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Akai Vx600

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過去に所有しSVC-350同様に金欠からドナドナとなったMIDI対応国産アナログ・シンセの隠れた超銘器、AKAI-VX600 です、この機種は他に類を見ない(当時は)、マルティ・ティンバー・マルティプル・アウトプット、つまり個別VCO出力を演奏状態で個別アナログ出力可能な特徴があり、もちろんVCOへアサインする各種モジュレーター情報を細かく調整できました、音質的にもオーディオ・テイスト溢れる電子楽器といった感があり、当時の主流であったYAMAHAとは異なる、個人的には超すきすきサウンドです、当時のシンセ事情からは価格的に高価なものでしたが、自身は在庫処分で4割引き位で購入できたので大満足のシンセで、デザイン以外に注文がありません、自身はARPの贋作デザインでこの内容であればARPのOEMを含め大ヒットした気がしてならない銘器です、脱線しますが、過去にNSDAP、Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei と言った強烈極まる名称を冠した高音質高性能DACチップがあり、ここでの NSDAP の本当の意味は、Niigata Seimitsu Digital Audio Processor ですが、メーカー担当者は、絶対に上記タブー版NSDAPの意味を重複させ強烈さを出そうと考えたに違いありません、このDACチップは自身も良いと思っていましたが、NSDAP の名称が災いしたのか、時の流れに粛清されてしまいました、あくまでも想像なのですが、この VX600シンセ に冠したVX とはナチスが開発し乱用したVXガスに由来するのではないでしょうか?VX600 が短命であった真の理由は、実力が無いシンセだからでは無く、VXの名称が災いした気がしてならないのです、アブナイと言ってしまえば、その通りです、 となりますが、VX600 を実際に演奏し、もしくはシンセ・オタクと化して触りまくれば、VX600 が持つアブナイ空気でショック死すると言っても言い過ぎではない程、音が良く面白いシンセです、VX600 の大きな特徴である マルティ・ティンバー・マルティプル・アウトプット はサラウンド音響やマルチチャンネル・ホーム・オーディオが普及した21世紀においては音源制作のプロから再評価されるべき機能です、やはりAKAI VX600 はその登場自体が20年早すぎた悲劇の銘器であった気がしてならないのです、タイドに乗った登場であればARP以上の評価を得られた(デザインが異なれば)と自身は断言できる機能の先進性と、ライブ演奏で実力を発揮する優れたユーザー・インターフェイスにより左右を固めたAKAI入魂のアナログ・シンセであった気がするのです、なお、見かけからの実力は POLY800 程度と誤解される方が多い機種ですが、音作りの可能性は MOOG MODULAR に勝るとも劣らぬと言える機種の為、激安中古を海外オークションで探す事がありますが、やはり真実を知っている人は知っている、と言った感で高値がつく事がお約束になっています、このページをご覧頂く若い方でもし VX600 を手にする機会があれば、是非ライブで使ってみて下さい、自身はARPと言う大昔のシンセの大ファンなのですがこのシンセはピッチが安定せず(オリジナルMINI MOOGより悪いです)、先人はどうやってライブ演奏に使ったのか不思議な程ピッチが安定しません(壊れている訳ではありません)、しかし VX600 は上記ARPが持つテイストを100%再現可能でありながら MOOG MODULAR に勝るとも劣らぬと言える音色の幅を持ち、それらをプリセットできますのでデザインの好き嫌いを考えなければ、一度使えば死ぬまで忘れない強烈な個性があります、なお、このマニュアルは自身の別投稿にて紹介の無償マニュアル入手サイトからダウンロードしています、

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