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CONTEMPORARY JAZZ GUIDE BOOK
1990年代以降のジャズ入門!流行やスタイルに囚われない、今、本当に聴くべきCDとは?
ディスクユニオン・スタッフが「実はこれ好きなんです。」「毎日聴いてます。」と太鼓判を押す厳選の77枚を発表!
現 代 ジ ャ ズ 新 定 番 7 7 選
2
01
03
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06
ALDO ROMANOJAZZPAR PRIZE
フロントの異色の取り合わせだけでワクワクもののライヴ名盤。名曲がずらりと並ぶロマーノの集大成的内容は実に濃厚です!極めつけは"GUSH!"でのバッティスタの珍しくテンションを振り切ったブロウでございます。
佐藤
label : ENJA
release : 2005
◉推薦曲Gush!
ANTONIOSANCHEZTHREE TIMES THREE
参加するアルバムのほとんどが傑作という驚異的打率を誇るドラマー、アントニオ・サンチェスが、メルドー、ジョンスコ、ロヴァーノを相手にそれぞれトリオ演奏を繰り広げた超人的な大傑作。CAM JAZZの音質も素晴らしい。
羽根
label : CAM JAZZ
release : 2014
◉推薦曲Nar-this
BOBO STENSONWAR ORPHANS
最初の一音から胸を掴まれてしまうような瞬間にはなかなか出会えない。が、このオープニングはまさにそういう瞬間を感じられる稀代の一曲。またオーネット・コールマンの曲他、選曲眼と美の哲学が光る名作だ。
宮西
label : ECM
release : 1998
◉推薦曲Oleo De Mujer ConSombrero
BRANFORD MARSALISFOUR MFS PLAYIN'TUNES
ジェフ・ワッツからジャスティン・フォークナーへ。衝撃的だった。「すごいドラマーが現れた」と話題騒然だったジャスティンがこのレギュラー・カルテットに。ブランフォードのターニング・ポイントとなる作品だ。
金子
label : MARSALIS MUSIC
release : 2012
◉推薦曲Whiplash
BRIAN BLADEPERCEPTUAL
90年代以降の最重要天才ドラマー、ブライアン・ブレイドの2nd。ジャズを超えてアメリカ音楽の文脈にまで到達させた『Fellowship』プロジェクトの金字塔。ジャズが形式や融合から土着的表現の時代になった象徴的作品。
有馬
label : BLUE NOTE
release : 2000
◉推薦曲Crooked Creek
CARACAMPANELLISO NEAR
一般的には無名のシンガーによる無名の作品。しかしその内容(とジャケット)の秀逸さから隠れた定番となっている。簡潔を極めた伴奏、寄り添うように唄われるスタンダーズ。絶対に他では聴けない味わいがあるからまた手が伸びる。
吉良
label : CARA CAMPANELLI
release : 2010
◉推薦曲Speak Low
CARSTEN DAHLBLUE TRAIN
北欧ピアノの代名詞である『清冽感』を強く押し出さないプレイスタイルと、モダンジャズ黄金時代の匂いを醸し出す小気味良い演奏が今作の特筆点。ジャズ入門用としても最適で、王道の選曲が並ぶ。ダールの実力をたっぷり楽しめる一枚。
関島
label :
release : 2005
◉推薦曲BLUE TRAIN
アーティスト名アルバム・タイトル
〈コメント〉フロントの異色の取り合わせだけでワクワクもののライヴ名盤。名曲がずらりと並ぶロマーノの集大成的内容は実に濃厚です!極めつけは"GUSH!"でのバッティスタの珍しくテンションを振り切ったブロウでございます。
文責者
label : レーベルrelease : リリース年
◉推薦曲文責者お薦めのアルバム収録曲
アルバム・ジャケット
凡例
3
09
11
13
15
08
10
12
14
CASANDRAWILSONTRAVELLING MILES
カサンドラがマイルスのレパートリーを優しくソウルフルに歌う。ちょっと意外な選曲だ。幅広い人脈を生かした豪華メンバーによるクールなアレンジ。マイルスを知らなくても楽しめる、唯一無二のサウンド。
溝邊
label : BLUE NOTE
release : 1999
◉推薦曲Seven Steps
CHARLES LLOYD LIFT EVERY VOICE
愛と優しさに満ち溢れた音に包まれる至高の傑作。美しいバラードの裏に隠されたロイドらしい陰りもまた魅力的だ。今もなおジャズ史の一端を築き上げる、生ける伝説であることに何の疑いも無い。
宮西
label : ECM
release : 2002
◉推薦曲Amazing Grace
CHARLIE HADENNOCTURNE
南米の音楽「ボレロ」をテーマにしたバラード集。ゴンサロ・ルバルカバを始めとしたテクニシャンたちの叙情的な側面を堪能できる。ヘイデンのもったりとしたベースから懐の深さが滲み出る、美しい一枚。
溝邊
label : UNIVERSAL
release : 2001
◉推薦曲Nightfall
CHRIS CHEEKVINE
現代ジャズの醍醐味が全て詰まった名曲名演。今日は何を聴こうかと迷ってしまう日は、大抵これを聴いている。個人的な再生回数はとっくに『ブルー・トレイン』や『モーニン』を超えているが、些かも飽きる事が無い。その位好き。
羽根
label :
FRESH SOUND NEW TALENT
release : 1999
◉推薦曲Granada
CHRIS POTTERUNDERGROUND
2006年、クリス・ポッターが切り開いた新境地。クレイグ・テイボーンのフェンダーローズによるベースラインが強烈です。現在も進化し続けるアンダーグラウンドはここから始まった。
金子
label : UNIVERSAL
release : 2006
◉推薦曲Underground
CLAUS KOCHSNOOKI-ING
NAGEL HEYERに於いて、アルトならディラン・クラマー、テナーはクラウス・コッホと並び称されるハードバッパー、会心の一撃!ハードバップが聴きたいというお客様には必ず薦めて、未だ外れなし!
羽根
label : NAGEL HEYER
release : 2003
◉推薦曲Dubravka's Delight
DANNY MOSSSWINGIN' AFFAIR
ドイツの名門Nagel Heyerの5000
番台にはハッピーなスイング・ジャズの名品が犇めいているが、中でもダニー・モスのスモーキーなブロウとブッダズ・ギャンブラーズによるある種猥雑な演奏が聴ける本作はシリーズの白眉。
吉良
label : NAGEL HEYER
release : 2006
◉推薦曲Just You, Just Me
DAVE YOUNGTALE OF THE FINGERS
オスカー・ピーターソンとの仕事で知られるカナダのベテラン・ベーシストが、ピアノにこれまたいぶし銀シダー・ウォルトンを迎えたピアノトリオの隠れ名盤。噛めば噛むほど味の出る究極のスルメ・ピアノトリオ盤。
羽根
label : JUSTINE TIME
release : 2000
◉推薦曲Bremond's Blues
4
17
19
21
23
16
18
20
22
DIANA KRALLLIVE IN PARIS
ジャンルを越え、幅広い層から支持を得るDIANA KRALLの2001年ライブ盤。ジャズ・ヴォーカリストとしての存在感を世に知らしめた歴史的一枚。四の五の言わずにとにかく上手い!名実共に女王の冠に相応しい内容です。
武井
label : VERVE
release : 2001
◉推薦曲Fly Me To The Moon
E.S.T.TUESDAYWONDERLAND
歪んだベースの鳴り響く中に散りばめられるメロディ。エフェクトとアコースティックの絶妙なバランスはこのジャケットでも表現している。2006
年個人的ジャケット大賞。美ジャケに外れなし。
川村
label : ACT
release : 2006
◉推薦曲Tuesday Wonderland
ENRICOPIERANUNZIPLAYS THE MUSIC OF WAYNE SHORTER
クラッシックを素養としてビル・エヴァンスを通過し、80年代以降のヨーロッパのピアノスタイルを代表する存在であるエンリコ・ピエラヌンツィ。ショーター曲の新解釈を驚異的な力量で輝かしいトリオサウンドに変貌させた良作。
有馬
label : CHALLENGE
release : 2000
◉推薦曲Fall
ENRICO RAVABELLA
イタリアの重鎮、エンリコ・ラヴァによるドラマチックな展開の人気盤。一時期廃盤だったものが再発され、より多くの方の耳に届くのは嬉しい限り。ラヴァ節全開に加え、『猫ジャケ』との相乗効果で90年代における裏名盤として名高い。
関島
label : PHILOLOGY
release : 2005
◉推薦曲Free Tune
ERIC ALEXANDERTWO OF A KIND
5曲をワンホーンで、3曲はバリトン奏者セシルペインを交えての作品。特にこの2菅が迫力満点!バック陣との相性も抜群でエリックアレキサンダーの魅力が存分に味わえる1枚!
並木
label : CRISS CROSS
release : 1997
◉推薦曲Beautiful Things
ERIN BODEOVER AND OVER
2007年、ディスクユニオンのジャズ系列店舗で『MAX JAZZ FAIR』と題された大型企画が行われた。その時の特典CDに収録された本作は、キャッチーなヴォーカルセンスで今でも色褪せる事は無い傑作となっている。
関島
label : MAXJAZZ
release : 2006
◉推薦曲Over And Over
EUGENE MASLOVWHEN I NEED TOSMILE
2000年頃ジャズ喫茶メグで新譜試聴会を10年やっていた。何百曲も紹介した中で最も印象に残っているものの一枚だ。ユージン・マスロフには、他にも『Autum In New England』などの有名な作品が、どうしてどうして引けをとらない名盤でも忘れられない一枚となるだろう。 山本
label : MACK AVENUE
release : 1999
◉推薦曲Out Of This World
FABRIZIO BOSSOFAST FLIGHT
タイトル曲の高速ユニゾンに圧倒され、甘美なバラードも聴かせる幅広さを持ち合わせた初リーダー作にして名盤と言わしめた傑作。フレッシュな演奏の中にも貫禄さえ感じさせるのは流石の一言!
板橋
label : RED
release : 2000
◉推薦曲Fast Flight
5
25
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29
31
24
26
28
30
GEORGE ROBERTPEACE
どこまでも美しく、ささやかな喜びや儚さを織り交ぜたまさに"PEACE"というタイトルがピッタリな名演。美メロとかそんなチャチなものではありません!心して聴くべし!!
小堺
label : DIW
release : 2005
◉推薦曲I Didn't Know What TimeIt Was
GIOVANNIMIRABASSIAVANTI
ジェフスキの「不屈の民」から始まる全16曲に、哀しくも流麗すぎるミラバッシのピアノが響き渡る。ジャズだとかクラシックだとかは一旦置いて、目を閉じながら耳を傾けてほしい。
宮西
label : SKETCH
release : 2001
◉推薦曲El Pueblo Unido JamasSera Vencido
GORKA BENITEZSOLO LA VERDAD ESSEXY
この男気溢れる音色。染みわたるフレーズ。しかし、それは黄金期を懐かしむのではなく、現在のジャズを推し進める一つの形状である。スペインの雄によるフレッシュ・サウンド・ニュー・タレントを代表する1枚。
金子
label :
FRESH SOUND NEW TALENT
release : 2004
◉推薦曲Pepi's Dance
GRETCHENPARLATO LOST AND FOUND
いわゆるジャズ・ヴォーカルというジャンルからは一線を画す才女。歌い手としての実力はもちろん、バンド全体のトータル的なサウンド・プロダクションで魅せる、コンテンポラリー・ヴォーカルの金字塔。ブラジル音楽志向も⑦で現れる。
山田
label : OBLIQSOUND
release : 2011
◉推薦曲Holding Back The Years
HALIE LORENTHEY OUGHTA WRITEA SONG
オーティス・レディング、プロコル・ハルム等、いわゆるジャズ畑の以外の産地の名曲も収録。ロックの曲をこんなにもジャズ色に、自分色に歌えるのは、歌い手としての実力の賜物だ。もちろんスタンダード、オリジナルも喝采の出来。
山田
label :
WHITE MOON PRODUCTIONS
release : 2009
◉推薦曲Dock Of The Bay
HELGE LIENTO THE LITTLE RADIO
「ちょっと知らないなこの曲」、で「こんないい曲あったのね」と納得する。そんな天邪鬼な選曲で占められたスタンダード集。①の「グランドファーザーズ・ワルツ」はビル・エヴァンスも好んだ逸品で、聴くと幸せがおいでおいでして、待っている。
山本
label : DIW
release : 2006
◉推薦曲Grandfathers Waltz
IGNASI TERRAZAIT'S COMING
今やスペインのジャズシーンの重要人物と位置付けても良いピアニストがこのイグナシ・テラザだ。この人の魅力はメロディの明快さと独特のスウィング感にあると感じている。単純明快に聴く人の気持ちを楽しくさせるピアニストだ!
大野
label : TCB
release : 2004
◉推薦曲Prelude To A Kiss
JAMES FARMJAMES FARM
「レギュラー・カルテット」という言葉よりも「バンド」という方がこのグループには良く似合う。ジョシュア・レッドマンを中心とした大物揃いのメンバーによる2011年デビュー作がこれだ。この硬派な演奏がジャズをさらに進化させる。
金子
label : NONESUCH
release : 2011
◉推薦曲If By Air
6
33
35
37
39
31
34
36
38
JANE MONHEITTAKING A CHANCE ONLOVE
デビュー当時から話題でしたがこれは2004年に発表された4枚目。コンボ、またストリングスをバックにセレクトされた楽曲にセンスを感じる。そして堂々たる歌唱が素晴らしい。まさに21世紀のディーヴァに相応しいヴォーカリストだ。
西川
label : SONY
release : 2004
◉推薦曲Taking A Chance On Love
JASON LINDNER1, 2, 3, ETC.
ジェイソン・リンドナーの初期傑作。②の「アイシャ」に痺れる。マッコイの名曲が原題で一層開花して甦った。憂いを湛えたアドリブの連続に時を忘れる。「Pensativa」、「情事の終わり」など選曲もいい。エレピ演奏(2曲)もいいぞ。
山本
label :
FRESH SOUND NEW TALENT
release : 2001
◉推薦曲Aisha
JIM HALL DOWNBEAT'S CRITIC'S CHOICE
どこまでも、そしていつまでも誰も追い抜くことができないギタリスト。本作はジャズ誌「ダウンビート」選出のテラーク音源ベスト・アルバム。晩年に入ったジム・ホールを聴くには最適の1枚だ。
金子
label : TELARC
release : 2002
◉推薦曲Furnished Flats
JOE ZAWINULBROWN STREET
晩年のザヴィヌルがWDR Big Band
と競演してウェザー・リポートの名曲を演奏する。書いているだけでワクワクする。この良さは理屈抜きなので、お風呂に浸かった時のように「あぁ~」と声にならない声を発するのが正解だ。
羽根
label : INTUITION
release : 2007
◉推薦曲Black Market
JOHN ZORNMASADA LIVE ATTONIC 2001
数多くリリースされているマサダのアルバムのなかでも、とりわけこのライヴ盤の演奏はノリにノッている。グルーヴィ&スウィンギーなリズムにフロントの二人が絡んでいくそれは、むしろ王道バップ・ファンにこそおすすめしたい逸品。
細田
label : TZADIK
release : 2001
◉推薦曲Shechem
JOONA TOIVANENAT MY SIDE
抽象性の強いアプローチで、現代ジャズ界にポジションを確立した北欧ジャズ。だが、これほどまでにシンプルな演奏で北欧的に世界観を演出できるピアノトリオは聴いた事が無い。このシーンにおける可能性が詰まった作品。
有馬
label : CAM JAZZ
release : 2010
◉推薦曲Mistakes
JORIS TEEPEBOTTOM LINE
オランダのベーシスト、ヨリス・テーペによる、90年代風ハードバップの痛快盤。実はファンの多いドン・ブレイデンのテナーが絶好調であるが、ひときわ異彩を放つトム・ハレルの90年代ベスト・プレイが聴けるのもこの盤。
羽根
label : MONS
release : 1996
◉推薦曲Whisper Not
KASPERVILLAUME117 DITMAS AVENUE
デンマーク出身のキャスパーの代表作です。推薦曲の1曲目を聴いて頂きたい。気持ちよくスイングするピアノのメロディの心が奪われ、躍動するワッツのドラムパートで驚愕し、冷静沈着にリズムを刻むボディルセンのクールさに脱帽!
大野
label : STUNT RECORDS
release : 2004
◉推薦曲Please Enter-Tain
7
41
43
45
47
40
42
44
46
KEITH JARRETTTHE MELODY AT NIGHT,WITH YOU
難病に倒れたキース・ジャレットが、闘病生活を支えてくれた妻に捧げたプライベート録音がこのアルバム。全曲ソロ、全曲ラブソング。一音目から愛おしさと切なさが溢れる⑤「MY
WILD IRISH ROSE」に宿る音楽の奇跡。
山田
label : ECM
release : 2005
◉推薦曲My Wild Irish Rose
KENNY GARRETTTRIOLOGY
ショーターをイメージした"WAYNE'S
T H A N G "やコルトレーンの名曲
"GIANT STEPS"が面白いです!スリリングで中毒性があるけど遊び心も満載でしかもめちゃくちゃ上手い、これぞケニー・ギャレット!な名盤。
小堺
label : WARNER
release : 1995
◉推薦曲Wayne's Thang
KENNY WHEELERANGEL SONG
ドラムレス・カルテットという珍しい編成が奏功した奇跡の一枚。ECM
というレーベル、そして稀代の音楽家4名の出会いが生んだ美しきアマルガム。「Love Theme From
Spartacus」のべスト・バージョンはコレ!
吉良
label : ECM
release : 1997
◉推薦曲Love Theme FromSpartacus
KENNY BARRONMOMENT
1991年録音のピアノトリオの大ベストセラー・アルバムが本作です。ヨーロッパ系のピアノが苦手な方には自信を持って推薦できる1枚です。2曲目ばかりに目がいきがちだが、8、9
曲目あたりも渾身のバロン節が堪能出きる。
大野
label : RESERVOIR
release : 1994
◉推薦曲Fragile
KLAUSWAGENLEITERSWEET CHOICE
思い切って月のサラリーの2倍程の価格のCDプレイヤーを買った頃、夢中になっていて聴いた。朝、昼、晩、そして朝と徹夜で鑑賞しまくった。その感激は今も衰えない。小気味の良いピアノとベースラインの安定感に酔いしれる。迫力あるサウンド。
山本
label : YVP
release : 1998
◉推薦曲Sweet Choice
KURTROSENWINKELEAST COAST LOVEAFFAIR
コンテンポラリーな和声、自由なフレーズ・ラインと巧みなスイング感。ジム・ホール派のジャズ・ギターの流れがさらに押し進められた大傑作。ライブ盤ならではのトリオの丁々発止のインター・プレイが聴きどころ。
四浦
label :
FRESH SOUND NEW TALENT
release : 1996
◉推薦曲East Coast Love Affair
KURTROSENWINKELREMEDY
名盤だと冒頭の数音で分かる。一曲目から激しく興奮。数々の名ライヴの舞台となったヴィレッジ・ヴァンガードに刻まれた新たなる伝説。大袈裟ではなくエバンスやロリンズのそれに匹敵する大熱演。演奏ばかりか作曲も天才的なのがカート。
羽根
label : WOMMUSIC
release : 2008
◉推薦曲Chords
LARS JANSSONA WINDOW TOWARDSBEING
CD化されラーシュ・ヤンソンが一般的に知られるきっかけとなった一枚でしょうか。その後の数々の作品や来日でさらに多くのファンを獲得したことはご存じの通り。アーティストの内面、創造性がイキイキと伝わってくる作品で初めて聴く方も納得の一枚だと思います。 西川
label : IMOGENA
release : 1991
◉推薦曲More Human
8
49
51
53
55
48
50
52
54
MADS VINDINGTHE KINGDOM
エンリコ・ピエラヌンツィがデンマークの最強リズム陣とタッグを組んだ最高傑作。最高傑作とは言い過ぎだろうと非難されるかもしれないけど、彼のキャリアにおける作品の中でも、アタマひとつ抜きんでている一枚だということは間違いない。
山本
label : STUNT RECORDS
release : 1997
◉推薦曲Lover
MARK TURNERYAM YAM
すべてはここから始まっていた。現代ジャズのイノベーターたちが集結した奇跡のセッション。メインストリーム・ジャズの進化はこの作品以降、進んでいるのだろうか。次世代のバイブルとなった記念碑的作品。
四浦
label : CRISS CROSS
release : 1995
◉推薦曲Cubism
PAT METHNEYTRIO 99 00
メセニーの代表的なオリジナル曲も多数収録されている好ライブ盤!個人的には疾走感溢れる"LONE
JACK"から締めの"TRAVELS"を通して聴くのがオススメ。
小堺
label : WARNER
release : 2000
◉推薦曲Lone Jack
PAUL BLEYNOT TWO NOT ONE
現時点でのジャズにおけるインタープレイの最高峰がここにある。10曲目「Don't You Know」を聴いてほしい。ドラムスティックの落下音までが音楽的意味を持っていることに驚かされるだろう。
四浦
label : ECM
release : 2005
◉推薦曲Don't You Know
PAUL MOTIANGARDEN OF EDEN
偉大なジャズ・ミュージシャンは器楽奏者の達人であり、同時に素晴らしい作曲家である。現代ジャズの進化とECMの関係性の要となったモチアン、その音楽観の集大成的作品。メロディの為のリズムの解放を聴け。
四浦
label : ECM
release : 2006
◉推薦曲Mesmer
REBECCAMARTINGROWING SEASON
ジャズ・ボーカルの世界の新たなスタンダード。現代のジャズの雄たちが支える音世界は実に優しく、美しい。コンテンポラリー・ジャズが向かったアメリカの原風景を捉えたアコースティックなサウンドがクールに響く。
四浦
label : SUNNYSIDE
release : 2008
◉推薦曲The Space In A Song ToThink
ROBERTGLASPERMOOD
あくまでもジャズを表現の「出口」とする事で、これまでのヒップホップ融合系ジャズミュージシャンとは決定的な違いを作った。その後ベテランリスナーから他ジャンルのファンまで巻き込む事になる「グラスパー系」の幕開け的作品。
有馬
label :
FRESH SOUND NEW TALENT
release : 2004
◉推薦曲Lil Tipsy
ROBERTO GATTOREMEMBERINGSHELLY
現在最もそれらしいハードバップを聴かせるのがイタリアのジャズメンだ。今や男気テナー界のヒーローに成長したマックス・イオナータを始め、けれん味の無い弾けっぷりが、50年代60年代のジャズファンをも括目させている。
羽根
label : ALBORE JAZZ
release : 2010
◉推薦曲Cabu
9
57
59
61
63
56
58
60
62
SATLAH(DANIEL ZAMIR)CHILDREN OF ISRAEL
現代ジャズを語るうえで、イスラエル出身アーティストの躍進に言及しなければ片手落ちの誹りは免れない。強烈にユダヤの音階を意識させるザミールは中でも異色の存在だが、日本人の心の琴線に触れる旋律と躍動感に満ちたソロは圧巻。
吉良
label : TZADIK
release : 2002
◉推薦曲Ma Omrot Einaich
SCOTTHAMILTONAFTER HOURS
ウィントン・マルサリスよりも先に登場したモダン・ジャズ復古の寵児、96年録音盤。ここはなんと言っても当時65歳のトミー・フラナガンの快演が聴きもの。もちろんスコットも快調にスウィングし、コテコテ・フレーズを炸裂させる。
山田
label : CONCORD
release : 1997
◉推薦曲You're Not The Kind
SEAMUS BLAKECALL
90年代中期のCRISS CROSSは、その後NYの一時代を生むことになる若手が集結していた。このシーマス・ブレイクもその一人。現在の彼の巧さも素晴らしいが、この時期の怖いもの知らずな演奏には聴く度にやられてしまう。
有馬
label : CRISS CROSS
release : 1994
◉推薦曲Nobody's Song But HisOwn
SIDSEL STORMSWEDISH LULLABY
EMILYを聴くといつの間にか優しい気持ちになれる。柔らかく清々しい歌声に、ラーシュ・ヤンソンのリリカルなピアノ伴奏がアルバムを見事に際立たせている。ジャケ、内容共に愉しみに溢れた必聴の1枚です。
並木
label : CALIBRATED
release : 2010
◉推薦曲Emily
SIMPLEACOUSTIC TRIOHABANERA
長く愛されているベストセラーのピアノトリオ作品。ジャケットが素晴らしい。惚れ惚れするだろう。甘美な旋律、メロディが聴き手をにゃぐにゃぐにしてしまう。ECMアーティストとなったマルチン・ワシレフスキの中期の代表的作品。
山本
label : NOT TWO
release : 2000
◉推薦曲Without Them
STACEY KENTDREAMSVILLE
どあたまの「I’ve…」の発音の瞬間、その瞬間から心に春がやってくる。単調になりがちなバラード集でも彼女が歌えば上質なワインのように、気付いたらもう、一本空いてしまっているのだ。ぜひ、良い時間をお過ごしください。
山田
label : CANDID
release : 2000
◉推薦曲I've Got A Crush On You
STEFANOBOLLANIGLEDA
誰もが共感できる美的センスと、誰にも予測できない遊び心をもったピアニスト。堅実だが時に大胆に攻め込むリズム陣。三者が溶け合い、化学反応を起こした結晶をここで見ることができる。
宮西
label : STUNT RECORDS
release : 2005
◉推薦曲Gleda
THIERRY LANGPRIVATE GARDEN
90年代半ばに日本でもピアノ好きを中心に知られるようになった作品。いつ聴いてもティエリー・ラング節は色あせることなく、これからユーロ・ジャズ・ピアノを聴きたいを思っている方には絶対推薦の作品。
西川
label : ELEPHANT
release : 1993
◉推薦曲Nunzi
10
65
67
69
71
64
66
68
70
TIM LAPTHORNSEVENTH SENCE
発売当時、目立たない、埋もれてしまうだろうとささやかれていたピアノトリオ作品。しかしレコード店スタッフなどの共感を得て、密かな名盤だよ、という地位を確立した。スタンダード曲に胸躍るが、オススメ曲ある限り、聴きつがれるだろう。
山本
label : BASHO MUSIC
release : 2007
◉推薦曲Walking Wounded
TINGVALL TRIOSKAGERRAK
メロディの陰と陽の表現力が素晴らしいピアノトリオの初作品。特に「MOVIE」は、美しさと儚さが段々と勢いを増しつつ、ドラマチックに展開していく至宝の1曲。聴き終えた後の幸福感は未だに忘れられません。
板橋
label : SKIP
release : 2006
◉推薦曲Movie
TOMASZSTANKODARK EYES
今現在も門下生を輩出し、かつ、自身の音楽性も進化させているアーティスト、トマシュ・スタンコ。その彼の作品の中でも際立っている2009年重要作品。デンマーク、フィンランド両国の若き才能をさらに大きく開花させたアルバムである。
金子
label : ECM
release : 2009
◉推薦曲Samba Nova
TRIO CONCEPTSVOL.3
YVPと言えばTRIO CONCEPTSと言われるくらい人気のピアノ・トリオだ。もうグループでは10年以上リリースされてないが再度復活してほしいものである。小難しさは一切なくスインギーな演奏は大変親しみやすい。
西川
label : YVP
release : 2008
◉推薦曲Someday
VALERYPONOMAREVPROFILE
今ではこういう演奏には出会えない。古き良き黄金時代をを探してもこういうものは無い。メンバーといい、録音といい90年代ならではの傑作だ。ジョーヘンのジェントルでインテリジェンス溢れる個性に痺れる。ケニー・バロンも最高。
羽根
label : RESERVOIR
release : 1993
◉推薦曲I Concentrate On You
VIJAY IYERHISTORICITY
ブラッド・メルドーと同世代だが世界的な認知に至るのは00年代半ば。ヴィジェイのミニマルなピアノリフとマーカス・ギルモアのドラミングによる
ポリリズムが強烈に脈動する。その驚異的な縦軸の深みは現在に至るまで追随を許さない。
有馬
label : ACT
release : 2009
◉推薦曲Mystic Brew[Trixation Version]
VIKTORIATOLSTOYMY SWEDISH HEART
ある時偶然この良さを発見した。その時は、前後賞1億円の宝くじにあたったようなビッグな気分になった。ヤコブ・カールゾンとの相性が抜群で、どの曲にも「100点!」と叫んでしまう。聴いてない人、聴いたほうが少し幸せに成れるかもしれませんよ。
山本
label : ACT
release : 2005
◉推薦曲You Gave Me The Flow
WAYNE SHORTERBEYOND THE SOUNDBARRIER
常に現代の最高峰をゆくカルテットによる唯一無二、比類なき演奏を収めたライヴ盤。脳に直接響くかのような、意識を奪われるほど強烈なショーターの存在感に圧倒されます。もはや次元が違うとしか言いようがありません。
佐藤
label : VERVE
release : 2005
◉推薦曲Beyond The Sound Barrier
11
73
75
77
72
74
76
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WINNERSLIVE AT THE DOLDERGRAND HOTEL ZURICH
名門TCBより、ワンホーングループの好ライブ盤。スタンダードを中心に各プレイヤーの個性が光る。ベテラン、フランコアンブロゼッティも素晴らしいが、ティエリーラングが特に秀逸で、その存在感を十分に堪能出来る名盤!
並木
label : TCB
release : 2000
◉推薦曲Autumn Leaves
WYNTONMARSALISTHICK IN THE SOUTH
ウィントンの作品で今後も聴き継がれるのは、キャリアの中では比較的地味なこういった作品なのかも知れない。作家の村上春樹氏もこのアルバムを絶賛していた。ここでもやっぱりジョーヘンが素晴らしい。
羽根
label : WOUNDED BIRD
release : 1991
◉推薦曲Harriet Tubman
上原ひろみALIVE
アンソニー・ジャクソン(b)&サイモン・フィリップス(ds)とのトリオ本作のテーマは、「生きる」すなわち「ライブ」、という人生を表現したとのこと。1曲目の壮大な変拍子でそれは体現できる。
川村
label : TELARC
release : 2014
◉推薦曲Alive
大友良英(ONJQ)LIVE!
ONJQの評価を確立した傑作ライヴ・アルバム。大友によるイディオマテックなギター・ソロが長尺で聴けるドルフィーのカヴァーも秀逸だが、ここでは繰り返されるテーマが破壊的な官能へと至る「ユリイカ」をやはりおすすめしたい。
細田
label : DIW
release : 2005
◉推薦曲ユリイカ
菊地雅章/TETHERED MOONFIRST MEETING
3つの孤高の才能が絡み合う。ドライな質感の中にもどこか魂を感じるサウンドは、並大抵のピアノトリオでは真似できない。まさに阿吽の呼吸だが、3人の個性が均等に光る。癖になるような不思議さだ。
溝邊
label : WINTER & WINTER
release : 1997
◉推薦曲Tethered Moon
山中千尋WHEN OCTOBERGOES
時代のリレーこそがジャズを進化させ、強くさせる。バーチュオーゾなリズム・セクションを迎え、自身に聴こえる音世界を見事に再現。日本のマイナー・レーベルが世界標準のジャズを発信、これぞ和ジャズの現在進行形。
四浦
label : ATELIER SAWANO
release : 2004
◉推薦曲Yagibushi
関内
横浜
馬車道
東京
池袋
新宿吉祥寺
渋谷
御茶ノ水
山手線
中央線
京浜東北線
京王井の頭線
東急東横線
みなとみらい線
品川
123
4
5
秋葉原
6
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1 ディスクユニオンJazzTOKYO
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2 ディスクユニオン新宿ジャズ館
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3 ディスクユニオン吉祥寺ジャズ&クラシック館
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4 ディスクユニオン渋谷ジャズ/レアグルーヴ館
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5 ディスクユニオン横浜関内ジャズ館
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