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ナノバクテリア様粒子(NLP)の二相性の増殖様式 2004年時点での研究成果2004年時点での研究成果0.3μm μm 浮遊系での基本小体 付着系での球形成熟粒子

① ナノバクテリア様粒子(NLP)の二相性の増殖様 …...NLPの基本正体は、ガンマ線照射による脂質過酸化で生じたカルシウムを特異的に結合する酸化脂質(IgM抗体

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Page 1: ① ナノバクテリア様粒子(NLP)の二相性の増殖様 …...NLPの基本正体は、ガンマ線照射による脂質過酸化で生じたカルシウムを特異的に結合する酸化脂質(IgM抗体

ナノバクテリア様粒子(NLP)の二相性の増殖様式(2004年時点での研究成果)

(2004年時点での研究成果)

0.3μm 1μm

浮遊系での基本小体 付着系での球形成熟粒子

Page 2: ① ナノバクテリア様粒子(NLP)の二相性の増殖様 …...NLPの基本正体は、ガンマ線照射による脂質過酸化で生じたカルシウムを特異的に結合する酸化脂質(IgM抗体

日経新聞 H16.4.20②

山陽新聞 H16.4.11

Page 3: ① ナノバクテリア様粒子(NLP)の二相性の増殖様 …...NLPの基本正体は、ガンマ線照射による脂質過酸化で生じたカルシウムを特異的に結合する酸化脂質(IgM抗体

2013年:NLPは微生物ではなく炭酸アパタイトの結晶であった!③

脂質過酸化・ガンマ線照射、慢性炎症など

アパタイト結晶アパタイト結晶

酸性/酸化脂質

IgMIgM 抗体抗体((CLCL‐‐1515))((CLCL 1515))

ラメラ構造ラメラ構造

O

NLPNLPCa2+2+OP OO‐‐‐‐

CO

O

‐‐

NLPの基本正体は、ガンマ線照射による脂質過酸化で生じたカルシウムを特異的に結合する酸化脂質(IgM抗体CL-15 と特異的に反応)で構成される層状のラメラ構造を足場に炭酸アパタイトの結晶として形成される。

Page 4: ① ナノバクテリア様粒子(NLP)の二相性の増殖様 …...NLPの基本正体は、ガンマ線照射による脂質過酸化で生じたカルシウムを特異的に結合する酸化脂質(IgM抗体

増殖サイク

NLPの増殖サイクル

浮遊系での増殖酸化脂質で構成される

ラメラ構造浮遊系での増殖 ラメラ構造

結晶の破片二次増殖を加速

基本小体=アパタイト結晶

桿状NLP

二次増殖を加速

ラメラ構造の二次付着と結晶化

付着系での増殖

成熟球形NLP

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桿状NLPと成熟球形NLPのイオン薄切切片の電子顕微鏡像⑤

TEM at 300 kV

50nm

50nm

100100nm

同一の炭酸アパタイトの回折像 Pitch = 6.67 nm