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平成31年度 尾瀬ボランティア活動計画
◆はじめに 尾瀬保護財団は「みんなの尾瀬をみんなで守りみんなで楽しむ」という理念に基
づいて、尾瀬の保護と適正な利用のための活動に取り組む団体です。その理念のも
とに「尾瀬の貴重な自然を国民の宝として大切に保護し、将来へと引き継いでいく
ために、尾瀬地区の利用者に対する普及啓発活動、環境美化活動、施設の管理運営
が重要な役割を果たす」という考えに賛同し活動する尾瀬ボランティアをサポート
します。
◎活動日数について
・尾瀬ボランティア規程に定めるとおり、「2年間で1日以上」活動に参加してください。
・活動後には、必ず「活動報告書」を提出してください(自主ボランティア活動を含む)。
◆目 次
1 みんなで参加する尾瀬ボランティア
1-1 入山口啓発活動は基本中の基本! 2-5P
1-2 美化巡回活動に参加しよう! 6P
1-3 インタープリテーションを実践しよう! 6-7P
1-4 木道桟木(さんぎ)打ち作業 7P
2 尾瀬の「未来」にむけて
2-1 至仏山東面道整備作業 7P
2-2 外来植物除去作業 8P
2-3 大江湿原シカ柵設置・撤去作業 8P
3 尾瀬の魅力を伝えよう
3-1 ビジターセンター支援ボランティア活動 8P
3-2 地域ボランティア活動 9P
3-3 パンフレット収集、旅行会社応対状況調査 9P
3-4 開花、ツキノワグマ目撃、木道破損などの情報提供 9P
3-5 事務局支援ボランティア(事務ボランティア) 9P
3-6 自主ボランティア活動 9P
4 各種研修でスキルアップ
4-1 尾瀬ボランティア講座 10P
4-2 インタープリテーション研修 10P
4-3 尾瀬自然解説ガイドを体験しよう 10P
4-4 尾瀬ボランティア総会および交流会 11P
5 活動サポート 11-14P
6 その他 14-16P
・入山口での啓発活動マニュアル 17P
・団体ツアー客用啓発マニュアル 18P
・活動スケジュール早見表 20P
・活動カレンダーについて/活動の申込方法について 別紙
・尾瀬ボランティア 活動カレンダー/活動申込書 別紙
2
1-1 入山口啓発活動は基本中の基本!
入山口啓発活動は、多くの入山者と接し会話することを通じて、尾瀬を楽しみながら、
ボランティアとしてスキルアップできる場です。また、ボランティア同士の情報共有や、
ボランティアと財団職員との交流・意見交換の場としても機能しています。
まずは、入山口啓発活動から 始めまし ょ う !
◎入山口啓発活動とは?
活動の目的
①入山マナーの啓発や、自然情報、登山道の様子などの情報を提供することで、入
山者に尾瀬の自然保護と適正な利用を喚起します。 ②至仏山の入山については①のほか、自然保護と安全のため、残雪期の登山道閉鎖
や東面登山道の上り専用利用、登山者カードの記入等について説明します。
活動設定日
◇活動設定日は早見表(18 ページ)またはカレンダー(別紙)をご覧ください
◇活動時間
鳩 待 峠:前半 6:00~ 9:00(10 月は 7:00~10:00)
後半 8:30~11:30(10 月は実施しない)
大 清 水:前半 6:00~ 9:00(5、10 月は 7:00~10:00)
後半 8:30~11:30(5、10 月は実施しない)
※前半と後半を通して活動した場合、活動回数は2回でカウントします。
報告書も前半、後半それぞれ提出してください。
山ノ鼻口: 7:00~10:00(10 月のみ)
沼 山 峠: 7:00~10:00
滝沢登山口: 6:00~ 8:00
馬 坂 峠: 7:00~10:00
猿 倉: 7:00~10:00
◇平成31年度も「強化日」を設定します
財団スタッフがコーディネートを行う日のうち、次の5日間を「強化日」とし、
多くの参加を促します。多くの方のご参加、ご協力をお願いいたします。「入山
口啓発活動に参加したいけどどのように活動すれば良いかわからない」という方
はまずは強化日に参加しましょう! ●鳩待峠:5月 25 日(土) ●大清水:低公害車運行開始後最初の設定日(6月)
●沼山峠:7月 20 日(土) ●鳩待峠:8月 3日(土) ●鳩待峠:9月 14 日(土)
◇鳩待峠ボランティア詰所の清掃について
シーズン始めに清掃を行いますので、ご協力をお願いいたします。
●5月 25 日(土) 13:00~(予定) 設定日以外に活動していただくことも大歓迎です。その場合は「自主ボランティア
活動」としてご報告ください。また、事務局では他の機関・団体にも協働を呼びかけ
3
ており、沼田警察署谷川岳警備隊などと一緒に活動する機会もあるでしょう。
活動のすすめ方
①活動申込書で活動の参加を申し込みます(電子メール、FAX、郵送等)。
申し込みを受けて、事務局で申込者の登録番号をホームページで公開します。
ホームページを見て、参加者の少ない日へ変更が可能な方、応援できる方は事務
局へご連絡ください。 ②活動はビジターセンターと連携しながら協力して行います。財団職員のコーディ
ネートがある日は、活動時間の一部についてコーディネーターが参加します。コ
ーディネートがない日は、当日の参加人数や天気、混雑具合などを見て、活動内
容を自発的に考えながら協力して活動してください。
なお、一種類の啓発だけに偏らず、マナー啓発やツアー客への啓発なども行いま
しょう。 ③活動の際は必ずボランティア証をつけ、必要に応じて腕章を付けてください。尾
瀬保護財団友の会の会員バッジをつけている方を見かけたら、尾瀬を愛する仲間
同士、積極的に声をかけ、交流を深めましょう。 ④鳩待峠、沼山峠、大清水で活動する際は、ボランティア詰所内(詰所の利用方法
は 11 ページをご覧ください)の活動資材を適宜使用してください。詰所内に尾
瀬ボランティアの腕章がありますので、活動の際は必要に応じて着用してくださ
い。なお、活動終了後はすべての資材を詰所に戻し、鍵をかけてください。腕章
も含め活動資材の持ち帰りや借用は厳禁です。 ⑤活動後は、自主ボランティアも含め必ず活動報告書を提出してください(ただし、
財団職員がコーディネートしている場合は不要です)。活動報告書は財団がボラ
ンティア活動の実施内容を把握するためだけでなく、他のボランティアさん同士
の情報共有のための重要な資料です。報告書の作成を忘れないようにしましょう!
◆鳩待峠・沼山峠
・代表者が書いてボランティア詰所のファイルに綴じてください(次回以降
の活動者のために)。その場で記入できない場合は事務局へFAXまたは
メールで送付してください。
◆山ノ鼻口
・代表者が書いてビジターセンターへ持参してください。自主ボランティア
の場合は、直接事務局へ送付してください。
◆大清水・滝沢登山口・馬坂峠・猿倉登山口
・代表者が書いて直接事務局へ送付してください。
各入山口での活動方法
◇鳩待峠・沼山峠
マナー啓発や尾瀬情報の発信、種子落としマット励行などを行いますが、啓
発内容が偏らないようにしてください。なお、鳩待峠では、至仏山の残雪期登
山道閉鎖解除後(山開き後)は至仏山入山口でも入山ルールの啓発を行います。
鳩待峠、沼山峠それぞれに尾瀬情報の提供、マナー啓発用に机1台、イス4
脚を用意していますので、机とイスを置いてマナー啓発や尾瀬情報の提供も行い
ます。設置についての詳細や注意事項は次のとおりです。
4
①机、イスの設置場所
鳩 待 峠 沼 山 峠
②活動前に詰所から机とイスを出し、設置します。活動が終了したら詰所に机とイスをしまいます。出しっぱなしにせず、必ずしまってください。
③強雨時や強風時は設置しないでください(風で飛んでしまい、入山者にあた
ってケガをさせたり車や建物にぶつかった場合、補償することになります)。
④活動時は必ずボランティア証を、必要に応じて腕章をしてください。
⑤入山者や関係者に見られていることを認識し、仲間同士でしゃべりっぱなし、座りっぱなしにならないようにしてください。
◇大清水
片品村から大清水ゲート脇の奥鬼怒林道管理棟をお借りして資材を置いていますので、適宜使用してください。活動終了後は資材を戻すとともに、必ず鍵をかけてください。
◇滝沢・猿倉・馬坂峠・山ノ鼻口
現在のところ、活動資材を置く場所等を確保できません。また、山ノ鼻口以外の入山口には自然情報なども現地にありませんので、入山前に情報収集して活動してください。
*・至仏山の啓発について・*
至仏山保全対策会議の決定により、5月7日から6月30日までの間(残雪の状
況により、日程変更の場合あり)は登山道が閉鎖され至仏山へ入山できません。ま
た登山道閉鎖解除後(山開き後)も、山ノ鼻から至仏山頂の東面登山道は上り専
用(山ノ鼻~森林限界は往復可)で、山頂から山ノ鼻方面へは下ることができま
せん。鳩待峠及び山ノ鼻での啓発活動では、至仏山登山口で以下の点を啓発しま
す。
① 至仏山は5月7日から6月30日までの間(残雪の状況により、日程変更の場 合あり)は登山道が閉鎖(鳩待峠、山ノ鼻両入山口とも)されていること。 ② 7月1日の山開き以降、7月中旬頃(年によって変わる)までは登山道上に 残雪があるので、残雪歩きの技術がない人は入山を控えること。また雪を避 けて歩くと貴重な植生を痛めるので、指定された登山道を外れないこと。 ③ 山開き以降、東面登山道(山ノ鼻~至仏山頂)は上り専用となり、山頂から 山ノ鼻へ下ることはできないこと。(山ノ鼻~森林限界の往復は可) ④ 至仏山入山は安全のため午前9時頃までとすること。 ⑤ 入山届を記入し投函すること。 ⑥ 入山前にトイレを済ませること。また携帯トイレ携行を勧めること。 ⑦ ストックにはキャップをつけること。
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*・活動する際の注意点・*
啓 発 活 動
◇ サービス業務のみにならないようにしよう
入山者から花の情報やコースの案内などを聞かれることが多いと思いますが、観光
案内的な内容だけでなく、花情報などをきっかけに尾瀬の大切さを話したり、マナー
啓発を行えるように努力しましょう。
なお、尾瀬利用者に伝えるべき主なマナーは、指導用マニュアルやハイキングガイ
ド等を参照してください。
◇ 入山者に助言する場合には、次のように意識しよう
(ア) 「○○してはダメだ。」というような強い言い方をしない
尾瀬ボランティアには一般の入山者に対して注意や指導を行える権限はありません 。
あくまでも啓発ですから、入山者や関係者の誤解を招くような言動は慎んでください。
(イ) 「なぜいけないのか」をきちんと説明する
利用者へ話す際には、自然の中での守るべき基本的なマナーや法的根拠など、利用
者が納得できるような説明をしましょう。
(ウ) よくわからないことは答えない
活動中に入山者から質問をされることが多々あると思いますが、よく分からないこ
とは無理に答えず、ビジターセンターで聞くように勧めましょう。ただ、尾瀬の基本
的な概要などは説明ができるようにしましょう。
◇ 啓発パンフレットを配る際には、次のように心掛けよう
(ア) 「尾瀬の現状」「守ってもらいたいマナー」等を説明しながら渡す
パンフレットの配布は配ることが目的ではなく、配ることによって入山者が尾瀬を
正しく理解し、より安全に楽しむための手助けとなることが目的です。したがって、
黙って渡すのではなく一声かけながら、あるいは当日の尾瀬の状況などを説明しなが
ら渡してください。利用者に尾瀬の保護というメッセージを伝えましょう。
(イ) 強制しない
いらないという人には無理に配る必要はありません。必要としている人に配りましょう。
清 掃 活 動
◇ ごみは家に持ち帰って捨てる
活動中に拾ったごみは、原則として各自の家まで持ち帰り、各地域の収集区分に従
って捨ててください。コンビニや公衆トイレ、高速道路のサービスエリアなどのごみ
箱に捨てないでください。
一般の利用者にごみ持ち帰りの精神の手本を見せましょう。
◇ 不確かなものは拾わない
木道の脇や駐車場等に置いてある杭や「かすがい」、ロープなどは作業に使う場合
がありますので、ごみかどうかはっきりしない物は不用意に拾わないでください。
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1-2 巡回美化活動に参加しよう
◎巡回美化活動とは?
自らの足で歩いて清掃活動を行うことにより、美しい尾瀬を守るとともに、入山者にご
み持ち帰りの精神を伝え、マナーを啓発します。ボランティアの皆さんの声は、財団が実
施するどんな広報よりも入山者の心に直接届くことでしょう。 ◇ありがとう尾瀬清掃活動:尾瀬への感謝を込め、清掃活動を実施します
① 9月 1日(日) 大清水~尾瀬沼
②10月12日(土) 尾瀬ヶ原
③10月12日(土) 尾瀬沼
④10月19日(土) 至仏山(柵倒し、ロープ外しと同時実施)
⑤10月20日(日) 尾瀬ヶ原 ※活動内容やコース、集合時間等については機関誌やホームページでお知らせします。
1-3 インタープリテーションを実践しよう 「インタープリテーション研修」(隔年で実施。今年度実施予定。)を修了された方に
は、尾瀬沼地区および山ノ鼻地区にて、自然解説活動にも携わっていただきます。解説活
動を行うことにより、入山者に尾瀬の環境を守ることの大変さや尾瀬の自然の貴重
さ、すばらしさを効果的に啓発することができます。
◎お話ボランティア活動とは?
活動内容および活動場所
尾瀬沼地区のテラス、旧長蔵小屋付近や尾瀬沼東岸などで、自然や植物、歴史に
ついて解説する活動です。尾瀬の語り部として尾瀬の自然の魅力や貴重さを伝える
とともに、保護に関する啓発を行います。
活動設定日
●6月3日(月)~10月14日(月・祝)のうち20日間
(詳細は活動カレンダーをご覧ください。)
活動方法
活動は午前8時から概ね午後2時まで。流れは以下のとおりです。
① 活動日前日の午後3時に尾瀬沼ビジターセンターに集合し、自然情報、
緊急情報の情報交換、実施場所や内容などを打ち合わせます。併せて、
旗と報告書を受領します。
前日の都合が悪い場合は当日から参加できますが、その旨を必ず事務局
にご連絡ください。 ② 活動終了後は、ビジターセンター窓口に旗を返却するとともに、報告書
を作成して職員に提出してください。
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◎環境学習ミニガイドツアー活動とは?
活動内容および活動場所
山ノ鼻地区にて、研究見本園等を案内して自然や植物について解説すると
ともに、公衆トイレ(浄化槽)の見学時間を設けることにより貴重な自然環
境を守るための取り組みを入山者に解説する活動です。
活動設定日
●5月19日(日)~10月14日(月・祝)の149日間
(詳細は活動カレンダーをご覧ください。)
※職員の業務状況により、実施できない場合もあります。
活動方法
活動は午前8時から午後2時です。活動日の午前8時にビジターセンターに入所
して職員と打ち合わせし、活動内容を決定するとともに自然情報を入手します。
相談して決めたスケジュールに基づきミニガイドツアーを実施します。ミニガイ
ドツアーの間の空き時間は自然情報の収集や解説資料作成などにあててください。
活動終了後、活動報告書を記入して職員に渡します。
解説内容等の資材はビジターセンターに用意されています。
1-4 木道桟木(さんぎ)打ち作業 尾瀬国立公園の木道は複数の主体によって設置されていますが、群馬県では平成2
9年度に木道桟木打ち作業現地説明・体験会を実施しました。この現地説明・体験会
に参加された方は、引き続き自主ボランティアとして桟木打ちの作業を実施いただけ
ます。実施方法、実施区間等については昨年同様です。ご協力よろしくお願いします。
※尾瀬沼南岸において木道改修が進み、実施区間が少なくなりつつあることから、現
地説明・体験会の平成31年度の開催は現在のところ予定しておりません。ご了承願
います。 問合せ:群馬県自然環境課 尾瀬保全推進室 027-226-2881
2-1 至仏山東面登山道整備作業 至仏山の荒廃を防止するため、群馬県の委託を受けて東面登山道において、登山道
以外への踏み出しを防ぐため、登山道に踏み出し防止柵を設置及び撤去する作業を行
います。作業範囲は群馬県が設置している踏み込み防止柵設置部分で、山ノ鼻から高
天ヶ原までです。
●柵立て、ロープ張り作業 6月16日(日) 予備日6月22日(土)
●柵倒し、ロープ外し作業 10月19日(土) ※ありがとう尾瀬清掃活動と同時実施
※柵倒し、ロープ外し作業について
作業経験のある方・ない方のバランスを考えながら、最大8名募集します。経験
者は初めての方のサポートをお願いします。なお、この作業はありがとう尾瀬清掃
活動を兼ねます。活動内容や集合時間等については機関誌やホームページでお知ら
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せします。
2-2 外来植物除去作業 特別保護地区を取り囲むエリアでは、車道沿いにおいて生態系に被害を及ぼすおそ
れのある外来種の生育が確認されており、その対策を進める必要があることから、関
係機関との連携のもと、特別保護地区を取り囲む登山口へ接続する車道沿いにおいて
外来植物の除去作業を行います。 ハルザキヤマガラシの除去作業
●実施予定日:5月26日(日)13:00~(作業開始時間は予定)
●場 所:鳩待峠~津奈木
オオハンゴンソウの除去作業
●実施予定日:6月15日(土)10:00~(作業開始時間は予定)
6月29日(土)10:00~(作業開始時間は予定)
●場 所:6月15日 スノーパーク尾瀬戸倉~富士見下
6月29日 檜枝岐村小沢平登山口 ※活動時間については調整中です。決定次第、財団機関誌やホームページでお知
らせします。
2-3 大江湿原シカ柵設置・撤去作業 林野庁関東森林管理局で実施する大江湿原保護のためのシカ柵設置・撤去作業に協
力します。シカの食害が目立つ大江湿原を保全する取り組みの一環です。
●柵設置作業 5月25日(土)
●柵撤去作業 9月~10月(予定)
●募集定員:各日程10名
※足元の安定しない場所での作業です。参加には長靴が必要です。
詳細は財団機関誌やホームページでお知らせします。
3-1 ビジターセンター支援ボランティア活動
ビジターセンターの運営を財団職員と尾瀬ボランティアが協働して行うことで、21
世紀の新しい国立公園にふさわしいビジターセンターを目指します。
2泊3日の日程で、ビジターセンターで職員と寝食を共にしながら、窓口対応や館
内展示の案内、館内や公衆トイレ等の清掃、自然観察会やスライドショーの補助など、
多岐にわたる業務を行います。
なお、平成31年度の支援活動は尾瀬山の鼻ビジターセンターのみで実施します。
詳細や活動申込については、別紙「募集要項」をご覧ください。
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3-2 地域ボランティア活動
尾瀬で学んだ自然保護の理念や思想などを、居住する地域で実践することにより、
尾瀬の魅力や自然環境の保護について啓発します。お住まいの地域の小中学生や尾瀬
になじみの少ない方々などへ尾瀬についての話をするなど、尾瀬の魅力や自然保護の
大切さなどについて啓発活動を行います。活動後は必ず報告書を提出してください。
3-3 パンフレット収集、旅行会社応対状況調査 尾瀬ガイダンスなど旅行会社への啓発活動の参考とするため、尾瀬ツアーなどのパ
ンフレットを収集するほか、旅行会社が企画する尾瀬ツアーに参加した場合、その内
容等を報告してください。
3-4 開花、ツキノワグマ目撃、木道破損などの情報提供 ビジターセンターでは花の開花情報の提供や、クマの目撃情報収集と対策、
破損した木道の修繕等を行っています。花の咲き具合や、クマのフンや足跡が
残っていたり、木道の破損やがたつきがあったら、ビジターセンターへ寄って
「○○の花が△△で咲いていた」、「□□でクマのフンが落ちていた」、「△
△の場所の木道に穴が開いていた」などと情報を提供してください。
3-5 事務局支援ボランティア(事務ボランティア) 財団機関誌の発送作業、ボランティア総会やNHK「わたしの尾瀬」写真展など各
種イベントを開催する際の業務の支援をお願いします。募集についてはホームページ
でお知らせします。
●川口展(第23回):平成31年 4月27日(土)~ 5月 6日(月・祝)
※平成31年度(第23回)の渋谷展開催はありません。
●高崎展(第24回):平成31年12月中旬
●前橋展(第24回):平成32年 1月中旬
3-6 自主ボランティア活動 活動を設定された日以外に個人的に尾瀬に入山した時でも、自主的に清掃や啓発活
動などのボランティア活動を行ってください。自主ボランティアで活動する場合も「尾
瀬ボランティア活動マニュアル」をもとに活動し、ボランティア活動中であることを
明示するため、必ずボランティア証を携帯してください。また活動後は必ず活動報告
書を事務局に提出してください。
自主ボランティアで活動する際も、ビジターセンターへ立ち寄り、開花情報や木道
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の破損状況などの情報提供をしてください。
4-1 尾瀬ボランティア講座 新しくボランティア登録される方に必修の研修として、ボランティアとしての心構
えや活動内容の解説、実地で入山口啓発活動を実践的に行う研修ですが、先輩ボラン
ティアのみなさんの参加も大歓迎。講師や財団職員による尾瀬に関する講習や自然観
察会、そして夜の交流会等を通じて、仲間づくりをしましょう。 ●参加者:尾瀬ボランティア20名程度
●開催日・会場: 6月22日(土)~23日(日) [山ノ鼻地区(予定)] ※今年度は尾瀬自然解説ガイド研修会を併せて行い、新規ボランティアの方に
もガイド体験をしていただきます。詳細は財団機関誌やホームページでお知
らせします。
4-2 インタープリテーション研修 ボランティア活動を行う上で必要となるインタープリテーション(自然や文化等の
解説、啓発)の知識と技術を研鑽するため、2泊3日の行程で講師による研修を行い
ます。この研修を受講した方は、お話ボランティアや環境学習ミニガイドツアーの活
動に参加することができます。この研修は隔年で実施しています。 ●参 加 者:尾瀬ボランティア15名程度
●開催予定日: 9月 7日(土)~ 9月 9日(月)2泊3日
[尾瀬沼地区(予定)] ※詳細は財団機関誌やホームページでお知らせします。
4-3 尾瀬自然解説ガイドを体験しよう
◎尾瀬自然解説ガイドとは?
ガイドを初めて利用する方、尾瀬を初めて訪れる方に安全に尾瀬歩きを楽しんで
いただきながら尾瀬の自然保護と適正利用について理解を深めていただくことを目
的として、尾瀬保護財団が実施している事業です。尾瀬ボランティアが前身となっ
ており、現在18名が尾瀬自然解説ガイドとして活動しています。
尾瀬自然解説ガイド研修会のご協力のお願い
尾瀬自然解説ガイドの研修会を行うにあたり、ガイドのお客様役として参加・
協力していただけるボランティアを募集します。尾瀬自然解説ガイドは尾瀬ボラ
ンティアとしての経験も豊富ですので、インタープリテーションのボランティア
活動など行う上で大変参考になる機会でもあります。 ●日 程:6月23日(日)
●場 所:山ノ鼻~尾瀬ヶ原(予定)
●募集人数:20名程度 ※準備等がありますので、原則実施日の3週間前までにお申し込みください
※今年度は尾瀬ボランティア講座に併せてガイド研修会を行い、新規ボラ
ンティアの方にもお客様役として参加していただきます。
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4-4 尾瀬ボランティア総会および交流会 1年間の活動の反省や次シーズンの活動内容の提示、ボランティアの皆さんの情報
交換と交流を深めることなどを目的として開催します。 ●参加者:尾瀬ボランティア
●開催日:平成32年1月~2月頃[会場未定(群馬県内の予定)]
※詳細は財団機関誌やホームページでお知らせします。
5 活動サポート
(1)活動拠点について
ボランティア活動のため、以下のとおり活動拠点を整備しています。活動に際して
は中にある用具等を使用して入山口啓発、清掃等の活動を行ってください。なお、
整理整頓とごみの持ち帰りにご協力ください。
鳩待峠:公衆トイレの奥にボランティア詰所があります。詰所内に伝言板、各種パ
ンフレット等活動に必要なものを備えてあります。鍵は建物横にダイヤル
式の鍵(番号は「781」)で取り付けてあります。
沼山峠:入山口の脇にボランティア詰所を設置します(6月上旬~10月末まで)。
伝言板、各種パンフレット等活動に必要なものを備えてあります。鍵は建
物裏にダイヤル式の鍵(番号は「6541」)で取り付けてあります。
大清水:大清水ゲート脇の奥鬼怒林道管理棟を活動資材置き場として引き続き片品
村役場から借りる予定です(シーズン始め~10月末まで)。鍵は建物裏
のキーボックスに入れてあります。ダイヤル式の鍵(番号は「991」)
で取り付けてあります。以下の注意事項を守って利用してください。
・管理棟の入口は雪よけの扉がついていますので、扉を外し、鍵を開けて
ください。鍵は建物裏側に取り付けられているキーボックス(青い箱)
にあります。ダイヤル錠で施錠されていますので、解錠してキーボック
スを開けてください。ダイヤル錠の番号は「991」です。
・活動が終了したら、入口の鍵を閉め、雪よけの扉をつけて針金で止めて
ください。鍵はキーボックスに入れてダイヤル錠で施錠してください。
・建物内には机、イスなどがありますが、活動資材以外のものは財団の所
有ではありませんので、絶対に使用しないでください。
・電気、ガス、水道は使用しないでください。
・建物内で休憩することはできますが、休みっぱなし、しゃべりっぱなし
にならないようにお願いします。
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(2)DVD・写真などの貸出
以下のビデオ、DVDの貸出やパンフレット、写真の提供などを貸し出しします。 ・DVD 尾瀬国立公園誕生(18分)
・ビデオ ①尾瀬トレッキングガイド(15分)
~尾瀬利用のマナーをコンパクトに解説~
②尾瀬はふるさと-空を渡る生き物たち-(10分)
~尾瀬に生息する鳥についてわかりやすく解説~
③尾瀬-その成り立ちとしくみ-(16分)
~事前学習用に尾瀬の自然をわかりやすく解説~
④尾瀬に生きる人々-自然の歌が聞こえてきます-(31分)
~尾瀬に生きる人を通して、自然保護について解説~
・パンフレット 尾瀬ハイキングガイド
・写真 当財団が著作権を保有する写真
※専用の申込様式(様式2)により申請してください。
なお、写真の使用目的は尾瀬ボランティア活動に限ります。
(3)宿泊・費用弁償について
尾瀬ボランティア活動中の宿泊費・食事代・交通費等については原則自己負担でお
願いしています。宿泊や交通などについても各自で山小屋や民宿、旅行会社等へ連絡
して予約してください。
なお、企業・団体のご協力により、尾瀬ボランティアの活動に対して以下のとおり
宿泊料金や尾瀬周辺の施設利用料金の割引サービスを提供いただいています。ご利用
時には、必ず、ボランティア証を携行・提示してください。
◆ 尾瀬戸倉旅館組合加入の旅館
宿泊料金の10%割引サービスを提供いただいています。予約時に、尾瀬ボラン
ティアであることを伝え、宿泊時に「尾瀬ボランティア証」を提示してください。
割引の適用条件は次のとおりです。詳しくは尾瀬戸倉観光協会へお問い合わせくだ
さい。
①原則として、一泊二食付きに限ります。
②他のクーポンとの併用はできません。
③土日祝日は対象外となります。
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(平日でも宿泊状況によってはお断りする場合があります。) <お問い合わせ先>
尾瀬戸倉観光協会 電話:0278-58-7263
◆ 尾瀬檜枝岐温泉旅館組合・民宿組合加入の旅館・民宿
宿泊料金の10%割引サービスを提供いただいています。割引の適用条件は次の
とおりです。詳しくは尾瀬檜枝岐温泉観光協会へお問い合わせください。
①予約時に、尾瀬ボランティアによる10%割引での宿泊利用であることを伝えて
ください。
②各旅館、民宿が独自の割引を実施している場合は、割引対象外となります。
③旅行業者を経由したクーポン券利用の場合は、割引対象外となります。
④割引宿泊料金は一般料金とし、基本的には1泊2食の料金を対象とします。
⑤宿泊手続き(チェックイン)時に「尾瀬ボランティア証」を提示した場合のみ割
引対象となります。
⑥土曜日・休前日・祝祭日・歌舞伎の日(5/12、8/18、9/7)は対象外となります。
⑦一部割引除外施設があります。 <お問い合わせ先>
尾瀬檜枝岐温泉観光協会 電話:0241-75-2432
◆ 片品山岳ガイド協会会員の民宿
片品山岳ガイド協会の協力により、同協会の会員の方が経営する以下の宿をボ
ランティア活動で利用する場合、素泊まり3,000円で宿泊させていただけま
す。ご利用の際は、予約時に尾瀬ボランティアであることを伝えた上、ご希望日、
氏名、ボランティア番号、電話番号、到着・出発時間等をお伝えください。なお、
少人数の場合は男女別相部屋をお願いする場合があるほか、夏場は学生さんの合
宿等で満員の場合がありますのでご了承ください。
・ロッジまつうら(松浦和男さん) 電話:0278-58-7341
・旅館わかば (萩原荘児さん) 電話:0278-58-7541
・ふじや旅館 (萩原由治さん) 電話:0278-58-7130
◆ 日帰り温泉施設
下記の尾瀬周辺の施設については、ボランティア活動で利用する場合、入浴料金
の割引サービスを提供いただいております。利用の際は、尾瀬ボランティアである
ことを伝え、尾瀬ボランティア証を提示してください。 <片品村>
○花の駅・片品「花咲の湯」
・入館料650円(大人・中学生以上)を580円に割引(通年)
○尾瀬ぷらり館
・入浴料500円(大人・中学生以上)を400円に割引(営業期間中)
○寄居山温泉「ほっこりの湯」
・入浴料550円(大人・中学生以上)を250円に割引(通年) <魚沼市>
○白銀の湯
・入浴料650円(大人)を500円に割引(営業期間中)
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○交流センター「ユピオ」
・入浴料500円(大人・中学生以上)を300円に割引(通年)
○かもしかの湯
・入浴料500円(大人)を400円に割引(営業期間中)
(4)ボランティア保険について
ボランティア保険に加入していますので、ボランティア本登録者(新規、更新登録
者)が活動中の事故により生ずるボランティア自身の傷害およびボランティア活動に
伴う損害賠償責任について対応します。ケガ等があった場合は事務局へご相談くださ
い。保険請求の際には証拠書類として保険の適用には活動報告書が不可欠ですので、
活動後は活動報告書を必ず提出してください。
なお、ボランティア保険の対象者は登録更新時に「更新」をした方のみで、「休止」
の方は対象外です。「休止」から活動を再開しようとする場合は、改めて保険加入の
手続きが必要ですので、必ず財団事務局に御連絡ください。
(参考:保険の加入期間は毎年5月21日からの1年間です。保険内容にはボランテ
ィア活動保険普通保険約款が適用されます。)
6 その他 ~注意事項など~
(1)欠席等の連絡について
研修会や講習会に際して、急に参加できなくなった場合には財団事務局までご連絡
ください。休日の場合は止むを得ませんが、事前連絡の徹底にご協力ください。
なお、行事ごとに連絡先が指定されている場合には、その電話番号にかけていただ
くようお願いします。 ◎財団事務局
電 話:027-220-4431 FAX:027-220-4421 携帯電話:070-7540-2092
※緊急時、活動日のみ
(2)救急について(指導用マニュアルⅧなどを参照のこと)
①基本的注意事項
(ア) 山岳地域としての尾瀬の特殊性を認識する
尾瀬には医療機関がない上、道路もありませんので救急車を呼ぶこともできま
せん。原則として傷病者は自力で下山することとなります。(自己責任の原則)
また遭難救助には費用がかかることがあります。
(イ) 状況を正確に把握するよう努める
・事故現場の位置、周囲の危険の有無
・傷病の程度と緊急性の有無
・同行者、添乗員、協力者またその他の救助者の有無
・すでに行われている応急手当、救助活動
・連絡、通報の手段
(ウ) 自己の身分を明らかにする
尾瀬保護財団の尾瀬ボランティアであること
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(エ) 傷病者の意志や依頼内容を十分に確認した上で、誠意をもって協力する
応急手当、通報、傷病者からの搬送依頼
(オ) 協力者を求め、ひとりで全てを行おうとしない
周囲に協力を呼びかけ、最寄りのビジターセンターや山小屋と連絡をとってく
ださい。 ②具体的な対応
(ア) 周囲の状況の把握
傷病者および救助者自身の安全を確保するようにしてください。
(イ) 傷病者の観察
応急手当を行う前に、傷病者の観察から始めます。
よく見て、話しかけ、直接触れることで状態を観察してください。
(意識があるか、呼吸はしているか、脈拍はあるかなど)
(ウ) 傷病者の精神的な安静をはかる
(エ) ビジターセンターまたは近くの山小屋へ連絡する
遠距離の場合は、近くの人に応援を頼むなどして対応します。
(3)情報提供
◆尾瀬保護財団機関誌「はるかな尾瀬」のなかでボランティア活動の紹介や募集、
連絡事項などを掲載します。平成31年度は3回発行予定です。
◆尾瀬保護財団ホームページでは、尾瀬情報のほか、最新の情報を「今日の尾瀬」
で、毎日の山ノ鼻の気象情報を「今朝の尾瀬山ノ鼻」で、現在の尾瀬の映像をラ
イブカメラで提供しています。また財団の活動状況やボランティア活動の状況な
どを随時更新しています。(※)
◆「尾瀬ボランティア専用ページ」では、以下の情報提供を行っています。(※)
・入山口啓発活動、お話ボランティア、清掃活動等各種活動の申し込み状況
活動者が少ない活動日を確認していただき、支援をお願いします。
・事務局からの連絡事項
連絡事項や活動の募集、トピックなどを随時更新します。
・報告書等の様式、活動計画等 ※尾瀬ボランティア専用ページへのログイン方法
平成31年4月 1日から ID:ov-only パスワード:s2228h2356
※パスワードが変わりますのでご注意ください。
(4)物品
有償頒布物品:尾瀬ボランティアバッジ(1個200円)
共同利用物品:尾瀬ボランティア腕章
腕章は鳩待峠、沼山峠、大清水の各ボランティア詰所に用意していますので、
入山口啓発、清掃活動の際に必要に応じて着用してください。なお、皆さんで
使うものですから、持ち帰りは厳禁です。活動で使用したら必ず詰所に戻して
ください。また自主ボランティア活動には使用しないでください。
(5)活動中の携帯電話による通話について
尾瀬ボランティアとしての活動中は、緊急時を除き携帯電話の利用を控えましょう。
静かな尾瀬の雰囲気を損なわないご配慮をお願いします。
また、やむを得ない場合においても、大きな声での通話や歩きながらの通話はしな
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いようにしましょう。
(6)ボランティア名簿一覧の開示について
ボランティア名簿の開示を希望する方は、別添の「平成31年度尾瀬ボランティア
名簿一覧の開示について(通知)」および「尾瀬ボランティア名簿一覧の開示要領」
をご確認いただいた上で必要な申請をしてください。
※すでに開示している方は手続きの必要はありません。
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入山口での啓発活動マニュアル
各入山口で啓発活動を行う際の手順です。活動開始時間までに集合場所に集まって、ボ
ランティアの皆さんで活動してください。
【活動の目的】 尾瀬に入山する方に尾瀬についての情報提供と守るべきマナーについて
の呼びかけを行い、入山者が楽しみながら尾瀬を適切に利用できるように
すること。
活 動 の 手 順
1 集合
活動開始時間までに集合場所に集合する。
2 活動の準備
ボランティア詰所等で尾瀬情報や前回までの活動報告書等で情報を収集し、掲示
してある尾瀬情報やパンフレットなど活動に必要な道具を持ってくる。
3 活動前のミーティング
参加者名簿をもとに出欠を確認し、簡単な自己紹介のあと、尾瀬について全員で
情報交換を行い、当日の活動内容や方法を話し合う。
当日の活動内容、方法を決定したら班分けを行い、活動を開始。
※基本的には入山口啓発活動に専念してください。参加人数が多い場合は、
啓発とごみ拾いに分かれるなどします。(次の例を参照)
4 活動開始
《活動例》7月上旬の鳩待峠で参加者8名の場合
入山口啓発活動6名、巡回美化活動2名に分かれる。
入山口啓発活動
尾瀬の案内、マナー、登山者カード記入な
どを啓発(例:尾瀬ヶ原口2名、至仏山口・
アヤメ平口各1名、ツアー啓発1名、机での
情報提供1名)
巡回美化活動
鳩待峠周辺、各登山道等のごみを拾いなが
ら、登山道以外への踏込み禁止などのマナー
を啓発
※入山口啓発活動の人数に余裕のある場合のみ
途中でお互いに情報交換を行って活動の役割を交代
5 活動終了後のミーティング
活動用具をボランティア詰所にしまい(拡張区域を除く)、次の活動(班)につ
なげるため、活動についての反省会および情報交換を行い、代表者1名が入山口啓
発活動報告書に記入する。
6 入山口啓発活動報告書の提出
ボランティア詰所のファイル保管を基本としますが、その場で記入できなかった
場合は財団事務局へFAXするかビジターセンターへ持参してください。
7 解散
緊急時の対応:ビジターセンターに連絡し必要な指示を受けてください。
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団体ツアー客用啓発マニュアル
ツアーバスやツアー客が到着したら、添乗員に、
「私は尾瀬保護財団の尾瀬ボランティアです。今日の尾瀬の状況や見頃の花などの情
報とあわせて、尾瀬で守っていただきたいマナー等を説明させていただきたいのです
が、2~3分お時間をいただけませんか?」とお願いする。
了解がもらえれば、ツアー客に対して以下の項目を説明する。
説明の手順(例) 1 あいさつ
・尾瀬ボランティアの○○です。尾瀬の概要や、尾瀬を歩く際にお願いしたいこと
などをお話しさせてください。
2 尾瀬(目的地)までの行程
・鳩待峠→山ノ鼻や沼山峠→尾瀬沼とその先までの距離、時間、高低差、登山道の
状況等
3 当日の状況
・天気(雨天時は木道が滑りやすいことなども)
・登山道、木道の危険な個所(5、6月には残雪状況も)
・混雑状況(当日の入山者の状況)
4 見頃の花情報
5 トイレの情報
・尾瀬内のトイレの場所
・入山口で済ませましょう
・尾瀬のトイレの入口に募金箱が設置されています。尾瀬ではトイレの維持管理に
大変な労力とお金がかかります。尾瀬の保護のため1回100円程度の募金にご
協力をお願いします。
6 尾瀬でのマナーについて
◎ごみは必ず家まで持ち帰ってください ◎湿原には立ち入らないでください ◎動植物の採取は禁止されています・落ち葉や枝も持って帰れません ◎入山口では種子落としマットで尾瀬にない植物の種落としにご協力ください ◎歩行中は禁煙、混雑時は右側通行です ◎池塘や川にお金を投げ入れないでください
7 その他
・疲れない歩き方やおすすめの場所など自分が持っている情報を提供
8 おわりのあいさつ
「ありがとうございました。気をつけて行ってらっしゃい。」
「尾瀬の自然をたっぷり楽しんできてください。」 など
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★MEMO★
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活動スケジュール早見表
1 入山口啓発活動
入山口 設定日(★は財団職員のコーディネート日、◎は強化日)
鳩待峠
★ 5/18(土) ◎ 5/25(土) ★ 6/ 1(土) 6/ 2(日) 6/ 7(金)
6/ 8(土) 6/23(日) 6/30(日) 7/ 1(月) 7/13(土)
7/14(日) 7/20(土) ◎ 8/ 3(土) ◎ 9/14(土) 9/15(日)
9/21(土) 9/22(日) 9/28(土) 10/ 5(土) 10/ 6(日)
大清水 ★ 5/25(土) ★ 6/ 1(土) 6/15(土) 6/22(土) 6/23(日)
7/ 6(土) 7/13(土) 7/20(土) ★10/13(日)
沼山峠
★ 5/18(土) ★ 6/ 1(土) 6/ 2(日) 6/ 9(日) 6/15(土)
6/23(日) 6/30(日) 7/ 7(日) 7/14(日) ◎ 7/20(土)
9/15(日) 9/29(日) 10/ 6(日)
山ノ鼻口 ★10/ 5(土) 10/12(土)
滝沢登山口 ★ 7/ 6(土) 9/14(土)
馬坂峠 ★ 6/ 8(土)
猿倉 ★ 6/ 9(日) 7/20(土)
2 環境学習ミニガイドツアー
5/19(日)~10/14(月・祝) 3 お話ボランティア
6/ 3(月)、6/10(月)、6/16(日)、6/17(月)、6/23(日)、6/24(月)、7/ 7(日)
7/ 8(月)、7/14(日)、7/15(月・祝)、7/22(月)、7/29(月)、8/ 5(月)、8/12(月・祝)
8/19(月)、8/26(月)、9/16(月・祝)、9/23(月・祝)、9/30(月)、10/14(月・祝) 4 その他活動
実施内容 実施時期 備 考
横断幕設置 鳩待峠 5/18(土) 撤去 10/20(日)
大清水 5/25(土) 撤去 10/13(日)
鳩待峠ボランティア詰所清掃 5/25(土)
ごみ持ち帰り運動(鳩待峠・大清水・沼山峠) 6/ 1(土)
外来植物除去作業
ハルザキヤマガラシ 5/26(日) 鳩待峠~津奈木
オオハンゴンソウ 6/15(土) 戸倉~富士見下
6/29(土) 小沢平登山口
大江湿原シカ柵作業 設置 5/25(土)
撤去 9 月~10 月
木道桟木打ち作業 随時 自主ボランティア
山の鼻ビジターセンター支援ボランティア 6 月上旬~10 月上旬
尾瀬ボランティア講座・交流会(山ノ鼻) 6/22(土)・23(日) 1 泊 2 日
至仏山作業 柵立て・ロープ張り 6/16(日) ※予備日 6/22(土)
柵倒し・ロープ外し 10/19(土)
尾瀬自然解説ガイド研修 6/23(日)
ありがとう尾瀬清掃活動(尾瀬ヶ原・尾瀬沼)
① 9/ 1(日)
②③10/12(土)
④ 10/19(土)
⑤ 10/20(日)
①大清水~尾瀬沼
②尾瀬ヶ原・③尾瀬沼周辺
④至仏山(柵倒し同時実施)
⑤尾瀬ヶ原
尾瀬ボランティア総会(群馬会場) 1 月~2月
NHK「わたしの尾瀬」
写真展
川口展(第 23 回) 4/27(土)~5/6(月)
高崎展(第 24 回) 12 月中旬
前橋展(第 24 回) 1 月中旬 ※平成 32 年
※大清水については、低公害車運行開始後最初
の設定日(6 月)を強化日◎とします。