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20188| Adobe Experience Manager Sites Cloud Manager機能紹介 Adobe Experience Manager Cloud Manager は、継続的な統 合と配信を可能にする最先端のフレームワークを搭載 したセルフサービスポータルです。 Cloud Managerを利 用すれば、パフォーマンスやセキュリティを損なうこと なく、新しいデジタルエクスペリエンスやアップデートを すばやく提供できます。 今日の企業は、顧客との関係の強化や維持、コンバージョンの向上な どを巡ってデジタルエクスペリエンスの競争を激化させています。しかし、 アドビの利用者コンテンツ調査(2018年) が明らかにしたように、コンテン ツの読み込みに時間がかかったり、他のコンテンツと適切に連動しない コンテンツが含まれているなど、エクスペリエンスに少しでも問題がある と、利用者のほぼ半数が閲覧を中断してしまいます。こうした厳しい状況 の中で、最適なエンドユーザー体験を保証し、革新的で魅力的な顧客体 験を迅速に提供できるツールが求められています。 スムーズで魅力的なエクスペリエンスをすばやく提供するための第一歩 は、拡張性と安全性の高いクラウド基盤を採用し、継続的な配信を可能 にするツールを導入することです。この重要なビジネスニーズに応えるた めに、 Adobe Managed Servicesでは、 Adobe Experience Manager アプリケー ションをデプロイするための拡張性の高いAWSまたはAzureベースのクラ ウド基盤を提供しています。 Adobe Managed Servicesは、 40を超えるサー ビス提供地域と、実績あるサービスレベル条件(99.599.99%)、エンター プライズグレードのセキュリティ認定(SOC 2ISO 27001FedRAMPGLBAHIPAA)、カスタマイズ可能なサービスオプションなどにより、動きの速い中 規模企業のニーズや、要求の厳しい大規模企業のニーズに対応します。 Adobe Managed Servicesに含まれるCloud Managerを使用すれば、企業がク ラウド基盤で稼働するAdobe Experience Managerを自身の手で管理できま す。 Cloud Managerは、継続的な統合と配信(CICD)を実現するためのパ イプラインを備えており、 IT部門や導入パートナーは、パフォーマンスやセ キュリティを損なうことなく、カスタマイズやアップデートをすばやく提供 できます。 Cloud Manager では、次のような機能を利用できます。 主要機能 セルフサービスインターフェ イス • CICDパイプライン 柔軟なデプロイメントモード Adobe Experience Manager Cloud Manager Adobe Experience Manager

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2018年8月 | Adobe Experience Manager Sites:Cloud Manager機能紹介

Adobe Experience Manager Cloud Managerは、継続的な統合と配信を可能にする最先端のフレームワークを搭載したセルフサービスポータルです。Cloud Managerを利用すれば、パフォーマンスやセキュリティを損なうことなく、新しいデジタルエクスペリエンスやアップデートをすばやく提供できます。

今日の企業は、顧客との関係の強化や維持、コンバージョンの向上などを巡ってデジタルエクスペリエンスの競争を激化させています。しかし、アドビの利用者コンテンツ調査(2018年)が明らかにしたように、コンテンツの読み込みに時間がかかったり、他のコンテンツと適切に連動しないコンテンツが含まれているなど、エクスペリエンスに少しでも問題があると、利用者のほぼ半数が閲覧を中断してしまいます。こうした厳しい状況の中で、最適なエンドユーザー体験を保証し、革新的で魅力的な顧客体験を迅速に提供できるツールが求められています。

スムーズで魅力的なエクスペリエンスをすばやく提供するための第一歩は、拡張性と安全性の高いクラウド基盤を採用し、継続的な配信を可能にするツールを導入することです。この重要なビジネスニーズに応えるために、Adobe Managed Servicesでは、Adobe Experience Managerアプリケーションをデプロイするための拡張性の高いAWSまたはAzureベースのクラウド基盤を提供しています。Adobe Managed Servicesは、40を超えるサービス提供地域と、実績あるサービスレベル条件(99.5~99.99%)、エンタープライズグレードのセキュリティ認定(SOC 2、ISO 27001、FedRAMP、GLBA、HIPAA)、カスタマイズ可能なサービスオプションなどにより、動きの速い中規模企業のニーズや、要求の厳しい大規模企業のニーズに対応します。

Adobe Managed Servicesに含まれるCloud Managerを使用すれば、企業がクラウド基盤で稼働するAdobe Experience Managerを自身の手で管理できます。Cloud Managerは、継続的な統合と配信(CI/CD)を実現するためのパイプラインを備えており、IT部門や導入パートナーは、パフォーマンスやセキュリティを損なうことなく、カスタマイズやアップデートをすばやく提供できます。Cloud Managerでは、次のような機能を利用できます。

主要機能• セルフサービスインターフェイス

• CI/CDパイプライン• 柔軟なデプロイメントモード

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セルフサービスインターフェイス企業IT部門の担当者は、新設計のUIを通じてAdobe Experience Managerアプリケーション用のクラウド環境に容易にアクセスし、管理作業を実行できます。ポイント&クリック対応のビジュアルインターフェイスを使用して、複数の本番環境とステージングなどの非本番環境を設定したり、1分間あたりのピークページビューやページ読み込みの予測応答時間など、最終的な成功指標となるアプリケーション固有のKPIなどを定義できます。チームメンバーの役割や権限も容易に定義できます。この新しいセルフサービスインターフェイスにより、ユーザーは自身の手でシステムを自由に制御できるだけでなく、ベストプラクティスを獲得したり、必要に応じてアドビの専門家に問い合わせることも可能になります。

Cloud ManagerのセルフサービスUIでクラウド基盤で稼働するAdobe Experience Managerを効率的に管理

CI/CDパイプラインCloud Managerの主な利点のひとつは、最新のCI/CDパイプラインを展開し、カスタムコードやアップデートをすばやく配信できることです。これにより、例えばインタラクティブなコンポーネントをwebサイトに追加したり、パーソナライズされたポータルなどを展開できます。Cloud ManagerのUIを通じて、自動化されたCI/CDパイプラインを設定し、運用を開始できます。このCI/CDパイプラインでは、アドビが推奨するコーディングのベストプラクティスにもとづいて徹底的なコードスキャンと品質保証をおこないます。

また、このCI/CDパイプラインでユニットテストと負荷テストのプロセスを自動化し、デプロイメントを効率化したり、重大な不具合を公開前に特定することも可能です。IT担当者は包括的なコードパフォーマンスレポートにアクセスして、KPIへの潜在的な影響や、コードを本番環境にデプロイした場合の重要なセキュリティ検証などを確認できます。すなわち、CI/CDパイプラインによって、高品質で繰り返し可能かつ予測可能なリリースプロセスを確保できます。

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2018年8月 | Adobe Experience Manager Sites:Cloud Manager機能紹介

CI/CDパイプラインで品質の高いコードをすばやく提供

柔軟なデプロイメントモード品質チェックの検証と修正が完了したコードを、異なるトリガーモードでデプロイするように設定できます。自動トリガーモードでは、コードが特定のイベント(コードのコミットなど)にもとづいて自動的にデプロイされます。また、コードを特定の期間内にデプロイするようなスケジュールも設定でき、業務時間外のデプロイも可能になります。管理者の制御権を強化したい場合は、リリースマネージャーがコードを確認してプッシュするまでデプロイを停止することも可能です。つまり、Cloud ManagerではIT担当者が様々なデプロイメントモードを柔軟に利用して、ビジネスニーズの変化に応じたエクスペリエンスを提供できます。

柔軟なトリガーモードを利用して新機能をいつでもデプロイ可能

カスタマーアプリケーションの基盤がクラウドへと移行する中で、Cloud Managerが提供するセルフサービス自動化ツールは、新しい顧客体験のすばやい提供や、最適なアプリケーションパフォーマンスの保証、投資価値の分析に欠かせない手段となります。

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製品イノベーションを超えて:カスタマージャーニー全体を変革アドビは、業界をリードするソリューションの開発に取り組んでいます。また、企業の組織全体を変革し、デジタル体験を向上させるために欠かせないリソースを提供します。リーダーシップを発揮し、成功を収めるためのカギとなるリソースには、次のようなものがあります。

詳細情報www.adobe.com/go/aem_jp

Adobe Experience Managerの概要Adobe Experience Managerを導入すれば、マーケターや開発者がweb、モバイル、ソーシャル、動画、店舗、モノのインターネット(IoT)など、あらゆるチャネルの枠を超えて顧客を魅了するデジタル体験を構築、管理、配信できます。このソリューションで管理できるデジタル体験は、webやモバイル、デジタルアセット管理、ソーシャルコミュニティ、フォーム、ドキュメントなど、多岐にわたります。また、アドビの他のソリューションと統合することにより、データインサイトを活用して特定のセグメントにターゲティングしたコンテンツを届け、コンテンツをパーソナライズされた魅力的な顧客体験へと昇華させ、顧客エンゲージメント、リードの創出、収益の最大化を可能にします。

Copyright © 2018 Adobe Systems Incorporated. All rights reserved.Adobe, the Adobe logo, Adobe Sensei, Creative Cloud, the Creative Cloud logo, and Livefyre are either registered trademarks or trademarks of Adobe Systems Incorporated in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

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