37
Windows Server ® オペレーティングシステ ム用プリインストールオペレーティングシ ステムソフトウェアユーザーガイド Windows Server 2016 StandardWindows Server 2019 StandardWindows Server 2019 Essentials部品番号: P16523-191 発行: 2019 4 版数: 1

൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

Windows Server®オペレーティングシステ

ム用プリインストールオペレーティングシ

ステムソフトウェアユーザーガイド

(Windows Server 2016 Standard、Windows Server 2019 Standard、Windows Server 2019 Essentials)

部品番号: P16523-191発行: 2019 年 4 月

版数: 1

Page 2: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

© Copyright 2018, 2019 Hewlett Packard Enterprise Development LP

ご注意

本書の内容は、将来予告なしに変更されることがあります。Hewlett Packard Enterprise 製品およびサービスに対する保証については、当該製品およびサービスの保証規定書に記載されています。本書のいかなる内容も、新たな保証を追加するものではありません。Hewlett Packard Enterprise は本書の内容につきましては万全を期しておりますが、本書中の技術的あるいは校正上の誤り、省略に対して、責任を負いかねますのでご了承ください。

本書で取り扱っているコンピューターソフトウェアは秘密情報であり、その保有、使用、または複製には、Hewlett Packard Enterprise から許諾を得る必要があります。米国政府の連邦調達規則である FAR12.211 および 12.212 の規定に従って、コマーシャルコンピューターソフトウェア、コンピューターソフトウェアドキュメンテーションおよびコマーシャルアイテムのテクニカルデータ (Commercial ComputerSoftware, Computer Software Documentation, and Technical Data for Commercial Items) は、ベンダーが提供する標準使用許諾規定に基づいて米国政府に使用許諾が付与されます。

他社の Web サイトへのリンクを使用すると、Hewlett Packard Enterprise Web サイト外に移動します。Hewlett Packard Enterprise は、Hewlett Packard Enterprise の Web サイト以外にある情報を管理する権限を持たず、また責任を負いません。

Microsoft®および Windows®は、 米国および/またはその他の国における Microsoft Corporation の登録商標または商標です。

Java®および Oracle®は、Oracle および/またはその関連会社の登録商標です。

対象読者

このガイドは、サーバーおよびストレージシステムのインストール、管理、トラブルシューティングの担当者を対象とし、コンピューター機器の保守の資格があり、高電圧製品の危険性について理解していることを前提としています。

Page 3: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

概要

はじめに

重要:

• ご使用のサーバーにオペレーティングシステムがプリインストールされている場合は、初めてサーバーの電源を入れるときに Service Pack for ProLiant または HPE Intelligent Provisioning から起動しないでください。Intelligent Provisioning は、オペレーティングシステムを再インストールするときにのみ使用してください。

• オペレーティングシステムのインストールを完了してから追加のハードウェアオプションをインストールしてください。

このガイドでは、次のプリインストールオペレーティングシステムのインストールを完了するための手順を示します。

• Windows Server 2016 Standard

• Windows Server 2019 Standard

• Windows Server 2019 Essentials

上記の製品の 新版ユーザーガイドは、Hewlett Packard Enterprise Information Library からダウンロードできます。

機能オペレーティングシステムは、サーバーの出荷前に、サーバーのディスクドライブにあらかじめロードされています。また、 新ドライバーもサーバーのディスクドライブにダウンロードされ、あらかじめロードされたオペレーティングシステムに統合されています。

サーバーのオペレーティングシステムの通常のインストールプロセスは、サーバーにあらかじめロードされているため短縮されます。インストール時間は約 30 分ですが、DVD による平均的なインストール時間では 90 分にもなります(ドライバーのインストールを含む)。ご希望の言語、管理者パスワード、オペレーティングシステムのパーティションサイズといったユーザー固有情報は、インストールプロセス中に入力する必要があります。

Microsoft Windows Server オペレーティングシステム用プリインストールソフトウェアには、次の特長があります。

• すぐに実行できます。セットアップウィザードの指示に従って Hewlett Packard Enterprise 独自のコンポーネントをインストールし、可能な範囲で構成します。

必要なオペレーティングシステムの再起動が数回行われた後に、Microsoft Windows Server オペレーティングシステムのインストールが完了し、必要なユーザー構成を実行できます。

• ネットワークプロトコルの TCP/IP を構成済みです。このサービスは、効果的なネットワーク管理に必要です。このサービスによって、HPE マネジメントエージェント for サーバーが HPE Systems InsightManager と通信できます。

HPE ProLiant Gen9 サーバーおよびそれ以降の製品では、Agentless Management Service(AMS)がデフォルトでインストールされています。

注記: WBEM、SMH、および Insight Manager は、HPE ProLiant Gen10 より前のモデルおよび WindowsServer 2019 より前のバージョンでのみサポートされます。

概要 3

Page 4: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

AMS について詳しくは、HPE Systems Insight Manager 7.0 and HPE Agentless Managementoverview(英語)を参照してください。

WBEM について詳しくは、http://www.hpe.com/info/insight-wbem を参照してください。

• オペレーティングシステムアクティベーション。Hewlett Packard Enterprise から直接購入した場合、その製品はアクティベーション済みです。Hewlett Packard Enterprise がオペレーティングシステムをアクティベーションしているので、お客様がアクティベーションを行う必要はありません。お近くの製品販売店でこの製品を購入した場合は、Microsoft に直接電話で連絡して、インストールから 60 日以内にオンラインで製品のアクティベーションを完了する必要があります。オペレーティングシステムのインストール時には、アクティベーション手順に従ってください。アクティベーションまたは有効期間の延長について詳しくは、Microsoft®ナレッジベースまたは HPE FAQ for Microsoft OEMlicensing—Windows Server を参照してください。

• マネジメントエージェント for サーバーをインストールして、サーバーを即座に管理できます。マネジメントエージェントは、サーバーの性能と構成およびオペレーティングシステムの性能を監視します。マネジメントエージェントは、障害発生時にアラートを発行してユーザーに影響が及ぶ前に問題の発生を防ぎます。

• NTFS を構成済みです。Microsoft Windows Server オペレーティングシステムの多くの新機能では、Microsoft Active Directory を使用してサーバーをドメインコントローラーにする場合などに、NTFS が必要です。また、NTFS は優れたセキュリティ機能を提供します。サーバーを正しく構成し、ネットワークインフラストラクチャ内で Microsoft Windows NT の旧バージョンと併用して、MicrosoftWindows Server オペレーティングシステムで NTFS を使用する方法については、Microsoft WindowsServer オペレーティングシステムソフトウェアのドキュメントを参照してください。

Microsoft Windows Server オペレーティングシステムについて詳しくは、Hewlett Packard Enterprise のWeb サイトまたは Microsoft の Web サイトを参照してください。

4 概要

Page 5: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

情報の収集

出所に関する証明書

重要: COA ラベルがサーバーのどこに貼付されているかを確認し、後で参照できるようにプロダクトキーを記録しておいてください。

COA ラベルは、次の目的に使用されます。

• ライセンスを確認し、Microsoft®アップグレードプログラムを使用して、プリインストールオペレーティングシステムをアップグレードします。

• オペレーティングシステムに回復不能な障害が発生したときに、オペレーティングシステムを再インストールします。

COA ラベルの位置は、サーバーモデルによって異なります。ラックマウント型サーバーモデルでは、COAラベルは、右側のサイドパネルの前部またはトップパネルの前面側の右隅にあります。タワー型モデルでは、COA ラベルは、サーバーのトップパネルの後部にあります。

注記: ここに示すプロダクトキーは一般的な例であり、実際に購入された製品のプロダクトキーと異なる場合があります。

注記: プロダクトキーは、工場出荷時にサーバーにすでにインストールされているため、オペレーティングシステムを 初にインストールする際には不要です。

サーバーを 初にインストールし、COA ラベルを簡単に確認できるときに、次の欄にプロダクトキーを記録しておいてください。

ProLiant サーバーでの Windows Server®オペレーティングシステム製品のライセンスについて詳しくは、HPE FAQ for Microsoft OEM licensing—Windows Server を参照してください。

情報の収集 5

Page 6: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

インストール

オペレーティングシステムのインストール前に

重要:

• サーバーのユーザーマニュアルの説明に従ってサーバーのハードウェアを接続してから、サーバーの電源を入れて、オペレーティングシステムソフトウェアを構成してください。ソフトウェアのインストールが完了するまで、追加のハードウェアデバイスを取り付けないでください。

• オペレーティングシステムのインストール後に Hewlett Packard Enterprise のドライバーファイルを指定するように要求されたら、パスとして

C:\Driversを入力してください。ドライバーファイルは、このパスのサブディレクトリにあります。ディレクトリを確認するには、参照をクリックします。

• ソフトウェアのインストールを正常に完了するため、TCP/IP サービスをインストールし、サーバーをアクティブなネットワークに接続する必要があります。

• UEFI ベースのサーバーの場合

Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の 5 つのパーティションが付属しています。

オペレーティングシステム

リカバリ EFI MSR オペレーティングシステム

ドライバー

WindowsServer 2016Standard

450 MB 1 GB 16MB 32 GB 10 GB

WindowsServer 2019Standard

500 MB 1 GB 16MB 32 GB 10 GB

WindowsServer 2019Essentials

500 MB 1 GB 16MB 60 GB 10 GB

初の 3 つのパーティション、リカバリ、EFI、MSR(非表示)は、システム予約のパーティションです。5 番目のパーティションはインストールのために作成されるドライバーパーティションで、オペレーティングシステムの 初のセットアップ時に自動的に削除されます。

Windows Server オペレーティングシステムのインストールWindows Server オペレーティングシステムをインストールするには、以下の手順に従ってください。

注記: 以下に示すスクリーンショットは一般的な表現であり、ご使用のサーバーにインストールされた特定のオペレーティングシステム用の表現でない場合があります。

1. サーバーの電源を入れます。

2. オペレーティングシステムが MUI の場合は、希望する言語を手順 1「言語設定」ページの下で選択するよう求められます。適切な言語を選択し、続行をクリックします。

6 インストール

Page 7: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

3. 手順 2「ようこそ」ページで、Service Pack レベルを選択するように求められた場合は、必要なService Pack レベルを選択し、適切なキーを押して続行します。

4. 手順 2「ようこそ」ページで、続行をクリックします。

5. 手順 3「Microsoft WinPE EULA」ページで、Microsoft EULA をクリックします。

インストール 7

Page 8: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

6. 手順 3「Microsoft WinPE EULA」ページで、Microsoft Windows プリインストール環境の Microsoftエンドユーザー使用許諾契約書を読み、Microsoft WinPE EULA に同意してくださいを選択してMicrosoft 社のライセンス契約に同意し、続行ををクリックします。

7. 手順 4「HPE EULA」ページで、HPE エンドユーザー使用許諾契約書を読み、HPE EULA に同意してくださいを選択して Hewlett Packard Enterprise のライセンス契約に同意します。

8 インストール

Page 9: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

8. 補助ソフトウェアをクリックし、Hewlett Packard Enterprise が使用する、補助ライセンスが適用されるすべての他社製ソフトウェアを選択します。

9. 手順 4「HPE EULA」ページで、必須の補記 EULA を読み、続行をクリックします。

10. 手順 5「ディスク設定」ページで、次のいずれかを選択して、オペレーティングシステムのパーティションサイズを設定します。

• Microsoft 推奨

インストール 9

Page 10: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

このオプションでは、パーティションサイズがこのオペレーティングシステムエディションの小推奨サイズに設定されます。 小推奨サイズは、インストールされるオペレーティングシステムのエディションによって異なる場合があります。

• カスタム

このオプションを使用すると、パーティションサイズを Microsoft の推奨サイズ(インストールされるオペレーティングシステムのエディションによって異なる場合があります)から 大ディスク容量までの範囲で設定できます。

• スクロールバー

このオプションは、カスタムディスク容量オプションの一部です。また、スクロールバーをドラッグしても、Microsoft の推奨サイズ(これはインストールされるオペレーティングシステムのエディションによって異なる場合があります)から 大ディスク容量までの範囲で目的のディスクサイズを選択できます。

注記: インタビュー画面でオペレーティングシステムのパーティションに使用できるのは 2 TB のみです。ただし、オペレーティングシステムのインストール後に、未割り当ての領域を拡張できます。ディスクサイズを拡張するには、次の手順に従います。

a. スタート ボタンをクリックして、サーバーマネージャー > ツール > コンピューターの管理の順に選択します。

b. 記憶域ディレクトリから、ディスクの管理を選択します。ウィンドウの右側にディスクと論理ドライブの情報が表示されます。

c. オペレーティングシステムのパーティションを右クリックし、ボリュームの拡張をクリックします。

d. 画面上の指示に従って、ディスク拡張プロセスを完了します。

• 続行をクリックします。

次の画面は、サーバーが大容量のメモリで構成されている場合に表示されます。

10 インストール

Page 11: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

• HPE 推奨:パーティションサイズは、大量のメモリ(RAM)に対応する 適なオペレーティングシステムパフォーマンスに合わせて設定されます。

• カスタム:この選択では、HPE の推奨値と 大値の間にあるパーティションサイズを選択できます。デフォルトでは、カスタムオプションの下に 大値(メガバイト単位)が表示されます。スクロールバーを使用することも、メガバイト単位で値を入力することもできます。たとえば、10ギガバイトのパーティションの場合は、「10240」と値を入力します。

• スクロールバー:このオプションは、カスタムディスク容量オプションの一部です。HPE の推奨パーティションサイズから 大ディスク容量の間でスクロールバーをドラッグして、必要なディスクサイズを選択することもできます。

続行をクリックします。

11. 手順 6「ユーザー認証情報」ページで、管理者パスワードを入力し、確認のために同じパスワードを再入力します。ヘルプについては、パスワード基準に関するここをクリックするとヘルプが表示されますオプションをクリックします。

管理者パスワードは、以下の基準を満たしている必要があります。

a. 8 文字以上にする必要があります。

b. 次の 4 つのカテゴリのうち少なくとも 3 つを含める必要があります。

I. 大文字

II. 小文字

インストール 11

Page 12: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

III. 数字

IV. 記号

続行をクリックします。

12. 手順 7「オペレーティングシステム情報」ページで、Microsoft オペレーティングシステムエンドユーザー使用許諾契約書を読み、該当する EULA のチェックボックスをオンにして Microsoft 社のエンドユーザー使用許諾契約書に同意します。

続行をクリックします。

12 インストール

Page 13: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

13. オペレーティングシステムの情報ページで、インストールを続行する前に選択したオプションを確認し、続行をクリックしてインストールプロセスを開始します。

画面の指示に従います。キーボードまたはマウスからの入力は、システムから指示があるときのみ行ってください。ソフトウェアのインストール中に、実行されている処理を説明する複数のステータス画面が表示されます。

インストール 13

Page 14: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

注意: インストールが終了すると、サーバーは再起動を要求します。インストール処理中は、決してサーバーの電源を切らないでください。インストール処理中にサーバーの電源を切ると、インストールが正しく行われず、オペレーティングシステムが再起動しない場合があります。

注記: インストールが完了した後に、以下の手順に従って、EULA を参照したり、印刷したりできます。

スタート ボタンをクリックして、プリインストール機能 > エンドユーザー使用許諾契約書の順に選択します。

署名済みドライバー

オペレーティングシステムのインストール中に、署名されていないソフトウェアドライバーに関して注意のメッセージが表示される場合があります。このメッセージは、ドライバーをインストールしようとする際に、「デジタル署名が見つかりません」という注意を示します。メッセージが表示されたら、はいをクリックして、ドライバーを受け入れ、インストールを続行します。サーバーを再起動するように求めるメッセージが表示されたら、いいえをクリックします。オペレーティングシステムのインストールが完了したら、デジタル署名付きドライバー(http://www.hpe.com/support/files)をダウンロードします。

新しいハードウェアの検出ウィザード

オペレーティングシステムのインストール中に新しいハードウェアの検出ウィザードが表示される場合があります。このウィザードが表示されたら、キャンセルをクリックします。

重要: オペレーティングシステムのインストール中にドライバーをインストールしないでください。ドライバーのインストールが完了する前にサーバーが自動的に再起動する場合があるため、この再起動によって、デバイスが正しくインストールされない場合があります。

不明なデバイスのドライバーをデバイスマネージャーでインストールするには、オペレーティングシステムのインストール後に、以下の手順に従ってください。

手順

1. スタート ボタンをクリックして、Windows 管理ツール > コンピューターの管理の順に選択します。

2. 左の欄で、デバイスマネージャーを選択します。

3. 黄色のマークが表示されているコンポーネントを右クリックして、ドライバーソフトウェアの更新またはドライバーの更新を選択します。

4. コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索しますオプションをクリックします。

5. テキストボックスに次のパスを入力します。

C:\Drivers6. サブフォルダーを含めるを選択します。

7. 次へをクリックします。

8. 閉じるをクリックして、新しいハードウェアの検出ウィザードを終了します。

セットアップ処理が開始します。セットアップに必要な再起動などの処理がすべて完了するまで、セットアップ処理を中断したり、電源を切ったりしないでください。セットアップ処理が完了した後に、サーバーの設定を変更することができます。

14 インストール

Page 15: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

重要: システムは 初のログイン後にドライバーのインストールを完了する場合があります。サーバーマネージャー画面では何もしないでください。追加のドライバーがロードされると、次にシステムがログインプロンプトを表示するとき、次にログインするとき、および次に新しいオペレーティングシステムを使用するときに、ドライバーのインストールを完了して自動的に再起動します。

自動構成

セットアップ処理の一部は自動的に構成され、これらの構成画面は表示されません。構成済みの情報を変更する場合は、オペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。後で変更しなければならない可能性がある自動構成のパラメーターは、次のとおりです。

• Windows Server 2016 Standard および Windows Server 2019 Standard の HPE 追加ライセンス - 「基本」OS ライセンスで保障されている 16 個以上のコアのライセンスカバレッジや、追加の VMS プログラム使用許諾については、2 個、4 個、16 個のコアの単位で利用でき、ハードウェアの初期購入時でも販売時点後(APOS)でも購入することができます。HPE OEM ライセンスについて詳しくは、HPE の FAQ を参照してください。

• 管理者パスワード - 管理者パスワードは、初期セットアップ時にユーザーによって設定されます。インストールの完了後に管理者パスワードを変更する手順については、インストール後の作業(16 ページ)を参照してください。

• ダイナミックディスクアップグレード - オペレーティングシステムは、Standard の場合は約 32 GB のパーティションに、Essentials の場合は約 60 GB のパーティションにプリインストールされています。アレイコントローラーでは、論理ドライブサイズがドライブの 大サイズに設定されています。ダイナミックディスクアップグレードをサポートするために、アレイコントローラーの論理ドライブ上に10~15 MB の空き容量があります。

注記: ダイナミックディスクアップグレードは、オプションです。ダイナミックディスクアップグレードについては、オペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。ダイナミックディスクのアップグレード後は、システム修復ディスクをアップデートする必要があります。

インストール 15

Page 16: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

インストール後の作業

Windows Server オペレーティングシステム

注記: サーバーマネージャーが起動し、「Windows Admin Center でのサーバー管理を試してみる」というポップアップメッセージが表示されます。Hewlett Packard Enterprise は、該当するオプションを実行することをおすすめします。

初のソフトウェアインストールを完了した後に、以下の手順に従ってサーバーにログインしてください。

手順

1. サーバーコンソールで、キーボードの Ctrl+Alt+Delete キーを押して、初期セットアップ時に設定したパスワードを入力します。

2. デフォルトでは、コンピューター名はデフォルト値に設定されています。デフォルト値は必要に応じて変更できます。

Windows Server オペレーティングシステムの管理者パスワードの変更

管理者パスワードは、Ctrl + Alt + Delete キーを同時に押して、パスワードの変更をクリックするか、または以下の手順で変更できます。

手順

1. スタート ボタンをクリックして、サーバーマネージャー > ツール > コンピューターの管理の順に選択します。

2. 左側のカラムから、システムツールディレクトリ > ローカルユーザーとグループディレクトリを展開します。

3. ユーザーフォルダーをクリックします。

4. ウィンドウの右側に表示される Administrator を右クリックして、パスワードの設定を選択します。この場合、警告メッセージが表示されます。

5. 続行をクリックして続行します。

6. 新しいパスワードフィールドに新しいパスワードを入力し、パスワードの確認入力フィールドにパスワードを再入力します。

7. OK をクリックします。

8. OK をクリックして処理を完了します。

注意: 管理者パスワードは絶対に忘れないでください。サーバーの再構成には、このパスワードが必要です。

管理者パスワードの変更について詳しくは、サーバーに付属のオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。

16 インストール後の作業

Page 17: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

Windows オペレーティングシステムの地域設定の変更サーバーをデフォルトの地域設定で動作させない場合は、地域設定を変更してください。地域設定は、キーボードの言語を変更し、ローカルフォーマットを選択することによって、指定した地域用の時刻、日付、数値、および通貨をソートして、表示できるようにするものです。

地域設定を変更するには、以下の手順に従ってください。

1. スタート ボタンをクリックして、コントロールパネルをクリックします。

2. 時計、言語、および地域リンクまたは時計と地域をクリックします。

3. 地域をクリックします。

4. 管理タブをクリックします。

5. システムロケールの変更タブをクリックし、現在のシステムロケールのリストから目的のシステムロケールを選択します。OK をクリックします。

注記: 画面上の指示に従って、使用可能なその他の機能を選択します。

6. OK をクリックして、地域の設定ダイアログボックスを閉じます。

7. Windows Server 2016 Standard の Windows 表示言語を選択するには、以下の手順に従ってください。

a. コントロールパネルに移動し、時計、言語、および地域の各オプションを選択します。

b. 言語をクリックします。

c. 言語の追加をクリックし、必要な言語を選択します。

d. 追加をクリックします。画面上の指示に従って、Windows 表示言語の追加を完了します。

e. コントロールパネルを閉じます。

Windows Server 2019 Standard または Essentials の Windows 表示言語を選択するには、以下の手順に従ってください。

a. スタート ボタンをクリックし、ウィンドウの左ペインで設定 > 時刻および言語 > 言語の順に選択します。

b. +言語の追加をクリックし、画面上の指示に従います。

c. Windows 表示言語のインストールが成功したら、設定ウィンドウを閉じます。

Windows Server オペレーティングシステム用の Microsoftインターネットインフォメーションサービスのインストール

Windows Server オペレーティングシステム用の Microsoft インターネットインフォメーションサービス(IIS)をインストールするには、以下の手順に従ってください。

1. スタート ボタンをクリックし、サーバーマネージャーを選択します。

2. 管理メニューで、役割と機能の追加をクリックします。

3. 開始する前にページで、インストールする役割と機能のために対象サーバーとネットワーク環境の準備が整っていることを確認します。次へをクリックします。

インストール後の作業 17

Page 18: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

4. インストールの種類の選択ページで、役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択し、次へをクリックします。

5. 対象サーバーの選択ページで、サーバープールからサーバーを選択し、次へをクリックします。

6. サーバーの役割の選択ページで、Web サーバー(IIS)を選択し、管理ツールを含めるを選択して(必要な場合)、機能の追加をクリックします。

7. 次へをクリックします。

8. 次へをクリックします。

9. 情報を参照して、次へをクリックします。

10. Web サーバー(IIS)をインストールするために必要なすべての役割サービスを選択します。

11. 次へをクリックします。

12. インストールオプションの確認ページで、必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動するを選択し、警告メッセージが表示されたらはいをクリックします。インストールをクリックします。

13. IIS のインストールウィザードを完了したら、閉じるをクリックします。

インストールが完了したら、サーバーマネージャーの左ペインからすべてのサーバーリンクをクリックしてインストールを確認し、Web サーバー(IIS)をインストールしたサーバーをサーバーマネージャーの右ペインから選択します。選択したサーバーのサーバーマネージャーページで役割と機能のタイルが表示されるまでスクロールダウンします。

integrated Lights-Out 管理機能のインストール

重要: Microsoft®のハードウェアウィザードは、iLO コントローラーをベースシステムデバイスとして検出します。

Integrated Lights-Out 管理機能をインストールするには、以下の手順に従ってください。

手順

1. スタート ボタンをクリックして、サーバーマネージャー > ツール > コンピューターの管理の順に選択します。

2. 左の欄で、デバイスマネージャーを選択します。

3. 黄色のマークが表示されているコンポーネントを右クリックして、ドライバーソフトウェアの更新またはドライバーの更新を選択します。

4. コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索しますオプションをクリックします。

5. テキストボックスに次のパスを入力します。C:\Drivers6. サブフォルダーを含めるを選択します。

7. 次へをクリックします。

8. 閉じるをクリックします。

ディスクドライブの構成オペレーティングシステムのインストール時にサーバー上で構成済みのドライブは、オペレーティングシステムがインストールされているプライマリ論理ドライブのみです。プライマリドライブには、パーティションが作成されていないスペースもあります。このパーティションが作成されていないスペースと

18 インストール後の作業

Page 19: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

サーバーに追加した他のディスクドライブを使用するには、ディスクアドミニストレーターを使用して事前にパーティションを作成してフォーマットしなければなりません。

サーバーと一緒にアレイコントローラーを購入している場合は、アレイコントローラーの構成の手順を参照してください。

手順

1. スタート ボタンをクリックして、サーバーマネージャー > ツール > コンピューターの管理の順に選択します。

2. 記憶域ディレクトリから、ディスクの管理を選択します。ウィンドウの右側にディスクと論理ドライブの情報が表示されます。

3. コンピューターの管理ウィンドウの右側下に、ACU/HPE SSA が作成した新しい論理ドライブが未割り当て領域として表示されない場合は、操作メニュー、ディスクの再スキャンの順にクリックします。

4. 右側下のパネルで、ディスク 1 をクリックして、ディスクの初期化を選択します。

5. ディスクの初期化画面で、ディスク 1 を選択して OK をクリックします。ディスクは、ベーシックディスクとして識別されます。

6. ディスク容量が示され未割り当てのラベルが付けられているボックスを右クリックし、新しいボリューム(シンプル、スパン、ストライプ、ミラー、RAID-5)を選択します。

7. 新しいパーティションウィザード画面で、次へをクリックします。

8. 大ディスク容量を使用する場合は、次へをクリックします。またはパーティションサイズの指定画面で、必要なパーティションサイズを入力します。

9. ドライブ文字またはパスの割り当て画面で、次へをクリックしてデフォルトで割り当てられたドライブ文字を受け入れます。パーティションのフォーマット画面が表示されます。

10. ドライブをフォーマットするには、適切なファイルシステムフォーマット(デフォルトは NTFS)、アロケーションユニットサイズを選択します。

ボリュームラベルを入力するか、またはデフォルトのラベルを受け入れます。

11. 必要に応じて、クイックフォーマットするおよびファイルとフォルダーの圧縮を有効にするを選択します。

12. ドライブをフォーマットしない場合は、このパーティションをフォーマットしないを選択します。

13. 次へをクリックします。

14. 新しいパーティションウィザード画面で、完了をクリックします。フォーマットが完了した時点で、パーティションは選択したファイルシステムにフォーマットされ、正常のラベルが付けられます。新しいハードディスクドライブの構成方法およびダイナミックディスクへのアップグレード方法について詳しくは、サーバーに付属のオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。

追加のページファイルの作成追加のメモリまたはソフトウェアアプリケーションをサーバーにインストールする際に、C:ドライブの空き容量が残り少ないことを示すエラーメッセージがイベントログに表示されることがあります。この問題を解消するには、C: driveにあるアプリケーションを他のパーティションに移動させるか、追加のページファイルを他のパーティションに作成します。サーバーのメモリの総量をサポートするために、別のパーティションにページファイルを作成すると、 も効果的に問題を解消できます。

ページのファイルの詳細は、https://support.microsoft.com/en-us/kb/2860880 を参照してください。

インストール後の作業 19

Page 20: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

テープドライブのインストールテープドライブを購入してサーバーで使用する場合、テープドライブのサポートドライバーを手動でインストールしなければならないことがあります。

手順

1. スタート ボタンをクリックして、サーバーマネージャー > ツール > コンピューターの管理の順に選択します。

2. テープデバイスを選択します。適切なドライバーをインストールするまで、テープドライブは、その他のデバイスカテゴリの疑問符(?)アイコンの下に示されます。疑問符は、認識されていないデバイスを示します。

3. テープデバイスを右クリックして、プロパティを選択します。

4. ドライバータブをクリックして、ドライバーの更新をクリックします。ハードウェアの更新ウィザードが起動します。

5. コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索しますをクリックします。

6. リストされていない場合、次の場所を含めるフィールドに次のパスを入力します。

C:\DRIVERS7. サブフォルダーを含めるを選択します。

8. 次へをクリックします。ドライバーの検索結果に、適切なデバイスが表示されます。

9. 間違ったデバイスが表示される場合は、戻るをクリックして、正しいデバイスを選択しなおします。

10. 次へをクリックして、ドライバーをインストールします。

11. 閉じる、閉じるボタンを順にクリックして、コンピューターの管理画面に戻ります。

以上でテープドライバーのインストールは完了です。これでコンピューターの管理画面のテープドライブカテゴリにテープデバイスが表示されます。

イベントログエラーProLiant インストレーションユーティリティを終了した後に、特定のコントローラードライバーに関してイベントログエラーメッセージが表示される場合があります。これらのメッセージはこの時点で予測されているもので、サーバーまたはオペレーティングシステムの性能には影響しません。表示される可能性のあるメッセージは、次のとおりです。

• The device,\Device\scsi\adpul60ml, did not respond within the timeoutperiod.

• The device,\Device\scsi\cpqfcalm1, did not respond within the timeoutperiod.

• Unable to read IO control information from NBT device

サーバーのバックアップソフトウェアのインストールが完了してサーバーが動作可能になったら、特定のテープバックアップソフトウェアと Microsoft 対応のテープバックアップシステムを併用して、サーバーのバックアップを行ってください。

Windows Server 2016 Standard および Windows Server 2019 Standard に Windows Server バックアップ機能をインストールするには、以下の手順を実行します。

20 インストール後の作業

Page 21: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

1. スタート ボタンをクリックして、サーバーマネージャーをクリックします。

2. サーバーマネージャーに移動して、管理 > 役割と機能の追加リンクをクリックします。

3. 開始する前にページで、指示を読んで次へをクリックします。

4. インストールの種類の選択ページで、役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択し、次へをクリックします。

5. 対象サーバーの選択ページで、サーバープールからサーバーを選択するを選択し、ローカルサーバーが選択されていることを確認します。次へをクリックします。

6. サーバーの役割の選択ページで次へをクリックします。

7. 機能の選択ページで、Windows Server バックアップを選択して次へをクリックします。

8. インストールオプションの確認ページで、必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動するを選択します。

9. 警告メッセージが表示されたらはいをクリックします。インストールをクリックします。

10. Windows Server バックアップ機能のインストールが完了するまで待ってから、閉じるをクリックします。

注記: Windows Server 2019 Essentials では、Windows Server バックアップ機能がデフォルトで有効になっています。追加のインストールは不要です。

Windows Server オペレーティングシステムのバックアップをとるには、以下の手順を実行します。

1. スタート ボタンをクリックして、サーバーマネージャー > ツール > Windows Server バックアップの順に選択します。

2. Windows Server バックアップウィザードの左ペインからローカルバックアップをクリックします。

3. アクションメニューから目的のバックアップオプションを選択し、画面上の指示に従ってバックアップを完了します。

ネットワークプロトコルの構成TCP/IP、WBEM Provider、および AMS は自動的にインストールされます。サーバー用のマネジメントエージェントが Systems Insight Manager と通信するには、TCP/IP、Wbem Provider、および AMS が必要です。Microsoft Windows Server では、TCP/IP を有効にしなければなりません。

Microsoft Windows Server のリモートアクセスサーバーのセットアップ

Microsoft® Windows Server のリモートアクセスサーバー(RAS)をセットアップするには、以下の手順に従ってください。

手順

1. スタート ボタンをクリックして、コントロールパネルをクリックします。

2. ネットワークとインターネットをクリックします。

3. ネットワークと共有センターをクリックします。

4. 新しい接続またはネットワークのセットアップをクリックします。

5. 画面の指示に従ってセットアップを進めてください。

インストール後の作業 21

Page 22: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

必要なネットワーク接続パラメーターについて詳しくは、サーバーに付属のオペレーティングシステムのドキュメントを参照してください。

Java Virtual Machine のインストール一部の Web ページは、Internet Explorer を使用して完全に、そして適切に表示させるために、Java VirtualMachine ユーティリティをダウンロードしてサーバーにインストールする必要があります。たとえば、System Management Homepage から Web エージェントヘルプを表示させる場合、Java™ VirtualMachine がインストールされていないと、ヘルプ画面の左カラムに表示されるべきテキストが正しく表示されません。

BitLocker ドライブ暗号化の有効化BitLocker ドライブ暗号化を Windows Server オペレーティングシステムにインストールするには、以下の手順に従ってください。

注記: 動的ディスクは BitLocker でサポートされません。動的データボリュームはコントロールパネルに表示されません。オペレーティングシステムのボリュームがコントロールパネルに表示されます。動的ディスクである場合は、BitLocker で保護されません。

詳しくは、http://www.microsoft.com を参照してください。

手順

1. スタート ボタンをクリックして、サーバーマネージャーをクリックします。

2. 管理メニューで、役割と機能の追加をクリックします。

3. 開始する前にページで、インストールする役割と機能のために対象サーバーとネットワーク環境の準備が整っていることを確認してから、次へをクリックします。

4. インストールの種類の選択ページで、役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択し、次へをクリックします。

5. 対象サーバーの選択ページで、サーバープールからサーバーを選択または仮想ハードディスクから選択を選択し、次へをクリックします。

6. サーバーの役割の選択ページで次へをクリックします。

7. 必要に応じて、機能の選択で BitLocker ドライブ暗号化を選択して機能の追加をクリックします。

8. 次へをクリックします。

9. インストールオプションの確認ページで、必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動するを選択します。警告メッセージが表示されたらはいをクリックして確認してから、インストールをクリックします。

10. オペレーティングシステムを起動したら、管理者としてログインします。

11. サーバーマネージャーページで機能のインストールが完了したことを確認し、閉じるをクリックします。

12. スタート ボタンをクリックしてコントロールパネル > システムとセキュリティ > BitLocker ドライブ暗号化の順に選択し、BitLocker ドライブ暗号化を開きます。ユーザーアカウント制御ダイアログボックスが表示された場合は、内容を確認して続行をクリックします。BitLocker ドライブ暗号化ページが表示されます。

BitLocker 暗号化をオンにすると、以下の警告のいずれかが表示されます。

22 インストール後の作業

Page 23: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

a. BitLocker encryption may have a performance impact on your server. TPM(Trusted PlatformModule)が初期化されていない場合は、TPM Security Hardware ウィザードが表示されます。指示に従って TPM を初期化します。変更内容が反映されるように、コンピューターを再起動またはシャットダウンします。

b. TPM(Trusted Platform Module)を使用できない場合は、次のエラーメッセージが表示されます。

This device cannot use a Trusted Platform Module. Your administrator must set the “Allow Bitlocker without a compatible TPM” option in the

“Require additional authentication at startup” policy for OS volumes.

この問題を解決するには、以下の手順に従ってください。

a. スタート ボタンと R キーを押して、ファイル名を指定して実行コマンドにアクセスします。

b.「MMC」と入力して、OK をクリックします。

c. ファイル、スナップインの追加と削除の順に選択します。

d. 利用できるスナップインのリストからグループポリシーオブジェクトエディターを選択し、追加をクリックして、選択されたスナップインのリストに移動させます。

e. ローカルコンピューターが選択されていることを確認して、完了をクリックします。

f. OK をクリックします。

g. ローカルコンピューターポリシー > コンピューターの構成 > 管理用テンプレート> Windows コンポーネント > BitLocker ドライブ暗号化 > オペレーティングシステムのドライブの順に展開し、スタートアップ時に追加の認証を要求するポリシーを右クリックして編集をクリックします。有効を選択します。

h. 有効、OK をクリックします。

i. すべてのパスを閉じます。

j. ファイル、終了の順にクリックします(必要に応じて MMC コンソールを保存してください)。

13. コンピューターを再起動して変更を有効にし、手順 12 を繰り返します。

オペレーティングシステムが Windows Server 2019 Standard または Essentials の場合は、BitLockerドライブ暗号化設定ページで、次へをクリックします。

• BitLocker 用のドライブを準備していますページで、注意メッセージを読み、必要なアクションを実行してから次へをクリックします。

• BitLocker ドライブ暗号化セットアップページで、注意メッセージを読み、次へをクリックします。

オペレーティングシステムが Windows Server 2016 Standard の場合は、スタートアップ時にドライブのロックを解除する方法を選択するページで次のオプションのいずれかを選択してパスワードを保存し、画面上の指示に従います。

a. USB フラッシュドライブを挿入する

b. パスワードを入力する

14. このドライブのロックを解除するためにパスワードを作成するページで、パスワードを入力し、もう一度パスワードを入力します。次へをクリックします。

インストール後の作業 23

Page 24: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

15. 回復キーのバックアップ方法を指定してくださいページで、次のオプションの中から 1 つ以上を使用して回復パスワードを保持します。各オプションでは、オプションを選択してウィザードの手順に従い、回復パスワードの保存場所を設定するか、印刷してください。

• USB フラッシュドライブに保存する - パスワードを USB フラッシュドライブに保存します。

• ファイルに保存する - パスワードをネットワークドライブ上または他の場所にあるファイルに保存します。

• 回復キーを印刷する - パスワードを印刷します。

1 つまたは複数のオプションを使用して、回復パスワードを保存します。各オプションでは、オプションを選択してウィザードの手順に従い、回復パスワードの保存場所を設定するか、印刷してください。

16. 回復パスワードを保存したら、次へをクリックします。

重要: 暗号化されたディスクを他のコンピューターに移動した場合や、システムのスタートアップ情報が変更された場合に、回復パスワードが必要になります。Hewlett Packard Enterpriseは、パスワードの複数のコピーを作成してコンピューターから離れた安全な場所に保管し、データに確実にアクセスできるようにしておくことをおすすめします。BitLocker がロック状態になった場合、ボリューム上の暗号化されたデータのロックを解除するには、回復パスワードが必要です。この回復パスワードは、特定の BitLocker 暗号化にのみ有効なものです。他のBitLocker 暗号化セッションで暗号化されたデータの復元には使用できません。

17. ドライブを暗号化する範囲の選択ページで、次のディスクの暗号化オプションのいずれかを選択します。

• 使用済みの領域のみ暗号化する(新しい PC およびドライブの場合にはより高速で 適)

• ドライブ全体を暗号化する(低速、既に使用中の PC およびドライブ向け)

• 次へをクリックします。

• 使用する暗号化モードを選ぶページで、いずれかのオプションを選択します。

◦ 新しい暗号化モード(このデバイスの固定ドライブに 適)

◦ 互換モード(このデバイスから取り外すことができるドライブに 適)

◦ 次へをクリックします。

このドライブを暗号化する準備ができましたか?ページで、BitLocker システムチェックを実行するを選択してから続行(Microsoft が推奨するオプション)をクリックします。

• メッセージで求められるか、タスクバーの下にある通知センターからの通知メッセージをクリックし、今すぐ再起動するまたは後で再起動するのオプションを選択します。

今すぐ再起動するをクリックします。コンピューターが再起動して、そのコンピューターがBitLocker に対応しており、暗号化を開始できるかどうかを BitLocker が検証します。

18. 対応していない場合は、問題点を警告するエラーメッセージが表示されます。

暗号化を開始できる場合は、暗号化していますステータスバーが表示されます。画面下部の通知エリアにある BitLocker Drive Encryption アイコンにマウスカーソルを移動すると、ディスクボリューム暗号化の進捗状況を監視できます。

この手順が完了すると、確実に、オペレーティングシステムのボリュームが暗号化され、そのボリュームにのみ有効な回復パスワードが作成されます。次回のログイン時には、目に見える変更はありません。TPM が変更された場合やアクセスできない場合、キーシステムファイルが変更された場合、ま

24 インストール後の作業

Page 25: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

たはオペレーティングシステムではなく製品 CD や DVD からコンピューターを起動しようとした場合に、コンピューターはリカバリモードに切り替わり、回復パスワードが入力されるまで解除されません。

BitLocker について詳しくは、Microsoft 社の Web サイトを参照してください。

Hyper-V の役割のインストールWindows Server デスクトップエクスペリエンス用の Hyper-V をインストールするには、以下の手順に従ってください。

手順

1. スタート ボタンをクリックし、サーバーマネージャーを選択します。

2. 管理メニューで、役割と機能の追加をクリックします。

3. 開始する前にページで、インストールする役割と機能のために対象サーバーとネットワーク環境の準備が整っていることを確認してから、次へをクリックします。

4. インストールの種類の選択ページで、役割ベースまたは機能ベースのインストールを選択し、次へをクリックします。

5. 対象サーバーの選択ページで、サーバープールからサーバーを選択または仮想ハードディスクから選択を選択し、次へをクリックします。

6. サーバーの役割の選択ページで、Hyper-V を選択します。

7. 仮想マシンの作成および管理に使用するツールを追加するには、機能の追加をクリックします。役割と機能の追加ウィザードで、次へをクリックします。

8. 次へをクリックします。

9. メモを参照して、次へをクリックします。

10. 仮想スイッチの作成ページで、ネットワークアダプターを選択して、仮想スイッチと通信します。次へをクリックします。

11. 移行ページで、許可を選択すると、サーバーの仮想マシンおよび認証プロトコルのライブ移行の送受信が(必要に応じて)許可されます。

12. 次へをクリックします。

13. 既定の保存場所ページで、必要に応じて仮想ハードディスクと仮想マシン構成ファイルのデフォルトの場所を変更し、次へをクリックします。

14. インストールオプションの確認ページで、必要に応じて対象サーバーを自動的に再起動するを選択します。警告メッセージが表示されたらはいをクリックして確認してから、インストールをクリックします。

15. インストールが完了したら、サーバーを再起動します。再びログインしたら、Hyper-V の役割のインストールが完了するまで待ってから閉じるをクリックします。

インストールが完了したら、サーバーマネージャーの左ペインからすべてのサーバーリンクをクリックしてインストールを確認し、Hyper-V をインストールしたサーバーをサーバーマネージャーの右ペインから選択し、選択したサーバーのページの役割と機能タイルを表示します。

Windows Server Standard(Server Core)に Microsoft Hyper-V をインストールするには、以下の手順に従ってください。

インストール後の作業 25

Page 26: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

1. 管理者としてログインします。

2. Windows Server Standard(Server Core)の管理コンソールで Microsoft Hyper-V をインストールするには、次のコマンドを使用します。

Type Powershell and then press Enter.

Type Install-WindowsFeature Hyper -V - IncludeAllSubfeatures -IncludeManagementTools - Restart and then press Enter.

3. Windows Server Standard(Server Core)に Hyper-V の役割が正常にインストールされると、サーバーがリブートされます。

26 インストール後の作業

Page 27: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

HPE ブランドのメディアを使用した Hyper-Vゲストオペレーティングシステムのインストール

注記: ホストサーバーへの Hyper-V のインストールについて詳しくは、Hyper-V の役割のインストールを参照してください。

以下の方法のいずれかを使用してホストオペレーティングシステムがインストールされている場合は、以下の推奨される手順に従ってください。

次の方法を使用してホストオペレーティングシステムがインストールされている場合:

• Hewlett Packard Enterprise の工場出荷時のプリインストールプロセスの場合は、手順 2.に進みます。

• HPE ブランドのメディアの場合は、手順 2 に進みます。

• HPE ブランド以外の DVD メディアを使用した HPE Intelligent Provisioning の場合は、手順 1 に進みます。

• MS の市販の DVD メディアの場合は、手順 1 に進みます。

1. ゲストオペレーティングシステムのインストールを開始する前に、ホストオペレーティングシステムで次のコマンドを実行する必要があります。

スタート ボタン > Windows システムをクリックしてコマンドプロンプトを開きます。

コマンドプロンプトを右クリックし、その他 > 管理者として実行をクリックします。

オペレーティングシステムが Windows Server 2016 Standard の場合は、次のレジストリエントリーを実行します。

Reg Add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Virtualization" /v BiosLockString /t REG_SZ /d"Hewlett-Packard ”"Hewlett-Packard"と引用符の間に 17 個の空白スペースがあることを確認します。レジストリキーの上書きを求められたら、はいを選択します。

オペレーティングシステムが Windows Server 2019 の場合は、次のレジストリエントリーを実行します。

Reg Add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Virtualization" /v BiosLockString /t REG_SZ /d"Hewlett Packard Enterprise ”"Hewlett Packard Enterprise"と引用符の間に 6 個の空白スペースがあることも確認します。レジストリキーの上書きを求められたら、はいを選択します。

2. 必要な仮想マシン構成を持つ仮想マシンを作成します。

3. 作成した仮想マシンに、適切な Hewlett Packard Enterprise ブランドの Windows Server オペレーティングシステムメディアをマッピングし、オペレーティングシステムのインストールを開始します。

HPE ブランドのメディアを使用した Hyper-V ゲストオペレーティングシステムのインストール 27

Page 28: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

VMware 仮想マシンでのインストール

1. Windows® Server オペレーティングシステムでの VMware のインストールと構成については、VMware のドキュメントを参照してください。

2. 仮想マシンを作成したら、作成したパスに移動し、<VM guest name>.vmxファイルをメモ帳で開いて次の行を追加します。

smbios.ReflectHost = "TRUE"

3. ファイルを保存して閉じます。

4. Hewlett Packard Enterprise ブランドの Windows® OS メディアを作成した仮想マシンにマッピングし、OS のインストールを開始します。

28 HPE ブランドのメディアを使用した Hyper-V ゲストオペレーティングシステムのインストール

Page 29: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

インストール後の作業(HPE ProLiant シリーズサーバーの場合)

Web ベースマネジメントユーティリティ(HPE SystemManagement Homepage)

注記: HPE System Management Homepage は、HPE ProLiant Gen10 サーバーではサポートされていません。ご使用のサーバーが HPE System Management Homepage をサポートしていた場合は、次の手順を実行してください。

Web ベースマネジメントユーティリティ(管理者プロファイルのデスクトップ上にショートカットリンクがあります)にログインする際には、ローカル管理者アカウントおよびパスワードを使用してください。アカウントのログイン名は、次のフォーマットで入力する必要があります。

domain name\login nameマネジメントページを適切に表示させるには、より高い表示解像度に変更する必要があります。

HPE マネジメントエージェントのインストール

重要: セキュリティ上の理由により、パスワードを設定するには、64 ビットの暗号化されたパスワード証明書を 初に取得してください。パスワード証明書は、Systems Insight Manager の証明書サーバーから取得できます。証明書の設定方法および取得方法について詳しくは、HPE SIM のドキュメントを参照してください。

Insight マネジメントエージェントをインストールするには、以下の手順に従ってください。

スタート ボタンをクリックして、すべてのアプリ > プリインストール機能 > Smart UpdateManager の順に選択します。

セットアッププログラムが起動したら、画面上の指示に従ってください。インストール時にユーザーの認証情報の入力が必要となる場合があります。

Insight マネジメントエージェントについて詳しくは、HPE Insight マネジメントエージェントユーザーガイドを参照してください。

ネットワークチーミングおよび構成ユーティリティのインストール

ネットワークコンフィギュレーションユーティリティを使用すると、複数の同一の NIC をチーム化することができます。ネットワークコンフィギュレーションユーティリティをインストールするには、SmartUpdate Manager を実行する必要があります。

ネットワークコンフィギュレーションユーティリティソフトウェアのインストールプロセス中に、theCPQTEAM.DLL file is needed.というメッセージが表示される場合があります。デフォルトのパスがメッセージボックスに表示されます。OK をクリックしてパスを受け入れ、インストールを続行します。

Smart Update Manager(SUM)の使用オペレーティングシステム用の SUM は、サーバーソフトウェアがインストールされるときに自動的にインストールされます。このソフトウェアには、ProLiant サーバー製品の特定の機能を活用するデバイスドライバーとユーティリティが含まれています。これらのドライバーは、ProLiant ハードウェアでのみ使用できます。

インストール後の作業(HPE ProLiant シリーズサーバーの場合) 29

Page 30: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

SUM を起動するには、以下の手順に従ってください。

スタート ボタンをクリックして、HPE プリインストールの特徴 > Smart Update Manager の順に選択します。

セットアッププログラムが起動したら、画面上の指示に従ってください。インストール時にユーザーの認証情報の入力が必要となる場合があります。

SUM を手動で起動するには、以下の手順に従ってください。

• SUM を格納するディレクトリに移動します。

• smartupdate.batファイルを右クリックし、管理者として実行をクリックします。

SUM を手動で起動する方法について詳しくは、Hewlett Packard Enterprise Information Library で入手できる Smart Update Manager ユーザーガイドを参照してください。

重要:

1. 以下のいずれかの理由により、Smart Update Manager はソフトウェアコンポーネントのインストールを完了できない可能性があります。

• インストール中に SUM アプリケーションが中断された。

• SUM アプリケーションが何らかの異常を経験して終了した。

必要なユーティリティをすべてインストールするには、デスクトップにある Smart UpdateManager のショートカットリンクを使用して手動で SUM を起動することをおすすめします。

2. iLO が以下のいずれかの高セキュリティモードで設定されていると、Smart Update Manager はソフトウェアコンポーネントのインストールを完了できません。

(HighSecurity/FIPS または CNSA)。

必要なユーティリティをすべてインストールするには、デスクトップにある Smart UpdateManager のショートカットリンクを使用して手動で SUM を起動し、指示に従って iLO の認証情報を渡すことをおすすめします (デフォルトの iLO 認証情報は、サーバー toe-tag で入手できます)。

注記: SPP を使用して HPE ProLiant サーバーをアップデートする前に、SPP ダウンロードページ(https://www.hpe.com/servers/spp)のドキュメントタブで入手できる SPP ドキュメントを参照してください。

アレイコントローラーの構成サーバーと一緒にアレイコントローラーを購入した場合は、オンライン ACU/HPE SSA を実行して、残りの物理ドライブを使用できるようにセットアップしてください。

重要: ACU を実行するには、Microsoft® Internet Explorer が必要です。Internet Explorer は、アレイコントローラーとのインターフェイスとして使用されます。ページを適切に表示するには、サーバーの IP アドレスを信頼済みサイトの一覧に含める必要があります。設定を有効にするには、IP アドレスを信頼済みサイトの一覧に追加した後に、Internet Explorer を再起動する必要があります。

アレイコントローラーを構成するには、以下の手順に従ってください。

30 インストール後の作業(HPE ProLiant シリーズサーバーの場合)

Page 31: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

1. スタート ボタンをクリックし、システム ツール > Smart Storage Administrator の順に選択します。

2. 残りの物理ドライブを論理ドライブに構成します。ディスクの管理を実行して、追加のドライブスペースのパーティション作成とフォーマットを行います。

HPE Smart アレイコントローラーについて詳しくは、HPE Smart アレイ SR Gen10 ユーザーガイドを参照してください。

HP MR ストレージコントローラーについて詳しくは、HP Smart アレイ P824i-p MR Gen10 ユーザーガイドを参照してください。

詳しくは、HPE Smart アレイコントローラーユーザーガイドを参照してください。

ACU/HPE SSA の使用方法について詳しくは、HPE SSA の Web サイトを参照してください。

インストール後の作業(HPE ProLiant シリーズサーバーの場合) 31

Page 32: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

トラブルシューティング

Windows Server Essentials が 17%、39%、または 89%でハングアップする場合がある(Windows Server 2016 Standardのみ)

Windows Server Essentials を正常に構成するには、次の手順を実行します。

1. Windows Server Essentials の初期設定を再開します。

a. スタート ボタンをクリックして Windows PowerShell > Windows PowerShell の順に選択し、PowerShell コンソールを開きます(管理者として実行)。

b. Start-WssConfigurationService コマンドレットを実行します。

c. Windows Server Essentials インストールウィザードでインストールが進行しているかどうかを確認します。それでも問題が解決しない場合は、手順 2 を実行します。

2. ネットワークデバイスドライバーをアンインストールし、サーバーマネージャーから再インストールします。

a. スタート ボタンをクリックして管理ツール > サーバーマネージャーの順に選択し、サーバーマネージャーを開きます。

b. サーバーマネージャーウィザードで、ツール > コンピューターの管理をクリックします。

c. コンピューターの管理ウィザードの左ペインから、デバイスマネージャーをクリックします。

d. コンピューターの管理ウィザードの右ペインから、ネットワークアダプターをクリックします。

e. 各ネットワークアダプターを右クリックし、アンインストールをクリックします。

f. OK をクリックしてデバイスのアンインストールを確認します。

g. 利用可能なすべてのネットワークアダプターについて、手順 e と f を繰り返します。

h. コンピューターの管理の左ペインからネットワークアダプターを右クリックし、ハードウェア変更のスキャンをクリックします。

i. ここで、Windows Server Essentials インストールウィザードからインストールが進行するかどうかを確認します。それでも問題が解決しない場合は、手順 3 を実行します。

3. スタート ボタンをクリックして電源ボタン > 再起動の順に選択し、サーバーを再起動します。

サーバーを再起動すると、Windows Server Essentials インストールウィザードが起動し、正常に手順が進行します。それでも問題が解決しない場合は、手順 4 を実行します。

4. サーバーを独立したネットワークスイッチに接続します

a. スタート ボタンをクリックして、電源ボタン > シャットダウンの順に選択します。

b. サーバーを独立したネットワークスイッチに接続します。

32 トラブルシューティング

Page 33: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

c. サーバーの電源をオンにします。

d. サーバーを再起動すると、Windows Server Essentials インストールウィザードが起動し、正常に手順が進行します。

それでも問題が解決しない場合は、オペレーティングシステムの再インストールセクションの指示に従ってオペレーティングシステムを再インストールしてください。

オペレーティングシステムの再インストールサーバーのオペレーティングシステムが壊れた場合は、SmartStart DVD または Intelligent Provisioning、HPE Management DVD、および Hewlett Packard Enterprise ブランドバージョンの Microsoft® Windows®

オペレーティングシステム DVD を使用して再インストールしてください。

オペレーティングシステムを再インストールするには、SmartStart DVD または Intelligent Provisioning を使用してサーバーを起動し、画面に表示されるインストールの指示に従ってください。

注意: Intelligent Provisioning から起動すると、ディスクドライブの現在のディスクパーティションとデータが永久に失われます。

SmartStart または Intelligent Provisioning によるインストールについては、サーバーに付属の ProLiantEssentials Foundation Pack を参照してください。

また、Hewlett Packard Enterprise ブランドバージョンの Microsoft® Windows®オペレーティングシステムDVD からサーバーを起動することで、オペレーティングシステムを再インストールできます。インストールプロセス中に、該当するストレージドライバーを入手するために、F6 キーを押すように求めるメッセージが表示される場合があります。その場合、ストレージドライバーは SmartStart DVD またはHewlett Packard Enterprise のテクニカルサポートの Web サイトから入手できます。

トラブルシューティング 33

Page 34: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

サポートと他のリソース

Hewlett Packard Enterprise サポートへのアクセス

• ライブアシスタンスについては、Contact Hewlett Packard Enterprise Worldwide の Web サイトにアクセスします。

http://www.hpe.com/assistance

• ドキュメントとサポートサービスにアクセスするには、Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの Web サイトにアクセスします。

http://www.hpe.com/support/hpesc

ご用意いただく情報

• テクニカルサポートの登録番号(該当する場合)

• 製品名、モデルまたはバージョン、シリアル番号

• オペレーティングシステム名およびバージョン

• ファームウェアバージョン

• エラーメッセージ

• 製品固有のレポートおよびログ

• アドオン製品またはコンポーネント

• 他社製品またはコンポーネント

アップデートへのアクセス

• 一部のソフトウェア製品では、その製品のインターフェイスを介してソフトウェアアップデートにアクセスするためのメカニズムが提供されます。ご使用の製品のドキュメントで、ソフトウェアの推奨されるソフトウェアアップデート方法を確認してください。

• 製品のアップデートをダウンロードするには、以下のいずれかにアクセスします。

Hewlett Packard Enterprise サポートセンター

http://www.hpe.com/support/hpescHewlett Packard Enterprise サポートセンター:ソフトウェアのダウンロード

http://www.hpe.com/support/downloadsSoftware Depot

http://www.hpe.com/support/softwaredepot

• eNewsletters およびアラートをサブスクライブするには、以下にアクセスします。

http://www.hpe.com/support/e-updates-ja

• お客様の資格を表示したりアップデートしたり、契約や保証をお客様のプロファイルにリンクしたりするには、Hewlett Packard Enterprise サポートセンターの More Information on Access to SupportMaterials ページにアクセスします。

http://www.hpe.com/support/AccessToSupportMaterials

34 サポートと他のリソース

Page 35: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

重要: 一部のアップデートにアクセスするには、Hewlett Packard Enterprise サポートセンターからアクセスするときに製品資格が必要になる場合があります。関連する資格を使って HPE パスポートをセットアップしておく必要があります。

カスタマーセルフリペア(CSR)Hewlett Packard Enterprise カスタマーセルフリペア(CSR)プログラムでは、ご使用の製品をお客様ご自身で修理することができます。CSR 部品を交換する必要がある場合、お客様のご都合のよいときに交換できるよう直接配送されます。一部の部品は CSR の対象になりません。Hewlett Packard Enterpriseもしくはその正規保守代理店が、CSR によって修理可能かどうかを判断します。

リモートサポート(HPE 通報サービス)リモートサポートは、保証またはサポート契約の一部としてサポートデバイスでご利用いただけます。リモートサポートは、インテリジェントなイベント診断を提供し、ハードウェアイベントを Hewlett PackardEnterprise に安全な方法で自動通知します。これにより、ご使用の製品のサービスレベルに基づいて、迅速かつ正確な解決が行われます。ご使用のデバイスをリモートサポートに登録することを強くおすすめします。

ご使用の製品にリモートサポートの追加詳細情報が含まれる場合は、検索を使用してその情報を見つけてください。

リモートサポートおよびプロアクティブケア情報

HPE 通報サービス

http://www.hpe.com/jp/hpalertHPE プロアクティブケアサービス

http://www.hpe.com/services/proactivecare-jaHPE プロアクティブケアサービス:サポートされている製品のリスト

http://www.hpe.com/services/proactivecaresupportedproductsHPE プロアクティブケアアドバンストサービス:サポートされている製品のリスト

http://www.hpe.com/services/proactivecareadvancedsupportedproducts

保証情報ご使用の製品の保証に関する情報を表示するには、以下のリンクを参照してください。

HPE ProLiant と IA-32 サーバーおよびオプション

http://www.hpe.com/support/ProLiantServers-WarrantiesHPE Enterprise および Cloudline サーバー

http://www.hpe.com/support/EnterpriseServers-WarrantiesHPE ストレージ製品

http://www.hpe.com/support/Storage-WarrantiesHPE ネットワーク製品

http://www.hpe.com/support/Networking-Warranties

規定に関する情報安全、環境、および規定に関する情報については、Hewlett Packard Enterprise サポートセンターからサーバー、ストレージ、電源、ネットワーク、およびラック製品の安全と準拠に関する情報を参照してください。

http://www.hpe.com/support/Safety-Compliance-EnterpriseProducts

サポートと他のリソース 35

Page 36: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

規定に関する追加情報

Hewlett Packard Enterprise は、REACH(欧州議会と欧州理事会の規則 EC No 1907/2006)のような法的な要求事項に準拠する必要に応じて、弊社製品の含有化学物質に関する情報をお客様に提供することに全力で取り組んでいます。この製品の含有化学物質情報レポートは、次を参照してください。

http://www.hpe.com/info/reach

RoHS、REACH を含む Hewlett Packard Enterprise 製品の環境と安全に関する情報と準拠のデータについては、次を参照してください。

http://www.hpe.com/info/ecodata

社内プログラム、製品のリサイクル、エネルギー効率などの Hewlett Packard Enterprise の環境に関する情報については、次を参照してください。

http://www.hpe.com/info/environment

ドキュメントに関するご意見、ご指摘Hewlett Packard Enterprise では、お客様により良いドキュメントを提供するように努めています。ドキュメントを改善するために役立てさせていただきますので、何らかの誤り、提案、コメントなどがございましたら、ドキュメントフィードバック担当([email protected])へお寄せください。この電子メールには、ドキュメントのタイトル、部品番号、版数、およびドキュメントの表紙に記載されている刊行日をご記載ください。オンラインヘルプの内容に関するフィードバックの場合は、製品名、製品のバージョン、ヘルプの版数、およびご利用規約ページに記載されている刊行日もお知らせください。

36 サポートと他のリソース

Page 37: ൳ Server 2019 Essentials尳㜷屴 - Hewlett Packard …...Windows Server オペレーティングシステムには、それぞれ次の5 つのパーティションが付属し

頭字語と略語

AMS - Agentless Management Service

ACU - Array Configuration Utility。アレイコンフィギュレーションユーティリティ

COA - Certificate of Authenticity。出所に関する証明書

CPQTEAM - Network Teaming and Configuration。ネットワークチーミングおよび構成

EFI - Extensible Firmware Interface。拡張ファームウェアインターフェイス

EULA - End User License Agreement。エンドユーザー使用許諾契約書

SUM - Smart Update Manager

HPE IP - HPE Intelligent Provisioning

SSA - Smart Storage Administrator

IIS - Internet Information Services

iLO - integrated Lights-Out

IP - Internet Protocol。インターネットプロトコル

NIC - Network Interface Controller。ネットワークインターフェイスコントローラー

NTFS - NT ファイルシステム

RAS - Remote Access Service。リモートアクセスサービス

TCP/IP - Transmission Control Protocol/Internet Protocol

UEFI - Unified Extensible Firmware Interface

頭字語と略語 37