソーを用いて行う立木の伐木、かかり木の処理又は造材の業務(伐木等の業務を除く)

チェーンソー取扱の業務に係る特別教育

則 36条8号2

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№ 資格を必要とする業務 必要な免許等 関係条文

48 ボーリングマシンの運転の業務ボーリングマシンの運転の業務に係る特別教育

則 36条10号3

49動力により駆動される巻上げ機(電気ホイスト、エヤーホイスト及びこれら以外の巻上げ機でゴンドラに係るものを除く)の運転の業務

巻上げ機の運転の業務に係る特別教育 則 36条11号

50動力車及び動力により駆動される巻き上げ装置で、軌条により人又は荷を運搬する用に供されるもの(鉄道営業法、鉄道事業法又は軌道法の適用を受けるものを除く)の運転の業務

軌道装置の動力車の運転の業務に係る特別教育

則 36条13号

51 建設用リフトの運転の業務建設用リフトの運転の業務に係る特別教育

則クレーン則

36条18号183号

52 ゴンドラの操作の業務 ゴンドラ取扱い業務特別教育則ゴンドラ則

36条20号12条

53高圧室内作業に係る作業室への送気の調節を行うためのバルブ又はコックを操作する業務

高気圧業務特別教育則高圧則

36条21号11条

54気閘室への送気又は気閘室からの排気の調節を行うためのバルブ又はコックを操作する業務

高気圧業務特別教育則高圧則

36条22号11条

55潜水作業者への送気の調節を行うためのバルブ又はコックを操作する業務

高気圧業務特別教育則高圧則

36条23号11条

56 再圧室を操作する業務 高気圧業務特別教育則高圧則

36条24号11条

57 高圧室内作業に係る業務 高気圧業務特別教育則高圧則

36条24号211条

58

四アルキル鉛等について、製造、又はガソリンに混入する業務あるいはこれらに用いる機械等の修理等の業務、汚染されたあるいはおそれのあるタンク等の内部の業務、含有する残さい物、入っているドラム缶等を取り扱う業務、研究の業務、汚染除去の業務

四アルキル鉛等業務特別教育則四鉛則

36条25号21条

59 酸素欠乏危険場所(令別表6)における作業に係る業務 酸素欠乏危険作業特別教育則酸欠則

36条26号21条

60特殊化学設備の取扱い、整備及び修理の業務(令20条5号に規定する第1種圧力容器の整備の業務を除く)

特殊化学設備の取扱い、整備及び修理の業務に係る特別教育

則 36条27号

61エックス線装置又はガンマ線照射装置を用いて行う透過写真の撮影の業務

透過写真撮影業務に係る特別の教育則電離則

36条28号52条5

62加工施設、再処理施設又は使用施設等の管理区域内において、核燃料物質若しくは使用済燃料又はこれらによって汚染された物を取り扱う業務

加工施設等において核燃料物質等を取り扱う業務に係る特別の教育

則電離則

36条28号252条6

63原子炉施設の管理区域内において、核燃料物質若しくは使用済燃料又はこれらによって汚染された物を取り扱う業務

原子炉施設において核燃料物質等を取り扱う業務に係る特別の教育

則電離則

36条28号352条7

64粉じん則2条1項3号の特定粉じん作業(設備による注水又は注油をしながら行う粉じん則3条各号に掲げる作業に該当するものを除く)に係る業務

粉じん作業特別教育則粉じん則

36条29号22条

65ずい道等の掘削の作業又はこれに伴うずり、資材等の運搬、覆工のコンクリートの打設等の作業(当該ずい道等の内部において行われるものに限る)に係る業務

ずい道等の掘削、覆工等の業務に係る特別教育

則 36条30号

66

産業用ロボットの可動範囲内において当該産業用ロボットについて行うマニプレーターの動作の順序、位置若しくは速度の設定、変更若しくは確認又は産業用ロボットの可動範囲内において当該産業用ロボットについて教示等を行う労働者と共同して当該産業用ロボットの可動範囲外において行う当該教示等に係る機器の操作の業務

産業用ロボットの教示等の業務に係る特別教育

則 36条31号

67

産業用ロボットの可動範囲内において行う当該産業用ロボットの検査、修理若しくは調整(教示等に該当するものは除く)若しくはこれらの結果の確認又は産業用ロボットの可動範囲内において当該産業用ロボットの検査等を行う労働者と共同して当該産業用ロボットの可動範囲外において行う当該検査等に係る機器の操作の業務

産業用ロボットの検査等の業務に係る特別教育

則 36条32号

68自動車(2輪自動車を除く)用タイヤの組立てに係る業務のうち、空気圧縮機を用いて当該タイヤに空気を充てんする作業

タイヤ空気充填作業特別教育 則 36条33号

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第10(作業場の区分)

2. 施工者は、公衆が誤って作業場に立ち入ることのないよう、固定さく又はこれに類する工作物を設置しなければならない。ただし、その工作物に代わる既設のへい、さく等があり、そのへい、さく等が境界を明らかにして、公衆が誤って立ち入ることを防止する目的にかなうものである場合には、そのへい、さく等をもって代えることができるものとする。また、移動を伴う道路維持修繕工事、軽易な埋設工事等において、移動さく、道路標識、標示板、保安灯、セイフティコーン等で十分確保される場合には、これをもって代えることができるものとする。

第16(作業場の出入口)

施工者は、作業の出入口には、原則として、引戸式の扉を設け、作業に必要のない限り、これを閉鎖しておくとともに、公衆の立入りを禁ずる標示板を掲げなければならない。ただし、車両の出入りが頻繁なときは扉を開放しておくことができるが、その間、必ず見張員を配置し、出入りする車両の誘導にあたらせなければならない。

第17(道路標識等)

起業者及び施工者は、道路敷に又は道路敷に接して作業場を設けて土木工事を施工する場合には、工事による一般交通への危険及び渋滞の防止、歩行者の安全等を図るため、事前に道路状況を把握し、交通の処理方法について検討の上、道路管理者及び所轄警察署長の指示するところに従い、道路標識、区間線及び道路標示に関する命令(昭和35年総理府・建設省令第3号)及び道路工事現場における標示施設等の設置基準(昭和37年建設省道発第372号)による道路標識、標示板等で必要なものを設置しなければならない。

第19(遠方よりの工事箇所の確認)

施工者は、交通量の特に多い道路上において土木工事を施工する場合には、遠方からでも工事箇所が確認でき、安全な走行が確保されるよう、保安施設を適切に設置しなければならない。このため、第17(道路標識等)及び第18(保安灯)に規定する道路標識及び保安灯の設置に加えて、作業場の交通流に対面する場所に工事中であることを示す標示板(原則として内部照明式)を設置するものとする。さらに、必要に応じて夜間200メートル前方から視認できる光度を有する回転式か点滅式の黄色又は赤色の注意灯を、当該標示板に近接した位置に設置しなければならない。2. 前項の場合において、当該標示板等を設置する箇所に近接して、高い工事用構造物等があるときは、これに標示板等を設置することができる。3. 施工者は、工事を予告する道路標識、標示板等を、工事箇所の前方50メートルから500メートルの間の路側又は中央帯のうち視認しやすい箇所に設置しなければならない。

第20(作業場付近における交通の誘導)

施工者は、道路上において土木工事を施工する場合には、道路管理者及び所轄警察署長の指示を受け、作業場出入口等に必要に応じて交通誘導員を配置し、道路標識、保安灯、セイフティコーン又は矢印板を設置する等、常に交通の流れを阻害しないよう努めなければならない。なお、交通量の少ない道路にあっては、簡易な自動信号機によって交通の誘導を行うことができる。

第21(まわり道)

起業者及び施工者は、土木工事のために一般の交通を迂回させる必要がある場合においては、道路管理者及び所轄警察署長の指示するところに従い、まわり道の入口及び要所に運転者又は通行者に見やすい案内用標示板等を設置し、運転者又は通行者が容易にまわり道を通過し得るようにしなければならない。

第22(車両交通のための路面維持)

施工者は、道路を掘削した箇所を車両の交通の用に供しようとするときは、埋戻したのち、原則として、仮舗装を行い、又は覆工を行う等の措置を講じなければならない。この場合、周囲の路面との段差を生じないようにしなければならない。やむを得ない理由で段差が生じた場合は、5パーセント以内の勾配ですりつけるものとし、施工上すりつけが困難な場合には、標示板等によって通行車両に予知させなければならない。

第2章 作業場

第3章 交通対策

別表3 【建設工事公衆災害防止対策要綱に基づく掲示・表示等】

章 節 細    目 根拠法令等

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別表3 【建設工事公衆災害防止対策要綱に基づく掲示・表示等】

章 節 細    目 根拠法令等

第5章 埋設物

第36(埋設物の確認)

起業者又は施工者は、埋設物が予想される場所で土木工事を施工しようとするときは、施工に先立ち、埋設物管理者等が保管する台帳に基づいて試掘等を行い、その埋設物の種類、位置(平面・深さ)、規格、構造等を原則として目視により確認しなければならない。なお、起業者又は施工者は、試掘によって埋設物を確認した場合においては、その位置等を道路管理者及び埋設物の管理者に報告しなければならない。この場合、深さについては、原則として標高によって標示しておくものとする。

第5章 埋設物

第38(露出した埋設物の保安維持等)

施工者は工事没理物が露出した場合においては、第35(保安上の措置)の規定に基づく協議により定められた方法によって、これらの没理物を維持し、工事中の損傷及びこれによる公衆災害を防止するために万全を期するとともに、協議によって定められた保安上の措置の実施区分に従って、常に点検等を行わなければならない。なお、露出した埋設物には、物件の名称、保安上の必要事項、管理者の連絡先等を記載した表示板を取り付ける等により、工事関係者等に対し注意を喚起しなければならない。

第12章 機械・電気

第90(機械の能力)

2. 施工者は、使用する方向又は角度によって能力の変化する機械類を使用する場合においては、それらの機械類の能力の変化について十分配慮し、その能力の変化表を運転席の見やすい箇所に表示しておかなければならない。

クレーン則24の2

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第2章 安全措置一般

第3節 立入禁止の措置 1.関係者以外の立入禁止 以下のような場所では、関係者以外の立入りを禁止し、具体的な危険の内容と合わせて見やすい個所にその旨を標示すること。①  関係者が十分に注意を払いながら、危険な作業を行っている場所②  関係者以外の者が立入ると、作業をしている者に危険が生じるおそれのある場所③  有害な作業箇所で、人が保護具等の装備をしないで立入ると、健康等に支障があるような場所

安衛則585

第4節 監視員、誘導員等の配置

3.合図、信号の周知⑶  各種標準合図信号の看板を作成し、現場内に掲示するとともに縮小版を当該機械に掲示する等により周知を図ること。

安衛則104、159、151の8クレーン則25、71クレーン則639安衛則642安衛則642の2安衛則639

第5節 墜落防止の措置 1.足場通路等からの墜落防止措置⑸  通路の主要な箇所には、安全通路であることを示す表示をすること。

安衛則540

2.作業床端、開口部からの墜落防止措置⑶  床上の開口部の覆い上には、原則として材料等を置かないこととし、その旨を表示すること。

安衛則563安衛則530

第8節 火災予防 1.防火管理体制の確立⑶  事務所、寄宿舎の建物毎に火元責任者を指名し表示すること。

消防令4

3.危険物の管理⑶  危険物の貯蔵所又は取扱所には、立入禁止の措置をし、かつ火気使用禁止の表示をすること。⑸  可燃性塗料等の危険物は、直射日光を避け、通風換気の良いところに置場(危険物倉庫)を指定して保管のうえ、施錠し、「危険物置場」「塗料置場」「火気厳禁」等の表示をして、周辺での火気使用を禁止すること。

消防法13消防法4、9、11安衛則262、263危規令7

5.避難設備⑴  事務所、寄宿舎の要所に避難経路を表示すること。

建設業附属寄宿舎規定8条消防令25消防則26、27

第4章 機械・装置・設備一般

第2節 建設機械の運用 2.使用取扱環境⑹  異常事態発生時における連絡方法、応急処置の方法は、分かりやすい所に表示しておくこと。

3.安全教育 運転者、取扱者を定め、就業前に以下の教育を行うこと。また、指定した運転者、取扱者以外の取扱を禁止し、その旨表示すること。作業方法を変えた場合には、関連事項について教育を行うこと。

安衛則35

第5章 仮設工事

第4節 足場等 4.標識類の表示⑴  構造及び材料に応じて、作業床の最大積載荷重を定め、かつこれを足場の見やすい場所に表示すること。⑵  特別高圧活線に近接して作業を行う場合には、当該充電電路に対する接近限界距離を保つため、見やすい箇所に標識等を設けること。

安衛則562安衛則349

第5節 通路・昇降設備・桟橋等

3.危険場所への立入禁止⑵  特別高圧活線に近接して作業を行う場合には、当該充電電路に対する接近限界距離を保つ見やすい箇所に標識等を設けること。

安衛則349

第7節 仮設定置機械設備

2.運転作業⑴  機械の取扱主任者又は係員を定め、その氏名を見やすい箇所に標示すること。

安衛則12、13

第9節 溶接作業 2.アセチレン溶接作業⒂ 容器には充空の表示を行い、区別を明らかにすること。

消防法則263

第6章 運搬工

第6節 索道及びケーブルクレーン

1.索道設備、ケーブルクレーン設備⑶  組立、解体の作業箇所付近は、関係者以外立入禁止とすること。また、見やすい箇所に立入禁止の表示をすること。

クレーン則33

別表4 【土木工事安全施工技術指針に基づく掲示・表示等】

章 節 細    目 根拠法令等

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別表4 【土木工事安全施工技術指針に基づく掲示・表示等】

章 節 細    目 根拠法令等

第7章 土工工事

第1節 一般事項 9.掘削中の措置⑵  埋設物は垂り防護、受け防護等により堅固に支持するとともに、状況に応じて明確に標示し、防護柵を設けること。

安衛則362

第3節 機械掘削 3.機械掘削作業における留意事項⑺  危険範囲内に人がいないかを常に確認しながら運転すること。また、作業区域をロープ柵、赤旗等で表示すること。

安衛則158

第5節 発破掘削 1.火薬類作業従事者に係わる事項⑷  発破作業員は腕章、保護帽の標示等により他の作業員と識別出来るようにすること。2.作業員及び第三者への危害防止⑴  危険区域を定め、立札、赤旗等で明示し、区域内への立入りを禁止すること。⑵  区域境には発破時刻、サイレン符号その他の注意事項を示した掲示板を立てておくこと。

火取則51火取則53

第10章 圧気工事

第2節 圧気作業 8.火気類の危険の周知⑵  マッチ・ライター等、発火のおそれのあるものの持込みは禁止し、その旨を表示すること。

高圧則25の2

第11章 鉄道付近の工事

第2節 近接作業 8.鉄道建築限界の明示 必要な箇所には標識ロープ、表示枠等により鉄道建築限界を明示すること。

15.緊急時の対応⑴  万一事故が発生した場合又は発生するおそれがある場合は直ちに列車防護の手配をとるとともに速やかに関係箇所に連絡し、その指示を受けること。⑵  緊急連絡表は見やすい場所に掲示しておくこと。

安衛法25

第13章 道路工事

第2節 交通保安施設 1.道路標識等⑴  工事による交通の危険及び渋滞の防止、歩行者の安全等を図るため、事前に道路状況を把握し、交通の処理方法について検討すること。⑵  道路管理者及び所轄警察署長との協議書又は道路使用許可書に基づき、必要な道路標識、標示板等を設置すること。

公災防(土)17「道路工事保安施設設置基準(案)」(S. 47. 2道路局国道第一課)

第14章 橋梁工事 (架設工事)

第2節 鋼橋架設設備 2.クレーン等重量物取扱い機械⑴  クレーン等重量物取扱い機械は、常に保守点検に努めること。⑵  クレーン等重量物取扱い機械には能力などを表示し、作業員全員に周知徹底させること。

クレーン則24の2

第15章 山岳トンネル工事

第1節 一般事項 9.救護の設備及び避難訓練⑴  坑口には、入坑者の心得、坑内作業状況、その他安全上必要な掲示を行い、作業担当責任者の名札を掲示しそれぞれの作業員数を表示しておくこと。⑵  坑内の危険箇所、要注意箇所等には標識を掲げ、かつ常にこれを点検、整備すること。

安衛則24の5

第2節 仮設備 1.安全通路⑴  通路は適度な照明を確保し、つまづき、滑り等のないように措置を講じること。また通路の位置を表示するなどして安全に通行できるように維持管理に努めること。

安衛則540、541

3.機械設備⑵  機械設備は、その性能を維持するため点検整備を励行し、不具合を発見したらすみやかに適切な措置を講じること。また、整備等を行う時には、その機械の起動装置に表示板を設置し施錠する等の安全装置を講じること。

6.掘削・積込み用機械⑶  走路の維持管理に努め、安全な制限速度を表示する等、状況に応じた安全な措置を講じること。

安衛則156

第7節 可燃性ガス対策 7.火源対策⑶  可燃性ガスの存在する坑内は禁煙とし、マッチ、ライターなど発火源となるものは坑内に持ち込みを禁止し、かつ出入口付近に掲示すること。

安衛則389、389の4

第9節 運搬工 2.車輪式車両によるずり運搬作業⑷  坑口に車両限界、建築限界の設備、表示等を設けること。

安衛則151の3、151の4安衛則156、157、387

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別表4 【土木工事安全施工技術指針に基づく掲示・表示等】

章 節 細    目 根拠法令等

第16章 シールド・推進工事

第3節 立坑工事 2.材料搬出入作業⑶  立坑内運搬作業に用いる材料搬出入設備には、その運転をする者及び玉掛けをする者が見やすい位置に定格荷重を明確に表示すること。

クレーン則24の2

第17章 河川及び海岸工事

第4節 作業船及び台船作業

9.杭打作業⑵  作業打合せ等では、作業方法及び内容、合図、連絡方法を打合せ、その徹底を図ること。また、安全標識の掲示、危険箇所に対する柵、その他の立入禁止設備を設けること。⑶  杭打船は所定の場所に確実に係留し、アンカーロープ等が他の船舶の障害とならないように標識等を掲げること。

安衛則189

第18章 ダム工事

第2節 基礎掘削工 8.高圧管の設置 給水管、給気管などの設置場所は、設置・撤去及び維持補修に適した地形のところを選び、設置後は標示するなどしてその所在を周知すること。

安衛則642の3

10.土捨場の安全措置⑴  土捨場は、のり肩の標示や土堤の設置により、運搬車両の転落、転倒などによる事故防止処置を行うこと。

安衛則151の6

第3節 基礎処理工 2.注入作業⑵  注入範囲の掘削のり面に設置する大規模足場は、使用する資機材、作業員などの荷重に耐えうる構造とするとともに、最大積載荷重の標示を行うこと。⑷  足場には安全な通路を設け、標示を行い、通路上には資機材を置かないこと。

安衛則561、562安衛則552

第5節 ダム材料盛立工事(フィルタイプダム)

3.運搬道路⑴ 第6章2節に準ずること。⑵  運搬道路ののり肩には、必要に応じてガードレール、標識等を設置し、通行車両の転落防止措置を講じること。

7.盛立面での人力作業⑴  盛立面での品質管理試験を行う場合は、作業中である旨を明示すること。

安衛則151の7

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