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http://www.pref.aichi.jp/soshiki/kankyo-c/0000007029.html
平成30年9月号(第268号)
愛知県野生生物保護実績発表大会を開催しました(P4)
エコアクションを はじめよう!つづけよう!つなげよう!
http://aichi-eco.com
伊良湖休暇村公園で「アウトドアフェスタ」を
開催します(P3)
もりの学舎秋の特別企画を実施します(P3) 9月はオゾン層保護対策推進月間です(P2)
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地上 10~50km上空にある、オゾンが多く存在する
大気の層のことをオゾン層といいます。
太陽光には、生物にとって有害な「紫外線」が含
まれており、オゾン層は、この紫外線を吸収し、地
上を生物が生息できる環境にしています。
オゾン層が破壊されると、皮膚
ガンや白内障が増加したり、生物
の免疫力が弱くなったりするなど、
生態系に影響を及ぼします。
フロン類(CFC、HCFC、HFC)は、人体に毒性がな
い上に、燃えにくく、化学的に安定しており扱いや
すいため、これまでエアコンや冷凍・冷蔵庫などに
使われてきました。しかし、フロン類には、大気中
に放出されると、オゾン層まで到達してオゾン層を
破壊するものや、二酸化炭素の数百倍から数万倍の
温室効果があり、地球温暖化に大きな影響を与える
ものがあります。
1987 年 9月 16日に「オゾン層を破壊する物質に
関するモントリオール議定書」が採択されたことに
ちなみ、毎年 9月は「オゾン層保護対策推進月間」
と定められています。この月間を契機に、改めてオ
ゾン層保護の重要性を認識するとともに、地球温暖
化防止のためにも、次の取組を進めましょう。
★フロン類の回収に協力しましょう
冷蔵庫やエアコンを廃棄する時には、
フロン類が大気中に放出され
ないよう、適切に回収・処理
しなくてはいけません。
家電小売店やフロン類充塡回収業者に回収を依頼
してください。
★点検、修理に努めましょう
使用中の冷蔵庫やエアコンから異音がする、冷え
なくなったなど、普段と異なる症状がみられる場合
にはフロン類が漏れているおそれがありますので、
早めに専門業者に点検、修理を依頼してください。
なお、フロン排出抑制法では、業務用の冷凍空調
機器について、「簡易点検」と「定期点検」が義務付
けられています。
★ノンフロン製品を選びましょう
製品の購入時には、フロン類を使っていない製品
を選ぶようにしましょう。
愛知県では、フロン類の排出抑制対策について広
く学んでいただく「フロン類排出抑制対策に関する
講習会」を開催します。
多くの方のご参加をお待ちしています。
1 日時 10月 15日(月) 14:00~16:00
2 場所 ウインクあいち 10階 1002会議室
(名古屋市中村区名駅 4丁目 4-38)
3 内容
講演:「フロン排出抑制法について」
講師:(一社)日本冷凍空調設備工業連合会
業務部担当部長 河西か さ い
詞朗し ろ う
氏
4 定員・参加費 150名(申込先着順)・無料
5 申込方法
①会社名・団体名 ②所属 ③氏名 ④参加人数
⑤連絡先(電話番号、FAX番号、Eメールアドレ
ス)を記載の上、郵送、FAX、Eメールのいずれ
かによりお申込みください。
6 申込先
環境部水大気環境課(〒460-8501住所記載不要)
FAX: 052-961-4025
Eメール: [email protected]
詳細は Webページをご覧ください。
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/mizutaiki
/30furonkosyukai.html)
水大気環境課 大気規制グループ
電話 052-954-6215(ダイヤルイン)
オゾン層とは
フロン類排出抑制対策に関する講習会 ~業者向け~を開催します
9月はオゾン層保護対策推進月間です
9月はオゾン層保護対策推進月間です
フロン類とは
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愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内のもり
の学舎では、(公財)愛知臨海環境整備センター(略
称:アセック)の協力を得て、10月 2日(火)から
10月 31日(水)まで、秋の特別企画を実施します。
公園内をめぐりながら自然や環境に関連したクイ
ズを解く「森のナゾときウォーク」や、もりの学舎
で行う工作教室など様々な企画をご用意して、多く
の皆さんのご参加をお待ちしています。
参加費はいずれも無料です。
1 森のナゾときウォーク
(1) 開催日
10月 2日(火)~10月 31日(水)
ただし、もりの学舎の休館日(月曜日、月曜日
が祝祭日の場合は翌日)は除く。
(2) 開催時間 9:00~16:30
(3) 参加方法
もりの学舎、総合案内所、西口休憩所などに設
置された解答用紙(地図)を手に入れ、地図に書
かれた「ナゾときボックス」をめぐります。
(4) 参加特典
参加者には、もりの学舎グッズやアセックオリ
ジナル手袋をもれなくプレゼントします。
2 工作教室等
工作教室や自然遊び体験等のプログラムを実施
します。詳細は Webページをご覧ください。
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki
/kankyokatsudo/h30autumn.html)
渥美半島の先端に位置する伊良湖休暇村公園(田
原市)内において、「砂丘とオアシスの再生」をテー
マとして再整備した園地「いらご さららパーク」が
平成 30年 4月から全面供用開始されました。
本園地を多くの方に知っていただくために、「アウ
トドアフェスタ」を休暇村伊良湖と共に開催します。
園内を巡るウォークラリーを始め、砂の彫刻を作
るサンドアート体験や、砂絵や折り紙で遊べる工作
教室、伊良湖岬が舞台となった叙情詩「椰子の実」
にちなんだ椰子の実ころがし大会、芋掘り体験など
の楽しいイベントを多数用意しております。
希少な海浜性植物もご覧いただけますので、是非
お越しください。
1 日時 9月 30日(日) 10:00~15:30
2 場所 伊良湖休暇村公園
(田原市中山町大松上1)
「休暇村」下車すぐ(所要時間約 40分)
駐車場有り(無料)
3 その他
・参加費無料(事前申込不要)
・休暇村伊良湖レストランにて食事可能
・雨天中止(中止のお問い合わせは、休暇村伊良
湖まで。電話 0531-35-6411)
豊橋鉄道三河田原駅から豊鉄バス(伊良湖岬行き)
自然環境課 調整・施設・自然公園グループ
電話 052-954-6227 (ダイヤルイン)
伊良湖休暇村公園で「アウトドアフェスタ」を開催します
もりの学舎まなびや
秋の特別企画を実施します!
環境活動推進課 環境学習グループ
電話 052-972-9011(ダイヤルイン)
ナゾときボックス プレゼント(一例)
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1 目的
愛知県では、学校や団体が行っている野生生物の
保護活動等の実績についての取組発表を通して、県
民の皆さんに野生生物に対する保護思想の普及・啓
発と環境保全意識の高揚及び生物多様性の主流化を
図ることを目的に、愛知県野生生物保護実績発表大
会を開催しています。今年は、8 月 2 日に刈谷市産
業振興センターで開催しました。
2 大会内容
県内の野生生物保護等の活動を行っている 8団体
が、それぞれの取組内容について発表しました。発
表では、野鳥やホタルの保全活動、希少種の保全や
地域の生物調査など、生物多様性保全を意識した取
組や地域の自然特性を生かした取組が紹介されまし
た。
また、取組発表の後には、愛知県獣医師会による
生物多様性に関する講義や、NPO 法人もりの学舎まなびや
自
然学校のインタープリターによる生きものクイズ等
を実施し、約 180名の参加者・来場者の方々に、野
生生物の保護思想や生物多様性に対する理解を深め
ていただきました。
3 審査結果
発表された取組内容について、以下のとおり、各
賞を表彰しました(発表順)。
愛知県知事賞
岡崎市立生おい
平だいら
小学校
守ろう!野鳥の住む町『生平』
岡崎市立東海とうかい
中学校
東海の自然を未来へ ~地域と協
力して、残された自然を守り、伝
える~
愛知県立木曽川き そ が わ
高等学校
国の天然記念物イタセンパラを地
域の宝に ~私たちにできること
は何か?保護活動と生息地の保全
活動~
愛知県教育委員会賞
豊田市立滝脇たきわき
小学校
私たちの愛鳥活動 知ろう!滝脇
の自然 守ろう!私たちの森 広
げよう!地域へ
岡崎市立河合か わ い
中学校
河合の自然を守る –部活動、全校
生徒、地域保存会の連携を通して-
愛知県自然観察指導員連絡協議会賞
岡崎市立美合み あ い
小学校
生田しょうだ
ボタルは「美合の宝」
愛知県獣医師会賞
桜 丘さくらがおか
高等学校
生物部
朝倉川生き物図鑑の作成を通じた
生物保護
名古屋な ご や
大谷おおたに
高等学校 化学部
生物多様性からみる在来種への影
響
4 今後の予定
本大会で優秀な
成績を収めた団体
については、11月
下旬に開催が予定
されている「全国
野生生物保護実績
発表大会」に県の代表として推薦する予定です。
愛知県知事賞受賞者
岡崎市立生平小学校
による発表
生きものクイズ
岡崎市立東海中学校
による発表
愛知県立木曽川高等学校
による発表
第48回愛知県野生生物保護実績発表大会
~ 輝く未来のいきものサポーター ~ を開催しました
自然環境課 生物多様性保全グループ
電話 052-954-6475(ダイヤルイン)
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愛知県では、産業廃棄物処理業を営む方にご協力い
ただき、実際の廃棄物処理施設において、産業廃棄物
の処理を委託する際の留意事項や処理状況の実地確認
の方法等について、排出事業者向けの研修会を開催し
ます。
実地確認は、「廃棄物の適正な処理の促進に関する条
例」で義務付けられており、実地確認を行っていない
事業者に対する勧告、公表の規定が 10月から適用され
ます。参加費は無料ですので、是非ご参加ください。
1 開催場所等
2 内容
・産業廃棄物を処理委託する際の留意事項、条例改
正の概要
・当該施設での産業廃棄物処理方法、管理方法等
・処理状況の実地確認の実践
3 定員 各30名(先着順)
4 申込期間 9月28日(金)まで
5 申込方法 郵送、FAX、Eメール
※申込書、詳細はWebページをご覧ください。
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/
junkan-kansi/haisyutsu-genchi-h30-press.html)
大学生を対象とした「人づくり」プログラム「かが
やけ☆あいちサスティナ研究所」では、8月から 9月
にかけて、研究員がチームごとにパートナー企業・団
体の現場に赴き、提示された研究課題を解決するため
の調査・研究を実施しています。本連載では、全 10
チームの状況を順次紹介します。
1 チーム・Kao
チーム・Kaoでは、
初回に和歌山工場を訪
問し、洗濯洗剤の製造
工程や「エコラボミュ
ージアム」の見学を通
して同社の環境に配慮
したモノづくりを調査しました。これらを踏まえ、SDGs
(持続可能な開発目標)の達成も見据えた、未来の
「お洗濯」について検討を進めています。
2 チーム・スターバックス
チーム・スターバッ
クスでは、初回に同社
の企業理念や環境活動
について説明を受け、
社会貢献活動について
理解を深めました。
また、実際に店舗を訪問し、従業員であるパートナ
ーや来店客に対してヒアリングも実施しました。これ
らを踏まえ、多く人の共感が得られ、行動に結びつく
効果的な企画の検討を進めています。
「産業廃棄物排出事業者向け現地研修会」を開催します
開催日時 開催場所
① 11月1日(木)
14:00~16:00
サンエイ(株)
環境事業部(刈谷市)
② 11月 14日(水)
14:00~16:30
豊田ケミカルエンジニアリング
(株)(半田市)
資源循環推進課 廃棄物監視指導室 指導グループ
電話052-954-6237(ダイヤルイン)
【研究課題】私たちの社会貢献活動に共感し行動
できる仲間を増やす企画を検討せよ
環境政策課 企画・広報グループ
電話052-954-6210(ダイヤルイン)
【研究課題】SDGs達成に貢献する未来の「お洗濯」
を提案せよ
企業担当者との意見交換の様子
連載 サスティナ研ニュース ⑲ ~研究員が各パートナー企業・団体の現場で調査・研究を実施~
店舗でのヒアリングの様子
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愛知県では、「優良産廃処理業者認定制度」の普及
を図るため、(一社)愛知県産業廃棄物協会と連携し
て、産業廃棄物処理業者優良化セミナーを平成 23
年度から開催しています。
今年度も次のとおり開催しますので、是非ご参加
ください。
※優良産廃処理業者認定制度とは
排出事業者が、優良な産業廃棄物処理業者に産業
廃棄物の処理を委託することを促進するため、通常
の許可基準よりも厳しい基準を達成した処理業者を
優良産廃処理業者として、都道府県等が認定する制
度です。
<認定事業者のメリット>
①許可証等を活用した PR
②産業廃棄物処理業の許可の有効期間の延長
(通常 5年→7年)
③国等が行う契約での有利な取扱い
【PRステッカー】
愛知県では、優良認定業者が一目でわかる PRステ
ッカーを作成しています。詳しくは愛知県産業廃棄
物協会まで、お問い合わせください。
1 日時及び場所
<三河会場>
10月 1日(月) 13:30~16:00
愛知県西三河総合庁舎 10階 大会議室
(岡崎市明大寺本町 1-4)
<尾張会場>
10月 10日(水)13:30~16:00
愛知県三の丸庁舎 8階 大会議室
(名古屋市中区三の丸 2-6-1)
2 主な内容
①優良産廃処理業者認定制度について
②エコアクション21認証取得について
③電子マニフェストの仕組みと運用について 等
3 参加費
無料
4 対象者
産業廃棄物の処理業者・排出事業者
5 申込方法
Webページから申込書をダウンロードし、必要事
項を記載の上、9月 21日(金)までに下記申込先
まで FAXしてください。
※愛知県産業廃棄物協会の会員におかれまして
は、協会から送付された申込書を使用してくださ
い。
6 申込先
(一社)愛知県産業廃棄物協会
FAX 052-322-0136
詳細は Webページをご覧ください。
(https://www.pref.aichi.jp/soshiki/junkan/
0000301001.html)
※ この環境かわら版は、環境部 Webページ「あいちの環境」http://www.pref.aichi.jp/kankyo/でも発信しており、写真等を
カラーでご覧いただけます。この記事は広報紙等へ再掲していただきますようお願いします。
愛知県環境情報紙「環境かわら版」
平成 30年 9月 3日発行(第 268号)
編集・発行 愛知県環境調査センター
企画情報部
〒462-0032 名古屋市北区辻町字流 7-6
電話 052-910-5489(ダイヤルイン)
編集後記 今年の夏は本当に暑かったですね。名古屋でも最高気温の記録更新がありました。8 年前の夏の猛暑時期を思い出し、9 月初旬まで続くのかと思いきや、最近は雨が降る等涼しくなってきたなと感じます。我が家では風鈴や、涼しげな効果音・音楽を聞いたりして、精神的に涼しくなるよういろいろ試しましたが、結構効果がありました。頭もスッキリしますので、おススメです。
(企画・編集チーム)
「産業廃棄物処理業者優良化セミナー」を開催します
資源循環推進課 産業廃棄物グループ
電話 052-954-6235(ダイヤルイン)