1
BRING ME THE HORIZON 『Sempiternal』 [SONY MUSC JAPAN] NOW ON SALE!! SICP-3796 \2,310(税込) 8月7日にワールド・デビュー・アルバム『APOCALYZE』をリリース――― 世界の第一線で戦い続ける“現在”の彼らの音が凝縮した今作は必聴!! Crossfaith 『APOCALYZE』 [SMALLER RECORDINGS] 2013.8.7 ON SALE!! SLRL-10011 \2,690(税込) UKアルバム・チャートにて3位を獲得! メジャーのRCA移籍第1弾『Sempiternal』はバンド至上最もメロディアスな意欲作!! 2006年11月、Kenta Koie (Vo)、Terufumi Tamano (Prog/Vision)、 Kazuki Takemura (Gt)、Hiroki Ikegawa (Ba)、Tatsuya Amano (Dr)の5人により大阪にて結成されたCrossfaith。ストリングス/エレク トロニカを織り交ぜた、ドラマティックなメタルコア、ハードコア・サウン ドをもって独自の世界観を造り上げ、日本のみならず世界を舞台に活動し ている。 2009年4月、当時平均年齢19歳という若さでリリースした1stアルバム 『The Artificial theory for the Dramatic Beauty』は、リリース 直後から売り切れ店舗が続出し、異例のロング・セラーを記録。同年10月 にはLOUD PARK 09への出演を果たし、多くのオーディエンスを魅了し た。そして2010年8月に新曲「Stars Faded In Slow Motion」を発 表し、新作への期待が高まる中、エンジニアにA DAY TO REMEMBERな どを手がけたAndrew Wadeを迎えて制作を開始。2011年4月に渾身 の2ndアルバム『The Dream, The Space』をリリース。この作品でA SKYLIT DRIVE、ALESANAを輩出したアメリカの名門レーベル TRAGIC HERO RECORDSから全米デビューも果たしている。その後 アジアでのリリース・ツアー、SUMMER SONIC 2011への出演など国 内外問わず活動のフィールドを広げ、2011年末にはLAMB OF GODを 手掛けたことでも知られるMachineとタッグを組みアメリカでのレコー ディングを敢行。2012年4~5月に行った初のUKツアーも大成功に納 め、そのままの勢いで6月に『ZION EP』をリリース。彼らの課題であった サウンド・プロダクション面だが、Machineを起用しじっくり腰を据えて の海外レコーディングが吉と出て、非の打ち所のないパーフェクトなもの となっている。また特筆すべきは前作では王道メタルコアに寄ったことで 若干引っ込んだTeruのシンセ・サウンドが、所狭しと暴れまくっている。 テクノから最新のダブステップまで造詣の深い彼ならではの“センスの 塊”のようなエレクトロ音は、欧米で猛威を振るうエレクトロコア・バンド たちの2歩も3歩も先を行くものになっているといえるだろう。またエレク トロ・サウンドが前面に出ることでVoや各楽器隊が大人しくなったと言 うことはなく、すべてのパートが凄まじく自己主張をしている。そんなまさ に傑作の名に相応しい『ZION EP』を武器に、同年秋には自身2回目と なるUKツアーに初のEUROツアー、そしてWARPED TOUR UKにも出 演を果たしていき、彼らの知名度と実力は瞬く間に上がっていった。年末 にはCOUNTDOWN JAPAN 12/13に出演、そしてすぐさま年明けに は渡米し、再びMachineの下で新作の制作を開始。その待望のニュー・ アルバム『APOCALYZE』が遂に8月7日にリリースされる運びとなった。 制作期間中もアメリカでENTER SHIKARIとのツアー、イギリスでは BRING ME THE HORIZONとのツアー、オーストラリアでは世界最大 規模のフェスSOUNDWAVE FESTIVAL 2013のメイン・ステージに出 演、Ozzfest Japan 2013での凱旋ライヴするなど、まさに日本代表と してワールド・ワイドな活動をしてきた彼ら。この『APOCALYZE』リリー ス後も世界30カ国以上にも及ぶワールド・ツアーを行うことがすでに決 定している。リリース直後にはイギリス最大のフェスREADING / LEEDS FESTIVAL 2013へ出演し、その後バンド史上初となる全国16ヶ所の ジャパン・ツアーがスタートする。 ムラオカ イギリスはシェフィールド出身のBRING ME THE HORIZON(以下BMTH) は、Oliver Sykes(Vo)、Matt Kean(Ba)、Lee Malia(Gt)、Matt Nicholls(Dr)、Curtis Ward(Gt)の5人により2004年3月に結成。 同年、早くもシングルとEPをリリース。デス・メタルとハードコアそれぞれ のエクストリームな要素を交配させた音楽は、当時台頭してきたデスコア・ シーンともリンクし早々と注目を浴び、2005年1月にはBULLET FOR MY VALENTINEをリリースするUKの大手インディー、VISIBLE NOIZE よりEPを再リリース。また2006年6月にはENTER SHIKARIをおさえ Kerrang! Award for Best British Newcomerを受賞と徐々に頭角 を現し始める。同年10月にはLOSTPROPHETSを手掛けたDan Sprig をエンジニアに迎え、1stアルバム『Count Your Blessings』をリリー スするが、彼らのエクストリーム性の追求という点においてはブルータル 且つ極悪なデスコア・サウンド主体の本作が頂点と言えるだろう。2008 年9月、2ndアルバム『Suicide Season』をリリース。ARCH ENEMY やIN FLAMESなどを手掛けたことでも有名なFrederik Nordstorm をプロデューサーに迎えて制作された本作は、エレクトロを導入したり、 ヴォーカルに工夫を凝らしたりと、デスコアに囚われることなく進化を 遂げている。2009年5月には新人登竜門的イベント“ニュー・ブラッド” とマキシマム ザ ホルモン主催の““鎖国~えのん~”vol.1”にて初来日 を果たす。その後Curtisに代わり元BLEEDING THROUGHのJona Weinhofenが加入し、新たな布陣でBULLET FOR MY VALENTINE ジャパン・ツアーのスペシャル・ゲストとして再来日を果たしている。翌月 には3rdアルバム『There Is a Hell, Believe Me I've Seen It. There Is a Heaven, Let's Keep It a Secret.』をリリースしているが、前作に 続きFrederikをプロデューサーに起用した本作は、UK12位、US17位、 以前から支持の高いオーストラリアでは1位と彼らの出世作と言えるだろ う。本作ではエレクトロやダブステップ、クラシック・ロックなど様々な 実験的要素を導入しており、前作をさらに突き進めた音楽性である。また 今や世界の頂点に君臨するDJ SKRILLEXが全面的にプログラミングで 参加と、時代を敏感に感じとる能力の高さには驚かされる。翌年6月には VISIBLE NOIZEとの契約を解消し、メジャーのRCA UKに移籍。同年 7月から2ヶ月間、新作の制作に着手し完成したアルバムが“永遠”という 意味を持つ4thアルバム『Sempiternal』である。今作のプロデューサー にはTerry Dateを起用。彼は過去にPANTERA、LIMP BIZKITなどを 手掛けており、OliverはDEFTONESの『White Pony』とLIMP BIZKIT の『Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavoured Water』の 2枚を彼の手掛けたフェイバリット・プロダクションに挙げている。今作は 今までデスコアとして敬遠してきた一般的なリスナーにも確実に刺さる 作品に仕上がっており、今までのBMTHを受け継いだヘヴィな曲やパート もあるのだが、それだけではなくバラードやミドル・テンポのラウドロック 的なキャッチーな曲までもが散りばめられている。またキャッチーさと同 時に悲哀に満ちた深みのある内省的なサウンドであり、メジャー移籍で 安易に売れ線に走ったものではないことも分かるはずだ。リリースされて からすでに2ヶ月経っているが評判は上々で、UK3位、US11位とチャート・ パフォーマンスも過去最高レベルに達している。そんな過去最高の出来 である『Sempiternal』の数々の曲を最新のラインナップでプレイする 勇姿を観るのが本当に待ち遠しい。 ムラオカ

8月7日にワールド・デビュー・アルバム …...Kerrang! Award for Best British Newcomerを受賞と徐々に頭角 を現し始める。同年10月にはLOSTPROPHETSを手掛けたDan

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 8月7日にワールド・デビュー・アルバム …...Kerrang! Award for Best British Newcomerを受賞と徐々に頭角 を現し始める。同年10月にはLOSTPROPHETSを手掛けたDan

BRING ME THE HORIZON『Sempiternal』

[SONY MUSC JAPAN]NOW ON SALE!!

SICP-3796

\2,310(税込)

8月7日にワールド・デビュー・アルバム『APOCALYZE』をリリース―――世界の第一線で戦い続ける“現在”の彼らの音が凝縮した今作は必聴!!

Crossfaith『APOCALYZE』

[SMALLER RECORDINGS]2013.8.7 ON SALE!!

SLRL-10011

\2,690(税込)

UKアルバム・チャートにて3位を獲得!メジャーのRCA移籍第1弾『Sempiternal』はバンド至上最もメロディアスな意欲作!!

2006年11月、Kenta Koie (Vo)、Terufumi Tamano (Prog/Vision)、

Kazuki Takemura (Gt)、Hiroki Ikegawa (Ba)、Tatsuya Amano

(Dr)の5人により大阪にて結成されたCrossfaith。ストリングス/エレク

トロニカを織り交ぜた、ドラマティックなメタルコア、ハードコア・サウン

ドをもって独自の世界観を造り上げ、日本のみならず世界を舞台に活動し

ている。

2009年4月、当時平均年齢19歳という若さでリリースした1stアルバム

『The Artificial theory for the Dramatic Beauty』は、リリース

直後から売り切れ店舗が続出し、異例のロング・セラーを記録。同年10月

にはLOUD PARK 09への出演を果たし、多くのオーディエンスを魅了し

た。そして2010年8月に新曲「Stars Faded In Slow Motion」を発

表し、新作への期待が高まる中、エンジニアにA DAY TO REMEMBERな

どを手がけたAndrew Wadeを迎えて制作を開始。2011年4月に渾身

の2ndアルバム『The Dream, The Space』をリリース。この作品でA

SKYLIT DRIVE、ALESANAを輩出したアメリカの名門レーベル

TRAGIC HERO RECORDSから全米デビューも果たしている。その後

アジアでのリリース・ツアー、SUMMER SONIC 2011への出演など国

内外問わず活動のフィールドを広げ、2011年末にはLAMB OF GODを

手掛けたことでも知られるMachineとタッグを組みアメリカでのレコー

ディングを敢行。2012年4~5月に行った初のUKツアーも大成功に納

め、そのままの勢いで6月に『ZION EP』をリリース。彼らの課題であった

サウンド・プロダクション面だが、Machineを起用しじっくり腰を据えて

の海外レコーディングが吉と出て、非の打ち所のないパーフェクトなもの

となっている。また特筆すべきは前作では王道メタルコアに寄ったことで

若干引っ込んだTeruのシンセ・サウンドが、所狭しと暴れまくっている。

テクノから最新のダブステップまで造詣の深い彼ならではの“センスの

塊”のようなエレクトロ音は、欧米で猛威を振るうエレクトロコア・バンド

たちの2歩も3歩も先を行くものになっているといえるだろう。またエレク

トロ・サウンドが前面に出ることでVoや各楽器隊が大人しくなったと言

うことはなく、すべてのパートが凄まじく自己主張をしている。そんなまさ

に傑作の名に相応しい『ZION EP』を武器に、同年秋には自身2回目と

なるUKツアーに初のEUROツアー、そしてWARPED TOUR UKにも出

演を果たしていき、彼らの知名度と実力は瞬く間に上がっていった。年末

にはCOUNTDOWN JAPAN 12/13に出演、そしてすぐさま年明けに

は渡米し、再びMachineの下で新作の制作を開始。その待望のニュー・

アルバム『APOCALYZE』が遂に8月7日にリリースされる運びとなった。

制作期間中もアメリカでENTER SHIKARIとのツアー、イギリスでは

BRING ME THE HORIZONとのツアー、オーストラリアでは世界最大

規模のフェスSOUNDWAVE FESTIVAL 2013のメイン・ステージに出

演、Ozzfest Japan 2013での凱旋ライヴするなど、まさに日本代表と

してワールド・ワイドな活動をしてきた彼ら。この『APOCALYZE』リリー

ス後も世界30カ国以上にも及ぶワールド・ツアーを行うことがすでに決

定している。リリース直後にはイギリス最大のフェスREADING / LEEDS

FESTIVAL 2013へ出演し、その後バンド史上初となる全国16ヶ所の

ジャパン・ツアーがスタートする。 ムラオカ

イギリスはシェフィールド出身のBRING ME THE HORIZON(以下BMTH)

は、Oliver Sykes(Vo)、Matt Kean(Ba)、Lee Malia(Gt)、Matt

Nicholls(Dr)、Curtis Ward(Gt)の5人により2004年3月に結成。

同年、早くもシングルとEPをリリース。デス・メタルとハードコアそれぞれ

のエクストリームな要素を交配させた音楽は、当時台頭してきたデスコア・

シーンともリンクし早々と注目を浴び、2005年1月にはBULLET FOR

MY VALENTINEをリリースするUKの大手インディー、VISIBLE NOIZE

よりEPを再リリース。また2006年6月にはENTER SHIKARIをおさえ

Kerrang! Award for Best British Newcomerを受賞と徐々に頭角

を現し始める。同年10月にはLOSTPROPHETSを手掛けたDan Sprig

をエンジニアに迎え、1stアルバム『Count Your Blessings』をリリー

スするが、彼らのエクストリーム性の追求という点においてはブルータル

且つ極悪なデスコア・サウンド主体の本作が頂点と言えるだろう。2008

年9月、2ndアルバム『Suicide Season』をリリース。ARCH ENEMY

やIN FLAMESなどを手掛けたことでも有名なFrederik Nordstorm

をプロデューサーに迎えて制作された本作は、エレクトロを導入したり、

ヴォーカルに工夫を凝らしたりと、デスコアに囚われることなく進化を

遂げている。2009年5月には新人登竜門的イベント“ニュー・ブラッド”

とマキシマム ザ ホルモン主催の““鎖国~えのん~”vol.1”にて初来日

を果たす。その後Curtisに代わり元BLEEDING THROUGHのJona

Weinhofenが加入し、新たな布陣でBULLET FOR MY VALENTINE

ジャパン・ツアーのスペシャル・ゲストとして再来日を果たしている。翌月

には3rdアルバム『There Is a Hell, Believe Me I've Seen It. There

Is a Heaven, Let's Keep It a Secret.』をリリースしているが、前作に

続きFrederikをプロデューサーに起用した本作は、UK12位、US17位、

以前から支持の高いオーストラリアでは1位と彼らの出世作と言えるだろ

う。本作ではエレクトロやダブステップ、クラシック・ロックなど様々な

実験的要素を導入しており、前作をさらに突き進めた音楽性である。また

今や世界の頂点に君臨するDJ SKRILLEXが全面的にプログラミングで

参加と、時代を敏感に感じとる能力の高さには驚かされる。翌年6月には

VISIBLE NOIZEとの契約を解消し、メジャーのRCA UKに移籍。同年

7月から2ヶ月間、新作の制作に着手し完成したアルバムが“永遠”という

意味を持つ4thアルバム『Sempiternal』である。今作のプロデューサー

にはTerry Dateを起用。彼は過去にPANTERA、LIMP BIZKITなどを

手掛けており、OliverはDEFTONESの『White Pony』とLIMP BIZKIT

の『Chocolate Starfish And The Hot Dog Flavoured Water』の

2枚を彼の手掛けたフェイバリット・プロダクションに挙げている。今作は

今までデスコアとして敬遠してきた一般的なリスナーにも確実に刺さる

作品に仕上がっており、今までのBMTHを受け継いだヘヴィな曲やパート

もあるのだが、それだけではなくバラードやミドル・テンポのラウドロック

的なキャッチーな曲までもが散りばめられている。またキャッチーさと同

時に悲哀に満ちた深みのある内省的なサウンドであり、メジャー移籍で

安易に売れ線に走ったものではないことも分かるはずだ。リリースされて

からすでに2ヶ月経っているが評判は上々で、UK3位、US11位とチャート・

パフォーマンスも過去最高レベルに達している。そんな過去最高の出来

である『Sempiternal』の数々の曲を最新のラインナップでプレイする

勇姿を観るのが本当に待ち遠しい。 ムラオカ