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保険成績(個人マーケット分野)
(単位:億円・件・%)
【個人保険・個人年金保険】○新契約
2,647 24.9 2,119 ▲ 22.3
459 ▲ 4.3 480 ▲ 4.4
73,471 13.9 64,506 ▲ 43.7
うち 第3分野
(医療保障・生前給付保障等)
年換算保険料
前年度比平成20年度
死亡保障額
前年度比平成19年度
平成19年度平成20年度 前年度比 前年度比
契約件数 1,299,145 5.4 1,232,406 0.1
前年度比平成20年度 平成19年度前年度比
① 10月に発売した総合医療特約を付加した
新商品「みらいサポート」の販売が順調に推移
② 一時払いの貯蓄性商品、
とりわけ、銀行窓販での定額年金保険の販売が好調
○個人保険・個人年金保険の年換算保険料は、
前年度比24.9%増加し、2,647億円となりました。
○死亡保障額は、
前年度比13.9%増加し、7兆3,471億円となりました。
○契約件数は、前年度比5.4%の増加となりました。
○このように年換算保険料、死亡保障額、契約件数、
いずれも前年度を上回る水準となりました。
○この要因としては、
平成20年10月発売の、総合医療特約を付加した
新商品「みらいサポート」の販売が順調に推移したこと、
および一時払いの貯蓄性商品、とりわけ、銀行窓販での定額年金保険の
販売が好調だったことがあげられます。
5
保険成績(個人マーケット分野)
○解約・失効
○保有契約
130,403 △ 11.5 147,391 △ 14.8死亡保障額
平成20年度 前年度比 平成19年度 前年度比
31,684 ▲ 0.8 31,924 ▲ 2.6
5,752 1.2 5,686 0.6
2,098,441 ▲ 6.0 2,233,000 ▲ 6.9
平成19年度末
うち 第3分野
(医療保障・生前給付保障等)
前年度末比 前年度末比平成20年度末
年換算保険料
死亡保障額
(単位:億円・%)
(単位:億円・%)
【個人保険・個人年金保険】
○解約・失効は、前年度比11.5%改善し、5年連続の改善となりました。
○これは「ご契約内容確認活動」を通じて、
お客様へのアフターサービスの充実に努めたことによるものです。
○ただ、依然として、解約・失効等による減少が
新契約による増加を上回っており、
保有契約は、 年換算保険料では前年度末比0.8%の減少、
死亡保障額では前年度末比6.0%の減少となりました。
6
保険成績(法人マーケット分野)
【団体年金保険】
【団体保険】
874,304 2.4 1.2854,197
平成19年度末
保有契約高
前年度末比前年度末比平成20年度末
一般勘定 81,016 4,896 76,119
特別勘定 10,501 ▲ 3,809 14,310
91,517 1,087 90,430
ニッセイ アセットマネジメント 16,360 ▲ 5,876 22,236
107,878 ▲ 4,788 112,666
平成19年度末前年度末との差異
合 計
平成20年度末
グループ合計
(単位:億円・%)
(単位:億円)
○団体保険の保有契約高は、
前年度末比2.4%増加し、11年連続の増加となりました。
○これは、厳しい経済環境のなか、
魅力ある福利厚生制度の構築に向けたコンサルティング等に
継続的に取り組んだことによります。
○団体年金保険での、
当社単独の受託資産額は、
前年度末比1,087億円増加し、4年連続の増加となりました。
○これは、時価の減少等により、
特別勘定の受託資産額が、3,809億円減少したものの、
福利厚生制度の見直し等、
企業ニーズにあったコンサルティング・制度提案に取り組んだ結果、
一般勘定の受託資産額が、4,896億円増加したためです。
○一方、ニッセイアセットマネジメントを含めたグループ全体の受託資産額は、
時価の減少等により、4,788億円減少しました。
7
基礎利益等
(単位:億円)
A.基礎利益 5,398 ▲ 976 6,375
うち 利差 約▲400 約▲700 約300
危険差 約4,700 約200 約4,500
費差 約1,100 約▲400 約1,500
B.キャピタル損益 ▲ 7,440 ▲ 6,229 ▲ 1,210
うち 有価証券売却損益 ▲ 309 ▲ 446 137
有価証券評価損 ▲ 5,279 ▲ 4,887 ▲392
金銭の信託運用損益 ▲ 558 ▲ 343 ▲ 214
金融派生商品費用 ▲ 1,133 ▲ 495 ▲637
C.臨時損益 3,233 5,281 ▲ 2,047
うち 危険準備金戻入額 5,646 5,646 -
追加責任準備金繰入額 ▲ 2,412 ▲ 151 ▲ 2,260
経常利益 〔A+B+C〕 1,192 ▲ 1,925 3,117
平成19年度増加額平成20年度
○基礎利益の内訳は、保有契約の構成等、当社固有の要素を勘案して独自の方式で算出したもの
○平成20年度より、危険差および費差の算出基準を一部変更しており、平成19年度の数値についても
新基準で算出。基礎利益および利差については、変更なし
○基礎利益は、前年度比976億円減少の5,398億円となりました。
○その内訳として、
利差は、約▲400億円の逆ざやとなりました。
これは、金融危機の影響により、
利息及び配当金等収入が減少したためです。
○危険差は、約4,700億円と、前年度比約200億円の増加となりました。
これは、法令に基づく第3分野の責任準備金の積み増しが
対前年度で減少したためです。
○費差は、約1,100億円となりました。
これは、保有契約の減少に加え、事業費が増加したこと等によります。
○基礎利益に、
有価証券評価損や金融派生商品費用等のキャピタル損益▲ 7,440億円
及び危険準備金の取り崩し等の臨時損益3,233億円を加えた経常利益は、
前年度比1,925億円減少し、1,192億円となりました。
8
(単位:億円, %)
保険料等収入 50,367 3.0 48,900 0.7
うち 個人保険・個人年金 33,549 5.9 31,694 ▲ 4.1
団体保険・団体年金 16,181 ▲ 2.2 16,544 11.6
資産運用収益 12,470 ▲ 7.8 13,526 ▲ 4.0
うち 利息及び配当金等収入 11,484 ▲ 7.0 12,345 6.8
有価証券売却益 886 ▲ 17.2 1,069 5.2
その他経常収益 3,212 20.4 2,667 6.7
経常収益 66,050 1.5 65,094 ▲ 0.1
前年度比 前年度比平成19年度平成20年度
損益計算書(経常収益)
○保険料等収入は前年度比3.0%増加の5兆367億円となり、
4年連続の増加となりました。
これは、一時払いの貯蓄性商品、とりわけ
銀行窓販での定額年金保険の販売が非常に好調であったこと等によります。
○一方、厳しい投資環境を受け、資産運用収益は
前年度比7.8%減少し、1兆2,470億円となりました。
○これらの結果、経常収益は前年度比1.5%増加の6兆6,050億円
となりました。
9
損益計算書(経常費用)
(単位:億円, %)
保険金等支払金 40,368 △ 4.2 42,129 10.0
うち 個人保険・個人年金 27,886 0.2 27,833 10.1
団体保険・団体年金 11,825 △ 13.2 13,623 10.2
責任準備金繰入額 1,405 △ 60.6 3,570 △ 63.0
資産運用費用 12,459 124.2 5,558 87.6
うち 有価証券売却損 1,195 28.1 932 △ 8.8
有価証券評価損 5,279 * 392 230.6
金融派生商品費用 1,133 77.8 637 △ 50.0
事業費 5,632 1.9 5,528 1.0
経常費用 64,858 4.6 61,977 0.2
経常利益 1,192 ▲ 61.8 3,117 ▲ 5.7
前年度比 前年度比平成19年度平成20年度
*1,000%を超える増加率のため、記載を省略
〇保険金等支払金は、前年度比4.2%の減少となりました。
これは、これまで増配してきたこともあり、
団体年金保険の解約返戻金が減少してきたこと等によります。
○責任準備金繰入額は、平成18年度から実施しております
「逆ざや」契約に対する追加責任準備金を2,412億円積み増す一方、
危険準備金を取り崩したこと等から、
全体では1,405億円の繰入れにとどまりました。
○追加責任準備金は
平成18年度より5年間で約1兆2,000億円を積み増す計画としており、
平成20年度決算では、累計で約7,500億円に達しました。
○資産運用費用は、株価の下落等により、有価証券評価損が
5,279億円発生したこと等から、前年度比124.2%の大幅な増加となりました。
○事業費は、
前年度比1.9%増加し、5,632億円となりました。
これは、新契約業績の改善により、
営業職員人件費や 銀行窓販の手数料が増加したためです。
○これらの結果、経常費用は前年度比4.6%増加の6兆4,858億円となり、
経常利益は、61.8%減少し、1,192億円となりました。
10
損益計算書(特別損益)
経常利益 1,192 ▲ 61.8 3,117 ▲ 5.7
特別利益 1,260 * 12 ▲ 97.4
うち 価格変動準備金戻入額 1,152 ― ― ―
特別損失 114 △ 65.2 329 △ 37.3
うち 減損損失 59 29.1 46 △ 14.1
税引前当期純剰余 2,338 ▲ 16.5 2,800 ▲ 13.7
当期純剰余 1,815 ▲ 34.3 2,764 ▲ 7.9
平成19年度平成20年度
特
別
損
益
前年度比 前年度比
*1,000%を超える増加率のため、記載を省略
○経常利益に、価格変動準備金の取り崩し1,152億円を含む
特別損益等を加えた当期純剰余は、
前年度比 34.3%減少して、 1,815億円となりました。
11
貸借対照表(資産の部)
(単位:億円)
総資産 458,258 ▲23,094 481,352
一般勘定 444,543 ▲18,206 462,750
うち 現預金・コールローン 7,070 913 6,157
公社債 169,185 6,867 162,317
株式 55,307 ▲ 27,350 82,657
外国債券 56,727 87 56,640
外国株式等 16,755 ▲ 1,848 18,604
一般貸付 80,459 ▲ 3,682 84,141
不動産 16,512 ▲ 26 16,539
特別勘定 13,715 ▲4,887 18,602
平成19年度末前年度末との差異平成20年度
資
産
こ
○一般勘定資産は、前年度末より、1兆8,206億円減少して、
44兆4,543億円となりました。
これは国内株式を中心に有価証券の時価評価額が減少したためです。
○特別勘定資産につきましても、株価低迷等、運用環境の悪化により
前年度末より4,887億円の減少となりました。
○これにより、総資産は、
前年度末と比べ、2兆3,094億円減少の45兆8,258億円となりました。
12
貸借対照表(負債・純資産の部)
(単位:億円)
負債及び純資産の部合計 458,258 ▲ 23,094 481,352
負債の部合計 444,060 ▲ 2,454 446,515
うち 責任準備金 408,801 1,405 407,395
社員配当準備金 12,153 ▲ 178 12,332
その他負債 10,809 ▲ 1,095 11,904
価格変動準備金 3,720 ▲ 1,152 4,872
繰延税金負債 ― ▲ 1,382 1,382
純資産の部合計 14,198 ▲ 20,639 34,837
うち 基金 2,000 ― 2,000
基金償却積立金 7,500 500 7,000
その他有価証券評価差額金 2,596 ▲ 20,165 22,761
平成20年度
負 債 ・ 純 資 産
平成19年度末前年度末との差異
○負債は、価格変動準備金の取り崩し等により、
前年度末比、2,454億円減少の44兆4,060億円となりました。
○純資産は、その他有価証券評価差額金が大きく減少したことから、
前年度末比、2兆639億円減少の1兆4,198億円となりました。
13
平成20年度 平成19年度
基礎利回り 2.49% 2.73%
運用利回り 0.80% 2.45%
平成20年度 平成19年度
団体年金特別勘定運用実績
第一特約総合口(合同運用ファンド)▲23.85% ▲14.44%
※利配収入等に 基づく利回り
※キャピタル損益を 含めた利回り
運用利回り
【一般勘定】
【特別勘定】
○基礎的な収支に関する利回りである、一般勘定の基礎利回りは
利息及び配当金等収入が減少したこと等から、2.49%と、
前年度と比べ、24bp低下しました。
○基礎利回りにキャピタル損益を加えた、一般勘定の運用利回りは、
0.80%と、前年度と比べ165bp低下しました。
○特別勘定の代表的なファンドである、第一特約総合口の運用利回りは、
株価下落等、運用環境の悪化から、▲ 23.85%となりました。
14
(単位:億円)
有価証券含み損益 10,486 ▲ 31,492 41,979
国内債券 6,150 410 5,740
国内株式 5,680 ▲ 26,527 32,207
外国証券 ▲ 1,152 ▲ 4,908 3,756
うち
平成19年度末前年度末との差異平成20年度末
【有価証券含み益】
健全性を示す指標 ①
○有価証券の含み益は、
株価下落に伴い、国内株式の含み益が減少したこと等から、
有価証券全体で前年度から、3兆1,492億円減少し、
1兆486億円となりました。
なお、国内債券、国内株式については含み益を確保しております。
15
【ソルベンシー・マージン比率】
【実質純資産】
*実質純資産比率=実質純資産/一般勘定資産
健全性を示す指標 ②
(単位:億円, %)
ソルベンシー・マージン総額 48,009 ▲ 34,169 82,179
リスクの合計額 10,616 ▲ 3,591 14,207
ソルベンシー・マージン比率 904.4 ▲252.4 1,156.8
平成19年度末前年度末との差異平成20年度末
(単位:億円)
実質純資産 53,137 ▲ 37,453 90,590
(実質純資産比率*) ( 12.0% ) ( 19.6% )
平成19年度末前年度末との差異平成20年度末
○ソルベンシー・マージン比率は、
前年度末比、252.4%減少し、904.4%となりました。
○また、実質純資産は、株式の含み益が減少したことにより、
前年度末から3兆7,453億円減少し、5兆3,137億円となりました。
16
(単位:億円)
基金・諸準備金等 26,538 ▲ 6,478 33,017
純資産の部 11,180 504 10,676
うち 基金 2,000 - 2,000
(平成14年度募集分) - 500
(平成17年度募集分) 1,500 1,500
(平成20年度募集分) 500 -
うち 基金償却積立金 8,000 500 7,500
負債の部 15,358 ▲ 6,982 22,341
うち 危険準備金 8,644 ▲ 5,646 14,290
うち 価格変動準備金 3,720 ▲ 1,152 4,872
平成19年度末前年度末との差異平成20年度末
【基金・諸準備金等】
健全性を示す指標 ③
○基金・諸準備金等、いわゆる自己資本は、
危険準備金及び価格変動準備金を一部取り崩したこと等から、
前年度末比6,478億円減少し、2兆6,538億円となりました。