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全国信用保証協会連合会の概要 事業内容 日本の笑顔のために。 Japan Federation of Credit Guarantee Corporations 全国信用保証協会連合会は、信用保証協会の健全な発達を図り、もって中小企業者 等に対する金融の円滑化に資することを目的として、次の事業を行っています。 (1)信用保証業務改善のための調査研究 (2)中小企業金融に関する調査研究 (3)中小企業者等の債務保証を行う信用保証協会に対し、財務基盤強化のための 貸付及び出えんを行うとともに、その適切な管理 (4)責任共有制度に基づき、信用保証協会に対して金融機関が支払うべき負担金の 計算及び受け払い (5)保証業務支援機関に関する業務 (6)信用補完制度の円滑な運営の実施のため、信用保証協会、株式会社日本政策 金融公庫及び金融機関その他の関係機関との連絡調整並びに信用保証協会に 対する指導助言 (7)関係官庁その他に対する建議、答申 (8)金融、経済諸団体との連絡協調 (9)その他本連合会の目的を達成するため必要な事業 設立 1951年(昭和26年)1月 全国信用保証協会協議会設立(連合会前身) 1955年(昭和30年)7月 社団法人全国信用保証協会連合会設立許可 2013年(平成25年)4月 社団法人から一般社団法人へ移行 〈英文名:Japan Federation of Credit Guarantee Corporations〉 所在地 東京都千代田区神田司町二丁目1番地 TEL. 03-6823-1200(代表) URL http://www.zenshinhoren.or.jp/ Recruiting Information 一般社団法人 全国信用保証協会連合会 一般社団法人 全国信用保証協会連合会

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全国信用保証協会連合会の概要

事業内容

日本の笑顔のために。Japan Federation of Credit Guarantee Corporations

全国信用保証協会連合会は、信用保証協会の健全な発達を図り、もって中小企業者等に対する金融の円滑化に資することを目的として、次の事業を行っています。

(1)信用保証業務改善のための調査研究

(2)中小企業金融に関する調査研究

(3)中小企業者等の債務保証を行う信用保証協会に対し、財務基盤強化のための貸付及び出えんを行うとともに、その適切な管理

(4)責任共有制度に基づき、信用保証協会に対して金融機関が支払うべき負担金の計算及び受け払い

(5)保証業務支援機関に関する業務

(6)信用補完制度の円滑な運営の実施のため、信用保証協会、株式会社日本政策金融公庫及び金融機関その他の関係機関との連絡調整並びに信用保証協会に対する指導助言

(7)関係官庁その他に対する建議、答申

(8)金融、経済諸団体との連絡協調

(9)その他本連合会の目的を達成するため必要な事業

設立 1951年(昭和26年)1月 全国信用保証協会協議会設立(連合会前身)1955年(昭和30年)7月 社団法人全国信用保証協会連合会設立許可2013年(平成25年)4月 社団法人から一般社団法人へ移行〈英文名:Japan Federation of Credit Guarantee Corporations〉

所在地 東京都千代田区神田司町二丁目1番地TEL. 03-6823-1200(代表)URL http://www.zenshinhoren.or.jp/

Recruiting Information

一般社団法人

全国信用保証協会連合会一般社団法人

全国信用保証協会連合会

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暮らしを豊かにするモノやサービスの提供、地域を支えるインフラ整備、あるいは未来を先取りする先進技術の開発など、日本の中小企業者は、経済を根底から支える原動力です。

全国の中小企業者数 保証利用企業者数

保証債務残高

日本企業の99.7%※を占める中小企業者を支える。その先にある笑顔のために。

358万者事業経営に必要な運転資金や設備資金に係る融資を保証し、金融機関のプロパー融資との併用も可能。事業の安定と成長を支える公的な保証制度として、全国の中小企業者の1/3を超える方々にご利用いただいています。

122万者

全国の中小企業者向けの貸出金残高はおよそ280兆円と言われています。そのうち、全国の信用保証協会が保証している金額(保証債務残高)は、21.1兆円となっています。

21.1兆円

全国信用保証協会連合会は、全国51の信用保証協会を会員とする組織です。

信用保証協会の健全な発達を図り、

中小企業者等に対する金融の円滑化に資することを目的としています。

日本で唯一の「保証業務支援機関」として、

信用保証協会の円滑な業務運営のためにさまざまな事業を行っています。

日本経済全体を元気に、そして日本中を笑顔にすることが、私たちの使命です。

信用保証協会事業の基本理念

信用保証協会は、

①事業の維持・創造・発展に努める中小企業者に対して、

②公的機関として、その将来性と経営手腕を適正に評価することにより、企業の信用を創造し、「信用保証」を通じて、金融の円滑化に努めるとともに、

③相談、診断、情報提供といった多様なニーズに的確に対応することにより、中小企業の経営基盤の強化に寄与し、

④もって中小企業の振興と地域経済の活力ある発展に貢献する。

※2019年版「中小企業白書」付属統計資料より

(2019年3月末時点)

(2019年3月末時点)(2019年版「中小企業白書」付属統計資料から引用)

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全国信用保証協会連合会は、中小企業者に対する金融の円滑化に

資するため、日本で唯一の「保証業務支援機関」として、全国51の信

用保証協会の活動を支援しています。地域の中小企業者の振興や

唯一の保証業務支援機関として中小企業者の金融円滑化に貢献。

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少数精鋭。幅広い業務を担い、信用保証制度の維持・発展のために。

公的機関である全国51の信用保証協会をサポート

信用保証制度の仕組み①保証 申込

②保証 承諾

③融資

④返済

⑤代位 弁済⑥弁済

保険契約

補助金

監督 業務支援・

損失補償

全国51の信用保証協会

中小企業者 金融機関

国 信用保険

全国信用保証協会連合会

業務内容は、保証業務や中小企業金融に関する調査研究、信用保証協会への情報提供や信用保証制度に係る照会対応、関係官庁や中小企業支援機関・政府系金融機関・金融団体等との折衝、信用保証制度に係る広報活動、保証協会団信の運営など、多岐にわたります。

主な業務

地域経済の発展を基本理念としている「信用保証協会」の業務を

支援することで、全国各地の中小企業者のお役に立ち、地域経済の

活性化に寄与するため、日々業務に取り組んでいます。

事業資金調達の円滑化支援

信用保証取引の適正運営支援

政府予算要望・税制関連事項、代表者会議・経済産業大臣等との懇談会の企画等、関係諸団体との連絡調整

信用補完制度関係法令の制定・改廃に係る対応、信用補完制度関係契約・約款の改正・解釈対応、

保証業務関係判例に関すること、信用保証制度等に係る照会・相談対応、

新規保証制度の企画・開発・研究

信用補完制度関係のデータ分析、信用保証制度に係る各種統計等の集計・作成

破綻中堅特別保証・経営安定関連特別保証等に係る損失補償

責任共有制度の運用に係るシステム開発・運営管理、

責任共有負担金の受払

信用保証協会と連携した統一広報の企画、

機関誌・広報誌等の企画・編集・発刊、連合会ホームページの管理・更新

連合会主催研修の企画・運営・管理、通信教育の企画・運営・管理

保証協会団体信用生命保険制度(「保証協会団信」)の企画・運営・管理

総会・理事会等諸会議の企画・運営、

連合会事業計画・予算、事業報告・決算の作成、

保証業務支援機関に係る事項、

資金管理、会計関係事項、

人事労務・給与関係事項、

福利厚生・団体保険に係る事項、

社内システム開発・運営・管理、

国際会議・海外からの視察対応、海外機関との情報交換

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 大学時代に会計学を学んだ経験から、情

報の非対称性により十分な資金が調達でき

ない中小企業者が存在することを知り、そ

の支援に携わることのできる仕事に就きた

いと考えていました。連合会業務は信用保

証制度の維持・発展に努めることを通じて、

中小企業者の隠れた信用力を発掘し、金融

円滑化をサポートできる全国的に影響力の

大きい仕事だと感じ、入職を決めました。

 配属された情報分析課は、協会業務の向

上に資する情報を提供するために、「各種統

計及び決算関係資料の集計・作成」「保証協

会経営及び運営に係る調査分析」「信用補

完制度関係のデータ分析・分析レポートの

作成」の3つを主な業務として行っていま

す。また、信用保証制度の持続的発展のた

自由な議論のできる環境で、多くのことに挑戦できる

自らの業務が国の施策に関わる、そこに責任とやりがいを感じる。

 数字とお金を扱う経理事務という仕事に

興味を持ち、業種ではなく職種を優先して

就職活動を行っていました。そんなときに

巡り会ったのが全国信用保証協会連合会

でした。

 経理事務の仕事は、主にお金の出納と伝

票処理です。具体的には口座の入金確認や

銀行対応、小口現金の管理、各課の請求書

の支払い、全国の信用保証協会と連合会と

の間の費用精算等の業務を行っています。

加えて予算・決算に係る事務も任されてい

ます。事務量が多いうえに正確さが求めら

れるため、常に緊張感を持って取り組む必

要がありますが、ミスなく迅速に遂行できた

ときには満足感や達成感、喜びも感じます。

伝票入力から決算まで幅広い範囲の仕事

常に疑問を持ちながら、責任感を持って仕事に取り組む

若手でも意見を聞いてもらえる、風通しの良い職場環境。

Interview 02

Interview 01

業務企画部 情報分析課

阪東 孝洋2018年入職

Bando Takahiro

経営学部卒、2018年業務企画部 情報分析課に配属され、各種統計資料の作成等を担当。常に目的意識を持ちながら日々の業務に取り組んでいる。休日には上司や先輩と飲み会やスノボ旅行に出かけるなどプライベートでも交流している。

出勤新聞、メールのチェック

8:30

各協会から受領する統計データの取りまとめ

9:00

他部署作成の資料に用いられる数値の正誤チェック

11:00

関係機関からの依頼に基づく、分析資料の作成

14:00

昼食

12:00

課内ミーティング。統計作成業務効率化のための打ち合わせ

13:00

毎月の定例統計における提供前数値チェック

15:00

退勤

17:30

ある1日のスケジュール

出勤

8:45

協会等からの口座入金を確認

9:00

来年度予算に関する打ち合わせ

11:00

請求書の伝票作成

9:30

昼食

12:00

給与、税金等の振込処理

13:00

役職員出張の交通費・宿泊費の計算

13:30

前月分の伝票に間違いがないかチェック

14:00

職員立替えの費用精算、小口現金を数える

16:00

退勤

17:30

ある1日のスケジュール

総務部 経理課

熊谷 祐香2016年入職

Kumagai Yuka

文化構想学部卒。2016年総務部経理課に配属され経理事務を担当。お金を扱う仕事のため間違いがないよう細心の注意を払い、正確かつ迅速に日々の業務に取り組む。プライベートでは、有給休暇を活用し旅行を楽しむなどワーク・ライフ・バランスの整った環境で楽しく仕事に励んでいる。

めの対外向け説明においてもデータ分析の

重要性は高く、国の施策に関わることができ

る点を、大きな魅力に感じています。半面、

難しいことも多く、特に分析レポートの作成

には苦労しています。情報を多く盛り込めば

いいというわけではなく、資料の主旨を簡

潔にわかりやすく伝えることが重要です。読

み手が分析レポートに慣れ親しんだ人であ

れば、ある程度ボリュームがあってもいいの

ですが、資料を初めて読む人にも伝わるよ

うにするには、簡潔にまとめ何が言いたいの

かを一瞥で把握できるよう作成しなくては

なりません。これはかなり大変なことです

が、自分が作成した資料に反響があった時

は、内容が伝わったことを実感できるため、

大きなやりがいを感じます。

 今は仕事がとても面白く、毎日が充実して

います。その理由は組織としての風通しの

良さにあると思います。日頃から活発なコ

ミュニケーションが図られ、周囲と協力しな

がら業務に取り組めます。また上司や先輩

が親身にサポートしてくれるので、わからな

いことを一人で抱え込んだり、言いたいこと

を我慢することもありません。若手のうちか

ら多くのことにチャンレンジでき、自ら積極

的に発言、行動することで主体的に成長で

きる環境にもあります。もちろん仕事だけで

なく有給休暇を利用して旅行を楽しむなど

ワーク・ライフ・バランスの実現も可能です。

今後も中小企業者の振興、地域経済の発展

に貢献すべく、熱意を持って頑張っていきた

いと思います。

に関わることができるため、全体の業務を

的確に把握でき、自分で目標やスケジュー

ルを立てて仕事に取り組むことができます。

入職間もない若手の私にとっては貴重な経

験であり、それだけにやりがいと責任を感

じます。特に連合会の会計は8つに分かれ

ており、信用保証協会からの分担金や国の

補助金で成り立っている会計もあるので、

ふさわしい会計から支出しているか、その

支出が適切であるか、常に疑問を持ちなが

ら仕事をするよう心がけています。また、上

司や先輩から意見を求められることも多く、

効率化や改善すべき点などを考えながら仕

事をするようになりました。確かに業務は大

変です。しかし、与えられたものをただこな

すのではなく考えながら仕事ができるのは

楽しく、手応えを感じる毎日です。

 経理事務というと黙々と数字に向かって

いるというイメージですが、手が空いた時は

先輩や同僚と雑談もできる和気あいあいと

した雰囲気で、上司とも気軽に話ができま

す。この風通しの良さが、仕事での信頼関係

につながっていると感じています。

 繁忙期を除けばほぼ定時に退勤すること

ができ、また有給休暇が取りやすいため、プ

ライベートも充実した時間を持つことがで

きています。さらに産休や育休も取得しやす

く、女性も働きやすい環境です。これからの

ライフイベントに応じて、さまざまな制度を

利用しながら働き続けていきたいと思って

います。

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 学生時代に法律を学んだ経験を活かして

働きたいという思いから、法務担当職員を募

集している企業を中心に就職活動を行って

いました。その過程で全国信用保証協会連合

会の存在を知り、中小企業者に寄り添い支え

ることを目指す信用保証制度と、その維持・

発展に努める連合会の仕事に大きな魅力を

感じました。また、就職活動時に連合会を訪

問した際にお話を伺った方の「日本経済の核

となる中小企業者を支援したい」という強い

気持ちや人柄に触れ、ここなら自分らしく働け

るのではないかと思い、入職を決めました。

 法務課の主な業務には、法令改正対応が

あります。これは、法令改正によって全国の

信用保証協会が行う業務にどのような影響

があるのかを調査し、弁護士との協議を重

学生時代に学んだ法知識を日本経済の発展に活かしたい

自分の仕事が中小企業者の活力につながる。

質問しやすく、意見も言える、若手職員も働きやすい温かな職場です。

渡邉 佐藤さんが全国信用保証協会連合会

に入職したきっかけは何ですか?

佐藤 大学時代に東日本大震災関連のボラ

ンティアをした際、地域活性化の核となるの

は中小企業者だと実感しました。そのため、

中小企業者の発展に力添えをしたいと思い、

信用保証協会への支援を通じて、全国的な

規模で中小企業者を支えることができる連

合会への入職を希望しました。

渡邉 私は親戚が中小企業者であり、幼い

全国の中小企業者を支えたい、喜びとやりがいを日々実感!

業務企画部 法務課

栁澤 貴久2014年入職

Yanagisawa Takahisa

法務研究科卒。2014年業務企画部法務課に配属され、「迅速かつ丁寧」「礼儀正しく、周囲への感謝」をポリシーに日々の業務に取り組む。休日は上司や同僚と野球やゴルフで汗を流すなど、プライベートでも交流を楽しむ。

総務部 総務課

渡邉 若葉2017年入職

Watanabe Wakaba

法経学部卒。2017年入職。総務部総務課に配属され、職員の労務管理、福利厚生、社会保険等に関する事務、会議準備等を担当。連合会で働く人が気持ちよく業務を行えるようサポートしている。本採用パンフレットの制作にも携わる。

業務企画部 企画課

佐藤 幸太郎2017年入職

Sato Kotaro

商学部卒。2017年入職。業務企画部企画課に配属され、企画・広報業務を担当。信用保証協会からの照会対応や会議の準備・運営、アンケートの集計等、先輩の業務をサポートしながら、信用保証協会向け月報誌「信用保証レポート」の発刊に携わる。

Interview 03

若手職員対談ねながら必要に応じて業務フローの見直し

などを行うものです。情報発信のために、信

用保証協会の職員を対象とした説明会を実

施することもあります。他にも、全国の信用保

証協会から寄せられる照会への対応業務が

あります。照会の内容は、法令・契約関係や

制度利用、保証、代位弁済、求償権の管理回

収等、多岐にわたります。難しい仕事です

が、その分信用保証協会の担当者から感謝

の言葉や私を指名したご相談を頂いた際

は、やりがいを実感します。

 連合会は全国にある信用保証協会をサ

ポートする保証業務支援機関であり、信用

保証協会を通じて中小企業者の資金繰りを

支援することを目的としています。そのため、

中小企業者と直接関わることは多くありませ

んが、国の施策に関わることができる点や、

関係機関と連携して保証制度を創設・拡充

するなど、保証制度の可能性を広げることが

できる点が、連合会の特色だと思います。

 入職当初は何も分からず緊張していまし

たが、先輩方が親身になってサポートしてく

ださったおかげで、すぐに職場に打ち解ける

ことができ、仕事に慣れるのもスムーズでし

た。また、連合会は、若手職員にも活躍の場

が与えられる社風です。自身の意見を発信

する機会も多くあり、さまざまな経験を積み

ながら成長できる職場だと思います。まだま

だ力不足を感じることも多いですが、周囲か

ら信頼される職員になれるよう頑張ります。

頃から中小企業者を身近に感じていました。

実は父も起業したことがあり、中小企業を経

営する大変さやその家族の苦労を、身をもっ

て体験しました。連合会は全国の信用保証協

会を支える縁の下の力持ちのような存在で

す。ここでなら全国の中小企業者の役に立つ

ことができるのではと思い、入職を希望しま

した。入職前は、事業内容や名称から堅い職

場というイメージを持っていましたが、実際

は上司や先輩とも話がしやすいですし、明る

い雰囲気で楽しい職場です。

佐藤 確かにそうですね。職場の雰囲気が

やわらかくて温かいですし、周囲への気遣い

ができる先輩方が多いと感じています。また、

連合会には、各地の信用保証協会から出向

していただいている職員も働いており、さま

ざまな地域のお話を聞くこともできます。

渡邉 思っていた以上に気さくな人が多

かったですね。先輩や上司も気軽に声を掛け

てくださり、仕事の合間には雑談が弾みすぎ

てしまうこともあります。また、産休・育休が取

得しやすいのは、女性にとって嬉しいですね。

佐藤 有給休暇も取得しやすく、働きやすい

職場です。

渡邉 仕事を覚えるのは大変ですが、分から

ないことがあったらすぐ聞けるし、優しく指導

してくれます。とにかくコミュニケーションが

取りやすいですね。

佐藤 最初は馴染みのない専門用語に戸

惑いましたし、電話をとるのも怖かったで

す。でも先輩が親切丁寧に指導してくれま

すし、若手職員に考える機会を多く与えてく

れます。担当している信用保証協会向けの

月報誌では、企画から発刊に至るまでの業

務に携わっていますが、自分が手掛けたも

のがカタチになった時は大きな達成感が

得られました。信用保証協会の方々にとっ

て有益な情報を提供できるよう考えること、

そして若手でも重要な仕事を任せてもらえ

ていることにやりがいを感じています。

渡邉 総務課は連合会で働く人たちを支

えることが主な仕事で、役職員の方から

「ありがとう」と言ってもらえるのが嬉しい

ですね。中小企業者への支援に直接つな

がっているという実感は少ないですが、総

務課での仕事を通じて、より一層、信用保

証協会や中小企業者のお役に立てるよう

これからも頑張っていきます。

出勤

8:30

メールチェック、官報等による情報収集、資料作成

9:00

個別案件に関する照会対応電話によるヒアリング、文献・判例の調査

10:00

昼食 神田駅周辺のお店へ

12:00

個別案件に関する照会対応課内での検討、質問者への回答

13:00

法令改正への実務対応に関する打ち合わせ改正内容に関する課内での論点整理

15:00

退勤

17:30

ある1日のスケジュール

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9 10

職員一人ひとりがそれぞれの職場で個性やスキルを最大限発揮

することが、中小企業者に対する金融の円滑化につながる。私た

ちはそうした認識のもとで、人材育成制度を実施しています。内

定者向け通信教育をはじめ、新人から管理職まで各階層に必要

ビジネスマナーや仕事の進め方などの「仕事の基本スキル」や生活習慣・学習習慣など「社会

人」としての土台となる部分を学びます。入職後に実施する通信教育とも連動した内容となっ

ており、内定時から入職後まで一貫した教育制度を用意しています。

業務に必要な知識等を習得するため、パソ

コンスキルや法律知識など、各種通信教育

講座を幅広く受講できます。配属部署によ

り、必要とされる知識や技能が異なります。

必要な内容を職員自らが選択して、学ぶこと

ができます。

職員が安心感を持ちながら、前向きに自分らしく働けるよう、各

種保険の他、さまざまな福利厚生制度を整備しています。余暇活

動の取り組みとして、親睦会や互助会旅行の実施、各種クラブ活

動などにさまざまな世代の職員が参加。部署間の交流や風通し

の良い職場づくりにもつながっており、日々の仕事への活力源に

なっています。

結婚、出産、育児、介護等、家庭によって

異なるライフスタイルやライフステージ

に合わせて働けるようにサポートしてい

ます。働き方や価値観への理解を深める

ことで、職員一人ひとりにとって最適な

ワーク・ライフ・バランスの実現を応援し

ています。

通信講座受講奨励

人材育成・人事制度資格取得支援から海外研修まで人材教育の環境を整えています。

アットホームな職場で、すべての職員が活躍できます。

研修制度

各階層別に必要とされる知識の習得

や能力の向上を目的として、入職時の

新入職員研修や係長研修、役員向け

の講座など、さまざまな研修をご用意

しております。

階層別研修

信用保証制度は、日本特有のものでは

なく、欧米やアジア諸国においても同

様の制度が存在しています。日本の信

用保証制度の維持・発展のため、海外

の信用保証機関との意見交換や現地

の中小企業者、金融機関への訪問等

を実施する研修に参加しています。

海外研修

職員の自己啓発を支援するため、業務

に必要な知識等に係る資格取得や主

体的な能力開発に係る費用の一部を

補助しています。

自己啓発支援(資格取得支援)

社会保険 健康保険、厚生年金、厚生年金基金、労災保険、雇用保険

諸制度 財形貯蓄、団体保険、各種健康診断 他

互助会 親睦会、互助会旅行、各種クラブ活動

完全週休2日制(土日) 夏季休暇 子の看護休暇 産前産後休業 育児休業・介護休業 他

内定者向け通信教育

男女比 有給休暇取得日数(平均) 時間外労働時間数(月平均)

入職後は、定期的に人事異動があります。さまざまな職種を経験することにより、幅広い知識の

習得や俯瞰的な視点を養うことができ、連合会の将来を担う人材としての成長を促しています。

また、年に一度、配属先などについて、希望を申告する機会があります。

ジョブローテーション

ビジネスマナーなど社会人の基礎となる研修に参加した後、配属部署にて通信教育を実施します。

新入職員研修1年目

全国の信用保証協会の若手職員とともに集合研修を受講し、公的機関の職員としての業務に取り組む意識などを学びます。

初級職員研修2年目

金融取引や信用保証制度に関係する法令等を学び、業務において必要となる基礎知識を履修します。

基本法令研修3年目

職場におけるリーダーシップ、フォロワーシップなどを学び、先輩社員としての意識・行動のレベルアップを図ります。

4年目以降

313131%

696969%

T W T F SMS

とされるスキルの習得をサポートする研修制度、あるいは福利厚

生の充実やワーク・ライフ・バランスへの配慮等、成長への意欲

を持って働き続けるための仕組みづくりと職場環境づくりを推進

しています。

職場リーダー養成研修係長研修 等

※2018年度実績、別途夏季休暇あり※2019年4月1日時点

11.8日

※2018年度実績

10約 時間

一人ひとりが豊かなライフスタイルを築けるようサポートしています。

福利厚生諸制度

女性

男性