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WF開発とアジャイル開発の比較
目次
1 . はじめに2 .WF( ウォーターフォール ) 開発って?3 . アジャイル開発って?4 . まとめ~ WF 開発とアジャイル開発の比較~
1 .はじめに
ソフトウェア開発について• ソフトウェア開発・・・ユーザーの要求をソフトウェア製品に変換する作業
ユーザーの欲しい!を形にする
各種プロセスを経てプログラマーがソフトウェアを開発
ホームページTwitterFacebookブログ
ソフトウェア開発のプロセス
開発を複数の段階に分割モデル化する!!
・ WF( ウォーターフォール ) 開発・アジャイル開発
導入
テスト
プログラミング
内部設計
外部設計
要求定義
2 .WF(ウォーターフォール )開発って?
WFとはウォーターフォール開発・全体的な見通し・スケジュール管理・資源配分管理
1年間で作るって分かってるから管理面がしやすい!!
普及率が高い!!
WFのプロセス
要求定義
運用
テスト
プログラミング
外部設計
内部設計
逆戻りができない
しっかりとしたスケジュールが組まれている!各工程を順を追って進める。
時間
開発段階
WFのチーム構成• ユーザーと開発者のコミュニケーション→機会が少ない• 仕様書が明確→ 専門分野でのチーム構成
テスター
デザイナー
アナリスト
プログラマー
マネー
ジャー
WFのメリット• スケジュール管理が容易→ 全体像が把握しやすい• 明確な仕様書→ 作業の円滑化• 進歩管理が容易• 段階ごとの作業管理
WFのデメリット
• 初期段階での要求定義• 要求変化への対応が困難 → ビジネス環境の変化へ対応が困難• 問題発見時の労力• 期待と実際のシステム相違の可能性
現代のWF開発の問題点
ビジネス環境
時間
これまでの変化状況
近年の変化状況
システム開発期間
予測可能な
環境変化量
システム完成
開発期間よりも変化状況の
方が早い
IPAの調査
ビジネス環境とソフトウェア開発の関係
外部ビジネス環境
ビジネス戦略
内部状態
IT戦略
システム開発
要求要求の早期固定 (WF)
リスク
外部、内部のビジネス環境の変化への対応ができない!! → ビジネス環境変化する
ビジネス環境とシステム開発の関係って?
WF開発の問題点環境が変われば 欲しいものも変わる・・・1 年もかけて作られたものを見たら 想像と違う・・・ 1 年の間にこの機能はいらなくなった・・・最後まで作ったのに 問題点が見つかった・・・
じゃあどうする?環境は変わっていくもの!!要望も変わっていくもの!!
・短期的なフィードバック・顧客とのコミュニケーション
戻れないWF 開発から繰り返すアジャイル開発へ!
解決策は?
3 .アジャイル開発って?
アジャイル開発とはビジネス環境
の変化が激しい・・・ アジャイル開発
★要求への対応★ユーザーとの協
調★問題の早期発見
最後になって
問題が!
アジャイル開発のプロセス・短期的なフィードバック、要求定義・繰り返される反復 → 要求変化への柔軟性
企画 ・・・・
リリース
リリース リリース
顧客 開発者
リリースの段階でユーザと話し合い要求定義を行う
ストーリーリスト作成
1、ホームページ作成
2、プロフィール作成
3、利用規約作成4、オンラインショップ作成
・・・
要求定義プログラミング
テスト
要求定義
プログラミング
テスト
要求定義
プログラミング
テスト
第 1イテレーション(反復 )
第2イテレーション 第3イテレーション
第nイテレーション
※1イテレーション=1~2週間程度の短期間
アジャイル開発の特徴
• 要求の固定を前提としない → ビジネス環境の変化、要求変化への対応• 定期的なフィードバック• コミュニケーションを重視• 顧客の参画度合いが強い• プログラム重視
アジャイル開発のチーム構成
• はっきりと区別しない役割分担• チームで成果責任を果たそうとする態度• 積極的に関わる顧客の存在• 成果責任と権限委譲• 自己組織化
顧客と共に開発する!!
ビジネスソリューションシステム
ビジネス側
開発側
信頼・協調・尊重
目的 目的WIN!
HAPPY!
WIN!HAPPY!
アジャイル開発に適した領域
• ビジネス要求が変化する領域• リスクの高い領域→ ・不確実な市場 ・技術的難易度 • 市場競争率の高い領域→ ・ TTM(time to market) の短縮が必要
アジャイル開発のメリット
• 要求変化への柔軟な対応• 期待と成果物の不一致の防止• 問題点の早期発見• 開発を進めながらの成長• 優先的な機能から開発、運用• エンジニアのモチベーションの保持
アジャイル開発のデメリット
• スケジュール管理が困難• 長期的な開発の見通しが困難• 開発者への高いスキルの要求
4 .まとめ
~WF開発とアジャイル開発の比較~
WF開発とアジャイル開発の比較
WF 開発・・・品質・スケジュール管理重視アジャイル開発・・・スピード・柔軟性重視
特徴
WF開発とアジャイル開発の比較
時間
イテレーション (反復 )
アジャイル開発
WF 開発
リリースプロセ
ス
WF開発とアジャイル開発の比較
顧客との距離
WF 開発・・・積極的な関わりが少ない傾向アジャイル開発・・・短期的な顧客とのコミュニケーション
WF開発とアジャイル開発の比較
管理
WF 開発・・・スケジュール管理や全体の見通しが立ちやすいアジャイル開発・・・長期的なスケジュール管理やドキュメント上での管理が困難。
WF開発とアジャイル開発の比較
柔軟性
WF 開発・・・要求変化への対応、仕様漏れや問題が発覚時の対応が困難。アジャイル開発・・・要求変化への柔軟な対応、仕様漏れや問題の早期発見。
アジャイル開発
WF開発とアジャイル開発の比較
適正領域
ビジネス環境の変化量
大小
技術・市場におけるリスク
高
低
WF 開発
開発モデルは使い分ける!
長期的に開発を進めるWF 開発や繰り返しのアジャイル開発
大切なのは・・・
状況により使い分けること!
最後に・・・
コミュニケーションの必要性美容室と似てい
る?
今日はパーマかけてくださ
い
コミュニケーションのとれる人
あっ!もうちょっと弱めにかけて!!
コミュニケーションのとれない人
・・・
思い通り!
過程 結果
ご清聴ありがとうございました