44
アニュアルレポート 2016年3月期 ANNUAL REPORT 2016

ANNUAL REPORT 2016 - NTT都市開発*2 フォワードストローク:P14、P15、P17、P25 エスエス東京支店:P25、P38 (撮影) ※完成予想CGは現在の計画段階のイメージであり、今後の協議により変更

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

**2

フォワードストローク:P14、P15、P17、P25エスエス東京支店:P25、P38

(撮影)

※完成予想CGは現在の計画段階のイメージであり、今後の協議により変更の可能性があります。

※記載されている内容は2016年11月末時点での情報です。

〒101-0021 東京都千代田区外神田四丁目14番1号 秋葉原UDXTEL: (03)6811-6300(代表)URL: https://www.nttud.co.jp/

アニュアルレポート 2016年3月期

ANNUAL REPORT 2016

アニュアルレポート 2016

アニュアルレポート 2016

歩み

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

20152014201320122011201020092008200720062005200420032002200120001999199819971996199519941993199219911990198919881987

住宅分譲事業に参入し、総合不動産ディベロッパーに

株式を上場し、強化した財務基盤で、グローバルにも展開

累計開発面積

アーバンネット大手町ビル

竣工

大手町ファーストスクエア

竣工

住宅分譲事業参入

東証一部上場

グローバル事業参入

J-REITに参画

1990

19972000

2004 2009

2010

目次

NTT都市開発について 02

歩み 02

使命 03

価値創造プロセス 04

ステークホルダー 05

中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWNプロジェクト 19

事例3 リノベーション分譲事業 20

財務ハイライト 21

時代を読み、新しい未来を見つめ、都市の発展に貢献する事業に挑戦しています

住宅(賃貸)

商業

オフィス

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

主要財務データ 39

セグメント別業績 41

会社情報 42

01

02

アニュアルレポート 2016

アニュアルレポート 2016

歩み

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

20152014201320122011201020092008200720062005200420032002200120001999199819971996199519941993199219911990198919881987

住宅分譲事業に参入し、総合不動産ディベロッパーに

株式を上場し、強化した財務基盤で、グローバルにも展開

累計開発面積

アーバンネット大手町ビル

竣工

大手町ファーストスクエア

竣工

住宅分譲事業参入

東証一部上場

グローバル事業参入

J-REITに参画

1990

19972000

2004 2009

2010

目次

NTT都市開発について 02

歩み 02

使命 03

価値創造プロセス 04

ステークホルダー 05

中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWNプロジェクト 19

事例3 リノベーション分譲事業 20

財務ハイライト 21

時代を読み、新しい未来を見つめ、都市の発展に貢献する事業に挑戦しています

住宅(賃貸)

商業

オフィス

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

主要財務データ 39

セグメント別業績 41

会社情報 42

01

02

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

価値創造プロセス

アニュアルレポート 2016

ミッション・ステートメント

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

都心オフィスエリアの活性化

高齢者とその家族が安心して

住める暮らし

快適な滞在を求める訪日外国人への

もてなし

個性を引き継ぎ、発展し続ける都市の形成

・ ミッションクリティカルな通信施設を手がけてきた技術

・ 大手町を中心とした豊富で優良なアセット

・ 新しいテクノロジーを活用してオフィスや住まいをより安全で快適にする提案

・ NTTグループの信用力に裏付けられた強固な財務基盤

快適な空間と賑わいの創出

自然環境保全・配慮の推進

多様性を尊重した職場づくり

健全な事業活動

ステークホルダーとのコミュニケーション

信頼を象徴するブルーは、お客様への誠実な姿勢の証です。

透明感あふれる多面体のフォルムは、未来を見据えた革新的なまちづくりと、

人々の輝く笑顔を表現しています。

設立30周年を機に、コーポレートシンボルを一新いたしました。

これまでの信頼と実績をベースに、より一層、付加価値の高い

不動産サービスの創出に向け、進んでまいります。

Blue Crystal誠実と革新の結晶

NTTグループとしてのポテンシャル、信用力を発揮し、社会課題を解決する新たな価値を創造します

オフィス事業

事業

NTT都市開発の強み

社会課題を解決する提供価値

商業事業

住宅事業

グローバル事業

CSRテーマ

誠実に、革新的に街を、心を、つないでいく

私たちは、

不動産サービスの提供を通じて、未来が見えるまちづくりに貢献するとともに、

お客様や地域社会の人々が満足し、

笑顔になっていただくことに最大の価値を見出します

そのために、

社会やお客様ニーズの変化を捉える感性を磨くとともに、

お客様志向を徹底し、

新たなサービスの創出に向け、

全社員が誠実に失敗を恐れず、チャレンジし続けることを約束致します

チャレンジの源泉は、

社員相互が尊重しあい、自由・活発な意見を述べることが出来る社風にあると認識し、

全社員が笑顔で仕事に取り組みます

UD Statement

企業理念

04

03

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

価値創造プロセス

アニュアルレポート 2016

ミッション・ステートメント

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

都心オフィスエリアの活性化

高齢者とその家族が安心して

住める暮らし

快適な滞在を求める訪日外国人への

もてなし

個性を引き継ぎ、発展し続ける都市の形成

・ ミッションクリティカルな通信施設を手がけてきた技術

・ 大手町を中心とした豊富で優良なアセット

・ 新しいテクノロジーを活用してオフィスや住まいをより安全で快適にする提案

・ NTTグループの信用力に裏付けられた強固な財務基盤

快適な空間と賑わいの創出

自然環境保全・配慮の推進

多様性を尊重した職場づくり

健全な事業活動

ステークホルダーとのコミュニケーション

信頼を象徴するブルーは、お客様への誠実な姿勢の証です。

透明感あふれる多面体のフォルムは、未来を見据えた革新的なまちづくりと、

人々の輝く笑顔を表現しています。

設立30周年を機に、コーポレートシンボルを一新いたしました。

これまでの信頼と実績をベースに、より一層、付加価値の高い

不動産サービスの創出に向け、進んでまいります。

Blue Crystal誠実と革新の結晶

NTTグループとしてのポテンシャル、信用力を発揮し、社会課題を解決する新たな価値を創造します

オフィス事業

事業

NTT都市開発の強み

社会課題を解決する提供価値

商業事業

住宅事業

グローバル事業

CSRテーマ

誠実に、革新的に街を、心を、つないでいく

私たちは、

不動産サービスの提供を通じて、未来が見えるまちづくりに貢献するとともに、

お客様や地域社会の人々が満足し、

笑顔になっていただくことに最大の価値を見出します

そのために、

社会やお客様ニーズの変化を捉える感性を磨くとともに、

お客様志向を徹底し、

新たなサービスの創出に向け、

全社員が誠実に失敗を恐れず、チャレンジし続けることを約束致します

チャレンジの源泉は、

社員相互が尊重しあい、自由・活発な意見を述べることが出来る社風にあると認識し、

全社員が笑顔で仕事に取り組みます

UD Statement

企業理念

04

03

アニュアルレポート 2016

ステークホルダー

アニュアルレポート 2016

中期ビジョン2018

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

2006 2007 2008 2009 2010 201320122011 2014 2015

2006/3 2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2013/32012/32011/3 2014/3 2015/3

2006 2007 2008 2009 2010 201320122011 2014 2015

127,110

5,917

19,737

出典:総務省統計局

出典:内閣府

出典:日本政府観光局(JNTO)

(千人)

(年)

(年)

グループ社員数800名(連結)

社会・街の発展をともに推進開発への理解、協力

お客様満足の最大化信頼関係の構築

健全な市場活性化に寄与し、業界の発展に貢献

長期かつ安定的な利益還元

企業へのロイヤリティ社員満足度向上

株主数12,470名

お客様・マーケット志向の徹底 お客様ニーズを的確に捉え、これまで培ったノウハウを最大限に活かし、ハード面・ソフト面でお客様の期待に応える不動産ソリューション

イノベーションの追求 既存の枠組みに捉われず、柔軟な思考に基づいて事業を推進するとともに、業務運営体制を整備し、中長期的な成長に向けて取り組む

幅広いステークホルダーとの信頼関係の維持・発展をめざします

お客様

社員

取引先、他事業者

社会

市況データ 中期ビジョン2018

基本方針 中期戦略 財務目標等2018年度

日本の人口推計

(千人)高齢者における要介護者の推計

(千人)訪日外国人旅行者の推計

営業収益

2,000億円

営業利益

300億円

都心エリアにおけるオフィスビル開発複合開発へシフト

物件活用の多様化コンバージョンリノベーションリートの活用

普遍的な価値を持つホテルの開発

サービス付き高齢者向け住宅の開発

海外へのポートフォリオ分散

NTTグループCREへの取り組み

株主・投資家

市況ニーズを的確に捉え、中長期的な成長に向けて取り組みます

投資額

(2014~2018年度累計)

3,600 億円程度

有利子負債

(2018年度末時点)

5,000 億円程度

05

06

アニュアルレポート 2016

ステークホルダー

アニュアルレポート 2016

中期ビジョン2018

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

 歩み 02

 ミッション・ステートメント 03

 価値創造プロセス 04

 ステークホルダー 05

 中期ビジョン2018 06

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

2006 2007 2008 2009 2010 201320122011 2014 2015

2006/3 2007/3 2008/3 2009/3 2010/3 2013/32012/32011/3 2014/3 2015/3

2006 2007 2008 2009 2010 201320122011 2014 2015

127,110

5,917

19,737

出典:総務省統計局

出典:内閣府

出典:日本政府観光局(JNTO)

(千人)

(年)

(年)

グループ社員数800名(連結)

社会・街の発展をともに推進開発への理解、協力

お客様満足の最大化信頼関係の構築

健全な市場活性化に寄与し、業界の発展に貢献

長期かつ安定的な利益還元

企業へのロイヤリティ社員満足度向上

株主数12,470名

お客様・マーケット志向の徹底 お客様ニーズを的確に捉え、これまで培ったノウハウを最大限に活かし、ハード面・ソフト面でお客様の期待に応える不動産ソリューション

イノベーションの追求 既存の枠組みに捉われず、柔軟な思考に基づいて事業を推進するとともに、業務運営体制を整備し、中長期的な成長に向けて取り組む

幅広いステークホルダーとの信頼関係の維持・発展をめざします

お客様

社員

取引先、他事業者

社会

市況データ 中期ビジョン2018

基本方針 中期戦略 財務目標等2018年度

日本の人口推計

(千人)高齢者における要介護者の推計

(千人)訪日外国人旅行者の推計

営業収益

2,000億円

営業利益

300億円

都心エリアにおけるオフィスビル開発複合開発へシフト

物件活用の多様化コンバージョンリノベーションリートの活用

普遍的な価値を持つホテルの開発

サービス付き高齢者向け住宅の開発

海外へのポートフォリオ分散

NTTグループCREへの取り組み

株主・投資家

市況ニーズを的確に捉え、中長期的な成長に向けて取り組みます

投資額

(2014~2018年度累計)

3,600 億円程度

有利子負債

(2018年度末時点)

5,000 億円程度

05

06

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発株式会社代表取締役社長

牧 貞夫

当社は1986年にNTTグループの総合不動産会社として設立され、2016年

1月に30周年を迎えました。不動産業界では比較的後発で、規模も中堅程度の

当社が、競争の激しいこの業界で事業を行うには、公共性の高いNTTグループ

の一員であるという社会的信用度の高さが、用地取得時の信用力、資金調達力

等において大きなメリットでした。

当社は大手町を中心とした一等地にオフィスビルなどを開発し、賃貸すること

から事業を拡大してきており、そういった優良な資産を保有していること、また、

ICT技術をベースにした新しいテクノロジーを活用してオフィスや住まいをより

安全で快適にする提案ができることも、他社にはないアドバンテージであり、開

発案件の付加価値向上に大きく寄与しています。

少子高齢化の進展によって人口減少社会を迎え、国内の不動産市場を取り巻

く環境が厳しさを増すなか、これまで通りのビジネスを漫然と続けるだけでは生

き残っていけないと言う危機感を抱いています。

物がなかった時代には、ただ作ればそれだけで喜ばれましたが、物があふれて

いる現在ではそれだけでは通用しません。これまでのようなハード中心の時代

は終わりを告げ、ハードとソフト、さらにはコンテンツを含め、より幅広い側面から

の価値創造が求められる時代となっています。私たちはこうした認識のもと、お

客様が求めるもの、社会が求めるものを創造しなければなりません。そのために

は、お客様のニーズに寄り添う“誠実さ”と、前例に頼ることなく未知のまちづくり

に挑む“革新性”が必要です。

2014年6月に新たなコーポレートスローガン「誠実に、革新的に」を策定した

のも、そうした危機感の現れと言えます。このスローガンのもと、すべての事業

領域において抜本的な変革を進めてきましたが、その意志を社内外に改めて

示すため、この度、新たなコーポレートシンボルを発表しました。

スローガンやシンボルに込めた想いを従業員一人ひとりが意識し、他社の

後追いではなく自分たちにしかできないまちづくりに注力していく。この姿勢を

徹底することで、大小多様な不動産会社のなかでも他にはないユニークな存在

として、規模の競争や価格競争に巻き込まれることなく安定した成長を続けて

いきます。

NTT都市開発の優位性

豊富で優良なアセット

社会的な信用度用地取得やファイナンス上の優位性

不動産の付加価値向上

恵まれた開発リソース

ICT分野の知見・ノウハウ

あらゆる事業領域で「誠実に、革新的に」を徹底し、お客様や社会の求める価値を創出していきます

不動産業界における貴社の強みは?NTTグループの一員であることは、さまざまな面で強みとなっています。

AQ

今後の成長戦略について教えてください。ハードだけでなく、ソフトやコンテンツも含めた価値創造を追求することで、競争が激化する不動産市場で独自の存在感を発揮していきます。

AQ

07

08

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発株式会社代表取締役社長

牧 貞夫

当社は1986年にNTTグループの総合不動産会社として設立され、2016年

1月に30周年を迎えました。不動産業界では比較的後発で、規模も中堅程度の

当社が、競争の激しいこの業界で事業を行うには、公共性の高いNTTグループ

の一員であるという社会的信用度の高さが、用地取得時の信用力、資金調達力

等において大きなメリットでした。

当社は大手町を中心とした一等地にオフィスビルなどを開発し、賃貸すること

から事業を拡大してきており、そういった優良な資産を保有していること、また、

ICT技術をベースにした新しいテクノロジーを活用してオフィスや住まいをより

安全で快適にする提案ができることも、他社にはないアドバンテージであり、開

発案件の付加価値向上に大きく寄与しています。

少子高齢化の進展によって人口減少社会を迎え、国内の不動産市場を取り巻

く環境が厳しさを増すなか、これまで通りのビジネスを漫然と続けるだけでは生

き残っていけないと言う危機感を抱いています。

物がなかった時代には、ただ作ればそれだけで喜ばれましたが、物があふれて

いる現在ではそれだけでは通用しません。これまでのようなハード中心の時代

は終わりを告げ、ハードとソフト、さらにはコンテンツを含め、より幅広い側面から

の価値創造が求められる時代となっています。私たちはこうした認識のもと、お

客様が求めるもの、社会が求めるものを創造しなければなりません。そのために

は、お客様のニーズに寄り添う“誠実さ”と、前例に頼ることなく未知のまちづくり

に挑む“革新性”が必要です。

2014年6月に新たなコーポレートスローガン「誠実に、革新的に」を策定した

のも、そうした危機感の現れと言えます。このスローガンのもと、すべての事業

領域において抜本的な変革を進めてきましたが、その意志を社内外に改めて

示すため、この度、新たなコーポレートシンボルを発表しました。

スローガンやシンボルに込めた想いを従業員一人ひとりが意識し、他社の

後追いではなく自分たちにしかできないまちづくりに注力していく。この姿勢を

徹底することで、大小多様な不動産会社のなかでも他にはないユニークな存在

として、規模の競争や価格競争に巻き込まれることなく安定した成長を続けて

いきます。

NTT都市開発の優位性

豊富で優良なアセット

社会的な信用度用地取得やファイナンス上の優位性

不動産の付加価値向上

恵まれた開発リソース

ICT分野の知見・ノウハウ

あらゆる事業領域で「誠実に、革新的に」を徹底し、お客様や社会の求める価値を創出していきます

不動産業界における貴社の強みは?NTTグループの一員であることは、さまざまな面で強みとなっています。

AQ

今後の成長戦略について教えてください。ハードだけでなく、ソフトやコンテンツも含めた価値創造を追求することで、競争が激化する不動産市場で独自の存在感を発揮していきます。

AQ

07

08

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

※各プロジェクトは計画段階にあり、今後変更になる可能性があります。※大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 A棟の略称

ICTを駆使した新しいワークスタイルの創出

複合開発案件へ

高付加価値化の追求現地パートナーの開拓と

海外ノウハウの蓄積

ノウハウの共有・水平展開サービス付き高齢者向け住宅へ

当社は現在、2018年度に向けた中期経営計画「中期ビジョン2018」を推進し

ています。この計画は「お客様・マーケット志向の徹底」と「イノベーションの追求」

を基本戦略に、各事業においてさまざまな改革を進めることで、営業収益2,000

億円、営業利益300億円の達成をめざすものです。

2015年度もこの計画を着実に推進し、営業利益については前倒しで目標を

達成することができました。但し、これは物件売却益も含んでおり、こうした一過

性の利益に頼らず、定常的に300億円の営業利益を出せる企業にしていくこと

が中期経営計画の目的です。

そのためには、新しい収益源を確保し、ポートフォリオを多様化させることが欠

かせません。従来の主力であったオフィスに加えて、ホテルなど商業施設の拡大

を図ってきたのも、海外主要都市での資産獲得に注力しているのも、その一環

です。今後もこうした多様化を進めるとともに、幅広い施設を開発・運用するな

かで培ったノウハウを組み合わせて、オフィス+ホテル、住宅+商業施設といった

複合開発物件や、オフィスから住宅へのコンバージョンなど、新しい領域にも積

極的に取り組んでいきます。

また、日本全国に保有する資産を棚卸し、コア資産、準コア資産、ノンコア資産

に分類しています。今後はこの分類を踏まえて、自社での保有・活用だけでなく、

J-REITや私募REITへの売却を含めて、メリハリをつけたポートフォリオマネジメ

ントを進めることで、バランスシートの最適化を図っていきます。

ポートフォリオの多様化と各事業の方向性

開発パイプライン

インバウンド対応の強化

大手町2-1プロジェクト※ 約202,000m2(A棟全体)

約35,900m2

約20,808m2

約40,000m2

約100,000sqf

約138,000sqf

約106,000sqf

竣工

竣工

竣工

竣工

開業着工

箱根開業

開業

開業

竣工

開業着工

開業着工

着工

2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度~

新橋一丁目プロジェクト

ユニバーサルシティ駅前プロジェクト

滞在型スモールラグジュアリーホテルプロジェクト

沖縄瀬良垣プロジェクト

元 清水小学校利活用プロジェクト

新風館再開発プロジェクト

原宿駅前プロジェクト

NTTグループと連携したサービス付き高齢者向け住宅

マンションリノベーション事業

125 West 25th Street (ニューヨーク)

1 King William Street (ロンドン)

1015 18th Street (ワシントンD.C.)

南青山プロジェクト

NTTグループCRE

新橋駅西口プロジェクト

神田駅西口プロジェクト

ホテル・リゾート領域へ

中期経営計画の進捗と、目標達成への取り組みについて教えてください。

ポートフォリオの多様化によって安定した成長を実現するとともに、そこで得られた幅広いノウハウを結集して複合開発物件に注力します。

A

Q

国内事業

オフィス事業

開発プロジェクト 延床面積

商業事業・ホテル・リゾート事業

住宅事業

グローバル事業

再開発事業等

商業事業 オフィス事業 住宅事業 グローバル事業

10

09

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

※各プロジェクトは計画段階にあり、今後変更になる可能性があります。※大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業 A棟の略称

ICTを駆使した新しいワークスタイルの創出

複合開発案件へ

高付加価値化の追求現地パートナーの開拓と

海外ノウハウの蓄積

ノウハウの共有・水平展開サービス付き高齢者向け住宅へ

当社は現在、2018年度に向けた中期経営計画「中期ビジョン2018」を推進し

ています。この計画は「お客様・マーケット志向の徹底」と「イノベーションの追求」

を基本戦略に、各事業においてさまざまな改革を進めることで、営業収益2,000

億円、営業利益300億円の達成をめざすものです。

2015年度もこの計画を着実に推進し、営業利益については前倒しで目標を

達成することができました。但し、これは物件売却益も含んでおり、こうした一過

性の利益に頼らず、定常的に300億円の営業利益を出せる企業にしていくこと

が中期経営計画の目的です。

そのためには、新しい収益源を確保し、ポートフォリオを多様化させることが欠

かせません。従来の主力であったオフィスに加えて、ホテルなど商業施設の拡大

を図ってきたのも、海外主要都市での資産獲得に注力しているのも、その一環

です。今後もこうした多様化を進めるとともに、幅広い施設を開発・運用するな

かで培ったノウハウを組み合わせて、オフィス+ホテル、住宅+商業施設といった

複合開発物件や、オフィスから住宅へのコンバージョンなど、新しい領域にも積

極的に取り組んでいきます。

また、日本全国に保有する資産を棚卸し、コア資産、準コア資産、ノンコア資産

に分類しています。今後はこの分類を踏まえて、自社での保有・活用だけでなく、

J-REITや私募REITへの売却を含めて、メリハリをつけたポートフォリオマネジメ

ントを進めることで、バランスシートの最適化を図っていきます。

ポートフォリオの多様化と各事業の方向性

開発パイプライン

インバウンド対応の強化

大手町2-1プロジェクト※ 約202,000m2(A棟全体)

約35,900m2

約20,808m2

約40,000m2

約100,000sqf

約138,000sqf

約106,000sqf

竣工

竣工

竣工

竣工

開業着工

箱根開業

開業

開業

竣工

開業着工

開業着工

着工

2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度~

新橋一丁目プロジェクト

ユニバーサルシティ駅前プロジェクト

滞在型スモールラグジュアリーホテルプロジェクト

沖縄瀬良垣プロジェクト

元 清水小学校利活用プロジェクト

新風館再開発プロジェクト

原宿駅前プロジェクト

NTTグループと連携したサービス付き高齢者向け住宅

マンションリノベーション事業

125 West 25th Street (ニューヨーク)

1 King William Street (ロンドン)

1015 18th Street (ワシントンD.C.)

南青山プロジェクト

NTTグループCRE

新橋駅西口プロジェクト

神田駅西口プロジェクト

ホテル・リゾート領域へ

中期経営計画の進捗と、目標達成への取り組みについて教えてください。

ポートフォリオの多様化によって安定した成長を実現するとともに、そこで得られた幅広いノウハウを結集して複合開発物件に注力します。

A

Q

国内事業

オフィス事業

開発プロジェクト 延床面積

商業事業・ホテル・リゾート事業

住宅事業

グローバル事業

再開発事業等

商業事業 オフィス事業 住宅事業 グローバル事業

10

09

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

● 災害時の インフラ整備● イベント協力● 屋上緑化などの

環境保全技術

● プロジェクトの企画● サ高住の運営● 介護事業所の出店

● 遊休不動産の利活用● 事業主(建築主)● プロジェクトの企画

● 建物管理

NTTグループのシナジー

「つなぐTOWN」NTTグループフォーメーション

近年では、ICTの急激な進化にともない、NTTグループ自体が大きな過渡期

を迎えています。例えば、従来の固定電話向けの通信施設が不要になりつつあ

るなか、その施設や土地をどう有効活用していくかがグループ経営上の重要

課題となっています。当社はグループ内の総合不動産会社として、グループ

CRE(企業不動産:Corporate Real Estate)戦略実現のために、様々な提案を

していきます。例えば、NTTグループの社宅跡地で、分譲マンションとサービス

付き高齢者向け住宅を隣接地で同時開発する「つなぐTOWNプロジェクト」を

行っています。

こうしたグループ不動産を再開発するうえでは、長きにわたって築き上げた

地域社会との信頼関係を大切にし、自らの土地・施設だけでなく、地域全体の

価値向上につながる“まちづくり”の視点が不可欠です。その地域固有の歴史

や文化を尊重し、景観との調和を図るなど、住む人や訪れる人の目線に立って

最適な提案をすることで、その街の一員として、街とともに発展していけると考

えています。

お客様や社会の求める価値を生み出していくためには、その源泉となる従業

員一人ひとりの創造性を高めていく必要があると考えています。そのため、シス

テム化できる仕事は積極的に効率化し、その分、よりクリエイティブな仕事に注

力できる環境づくりを進めています。

加えて重視しているのがダイバーシティ、すなわち人材の多様化です。ダイ

バーシティというと性差だけが注目されがちですが、国籍や言語、専門など、幅

広い意味での多様性を尊重し、融合を図ることがこれまでにない新しい価値の

創造につながります。

その実現のため、東京大学とのコラボレーションによる人の流れの解析に

基づく新たな都市計画の研究や、国内外の大学院や研究機関への派遣、海外の

プロジェクトへの若手社員の積極的な登用など、社員に多様な経験ができる

機会を提供しています。

幅広い経験を積んだ人材が、部門の壁を超えて活発に交流することで、見た

ことのないような化学反応を起こすことを期待しています。

つなぐTOWNプロジェクト ウエリス武蔵野関町NTTグループのシナジーを活かし、分譲マンションとサービス付き高齢者向け住宅を隣接地で同時開発する「つなぐTOWNプロジェクト」に取り組んでいます。詳細はP19の特集をご覧ください。

2015年度にはダイバーシティ推進室を事務局として「働き方改革プロジェクト」を立ち上げ、社内のトライアルチームにおいて働き方の見直しを行いました。2016年度も引き続き実施しています。

当社は2016年1月に「イクボス企業同盟」に加盟しました。「イクボス」とは、部下やスタッフのワーク・ライフ・バランスを考えながら、業績面でも結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のことです。

NTTグループの一員としての今後の取り組み方針をお聞かせください。

グループのCRE戦略の一員としての役割を果たしながら、グループ最適、さらには周辺地域の皆様にとっても最適なまちづくりを追求していきます。

A

Q

これまで伺った戦略を実現するうえで、どのような組織づくりを進めていますか?

多様性をもった従業員を育成するとともに、働き方改革に取り組んでいます。

A

Q

働き方改革プロジェクト 「イクボス企業同盟」に加盟

Topics

12

11

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

アニュアルレポート 2016

社長メッセージ

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

● 災害時の インフラ整備● イベント協力● 屋上緑化などの

環境保全技術

● プロジェクトの企画● サ高住の運営● 介護事業所の出店

● 遊休不動産の利活用● 事業主(建築主)● プロジェクトの企画

● 建物管理

NTTグループのシナジー

「つなぐTOWN」NTTグループフォーメーション

近年では、ICTの急激な進化にともない、NTTグループ自体が大きな過渡期

を迎えています。例えば、従来の固定電話向けの通信施設が不要になりつつあ

るなか、その施設や土地をどう有効活用していくかがグループ経営上の重要

課題となっています。当社はグループ内の総合不動産会社として、グループ

CRE(企業不動産:Corporate Real Estate)戦略実現のために、様々な提案を

していきます。例えば、NTTグループの社宅跡地で、分譲マンションとサービス

付き高齢者向け住宅を隣接地で同時開発する「つなぐTOWNプロジェクト」を

行っています。

こうしたグループ不動産を再開発するうえでは、長きにわたって築き上げた

地域社会との信頼関係を大切にし、自らの土地・施設だけでなく、地域全体の

価値向上につながる“まちづくり”の視点が不可欠です。その地域固有の歴史

や文化を尊重し、景観との調和を図るなど、住む人や訪れる人の目線に立って

最適な提案をすることで、その街の一員として、街とともに発展していけると考

えています。

お客様や社会の求める価値を生み出していくためには、その源泉となる従業

員一人ひとりの創造性を高めていく必要があると考えています。そのため、シス

テム化できる仕事は積極的に効率化し、その分、よりクリエイティブな仕事に注

力できる環境づくりを進めています。

加えて重視しているのがダイバーシティ、すなわち人材の多様化です。ダイ

バーシティというと性差だけが注目されがちですが、国籍や言語、専門など、幅

広い意味での多様性を尊重し、融合を図ることがこれまでにない新しい価値の

創造につながります。

その実現のため、東京大学とのコラボレーションによる人の流れの解析に

基づく新たな都市計画の研究や、国内外の大学院や研究機関への派遣、海外の

プロジェクトへの若手社員の積極的な登用など、社員に多様な経験ができる

機会を提供しています。

幅広い経験を積んだ人材が、部門の壁を超えて活発に交流することで、見た

ことのないような化学反応を起こすことを期待しています。

つなぐTOWNプロジェクト ウエリス武蔵野関町NTTグループのシナジーを活かし、分譲マンションとサービス付き高齢者向け住宅を隣接地で同時開発する「つなぐTOWNプロジェクト」に取り組んでいます。詳細はP19の特集をご覧ください。

2015年度にはダイバーシティ推進室を事務局として「働き方改革プロジェクト」を立ち上げ、社内のトライアルチームにおいて働き方の見直しを行いました。2016年度も引き続き実施しています。

当社は2016年1月に「イクボス企業同盟」に加盟しました。「イクボス」とは、部下やスタッフのワーク・ライフ・バランスを考えながら、業績面でも結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のことです。

NTTグループの一員としての今後の取り組み方針をお聞かせください。

グループのCRE戦略の一員としての役割を果たしながら、グループ最適、さらには周辺地域の皆様にとっても最適なまちづくりを追求していきます。

A

Q

これまで伺った戦略を実現するうえで、どのような組織づくりを進めていますか?

多様性をもった従業員を育成するとともに、働き方改革に取り組んでいます。

A

Q

働き方改革プロジェクト 「イクボス企業同盟」に加盟

Topics

12

11

トラッド目白秋葉原UDX* *

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

特集NTT都市開発の

ブランド戦略

アニュアルレポート 2016

特集NTT都市開発の

ブランド戦略

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

国内におけるディベロッパーの将来を考えれば、人口減によるマーケットの

縮小を背景に、事業環境はさらに激しくなることは確実です。その中で当社が

存在感を保ち続けるためには、お客様や社会から「NTT都市開発という会社が

あってよかった」と言っていただけるよう、企業としてのブランド価値を高めて

いく必要があります。

業界では後発で中規模の当社がめざすべき方向性は、「量を追わずに、質を

追求する」ことと考えており、そのために重視しているポイントが3つあります。

1つは、賃貸オフィスに加えて、住宅や商業など多方面の事業ノウハウを蓄積

し、それらを組み合わせた複合開発に注力すること。次に、外部の多様なパート

ナーとのコラボレーションによって、社内だけでは得られない知見やノウハウ

を補い、シナジーを創出していくこと。そして最後に、デザインへの徹底したこ

だわりにより、建物、そして街全体の付加価値を高めていくことです。

近年、人々のライフスタイルの多様化にともなって、建物に求められる機能

も複合化しています。お客様の満足度を高めるためには、オフィスや住宅と

いった単一の機能を提供するだけでなく、オフィス+ホテル、住宅+商業施設な

ど、利用者から求められる様々な機能を組み合わせていく必要があります。

当社は、従来からの中核事業である賃貸オフィスに加えて、住宅や商業、さら

にはホテル・リゾートなど、事業の多様化を進める中で、様々な施設を開発・運

営するノウハウを蓄積してきました。これら多様な機能を1つの開発案件にバ

ランスよく集積することで、幅広いお客様の様々な価値観に合致した、付加価

値の高い施設を創造できるはずです。こうした考えのもと、東京都心部に加え、

大阪、名古屋、京都、福岡など地方中核都市においても特徴ある複合開発に取

り組んでいきます。

まちづくりはディベロッパー個社の力だけで成し遂げられるものではありません。

開発段階における共同事業者や設計事務所等との協働はもちろん、商業施設であれ

ば入居テナントとの連携が欠かせませんし、地域との協調も重要です。また、ホテルや

高齢者向け施設については専門ノウハウを持った運営事業者との提携が必要です。

例えば、株式会社ひらまつ様との提携によるスモールラグジュアリーホテル

の展開など、当社は様々なパートナーとの間に継続的な信頼関係を築き、互い

の理念やアイデンティティを尊重しながら、それぞれの知恵やノウハウを提供

し合うコラボレーションを図っていきます。

こうした協働関係を築くことは、まさに、コーポレートスローガンに掲げる「誠実

に、革新的に」を実践することであり、当社独自のブランド確立にもつながるはず

です。

私たちにしかできない“まちづくり”を通じて、企業ブランド価値の向上を図ります

NTT都市開発のブランド戦略地域の方々

施設利用者

事業の多様化と複合開発への

注力 多様で付加価値の高い

まちづくり

豊かさ 満足度向上

満足度向上豊かさ

ブランド価値の向上

徹底したデザインへの

こだわり

外部との積極的な

コラボレーション

常務取締役商業事業本部長チーフデザインオフィサー(CDO)

楠本 正幸

コンプレックス(複合開発)、コラボレーション、そしてデザイン――企業ブランド価値を高めていくための3つのポイント。

求められる多様な機能を組み合わせることで、不動産の価値を高める。

ポイント① コンプレックス(複合開発)

パートナーシップを重視した連携で、確かなシナジーを創出。

ポイント② コラボレーション

14

13

トラッド目白秋葉原UDX* *

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

特集NTT都市開発の

ブランド戦略

アニュアルレポート 2016

特集NTT都市開発の

ブランド戦略

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

国内におけるディベロッパーの将来を考えれば、人口減によるマーケットの

縮小を背景に、事業環境はさらに激しくなることは確実です。その中で当社が

存在感を保ち続けるためには、お客様や社会から「NTT都市開発という会社が

あってよかった」と言っていただけるよう、企業としてのブランド価値を高めて

いく必要があります。

業界では後発で中規模の当社がめざすべき方向性は、「量を追わずに、質を

追求する」ことと考えており、そのために重視しているポイントが3つあります。

1つは、賃貸オフィスに加えて、住宅や商業など多方面の事業ノウハウを蓄積

し、それらを組み合わせた複合開発に注力すること。次に、外部の多様なパート

ナーとのコラボレーションによって、社内だけでは得られない知見やノウハウ

を補い、シナジーを創出していくこと。そして最後に、デザインへの徹底したこ

だわりにより、建物、そして街全体の付加価値を高めていくことです。

近年、人々のライフスタイルの多様化にともなって、建物に求められる機能

も複合化しています。お客様の満足度を高めるためには、オフィスや住宅と

いった単一の機能を提供するだけでなく、オフィス+ホテル、住宅+商業施設な

ど、利用者から求められる様々な機能を組み合わせていく必要があります。

当社は、従来からの中核事業である賃貸オフィスに加えて、住宅や商業、さら

にはホテル・リゾートなど、事業の多様化を進める中で、様々な施設を開発・運

営するノウハウを蓄積してきました。これら多様な機能を1つの開発案件にバ

ランスよく集積することで、幅広いお客様の様々な価値観に合致した、付加価

値の高い施設を創造できるはずです。こうした考えのもと、東京都心部に加え、

大阪、名古屋、京都、福岡など地方中核都市においても特徴ある複合開発に取

り組んでいきます。

まちづくりはディベロッパー個社の力だけで成し遂げられるものではありません。

開発段階における共同事業者や設計事務所等との協働はもちろん、商業施設であれ

ば入居テナントとの連携が欠かせませんし、地域との協調も重要です。また、ホテルや

高齢者向け施設については専門ノウハウを持った運営事業者との提携が必要です。

例えば、株式会社ひらまつ様との提携によるスモールラグジュアリーホテル

の展開など、当社は様々なパートナーとの間に継続的な信頼関係を築き、互い

の理念やアイデンティティを尊重しながら、それぞれの知恵やノウハウを提供

し合うコラボレーションを図っていきます。

こうした協働関係を築くことは、まさに、コーポレートスローガンに掲げる「誠実

に、革新的に」を実践することであり、当社独自のブランド確立にもつながるはず

です。

私たちにしかできない“まちづくり”を通じて、企業ブランド価値の向上を図ります

NTT都市開発のブランド戦略地域の方々

施設利用者

事業の多様化と複合開発への

注力 多様で付加価値の高い

まちづくり

豊かさ 満足度向上

満足度向上豊かさ

ブランド価値の向上

徹底したデザインへの

こだわり

外部との積極的な

コラボレーション

常務取締役商業事業本部長チーフデザインオフィサー(CDO)

楠本 正幸

コンプレックス(複合開発)、コラボレーション、そしてデザイン――企業ブランド価値を高めていくための3つのポイント。

求められる多様な機能を組み合わせることで、不動産の価値を高める。

ポイント① コンプレックス(複合開発)

パートナーシップを重視した連携で、確かなシナジーを創出。

ポイント② コラボレーション

14

13

アニュアルレポート 2016

特集NTT都市開発の

ブランド戦略

アニュアルレポート 2016

特集NTT都市開発の

ブランド戦略

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

逓信ビル跡地を含む約2haの敷地における市街地再開発事業です。当社は共同施行者として、代表施行者である独立行政法人都市再生機構とともに、国内最高水準の通信環境の整備による国際的なビジネスセンターの機能強化、大手町地区の業務継続能力の向上、うるおいのある快適な都市基盤の創出をめざします。

所在地 東京都千代田区大手町二丁目1番17から34用途 事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等敷地面積 約19,900m2

延床面積 約354,000m2

A棟:約202,000m2 B棟:約152,000m2

建物構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造建物規模 A棟:地上35階、地下3階 B棟:地上32階、地下3階建物高さ A棟:約178m B棟:約163m竣工 2018年7月(予定)

ここで言うデザインとは、単に建物の形や色といった外観だけではなく、都市

景観との調和や、施設の機能やサービス、オペレーションなどソフトも含めた、より

広い概念です。私たちは、この“広義のデザイン”に徹底してこだわり、決して真似

のできない唯一無二の施設づくり、まちづくりに取り組むことで、建物や地域の

価値を高めるとともに、同業他社との差異化を図っていきたいと考えています。

こうした姿勢を、プロジェクトの初期段階から運営段階まで、全社横断的に

貫いていくため、2015年には新たに「デザイン戦略室」を創設しました。すべて

の案件についてデザイン、そしてブランディングという観点から議論、検討を

重ね、お客様に感動していただけるような商品企画やまちづくりに徹底的にこだ

わっていきます。

地域の人々から愛されるまちづくりを実践していく。ここまで述べてきた3つのポイントは、それぞれ従来からも案件ごとに織り

込んできたものですが、今後は総合ディベロッパーとしてより戦略的に取り

組むことで、お客様の期待に応えるのはもちろん、さらには期待を超えるまち

づくりを実践していきます。

その際に重視すべきと考えているのが、その地域のアイデンティティを尊重

し、それを街の魅力として活かすことです。そこに暮らす人々は、環境の変化に

応じて地域をより活性化していきたいという想いがある一方で、歴史の中で

培ってきた文化に強いこだわりを持っており、そうした人々への理解と配慮を

おろそかにしては、地域からの信頼は得られません。

また当社は、全国各地でNTTグループの不動産を活用したまちづくりを

進めていますが、それらはいずれもグループが長きにわたり地域の一員として

関わってきた証であり、街の資産でもあります。私たちには、培われてきた地域

社会との信頼関係を受け継ぎながら、長期的な視点に立って、周辺地域を含め

た街の魅力づくりを担い続けていく責任があるのです。

都内での代表的な事例が、現在工事中の「大手町二丁目地区第一種市街地

再開発事業」です。大手町は日本有数のオフィス街として知られていますが、本

プロジェクトの立地は、エリアの中では周縁部に位置するため、不動産価値が

相対的に低めに見られがちでした。しかし、俯瞰的な視点から捉え直してみる

と、神田、日本橋といった、それぞれ異なる個性を持った地域と隣接する、他に

はない特徴を持っています。

当社はこうした土地のポテンシャルを最大限に活かすため、周辺地域の様々

な機能や要素との相乗効果を図りながら、オフィスや国際会議場、商業施設等

を組み合わせた複合施設を企画・開発し、さらに完成後のオペレーションも

併せて担当することで、エリア全体の魅力づくりに携わっていきます。

また京都では、大正時代の電話局を活かしたホテルと商業の複合開発である「新

風館再開発プロジェクト」や、歴史的建築物をホテルにコンバージョンする「元 清水

小学校利活用プロジェクト」などで、まさに“街の一員”として再開発事業に携わり、

国内外からより多くの人々が訪れるよう、地域の魅力向上に貢献していきます。

世界の中の日本を考えた時も、固有の歴史や文化に根ざした「デザイン」が

今後重要なキーワードになっていくはずであり、そこに焦点をあてなければ

コモディティのなかで埋もれ疲弊してゆくだけだと思います。このような

「デザイン」への取り組みが、当社の競争力強化に資することはもとより、住む

人、働く人、訪れる人など、すべての人々に愛されるまちづくりを実現し、当社

のブランド価値向上にもつながっていくと考えています。

アーバンネット日本橋二丁目ビルは、「日本橋の伝統と風格」をデザイン上のテーマとしています。国内最大級の光ダクトを採用し、おもてなしのエントランス空間をつくりだすなど、オフィスワーカーが美しい光の変化を感じられる点などが評価され、2016年度グッドデザイン賞を受賞しました。

※当社はA棟の建築を担当(大手町2-1プロジェクト)

サービス、オペレーションなど、ソフトも含めたデザインへのこだわりを徹底。

ポイント③デザイン

Topics大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業を推進

アーバンネット日本橋二丁目ビルが、2016年度グッドデザイン賞を受賞

Topics

15

16

アニュアルレポート 2016

特集NTT都市開発の

ブランド戦略

アニュアルレポート 2016

特集NTT都市開発の

ブランド戦略

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

逓信ビル跡地を含む約2haの敷地における市街地再開発事業です。当社は共同施行者として、代表施行者である独立行政法人都市再生機構とともに、国内最高水準の通信環境の整備による国際的なビジネスセンターの機能強化、大手町地区の業務継続能力の向上、うるおいのある快適な都市基盤の創出をめざします。

所在地 東京都千代田区大手町二丁目1番17から34用途 事務所、店舗、カンファレンス、地域冷暖房施設、駐車場等敷地面積 約19,900m2

延床面積 約354,000m2

A棟:約202,000m2 B棟:約152,000m2

建物構造 鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造建物規模 A棟:地上35階、地下3階 B棟:地上32階、地下3階建物高さ A棟:約178m B棟:約163m竣工 2018年7月(予定)

ここで言うデザインとは、単に建物の形や色といった外観だけではなく、都市

景観との調和や、施設の機能やサービス、オペレーションなどソフトも含めた、より

広い概念です。私たちは、この“広義のデザイン”に徹底してこだわり、決して真似

のできない唯一無二の施設づくり、まちづくりに取り組むことで、建物や地域の

価値を高めるとともに、同業他社との差異化を図っていきたいと考えています。

こうした姿勢を、プロジェクトの初期段階から運営段階まで、全社横断的に

貫いていくため、2015年には新たに「デザイン戦略室」を創設しました。すべて

の案件についてデザイン、そしてブランディングという観点から議論、検討を

重ね、お客様に感動していただけるような商品企画やまちづくりに徹底的にこだ

わっていきます。

地域の人々から愛されるまちづくりを実践していく。ここまで述べてきた3つのポイントは、それぞれ従来からも案件ごとに織り

込んできたものですが、今後は総合ディベロッパーとしてより戦略的に取り

組むことで、お客様の期待に応えるのはもちろん、さらには期待を超えるまち

づくりを実践していきます。

その際に重視すべきと考えているのが、その地域のアイデンティティを尊重

し、それを街の魅力として活かすことです。そこに暮らす人々は、環境の変化に

応じて地域をより活性化していきたいという想いがある一方で、歴史の中で

培ってきた文化に強いこだわりを持っており、そうした人々への理解と配慮を

おろそかにしては、地域からの信頼は得られません。

また当社は、全国各地でNTTグループの不動産を活用したまちづくりを

進めていますが、それらはいずれもグループが長きにわたり地域の一員として

関わってきた証であり、街の資産でもあります。私たちには、培われてきた地域

社会との信頼関係を受け継ぎながら、長期的な視点に立って、周辺地域を含め

た街の魅力づくりを担い続けていく責任があるのです。

都内での代表的な事例が、現在工事中の「大手町二丁目地区第一種市街地

再開発事業」です。大手町は日本有数のオフィス街として知られていますが、本

プロジェクトの立地は、エリアの中では周縁部に位置するため、不動産価値が

相対的に低めに見られがちでした。しかし、俯瞰的な視点から捉え直してみる

と、神田、日本橋といった、それぞれ異なる個性を持った地域と隣接する、他に

はない特徴を持っています。

当社はこうした土地のポテンシャルを最大限に活かすため、周辺地域の様々

な機能や要素との相乗効果を図りながら、オフィスや国際会議場、商業施設等

を組み合わせた複合施設を企画・開発し、さらに完成後のオペレーションも

併せて担当することで、エリア全体の魅力づくりに携わっていきます。

また京都では、大正時代の電話局を活かしたホテルと商業の複合開発である「新

風館再開発プロジェクト」や、歴史的建築物をホテルにコンバージョンする「元 清水

小学校利活用プロジェクト」などで、まさに“街の一員”として再開発事業に携わり、

国内外からより多くの人々が訪れるよう、地域の魅力向上に貢献していきます。

世界の中の日本を考えた時も、固有の歴史や文化に根ざした「デザイン」が

今後重要なキーワードになっていくはずであり、そこに焦点をあてなければ

コモディティのなかで埋もれ疲弊してゆくだけだと思います。このような

「デザイン」への取り組みが、当社の競争力強化に資することはもとより、住む

人、働く人、訪れる人など、すべての人々に愛されるまちづくりを実現し、当社

のブランド価値向上にもつながっていくと考えています。

アーバンネット日本橋二丁目ビルは、「日本橋の伝統と風格」をデザイン上のテーマとしています。国内最大級の光ダクトを採用し、おもてなしのエントランス空間をつくりだすなど、オフィスワーカーが美しい光の変化を感じられる点などが評価され、2016年度グッドデザイン賞を受賞しました。

※当社はA棟の建築を担当(大手町2-1プロジェクト)

サービス、オペレーションなど、ソフトも含めたデザインへのこだわりを徹底。

ポイント③デザイン

Topics大手町二丁目地区第一種市街地再開発事業を推進

アーバンネット日本橋二丁目ビルが、2016年度グッドデザイン賞を受賞

Topics

15

16

アニュアルレポート 2016

特集事例

アニュアルレポート 2016

特集事例

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

烏丸御池駅

**

国内外から多くの観光客が訪れる歴史と文化の街、京都。当社はこの地で

NTTグループが所有してきた不動産等を再開発することで、不動産価値を

高めると同時に、まちづくりの視点から、地域全体の魅力向上にも貢献して

いきたいと考えています。

京都に暮らす人々は、古くからの歴史と伝統に誇りとこだわりを持っており、

それらを将来にわたって大切に受け継いでいくため、新たな建築物の建設に

あたっても景観などに厳しい規制があります。当社が開発する不動産は、NTT

グループが電電公社時代から長きにわたり“街の一員”として大切に維持・管理

してきたものであり、そうした歴史のなかで培われてきた地域での信頼関係

は、他のディベロッパーにはない大きな財産と言えます。

当社はNTTグループの一員として、地域社会との信頼関係をしっかりと受け

継ぎ、人々の価値観やアイデンティティを大切にしながら、京都にふさわしい不

動産開発に注力していきます。古都の伝統と先進の技術を融合させた高い

付加価値の創出を通じて、より多くの人々が訪れる魅力的な地域活性化を

めざします。

大正15年に烏丸御池に建築された京都中央電話局は、京都市指定・登録

文化財の第1号にも選ばれた由緒ある建物です。当社は、この歴史的建築物の

意匠を活かした商業施設として2001年に「新風館」を開発。2010年に開業した

「ラクエ四条烏丸」とともに、烏丸エリアの地域活性化と魅力的なまちづくりを

めざして運営してきました。そして2016年3月、新風館を閉館し、ホテルを併設

した複合商業施設の再開発に向けてスタートしました。2019年度の開業に

向けて、古都の魅力を活かした開発を進めていきます。

京都市立清水小学校は、日本初の学区制小学校「番組小学校」として明治

2年に開校しました。歴史的背景を尊重し、既存校舎の意匠や構造を活かし、

日本の心を世界に発信する質の高い宿泊施設を整備するとともに、先進のICT

を活用して地域の絆を深めるコミュニティ空間を創出する跡地活用の提案を

行い、清水地域のブランド力のより一層の向上をめざしました。公募型プロ

ポーザル方式による審議の結果、2016年5月に契約候補事業者として選定され、

7月に京都市と基本協定書を締結しました。

元 清水小学校(現況)新風館(2016年3月閉館)

ブランドへの信頼感を礎に、良質な社会ストックの維持・発展に取り組んでいます

京都市役所

三条通

四条通

四条駅

烏丸御池駅

清水五条駅

烏丸駅ラクエ四条烏丸

新風館

UD京都清水ビル

元 清水小学校利活用プロジェクト

東本願寺西本願寺

京都駅

京都国立博物館

伝統と先進性を兼ね備えたまちづくり

Ⅰ. 京都エリアの開発

歴史的建築物の魅力を複合施設に活かす新風館再開発プロジェクト

明治以来の歴史をもつ小学校を京都ならではのホテルに元 清水小学校利活用プロジェクト

17

18

アニュアルレポート 2016

特集事例

アニュアルレポート 2016

特集事例

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

烏丸御池駅

**

国内外から多くの観光客が訪れる歴史と文化の街、京都。当社はこの地で

NTTグループが所有してきた不動産等を再開発することで、不動産価値を

高めると同時に、まちづくりの視点から、地域全体の魅力向上にも貢献して

いきたいと考えています。

京都に暮らす人々は、古くからの歴史と伝統に誇りとこだわりを持っており、

それらを将来にわたって大切に受け継いでいくため、新たな建築物の建設に

あたっても景観などに厳しい規制があります。当社が開発する不動産は、NTT

グループが電電公社時代から長きにわたり“街の一員”として大切に維持・管理

してきたものであり、そうした歴史のなかで培われてきた地域での信頼関係

は、他のディベロッパーにはない大きな財産と言えます。

当社はNTTグループの一員として、地域社会との信頼関係をしっかりと受け

継ぎ、人々の価値観やアイデンティティを大切にしながら、京都にふさわしい不

動産開発に注力していきます。古都の伝統と先進の技術を融合させた高い

付加価値の創出を通じて、より多くの人々が訪れる魅力的な地域活性化を

めざします。

大正15年に烏丸御池に建築された京都中央電話局は、京都市指定・登録

文化財の第1号にも選ばれた由緒ある建物です。当社は、この歴史的建築物の

意匠を活かした商業施設として2001年に「新風館」を開発。2010年に開業した

「ラクエ四条烏丸」とともに、烏丸エリアの地域活性化と魅力的なまちづくりを

めざして運営してきました。そして2016年3月、新風館を閉館し、ホテルを併設

した複合商業施設の再開発に向けてスタートしました。2019年度の開業に

向けて、古都の魅力を活かした開発を進めていきます。

京都市立清水小学校は、日本初の学区制小学校「番組小学校」として明治

2年に開校しました。歴史的背景を尊重し、既存校舎の意匠や構造を活かし、

日本の心を世界に発信する質の高い宿泊施設を整備するとともに、先進のICT

を活用して地域の絆を深めるコミュニティ空間を創出する跡地活用の提案を

行い、清水地域のブランド力のより一層の向上をめざしました。公募型プロ

ポーザル方式による審議の結果、2016年5月に契約候補事業者として選定され、

7月に京都市と基本協定書を締結しました。

元 清水小学校(現況)新風館(2016年3月閉館)

ブランドへの信頼感を礎に、良質な社会ストックの維持・発展に取り組んでいます

京都市役所

三条通

四条通

四条駅

烏丸御池駅

清水五条駅

烏丸駅ラクエ四条烏丸

新風館

UD京都清水ビル

元 清水小学校利活用プロジェクト

東本願寺西本願寺

京都駅

京都国立博物館

伝統と先進性を兼ね備えたまちづくり

Ⅰ. 京都エリアの開発

歴史的建築物の魅力を複合施設に活かす新風館再開発プロジェクト

明治以来の歴史をもつ小学校を京都ならではのホテルに元 清水小学校利活用プロジェクト

17

18

アニュアルレポート 2016

特集事例

アニュアルレポート 2016

特集事例

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

イクシクス麻布十番当社と(株)リビタが共同でリノベーション分譲事業を推進する「イクシクス麻布十番」が、2016年7月に共用部のリノベーション工事を完了し、竣工しました。

ウエリスオリーブ津田沼「つなぐTOWNプロジェクト」第一弾として、同時開発した分譲マンション「ウエリス津田沼」からの住み替え優先サービスや、つなぐカフェを地域に開放するなど、安心の暮らしと多世代の交流を実現しています。

つなぐカフェ つなぐカフェでのコミュニティイベントウエリスオリーブ津田沼写真:ウエリスオリーブ津田沼

当社では、分譲マンションとサービス付き高齢者向け住宅を隣接地で同時

開発し、連携してサービスを提供するという新しい取り組み「つなぐTOWN

プロジェクト」を展開しています。

そのコンセプトは、家族みんながずっと心地よく快適に暮らせる「多世代未来

街区」。時とともに変化する家族構成やライフスタイルを見据え、あらかじめ将

来のニーズ変化に対応できる工夫を施しています。ライフステージが変化した

としても自分らしく暮らし続けられる住まいやまちづくりをめざしています。

良質な社会ストックを維持・発展させるうえで、注目を集めているのが、既存

の建物に改修を施し、時代のニーズに合わせた新たな価値を付与する「リノ

ベーション」です。

当社は新規事業としてリノベーション分譲事業に取り組んでいます。この

事業は、良質な既存建物を第三者機関による調査・診断をしたうえで、共用部を

改修し、専有部はお客様のご要望に合わせて間取りやデザインを変更できる

自由設計のマンションとして再生し、分譲するものです。

建物の資産価値を維持・向上させるとともに、世代を超えて住み継がれる

住まいづくりをめざします。

※つなぐTOWNは、エヌ・ティ・ティ都市開発の登録商標です。

家族が末永く安心して暮らせるまちづくり

Ⅱ.つなぐTOWNプロジェクト

世代を超えて住み継がれるまちづくり

Ⅲ.リノベーション分譲事業

19

20

アニュアルレポート 2016

特集事例

アニュアルレポート 2016

特集事例

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

事例1 京都エリアの開発 17

事例2 つなぐTOWN プロジェクト 19

事例3 リノベーション 分譲事業 20

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

イクシクス麻布十番当社と(株)リビタが共同でリノベーション分譲事業を推進する「イクシクス麻布十番」が、2016年7月に共用部のリノベーション工事を完了し、竣工しました。

ウエリスオリーブ津田沼「つなぐTOWNプロジェクト」第一弾として、同時開発した分譲マンション「ウエリス津田沼」からの住み替え優先サービスや、つなぐカフェを地域に開放するなど、安心の暮らしと多世代の交流を実現しています。

つなぐカフェ つなぐカフェでのコミュニティイベントウエリスオリーブ津田沼写真:ウエリスオリーブ津田沼

当社では、分譲マンションとサービス付き高齢者向け住宅を隣接地で同時

開発し、連携してサービスを提供するという新しい取り組み「つなぐTOWN

プロジェクト」を展開しています。

そのコンセプトは、家族みんながずっと心地よく快適に暮らせる「多世代未来

街区」。時とともに変化する家族構成やライフスタイルを見据え、あらかじめ将

来のニーズ変化に対応できる工夫を施しています。ライフステージが変化した

としても自分らしく暮らし続けられる住まいやまちづくりをめざしています。

良質な社会ストックを維持・発展させるうえで、注目を集めているのが、既存

の建物に改修を施し、時代のニーズに合わせた新たな価値を付与する「リノ

ベーション」です。

当社は新規事業としてリノベーション分譲事業に取り組んでいます。この

事業は、良質な既存建物を第三者機関による調査・診断をしたうえで、共用部を

改修し、専有部はお客様のご要望に合わせて間取りやデザインを変更できる

自由設計のマンションとして再生し、分譲するものです。

建物の資産価値を維持・向上させるとともに、世代を超えて住み継がれる

住まいづくりをめざします。

※つなぐTOWNは、エヌ・ティ・ティ都市開発の登録商標です。

家族が末永く安心して暮らせるまちづくり

Ⅱ.つなぐTOWNプロジェクト

世代を超えて住み継がれるまちづくり

Ⅲ.リノベーション分譲事業

19

20

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

At a Glance

アニュアルレポート 2016

財務ハイライト

2,000

1,500

1,000

500

0

400

300

200

100

0

(億円)(億円)

2014/3 2015/3 2016/3

12,000

9,000

6,000

3,000

0

4.0

3.0

2.0

1.0

0

(%)

2014/3 2015/3 2016/3

2.30

2.20

2.10

2.00

0

2014/3 2015/3 2016/3

20.0

19.0

18.0

17.0

0

2014/3 2015/3 2016/3営業収益 営業利益

10,3353.9

総資産 ROA

200

150

100

50

0

12.0

9.0

6.0

3.0

0

(%)

2014/3 2015/3 2016/3

165

8.2

6,000

4,500

3,000

1,500

0

16.0

12.0

8.0

4.0

0

(倍)

2014/3 2015/3 2016/3

200

0

–200

–400

2014/3 2015/3 2016/3

5,460

8.6

2.10

19.9

有利子負債 ネット有利子負債/EBITDA倍率

28

1,000

600

800

400

200

0

2014/3 2015/3 2016/3

477

親会社株主に帰属する当期純利益 ROE

1,600

1,200

800

400

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

1,209

1,000

750

500

250

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

488

100

75

50

25

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

50

12.0

9.0

6.0

3.0

0

(%)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

400

300

200

100

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

367

10.4

377(億円) (倍) (%)

(億円) (億円) (億円) (億円)

1,830

600

450

300

150

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

481

(月期) (月期末) (月期末) (月期末)

(月期) (月期末) (月期)

(月期) (月期) (月期)

(月期) (月期) (月期)

(月期)

営業収益・営業利益 総資産・ROA ネットD/Eレシオ 自己資本比率

有利子負債・ネット有利子負債/EBITDA倍率 フリー・キャッシュ・フロー

当期の賃貸オフィス市場は、空室率の改善傾向が続くとともに、賃料相場も底打ち感があり、上昇傾向で推移しました。こうした背景のもと、営業収益は、品川シーズンテラスなど新規物件の貢献や、既存物件の空室率改善にともなう賃料収入の増加、物件売却の拡大などにより、前期比31.9%増加しました。営業利益は既存ビルの収支改善や物件売却などにより同55.8%増となり、増収増益を果たしました。

当期のマンション分譲市況は、杭打ち工事・データ流用問題等による影響が懸念されましたが、マンションや宅地の販売は概ね順調に推移し、引渡戸数、戸当たり平均単価も前年実績と同水準となりました。営業収益は前期比で4.8%増加、利益率の高い都心物件の影響により営業利益も同15.2%増加し、増収増益となりました。

営業収益 営業利益

営業収益 営業利益 営業利益率

設備投資親会社株主に帰属する当期純利益・ROE

当期のその他の事業(テナント企業向けの内装工事受託、建物管理受託等)は、営業収益は前期比4.1%増加しましたが、コンサルティング収入等の減少により、営業利益は前期比11.5%減となりました。

(注)セグメント変更について2017年3月期より、事業運営に沿った形で収支の管理形態を変更し、報告セグメントの区分を従来の「不動産賃貸事業」と「分譲事業」から「オフィス・商業事業」と「住宅事業」に変更します。これにより、当レポートでも以降の事業戦略のページ(p23~)では新セグメントに沿って報告するものとします。

(注)ROA = (営業利益 + 持分法による投資利益 + 負ののれん償却額) ÷ 期中平均総資産  ROE = 親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 期中平均自己資本  ネット有利子負債 = 有利子負債 - 現金及び現金同等物 - 預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金  EBITDA = 営業利益 + 減価償却費  ネットD/Eレシオ = (有利子負債 - 現金及び現金同等物 - 預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金) ÷ 純資産  自己資本 = 純資産 - 新株予約権 - 少数株主持分  自己資本比率 = 自己資本 ÷ 当期末総資産 ×100  フリー・キャッシュ・フロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー + 投資活動によるキャッシュ・フロー

※NOI(Net Operating Income:純収入)=不動産賃貸収入(物件売却益等を控除)―不動産賃貸原価+不動産賃貸減価償却費(長期前払費用を含む)

NOI※

当期の業績その他の事業

当期の業績

当期の業績

不動産賃貸事業

分譲事業

25.8%

10.3%

63.9%

営業収益構成比率(2016年3月期)

22

21

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

At a Glance

アニュアルレポート 2016

財務ハイライト

2,000

1,500

1,000

500

0

400

300

200

100

0

(億円)(億円)

2014/3 2015/3 2016/3

12,000

9,000

6,000

3,000

0

4.0

3.0

2.0

1.0

0

(%)

2014/3 2015/3 2016/3

2.30

2.20

2.10

2.00

0

2014/3 2015/3 2016/3

20.0

19.0

18.0

17.0

0

2014/3 2015/3 2016/3営業収益 営業利益

10,3353.9

総資産 ROA

200

150

100

50

0

12.0

9.0

6.0

3.0

0

(%)

2014/3 2015/3 2016/3

165

8.2

6,000

4,500

3,000

1,500

0

16.0

12.0

8.0

4.0

0

(倍)

2014/3 2015/3 2016/3

200

0

–200

–400

2014/3 2015/3 2016/3

5,460

8.6

2.10

19.9

有利子負債 ネット有利子負債/EBITDA倍率

28

1,000

600

800

400

200

0

2014/3 2015/3 2016/3

477

親会社株主に帰属する当期純利益 ROE

1,600

1,200

800

400

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

1,209

1,000

750

500

250

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

488

100

75

50

25

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

50

12.0

9.0

6.0

3.0

0

(%)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

400

300

200

100

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

367

10.4

377(億円) (倍) (%)

(億円) (億円) (億円) (億円)

1,830

600

450

300

150

0

(億円)

2012/3 2013/3 2014/3 2016/32015/3

481

(月期) (月期末) (月期末) (月期末)

(月期) (月期末) (月期)

(月期) (月期) (月期)

(月期) (月期) (月期)

(月期)

営業収益・営業利益 総資産・ROA ネットD/Eレシオ 自己資本比率

有利子負債・ネット有利子負債/EBITDA倍率 フリー・キャッシュ・フロー

当期の賃貸オフィス市場は、空室率の改善傾向が続くとともに、賃料相場も底打ち感があり、上昇傾向で推移しました。こうした背景のもと、営業収益は、品川シーズンテラスなど新規物件の貢献や、既存物件の空室率改善にともなう賃料収入の増加、物件売却の拡大などにより、前期比31.9%増加しました。営業利益は既存ビルの収支改善や物件売却などにより同55.8%増となり、増収増益を果たしました。

当期のマンション分譲市況は、杭打ち工事・データ流用問題等による影響が懸念されましたが、マンションや宅地の販売は概ね順調に推移し、引渡戸数、戸当たり平均単価も前年実績と同水準となりました。営業収益は前期比で4.8%増加、利益率の高い都心物件の影響により営業利益も同15.2%増加し、増収増益となりました。

営業収益 営業利益

営業収益 営業利益 営業利益率

設備投資親会社株主に帰属する当期純利益・ROE

当期のその他の事業(テナント企業向けの内装工事受託、建物管理受託等)は、営業収益は前期比4.1%増加しましたが、コンサルティング収入等の減少により、営業利益は前期比11.5%減となりました。

(注)セグメント変更について2017年3月期より、事業運営に沿った形で収支の管理形態を変更し、報告セグメントの区分を従来の「不動産賃貸事業」と「分譲事業」から「オフィス・商業事業」と「住宅事業」に変更します。これにより、当レポートでも以降の事業戦略のページ(p23~)では新セグメントに沿って報告するものとします。

(注)ROA = (営業利益 + 持分法による投資利益 + 負ののれん償却額) ÷ 期中平均総資産  ROE = 親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 期中平均自己資本  ネット有利子負債 = 有利子負債 - 現金及び現金同等物 - 預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金  EBITDA = 営業利益 + 減価償却費  ネットD/Eレシオ = (有利子負債 - 現金及び現金同等物 - 預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金) ÷ 純資産  自己資本 = 純資産 - 新株予約権 - 少数株主持分  自己資本比率 = 自己資本 ÷ 当期末総資産 ×100  フリー・キャッシュ・フロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー + 投資活動によるキャッシュ・フロー

※NOI(Net Operating Income:純収入)=不動産賃貸収入(物件売却益等を控除)―不動産賃貸原価+不動産賃貸減価償却費(長期前払費用を含む)

NOI※

当期の業績その他の事業

当期の業績

当期の業績

不動産賃貸事業

分譲事業

25.8%

10.3%

63.9%

営業収益構成比率(2016年3月期)

22

21

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

オフィス・商業事業

アニュアルレポート 2016

オフィス・商業事業

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

200

150

100

50

0

(万m2)

(年)2011 2012 2013 2014 2015

118

(月期末)

18,000

17,000

16,000

15,000

0

(円/月・坪)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

12.0

9.0

6.0

3.0

0

(%)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

1,600

1,200

800

400

0

(千m2)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

1,134

(月期末)

16.0

12.0

8.0

4.0

0

(%)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

6.3

17,973

4.3

(月期末)(月期末)

賃貸オフィスについては、予想される都心での大量供給に備えて営業力とコスト競争力の強化に取り組みます。一方で、NTTグループに対するCRE(企業不動産)戦略の提案や、既存ビルに対するBCP(事業継続計画)対応力強化など戦略的リニューアルの実施などにより、収益基盤の強化に努めます。

商業事業については、インバウンド消費の高まりなどを踏まえて、東京、大阪、京都など都市部でのホテルや賢島などリゾート地におけるスモールラグジュアリーホテルの展開など、プロジェクトごとに最適なパートナーとの連携のもとに取り組んでいます。

さらに、オフィスビルにおける商業施設の運営や、オフィス・商業施設の複合開発を強化するとともに、地域再開発事業への参画や他社とのコラボレーションにも積極的に取り組みます。

※1 千代田区、中央区、港区、渋谷区、および新宿区を指しています。※2 オフィス延床面積10,000m2以上のビル※3 調査対象:基準階100坪以上のオフィスビル

出典:森トラスト(株) 出典:三鬼商事(株) 出典:三鬼商事(株)

NTT都市開発の経営指標 オフィス・商業事業の事業環境と戦略全貸付可能面積 都心5区※1空室率

東京23区 大規模オフィス※2供給量

主な市況データ

都心5区 オフィスビル※3賃料相場 都心5区 オフィスビル※3空室率

貸付可能面積 都心5区 空室率

収益モデルと成長戦略

ポートフォリオを組換え都心部へシフト

NTTグループ企業へのCRE提案強化

成長戦略

上場リート・私募リートとの連携フィービジネスの拡大

成長戦略

成長戦略

他社とのコラボレーション案件の拡大暫定活用中保有資産の本格的な開発地域開発事業への参画都心における商業・住宅事業等の複合開発ホテル事業の推進

成長戦略

1,134千m2 6.3%

収益機会を増やす成長戦略を実行し、確固たる収益基盤を構築します

既存保有用地

新規用地取得

開発計画

竣工 賃貸

売却 リート

管理運営

賃貸収入

管理・運営

フィー

売却益運用

フィー

開発

運用

23

24

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

オフィス・商業事業

アニュアルレポート 2016

オフィス・商業事業

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

200

150

100

50

0

(万m2)

(年)2011 2012 2013 2014 2015

118

(月期末)

18,000

17,000

16,000

15,000

0

(円/月・坪)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

12.0

9.0

6.0

3.0

0

(%)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

1,600

1,200

800

400

0

(千m2)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

1,134

(月期末)

16.0

12.0

8.0

4.0

0

(%)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

6.3

17,973

4.3

(月期末)(月期末)

賃貸オフィスについては、予想される都心での大量供給に備えて営業力とコスト競争力の強化に取り組みます。一方で、NTTグループに対するCRE(企業不動産)戦略の提案や、既存ビルに対するBCP(事業継続計画)対応力強化など戦略的リニューアルの実施などにより、収益基盤の強化に努めます。

商業事業については、インバウンド消費の高まりなどを踏まえて、東京、大阪、京都など都市部でのホテルや賢島などリゾート地におけるスモールラグジュアリーホテルの展開など、プロジェクトごとに最適なパートナーとの連携のもとに取り組んでいます。

さらに、オフィスビルにおける商業施設の運営や、オフィス・商業施設の複合開発を強化するとともに、地域再開発事業への参画や他社とのコラボレーションにも積極的に取り組みます。

※1 千代田区、中央区、港区、渋谷区、および新宿区を指しています。※2 オフィス延床面積10,000m2以上のビル※3 調査対象:基準階100坪以上のオフィスビル

出典:森トラスト(株) 出典:三鬼商事(株) 出典:三鬼商事(株)

NTT都市開発の経営指標 オフィス・商業事業の事業環境と戦略全貸付可能面積 都心5区※1空室率

東京23区 大規模オフィス※2供給量

主な市況データ

都心5区 オフィスビル※3賃料相場 都心5区 オフィスビル※3空室率

貸付可能面積 都心5区 空室率

収益モデルと成長戦略

ポートフォリオを組換え都心部へシフト

NTTグループ企業へのCRE提案強化

成長戦略

上場リート・私募リートとの連携フィービジネスの拡大

成長戦略

成長戦略

他社とのコラボレーション案件の拡大暫定活用中保有資産の本格的な開発地域開発事業への参画都心における商業・住宅事業等の複合開発ホテル事業の推進

成長戦略

1,134千m2 6.3%

収益機会を増やす成長戦略を実行し、確固たる収益基盤を構築します

既存保有用地

新規用地取得

開発計画

竣工 賃貸

売却 リート

管理運営

賃貸収入

管理・運営

フィー

売却益運用

フィー

開発

運用

23

24

アニュアルレポート 2016

オフィス・商業事業

アニュアルレポート 2016

オフィス・商業事業

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

プラセオ青山北青山プロジェクト

南青山プロジェクト

原宿駅前プロジェクト原宿クエスト

原宿駅

明治神宮

赤坂御用池

青山霊園表参道駅

明治神宮前駅外苑前駅

乃木坂駅

青山一丁目駅

明治神宮野球場

* * *2*2

2015年5月にオープンした「品川シーズンテラス」は、約80年間にわたり都民

の生活を支えてきた「芝浦水再生センター」のリニューアルにともない、その広

大な上部空間を有効利用して、次世代の環境都市創造をめざした大規模プロ

ジェクトです。国内最高レベルの環境性能を備え、広大な緑地を臨む地上32階

建ての大型複合ビルは、オフィスやカンファレンス、商業施設で構成されていま

す。賃貸オフィスは、1フロア1,500坪という国内最大規模を誇り、2016年9月末

時点で契約率が約95%(内定含む)に達しています。

品川シーズンテラスにおけるリーシングの進捗

品川シーズンテラス

当社は、2016年1月から2月にかけて、都心部に2棟のオフィスビルを相次いで

開発しました。「アーバンネット日本橋二丁目ビル」は、「日本橋の伝統と風格」を

テーマとしながら、光ダクトをはじめとする最新の環境設備やBCP対策を備え、

快適で知的生産性に優れたオフィス空間を提供。すでに全フロアが契約済みで

す。一方、「アーバンネット銀座一丁目ビル」は、銀座と京橋エリアの結節点という

立地を活かし、「都心の中の開放感」をテーマとしたワークプレイスや屋上テラス

を整備しており、こちらも一棟貸しで契約済みです。

アーバンネット日本橋二丁目ビル、アーバンネット銀座一丁目ビルが竣工

アーバンネット日本橋二丁目ビル

沖縄瀬良垣プロジェクト

アーバンネット銀座一丁目ビル

当社はインバウンド需要の高まりを捉えて、今後の成長事業と位置づけるホテ

ル・リゾート事業に戦略的に取り組んでいます。そのプロジェクトの1つが、JRゆめ咲

線「ユニバーサルシティ」駅と直結する敷地内で、ホテルとブライダルの複合施設を

開発する「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」です。この他にも、株式会社ひらま

つ様と提携して賢島、箱根で滞在型スモールラグジュアリーホテルの開発をして

います。さらに、沖縄県恩納村の瀬良垣地区で東急不動産株式会社様、株式会社

ミリアルリゾートホテルズ様とともにリゾートホテルを開発しています。

ホテル・リゾート事業の推進

多くの若者で賑わう青山・原宿・表参道エリアは、今後もさらなる成長の可能性

を秘めています。当社は「中期ビジョン2018」において、このエリアを複合開発の

重点エリアと位置づけており、商業施設「原宿クエスト」「プラセオ青山」など複数

の資産を保有するほか、「南青山プロジェクト」や、商業と住居の複合開発である

「原宿駅前プロジェクト」などを推進中です。2015年度には、同エリアにおける

プロジェクトをさらに強化するため、「青山開発部」を新設しました。同部は今後、

このエリアにふさわしいコンセプトに即した一体的かつ独創的な事業推進を

担います。

青山・原宿・表参道エリアの開発

ユニバーサルシティ駅前プロジェクト THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS 熱海

主なプロジェクト

主なプロジェクト

26

25

アニュアルレポート 2016

オフィス・商業事業

アニュアルレポート 2016

オフィス・商業事業

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

プラセオ青山北青山プロジェクト

南青山プロジェクト

原宿駅前プロジェクト原宿クエスト

原宿駅

明治神宮赤坂御用池

青山霊園表参道駅

明治神宮前駅外苑前駅

乃木坂駅

青山一丁目駅

明治神宮野球場

* * *2*2

2015年5月にオープンした「品川シーズンテラス」は、約80年間にわたり都民

の生活を支えてきた「芝浦水再生センター」のリニューアルにともない、その広

大な上部空間を有効利用して、次世代の環境都市創造をめざした大規模プロ

ジェクトです。国内最高レベルの環境性能を備え、広大な緑地を臨む地上32階

建ての大型複合ビルは、オフィスやカンファレンス、商業施設で構成されていま

す。賃貸オフィスは、1フロア1,500坪という国内最大規模を誇り、2016年9月末

時点で契約率が約95%(内定含む)に達しています。

品川シーズンテラスにおけるリーシングの進捗

品川シーズンテラス

当社は、2016年1月から2月にかけて、都心部に2棟のオフィスビルを相次いで

開発しました。「アーバンネット日本橋二丁目ビル」は、「日本橋の伝統と風格」を

テーマとしながら、光ダクトをはじめとする最新の環境設備やBCP対策を備え、

快適で知的生産性に優れたオフィス空間を提供。すでに全フロアが契約済みで

す。一方、「アーバンネット銀座一丁目ビル」は、銀座と京橋エリアの結節点という

立地を活かし、「都心の中の開放感」をテーマとしたワークプレイスや屋上テラス

を整備しており、こちらも一棟貸しで契約済みです。

アーバンネット日本橋二丁目ビル、アーバンネット銀座一丁目ビルが竣工

アーバンネット日本橋二丁目ビル

沖縄瀬良垣プロジェクト

アーバンネット銀座一丁目ビル

当社はインバウンド需要の高まりを捉えて、今後の成長事業と位置づけるホテ

ル・リゾート事業に戦略的に取り組んでいます。そのプロジェクトの1つが、JRゆめ咲

線「ユニバーサルシティ」駅と直結する敷地内で、ホテルとブライダルの複合施設を

開発する「ユニバーサルシティ駅前プロジェクト」です。この他にも、株式会社ひらま

つ様と提携して賢島、箱根で滞在型スモールラグジュアリーホテルの開発をして

います。さらに、沖縄県恩納村の瀬良垣地区で東急不動産株式会社様、株式会社

ミリアルリゾートホテルズ様とともにリゾートホテルを開発しています。

ホテル・リゾート事業の推進

多くの若者で賑わう青山・原宿・表参道エリアは、今後もさらなる成長の可能性

を秘めています。当社は「中期ビジョン2018」において、このエリアを複合開発の

重点エリアと位置づけており、商業施設「原宿クエスト」「プラセオ青山」など複数

の資産を保有するほか、「南青山プロジェクト」や、商業と住居の複合開発である

「原宿駅前プロジェクト」などを推進中です。2015年度には、同エリアにおける

プロジェクトをさらに強化するため、「青山開発部」を新設しました。同部は今後、

このエリアにふさわしいコンセプトに即した一体的かつ独創的な事業推進を

担います。

青山・原宿・表参道エリアの開発

ユニバーサルシティ駅前プロジェクト THE HIRAMATSU HOTELS&RESORTS 熱海

主なプロジェクト

主なプロジェクト

26

25

アニュアルレポート 2016

住宅事業

アニュアルレポート 2016

住宅事業

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

60

40

20

0

(百万円)12.0

8.0

4.0

0

(%)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

90

80

70

0

(%)

2011 2012 2013 2014 2015

74.5

120.0

110.0

100.0

0

(指数)

2011 2012 2013 2014 2015

1,600

1,200

800

400

0

(戸)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

1,054

30

20

10

0

(千戸)

2011 2012 2013 2014 2015

18

出典:(株)不動産経済研究所 出典:(財)建設物価調査会のデータをもとに2011年を100とした数値として算出

出典:(株)不動産経済研究所

(年)

(月期)(月期)

115.9

10.4

(年) (年)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

41

(月期)

少子高齢化の進展、防災意識の高まりなど社会のニーズが多様化し、都心における職住近接ニーズなどライフスタイルの変化が見込まれるなか、当社はマンションブランド「ウエリス」の展開に加え、複合開発や、NTTグループと連携したサービス付き高齢者向け住宅と分譲マンションとの同時開発「つなぐTOWNプロジェクト」、リノベーション分譲事業など新分野への取り組みを推進しています。

NTT都市開発の経営指標 住宅事業の事業環境と戦略全国マンション引渡戸数

マンション戸当たり単価

営業利益率

東京23区 分譲マンション供給戸数

主な市況データ

首都圏※1新規契約率 大規模※2集合住宅建設費

全国 マンション引渡戸数 マンション 戸当たり単価 営業利益率(分譲事業)

「ウエリス銀座二丁目」は、希少な“銀座二丁目”アドレスとして10年ぶり※に

誕生した所有権型の分譲マンションです。従来からのブランド性に加え、大規模

再開発による発展性の高さから、ますます人気を集める銀座エリアにふさわしい

マンションとして、「銀座に邸宅を。」をコンセプトとし、吟味した素材の質感が時を

経て深まっていく空間づくりをめざしました。その結果、街のにぎわいの享受と

上質な住まいの両立がご好評いただき、販売開始から2ヶ月で完売しました。

ウエリス銀座二丁目

2015年1月に全ブロックが竣工した「ウェリス稲毛」は、東京都心と南房総の

間に位置する稲毛に、人と人の「ゆるやかなつながり」を重視した多世代交流を

実現するコミュニティの創造をめざしました。

住民同士の偶然の出会いを生みだす動線計画を基軸に据えて共用施設を

配置し、防災を意識した様々なプログラムにより交流の「きっかけ」づくりを支援

しています。

ウェリス稲毛

※首都圏マンションデータマップ(MRC)調べ(2015年1月時点) ※2015年度グッドデザイン賞(地域・コミュニティづくり/社会貢献活動)受賞

※1 調査対象:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県南部※2 延床面積10,000m2以上の住宅

地域特性に配慮し、物件の価値を高めた持続的な成長をめざします

1,054戸 41百万円 10.4%

主なプロジェクト

27

28

アニュアルレポート 2016

住宅事業

アニュアルレポート 2016

住宅事業

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

60

40

20

0

(百万円)12.0

8.0

4.0

0

(%)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

90

80

70

0

(%)

2011 2012 2013 2014 2015

74.5

120.0

110.0

100.0

0

(指数)

2011 2012 2013 2014 2015

1,600

1,200

800

400

0

(戸)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

1,054

30

20

10

0

(千戸)

2011 2012 2013 2014 2015

18

出典:(株)不動産経済研究所 出典:(財)建設物価調査会のデータをもとに2011年を100とした数値として算出

出典:(株)不動産経済研究所

(年)

(月期)(月期)

115.9

10.4

(年) (年)

2012/3 2013/3 2014/3 2015/3 2016/3

41

(月期)

少子高齢化の進展、防災意識の高まりなど社会のニーズが多様化し、都心における職住近接ニーズなどライフスタイルの変化が見込まれるなか、当社はマンションブランド「ウエリス」の展開に加え、複合開発や、NTTグループと連携したサービス付き高齢者向け住宅と分譲マンションとの同時開発「つなぐTOWNプロジェクト」、リノベーション分譲事業など新分野への取り組みを推進しています。

NTT都市開発の経営指標 住宅事業の事業環境と戦略全国マンション引渡戸数

マンション戸当たり単価

営業利益率

東京23区 分譲マンション供給戸数

主な市況データ

首都圏※1新規契約率 大規模※2集合住宅建設費

全国 マンション引渡戸数 マンション 戸当たり単価 営業利益率(分譲事業)

「ウエリス銀座二丁目」は、希少な“銀座二丁目”アドレスとして10年ぶり※に

誕生した所有権型の分譲マンションです。従来からのブランド性に加え、大規模

再開発による発展性の高さから、ますます人気を集める銀座エリアにふさわしい

マンションとして、「銀座に邸宅を。」をコンセプトとし、吟味した素材の質感が時を

経て深まっていく空間づくりをめざしました。その結果、街のにぎわいの享受と

上質な住まいの両立がご好評いただき、販売開始から2ヶ月で完売しました。

ウエリス銀座二丁目

2015年1月に全ブロックが竣工した「ウェリス稲毛」は、東京都心と南房総の

間に位置する稲毛に、人と人の「ゆるやかなつながり」を重視した多世代交流を

実現するコミュニティの創造をめざしました。

住民同士の偶然の出会いを生みだす動線計画を基軸に据えて共用施設を

配置し、防災を意識した様々なプログラムにより交流の「きっかけ」づくりを支援

しています。

ウェリス稲毛

※首都圏マンションデータマップ(MRC)調べ(2015年1月時点) ※2015年度グッドデザイン賞(地域・コミュニティづくり/社会貢献活動)受賞

※1 調査対象:東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県南部※2 延床面積10,000m2以上の住宅

地域特性に配慮し、物件の価値を高めた持続的な成長をめざします

1,054戸 41百万円 10.4%

主なプロジェクト

27

28

アニュアルレポート 2016

グローバル事業

アニュアルレポート 2016

グローバル事業

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

1 King William Street ロンドン,シティ オフィス 約9,300㎡ 約100,000sqf 地上8階、地下1階

20 Finsbury Circus ロンドン,シティ オフィス 約8,000㎡ 86,427sqf 地上7階、地下1階

265 Strand ロンドン,ミッドタウン オフィス、商業 約7,000㎡ 75,883sqf 地上8階、地下1階

125 West 25th Street 米国ニューヨーク オフィス、商業 約12,700㎡ 約137,000sqf 地上11階、地下1階

141 Tremont Street 米国ボストン オフィス 約6,300㎡ 68,645sqf 地上13階

27 School Street 米国ボストン オフィス、商業 約5,700㎡ 62,427sqf 地上6階、地下1階

Two Oliver Street 米国ボストン オフィス、商業 約20,700㎡ 223,372sqf 地上11階、地下1階

575 Lexington Avenue 米国ニューヨーク オフィス、商業 約69,200㎡ 745,336sqf 地上35階、地下2階

1015 18th Street 米国ワシントンD.C. オフィス、商業 約9,800㎡ 106,000sqf 地上11階、地下3階

799 Broadway 米国ニューヨーク オフィス、商業 約12,300㎡ 132,627sqf 地上6階、地下1階

名称 用途所在 貸床面積 規模

当社はロンドン都心部にあるオフィスビル「1 King William Street」を2011年

に取得し、2016年11月にリノベーション工事が完了しました。外観に対する基準

が厳しいこの地区では、周辺の建物との調和が重んじられます。その中で、伝統

ある街並みを継承しつつ、歴史的価値の高いビルを現代のオフィスにふさわしい

仕様にリニューアルしました。

所在地 1 King William Street, London EC4, U.K.用途 オフィス貸床面積 約100,000sqf(約9,300m2)規模 地上8階、地下1階

「1 King William Street」 リニューアル

141 Tremont Street 125 West 25th Street20 Finsbury Circus

物件リスト

国内の不動産市場が先行きに不透明さを増すなか、当社グループは、継続的な成長とポートフォリオの分散をめざし、グローバル事業を加速させています。

2009年に英国ロンドン都心部で物件取得を開始したのを皮切りに2016年11月現在、同市内にオフィスビルを3件、米国ではニューヨーク、ボストン、ワシントンでオフィスビルやオフィスと商業の複合施設を7件所有しています。

今後も為替市場や海外市場の動向を常に注視しつつ、引き続きポートフォリオの多様化と収益力の拡大に取り組んでいきます。また、ヨーロッパやアメリカに加え、オーストラリアや東南アジアにおいても将来の成長が期待できるエリアを中心に、事業機会の拡大に向けた取り組みを推進します。

グローバル事業の概要

主なプロジェクト

ポートフォリオを分散し、新たな成長への施策を実施しています

30

29

アニュアルレポート 2016

グローバル事業

アニュアルレポート 2016

グローバル事業

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

At a Glance 22

事業戦略 23

オフィス・商業事業 23

住宅事業 27

グローバル事業 29

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

1 King William Street ロンドン,シティ オフィス 約9,300㎡ 約100,000sqf 地上8階、地下1階

20 Finsbury Circus ロンドン,シティ オフィス 約8,000㎡ 86,427sqf 地上7階、地下1階

265 Strand ロンドン,ミッドタウン オフィス、商業 約7,000㎡ 75,883sqf 地上8階、地下1階

125 West 25th Street 米国ニューヨーク オフィス、商業 約12,700㎡ 約137,000sqf 地上11階、地下1階

141 Tremont Street 米国ボストン オフィス 約6,300㎡ 68,645sqf 地上13階

27 School Street 米国ボストン オフィス、商業 約5,700㎡ 62,427sqf 地上6階、地下1階

Two Oliver Street 米国ボストン オフィス、商業 約20,700㎡ 223,372sqf 地上11階、地下1階

575 Lexington Avenue 米国ニューヨーク オフィス、商業 約69,200㎡ 745,336sqf 地上35階、地下2階

1015 18th Street 米国ワシントンD.C. オフィス、商業 約9,800㎡ 106,000sqf 地上11階、地下3階

799 Broadway 米国ニューヨーク オフィス、商業 約12,300㎡ 132,627sqf 地上6階、地下1階

名称 用途所在 貸床面積 規模

当社はロンドン都心部にあるオフィスビル「1 King William Street」を2011年

に取得し、2016年11月にリノベーション工事が完了しました。外観に対する基準

が厳しいこの地区では、周辺の建物との調和が重んじられます。その中で、伝統

ある街並みを継承しつつ、歴史的価値の高いビルを現代のオフィスにふさわしい

仕様にリニューアルしました。

所在地 1 King William Street, London EC4, U.K.用途 オフィス貸床面積 約100,000sqf(約9,300m2)規模 地上8階、地下1階

「1 King William Street」 リニューアル

141 Tremont Street 125 West 25th Street20 Finsbury Circus

物件リスト

国内の不動産市場が先行きに不透明さを増すなか、当社グループは、継続的な成長とポートフォリオの分散をめざし、グローバル事業を加速させています。

2009年に英国ロンドン都心部で物件取得を開始したのを皮切りに2016年11月現在、同市内にオフィスビルを3件、米国ではニューヨーク、ボストン、ワシントンでオフィスビルやオフィスと商業の複合施設を7件所有しています。

今後も為替市場や海外市場の動向を常に注視しつつ、引き続きポートフォリオの多様化と収益力の拡大に取り組んでいきます。また、ヨーロッパやアメリカに加え、オーストラリアや東南アジアにおいても将来の成長が期待できるエリアを中心に、事業機会の拡大に向けた取り組みを推進します。

グローバル事業の概要

主なプロジェクト

ポートフォリオを分散し、新たな成長への施策を実施しています

30

29

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

コーポレート・ガバナンス

アニュアルレポート 2016

コーポレート・ガバナンス

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

取 締 役取 締 役取 締 役常勤監査役常勤監査役監 査 役監 査 役

小 松   章糀 谷 利 雄高 美 浩 一渡 辺 光 宏岡 﨑 俊 一加 藤 久 子武 田 晴 信

13回/13回10回/10回9回/10回13回/13回10回/10回13回/13回9回/10回

100.0%100.0%90.0%100.0%100.0%100.0%90.0%

---

17回/17回11回/11回17回/17回10回/11回

---

100.0%100.0%100.0%90.9%

出席回数地位 氏名取締役会 監査役会

出席率 出席回数 出席率

(注)1.糀谷利雄氏および高美浩一氏は、2015年6月23日付で取締役に就任いたしましたので、出席回数については、就任後に開催された取締役会の数を記載しております。2.岡﨑俊一氏および武田晴信氏は、2015年6月23日付で監査役に就任いたしましたので、出席回数については、就任後に開催された取締役会および監査役会の数を記載しております。

当社は、コーポレートスローガン「誠実に、革新的に‒街を、心を、つないでいく‒」

に基づき、株主の皆さま、お客様、取引先、地域社会などさまざまな利害関係者

から高い信頼を得ながら、オフィス、住宅、商業をはじめとした不動産サービスで

の事業展開による持続的な発展をめざしております。

コーポレート・ガバナンスについては、経営の健全性・透明性を確保し、適時適

切な情報開示や株主・投資家の皆さまとの建設的な対話によりアカウンタビリ

ティ(説明責任)を充実させ、企業倫理・コンプライアンスの徹底にも配意しつつ、

企業価値を向上させていくことを基本的な考え方としております。

経営の透明性確保のため、複数の独立役員(独立社外取締役および独立社外

監査役)が取締役会・監査役会において監督・監査を行うとともに、経営陣と独立

役員との意見交換の機会を設け、適切な助言を得ることなどにより緊張感のあ

る事業運営・経営判断を行っております。

アカウンタビリティ(説明責任)の充実については、「ディスクロージャーポリ

シー」に基づき経営・財務情報、環境やCSRなどの非財務情報も含めた適時適切

な情報開示に努め、また、IR・SR活動を通じ、持続的な企業価値の向上に向け、投

資家の皆さまとの建設的な対話を行っております。

当期における社外役員の取締役会および監査役会への出席状況

株主

監査役会

監査連携 監督

コントロール・モニタリング

コントロール・モニタリング

コーポレート・ガバナンス

リスク管理・内部統制

適法性の確認

会計監査

監督 開示・説明

会計監査人 取締役会

経営会議 企業倫理推進委員会

リスクマネジメント委員会

投資検討会

子会社

弁護士

監査役室

内部監査部門

(考査室)取締役

経営管理・リスクマネジメントPlan Do Check Action

Plan Do Check Action業務の遂行・リスクマネジメント本社・支店の

各組織グループ会社

管理部門

当社は、コーポレートガバナンス・コードの各原則について、全て実施しており

ます。(詳細については、当社IRサイト(https://www.nttud.co.jp/ir/index.html)

掲載の「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」をご覧ください。)

当社は監査役制度を採用しており、会社の機関として会社法に定められる株

主総会、取締役会、監査役会および会計監査人を設置しております。これは社外

監査役を含めた監査役による監査体制が経営監視機能として有効であると判

断し、監査役設置会社形態を採用したものです。

また、取締役社長が決定する事項のうち経営上の重要事項を審議する機関と

して、常勤取締役、支店長および事業部長並びにスタッフ部門等の長で構成さ

れる経営会議を設置し、業務執行における意思決定の迅速化に努めておりま

す。当会議には、意思決定の透明性を高めるため常勤監査役が出席しておりま

す。さらに、投資案件については、経営会議に先立ち、社内横断的なメンバーで

構成される投資検討会において投資リスク等を慎重に検討し、リスク管理を行っ

ております。

2015年度末における取締役会は、取締役14名(うち社外取締役3名。男性14

名)で構成され、当社の経営および業務執行の基本方針又は重要事項を決定し、

取締役の職務の執行を監督しております。また、取締役会は毎月1回の定期開催

を原則としており、さらに必要に応じて臨時開催するなど、迅速な意思決定に努

めており、2015年度において13回開催いたしました。

また、監査役会は、監査役4名(うち社外監査役4名。男性3名、女性1名)で構

成され、原則毎月1回の定期開催に加え、必要に応じて臨時開催を行い、2015年

度において17回開催いたしました。各監査役は監査役会で策定された監査計

画に基づき、取締役会をはじめとする重要な会議へ出席し、取締役の職務執行

状況を監査し、業務および財産の状況を調査しております。

なお、2016年6月22日現在の取締役会は取締役14名(うち社外取締役2名。

男性14名)、監査役会は監査役4名(うち社外監査役3名。男性3名、女性1名)で

それぞれ構成されております。

なお、取締役会の実行性を高め企業価値を向上させることを目的として、外

部コンサルタントの支援を得ながら、すべての取締役・監査役に対し、取締役会

の構成、取締役の活動状況および取締役会の運営状況など取締役会の実行性

評価に関するアンケートを実施しております。評価・分析については、このアン

ケート回答をふまえて実施し、取締役会において審議しております。その結果と

して、取締役会の実効性においては十分に確保されていると評価しております。

ガバナンス体制コーポレート・ガバナンスの基本方針

コーポレート・ガバナンスの特長

32

31

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

アニュアルレポート 2016

コーポレート・ガバナンス

アニュアルレポート 2016

コーポレート・ガバナンス

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

取 締 役取 締 役取 締 役常勤監査役常勤監査役監 査 役監 査 役

小 松   章糀 谷 利 雄高 美 浩 一渡 辺 光 宏岡 﨑 俊 一加 藤 久 子武 田 晴 信

13回/13回10回/10回9回/10回13回/13回10回/10回13回/13回9回/10回

100.0%100.0%90.0%100.0%100.0%100.0%90.0%

---

17回/17回11回/11回17回/17回10回/11回

---

100.0%100.0%100.0%90.9%

出席回数地位 氏名取締役会 監査役会

出席率 出席回数 出席率

(注)1.糀谷利雄氏および高美浩一氏は、2015年6月23日付で取締役に就任いたしましたので、出席回数については、就任後に開催された取締役会の数を記載しております。2.岡﨑俊一氏および武田晴信氏は、2015年6月23日付で監査役に就任いたしましたので、出席回数については、就任後に開催された取締役会および監査役会の数を記載しております。

当社は、コーポレートスローガン「誠実に、革新的に‒街を、心を、つないでいく‒」

に基づき、株主の皆さま、お客様、取引先、地域社会などさまざまな利害関係者

から高い信頼を得ながら、オフィス、住宅、商業をはじめとした不動産サービスで

の事業展開による持続的な発展をめざしております。

コーポレート・ガバナンスについては、経営の健全性・透明性を確保し、適時適

切な情報開示や株主・投資家の皆さまとの建設的な対話によりアカウンタビリ

ティ(説明責任)を充実させ、企業倫理・コンプライアンスの徹底にも配意しつつ、

企業価値を向上させていくことを基本的な考え方としております。

経営の透明性確保のため、複数の独立役員(独立社外取締役および独立社外

監査役)が取締役会・監査役会において監督・監査を行うとともに、経営陣と独立

役員との意見交換の機会を設け、適切な助言を得ることなどにより緊張感のあ

る事業運営・経営判断を行っております。

アカウンタビリティ(説明責任)の充実については、「ディスクロージャーポリ

シー」に基づき経営・財務情報、環境やCSRなどの非財務情報も含めた適時適切

な情報開示に努め、また、IR・SR活動を通じ、持続的な企業価値の向上に向け、投

資家の皆さまとの建設的な対話を行っております。

当期における社外役員の取締役会および監査役会への出席状況

株主

監査役会

監査連携 監督

コントロール・モニタリング

コントロール・モニタリング

コーポレート・ガバナンス

リスク管理・内部統制

適法性の確認

会計監査

監督 開示・説明

会計監査人 取締役会

経営会議 企業倫理推進委員会

リスクマネジメント委員会

投資検討会

子会社

弁護士

監査役室

内部監査部門

(考査室)取締役

経営管理・リスクマネジメントPlan Do Check Action

Plan Do Check Action業務の遂行・リスクマネジメント本社・支店の

各組織グループ会社

管理部門

当社は、コーポレートガバナンス・コードの各原則について、全て実施しており

ます。(詳細については、当社IRサイト(https://www.nttud.co.jp/ir/index.html)

掲載の「コーポレート・ガバナンスに関する報告書」をご覧ください。)

当社は監査役制度を採用しており、会社の機関として会社法に定められる株

主総会、取締役会、監査役会および会計監査人を設置しております。これは社外

監査役を含めた監査役による監査体制が経営監視機能として有効であると判

断し、監査役設置会社形態を採用したものです。

また、取締役社長が決定する事項のうち経営上の重要事項を審議する機関と

して、常勤取締役、支店長および事業部長並びにスタッフ部門等の長で構成さ

れる経営会議を設置し、業務執行における意思決定の迅速化に努めておりま

す。当会議には、意思決定の透明性を高めるため常勤監査役が出席しておりま

す。さらに、投資案件については、経営会議に先立ち、社内横断的なメンバーで

構成される投資検討会において投資リスク等を慎重に検討し、リスク管理を行っ

ております。

2015年度末における取締役会は、取締役14名(うち社外取締役3名。男性14

名)で構成され、当社の経営および業務執行の基本方針又は重要事項を決定し、

取締役の職務の執行を監督しております。また、取締役会は毎月1回の定期開催

を原則としており、さらに必要に応じて臨時開催するなど、迅速な意思決定に努

めており、2015年度において13回開催いたしました。

また、監査役会は、監査役4名(うち社外監査役4名。男性3名、女性1名)で構

成され、原則毎月1回の定期開催に加え、必要に応じて臨時開催を行い、2015年

度において17回開催いたしました。各監査役は監査役会で策定された監査計

画に基づき、取締役会をはじめとする重要な会議へ出席し、取締役の職務執行

状況を監査し、業務および財産の状況を調査しております。

なお、2016年6月22日現在の取締役会は取締役14名(うち社外取締役2名。

男性14名)、監査役会は監査役4名(うち社外監査役3名。男性3名、女性1名)で

それぞれ構成されております。

なお、取締役会の実行性を高め企業価値を向上させることを目的として、外

部コンサルタントの支援を得ながら、すべての取締役・監査役に対し、取締役会

の構成、取締役の活動状況および取締役会の運営状況など取締役会の実行性

評価に関するアンケートを実施しております。評価・分析については、このアン

ケート回答をふまえて実施し、取締役会において審議しております。その結果と

して、取締役会の実効性においては十分に確保されていると評価しております。

ガバナンス体制コーポレート・ガバナンスの基本方針

コーポレート・ガバナンスの特長

32

31

アニュアルレポート 2016

コーポレート・ガバナンス

アニュアルレポート 2016

役員一覧

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

1413

12 11

7

9

68

10 12

43

5 15 18 16

17

内部統制システムの整備の状況

当社では、取締役会の監督、監査役会の監査のもと、取締役社長が内部統制

システムを構築および整備して、職務を執行しております。2013年3月には、リス

クの洗い出し・評価プロセスの一層の明確化およびリスク管理の基本方針の策

定のため、リスクマネジメント委員会を設置しました。

また、当社においては、考査室が他の業務執行から独立した立場で本社各

組織、支店およびグループ会社の事業遂行状況を客観的に検証·評価し、内部監

査結果については経営会議に年2回、内部統制システムについては経営会議・取

締役会に年1回フィードバックを行うことで、継続して内部統制の有効性の検証・

改善を図っております。

リスク管理体制の整備の状況

当社では、内部統制システムの要ともなるリスクマネジメントに関しては、企業

の価値を維持・増大させていくため、事業に関連する内外のさまざまなリスクを

把握し適切な対策を実施することにより、より適切で大胆な経営判断を行うこと

ができるものと考えております。

リスクマネジメント委員会を設置するとともに、「リスク管理規程」の適切な

運用を図ることにより、事業を取り巻くさまざまなリスクに対して的確な管理

および実践を通じ、事業の継続と安定的発展を確保することとしております。

リスクマネジメントの徹底については、例えば、開発案件の投資判断にあたっ

ては、賃料下落リスクや工期遅れのリスク、近隣対応へのリスク、土壌汚染等の

環境リスクおよび海外リスク等について、環境の変化や新規事業への取り組み

状況に応じて、考えられるリスクを幅広く洗い出して判断を行うように努めて

おります。

また、当社では、大規模地震などの発生に備え、BCP(事業継続計画)を推進して

おります。2008年に災害対策推進室を発足し、組織体制の整備、指針やマニュ

アルの作成、建物の耐震·水防対策、防災訓練などの対策を実施しております。

企業倫理・コンプライアンス

当社における企業倫理・コンプライアンスについては、企業倫理推進委員会

で方針等を審議するとともに、企業倫理・コンプライアンスに関する研修を実施

し、社員等からの窓口としての企業倫理・コンプライアンス・ヘルプラインの社内

周知と適切な運用を徹底するなど、企業倫理・コンプライアンスの確立に向けた

取り組みを継続して実施しております。

内部統制に対する取り組み

※株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定し、同取引所に届け出ています。※2016年11月30日時点

取締役

監査役

渡辺 光宏

常勤監査役(社外)

岡﨑 俊一※

常勤監査役(社外・独立)

加藤 久子※

監査役(社外・独立)

武田 晴信

監査役15 16 17 18

楠本 正幸

常務取締役商業事業本部長チーフデザインオフィサー(CDO)

3

くすもと まさゆき北村 明義

常務取締役住宅事業本部長

4

きたむら あきよし塩川 完也

常務取締役関西支店長

5

しおかわ かん や香月 重人

取締役経営企画部長ITイノベーション部/財務部

6

か つき しげひと

高美 浩一

取締役14

たか み  こういち

吉条 良仁

取締役総務部長

7

きちじょう よしひと

山澤 秀行

取締役グローバル事業部長

8

やまさわ ひでゆき坂上 智之

取締役住宅事業本部副本部長デザイン戦略室長

11

さかうえ ともゆき小松 章※

取締役(社外・独立)

12

こ まつ あきら糀谷 利雄※

取締役(社外・独立)

13

こうじたに とし お

なかがわ ひろし中川 裕

代表取締役副社長2

福井 伸之

取締役ビル事業本部長

10

ふく い のぶゆき

まき さだ お牧 貞夫

代表取締役社長1

篠原 宏年

取締役プロジェクト推進部長青山開発部担当

9

しのはら ひろ とし

か とう ひさ こ たけ だ  はるのぶおかざき しゅんいちわたなべ みつひろ

33

34

アニュアルレポート 2016

コーポレート・ガバナンス

アニュアルレポート 2016

役員一覧

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

1413

12 11

7

9

68

10 12

43

5 15 18 16

17

内部統制システムの整備の状況

当社では、取締役会の監督、監査役会の監査のもと、取締役社長が内部統制

システムを構築および整備して、職務を執行しております。2013年3月には、リス

クの洗い出し・評価プロセスの一層の明確化およびリスク管理の基本方針の策

定のため、リスクマネジメント委員会を設置しました。

また、当社においては、考査室が他の業務執行から独立した立場で本社各

組織、支店およびグループ会社の事業遂行状況を客観的に検証·評価し、内部監

査結果については経営会議に年2回、内部統制システムについては経営会議・取

締役会に年1回フィードバックを行うことで、継続して内部統制の有効性の検証・

改善を図っております。

リスク管理体制の整備の状況

当社では、内部統制システムの要ともなるリスクマネジメントに関しては、企業

の価値を維持・増大させていくため、事業に関連する内外のさまざまなリスクを

把握し適切な対策を実施することにより、より適切で大胆な経営判断を行うこと

ができるものと考えております。

リスクマネジメント委員会を設置するとともに、「リスク管理規程」の適切な

運用を図ることにより、事業を取り巻くさまざまなリスクに対して的確な管理

および実践を通じ、事業の継続と安定的発展を確保することとしております。

リスクマネジメントの徹底については、例えば、開発案件の投資判断にあたっ

ては、賃料下落リスクや工期遅れのリスク、近隣対応へのリスク、土壌汚染等の

環境リスクおよび海外リスク等について、環境の変化や新規事業への取り組み

状況に応じて、考えられるリスクを幅広く洗い出して判断を行うように努めて

おります。

また、当社では、大規模地震などの発生に備え、BCP(事業継続計画)を推進して

おります。2008年に災害対策推進室を発足し、組織体制の整備、指針やマニュ

アルの作成、建物の耐震·水防対策、防災訓練などの対策を実施しております。

企業倫理・コンプライアンス

当社における企業倫理・コンプライアンスについては、企業倫理推進委員会

で方針等を審議するとともに、企業倫理・コンプライアンスに関する研修を実施

し、社員等からの窓口としての企業倫理・コンプライアンス・ヘルプラインの社内

周知と適切な運用を徹底するなど、企業倫理・コンプライアンスの確立に向けた

取り組みを継続して実施しております。

内部統制に対する取り組み

※株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員に指定し、同取引所に届け出ています。※2016年11月30日時点

取締役

監査役

渡辺 光宏

常勤監査役(社外)

岡﨑 俊一※

常勤監査役(社外・独立)

加藤 久子※

監査役(社外・独立)

武田 晴信

監査役15 16 17 18

楠本 正幸

常務取締役商業事業本部長チーフデザインオフィサー(CDO)

3

くすもと まさゆき北村 明義

常務取締役住宅事業本部長

4

きたむら あきよし塩川 完也

常務取締役関西支店長

5

しおかわ かん や香月 重人

取締役経営企画部長ITイノベーション部/財務部

6

か つき しげひと

高美 浩一

取締役14

たか み  こういち

吉条 良仁

取締役総務部長

7

きちじょう よしひと

山澤 秀行

取締役グローバル事業部長

8

やまさわ ひでゆき坂上 智之

取締役住宅事業本部副本部長デザイン戦略室長

11

さかうえ ともゆき小松 章※

取締役(社外・独立)

12

こ まつ あきら糀谷 利雄※

取締役(社外・独立)

13

こうじたに とし お

なかがわ ひろし中川 裕

代表取締役副社長2

福井 伸之

取締役ビル事業本部長

10

ふく い のぶゆき

まき さだ お牧 貞夫

代表取締役社長1

篠原 宏年

取締役プロジェクト推進部長青山開発部担当

9

しのはら ひろ とし

か とう ひさ こ たけ だ  はるのぶおかざき しゅんいちわたなべ みつひろ

33

34

アニュアルレポート 2016

独立役員からのメッセージ

アニュアルレポート 2016

独立役員からのメッセージ

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

近年、日本企業を取り巻く環境は厳しさを増しています。人口の少子高齢化は

否応なく進み、地震災害などへの対応も強化していかねばなりません。英国の

EU離脱決定や領海をめぐる日中関係などに見られる不透明性を帯びた国際情

勢の成り行きも、日本企業全体の経営リスクを高める一因となっています。その

ような状況下で、不動産業界の一翼を担う当社の果たすべき役割と責任は、ま

すます大きくなっていると感じていますが、当社は目下、グローバル化を積極的

に推進するとともに、1兆円を超える総資産の運用効率化に努め、着実に成果を

上げつつあります。

将来の日本に目を向ければ、当面は2020年東京オリンピック・パラリンピック

を成功させることが対外的な課題の1つとなっていますが、経済面ではむしろ、

ポスト東京オリンピック・パラリンピックこそが正念場となるでしょう。当社がこれ

からも永く株主の皆様をはじめ社会の期待に応え、社会から信頼される会社で

あり続けるためには、長期的に先を見据え、率先して社会に貢献していく姿勢が

何よりも大切だと考えています。私も微力ながら、当社の持続的躍進のお手伝

いができるよう、社外取締役としての職責をしっかり果たしていく所存です。

社外取締役の使命は、自己の持つ経験と能力を活かして、企業経営の方向に

良い影響を及ぼすことだと考えています。当社はこれまで比較的安定した国内

市場を基盤に事業を行ってきましたが、少子高齢化による人口減や消費経済の

低迷などを考えれば、国内市場だけではさらなる成長、発展は困難であり、グ

ローバル化の促進が必要不可欠と考えます。経済のグローバル化に対応して成

長する事業モデルの開発は、多くの企業にとっての課題です。経済のグローバル

化は都市の国際化を促進しますので、そこに当社の成長機会があるはずです。

企業の競争とは、より正確な未来を予測する能力の競争です。正確な未来を

知ることができれば、誰でも大きな利益を得る事業モデルを創ることができます。

当社の持続的成長と収益逓増のための事業モデル開発には、より正確な都市の

未来の予測と、それに対応した事業遂行能力が求められます。未来の予測能力と

は情報の分析力と創造力です。正確な未来を予測することは困難ですが、予測の

精度を高めることは可能です。事業モデルの開発に必要なのは“スローガン”では

なく“行動”です。従業員の創造的行動こそが当社の繁栄に、ひいては株主の繁栄

につながります。このことに微力ながら貢献できるよう、努力していく所存です。

社外監査役に就任して1年以上が経ちました。就任直前に改正会社法が施行

されるとともにコーポレートガバナンス・コードが適用され、実効的なコーポレー

ト・ガバナンスの実現が社会的な要請となるなか、取締役会の監督機能の強化

や監査の実効性確保だけでなく、能動的・積極的な行動として、経営層との有意

義な意見交換や社外取締役との連携の強化などに努めてきました。

当社は現在、「中期ビジョン2018」に基づき、オフィスビルの長期保有を目的と

した従来型の開発から、販売を目的とした開発にシフトするとともに、ホテル事業

や商業・住宅などの複合開発、既存オフィスビルの住宅用途へのコンバー

ジョン、グローバル事業の拡大など、新たな事業分野に取り組み始めています。

監査役としては、新たな事業分野への進出にあたり、持続的な成長に向けて、経

営判断におけるリスク管理が十分行われているかを注視していく必要があると

考えています。

今後も社外監査役として、より株主の皆様の目線に近い独立的な立場で、会

社の健全な発展と企業価値の向上、社会的信頼に応える良質な企業統治体制

の確立に貢献すべく、職責を果たしていく所存です。

当社監査役は、株主の皆様の負託を受けた独立機関として、取締役の職務執

行を監査するとともに、会社の健全な発展と企業価値の向上を図り、社会的信

頼に応える良質な企業統治体制を確立することを基本方針としています。

この方針のもと、私たち社外監査役は、当社がめざす「未来が見えるまちづく

り」や「お客様や地域社会の人々が満足し、笑顔になっていただくこと」が実現に

向けて進んでいるか、開発の現場や現地に赴きながら、独立の社外監査役とし

ての客観的立場でモニタリングを行ってきました。

また、監査役の役割として、積極的に権限を行使し、意見を述べることが求め

られており、モニタリングなどによって知り得た点なども含めて、取締役会や

代表取締役との意見交換の場において、株主の皆様と同じ立場で、忌憚のない

意見を述べてきました。幸いにも、当社の経営層は私たちの発言に耳を傾けて

おり、この点については、コーポレート・ガバナンスは効いているものと考えて

おります。

これからも、公認会計士および税理士としての専門的な知識を活かし、会計監

査人などともコミュニケーションを密にしながら、職責を果たしていきます。

社会の将来を見据えながら、積極的に社会貢献を果たしていく姿勢を重視しています。

社外取締役 小松 章1948年生。埼玉大学や一橋大学などで教授を歴任し、現在は武蔵野大学経済学部経営学科教授を務める。2013年6月から当社社外取締役として、豊富な知識を活かして業務執行を監督している。

都市の未来を予測する精度と、それに対応できる事業遂行能力の向上に寄与していきたい。

社外取締役 糀谷 利雄1944年生。日揮(株)においてプリンシパル・アーキテクトとして国内外で多数のプロジェクトに参画し、ソフト・ハード両面で豊富な知見を培う。2015年6月に当社社外取締役に就任。

会社の健全な発展と企業価値の向上、社会的信頼に応える良質な企業統治体制の確立に貢献していきます。

社外監査役 岡﨑 俊一1958年生。郵政省(現総務省)入省後、内閣官房、内閣法制局などで豊富な行政実務経験を積むほか、千葉大学・東京大学などで教鞭をとることを通じて、幅広い見識を培う。2015年6月に当社社外監査役に就任。

株主の皆様と同じ視点で、忌憚のない意見を発信することで当社の健全な発展に寄与していきます。

社外監査役 加藤 久子1948年生。国内外の監査法人、税理士法人で経験を積み、現在は税務会計事務所の代表を務める。2014年6月から当社社外監査役として、公認会計士および税理士としての専門性を活かした助言を行う。

36

35

アニュアルレポート 2016

独立役員からのメッセージ

アニュアルレポート 2016

独立役員からのメッセージ

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

近年、日本企業を取り巻く環境は厳しさを増しています。人口の少子高齢化は

否応なく進み、地震災害などへの対応も強化していかねばなりません。英国の

EU離脱決定や領海をめぐる日中関係などに見られる不透明性を帯びた国際情

勢の成り行きも、日本企業全体の経営リスクを高める一因となっています。その

ような状況下で、不動産業界の一翼を担う当社の果たすべき役割と責任は、ま

すます大きくなっていると感じていますが、当社は目下、グローバル化を積極的

に推進するとともに、1兆円を超える総資産の運用効率化に努め、着実に成果を

上げつつあります。

将来の日本に目を向ければ、当面は2020年東京オリンピック・パラリンピック

を成功させることが対外的な課題の1つとなっていますが、経済面ではむしろ、

ポスト東京オリンピック・パラリンピックこそが正念場となるでしょう。当社がこれ

からも永く株主の皆様をはじめ社会の期待に応え、社会から信頼される会社で

あり続けるためには、長期的に先を見据え、率先して社会に貢献していく姿勢が

何よりも大切だと考えています。私も微力ながら、当社の持続的躍進のお手伝

いができるよう、社外取締役としての職責をしっかり果たしていく所存です。

社外取締役の使命は、自己の持つ経験と能力を活かして、企業経営の方向に

良い影響を及ぼすことだと考えています。当社はこれまで比較的安定した国内

市場を基盤に事業を行ってきましたが、少子高齢化による人口減や消費経済の

低迷などを考えれば、国内市場だけではさらなる成長、発展は困難であり、グ

ローバル化の促進が必要不可欠と考えます。経済のグローバル化に対応して成

長する事業モデルの開発は、多くの企業にとっての課題です。経済のグローバル

化は都市の国際化を促進しますので、そこに当社の成長機会があるはずです。

企業の競争とは、より正確な未来を予測する能力の競争です。正確な未来を

知ることができれば、誰でも大きな利益を得る事業モデルを創ることができます。

当社の持続的成長と収益逓増のための事業モデル開発には、より正確な都市の

未来の予測と、それに対応した事業遂行能力が求められます。未来の予測能力と

は情報の分析力と創造力です。正確な未来を予測することは困難ですが、予測の

精度を高めることは可能です。事業モデルの開発に必要なのは“スローガン”では

なく“行動”です。従業員の創造的行動こそが当社の繁栄に、ひいては株主の繁栄

につながります。このことに微力ながら貢献できるよう、努力していく所存です。

社外監査役に就任して1年以上が経ちました。就任直前に改正会社法が施行

されるとともにコーポレートガバナンス・コードが適用され、実効的なコーポレー

ト・ガバナンスの実現が社会的な要請となるなか、取締役会の監督機能の強化

や監査の実効性確保だけでなく、能動的・積極的な行動として、経営層との有意

義な意見交換や社外取締役との連携の強化などに努めてきました。

当社は現在、「中期ビジョン2018」に基づき、オフィスビルの長期保有を目的と

した従来型の開発から、販売を目的とした開発にシフトするとともに、ホテル事業

や商業・住宅などの複合開発、既存オフィスビルの住宅用途へのコンバー

ジョン、グローバル事業の拡大など、新たな事業分野に取り組み始めています。

監査役としては、新たな事業分野への進出にあたり、持続的な成長に向けて、経

営判断におけるリスク管理が十分行われているかを注視していく必要があると

考えています。

今後も社外監査役として、より株主の皆様の目線に近い独立的な立場で、会

社の健全な発展と企業価値の向上、社会的信頼に応える良質な企業統治体制

の確立に貢献すべく、職責を果たしていく所存です。

当社監査役は、株主の皆様の負託を受けた独立機関として、取締役の職務執

行を監査するとともに、会社の健全な発展と企業価値の向上を図り、社会的信

頼に応える良質な企業統治体制を確立することを基本方針としています。

この方針のもと、私たち社外監査役は、当社がめざす「未来が見えるまちづく

り」や「お客様や地域社会の人々が満足し、笑顔になっていただくこと」が実現に

向けて進んでいるか、開発の現場や現地に赴きながら、独立の社外監査役とし

ての客観的立場でモニタリングを行ってきました。

また、監査役の役割として、積極的に権限を行使し、意見を述べることが求め

られており、モニタリングなどによって知り得た点なども含めて、取締役会や

代表取締役との意見交換の場において、株主の皆様と同じ立場で、忌憚のない

意見を述べてきました。幸いにも、当社の経営層は私たちの発言に耳を傾けて

おり、この点については、コーポレート・ガバナンスは効いているものと考えて

おります。

これからも、公認会計士および税理士としての専門的な知識を活かし、会計監

査人などともコミュニケーションを密にしながら、職責を果たしていきます。

社会の将来を見据えながら、積極的に社会貢献を果たしていく姿勢を重視しています。

社外取締役 小松 章1948年生。埼玉大学や一橋大学などで教授を歴任し、現在は武蔵野大学経済学部経営学科教授を務める。2013年6月から当社社外取締役として、豊富な知識を活かして業務執行を監督している。

都市の未来を予測する精度と、それに対応できる事業遂行能力の向上に寄与していきたい。

社外取締役 糀谷 利雄1944年生。日揮(株)においてプリンシパル・アーキテクトとして国内外で多数のプロジェクトに参画し、ソフト・ハード両面で豊富な知見を培う。2015年6月に当社社外取締役に就任。

会社の健全な発展と企業価値の向上、社会的信頼に応える良質な企業統治体制の確立に貢献していきます。

社外監査役 岡﨑 俊一1958年生。郵政省(現総務省)入省後、内閣官房、内閣法制局などで豊富な行政実務経験を積むほか、千葉大学・東京大学などで教鞭をとることを通じて、幅広い見識を培う。2015年6月に当社社外監査役に就任。

株主の皆様と同じ視点で、忌憚のない意見を発信することで当社の健全な発展に寄与していきます。

社外監査役 加藤 久子1948年生。国内外の監査法人、税理士法人で経験を積み、現在は税務会計事務所の代表を務める。2014年6月から当社社外監査役として、公認会計士および税理士としての専門性を活かした助言を行う。

36

35

アニュアルレポート 2016

CSRマネジメント

アニュアルレポート 2016

CSRマネジメント

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

*2*2

私たちは、NTTグループの一員として良質な不動産サービスの提供を通じて、お客様や地域社会の人々が満足し、笑顔になっていただける街づくりを推進し、より暮らしやすい持続可能な社会の実現に貢献します。

ステークホルダーとのコミュニケーションお客様や地域社会の皆様をはじめ、街づくりに関わる全ての企業や人々が、私たちの大切なパートナーです。私たちは、パートナーとの真摯なコミュニケーションを通じて、よりよい街づくりを推進します。

快適な空間と賑わいの創出私たちは、誰もが安心して安全に過ごせる心地のよい居住空間、機能的で便利なビジネス空間を創造し、魅力的で賑わいにあふれる街づくりを推進します。

自然環境保全・配慮の推進私たちは、街づくりに伴う環境負荷軽減はもとより、人々が身近に自然を感じることのできる快適な空間の創造、工夫を凝らした街づくりを推進します。

多様性を尊重した職場づくり私たちは、全社員一人ひとりの個の成長と多様性の尊重に努め、生き生きとした職場づくりを推進します。

健全な事業活動私たちは、常に感謝の気持ちを忘れず、高い倫理観と人権意識を持って、より責任ある事業活動を行い、豊かな社会づくりに貢献します。

当社グループは、CSRに関する基本的な考え方や方向性を「NTT都市開発グ

ループCSR基本方針」としてまとめ、社内外に開示しています。この方針は、不動

産サービスを提供するうえで念頭に置くべき、5つのCSRテーマを掲げ、その実

践を通じて、より暮らしやすい持続可能な社会の実現に貢献していく意志を示し

たものです。

この方針のもとに、CS※活動や災害対策、環境活動、さらには企業倫理および

社会貢献活動を含めたCSR活動を推進していくため、研修などを通じたグルー

プ全社員への啓発に努めています。

また、代表取締役副社長を委員長とするCSR委員会を定期的に開催し、CSR

活動のあり方を討議しています。同委員会での決定に基づき、本社のCSR推進

室が各部門・支店やグループ会社と連携しながら、さまざまな活動を推進すると

ともに、NTTグループ全体で推進する取り組みにも参画しています。※Customer Satisfaction:お客様満足度

近年、当社グループが大規模再開発にあたって注力しているのが、地域の環境や価値を維持・向上させるため、地域住民や地権者の方々とともに主体的に取り組む「エリアマネジメント活動」です。

例えば2015年5月にオープンした「品川シーズンテラス」では、周辺の企業に勤務する方々も含め、地域の方々が気軽に参加できるイベントを季節ごとに実施するほか、健康やスポーツに関する講座を定期的に開催しています。近隣の技術系企業の協力を得て、2016年の5月に開催した最新テクノロジーと遊びを融合したユーザー参加型イベント「品テクマルシェ」では、2日間で6,500人が来場されるなど、地域の方々からもご好評をいただきました。

2016年2月に竣工した「アーバンネット銀座一丁目ビル」では、環境保全や防災をはじめ、近年の社会的な課題に配慮し、様々な対策を講じています。

例えば環境面では、LED照明やBEMSなど先進的な取り組みを採用、防災面では優れた耐震性能と72時間対応の非常用電源を備えるなど事業継続性に配慮しました。さらに、開放的な屋上テラスを設け、新しいワークスタイルの具現化に寄与しています。

これらの結果、日本政策投資銀行の「DBJ Green Building認証」において、「国内トップクラスの卓越した

『環境・社会への配慮』がなされたビル」として、最高ランクにあたる「five stars」の認証を取得しました。※Building Energy Management System: ビルエネルギー管理システム

2017年2月に竣工予定の分譲マンション「ウエリス豊中桃山台」では、地域の植生を生かしたまちづくりを進めています。外構の一部として整備される「こもれびテラス」は、この地域に特有の植物を植栽に盛り込むなど、生物多様性の維持・改善に向けた管理計画を立案しています。

こうした取り組みが評価され、(公財)日本生態系協会が実施する「JHEP認証」において、最高ランクとなる「AAA」を、分譲マンション単独開発としては日本で初めて取得しました。

SRIインデックスへの組み入れ当社の環境活動や社会貢献活動などが評価され、世界の上場企業を対象とした社会的責任投資(SRI)の代表的なインデックスであるFTSE4Good構成銘柄に、2008年から継続して選定されています。

NTT都市開発グループCSR基本方針(2014年9月改定)

地域の価値向上をめざしてコミュニティを育成

(品川シーズンテラス)

DBJ Green Building認証を取得(アーバンネット銀座一丁目ビル)

地域の植生を育み、自然との共生をめざす

(ウエリス豊中桃山台)

CSRメッセージ

CSRテーマ

方針と体制

Topics

37

38

アニュアルレポート 2016

CSRマネジメント

アニュアルレポート 2016

CSRマネジメント

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

*2*2

私たちは、NTTグループの一員として良質な不動産サービスの提供を通じて、お客様や地域社会の人々が満足し、笑顔になっていただける街づくりを推進し、より暮らしやすい持続可能な社会の実現に貢献します。

ステークホルダーとのコミュニケーションお客様や地域社会の皆様をはじめ、街づくりに関わる全ての企業や人々が、私たちの大切なパートナーです。私たちは、パートナーとの真摯なコミュニケーションを通じて、よりよい街づくりを推進します。

快適な空間と賑わいの創出私たちは、誰もが安心して安全に過ごせる心地のよい居住空間、機能的で便利なビジネス空間を創造し、魅力的で賑わいにあふれる街づくりを推進します。

自然環境保全・配慮の推進私たちは、街づくりに伴う環境負荷軽減はもとより、人々が身近に自然を感じることのできる快適な空間の創造、工夫を凝らした街づくりを推進します。

多様性を尊重した職場づくり私たちは、全社員一人ひとりの個の成長と多様性の尊重に努め、生き生きとした職場づくりを推進します。

健全な事業活動私たちは、常に感謝の気持ちを忘れず、高い倫理観と人権意識を持って、より責任ある事業活動を行い、豊かな社会づくりに貢献します。

当社グループは、CSRに関する基本的な考え方や方向性を「NTT都市開発グ

ループCSR基本方針」としてまとめ、社内外に開示しています。この方針は、不動

産サービスを提供するうえで念頭に置くべき、5つのCSRテーマを掲げ、その実

践を通じて、より暮らしやすい持続可能な社会の実現に貢献していく意志を示し

たものです。

この方針のもとに、CS※活動や災害対策、環境活動、さらには企業倫理および

社会貢献活動を含めたCSR活動を推進していくため、研修などを通じたグルー

プ全社員への啓発に努めています。

また、代表取締役副社長を委員長とするCSR委員会を定期的に開催し、CSR

活動のあり方を討議しています。同委員会での決定に基づき、本社のCSR推進

室が各部門・支店やグループ会社と連携しながら、さまざまな活動を推進すると

ともに、NTTグループ全体で推進する取り組みにも参画しています。※Customer Satisfaction:お客様満足度

近年、当社グループが大規模再開発にあたって注力しているのが、地域の環境や価値を維持・向上させるため、地域住民や地権者の方々とともに主体的に取り組む「エリアマネジメント活動」です。

例えば2015年5月にオープンした「品川シーズンテラス」では、周辺の企業に勤務する方々も含め、地域の方々が気軽に参加できるイベントを季節ごとに実施するほか、健康やスポーツに関する講座を定期的に開催しています。近隣の技術系企業の協力を得て、2016年の5月に開催した最新テクノロジーと遊びを融合したユーザー参加型イベント「品テクマルシェ」では、2日間で6,500人が来場されるなど、地域の方々からもご好評をいただきました。

2016年2月に竣工した「アーバンネット銀座一丁目ビル」では、環境保全や防災をはじめ、近年の社会的な課題に配慮し、様々な対策を講じています。

例えば環境面では、LED照明やBEMSなど先進的な取り組みを採用、防災面では優れた耐震性能と72時間対応の非常用電源を備えるなど事業継続性に配慮しました。さらに、開放的な屋上テラスを設け、新しいワークスタイルの具現化に寄与しています。

これらの結果、日本政策投資銀行の「DBJ Green Building認証」において、「国内トップクラスの卓越した

『環境・社会への配慮』がなされたビル」として、最高ランクにあたる「five stars」の認証を取得しました。※Building Energy Management System: ビルエネルギー管理システム

2017年2月に竣工予定の分譲マンション「ウエリス豊中桃山台」では、地域の植生を生かしたまちづくりを進めています。外構の一部として整備される「こもれびテラス」は、この地域に特有の植物を植栽に盛り込むなど、生物多様性の維持・改善に向けた管理計画を立案しています。

こうした取り組みが評価され、(公財)日本生態系協会が実施する「JHEP認証」において、最高ランクとなる「AAA」を、分譲マンション単独開発としては日本で初めて取得しました。

SRIインデックスへの組み入れ当社の環境活動や社会貢献活動などが評価され、世界の上場企業を対象とした社会的責任投資(SRI)の代表的なインデックスであるFTSE4Good構成銘柄に、2008年から継続して選定されています。

NTT都市開発グループCSR基本方針(2014年9月改定)

地域の価値向上をめざしてコミュニティを育成

(品川シーズンテラス)

DBJ Green Building認証を取得(アーバンネット銀座一丁目ビル)

地域の植生を育み、自然との共生をめざす

(ウエリス豊中桃山台)

CSRメッセージ

CSRテーマ

方針と体制

Topics

37

38

アニュアルレポート 2016

データサマリー

アニュアルレポート 2016

データサマリー

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

主要財務データ 39

セグメント別業績 41

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

主要財務データ 39

セグメント別業績 41

会社情報 42

会計年度: 営業収益 営業利益 親会社株主に帰属する当期純利益 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー フリー・キャッシュ・フロー※1

投資額※2

減価償却費 EBITDA※3

会計年度末: 総資産 純資産 自己資本※4

有利子負債 ネット有利子負債※5

経営指標: 純収入(NOI)※6

総資産利益率(ROA)(%)※7

自己資本当期純利益率(ROE)(%)※8

自己資本比率(%) 自己資本配当率(DOE)(%)※9

配当性向(%)※10

ネットD/Eレシオ(倍)※11

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)※12

ネット有利子負債/EBITDA倍率(倍)

1株当たり: 純資産※13

当期純利益※14

配当金

128,21525,09112,995

(5,076)(32,995)20,823(38,072)

48,59523,65748,748

581,848125,169125,091293,069290,791

50,5044.7

10.821.52.7

25.32.32

—6.0

380.0839.4910.00

138,20628,71814,758

5,700(77,893)85,038(72,192)

93,36723,24651,964

900,325177,969136,395451,849434,524

52,7484.2

11.315.13.0

26.82.44

1.28.4

414.4344.8412.00

144,27725,24415,989

(12,091)(57,397)63,079

(69,488)

75,63825,76251,006

936,650183,593148,150521,070510,155

64,2773.0

11.215.82.8

24.72.78

—10.0

450.1448.5812.00

149,22416,1296,116

35,1686,695

(30,028)41,863

24,71425,52041,649

916,725185,537150,232496,682473,951

61,4802.04.1

16.42.6

64.62.554.3

11.4

456.4718.5812.00

145,69324,3249,307

40,417(28,257)(14,641)12,159

29,92523,38847,713

910,492190,783155,534487,780467,992

56,7222.96.1

17.12.6

42.42.45

5.19.8

472.5828.2812.00

136,84225,36515,586

3,704(23,033)12,650(19,329)

28,80724,76550,130

928,537203,727166,012505,805493,034

54,3183.09.7

17.92.9

29.62.420.59.8

504.4147.3614.00

163,16827,40112,073

48,089(39,885)(6,660)8,203

46,85623,76651,168

941,050213,835176,221505,993491,373

53,4993.17.1

18.73.1

43.62.306.29.6

535.4336.6816.00

2007.3 2008.3 2009.3 2010.3 2011.3 2012.3 2013.3(百万円)

(円)

(円)

会計年度: 営業収益 営業利益 親会社株主に帰属する当期純利益 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー フリー・キャッシュ・フロー※1

投資額※2

減価償却費 EBITDA※3

会計年度末: 総資産 純資産 自己資本※4

有利子負債 ネット有利子負債※5

経営指標: 純収入(NOI)※6

総資産利益率(ROA)(%)※7

自己資本当期純利益率(ROE)(%)※8

自己資本比率(%) 自己資本配当率(DOE)(%)※9

配当性向(%)※10

ネットD/Eレシオ(倍)※11

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)※12

ネット有利子負債/EBITDA倍率(倍)

1株当たり: 純資産※13

当期純利益※14

配当金

189,18630,45811,343

51,870(37,962)(8,656)13,907

62,77824,56655,025

985,507228,591185,616507,253488,345

51,4893.46.3

18.82.9

46.42.147.38.9

563.9834.4616.00

2014.3

152,05224,83616,235

36,988(67,778)31,777

(30,789)

79,97923,47448,311

1,033,220245,641200,910547,189526,925

47,5092.68.4

19.42.7

32.42.155.8

10.9

610.4549.3316.00

2015.3

183,016 37,771 16,557

17,430 (14,570)(6,781)2,860

54,563 23,91461,686

1,033,557 251,905 206,034 546,021 529,854

48,1703.9 8.2

19.9 2.8

33.8 2.10 2.9 8.6

626.0250.31 17.00

2016.3(百万円)

主要財務データ

(注)1.2007年3月期より、「貸借対照表の純資産の部の表示に関す

る会計基準」等を適用しています。2.NOI は2007年3月期より連結ベースで表示しています。3.2008年3月期、2009年3月期の投資額を算出するにあたり、

投資有価証券の取得による支出に「ユーディーエックス特定目的会社」の優先出資証券の追加取得に要した支出額を追加しています。

4.1株当たり情報については、2007年1月1日付の株式分割(1株→5株)および2013年10月1日付の株式分割(1株→100株)実施後の発行済株式総数(329,120,000株)により算出し、遡及修正を行った場合の数値をもとに作成しています。

5.「企業結合に関する会計基準」等を適用し、2016年3月期第1四半期より連結財務諸表における表示科目を変更しています。

指標計算式※1 フリー・キャッシュ・フロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー

+ 投資活動によるキャッシュ・フロー※2 投資額 = 資本的支出 + 投資有価証券の取得による支出

(投資活動によるキャッシュ・フローベース)※3 EBITDA = 営業利益 + 減価償却費※4 自己資本 = 純資産 - 新株予約権 - 少数株主持分※5 ネット有利子負債 = 有利子負債 - 現金及び現金同等物 -

預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金※6 NOI = 不動産賃貸収入(物件売却益等を控除) - 不動産賃貸

原価 + 不動産賃貸減価償却費(長期前払費用を含む)※7 ROA =(営業利益 + 持分法投資損益 + 負ののれん償却

益) ÷ 期中平均総資産※8 ROE = 親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 期中平均自己

資本※9 DOE = 配当金(年額) ÷ 期中平均自己資本※10 配当性向 = 1株当たり配当金(年額) ÷ 1株当たり当期純

利益※11 ネットD/Eレシオ = (有利子負債 - 現金及び現金同等物 -

預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金) ÷ 純資産※12 インタレスト・カバレッジ・レシオ = 営業活動によるキャッ

シュ・フロー ÷ 利息の支払額(営業活動によるキャッシュ・フローベース)

※13 1株当たり純資産 = 純資産 ÷ 期末発行済株式数※14 1株当たり当期純利益 = 親会社株主に帰属する当期純利益

÷ 期末発行済株式数

40

39

アニュアルレポート 2016

データサマリー

アニュアルレポート 2016

データサマリー

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

主要財務データ 39

セグメント別業績 41

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

主要財務データ 39

セグメント別業績 41

会社情報 42

会計年度: 営業収益 営業利益 親会社株主に帰属する当期純利益 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー フリー・キャッシュ・フロー※1

投資額※2

減価償却費 EBITDA※3

会計年度末: 総資産 純資産 自己資本※4

有利子負債 ネット有利子負債※5

経営指標: 純収入(NOI)※6

総資産利益率(ROA)(%)※7

自己資本当期純利益率(ROE)(%)※8

自己資本比率(%) 自己資本配当率(DOE)(%)※9

配当性向(%)※10

ネットD/Eレシオ(倍)※11

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)※12

ネット有利子負債/EBITDA倍率(倍)

1株当たり: 純資産※13

当期純利益※14

配当金

128,21525,09112,995

(5,076)(32,995)20,823(38,072)

48,59523,65748,748

581,848125,169125,091293,069290,791

50,5044.7

10.821.52.7

25.32.32

—6.0

380.0839.4910.00

138,20628,71814,758

5,700(77,893)85,038(72,192)

93,36723,24651,964

900,325177,969136,395451,849434,524

52,7484.2

11.315.13.0

26.82.44

1.28.4

414.4344.8412.00

144,27725,24415,989

(12,091)(57,397)63,079

(69,488)

75,63825,76251,006

936,650183,593148,150521,070510,155

64,2773.0

11.215.82.8

24.72.78

—10.0

450.1448.5812.00

149,22416,1296,116

35,1686,695

(30,028)41,863

24,71425,52041,649

916,725185,537150,232496,682473,951

61,4802.04.1

16.42.6

64.62.554.3

11.4

456.4718.5812.00

145,69324,3249,307

40,417(28,257)(14,641)12,159

29,92523,38847,713

910,492190,783155,534487,780467,992

56,7222.96.1

17.12.6

42.42.45

5.19.8

472.5828.2812.00

136,84225,36515,586

3,704(23,033)12,650(19,329)

28,80724,76550,130

928,537203,727166,012505,805493,034

54,3183.09.7

17.92.9

29.62.420.59.8

504.4147.3614.00

163,16827,40112,073

48,089(39,885)(6,660)8,203

46,85623,76651,168

941,050213,835176,221505,993491,373

53,4993.17.1

18.73.1

43.62.306.29.6

535.4336.6816.00

2007.3 2008.3 2009.3 2010.3 2011.3 2012.3 2013.3(百万円)

(円)

(円)

会計年度: 営業収益 営業利益 親会社株主に帰属する当期純利益 営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー フリー・キャッシュ・フロー※1

投資額※2

減価償却費 EBITDA※3

会計年度末: 総資産 純資産 自己資本※4

有利子負債 ネット有利子負債※5

経営指標: 純収入(NOI)※6

総資産利益率(ROA)(%)※7

自己資本当期純利益率(ROE)(%)※8

自己資本比率(%) 自己資本配当率(DOE)(%)※9

配当性向(%)※10

ネットD/Eレシオ(倍)※11

インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)※12

ネット有利子負債/EBITDA倍率(倍)

1株当たり: 純資産※13

当期純利益※14

配当金

189,18630,45811,343

51,870(37,962)(8,656)13,907

62,77824,56655,025

985,507228,591185,616507,253488,345

51,4893.46.3

18.82.9

46.42.147.38.9

563.9834.4616.00

2014.3

152,05224,83616,235

36,988(67,778)31,777

(30,789)

79,97923,47448,311

1,033,220245,641200,910547,189526,925

47,5092.68.4

19.42.7

32.42.155.8

10.9

610.4549.3316.00

2015.3

183,016 37,771 16,557

17,430 (14,570)(6,781)2,860

54,563 23,91461,686

1,033,557 251,905 206,034 546,021 529,854

48,1703.9 8.2

19.9 2.8

33.8 2.10 2.9 8.6

626.0250.31 17.00

2016.3(百万円)

主要財務データ

(注)1.2007年3月期より、「貸借対照表の純資産の部の表示に関す

る会計基準」等を適用しています。2.NOI は2007年3月期より連結ベースで表示しています。3.2008年3月期、2009年3月期の投資額を算出するにあたり、

投資有価証券の取得による支出に「ユーディーエックス特定目的会社」の優先出資証券の追加取得に要した支出額を追加しています。

4.1株当たり情報については、2007年1月1日付の株式分割(1株→5株)および2013年10月1日付の株式分割(1株→100株)実施後の発行済株式総数(329,120,000株)により算出し、遡及修正を行った場合の数値をもとに作成しています。

5.「企業結合に関する会計基準」等を適用し、2016年3月期第1四半期より連結財務諸表における表示科目を変更しています。

指標計算式※1 フリー・キャッシュ・フロー = 営業活動によるキャッシュ・フロー

+ 投資活動によるキャッシュ・フロー※2 投資額 = 資本的支出 + 投資有価証券の取得による支出

(投資活動によるキャッシュ・フローベース)※3 EBITDA = 営業利益 + 減価償却費※4 自己資本 = 純資産 - 新株予約権 - 少数株主持分※5 ネット有利子負債 = 有利子負債 - 現金及び現金同等物 -

預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金※6 NOI = 不動産賃貸収入(物件売却益等を控除) - 不動産賃貸

原価 + 不動産賃貸減価償却費(長期前払費用を含む)※7 ROA =(営業利益 + 持分法投資損益 + 負ののれん償却

益) ÷ 期中平均総資産※8 ROE = 親会社株主に帰属する当期純利益 ÷ 期中平均自己

資本※9 DOE = 配当金(年額) ÷ 期中平均自己資本※10 配当性向 = 1株当たり配当金(年額) ÷ 1株当たり当期純

利益※11 ネットD/Eレシオ = (有利子負債 - 現金及び現金同等物 -

預入れ期間が3ヶ月を超える定期預金) ÷ 純資産※12 インタレスト・カバレッジ・レシオ = 営業活動によるキャッ

シュ・フロー ÷ 利息の支払額(営業活動によるキャッシュ・フローベース)

※13 1株当たり純資産 = 純資産 ÷ 期末発行済株式数※14 1株当たり当期純利益 = 親会社株主に帰属する当期純利益

÷ 期末発行済株式数

40

39

アニュアルレポート 2016

データサマリー

アニュアルレポート 2016

会社情報

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

主要財務データ 39

セグメント別業績 41

会社情報 42

250

200

150

100

50

0

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年

(Index)

8,000

4,000

0

(万株)

出来高(右軸) 当社株価 TOPIX

営業収益

不動産賃貸事業

分譲事業

その他

消去

営業利益

不動産賃貸事業

分譲事業

その他

消去又は全社

営業利益率(%)

不動産賃貸事業(%)

分譲事業(%)

その他(%)

183,016

120,966

48,865

19,600

(6,416)

37,771

36,722

5,074

2,199

(6,225)

20.6

30.4

10.4

11.2

2016.3

145,693

92,608

41,725

16,383

(5,022)

24,324

29,226

533

1,212

(6,647)

16.7

31.6

1.3

7.4

2011.3

136,842

91,069

28,484

23,223

(5,934)

25,365

27,482

1,374

3,090

(6,583)

18.5

30.2

4.8

13.3

2012.3

163,168

94,509

54,939

18,930

(5,209)

27,401

29,216

2,914

1,580

(6,310)

16.8

30.9

5.3

8.3

2013.3

189,186

96,595

79,537

18,532

(5,478)

30,458

27,189

8,222

1,729

(6,682)

16.1

28.1

10.3

9.3

2014.3

152,052

91,739

46,626

18,825

(5,140)

24,836

23,566

4,405

2,485

(5,620)

16.3

25.7

9.4

13.2

2015.3

(百万円)不動産賃貸事業

営業収益 オフィス・商業 住宅・その他

貸付可能面積(オフィス・商業)(m2)

全国空室率(%) 都心5区(%)

全国NOI※

都心5区 首都圏(都心5区を除く) その他の地域

賃貸等不動産時価

賃貸等不動産簿価

分譲事業

営業収益

マンション

営業収益 首都圏 その他の地域 引渡戸数(戸) 首都圏(戸) その他の地域(戸) 完成在庫(戸)

宅地分譲等

営業収益 引渡数(戸・区画) 完成在庫(戸・区画)

その他

営業収益 引渡数(戸・区画)

92,608

85,807

6,800

1,149,628

5.7

3.6

56,722

31,305

4,289

21,128

1,180,817

737,113

41,725

31,627

22,948

8,678

717

463

253

91

7,785

326

27

2,312

1

91,069

84,713

6,356

1,168,526

5.4

2.0

54,318

29,907

4,153

20,257

1,155,467

743,939

28,484

22,392

16,330

6,062

458

351

107

99

4,099

48

14

1,993

1

94,509

88,621

5,887

1,199,215

6.5

4.0

53,499

29,121

4,059

20,318

1,159,902

758,300

54,939

47,372

27,979

19,392

1,052

564

488

207

6,618

63

37

948

1

96,595

90,833

5,762

1,193,561

7.4

6.4

51,489

25,617

3,940

21,932

1,210,052

805,911

79,537

75,486

54,073

21,413

1,423

876

547

207

4,050

136

33

91,739

80,083

11,656

1,248,926

10.9

14.7

47,509

22,829

3,292

21,387

1,327,642

845,486

46,626

45,405

24,368

21,036

1,080

503

576

219

1,220

71

19

2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3

120,966

98,047

22,918

1,134,869

5.7

6.3

48,170

24,427

3,127

20,615

1,357,982

795,870

48,865

46,916

28,664

18,252

1,054

621

433

470

1,949

85

47

2016.3

(百万円)

(百万円)

日本電信電話株式会社

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)

ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニーレギュラーアカウント

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223

ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505225

ザ バンク オブ ニューヨーク 133522

221,481,500

7,291,100

6,316,775

5,224,800

3,746,700

2,075,369

1,985,400

1,929,895

1,888,600

1,883,473

67.30%

2.22%

1.92%

1.59%

1.14%

0.63%

0.60%

0.59%

0.57%

0.57%

ノーザン トラスト カンパニー エイブイエフシー リ ユーエス タックス エグゼンプテド ペンション ファンズ

メロン バンク エヌエー アズ エージェント フォー イッツ クライアント メロン オムニバス ユーエス ペンション

ステート ストリート バンク ウェスト ペンション ファンド クライアンツ エグゼンプト 505233

セグメント別業績

(注)1. 都心5区とは、千代田区、中央区、港区、渋谷区および新宿区を指しています。2.首都圏(都心5区を除く)とは、都心5区を除く東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県および栃木

県を指しています。3.引渡戸数および完成在庫について、共同事業物件は、当社事業割合に応じた戸数を記載し、小数点以下は切

り捨てで表示しています。4.その他は、マンションの一棟売却などによるものです。※NOI = 不動産賃貸収入 - 不動産賃貸原価 + 不動産賃貸減価償却費(長期前払費用を含む)

大株主(上位10名)株主の氏名または名称 所有株数 出資比率

株式所有者別分布状況(出資比率)

会社情報/株式情報(2016年3月31日現在)

会社名

本社所在地設立資本金従業員数会社が発行する株式の総数発行済株式の総数株主数

エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社NTT URBAN DEVELOPMENT CORPORATION〒101-0021  東京都千代田区外神田四丁目14番1号1986年1月21日487億6,000万円800名(連結)1,050,000,000株329,120,000株12,470名(うち単元未満株主数 73名)

(注)2013年10月1日付で、普通株式1株につき100株の株式分割を実施しております。株価につきましては、当該株式分割に伴う影響を加味し、遡及修正を行っております。

当社株価(終値)と東証株価指数(TOPIX)の推移 (2011年4月1日を100として指数化)

証券会社0.5%

金融機関7.9%

個人・その他(国内)2.7%

外国法人等21.1%

事業会社・その他の法人(国内)67.7%

41

42

アニュアルレポート 2016

データサマリー

アニュアルレポート 2016

会社情報

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

会社情報 42

NTT都市開発について 02

社長メッセージ 07

特集 NTT都市開発のブランド戦略 13

財務ハイライト 21

NTT都市開発のビジネス 22

コーポレート・ガバナンス 31

役員一覧 34

独立役員からのメッセージ 35

CSRマネジメント 37

データサマリー 39

主要財務データ 39

セグメント別業績 41

会社情報 42

250

200

150

100

50

0

2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年

(Index)

8,000

4,000

0

(万株)

出来高(右軸) 当社株価 TOPIX

営業収益

不動産賃貸事業

分譲事業

その他

消去

営業利益

不動産賃貸事業

分譲事業

その他

消去又は全社

営業利益率(%)

不動産賃貸事業(%)

分譲事業(%)

その他(%)

183,016

120,966

48,865

19,600

(6,416)

37,771

36,722

5,074

2,199

(6,225)

20.6

30.4

10.4

11.2

2016.3

145,693

92,608

41,725

16,383

(5,022)

24,324

29,226

533

1,212

(6,647)

16.7

31.6

1.3

7.4

2011.3

136,842

91,069

28,484

23,223

(5,934)

25,365

27,482

1,374

3,090

(6,583)

18.5

30.2

4.8

13.3

2012.3

163,168

94,509

54,939

18,930

(5,209)

27,401

29,216

2,914

1,580

(6,310)

16.8

30.9

5.3

8.3

2013.3

189,186

96,595

79,537

18,532

(5,478)

30,458

27,189

8,222

1,729

(6,682)

16.1

28.1

10.3

9.3

2014.3

152,052

91,739

46,626

18,825

(5,140)

24,836

23,566

4,405

2,485

(5,620)

16.3

25.7

9.4

13.2

2015.3

(百万円)不動産賃貸事業

営業収益 オフィス・商業 住宅・その他

貸付可能面積(オフィス・商業)(m2)

全国空室率(%) 都心5区(%)

全国NOI※

都心5区 首都圏(都心5区を除く) その他の地域

賃貸等不動産時価

賃貸等不動産簿価

分譲事業

営業収益

マンション

営業収益 首都圏 その他の地域 引渡戸数(戸) 首都圏(戸) その他の地域(戸) 完成在庫(戸)

宅地分譲等

営業収益 引渡数(戸・区画) 完成在庫(戸・区画)

その他

営業収益 引渡数(戸・区画)

92,608

85,807

6,800

1,149,628

5.7

3.6

56,722

31,305

4,289

21,128

1,180,817

737,113

41,725

31,627

22,948

8,678

717

463

253

91

7,785

326

27

2,312

1

91,069

84,713

6,356

1,168,526

5.4

2.0

54,318

29,907

4,153

20,257

1,155,467

743,939

28,484

22,392

16,330

6,062

458

351

107

99

4,099

48

14

1,993

1

94,509

88,621

5,887

1,199,215

6.5

4.0

53,499

29,121

4,059

20,318

1,159,902

758,300

54,939

47,372

27,979

19,392

1,052

564

488

207

6,618

63

37

948

1

96,595

90,833

5,762

1,193,561

7.4

6.4

51,489

25,617

3,940

21,932

1,210,052

805,911

79,537

75,486

54,073

21,413

1,423

876

547

207

4,050

136

33

91,739

80,083

11,656

1,248,926

10.9

14.7

47,509

22,829

3,292

21,387

1,327,642

845,486

46,626

45,405

24,368

21,036

1,080

503

576

219

1,220

71

19

2011.3 2012.3 2013.3 2014.3 2015.3

120,966

98,047

22,918

1,134,869

5.7

6.3

48,170

24,427

3,127

20,615

1,357,982

795,870

48,865

46,916

28,664

18,252

1,054

621

433

470

1,949

85

47

2016.3

(百万円)

(百万円)

日本電信電話株式会社

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)

ゴールドマン・サックス・アンド・カンパニーレギュラーアカウント

日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)

ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223

ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505225

ザ バンク オブ ニューヨーク 133522

221,481,500

7,291,100

6,316,775

5,224,800

3,746,700

2,075,369

1,985,400

1,929,895

1,888,600

1,883,473

67.30%

2.22%

1.92%

1.59%

1.14%

0.63%

0.60%

0.59%

0.57%

0.57%

ノーザン トラスト カンパニー エイブイエフシー リ ユーエス タックス エグゼンプテド ペンション ファンズ

メロン バンク エヌエー アズ エージェント フォー イッツ クライアント メロン オムニバス ユーエス ペンション

ステート ストリート バンク ウェスト ペンション ファンド クライアンツ エグゼンプト 505233

セグメント別業績

(注)1. 都心5区とは、千代田区、中央区、港区、渋谷区および新宿区を指しています。2.首都圏(都心5区を除く)とは、都心5区を除く東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、群馬県および栃木

県を指しています。3.引渡戸数および完成在庫について、共同事業物件は、当社事業割合に応じた戸数を記載し、小数点以下は切

り捨てで表示しています。4.その他は、マンションの一棟売却などによるものです。※NOI = 不動産賃貸収入 - 不動産賃貸原価 + 不動産賃貸減価償却費(長期前払費用を含む)

大株主(上位10名)株主の氏名または名称 所有株数 出資比率

株式所有者別分布状況(出資比率)

会社情報/株式情報(2016年3月31日現在)

会社名

本社所在地設立資本金従業員数会社が発行する株式の総数発行済株式の総数株主数

エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社NTT URBAN DEVELOPMENT CORPORATION〒101-0021  東京都千代田区外神田四丁目14番1号1986年1月21日487億6,000万円800名(連結)1,050,000,000株329,120,000株12,470名(うち単元未満株主数 73名)

(注)2013年10月1日付で、普通株式1株につき100株の株式分割を実施しております。株価につきましては、当該株式分割に伴う影響を加味し、遡及修正を行っております。

当社株価(終値)と東証株価指数(TOPIX)の推移 (2011年4月1日を100として指数化)

証券会社0.5%

金融機関7.9%

個人・その他(国内)2.7%

外国法人等21.1%

事業会社・その他の法人(国内)67.7%

41

42

**2

フォワードストローク:P14、P15、P17、P25エスエス東京支店:P25、P38

(撮影)

※完成予想CGは現在の計画段階のイメージであり、今後の協議により変更の可能性があります。

※記載されている内容は2016年11月末時点での情報です。

〒101-0021 東京都千代田区外神田四丁目14番1号 秋葉原UDXTEL: (03)6811-6300(代表)URL: https://www.nttud.co.jp/

アニュアルレポート 2016年3月期

ANNUAL REPORT 2016