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第1部 特集
2
1 計画策定の目的・背景 地球温暖化の影響は時間的・空間的な広がりを持ち、今、直ちに適切な対策を実施しなければ将来の世代
へ大きな負荷を残すことから、将来の市民の良好な生活環境や自然環境を確保するため、現在世代の各主体
が責任ある対策を推進する必要があります。
このため、本計画は国が実施する温暖化対策との整合を図りながら、本市における市域の自然的社会的条
件のもと、市民・事業者・行政のすべての主体が環境に対する規範意識をもち、各々の役割に応じた温室効
果ガスの排出抑制と吸収源の保全に向けた対策を総合的・計画的に推進することを目的として策定するもの
です。
本市では、これまで平成 16 年(2004年)3月に「地球温暖化対策の推進に関する法律(温対法)」の趣旨
を踏まえ、市域の地球温暖化対策に関する計画として、「千葉市地球温暖化対策地域推進計画」を策定し、ま
た平成 24年(2012年)3月には、温対法第 20 条の 3(H20.6 改正)に基づく法定計画として「千葉市地球温
暖化対策実行計画」を策定し、市民・事業者・市が一体となって地球温暖化対策を進めてきました。この実
行計画は震災の影響により国の温暖化対策が不透明であったため、暫定計画(平成 26 年度までの 3 年間)と
して策定しました。
その後、国のエネルギー政策が定まったことや国の「地球温暖化対策計画」の策定を受け、平成 28 年 10
月に「千葉市地球温暖化対策実行計画」を改定しました。
2 本市の現状・将来予測
3 地球温暖化対策の基本的な考え方
【千葉市環境基本計画】 【地球温暖化対策の取組みの視点】
【本市の特徴・排出量の傾向】 ・市全体の温室効果ガス排出量、エネルギー消費量はこれまでは減少傾向。将来的にやや増加傾向が予測される。 ・温室効果ガス排出量全体の6割を産業部門が占めている。業務、家庭部門は国と同様に増加傾向にある。 ・太陽光発電を中心に再生可能エネルギーの普及が進みつつある。
①省エネルギー行動の促進 ②建築物及び設備機器の省エネ化 ③再生可能エネルギーの普及促進 ④森林保全・緑化推進 ⑤気候変動による環境変化への適応 ⑥市民、事業者が一体となった地球温暖化対策の推進
○21 世紀にふさわしい千葉市の環境都市の姿 「豊かな自然と生活環境を守り、育み、うるおいのある環境とともに生きるまち」 ○5つの目指す環境像 ①エネルギーを有効に活用し、地球温暖化防止に取
り組むまち ②資源を効率的・循環的に利用したまち ③自然と人間の調和・共存した快適で安らぎのある
まち ④健康で安心して暮らせるまち ⑤だれもが環境の保全・創造に向けて取り組むまち
二酸化炭素排出量の内訳 (平成25年度)単位:千t-CO2
(参考)国の二酸化炭素排出量の内訳
(平成 25 年度)単位:百万 t-CO2
1 千葉市地球温暖化対策実行計画の改定について
3
4 計画の基本的事項
計画期間:平成 28 年度(2016)~平成 42 年度(2030)
基準年度:平成 25 年度(2013)及び平成 2年度(1990)
現況年度:平成 25 年度(2013)
目標年度:平成 42 年度(長期目標として平成 62年度も設定)
※市の事務事業についても同様 5 目標
6 主な施策とその効果(国の施策に市の施策の効果を考慮)
※ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)…住宅の高断熱化や高効率設備による大幅な省エネと太陽光発電等による創エネで、年間に消費する
正味(ネット)のエネルギー量が概ねゼロとなる住宅
7 毎年度の点検評価の指標
都道府県別エネルギー消費統計、温対法に基づく算定報告公表制度等の統計情報から点検評価を行います。
①温室効果ガス排出量 ②最終エネルギー消費量 ③業界目標の達成状況(低炭素社会実行計画に加盟
し、かつ排出量報告を実施している事業者。産業部門・業務部門の一部)
【国と市の削減目標の違い】 平成 42 年度(2030)における削減目標は、平成 25 年度(2013)比で「国は 26%削減」とし、一方「市は 13%
削減」としている。これは、国と市での各部門の構成比が異なり、産業部門の占める割合が「国の 4割」に対して「市は 6割」と高く、産業部門での省エネの取組みは進んでいるため、削減率が低くなっています。 なお、本市の削減率は、国の削減施策を市に当てはめ、さらに市独自の施策分を上乗せしたものとなっています。
○部門別施策 (1)産業部門、(2)業務部門、(3)家庭部門、(4)運輸部門、(5)廃棄物部門 ○部門横断的対策 (1)省エネルギー・再生可能エネルギー等の普及、(2)低炭素まちづくりの推進、(3)水素社会への対応 、(4)森林吸収源、緑化推進 気候変動による環境変化への適応策 ○計画の進行管理及び推進体制
(1)産業部門 削減効果 1,037 千t (2. 9%)
・工場等における省エネの促進 ・再生可能エネルギー、未利用エネルギー等の普及促進 ・地球環境保全協定や環境マネジメントシステムの普及 ・ネガワット取引への対応 ・温室効果ガス排出量報告制度の導入 等
(2)業務部門 削減効果 919 千t (35.2 %)
・事務所における省エネの促進 ・再生可能エネルギー、未利用エネルギー等の普及促進 ・地球環境保全協定や環境マネジメントシステムの普及 ・温室効果ガス排出量報告制度の導入 等
(3)家庭部門 削減効果 633 千 t (34.0%)
・住宅の省エネ化 (ZEH※ の推進) ・家電・住宅設備の省エネ化 ・再生可能エネルギー等の普及促進 ・普及啓発活動(環境家計簿の普及、イベントの実施)
(4)運輸部門 削減効果 420 千 t (28.0%)
・公共交通機関利用環境の整備 ・自転車利用環境の整備 ・低公害車、次世代自動車の普及促進、利用環境の整備 ・エコドライブの普及促進
(5)廃棄物・他 削減効果 12 4 千t (16.2%)
・一般廃棄物の削減と適正処理 ・産業廃棄物の削減と適正処理 ・廃棄物のエネルギー資源としての有効利用
省エネルギー・ 再生可能エネルギー等の普及
・情報提供体制の整備 ・市民運動の展開 ・普及・啓発 ・助成・融資等 ・市による導入事業 等
低炭素まちづくりの推進
・まちづくりとの連携 ・建築物環境配慮制度等の普及・運用 ・ヒートアイランド対策
「水素社会」への対応
・燃料電池の普及促進 ・燃料電池自動車の普及促進 ・サプライチェーンの構築に向けた調査
森林吸収源、緑 化推進
・森林の保全 ・緑地の保全
気候変動による環境変化への適応策
・健康分野 ・防災分野 ・水利用分野 ・農林業分野 等
【部門別施策】 【部門横断的対策】
最終エネルギー消費量 温室効果ガス排出量
第1部 特集
4
1 経過・背景
現在、本市では一般廃棄物処理施設として、清掃工場(北谷津・新港・北)、リサイクルセンター、最終
処分場を供用していますが、施設全体が老朽化に伴う建替対象施設となり、建設には長期間を要すること
から、将来にわたり、安定かつ確実にごみ処理を行っていくため、一般廃棄物処理施設の配置や整備方針
を定めた、「千葉市一般廃棄物処理施設基本計画」を平成 27年 12月に策定し、計画的な整備を進めること
としました。
具体的には、様々な減量・資源化施策により、平成 26 年度末には 2清掃工場運用体制で処理可能となる
25万 4,000トンまで可燃ごみを削減したことを踏まえ、平成 29年 4月に 3用地 2 清掃工場運用体制へ移
行することとし、既存 3清掃工場のうち老朽化が一番進んでいる北谷津清掃工場を廃止し、その用地を活
用して新清掃工場を建設し、その後、新港清掃工場は既存の建物を活用し、プラント設備のみを更新する
リニューアル整備を行うこととしました。
2 清掃工場整備スケジュール
3 新清掃工場(北谷津用地)の整備概要 (1)整備コンセプト
本市にとって有効な施設整備を行うため、新清掃工場のコンセプトを以下のとおり設定しました。
(2)焼却方式
最終処分場の延命化を考慮し、多様なごみ質に対応できるガス化溶融方式を採用します。
(3)施設規模
585トン/日(195 トン/日×3 炉)
北谷津清掃 工場用地
北清掃 工場用地
新港清掃 工場用地
環境アセス 建設
環境アセス等 リニューアル整備
1 安全で安定稼働できる施設 2 循環型社会に適応した施設 3 環境にやさしい施設
4 災害に強い施設 5 環境意識の充実を図った施設
2 新清掃工場建設事業について
5
(4)公害防止計画
新清掃工場の公害防止計画値は、現北谷津清掃工場と比較して、全項目で厳しい値としました。
ばいじん
(g/m3N)
硫黄酸化物
(ppm)
窒素酸化物
(ppm)
塩化水素
(ppm)
ダイオキシン類
(ng-TEQ/m3N)
現北谷津清掃工場 0.08 K 値=1.75
(約 130) 300
430
(700mg/m3N) 1
新清掃工場 0.01 10 30 10 0.1
備考:K 値とは硫黄酸化物の許容排出量を算出するに当たり、地域別に定める定数であり、数字が小さくなればなるほど
規制が厳しい。
4 建設スケジュール
(1)平成 30年度 建設及び運営・維持管理に係る事業者決定
平成 31年度~平成 32 年度 実施設計 平成 33年度~平成 37 年度 解体・建設工事
平成 38年度 供用開始
(2)平成 28年度~平成 32 年度 環境影響評価
新清掃工場(北谷津用地)イメージ図
第1部 特集
6
平成 22年 10月 21 日から羽田空港の 4本目の滑走路(D 滑走路)の供用が開始されたことに伴い、羽田空
港に着陸する航空機が本市上空を頻繁に通過するようになり、航空機騒音が問題化しています。
一方、国土交通省は、2020 年の東京オリンピック・パラリンピックの開催など航空需要の増大を踏まえ、
羽田空港の機能強化により国際線発着便数を増やすため、新たに東京都心上空を飛行するルートを提案して
おり、平成 27 年 7 月から平成 28 年1月にかけ機能強化の必要性や実現方策などについて、東京、神奈川、
埼玉において説明会を開催しました。また、平成 28 年 7 月には、国土交通省は 2020 年に向けた羽田空港の
機能強化方策を示しました。
1 本市の現状 航空機が空港に安全に離着陸するためには、風に向かっ
て飛ぶ必要があり、風向きと天候によって飛行経路が決ま
ります。
現在の飛行経路は、南風好天時の 6時から 23時までの間、
北方面から毎時最大 12便、南方面から毎時最大 28便の航
空機が本市上空で交差してそれぞれ東京湾上に抜け、羽田
空港に向かって飛行しているため、交差部では毎時最大 40
便もの航空機が飛行しています。
「羽田再拡張事業に関する県・市町村連絡協議会(以下、
「県市連絡協議会」という。)」等を通じて騒音軽減策を求
めてきた結果、平成 25年 11 月に南方面からの経路の高度
が引き上げられ、また平成 27年 4月には北方面からの経路
の高度が引き上げられました。
しかしながら、体感的には騒音軽減を感じられるまでに
は至っておらず、航路下の市民からは、依然として深刻な
苦情や事態の改善を求める要望が寄せられている状況にあ
ります。
2 羽田空港機能強化とは 国土交通省は、羽田空港の滑走路の使い方・
飛行経路などを見直すことで、深夜・早朝時間
帯以外の国際線について最大で年間 3.9 万回の
発着回数の拡大が可能となるとしています。
平成 26年 8 月、国土交通省は、関係自治体や
航空会社などから構成する「首都圏空港機能強
化の具体化に向けた協議会(以下、「具体化に向
けた協議会」という。)」を設置し、羽田空港の
発着回数を拡大するため、都心上空などを活用
する新たな飛行経路を提案し、関係自治体など
と協議を進めています。
現在の飛行経路(南風時)
出典:国土交通省 HP
(http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/international/use.html)を加工して作成
新たな飛行経路案(南風時)
出展:国土交通省 HP(http://www.mlit.go.jp/koku
/haneda/international/use.html)を加工して作成
千葉市
3 航空機騒音対策について~羽田空港機能強化による変化~
7
3 国の環境配慮方策と本市への影響
平成 28年 7月 26日に開催された第 24回県市連絡協議会において、国土交通省は、千葉県側関係市町に対
し、新たな飛行経路の運用に関する主な環境配慮方策として、低騒音機の導入の促進や、朝 6 時台や夜 22時
台など特に影響の大きい時間帯への重点的な配慮等を示しました。
また、同年 7 月 28日には第 4回具体化に向けた協議会を開催し、関係自治体等に対し、羽田空港機能強化
に係る環境影響等に配慮した方策を示し、都心上空ルート案の運用に理解を求めたところです。
都心上空ルート案は羽田空港再拡張以来千葉県側が負担してきた航空機騒音について、首都圏全体での騒
音の分担に向けた第一歩であるものの、運用は夕方の時間帯(15 時から 19 時までのうち、切り替え時間を
除く 3 時間程度)に限定されるため、早朝・夜間の時間帯においては現行の飛行経路で便数が増加すること
から、これらの時間帯において騒音負担が増大することが懸念されます。
4 騒音軽減に向けて
第 4回具体化に向けた協議会において、本市は国土交通省に対して、以下の 3点について要望しました。
(1)機能強化による新たな運用が千葉県側に与える騒音影響について具体的に明らかにし、機能強化の
理解促進を進めるうえで、早期に住民説明会を開催すること
(2)具体的な運用案の検討にあたっては早朝・夜間の時間帯における増便については市民生活に影響を
与えないよう最大限の騒音軽減策を講じること
(3)抜本的対策としての海上ルートへの移行など羽田再拡張以来の長期的な検討事項について早期に実
施すること
今後も、あらゆる機会を捉えて、国による住民説明会の開催など住民への丁寧な説明を行うことや、就寝・
くつろぎの時間である早朝・夜間の時間帯において市民生活に影響を与えないよう最大限の軽減策を講じる
ことについて、強く要請していきます。
航空機騒音問題に対する市の取組みや航空機騒音測定結果等は、市ホームページで公開しています。
https://www.city.chiba.jp/kankyo/kankyohozen/kankyokisei/sound_koukuuki.html
(“千葉市 航空機騒音”で検索)
現行の到着経路における変化(千葉県域)
出典:国土交通省 HP
(http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/news/i/nl2016special_1.pdf)
第1部 特集
8
1 目的 本市では、平成 19 年度から「焼却ごみ 1/3 削減」をビジョンに、年間の焼却ごみ量を 2つの清掃工場で
処理できる 25万 4,000トンまで削減することを目標に、ごみの減量・再資源化に取り組んできました。
市民、事業者の皆様の取組みにより、平成 26年度の焼却ごみ量は 250,531トンとなり、目標としてきた「焼
却ごみ 1/3 削減」を達成しました。
平成 29年 4 月からは、老朽化している現北谷津清掃工場を廃止し、3用地 2清掃工場運用体制に移行しま
す。
2 つの清掃工場で安定・継続的にごみ処理を図るため、さらなるごみの減量・再資源化の取組みを推進して
いく必要があります。
2 焼却ごみ量の推移
平成 19年度からごみ減量のための普及啓発に取り組んできた結果、焼却ごみ量は平成 24 年度までに約
66,000トン削減され、目標達成まで残り約 11,000トンとなりましたが、削減ペースが急速に落ち込んだこ
とから、平成 26年 2月に家庭ごみ手数料徴収制度を導入しました。
その結果、制度導入から 1 年間で 15,817 トンの削減となり、平成 26年度に「焼却ごみ 1/3削減」の目標
を達成しました。
また、再生利用率は人口 50 万人以上の都市の中で、5 年連続で全国第 1 位となっています。
【焼却ごみ量(トン)】
【人口 50万人以上の都市の再生利用率】
(環境省「一般廃棄物処理実態調査結果」)
22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度
第 1位 千葉市(30.8%) 千葉市(30.8%) 千葉市(31.4%) 千葉市(32.3%) 千葉市(33.4%)
第 2位 北九州市(29.0%) 八王子市(30.3%) 新潟市(26.9%) 新潟市(27.2%) 新潟市(27.8%)
第 3位 名古屋市(27.9%) 名古屋市(27.5%) 八王子市(26.9%) 八王子市(26.4%) 横浜市(26.4%)
「焼却ごみ1/3削減」達成
3用地2清掃工場運用体制へ
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
350,000
H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27
合計
家庭系
事業系
26 年度実績
250,531 トン
「焼却ごみ1/3
削減」目標達成!
18 年度実績
330,692 トン
約8万トンの削減
26年2月
家庭ごみ手数料徴収制度開始
21年10月
収集体制見直し
4 ごみの減量・再資源化の取組みについて
9
平成 27年度の焼却ごみ量は 252,836トンで、人口増加等の影響もあり、前年度比 2,305トンの増加となり、
さらなるごみの減量・再資源化が必要な状況です。このため、平成 28年度は、剪定枝等の再資源化の取組み
等により、焼却ごみ量を前年度比で 2,000 トン削減することを目標としています。
3 主な取組み
(1)剪定枝等(木の枝・刈り草・葉)の再資源化の取組み
平成 27 年 5 月から平成 28 年 3 月まで、南生実町内会(中央区)と、み春野自治会(花見川区)の 2 つ
の町内自治会(1,600 世帯)のご協力のもと、家庭から出る木の枝、刈り草、葉を月 1 回分別収集し、民
間再資源化施設で燃料チップや敷料(家畜の寝床に敷くもの)に再資源化するモデル事業を実施しました
(収集量:21,940kg)。
平成 28 年 5月から平成 29 年 3月まで、モデル地区を中央区全域(10万世帯)に拡大し、月 1回収集地
区と月 2 回収集地区に分けて、木の枝等の分別収集・再資源化を実施し、収集回数による収集量の違い等
のデータ分析・検証を行います。
モデル事業の実施状況により、平成 29年度以降の全市展開の実施方法等の検討を行います。
【再資源化のイメージ】
(2)生ごみ減量・再資源化の取組み
焼却ごみの約 5割を占める生ごみをどのように減量・再資源化していくかは重要な課題であることから、
以下のような生ごみ減量・再資源化に向けた取組みを実施しています。
取組み 内 容
生ごみ減量機器購入費
補助金制度
家庭における生ごみの減量化・堆肥化を促進するため、処理機等の購入費の一
部を補助
【減量処理機】補助率 1/2、補助上限額 35,000円
【肥料化容器】補助率 2/3、補助上限額 4,000円
生ごみ資源化アドバイ
ザー養成・派遣
生ごみの減量や資源化に関する専門知識を有する「生ごみ資源化アドバイ
ザー」を養成するとともに、地域団体等からの申請によりアドバイザーを派遣し、
助言・技術指導を行う。
段ボールコンポスト
フォローアップ講座
平成 26 年度の段ボールコンポスト製作キット購入者や過去の製作講習会参加
者等を対象にフォローアップ講座を実施
エコレシピ料理講習会 生ごみとして捨てられてしまう野菜の皮を無駄なく活用する方法等、エコなレ
シピや調理法を実習する講習会を開催
食品ロス削減
期限切れによる廃棄や食べ残しなど、国内で年間約 632 万トンもの量が発生し
ている食品ロスを削減するため、飲食店やホテル、小・中学校と連携した普及啓
発を実施
生ごみ分別収集特別
地区事業
4 地区 2,760 世帯を対象に、家庭から出る生ごみをごみステーションで週 2 回
分別収集し、民間再資源化施設でバイオガス(燃料)に再資源化
27年度の焼却ごみ量
26 年度比 2,305トン増加
28年度の焼却ごみ量削減目標
27 年度比 2,000 トン削減
細かく砕いた木の枝等
燃料チップ 敷料
発電やボイラー
に使用します
家畜の寝床に
敷きます