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スライドの作り方

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卒研生のための研修資料です

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Page 1: スライドの作り方

スライドの作成ノウハウについて

小山友介

大学 4年生のための Office入門: PPT編

Page 2: スライドの作り方

スライド作りで重要なこと 誰かに説明するためにつくる

独りよがりのスライドはダメ

説明の順番:元の論文と違って OK 説明順の入れ替え,過剰な具体例の省略...すべて

OK 重要なのは,説明を聞いた人のわかりやすさ

調べた/考えた内容を全部紹介する必要はない 重要な箇所だけ,最短距離で伝えることが重要

ただし,コレを理由に手抜きでカットしすぎないこと アニメーション等の効果:絶対必要な訳ではない

Page 3: スライドの作り方

説明の基本テクニック スライドの順番:「流れ」がはっきり分かること

スライドの順番の基本パターン 背景→テーマ設定→説明→結論

説明の因果関係が前後しない 過去→現在→未来:時間軸がぶれない

具体と抽象,図と文字の解説順 簡単な場合:抽象→具体,文字→図の順番 複雑な場合:具体→抽象,図→文字の順番

Page 4: スライドの作り方

スライド作成の注意(下手に書いてます) プレゼンテーション用ソフトのパワーポイント

と,文章作成用ソフトのワードは,使い方が全く違います.同じように長い文章を書いてはいけません.もし,講義中に区切り目の無い長い文章が出てきて,みんなはそれを読む気になりますか?タイトルはスライドの内容を一言で表現するように工夫し,スライド本体は簡潔に記してください.簡潔に記すためには,完全な文ではなく,体言止めの形式や自明な主語は省略して書くといいでしょう.また,意味の塊ごとに箇条書きのインデントをずらして,見やすくしてください.文字サイズは,最も小さくても 20ポイントまでです.たくさん文字を埋めてフォントサイズを小さくしないように.

Page 5: スライドの作り方

スライド作成の注意(正しい書き方) PPT≠WORD

長い文章を書かない! 文字ぎっしりのスライド:読む気がしない

注意すること1. 見出し:内容を一言で要約2. スライド:簡潔に!

情報量が同じなら,文字は少なければ少ないほど良い インデントを上手に使う

3. 自明な主語の省略・体言止めを多用 完全な文はくどい

4. 文字サイズ:出来るだけ大きく 最小でも 20ポイント←この文字で 22ポイント

Page 6: スライドの作り方

いくつか注意 絵や写真:著作権,肖像権に注意

ネット検索で見つけた写真を勝手に貼るのは本当は違法

図や写真を使う際は,引用先を明記すること 例外: wikipediaの資料写真,素材集の写真など

著作権を放棄してあるので利用して OK 引用先の明記が必要なのは同じ

完成版を他の PCで見せるとき: PDFにしておく PPTのバージョンによってはレイアウトがずれます 特殊なフォントを使った場合,他の PCには無いことも

Page 7: スライドの作り方

画像引用の例

出典:  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Front_of_the_Shibuya_Station.jpg

Page 8: スライドの作り方

スライドづくりの心がけ スライド:相手に伝えるためにつくる

相手に内容が伝わらないといけない 自己満足にならないように注意する

重要なのは,わかりやすさ スライドの背景色と文字色のコントラストは大きく

薄い色同士や濃い色同士はダメ 読みづらいフォントはダメ

印刷することも考慮に入れる アニメで重ねると,印刷時に読めない グラフ:モノクロ時にも分かるように

必要なら、モノクロ用に別データを用意する

Page 9: スライドの作り方

ダメな例(1) 薄い背景色と薄い文字色

無駄に派手な色使い!

読みづらいフォント

濃い背景色と濃い文字色

Page 10: スライドの作り方

ダメな例(2)アニメーション

説明その1

説明その 2

説明その 3

印刷時には最終的に見えてる状態が印刷されることに注意

Page 11: スライドの作り方

PPTの Tips インデントのやり方

行頭で TABキー 箇条書きのマークは変更可能

図 Shiftキーを押しながらサイズ変更:縦横の比率が保持 Altキーを押しながら移動:微調整可能 右クリックで重なる順序を変更可能

線 Shiftキーを押しながら直線:角度が 45度単位固定

Page 12: スライドの作り方

出来た,と思ったら もっと良くできます

おそらく,改良点はいっぱいあります ちゃんと内容が伝わりますか?

手抜きで省略していませんか? 過度に説明過多ではないですか? そもそも,内容を理解していませんか?

文字が多くないですか? 文字を減らす努力を

てにをは,語順でかなり減らせます 2行になってる説明→ 1行に

講義の作成例から、添削してみます

Page 13: スライドの作り方

添削例(1)

情報の伝播トリクル・ダウンとは??

「トリクルダウン(trickle down)」という表現は「徐々に流れ落ちる」という意味(wikiより)

本稿では上流から下流(有閑階級から下層)に流れるという 意味で使っている

Wikipediaをwikiと略さない

同じ言葉を何度も書かない

文章にするとくどい

Page 14: スライドの作り方

添削例(1)変更後

情報の伝播:トリクル・ダウン「徐々に流れ落ちる」こと(wikipedia)論文での用いられ方

上流→ 下流(有閑階級→ 下層)

Page 15: スライドの作り方

添削例(2)

現在, 141文字.文字数を減らしてみます

Page 16: スライドの作り方

音楽ジャンル(昔)→ ファッション(今) 渋谷系ファッションの特徴

安価:高校生でも買える商品のサイクル:早い多品種・少量生産・短納期

明確な階級志向なし:自由度の高さが重要

添削例(2)変更後

83文字.かなり減らせました

Page 17: スライドの作り方

簡潔な表現・見やすい表現で書く 文を書かない

基本的に体言止め 述語を書かないですむ表現を工夫

自明な内容は限りなく削る 重要項目+コロン+説明

接続語を書くより簡潔になる

改行位置:意味の切れ目 途中で改行されると理解がしづらい 「視野に入る範囲」内で説明することが重要

Page 18: スライドの作り方

おまけ:ショートカットいくつか作業名 操作コピー CTRL + C

切り取り(カット) CTRL + X

貼り付け(ペースト) CTRL + V

やり直し(アンドゥ) CTRL + Z

すべて選択 CTRL + A

セーブ CTRL + S

ウィンドウを閉じる CTRL + W

ウィンドウの切り替え ALT + TAB

画面を画像としてコピー PrintScreen

操作中のウィンドウだけコピー

ALT + PrintScreen

ほぼ必須!