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平成30年度 事務部経営企画課 留萌市病院事業会計予算 概要説明書

平成30年度 留萌市病院事業会計予算rumoi-hp.jp/download/information/H30yosan.pdf事務部経営企画課 平成30年6月1日 ※( )内前年は、当初予算 1.病床数

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平成30年度

事務部経営企画課

留萌市病院事業会計予算概要説明書

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事務部経営企画課

平成30年6月1日

※( )内前年は、当初予算

1.病床数

ア.一 般 稼動 246床 (前年 248床)

イ.療 養 稼動  0床 (前年 35床)

2.年間患者数

ア.入 院

イ.外 来

3.一日平均患者数

ア.入 院

イ.外 来

4.主な建設改良事業

医療用器械及び備品等取得費

※税込み

1.収 入

2.支 出

【収入】 【支出】

(単位:百万円) (単位:百万円)

※税込み

1.収 入

2.支 出

【収入】 【支出】

(単位:百万円) (単位:百万円)

(前年 672,520千円) △73,470千円減

△130,287千円減

  16,786千円増

520,983千円 (前年 587,927千円) △66,944千円減

(前年 530.1人)

100,000千円

5,475,149千円

5,732,357千円

(前年 5,458,363千円)

(前年 5,862,644千円)

資本的収入及び支出

599,050千円

留 萌 市 立 病 院

平成30年度 留萌市立病院事業会計予算の概要

予算概要のポイント

業務の予定量

収益的収入及び支出

許可 246床

許可  50床

(前年 300床)

(前年 50床)

74,077人

129,290人

(前年 73,231人)

(前年 129,344人)

203.0人

529.9人

(前年 200.6人)

・新病院改革プランや地域医療構想を踏まえ、地域の医療ニーズや効率的な運営等を考慮し、一般病床急

性期病棟の一部を地域包括ケア病棟に転換、療養病床回復期リハビリ病棟は休床する。

・新病院改革プランに基づき、収益確保、費用削減に取り組み、収支改善を目指しつつも、単年度資金不

足額82百万円、累積資金不足額454百万円を見込んでいる。

・将来の効率的な診療体制構築に向け、電子カルテ導入に関する調査研究を開始する。

医業収益

4,573.8

医業外収益

899.0

特別利益

2.4

医業費用

5,534.6

医業外費用

194.7

特別損失

0.0予備費

3.0

企業債

100.0

出資金

372.9

補助・負担金

48.1

その他

0.0建設改良費

100.1

企業債償還金

469.1

投資

28.8

予備費

1.0

特 色

- 1 -

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1.資金収支の比較 (単位:千円)

※純損益(△損失)は、税抜表示

※H29当初予算資金不足額は、H28決算後数値

2.資金収支と純損益の推移(単位:億円)

1.残高見込み (単位:千円)

2.償還及び残高の推移 (単位:億円)

※表示単位未満四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります。

※詳細は、別紙のとおりです。

留萌市立病院 事務部経営企画課

(TEL) 0164-49-1011

(FAX) 0164-43-0337

(MAIL) [email protected]

(URL) http://rumoi-hp.jp/

6,065,618 5,785,697 100,000 469,120 5,416,577

(担当)

▲453,940 ▲372,027 ▲81,913 22.0%

H30末見込み

企業債

H28末 H29末見込み H30発行見込み H30償還見込み

1,021,779 ▲241,757 ▲23.7%

1,233,962 1,393,806 ▲159,844 ▲11.5%

266,603 ▲40,699 ▲15.3%

▲78,067 ▲84,593 6,526 ▲7.7%

5,862,644 ▲130,287 ▲2.2%

▲258,806 ▲406,038 147,232 ▲36.3%

H29当初予算 増減額 増減率

5,475,149 5,458,363 16,786 0.3%

資金不足額(⑥-⑦)

資金収支

収益的収入計(税込)

区   分

収益的支出計(税込)

純損益(△損失)

損益勘定留保資金

資本的収支差引

流動資産

流動負債

H30当初予算

5,732,357

225,904

780,022

▲0.6 ▲7.3 ▲9.2 ▲10.5▲13.5▲21.2▲27.5▲8.1 ▲6.6

▲1.13.7 4.6

6.6 6.2

2.4

▲1.5 ▲3.7 ▲4.5

▲4.3

▲18.2

▲9.1 ▲9.3▲10.1

▲12.9▲11.2

▲9.5

▲1.0

2.0 1.7▲0.9

0.3

▲12.7

▲0.2

▲4.9 ▲4.1▲2.6

▲30

▲25

▲20

▲15

▲10

▲5

0

5

10

H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

資金収支 純損益

92.6 92.6 92.4 92.1 90.7 87.6 84.5 81.4 78.2 75.0 71.7 68.4 65.0 62.1 58.6 55.1 51.4 47.7

22.8 21.6 18.5 15.412.2

8.87.5

6.25.3

4.66.6

5.86.0

5.75.6

5.66.5

6.5

18.215.7

13.110.5

7.95.3

2.7

115.4 114.2110.9

107.5102.9

96.492.0

105.8

99.3

92.888.9

82.1

76.3

70.5

64.260.7

57.954.2

4.6

1.7

3.8 3.95.0

6.6

4.4 4.4

7.0 7.0 7.1 7.2

7.7

6.87.2

4.7 4.6 4.7

0

1

2

3

4

5

6

7

8

40

50

60

70

80

90

100

110

120

H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

病院建設事業債 医療機器等整備債 公立病院特例債 元金償還金残高 償還

- 2 -

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(単位:千円)

●今年の特徴

●構成比と主な増減内訳

・患者数を本院で129,000人(前年比 △124人減)、東雲診療所で290人(前年比 70人増)を見込んでいる。・勤務医・出張医体制により、全診療科を維持する。・病院事業運営に必要な収入のほぼ四分の一を占めている。

・一般会計からの支援で、国の基準(病院の収益をもって充てることができないと認められる額)に基づき支援する小児・産科の収支不足支援や、留萌市独自の支援(医師確保対策などへの支援)である。 【国 基 準】631,327千円(前年比 19,294千円増) 【独自基準】 73,121千円(前年比 △982千円減)

・特別室料や職域団体等の健康診断、受託診療や検査、診断書などの文書料などで、療養病床閉鎖に伴い療養日用品収益は無くなるものの人間ドックや健診・検査収益の増加を見込んでいる。

・北海道からの補助金や院内保育施設の収益、長期前受金や各種引当金の戻入益などで、退職者(定年)の減少(23,203千円減)に伴い減少している。

・主に看護師等修学資金貸付金の償還免除に伴う一般会計の負担金で、平成25年度から市制度として貸付していた額の負担金。 市制度貸付額 50千円×24月×2人 ※貸付制度:月額10万円のうち市5万円、病院5万円       病院が一括貸付を行い、償還免除に基づき市が負担

・病院事業の運営に必要な収入は、主に入院料や外来診療料でまかなわれています。

④その他医業収益

⑤その他医業外収益

⑥特別利益

▲5.0%

合   計

 入院においては、療養病床の閉鎖と地域包括ケア病棟の開設に伴い、患者の移行はあるものの全体で同程度の患者数を見込み、外来においては、診療科を維持し、前年と同程度の患者数を見込み、入院外来合計で1,037万円の増加を予定している。 一般会計からの繰入(補助・負担)金は、不採算診療科への支援や出張医確保などへの費用支援として1,831万円の増額、収益的収入合計では前年度比1,679万円増額の54億7,515万円を予定している。

①入院収益

・病棟再編により、療養病床(回復期リハビリ病棟)を閉鎖し、新たに地域包括ケア病棟を開設する。・患者数を74,077人(前年比 846人増)、一日平均203.0人(前年比 2.4人増)を見込んでいる。・病院事業運営に必要な収入のほぼ半分を占めている。

②外来収益

5,475,149 5,458,363 16,786 0.3%

特別利益 2,402 2 2,400 激 増

(%)

0.1%

③他会計補助・負担金

その他医業収益 201,432 196,138 5,294 2.7%

その他医業外収益 373,877 393,471 ▲19,594

外来収益 1,369,546 1,360,638 8,908 0.7%

他会計補助・負担金 704,448 686,136 18,312 2.7%

収 益 的 収 入

区   分 H30当初予算 H29当初予算 増減額 増減率

入院収益 2,823,444 2,821,978 1,466

⑥ 0.0

⑤ 6.8

④ 3.7

12.9

25.0

51.6

- 3 -

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(単位:千円)

●今年の特徴

●構成比と主な増減内訳

給与費

材料費

・固定資産売却損と過年度損益修正損の経費で、予定は無いものの執行枠として計上している。

・各科目別に予算計上しているものの、不測の事態に備え計上している。

1,388,463 1,394,037 ▲5,574 ▲0.4%

合   計

 常勤医の確保に取り組み、改革プランの21人(現在比1人増)を予定し、作業療法士や薬剤師、看護師といった医療技術職の増員を予定、また、各種引当金が増加している。 一方で、病院建設に伴う空調・電気設備の減価償却の終了により大きく減少し、収益的支出合計では前年度比1億3,029万円減額の57億3,236万円を予定している。

①給与費

・医療技術職の増員に伴う給料、各種手当の増加に加え、各種引当金の追加により増額となっている。・一方で、臨時職員の身分変更(初期研修医・メディカルサポート)による減少や定年退職者の減少(4人→2人)による減少も見られる。

・職員の給料、医薬品購入などの病院事業を経営するために必要な経費です。

⑧予備費

⑥医業外費用

・院内保育にかかる経費の計上科目の変更などにより増額(294万円)があるものの、企業債償還利息で674万円の減少のほか、患者救急搬送(三次医療機関への搬送)では、留萌消防署の協力搬送へ切り替えたことによる減少や消費税に関する雑損失が減少している。

⑦特別損失

③経費

・診療委託料(出張医)や医療機器の借上(リース)、医療機器などの保守、施設管理、医師住宅にかかる経費で、一般会計からの事務出向経験者の退職に伴う負担金や引当金が増額する一方で、看護師等修学資金貸付にかかる貸倒引当金の減額など、経費節減に取り組んでいる。

・病院建設時の建物に附属する電気設備や空調設備の減価償却の終了に伴い大幅に減少している。 【電気設備】△80,335千円  【給排水設備】△29,562千円 【空調設備】△84,492千円  【その他増減】△54,518千円

⑤その他医業費用

・医師をはじめとする医療スタッフの研究研修費や資産減耗費(たな卸資産や機器等の除却費)で、前年度と同程度の費用を予定している。

④減価償却費

減価償却費

その他医業費用

医業外費用

予備費

240,680 489,587 ▲248,907 ▲50.8%

28,981 28,470 511 1.8%

2,991,352 2,858,931

特別損失 2 0 0.0%

収 益 的 支 出

区   分

経費

5,732,357 5,862,644 ▲130,287 ▲2.2%

194,724 207,617 ▲12,893 ▲6.2%

3,000 3,000 0 0.0%

②材料費

・投薬や注射、各種診療や検査に伴う材料費で、注射経費で減少はあるものの、総額では前年度と同程度の費用を予定している。

2

(%)

132,421 4.6%

885,155 881,000 4,155 0.5%

H30当初予算 H29当初予算 増減額 増減率

0.1

0.0⑥ 3.4

⑤ 0.5

④ 4.2

24.2

15.4

52.2

- 4 -

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資本的収入 (単位:千円)

資本的支出 (単位:千円)

●今年の特徴

●構成比と主な増減内訳

39,400

・病院建設や医療機器の整備の財源として発行した企業債の償還で、平成24年度発行債の償還終了に伴う減少があるものの、元利均等償還での借入に伴い元金償還割合が増加。 【病院建設】372,888千円(前年比 6,366千円増) 【医療機器】 96,232千円(前年比 6,333千円増)

・医療機器購入の限度額(キャップ)を1億円とし、更新期を迎えている医療機器を整備していくとともに、計画的に進めている公衆電話の買取(1台)を予定している。

▲11.4%

他会計出資・補助・負担金 420,979 411,423 9,556 2.3%

①企業債

・改革プランに沿って、医療機器整備事業債として1億円の限度額(キャップ)とし、前年度大型医療機器(X線撮影装置)更新に伴う特別枠を削減している。

②他会計出資・補助・負担金

区   分 H30当初予算 H29当初予算 増減額 増減率

収入

支出

2.8%

その他 ▲9,600 ▲24.4%

その他

増減額 増減率

企業債 100,000 176,500 ▲76,500 ▲43.3%

収 支 差 引

合   計 599,050 672,520 ▲73,470 ▲10.9%

▲78,067 ▲84,593 6,526 ▲7.7%

⑥その他

・看護師等修学資金貸付金では、既存貸付者及び新規貸付者所要額をそれぞれ予定し、予備費については、不測の事態に備え計上している。 【既存】19人、22,800千円(前年比 △3人、△3,600千円減) 【新規】 5人、 6,000千円(前年比 △5人、△6,000千円減)

・一般会計からの支援で、国の基準に基づく支援と留萌市中期財政計画、新病院改革プランに基づく留萌市独自の支援である。 【国 基 準】296,151千円(前年比 7,434千円増) 【独自基準】124,828千円(前年比 2,122千円増)

③その他

・予定は無いものの、固定資産売却代金や貸付金償還金、寄附金の項目を計上している。

④建設改良費

⑤企業債償還金

 新病院改革プランに基づき、企業債の発行限度額を1億円とし、医療機器の更新を進めていく。 また、企業債償還金は、病院建設や医療機器の購入(更新)に伴うもので、元利均等償還に基づき利息と元金の比率が変わるもので、本償還に合わせて一般会計からの支援も増額となっている。 収支差引きでは、7,807万円の不足が見込まれている。

建設改良費 100,130 176,699 ▲76,569 ▲43.3%

・資本的収支とは、将来の経営活動に備えて行う医療機器の購入・施設整備やそれにかかる企業債の元金償還、企業債償還のための一般会計からの出資金などの収入のことをいいます。

企業債償還金 469,120 456,421 12,699

4 4 0 0.0%

H30当初予算 H29当初予算

資 本 的 収 支

区   分

合   計 520,983 587,927 ▲66,944

29,800

(%)

(%)

③ 0.0

80.8

19.2

⑥ 5.0

78.3

16.7

- 5 -

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●企業債償還金と残高の特徴

●元利償還金と残高の推移(単位:百万円)

(通常債) 企業債とは、建設改良事業(病院の場合は病院や医師住宅の建設、医療機器やシステムの整備など)を行う時に、その資金不足を賄うために借入する起債(借金)のことです。 現在の市立病院は、平成13年に完成しましたが、この建設に約92億円(医療機器除く)を借り入れ、平成30年度は約3.7億円を償還、すべての償還が終わるのは平成43年度の予定です。 病院建設とあわせ医療機器の整備を実施し、当時購入した機器の償還は終了しています。それら医療機器は更新時期を既に迎えており、今後も地域にとって必要な医療機器を精査し、更新時期のバランスを保ちながら更新を進めていきます。

(特例債) 市立病院は、医師不足などよって診療体制の縮小など、平成19年度末に27億円を超える累積赤字(不良債務)を抱え、さらに悪化が見込まれていました。 そこで平成20年度から平成27年度までを計画期間とする「留萌市立病院改革プラン」を策定し、公立病院特例債の発行(18.2億円)と一般会計からの支援(13.2億円)により、不良債務の解消を図りました。 この特例債も7年間、毎年2.7億円(利息含む)を償還し、平成27年度に完済となりました。

 企業債残高は、順調に減少傾向にありますが、先に記したとおり病院建設当時の大型医療機器の更新や今後は電子カルテ(検討開始)への移行なども控えており、厳しい経営状況の中でも選択と集中、優先順位をつけ、将来にわたり安心した地域医療の確保に努めていきます。

企 業 債

※留萌市立病院改革プラン:平成20年度から平成27年度までを計画期間とする経営健全化計画で、現在の「新・留萌市立病院改革プラン(H29~H32)」の前進の計画です。

9,263 9,256 9,243 9,206 9,071 8,756 8,450 8,139 7,823 7,501 7,174 6,840 6,501 6,214 5,863 5,506 5,140 4,767

2,281 2,1631,849

1,541

1,223

879

749620

535

463

665

580

600

573

559

559

646

650

1,824

1,569

1,312

1,053

793

530

266

11,544

11,419

11,092

10,748

10,294

9,635

9,200

10,583

9,927

9,276

8,892

8,213

7,632

7,054

6,423

6,066

5,786

5,417

462

172

377394

504

659

436 440

698 700 707722

766

681

723

471456

469

170182 181 178 174 169 161 154 160 151 143 135

126 117 109 101 95 88

0

100

200

300

400

500

600

700

800

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

10,000

11,000

12,000

H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

公立病院特例債 医療機器等整備債 病院建設事業債 元金償還金 利子償還金残高

償還

- 6 -

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●患者推移の特徴

●入院患者数・収益の推移

●外来患者数・収益の推移

患 者 数

 当院の患者数は、平成16年度から実施されている医師の臨床研修制度の影響から、大学病院医局の医師派遣事情により固定医の確保ができない診療科が増え始め、平成20年度は、移転改築後最低入院患者数となりました。時に同じく累積赤字(不良債務)が拡大し続け、公立病院特例債を発行して経営改善に取り組んできました。 平成21年度から医師数の回復とともに入院収益も増加、経営改善が進んできましたが、再び減少傾向にあり、現在は少ない人数の中でも、地域にねざした医療提供と、患者確保、収益改善に全力で取り組んでいるとともに、引き続き常勤医確保に向け、医育大学生の研修受入など積極的に取り組んでいます。

3,107

3,398

3,5073,455

3,305

2,937 2,933

2,591

2,791

3,1433,193

3,119 3,120

2,885

2,773

2,674

2,822 2,823

98.0

107.2 105.4 105.7

100.8

86.9 85.783.3

91.2 90.5 89.886.4 85.5

82.7

76.071.7 73.2 74.1

0千人

20千人

40千人

60千人

80千人

100千人

120千人

2,000

2,200

2,400

2,600

2,800

3,000

3,200

3,400

3,600

3,800

4,000

H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

百万円 入院収益

入院患者数

1,771

1,597

1,741 1,743

1,663

1,3851,313

1,227

1,3201,257

1,397 1,369

1,500 1,473

1,379

1,2981,361 1,370

228.6220.8

216.3208.9

179.8

148.1139.9

128.1 132.0

118.2

129.4135.9 139.3

130.6 127.1 126.8 129.3 129.3

0千人

50千人

100千人

150千人

200千人

250千人

500

700

900

1,100

1,300

1,500

1,700

1,900

2,100

2,300

2,500

H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30

百万円 外来収益

外来患者数

- 7 -

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(単位:千円)

1 固定資産 5 固定負債

 (1) 有形固定資産  (1) 企業債  イ 土地  (2) 引当金

  ロ 建物   イ 退職給付引当金

   減価償却累計額   ロ 一般会計支出金引当金

  ハ 構築物     引当金合計

   減価償却累計額   固定負債合計

  ニ 器械及び備品 6 流動負債

   減価償却累計額  (1) 一時借入金

  ホ 車両  (2) 企業債

   減価償却累計額  (3) 未払金

  ヘ 建設仮勘定  (4) 引当金

    有形固定資産合計  (5) 預り金

 (2) 無形固定資産   流動負債合計

 (3) 投資その他資産 7 繰延収益

  イ 長期貸付金  (1) 長期前受金

   貸倒引当金   イ 他会計補助及び負担金

  ロ 長期前払消費税    長期前受金

    投資その他資産合計    収益化累計額

  固定資産合計   ロ 国・道補助金長期前受金

2 流動資産    収益化累計額

 (1) 現金預金   ハ 寄附金長期前受金

 (2) 未収金    収益化累計額

   貸倒引当金   ニ 受贈財産評価額

 (3) 貯蔵品    収益化累計額

  流動資産合計     長期前受金合計

3 繰延勘定   繰延収益合計

 (1) 退職給与金 負債合計

  繰延勘定合計

4 繰延資産

  繰延資産合計 8 資本金

資産合計  (1) 自己資本金

9 剰余金

 (1) 資本剰余金

 (2) 利益剰余(△欠損)金

  剰余金合計

資本合計

780,022

0

4,961,284

1,087,465

750,000

695,590

▲11,268,896

6,826,508

▲9,794,912

▲2,968,404

455,293

311,866

149,928

695,590

22,168

967,003

120,462

334,848

96,163

264,528

355,871

▲259,708

資 産 の 部 負 債 の 部

4,685,168 336,821

▲72,293

303

▲252

資 本 の 部

51

8,433,594

6,048,749

1,689,255

354,828

▲19,980

10,836

▲9,501

519,591

3,511,206

1,335

566,643

9,041,555

▲5,530,349

400,955

▲365,120

2,638,077

▲2,071,434

0

35,835

4,634,610

▲13,606

699,248

48,700

159,791

予定貸借対照表

▲159,791

0

1,858

48,700

59,911

685,642

34,469

0

5,465,190

(平成31年3月31日)

5,465,190 5,465,190負 債 ・ 資 本 合 計資 産 合 計

1,473,984

- 8 -

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(単位:千円)

1 業務活動によるキャッシュ・フロー 3 財務活動によるキャッシュ・フロー

 当年度純損益 (△は損失)  一時借入金による収入

 減価償却費  一時借入金の返済による支出

 減損損失  建設改良費等の財源に充てるための企業債収入

 引当金の増減額 (△は減少)  建設改良費等の財源に充てるための企業債償還金

 長期前受金戻入額  建設改良費等の企業債の償還に充てるための他会計繰入金

 受取利息及び配当金  他会計からの出資による収入

 支払利息  寄附金による収入

 固定資産除却費   財務活動によるキャッシュ・フロー

 長期前払消費税勘定償却費

 長期貸付金の償還免除費

 控除対象外消費税  資金増減額

 消費税資本的収支調整額  資金期首残高

 有形固定資産売却損益  資金期末残高

 未収金の増減額 (△は増加)

 未払金の増減額 (△は減少)

 たな卸資産の増減額 (△は増加)

  小   計

 利息及び配当金の受領額

 利息の支払額

  業務活動によるキャッシュ・フロー

2 投資活動によるキャッシュ・フロー

 有形固定資産の取得による支出

 有形固定資産の売却による収入

 長期貸付金による支出

 長期貸付金返済による収入

 寄附金収入

  投資活動によるキャッシュ・フロー

▲8,539

28,609

100

59,911

1

1,650,000

48,091

372,888

予定キャッシュ・フロー計算書 (平成30年4月1日~平成31年3月31日)

▲1,850,000

100,000

▲469,120

26,692

23,120

7,233

258

0

▲148,140

▲250,319

310,230

▲258,806

240,680

0

28,499

▲65,099

▲1

90,157

5,000

2

1

○業務活動によるキャッシュ・フローとは  サービスの提供などによる収入や営業活動に必要な原材料などの購入による支出に よって得られた現金○投資活動によるキャッシュ・フローとは  将来へ向けた資産の取得や売却によって得られた現金○財務活動によるキャッシュ・フローとは  事業運営のための借入金や市の繰入など外部からの資金調達によって得られた現金

【業務活動CF】 留萌市立病院では、「新・留萌市立病院改革プラン」(H29.3策定)に基づき、地域医療ニーズに即した医療提供と経営の効率化に取り組んでいます。【投資活動CF】 市立病院は、平成13年に移転改築しています。 当時導入した医療機器は更新時期を既に迎えており、今後も地域にとって必要な医療機器を精査した中で、改革プランに基づいて更新を進め、看護師等の安定確保のため、修学支援をしていきます。【財務活動CF】 一時借入金返済や企業債償還は、一時借入金と市からの繰入金で賄っています。資金期首残高も前年の借入金の残高が主であり、厳しい財務状況になっています。

▲129,926

▲90,157

27,747

▲101,130

1

▲28,800

117,903

1

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〇病床利用率

〇総収支比率

〇経常収支比率

〇医業収支比率

〇経常損失比率

〇累積欠損金比率

〇職員給与費比率

〇資金不足比率

主な経営指標

H26 H27 H28

H26 H27 H28 H29見込

※医業費用に対する医業収益の割合を示し、医業費用が医業収益で賄われているか、どの程度利益率を上げているか判断するもので、100%を超えていることが望ましい。

H29見込 H30見込

(283床)

H26 H27 H28 H29見込 H30見込

※許可(稼動)病床に対する一日平均入院患者割合を示し、70%を下回る病院については、病床数の抜本的な見直しが適当とされている。 病床数は、平成29年10月1日から許可:296床(旧350床)、稼動:281床(旧283床)に縮小している。平成30年度は、地域包括ケア病棟の開設、246床稼動(50床休床)で算出している。

(283床) (283床) (281床) (246床)

80.0% 73.4% 69.4% 71.4% 82.5%

H26 H27 H28 H29見込 H30見込

※総費用=病院事業費用(医業費用・医業外費用・特別損失)に対する総収益=病院事業収益(医業収益・医業外収益・特別利益)の割合を示し、100%を超えること(黒字)が経営の根底(経営の健全性)になければならない。

73.1% 99.6% 91.5% 93.1% 95.5%

稼動病床

H26 H27 H28 H29見込 H30見込

※経常費用(医業費用・医業外費用)に対する経常収益(医業収益・医業外収益)の割合を示し、100%を超えること(黒字)が経営の根底(経営の健全性)になければならない。

95.0% 94.8% 90.6% 93.1% 95.5%

※医業収益に対する経常損失(総収益-総費用)の割合を示すもの。

H30見込

6.0% 6.5% 12.4% 8.9% 5.7%

90.5% 86.4% 80.2% 81.8% 84.0%

※医業収益に対する累積欠損金(当年度純損失+前年度繰越欠損金+その他未処分利益剰余金変動額)の割合を示すもの。

H26 H27 H28 H29見込 H30見込

216.6% 226.8% 246.7% 243.5% 248.0%

※医業収益に対する職員給与費の割合を示すもの。

H26 H27 H28 H29見込 H30見込

51.6% 47.3% 52.2% 48.8% 51.8%

-%

※医業収益に対する資金不足(不良債務)の割合を示すもの。 経営健全化基準(20%)を超えると経営健全化計画を策定し、議会の議決を経て速やかに公表、総務大臣、知事に報告。毎年度実施状況を議会に報告し、公表する。また、個別外部監査契約に基づく監査を実施しなければならない。

H26 H27 H28 H29見込 H30見込

-% 3.4% 8.1% 9.9%

64.7% 59.3% 56.1% 67.8% 68.6%許可病床

(350床) (350床) (350床) (296床) (296床)

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留萌市立病院 事務部経営企画課〒077-8511 北海道留萌市東雲町2丁目16番地1 (TEL) 0164-49-1011 (FAX) 0164-43-0337 (MAIL) [email protected]