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Aruba 303H シリーズ Hospitality アクセスポイント 設置ガイド AP-303H-IG-JA-01 | 2017 3 1 Aruba 303H シリーズアクセスポイントは、ホテルやレストランでの展開やブランチ展開に適した、高性能のデュア ル無線ワイヤレスデバイスです。 このアクセスポイントは、Multiple-Input, Multiple-Output (MIMO) テクノロジを使用して、2.4GHz 802.11 b/g/n および 5GHz 802.11 a/n/ac Wi-Fi のセキュアなワイヤレス接続を提供します。 ワイヤレス接続を使用する代わりに、デバイスの底部にある有線イーサネットポートを使用すれば、イーサネット ケーブルでリンクされているデバイスに接続できます。 303H シリーズアクセスポイントは、付属のマウントを使用して標準的なシングル配線ウォールボックスに取り付け ることも、AP-303H-MNTD マウントキット ( 別売) を使用して、ブランチオフィス展開向けのデスクマウント型リ モートアクセスポイントに変換することもできます。 303H シリーズアクセスポイントは、以下の機能を提供します。 IEEE 802.11a/b/g/n/ac ( ワイヤレスアクセスポイント) IEEE 802.11a/b/g/n/ac ( ワイヤレス空気モニター ) IEEE 802.3af/at PoE との互換性 一元管理設定 PoE-in (E0 ポート)/PoE-out (E3 ポート) のサポート 一部の USB 周辺機器のサポート Bluetooth Low Energy (BLE) 無線の統合 パッケージの内容 303H シリーズアクセスポイント シングル配線ウォールボックスマウント用ブラケット #6-32 マイナスネジ x 2 T8H トルクスセキュリティスクリュー ハードウェアの概要 次のセクションでは、303H シリーズアクセスポイントのハードウェアコンポーネントの概要について説明します。 1 303H シリーズ ( 前面) 内容が違っている場合、不足している場合、または破損している場合は、サプライヤに連絡してください。必要な場合は、元の梱包 資材および箱を使用して ( 可能な場合) パッケージを梱包し、サプライヤに返送してください。 PoE-PSE ステータス ラジオのステータス システムのステータス

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Aruba 303H シリーズ Hospitality アクセスポイント設置ガイド

Aruba 303H シリーズアクセスポイントは、ホテルやレストランでの展開やブランチ展開に適した、高性能のデュアル無線ワイヤレスデバイスです。このアクセスポイントは、Multiple-Input, Multiple-Output (MIMO) テクノロジを使用して、2.4GHz 802.11 b/g/nおよび 5GHz 802.11 a/n/ac Wi-Fi のセキュアなワイヤレス接続を提供します。ワイヤレス接続を使用する代わりに、デバイスの底部にある有線イーサネットポートを使用すれば、イーサネットケーブルでリンクされているデバイスに接続できます。303H シリーズアクセスポイントは、付属のマウントを使用して標準的なシングル配線ウォールボックスに取り付けることも、AP-303H-MNTD マウントキット (別売 ) を使用して、ブランチオフィス展開向けのデスクマウント型リモートアクセスポイントに変換することもできます。303H シリーズアクセスポイントは、以下の機能を提供します。 IEEE 802.11a/b/g/n/ac (ワイヤレスアクセスポイント) IEEE 802.11a/b/g/n/ac (ワイヤレス空気モニター ) IEEE 802.3af/at PoE との互換性 一元管理設定 PoE-in (E0 ポート)/PoE-out (E3 ポート) のサポート 一部の USB 周辺機器のサポート Bluetooth Low Energy (BLE) 無線の統合

パッケージの内容 303H シリーズアクセスポイント シングル配線ウォールボックスマウント用ブラケット #6-32 マイナスネジ x 2 T8H トルクスセキュリティスクリュー

ハードウェアの概要次のセクションでは、303H シリーズアクセスポイントのハードウェアコンポーネントの概要について説明します。

図 1 303H シリーズ (前面)

内容が違っている場合、不足している場合、または破損している場合は、サプライヤに連絡してください。必要な場合は、元の梱包資材および箱を使用して (可能な場合) パッケージを梱包し、サプライヤに返送してください。

PoE-PSE Status

Radio Status

System Status

PoE-PSE ステータスラジオのステータスシステムのステータス

AP-303H-IG-JA-01 | 2017 年 3 月 1

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LEDアクセスポイントの前面と背面にある LED 表示は、以下の機能を示します。

システムのステータス システムステータス LED は、アクセスポイントの動作状況を示します。表 1 を参照してください。

表 1 システムステータス LED

1 遅い点滅: 1 秒オン/1 秒オフ2 速い点滅: 1 秒未満にオン/オフを繰り返し

ラジオのステータスラジオステータス LED は、アクセスポイントの無線の動作モードを示します。表 2 を参照してください。

表 2 ラジオステータス LED

色/状態 意味

オフ デバイス電源オフ

緑/点灯 デバイス準備完了、完全に機能

緑/遅い点滅1 デバイス起動中、準備未了

緑/速い点滅2 デバイス準備完了、アップリンクが最適速度以下でネゴシエート済み (<1Gbps)

オレンジ/点灯 デバイス準備完了、省電力モードで動作中 (PoE 電源: 802.3af)

オレンジ/速い点滅 デバイス準備完了、省電力モードで動作中、アップリンクが最適速度以下でネゴシエート済み (<1Gbps)

赤/点灯 エラー状況

色/状態 意味

オフ 以下の条件のいずれかを満たす 両方のラジオが無効 デバイス電源オフ

緑/点灯 両方のラジオがアクセスモードで有効

緑/遅い点滅1 一方のラジオはアクセスモードで有効、もう一方は無効

オレンジ/点灯 両方のラジオがモニターモードで有効

オレンジ/遅い点滅 デバイス準備完了、省電力モードで動作中、アップリンクが最適速度以下でネゴシエート済み (<1Gbps)

交互に点灯 エラー状況

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ネットワークのステータス (E1-E3)E1-E3 ポートの横にあるネットワークステータス LED は、有線ポートからの転送アクティビティを示します。表 3 を参照してください。

表 3 ネットワークステータス LED

PoE-PSE ステータス (E3)E3 ポートの上にある PoE-PSE LED は、アクセスポイントが給電装置 (PSE) として運用されている場合に、E3 ポートにイーサネットケーブルで物理的に接続されている外部デバイスに Power over Ethernet (PoE) を提供していることを示します。表 4 を参照してください。

表 4 PoE-PSE ステータス LED

LED 表示の設定LED には 3 つの運用モードがあり、システム管理ソフトウェアで選択できます。 デフォルトモード: 表 1 ~ 4 を参照 オフモード: LED はオフ 点滅モード: LED は緑の遅い点滅

色/状態 意味

オフ 以下の条件のいずれかを満たす デバイス電源オフ ポート無効 リンク/アクティビティなし

緑/点灯 最大速度でリンク確立済み (1Gbps)

緑/遅い点滅 最大速度リンク経由のアクティビティを検出

オレンジ/点灯 低速でリンク確立済み (10/100Mbps)

オレンジ/遅い点滅 低速リンク経由のアクティビティを検出

色/状態 意味

オフ アクセスポイントは PoE を供給していない、または電源がオフ

緑/点灯 アクセスポイントは接続デバイスに電源を供給

緑/遅い点滅 接続デバイスへの PoE 電源供給をネゴシエート中

Aruba 303H シリーズ Hospitality アクセスポイント | 設置ガイド 3

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図 2 303H シリーズ (背面)

コンソールポートこの 5 ピン Micro-B コネクタはデバイスの背面にあります。AP-CBL-SERU ケーブルを使用してノートパソコンやシリアルコンソールに接続し、このデバイスを直接管理できます。ピン出力の詳細は図 3 を参照してください。

図 3 コンソールポートのピン出力

イーサネットポート303H シリーズアクセスポイントには 4 つのアクティブイーサネットポート (E0/PT-E3) が装備されています (図 4参照)。

図 4 303H シリーズ (底面)

アクセスポイントの底面にある E0/PT ポートは、10/100/1000Base-T 自動検出 MDI/MDX 有線ネットワークアップリンク接続 RJ45 ポートです。IEEE 802.3af/802.3at PoE をサポートし、PoE Midspan インジェクタなどの給電装置(PSE) または PoE をサポートするネットワークインターフェイスからの電源を標準 Powered Device (PD) として受け入れます。アクセスポイントの底面にある E1-E3 ポートは、10/100/1000Base-T 自動検出 MDI/MDX 有線ネットワークダウンリンク接続 RJ45 ポートです。これらのポートは、イーサネットケーブルを使用して物理的にリンクされている場合に、有線接続デバイスに対してセキュアなネットワーク接続を提供するために使用されます。ポートのピン出力に関する情報は、図 5 を参照してください。

E057

V

600

mA

PT

Micro B console port

E0 Ethernet port

Pass-Through (PT) port

Micro B コンソールポート

E0 イーサネットポート

パススルー (PT) ポート

1: NC2: RX3: TX4: GND5: GND

E0

E0/PT E3E2E1

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さらに、E3 ポートは PoE 送電機能をサポートし、アクセスポイントが 802.3at PoE モードで運用されている場合、または DC 電源で動作している場合に、最大出力 15.4W を PSE に供給できます。

図 5 Gigabit イーサネットポートピン出力

USB インターフェイス303H シリーズアクセスポイントには、セルラーモデム対応の USB-A ポートが装備されています。有効にすると、USB ポートから最大 5W/1A を接続デバイスに給電できます。

図 6 303H シリーズの側面

プッシュボタンデバイスの右側にあるプッシュボタンを使用して、アクセスポイントを出荷時の設定にリセットしたり、LED 表示のオン/オフを切り替えたりできます。 アクセスポイントを出荷時のデフォルト設定にリセットするには:

1. アクセスポイントの電源をオフにします。2. クリップの先などの細くとがったものでプッシュボタンを押します。3. プッシュボタンを押したまま、アクセスポイントの電源をオンにします。5 秒以内にシステムステータス LEDが点滅します。

4. プッシュボタンを放します。リセットが完了すると、15 秒以内にシステムステータス LED が再度点滅します。その後アクセスポイントが再起動して、出荷時の設定に戻ります。

LED 表示のオン/オフを切り替えるには:アクセスポイントの通常動作中に、クリップの先などの細くとがったものでプッシュボタンを押してすぐ放します。

電源303H シリーズアクセスポイントは、AP-AC-48V36C 電源アダプタ (別売) を使用している場合に最大 48V DC をサポートします。電源コネクタポートはデバイスの側面にあります (図 6 を参照)。PoE 受電機能 (PoE-PD) を使用すると、802.3at (推奨) 電源または 802.3af (オプション) 電源から供給される電力をE0/PT ポートで受けることができます。802.3at または DC 電源から給電すると、ポート E3 の PoE 送電機能 (PoE-PSE) が有効になり、有線デバイスに対して最大出力 15.4W を給電できます。 電源出力の詳細については、表 4 を参照してください。PoE-PSE および USB-A の設定は、ソフトウェアの WebUIおよび CLI を通じて有効化/無効化できます。

1000Base-T Gigabitイーサネットポート

RJ-45 メス ピン出力 1

2345678

ETH Rx+ETH Rx-ETH Tx+

ETH Tx-

(PoE (-))(PoE (-))(PoE (+))

(PoE (+))

48V600m

A

DC power socket USB port Reset button

Security screw lockDC 電源ソケット USB ポート プッシュボタンセキュリティスクリューロック

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始める前に 設置の手順を始める前に、下のセクションを参照してください。

設置前のチェックリスト303H シリーズアクセスポイントを設置する前に、以下のコンポーネントが揃っていることを確認してください。 壁用ボックス (配線済み) ネットワーク端子付き Cat5E UTP ケーブル (壁用ボックスに設置済み) 以下のいずれかの電源装置

IEEE 802.3af/at 対応の Power over Ethernet (PoE) 電源 Aruba AP AC-DC アダプタ キット (別売)

以下のいずれかのネットワークサービス Aruba Discovery Protocol (ADP) “A” レコードのある DNS サーバー

ベンダ固有のオプションのある DHCP サーバー

設置場所の特定303H シリーズアクセスポイントは、Aruba 認定ウォールマウントキットまたはデスクマウントキットに固定する必要があります。このアクセスポイントは、アンテナ最大利得が確保しやすいようにイーサネットポートを下に向けて、縦方向に設置する必要があります。Aruba の RF Plan ソフトウェアアプリケーションによって生成されるアクセスポイント設置マップを使用して、適切な設置場所を決定してください。各設置場所は目的の対象領域の中心に可能な限り近く、障害物や明白な干渉源のない場所である必要があります。これらの RF 吸収材/反射材/干渉源は RF プロパゲーションに影響するので、計画フェーズで考慮に入れ、RF 計画で調整する必要があります。

識別されていない既知の RF 吸収剤/反射材/干渉源設置フェーズにおいて現場で既知の RF 吸収材、反射材、および干渉源を識別することが重要です。アクセスポイントを設置場所に固定する際は、これらの要因を考慮に入れてください。RF 吸収材には、以下のようなものがあります。 セメント/コンクリート : 乾燥する古いコンクリートの場合、RF プロパゲーションが発生する可能性があります。新しいコンクリートは保湿性が高いので RF 信号がブロックされます。

自然物: 水槽、噴水、池、および樹木 煉瓦RF 反射材には、以下のようなものがあります。 鉄製のオブジェクト : フロア間に設置された金属、鉄筋、防火扉、クーラーのダクト、メッシュ窓、ブラインド、金網タイプのフェンス (間口サイズにより異なります)、冷蔵庫、ラック、棚、およびファイルキャビネット

アクセスポイントを 2 つの空調機ダクトの間に設置しないでください。RF 吸収を回避するために、アクセスポイントはダクトの下に設置してください。

RF 干渉源には、以下のようなものがあります。 電子レンジおよび 2.4 または 5 GHz 以外のオブジェクト (コードレス電話など) コールセンターやランチルームで使用されるコードレスヘッドセット

このデバイスは政府の要件に準拠しており、権限のあるネットワーク管理者だけが設定を変更できるように設計されています。アクセスポイントの設定の詳細については、『ArubaOS クイックスタートガイド』および『ArubaOS ユーザーガイド』を参照してください。

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アクセスポイントの設置303H シリーズは、さまざまな壁用電気配線ボックスに取り付けられるように設計されています。

303H シリーズを設置するには、以下の手順に従います。1. 既存の壁用データ配線プレートを取り外します (設置済みの場合)。 2. 既存の RJ45 コネクタがある場合は取り外すか (通常はスナップイン式)、または UTP ケーブルを切るか抜きます。3. 短いイーサネットケーブル (別売) を使用して、E0 ポートを RJ45 コネクタに接続するか、またはケーブルに RJ45プラグ (別売) を圧着して、E0 ポートに差し込みます。PT ポートを使用する場合は、同じ作業を繰り返します。

4. 303H シリーズマウント用ブラケットの穴を、図 7 と図 8 のように配線ボックスの穴に合わせます。ワールドワイド用シングル配線ボックスの場合、マウント用ブラケットには、個々の設置場所の要件を満たすように、マウント用穴が 2 組あります。 壁用ボックスに該当する標準: IEC 60670-1、GB17466、BS4662、DIN49073 (ワールドワイド) ANSI/NEMA OS 1 および OS 2 (米国)

図 7 ブラケットと配線ボックスの位置合わせ (米国のシングル配線ボックスの例)

!すべての Aruba アクセスポイントは、専門技術者である Aruba 認定モビリティプロフェッショナル (ACMP) が設置する必要があります。取り付けスタッフは、該当する国内法規および電気工事規定を満たすアースが使用可能であることを確認する必要があります。この製品を正しく設置しないと、人体の怪我や物品の損傷が生じる可能性があります。

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図 8 ブラケットと配線ボックスの位置合わせ (ワールドワイド用シングル配線ボックスの例)

5. 付属のマシンスクリュー 2 本を差し込み、スクリューを締めてマウント用ブラケットを固定します。6. 必要なケーブルを 303H シリーズの背面に接続します。7. 303H シリーズの背面にあるマウント用スロットを、図 9 のようにマウント用ブラケットの対応するマウント用突起に合わせます。

8. 突起をアクセスポイントのスロットに押し込み、スロットの上端に突起を引っかけます。

図 9 303H シリーズをブラケットに取り付ける

9. アクセスポイントをウォールマウントに固定したら、T8Hトルクスセキュリティスクリューをウォールマウントの右側にある穴に差し込んで締め付けます。

10. (オプション) AC-DC 電源アダプタ (別売) を 303H シリーズの右側にある DC 電源ソケットに接続します。

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設置後の接続の確認アクセスポイントに組み込まれた LED を使用して、アクセスポイントに給電が行われていること、および初期化が正常に行われていることを確認できます (表 1 を参照)。設置後のネットワーク接続の確認の詳細については、『ArubaOSクイックスタートガイド』を参照してください。

電気的特性および環境仕様この製品のその他の仕様については、次のサイトで入手できる製品データシートを参照してください: www.arubanetworks.com/safety_addendum

電子部 イーサネット:

10/100/1000 Base-T 自動検出イーサネット RJ45 インターフェイス IEEE 802.3u (10 Base-T)、IEEE 802.3ab (1000Base-T) Power over Ethernet IEEE 802.3at、48VDC (定格)

電源: 48VDC 電源インターフェイス (AP-AC-48V36C 電源ケーブルによる給電の場合) PoE-PSE および USB の負荷が最大の場合の最大消費電力: 31W

環境仕様 使用時:

温度: 0°C ~ +40°C (+32°F ~ +104°F) 湿度: 5% ~ 93% (結露なし)

保管時および輸送時: 温度: -40°C ~ +70°C (-40°F ~ +158°F) 湿度: 5% ~ 93% (結露なし)

Aruba 製機器の適切な廃棄Aruba 製品は地域の規制に従って廃棄してください。Global Environmental Compliance および Aruba 製品に関する最新情報については、www.arubanetworks.com を参照してください。

規制情報303H シリーズアクセスポイントの規制モデル名は APINH303 です。Aruba は、国固有の規制および追加の安全性と規制情報を含む多言語ドキュメントをすべての Aruba アクセスポイントで提供しています。このドキュメントは、www.arubanetworks.com で参照またはダウンロード可能です。

米国またはカナダで Aruba が承認しているもの以外の電源アダプタを使用する場合は、NRTL 規格に準拠し、定格出力 DC 48 V 最小 1.2A の出力があり、“LPS” および “Class 2” とマークされ、米国およびカナダの標準の電源コンセントに適したアダプタを使用してください。

! 法令準拠の責任を負う当事者の明示的な承認を受けずに、このユニットに対して変更または改変を行うと、この機器を使用する権限を失う場合があります。

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FCC米国内に設置したアクセスポイントを米国以外のモデルのコントローラによって設定し、不適切な終端処理を行うと、機器承認に関する FCC 規制に違反することになります。そのような意図的な違反を行った場合、運用の中断が FCC によって要求され、罰金が適用されることがあります (47 CFR 1.80)。

ネットワーク管理者は、このデバイスの運用がホストドメインにおける国内/地域内の法律に従っていることを保証する責任を負います。

カナダ免許免除無線電信機のユーザーマニュアルには、次のテキストまたは同等の通知を含め、ユーザーマニュアルまたはデバイス上、もしくはその両方の目立つ場所に表示する必要があります。このデバイスはカナダ産業省の免許免除 RSS に準拠しています。操作には以下の 2 つの条件が適用されます。(1) 本装置は有害な干渉を発生しない。(2) 本装置は、望まない動作の原因となる干渉を含むあらゆる干渉に順応する。

医療設備における情報1. 機器は、引火性混合物が存在する場所での使用には適していません。2. IEC 60950-1 または IEC 60601-1 (3rd Edition) の認定を受けた製品および電源にのみ接続してください。エンドユーザーには、結果として構成される医療システムを IEC 60601-1 (3rd Edition) の要件に準拠させる責任があります。

3. 乾いた布で拭いてください。それ以外のメンテナンスは不要です。4. ユーザーが保守可能な部品はありません。修理の際は必ずメーカーにお送りください。5. Aruba の承認を受けていない変更は許可されません。

台湾第十二條→經型式認證合格之低功率射頻電機,非經許可,公司、商號或使用者均不得擅自變更頻率、加大功率或變更

原設計之特性及功能。 第十四條→低功率射頻電機之使用不得影響飛航安全及干擾合法通信;經發現有干擾現象時,應立即停用,並改善至無

干擾時方得繼續使用。 前項合法通信,指依電信法規定作業之無線電通信。 低功率射頻電機須忍受合法通信或工業、科學及醫療用電波輻射性

電機設備之干擾。

!RF 放射に関する声明: 本製品は、FCC RF 放射制限に準拠しています。本製品を 2.4 GHz および 5 GHz で運用する場合、放射体とユーザーの身体の間の距離は 27 cm (10.63 インチ) 以上にしてください。このトランスミッタは、その他のアンテナまたはトランスミッタと一緒に設置または運用しないでください。5.15 ~ 5.25 GHz の周波数で運用する場合、移動体衛星システムとの有害な干渉を軽減するために、このデバイスは室内での使用に制限されます。

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Aruba の連絡先

著作権© Copyright 2017 Hewlett Packard Enterprise Development LP

オープンソースコードこの製品には、GNU General Public License、GNU Lesser General Public License、またはその他の特定のオープンソースライセンスに基づいて使用許諾されるコードが含まれています。そのコードに対応し、マシンによる読み取りが可能な完全なソースコードは請求によって入手できます。この提供はこの情報を入手したユーザー全員に対して有効であり、Hewlett Packard Enterprise Company がこの製品バージョンを最後に販売した日から 3 年後に期限切れとなります。このソースコードを入手するには、額面 10.00 米ドルの小切手または郵便為替を次の宛先までお送りください。Hewlett Packard Enterprise CompanyAttn: General Counsel3000 Hanover StreetPalo Alto, CA 94304USA

保証このハードウェア製品には Aruba 保証が付属しています。詳細については、次のサイトを参照してください: www.hpe.com/us/en/support.html

メインサイト http://www.arubanetworks.com

サポートサイト http://support.arubanetworks.com

Airheads ソーシャルフォーラムおよびナレッジベース

http://community.arubanetworks.com/

北米電話サポート 1-800-943-45261-408-754-1200

海外電話サポート http://www.arubanetworks.com/support-services/contact-support/

ソフトウェアライセンスサイト http://www.hpe.com/networking/support

製品の更新に関する情報 http://www.arubanetworks.com/support-services/end-of-life/

セキュリティインシデントレスポンスチーム (SIRT)

http://www.arubanetworks.com/support-service/security-bulletins/

電子メール: [email protected]

www.arubanetworks.com3333 Scott Boulevard

Santa Clara, California 95054USA

a Hewlett PackardEnterprise company

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