Adobe® ボリュームラインセンス

アドビ教育機関向け

年間プログラム（EEA）1.5

プログラムガイド

2014年6月1日

目次 教育機関向け年間プログラム（EEA）の概要 ............................................................................................................................. 3

プログラムのメリット ............................................................................................................................................................................. 3

対象製品 .......................................................................................................................................................................................................... 3

Creative Cloud アプリケーション ................................................................................................................................................. 4

オプションのバンドル製品 .............................................................................................................................................................. 4

プログラムの要件 ....................................................................................................................................................................................... 4

エンロールメント.................................................................................................................................................................................. 4

EEA の契約期間 ...................................................................................................................................................................................... 5

ライセンスタイプ.................................................................................................................................................................................. 5

フルタイム従業員相当数（FTE）のカバー .............................................................................................................................. 5

ディスカウントティア ........................................................................................................................................................................ 6

補正 ............................................................................................................................................................................................................... 6

生徒による使用 ...................................................................................................................................................................................... 6

家庭での使用（WAH） ...................................................................................................................................................................... 6

注文と導入 ..................................................................................................................................................................................................... 7

初回注文 ..................................................................................................................................................................................................... 7

追加注文 ..................................................................................................................................................................................................... 7

アドビライセンスウェブサイト（LWS）および Creative Cloud パッケージャー .............................................. 7

管理 .................................................................................................................................................................................................................... 9

ポリシー ..................................................................................................................................................................................................... 9

返品 ............................................................................................................................................................................................................ 10

情報の取扱について .......................................................................................................................................................................... 10

リセラー情報 ........................................................................................................................................................................................ 11

さらに詳細な情報............................................................................................................................................................................... 11

付録： 対象となる教育機関 ............................................................................................................................................................... 12

P2 EEA 1.5 プログラムガイド

教育機関向け年間プログラム（EEA）の概要 教育機関向け年間プログラム（EEA）プログラムは、小・中・高等学校を対象とした 1 年または 2 年契約のライセンスプログラムです。教育機関の教員、職員および学生が使用する目的で、教育機関が所有する（またはリースしている）コンピューターにアドビソフトウェアを導入するコストと手間を最小限に抑えることができます。

プログラムのメリット EEA は、アドビ製品を小・中・高等学校の標準ソフトウェアとして使用する場合に最適なプログラムです。選りすぐりの製品を特別価格で購入できるのはもちろん、次のようなメリットを提供します：

容易な購入 3 段階のディスカウントティアが設定されていますので、単一の学校サイトから複数の学校を運営する大規模な法人 1まで、様々なタイプの教育機関に最適な購入方法を提供します。

最新のアドビ機能にアクセス 常に最新のアドビ製品を使用することができます。Adobe Creative Cloud の最新機能にアクセスできるのに加えて、アドビ独自の導入管理ツール Creative Cloud パッケージャーも利用可能です。

ライセンス管理を簡素化 アドビライセンスウェブサイト（LWS）と Creative Cloud パッケージャーを利用して、導入とライセンス管理を容易に行うことができます。

対象製品 EEA の対象となるアドビ製品 2は、Creative Cloud アプリケーションおよびオプションの追加バンドル製品（小・中・高等学校でよく使用されている特定の製品）となります。EEA では、これらの対象製品の最新機能リリースやアップデートへのアクセスもライセンス料金に含まれています（※ ただし、EEAでは、Creative Cloud サービスは利用できません）。

Creative Cloud アプリケーションとオプションの追加バンドル製品の注文数は、合計フルタイム従業員相当数（FTE）をカバーできる数量でなければなりません。

1本プログラムの「法人」とは、複数の独立した小学校、中学校および／または高等学校の購入と契約管理を一括して行

なう組織のことを指します。例えば、市区町村、県、または国の機関などは法人に含まれます。 2 EEA の対象製品は、教育機関のニーズやアドビの方針に対応して、随時変更されることがあります。

EEA 1.5 プログラムガイド P3

Creative Cloud アプリケーション Adobe Acrobat Pro Adobe Flash Professional CC

Adobe After Effects CC Adobe Gaming SDK

Adobe Audition CC Adobe Illustrator CC

Adobe Bridge CC Adobe InCopy CC

Adobe Dreamweaver CC Adobe InDesign CC

Adobe Edge Animate CC Adobe Media Encoder CC

Adobe Edge Code CC Adobe Muse CC

Adobe Edge Reflow CC Adobe Photoshop CC

Adobe Encore Adobe Photoshop Lightroom

Adobe ExtendScript Toolkit CC Adobe Prelude CC

Adobe Extension Manager CC Adobe Premiere Pro CC

Adobe Fireworks Adobe Scout CC

Adobe Flash Builder Adobe SpeedGrade CC

オプションのバンドル製品 バンドル 1: Adobe Presenter と Captivate

バンドル 2: Adobe Premiere Elements と Photoshop Elements

プログラムの要件

エンロールメント 教育機関および学校法人が EEA のエンロールメントを行う際は、以下の条件を満たす必要があります：

• EEA の条件に同意し、オンラインエンロールメント 3の手続き完了すること。

• アドビから電子メールで EEA エンロールメントの確認通知および EEA 契約番号を受け取ること。

• エンロールメントで指定した教育機関または学校法人に適用される FTE の最低条件を満たすこと。

• 定義した小・中・高等学校または学校法人（所属するすべての小・中・高等学校）について、FTEの対象となる教員および職員を 100％カバーすること。

• 以下の点を明記した上で、EEA 対象製品のタームライセンスをアドビ認定リセラーに注文すること。 o 合計 FTE o エンロールメントの際に選択した EEA 契約期間

対象となる教育機関についての詳細は、「付録」を参照してください。

3 紙の契約書が必要な場合は、PDF 版のエンロールメントフォームを印刷し、署名の上提出することも可能です。

P4 EEA 1.5 プログラムガイド

EEA の契約期間

EEA の契約期間は、アドビがお客様のエンロールメントを承認した日から開始され、この日が発効日となります。

EEA の契約期間終了時には、教育機関は、EEA 契約に規定される終了条項の適用を受けます。

ライセンスタイプ EEA で購入できるライセンスは、タームライセンスとなります。タームライセンスの料金には、EEA 契約の規定にしたがって、EEA 契約期間中における対象製品の機能リリースへのアクセスおよびアップデートも含まれます。

フルタイム従業員相当数（FTE）のカバー

対象となる教員および職員 FTE 数には、年間の勤務時間が 200 時間以上の従業員をすべて含める必要があります。ただし、保守管理、バス運転手、清掃、食堂などの業務に従事する非知識労働者は FTE 数から除外されます。また、次の条件に当てはまる人員は FTE の対象になりません：

• 学生

• 卒業生

• 教育機関の内外を問わず、請負業者として教育機関サービスに携わる従業員（教育機関により直接雇用されていない職員）

• 退職した教員および職員

• 教育機関の会議への出席者

• 来訪者

合計 FTE の計算方法 教育機関の合計 FTE は、下の計算式を用いて算出します。この合計 FTE に基づいて適用されるディスカウントティアが決定します。合計 FTE の計算対象となるのは、常勤の教員および職員（1 ユニット）、非常勤の教員（1/3 ユニット）および非常勤の職員（1/2 ユニット）です。

常勤教員 ＋（非常勤教員 ÷ 3）＋ 常勤職員 ＋（非常勤職員 ÷ 2）＝ 合計 FTE

計算結果の合計 FTE 数に小数点以下の数字が含まれる場合は、小数点以下を切り上げます。例えば、計算結果が 100.5FTE ユニットの場合、合計 FTE は 101 ユニットとなります。

例： EEA の対象となる教育機関の教員および職員の人数構成が、常勤教員 400 人、非常勤教員 300 人、常勤職員 200 人、非常勤職員 100 人の場合、合計 FTE 数は次のように計算されます：

400 ＋（300 ÷ 3）＋ 200 ＋ （100 ÷ 2）＝ 750FTE

バージョン 2.0 P5

ディスカウントティア お客様のディスカウントティアは、教育機関に勤務する常勤および非常勤の全教員と全職員の合計 FTE に基づいて決定します。いずれのディスカウントティアも、対象となる教育機関を 100％カバーする必要があります。また、エンロールメント時に決定したディスカウントディアは、EEA 契約期間中は変動しません。

合計 FTE が 300 に満たない法人であっても、FTE を最低条件の 300 に設定すれば、EEA のエンロールメントが可能です。例えば、学区を管轄する法人の合計 FTE が 257 の場合でも、エンロールメント時に合計 FTE を 300 とし、300FTE 分の注文を提出すれば、EEA プログラムに参加することができます。

ディスカウントティア 教育機関のタイプ FTE の最低条件 FTE のカバー範囲

1 小規模な学校 20 － 69 定義された学校を

100％カバー

2 大規模な学校 70 以上 定義された学校を

100％カバー

3 法人 300 以上 定義された法人に属する

全学校を 100％カバー

補正 EEA の契約期間が 1 年間のお客様は補正の必要はありません。契約期間が 2 年間のお客様は、1 年目の契約応当日までに合計 FTE 数が 5％を超えた場合に、すべての購入製品に対して補正を行う必要があります。

EEA の契約期間中に教育機関の実際の FTE 数が減少しても、ライセンス料金は減額されません。

生徒による使用 EEA に基づいてライセンスを購入した製品は、教育機関が所有（リースを含む）しているコンピューター上でのみ使用することができます。また、13 歳未満の生徒が使用するコンピューターにアドビ製品をインストールする場合には、教育機関が責任を持って、インストール時に、Creative Cloud のオンラインサービスを利用できないように設定する必要があります。アドビ製品を使用する生徒による作為または不作為に関しては、すべて教育機関が責任を負うものとします。

家庭での使用（WAH） EEA プログラムには、家庭での使用（WAH）権は含まれていません。

P6 EEA 1.5 プログラムガイド

注文と導入

初回注文

教育機関は、エンロールメント時または EEA 契約番号の発行から 30 日以内に、すべての注文を直接リセラーに提出する必要があります。

アドビが初回注文の受注処理を完了すると、指定の EEA ライセンス管理担当者に注文確認メールが送付されます。注文確認メールには、注文した製品のシリアル番号を取得する方法などが記載されています。

初回注文が必要条件を満たしていない場合には、注文は受理されず訂正のためお客様に返されます。お客様が 30 日以内に初回注文を訂正し再提出を行なわなかった場合には、アドビからお客様およびエンロールメント時に指定したリセラーに対して、初回注文が提出されていない旨を通知する電子メールが送付されます。それにもかかわらず、45 日以内にお客様が初回注文の条件を満たさなかった場合には、アドビは EEA 契約を一時停止および／または終了することができます。

追加注文 初回注文でオプションの追加バンドル製品を購入しなかった場合、EEA 契約期間中いつでも追加で注文することができます。ただし、オプションの追加バンドル製品の注文数は、エンロールメント時に定義した合計 FTE をカバーする数量でなければなりません。

月割りの料金計算 オプションの追加バンドル製品を EEA 契約期間中に追加で注文する場合、ライセンス料金は、注文日から EEA 契約終了日までの期間に基づいて月割りで計算されます。月割り計算の期間には、追加バンドル製品の注文を提出した月も含まれます。

例： 1 年間の EEA を契約したお客様が、5 ヶ月目に Presenter と Captivate の追加バンドル製品を注文する場合。

リセラーは、LWS から Presenter と Captivate のバンドル製品を合計 FTE 分発注します。EEA契約終了日までの月割り期間とライセンス料金は、LWS 上で自動的に計算されます。この場合、月割り期間は 8 ヶ月となります。

合計 FTE をカバーする Presenter と Captivate のバンドルライセンスが LWS に表示されます。

なお、追加バンドル製品のライセンス使用期間が残りの EEA 契約期間と一致しない場合は、システムが注文を受け付けません。

アドビライセンスウェブサイト（LWS）および Creative Cloud パッケージャー お客様は、LWS（https://licensing.adobe.com/）から、購入履歴、LWS アカウント情報、製品のシリアル番号、契約の満了日など、EEA 契約および EEA でライセンスを購入した製品に関する情報を参照することができます。

バージョン 2.0 P7

https://licensing.adobe.com/

お客様が新規に EEA のエンロールメントを行なうと、指定の EEA ライセンス管理担当者宛てに、LWSアカウントのログイン ID とパスワードを設定する方法などを記載した電子メールが送付され、LWS 上で EEA 契約とライセンスを購入した製品の管理ができるようになります。

エンドユーザーID 番号 EEA のお客様には、固有のエンドユーザーID 番号が発行されます。また、エンドユーザーID 番号を使用して、お客様の注文に関するすべての情報を LWS から参照することができます。エンドユーザーID番号は EEA 契約番号とは別に発行されます。EEA 契約番号が EEA 契約期間に限り有効なのに対して、エンドユーザーID 番号は、契約期間が終了し更新後に新しい契約期間が開始されても、引き続き同じものを使用します。

ESD（電子ソフトウェアダウンロード） EEA でライセンスを購入したすべての製品は、LWS から ESD（電子ソフトウェアダウンロード）を利用することができます。ESD 経由でダウンロード 4できるのは、シリアル番号、Creative Cloud パッケージャーのソフトウェア、および Creative Cloud パッケージャーがサポートしていないアプリケーションです。ESD によるダウンロードで問題が生じた場合には、アドビカスタマーサポートまでお問い合わせください。

LWS からダウンロードを行えるのは、EEA ライセンス管理担当者および注文書に記載された導入先担当者に限られます。ライセンス管理担当者および導入先担当者は、LWS にアクセスし ESD を利用する権利を他のユーザーに割り当てることができます。また、管理者権限を組織内の別の担当者に移譲することも可能です。

シリアル番号 お客様は、LWS からシリアル番号を取得することができます。シリアル番号の使用は、EEA に基づいてライセンスを購入した製品のインストール目的のみに限られます。機能リリースおよびアップデートがあった場合には、その対象製品に対して、新しいシリアル番号が発行されることがあります。なお、シリアル番号は、いかなる場合でも、EEA 契約に規定されるソフトウェアの使用条件または契約期間を超えて使用することはできません。

Creative Cloud パッケージャー EEA で購入したライセンスのソフトウェアをパッケージ化してエンドユーザーに配布する場合には、Creative Cloud パッケージャーを使用する必要があります。Creative Cloud パッケージャーは、ソフトウェアのボリューム導入の際に、Creative Cloud アプリケーションとアップデートを組み合わせたパッケージを作成するためのツールです。IT 管理者は、まず Windows または Mac OS 用パッケージ（MSIまたは PKG ファイル）を作成します。次に、ネイティブインストーラーの展開に対応しているサードパーティ製の展開ツール（Microsoft SCCM、Apple ARD、JAMF Casper Suite など）を使用して、作成したパッケージをクライアントコンピューターに展開します。Windows 用パッケージを作成する場合は、32bit 版と 64bit 版の 2 種類のアプリケーションを利用できます。Creative Cloud パッケージャーについて詳しい情報は、http://helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/packager/creative-cloud-packager.htmlを参照するか、または LWS から EEA の Read-Me ファイルをお読みください。

4製品ごとのダウンロード回数はダウンロードサイトに記録されており、ESD のダウンロード画面にも表示されます。

P8 EEA 1.5 プログラムガイド

http://helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/packager/creative-cloud-packager.htmlhttp://helpx.adobe.com/jp/creative-cloud/packager/creative-cloud-packager.html

Creative Cloud パッケージャーを使用した導入 Creative Cloud パッケージャーを実行するには、エンタープライズ ID を使用してログインし、シリアル番号を入力します。すると、利用可能な Creative Cloud アプリケーションのリストが表示されますので、ライセンス契約に従って、展開パッケージを作成してください。なお、リストの中に、お客様がライセンスを購入していないデスクトップアプリケーションも含まれる場合がありますが、お客様が EEA 契約に基づいてライセンスを購入していないソフトウェア製品またはサービスについては、使用、ダウンロード、またはアクセスすることはできませんのでご注意ください。

作成したパッケージおよびアップデートは、業界標準の展開ツールを使用して対象のコンピューターに安全に展開することができます。

エンドユーザーが導入したアプリケーションを実行および使用する際は、インターネットへのアクセスは必要ありません。ただし、IT 管理者がパッケージを作成するには、インターネットへのアクセスが必要になります。

管理

レポート お客様は、アドビに提出したすべての EEA 注文記録を一覧にまとめた購入履歴レポートを作成することができます。

ライセンス証書 EEA の注文が完了すると、アドビから PDF のライセンス証書が発行されます。ライセンス証書はお客様の LWS アカウントに自動的に掲載されます。お客様は、LWS から EEA でライセンスを購入した製品のシリアル番号を取得することができます。

ポリシー これまで、EEA プログラムの内容について詳しく説明してきましたが、契約条件およびソフトウェア使用規定について、さらに理解を深めていただくためにも、以下の EEA ポリシーをよくお読みください。

ライセンスのダウングレード（旧バージョンの使用） アドビでは、現行バージョンの 1 つ前のバージョンに限り、お客様が現行バージョンライセンスを注文し、その旧バージョンを使用すること（ダウングレード）を認めています。旧バージョンを使用する場合でも、現行バージョンの EULA に規定されているすべてのガイドラインに従う必要があります。なお、旧バージョン製品のメディア、マニュアル類およびサポートについては、提供を終了している場合がありますのであらかじめご了承ください。

クロスランゲージライセンス 特定の言語版として販売されているライセンスは、その言語に限って使用することができます。また、「全言語版」として販売されているライセンスについては、導入する言語をお客様が自由に選択することができます。

バージョン 2.0 P9

例外として、お客様のライセンスに機能リリースへのアクセスが含まれる場合に、現在使用している言語版が新バージョンまたはアップデートで廃番となった場合や、逆に、当初は発売されていなかった自国言語版が新たに追加された場合は、上記の条件は適用されません。こうした場合にどの言語版の使用が認められるかについては、その都度アドビからお客様に通知します。

クロスプラットフォームライセンス Windows 版と Macintosh 版の両方が販売されている製品については、お客様には、Windows 版とMacintosh 版、両方のシリアル番号が発行されます。使用ライセンス数の合計が購入ライセンス数または契約に規定されたライセンス数を上回らない限り、使用するプラットフォームはお客様が自由に選択できます。

ライセンスの譲渡 EEA のカバー対象として規定されている教育機関内であれば、ライセンスの譲渡（TOL）が認められています。EEA でカバーされる教育機関以外への TOL は基本的に認められませんが、教育機関が分割された場合に関しては、アドビの承認を受けてライセンスを譲渡することができます。これ以外の例外的なTOL については、アドビの単独裁量により可否の判断を行ないます。ライセンスを譲渡する場合は、すべてアドビの書面による承認が必要になります。これは、アドビがライセンスの権利を追跡、記録するためです。なお、同一のエンドユーザーID に属する別の導入先への TOL は、一切認められません。

返品 EEA で購入したライセンスを返品できるのは、次の場合に限られます：

• お客様に納品された製品、プラットフォームまたは数量に誤りがあった場合（アドビからの出荷にミスがなく、チャネルパートナーがお客様の注文内容を誤って発注した場合も含まれます）。

• 二重出荷または二重請求があった場合（チャネルパートナーからの二重注文によるもの）。

注文の返品にはアドビの承認が必要です。また、返品リクエストを行えるのは、返品の対象となる元注文の日付から30日以内に限られます。返品リクエストに返品理由を明記した上で、元注文の日付を証明するものを添付してください。注文の一部のみを返品することはできません。返金は、お客様の署名済み破棄証明書がエデュケーションリセラーからアドビに提出された後に行われます（お客様にはアドビから破棄証明書の確認通知が送られます）。

情報の取扱について アドビは、EEA 契約の管理および EEA 契約に基づく義務の履行を目的として、お客様または関連組織（EEA のカバー対象として規定されている教育機関内の別の学校など）の情報を利用することができます。これらの情報は、ワールドワイドのアドビ事業所およびワールドワイドのリセラーの間で、次のような場合に利用されます（ただし、これらの場合に限定されません）：

• EEA 契約番号、エンドユーザーID 番号および EEA ライセンス管理担当者の名前と連絡先など、お客様または関連組織のプログラム情報を、必要な範囲で、プログラム管理に関わるリセラーおよびアドビ事業所で共有する場合（リセラーおよびアドビの所在地を問いません）。

P10 EEA 1.5 プログラムガイド

• アドビが教育機関、教育機関が指定した担当者、または EEA ライセンス管理担当者の氏名および連絡先情報を使用して、該当する担当者にプログラム関連情報を送付する場合。なお、送付する情報には、機能リリースやアップデート、プログラム変更および廃止 SKU の通知などが含まれます（ただし、これらに限定されません）。

リセラー情報

アドビ認定リセラー EEA は、アドビ認定リセラーを通じてワールドワイドで提供されます。EEA の注文は、お客様が指定したアドビ認定リセラーに直接提出します。EEA のライセンス料金は、すべてリセラーが単独で決定します。アドビがお客様への請求金額の決定に関与することはありません。また、同様に、特定の価格設定を保証することもありません。リセラーは、独立した販売業者としてお客様との取引を行ないます（リセラーは、アドビの代理店または関連会社ではありません）。そのため、お客様の EEA 契約番号や適用される EEA のディスカウントティアなどの情報は、お客様自身でリセラーに伝える必要があります。EEA で購入する製品のライセンス料金については、お客様が自由にリセラーと直接交渉することができます。価格、配送および支払い条件などについては、すべてお客様とリセラーの間で決定するものとします。

アドビ認定リセラーとは、教育機関のお客様に対して EEA プログラムを提供する資格を有するリセラーです。お客様は、エンロールメントの際にリセラーを指定することで、アドビがその指定リセラーにお客様のアカウント、エンロールメントおよび注文に関する情報を提供することを承諾したものとみなされます。

リセラーの変更 EEA 契約期間中、お客様は、取引リセラーを自由に選択することができます。ただし、EEA のエンロールメント手続きから初回注文までの間またはその後の追加注文までの間に取引リセラーを変更する場合には、「Change of Reseller」フォームをアドビに提出する必要があります。「Change of Reseller」フォームは、その時点の取引リセラーから入手してください。

さらに詳細な情報 リセラーまたはアドビカスタマーサービスにお問い合わせいただくか、次のサイトをご覧ください： http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/volumelicensing/

バージョン 2.0 P11

http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/volumelicensing/

付録： 対象となる教育機関 アドビ EEA 1.5 プログラムの対象となる教育機関は、以下の条件を満たす小・中・高等学校に限られます。

(a) 対象となる教育機関（ただし、以下の条件ですべての対象教育機関が網羅されるとは限りません）：

（1） 公的機関により正式に認可され、全日課程の授業を行なう公立または私立の小・中・高等学校。

（2） アドビが書面にて個別に承認した指定教育機関

(b) 対象とならない教育機関（ただし、以下の条件ですべての非対象教育機関が網羅されるとは限りません）：

（1） 正式な認可を受けていない学校

（2） 博物館、美術館および図書館

（3） 条件を満たす教育機関が完全に所有していないか、または運営していない病院

（4） 正式な認可を受けた学校ではない教会または他の宗教団体

（5） コンピューターソフトウェアなどの技能訓練コースの認定資格を取得できる職業訓練施設または職業訓練校で、学校として正式な認可を受けていないか、または全日課程による 2 年未満の修学期間を要する学位しか取得できないもの

（6） 学位を取得できない士官学校

（7） 研究所

（8） 公立または私立の大学（コミュニティカレッジ、短期大学、専門学校を含む）

（9） 条件を満たす複数の教育機関で構成される協同組合であっても、構成メンバー同士に組織的な関連がなく、また、協同組合の主な目的が個々の構成メンバーに代わって大量調達／ボリュームライセンス契約を行ない、これを管理することである場合（エンロールメント、書面による契約締結、またはその他の方法による承認など、メンバーが協同組合に参加する方法にかかわらず対象になりません）

(c) アジア太平洋地域の国々（ただし、下の（d）に掲げる東南アジアの国々を除く）

（1） オーストラリア、サモア独立国、クック諸島、フィジー、パプアニューギニア、マーシャル諸島、ソロモン諸島、バングラデシュ、ブータン、インド、ネパール、スリランカ、モンゴル、中華人民共和国（香港特別行政区およびマカオ特別行政区を含む）、台湾（中華民国）、東ティモール民主共和国、北マリアナ諸島、ニュージーランド、パキスタン、大韓民国、およびwww.adobe.com/ap/education/purchasing/qualify.html（またはその後継サイト）で随時アドビが指定する国。なお、上記サイトの内容は、随時変更されることがあります。

（2） 対象となる「教育機関」は、公立または私立を問わず、上記の国々に所在し第３期より前の教育を行う以下の学術機関です：

P12 EEA 1.5 プログラムガイド

http://www.adobe.com/ap/education/purchasing/qualify.html

i. 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、通信教育学校、および神学校のうち、修了証書を取得できる学術コースを提供し、その国における主流の教育課程の一部として認知されているか、またはその国の政府機関／省庁／地方政府から許認可を受けている学校。

ii. 以下の条件を満たす幼稚園などの就学前教育施設 1. 幼児に対する教育サービスを提供することを主な目的とする法人で、 2. 就学前教育プログラムを提供し、 3. 法律に基づいて設立され、その国の教育を管轄する省庁から許認可を受

けているか、またはその国の政府機関／省庁／地方政府が認可した認定機関から許認可を受けていること。

iii. アドビのリーガル部門から特別に書面にて指定および承認された教育施設

（3） 教育機関が上記の条件を満たしている場合でも、アドビの自由裁量により、「EEA の対象となる教育機関」として認められない場合があります。

（4） EEA の対象にならない教育機関には、次の施設が含まれます（ただし、これですべての非対象教育機関が網羅されているわけではありません）

i. トゥイションセンターおよび技能や教養を身につけるためのコースを提供するか、または修了証書を取得できる学校のうち、その国における主流の教育課程の一部として認知されていないもの（コンピューター、職業訓練、学力強化、語学、絵画、音楽など）。

ii. 民営のトレーニングセンター、スキルセンター、レビューセンター、およびエンリッチメントセンター（ただし、特段の定めにより教育機関と認められた場合を除きます）

iii. 学位を取得できない士官学校

(d) 東南アジアの国々

（1） インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム

（2） 対象となる「教育機関」は、以下のとおりです：

i. 幼稚園などの就学前教育施設、小学校、中学校、高等学校（第３期より前の教育を行う学校）、ならびに第３期より前の教育を行う学校に相当する教育コースを提供するか、または修了証書を取得できる特別支援学校、インターナショナルスクールなどの外国人学校、および神学校。国別の「教育機関」の定義は、www.adobe.com/go/education_entity_seasia_eden（またはその後継サイト）に記載されています。なお、上記サイトの内容は、随時変更されることがあります。

ii. アドビのリーガル部門から特別に書面にて指定および承認された教育施設

（3） 教育機関が上記の条件を満たしている場合でも、アドビの自由裁量により、「EEA の対象となる教育機関」として認められない場合があります。

（4） EEA の対象にならない教育機関には、次の施設が含まれます（ただし、これですべての非対象教育機関が網羅されているわけではありません）

バージョン 2.0 P13

http://www.adobe.com/go/education_entity_seasia_eden

i. 幼児の保育施設（ただし、保育施設が幼稚園の教育プログラムも提供している場合を除きます）

ii. スキルセンター、エンリッチメントセンター、トゥイションセンター、エデュケーションセンター、通信教育学校、および技能や教養を身につけるためのコースを提供するか、または修了証書を取得できるその他の学校（コンピューター、職業訓練、学力強化、語学、絵画、音楽など）。

iii. 学位を取得できない士官学校

(e) 日本

（1） 学校教育法に規定される以下の教育機関 i. 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校（※1）および幼稚園

※1 特別支援学校とは、学校教育方第 72 条に規定された、視覚障害者、聴覚

障害者、知的障害者、肢体不自由者又は病弱者（身体虚弱者を含む。以

下同じ。）に対して、幼稚園、小学校、中学校又は高等学校に準ずる教

育を施すとともに、障害による学習上又は生活上の困難を克服し自立を

図るために必要な知識技能を授けることを目的とする学校を指します。

（2） その他の教育機関 i. 地方教育行政の組織および運営に関する法律に規定された教育委員会および

教育機関（※2） ii. 文部科学省が所管する独立行政法人のうち教員研修センターなど教育を目的

とした機関

※2 地方教育行政の組織および運営に関する法律第２条に規定された教育委員

会および同第 30 条に規定された教育センター、教育研究所などの教育機

関を指します。

（3） アドビアイルランドが別途承認するその他の教育機関 i. 上記にかかわらず、アドビの単独裁量により、教育機関として認められない

と判断され、書面によりその旨が通知された場合、その教育機関は、通知の日付以降、EEA 契約に基づく教育機関とはみなされないものとします。

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2014 年 4 月

P14 EEA 1.5 プログラムガイド

http://aad.i-office.ne.jp/academic/detail.html%23notes1

教育機関向け年間プログラム（EEA）の概要プログラムのメリット対象製品Creative Cloudアプリケーションオプションのバンドル製品

プログラムの要件エンロールメントEEAの契約期間ライセンスタイプフルタイム従業員相当数（FTE）のカバー対象となる教員および職員合計FTEの計算方法

ディスカウントティア補正生徒による使用家庭での使用（WAH）

注文と導入初回注文追加注文月割りの料金計算

アドビライセンスウェブサイト（LWS）および Creative Cloud パッケージャーエンドユーザーID番号ESD（電子ソフトウェアダウンロード）シリアル番号Creative Cloud パッケージャーCreative Cloud パッケージャーを使用した導入

管理レポートライセンス証書ポリシーライセンスのダウングレード（旧バージョンの使用）クロスランゲージライセンスクロスプラットフォームライセンスライセンスの譲渡

返品情報の取扱についてリセラー情報アドビ認定リセラーリセラーの変更

さらに詳細な情報

付録： 対象となる教育機関