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電磁熱分解装置のご提案 晶和電気工業株式会社

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電磁熱分解装置のご提案

晶和電気工業株式会社

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電磁熱分解 磁力の応用

図はイメージであり、何らかの具体的な熱分解を示すものではありません

燃焼では、周囲の燃焼熱で分解・気化した物質と酸素が反応し、熱と炎を発生させその熱で周囲の物質が分解され・・・・という反応を繰り返します。発生する熱は数百度の高温となります。炭焼き・炭化は、酸素を供給せず500度弱の高温下に有機物を置くことで、分解した成分から炭素のみを残す方法です。

単純で安定した分子へ分解

熱分解・炭化通常の熱分解は有機化合物を加熱することで、複雑な組成の物質が、単純な分子へと分解される反応です。この際そこに十分な酸素があれば炎を発生させての燃焼となります。

熱分解と磁力

本電磁熱分解装置は、磁力によって空気流や酸化の際の温度が制御される「磁気空気力学」を応用し、少ない酸素・少ない発熱で炎を発せずに有機物を炭化・ガス化するシステムです。本装置は、中央下部に「炉心」と呼ぶ炭が「いこった状態」(赤くなり熱を発している)を初動時は可燃物への着火・運転開始後は炉内での炭化物の連続酸化反応により生成します。この炉心の上には熱分解により炭素だけが残った「炭化物」その上には熱で水分を抜かれつつある「乾燥・炭化層」その上に投入されて変化を起こす前の処理物の堆積ができます。炉内は密封され外部からの酸素の供給はありません。炉心へ強力な磁場で励磁された「空気」をごく少量自然供給すると炭化されたゴミが酸素と反応し、磁力の効果で通常の燃焼以上の熱量を少ない酸素量で発生します。また、発生した熱を磁力の対流に乗せより強く・早く上部へと送ります。これにより、通常では燻って立ち消えになる火種が「炉心」として連続反応を起こし熱を発し続けます、炉心材料は上部より自重で「炭化物」が下りてきます。さらに炉内で積み上げられた処理対象物の深部まで熱が磁気対流で送られることで、水分を飛ばす「乾燥」が継続的に行われます。処理物自身の炭素と磁力で乾燥分解を行うシステムです。

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電磁熱分解装置の概要

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電磁熱分解装置諸元

処理能力サイズ等

装置は燃料や駆動部が必要ないので、製造上の制限がほとんどなく多様なサイズを制作できます。標準型として下表3種類を制作しています。排出量に応じて40フィートコンテナ型などの大容量機も製造可能です。

運転方法起動時に炊き込み口から種火を点火、あとは、処理物を上部投入口から投入するだけです。複雑なノウハウは必要ありません。ただし、非常に含水量が高く、炉心に水をかけるような形になることは避けてください。水分の多い食品残滓等は、他の処理物の上にまき散し、炉心接触までにある程度乾燥するようにしてください。使用済み紙おむつ等は大きな袋は破り、バラバラに投入してください。*処理物が発生する都度の投入も可能ですが、扉の開閉は少ないほうが効率的です。

日常の毎日のお手入れ等はほとんど必要ありません。処理物投入時お手入れに装置外部に付着した物の清掃等だけで結構です。月に1回程度セラミック灰の掻き出し炉下部の木酢酸水等の処分シャワー槽の清掃を行ってください分解の原動力は永久磁石なので、分解のために燃料や熱源のランニング電気などは一切消費しません。排気の臭気を焼き切るヒーターと浄化装置のシャワーを送るポンプで1000W/h別途水道水少量を使います。電気代は月額7000円程度処理物1kgあたり0.5円程度です。

廃棄物等排気筒からの排気・及び排気シャワー排水については、公的な第三者機関によりダイオキシン・硫黄酸化物・窒素酸化物・塩化水素・カドミウム・六価クロム・ヒ素・シアン化合物・PCBな

どの含有について分析調査を行い、すべて安全基準値以下であることが確認されています。

その他本体設置条件以下が必要ですコンクリートなどの固い水平面装置の周囲へ各1m弱のスペース水道給水と下水排水100V電源

*装置本体は屋根なしでも問題ありませんが、投入作業等を考慮すると風雨を避けるものがあった方がよいです。

*筐体は磁力を使う影響で極めて錆びにくく、駆動部がないため故障もありません。

*メーカー保証2年*現地据付後2週間程度の調整が必要です

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処理能力は処理対象物の含水量・炭素量などにより変動します。

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ガラスや金属は熱分解されずに残りますが、高温で滅菌され、かつ付着した汚れなどが取り除かれた状態で排出されます。炉内には攪拌バネ等の駆動部分がないので装置の稼働の支障となることはありません。

処理できないもの

鉄くず・金属製品・ガラス・鉱物など

タイヤの芯材や注射針などの金属はそのまま残ります。尖った金属類は危険なので安全対策をお取りください。

低温熱分解装置では、熱分解する物=燃えるものは何でも処理できます。*

処理できるもの

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電磁熱分解装置の安全性

本装置はガスや石油類などの燃料や電熱などのエネルギーを分解のためには使用しておりません。装置中心部では磁力の分解作用で250~350度の炉心を形成しますが、焼却炉等の熱と比較すると極めて低温で、装置の外周を素手で触れる状況です。駆動する部分もなく、爆発・炎上・挟み込みなどの危険要素は全くありません。

無機化で安全排気当装置は、燃焼を伴わない電磁熱分解により、「有機塩類」と「酸素」の反応が発生しません。ダイオキシン類の要因となる「有機塩類」が発生しないのでダイオキシン類の発生はありません。

装置内では水蒸気と微粒子となった分解された物質の混ざった煙が発生します。当装置は排気前に水道水のバブリングで排気中の水蒸気と微粒子を回収、排気は大気汚染防止法に定める基準のはるか下方の無臭・無色・無害となります、排水も下水道排水基準値に全く抵触しない水準となります。

衛生感向上に貢献当システムでは、順次発生する食品残渣や使用済紙おむつなど、悪臭や病害虫の発生の要因になりやすい廃棄物を装置内に順次投入、密封し順次低温熱分解処理します。これにより、ゴミとしての滞留時間が短くなり、密封のため臭気も虫も発生せず、処理後は無臭無菌状態のセラミック灰が少量残るだけなので衛生管理に貢献します。

大きな減容量

電磁分解方式は、処理物を構成する分子を小さく分解する物なので、最終的には重量でも容積でも非常に大きな減容量を実現します。消滅型と言われるバイオ方式の非常に快調な場合の能力と廃プラなどを処理できる強力焼却炉の能力を合わせたような力を発揮します。

最終処理も簡単最終的に熱分解されず残るものは、混入した微量の金属やガラス・鉱物などと炭素その他のセラミック灰です。

金属やガラスなどの塊は分別して再利用できます。

セラミック灰は土壌にミネラル分を与える土壌改良材として有効活用できます。「使用済紙おむつ」「一般廃棄物」「廃プラスチック類」を一括で処理が可能です。廃棄コストの大幅削減が可能です。

感染性処理物への応用

当装置では分子レベルで熱分解処理を行うので、感染性廃棄物を無害化することができますが、廃棄物処理法に定められた処理方として認定されるかどうかは自治体の判断によります。熱分解装置が感染性廃棄物の処理方として運用されている事例はあります。

廃棄コスト削減

だ短期で

感染性廃棄物(検体・臓器・薬液等)

石油・ガス・電気等のランニングコストが無視できる程度で ほぼ減価償却費けを考慮すればよいので、きわめて間にイニシャルコストの回収が可能す。

非感染性廃棄物(アルコール綿・術衣・ディスポーサブルプラ器具等)

一般廃棄物紙クズ・容器等

一般廃棄物(使用済み紙おむつ)収集運搬・処理委託費

一般廃棄物(食品残滓)収集運搬・処理委託費

感染性廃棄物(検体・臓器・薬液等)

減価償却費+メンテナンス費

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電磁熱分解装置導入・運用にかかわる法規制

大気汚染防止法排気のシャワーリングに利用したものを下水に排出しますが、上記

のように排気中の汚染物質がないため、洗浄水も下水道排出水準を大幅に

下回っています。

稼働中の炉内で煙に見えるもののほとんどは(85%)水蒸気であり排水はどちらかといえば冷却水に近いものとなります。

悪臭防止法当装置の分解方式では、空気の流入・排出量がきわめて少量であり臭気を拡散させるほどの排気がありません。また排気前に800度のヒーターによる消臭処理・シャワーリングによる洗浄処理を行っているため「悪臭」は発生しません。燻煙による「タール臭」」が少し発生します。

下水道法排出基準排気成分の検査によりダイオキシン・窒素酸化物等基準値を大幅に下回っていることが確認されています。何よりもダイオキシン発生の要件である450度から800度未満の温度帯での燃焼をしておりませんので、原理的にダイオキシンは発生しません。シャワーリングで排気を冷却しますので排気の温度は80度以下となります。

騒音規制法当装置は撹拌羽根や強制吸排などの音が発生するものを装備しておりません。炉の内部の熱分解は無音で進行するので、排気のシャワーリングとそのための水を送るポンプの音がするだけです。2・3mの近さで音が聞こえる程度の静かさです。

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現物視察ご提案久米島では、今年度7台追加導入され、島のゴミ処理全般を電磁熱分解にされる方向です。

このほか業種別導入事例

電磁熱分解装置販売代理店晶和電気工業株式会社京都市南区上鳥羽北島田町28Tel075-661-7048URLhttp://www.sdplanet.co.jp/[email protected]

磁力を廃棄物処理に応用する「電磁分解装置は石油類や電気などのエネルギーを消費せず、ほぼ永久磁石の磁力だけで処理物を分解します。分子レベルでの分解なので熱や臭気の発生も少なく、処理対象物も非常に幅広くなります。ランニング費用が低く、安全で衛生的であることなど、多くの利点がある廃棄物処理方法です。今後増加すると思われる、処理が厄介な「使用済み紙おむつ」や量が多く不潔な感じになりやすい「食品残渣」、処理費用が高額になりやすい「感染性廃棄物」、嵩が大きくかつ混入しやすいプラスチック製品などを一括して処理できるという点でメリットをお感じ頂けるものと思います。唯一の弱点は、含水率が非常に高い場合「炉心に水をかける」形になり、分解が止まることです。これさえ気を付ければ、かってない画期的な廃棄物処理法です。しかし、「磁力で分解?」は理解しがたく信用しにくいお話です。目で見てご判断していただくことが必要です。デモ装置

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排ガスを発電燃料に変換

炉心形成

ごみ投入

ごみ:熱分解によりタール・木酢・ガスへ

ガスを有効利用し発電用燃料へ変換