16
THE世界大学ランキング日本版2018 結果分析 3 30 80 P.12 14 12 文/児山雄介 2 ランキングごとに異なる大学の顔ぶれ アジア版2018 アジア版2018 ~THEの各ランキングにランクインした日本の大学例 日本版2018 =1 =1 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 =21 =21 23 24 =25 =25 27 28 29 30 31 32 33 34 35 =36 =36 38 =39 =39 41 42 =43 =43 45 46 47 48 49 50 =51 =51 53 54 =55 =55 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 =68 =68 70 71 京都大学 東京大学 東北大学 東京工業大学 九州大学 北海道大学 名古屋大学 大阪大学 筑波大学 慶應義塾大学 早稲田大学 国際教養大学★ 広島大学 一橋大学★ 上智大学 国際基督教大学★ 東京外国語大学★ 神戸大学 千葉大学 金沢大学 長岡技術科学大学 立命館アジア太平洋大学立命館大学 九州工業大学 岡山大学 横浜国立大学 立教大学★ 同志社大学 東京農工大学 東京理科大学 関西学院大学 お茶の水女子大学★ 神田外語大学★ 会津大学 明治大学 熊本大学 首都大学東京 豊橋技術科学大学 東京医科歯科大学 山口大学 東京海洋大学 京都工芸繊維大学 長崎大学 大阪市立大学 関西大学 横浜市立大学 山形大学 芝浦工業大学 近畿大学 青山学院大学★ 中央大学 新潟大学 法政大学 信州大学 電気通信大学 津田塾大学★ 福井大学 秋田大学 名古屋工業大学 南山大学★ 学習院大学★ 福岡女子大学★ 佐賀大学 群馬大学★ 大阪府立大学 東洋大学 宇都宮大学 鹿児島大学 豊田工業大学★ 埼玉大学 茨城大学 順位 区分 教育機関 順位 区分 教育機関 8 11 28 30 33 35 =48 =55 =60 63 =83 =104 109 =127 131 134 =135 =149 =149 =151 153 =168 =171 =173 =175 =175 =182 184 =185 =194 =200 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 201‒250 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 251‒300 東京大学 京都大学 大阪大学 東北大学 東京工業大学 名古屋大学 九州大学 北海道大学 東京医科歯科大学 筑波大学 藤田保健衛生大学 首都大学東京 広島大学 慶應義塾大学 会津大学 千葉大学 早稲田大学 金沢大学 神戸大学 順天堂大学 東京農工大学 岡山大学 名古屋市立大学 横浜市立大学 香川大学 東京理科大学 高知大学 熊本大学 大阪市立大学 徳島大学 横浜国立大学 電気通信大学 東京慈恵会医科大学 関西医科大学 近畿大学 長崎大学 名古屋工業大学 新潟大学 埼玉大学 滋賀医科大学 信州大学 豊橋技術科学大学 山形大学 山梨大学 中央大学 愛媛大学 岐阜大学 浜松医科大学 法政大学 岩手大学 鹿児島大学 北里大学 京都工芸繊維大学 九州工業大学 明治大学 三重大学 宮崎大学 長岡技術科学大学 奈良県立医科大学 大阪府立大学 佐賀大学 埼玉医科大学 島根大学 静岡大学 昭和大学 上智大学 東海大学 東京海洋大学 富山大学 山口大学 世界版2018 順位 区分 教育機関 東京大学 京都大学 大阪大学 東北大学 東京工業大学 名古屋大学 九州大学 北海道大学 東京医科歯科大学 筑波大学 藤田保健衛生大学 首都大学東京 会津大学 千葉大学 広島大学 順天堂大学 香川大学 金沢大学 慶應義塾大学 神戸大学 高知大学 熊本大学 名古屋市立大学 岡山大学 大阪市立大学 東京農工大学 東京理科大学 早稲田大学 横浜市立大学 中央大学 愛媛大学 電気通信大学 岐阜大学 浜松医科大学 法政大学 岩手大学 東京慈恵会医科大学 鹿児島大学 関西医科大学 近畿大学 北里大学 京都工芸繊維大学 九州工業大学 明治大学 三重大学 宮崎大学 長岡技術科学大学 長崎大学 名古屋工業大学 奈良県立医科大学 新潟大学 大阪府立大学 立命館大学 佐賀大学 埼玉大学 埼玉医科大学 滋賀医科大学 島根大学 信州大学 静岡大学 昭和大学 上智大学 東海大学 徳島大学 東京海洋大学 富山大学 豊橋技術科学大学 山形大学 山口大学 山梨大学 横浜国立大学 *「★」は日本版のみにランクインしている大学 *「=」は同順位の大学あり *同ランクでの掲載順は 原則大学名の英語表記のアルファベット順 各ランキングの 分野と割合 国際性 7.5% 被引用 論文 30% 国立大学 公立大学 私立大学 産業界からの収入 7.5% 教育 25% 研究 30% 日本版2018 世界版2018 教育 30% 産業界からの収入 2.5% 国際性 7.5% 被引用 論文 30% 研究 30% *分野内の指標の内訳はランキングにより 異なる場合があります。 ほか「72-150位」に80大学がランクイン ほか「301-351+位」に19大学がランクイン ほか「1001+位」に18大学がランクイン 【図表1】 国際性 20% 教育 リソース 34% 教育 充実度 26% 教育成果 20% 2018 5-6 2018 5-6 Report 46 =74 201‒250 201‒250 251‒300 301‒350 351‒400 401‒500 401‒500 401‒500 501‒600 501‒600 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 601‒800 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 801‒1000 多様性と特色化を促す 日本大学ランキング Japan University Rankings 2018年3月末に発表された、Times Higher Education(THE)の世界大学ランキング日本版。 初顔見せとなった前年は、発表直後から大学、高校をはじめ社会に大きな話題を呼んだ。 2年目となる今回のランキング結果、前年からの変化、活用法などについて解説する。 学部 研究力 大学院 教育力 世界版が 測定する領域 日本版が 測定する領域

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THE世界大学ランキング日本版2018 結果分析

3

 日本の大学の魅力や、大学に対

する新たな見方を、国内外に向け

てわかりやすく表現するという意

図の下、THE世界大学ランキン

グ日本版(以下、日本版)は20

17年に誕生した。主に「学部」

の「教育力」が対象領域となって

おり、「大学院」の「研究力」が

重視される世界版やアジア版とは

対照的だ。世界版、アジア版ラン

キングの指標については、「教育

力」の割合は30%以下。対して日

本版は、80%を占めている。

 ランクインの顔ぶれにも違いが

ある。P.3の日本版のランキング表

で「★」のついた大学は日本版の

みに登場する大学だ。国際教養大

学(12位)のようなリベラルアー

ツカレッジ、一橋大学(14位)の

ような人文社会系の単科大学、ほ

か外語大や女子大など、日本版で

はより多彩な大学が入っている。

 こうした日本ならではの大学の

多様性を表すランキングが、年間

12億人が訪れるTHEの公式サイ

トで発表され、全世界が注目して

いる。その影響力を自学の多様化・

特色化にどのように生かしていく

べきか。すでにこの1年で、多く

の大学が検討を進めている。

文/児山雄介

2

「教育力」にフォーカスした

日本ならではのランキング

ランキングごとに異なる大学の顔ぶれアジア版2018

アジア版2018

~THEの各ランキングにランクインした日本の大学例

日本版2018=1=13456789

1011121314151617181920

=21=212324

=25=25272829303132333435

=36=3638

=39=394142

=43=43454647484950

=51=515354

=55=555758596061626364656667

=68=687071

国国国国国国国国国私私公国国私私国国国国国私私国国国私私国私私国私公私国公国国国国国国公私公国私私私私国私国国私国国国私私公国国公私国国私国国

京都大学東京大学東北大学東京工業大学九州大学北海道大学名古屋大学大阪大学筑波大学慶應義塾大学早稲田大学国際教養大学★広島大学一橋大学★上智大学国際基督教大学★東京外国語大学★神戸大学千葉大学金沢大学長岡技術科学大学立命館アジア太平洋大学★立命館大学九州工業大学岡山大学横浜国立大学立教大学★同志社大学東京農工大学東京理科大学関西学院大学お茶の水女子大学★神田外語大学★会津大学明治大学熊本大学首都大学東京豊橋技術科学大学東京医科歯科大学山口大学東京海洋大学京都工芸繊維大学長崎大学大阪市立大学関西大学横浜市立大学山形大学芝浦工業大学近畿大学青山学院大学★中央大学新潟大学法政大学信州大学電気通信大学津田塾大学★福井大学秋田大学名古屋工業大学南山大学★学習院大学★福岡女子大学★佐賀大学群馬大学★大阪府立大学東洋大学宇都宮大学鹿児島大学豊田工業大学★埼玉大学茨城大学

順位 区分 教育機関順位 区分 教育機関8

1128303335

=48=55=6063

=83=104109

=127131134

=135=149=149=151153

=168=171=173=175=175=182184

=185=194=200

201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250201‒250251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300251‒300

国国国国国国国国国国私公国私公国私国国私国国公公国私国国公国国国私私私国国国国国国国国国私国国国私国国私国国私国国国公公国私国国私私私国国国

東京大学京都大学大阪大学東北大学東京工業大学名古屋大学九州大学北海道大学東京医科歯科大学筑波大学藤田保健衛生大学首都大学東京広島大学慶應義塾大学会津大学千葉大学早稲田大学金沢大学神戸大学順天堂大学東京農工大学岡山大学名古屋市立大学横浜市立大学香川大学東京理科大学高知大学熊本大学大阪市立大学徳島大学横浜国立大学電気通信大学東京慈恵会医科大学関西医科大学近畿大学長崎大学名古屋工業大学新潟大学埼玉大学滋賀医科大学信州大学豊橋技術科学大学山形大学山梨大学中央大学愛媛大学岐阜大学浜松医科大学法政大学岩手大学鹿児島大学北里大学京都工芸繊維大学九州工業大学明治大学三重大学宮崎大学長岡技術科学大学奈良県立医科大学大阪府立大学佐賀大学埼玉医科大学島根大学静岡大学昭和大学上智大学東海大学東京海洋大学富山大学山口大学

世界版2018順位 区分 教育機関

国国国国国国国国国国私公公国国私国国私国国国公国公国私私公私国国国国私国私国私私私国国私国国国国国公国公私国国私国国国国私私私国国国国国国国国

東京大学京都大学大阪大学東北大学東京工業大学名古屋大学九州大学北海道大学東京医科歯科大学筑波大学藤田保健衛生大学首都大学東京会津大学千葉大学広島大学順天堂大学香川大学金沢大学慶應義塾大学神戸大学高知大学熊本大学名古屋市立大学岡山大学大阪市立大学東京農工大学東京理科大学早稲田大学横浜市立大学中央大学愛媛大学電気通信大学岐阜大学浜松医科大学法政大学岩手大学東京慈恵会医科大学鹿児島大学関西医科大学近畿大学北里大学京都工芸繊維大学九州工業大学明治大学三重大学宮崎大学長岡技術科学大学長崎大学名古屋工業大学奈良県立医科大学新潟大学大阪府立大学立命館大学佐賀大学埼玉大学埼玉医科大学滋賀医科大学島根大学信州大学静岡大学昭和大学上智大学東海大学徳島大学東京海洋大学富山大学豊橋技術科学大学山形大学山口大学山梨大学横浜国立大学

*「★」は日本版のみにランクインしている大学*「=」は同順位の大学あり*同ランクでの掲載順は 原則大学名の英語表記のアルファベット順

各ランキングの分野と割合

国際性7.5%

被引用論文30%

国立大学

公立大学

私立大学

産業界からの収入 7.5%

教育25%

研究30%

日本版2018

世界版2018

教育30%

産業界からの収入 2.5%国際性7.5%

被引用論文30%

研究30%

*分野内の指標の内訳はランキングにより 異なる場合があります。

ほか「72-150位」に80大学がランクインほか「301-351+位」に19大学がランクイン

ほか「1001+位」に18大学がランクイン

【図表1】

国際性20% 教育

リソース34%

教育充実度26%

教育成果20%

2018 5-62018 5-6

Report

46=74

201‒250201‒250251‒300301‒350351‒400401‒500401‒500401‒500501‒600501‒600601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800601‒800

801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000801‒1000

多様性と特色化を促す

日本大学ランキングJapan University Rankings

2018年3月末に発表された、Times Higher Education(THE)の世界大学ランキング日本版。初顔見せとなった前年は、発表直後から大学、高校をはじめ社会に大きな話題を呼んだ。

2年目となる今回のランキング結果、前年からの変化、活用法などについて解説する。

学部

研究力

大学院

教育力

世界版が測定する領域

日本版が測定する領域

5

*同順位の場合は、総合ランキング順に掲載しています

4

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

【図表2】

123456789

1011121314151617181920

23415

1213

-10867

1519141816201117

85.484.783.482.581.279.779.679.578.677.977.676.776.476.376.175.875.375.074.874.3

=1=13

=39141-150141-150

--

141-15084

=68---

141-150695-

国国国国国国私私公国国私国私公公国国国私

東京大学京都大学東北大学東京医科歯科大学浜松医科大学滋賀医科大学兵庫医科大学東京医科大学札幌医科大学大阪大学東京工業大学豊田工業大学旭川医科大学日本医科大学奈良県立医科大学福島県立医科大学北海道大学筑波大学九州大学大阪医科大学

2018順位 2017順位 区分 教育機関 スコア

教育リソース 教育充実度

教育成果 国際性

国立大学 公立大学 私立大学分野別ランキングTOP20

総合順位12

=3=356789

=10=10=12=12=12151617181920

12

=3=35678

=109

=1013121415171618

-19

99.899.799.699.699.299.198.698.598.498.198.197.797.797.797.497.196.696.396.296.0

12=1=13

11109854

167

15356

1314282723

公国国国私私国国国国私国私私国国国私私私

国際教養大学東京大学京都大学東北大学早稲田大学慶應義塾大学筑波大学大阪大学九州大学東京工業大学国際基督教大学名古屋大学上智大学明治大学北海道大学広島大学一橋大学同志社大学立教大学立命館大学

区分 教育機関 スコア 総合順位

1234

=5=5789

1011121314151617181920

1=29546

=287

1011121415251622231813

98.998.697.797.295.695.695.494.894.793.889.188.176.673.272.972.070.669.669.469.3

=1=15

1037864

11149

1330

=251912291518

国国国私国国国国国私国国国私国国公国私国

東京大学京都大学九州大学慶應義塾大学東北大学名古屋大学大阪大学北海道大学東京工業大学早稲田大学一橋大学筑波大学広島大学東京理科大学横浜国立大学千葉大学国際教養大学東京農工大学上智大学神戸大学

区分 教育機関 スコア 総合順位123456789

10111213141516171819

=20=20

131965

20=28

-3-

101-1104-7

192

45-

=172553

100.098.996.891.590.990.185.784.584.083.382.480.678.677.376.074.874.173.973.673.373.3

12=2116171592

111-120=100

-83

131-140121-130

-6233

-4

2711

=21121-130

公私私国私私私私私公私私私公私私国私私国私

国際教養大学立命館アジア太平洋大学国際基督教大学東京外国語大学上智大学京都外国語大学名古屋商科大学名古屋外国語大学東京国際大学神戸市外国語大学宮崎国際大学麗澤大学城西国際大学福岡女子大学神田外語大学大阪経済法科大学東京工業大学立教大学早稲田大学長岡技術科学大学創価大学

区分 教育機関 スコア 総合順位

2018順位 2017順位

2018順位 2017順位 2018順位 2017順位

Eとの議論(P.8)がふまえられ

てのものだ。

 「教育リソース」は、充実した

教育が行われている可能性を示

す。さまざまな教育活動の土台と

なる分野であるため、4分野のう

ち最も比重が大きい。大学の規模

に左右されやすい、「学生一人あ

たりの資金」「教員一人あたりの

競争的資金獲得数」の割合が各2

ポイント減となり、割合は前年の

38%から34%に減少した。

 「教育充実度」は、高校の進路

指導教員への評判調査をもとに、

教育に対する期待の実現度を示

す。高校教員は自ら大学の情報を

調べるだけでなく、大学に進学し

た卒業生から実態の情報を得てい

るため、全体の26%と比重が大き

くなっている。前年同様全高校の

半数弱から回答を集め、2か年分

の結果を使用している。

 THE世界大学ランキングは、

ポータルサイトで必要なデータを

入力し提出するエントリー制であ

る。そのうえで左の条件に該当す

る大学は除外している。日本の教

育事情をよく知るベネッセグルー

プが情報収集等を支援し、データ

の収集・集計プロセスは *1PwC

の監査を受けている。

 4つの指標についてはより実態

に則したものにするため一部変更

されている。これは各大学の意見、

文部科学省や大学IR総研とTH

ランキング指標を構成するのは、4つの分野の13項目だ。

指標の内容、前年からの変更点、結果の注目点を解説する。

THE世界大学ランキング日本版2018

 「教育成果」は、卒業生の企業

での活躍や教育に対する評判を表

す。「企業人事の評判調査」は、

卒業生が企業でどれだけ活躍して

いるかなどの調査項目を追加し、

調査対象に一部有力未上場企業を

加えた。大学からの「教育力を測

るなら就職力を重視してほしい」

という要望に応えて割合を3ポイ

ント増やし、「研究者の評判調査」

と同じ重みになった。

 「国際性」は、国際的な環境の

実現度を示す。「日本人学生の留

学比率」「外国語で行われている

講座の比率」が追加され、分野の

割合は16%から20%に増加した。

 指標には含まれなかったが、大

学生への調査が初めて行われた。

11の質問項目に各0〜10点をつ

ける形式で、日本独自の質問のほ

か、アメリカ版、西ヨーロッパ版

(7月発表予定)と共通の質問が

含まれている。THEは4月現在、

それらの国・地域と回答を比較で

きるかを検討中だ。実現すれば、

例えば日本に留学を希望する学生

が、「自国の○○大学に似たタイ

プの大学は日本ではどこか」と

いった観点で留学先を探せる。

指標解説と

分野別ランキング

〔除外条件〕

※前提として、THEのデータコレクション・

ポータルサイトにデータを入力し、提出し

たうえで、

▼必要なデータが入力されていない大学

▼「認証評価」を受けていない大学

分野 Pillars

20%

26%

34%(38%)

20%(16%)

大学入力情報

大学入力情報

エルゼビア社

ベネッセ

大学入力情報

ベネッセ

ベネッセ

大学入力情報

大学入力情報

大学入力情報

大学入力情報

日本版2018の指標

国際性Environment

教育成果Outcomes

教育充実度Engagement

教育リソースResources

項目 Metrics

教員一人あたりの競争的資金獲得数(大学別の獲得件数/専任教員数)

高校教員の評判調査:入学後の能力伸長

研究者の評判調査

6%

7%

8%

8%(10%)

5%(7%)

10%(7%)

10%(13%)

5%(8%)

5%(8%)

5%(0%)

5%(0%)

13%

13%

割合*2 対象年

2016年

2016年

2012-16年

2016年

2016年

2016・17年

2016・17年

2016年

2016年

2016年

2016年

2017年

2016・17年

データ元 備考

ScopusよりTHEが抽出

ベネッセ総合学力テストにおける大学合格者の学力

研究者向けの評判調査から日本の大学に関する日本の研究者の回答を抽出

2017年調査対象:日本の高校の進路指導教員。調査書発送校数:5479校*3、回答校数は2415校(全体の約90%の大学名が挙がっている。特定の地域に有利・不利が出ない集計)※2017年、2016年の結果の2か年分を使用

調査対象:2017年2月現在の全上場企業4701社(ジャスダック等新興市場含む、外国企業は除く)と有力未上場企業847社 調査項目:過去2年間の新卒採用実績上位10大学について、学生のイメージを12項目、各6段階で聞いている

外国人学生比率(在籍外国人学生数/在籍学生数)

外国人教員比率(在籍外国人教員数/教員数)

日本人学生の留学比率(留学者数/在籍学生数)

外国語で行われている講座の比率(外国語で行われている講座数/全講座数)

企業人事の評判調査

学生一人あたりの資金(経常収入/在籍学生数)

学生一人あたりの教員比率(教員数/在籍学生数)

教員一人あたりの論文数(論文数/教員数)

大学合格者の学力

高校教員の評判調査:グローバル人材育成の重視

日経HR

THE世界大学ランキング

*「=」:同順位の大学あり*「 - 」:総合順位・スコアが151位以下を示す

2018 5-62018 5-6

初の学生調査を実施

他国と比較検討中

*1 PricewaterhouseCoopers。世界の4大会計事務所の1つ*2 ( )内は前年度の%(変更があった指標のみ表示)*3 複数の科やコースを設置している高校には、調査書を複数枚送付した場合もある

「教育リソース」「教育成果」

「国際性」の項目や割合を変更

*同順位の場合は、総合ランキング順に掲載しています

*同順位の場合は、総合ランキング順に掲載しています

*同順位の場合は、総合ランキング順に掲載しています

7 6

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

 「学生一人あたりの資金」「教員

一人あたりの競争的資金獲得数」

の割合が前年より各2ポイント下

がり、資金力、研究力の影響がや

や小さくなった。

 とはいえ上位の大学には、資金

力を生かして学生に対して手厚い

教育環境を整えているところが多

い。国からの補助が相対的に厚い

国立大(特に医学部を持つ大学)

や、医療系私立大のスコアが高く

なる傾向にある。総合順位ではラ

ンク外ながら、この分野で実力を

発揮している大学も少なくない。

 医療系の学部を持っていない大

学としては、東京工業大学、会津

大学、秋田県立大学、石川県立大

学、豊田工業大学が設置区分別の

TOP10入りしている。注目に値

すると言えるだろう。

 もちろん、いくらリソースが豊

富でも、教育施策のさらなる改善

や学生の成長につながっていなけ

れば意味がない。長期的視点では

リソースを増やし、学生の教育環

境を整える努力を継続しつつも、

短期的には、今あるリソースでど

れだけ効果的な教育を実現できる

か、パフォーマンスを追求する姿

勢が必要だ。

長期的視点で取り組み

教育環境を整備する

 4分野のうち唯一、項目もその

割合も前年と変わらない分野だ。

ランクイン大学の顔ぶれも前年と

大きくは変わらないが、日本版に

初めて登場した大学である高知工

科大学、静岡県立大学、神戸市外

国語大学、立教大学が各設置区分

別のTOP10入りを果たした。

 国立大、私立大間でのスコアの

差はほとんど見られない。教育リ

ソースでは国立大のスコアが高

かったことを考え合わせると、私

立大のパフォーマンスのよさがう

かがえる。私立大の11位以降を見

ていくと、神田外語大学(私立15

位)、金沢工業大学(同18位)、津

田塾大学(同21位)など、中規模

以下の大学や、入試難易度が高く

はない大学名も数多く挙がってく

る。規模の大きさや入試難易度が

上位ではなくても、教育充実度を

高められることがわかる。

 いずれの大学にとっても常に向

上をめざすべき分野ではあるが、

すでに充実した取り組みを行って

いても、それを適切に広報しなけ

れば高校生や保護者の認知度は上

がらない。教育力を可視化する広

報手段の一つとして、ランキング

を活用することも考えたい。

ステークホルダーへの

アピールも欠かせない

 前年の割合と比べると、「企業

人事の評判調査」の割合が3ポイ

ント加算され、「研究者の評判調

査」の割合が3ポイント減少。こ

の変化に各大学の努力が加わり、

スコアを大きくアップさせた大学

がめだった。

 国立大では東京外国語大学(ス

コア9・8上昇)、電気通信大学(同

9・2)など、公立大では大阪府

立大学(同8・5)など、私立大

では甲南大学(同33・2)、北里

大学(同8・9)などがその例だ。

就職力の強さに定評のある大学名

が並んでおり、企業における卒業

生の活躍が前回以上にスコアに反

映されていることがうかがえる。

 他方、旧帝大をはじめ、理工系

の研究力を強みに研究者からの評

判を得ている大学も、依然上位に

ランクインしている。

 スコアを高めるには、これから

の社会で求められる人材や能力を

見極め、その養成に産学協働で取

り組むことだろう。特に就職力に

ついては、努力が比較的反映され

やすい。コンピテンシーを養成し、

企業から認められたうえで、その

イメージを世間に届けるための広

報力が求められる。

産業界との連携を強め

社会で必要な力を育成

 「日本人学生の留学比率」「外国

語で行われている講座の比率」が

項目に加わり、国際化の進展がよ

り多面的に測られるようになっ

た。その影響に各大学の取り組み

が重なり、スコアの変動が大きく

なった。

 国立大は東京医科歯科大学(ス

コア21・4上昇)、公立大は国際

教養大学(同25・6)、私立大は

宮崎国際大学(同32・4)などの

上昇幅が大きい。東京医科歯科大

学はグローバル人材育成プログラ

ムを複数設け、豊かな国際経験を

持つスタッフを抱えている。また、

宮崎国際大学の国際教養学部は、

全員必修の英語で行う海外研修、

教員の8割が外国人などの特徴的

な取り組みが明確にスコアに反映

された形だ。

 割合は前年より減ったが、外国

人学生・教員の比率を上げるなど

学内の国際的な環境を整える努力

も大切だ。THEによると、世界

の留学生数は2000年から20

14年にかけて約2倍に増え、3

00万人市場となっている。留学

生獲得競争に打ち勝つ武器とし

て、日本版のスコアの広報活用も

検討してみるとよいだろう。

海外ネットワークを広げ

送り出し、受け入れを拡充

教育リソース 設置区分別TOP10

教育充実度 設置区分別TOP10

教育成果 設置区分別TOP10

国際性設置区分別TOP10

Resources

Engagement

Outcomes

Environment

2018 5-62018 5-6

34%

▶学生一人あたりの資金:8%

▶学生一人あたりの教員比率:8%

▶教員一人あたりの論文数:7%

▶大学合格者の学力:6%

▶教員一人あたりの競争的資金獲得数:5%

26%

20%

20%

85.484.783.482.581.279.777.977.676.475.3

東京大学京都大学東北大学東京医科歯科大学浜松医科大学滋賀医科大学大阪大学東京工業大学旭川医科大学北海道大学

123456789

10

順位 教育機関国立

スコア78.676.175.867.667.565.064.964.860.860.3

札幌医科大学奈良県立医科大学福島県立医科大学名古屋市立大学横浜市立大学大阪府立大学大阪市立大学会津大学秋田県立大学石川県立大学

教育機関 スコア79.679.576.776.374.373.873.272.371.370.7

兵庫医科大学東京医科大学豊田工業大学日本医科大学大阪医科大学愛知医科大学関西医科大学聖マリアンナ医科大学東京慈恵会医科大学金沢医科大学

教育機関 スコア公立 私立

123456789

10

順位123456789

10

順位

1=2=2456789

10

順位 教育機関国立

スコア 教育機関 スコア 教育機関 スコア公立 私立

123456789

10

順位123

=4=46789

10

順位99.799.699.698.698.598.498.197.797.497.1

東京大学京都大学東北大学筑波大学大阪大学九州大学東京工業大学名古屋大学北海道大学広島大学

99.887.084.281.175.274.869.768.467.565.7

国際教養大学会津大学北九州市立大学首都大学東京都留文科大学福岡女子大学高知工科大学高崎経済大学静岡県立大学神戸市外国語大学

99.299.198.197.797.796.396.296.094.994.4

早稲田大学慶應義塾大学国際基督教大学上智大学明治大学同志社大学立教大学立命館大学立命館アジア太平洋大学東京理科大学

123

=4=46789

10

順位 教育機関国立

スコア 教育機関 スコア 教育機関 スコア公立 私立

123456789

10

順位123456789

10

順位98.998.697.795.695.695.494.894.789.188.1

国際教養大学大阪府立大学首都大学東京大阪市立大学名古屋市立大学横浜市立大学福井県立大学秋田県立大学滋賀県立大学兵庫県立大学

東京大学京都大学九州大学東北大学名古屋大学大阪大学北海道大学東京工業大学一橋大学筑波大学

70.668.365.364.861.458.457.849.948.748.6

慶應義塾大学早稲田大学東京理科大学上智大学立命館大学同志社大学甲南大学明治大学北里大学中央大学

97.293.873.269.466.964.964.864.162.762.0

123456

=7=79

10

順位 教育機関国立

スコア 教育機関 スコア 教育機関 スコア公立 私立

123456789

10

順位123456789

10

順位91.574.173.373.272.772.267.467.466.365.0

国際教養大学神戸市外国語大学福岡女子大学会津大学新潟県立大学群馬県立女子大学宮崎公立大学愛知県立大学横浜市立大学長崎県立大学

98.996.890.990.185.784.584.082.480.678.6

立命館アジア太平洋大学国際基督教大学上智大学京都外国語大学名古屋商科大学名古屋外国語大学東京国際大学宮崎国際大学麗澤大学城西国際大学

東京外国語大学東京工業大学長岡技術科学大学一橋大学東京医科歯科大学九州大学北海道大学名古屋大学京都大学東京大学

100.083.377.372.465.159.658.756.751.350.4

▶高校教員の評判調査〈グローバル人材育成の重視〉:13%

▶高校教員の評判調査〈入学後の能力伸長〉:13%

▶外国人学生比率:5%

▶外国人教員比率:5%

▶日本人学生の留学比率:5%

▶外国語で行われている講座の比率:5%

▶企業人事の評判調査:10%

▶研究者の評判調査:10%

2018 5-69 2018 5-6 8

 前年9月に発表されたTHE世

界大学ランキング2018では、

日本の大学のランクイン校数は89

校と、1年で20校増加しました。

ランクイン校数世界第3位の大学

大国となったのは、各大学の改革

のたまものとしか言えません。第

2位のイギリスを次回は抜くこの

勢いを、他国は脅威に感じている

はずです。各大学におかれては、

これまでの取り組みに自信を持っ

ていただきたいと思います。

 *大学IR総研の調査によると、

THE世界大学ランキングは、ほ

かの世界大学ランキングと比べて

参考にしている大学が多いという

調査結果が出ています【図表1】。

私たち文部科学省は、THEが主

催する世界学術サミット2017

に参加して、このTHE世界大学

ランキングを運営するTES Global

と議論すると同時に、日本の大学

から寄せられた要望を提案してき

ました【図表2、3】。中国やシ

ンガポールはすでにTHEとコ

ミュニケーションをとり、国際競

争力を上げてきています。日本で

も産官学の定期的な会合を開くな

ど、継続的に取り組んでいきます。

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

文部科学大臣補佐官 鈴木寛すずきかん●東京大学法学部卒業後、通商産業省に入省。慶應義塾大学助教授、参議院議員、文部科学副大臣などを経て2014年2月から東京大学公共政策大学院教授、慶應義塾大学政策・メディア研究科教授。2015年2月から現職。

THE世界大学ランキングNISTEP(科学技術・学術政策研究所)大学ベンチマーキング

QS世界大学ランキング

上海交通大学世界大学学術ランキングARWU

大学ランキング(各種日本国内雑誌など)

大学就職ランキング(各種日本国内雑誌など)

ベネッセ・進研模試大学合格目標偏差値一覧

河合塾大学合格目標偏差値一覧

国際競争力を表す

THE大学ランキング

 大学経営は今、正念場を迎えて

います。少子化の影響で授業料、

受験料、運営費交付金、私学助成

金が総額として減少しています。

子どもがいる世帯自体が全世帯の

2割程度という現実があり、運営

費交付金、私学助成金の増額は民

意を得るのが難しい状況です。経

済界からも、高等教育は投資に値

するのかという疑問が投げかけら

れています。

 今こそ、大学の収支構造を組み

替えるチャンスです。交付金、助

成金だけに頼らず、海外の学生、

企業、政府、また国内の企業、地

各種大学ランキングの参考状況【図表1】

▶マスメディアや専門家を対象とした 説明会やワークショップの開催

▶ランキング掲載サイトの大学個別 ページにランキング算出方法を併記

▶設置区分(国立/公立/私立)別の ランキングの作成

▶学生にとってのコストパフォーマンス (学費等)を指標に加える

▶「世界学術サミット」の分科会を開催

THEに提案した日本の大学からの要望

【図表3】世界学術サミット2017の様子【図表2】

日本の大学の

多様化、特色化を促すには?

O p i n i o n

方自治体などの新しいステークホ

ルダーと連携し、社会資源を集め

る構造をつくる時機ではないで

しょうか。こうした新たなステー

クホルダーに自学の特徴を説明す

る材料として、外部機関のランキ

ングデータは適していると言える

でしょう。

 日本の社会では依然、個人を評

価する際、最初に入学した大学の

入試難易度が重視されます。しか

し、本来重要なのは、「何を学び、

何を得たか」です。文部科学省は、

「入学校歴社会から、真の学修歴

社会へ」と社会のマインド転換を

図ります。

 突破口は、社会人の学びです。

「人生100年時代」と言われる

今後は、働きながらも学び続ける

時代です。1人が一生のうちに3

回大学に行く社会になれば、2、

3回目は入試難易度ではなく、「大

学で何を学ぶのか」を重要視する

はずです。

 これを、まず海外から推進しま

す。外国人は大学の中身を見て入

学先を判断します。他の先進国と

比べれば圧倒的に学費が安く、多

くの大学が世界ランキングにラン

クインしている日本で学ぶこと

は、コストパフォーマンスに優れ

ていると言えます。加えて日本で

は大学設置・学校法人審議会が教

員一人ひとりの資格を審査してお

り、高い教育・研究レベルが保証

されています。

 特にアジアは高等教育へのニー

ズが劇的に高まる反面、一部の

トップ校を除くと大学の質が量の

増加に追い付いていません。これ

までアジアの留学生受け入れはコ

スト高となる場合もありました

が、今では支払い能力が十分に高

まっています。日本はその受け入

れ先に名乗りを上げる絶好の機会

です。

 アジアにおける日本の大学の立

ち位置、日本人の入学者が確実に

減少していく未来を考えると、ど

の大学も「グローバル化や国際化

は関係ない」という認識ではいら

れないでしょう。外国人学生が増

え、グローバル環境が充実するこ

とは、日本人学生にとってもメ

リットとなります。

 今や国際性こそが、「大学の成

長可能性」を表すと言っても過言

ではありません。世界大学ランキ

ングのような国際標準のデータを

大いに活用して、海外市場を視野

に入れた教育・経営改革を進めて

いただくことを願います。

国際性の高さ=

その大学の成長可能性

資源を集めるための

新たなネットワークを

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

51.5 40.8 7.8

23.3 44.7 32.0

34.0 43.7 22.3

14.6 53.4 32.0

54.4 42.7 2.9

2.951.545.6

47.6 41.7 10.7

44.7 42.7 12.6

参考にしている 知っているが参考にしていない 知らない

「入学校歴社会」から

真の「学修歴社会」へ。

アジア市場の開拓に好機

世界各国の大学教職員、政府関係者、企業関係者など50か国、540人以上

2017年9月3~5日開催日時

開催地

参加者

プログラム内容

キングス・カレッジ・ロンドン(イギリス)

文/児山雄介 撮影/御堂義乗

*大学IR総研「大学ランキングなどに関するアンケート」を基に作成。(2017年10月実施。対象:学長等大学の執行部およびIR担当。93大学104名より回答)

     世界大学ランキング発表、パネルディスカッション、分科会など。プログラム間に、参加者間での人脈構築・情報収集が盛んに行われる。

など

*一般財団法人大学IR総研(理事長:佐藤禎一)。THEへの提言の詳細はサイト上で確認できる。https://iru.or.jp/

O p i n i o n

世界版学問系統別ランキング(2018)

の日本の大学ランクイン数

2018 5-611 2018 5-6 10

 世界は高等教育の重要性を再認

識し始めています。ロシアでは「2

020年までに5校以上を世界大

学ランキングTOP100に入れ

よ」との大統領令が出されました。

ドイツではGDPの3・5%を研

究に投じる合意がなされていま

す。このような状況の中、THE

世界大学ランキング2018(以

下、世界版)で89校もの日本の大

学がランクインした結果は大きな

インパクトがありました。下の図

表は、前年10月に発表した世界版

学問系統別ランキングです。日本

からはのべ100もの大学が多様

な系統にランクインしています。

 しかし、世界版に登場する大学

は日本の大学の一部。私たちが教

育力重視の日本版ランキングを作

るのは、日本の大学の多様性と優

れた点をどうしたら世界にアピー

ルできるかを考えた結果です。

 今回の日本版ランキングも前回

同様全体としてスコアは僅差であ

り、各大学が高いレベルで競い

合っています。分野ごとに見ると、

国立大学が強い分野(教育リソー

ス)、私立大学が強い分野(国際

性)、国立大学が優位ながら、私

立大学にも優れた大学が少なくな

い分野(教育充実度、教育成果)と、

それぞれ特色が出ています。

 日本の大学は外国人留学生の確

保に苦労していると聞きますが、

教育・研究の質が高い割に学費が

安く治安もよいなど、外国人に

とって留学に適した条件がそろっ

ています。

 外国で学ぶ学生が世界的に年々

増える中、アメリカは反移民政策

を取り始め、イギリスはEUを離

脱し外国人受け入れに消極的。日

本は、学生の輸入大国になり得ま

す。ぜひ、海外のマーケットへと

目を向けてこのチャンスを生かし

てください。THEでも、本年9

月にシンガポールで世界学術サ

ミットを開催し、皆さんが他国の

大学とネットワークを広げる機会

を提供したいと思います。

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

世界の高等教育政策は

熱気を帯びつつある

 ランキングへの対応について大

学経営層の方々にアンケートを

とったところ、ランキングをさま

ざまな形で教育・経営改革に役立

てているという声の一方で、必要

性は感じているものの活用には課

題があるというお悩みもいただき

ました。

 改革に活用する手法としては、

「改革の方向性を議論する際の材

料」「改革の達成度を示す指標」

といった学内で活用する手法と、

「国内募集広報に使用」「THEの

メディアパワーを使った海外での

ブランディング強化」といった学

外向けの手法があります。

 一方で、活用にあたっての課題

は、大きくは組織面と方法面の2

つの側面があるようです。組織面

では、「入力、分析、活用などを

どの部署が担うかが決まらない」

「IR室のマンパワーが足りない」

といった課題があるようです。方

法面では、「注目すべき分野・ス

コアが定まらない」「世界版(研

究力)と日本版(教育力)のどち

らを重視するか迷っている」と

いった課題を伺います。これら2

つの面をまとめると、ランキング

については、「誰が」「どのように」

マネジメントしたらいいかわから

ない、という点に集約されます。

 日本版ランキングは、日本の大

学の学部の教育力を可視化し、強

みを伸ばして弱点を補強する改革

の指標の提供をめざしたもので

す。私たちはランキングに関心を

寄せてくださる全ての大学と共

に、こうした課題の解決に取り組

んで参ります。

マネジメントの課題は

「誰が?」「どのように?」

学生の輸入大国になる

条件を備えた日本

(株)進研アド取締役本部長 田邉心技たなべしんぎ●(株)ベネッセコーポレーション高校事業部にて数々の高校の教育改革支援に携わった後、2015年より現職。THE世界大学ランキングでは、日本のカウンターパートを担当する。

 ベネッセグループは2016年

にTHEと業務提携を結び、世界

大学ランキングの正しい理解と活

用を促すため、日本の大学への情

報提供とコンサルティングに取り

組んでいます。ランキングの考え

方、データの信ぴょう性、世界各

国への浸透度などから、THEは

最も信頼の置ける世界ランキング

であるとの認識を持っています。

 私たちはこの1年、世界大学ラ

ンキングについての勉強会を約2

00大学で行ってきました。そこ

でお伝えしているのは、特色化の

ために改革を行うには、順位によ

らず、スコアをいかに活用するか

が重要だということです。

 各大学にはさまざまなデータが

存在します。しかしその多くは学

内調査によるデータで、過年度比

較や学部間比較に用途が限られて

います。世界大学ランキングの

データは外部機関によって測られ

た、他大学と比較できる相対的な

データです。各大学の強み、課題、

伸びしろなどが数値として算出さ

れており、学内データとは別の観

点から大学改革に活用できます。

 日本版では今回初めて学生調査

を実施しました。「教員と交流す

る機会がどの程度あるか」「授業

にどれだけやりがいを感じている

か」「学びが自信につながってい

るか」「友人や家族に自分の大学

を勧めるか」といった11の質問を

用意し、411大学にご協力いた

だきました。調査数がTHEの基

準を満たさず、今回は指標化を見

送りました。4月現在、THEが

回答を分析中です。

各大学の特色や課題を

第三者が客観的に計測

(株)ベネッセコーポレーション大学・社会人事業本部統括責任者藤井雅徳ふじいまさのり●(株)ベネッセコーポレーション高校事業部にて高校の教育改革支援や海外トップ大進学塾「Route H」開発に携わった後、現職。THE世界大学ランキングや語学・留学事業を通じて大学のグローバル化を総合的に支援。

ダンカン・ロス●世界大学ランキング・国別ランキング設計の責任者。DataKind UKの理事会の議長を務め、政府の公開データを活用し、非営利組織全体の大規模なデータの利用を推進している。

TES Globalデータ・解析ディレクター DuncanRoss

日本の大学の

多様化、

特色化を

促すには?

日本の大学には留学に適した

条件がそろっている

改革に役立ち、大学の特色を

表す客観的・相対的なデータ

ランキングマネジメントをめぐる

課題を克服し教育・経営改革へ

学問系統 大学数 大学(順位)

芸術・人文科学

4東京大(45)、京都大(100)、名古屋大(251-300)、早稲田大(251-300)

社会科学 6東京大(40)、京都大(101-125)、名古屋大(126-150)、東京工業大(201-250)、北海道大(301-400)、筑波大(301-400)

医学・健康科学

26

東京大(32)、京都大(40)、大阪大(92)、東京医科歯科大(176-200)、慶應義塾大(201-250)、東北大(201-250)、首都大学東京(201-250)など

教育学 1 東京大(47)

生命科学 26東京大(36)、京都大(37)、大阪大(58)、名古屋大(126-150)、東北大(151-175)、北海道大(176-200)、慶應義塾大(201-250)など

物理学 13東京大(36)、京都大(62)、名古屋大(126-150)、東北大(126-150)、東京工業大(151-175)、大阪大(176-200)など

技術・工学

17東京大(35)、京都大(42)、東北大(61)、東京工業大(65)、大阪大(98)など

情報工学 7東京大(35)、京都大(51)、大阪大(101-125)、名古屋大(176-200)、九州大(201-250)、東北大(251-300)、早稲田大(251-300)

*経営・経済学、法学、心理学はランクイン大学なし。

*1 中国のトップ9大学の総称。構成大学は、北京大、清華大、上海交通大、復旦大、浙江大、南京大、中国科学技術大、ハルピン工業大、西安交通大。*2 日本の11の研究大学からなるコンソーシアム。構成大学は、北海道大、東北大、東京大、早稲田大、慶應義塾大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大、筑波大、東京工業大。

*3 今年度中に開かれるサミットは、6月にYoung Universities Summit(米国)、7月にTeaching Excellence Summit(英国)、9月にWorld Academic Summit(シンガポール)などがある。  いずれもTHEの公式サイトより直接申し込みができる。

  今回、アジア大学サミットの会

場となったのは、中国・深圳市郊

外にある南方科技大学。THEが

中国本土で初めて開催するイベント

ということもあり、キャンパスだ

けでなく、街全体がイベントの熱気

に包まれていた。随所にドローン

やロボットが登場したのも、中国

のシリコンバレー深圳ならではだ。

 サミットの開催期間は3日間。

アジアの地域特性をふまえて「産

業界からの収入」のスコア比率が

高いアジア大学ランキング発表の

ほか、講演会や現地視察、レセプ

ションなどさまざまなイベントが

行われた。

 参加者の多くは、地元・中国を

はじめアジアの大学関係者や政府

機関関係者だが、彼らに混じって

ヨーロッパやアメリカ、オセアニ

アからの大学関係者の姿も見られ

た。「伸び盛りのアジアの大学と

ネットワークを築き、優秀な留学

生を獲得したい、共同研究につな

げたい」という積極的な姿勢を感

じた。

 2日目に行われた中国の国家自

然科学基金委員会のW

ei Yang

の講演では、「影響力の高い学術論

文の生産性において、中国のC9

が日本のRU11を上回った」とい

う説明がなされた。3日目の

THEによるランキング結果分析

でも、東京大学【8位】とアジア

各国のトップ大学の詳細なスコア

比較が解説されるなど、さまざま

な面で日本がアジア各国、特に中

国のベンチマークとなっている。

 現に今回のアジア版でトップ

350+にランクインした日本の

大学は89大学と全体の4分の1を

占め、国別では最多である。しかし、

トップ20に入った大学は2大学の

み。一方で、中国は全体の5分の

1にあたる63大学がランクインし、

トップ20に7大学が入っており、

トップ大学では中国が優位に立っ

ている。THEデータ・解析ディ

レクターのダンカン・ロス氏は、

「2019年には世界版に中国は新

たに10校ランクインするだろう。

その中には7年前に設立されたば

かりのこの南方科技大も入ってい

るかもしれない」と予測していた。

 サミットでは、ネットワークづ

くりが盛んに行われていた。ディ

ナータイムで同じテーブルだった

インドネシアの大学職員とタイの

大学教員は、さっそく「学生を送

り合おう」というところまで話を

進めていた。また、日本のある大

学は、「休眠状態になっている海外

協定校の関係者を探して、関係継

続のために積極的に声をかけてい

る」と話していた。サミットはネッ

トワークを広げるだけでなく、既

存のネットワークの活性化にも活

用できそうだ。

 今回、日本から参加した大学は

14校。ランクイン数の割には参加

大学数が多くないように思う。海

外においてもランキングの是非は

終わりのない議論であるものの、

少なくともランキング結果を活用

して自学のプレゼンス向上に役立

てようと考えている参加者は、サ

ミット全体を通じて多かった。例

えば韓国のKAIST【10位】の

広報担当者は、THEの情報誌を

含めたさまざまなコミュニケー

ションチャネルを通じて、海外で

の認知度を高める努力をしている

と話していた。また、マレーシア

のペトロナス工科大学【

114位】の

改革担当者も、THEを含む外部

からの評価を広報に使うだけでな

く(名刺に評価された機関のロゴ

記載あり)、スコアなどを改革の達

成目標やKPIとして設定してい

ると語っていた。

 アジア版の後に発表された日本

版ランキングでは、国際性のスコ

アの比率が高まった。モビリティ

を高めることは国際競争力を高め

ることにつながる。日本の大学に

対するアジア各国の注目度は依然

として高く、各大学はそのメリッ

トを生かせる立場にある。世界各

国で行われるTHEのサミットへ

の参加は貴重な機会になることだ

ろう。今回の参加を機に改めてそ

う感じた。

THEによるランキング結果解説人脈構築のための休憩時間/パネルディスカッション/基調講演

ランチ/パネルディスカッション/基調講演/閉会式

2018 5-613

1会場となった南方科技大学。2012年開校の新しい公立大学で、学生数は約4400人。2初日のウェルカムディナーの会場。席は決まっておらず、各自が自由にコミュニケーションを取れる。3南洋理工大学の学長は講演の中で「科学技術への投資こそ都市の急速な発展をもたらす」と述べた。4中国の国家自然科学基金委員会のWeiYang氏の講演資料。影響力の高い学術論文の生産性を、中国のC9、日本のRU11、米国のアイビーリーグ等で比較している。5、6アジア大学ランキング発表の様子。

拡大するアジア市場に

欧米の大学が注目

ネットワークづくりや

関係継続にサミットを活用

アジア大学サミット2018概要

注目度の高い日本

国際競争力の高い中国

アジアから日本の高等教育を見る

アジア大学サミット

参加レポート

2018年2月、日本大学ランキングに先立って、中国・深圳市でアジア大学サミットが開催された。

このサミットでは、アジア大学ランキングが発表されたほか、アジア各国の国際的な

教育・研究に関する相互交流を目的としたネットワーク構築が盛んに行われた。

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

THE Asia Universities Summit 2018in Shenzhen

益子裕也ましこゆうや●大学の活性化、グローバル化に向け、多角的に分析・提言を行っている。

1 2

3 4

6

プログラム

2日目

1日目

3日目

午後

午後

午後

午前

午前

午前

テーマ

5

【開催日時】2018年2月5日~7日【開催地】南方科技大学(中国・深圳)

【参加費用】約10万円(早期申し込みで割引あり)

【参加者】世界の高等教育機関の教職員、政府関係者、企業関係者

(日本の参加大学:北海道大、東北大、政策研究大学院大、東京大、東京工業大、静岡大、長岡技術科学大、岡山大、九州大、東洋大、東海大、中央大、関西学院大、近畿大)

Connecting cities, changing the world : research universities building Asia

THEスタッフによる分科会

ランチ/市内ツアー/ウェルカムレセプション/ウェルカムディナー

開会式/基調講演

ランチ/分科会/人脈構築のための休憩時間/パネルディスカッション/ディナー/ランキング発表

1

2

3

4

=5

=5

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

=20

=20

教育機関 国/地域

アジア大学ランキング2018TOP202018順位

1

3

2

5

6

4

11

7

9

8

14

10

13

12

15

16

25

19

17

18

29

シンガポール国立大学

清華大学

北京大学

香港大学

香港科技大学

南洋理工大学

香港中文大学

東京大学

ソウル大学

韓国科学技術院(KAIST)

京都大学

浦項工科大学

成均館大学

香港城市大学

中国科学技術大学

復旦大学

南京大学

浙江大学

香港理工大学

上海交通大学

延世大学

シンガポール

中国

中国

香港

香港

シンガポール

香港

日本

韓国

韓国

日本

韓国

韓国

香港

中国

中国

中国

中国

香港

中国

韓国

2017順位

*2

*1

(株)進研アド グローバル支援部

*3

※本文中に出てくる大学名の下の【

】内の数字はTHEアジア大学ランキング2018の順位

2018 5-6 12

2018 5-615

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

ポスター掲示に加え

指導に生かす高校も

高校の進路指導は、より広く、より深く、より早くへ

*2017年6月時点

日本大学ランキングは

高校でどう使われているのか

Report

エビデンスに基づいた

情報発信が求められる

地元大や偏差値の高い大学に注目

教育や研究に特色がある大学に注目

情報収集型の大学調べ

仮説検証型の大学調べ

学部・学科を調べてから大学を調べる

まず大学そのものを調べ、研究する

▶教育や研究について、 大学としての特色を打ち出す▶高校生を大学のファンにする

 THE世界大学ランキング日本

版(以下、日本版)が誕生してか

らまだ1年程度ですが、高校の教

育現場では徐々に認知が拡大して

います。ベネッセコーポレーショ

ンが高校教員を対象に実施した調

査によれば、ランキングポスター

を校内に掲示している高校は

2017年6月時点で約23%。ラ

ンキングの発表から3か月程度し

か経っていないことを考慮すれ

ば、高い数値と言えるでしょう。

 加えて、同年11月の時点で高校

教員の約70%が「(日本版を)知っ

ている」と回答しており、ポスター

を掲示するだけでなく、すでに4・

2%の教員が日本版を「指導・校

内資料に生かしている」、6・

6%が「話題にした」と回答して

います。今後、回を重ねるごとに

認知が広まり、指導に活用する高

校が増えていくと予想されます。

 今、高校の進路指導は、将来の

職業を基に進学先を検討する「職

業逆算型」から、社会と自分のつ

ながりを深く考えたうえで進学先

を絞り込む「探究型」へとシフト

しつつあります。というのも、激

しい変化が見込まれるこれからの

社会では、変化に柔軟に対応しな

がら自分のキャリアを築いていく

ことが求められるからです。

 このように進路指導が「探究型」

へと転換するのに伴い、大学で学

ぶことを高校生により意識させる

ため、大学を、①より広く②より

深く③より早く研究する指導が

重視されてきています。

 ①の背景には、高校生の地元志

向があります。探究活動を通して

将来に対する視野を広げても、進

学先を地元に限定してしまうと、

地元大学の学部・学科の枠内で進

路を考えるようになります。これ

では探究活動で得た気づきを進路

選択に生かしにくくなります。そ

のため、大学選びの視野を広げ、

地元以外の大学にも目を向けさせ

るツールとして日本版を活用して

いるとの声を高校教員から聞くこ

とがあります。

 ②の「より深く」に関しては、

大学の魅力を高校生が自分の言葉

で語れるように、大学調べに探究

活動の手法を取り入れる試みが挙

げられます。この背景には「偏差

値だけで大学を選んでほしくな

い。大学を深く知り、自分のやり

たいことを実現できる進学先を見

つけてほしい」との高校教員の思

いがあります。日本版の分野別ス

コアに着目し、その背景にある大

学の取り組みについて仮説を立

て、実際にオープンキャンパスな

どで検証させようと考えている高

校もあります。

 ③のように大学研究の時期が早

まっている理由の一つには、「フ

ラットな視点で大学を見て、大学

で学ぶ意義を考えてほしい」との

高校教員の考えがあります。受験

が近づくにつれ、高校生が偏差値

で進学先を考える傾向は強まりま

す。そのため、1年次の早い時期

から、教育・研究の場としての大

学を意識付けようとしているので

す。日本版のポスターが低学年の

生徒でも目に付きやすい廊下など

に掲示されているのは、こうした

意図があるからでしょう。中には

高校入学直後から大学のアドミッ

ションポリシーを研究すること

で、卒業までに身に付ける力を意

識させている高校もあるくらいで

す。

 このような高校の進路指導の変

化に対して、大学にはどのような

対応が求められるのでしょうか。

 一つは、地元以外の大学に目を

向けている高校生に自学の特色を

伝え、自学のファンにする努力が

重要でしょう。また、大学研究を

より深く行うようになっています

から、自学の強みを、エビデンス

をしっかり示しながら伝えていく

ことも求められます。

 また、大学で学ぶ意義を考えさ

せる指導の中で、高校生に自学で

の学びを印象づけるため、3つの

ポリシーを工夫し、認知させる必

要もあるでしょう。

2017年に初めて発表されたTHE世界大学ランキング日本版。高校の進路指導の現場では、

どの程度認知され、具体的にどう活用されているのか? 近年の進路指導の変化と併せて解説する。 

(株)ベネッセコーポレーション初等中等教育事業本部教育情報センター長

渡邉慧信

わたなべえしん●高校教育や大学入試に関する調査・分

析を基に、全国の高校に対して、生徒の成長や自己実現に

つながる情報提供・指導の提案を行っている。

大学に求められること

5.2

B e f o r e A f t e r

①より広く

②より深く

③より早く▶大学で学ぶ意義が 高校生に伝わるように 3ポリシーを工夫し、 認知してもらう

▶大学の魅力をエビデンスを 示して伝える

日本版2017発表直後、5校に1校がポスターを掲示【質問】THE世界大学ランキング日本版2017のポスターを活用していますか?

日本版に対する高校教員の認知は徐々に広がっている

0 20 40 60 80 100(%)10 30 50 70 90

【質問】THE世界大学ランキング日本版2017についてご存じですか?

2017年6月

2017年11月

知っていた

貼っている

知っているが貼っていない

知らないので貼っていない

不明

53.5

22.8%

22.7%45.4%

9.1%

59.1

校内等で話題にした

6.8

6.6

知っていて指導・校内資料に生かしている

4.1

4.2

初めて知った

28.9

24.9

不明

6.7

高校では、偏差値ポスターと並べて日本版ポスターを掲示。

高校の進路指導は

「探究型」にシフト

*2017年ベネッセコーポレーション調べ。高校教員対象。N=4214

2018 5-6 14取材・文/本間学

進路部長高桑知哉校長 香山真一

進路部安保哲男

2018 5-617取材・文/本間学 撮影/高橋龍次(札幌南高校)、冨岡誠(和気閑谷高校)

THE世界大学ランキング日本版

は高校でどう活用されるのか。

偏差値一辺倒ではない進路指導を

模索している高校に話を聞いた。

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

「日本版」の研究を探究活動の一部に

北海道

札幌南高校

進路実績●2017年度の合格実績は、国公立大学

214人(北海道大、東北大、東京工業大、東京大、一

橋大、京都大、大阪大など)。私立大学の主な合格実

績は、慶應義塾大、早稲田大など。

2017年度の「進路だより」では東京大学、東北大学

などを紹介。日本版の総合順位だけでなく、分野別の順

位・スコアを交えながら、大学の強みを分析した。

岡山県立

和気閑谷高校

進路実績(普通科)●過去3年間の4年制大学進学

者は約4割(国公立大学1・5%、私立大学35・7%)。

私立大学の主な合格実績は、川崎医療福祉大、岡山

商科大、岡山理科大、環太平洋大、就実大など。

進路実績●2017年度の合格実績は、国公立大学135人(福岡教育大、佐賀大、長崎大など)。私立大学の主な合格実績は、福岡大、西南学院大など。

進路指導の現場で

ランキングの結果を

「進路だより」で紹介

スコアに表れた

大学の特徴を探究させたい

ランキングが大学教育の

質を高めることに期待

起こりつつあること

響を測ることはできませんが、前

回総合ランキングで2位に入った

東北大学への志願者が本校では例

年に比べて多くなりました。

 加えて、これまで本校の生徒の

志望先としてあまり意識されるこ

とのなかったエリアの大学も、選

択肢として名前が挙がってくるよ

うになりました。実際に日本版の

スコアを見て、本校から進学する

生徒がほとんどいなかった長岡技

術科学大学を第一志望にする生徒

も出てきました。われわれにとっ

ても、生徒が日本全国から「自分

が本当に満足できる大学」を見つ

けて進学していくのは喜ばしいこ

とです。日本版が浸透するにつれ、

そうした生徒が増えていくのでは

ないでしょうか。

 本校では、進路選択に役立つ情

報を生徒に提供するために、「進

路だより」を作成しています。前

年度は、「大学研究」をテーマに

全10号を配布しました。その中で、

THE世界大学ランキング日本版

(以下、日本版)の結果も紹介し、

大学選びの観点を生徒に伝えてい

ます。また、1年次に行う進路学

習の時間でも、気になる大学の受

験科目を調べるだけでなく、日本

版のサイトで、その大学の順位や

スコアを確認

するよう促し

ています。

 そのような

ことを始めた

理由は、入試

難易度以外の

観点も含めて

進学先を検討

してほしいと

考えているか

らです。大学

選びの基準が

入試難易度だ

けだと、いわゆる〝偏差値が高

い大学〞だけに目が向きがちです。

特に低学年次に偏差値だけで志

望大を決めると、そこから視野

が広がらなくなってしまいます。

しかし、〝偏差値が高い大学〞=「自

分が学びたい学問を学ぶのにベ

ストな大学」とは限りません。

自分がやりたいことを実現でき

る進学先を見つけるためには、

さまざまな角度から大学を調べ

る必要があります。その点でも、

4つの分野で大学を比較・検討

できる日本版は有効だと判断し

ました。

 教育力を重視している点も、日

本版を活用する理由の一つです。

就職等に着目したランキングはこ

れまでもありましたが、それより

も各大学の教育力の分析のほう

が、生徒や保護者にアドバイスす

る際には説得力があります。また、

スコアを算出するための項目もバ

ランスがよいと感じています。

 そうした新しいランキングの登

場は、生徒にもインパクトがあっ

たように思います。正確にその影

「日本版」を活用し、多面的に大学を研究

AP研究から考える高校生活と将来

福岡県立筑紫高校 日本版の登場は

生徒の大学選びにも影響

 前年度はTHE世界大学ランキ

ング日本版(以下、日本版)のポス

ターを廊下に貼って、大学選びの

参考にさせていました。今後は進

路指導の中にも徐々に取り入れて

いきたいと考えています。ただし、

「ランキング上位の大学=よい大

学」として勧めるような短絡的な

指導ではなく、気になる大学の分

野別スコアに着目させ、「なぜこ

のような数値になっているのか」

「数値の裏にはどんな取り組みが

あるのか」などを生徒自身に調べ

させる指導を想定しています。ラ

ンキングをきっかけとして、自ら

のキャリアを探究することが重要

だと考えるからです。

 活用のタイミングは1、2年次

の大学調べの時期になるでしょ

う。オープンキャンパス参加時に

活用するのもおもしろいと思って

います。参加前にスコアを調べて、

そのスコアになった理由について

仮説を立て、オープンキャンパス

をフィールドワークと見立てて、

施設を見学したり、教員や在学生

に質問したりする。そのプロセス

自体が探究活動となり、教育効果

があると思っています。

 日本版については、分野別のラ

ンキングを確認することで、これ

までの偏差値ランキングでは埋も

れていた大学の魅力が見えてくる

点を評価しています。特に高校の

評判調査から算出された「教育充

実度」は多くの高校教員が注目し

ています。また、大学から見ても、

「教育充実度」は改善の取り組み

がいのある指標でしょう。その際

にポイントとなるのは、「いかに

学生主体の教育を行うか」ではな

いでしょうか。大学で成長を実感

できた学生は、その感想を母校の

高校に伝える傾向があります。結

果的に彼らの意見が高校教員の評

判に反映されていくのです。

 そのように、これまでになかっ

た指標がランキングに設定される

ことで、大学教育の中身が変わっ

ていくのではないかと考えます。

さらに、大学教育の質が変化すれ

ば、それを測るための新たな指標

が登場する可能性も出てくるで

しょう。ランキングと大学教育が

相互に影響し合い、互いの質を高

め合うような関係になることを期

待しています。

 近年の高校の進路指導は「早期から」「より深く」大学調べをさせるようになっている。福岡県立筑紫高校では、入学直後の4月から、大学のアドミッション・ポリシー(AP)の研究をさせている。指定された3大学(東京大、大阪大、愛媛大)のAPを熟読し、「APが描く人物像」「大学がこのAPを定めた理由」などのワークに取り組む。大学がどのような人材を求めているのかを知ることで、今後の高校生活を考える第一歩にしてもらうことが目的だ。また、1年次の7月には、近隣の立命館アジア太平洋大学(APU)での研修を設け、「何のために学ぶのか」「将来、社会のために何ができるのか」を生徒が考えるきっかけにしているという。大学を多面的に調べさせることを通じて、自らの将来を考えさせる教育の好例と言えよう。

*前回総合ランキング17位

2018 5-6 16

教育力や研究力をどのようにアピールするか?

日本版の指標から考える教育力向上施策の一例 対外コミュニケーションと学内コミュニケーションに

2018 5-619 2018 5-6 18

単に「グローバル教育に力を入れ

ている」と広報するよりも、ラン

キングやスコアをエビデンスとし

て活用することによって、他大学

に比べてどれだけ優れているのか

を相対的に示すことが可能です。

 一方の学内コミュニケーショ

ン、つまりランキングを高めるた

めの施策についてはどのようなも

のがあるでしょうか。多くの大学

に聞いた情報を集約すると、日本

版の4分野については、【図表3】

の施策が有効だと考えられます。

 例えば「教育リソース」のスコ

ア算出項目は「資金」「入学者の学

力」など4つの要素に整理するこ

とができます。それぞれを充実さ

せるためには「財務マネジメント」

「高大接続改革」といった施策があ

り、これらを通して戦略的な資源

の獲得と分配が実現できます。

 総合スコアも含め、ランキング

のスコアは、改革を進めるための

KPIとして利用価値がありま

す。自学独自の調査とは異なり他

大学との比較ができるため、IR

に用いやすいと言えます。自学が

意識している分野があれば、ぜひ

ご活用ください。

 THE世界大学ランキング日本

版(以下、日本版)が発表されて

1年、多くの大学でグローバル化

に関する研修のお手伝いをする中

で、ステークホルダーに与えるラ

ンキングの影響力は徐々に理解さ

れてきたと感じます。大学にとっ

てランキングは、「対応せざるを

得ない」ものから「使わない手は

ない」ものに変わってきました。

 ランキングの活用には、スコア

やランクを高めるための学内コ

ミュニケーション、ランキングを

アピール材料として使う対外コ

ミュニケーションの2つの方向性

があります。加えて、これらを実

現するためには、ガバナンスの強

化も必要でしょう【図表1】。

 アジア諸国ではランキング活用

に積極的な大学が多々あります。

世界大学ランキング2018(以

下、世界版)22位のシンガポール

国立大学は、IR担当の職員を約

30人配してランキングを分析。必

要な施策を検討して学内各部署と

連携する一方で、対外的なメディ

ア戦略も講じています。「ランキ

ングが向上すれば世界のトップ大

学とのコミュニケーションがしや

すくなる↓ますますプレゼンスが

上がる」という好循環に気づいた

からこそ、ランキング施策に人や

資金を投じているのです。

 日本版と世界版の結果を組み合

わせると、自学の広報戦略上のポ

ジションを確認できます。日本版

が教育力を、世界版が研究力を表

すと見なすと、例えば【図表1】

のようなポジショニングマップが

できます。国際的な指標から自学

の教育力、研究力を把握したうえ

で、それらを国内、国外にアピー

ルする方法を考えてみましょう。

 両ランキングに入り、中でも世

界版で600位以内のAゾーンの

大学は、研究力が高い大学です。

まずはそのことを国内外にアピー

ルしましょう。さらに国際競争力

を高めるためには、世界TOP2

00をベンチマークしましょう。

 Bゾーンの研究力も教育力も高

い大学は、それを国内だけでなく

海外にアピールできるポジション

にいます。というのも日本版が通

用するのは国内だけではないから

です。年間12億PVを記録するT

HEの英語版サイトに掲載される

ランクイン大学のスコアやプロ

フィールは、世界に対して強い影

響力があります。留学生募集、海

外大学との協定締結、海外研究者

との共同研究などに有効でしょ

う。会津大学のようにTHEのサ

イトをブランド強化に活用する動

きも見られ始めました。

 教育力が高いのがCゾーンの大

学です。桜美林大学では、THEの

サイトや情報誌を活用して教育力

の高さを国内外に紹介しています。

 ランキングは外部機関による評

価なので、強みを広報する素材と

して使い勝手がよい点が特徴です。

ポジションを把握して

広報戦略を練る

改革のKPIとして

スコアの活用を

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

(株)進研アド教育改革支援室 室長

横山俊介よこやましゅんすけ●(株)ベネッセコーポレーション高校事業部を経て現職。THE世界大学ランキング分析、留学促進施策研究、英語力向上プログラム開発など、大学のグローバル化を総合的に支援。

1位2位3位

15位

50位

100位

150位

ランク外 1001+位 801~1000位

601~800位     

501~600位     

401~500位      50~1位     ・・・・・・・・・・・・    教

育力(日本版ランキング)

研究力(世界大学ランキング)

分野

教育リソース

教育充実度

教育成果

国際性

ランキングの活用法は

2通りある

教育力の高さを

国内外にアピールする

C A世界版TOP200位

以内をめざし、研究力を

国内外にアピールする

B研究力と教育力を

国内外にアピールする

【図表2】

【図表3】

構成要素 施策例 改革の視点

国際

目標

研究

IR

教育

広報

組織

予算

ランキング活用法とその体制どんな体制で臨むか

【図表1】

ガバナンス強化

対外コミュニケーション

学内コミュニケーション

・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・・

学内コミュニケーション

対外コミュニケーション

取材・文/児山雄介

ランキングをどう高めるか

国際

評判

資金

教育

学内コミュニケーション

ランキングを活用する方法

Ho

w to

ランキングで何ができるか

海外ブランディング

大学間協定

国内学生募集

マスメディア対応対外コミュニケーション対外コミュニケーション

□財務マネジメント□コスト構造改革

□競争的資金獲得□産学連携促進

□寄付金の獲得

□教職員の質向上□入学者定員管理 □教員数管理

□研究マネジメント □URAの設置 □研究と教育のバランスマネジメント

□eポートフォリオを活用した 入学者選抜

□データを活用した 戦略的募集戦略

□語学教育プログラムの充実□海外留学の活性化

□在学生調査の経年比較□卒業生調査のしくみ構築

□高大接続プログラムの開発□同窓会組織の活性化

□主体性/多様性/協働性の育成□思考力/判断力/表現力の育成□育成する能力と測定する 評価の一体化

□大学全体としての 学修歴の可視化と検証□ポートフォリオ構築と IR室による検証・改善

□高大接続改革□育成型入学者選抜

□入学前教育、初年次教育、 基礎教育の充実□少人数教育の充実

□ゼミの低学年化・活性化□資格取得率の向上□アクティブ・ラーニングの活性化

□ポートフォリオの活用□学修歴・活動歴の可視化

□リフレクションの機会設定□在学生調査の充実

□広報戦略のブラッシュアップ□高校向けの広報の低学年化

□高校の進路指導教員との リレーション強化

□キャリア教育の充実□国内・海外インターンシップの充実□就職活動支援の充実

□OB・OGのネットワーク構築□大学院への最適なマッチング□アクティブ・ラーニングの導入

□学生自身の学修歴の 可視化とアピール□語学力を育成するしくみの充実

●外国人留学生の受け入れ促進□留学生募集戦略の立案□海外協定校の拡大、 海外での認知拡大

□国内の日本語学校への プロモーション強化□留学生入試の工夫□日本語教育プログラムの構築

□英語学位取得プログラムの設置□留学生生活環境、住環境整備□留学生の就職支援

●日本人学生のマインドセット□英語学習環境の整備□留学にチャレンジする機会の拡大

□留学にチャレンジしやすい スケジュール設計□留学生と共同生活できる 国際寮の設置

□学生の英語力の可視化と検証□英語外部検定試験の入試活用□外国人教員受け入れの促進

□ディプロマポリシーの明確化□ディプロマポリシーに沿った カリキュラムポリシー策定□カリキュラムポリシーを実現し得る アドミッションポリシーの策定

能力の育成

キャンパス内のダイバーシティの推進

資金

教員数・学生数

論文

入学者の学力

質の高い教育

学生の成長実感

特色の認知拡大

能力の定義と言語化

グローバル環境を生かした学生の育成

戦略的な資源の分配

特色ある教育による人材育成

一貫性のあるAP・CP・DPの構築

グローバル人材を育成できるしくみの構築

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

は、「教育充実度」の「グローバ

ル人材育成の重視」や「国際性」

のスコアに寄与したと考えられ

ます。 

 その他に、学生の自主的な課外

活動を支援する「学生プロジェク

ト」も、GCEの養成に大きく貢

献しています。学生がチームを作

り、ものづくりの企画を提案。審

査通過チームに最大200万円の

資金を提供しており、ロボカップ

2017世界大会優勝など数多く

の実績があります。

 本学の取り組みや教育・研究に

対する姿勢は、九州、西日本では

認知されていますが、日本全国、

世界となると、まだまだ不十分で

す。研究や教育のよさを示す客観

的な指標としてランキング結果も

活用しながら、入試説明会、高校

訪問、海外での留学説明会などを

通して、積極的に認知の拡大に取

り組んでいきます。

 今回の日本版ランキングでは、

4分野ともスコアが上昇しまし

た。本学の教育活動が前進し、高

校教員や企業からも評価された結

果として、うれしく受け止めてい

ます。よい評価を教職員全員で共

有すれば士気が高まります。逆に、

悪い評価は、社会的関心と本学の

活動との間に開きが生じていると

受け止め、対処をしています。

 本学は1909年に開学した技

術者養成を旨とする明治専門学校

を前身とし、各時代において、ど

のような技術者が活躍できるのか

を考え、教育のあり方を変えてき

ました。現在は、専門性に加えて、

グローバル化への対応が不可欠で

す。そこで協働性、受容力、発言

力といったグローバルに活躍する

技術者に求められるコンピテン

シー(GCE:Global Com

petency for Engineer

 左ページ図参照)

を養成する教育パッケージの開発

と推進に取り組んでいます。

 GCEの教育活動には、「海外

学習体験(Study abroad

)」「海

外就業体験(W

ork abroad

)」「グ

ローバル教養教育」「語学教育」「留

学生との協働学習」の5つがあり

ます。このうち「海外学習体験」

については、615人の学生が2

017年度には参加。2012年

度と比べると5倍以上の数です。

一方、「海外就業体験」には年間

30人程度が参加しています。

 こうした海外への学生の派遣で

は、マレーシアにある海外教育研

究拠点(

 *1MSSC)を有効活用

しています。これは2013年に

マレーシアプトラ大学と共同で設

置したもので、国立大学では本学

が初の試みです。海外学生派遣プ

ログラムの学習拠点や、インター

ンシップの受け入れ先企業の開拓

拠点として利用しています。

 また、「留学生との協働学習」

の一つに、衛星開発プロジェクト

があります。これは日本、ガーナ、

モンゴル、バングラデシュ、ナイ

ジェリアで各国1基、全5基の超

小型人工衛星を共同開発する国際

プロジェクトです。本学大学院宇

宙工学国際コースに在籍する各国

の学生が中心となり、教員のサ

ポートを受けながら開発に取り組

みました。この活動は、「

 *2GEDC

エアバス・ダイバーシティ・アワー

ド2017」を受賞することがで

きました。エンジニアの国際的多

様性が増すことへの本学の貢献が

認められての受賞でしょう。

 こうしたグローバル化への対応

九州工業大学

取材・文/児山雄介 撮影/福山哲

おいえゆうじ●1978年京都大学工学部数理工学科卒業。1987年同大学大学院にて工学博士号取得。日本電装㈱(現㈱デンソー)、佐世保工業高等専門学校電気工学科助教授などを経て、九州工業大学へ。情報工学研究院長、理事・副学長などを歴任し、2016年4月より現職。専門は情報ネットワーク工学。

 九州工業大学では学部学生の約6割が大学院に進学することから、2012年度入学生を対象に、6年一貫(学部4年+大学院2年)の教育プログラム「グローバル・エンジニア養成コース」を新設。当初から6年を一括りとすることで、より体系的でシームレスな学びが実現でき、高度なGCE(右図)の獲得につながると期待されている。 英語能力試験のスコアがコース修了の要件で、海外留学を含めた国際協働演習は必修。海外派遣プログラムは、異文化理解の海外留学といった学部低学年向けのものから、海外インターンシップや海外研究室への中長期留学など、より実践的なものまで準備されている。

学長尾家祐二

6年一貫の教育プログラムによりさらに多様なグローバル経験を

グローバルに活躍する技術者を養成▶産学連携教育審議会を設置。委員である大手企業の人事担当

や取締役から、社会で求められる人材について情報収集▶世界トップレベルの研究実績を生み出す可能性のある6つの研究分野を重点プロジェクトに集約し、その研究成果を教育力に還元

▶海外大学との共同研究を支援する国際ジョイントリサーチプログラムを2016年度に開始。研究の活発化により良質な論文を増やす▶2015年度に企業との共同研究講座を設置。企業から資金提供を受けるとともに研究者を大学に受け入れ、教員と共同研究を行う

▶グローバル・エンジニアに必要な力として「GCE」を定め、育成▶課外活動「学生プロジェクト」を支援。主体的に課題を発見・解決する力を育成▶全学部・学科でJABEE認定を獲得し技術者教育の質保証を行う

▶マレーシアプトラ大学と共同で海外教育研究拠点を設置。そこを起点に海外インターンシップ受け入れ先企業の開拓や海外の大学との連携強化を推進▶ダブルディグリープログラムやエラスムス・プラス*3を活用した、留学生の受け入れ、送り出し

異文化交流や汎用的スキルを重視した工学教育が

企業、高校教員から評価されている九州工業大学。

「教育充実度」や「教育成果」の向上につながっている。

教育リソース

国際性

分野 重点度 取り組み 指標

教育充実度

教育成果

▶学長企画室に評価担当を置き、 データの分析および、執行部、広報、入試等各部署への情報共有を行う   ▶データの入力は評価担当、IR担当が行う

取り組み体制

教育リソース

教育充実度

教育成果

国際性

時代の要請に応え新たな教育を提供

学生数/5653人 学部/工、情報工大学院/工学、情報工学、生命体工学●THE世界大学ランキング2018/801-1000位●同アジア大学ランキング2018/251-300位●同世界大学ランキング日本版2017/=28位

注目!

57.7

54.6

64.7

88.0

教育リソース教育充実度教育成果国際性

その他指標

57.7

88.0

64.7

54.6

=67位

36位

29位

70位

外国人学生比率/4.6%

日本人学生の留学比率/9.0%

外国語で行われている講座の比率/2.2%

海外の大学との大学間交流協定数/98件

総合 66.3 24位

2018 5-621 2018 5-6 20*3 EU域内留学を支援する資金助成プログラム。

留学者数が5年で5倍

グローバル化を急展開

地域で確立した評価を

国内外に広めるために

語学教育

GCE

GCEを構成する5つの能力

(Global Competency for Engineer)

グローバル教養教育

StudyAbroad

WorkAbroad

留学生との協働学習

1.多様な文化の受容2.コミュニケーション力3.自律的学習力4.課題発見・解決力5.デザイン力

分 野 スコア 順位

▶共同研究および受託研究の受け入れ額(教員一人あたり)を20%程度増▶国際共著論文数10%程度増

▶産業界との協働による教育プログラムを5つ以上開設

▶大学院進学者のうち、グローバル・エンジニア養成コース受講者60%以上▶高次のアクティブ・ラーニング科目20科目程度

▶海外学位取得者・外国出身者・海外教育研究経験者比率20%▶海外インターンシップ等参加学生数の大学院修了者数に占める割合80%以上

*1 Malaysia Super Satellite Campusの略。*2 Global Engineering Deans Councilの略。エンジニアリング教育の大手国際組織。

THE世界大学ランキング日本版2018の結果

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

部の専任教員として、学部生の教

育にあたる予定です。学内資源を

生かした特色ある教育・研究を実

現することで、他大学のデータサ

イエンス系学部との差別化を図り

ます。

 県立大学である本学にとって、

兵庫県や県内の企業、自治体との

連携は使命です。例えば、画像識

別によりパンなどの商品の購入金

額を瞬時に計算する「AIレジ」

の開発は、地元企業が抱える課題

を共同で解決したその好事例で

しょう。この他にも灘の酒で有名

な兵庫ならではの日本酒の商品開

発などで、地域とはシームレスに

つながっています。 

 大学をグローバル化すること、

研究力を高めることがゴールでは

ありません。その先に大学として

地域に何ができるかを追求するこ

とにこそ、本学の存在意義がある

と考えています。

 ランキングは、外から見た本学

の強み弱みを示すものとして、強

く意識しています。今回の分野別

順位からすると、本学の強みは「教

育リソース」で、課題は「国際性」

にあると言えるでしょう。

 「国際性」については、2013

年度からグローバルリーダー教育

プログラムを設け、高度な英語教

育や海外研修等を実施し、その向

上に取り組んできました。現在は

副専攻プログラムとして約100

人の学生が受講していますが、約

1300人の入学定員からする

と、受講者の割合は決して大きく

はありません。量の面で課題があ

り、そのことがランキングの「国

際性」のスコアに表れているのだ

と思います。グローバル教育の質

的な向上と同時に、量的な拡大も

めざさなければならないでしょ

う。

 拡大の起爆剤になると考えてい

るのが、2019年度に開設予定

の国際商経学部(設置届出中)で

す。この学部に設置するグローバ

ルビジネスコースは、全て英語で

授業を行い、1年次には、日本人

学生・留学生が共に学生寮で共同

生活を送ります。英語で行う授業

は他コースの学生も履修できるよ

うにします。留学生の募集につい

ても、東南アジアを中心に活動を

強化していきます。これにより学

部、およびキャンパス全体の国際

化の推進につなげたいと考えてい

ます。

 「教育充実度」「教育成果」のス

コアも伸ばしていく必要がありま

す。それには、学内資源を活用し

た研究力の強化と、特色化の推進

により、大学のプレゼンスを高め

ることが重要です。

 研究力強化に向けては、まず博

士課程への進学率を高め、大学院

の研究を活性化させます。兵庫県

には大型放射光施設(SPring-8

やX線自由電子レーザー施設

(SACLA)など、世界最先端

の研究施設があり、本学の教員に

はそれらを利用し、研究している

者が数多くいます。こうした環境

面での利点を生かして、学生の研

究意欲を刺激し、博士課程への進

学者を増やしていくつもりです。

 また、ビッグデータの収集・分

析を専門的に学ぶ社会情報科学部

を2019年度に開設予定(設置

構想中)です。本学には、スーパー

コンピュータ「京」を有する施設

と連携した大学院研究科がありま

す。そこの研究者が社会情報科学

兵庫県立大学

2018 5-623 2018 5-6 22取材・文/本間学 撮影/岸隆子

おおたいさお●1967年大阪大学大学院基礎工学研究科物理系専攻修士課程修了。1993年姫路工業大学工学部教授。2001年姫路工業大学工学部長。2013年兵庫県立大学副学長、産学連携・研究推進機構長、学術総合情報センター長。2017年より現職。専門は光・電磁波工学など。工学博士。

 兵庫県立大学は、2019年度に「国際商経学部」「社会情報科学部」を設置予定。国際商経学部には3つのコースがあり、中でもグローバルビジネスコースでは、授業を全て英語のみで行い、1年次は日本人学生と留学生が国際学生寮で共同生活する。社会情報科学部では、ビッグデータの収集・解析・実社会への応用等の知見を身に付けさせる。 髙坂誠副学長は「グローバル人材の育成もビッグデータの収集も、学内で完結できるものではない。企業や行政に協力をお願いすることは不可欠だ。グローバル大学をめざして地域・世界との連携を強化し、学部の教育の質を高めたい」と話している。

学長 太田 勲

社会のニーズに対応した特色ある2学部を新設

新学部設立により国際化と特色化を推進

新学部をグローバル化の

量的な拡大の起爆剤に

近隣の先端研究施設を

活用し、特色化を図る

▶世界最先端の施設(理化学研究所のスーパーコンピュータ「京」など)を活用した共同研究を推進することなどで、教員の研究および、学生のドクターコース進学を支援   

▶高校校長会と大学執行部で高大接続に関するディスカッションを実施▶出前講義を県内中心に100校程度で実施▶新設の社会情報科学部(設置構想中)では、ビッグデータを分析・活用する教育環境を整えるため、新教育研究棟を建設予定

▶地元企業との共同研究の推進(画像データ判別による会計システムなど)▶研究機関の研究者との連携、学学連携(神戸大学や他の公立大学など)の推進

▶グローバルリーダー教育プログラムの開設▶国際商経学部の新設(設置届出中)▶県内企業が進出している地域を中心に、海外インターンシップを拡大▶国際学生寮の新設

地域に根差した総合大学である兵庫県立大学。

特色化を図るうえで、日本版ランキングの結果を

どう分析・活用するのか。学長に考えを聞いた。

教育リソース

国際性

分野 重点度 取り組み 指標

教育充実度

教育成果

外国人学生比率/2.6%

日本人学生の留学比率/3.4%

外国語で行われている講座の比率/2.6%

海外の大学との大学間交流協定数/39件

▶法人本部経営企画部が担当

▶外部研究資金(科研費)の申請者率100%▶外部資金獲得額25億円

取り組み体制

教育リソース

教育充実度

教育成果

国際性

学内資源の活用と地域連携を強化

注目!

54.6

51.4

48.6

<39.7

48.6-49.986位

137位

104位

-

101-110位

学生数/6682人 学部/経済、経営、工、理、環境人間、看護大学院/経済学、経営学、工学、物質理学、生命理学、環境人間学、看護学、応用情報科学、シミュレーション学、地域資源マネジメント、減災復興政策、会計、経営、緑環境景観マネジメント  ●THE世界大学ランキング2018/1001+位●同アジア大学ランキング2018/301-350位●同世界大学ランキング日本版2017/82位

48.6

51.4<39.7

54.6

▶博士号学位取得者数の増加▶共同研究・受託研究件数220件

国際商経学部 *設置届出中

【特色】経済学・経営学の両輪を学び、グローバル人材をめざす

【学科】国際商経学科

【コース】経済学コース、経営学コース(定員280名)グローバルビジネスコース(定員80名 留学生含む)

社会情報科学部 *設置構想中

【特色】ビッグデータを収集・分析し活用することを学ぶ

【学科】社会情報科学科(定員100名)

*2018年4月現在の予定(変更する場合があります)

*2018年4月現在の予定(変更する場合があります)

*「<」:未満を表す

▶大学志願者倍率7倍▶就職率99%

▶派遣および受け入れ留学生数各300名▶外国人教員比率10%

教育リソース教育充実度教育成果国際性

その他指標

総合分 野 スコア 順位

THE世界大学ランキング日本版2018の結果

特集●多様性と特色化を促す日本大学ランキング

しない指標もあります。他は低く

てもここは高いという特色が明確

な大学をめざします。

 改革の実行にあたっては、組織

やマネジメントのあり方が非常に

重要です。一番大切なのは、なぜ

それをやるのか、基準となる価値

観を全学に共有すること。これが

浸透すれば、各現場での課題にど

う取り組むか、各自で判断できる

ようになります。

 そこで、事務組織を法人に一元

化すると同時に、大学全体の意思

決定と各学群の方向性をすり合わ

せる工夫を行いました。また、

2019年にビジネスマネジメン

ト学群、2020年に芸術文化学

群を新キャンパスに移転させ、各

学群の学びの特徴に合ったキャン

パスの拠点化を計画しています。

学群の独自性を確保しながら、大

学全体のブランドイメージを高め

る努力も続けていくつもりです。

 日本には780もの大学があり

ますが、これまでは偏差値=「教

科学力の努力の証」しか大学を選

ぶ基準がありませんでした。TH

E世界大学ランキング日本版(以

下、日本版)は教育力の観点から

各大学の特色を調べ、整理してい

るため、高校生や保護者にとって

は、利用価値が高いと言えます。

特に保護者にとってはわが子を預

ける大学の特色がより明確に把握

できるようになるでしょう。

 大学にもメリットがあります。

従来、大学からの情報発信は一方

通行で、受験生や高校側の本音は

わかりませんでした。日本版なら

高校教員の本音にアクセスできま

す。今回、その評価が高かったこ

とが最も喜ばしいことでした。

 本学の源流は、1921年に

中国で設立された学校にあり、

そこでは人種や地域を超えたコ

ミュニティでの学びが実践され

ていました。その当時創立者が

考えたことを100年後の今や

るとこうなる、という施策をま

とめたのが国際化戦略

「REDEMPTION21」です(左

ページ参照)。英語による授業科

目数、留学経験者数、留学生や外

国人教職員の数など、具体的な数

値目標を掲げて取り組んでいま

す。数値目標を設定したのは、達

成までの道筋をつけ、取り組みの

進捗をレビューするとともに、皆

でがんばるという覚悟を持つため

です。指標の多くは日本版のそれ

と重なるので、結果的に国際性が

高く評価されたのでしょう。

 量的な施策だけではなく、質の

保証も重要です。例えば日本人学

生の海外派遣。アメリカに設立し

たNPOを通して、現地の大学と

直接交渉し、「英語×スポーツ産

業」(アトランタ)など、語学教

育のみにとどまらないその大学が

立地する地域の特性に応じた留学

プログラムを提供しています。そ

の結果、大学改革支援・学位授与

機構の大学機関別選択評価「教育

の国際化の状況」の審査を受け、

最高の評価を得ることができまし

た。

 ランキングが低い分野は、大学

の課題になるわけですが、気を付

けたいのは、全指標を高めようと

すると、結果的に特色が薄まる恐

れがあることです。ですから、ラ

ンキングの活用は、あくまでもそ

の大学の使命に応じて行うべきで

しょう。本学の理想とする大学像

の実現のため、中にはあえて重視

桜美林大学

取材・文/仲谷宏 撮影/坂井公秋

はたやまひろあき● 桜 美 林 大 学 文 学 部 卒 業(B.A.)、ノースカロライナ大学シャーロット校大学院修士課程修了(M.A)、ノースカロライナ大学グリーンズボロー校大学院博士課程修了(Ph.D.)、マサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了(M.B.A.)。2006年に桜美林大学教授となり、その後、学長補佐、基盤教育院長、国際センター長、副学長を経て、2018年4月より現職。専門はレトリック学。       

学長畑山浩昭

価値観を共有し、数値目標を掲げ改革推進

ランキングでわかる

高校教員の本音

ミッションに従って

重視する指標を選択

▶教員を本務(教育と研究と社会貢献)に集中させ、大学の運営は職員が担う教職協働の徹底▶研究は「グローバル教育の実践に還元できる」研究に集中▶建学の精神に沿った理数系教育や実学教育の強化▶科研費などの競争的資金獲得の努力

▶学群制での幅広い学びと、レイトスペシャリゼーションによる学びのモチベーション強化▶高大接続改革の取り組みとして高校生向けに「AO・推薦準備セミナー」を実施、レディネスの形成に向けた機会提供▶学内開催の高校教員向けのセミナーや研修会を通じて情報発信

▶サービス・ラーニング科目による実社会の体験的な理解と主体性の育成▶キャリア開発センターによる入学時点からの包括的なキャリア支援▶ボランティアやインターンシップの機会拡大

▶5カ所の海外拠点を中心にした、オリジナル留学プログラムの開発・展開▶英語、中国語で開講する留学生向けの多彩な日本研究プログラムの拡充▶外国人教職員比率や外国語で教える授業科目比率の向上▶日本人学生と外国人学生混住型の国際寮での日常的な国際交流の促進

「国際性」と「教育充実度」で高スコアの桜美林大学。

人種や地域を超えた国際化教育を提供すべく、

学園全体で改革に取り組んでいる。

教育リソース

国際性

分野 重点度 取り組み 指標

教育充実度

教育成果

▶改革の方向付けは総合企画部が行うが、ランキング対応の専門部署はない   ▶方針に基づき、国際的な取り組みは国際センター、教育支援は学務部 教務課など、必要に応じて各部署が担当

取り組み体制

教育リソース

教育充実度

教育成果

国際性

ミッションに基づく特色ある国際化教育

注目!

学生数/9424人 学群/リベラルアーツ、グローバル・コミュニケーション、ビジネスマネジメント、健康福祉、芸術文化 大学院/国際学、経営学、言語教育、心理学、大学アドミニストレーション、老年学●THE世界大学ランキング日本版2017/111-120位 <40.7

<36.5

71.760.9

2018 5-625 2018 5-6 24

 改革を推進しやすくするため、2018年度から大学など各附属校に所属していた事務組織を桜美林学園の下に一元化し、全部門の情報共有を図ることにした。また、学長と副学長、学長補佐で構成していた

「学長室会議」を、全学群長を加えた「拡大学長室会議」に切り換え、大学全体の経営と各学群の経営をすり合わせる体制を整えた。 大学運営に関しても、教員による委員会方式から事務職員が企画・運営する形式に変更。職員は自学の大学院・大学アドミニストレーション研究科で学ぶなどしてスキルアップを図っており、教職協働のレベルを上げていくことにも積極的に取り組んでいる。

組織改革によるガバナンス強化で国際化戦略「REDEMPTION21」推進 1.RESEARCH:研究の国際化

2.EDUCATION:教育の国際化 3.DIVERSITY:多様性の推進 4.ENGLISH:英語公用化 5.MOBILITY:流動性の推進 6.PRACTICE:海外実習、異文化実習の推進 7.TECHNOLOGY:技術のグローバル対応 8. INTEGRITY:国際化に向けた組織全体の統一 9.OPPORTUNITIES: 教職員や学生のための、多様な機会の創出10.NETWORK:外部機関とのネットワーク増強と協働

「REDEMPTION21」

*「<」:未満を表す

AL、SL、OR実施件数*1

/産学官民の連携案件学生参加者数/学修環境整備の学生満足度など

SD研修の実施回数/教育研究費比率/志願者数/競争的資金申請数、採択数など

国内外インターンシップ参加者数/卒業生向け事業の参加者数/eポートフォリオ導入など

英語による授業科目数/外国籍の学生や教職員比率/日本人学生の留学経験者数など

*1アクティブ・ラーニング、サービス・ラーニング、アウトリーチ活動

教育リソース教育充実度教育成果国際性

その他指標

総合分 野 スコア 順位

THE世界大学ランキング日本版2018の結果

外国人学生比率/4.2%

日本人学生の留学比率/7.5%

外国語で行われている講座の比率/1.3%

海外の大学との大学間交流協定数/141件

<40.7

71.7

<36.5

60.9

-

72位

-

49位

44.6-45.3 121-130位

2720

18 5

-626

2018

5-6

総合ランキングTHE世界大学ランキング日本版2018

* Times Higher Educationが、2018年3月28日に公表した情報に基づいています * 1~100位は個別に順位がつきます。101位以下は150位まで各10校程度を同順位としています* 同順位の場合は、原則として英文表記の大学名のアルファベット順に掲載しています * =:同順位の大学あり/―:各分野の順位が151位以下のためスコア非表示/NR:ランクインしていない* 前年エントリーしなかった大学が今年エントリーし、前年順位がNRになっている場合があります * 世界2018:World University Rankings 2018(2017年9月発表)/アジア2018:Asia University Rankings 2018(2018年2月発表)を示しています

教育成果Outcomes

総合Overall

111-120

121-130

131-140

141-150

福島大学神奈川大学北里大学名城大学三重大学室蘭工業大学名古屋商科大学大分大学島根大学富山県立大学愛知大学福岡工業大学桜美林大学麗澤大学専修大学創価大学玉川大学東北学院大学東京電機大学山梨大学千葉工業大学中京大学同志社女子大学福井県立大学工学院大学宮崎国際大学長崎県立大学新潟県立大学昭和大学昭和女子大学福島県立医科大学浜松医科大学広島市立大学国際医療福祉大学日本女子大学駒澤大学県立広島大学札幌医科大学滋賀大学滋賀医科大学東邦大学

福島県

神奈川県

神奈川県

愛知県

三重県

北海道

愛知県

大分県

島根県

富山県

愛知県

福岡県

東京都

千葉県

東京都

東京都

東京都

宮城県

東京都

山梨県

千葉県

愛知県

京都府

福井県

東京都

宮崎県

長崎県

新潟県

東京都

東京都

福島県

静岡県

広島県

栃木県

東京都

東京都

広島県

北海道

滋賀県

滋賀県

東京都

43.4

57.9

53.1

46.1

56.8

54.0

53.4

58.0

47.7

50.5

42.3

64.6

75.8

81.2

48.7

41.6

44.0

50.1

78.6

79.7

60.5

67.5

74.8

66.5

49.8

73.3

49.2

57.2

71.4

70.6

71.7

71.8

57.6

70.0

58.9

67.6

57.6

60.7

48.1

63.2

53.8

59.0

62.6

64.8

46.4

37.8

48.2

62.7

48.2

51.4

46.2

47.4

46.4

48.4

47.2

52.3

57.4

49.6

49.9

55.4

49.0

46.6

46.1

57.8

52.6

57.5

46.9

52.3

38.0

47.5

43.9

2018順位

2017順位

95

= 89

91

96

= 86

101-110

121-130

= 93

= 93

111-120

NR

111-120

111-120

101-110

101-110

NR

= 99

101-110

121-130

= 86

121-130

121-130

NR

NR

131-140

131-140

121-130

NR

NR

NR

111-120

92

121-130

NR

NR

141-150

NR

111-120

NR

131-140

101-110

区分 教育機関 都道府県

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

NR

1001+

801‒1000

1001+

801‒1000

NR

NR

1001+

801‒1000

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

1001+

801‒1000

1001+

NR

NR

NR

1001+

NR

NR

NR

801‒1000

NR

NR

801‒1000

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

801‒1000

NR

NR

301‒350

251‒300

301‒350

251‒300

NR

NR

301‒350

251‒300

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

351+

201‒250

351+

NR

NR

NR

301‒350

NR

NR

NR

251‒300

NR

NR

251‒300

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

201‒250

NR

39.7

39.9

85.7

58.0

60.9

80.6

73.3

42.5

57.7

82.4

50.4

65.1

56.9

41.0

42.6

40.0

アジア2018順位

世界2018順位

国際性Environment

教育リソースResources

教育充実度Engagement

教育成果Outcomes

総合Overall

京都大学東京大学東北大学東京工業大学九州大学北海道大学名古屋大学大阪大学筑波大学慶應義塾大学早稲田大学国際教養大学広島大学一橋大学上智大学国際基督教大学東京外国語大学神戸大学千葉大学金沢大学長岡技術科学大学立命館アジア太平洋大学立命館大学九州工業大学岡山大学横浜国立大学立教大学同志社大学東京農工大学東京理科大学関西学院大学お茶の水女子大学神田外語大学会津大学

京都府

東京都

宮城県

東京都

福岡県

北海道

愛知県

大阪府

茨城県

東京都

東京都

秋田県

広島県

東京都

東京都

東京都

東京都

兵庫県

千葉県

石川県

新潟県

大分県

京都府

福岡県

岡山県

神奈川県

東京都

京都府

東京都

東京都

兵庫県

東京都

千葉県

福島県

84.7

85.4

83.4

77.6

74.8

75.3

72.3

77.9

75.0

59.7

53.6

47.3

67.6

51.9

46.0

52.0

45.4

64.2

63.5

66.6

58.5

47.1

57.7

63.7

53.3

40.7

43.1

67.7

55.5

42.4

63.7

64.8

99.6

99.7

99.6

98.1

98.4

97.4

97.7

98.5

98.6

99.1

99.2

99.8

97.1

96.6

97.7

98.1

93.9

92.9

93.9

89.8

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88.0

91.2

84.5

96.2

96.3

66.8

94.4

94.1

81.2

92.2

87.0

98.6

98.9

95.6

94.7

97.7

94.8

95.6

95.4

88.1

97.2

93.8

70.6

76.6

89.1

69.4

44.4

64.3

69.3

72.0

59.9

62.9

54.6

66.9

64.7

64.4

72.9

60.9

64.9

69.6

73.2

60.8

45.1

55.4

2018順位

2017順位

3

1

2

= 4

7

8

= 4

6

9

11

10

20

12

14

18

15

27

13

16

19

17

= 24

22

= 28

21

33

NR

35

= 31

= 31

40

39

46

23

区分 教育機関 都道府県

87.7

87.7

86.3

85.6

85.0

83.4

82.6

81.1

80.8

77.7

77.5

76.1

75.7

75.2

73.1

71.4

71.0

70.7

70.5

69.8

68.5

68.5

68.1

66.3

66.1

66.1

65.8

65.5

64.8

64.6

64.1

63.8

63.5

63.1

=74

46

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251‒300

351‒400

401‒500

301‒350

201‒250

401‒500

601‒800

601‒800

NR

601‒800

NR

801‒1000

NR

NR

601‒800

601‒800

601‒800

801‒1000

NR

801‒1000

801‒1000

601‒800

801‒1000

NR

1001+

601‒800

601‒800

1001+

NR

NR

601‒800

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33

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=127

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NR

109

NR

251‒300

NR

NR

=149

134

=149

251‒300

NR

301‒350

251‒300

=168

=200

NR

351+

153

=175

301‒350

NR

NR

131

66.3

65.0

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72.2

67.4

67.4

49.8

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61.0

73.6

100.0

60.6

73.2

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96.8

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54.4

50.7

59.3

73.3

98.9

68.5

54.6

57.3

73.9

64.0

52.4

65.1

59.9

76.0

72.4

アジア2018順位

世界2018順位

国際性Environment

教育リソースResources

教育充実度Engagement

教育成果Outcomes

総合Overall

明治大学熊本大学首都大学東京豊橋技術科学大学東京医科歯科大学山口大学東京海洋大学京都工芸繊維大学長崎大学大阪市立大学関西大学横浜市立大学山形大学芝浦工業大学近畿大学青山学院大学中央大学新潟大学法政大学信州大学電気通信大学津田塾大学福井大学秋田大学名古屋工業大学南山大学学習院大学福岡女子大学佐賀大学群馬大学大阪府立大学東洋大学宇都宮大学鹿児島大学

東京都

熊本県

東京都

愛知県

東京都

山口県

東京都

京都府

長崎県

大阪府

大阪府

神奈川県

山形県

東京都

大阪府

東京都

東京都

新潟県

東京都

長野県

東京都

東京都

福井県

秋田県

愛知県

愛知県

東京都

福岡県

佐賀県

群馬県

大阪府

東京都

栃木県

鹿児島県

42.5

64.0

59.6

65.6

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55.8

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57.0

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57.4

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62.9

58.6

61.8

47.0

52.6

59.6

62.1

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45.7

56.2

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83.5

81.1

59.6

54.0

81.6

70.4

62.2

80.6

65.0

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60.9

87.5

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93.2

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64.9

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65.5

59.8

61.3

86.8

78.1

74.8

66.4

63.0

52.4

91.6

73.9

61.6

64.1

49.2

65.3

59.4

58.6

59.0

63.1

56.7

64.8

61.3

58.4

58.6

55.4

57.4

57.8

62.0

61.6

60.0

59.8

63.1

45.8

52.8

65.0

64.8

52.6

56.2

54.6

59.3

68.3

49.6

61.2

63.0

2018順位

2017順位

34

26

= 24

37

38

41

36

= 60

= 28

47

57

52

= 43

= 58

54

50

= 55

30

NR

45

= 43

101-110

42

= 68

= 60

= 55

= 68

48

63

51

78

= 76

53

74

区分 教育機関 都道府県

62.9

62.8

62.8

62.6

62.2

62.2

61.9

61.8

61.1

61.1

61.0

60.7

60.5

60.4

60.3

59.8

59.7

59.7

59.3

59.1

58.7

58.7

58.6

58.1

57.9

57.7

57.0

56.6

56.4

56.2

56.1

55.9

55.5

55.4

801‒1000

601‒800

501‒600

801‒1000

401‒500

801‒1000

801‒1000

801‒1000

801‒1000

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1001+

601‒800

801‒1000

1001+

801‒1000

NR

801‒1000

801‒1000

801‒1000

801‒1000

801‒1000

NR

1001+

1001+

801‒1000

NR

NR

NR

801‒1000

NR

801‒1000

1001+

1001+

801‒1000

251‒300

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=104

201‒250

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251‒300

251‒300

251‒300

201‒250

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201‒250

301‒350

201‒250

NR

251‒300

201‒250

251‒300

201‒250

201‒250

NR

301‒350

301‒350

201‒250

NR

NR

NR

251‒300

NR

251‒300

301‒350

301‒350

251‒300

51.1

47.2

41.9

64.5

72.7

51.4

53.0

63.8

47.2

45.8

48.1

51.3

51.6

49.2

48.9

43.9

39.8

50.9

49.9

62.8

47.9

48.0

39.8

62.7

47.6

77.3

39.9

60.2

42.6

アジア2018順位

世界2018順位

国際性Environment

教育リソースResources

教育充実度Engagement

教育成果Outcomes

総合Overall

=68

70

71

72

73

74

=75

=75

=77

=77

=79

=79

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82

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=84

=84

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=86

=88

=88

=88

91

92

93

=94

=94

96

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98

99

=100

=100

101-110

豊田工業大学埼玉大学茨城大学静岡大学岩手大学明治学院大学関西外国語大学鳥取大学宮崎大学名古屋市立大学愛媛大学富山大学北九州市立大学日本大学神戸市外国語大学高知工科大学成蹊大学秋田県立大学獨協大学武蔵大学龍谷大学静岡県立大学香川大学京都外国語大学金沢工業大学甲南大学東京農業大学京都産業大学岐阜大学東京女子大学琉球大学愛知県立大学名古屋外国語大学福岡大学公立はこだて未来大学兵庫県立大学順天堂大学高知大学小樽商科大学西南学院大学東海大学徳島大学

愛知県

埼玉県

茨城県

静岡県

岩手県

東京都

大阪府

鳥取県

宮崎県

愛知県

愛媛県

富山県

福岡県

東京都

兵庫県

高知県

東京都

秋田県

埼玉県

東京都

京都府

静岡県

香川県

京都府

石川県

兵庫県

東京都

京都府

岐阜県

東京都

沖縄県

愛知県

愛知県

福岡県

北海道

兵庫県

東京都

高知県

北海道

福岡県

神奈川県

徳島県

76.7

49.3

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56.2

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55.7

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52.6

45.4

60.8

57.7

57.1

43.9

60.7

51.1

42.7

49.5

54.6

69.2

57.5

41.1

62.3

67.5

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69.9

82.4

79.7

54.4

46.7

61.8

67.0

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89.8

65.7

69.7

71.8

62.1

78.3

83.2

83.6

67.5

55.0

58.0

89.8

65.6

74.7

71.2

47.8

69.6

51.2

62.6

60.6

75.0

60.4

51.4

49.7

56.5

82.0

83.9

65.2

46.7

54.0

60.2

57.9

57.6

55.3

54.8

59.1

51.4

61.4

49.7

45.7

48.0

51.1

36.5

55.6

49.9

54.4

57.2

47.4

36.5

52.4

42.4

60.8

64.8

55.0

53.0

47.6

51.2

57.0

39.8

38.4

46.6

40.8

48.6

39.3

53.0

49.3

2018順位

2017順位

= 76

49

= 72

71

66

101-110

= 89

84

101-110

= 99

= 64

= 64

62

67

NR

NR

83

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NR

101-110

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NR

= 97

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79

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= 72

111-120

NR

101-110

NR

NR

NR

82

NR

= 80

NR

= 97

85

75

区分 教育機関 都道府県

NR

801‒1000

1001+

801‒1000

801‒1000

NR

NR

1001+

801‒1000

601‒800

801‒1000

801‒1000

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

601‒800

NR

NR

NR

NR

NR

801‒1000

NR

NR

NR

NR

NR

NR

1001+

601‒800

601‒800

NR

NR

801‒1000

801‒1000

NR

201‒250

301‒350

251‒300

251‒300

NR

NR

301‒350

251‒300

=171

251‒300

251‒300

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

NR

=175

NR

NR

NR

NR

NR

251‒300

NR

NR

NR

NR

NR

NR

301‒350

=151

=182

NR

NR

251‒300

=194

51.0

51.1

40.6

55.2

66.6

59.9

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44.2

83.3

45.7

54.5

40.6

41.4

90.1

40.6

50.7

41.6

49.4

40.4

56.7

84.5

44.6

51.6

52.8

アジア2018順位

世界2018順位

国際性Environment

教育リソースResources

教育充実度Engagement

=1

=1

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

=21

=21

23

24

=25

=25

27

28

29

30

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32

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34

35

=36

=36

38

=39

=39

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=43

=43

45

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47

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49

50

=51

=51

53

54

=55

=55

57

58

59

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61

62

63

64

65

66

67

=68

55.4

55.3

54.9

54.8

54.4

54.3

54.1

54.1

53.5

53.5

53.4

53.4

53.2

53.1

52.8

52.4

52.4

52.3

52.3

52.2

52.2

52.2

51.9

51.8

51.7

51.6

51.6

51.2

50.9

50.6

50.2

50.1

50.1

48.6-49.9

48.6-49.9

48.6-49.9

48.6-49.9

48.6-49.9

48.6-49.9

48.6-49.9

48.6-49.9

48.6-49.9

2920

18 5

-628

2018

5-6

国国国国公私公公国公公私公私国国私公国公私私国私国国私国国私私国国私私公私公国私公私私私私国私私私公私私私

東京都新潟県静岡県沖縄県岩手県東京都広島県北海道埼玉県滋賀県岡山県大阪府広島県

神奈川県兵庫県新潟県大阪府福井県北海道秋田県京都府東京都茨城県東京都北海道宮城県東京都栃木県東京都東京都福岡県大阪府

和歌山県東京都東京都群馬県大阪府埼玉県福島県京都府愛知県東京都兵庫県東京都宮崎県愛知県東京都岐阜県栃木県北海道

神奈川県兵庫県東京都

教育リソースResources

区分 教育機関 都道府県

教育リソース* 同順位の場合は、総合ランキング順に掲載しています* =:同順位の大学あり/NR:ランクインしていない* 前年エントリーしなかった大学が今年エントリーし、前年順位がNRになっている場合があります

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NR

埼玉医科大学徳島大学東京海洋大学群馬大学名古屋工業大学秋田県立大学岐阜大学鳥取大学東邦大学石川県立大学筑波技術大学慶應義塾大学京都工芸繊維大学茨城県立医療大学首都大学東京佐賀大学信州大学秋田大学長岡技術科学大学山梨大学九州歯科大学北里大学九州工業大学静岡県立大学高知大学山形大学富山大学香川大学長崎大学大分大学電気通信大学鹿児島大学宮崎大学産業医科大学山口大学愛媛大学星薬科大学奈良女子大学東京理科大学神奈川歯科大学京都薬科大学兵庫県立大学島根大学京都府立大学早稲田大学富山県立大学横浜国立大学三重大学福岡女子大学高知工科大学芝浦工業大学国際基督教大学岩手大学

埼玉県徳島県東京都群馬県愛知県秋田県岐阜県鳥取県東京都石川県茨城県東京都京都府茨城県東京都佐賀県長野県秋田県新潟県山梨県福岡県

神奈川県福岡県静岡県高知県山形県富山県香川県長崎県大分県東京都

鹿児島県宮崎県福岡県山口県愛媛県東京都奈良県東京都

神奈川県京都府兵庫県島根県京都府東京都富山県

神奈川県三重県福岡県高知県東京都東京都岩手県

62.762.362.262.161.860.860.760.560.560.360.059.759.759.759.659.659.258.658.558.058.057.957.757.757.557.457.157.157.056.856.556.256.256.255.855.755.755.655.554.754.754.654.053.953.653.453.353.152.652.652.152.052.0

教育リソースResources

区分 教育機関 都道府県

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国国国国国国私私公国国私国私公公国国国私私私国私私私私国国公公国国公公公私国国国国国私国

東京大学京都大学東北大学東京医科歯科大学浜松医科大学滋賀医科大学兵庫医科大学東京医科大学札幌医科大学大阪大学東京工業大学豊田工業大学旭川医科大学日本医科大学奈良県立医科大学福島県立医科大学北海道大学筑波大学九州大学大阪医科大学愛知医科大学関西医科大学名古屋大学聖マリアンナ医科大学東京慈恵会医科大学金沢医科大学順天堂大学東京農工大学広島大学名古屋市立大学横浜市立大学金沢大学豊橋技術科学大学大阪府立大学大阪市立大学会津大学昭和大学神戸大学熊本大学岡山大学お茶の水女子大学千葉大学藤田保健衛生大学福井大学

東京都京都府宮城県東京都静岡県滋賀県兵庫県東京都北海道大阪府東京都愛知県北海道東京都奈良県福島県北海道茨城県福岡県大阪府愛知県大阪府愛知県

神奈川県東京都石川県東京都東京都広島県愛知県

神奈川県石川県愛知県大阪府大阪府福島県東京都兵庫県熊本県岡山県東京都千葉県愛知県福井県

85.484.783.482.581.279.779.679.578.677.977.676.776.476.376.175.875.375.074.874.373.873.272.372.371.370.769.267.767.667.667.566.665.665.064.964.864.664.264.063.763.763.563.462.9

教育リソースResources

2018順位

2017順位 区分 教育機関 都道府県

123456789

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公国公私国公国国私国公公私私公国国私私私私私公公国私公国私国私国私公私国私公公公国公国国私国私私国私国国国

長崎県立大学群馬大学愛知県立大学国際医療福祉大学京都工芸繊維大学秋田県立大学愛媛大学鹿児島大学國學院大學名古屋工業大学横浜市立大学下関市立大学同志社女子大学名古屋外国語大学公立はこだて未来大学秋田大学豊橋技術科学大学昭和女子大学東京電機大学京都外国語大学玉川大学中京大学富山県立大学宮崎公立大学高知大学広島修道大学群馬県立女子大学香川大学共愛学園前橋国際大学鳥取大学文教大学東京医科歯科大学北星学園大学新潟県立大学神戸女学院大学北海道教育大学岡山理科大学大阪府立大学岩手県立大学兵庫県立大学琉球大学名桜大学東京藝術大学室蘭工業大学順天堂大学島根大学広島工業大学宮崎国際大学岐阜大学成城大学宮崎大学徳島大学滋賀大学

長崎県群馬県愛知県栃木県京都府秋田県愛媛県

鹿児島県東京都愛知県

神奈川県山口県京都府愛知県北海道秋田県愛知県東京都東京都京都府東京都愛知県富山県宮崎県高知県広島県群馬県香川県群馬県鳥取県東京都東京都北海道新潟県兵庫県北海道岡山県大阪府岩手県兵庫県沖縄県沖縄県東京都北海道東京都島根県広島県宮崎県岐阜県東京都宮崎県徳島県滋賀県

教育充実度Engagement

区分 都道府県

教育充実度* 同順位の場合は、総合ランキング順に掲載しています* =:同順位の大学あり/NR:ランクインしていない* 前年エントリーしなかった大学が今年エントリーし、前年順位がNRになっている場合があります

9899

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私国私国私私国私国国国公国私私私国公私公私私国国私私私私私私私国私国公私公国私国公国国国私国公私国私公国私

西南学院大学新潟大学龍谷大学熊本大学武蔵大学明治学院大学長岡技術科学大学芝浦工業大学小樽商科大学山口大学お茶の水女子大学首都大学東京長崎大学関西外国語大学獨協大学学習院大学茨城大学都留文科大学福岡大学福岡女子大学神奈川大学東京農業大学信州大学宇都宮大学名古屋商科大学成蹊大学専修大学桜美林大学愛知大学京都産業大学福岡工業大学東京海洋大学東北学院大学岩手大学高知工科大学東京女子大学高崎経済大学静岡大学千葉工業大学埼玉大学静岡県立大学福島大学富山大学東京農工大学名城大学佐賀大学神戸市外国語大学甲南大学福井大学東海大学大阪市立大学電気通信大学駒澤大学

福岡県新潟県京都府熊本県東京都東京都新潟県東京都北海道山口県東京都東京都長崎県大阪府埼玉県東京都茨城県山梨県福岡県福岡県

神奈川県東京都長野県栃木県愛知県東京都東京都東京都愛知県京都府福岡県東京都宮城県岩手県高知県東京都群馬県静岡県千葉県埼玉県静岡県福島県富山県東京都愛知県佐賀県兵庫県兵庫県福井県

神奈川県大阪府東京都東京都

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教育充実度Engagement

区分 都道府県

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公国国国私私国国国国私国私私国国国私私私私私私国国私私国私私私国国私私国私国私公私私国公

国際教養大学東京大学京都大学東北大学早稲田大学慶應義塾大学筑波大学大阪大学九州大学東京工業大学国際基督教大学名古屋大学上智大学明治大学北海道大学広島大学一橋大学同志社大学立教大学立命館大学立命館アジア太平洋大学東京理科大学関西学院大学東京外国語大学千葉大学近畿大学青山学院大学神戸大学法政大学神田外語大学東洋大学岡山大学金沢大学日本大学金沢工業大学九州工業大学関西大学山形大学中央大学会津大学津田塾大学南山大学横浜国立大学北九州市立大学

秋田県東京都京都府宮城県東京都東京都茨城県大阪府福岡県東京都東京都愛知県東京都東京都北海道広島県東京都京都府東京都京都府大分県東京都兵庫県東京都千葉県大阪府東京都兵庫県東京都千葉県東京都岡山県石川県東京都石川県福岡県大阪府山形県東京都福島県東京都愛知県

神奈川県福岡県

99.899.799.699.699.299.198.698.598.498.198.197.797.797.797.497.196.696.396.296.094.994.494.193.993.993.293.292.992.492.291.691.289.889.889.888.087.987.587.387.086.886.884.584.2

教育充実度Engagement

区分 都道府県

12

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12

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私国国国国公国国私公国私国公公国国国国国公私国公国国国国国国国国国私国国私国私私私公国公私公国国公公私私国

一橋大学新潟大学静岡大学琉球大学岩手県立大学工学院大学県立広島大学公立はこだて未来大学埼玉大学滋賀県立大学岡山県立大学大阪薬科大学広島市立大学麻布大学兵庫教育大学上越教育大学関西大学福井県立大学北見工業大学国際教養大学立命館大学学習院大学茨城大学中央大学室蘭工業大学宮城教育大学上智大学宇都宮大学東京外国語大学成蹊大学久留米大学大阪教育大学和歌山大学日本女子大学東京農業大学群馬県立県民健康科学大学近畿大学埼玉県立大学福島大学同志社大学愛知県立大学明治大学関西学院大学津田塾大学宮崎国際大学愛知教育大学青山学院大学朝日大学国際医療福祉大学名寄市立大学東海大学兵庫医療大学立教大学

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分野別ランキング

分野別ランキング

2018順位

2017順位

2018順位

2017順位

教育機関教育機関

2018順位

2017順位 教育機関

2018順位

2017順位

2018順位

2017順位

3120

18 5

-630

2018

5-6

教育成果Outcomes

区分 都道府県

教育成果* 同順位の場合は、総合ランキング順に掲載しています* =:同順位の大学あり/NR:ランクインしていない* 前年エントリーしなかった大学が今年エントリーし、前年順位がNRになっている場合があります

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金沢工業大学大阪工業大学茨城大学法政大学金沢大学信州大学豊橋技術科学大学群馬大学鳥取大学東京海洋大学山口大学山形大学横浜市立大学静岡大学青山学院大学福井県立大学岩手大学昭和大学近畿大学創価大学武蔵大学琉球大学京都薬科大学長崎大学学習院大学成蹊大学神田外語大学芝浦工業大学東京電機大学明治学院大学東京農業大学関西外国語大学立命館アジア太平洋大学佐賀大学獨協大学埼玉大学京都産業大学東海大学福井大学南山大学工学院大学香川大学専修大学駒澤大学宮崎大学三重大学東京女子大学日本大学帝京大学東京都市大学秋田県立大学東北学院大学愛媛大学

石川県大阪府茨城県東京都石川県長野県愛知県群馬県鳥取県東京都山口県山形県

神奈川県静岡県東京都福井県岩手県東京都大阪府東京都東京都沖縄県京都府長崎県東京都東京都千葉県東京都東京都東京都東京都大阪府大分県佐賀県埼玉県埼玉県京都府

神奈川県福井県愛知県東京都香川県東京都東京都宮崎県三重県東京都東京都東京都東京都秋田県宮城県愛媛県

60.860.660.260.059.959.859.459.359.159.058.658.658.457.957.857.857.657.557.457.457.257.056.956.756.255.655.455.455.455.355.054.854.654.654.454.053.053.052.852.652.652.452.352.351.451.451.251.150.650.049.949.949.7

教育成果Outcomes

区分 都道府県

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国国国私国国国国国私国国国私国国公国私国公私公国私公国私国国国私国国国国私私国公私国私私

東京大学京都大学九州大学慶應義塾大学東北大学名古屋大学大阪大学北海道大学東京工業大学早稲田大学一橋大学筑波大学広島大学東京理科大学横浜国立大学千葉大学国際教養大学東京農工大学上智大学神戸大学大阪府立大学立命館大学首都大学東京秋田大学同志社大学大阪市立大学名古屋工業大学甲南大学九州工業大学岡山大学東京外国語大学明治大学京都工芸繊維大学電気通信大学鹿児島大学長岡技術科学大学北里大学中央大学新潟大学名古屋市立大学関西大学宇都宮大学立教大学関西学院大学

東京都京都府福岡県東京都宮城県愛知県大阪府北海道東京都東京都東京都茨城県広島県東京都

神奈川県千葉県秋田県東京都東京都兵庫県大阪府京都府東京都秋田県京都府大阪府愛知県兵庫県福岡県岡山県東京都東京都京都府東京都

鹿児島県新潟県

神奈川県東京都新潟県愛知県大阪府栃木県東京都兵庫県

教育成果Outcomes

区分 都道府県

1234

=5=5789

10111213141516171819202122232425

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私私私私私国国私私国国私私私私私公公公私公私公私公私私私私私国公国私公国私私公国国私私私国国国国国国私私私

近畿大学東北公益文科大学青山学院大学長崎国際大学関西大学秋田大学福井大学広島女学院大学学習院大学熊本大学長崎大学武蔵野大学阪南大学茨城キリスト教大学大阪産業大学新潟国際情報大学下関市立大学大阪市立大学高知工科大学筑紫女学園大学山梨県立大学桃山学院大学公立はこだて未来大学名古屋経済大学北九州市立大学中央大学広島修道大学聖学院大学武蔵野美術大学神戸女子大学宇都宮大学県立広島大学愛媛大学中京大学首都大学東京岐阜大学龍谷大学白鷗大学広島市立大学和歌山大学静岡大学武蔵大学甲南大学北星学園大学琉球大学滋賀大学佐賀大学三重大学新潟大学名古屋工業大学大東文化大学神奈川大学佛教大学

大阪府山形県東京都長崎県大阪府秋田県福井県広島県東京都熊本県長崎県東京都大阪府茨城県大阪府新潟県山口県大阪府高知県福岡県山梨県大阪府北海道愛知県福岡県東京都広島県埼玉県東京都兵庫県栃木県広島県愛媛県愛知県東京都岐阜県京都府栃木県広島県

和歌山県静岡県東京都兵庫県北海道沖縄県滋賀県佐賀県三重県新潟県愛知県東京都

神奈川県京都府

国際性Environment

区分 都道府県

国際性* 同順位の場合は、総合ランキング順に掲載しています* =:同順位の大学あり/NR:ランクインしていない* 前年エントリーしなかった大学が今年エントリーし、前年順位がNRになっている場合があります

沖縄キリスト教学院大学津田塾大学南山大学慶應義塾大学桜美林大学広島大学東洋大学筑波大学お茶の水女子大学宮崎大学群馬県立女子大学金沢大学宮崎公立大学愛知大学デジタルハリウッド大学静岡英和学院大学同志社女子大学山梨学院大学横浜国立大学昭和女子大学愛知県立大学神戸女学院大学崇城大学明治学院大学東京藝術大学九州工業大学獨協大学神戸大学関西国際大学福岡女学院大学明海大学東京海洋大学西南学院大学東京農工大学芝浦工業大学小樽商科大学京都ノートルダム女子大学山口大学横浜市立大学明治大学埼玉大学豊田工業大学法政大学千葉大学京都産業大学長崎県立大学神戸国際大学電気通信大学大阪大学天理大学羽衣国際大学東京女子大学名桜大学

沖縄県東京都愛知県東京都東京都広島県東京都茨城県東京都宮崎県群馬県石川県宮崎県愛知県東京都静岡県京都府山梨県

神奈川県東京都愛知県兵庫県熊本県東京都東京都福岡県埼玉県兵庫県兵庫県福岡県千葉県東京都福岡県東京都東京都北海道京都府山口県

神奈川県東京都埼玉県愛知県東京都千葉県京都府長崎県兵庫県東京都大阪府奈良県大阪府東京都沖縄県

63.262.862.761.060.960.660.260.059.959.959.659.358.758.058.057.857.757.657.356.956.756.656.055.255.154.654.554.453.653.553.253.052.852.451.651.651.551.451.351.151.151.050.950.750.750.450.349.949.849.649.549.449.4

国際性Environment

区分 都道府県

4546474849505152

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=23NRNR

870

111-120101-110121-130

78101-110

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=83NRNR15

=8369

111-120NRNR74NRNR7656NRNR

111-120=66711481

=39111-120

4380NR

国際教養大学立命館アジア太平洋大学国際基督教大学東京外国語大学上智大学京都外国語大学名古屋商科大学名古屋外国語大学東京国際大学神戸市外国語大学宮崎国際大学麗澤大学城西国際大学福岡女子大学神田外語大学大阪経済法科大学東京工業大学立教大学早稲田大学長岡技術科学大学創価大学一橋大学東京医科歯科大学会津大学亜細亜大学九州大学梅光学院大学大阪女学院大学大阪観光大学立命館大学共愛学園前橋国際大学北海道大学名古屋大学北陸大学関西外国語大学京都大学関西学院大学新潟県立大学東京大学東北大学豊橋技術科学大学恵泉女学園大学同志社大学京都工芸繊維大学

秋田県大分県東京都東京都東京都京都府愛知県愛知県埼玉県兵庫県宮崎県千葉県千葉県福岡県千葉県大阪府東京都東京都東京都新潟県東京都東京都東京都福島県東京都福岡県山口県大阪府大阪府京都府群馬県北海道愛知県石川県大阪府京都府兵庫県新潟県東京都宮城県愛知県東京都京都府京都府

100.098.996.891.590.990.185.784.584.083.382.480.678.677.376.074.874.173.973.673.373.373.272.772.472.372.271.870.968.768.567.867.467.466.866.666.365.165.165.064.664.564.464.063.8

国際性Environment

区分 都道府県

123456789

10111213141516171819

=20=2022232425262728293031

=32=32343536

=37=37394041424344

131965

20=28NR

3NR

101-1104

NR7

192

45NR

=172553

=309312114422

=35NR

=3527

=592610

=3558487354

=4179

=5161

121-130

私私国私国国国国国国国国公国私公国私私私私国私国私私私私私私私私私国私国私私国私私国私私国国私私私私公私国

東洋大学玉川大学徳島大学熊本大学山梨大学滋賀県立大学兵庫県立大学富山県立大学東京経済大学神奈川大学名城大学北九州市立大学岐阜大学滋賀大学龍谷大学大分大学麗澤大学日本女子大学福岡大学千葉工業大学武蔵野大学島根大学室蘭工業大学中京大学津田塾大学富山大学お茶の水女子大学広島工業大学国際基督教大学大東文化大学東邦大学中部大学文教大学京都府立大学日本福祉大学日本獣医生命科学大学武蔵野美術大学京都外国語大学麻布大学多摩美術大学公立はこだて未来大学國學院大學愛知県立大学明星大学高知大学久留米大学名古屋外国語大学県立広島大学岡山県立大学福島大学横浜商科大学高知工科大学静岡県立大学

49.249.048.948.448.148.047.947.747.647.247.247.246.246.246.246.146.045.845.745.645.245.044.644.544.243.943.643.442.942.742.642.642.542.541.941.641.441.441.041.040.640.640.640.540.440.039.939.939.839.839.839.739.7

98.998.697.797.295.695.695.494.894.793.889.188.176.673.272.972.070.669.669.469.368.366.965.365.064.964.864.864.864.764.464.364.163.163.163.062.962.762.061.661.461.361.260.960.8

私私国国国公公公私私私公国国私国私私私私私国国私私国国私私私私私私公私私私私私私公私公私国私私公公国私公公

東京都東京都徳島県熊本県山梨県滋賀県兵庫県富山県東京都

神奈川県愛知県福岡県岐阜県滋賀県京都府大分県千葉県東京都福岡県千葉県東京都島根県北海道愛知県東京都富山県東京都広島県東京都東京都東京都愛知県東京都京都府愛知県東京都東京都京都府

神奈川県東京都北海道東京都愛知県東京都高知県福岡県愛知県広島県岡山県福島県

神奈川県高知県静岡県

49.649.649.349.249.048.748.648.448.348.248.248.047.647.547.447.447.246.946.646.646.646.446.246.145.845.745.145.044.444.243.943.843.442.842.642.642.542.442.242.240.840.439.839.439.339.338.438.038.037.837.836.536.5

公私私国私私私私私公私私私公私私国私私国私国国公私国私私私私私国国私私国私公国国国私私国

私私私私私国私国国国公国公私私私私私国私公私私私国国私国私私私国私国私国私国公私国私私国私公私国国私私私公

9899

100101102103104105106

=107=107=107=110=110=110113114115116117118119120121122123124125126127

=128=128=130=130132133

=134=134=136=136=138=138=138141142143

=144=144=146=146=146=149=149

分野別ランキング

分野別ランキング

教育機関教育機関

2018順位

2017順位 教育機関

2018順位

2017順位

2018順位

2017順位

教育機関教育機関

2018順位

2017順位 教育機関

2018順位

2017順位

2018順位

2017順位

NR121-130111-120

33NR

121-130NR

=96NRNR

111-120=8377NR3286NRNRNR75NR

=66NR

=17=49

141-150101-110

16=99NR

121-130NRNRNR

111-120NR

131-140101-110131-140

NR131-140

NR121-130131-140

NRNRNRNRNR

101-110141-150121-130

NR

* 総合ランキングで150位以内にランクインしている大学を掲載しています* 同順位の場合は、原則として英文表記の大学名のアルファベット順に掲載しています* =:同順位の大学あり/―:各分野の順位が151位以下のためスコア非表示

地 域 別 ラン キ ング

3320

18 5

-620

18 5

-632

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

=12

=12

14

15

=16

=16

福岡県

大分県

福岡県

熊本県

長崎県

福岡県

佐賀県

鹿児島県

宮崎県

福岡県

沖縄県

福岡県

福岡県

大分県

福岡県

宮崎県

長崎県

74.8

57.7

64.0

57.0

52.6

59.6

56.2

56.2

51.1

56.8

42.3

98.4

94.9

88.0

83.5

80.6

74.8

66.4

61.6

46.7

84.2

51.2

75.0

83.9

70.6

48.1

63.2

97.7

54.6

64.7

49.2

56.7

54.6

63.0

51.4

48.0

57.0

46.6

47.4

72.2

98.9

54.6

47.2

47.2

77.3

39.9

59.9

44.2

40.4

52.8

82.4

50.4

85.0

68.5

66.3

62.8

61.1

56.6

56.4

55.4

53.5

53.2

50.2

48.6-49.9

48.6-49.9

45.4-48.2

44.6-45.3

42.6-44.5

42.6-44.5

九州大学立命館アジア太平洋大学九州工業大学熊本大学長崎大学福岡女子大学佐賀大学鹿児島大学宮崎大学北九州市立大学琉球大学福岡大学西南学院大学大分大学福岡工業大学宮崎国際大学長崎県立大学

50.7

57.3

73.9

52.4

59.9

76.0

51.1

41.9

72.7

53.0

51.3

51.6

48.9

43.9

50.9

49.9

62.8

47.6

60.2

51.1

55.2

54.5

40.6

49.4

39.7

60.9

80.6

73.3

56.9

70.5

66.1

65.8

64.8

64.6

63.8

63.5

62.9

62.8

62.2

61.9

60.7

60.4

59.8

59.7

59.3

58.7

58.7

57.0

55.9

55.3

54.3

53.1

52.4

52.3

52.2

51.6

50.6

48.6-49.9

48.6-49.9

45.4-48.2

45.4-48.2

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

44.6-45.3

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

42.6-44.5

41.5-42.5

41.5-42.5

41.5-42.5

教育成果Outcomes

1

2

3

4

5

6

7

8

=9

=9

=11

=11

13

=14

=14

宮城県

北海道

秋田県

福島県

山形県

秋田県

岩手県

秋田県

北海道

北海道

福島県

北海道

宮城県

福島県

北海道

83.4

75.3

47.3

64.8

57.4

58.6

52.0

60.8

49.5

43.4

46.1

75.8

78.6

99.6

97.4

99.8

87.0

87.5

59.8

69.9

62.1

60.4

82.0

67.5

49.8

70.0

95.6

94.8

70.6

58.6

65.0

57.6

49.9

40.8

37.8

46.2

49.9

64.6

67.4

100.0

72.4

48.0

44.6

51.6

教育リソースResources順位 区分 教育機関 都道府県

86.3

83.4

76.1

63.1

60.5

58.1

54.4

52.3

48.6-49.9

48.6-49.9

45.4-48.2

45.4-48.2

44.6-45.3

41.5-42.5

41.5-42.5

教育充実度Engagement

国際性Environment

総合Overall

教育成果Outcomes

教育リソースResources順位 区分 教育機関 都道府県 教育充実度

Engagement国際性

Environment総合

Overall

教育成果Outcomes

教育リソースResources順位 区分 教育機関 都道府県 教育充実度

Engagement国際性

Environment総合

Overall

教育成果Outcomes

教育リソースResources順位 区分 教育機関 都道府県 教育充実度

Engagement国際性

Environment総合

Overall

教育成果Outcomes

教育リソースResources順位 区分 教育機関 都道府県 教育充実度

Engagement国際性

Environment総合

Overall

教育成果Outcomes

教育リソースResources順位 区分 教育機関 都道府県 教育充実度

Engagement国際性

Environment総合

Overall

教育成果Outcomes

教育リソースResources順位 区分 教育機関 都道府県 教育充実度

Engagement国際性

Environment総合

Overall

教育成果Outcomes

教育リソースResources順位 区分 教育機関 都道府県 教育充実度

Engagement国際性

Environment総合

Overall

東北大学北海道大学国際教養大学会津大学山形大学秋田大学岩手大学秋田県立大学公立はこだて未来大学小樽商科大学福島大学室蘭工業大学東北学院大学福島県立医科大学札幌医科大学

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

=20

=20

京都府

大阪府

兵庫県

京都府

京都府

兵庫県

京都府

大阪府

大阪府

大阪府

大阪府

大阪府

兵庫県

京都府

京都府

兵庫県

京都府

兵庫県

京都府

滋賀県

滋賀県

84.7

77.9

64.2

47.1

43.1

42.4

59.7

64.9

47.8

43.5

65.0

54.6

79.7

99.6

98.5

92.9

96.0

96.3

94.1

62.2

65.0

87.9

93.2

52.4

79.7

65.7

83.6

58.0

65.6

71.2

51.4

60.7

46.4

98.6

95.4

69.3

66.9

64.9

60.8

63.1

64.8

61.3

57.4

68.3

54.8

47.4

42.4

64.8

53.0

48.6

47.5

66.3

49.8

54.4

68.5

64.0

65.1

63.8

45.8

48.1

49.2

66.6

83.3

41.4

90.1

40.6

50.7

57.7

40.0

87.7

81.1

70.7

68.1

65.5

64.1

61.8

61.1

61.0

60.3

56.1

54.1

52.8

52.2

51.8

51.6

51.2

48.6-49.9

42.6-44.5

41.5-42.5

41.5-42.5

京都大学大阪大学神戸大学立命館大学同志社大学関西学院大学京都工芸繊維大学大阪市立大学関西大学近畿大学大阪府立大学関西外国語大学神戸市外国語大学龍谷大学京都外国語大学甲南大学京都産業大学兵庫県立大学同志社女子大学滋賀大学滋賀医科大学

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

茨城県

新潟県

新潟県

長野県

群馬県

栃木県

茨城県

山梨県

新潟県

栃木県

75.0

58.5

51.9

59.2

62.1

45.7

47.0

58.0

41.6

98.6

82.2

83.8

74.0

63.0

73.9

76.0

53.8

62.6

88.1

62.9

61.6

59.8

59.3

61.2

60.2

49.0

60.0

73.3

39.8

42.6

65.1

80.8

68.5

59.7

59.1

56.2

55.5

54.9

44.6-45.3

42.6-44.5

41.5-42.5

筑波大学長岡技術科学大学新潟大学信州大学群馬大学宇都宮大学茨城大学山梨大学新潟県立大学国際医療福祉大学

1

2

3

4

5

6

7

8

東京都

東京都

東京都

東京都

東京都

東京都

東京都

東京都

85.4

77.6

59.7

53.6

51.9

46.0

52.0

45.4

99.7

98.1

99.1

99.2

96.6

97.7

98.1

93.9

98.9

94.7

97.2

93.8

89.1

69.4

44.4

64.3

65.0

74.1

61.0

73.6

73.2

90.9

96.8

91.5

87.7

85.6

77.7

77.5

75.2

73.1

71.4

71.0

東京大学東京工業大学慶應義塾大学早稲田大学一橋大学上智大学国際基督教大学東京外国語大学

千葉大学横浜国立大学立教大学東京農工大学東京理科大学お茶の水女子大学神田外語大学明治大学首都大学東京東京医科歯科大学東京海洋大学横浜市立大学芝浦工業大学青山学院大学中央大学法政大学電気通信大学津田塾大学学習院大学東洋大学埼玉大学明治学院大学日本大学成蹊大学獨協大学武蔵大学東京農業大学東京女子大学順天堂大学東海大学神奈川大学北里大学桜美林大学麗澤大学専修大学創価大学玉川大学東京電機大学千葉工業大学工学院大学昭和大学昭和女子大学日本女子大学駒澤大学東邦大学

愛知県

石川県

愛知県

福井県

愛知県

愛知県

愛知県

静岡県

愛知県

富山県

静岡県

石川県

岐阜県

愛知県

愛知県

愛知県

三重県

愛知県

富山県

愛知県

愛知県

福井県

静岡県

72.3

66.6

65.6

62.9

61.8

76.7

51.4

67.6

57.1

57.7

60.7

42.7

53.1

53.4

47.7

81.2

97.7

89.8

59.6

65.5

61.3

86.8

67.9

67.0

67.5

89.8

47.8

62.6

60.6

66.5

73.3

57.2

71.4

57.6

95.6

59.9

59.4

52.8

64.8

52.6

57.9

61.4

45.7

36.5

60.8

47.6

39.8

38.4

48.2

51.4

48.4

46.1

57.8

67.4

59.3

64.5

47.9

39.8

62.7

51.0

40.6

41.6

56.7

84.5

39.9

85.7

58.0

42.5

82.6

69.8

62.6

58.6

57.9

57.7

55.4

54.8

53.5

53.4

52.2

51.7

50.9

50.1

50.1

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

45.4-48.2

44.6-45.3

42.6-44.5

42.6-44.5

41.5-42.5

名古屋大学金沢大学豊橋技術科学大学福井大学名古屋工業大学南山大学豊田工業大学静岡大学名古屋市立大学富山大学静岡県立大学金沢工業大学岐阜大学愛知県立大学名古屋外国語大学名城大学三重大学名古屋商科大学富山県立大学愛知大学中京大学福井県立大学浜松医科大学

1

2

3

4

5

6

7

=8

=8

10

=11

=11

広島県

岡山県

山口県

鳥取県

愛媛県

高知県

香川県

高知県

徳島県

島根県

広島県

広島県

67.6

63.7

55.8

60.5

55.7

52.6

57.1

57.5

62.3

54.0

48.7

50.1

97.1

91.2

81.6

54.4

61.8

69.7

55.0

56.5

46.7

49.2

76.6

64.4

58.6

59.1

49.7

36.5

52.4

39.3

49.3

46.4

38.0

60.6

51.4

42.5

45.7

41.0

42.6

75.7

66.1

62.2

54.1

53.4

52.4

51.9

48.6-49.9

48.6-49.9

45.4-48.2

41.5-42.5

41.5-42.5

広島大学岡山大学山口大学鳥取大学愛媛大学高知工科大学香川大学高知大学徳島大学島根大学広島市立大学県立広島大学

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

=25

=25

27

28

29

30

31

32

33

34

35

36

=37

=37

=39

=39

=41

=41

=41

=41

=41

=41

=47

=47

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千葉県

神奈川県

東京都

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千葉県

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神奈川県

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神奈川県

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千葉県

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63.5

53.3

40.7

67.7

55.5

63.7

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67.5

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1

2

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23

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