26
23 株式会社JTBコーポレートセールス 1.補助事業者の概要 所在地 〒163-1066 東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー26階 代表者 皆見 薫 業種 資本金 2,500 万円 売上高 1,223 億円 従業員数 2020 名 E-mail URL http://www.jtbbwt.com 電話 03-5909-8800 FAX 03-5909-8807 2.本事業のテーマ 3.本事業の種類 海外モデル事業(対象国:ロシア) 4.課題解決支援の内容 ①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ②価格・コストの低減 ③物流ルートの開拓・改善 ④オペレーションリスクへの対応 ⑤商品・サービスのPR方法の改善 ⑥中小企業ネットワークの構築 ⑦中小企業支援者ネットワークの構築 5.本事業の概要 國酒(日本酒・焼酎)の海外販売の為の商流構築 ロシア事業に対してハードルの高さを持つ企業が多い中、日本からの輸出、ロシア側での輸 入作業を一貫としてオペレーションすることで参加企業を幅広く集められた。また販売現場 を実際に視察頂くことで商品の販売イメージを伝えたことが企業からの信頼につながった。

4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

  • Upload
    others

  • View
    1

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

23

株式会社JTBコーポレートセールス

1.補助事業者の概要

所在地 〒163-1066

東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー26階

代表者 皆見 薫 業種

資本金 2,500万円 売上高 1,223億円

従業員数 2020名 E-mail

URL http://www.jtbbwt.com

電話 03-5909-8800 FAX 03-5909-8807

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

海外モデル事業(対象国:ロシア)

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ○

②価格・コストの低減 ○

③物流ルートの開拓・改善 ○

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善 ○

⑥中小企業ネットワークの構築

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

國酒(日本酒・焼酎)の海外販売の為の商流構築

ロシア事業に対してハードルの高さを持つ企業が多い中、日本からの輸出、ロシア側での輸

入作業を一貫としてオペレーションすることで参加企業を幅広く集められた。また販売現場

を実際に視察頂くことで商品の販売イメージを伝えたことが企業からの信頼につながった。

Page 2: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

24

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

企業名 内容

株式会社佐浦酒造 10ケース(4合瓶120本)の出荷成果

出羽桜酒造 10ケース(4合瓶120本)の出荷成果

人気酒造株式会社 10ケース(4合瓶120本)の出荷成果

合資会社大和川酒造 20ケース(4合瓶120本)の出荷成果

泉橋酒造株式会社 10ケース(4合瓶120本)の出荷成果

関谷酒造株式会社 10ケース(4合瓶120本)の出荷成果

妙高酒造株式会社 20ケース(4合瓶240本)の出荷成果

株式会社車多酒造 10ケース(4合瓶120本)の出荷成果

合資会社加藤吉平商店 10ケース(4合瓶120本)の出荷成果

株式会社増田徳平商店 5ケース(4合瓶60本)の出荷成果

櫻正宗株式会社 5ケース(4合瓶60本)の出荷成果

賀茂鶴酒造株式会社 5ケース(4合瓶6本入り、30本)の出荷成果

京谷酒造有限会社 50ケース(4合瓶6本入り、300本)の出荷成果

株式会社伊勢萬 20ケース(4合瓶12本入り240本)の出荷成果

8.今後の課題と目標

9.対象国進出におけるポイント・留意点(今後進出を希望する企業の参考として)

平成 25年 9月の國酒輸出第一便出荷時において、コンテナ輸出に必要なリーファコンテナ使

用料金の補填や、11 月の國酒テースティングおよび商談会の運営費用の補填を本事業にて支

援をおこなった。またレストランでの國酒ウィークの開催によって國酒をより身近なものと

してロシア国民に知って頂くために PRをおこなった。

結果的には参加企業 13社すべての蔵元から最低 1種類、または 2種類の國酒の輸出に成功し、

日本からロシアへ正式なルートで出荷する物流、商流スキームを確立した。

國酒をオーダーしていただけるレストラン数を増やすための販売 PRをロシア側のインポータ

ーである AST社と連携の上、継続的に行っていく必要がる。

半年で 1000本~2000本の販売を目標とする。

ロシアにおいてはアルコールの新規参入には確実なルートを確保しないと成功する可能性が

非常に少ないが、ロシアの有望なインポーターとの友好的な関係を構築することで継続的で

拡張性のある輸出販売がおこなうことが可能である。

Page 3: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

25

株式会社NCネットワーク

1.補助事業者の概要

所在地 〒111-0052

東京都台東区柳橋1丁目4-4 ツイントラスビル8階

代表者 内原 康雄 業種 情報サービスほか

資本金 370,000,000 円 売上高

従業員数 40名 E-mail [email protected]

URL http://www.nc-net.or.jp/

電話 03-5822-1482 FAX 03-5822-1488

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

海外モデル事業(対象国:アメリカ)

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘

②価格・コストの低減

③物流ルートの開拓・改善

④オペレーションリスクへの対応 ○

⑤商品・サービスのPR方法の改善 ○

⑥中小企業ネットワークの構築

⑦中小企業支援者ネットワークの構築 ○

5.本事業の概要

共同での WEB と営業所を活用した中小製造業の米国輸出拡大支援

既存 PR サイトの活用、アメリカでの販路拡大にフォーカスしたシステムへの改善、海外向け

WEB セミナーの開催、現地市場の情報収集、現地展示会への出展 など

Page 4: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

26

6.本事業で実際に行った支援内容

◆英語版技術紹介WEBページ制作、WEB営業

既存 WEB営業システムを、米国の商習慣にふさわしい海外販路開拓用システムに改良した。

これまで日本で培った SEO 対策ノウハウなどをもとに、米国でのエンドユーザーが WEB での

協力工場探しの際に上位表示される WEBシステムを目指した。

WEB営業のためのシステム利用にあたっては、各企業にスタッフが赴き、WEBの「利用セミ

ナー」を実施し直接サポートした。

◆海外販路開拓 WEB 営業セミナー、サポート

改良された海外版 WEB の「利用セミナー」に合わせ、引合・受注が獲得できるよう弊社ス

タッフによる「WEB営業セミナー」を行った。WEB を活用し、米国並びに海外での商習慣を踏

まえた営業方法についての内容とした。

【支援企業での「WEB営業」セミナーの実施】全 15社

◆現地市場調査

技術力の高い中小製造業が狙うべき海外市場を米国とし、特に自動車・航空機・機械・医

療機器業界における高精度の試作加工、少量生産分野とする。まずはそれらの市場調査をN

Cネットワークアメリカに委託し、どのような日本製造業の技術が市場としてニーズがあり

そうか具体的な取引先の選定、ヒアリング調査等を行う。

また、調査した内容を元に「アメリカセミナー」を実施した。

【セミナー日時】

・平成 24年 9月 12日(木)14:00~17:50 参加 39社

◆米国展示会共同出展

米国市場および海外において、自社の技術を売り込める客先があるかどうか、市場環境の

調査や、競合、新規の取り先への売り込みなどを目的として、「engine expo」「PD&M」の二つ

の展示会に出展した。

展示会に出展する企業には、事前に米国での商習慣や、ブランディングのサポート、会社

概要や製品情報等、海外で PRしていくための必要な基本的な情報の翻訳などを行った。また、

弊社スタッフ及び現地NCネットワークアメリカのスタッフが随行し、展示会へのアテンド

および補佐、本事業ためのノウハウや、支援対象企業の市場ニーズや取り組むべき新たな課

題について支援を行った。

その他、Goda Advetising社と協力し、現地で展示会出展のためのサポートを行った。Goda

Advetising社は、米国において、30年以上の実績があり、製造業の展示会の出展から、その

後のフォローなどについての支援などを得意としている。展示会では、進出検討のための現

地工場の見学や、取引先開拓のための日系メーカーや現地メーカーの訪問も行った。

Page 5: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

27

7.本事業による成果

解決については、6.に記載したような内容にて課題にとりくんだ。

そこで見えてきた新たな課題・成果は、各社により異なるのでおおまかな例をあげる。

(課題)

・試作加工の市場が国内で縮小する中、医療機器やハイテク製品の生まれるアメリカへ工場

進出したい意向であった。しかし、実際に現地での具体的な営業活動、会社設立、雇用など

具体的に進め方がわからなかったという課題があった。

(成果)

・英語WEBと現地リアルサポートのサービスを活用し、米国にある汎用エンジンメーカー

から量産品の受注が出来た。また米国での展示会に出展して、二輪エンジンや各種小型エン

ジンの市場が日本よりもはるかに多いことがわかった。さらに米国出張を通じて現地の弁護

士、会計士、進出支援団体とのネットワークづくりが出来た。

・英語WEBと現地リアルサポートのサービスを活用し米国にある大手メーカーから現地の

高付加価値な引合いを入手した。また初めて出展したアメリカでの展示会で 2 社からの引合

いを獲得し商談に入ることが出来た。

展示会参加により、現地の市場を肌で感じ、今後の営業展開の基礎となる経験をつむこと

が出来た。WEBにおいても少ない情報からも海外メーカーからの問合せ・工場訪問までつなが

り、大型案件受注の可能性が高くなる。

【展示会①「engine expo」】

■展示会名:EngineExpo2013/EngineTestingExpo2013(内、EngineExpoに出展)

■会期:10月 22日(火曜日)-24日(木曜日)

■会場:ミシガン州 ノバイ サバーバンコレクションショースペース

■共同出展社数:山本精工株式会社(Hilltop Techonology laboratory inc)及び日本ワヰ

コ株式会社及びNCネットワーク

【展示会②「PD&M」】

▼展示会概要

■展示会名:Pacific Design & Manufacturing Exhibition

(内、CONTRACT MANUFACTURING(受託加工エリア)に出展)

■会期:2014年 2月 11日(火)~13日(木)

■会場:アナハイム・コンベンションセンター

■共同出展社数: 7社様とNCネットワーク本社

◆米国リアル営業活動

WEB営業に加えて、米国内での問い合わせ対応や営業フォローなどの営業代行業務を NCネ

ットワークアメリカに委託し、海外営業所代行サービスを行った。NC ネットワークアメリカ

にて、支援企業が米国で営業展開を行っていくための窓口としての役割を担い、販売先の開

拓や調査、営業のフォローを行った。

Page 6: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

28

8.今後の課題と目標

9.支援先企業の声

内容 Q. WEB 営業の手ごたえは見えてきたか?

A. 見えた:0件 / まずまず見えた:5件 / あまり見えてこない:0件/ わからない:

0件/ 見えない:0件

アクセス数も順調に伸びてきており、新規ターゲットにも狙ったキーワードで訪問されており、

今後の継続への好発進がきれている。加工事業の情報充実が製品開発に比べ遅れをとったが、

最終的には製品開発の伸びから良い影響を受けて進めていった。

継続は課題として残るが、今回作成した情報を他営業ツールへも展開していく活動まで今回の

取り組みで行えた。問合せも数件入っており、大型案件にターゲットをしぼり活動を継続予定。

現地での営業活動については、英語WEBと現地リアルサポートのサービスを活用し、米国に

ある日系自動車メーカーの試作部品の受注が出来た。(部品点数 9 点、金額約 2 千万円)。また

会社の設立、会計事務所紹介、銀行手続など工場進出のための活動について、スムーズに工場

設立まで漕ぎ着けることが出来た。

米国にある汎用エンジンメーカーから量産品の受注が出来た。また米国での展示会に出展して、

二輪エンジンや各種小型エンジンの市場が日本よりもはるかに多いことがわかった。さらに米

国出張を通じて現地の弁護士、会計士、進出支援団体とのネットワークづくりが出来た。

分野が多岐に渡っており、各社の強い業界についての調査も人的にも費用的にも断念して

いた。しかし本事業の補助により、Goda 社に委託しての米国業界別調査が出来たため、どの

展示会が良いかの選定作業や、営業活動の情報を得ることが出来、一部解決することが出来

た。

一社では対応出来ない、不足な分野を補うようなネットワークでの対応が必要であること

を改めて認識した。本事業を通じて米国向けに熱意のある企業が集まることが出来、解決す

ることが出来た。

中小企業一社では人モノカネが不足しており、ビザの取得や幹部社員の採用、各種ルール

作りなど、工場進出が出来ても、課題が多いのが現状である。本事業の補助のおかげで、新

規で中小製造業がアメリカに工場進出するうえでの環境調査なども行うことが出来たため一

部は解決することが出来た。

Page 7: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

29

10.対象国進出におけるポイント・留意点(今後進出を希望する企業の参考として)

今後、高い技術力を持つ日本の中小企業が受注を獲得していくためには、米国市場を開拓し

ていくことが選択肢の一つであると考える。

また、下記の点が海外進出の際の大きな課題・ポイントとなると考える。

1. 海外の客先に自社の技術を紹介したいが、翻訳や語学力のある人材雇用など費用がか

かる。

2. 海外に自社の技術を売り込める客先があるかどうかの市場環境がわからない。

3. 海外の展示会に出展してみたいが、一社で参加するにはリスクが高い(事前のブラン

ディング、現地での集客、その為のノウハウや人材がいない)。

4. 過去に海外の展示会に出展したことがあるが、現地営業所が無いため営業フォローが

できず受注に至らない。

よって、言語、調査、現地の人脈がスタート前にまず大切となる。

Page 8: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

30

株式会社アシスト

1.補助事業者の概要

所在地 〒171-0014

東京都豊島区池袋 2丁目 37-2-503

代表者 内藤 清司 業種 機械商社

資本金 20百万円 売上高 1,317百万円

従業員数 20人 E-mail [email protected]

URL http://www.jp-assist.com/

電話 049-271-6877 FAX 049-271-6876

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

海外モデル事業(対象国:フィリピン)

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ○

②価格・コストの低減 ○

③物流ルートの開拓・改善

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善

⑥中小企業ネットワークの構築

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

フィリピン課題解決型 マッチングシステムを活用した部品加工中小企業販路開拓支援事業

本事業で最終製品を持たないために海外販路開拓が難しい金型、切削、表面加工等中小加

工企業と現地事情により製造過程において課題を抱えているフィリピン進出日系企業を対象

とした、加工業並びにフィリピンのビジネス事情に適したマッチングサイトや運営システム

を構築し、双方が抱える課題を解決し加工中小企業販路拡大に向けた支援を行った。

Page 9: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

31

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

8.今後の課題と目標についてご記入ください。

9.支援先企業の声(本事業により支援を受けた企業からの成果等)

企業名 内容 飯能精密工業株式会社 マッチングツアー参加によりフィリピン進出を検討中。

有限会社天ケ瀬工業 フィリピン日系企業からの引合い、受注には今のところ至っていない。

①マッチングツアーの実施

2月 18日から 21日にかけフィリピンに進出している日系企業を訪問、工場視察等を通した

ビジネスマッチングツアーを実施した。支援企業 3 社が参加し、5 社の日系企業訪問、JETRO

や現地大手銀行からの講演を開催した。

②マッチングサイトの開設

2 月 16 日より公開している。時間の関係で本サイトでのツアー参加者募集は効果が得られ

なかったが、ツアー実施を実績としてサイト内で展開しており、中小企業のフィリピンにお

ける販路拡大等を支援していく。

①マッチングツアー

ツアーの開催が 1 回だった事、参加企業が予定を下回った事等から、具体的な受注を得る

には今回のツアー期間内では至らなかった。しかし事業終了後も引続きツアー参加企業、中

小製造業へフィリピン受注の取引が生まれるよう、支援を継続していく。

②マッチングサイト

交付決定後からサイト公開までに「仕様決め」、「業者選定」、「製作」を時間の無い中

で実施する事ができたが、上記ツアーの募集を含めた本事業のサイト上でのアピールや集客

が十分に出来なかった。

①現地日系企業のニーズが把握できたため、そのニーズに合致する企業へ直接声をかけ、

海外販路獲得を促す。

②今回実施したツアーの反省点を踏まえながらより需要と供給がマッチしたツアーを実

施する。

③国内にてフィリピン販路開拓セミナー等の開催を行いながら、マッチングシステム利用

者を増やしていく。

④上記①~③の活動にウェブサイトを上手く活用しながら、国内中小企業、現地日系企業

双方のサイト利用を促し受発注の取引等のマッチング支援を行っていく。また、そのよう

なマッチング実績を重ね、それを好事例としてサイトへ公開する等、相乗効果を生み出す

サイト運営を行っていく。

Page 10: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

32

10.対象国進出におけるポイント・留意点(今後進出を希望する企業の参考として)

●日系はじめとした外資企業では、現地調達率を高めるニーズがある

フィリピンに進出した製造業の共通の悩みは、現地調達率が高くないことである。各社に

より差はあるが、平均するとフィリピン国内での現地調達率は 40%程度にとどまっている。

中国やタイでは、100%に近い現地調達率を達成していることからみると、この数字はかなり

低いと言える。現地調達率が低いと言うことは、多くの部材を輸入に頼らざるを得ないとい

うことである。これではせっかくの低賃金の労働力とうメリットを十分に発揮できないし、

納期や適正在庫という面でも課題を抱える。

現地日系企業の現地調達率を高めることができるオファーができるのであれば、フィリピ

ン進出の成功の確度は高まるものと考えられる。

Page 11: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

33

株式会社イメージソース

1.補助事業者の概要

所在地 〒150-0045

東京都渋谷区神泉町 5番 2号

代表者 小池博史 業種 デザイン

資本金 3,500万円 売上高 50,000万円

従業員数 30名 E-mail [email protected]

URL www.imgsrc.co.jp

電話 03-5459-6464 FAX 03-5459-6465

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

海外モデル事業(対象国:中国(上海))

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ○

②価格・コストの低減

③物流ルートの開拓・改善

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善 ○

⑥中小企業ネットワークの構築 ○

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

アートにものづくり技術を融合したインタラクティブ広告の輸出支援

株式会社イメージソースを中心とした、広告のプロダクション・制作事務所、震災被災地

を中心とした優秀なものづくり企業が参画した「インタラクティブ広告コンソーシアム

(IAC)」の創成により、技術力のある映像・Web・ソフトウェアプロダクションや才覚ある若

手アーティストのアジア圏における市場開拓を支援する。

※「インタラクティブ広告」:インターネット、ソフトウェア、ハードウェアが高度に融合し

た新しい広告形態

Page 12: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

34

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

8.今後の課題と目標

9.支援先企業の声

内容 海外での案件参加は、とても貴重な経験だった。

日本の技術に興味を持ってもらい、コミュニケーションをとれたことは、今後の事業展開への

大きな励みになる。

海外クライアントの反応を直で感じる事ができ、理解と興味を持ってもらえた事が大きな成果

だった。

10.対象国進出におけるポイント・留意点(今後進出を希望する企業の参考として)

支援企業者やアーティストが持つ技術やアイデアを活かしインタラクティブ広告の新しい

表現の可能性を提示する展示会の開催。

展示スペースを確保し、支援企業者の作品発表と企業情報等を紹介。

メディアを立ち上げそこで告知するとともに、多メディアと連携することで展示集客の増

加を図った。

通訳を通じて作品や技術説明が出来、興味を持ってもらうことができた。

海外での見込み顧客への直接販路の拡大と新しいチャネル開拓を行った。

展示会を開催し、多くの代理店やメディア関係者を招いて、直接対話・展示物を見せる事

で、外資系代理店やグローバルメーカーからの問い合わせがあり、販路拡大の成果となった。

販路開拓を必要とする中小企業・プロダクション・アーティストがコラボレーションでき

る場を提供できるように、機会提供、定期的な情報交換、新規顧客の開拓を進めていく。

海外で展示会を開催するにあたり、広告物や機材の運搬・輸出や交渉に想定以上の時間や労

力がかかるので、綿密な下調べが必要だと思う。また、海外での実施は円滑なコミュニケーシ

ョンをとる事が難しい為、複数の業者を比較検討する事も重要である。

Page 13: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

35

株式会社ココロマチ(旧社名:株式会社インターカタログネット)

1.補助事業者の概要

所在地 〒105-0003

東京都港区西新橋 3-15-12

代表者 吉山 日出樹 業種 情報サービス

資本金 1000万円 売上高 3億円

従業員数 25名 E-mail [email protected]

URL http://cocolomachi.co.jp/

電話 03-6432-4185 FAX 03-6432-4186

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

国内モデル事業(○)

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ○

②価格・コストの低減

③物流ルートの開拓・改善 ○

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善 ○

⑥中小企業ネットワークの構築

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

地域コミュニティを活用した、地方の 1 次産業および 6 次産業の販路拡大支援

地方の 1次産業事業者(6次産業化事業者も含む)と、既存事業にて関係性のある首都圏の

コミュニティ・個人とをつなぐことで、新たな販路開拓を行う事業マッチングを行う。

Page 14: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

36

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

8.今後の課題と目標

9.支援先企業の声(本事業により支援を受けた企業からの成果等)

内容

イベントで食材を利用してもらって、食べた人の感想を実際に聞くことができるの

が嬉しい

今後、生産体制を強化してつくれる加工品の量が増やせるので、ネットショップで

の取り扱いができるのはありがたい

普通のネットショップではなく、きちんと取材してもらったうえでの販売である点

が良い

1.事業者紹介 WEBサイトの構築

2013年 11月にサイトを構築し、12月から掲載する事業者・情報の調査・取材等を実施。

6件の事業者について、WEBサイト上での情報掲載を行った。

2.首都圏コミュニティとのマッチング

事業者募集・選定が遅れ、予定 10 件に対し、6 件の事業者を選定し、期間中の実際の支援

件数は 4件であった。

3.首都圏コミュニティへのアンケート送付・分析

首都圏コミュニティに対して、地方食材・イベントへの興味を聞くアンケートを実施。

ニーズをマッチングしたイベントを 2月に 1件開催した。

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘⑤商品・サービスのPR方法の改善

⇒都市部への販路拡大希望のある生産者に対して、商品紹介だけではなく、生産者本人や

地域の魅力をあわせて取材することで、情報発信のお手伝いができた。

生産者との距離的な問題もあり、企業発掘という点では目標件数に達しなかった。

③物流ルートの開拓・改善

⇒首都圏の消費者の声を直接拾えるイベント・アンケートにより、生産者の方に直接声を

届けることができた。

■地方事業者との距離の問題

⇒地方事業者の選定・交渉については、すべてを自社で行うのではなく、各エリアにパート

ナーをたてる。

■小規模生産者からの供給量が不安定

⇒生鮮品ではなく加工品を扱うことで、安定的に供給できる商材を増やす。

WEB サイト通販やセレクトショップなど、少量多品目を扱える販路を検討。

WEB サイト自体は、単なる通販サイトではなく、地方と首都圏の交流メディアとして発展さ

せ、広告収入など別のビジネスモデルも検討。

Page 15: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

37

株式会社クレオ

1.補助事業者の概要

所在地 〒150-0001

東京都渋谷区神宮前 3-27-19

代表者 横井司 業種 広告代理店

資本金 8,284万円 売上高 118億

従業員数 500人 E-mail [email protected]

URL http://kreo.jp/

電話 03-5413-0528 FAX 03-5413-0554

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

国内モデル事業

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘

②価格・コストの低減

③物流ルートの開拓・改善

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善 ○

⑥中小企業ネットワークの構築 ○

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

「SNSを活用した販路開拓支援事業モデル」

「SNS を活用した販路開拓支援事業モデル」をテーマに、魅力ある地域産品等を有する日

本全国の中小企業者に販売力強化支援を行うことをその目的とし実施。

Page 16: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

38

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

8.今後の課題と目標

9.支援先企業の声

企業名 内容 (有)加茂農産 掲載開始後、通常の 3倍近い注文が入る。

ファンサイト㈲とコンソーシアムを組む事で全国の「事業者 SNS」を構築し、参加事業者

の商材を「料理教室先生 SNS」に紹介するとともに、その先生がセレクトした商材を EC サ

イト<and party SHOP>内に新たに設けた【にっぽん元気マーケット ECSHOP】に掲載。掲

載する商品は料理教室の先生に実際に試食していただく形で商品選定会を3回実施し、商品

の選定をしていただく。また、食の専門家にも選定会に参加していただきそれぞれの『評価

シート』を作成・記入し、参加事業者にフィードバックを行うことで商品力の向上を図る。

■商品選定会参加申込数

・のべ 20 事業者 64 商品

■【にっぽん元気マーケット ECSHOP】掲載商品数

・54 商品

ネット販売においては、リアル店舗での販売に比べて、試食等で味を確かめることができ

ないので、見た目や商品訴求の質の高さが求められる。今回には限らないが、食品をつくる

ことは上手くてもPRにはあまり経験のない中小事業者にとっては、高いハードルである。

フィードバックシートは、今後の商品改良のヒントとして活用していただきたいという願い

も込め商品そのものに関するもの(料理教室の先生)とマーケティング要素を取り入れたもの

(専門家) の2つの方向からのフィードバックとした。

今後の課題としては、現在掲載している約50アイテムでは、食品ネット販売としてはま

だまだ足りない。但し、今後アイテムを増やすことで、テーマMDを組んだキャンペーンを

打つことが可能になり、効果がさらに上がることが期待できる。商品エントリー促進(MD計

画)とWEB上での訴求方法をブラッシュアップさせることが当面の課題であり、将来的には、

料理教室でのコミュニティ外の買い手への波及を狙いたい。食にたずさわる料理教室の先生、

料理研究家が薦めることは、商品への説得力が高まり、事業者やその商品へのファンづくり

にもつながってくるはずだからである。今後はこだわり食材問屋の㈱五味商店の協力を得て、

MDの強化を図り売上拡大にチャレンジしていく予定。

Page 17: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

39

株式会社ピンポイント・マーケティング・ジャパン

1.補助事業者の概要

所在地 〒135-0063

東京都江東区有明 3-7-26 有明フロンティアビルB棟 9 階

代表者 大澤 裕 業種 コンサルティング・商社

資本金 300万円 売上高 5000万円

従業員数 6名(海外子会社含む) E-mail [email protected]

URL http://www.ppmj.com

電話 03-5530-8135 FAX

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

海外モデル事業(対象国:米国)

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ○

②価格・コストの低減

③物流ルートの開拓・改善

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善

⑥中小企業ネットワークの構築 ○

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

まだ海外販売の経験がない会社のための北米市場の市場調査・販路開拓

現地の代理店・商社(セールスレップ・ディストリビューター)の協力を得て、北米の市場

調査・販路開拓を行う。

Page 18: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

40

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

まず個別企業ごとに代理店向けの英文提案書を作成した。それに基づいて 2013 年 9 月のシ

カゴATX展示会で、各企業に適した産財製品を専門に扱っているセールスレップ(またはデ

ィトリビュター) を調査、選定、紹介、マッチングをおこなった。

ミラック光学(光学機器)

⇒ マッチングした AVEN 社の市場調査の結果、製品を非常に高く評価され同社が自ら製品

を購入する独占代理店 (ディストリビュータ)となるにいたった。 その契約の折衝を弊社が

仲介した。2 月のアナハイム展示会の共同出展の支援も行った。

インダストリア(特殊フィルター)

⇒マッチングした HOUK Associates 社が 市場調査・売り込みをしてくれたもの見つからず

に、年末に「難しい 。調査を辞退したい」とう連絡が入った。それで弊社が代わって売り込

み先・販売代理先を調査した。その結果 5 社の候補が見つかり 2 月に再度訪米ミーティング

に同行して売込み・販売提携交渉を行った。

レジテックス(接着剤原料)

⇒STRYTECH Group Inc.とマッチング。同社に市場調査をしてもらうことで合意 。自社が

セールスレップになる契約書ひな形を求められ、弊社がレジテックスと相談してその雛形を作

成し調印した。しかし売込みが難しいとの判断で辞退される。弊社が代わりに詳細な米国市場

調査を行いレポートにして報告。

コスモテック(粘着テープ)

⇒9 月展示会には出展できないとのことなので、弊社で提携候補 3 社とのスカイプミーティン

グをアレンジ。情報交換を行った。

●ミラック光学

販売代理店と 2014 年 2 月アナハイム展示会への共同出展、HP制作、プレスリリース発

信、製品サンプル購入を経て、製品の継続的な注文を受けている。

●インダストリア

5 社の販売先・販売代理先が見つかった。(インダストリア側の都合で一時中断中)

●レジテックス

北米市場調査レポートを作ることができた。

●コスモテック

3 社の販売代理候補の発掘することができた。

Page 19: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

41

8.今後の課題と目標

9.対象国進出におけるポイント・留意点(今後進出を希望する企業の参考として)

今回の経験から、海外代理店を通じた市場調査・販路開拓の効果と難しさを肌で理解する

ことができた。海外代理店網構築の専門会社として、さらに多くの中小企業のそのノウハウ

を伝え、また営業の支援していきたい。

北米の代理店候補は自社の能力を過大に宣伝する傾向がある。彼らとの折衝の中で、代理店

の本当の実力を見極めることが肝要である。

Page 20: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

42

株式会社リバネス

1.補助事業者の概要

所在地 〒162-0822

東京都新宿区下宮比町 1-4 飯田橋御幸ビル 5階

代表者 丸幸弘 業種 技術・専門サービス

資本金 60百万円 売上高 6億円

従業員数 53名 E-mail [email protected]

URL http://lne.st/

電話 03-5227-4198 FAX 03-5227-4199

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

海外モデル事業(対象国:マレーシア・インドネシア・シンガポール)

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ○

②価格・コストの低減

③物流ルートの開拓・改善

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善 ○

⑥中小企業ネットワークの構築 ○

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

アジア地域における、大学・公的研究機関をターゲットにした研究関連製品・サービスの販

売支援モデルの構築

Ⅰ.海外での販売サイト構築、Ⅱ.対象事業者への研修、Ⅲ.イベント出展、Ⅳ.ネット

ワーク形成支援、の 4つの方法により、対象企業の海外進出支援を行う。

Page 21: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

43

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

8.今後の課題と目標

9.支援先企業の声(本事業により支援を受けた企業からの成果等)

企業名 内容 株式会社常磐植物化学

研究所

今回の出張では、当社製品の紹介と現地研究者のニーズを収集するこ

とが目的だった。訪問先はいずれも一企業がアポイントを容易にとれ

るようなものではなく、直接プレゼンテーションを大学ならびに研究

機関の研究者に行い、反響をその場で得られたのは大きな収穫である。

帰国後、今回の訪問先の複数の大学研究者から、製品に関する問い合

わせならびに共同研究の打診を得ており、目的に対して一定の成果が

得られたと考えている。また、現地販路の開拓では代理店から今後も

製品情報等のやり取りを継続したいとの反応を得ることができた。今

回の出張は、東南アジア進出を検討する上の問題点を明らかにする上

で有用であり、本出張で構築した関係を今後発展させることで事業の

拡大につなげていきたいと考えている。

株式会社オリィ研究所 コミュニケーションロボット OriHimeの紹介を行い、インドネシアで

のマーケットを確認するとともに、インターンシップ制度における協

力またはテストパイロットにおける協力を模索する目的でツアーに参

加した。国際学会における発表の反応はよく、マレーシアの大学教授

マレーシア、インドネシア、シンガポールにおいて、Ⅰ.海外での販売サイト構築、Ⅱ.

対象事業者への研修、Ⅲ.イベント出展、Ⅳ.ネットワーク形成支援、の 4つの方法によ

り、対象企業の海外進出支援を行った。

合計 19社の中小企業と 70以上の研究者及び関係者とのネットワーキングを実現した。

マレーシアは、IT・教育、天然物抽出、食品系の計 6社。インドネシアは金属加工、ロ

ボット・ハードウェア開発の計 4社。シンガポールは、バイオ系研究機器・試薬・サービ

スの計 9社が参加し、理工系の修士号・博士号を取得した高度な専門知識を有し、海外で

のアカデミア及びビジネス分野での経験豊富なスタッフによるコーディネートで、関連分

野の研究者や機関を訪問したことにより、参加企業の満足度を上げることが出来た。

参加事業者への事後アンケートの結果、ツアー内容に対して「期待以上だった」と答え

たのが 3 割以上。「まあまあ期待通りだった」と答えたのが 5割であった。また、ツアー

後の反響としては、「海外からの製品・サービス・共同研究に関する問い合わせ」が来た

企業は、4 割以上。「すでに商談に入っている」企業は 3 割以上いることから、多くの事

業者が満足した結果となった。

当事業を通して、今後以下の 3 つの事業展開を構築し、継続的に展開していく。

①進出フェーズに合わせた海外コーディネートの実施

②海外での学会発表、講演会のパッケージ化

③英語でのプレゼンテーション及びコミュニケーションサポートのサービス化

Page 22: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

44

より引き合いがあった。また、インターンシップに関する派遣の話な

どもあり、今後国際的マーケットに広がっていく際に不可欠となる人

脈が得られたと考えている。

10.対象国進出におけるポイント・留意点(今後進出を希望する企業の参考として)

シンガポール、マレーシア、インドネシアの 3 カ国とも、大学研究者とのネットワークを構

築することで、現地進出時に現地の権威付けが可能となる。

Page 23: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

45

株式会社東京音協

1.補助事業者の概要

所在地 〒150-0011

東京都渋谷区東1-2-20

代表者 白井衛 業種 エンタテインメント

資本金 3,000万円 売上高 約 9億円

従業員数 20名 E-mail [email protected]

URL t-onkyo.co.jp

電話 03-5774-3011 FAX 03-5774-3012

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

海外モデル事業(対象国:タイ)

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ○

②価格・コストの低減

③物流ルートの開拓・改善 ○

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善

⑥中小企業ネットワークの構築

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

「海外ブッキングサービス」による、日本の中小規模アーティスト事務所の海外進出支援

※「ブッキング」エンタテインメント業界では、一般的にイベント、興行などに、出演者の

契約を取り付けて派遣することであり、本申請書ではそのような意味で使用。

エンタテインメント産業の海外進出が期待される中、我が国のライブエンタテインメント

事業の中心的担い手であるアーティスト事務所は、中小あるいは個人規模の事業所がほとん

どで、海外での、現地イベント制作者とのルート作り(販路開拓)、現地でのプロモーション

などのノウハウが不足している。弊社の「海外ブッキングサービス」を提供、中小アーティ

スト事務所の支援を行う。

Page 24: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

46

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

8.今後の課題と目標

9.支援先企業の声(本事業により支援を受けた企業からの成果等

企業名 内容

A社 このような Webサイトにより海外に紹介されて有難い

B社 直接のビジネスは難しいが間に入ってもらうと安心である

C社 タイ語だけでなく多言語展開してほしい

D社 もっと多くのコンテンツを入れてほしい

E社 本来政府がやるべき事業をやっていて敬意を表する

10.対象国進出におけるポイント・留意点(今後進出を希望する企業の参考として)

① 平成 26 年 2 月までに、28 の中小事務所より約 50 コンテンツ(アーティスト/エンタテ

インメント)の登録を実施した。音楽系アーティストだけでなく、ヒアリングを通して海

外からのニーズが非常に高いと明らかになった、日本らしい、例えばラーメン・和食など

の食イベント、折り紙などのコンテンツ、等のアイテムを追加した。

② タイ語、英語にローカライズされた「JPN ENTERTAINMENT~和流~」を制作し、平成 26年

3月より、閲覧したタイを中心とする海外プロモーター、広告会社などの事業者から出演

の問合せを受けて、日本コンテンツの提案を行っている。

① (コンテンツ仕入)中小音楽事務所を中心に 50コンテンツのサイト登録を行った。

② (販路開拓)現地 Torari 社とのコーディネート契約、大手プロモーターとの数度の会談

により、タイのエンタテインメント業界との強固なパイプ作りが出来た。

③ 達成、未達成については、これからというところ。

① 課題 1・・・現地での日本コンテンツの斡旋をしてみて分かったことだが、渡航費などの

経費負担が為替の関係もあり非常に多額となり、ブッキングの足かせになっている。

(例えば、東京バンコク往復で1人当たり 7~8万円)

② 課題 2・・・日本コンテンツは、アジアでいえば中国・韓国コンテンツと競合環境にある。

彼らは経費を自腹負担の上やってくる。現地より対策を求められているが、一私企業では

解決が難しい。

③ 目標・・・海外に良質な日本コンテンツを紹介し、日本ファンを増やす。

クールジャパンの目的のような話だが、創意工夫により増加させて行きたい。

タイ王国はこの春軍のクーデターにより、非民主的国家に逆戻りした、と思われた。

しかし、現地に行ってみると、人々の生活は全く変わらず、かえって、デモなどがなくなり

良くなった、と言われている。

あまり不安に思わず、この指折りの親日国にどんどん進出して頂きたい。

Page 25: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

47

株式会社毎日新聞社

1.補助事業者の概要

所在地 〒100-8051

東京都千代田区一ツ橋 1-1-1

代表者 朝比奈豊 業種 新聞発行業

資本金 41億 5千万円 売上高 50,434,874千円

従業員数 2,400人 E-mail [email protected]

URL http://www.mainichi.co.jp

電話 03-3212-0321 FAX 03-3211-3598

2.本事業のテーマ

3.本事業の種類

海外モデル事業(対象国:ベトナム)

4.課題解決支援の内容

①新たな地域に進出を希望する企業の発掘 ○

②価格・コストの低減

③物流ルートの開拓・改善

④オペレーションリスクへの対応

⑤商品・サービスのPR方法の改善

⑥中小企業ネットワークの構築

⑦中小企業支援者ネットワークの構築

5.本事業の概要

中小企業のベトナム進出支援

毎日新聞本紙を中心に、参加を呼びかける告知を広く全国に広報

昨年度 11月、12月東京で説明を開催するとともに、8月には長野で説明会を開催。その他、

その他、7 月、9 月には他機関が主催する海外進出支援セミナーに参加、プレゼンテーショ

ンなどを行った。

Page 26: 4 ' &k>H>R>@¥îÏÞîºîÝ« >/>,/õ ¦ * b +0[ S Ç E-mail...26 >4>, [ 7 _/ WS - | Æ Ì,e1 "' /¡) Ó>U>C>@Ìîª D 8 WEB ¤ Ñ WEB ©«¸Ò ( \b

48

6.本事業で実際に行った支援内容

7.本事業による成果

8.今後の課題と目標

9.対象国進出におけるポイント・留意点(今後進出を希望する企業の参考として)

平成 26年 1月ベトナム・ホーチミン市に、アンテナ・ショップを設け、参加企業商品の現

地テスト販売に取り組んでいる。

これまで、食品・玩具・生活用品・化粧品・健康食品など 11社が参加、

①輸出に係る事務手続き②商品の販売代行・売上管理③在庫管理などのワンストップサービ

スを提供している。(参加料は 6ヶ月間 500,000円)

提携している現地・トイチェ新聞への記事掲載、イベント実施など広報展開も実施。

また、消費動向調査のフィードバックなどのコンサルティング的なサービスも付随したカ

タチで取り組んでいる。

消費動向調査(1月と 7月に実施)のフィードバックによる、現地市場適正化に向けた検証

などに取り組んだ結果、商品により、成果の優劣が明確になった。

この結果を踏まえ、本サービス参加前のコンサルティングに活用している。

企業参加を継続的に募るとともに、現地流通とのマッチングの機会を創出していくことで、

進出が促進すると考えている。

ベトナムは、輸入の関税に一定のルールがなく商品本位、担当者の一存で決まるケースが

多々ある。そのため、為替リスクも含めると、想定外の経費が発生してしまう。このリスク

ヘッジを、どのように捉えるのかが重要である。

また、商品価値を理解していない消費者が大半で、その点の訴求をすること、“付加価値”

的なものを明確にする必要がある。