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コンピュータ化システム適正管理ガイドラインに基づく 調査方針. ガイドライン調査の背景①. 本年4月1日より、当該ガイドラインが適用とされた。 また、当該ガイドラインの適用に先立ち、 昨年11月及び本年2月に 当該ガイドラインの説明会を開催したところ。. ガイドライン調査の背景②. 当該ガイドラインの説明会等に基づき 各業者においては、ガイドラインの適用に向けて、各種手順書等の整備をされていると 期待している。 そのため、現在の対応状況等を含め、調査に伺うものである。. ガイドライン調査のスケジュール ①. 7月30日まで システム台帳事前提出 (後ほど説明) - PowerPoint PPT Presentation
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コンピュータ化システム適コンピュータ化システム適正管理ガイドラインに基づ正管理ガイドラインに基づ
くく調査方針調査方針
ガイドライン調査の背景①ガイドライン調査の背景① 本年4月1日より、当該ガイドラインが本年4月1日より、当該ガイドラインが適用とされた。適用とされた。
また、当該ガイドラインの適用に先立ち、また、当該ガイドラインの適用に先立ち、
昨年11月及び本年2月に昨年11月及び本年2月に当該ガイドラインの説明会を開催したと当該ガイドラインの説明会を開催したところ。ころ。
ガイドライン調査の背景②ガイドライン調査の背景② 当該ガイドラインの説明会等に基づき当該ガイドラインの説明会等に基づき各業者においては、ガイドラインの適用各業者においては、ガイドラインの適用に向けて、各種手順書等の整備をされてに向けて、各種手順書等の整備をされているといると期待している。期待している。
そのため、現在の対応状況等を含め、調そのため、現在の対応状況等を含め、調査に伺うものである。査に伺うものである。
ガイドライン調査のスケジュールガイドライン調査のスケジュール ① ①
7月30日まで システム台帳事前提出7月30日まで システム台帳事前提出(後ほど説明)(後ほど説明)
8月中 システム台帳薬務課確認8月中 システム台帳薬務課確認
9月~ 立入調査9月~ 立入調査
ガイドライン調査の方法ガイドライン調査の方法 システム台帳の確認結果を踏まえ、システム台帳の確認結果を踏まえ、調査の2週間前を目安として調査の2週間前を目安として調査実施通知を発出調査実施通知を発出
調査は、基本2名で実施する。調査は、基本2名で実施する。(製造所の規模等により、多少増があ(製造所の規模等により、多少増がある)る)
ガイドライン初回調査のガイドライン初回調査の最最重点項重点項目目
以下の内容の整備状況以下の内容の整備状況①システム台帳の整備①システム台帳の整備 (管理対象システム把握) (管理対象システム把握)②コンピュータ化システム管理規定の整備②コンピュータ化システム管理規定の整備③運用管理基準書の整備③運用管理基準書の整備④組織体制④組織体制
平成24年4月1日以降に導入したシステムが平成24年4月1日以降に導入したシステムがある場合は、その開発・検証業務ある場合は、その開発・検証業務
平成24年4月1日以降に廃棄したシステムが平成24年4月1日以降に廃棄したシステムがある場合は、その廃棄業務ある場合は、その廃棄業務
ガイドライン初回調査の重点項ガイドライン初回調査の重点項目目
運用管理業務・文書及び記録の管理の実施運用管理業務・文書及び記録の管理の実施①運用管理業務①運用管理業務②標準操作手順書の整備②標準操作手順書の整備③文書及び記録管理の実施③文書及び記録管理の実施
ガイドライン初回調査その他確認項ガイドライン初回調査その他確認項目目
すでに導入したシステムの開発・検証業すでに導入したシステムの開発・検証業務の実施状況務の実施状況
システムの信頼性を保証するシステムの信頼性を保証する基本的な考え方基本的な考え方
コンピュータが正しい手順で開発され、検証され、運用されて初めて正しい結果が得られ
る。
ライフサイクルを通して、信頼性を保証することが重要
開発 検証 運用 廃棄コンピュータ化システムのライフサイクル
「正しく開発」「正しく開発」 適切な品質保証システムに基づき開発されている適切な品質保証システムに基づき開発されている 文書化された手順に基づいている文書化された手順に基づいている 適切な計画適切な計画 計画のとおりに開発されている計画のとおりに開発されている 適切な変更管理が行われている適切な変更管理が行われている レビュー、承認は適切にされているレビュー、承認は適切にされている 適切に文書化及び記されている適切に文書化及び記されている 等 等
「正しく検証」「正しく検証」 適切な品質保証システムに基づき実施されている適切な品質保証システムに基づき実施されている 適切な手順で検証されている適切な手順で検証されている 計画のとおり検証されている計画のとおり検証されている 検証の結果は正しいか、期待された結果が得られて検証の結果は正しいか、期待された結果が得られているかいるか
期待された結果が得られない場合、適切な是正措置期待された結果が得られない場合、適切な是正措置がとられているかがとられているか
レビュー、承認は適切にされているかレビュー、承認は適切にされているか 等 等
「正しく運用」「正しく運用」 要員の教育訓練は適切に実施されているか要員の教育訓練は適切に実施されているか 運用の計画・手順は適切か運用の計画・手順は適切か 計画のとおりに運用されているか計画のとおりに運用されているか セキュリティ対策はとられているかセキュリティ対策はとられているか 変更は適切に管理されているか変更は適切に管理されているか システムトラブルの際の措置は適切かシステムトラブルの際の措置は適切か 運用の結果は定期的にレビューされているか運用の結果は定期的にレビューされているか 等 等
正しく開発、正しく検証、正しく正しく開発、正しく検証、正しく運用運用
ユーザー要求仕様 PQ
機能仕様
設計仕様
OQ
IQ
DQ
ソフトウェア・モジュール・コーディングハードウェア作製と組付け、ソフトウェア導入ハードウェア試験、機器試験システムテスト受入試験
システム開発
供給者監査
教育訓練
変更管理 定
期的レビュー
運用
廃棄ライフサイクルを通した活動が信頼性を保証=GMP
検証
検証
検証
検証
ガイドラインの構成ガイドラインの構成1.総則(1.1目的、1.2コンピュータ化システムの取扱い、1.3カテゴリ分類)
2.適用の範囲3.コンピュータ化システム管理規定 (1)システム台帳
(2)開発業務、検証業務及び運用管理業務における責任体制と役割)運用管理基準書
開発計画書の作成
要求仕様書の作成
システムアセスメント
機能仕様書の作成
設計仕様書の作成
プログラム作成・P
G
テスト
システムテスト
受入試験
バリデーション計画書の作成
設計時適格性評価(DQ)
据付時適格性評価(IQ)
運転時適格性評価(OQ)
性能適格性評価(PQ)
バリデーション報告書の作成
標準操作手順書の作成
保守点検
バックアップ・リストア
逸脱(システムトラブル)の管理
教育訓練
7.自己点検
8.コンピュータシステムの廃棄9.文書及び記録の管理 10.用語集
4.開発業務 5.検証業務 6.運用管理業務
ガイドラインの復習①ガイドラインの復習① システム台帳とは・・・システム台帳とは・・・ガイドラインの管理対象のシステムを適切にガイドラインの管理対象のシステムを適切に管理するため、このガイドラインの対象とな管理するため、このガイドラインの対象となるコンピュータ化システムを登録するもの。るコンピュータ化システムを登録するもの。記載事項としては記載事項としてはシステム名称、管理番号、バリデーション対システム名称、管理番号、バリデーション対象の有無(カテゴリ分類)、システムの担当象の有無(カテゴリ分類)、システムの担当者等がある。者等がある。 (ガ (ガイドライン通知より引用)イドライン通知より引用)
ガイドラインの復習②ガイドラインの復習② システム台帳(例)システム台帳(例)
(昨年11月説明会より)(昨年11月説明会より)
ガイドラインの復習③ガイドラインの復習③ カテゴリ分類表カテゴリ分類表
カテゴリカテゴリ 内容内容11 基盤ソフト基盤ソフト ・カテゴリ3以降のアプリケーションが構築される基盤・カテゴリ3以降のアプリケーションが構築される基盤
となるもの(プラットフォーム)となるもの(プラットフォーム)・運用環境を管理するソフトウェア・運用環境を管理するソフトウェア
33 構成設定していな構成設定していないソフトウェアいソフトウェア
商業ベースで販売されている既製のパ商業ベースで販売されている既製のパッケージソフトウェアで、それ自体はッケージソフトウェアで、それ自体は業務プロセスに合わせて構成設定して業務プロセスに合わせて構成設定していないもの(実行時のパラメータの入いないもの(実行時のパラメータの入力のみで調整されるアプリケーション力のみで調整されるアプリケーション等は本カテゴリに含まれる)等は本カテゴリに含まれる)
製造設備、分析製造設備、分析機器、製造支援機器、製造支援設備等に搭載さ設備等に搭載されるシステムれるシステム
単独のコンピュ単独のコンピュータシステムータシステム
44 構成設定したソフ構成設定したソフトウェアトウェア
ユーザの業務プロセスに合わせて構成設定したソフトウユーザの業務プロセスに合わせて構成設定したソフトウェア(アプリケーション上で動作するマクロ等を含む)。ェア(アプリケーション上で動作するマクロ等を含む)。但し、プログラムを変更した場合はカテゴリ5とする。但し、プログラムを変更した場合はカテゴリ5とする。
55 カスタムソフトウカスタムソフトウェアェア
業務プロセスに合わせて設計され、プログラムされたソ業務プロセスに合わせて設計され、プログラムされたソフトウェアフトウェア(アプリケーション上で動作するマクロ等を含む)(アプリケーション上で動作するマクロ等を含む)
ガイドラインの復習④ガイドラインの復習④ カテゴリ分類表(システム例)カテゴリ分類表(システム例)
カテゴリカテゴリ システムの例システムの例11 基盤ソフト基盤ソフト ・OS ・データベースエン・OS ・データベースエン
ジンジン・プログラム言語 ・統計管理パッケージ・プログラム言語 ・統計管理パッケージ
33 構成設定していな構成設定していないソフトウェアいソフトウェア
・パッケージソフトウェア・パッケージソフトウェア・既製のラダーロジック(PLC)・既製のラダーロジック(PLC)・既製のファームウェアアプリケーション・既製のファームウェアアプリケーション・既製の製造設備、 分析機器、製造支援設備、・既製の製造設備、 分析機器、製造支援設備、 及びそれらに搭載されたシステム 及びそれらに搭載されたシステム
44 構成設定したソフ構成設定したソフトウェアトウェア
・LIMS ・データ収集システム・LIMS ・データ収集システム・SCADA ・ERP ・MRPⅡ ・DCS・SCADA ・ERP ・MRPⅡ ・DCS・EDMS(文書管理システム)・EDMS(文書管理システム)・倉庫管理システム・倉庫管理システム
55 カスタムソフトウカスタムソフトウェアェア
・ITアプリケーション・ITアプリケーション・プロセスアプリケーション・プロセスアプリケーション・カスタムロジック(PLC)・カスタムロジック(PLC)・カスタムファームウェア・カスタムファームウェア
ガイドラインの復習⑤ガイドラインの復習⑤ カテゴリ分類対応例(抜粋)カテゴリ分類対応例(抜粋)
カテゴリカテゴリ リスクリスク評価評価
URURSS
FFSS
CSCSV計V計画・画・報告報告
DDQQ
IIQQ
OOQQ
PPQQ
運用運用手順手順
文書文書管理管理
11 基盤ソフ基盤ソフトト
◎◎ ◎◎ -- *1*1 -- ◎◎**22
*1*1 *1*1 *1*1 *1*1
33 構成設定構成設定していなしていないいソフトウェアソフトウェア
◎◎ ◎◎ -- ◎◎ -- ◎◎**22
○○**33
◎◎**33
◎◎ ◎◎
44 構成設定構成設定したソフトウェしたソフトウェアア
◎◎ ◎◎ ○○ ◎◎ -- ◎◎ ○○ ◎◎ ◎◎ ◎◎
55 カスタムカスタムソフトウソフトウェアェア
◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎◎ :必須 ○:システムアセスメントの結果による(基本的には必要)△ :システムアセスメントの結果による(基本的には省略) -:省略可能*1*1アプリケーションに合わせ作成、実施アプリケーションに合わせ作成、実施*2*2設置の確認、バージョン・製造番号の記録設置の確認、バージョン・製造番号の記録*3*3製造設備、分析機器、製造支援設備等に搭載されるシステムにおいては、設備の適格性確認製造設備、分析機器、製造支援設備等に搭載されるシステムにおいては、設備の適格性確認に合わせてシステムの機能を検証することで差し支えない。この場合改めてCSVとして実施に合わせてシステムの機能を検証することで差し支えない。この場合改めてCSVとして実施する必要はない。単純なシステムに関しては校正で代用することも可。する必要はない。単純なシステムに関しては校正で代用することも可。
ガイドラインの復習⑥ガイドラインの復習⑥ カテゴリ分類表(続き)カテゴリ分類表(続き)ガイドラインの対象外ガイドラインの対象外
・電卓、電子時計、表示のみの電磁はかり等、・電卓、電子時計、表示のみの電磁はかり等、 商業ベースで販売されている汎用の機器 商業ベースで販売されている汎用の機器・製造記録の作成や出荷判定等のGQP省令及びGM・製造記録の作成や出荷判定等のGQP省令及びGMP省 P省 令に係る業務に使用されない市販のワープロソフト、令に係る業務に使用されない市販のワープロソフト、表計算ソフト等で、社会一般で広く利用されているパ表計算ソフト等で、社会一般で広く利用されているパッケージソフトウェア及びPC。なお、それらソフトッケージソフトウェア及びPC。なお、それらソフトにより製造記録の作成や出荷判定等のGQP省令及びにより製造記録の作成や出荷判定等のGQP省令及びGMP省令に係る業務に使用する場合は、本ガイドラGMP省令に係る業務に使用する場合は、本ガイドラインの対象とせず、バージョン番号、PCの機種番号、インの対象とせず、バージョン番号、PCの機種番号、製造番号の記録等をシステム台帳登録することで良い。製造番号の記録等をシステム台帳登録することで良い。
ガイドラインの復習⑦ガイドラインの復習⑦ ガイドライン対象外の図式化ガイドライン対象外の図式化
電卓、電子時計、表示のみの電磁はかり等、商業ベースで販売されている汎用の機器
市販のワープロソフト、表計算ソフト等で、社会一般で広く利用されているパッケージソフトウェア及びPC
GQP及びGMPに係る業務に使用されない場合
GQP及びGMPに係る業務に使用する場合(製造記録の作成や出荷判定等)
システム台帳登録不要
システム台帳登録不要
システム台帳登録・バージョン番号・PCの機種番号・製造番号等
GMPで管理
ガイドラインの復習⑧ガイドラインの復習⑧ ガイドラインで求める文書の位置づけ・ガイドラインで求める文書の位置づけ・・・・・コンピュータ化システム
管理規定
運用管理基準書
開発計画書
要求仕様書
標準操作手順書
廃棄計画書
・・
・
製造販売業者等ごとに必要な文書 システムごとに必要な文書
(本年2月説明会より)
ガイドラインの復習⑨ガイドラインの復習⑨ コンピュータ化システム管理規定に必要な事項コンピュータ化システム管理規定に必要な事項(1)コンピュータ化システムの開発、検証及び(1)コンピュータ化システムの開発、検証及び 運用管理に関する基本方針 運用管理に関する基本方針①目的①目的②適用範囲②適用範囲③システム台帳の作成③システム台帳の作成④基本的な考え方④基本的な考え方 ・ソフトウェアのカテゴリ分類 ・ソフトウェアのカテゴリ分類 ・製品品質に対するリスクアセスメント ・製品品質に対するリスクアセスメント ・供給者アセス メント ・供給者アセス メント ・開発、検証及び運用段階で実施すべき項目 ・開発、検証及び運用段階で実施すべき項目等等 ・コンピュータシステムの廃棄に関する事項 ・コンピュータシステムの廃棄に関する事項
(本年2月説明会より)
ガイドラインの復習⑩ガイドラインの復習⑩ コンピュータ化システム管理規定に必要な事項コンピュータ化システム管理規定に必要な事項(続き)(続き)(2)開発業務、検証業務及び運用管理(2)開発業務、検証業務及び運用管理業務における責任体制と役割業務における責任体制と役割(3)開発業務、検証業務及び運用管理(3)開発業務、検証業務及び運用管理業務で作成すべき文書及びその管理方法業務で作成すべき文書及びその管理方法(4)開発業務、検証業務及び運用管理(4)開発業務、検証業務及び運用管理業務の業務完了の確認及び承認の手続き業務の業務完了の確認及び承認の手続き
(本年2月説明会より)
ガイドラインの復習⑪ガイドラインの復習⑪ 運用管理基準書に必要な事項運用管理基準書に必要な事項(1)運用に関する組織体制と役割(1)運用に関する組織体制と役割 ①組織 ①組織 ②運用責任者 ②運用責任者(2)コンピュータ化システムの操作(2)コンピュータ化システムの操作(3)保守点 検管理(3)保守点 検管理 ①日常点検事項 ①日常点検事項 ②定期点検事項 ②定期点検事項 ③保守点 検を専門業者に委託する場合の ③保守点 検を専門業者に委託する場合の 取決め事項 取決め事項
(本年2月説明会より)
ガイドラインの復習⑫ガイドラインの復習⑫ 運用管理基準書に必要な事項(続き)運用管理基準書に必要な事項(続き)(4)セキュリティ管理(4)セキュリティ管理 ①データの入力、修正、削除等に関す ①データの入力、修正、削除等に関するる 担当者のアクセス権限の設定と不正 担当者のアクセス権限の設定と不正 アクセス防止 アクセス防止 ②識別構成要素の管理 ②識別構成要素の管理 ③ハードウェア設置場所への立入制限 ③ハードウェア設置場所への立入制限(5)バックアップ及びリストア(5)バックアップ及びリストア
(本年2月説明会より)
ガイドラインの復習⑬ガイドラインの復習⑬ 運用管理基準書に必要な事項(続き)運用管理基準書に必要な事項(続き)(6)変更の管理(6)変更の管理 ①変更の計画、承認の手順 ①変更の計画、承認の手順 ②変更の影響評価 ②変更の影響評価 ③その他、変更に必要な事項 ③その他、変更に必要な事項
(本年2月説明会より)
ガイドラインの復習⑭ガイドラインの復習⑭ 運用管理基準書に必要な事項(続き)運用管理基準書に必要な事項(続き)(7)逸脱 (システムトラブル)の管理(7)逸脱 (システムトラブル)の管理 ①逸脱 (システムトラブル)発生時の対応の ①逸脱 (システムトラブル)発生時の対応の ための組織等 ための組織等 ②逸脱 (システムトラブル)の原因の究明 ②逸脱 (システムトラブル)の原因の究明 及び影響評価 及び影響評価 ③再発防止対策 ③再発防止対策 ④回復措置 ④回復措置 ⑤システム停止後の再開手順及び再開時の確 ⑤システム停止後の再開手順及び再開時の確認認 事項 事項 ⑥その他逸脱 の管理に必要な事項 ⑥その他逸脱 の管理に必要な事項
(本年2月説明会より)
ガイドラインの復習⑮ガイドラインの復習⑮ 運用管理基準書に必要な事項(続き)運用管理基準書に必要な事項(続き)(8)担当者の教育訓練(8)担当者の教育訓練(9)自己点 検(9)自己点 検
(本年2月説明会より)
保守点検管理保守点検管理 日常点検事項日常点検事項 定期点検事項定期点検事項 保守点 検を専門業者に委託する場合の取保守点 検を専門業者に委託する場合の取
決め事項決め事項
保守点 検の項目や頻度を科学的に設定し、保守点 検の項目や頻度を科学的に設定し、標準操作手順書に規定する。標準操作手順書に規定する。本項では、基本的な考え方を記載する。本項では、基本的な考え方を記載する。
(本年2月説明会より)
保守点検管理保守点検管理 保守点 検を専門業者に委託する場合の取決め保守点 検を専門業者に委託する場合の取決め事項事項
・外部の専門業者により点検すべき事項に関・外部の専門業者により点検すべき事項に関する基本方針を記載する基本方針を記載・自社 での校正と委託者の校正を区別・自社 での校正と委託者の校正を区別・個々の契約にて、期間、対応窓口等を定め・個々の契約にて、期間、対応窓口等を定めることを規定する。ることを規定する。→委託を行っても、→委託を行っても、 最終責任は製造販売業 最終責任は製造販売業者等者等
(本年2月説明会より)
セキュリティ管理セキュリティ管理 アクセス権限の設定アクセス権限の設定
不正アクセスを防止するためのログイン権限の設定等不正アクセスを防止するためのログイン権限の設定等 識別構成要素(ID+PW等)の適切な管理識別構成要素(ID+PW等)の適切な管理PWの定期的な変更、流出防止、移動時の管理等PWの定期的な変更、流出防止、移動時の管理等
ハードウェア設置場所への立入制限ハードウェア設置場所への立入制限必要に応じてハードウェア設置場所の施錠や入退室記録等必要に応じてハードウェア設置場所の施錠や入退室記録等
システムの信頼性の確保システムの信頼性の確保(重要なデータ(記録、設定値等)が変(重要なデータ(記録、設定値等)が変更、削除されないようにする必要があ更、削除されないようにする必要がある)る)
バックアップ及びリストアバックアップ及びリストアシステムの信頼性の確保システムの信頼性の確保(何らかの障害発生時に備え(何らかの障害発生時に備える)る)
データ
バックアップデータ
定期 障害復旧時
バックアップ リストア
バックアップの方法
適切な記憶媒体、更新頻度、保管場所、保管期間等
あらかじめ文書化
リストアの方法
リストア後の再開方法(確認手順)等
あらかじめ文書化
変更の管理変更の管理 (1)変更の影響を評価(1)変更の影響を評価 必要に応じて再バリデーションを 必要に応じて再バリデーションを実施実施
(2)標準操作手順書の変更(2)標準操作手順書の変更 (3)変更内容の周知(教育訓練)(3)変更内容の周知(教育訓練) (4)変更の記録の作成(4)変更の記録の作成
逸脱(システムトラブル)の管逸脱(システムトラブル)の管理理
(1)影響評価 と原因究明、再発防止措置(1)影響評価 と原因究明、再発防止措置
(2)逸脱 (システムトラブル)発生後に(2)逸脱 (システムトラブル)発生後にコンピュータ化システムの運用を再開するコンピュータ化システムの運用を再開する場合には、復帰稼働が適切に行われている場合には、復帰稼働が適切に行われていることを確認すること。ことを確認すること。(⇒予め手順を定めておくとよい)(⇒予め手順を定めておくとよい)
(3)逸脱 管理の記録の作成と保管(3)逸脱 管理の記録の作成と保管
システムの廃棄システムの廃棄
コンピュータシステムの廃棄計画書コンピュータシステムの廃棄計画書 (1)責任者及び担当者 (1)責任者及び担当者 (2)廃棄対象とするコンピュータシステ (2)廃棄対象とするコンピュータシステムム (3)データの移行に関する事項 (3)データの移行に関する事項 (4)セキュリティに関する事項 (4)セキュリティに関する事項 (5)コンピュータシステムの廃棄方法 (5)コンピュータシステムの廃棄方法 (6)廃棄完了の判断基準 (6)廃棄完了の判断基準
①①データの保存データの保存(真正性、見読性、保存性の確(真正性、見読性、保存性の確保)保)②②セキュリティ(機密性の確セキュリティ(機密性の確保)保)
廃棄記録の作成
責任者責任者 ガイドラインで求められる責任者(例)ガイドラインで求められる責任者(例)
責任者責任者 ポイントポイント
運用責任者運用責任者 運用責任者が、開発責任者・検証責任者・廃棄責任者を運用責任者が、開発責任者・検証責任者・廃棄責任者を兼務することもできる。ただし、運用責任者がシステム兼務することもできる。ただし、運用責任者がシステムのすべてを開発する場合は、開発責任者と検証責任者ののすべてを開発する場合は、開発責任者と検証責任者の兼務はできない。兼務はできない。
開発責任者開発責任者 開発業務が必要な場合、導入するコンピュータ化システ開発業務が必要な場合、導入するコンピュータ化システムの開発計画書で開発責任者を指名する旨をコンピュームの開発計画書で開発責任者を指名する旨をコンピュータ化システム管理規定に定めるか、導入予定の有無に係タ化システム管理規定に定めるか、導入予定の有無に係らず、予め開発責任者を指名する。らず、予め開発責任者を指名する。
検証責任者検証責任者 検証業務が必要な場合、導入するコンピュータ化システ検証業務が必要な場合、導入するコンピュータ化システムの開発計画書で検証責任者を指名する旨をコンピュームの開発計画書で検証責任者を指名する旨をコンピュータ化システム管理規定に定めるか、導入予定の有無に係タ化システム管理規定に定めるか、導入予定の有無に係らず、予め検証責任者を指名する。製造業者の場合、コらず、予め検証責任者を指名する。製造業者の場合、コンピュータ化システムに関するバリデーション計画書及ンピュータ化システムに関するバリデーション計画書及び報告 書はバリデーション責任者の承認を得ること。び報告 書はバリデーション責任者の承認を得ること。
責任者責任者 ガイドラインで求められる責任者(例)ガイドラインで求められる責任者(例)
責任者責任者 ポイントポイント
変更管理責任者変更管理責任者(※1)(※1)
既存のGMP/GQPの変更管理責任者がコンピュータ既存のGMP/GQPの変更管理責任者がコンピュータ化システムに対する変更管理の責務を負う。(注)化システムに対する変更管理の責務を負う。(注)
逸脱 管理責任者逸脱 管理責任者(※1)(※1)
既存のGMPの逸脱 管理責任者がコンピュータ化システ既存のGMPの逸脱 管理責任者がコンピュータ化システムに対する逸脱 管理の責務を負う。(注)ムに対する逸脱 管理の責務を負う。(注)製造販売業者の場合、逸脱 管理責任者を新たに指名する製造販売業者の場合、逸脱 管理責任者を新たに指名する必要がある場合がある。必要がある場合がある。
教育訓練責任者教育訓練責任者(※1)(※1)
既存のGMP/GQP教育訓練責任者がコンピュータ化既存のGMP/GQP教育訓練責任者がコンピュータ化システムに対する教育訓練の責務を負う。(注)システムに対する教育訓練の責務を負う。(注)
自己点 検責任者自己点 検責任者(※1)(※1)
既存のGMP/GQP自己点 検責任者がコンピュータ化既存のGMP/GQP自己点 検責任者がコンピュータ化システムに対する自己点 検の責務を負う。(注)システムに対する自己点 検の責務を負う。(注)
(※1)ガイドラインでは、「あらかじめ指定した者」とされているが、 便宜上責任者として記載
責任者責任者 ガイドラインで求められる責任者(例)ガイドラインで求められる責任者(例)
責任者責任者 ポイントポイント
廃棄責任者廃棄責任者 廃棄するコンピュータ化システムごとに指名する旨をコ廃棄するコンピュータ化システムごとに指名する旨をコンピュータ化システム管理規定に定めるか、廃棄予定のンピュータ化システム管理規定に定めるか、廃棄予定の有無に係らず、予め廃棄責任者を指名する。有無に係らず、予め廃棄責任者を指名する。
システム担当者システム担当者 コンピュータ化システムごとにシステム担当者を指名すコンピュータ化システムごとにシステム担当者を指名する旨をコンピュータ化システム管理規定に定める。る旨をコンピュータ化システム管理規定に定める。機器類等のPLC等に関しては、機器類の担当者をシス機器類等のPLC等に関しては、機器類の担当者をシステム担当者とする旨をコンピュータ化システム管理規定テム担当者とする旨をコンピュータ化システム管理規定に定める方法もある。に定める方法もある。
(注)CSVガイドラインでは、運用責任者が変更、逸脱 、教育訓練の責任者の指定を行うことを求めている。一方、GMP/GQP省令では、製造業者/製造販売業者が前記責任者の指名を行うことを求めている。そのため、前述のように責任者を設置する場合、コンピュータ化システム管理規定等にコンピュータ化システムに関する変更、逸脱 、教育訓練の責任と権限をGMP/GQPの各責任者に委譲する旨(または、運用責任者が、変更、逸脱 、教育訓練の責任者の指定権限をGMP/GQPでの変更、逸脱 、教育訓練の責任者の指名者に移譲)の記載が必要である。