要介護認定者数等の増加と認定調査業務

○第

1号被保険者の要介護

( 要支援

) 認定者数の見込み

○介護サービス量等の見込み（うち在宅介護）

○認定調査の適正な実施自体が困難となる可能性

※要介護認定は申請のあった日から

30日以内にしなければならない（法第

27条第

11項）

○介護支援専門員以外の職種による委託調査実施の必要性

※厚

生労

働省ホームページ「第７期計画期間における介護保

険の第

１号

保険

料及

びサ

ービス見

込み

量等

について」より抜

粋。 5

○必

要な

ケア

プラ

ン数

の増

加

○介

護支

援専

門員

とし

ての

業務

が逼

迫

○介

護支

援専

門員

によ

る認

定調

査の

限界

○認

定調

査件

数の

増加

○困

難な

市町

村職

員の

増員

○認

定調

査の

更な

る外

部委

託化

平成

29(2

017)年

度平

成32

(202

0)年

度平

成37

(202

5)年

度

629万

人68

3万人

771万

人

平成

29(2

017)年

度平

成32

(202

0)年

度平

成37

(202

5)年

度

343万

人37

8万人

427万

人

11

6

提案にあたっての留意点

○要

介護

認定

は被

保険

者に

とっ

て、

①保

険給

付の

対象

とな

るか

否か

、②

利用

でき

るサ

ービ

スの

種類

、

③利

用で

きる

サー

ビス

の量

を左

右す

る重

要な

もの

。

○本

提案

によ

る調

査員

の要

件緩

和に

あた

って

も、

その

質の

維持

・確

保に

つい

て最

大限

の配

慮が

必要

。

要介護状態

区分

低下が見られる日常生活能力

利用できるサービス

利用できる

サービスの量

要支援１

起き

上が

り、

立ち

上が

り在

宅サ

ービ

ス（

ホー

ムヘ

ルパ

ー、

デイ

サー

ビス

、福

祉用

具貸

与な

ど）、介

護付

き有

料老

人ホ

ーム

など

5,03

0単位

要支援２

認知

症高

齢者

グル

ープ

ホー

ム10

,473

単位

要介護１

特別

養護

老人

ホー

ムを

除く

介護

施設

（介

護老

人保

健施

設、

介護

医療

院な

ど）

16,6

92単

位

要介護２

歩行

、洗

身、

つめ

切り

、薬

の内

服、

金銭

の管

理、

簡単

な調

理19

,616

単位

要介護３

寝返

り、

排尿

、排

便、

口腔

清潔

、上

衣の

着脱

、ズ

ボン

等の

着脱

特別

養護

老人

ホー

ム26

,931

単位

要介護４

座位

保持

、両

足で

の立

位、

移乗

、移

動、

洗顔

、整

髪30

,806

単位

要介護５

麻痺

（左

下肢

）、

食事

摂取

、外

出頻

度、

短期

記憶

36,0

65単

位

※「

低下

が見

られ

る日

常生

活能

力」

は要

介護

状態

区分

ごと

に80

％以

上の

割合

で何

らか

の低

下が

見ら

れる

認定

調査

項目

（平

成26

年度

認定

情報

を厚

生労

働省

が集

計）

。※

「要

支援

２」

「要

介護

１」

は心

身機

能は

おお

むね

同程

度で

あり

、状

態の

維持

・改

善が

見込

まれ

る場

合は

「要

支援

２」

、そ

うで

ない

場合

は「

要介

護１

」と

なる

。※

「利

用で

きる

サー

ビス

の量

」は

在宅

にお

ける

おお

よそ

のも

ので

、施

設サ

ービ

スの

場合

はこ

れに

限ら

ない

。目

安：

ホー

ムヘ

ルパ

ー39

4単位（

身体

介護

30分

以上

1時間

未満

）、デ

イサ

ービ

ス65

6～1,

144単

位（

8時間

以上

9時間

未満

）、特

別養

護老

人ホ

ーム

636～

910単

位（1日

）

片足

での

立位

、日

常の

意思

決定

、買

い物

12

事務受託法人における調査員の要件に関する提案

＜認定調査の質の確保について＞

○上

記①

は、

介護

支援

専門

員実

務研

修受

講試

験の

受験

資格

を有

する

者で

ある

。

○認

定調

査に

関す

る知

識等

につ

いて

の介

護支

援専

門員

との

差異

※に

つい

ては

、認

定調

査員

研修

の

修了

と、

委託

元市

町村

が実

施す

る必

要な

研修

の修

了を

要件

とす

るこ

とで

質の

確保

が可

能と

考え

る。

※介

護支

援専

門員

実務

研修

受講

試験

の合

格及

び介

護支

援専

門員

実務

研修

にお

ける

要介

護認

定に

係る

課程

の習

得

＜実現により見込まれる効果＞

○市

町村

が実

施す

る要

介護

認定

の効

率的

かつ

確実

な実

施の

確保

策に

つな

がる

。

○介

護人

材の

確保

が重

要と

なる

今後

にお

いて

、介

護保

険制

度の

運営

に支

障の

ない

範囲

で多

様な

働き

方が

可能

とな

り、

人材

の効

率的

な就

業や

確保

が可

能と

なる

。7

事務

受託

法人

が実

施す

る認

定調

査業

務に

おい

ては

、介

護支

援専

門員

のほ

か、

次の

２点

を満

たす

者を

調査

員と

する

こと

がで

きる

もの

とす

る。

①次

の資

格を

有す

る者

であ

って

資格

取得

後に

当該

資格

に係

る業

務に

５年

以上

従事

②都

道府

県等

が実

施す

る認

定調

査員

研修

の修

了に

加え

、委

託元

市町

村が

実施

する

質の

確保

のた

め

の研

修を

修了

○医師

○歯科医師

○薬剤師

○保健師

○助産師

○看護師

○准看護師

○理学療法士

○作業療法士

○言語聴覚士

○社会福祉士

○介護福祉士

○視能訓練士

○義肢装具士

○歯科衛生士

○あん摩マッサージ指圧師

○はり師

○きゅう師

○柔道整復師

○栄養士

○管理栄養士

○精神保健福祉士

提案

理由

提案

内容

13

平成３０年７月１１日（水）

沖縄県

那覇市

沖縄県

シーサ

ー

「要介護認定調査員の資格要件緩和」

について

地方分権改革に係る提案団体ヒアリング

重点番号20：介護認定に係る調査事務を委託する際の職員の資格要件の見直し（那覇市）

14