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平成30年度 第1回柏崎市地域公共交通活性化協議会(書面協議結果) 平成30年6月11日付け柏交協第2号で実施した書面協議の結果を下記のとおり報告します。 1 書面協議における議事 議案第1号 平成29年度事業報告 議案第2号 平成29年度歳入歳出決算 議案第3号 柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合 議案第4号 平成30年度事業計画(案) 議案第5号 平成30年度歳入歳出予算(案) 議案第6号 生活交通確保維持改善事業(地域内フィーダー系統確保維持計画)の策定について 2 書面協議回答数 22名(委員数は22名) 3 書面協議結果 1に掲げる全ての議案について、回答者全員が承認した。 また次の意見が付された。 【議案第1号 平成29年度事業報告】 ⑴H29.6 月の協議会資料の事業計画(項目、概要)に対応した形で実施状況の報告を検討願いま す。(網計画の実施状況で記載されているかもしれませんが、「調査・研究事業」の実施状況報告 がないため)【小松委員(北陸信越運輸局新潟運輸支局)】 【議案第3号 柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合】 ⑵特に進捗度合C以下のものについて、なぜ平成29年度は検討・研究等で終わったのか(№2、 №9、№12)、なぜ実施できなかったのか(№15)についてその原因を分析すべき。【井藤委員 (北陸信越運輸局交通政策部)】 ⑶平成30年度の取組内容について、「検討していく」と記載するだけでなく、具体的なスケジ ュール感なども記載してはどうか。またその際は、網計画の P65 の「優先的に実施する内容」 も考慮して記載していると望ましい。【井藤委員(北陸信越運輸局交通政策部)】 ⑷平成29年度の実施状況と進捗度合は、網形成計画 P67 の「評価指標」を用いて評価したこと を明記してはどうか。【井藤委員(北陸信越運輸局交通政策部)】 ⑸№9について、他地域に対しても地域の関わりが強まるよう展開を期待します。【関谷委員(北 陸信越運輸局新潟運輸支局)】 ⑹№17(要望活動を行ったが、1便減少)について、進捗度合Bの考え方を教えてください。【外

平成30年度 第1回柏崎市地域公共交通活性化協議会(書面協 …議案第5号 平成30年度歳入歳出予算(案) 議案第6号 生活交通確保維持改善事業(地域内フィーダー系統確保維持計画)の策定について

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平成30年度 第1回柏崎市地域公共交通活性化協議会(書面協議結果)

平成30年6月11日付け柏交協第2号で実施した書面協議の結果を下記のとおり報告します。

1 書面協議における議事

議案第1号 平成29年度事業報告

議案第2号 平成29年度歳入歳出決算

議案第3号 柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合

議案第4号 平成30年度事業計画(案)

議案第5号 平成30年度歳入歳出予算(案)

議案第6号 生活交通確保維持改善事業(地域内フィーダー系統確保維持計画)の策定について

2 書面協議回答数

22名(委員数は22名)

3 書面協議結果

1に掲げる全ての議案について、回答者全員が承認した。

また次の意見が付された。

【議案第1号 平成29年度事業報告】

⑴H29.6 月の協議会資料の事業計画(項目、概要)に対応した形で実施状況の報告を検討願いま

す。(網計画の実施状況で記載されているかもしれませんが、「調査・研究事業」の実施状況報告

がないため)【小松委員(北陸信越運輸局新潟運輸支局)】

【議案第3号 柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合】

⑵特に進捗度合C以下のものについて、なぜ平成29年度は検討・研究等で終わったのか(№2、

№9、№12)、なぜ実施できなかったのか(№15)についてその原因を分析すべき。【井藤委員

(北陸信越運輸局交通政策部)】

⑶平成30年度の取組内容について、「検討していく」と記載するだけでなく、具体的なスケジ

ュール感なども記載してはどうか。またその際は、網計画の P65 の「優先的に実施する内容」

も考慮して記載していると望ましい。【井藤委員(北陸信越運輸局交通政策部)】

⑷平成29年度の実施状況と進捗度合は、網形成計画 P67 の「評価指標」を用いて評価したこと

を明記してはどうか。【井藤委員(北陸信越運輸局交通政策部)】

⑸№9について、他地域に対しても地域の関わりが強まるよう展開を期待します。【関谷委員(北

陸信越運輸局新潟運輸支局)】

⑹№17(要望活動を行ったが、1便減少)について、進捗度合Bの考え方を教えてください。【外

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丸委員(柏崎地域振興局企画振興部)】

【議案第4号 平成30年度事業計画(案)】

⑺UDタクシーに対する補助金の支給の検討について【吉田委員(柏崎タクシー株式会社)】

【議案第5号 平成30年度歳入歳出予算(案)】

⑻一定額を貯めることを目的としていないのなら、市からの負担金を調整して予算額を200万

円以内にした方がいいと思います。【内藤委員(柏崎市都市整備部)】

【議案第6号 生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統確保維持計画)の策定につい

て】

⑼(2.(1)事業の目標)括弧内の文章について、文意が不明瞭であるため、もう一度推敲を

お願いします。【井藤委員(北陸信越運輸局交通政策部)】

⑽(17.協議会の開催状況と主な議論)協議しただけでなく、合意した旨も記載してください。

【井藤委員(北陸信越運輸局交通政策部)】

上記の意見について、それぞれ以下のとおり対応します。

⑴ 今後に作成する事業計画及び事業報告については、様式を統一し、計画と実績が一目で比較が

できるようにいたします。

⑵ 進捗度合がC(やや遅延)及びD(かなり遅延)となっている事業(実施する内容)について、

その原因や今後の取り組みなどを以下のとおり説明します。

№2 乗継割引の検討(進捗度合 C)

乗継割引の実現に向けては、運行業者と意見交換を重ねているところですが、乗継の利用者

であることを判別する方法について、結論が出ていないことから、取組が前進していない状況

となっています。

今年度も引き続き、運行業者との意見交換を行うとともに、本取組を先進的に実施している

他市町村等があれば、そちらの状況を参考にしながら、本取組を前進させていく考えです。

№9 地域が主体となる生活交通の波及(進捗度合 C)

公共交通(路線バス)の空白地である米山地区においては、平成21年度からコミュニティ

バスの運行を実施しています。一方、他地域においては、民間運行業者などのご尽力等により、

地域単位でみると空白地がないため、地域が主体となる生活交通へのニーズは大きくありませ

ん。

しかしながら、将来的には地域主体の生活交通にシフトしていかなければならない地域もあ

ると想定していることから、今から備えておく必要があると考えております。

鵜川地区及び高柳町地区においては、それぞれ予約型のデマンド運行を実施していますが、

その予約先としては、地域からのご協力をいただき、各地区のコミュニティセンターが担って

います。このように、地域が公共交通に関わり、認識を深めていただきながら、地域主体の生

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活交通にシフトする状況になっても、それをスムーズに導入できるように準備をしてまいりま

す。

№12 県内高速バス「柏崎駅前~新潟駅前線」増便に向けた取組(進捗度合 C)

平成30年度から減便となった理由は、運転士不足や利用人数の減少によるものと認識して

います。利用促進に繋げるために、昨年度に引き続き、路線バススタンプラリー事業など、高

速バスの利用促進事業を進めてまいります。

№13 高速バス県外線の市内停車バス停追加に向けた取組(進捗度合 D)

柏崎市地域公共交通網形成においては、課題に対する実施内容について、優先度を設定して

いますが、昨年度は本取組よりも優先度が高い取組に対して注力してため、本取組に関しては

運行事業と意見交換をしたものの、課題解決に向けて前進させることはできませんでした。

№15 北陸新幹線を利用しやすい環境を整備する取組(進捗度合 D)

柏崎市地域公共交通網形成においては、課題に対する実施内容について、優先度を設定して

いますが、昨年度は本取組よりも優先度が高い取組に対して注力したため、本取組は課題解決

に向けて前進させることはできませんでした。

⑶ 平成30年度の取組内容について、柏崎市地域公共交通網形成計画における優先度の高い実施

内容については、別紙「平成29年度柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合」の

とおり、具体的なスケジュールを記載することといたしました。

一方、優先度が高くない実施内容については、前述の実施内容の取組具合による影響を大きく

受けるため、具体的なスケジュール設定は難しいと考えております。

⑷ 進捗度合の評価について、実施内容は評価指標の区分よりも細分化されているため、評価指標

だけでは、判定ができない部分が大きいと考えております。

よって、本市においては、進捗度合の評価に際しては、評価指標を参考に、計画策定時からの

進捗状況を鑑みて、総合的に判断しています。

⑸ 米山地区以外でも、鵜川地区及び高柳地区での予約型デマンド運行においては、その予約先と

して、各地区のコミュニティセンターが担っていただいており、地域と公共交通の繋がりを深め

ていただいています。今後、他地域においても同様に展開していけるよう努めてまいります。

⑹ 柏崎-新潟間を結ぶ直通列車については、昨年度、信越本線・越後線の上下線合計で19本運

行されていましたが、今年3月のダイヤ改正に伴い、実質1本減少となりました。

これは、信越本線の快速列車について、新潟-新井間を直通運転していたものが、長岡駅での

乗継となったことにより、直通運転が減便となったものですが、乗継のダイヤは維持されている

ことから、昨年度と同じ評価(B)としました。

⑺ UDタクシーの購入補助の可能性について、他協議会の補助実績の把握など、研究を進めてま

いります。

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⑻ 活性化協議会の決算額は、取組内容により、年度ごとに大きく変動しています。(H29年度

1,116千円、H28年度2,455千円、H27年度4,531千円)。

ご提案いただきました予算額が一定額になるよう市負担金を調整することについては、今後の

本協議会における利用促進や調査研究の取組方向を考慮しながら、検討してまいります。

⑼、⑽ 別紙「生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統確保維持計画)」のとおり修正

いたしました。

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平成 29 年度 柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合

評価(進捗度合)の考え方 AA:完了、A:順調、B:ほぼ順調、C:やや遅延、D:かなり遅延、E:達成困難、F:事業期間未到来、G:事業中止・取り止め

№ 事 業 概 要 平成 29 年度の実施状況 平成 30 年度の取組内容 進捗度合

1 地域要望や乗降調査等

による適宜見直し

地域要望やバス乗降調査等を適宜行い、運行状

況を把握し、必要に応じた見直しを図る。

地域要望等に基づきバス停の新設や経路変更

を行った。また、利用状況により、路線統合や

ダイヤの見直しを行った。

引き続き、地域要望等や利用状況等に基づき、

利便性向上に向けた見直しを検討していく。 A

2 乗継割引の検討

郊外線から市街地循環線へ乗り継ぐことで公

共公益施設等へ移動が可能であるが、乗り継ぐ

には改めて初乗り運賃が生じる。このため、乗

り継いだ場合の割引を検討する。

平成 29 年度から市街地循環バスの高齢者割引

を先行的に導入した。乗継割引については、運

行事業者と手法等に関して研究・検討を進め

た。

4 月~3月(随時)

乗継割引の手法等を運行事業者と研究・検討 C

3 柏崎駅南口広場の整備

に伴う系統の整理

柏崎駅南口広場の整備に伴い、現在、柏崎駅前

に集中しているバス発着場所を駅前と駅南口

への適正な振り分けを検討する。

平成 29 年度から柏崎駅南口~総合高校線の通

年運行が実現された。また、効率的な運行を図

るため、新潟産業大学線と新潟工科大学線の統

合や、新産業団地線の始発点を柏崎駅南口に統

一するための検討を行った。

4 月

・2路線(線新潟産業大学線、新潟工科大学線)

を統合

・新産業団地線の始発点を柏崎駅南口に統一

4 月~3月(随時)

柏崎駅前と駅南口の適正な振り分けを検討

4 新庁舎建設に伴う運行

体系の見直し

市役所庁舎は平成 32 年度中に柏崎駅周辺へ移

転を予定している。これに合わせた駅周辺の路

線見直しを検討する。

実施せず。 実施せず。 F

5 市民サービスの向上お

よび観光振興

柏崎駅前から観光施設への直通便を新設する。

また、路線バス運賃と観光施設利用料をセット

にした割安企画乗車券を導入し、観光客の増加

につなげる。

平成 28 年度から販売している運賃とじょんの

び村温泉入浴券をセットにしたお得な企画乗

車券の販売PRを行い、利用の促進を図った。

5 月

公共交通マップ等にて、じょんのび村企画乗車

券のPRを実施

4 月~3月(随時)

新たな企画乗車券の可能性を研究

6 高齢者割引制度の検討

高齢者の利用促進のほか、交通事故防止にもつ

ながることから、高齢者を対象とした優遇制度

を導入する。

市街地循環バスの高齢者割引回数券を平成 29

年 5 月から販売を開始し、6 月から運用を開始

した。

4 月~7月

広報や公共交通マップ等にて、市街地循環バス

の高齢者割引制度のPRを実施

4 月~3月(随時)

高齢者割引制度の他路線への拡充の可能性を

研究及び運行事業者等との協議

議案第 3号

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№ 事 業 概 要 平成 29 年度の実施状況 平成 30 年度の主な取組・事業内容 進捗度合

7 適切な公共交通車輛の

導入

主な利用者である高齢者が乗りやすい低床型

車両へ随時更新していく。また、地域内交通等

の導入に当たっては、コミューター型やセダン

型の導入を検討する。

西山町地区を運行するにしやま号において、マ

イクロバス1台を更新した。また、平成 30 年

度に市街地循環バスを入れ替えるため、運行事

業者と協議を進めた。

市街地循環バス(かざぐるま)を新車の低床型

車両に更新予定である。 B

8 西部地区の運行体系の

再編の検討

西部地区の路線バス運行便数は、他の市街地周

辺地区に比べ比較的少ない。新潟病院へのアク

セス要望がある一方、商業施設が少ないことも

あり、運行体系の再編を検討する。

西部地区からの要望を受け、平成 30 年度から

一部路線の経路変更について検討した。

西部地区の利用状況や要望等を踏まえながら、

引き続き、再編を検討していく。 B

9 地域が主体となる生活

交通の波及

住民が主体となって運行している米山地区乗

合タクシーは、自主的な運行により、利用実績

が安定して推移している。これをモデルケース

に、住民主体の公共交通を他地域において展開

する。

地域主体の運行について、他地域への展開には

至っていないが、高柳町・鵜川地区新交通の予

約型運行においては、両コミュニティセンター

が予約受付の窓口となっており、中山間地域で

の公共交通に対する地域の関わりが強まって

いる。

4 月~3月(随時)

中山間地域を運行する路線バスの利用状況等

の把握

10 高柳町・鵜川地区の新

交通の見直し

高柳町地区及び鵜川地区は、高齢化率が高く、

公共交通利用者も減少傾向にある。このため、

地域に見合った先進的な交通体系を構築する。

高柳町地区、鵜川地区それぞれにおいて、地域

と協議の上、利用状況に応じた運行本数に見直

した。

4 月~3月(随時)

高柳町地区及び鵜川地区における利用状況等

の把握(必要に応じて、運行本数等を見直す)

11 にしやま号の運行体系

の見直し

にしやま号の利用者は減少傾向にあり、効率的

運行を目指し、見直しを図る。 地域要望に基づき新たなバス停を設置した。

4 月~3月(随時)

にしやま号の利用状況等の把握(必要に応じ

て、利便性の向上に向けて見直しを実施)

12

県内高速バス「柏崎駅

前~新潟駅前線」の増

便に向けた取組

平成 26 年 4月から大幅な減便が行われた。

サービス水準の低下により利用者数が減少す

る懸念を受け、便数の増便に関して関係者と協

議、調整を進める。

新たに県内高速バスを路線バススタンプラリ

ーの対象に加えるなど、利用の啓発活動を行っ

た。しかしながら、運転士不足等により、平成

30 年度から減便(新潟~柏崎駅前行きが 6本→

4本に減便)されることとなった。

柏崎駅前~新潟駅前線のダイヤや利用状況に

ついて継続的に運行事業者との協議を行って

いくとともに、引き続き、高速バスの利用促進

に繋がる効果的な事業の実施を検討していく。

13

県内高速バス県外線の

市内停車バス停追加に

向けた取組

県外行きの高速バスの多くは市内を素通りし

ており、県外主要都市へのアクセス性が低い状

況にあることから、柏崎市内停留所での停車を

要望していく。

県外高速バス運行事業者と市内停留所での停

車について意見交換を行った。

引き続き、運行事業者へ市内停留所での停車を

要望していく。 D

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№ 事 業 概 要 平成 29 年度の実施状況 平成 30 年度の事業内容 進捗度合

14 パークアンドライドの

推進

高速バス停留所付近にある駐車場の利用を周

知し、高速バスの利用促進を図る。

柏崎市公共交通マップや市ホームページにて

停留所の利用を促し、高速バス利用時のパーク

アンドライドを周知した。

5 月

公共交通マップ等でPRを実施

4 月~3月(随時)

高速バス利用促進策の検討

15

北陸新幹線を利用しや

すい環境を整備する取

上越妙高駅を利用する際、時間帯によっては優

等列車の接続がない。北陸新幹線利用者や市内

観光客の利便性向上のため、直通の高速バス等

の運行について協議していく。

具体的な活動の実施には至らなかった。 引き続き、運行事業者とバス運行の実現性につ

いて研究をしていく。 D

16

東京都内への速達性、

利便性の向上に関する

取組

東京方面へは、長岡駅で上越新幹線に乗り換え

ることが最も所要時間の短いルートである。こ

のため、長岡駅での上越新幹線と信越本線との

乗り換え時間の短縮による速達性の向上に向

けて協議していく。

柏崎商工会議所、柏崎観光協会、柏崎市が共同

でJR東日本新潟支社に要望活動を行った。

引き続き、東京都内への速達性及び利便性の向

上に向けての効果的な取組の検討をしていく。 B

17

新潟市への速達性、利

便性の向上に関する取

県庁所在地である新潟市へは移動需要に応じ

たサービス水準となるよう優等列車等の増便

等を協議していく。

柏崎商工会議所、柏崎観光協会、柏崎市が共同

でJR東日本新潟支社に要望活動を行った。

平成 30 年 3 月のダイヤ改正では、下り快速列

車が 1便減少した。

引き続き、新潟市への速達性及び利便性の向上

に向けての効果的な取組の検討をしていく。 B

18 上越・北陸新幹線直行

特急実現に関する取組

上越・北陸新幹線を乗り換えなしで運行する直

行特急の実現に向けて関係機関と協議し、検討

を進める。また、信越本線の利便性向上、2 つ

の新幹線との接続性、速達性確保を目的とし、

新幹線・在来線直通運転化実現に向けて研究し

ていく。

上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会(事

務局:柏崎市)が、政府与党、県選出国会議員、

国土交通省及びJR東日本本社に要望活動を

行った。

上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会(事

務局:柏崎市)が、国土交通省、JRへ要望活

動を継続的に行っていく。

19 公共交通を理解する機

会の創出と啓発活動

公共交通の利用促進のため、効果的な利用啓発

活動を実施する。

路線バススタンプラリーや小学生や高校生を

対象とした利用促進事業を実施した。

引き続き、路線バススタンプラリーや小学生や

高校生を対象とした利用促進事業を実施して

いくとともに、新たに健康ポイント制度に参画

するなど、利用者数の増加に向け、より効果的

な施策を実施・検討していく。

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生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統確保維持計画を含む)

平成30年6月 日

(名 称)柏崎市公共交通活性化協議会

(代表者名)会長 櫻 井 雅 浩

生活交通確保維持改善計画の名称

柏崎市地域内フィーダー系統確保維持計画(平成 31 年度~平成 33 年度)

1.地域公共交通確保維持事業に係る目的・必要性

柏崎市においては、JR柏崎駅を中心に東西にJR信越本線が走り、東は長岡市、西は上

越市と連絡しており、それぞれ上越新幹線、北陸新幹線との乗り換えが可能となっている。

また、北東方面へはJR越後線が走り、刈羽村、出雲崎町、長岡市を経て新潟市に連絡して

いる。バス路線については、JR柏崎駅を結節点として、地域間幹線系統(柏崎・長岡線、

柏崎・岡野町線)のほか高速バス(柏崎・新潟線、柏崎・池袋線)や市内公共交通網(フィー

ダー系統を含む)が形成されている。

市内公共交通網は、柏崎駅を中心に各地区に広がっており、市街地循環線とも結節してい

る。また、地区においては地域事情に応じた運行形態を構築しており、高柳町地区及び鵜川

地区では、高柳町・鵜川新交通(一部予約型デマンド運行)を、西山町地区では、にしやま

号(自家用旅客有償運送)をそれぞれ地区内において運行している。また、米山地区では、

住民が主体となり米山地区乗合タクシーを運行している(柏崎市の公共交通体系は、別紙資

料1を参照)。

しかしながら、自家用車の普及や人口減少等により、公共交通機関の利用者は減少し続け、

事業者の収支悪化により路線廃止や運行便数が減少しているとともに、行政負担は増加して

いる。

こうした中、「ひまわり」の愛称で親しまれている「東市街地循環線」は、柏崎駅におい

て鉄道や幹線系統路線等と接続し、柏崎駅東側(比角地区、半田地区)に位置する総合病院

等の公共公益施設を経由して運行している。このため、沿線住民のほか市内全域の市民の通

院、買い物等に利用されており、生活に不可欠な路線として今後も存続していく必要がある。

また「柏崎駅前~野田線」及び「柏崎駅前~久米線」は、市街地と中山間地である野田地

区と久米地区を結ぶ路線である。これら地区の高齢化率はいずれも40%を超えており、当該

路線は、自家用車を持たない高齢者の通院や買い物のほか、通学など地区住民の日常生活を

支えている。

しかしながら、いずれもキロ程が15km超と市内有数の長距離生活交通路線であることや、

両地区における少子高齢化、人口減少により利用者数が減少していることから、収支状況の

悪化が避けられない見込みである。このため、地域公共交通確保維持事業により、「柏崎駅

前~野田線」及び「柏崎駅前~久米線」を確保・維持することで、地区住民の生活交通手段

を存続させていくことが必要である。

2.地域公共交通確保維持事業の定量的な目標・効果

(1)事業の目標

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① 東市街地循環線(申請番号(1)、(2)) 収支率を 40%以上とする。

近年の実績 H29.4.1~30.3.31 37.3%

H28.4.1~29.3.31 36.7%

H27.4.1~28.3.31 40.2%

② 柏崎駅前~野田線(申請番号(3)、(4)、(5)) 収支率を 40%以上とする。

近年の実績 H28.10.1~29.9.30 32.5%

H27.10.1~28.9.30 31.9%

H26.10.1~27.9.30 42.7%

③ 柏崎駅前~久米線(申請番号(6)) 収支率を 40%以上とする。

近年の実績 H28.10.1~29.9.30 31.6%

H27.10.1~28.9.30 36.3%

H26.10.1~27.9.30 39.2%

(柏崎市地域公共交通網形成計画における評価指標としては、「公共交通利用率」を用いる

こととしているが、路線別の公共交通利用率の算出は極めて困難であることから、同指標と

の関係性が高い「収支率」を評価指標の代替として用いる。)

(2)事業の効果

① 東市街地循環線

東市街地循環バス路線を維持することにより、柏崎駅発着の鉄道利用者だけではなく、

郊外各地区への路線バスと接続可能となり、市全体の公共交通ネットワークが構築され、

地域全体の活性化につながる。また、この路線では、平成 29 年 6 月から高齢者割引制度

を導入しており、これまで路線バスを使用してこなかった高齢者の新たな利用と外出支援

が期待される。

② 柏崎駅前~野田線、柏崎駅前~久米線

これら路線を確保・維持することにより、野田地区、久米地区及びその沿線住民の日常

生活に必要不可欠な移動手段が確保される。さらに「柏崎駅前~野田線」は、その南側に

位置する鵜川地区と野田地区を結ぶ「野田~折居線」と接続しており、鵜川地区を含めた

周辺住民が市内中心部へ移動する貴重な交通手段となる。

いずれも中山間地域と市内中心部を接続する路線であり、市全体の公共交通網として重

要な路線であり、市民の外出機会の創出や地域活性化にもつながる。

3.2.の目標を達成するために行う事業及びその実施主体

・鉄道や路線バスを含めた公共交通ネットワーク及び全時刻表が記載されている公共交通

マップを作成し、公共施設等にて配布する。(柏崎市)

・沿線の小学校児童を対象にモビリティマネジメントを行う。(柏崎市、事業者)

・児童、生徒、市民を対象に、年代に応じた利用促進事業を実施する。(柏崎市、事業者)

・平成 29年 6 月に市街地循環線で導入した高齢者割引制度について拡充を検討する。(柏崎

市、事業者)

(柏崎市地域公共交通網形成計画 P51、64 参照)

4.地域公共交通確保維持事業により運行を確保・維持する運行系統の概要及び

運行予定者

Page 10: 平成30年度 第1回柏崎市地域公共交通活性化協議会(書面協 …議案第5号 平成30年度歳入歳出予算(案) 議案第6号 生活交通確保維持改善事業(地域内フィーダー系統確保維持計画)の策定について

地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱「表 1」を添付

(1)時刻表

① 東市街地循環線 別紙資料 2のとおり

② 柏崎駅前~野田線、柏崎駅前~久米線 別紙資料 3のとおり

(2)運行事業者決定の経緯

以下により、越後交通株式会社が運行するものとする。

① 運行以前から、合併前の旧柏崎市内全域において一般乗合旅客自動車運送事業を

行っており、地域住民等の移動手段を確保してきたこと。

② 当該地域における乗合バス事業を行うに当たり、必要なノウハウと人材を有してお

り、安全、安心、確実な輸送サービスが見込まれること。

③ 地元事業者の育成、雇用の確保の観点からも適切と認められること。

④ 柏崎市内で乗合及び乗用事業を適切に運営していることから、他地域の事業者が新

規参入する場合と比較し、不採算や経営上の事情を理由とする撤退が考えにくく、

今後も安定的に地域住民の移動手段の確保が可能と見込まれること。

(3)運行予定期間

① 東市街地循環線 平成 22 年 4 月 1 日から(終期未定)

② 柏崎駅前~野田線、柏崎駅前~久米線 平成 25年 4 月 1日から(終期未定)

(4)地域内フィーダー系統の補足資料

柏崎駅において、JR 信越本線、越後線、地域間幹線系統路線及び市内各地区を結ぶ路

線と接続している。

別紙資料 2、資料 4及び資料 5を参照

5.地域公共交通確保維持事業に要する費用の負担者

柏崎市から運行事業者への補助金額について、市街地循環バス(申請番号(1)、(2))は、

上限額を設けた上で、運行収支差額から国庫補助金を差し引いた額を負担することとしてい

る。

また、野田線、久米線(申請番号(3)~(6))は、運行収支差額の 11/20 に相当する額

から国庫補助金を差し引いた額を負担することとしている。

6.補助金の交付を受けようとする補助対象事業者の名称

越後交通株式会社

7.補助を受けようとする手続きに係る利用状況等の継続的な測定方法

【活性化法法定協議会を補助対象事業者とする場合のみ】

該当なし

8.別表1の補助対象事業の基準二ただし書に基づき、協議会が平日1日当たりの運

行回数が3回以上で足りると認めた系統の概要

【地域間幹線系統のみ】

該当なし

9.別表1の補助対象事業の基準ハに基づき、協議会が「広域行政圏の中心市町村に

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準ずる生活基盤が整備されている」認めた市町村の一覧

【地域間幹線系統のみ】

該当なし

10.生産性向上の取組に係る取組内容、実施主体、定量的な効果目標、実施時期

及びその他特記事項

【地域間幹線系統のみ】

該当なし

11.外客来訪促進計画との整合性

【外客来訪促進計画が策定されている場合のみ】

該当なし

12.地域公共交通確保維持改善事業を行う地域の概要

【地域内フィーダー系統のみ】

地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱「表5」を添付

13.車両の取得に係る目的・必要性

【車両減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金を受けよう

とする場合のみ】

該当なし

14.車両の取得に係る定量的な目標・効果

【車両減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金を受けよう

とする場合のみ】

(1)事業の目標

該当なし

(2)事業の効果

該当なし

15.車両の取得計画の概要及び車両の取得を行う事業者、要する費用の負担者【車両

減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金を受けようとする

場合のみ】

該当なし

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16.老朽更新の代替による費用の削減等による地域公共交通確保維持事業における収

支の改善に係る計画(車両の代替による費用削減等の内容、代替車両を活用した

利用促進策)

【公有民営方式車両購入費国庫補助金を受けようとする場合のみ】

該当なし

17.協議会の開催状況と主な議論

【平成 29年度】

○平成 29 年 6 月 9 日~20 日(第 1 回)(書面協議にて、全ての委員(23 名)からの承認を

得た。)

・平成 28年度歳入歳出決算報告

・柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合

・平成 29年度事業計画・予算

○平成 29 年 8 月 10 日~25 日(第 2 回)(書面協議にて、(23 名中)21 名の委員からの承認

を得た。)

生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統確保維持計画)の策定について

○平成 29年 12 月 27 日~平成 30年 1月 11 日(第 3回)(書面協議にて、(22 名中)21 名の

委員からの承認を得た。)

・地域公共交通確保維持改善事業の事業評価(評価対象:地域内フィーダー系統確保維持費

国庫補助金)

・地域公共交通確保維持改善事業の事業評価(評価対象:バリアフリー化設備等整備事業)

○平成 30年 2月 21 日(第 4回)(出席した 17名全ての委員(代理出席 5名を含む)から承

認を得られた。)

・路線バス「柏崎駅南口~新潟病院~柏崎駅前線」の経路変更について

・高柳町・鵜川地区新交通のダイヤ見直しについて

・路線バス「にしやま号」におけるバス停の新設について

・新潟工科大学線・新潟産業大学線の路線統合について

○平成 30年 3月 7 日~13 日(第 5回)(書面協議にて、(22 名中)20名の委員からの承認を

得た。)

・生活交通確保維持改善計画(柏崎地域内フィーダー系統確保維持計画)の計画変更につい

【平成 30年度】

○平成 30年 6月 11 日~25 日(第 1回)(書面協議にて、全ての委員(22 名)からの承認を

得た。)

・平成 29年度事業報告

・平成 29年度歳入歳出決算

・柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合

・平成 30年度事業計画

・平成 30年度歳入歳出予算

・生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統確保維持計画)の策定について

18.利用者等の意見の反映状況

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柏崎市地域公共交通活性化協議会には、利用者代表として 3名の市民の方に委員を委嘱し

ている。また、必要に応じて、運行地域沿線へ出向き、地域の代表者や利用者から意見を聴

取している。

平成 29 年度においては、西部地区からの強い要望を受け、地域の代表者と数回に渡る協

議を経て、「柏崎駅南口~新潟病院~柏崎駅前線」の経路を、平成 30 年 4 月 1 日から変更す

ることとした。また、西山地区の地元町内会からの要望を受け、同じく平成 30 年 4 月 1 日

からバス停「緑が丘」を新設した。

19.協議会メンバーの構成員

関係都道府県 ・新潟県柏崎地域振興局企画振興部

・新潟県柏崎地域振興局地域整備部

関係市区町村 ・柏崎市

交通事業者・交通

施設管理者等

・越後交通株式会社柏崎営業所

・柏崎タクシー株式会社

・社団法人新潟県バス協会

・柏崎市ハイヤー協会

・東日本旅客鉄道株式会社新潟支社柏崎駅

・国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所

・柏崎市都市整備部

・新潟県柏崎警察署

地方運輸局 ・国土交通省北陸信越運輸局交通政策部

・国土交通省北陸信越運輸局新潟運輸支局

その他協議会が必

要と認める者

・長岡技術科学大学

・柏崎商工会議所

・新潟県立柏崎高等学校

・柏崎市社会福祉協議会

・日本労働組合総連合会新潟県連合会柏崎地域協議会

・市民代表

【本計画に関する担当者・連絡先】

(住 所) 新潟県柏崎市中央町5番50号

(所 属) 総合企画部企画政策課企画班

(氏 名) 田邉 正樹

(電 話) 0257-21-2321

(e-mail) [email protected]

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平成29年度 事業報告

1 会議等の開催状況

回数 実施時期 会 場 協議内容

第1回 H29.6.9 書面協議

・平成 28 年度歳入歳出決算報告

・柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗

度合

・平成 29 年度事業計画承認、予算承認

第2回 H29.8.10 書面協議 ・生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統

確保維持計画)の策定について

第3回 H29.12.27 書面協議

・平成 29 年度地域公共交通確保維持改善事業の事業

評価

(評価対象事業名:地域内フィーダー系統確保維持費

国庫補助金)

・平成 28 年度地域公共交通確保維持改善事業評価

(評価対象事業名:バリアフリー化設備等整備事業)

・柏崎市地域公共交通活性化協議会規約の一部改正に

ついて

第4回 H30.2.21

柏崎市産業

文化会館

第2会議室

・路線バス「柏崎駅南口・新潟病院・柏崎駅前線」の

経路変更について

・高柳町・鵜川地区新交通のダイヤ見直しについて

・路線バス「にしやま号」におけるバス停の新設につ

いて

・新潟工科大学線、新潟産業大学線の路線統合につい

第5回 H30.3.7 書面協議 ・生活交通確保維持改善計画(柏崎地域内フィーダー

系統確保維持計画)の計画変更について

議案第1号

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2 事業の実施状況

項 目 実施内容

① バス利用促進事業

市街地循環バスの高齢者割引の導入

実施期間 H29.5.25~H30.3.31

実施対象 65 歳以上

割引回数券販売数 2,075 綴り(一綴り、80 円券×12 枚)

② バス利用啓発事業

児童を対象としたバス無料運行

実施期間 H29.7.22~H29.8.26(夏休み期間:36 日間)

実施対象 市街地循環バス利用の小学生以下の児童

乗車人数 307 人(平均 8.5 人/日)

③ バス利用啓発事業

小学校におけるバス利用啓発、循環バスへの絵の展示

実施時期 H29.9.29、10.4、10.12

実施対象 鯖石小、槇原小、新道小の 2年生全員

④ バス利用啓発事業

柏崎市路線バススタンプラリー

実施期間 H29.9.5~H29.9.30

参加人数 延べ 1,342 人(バス回数券交換枚数)

⑤ バス利用啓発事業

高校生の冬季通学における利用促進

実施期間 H29.11.20~H30.2.28

参加人数 延べ 199 人(参加申込数)

回数券割引販売数 300 部

⑥ そ の 他

ノーマイカーウィークへの協力

市環境政策課と協力し、市役所や各企業の職員へ公共交通

機関の利用を呼びかけた。

実施期間 H29.5.22~28、H29.9.11~17

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議案第1号説明資料

議案第1号「平成29年度事業報告」について、次のとおり説明します。

○「1 会議等の開催状況」の説明

全5回うち、第1回から第3回及び第5回は書面協議としました。第4回は柏崎市産

業文化会館で開催し、路線の経路変更、統合、ダイヤの見直し、バス停の新設につい

て、協議していただきました。

○「2 事業の実施状況」の説明

①バス利用促進事業「市街地循環バスの高齢者割引の導入」について

平成29年度から新規に実施した事業です。65歳以上を対象に市街地循環バスの割引

回数券を販売し、当該年度末までに2,075綴りが販売されました。事業を開始した6

月から年度末までの10か月間と、前年同時期の利用者数を比較すると、7.8%増加

(4,251人増)(うち、「中央循環かざぐるま」3.7%増(951人増)、「東循環ひま

わり」11.5%増(3,300人増))しており、制度導入による効果が現れています。

②バス利用啓発事業「児童を対象としたバス無料運行」について

夏休み期間中、小学生を対象に市街地循環バスの無料運行を実施しました。利用者

数は307人で、前年度(213人)を大幅に上回りました。

③バス利用啓発事業「小学校におけるバス利用啓発、循環バスの絵の展示」について

平成29年度は鯖石小学校、槇原小学校及び新道小学校の3校で実施をしました。バ

スの乗り方教室やバスの写生を行い、描いたバスの絵は市街地循環バスの車内に掲

示しました。

④バス利用啓発事業「柏崎市路線バススタンプラリー」について

バスの利用促進を図るために9/5~9/30までの約1か月間に実施をしました。参加人

数(バス回数券交換枚数)は延べ1,342人で、前年度(1,360人)から僅かに減少し

ました。

⑤バス利用啓発事業「高校生の冬季通学における利用促進」について

高校生を対象に、天候が悪くなる冬期間におけるバスの利用促進を図るために、回

数券の割引販売を実施し、販売を予定していた回数券300綴りは、すぐに完売するほ

どの好評を得ています。

⑥その他「ノーマイカーウィークへの協力」について

市環境政策課と協力し、春と秋の2回実施しているノーマイカーウィークにおいて

の公共交通機関利用のPRをしました。

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議案第2号

(1)歳入

款 項 目

1,425,000 1,425,000 0

1,425,000 1,425,000 0

1 負担金 1,425,000 1,425,000 0 柏崎市負担金

0 0 0

0 0 0

1 補助金 0 0 0

830,743 830,743 0

830,743 830,743 0

1 繰越金 830,743 830,743 0

57 14 △ 43

57 14 △ 43

1 雑 入 57 14 △ 43 利子(8/12 7円、2/10 7円)

2,255,800 2,255,757 △ 43

(2)歳出 【単位:円】

款 項 目

291,000 109,333 181,667

225,000 43,590 181,410

1 会議費 225,000 43,590 181,410

66,000 65,743 257

1 事務費 66,000 65,743 257

1,864,800 1,006,446 858,354

1,864,800 1,006,446 858,354

100,000 0 100,000

100,000 0 100,000

1 予備費 100,000 0 100,000

2,255,800 1,115,779 1,140,021

歳入収入済額 2,255,757 円

歳出支出済額 1,115,779 円

次年度繰越額 1,139,978 円

平成29年度 柏崎市地域公共交通活性化協議会 歳入歳出決算

科 目予算額 決算額 比 較 説 明

1 負担金1 負担金

2 補助金1 補助金

3 繰越金1 繰越金

4 諸収入1 諸収入

合計

科 目予算額

3 予備費1 予備費

合計

比 較 説 明

1 運営費1 会議費

2 事務費

2 事業費1 事業費

1 事業費 1,864,800 1,006,446

決算額

858,354

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議案第2号説明資料

議案第2号「平成29年度歳入歳出決算」について、次のとおり説明します。

○歳入の部の説明

1款1項1目 負担金

予算額、決算額ともに1,425,000円でした。

2款1項1目 補助金

予算額、決算額ともに0円でした。

3款1項1目 繰越金

平成28年度からの繰越金として、予算額、決算額ともに830,743円でした。

4款1項1目 雑入

予算額として預金利息見込額を57円計上し、決算額は14円でした。また、その他の収

入はありませんでした。

歳入の部全体で、予算額2,255,800円に対し、決算額は2,255,757円でした。

□歳出の部の説明

1款1項1目 会議費

予算額225,000円に対し、協議会を1回開催し、委員報酬等の支出により、決算額は

43,590円でした。

1款2項1目 事務費

予算額66,000円に対し、消耗品等の購入により、決算額は65,743円でした。

2款1項1目 事業費

予算額1,864,800円、利用促進費及び調査研究費(バススタンプラリー、児童の市街地

循環バス無料運行、小学校でのバス利用啓発事業、高校生通学バス利用促進キャンペー

ン、事務局職員の研修等)に支出し、決算額は計1,006,446円でした。

3款1項1目 予備費

予算額100,000円に対し、支出はなく、決算額は0円でした。

歳出の部全体で、予算額2,255,800円に対し、決算額は1,115,779円でした。

○収支の説明

収入済額2,255,757円から支出済額1,115,779円を差し引いた1,139,978円が平成30年

度への繰越額となります。

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平成 29 年度 柏崎市地域公共交通網形成計画の実施状況と進捗度合

評価(進捗度合)の考え方 AA:完了、A:順調、B:ほぼ順調、C:やや遅延、D:かなり遅延、E:達成困難、F:事業期間未到来、G:事業中止・取り止め

№ 事 業 概 要 平成 29 年度の実施状況 平成 30 年度の取組内容 進捗度合

1 地域要望や乗降調査等

による適宜見直し

地域要望やバス乗降調査等を適宜行い、運行状

況を把握し、必要に応じた見直しを図る。

地域要望等に基づきバス停の新設や経路変更

を行った。また、利用状況により、路線統合や

ダイヤの見直しを行った。

引き続き、地域要望等や利用状況等に基づき、

利便性向上に向けた見直しを検討していく。 A

2 乗継割引の検討

郊外線から市街地循環線へ乗り継ぐことで公

共公益施設等へ移動が可能であるが、乗り継ぐ

には改めて初乗り運賃が生じる。このため、乗

り継いだ場合の割引を検討する。

平成 29 年度から市街地循環バスの高齢者割引

を先行的に導入した。乗継割引については、運

行事業者と手法等に関して研究・検討を進め

た。

引き続き、乗継割引の手法等を運行事業者と研

究・検討していく。 C

3 柏崎駅南口広場の整備

に伴う系統の整理

柏崎駅南口広場の整備に伴い、現在、柏崎駅前

に集中しているバス発着場所を駅前と駅南口

への適正な振り分けを検討する。

柏崎駅南口広場の整備が完了したことに伴い、

平成 29 年度から柏崎駅南口~総合高校線の通

年運行が実現された。また、新産業団地線の出

発点を柏崎駅南口に統一するための検討を行

った。

4 月から新産業団地線の出発点を柏崎駅南口に

統一した。また今後も、駅前と駅南口の適正な

振り分けを検討していく。

4 新庁舎建設に伴う運行

体系の見直し

市役所庁舎は平成 32 年度中に柏崎駅周辺へ移

転を予定している。これに合わせた駅周辺の路

線見直しを検討する。

実施せず。 実施せず。 F

5 市民サービスの向上お

よび観光振興

柏崎駅前から観光施設への直通便を新設する。

また、路線バス運賃と観光施設利用料をセット

にした割安企画乗車券を導入し、観光客の増加

につなげる。

平成 28 年度から販売している運賃とじょんの

び村温泉入浴券をセットにしたお得な企画乗

車券の販売PRを行い、利用の促進を図った。

引き続き、じょんのび村企画乗車券のPRを行

っていくとともに、新たな企画乗車券について

も研究をしていく。

6 高齢者割引制度の検討

高齢者の利用促進のほか、交通事故防止にもつ

ながることから、高齢者を対象とした優遇制度

を導入する。

市街地循環バスの高齢者割引回数券を平成 29

年 5 月から販売を開始し、6 月から運用を開始

した。

市街地循環バスの高齢者割引制度をPRして

いくとともに、高齢者割引制度の他路線への拡

充についても研究・検討をしていく。

7 適切な公共交通車輛の

導入

主な利用者である高齢者が乗りやすい低床型

車両へ随時更新していく。また、地域内交通等

の導入に当たっては、コミューター型やセダン

型の導入を検討する。

平成 30 年度に入替を検討している市街地循環

バスについて、低床型車両を更新するため、運

行会社と協議を進めた。

平成 30 年度に入替を検討している市街地循環

バスについて、新車の低床車両に更新する予

定。

議案第 3号

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№ 事 業 概 要 平成 29 年度の実施状況 平成 30 年度の主な取組・事業内容 進捗度合

8 西部地区の運行体系の

再編の検討

西部地区の路線バス運行便数は、他の市街地周

辺地区に比べ比較的少ない。新潟病院へのアク

セス要望がある一方、商業施設が少ないことも

あり、運行体系の再編を検討する。

西部地区からの要望を受け、平成 30 年度から

一部路線の経路変更を実施することとした。

西部地区の利用状況や要望等を踏まえながら、

引き続き、再編を検討していく。 B

9 地域が主体となる生活

交通の波及

住民が主体となって運行している米山地区乗

合タクシーは、自主的な運行により、利用実績

が安定して推移している。これをモデルケース

に、住民主体の公共交通を他地域において展開

する。

地域主体の運行について、他地域への展開には

至っていないが、高柳町・鵜川地区新交通の予

約型運行においては、両コミュニティセンター

が予約受付の窓口となっており、中山間地域で

の公共交通に対する地域の関わりが強まって

いる。

引き続き、対象地域に対して、地域主体の生活

交通の展開を提案していく。 C

10 高柳町・鵜川地区の新

交通の見直し

高柳町地区及び鵜川地区は、高齢化率が高く、

公共交通利用者も減少傾向にある。このため、

地域に見合った先進的な交通体系を構築する。

すでに予約型デマンド方式の野田~折居線、岡

野町~板畑・居谷線、磯之辺線に続き、岡野町

~石黒線、山中線、坪野・栃ケ原線の一部の便

においても予約型デマンド方式に切り替えて

運行した。

利用状況により、高柳地区の一部路線の減便を

実施予定。引き続き、利用状況を検証し、必要

に応じて見直しを行っていく。

11 にしやま号の運行体系

の見直し

にしやま号の利用者は減少傾向にあり、効率的

運行を目指し、見直しを図る。 地域要望に基づき新たなバス停を設置した。

地域要望等に基づき改善を図るなど、利便性の

向上に向けた見直しを継続していく。 B

12

県内高速バス「柏崎駅

前~新潟駅前線」の増

便に向けた取組

平成 26 年 4月から大幅な減便が行われた。

サービス水準の低下により利用者数が減少す

る懸念を受け、便数の増便に関して関係者と協

議、調整を進める。

県内高速バス利用の啓発活動を行ったものの、

利用者の増加及び増便には繋がらず、平成 30

年度から減便(新潟~柏崎駅前行きが 6 本→4

本に減便)されることとなった。

柏崎駅前~新潟駅前線のダイヤや利用状況に

ついて継続的に運行事業者との協議を行って

いくとともに、利用者数の減少が減便につなが

ることから、高速バスの利用促進に繋がる効果

的な事業の実施を検討していく。

13

県内高速バス県外線の

市内停車バス停追加に

向けた取組

県外行きの高速バスの多くは市内を素通りし

ており、県外主要都市へのアクセス性が低い状

況にあることから、柏崎市内停留所での停車を

要望していく。

運行事業者と県外高速バスの市内バス停新設

に関して意見交換を行った。

運行事業者へ市内停留所での停車を要望して

いく。 E

14 パークアンドライドの

推進

高速バス停留所付近にある駐車場の利用を周

知し、高速バスの利用促進を図る。

柏崎市公共交通マップや市ホームページにて

停留所の利用を促し、高速バス利用時のパーク

アンドライドを周知した。

継続して利用の周知を図っていく。 B

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№ 事 業 概 要 平成 29 年度の実施状況 平成 30 年度の事業内容 進捗度合

15

北陸新幹線を利用しや

すい環境を整備する取

上越妙高駅を利用する際、時間帯によっては優

等列車の接続がない。北陸新幹線利用者や市内

観光客の利便性向上のため、直通の高速バス等

の運行について協議していく。

具体的な活動の実施には至らなかった。 引き続き、運行事業者とバス運行の実現性につ

いて研究をしていく。 D

16

東京都内への速達性、

利便性の向上に関する

取組

東京方面へは、長岡駅で上越新幹線に乗り換え

ることが最も所要時間の短いルートである。こ

のため、長岡駅での上越新幹線と信越本線との

乗り換え時間の短縮による速達性の向上に向

けて協議していく。

柏崎商工会議所、柏崎観光協会、柏崎市が共同

でJR東日本新潟支社に要望活動を行った。

引き続き、東京都内への速達性及び利便性の向

上に向けての効果的な取組の検討をしていく。 B

17

新潟市への速達性、利

便性の向上に関する取

県庁所在地である新潟市へは移動需要に応じ

たサービス水準となるよう優等列車等の増便

等を協議していく。

柏崎商工会議所、柏崎観光協会、柏崎市が共同

でJR東日本新潟支社に要望活動を行った。

平成 30 年 3 月のダイヤ改正では、下り快速列

車が 1便減少した。

引き続き、新潟市への速達性及び利便性の向上

に向けての効果的な取組の検討をしていく。 B

18 上越・北陸新幹線直行

特急実現に関する取組

上越・北陸新幹線を乗り換えなしで運行する直

行特急の実現に向けて関係機関と協議し、検討

を進める。また、信越本線の利便性向上、2 つ

の新幹線との接続性、速達性確保を目的とし、

新幹線・在来線直通運転化実現に向けて研究し

ていく。

上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会(事

務局:柏崎市)が、政府与党、県選出国会議員、

国土交通省及びJR東日本本社に要望活動を

行った。

上越・北陸新幹線直行特急実現期成同盟会(事

務局:柏崎市)が、国土交通省、JRへ要望活

動を継続的に行っていく。

19 公共交通を理解する機

会の創出と啓発活動

公共交通の利用促進のため、効果的な利用啓発

活動を実施する。

路線バススタンプラリーや小学生や高校生を

対象とした利用促進事業を実施した。

引き続き、路線バススタンプラリーや小学生や

高校生を対象とした利用促進事業を実施して

いくとともに、利用者数増加のためのより効果

的な施策の検討をしていく。

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平成30年度 事業計画(案)

事業項目 事業概要

路線バス利用促進事業

・高齢者割引制度の周知、割引回数券の利用促進

・路線バススタンプラリー

・学童期における公共交通利用の機会を創出

・高校生の冬期間における利用促進事業

・児童を対象とした市街地循環バス無料運行

・かしわざき健康ポイント制度への参画

調査・研究事業

・高齢者割引制度の拡充に向けての調査・研究

・乗継割引の研究

・柏崎駅南口の整備に伴う系統の整理の研究

・公共交通のあり方についての研究

・公共交通活性化に取り組む先進地への視察調査

上記の協議のため協議会を開催

(協議内容により書面での協議

とする場合あり)

・年4回程度実施(必要により関係機関との協議、住

民説明会等を実施)

・市内路線再編等を行う場合で、道路運送法に規定さ

れる地域公共交通会議での協議が必要とされる場

合に実施

【参考】平成21年度以降に取り組んだ事業

議案第4号

【参考】平成21年度以降に取り組んだ事業

H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29

検討 再編検討 再編検討 見直し

試験運行

・公共交通マップ

・ノーマイカーウィーク

・バススタンプラリー

・児童利用啓発事業

・高校生冬季利用促進

・児童運賃無料運行

事業実施 ・高齢者割引制度

通年運行

・駅南口・総合高校線

・H28年度までは、期間限定の運行

であったが、H29年度からは通年運

行となった。

本格運行

・H27年度鵜川地区の再編検討

・H28年度高柳町地区の再編検討

・H29年度高柳町・鵜川地区の運行

本数見直し

・要望等により適宜見直し

運用実施

備 考

試験運行

制度策定

本格運行

西山町地区公共交通再編

検討

協賛制度の導入

東市街地循環バス ・H22年度車両購入

H21

高柳町・鵜川地区公共交通再編

実施時期・内容

・ポケット時刻表

・ポスター時刻表への広告収入

事業実施

公共交通利用促進事業

H22

試験運行

本格運行

項 目

新規路線バスの運行

事業実施

事業実施

事業実施

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議案第4号説明資料

議案第4号「平成 30 年度事業計画(案)」について、次のとおり説明します。

○路線バス利用促進事業

・高齢者割引制度の周知、割引回数券の利用促進

昨年度から実施をしている市街地循環バスにおける高齢者割引制度の利用者を増や

すために、広報誌や市ホームページなどを利用して制度の周知を行っていきます。

・路線バススタンプラリー

平成 30 年 9 月 10 日~10 月 10 日(予定)の1か月間、市内のバス事業者と協力し、

路線バススタンプラリーを実施します。今年度で7年目の実施となります。路線バス

に乗車することで集めたスタンプを、バス回数券と交換できるほか、抽選で景品を贈

呈します。

なお、ここで得られる利用者の居住地域や年齢層などのデータを、今後の政策に活用

していきたいと考えております。

・学童期における公共交通利用の機会を創出

市内小学校3校を対象に路線バスの乗り方、車内でのマナーなどの公共交通利用促進

教育活動を実施します。本事業は、今年度で7年目を迎えますが、これまでに参加し

た児童や学校から大変好評を得ています。

近年、学童期における子ども達はバスに乗る機会が減少していることから、バスの利

用方法や触れる機会を創出し、将来のバス利用に繋げていくことを目的としています。

・高校生の冬期間における利用促進事業

高校生に、天候が悪くなる冬期間に通学する交通手段としてバスを利用してもらうた

め、また、バスを身近に感じてもらうために、バス回数券綴りを割引販売(300 冊)

する取組です。例年、好評を得ていることから、今年度においては、さらに多くの高

校生から利用していただくため、回数券綴りの販売数を増やすことを検討しています。

・児童を対象とした市街地循環バスの無料運行

夏休み期間中、小学生を対象に市街地循環バスの運賃を無料にする取組で、今年度で

4年目の実施となります。毎年、利用する小学生は増えており、今年度もさらにPR

を行っていきます。

・かしわざき健康ポイント制度への参画

公共交通の利用は、歩行距離が増加することから健康増進に繋がります。このため、

市健康推進課で実施している「かしわざき健康ポイント制度」に参画し、健康面から

も、公共交通の利用促進を図っていきます。

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○調査・研究事業

・高齢者割引制度の拡充に向けての調査・研究

・乗継割引の研究

昨年度から実施をしている市街地循環バスの高齢者割引制度の他路線への拡充に向け

て、調査・研究を進めます。また、乗継割引についても調査・研究を行います。

・柏崎駅南口の整備に伴う系統の整理の研究

柏崎駅南口の整備に伴う系統の整理について調査・研究します。

・公共交通のあり方について研究

市内における持続可能な公共交通に関する研究を継続します。

・公共交通活性化に取り組む先進地への視察調査

公共交通活性化に取り組んでいる先進地へ視察調査(デマンド方式、高齢者割引制度

の取組、交通結節点の整備状況など)を行います。

・その他

国や県などが実施する研修、勉強会へ積極的に参加します。

○協議会の開催

市内路線の再編等を行う場合で、道路運送法に規定される地域公共交通会議での協議

が必要となる場合のほか、当協議会の事業実施に当たり、協議の必要があると判断す

る場合には、招集又は書面による協議を実施します。

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議案第5号

(1)歳入 【単位:円】

款 項 目

1,150,000 1,425,000 △ 275,000

1,150,000 1,425,000 △ 275,000

1 負担金 1,150,000 1,425,000 △ 275,000 柏崎市負担金

0 0 0

0 0 0

1 補助金 0 0 0

1,139,978 830,743 309,235

1,139,978 830,743 309,235

1 繰越金 1,139,978 830,743 309,235

22 57 △ 35

22 57 △ 35

1 雑入 22 57 △ 35 利子

2,290,000 2,255,800 34,200

(2)歳出 【単位:円】

款 項 目

250,000 291,000 △ 41,000

150,000 225,000 △ 75,000

1 会議費 150,000 225,000 △ 75,000 報酬・費用弁償

100,000 66,000 34,000

1 事務費 100,000 66,000 34,000 消耗品費・事務費

1,890,000 1,864,800 25,200

1,890,000 1,864,800 25,200

150,000 100,000 50,000

150,000 100,000 50,000

1 予備費 150,000 100,000 50,000

2,290,000 2,255,800 34,200

3 予備費1 予備費

合計

比 較

1 運営費1 会議費

2 事務費

説 明

2 事業費1 事業費

1 事業費 1,890,000 1,864,800 25,200 利用促進費・調査研究費

4 諸収入1 諸収入

合計

科 目 本年度予算額

前年度予算額

1 負担金1 負担金

2 補助金1 補助金

3 繰越金1 繰越金

平成30年度 柏崎市地域公共交通活性化協議会 歳入歳出予算(案)

科 目 本年度予算額

前年度予算額

比 較 説 明

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議案第5号説明資料

議案第5号「平成 30 年度歳入歳出予算(案)」について、次のとおり説明します。

○歳入の部の説明

1款1項1目 負担金

柏崎市からの負担金として 1,150,000 円を計上しています。

2款1項1目 補助金

補助金の計上はありません。

3款1項1目 繰越金

平成 29 年度からの繰越金として 1,139,978 円を計上しています。

4款1項1目 雑入

預金利息として 22 円を計上しています。

歳入の部全体で、予算額 2,290,000 円を計上しており、対昨年度比で 34,200 円の増

額となっています。

○歳出の部の説明

1款1項1目 会議費

協議会における委員報酬、費用弁償のために 150,000 円を計上しています。

1款2項1目 事務費

消耗品等事務費のために 100,000 円を計上しています。

2款1項1目 事業費

路線バス利用促進費及び調査研究費として 1,890,000 円を計上しています。

利用促進費は、路線バス利用促進事業を実施するための経費となりますが、今年度

は、一部の事業について、昨年度より拡充を図っていくことを検討しています。

調査研究費は、公共交通活性化に向けた先進事例などの調査・研究費用等の経費と

なりますが、昨年度から導入している市街地循環バスにおける高齢者割引制度の対象

路線の拡大について、重点的に研究していきます。

3款1項1目 予備費

予備費として 150,000 円を計上しています。

歳出の部全体で、予算額 2,290,000 円を計上しており、対昨年度比で 34,200 円の増

額となっています。

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生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統確保維持計画を含む)(案)

平成30年6月 日

(名 称)柏崎市公共交通活性化協議会

(代表者名)会長 櫻 井 雅 浩

生活交通確保維持改善計画の名称

柏崎市地域内フィーダー系統確保維持計画(平成 31 年度~平成 33 年度)

1.地域公共交通確保維持事業に係る目的・必要性

柏崎市においては、JR柏崎駅を中心に東西にJR信越本線が走り、東は長岡市、西は上

越市と連絡しており、それぞれ上越新幹線、北陸新幹線との乗り換えが可能となっている。

また、北東方面へはJR越後線が走り、刈羽村、出雲崎町、長岡市を経て新潟市に連絡して

いる。バス路線については、JR柏崎駅を結節点として、地域間幹線系統(柏崎・長岡線、

柏崎・岡野町線)のほか高速バス(柏崎・新潟線、柏崎・池袋線)や市内公共交通網(フィー

ダー系統を含む)が形成されている。

市内公共交通網は、柏崎駅を中心に各地区に広がっており、市街地循環線とも結節してい

る。また、地区においては地域事情に応じた運行形態を構築しており、高柳町地区及び鵜川

地区では、高柳町・鵜川新交通(一部予約型デマンド運行)を、西山町地区では、にしやま

号(自家用旅客有償運送)をそれぞれ地区内において運行している。また、米山地区では、

住民が主体となり米山地区乗合タクシーを運行している(柏崎市の公共交通体系は、別紙資

料1を参照)。

しかしながら、自家用車の普及や人口減少等により、公共交通機関の利用者は減少し続け、

事業者の収支悪化により路線廃止や運行便数が減少しているとともに、行政負担は増加して

いる。

こうした中、「ひまわり」の愛称で親しまれている「東市街地循環線」は、柏崎駅におい

て鉄道や幹線系統路線等と接続し、柏崎駅東側(比角地区、半田地区)に位置する総合病院

等の公共公益施設を経由して運行している。このため、沿線住民のほか市内全域の市民の通

院、買い物等に利用されており、生活に不可欠な路線として今後も存続していく必要がある。

また「柏崎駅前~野田線」及び「柏崎駅前~久米線」は、市街地と中山間地である野田地

区と久米地区を結ぶ路線である。これら地区の高齢化率はいずれも40%を超えており、当該

路線は、自家用車を持たない高齢者の通院や買い物のほか、通学など地区住民の日常生活を

支えている。

しかしながら、いずれもキロ程が15km超と市内有数の長距離生活交通路線であることや、

両地区における少子高齢化、人口減少により利用者数が減少していることから、収支状況の

悪化が避けられない見込みである。このため、地域公共交通確保維持事業により、「柏崎駅

前~野田線」及び「柏崎駅前~久米線」を確保・維持することで、地区住民の生活交通手段

を存続させていくことが必要である。

2.地域公共交通確保維持事業の定量的な目標・効果

(1)事業の目標

議案第6号

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① 東市街地循環線(申請番号(1)、(2)) 収支率を 40%以上とする。

近年の実績 H29.4.1~30.3.31 37.3%

H28.4.1~29.3.31 36.7%

H27.4.1~28.3.31 40.2%

② 柏崎駅前~野田線(申請番号(3)、(4)、(5)) 収支率を 40%以上とする。

近年の実績 H28.10.1~29.9.30 32.5%

H27.10.1~28.9.30 31.9%

H26.10.1~27.9.30 42.7%

③ 柏崎駅前~久米線(申請番号(6)) 収支率を 40%以上とする。

近年の実績 H28.10.1~29.9.30 31.6%

H27.10.1~28.9.30 36.3%

H26.10.1~27.9.30 39.2%

(柏崎市地域公共交通網形成計画 P67参照 (収支率が改善することは、利用者数が増

加し、財政負担の軽減につながることから、評価指標の「公共交通利用率」及び「バス利

用1回あたり負担額」に関係する))

(2)事業の効果

① 東市街地循環線

東市街地循環バス路線を維持することにより、柏崎駅発着の鉄道利用者だけではなく、

郊外各地区への路線バスと接続可能となり、市全体の公共交通ネットワークが構築され、

地域全体の活性化につながる。また、この路線では、平成 29 年 6 月から高齢者割引制度

を導入しており、これまで路線バスを使用してこなかった高齢者の新たな利用と外出支援

が期待される。

② 柏崎駅前~野田線、柏崎駅前~久米線

これら路線を確保・維持することにより、野田地区、久米地区及びその沿線住民の日常

生活に必要不可欠な移動手段が確保される。さらに「柏崎駅前~野田線」は、その南側に

位置する鵜川地区と野田地区を結ぶ「野田~折居線」と接続しており、鵜川地区を含めた

周辺住民が市内中心部へ移動する貴重な交通手段となる。

いずれも中山間地域と市内中心部を接続する路線であり、市全体の公共交通網として重

要な路線であり、市民の外出機会の創出や地域活性化にもつながる。

3.2.の目標を達成するために行う事業及びその実施主体

・鉄道や路線バスを含めた公共交通ネットワーク及び全時刻表が記載されている公共交通

マップを作成し、公共施設等にて配布する。(柏崎市)

・沿線の小学校児童を対象にモビリティマネジメントを行う。(柏崎市、事業者)

・児童、生徒、市民を対象に、年代に応じた利用促進事業を実施する。(柏崎市、事業者)

・平成 29年 6 月に市街地循環線で導入した高齢者割引制度について拡充を検討する。(柏崎

市、事業者)

(柏崎市地域公共交通網形成計画 P51、64 参照)

4.地域公共交通確保維持事業により運行を確保・維持する運行系統の概要及び

運行予定者

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地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱「表 1」を添付

(1)時刻表

① 東市街地循環線 別紙資料 2のとおり

② 柏崎駅前~野田線、柏崎駅前~久米線 別紙資料 3のとおり

(2)運行事業者決定の経緯

以下により、越後交通株式会社が運行するものとする。

① 運行以前から、合併前の旧柏崎市内全域において一般乗合旅客自動車運送事業を

行っており、地域住民等の移動手段を確保してきたこと。

② 当該地域における乗合バス事業を行うに当たり、必要なノウハウと人材を有してお

り、安全、安心、確実な輸送サービスが見込まれること。

③ 地元事業者の育成、雇用の確保の観点からも適切と認められること。

④ 柏崎市内で乗合及び乗用事業を適切に運営していることから、他地域の事業者が新

規参入する場合と比較し、不採算や経営上の事情を理由とする撤退が考えにくく、

今後も安定的に地域住民の移動手段の確保が可能と見込まれること。

(3)運行予定期間

① 東市街地循環線 平成 22 年 4 月 1 日から(終期未定)

② 柏崎駅前~野田線、柏崎駅前~久米線 平成 25年 4 月 1日から(終期未定)

(4)地域内フィーダー系統の補足資料

柏崎駅において、JR 信越本線、越後線、地域間幹線系統路線及び市内各地区を結ぶ路

線と接続している。

別紙資料 2、資料 4及び資料 5を参照

5.地域公共交通確保維持事業に要する費用の負担者

柏崎市から運行事業者への補助金額について、市街地循環バス(申請番号(1)、(2))は、

上限額を設けた上で、運行収支差額から国庫補助金を差し引いた額を負担することとしてい

る。

また、野田線、久米線(申請番号(3)~(6))は、運行収支差額の 11/20 に相当する額

から国庫補助金を差し引いた額を負担することとしている。

6.補助金の交付を受けようとする補助対象事業者の名称

越後交通株式会社

7.補助を受けようとする手続きに係る利用状況等の継続的な測定方法

【活性化法法定協議会を補助対象事業者とする場合のみ】

該当なし

8.別表1の補助対象事業の基準二ただし書に基づき、協議会が平日1日当たりの運

行回数が3回以上で足りると認めた系統の概要

【地域間幹線系統のみ】

該当なし

9.別表1の補助対象事業の基準ハに基づき、協議会が「広域行政圏の中心市町村に

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準ずる生活基盤が整備されている」認めた市町村の一覧

【地域間幹線系統のみ】

該当なし

10.生産性向上の取組に係る取組内容、実施主体、定量的な効果目標、実施時期

及びその他特記事項

【地域間幹線系統のみ】

該当なし

11.外客来訪促進計画との整合性

【外客来訪促進計画が策定されている場合のみ】

該当なし

12.地域公共交通確保維持改善事業を行う地域の概要

【地域内フィーダー系統のみ】

地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱「表5」を添付。

13.車両の取得に係る目的・必要性

【車両減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金を受けよう

とする場合のみ】

該当なし

14.車両の取得に係る定量的な目標・効果

【車両減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金を受けよう

とする場合のみ】

(1)事業の目標

該当なし

(2)事業の効果

該当なし

15.車両の取得計画の概要及び車両の取得を行う事業者、要する費用の負担者【車両

減価償却費等国庫補助金・公有民営方式車両購入費国庫補助金を受けようとする

場合のみ】

該当なし

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16.老朽更新の代替による費用の削減等による地域公共交通確保維持事業における収

支の改善に係る計画(車両の代替による費用削減等の内容、代替車両を活用した

利用促進策)

【公有民営方式車両購入費国庫補助金を受けようとする場合のみ】

該当なし

17.協議会の開催状況と主な議論

「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づいて設置した柏崎市地域公共交通活

性化協議会における協議を実施

① 平成 28 年度(6回開催(うち書面協議 4回))

・高齢者割引制度導入に関する協議

・高柳町地区における公共交通の見直しに関する協議

・市内路線の経路変更、バス停の新設に関する協議

② 平成 29 年度(5回開催(うち書面協議 4回))

・高柳町地区・鵜川町地区におけるダイヤの見直しに関する協議

・市内路線の統合、経路変更、バス停の新設に関する協議

③ 平成 30 年度

・第 1回(平成 29 年 6月 8 日~22 日(書面協議))

平成 29 年度事業計画・予算、地域公共交通網形成計画の進捗度合、

生活交通確保維持改善計画(地域内フィーダー系統)に関する協議等

18.利用者等の意見の反映状況

柏崎市地域公共交通活性化協議会には、利用者代表として 3名の市民の方に委員を委嘱し

ている。また、必要に応じて、運行地域沿線へ出向き、地域の代表者や利用者から意見を聴

取している。

平成 29 年度においては、西部地区からの強い要望を受け、地域の代表者と数回に渡る協

議を経て、「柏崎駅南口~新潟病院~柏崎駅前線」の経路を、平成 30 年 4 月 1 日から変更す

ることとした。また、西山地区の地元町内会からの要望を受け、同じく平成 30 年 4 月 1 日

からバス停「緑が丘」を新設した。

19.協議会メンバーの構成員

関係都道府県 ・新潟県柏崎地域振興局企画振興部

・新潟県柏崎地域振興局地域整備部

関係市区町村 ・柏崎市長

交通事業者・交通

施設管理者等

・越後交通株式会社柏崎営業所

・柏崎タクシー株式会社

・社団法人新潟県バス協会

・柏崎市ハイヤー協会

・東日本旅客鉄道株式会社新潟支社柏崎駅

・国土交通省北陸地方整備局長岡国道事務所

・柏崎市都市整備部

・新潟県柏崎警察署

地方運輸局 ・国土交通省北陸信越運輸局交通政策部

・国土交通省北陸信越運輸局新潟運輸支局

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その他協議会が必

要と認める者

・長岡技術科学大学教授

・柏崎商工会議所

・新潟県立柏崎高等学校

・柏崎市社会福祉協議会

・日本労働組合総連合会新潟県連合会柏崎地域協議会

・市民代表

【本計画に関する担当者・連絡先】

(住 所) 新潟県柏崎市中央町5番50号

(所 属) 総合企画部企画政策課企画班

(氏 名) 田邉 正樹

(電 話) 0257-21-2321

(e-mail) [email protected]