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Ritsumeikan University College of International Relations 立命館大学国際関係学部 世界に働きかける力 Beyond Borders AY 2018

AY International Relations - 立命館大学新たな進化を遂げる。A NEW MISSION Renewed College of International Relations 2011年に開始した「国際関係学」を英語で学ぶグローバル・スタ

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Ritsumeikan University

College ofInternational Relations

立 命 館 大 学 国 際 関 係 学 部

世界に働きかける力 Beyond Borders

AY 2018

新たな進化を遂げる。

A NEW MISSIONRenewed College of Inter national Relations

2011 年 に 開 始した「 国 際 関 係 学」を英 語 で 学 ぶグローバ ル・スタ

ディーズ 専 攻。 当 初、60 名でスタートしました が、 今 や 29 カ国 以

上の 世界 諸 国 から集まる学 生と11 ヶ国 から集まる教 員 が 文化多様

な学びの集団を形成しています。2018 年度カリキュラム改革を経て、

プログラム間の境界を越え、自由に選 択できる、より学際的なコー

スを提 供します。そして内外での強い要望に応え、2018 年には 10 0

名に拡大します。

国 際 秩 序 平和プログラム、国 際協力開発プログラム、国 際 文化 理 解プログ

ラムの 3 つのプログラムに加え、 新たに、 外交 官や国 際 機 関 職 員の育成 に

重 点を置く「国 際 公 務プログラム」を開 設。 グローバ ル 化 が 進む 今日、国

際関 係に関する知識 や外国語能 力は、ごく一 部の人だけに必 要な特別のス

キルではありません。このプログラムでは、国家公 務員(総合・一 般 )はも

ちろん、地 方公 務員を志 望する学 生も対 象として、行 政や 法 政 策などの実

務と理論を身につけます。

アメリカン大学・立命館大学国際連携学科の設置(日本初!)

英語で学ぶグローバル・スタディーズ専攻の拡充

国際関係学専攻に国際公務プログラムの開設

30 年の時を経て立命館大学国際関係 学部は、「国際関係 学」の「知」を育んできました。1994 年 、日本国内で初めて DUDP(デュアル・ディグリープログラム)

を導入しました。長 期に渡る教 員の相互派 遣、教 員および 職員間の交流を経て、2018 年には、DUDP をさらに進化させ、アメリカン大学と共同で、国際 連

携学科を設置します。西欧中心に築かれた学問体系である「国際関係 学」を、日本 、中国、韓国などアジアの視点を取り入れた「グローバル国際関係 学」へ

と発展させ、再び日本初となる学士課程(ジョイント・ディグリー・プログラム、JDP)を始動します。国際 連携学科では、京都とワシントン DC でそれぞれ 2

年ずつ学び、単一の共同学位(AU - RU 学士)を取得します。

Over a quarter century, scholarly exchange has grown and bloomed between Kyoto and Washington D.C.

1988 年国際関係 学部開設(京都) アメリカン大学の所在地 (ワシントン D.C .)

JD

IRGS

最先端を走り続ける。FRONT-RUNNER

国際関係学部 学部長

君島 東彦

2018NEW

アメリカン大学・立命館大学国際連携学科

国際秩序平和プログラム

国際協力開発プログラム

国際文化理解プログラム

国際公務プログラム

グローバル・スタディーズ専攻

国際関係学専攻

国際関係学部

国際関係学科

立命 館大学国 際 関 係 学 部は、2018 年 4 月に創 設 30 周年を迎えます。1 期生

が入学した 19 8 8 年 、 世界 はまだ 米ソ 冷 戦 の 時 代 でした。 この 30 年 間 の 国

際 政 治と国 際 経 済 の 激 変には 驚 かされます。 冷 戦 終 結、 湾岸 戦 争、9.11 攻

撃 、対テロ戦 争、国 境を越えるマネーの暴走、中国の大国 化 、「イスラム国」

の出 現 など。 いまわたしたちが見ているの は、 欧 米 優 位の西 洋 的 秩 序 のた

そがれです。 しかし、 次の 世界 のかたちはまだ 見 えていません。 このような

時 代には、世界全 体の過去・現在・未 来を見 通す、広い 視 野と根 源 的な考 察、

つまり国 際 関 係 学 が 切 に 必 要とされます。「 立 命 国 関 」は、 西日本 における

もっとも充 実した国 際 関 係 学の 拠 点として、日本の国 際 関 係 学を切り拓いて

きました。 わたしたちは、 学 生の みなさんが「 世界 をとらえ、 世界 に働 きか

ける力」を高めます。 創 設 30 周年 を 超 えて、「 立 命 国 関 」は 最 先 端 を 走り続

けます。

2 3

国際関係 学部は、世界各地の学生が高い志を持って集う多文化共 存の空間です。多様なバックグラウウンドを持った、留学生のみならず

教授陣も揃っています。国際的に教育・研究・社会貢献を行う教員、国際社会のさまざまな分野で活躍してきた客員教授・特別招聘 教授、

そして、日本で 数 人しかいない珍しい専門領域を持つ教 員たちから新たな発見や閃きを得ることができるでしょう。多文化が融合する空

間で学び、国際的な感 覚と知性を磨き、世界が求めるグローバルな見識と行動力を養います。現代の国際社 会が 抱える問題を多面的に

探求し、既成 概念にとらわれずに自分の頭で考え、問題解決に挑みます。

主に日本語で学ぶ国際関係学専攻と英語で学ぶグローバル・スタディーズ専攻。多くの科目で、同じ内容の講義を日本語と英語の両言語

で開講しています。クロス履修システムを活用することで、国際関係学専攻の学生は関心ある科目を英語で学ぶことができ、グローバル・

スタディーズ専攻の学生は日本語による科目を受講することができます。

国 際 関 係 学 科

多 文 化 が 融 合 す る 空 間 で 学 ぶ 。

Department of International Relations

アメリカン大学・立命館大学国際連携学科

国 際 政 治 の 中 枢 で 学 ぶ 。

AU-RU Joint Degree Program

アメリカン大学と立命 館大学が 共同で 開 設 する国 際 連 携学 科では、京都とワシントン DC でそれぞれ 2 年ずつ学び、共同学位(学士「グローバル国際関係学」)を取得します。世界の動きを肌で感じながら、専門分野に加えて語学力を伸ばし、国際感覚を培うことができます。アメリカン大学は、国際関係学において全米 9 位。1962 年の卒業式では、ケネディ大統領が「平和の戦略」の演説を行いました。オバマ大統領をはじめとする歴 代の大統領が訪れる大学です。日本の伝 統 文化と革新の気質が融合する京都と、激 動の政治の中心に位置するワシントン DC。二つの都市での学びは、歴史・文化そして国境を超えた人と人の交わりを可能にし、世界中の人々とのネットワークを築き、グローバル・リーダーの精神を育みます。

ジョイント・ディグリー・プログラムとは、異なる大学同士が、共 通の人材育成目標 の実 現のために協 働 教育体 制や学生 支 援 体 制を構 築し、教育 課程を編 成するものです。学生が 修了した際、異なる大学が 共同で単一の学位を授与します。

School of International Service, AU

Pick up

American University (Washington, DC)

日本と世界を繋ぐ学生を育成する「グローバル国際関係学」

アメリカン大学と立命 館大学が連携するジョイント・

ディグリー・プログラムで は、 両大 学 の 教 員 が協 働

でデザインした体系 的なカリキュラムを提 供します。

そして 欧 米 の み ならず アジ ア 諸 国 を はじ め 多 様 な

国・地 域 から世界 の 秩 序を考える「グローバ ル 国 際

関 係 学」を学びます。入学から卒 業まで両大学の 教

員・職 員 からなるジョイント・コミッティにより、国

際水準の教育・指導および学生支援を受けます。

Together, RU and AU will cultivate globally minded leaders who can take active roles in fields such as international organizations, government, global busi-ness, media, and non-governmental organizations. They will contribute to the deepening of mutually beneficial relations between the US, Japan, and oth-er East Asian nations, and to the peace and prosper-ity of the international community.

JDアメリカン大学・立命館大学国際連携学科についての詳細はこちら

1 年目 2 年目 3 年目 4 年目

立命館大学HOME

Spring[1]

Fall[2]

Spring[3]

Fall[4]

Spring[5]

Fall[6]

Spring[7]

Fall[8]

R U R U R U A U A U A U A U R U

American University

HOME

Fall[1]

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Fall[7]

Spring[8]

A U A U R U R U R U R U A U A U

基礎・基幹科目(Cohort)

Foundation Courses (Cohort)

Thematic and Regional Focus Courses

Research methods, Seminars

Senior Capstone Program

アカデミック・スキルズ(英語で学ぶ基礎形成)

専門科目・地域研究

リサーチメソッド

ゼミ、シニアキャップストーン

と連動した指導

シニア キャップ ストーン (ゼミ)

4 5

国際関係学専攻

グローバル・スタディーズ専攻

International Relations Major

Our Commitment

Global Studies Major

日本語で学ぶ4つのプログラム

国際関係学専攻についての詳細はこちら

グローバル・スタディーズ専攻についての詳細はこちら

国際秩序平和プログラム | Governance and Peace

国際社会のダイナミズムを学び、新しい国際秩序のあり方を探る。

国 際 秩 序 の歴 史と現在、そして新 時 代の展 望を、国 際 政 治・国 際 関 係 論・国 際法・国 際経 済などの 分 野から綜合 的に学修。戦 争・平和・人権 から、紛 争 や 経 済摩 擦まで、幅 広い問題を解決するための新たな手法を探ります。

国際協力開発プログラム | Development and Sustainability

持続的な社会と経済 発展を両立する国際協力・開発援助のあり方を学ぶ。

途 上国の現状や国際協力・援助など、国際的な社 会・経済 発展の条 件や貧富の格差の問題を実践的に学修。政 府や国際機関による国際協力だけでなく、企業や NGO などの活動も視 野に入れながら諸問題の解決 策を探ります。

国際文化理解プログラム | Culture and Society

高度な異文化 理 解力を身につけ共生社会の実現にアプローチ。

グローバル 化が進む 現 代において、多様な文化や 価 値観を尊 重しあい、共 生社 会を育てて行くことは重要なテーマです。さまざまな文化や社会を比 較考察し、多文化共生の道を探ります。

国際公務プログラム | International Administration

国際関係の学びを国内外の行政キャリアへと繋ぐ少人数養育

外交官をはじめとする国家 公 務員や国 連 職 員、地 域を支える地 方公 務員など、行政を担うキャリアをめざす学 生 が切 磋 琢 磨しながら、グローバルな公共政 策 や国内外 の 行政に関する実務と理論を学びます。

This major seeks a systematic learning, while it goes beyond borders of academic, sci-entific, disciplines. The program is designed to be flexible, with students able to design their learning programs based on their interests and career goals. The program puts a focus on courses related to Japan and Asia and increase these courses. In the first year, students take a range of introductory and foundation courses as well as academic skills courses, which develop a foundation for their studies in English. From the second year, students start their study of core courses from a mixture of 3 clusters detailed below.

Governance and Peace cluster covers:

International Law, Peace and Conflict Studies, Security Studies, International Human Rights, Global Political Economy, International Organizations

Development and Sustainability cluster covers:

Global Environmental Issues, International Development Cooperation, International Fi-nance, International Trade and Investment, North-South Relations, Social Development

Culture and Society cluster covers:

Cultural Awareness and Communication, Topics in Identity, Race and Ethnicity in the Modern World, Media and Society, Global Sociology, International Migration

English-based program

国際関係学と私たち

 情報通信技術の発展と、交通インフラの世界的な拡大によって、私たちの生活は加

速的に便利になっています。輸入コストが下がり、安くておいしいものがスーパーやコ

ンビニに溢れ、格安の海外旅行が普及し、世界各地の情報がスマホで瞬速に手元に届

きます。私たちは、こういうグローバル化の恩恵をたっぷり受けています。

 しかし、その恩恵が何らかの犠牲の上に成り立っているとしたら、私たちは、それ

を直視する責任があります。グローバル化の恩恵どころか犠牲になって、苦しみ悲鳴を

上げている人たちが世界中に存在します。国際関係学は、その「見えない声」に耳を

傾け、私たちの役割や責任を見つけ出す大事な学問です。

「見えない声」と「悪いやつら」

 例えば、全国のコンビニに溢れているカップラーメンにはアブラヤシから作られる

パーム油という植物油が使われます。今や世界の植物油貿易の 7 割を占めるパーム油

のブームの理由は、その安さにあります。その主要原産国はインドネシアとマレーシア

ですが、前者では熱帯雨林のジャングルを切り開いて広大なアブラヤシ農園を各地で

開拓してきました。そして、その開拓現場では悪徳伐採業者による無秩序な森林伐採

と木材密輸がはびこり、生活圏を奪われたオラウータンや象たちが無残にも惨殺され

ています。「悪いやつら」の暗躍に悲鳴する地元社会の「見えない声」がここにあります。

 また格安海外旅行の普及で、日本からも沢山の「小児愛好家」が児童買春を目的に

東南アジアに押し寄せています。児童のニーズが高まる中、孤 児院から子どもたちを

誘拐して売春宿に売り飛ばす「悪いやつら」のビジネスが大繁盛しています。この子達

にとっては、グローバル化は悪魔の到来でしかありません。

 スマホの普及も、世界の裏側で悪いやつらを助長しています。スマホの小型化に大

きく貢献してきたのがリチウムイオン・バッテリーの開発です。このリチウムイオンに

は、コバルトという金属鉱物が不可欠ですが、そのコバルトの世界最大産出国は中央

アフリカのコンゴです。長引く武力紛争で国家が脆弱なため、コンゴでは採掘業者の

違法行為が後を絶ちません。特にひどいのが、児童を動員して手掘りで長時間の採掘

を行わせている実態で、約 4 万人の子どもたちが、この奴隷的重労働を強いられてい

る姿が報告されています。それで集めたコバルトが、バッテリーとなって、私たちもよ

く知るスマホメーカーの製品として店頭に並んでいます。

無関心と決別する国際関係学

 なんだか世界は理不尽なことだらけです。今に始まったことでもありません。私たち

が声を挙げて、世の中がすぐに変わるわけでもありません。でも、私たちが、こうい

う現実を懸念し、なぜ問題が起きるのか、どうすれば解決できるのかを勉強すること

は無意味なことでしょうか。決してそうではありません。グローバル化時代に私たちと

つながっている「向こう側の人たち」の見えない悲鳴に耳を傾けることは、彼らに対す

る暴力に加担したくないという意思表示に他なりません。そう思う人たちが少しでも増

えていくことに未 来への希望があります。無関心こそが現状維持を促す暴力です。私

たちは、無関心と訣別する国際関係学を皆さんに伝えたいと考えています。

 上述の問題を例とすれば、環境破壊、人身取引、紛争、児童労働といったテーマを

勉強するきっかけになるでしょう。どれもが国境を越える切実な問題であり、政治・法

律・経済・社会・文化などの側面を複合的に理 解する必要があることに気づくはずで

す。ここに国際関係学の醍醐味があります。「見えない声」をみつける、そして見える

ようにする― ―皆さんの発見と発信が国際関係学部の原動力です。

本メッセージは、立命 館 大学 国 際 関 係 学 部 本 名純 教 授 が 執 筆した「無 関 心という『暴力』と闘う国 際関 係 学」(『未 来を拓く- ようこそ立命 館ヘ 』、2017 年)を一 部 改 変したものです。原 文は立命 館大学ウェブサイトで閲覧できます。

About Us

1200 年 の 都、文化と歴 史の 街であり、大学の町である京都、衣笠キャンパスで学びます。

1200 KYOTO年 の 都

IR(日本 語 基 準)専 攻と GS( 英 語 基 準)専 攻の2 専攻制。日本語基準専攻で入学しても 86 もの英語基準授業にチャレンジできます。

(2017 年度。一定の語学力が必要です)

86英 語 に よる 授 業 科目

11ヵ国から集った教 員と 29ヵ国・地 域 から集った 280 名の留学生がともに学びます。

11 29ヵ国 + ヵ国・地 域

多様な留学先・プログラムに挑 戦できます。独自の研 修、ボランティア等での海外渡航を含めると、大半の学生が海外活動に挑戦しています。

14530ヵ国・地 域 大学・機 関

グローバ ル 企 業、外 務 省、国 際機 関、NGO をはじめとした各分 野で 約 7500 名の卒業 生が活躍しています。

世界で 活躍する7500人

国際関係学科 Department of International Relations

GS

IR

6 7

これは関連する学問分野や研究トピックの一部を示した国際関係学キーワード群です。

キーワードも、キーワード同士のつながり方も、無限の組み合せがあるでしょう。

これらの領域を広くカバーする教員があなたの「国際関係学」をサポートします。

Our Faculty and Specializations

赤字…… 国際関係学部の教員…… 国際関係学の研究分野や研究対象の一例

*2016 年度現在の所属教員です

APSIAとは、Association of Professional

Schools of International Affairs の略で、

国際関係・安全保障・平和問題、と

いった国際関係学が取り扱う諸問題

に関する教育の実施と、この分野に

おける高度専門知識を持つ人材の養

成を目的に設 立された非営 利 組 織

です。ハーバード大学、コロンビア

大学、エール大学、アメリカン大学

などが加盟しています。日本からは、

立命 館大学国際関 係 研 究科が唯一

の正規会員として加盟しています。

立命館大学国際関係研究科は、

日本唯一のAPSIAのメンバーです。

国際公務プログラムIR

国際協力開発プログラムIR

国際文化理解プログラムIR

AU-RU Joint Degree Program JD

国際 秩 序平和プログラムIR

Governance and Peace clusterGS

Development and Sustainability clusterGS

Culture and Society clusterGS

ジョイント・ディグリー・プログラ

ムは、 アメリカン大学 の School of

International Service と 立 命 館 大

学 国 際 関 係 学 部 のさまざまな分 野

の教員が指導します。

足立 研幾

石原 直紀

板木 雅彦

林 恩廷

大田 英明

岡田 滋行

大山 真司

薮中 三十二

小木 裕文

夏 剛

君島 東彦

小山 昌久

末近 浩太

高橋 伸彰

龍澤 邦彦

德丸 浩

中川 涼司廣野 美和

中逵 啓示

中戸 祐夫

西村 智朗

原 毅彦

星野 郁

白石 隆

本名 純

益田 実

松田 正彦

南野 泰義

三宅 正隆

文 京洙

金 友子

森岡 真史

山下 範久

LIONG, Chang Chin Mario

佐伯 千鶴

三井 久美子

五十嵐 優子

長須 政司嶋田 晴行西崎 純代

WASSERMAN, Michel

安高 啓朗

池田 淑子

岩田 拓夫

O'MOCHAIN, Robert

川村 仁子

河村 律子

KOGA BROWES, Scott Philammon

DE ANTONI, Andrea

TAILLANDIER, Denis

中本 真生子

MOUSOURAKIS, George

林 大祐

KUNSCHAK, Claudia伊波 浩美

福海 さやか

FRENCH, Thomas William

南川 文里

クロス 京子

RAJKAI, Zsombor Tibor

英語教育

ジェンダー

外交

インターネット

アジア

グローバリゼーシ ョン

中東イスラーム

環境保全

地域研究

テロ

通貨

貿易

多国籍企業

国際協力

国際機関

経済政策

ナショナリズム

国際法先端科学

原子力

再生可能エネルギー

宇宙法

日本語教育

異文化コミュニケーション

アメリカ北朝鮮

ボランティア

国際結婚

SF

ゴジラウナギ

オペラ

ペルー

テレビニュース

歌舞伎

冷戦

日米関係

米中時代

アイルランド

イギリス

フランス

日系アメリカ人国際政治

TPP経済摩擦

紛争解決

憲法 9 条

Japan Studies

文化人類学

宗教平和学

移民

人種

英米文学

映画

言語

カルチュラル・スタディーズ

ジャーナリズム

マスコミ

韓国

福祉

中国

世界シス テム論

平和構築

カンボジア貧困削減

人口家族

農業

台湾

食料

メコン地域開発フェアトレード

開発経済学

経済理論

東南アジアODA

NGO

外国直接投資

金融危機

IMF

PKO国際経済

軍縮

インドネシア

イスラエル

シリア

ミャンマー

ドル

アベノミクス

ケインズ

ラテンアメリカ

麻薬

海賊

地方分権

気候変動

持続可能な開発技術移転

クローン技術

フィールドワーク

少数民族

国境

農村

タイ

IT 産業

チャイナタウン

フードチェーン

東アジア共同体

スマートフォン

経済成長

民主化

地球温暖化

生物多様性

国際組織犯罪

地雷使用禁止

核兵器

ユーロ

地域統合

アフリカ

EU

SNS

社会学

ワイン

キリスト教

市民社会

文化外交

United Nations

国際関係 理論

8 9

言語 × 理論 × 地域 + 留学

1 2 3 4回生 回生 回生 回生

〈言語〉と〈理論〉の基礎を育む

専門的分野への第一歩と〈海外への挑戦〉

学びの深化(実践と発信)と地域研究

キャリアの選択と学びの集大成

Timeline4 年間の学び

国際英語プログラム English for International Studies(EIS)と Academic Skills(AS) (詳細は P12)

EIS は、国際関係学の知見を深めるための高度な専門英語運用能力を養います。3C(Content-based, Collaborative learning, Critical Thinking)を特徴とします。国際関係を題材にしたコンテンツを扱い、四技能を統合した主体的な学び(アクティブ・ラーニング)を行い、テキストを批判的に解読する力を養います。入学時に Placement Test を行い、習熟度別クラス編成(advanced, high-intermediate, intermediate, basic の 4 つのレベル)を行い、学生のレベルに合わせて学びます。アカデミックな英語運用能力を習得することによって、問題を多角的に捉え、批判的に読み解く力と同時に主張をエビデンスとともに提示することができる、説得力のある発信力を養います。Academic Skillsでは、これらの英語によるコミュニケーション・スキルに加え、IT を含むリサーチ・スキルを学びます。さらに、文献レビューを行い、研究計画を立て、APA スタイルのレポートや論文を作成します。英語による専門講義や留学先での講義に備えます。

外国語の選択(国際関係学科)

国内入試入学者は、英語とフランス語・中国語・スペイン語・ドイツ語・朝鮮語のいずれかを、留学生入試入学者は、英語基準入試の入学者は日本語を、日本語基準入試の入学者は、英語と日本語を学修します。選択外国語を含めれば、アラビア語・ロシア語を含む 7 つの国連公用語が学べます。

基礎演習/Introductory Seminar

1 回生が入学直後から所属するゼミ形式の授業です。大学での学び方、研究を進める手法、研究成果の発表方法などのスキルを学びます。国際関係学部教員が執筆した『プレリュード国際関係学』や『IR ナビ』を教科書として用いながら、国際関係学の考え方を身につけていきます。Introductory Seminar の授業においても共通のテキストThe Craft for Research を用います。基礎演習のクラスは 4 年間を共に過ごす仲間づくりの場でもあります。担当教員だけでなく、オリターと呼ばれる先輩学生などが生活・学修の両面をサポートします。

基礎科目と国際関係学 / General Education Courses & Theories of International Relations

国 際関 係 学 専 攻では、法学、政 治学、経 済学などの基 礎 科目および 国 際関 係 学によって、 グ ロ ー バ ル・スタディーズ 専 攻 で は、Politics for Global Studies な ど の General Education Courses とTheories of International Relations により、国際関係学「理論」の基礎を築きます。

1 回生

専門演習/Advanced Seminar

3・4 回 生を 通じて 所 属するゼミで す。 自 分 の興 味 ある分 野を専 門にする先 生の下 で興 味を同じくする仲間と学ぶ 2 年間であり、卒業研 究に向けて準備をする場でもあります。ゼミの仲間とグループ 研究に取り組み、ゼミ対抗プレゼンテーション大会「オープンゼミナール」でその成果を競い合います。予選を勝ち抜いたグループ は、 企 業 の人事 担 当者などの前 で 報 告を行います。

固有専門科目 /Core Program Courses

国際関係の諸側面に関わるさまざまな専門科目を設置しています。なかでも 3 回生以降は、比較政治論、国際機構論、開発経済論、メディア文化論、International Organizations, Global Civil Society and Development, Global Sociologyと い っ た、各プログラムや各クラスターにおける理論を深く学びます。これらを通して複雑なグローバル社会を総合的・立体的に把握し、自らの問題意識の醸成に繋いでいきます。

地域研究科目 /Area Studies Courses

専門分野および 研究課題を選 択するとともに、具体的にその分野に関与する特定の「地 域」に焦 点を当て、他の地 域(多くの場 合、日本)と比較しながら、研究課題をさらに深く掘り下げます。大部分の教員が、特定の地域の研究を行っており、その範囲は、北アメリカ、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、日本、アジア、東南アジア、中東、アフリカなど、オセアニアを除くほぼ全域に及びます。

3 回生

卒業研究 /Graduation Research

担当教員やゼミの仲間と議論を交わしながら、自分の学びの集大成として卒業研究を仕上げます。4 年間の学びは社会人として成長していくための基盤となります。卒業研究を通じて、国際関係学部で学んだ成果を形にすることは、将来のキャリア形成を考える上でも重要です。

キャリア選択と支援

就職活動と大学での学修の両立のため、立命館大学のキャリアオフィスの専門スタッフが一人一人の学生を丁寧に支援します。就職活動中は東京や大阪のキャンパスでも支援が受けられます。オンキャンパスで行われる就職セミナーや企画も多数開催しています。また、国際連携学科の学生は、ワシントン D.C. においてさまざまな企業の就職のワークショップに参加できると同時に、日本からも支援を受けることができます。

4 回生

グローバル・シミュレーション・ゲーミング/ Global Simulation Gaming (GSG)

国際関 係 学専 攻とグローバル・スタディーズ 専攻を統合し、2 回生全員が参加する実践型授業です。 環 境 問 題や核 開 発 問 題など年毎に 統 一テーマを決め、学生グループが政府や国際機関、NGO、メディアの役割を演じるロールプレイで国際交渉を行います。実際の国際交渉のプロセスを読み解く力を身につけるだけでなく、コミュニケーション能力を磨き、リーダーシップを育む機会でもあります。

BIS (Bridge to International Studies)

1 年 次の EIS と英 語で行わ れる専門 科目との橋渡しをする科目です。選択したプログラムごとのコースに分かれ、専門分野の主要概念を学びながら、英語の四技能を修得することを目標としています。習熟度別クラス編成を行い、学生のレベルに合わせ、グループワーク、プレゼンテーション、ディベートおよびクラス全体のディスカッションなどを行います。ノートの取り方からエッセイの 作成までさまざまなライティングも行います。

国際関係学セミナー(IR セミナー) Global Studies Seminar (GSセミナー)

国際関係学(IR)専攻では、4 つのプログラム(6ページ参照)から選んだ分野を、グローバル・スタディーズ専攻では、3 つのクラスターに制限されることなく、自由に選択した分野を、より専門的に学び始めます。IR/GS セミナーでは、各分野の古典や基本的文献の講読に挑戦します。担当教員のサポートを受けながら、文献を読み込むトレーニングを行います。

2 回生

2 回生は挑戦の時でもあります。多くの学生が交換留学などの海外プログラムや、国際ボランティア等に参加しています。キャリア支援科目も始まります。

クロス履修システムを活用することで、国際関係学専攻の学生は、関心ある科目を英語で学ぶことができ、グローバル・スタディーズ専攻の学生は、日本語による科目を学ぶことができます。

*クロス 履 修 システム

国際関係学科

国際関係学専攻

海 外 留 学 プ ロ グ ラ ム (詳 細は P13)

グローバル・スタディーズ専攻

アメリカン大学・立命館大学

国際連携学科

クロス履修システム*

上記は2018年度に開講を予定している科目です。

IRGS

Introductory SeminarTheories of International RelationsMacroeconomicsMicroeconomicsJapanese CultureIntroduction to the United NationsComparative and Global GovernanceIntroduction to Gender Studies

Security StudiesJapanese PoliticsJapanese SocietyJapanese EconomyJapan-United States RelationsAdvanced SeminarGraduation Research

※ 立命館大学から学修を始める際の一例。 学習スケジュール、選択する分野などによって選択できる科目は異なります。

国際経済学国際政治学国際文化・社会学地域研究論GSG国際関係学セミナーブリッジ科目(BIS)国際法国際協力論途上国政治論欧米政治史国際ジャーナリズム論異文化コミュニケーション論プロフェッショナル・ワークショップ

基礎演習国際関係学国際連合入門平和学入門法学経済学政治学社会学言語学文化人類学国際英語 (EIS)初修外国語

Introductory Seminar Theories of International Relations Introduction to United NationsIntroduction to Peace StudiesPolitics for Global StudiesEconomics for Global StudiesSociology for Global StudiesAcademic Skills (AS)Kyoto and Japanese ArtsMacroeconomics

Global Simulation Gaming (GSG)Global Studies SeminarIntroduction to Area StudiesInternational LawSecurity StudiesGlobal Political EconomyDevelopment StudiesMedia and SocietyMicroeconomicsGlobal Environmental IssuesCultural Awareness and CommunicationRace and Ethnicity in the Modern World

Advanced SeminarPeace and Conflict StudiesInternational Human RightsInternational OrganizationsInternational FinanceInternational Trade and InvestmentGlobal Civil Society and DevelopmentGlobal SociologyInternational MigrationTopics in IdentityAdvanced Topics in International RelationsGraduation Research

東南アジア研究ヨーロッパ研究北アメリカ研究東アジア研究北アフリカ研究ラテンアメリカ研究中東研究専門演習ゼミナール大会国際人権法国際機構論比較政治論地域開発論開発経済論

安全保障論開発と食料開発政策論メディア・文化論文化交流史宗教と国際関係国際貿易投資論国際金融論環境経済論比較家族論卒業研究

など

SISU-106 First Year Seminar SISU-206 Introduction to International Relations ResearchSISU-212 China, Japan and the United States SISU-306 Advanced International Studies ResearchSISU-312 Governance, Development, and Security in AsiaSISU-359 Environment, Conflict, and PeaceSISU-368 Differences and Similarities in Conflict Resolution SISU-380 Topics in Global and Comparative Governance SISU-393 International Relations Theory

〈アメリカン大学(ワシントン D.C. で受講する科目)(例)〉〈立命館大学(京都)で受講する科目(例)〉

科目についての詳細(オンラインシラバス)はこちら

10 11

国際関係学部生の留学先の一例

モンテレイ工科大学

ラプラタ大学

国立シンガポール大学

マレーシア工科大学

南京大学

北京大学

吉林大学

上海交 通大学

延世大学 高麗大学

国立台湾大学

メルボルン大学

オーストラリア国立大学

クィーンズランド大学

ガジャマダ大学

タマサート大学

ロンドン大学(SOAS, ロイヤルハロウェイ)

ヘルシンキ大学

コペンハーゲン大学

エジンバラ大学

パリ第 7 大学

マサリク大学

ベルゲン大学

ルンド大学

リーズ大学

ベネチア大学

グラナダ大学

アメリカ

イギリス

カナダ

デンマーク

ノルウェー

フランス

中国

シンガポール

マレーシア

オーストラリア

メキシコ

アメリカ

イギリス

カナダ

デンマーク

ノルウェー

フランス

中国

シンガポール

マレーシア

オーストラリア

メキシコ

アメリカ

イギリス

カナダ

デンマーク

ノルウェー

フランス

中国

シンガポール

マレーシア

オーストラリア

メキシコ

アメリカ

イギリス

カナダ

デンマーク

ノルウェー

フランス

中国

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マレーシア

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アメリカ

イギリス

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ノルウェー

フランス

中国

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フランス

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マレーシア

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デンマーク

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フランス

中国

シンガポール

マレーシア

オーストラリア

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アルゼンチン

中華民国

チェコ

タイ

スウェーデン

スペイン

インドネシア

イタリア

大韓民国

ノルウェー

アルゼンチン

中華民国

チェコ

タイ

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インドネシア

イタリア

大韓民国

ノルウェー

アルゼンチン

中華民国

チェコ

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スペイン

インドネシア

イタリア

大韓民国

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大韓民国

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大韓民国

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大韓民国

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アルゼンチン

中華民国

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インドネシア

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大韓民国

ノルウェー

アメリカ

イギリス

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ノルウェー

フランス

中国

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マレーシア

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フランス

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フランス

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フランス

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フランス

中国

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マレーシア

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マレーシア

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フランス

中国

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マレーシア

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フランス

中国

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フランス

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フランス

中国

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フランス

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アメリカ

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フランス

中国

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マレーシア

オーストラリア

メキシコ

ブリティシュ・コロンビア大学 ミネソタ大学

オクラホマ大学

アメリカン大学

ラトガーズ大学

サフォーク大学

国際関係学専攻

グローバル・スタディーズ専攻および国際連携学科

国際関係学部共通(選択)

留学の目的や意義は一人ひとり違うはず。立命館大学ではそれぞれの目的や状況に応じた多様な留学プログラムが提供されています。TOEFL および CEFR の国際標準規格を基にした能力別クラス編成(25 名まで)を行い、4 つのコース、国際英語(EIS)・ブリッジコース(BIS)・アカデミックスキル(AS)・集中コース(IEIS)で英語による専門講義の履修(クロス履修)と交換留学に備えます。

Point 1 オリエンテーションで行う Placement Test で 4 つのレベル(上級・準上級・中級・基礎クラス)に分け、各自の学習習熟度に合った到達目標を設定。

Point 2 グローバル・スタディーズ専攻生、国際連携学科生、および国際関係学専攻の交換留学を希望する学生は選考の上、集中コース(IEIS)を週 3 コマまで履修可能 。最大週 7 コマ履修。ライティング・サポートで支援。

Point 3 国際関係学専攻生は、2 年次以降に選考の上、アカデミック・スキル(AS)を履修可能 。

アドバンスト型(上級)

正 規の学 部留学、またはそれに匹 敵 するプロ

グラムで自分 の専 攻 分 野 の学修を外 国 語で行

うことを主要な目的としたプログラム。現地の

正 規学 生と同 様に授 業を受け、単位を取 得し

ます。 多くの 国 際 関 係 学 部生 がこのアドバ ン

スト型留学に参加しています。

モチベーション向上型(中級)

交 換留学に準ずるレベルで 語学力を高めなが

ら 外国語による講 義をうけるプログラムです。

特定のテーマについての講義やフィールドワー

クなどを行います。

イニシエーション型(初級)

語 学力の向上と異 文化体 験 を主 要な目的とし

たプログラムです。海外体験があまりない人や

語学レベルが 初 級 者向けの異 文化体 験・語学

修得を中心とした短 期研 修です。

代表的な留学・海外教育プログラム

代表的な留学・海外教育プログラム 代表的な留学・海外教育プログラム

● ASEAN で学ぶ国際 PBL プログラム留学期間:5 ヶ月間留学先:インドネシア・タイ

● DUDP(学部共同学位プログラム)留学期間:2 年間留学先:アメリカなど

●交換留学留学期間:1 年間留学先:世界 28 カ国・地域・128 大学

●海外スタディ留学期間:2 〜 4 週間留学先:アメリカ他

●立命館・UBC アカデミック・イマージョン・プログラム留学期間:8 ヶ月間留学先:カナダ

●マコーリー大学日豪プログラム留学期間:7 週間留学先:オーストラリア

●カリフォルニア大学デービス校留学期間:6 ヶ月間留学先:アメリカ

●立命館・昭和ボストン留学期間:4 週間留学先:アメリカ

●異文化理解セミナー(16 コース)留学期間:4 週間留学先: アメリカ、 ドイツ、 フランス、 スペイン、

メキシコ、中国、韓国等

奨 学 金

自分の限界に挑戦したい、英語での高いコミュ

ニケーション能力をつけたいとの思いでリーズ

大学に留学しました。何もわからない環境での

不安や能力不足から逃げ出したくなる時もあり

ましたが、Struggling(もがくこと)が留学の醍

醐味だと気持ちを切り替えました。移民の社会

的地位やアイデンティティーについて現地学生

と熱い議論を交わしました。留学前に国際関係

について膨大な Reading と Discussion をこなし

たことが役立ちました。留学を通じ自分を深く

知り、自分らしさを貫く自信ができました。こ

の挑戦を応援してくれた方々に感謝しています。

観 光 学に興 味 のあった私は、 タイ文化と観 光

を学びたいと PBL 交換プログラムに参加しまし

た。タマサート大学では積極的な交流に努めま

した。プログラム上、現地学生とグループワー

クで課題に取り組むことが多く、プライベート

でもタイ人学生と親しくなりました。食事やス

ポーツ、観 光 等で彼らと多くの時間を共にし、

タイ文化、生活の知恵を教えてもらいました。

本やネットだけでは得られない知識と経験、大

切な友人を得ました。一回生で得た「貪欲に学

ぶ姿勢」が、留学での新たな収穫につながった

と実感しています。

私は 8月からDual Undergraduate Degree Program

(DUDP)でアメリカン大学に留学します。私が留

学を目指して一生懸命取り組み、活用したのが

英語プログラムとクロス履修システムです。英語

プログラムでは、Critical Readingとアカデミッ

クな Writing ができるようになりました。クロス

履 修 システムで は、Listeningと Speaking 能 力

の向上を実感しました。特に留学生と議論する

中で、自分の意見を述べる能力が洗練されていっ

たように感じます。結果的に、私はこれらの学び

を通して DUDP に合格するための英語力を養うこ

とができました。皆さんも是非頑張ってください。

小西 沙穂 さん

国際関係学専攻 3 回生

奥野 衣莉香 さん

国際関係学専攻 3 回生

新 武志 さん

国際関係学専攻 2 回生

世界 67 カ国・地域、441 大学・機関と協定を結んでいます。

(2016 年 2 月現在)

世界 30 カ国・地域、145 大学から留学先を選択できます。

(2016 年 2 月現在)

2016 年度には 170 名の国際関係学部の学生が留学・国際プログラムに参加したほか、ボランティアやフィールドワーク等、独自に海外渡航する学生も多数います。留学準備は国際教育センターが丁寧にサポートします。留学を経験した学生が留学アドバイザーとして留学相談に対応するほか、危機管理についても事前に情報提供を行います。

Voice

English for International Studies (EIS) Global Educationグローバルエデュケーションを支える国際英語プログラム 海外留学プログラム

1年次 2 年次 3 年次

第1学期 第1学期(選択) 第 2 学期 第 2 学期

(選択) 第1学期 第1学期(選択)

第 1学期(選択) 第 2 学期

国際関係学専攻

■ EIS Ⅰ[週2コマ]

■ EIS Ⅱ[週2コマ]

■ IEISⅠ〜Ⅲ[各週1コマ]

(留学希望者)

■ EIS Ⅲ[週2コマ]

■ EIS Ⅳ[週2コマ]

■ IEISⅣ〜Ⅵ[各週1コマ]

(留学希望者)

■ BIS Ⅰ・Ⅱ[各週1コマ]

■ IEISⅠ〜Ⅲ[各週1コマ]

(留学希望者)

■ AS Ⅰ〜Ⅲ[各週 2コマ]

■ BIS Ⅲ[週1コマ]

→ クロス   履修

留学へ

グローバル・ スタディーズ

専攻

■ AS Ⅰ[週 2コマ]

■ AS Ⅱ[週 2コマ]

■ IEISⅠ〜Ⅲ[各週1コマ]

■ AS Ⅲ[週 2コマ]

■ IEISⅣ〜Ⅵ[各週1コマ]

→英語による専門講義

→英語による専門講義 留学へ

国際連携学科(JDP)

■ AS Ⅰ[週 2コマ]

■ AS Ⅱ[週 2コマ]

■ IEISⅠ〜Ⅲ[各週1コマ]

■ AS Ⅲ[週 2コマ]

■ IEISⅣ〜Ⅵ[各週1コマ]

→英語による専門講義 アメリカン大学へ

■ EIS Ⅰ・Ⅲ:リーディング、クリティカル・シンキング■ EIS Ⅱ:オーラル・コミュニケーション■ EIS Ⅳ:アカデミック・ライティング

■ AS Ⅰ:Leaning theories, historical developments and current issues in IR while developing reading and critical thinking skills■ AS Ⅱ:Academic writing skills, research and referencing, and IT skills. Autonomous learning and team work■ AS Ⅲ:Solidification of writing and research and academic interaction skills. Conduction of in-depth research on a topic of a student’s choice within IR

■ IEIS Ⅰ・Ⅳ :語彙とリーディング・スキル■ IEIS Ⅱ・Ⅴ:リスニング・スピーキングスキル■ IEIS Ⅲ・Ⅵ:文法とライティング・スキル

■ BIS Ⅰ・Ⅱ: 国際秩序平和/国際公務/国際協力開発/国際文化理解 各プログラム対応

■ BIS Ⅲ:テーマ自由選択

海外留学プログラムについての詳細はこちら

大学が実施するプログラムには、プログラムの費用や期間等に応じて受給できる「立命館大学海外留学チャレンジ奨学金」があり、皆さんの熱意をサポートします。例えば、1学年間の交換留学プログラムを修了すると 30 万円が給付されます。

12 13

公務員4.4%

製造 21.9%

流通・商事13.6%

マスコミ6.6%

サービス42.1%

金融11.0%

教員0.4%

浅野 舜弥 さん

外務省 アジア大洋州局 南部アジア部(2016 年 グローバル・スタディーズ専攻卒業)

山崎 祐 さん

トヨタ自動車株式会社勤務(2017 年 国際関係学専攻卒業)

国際関係学部では、物事を要領よく進めてい

く力が格段につきます。この力は人生におい

て大切な力ではないでしょうか。1 回生の時

は毎日課題に追われましたが、効率のよい方

法を自分なりに考え乗り切りました。自分の

スタイルを見つけてからは、サークル活動に

思い切り取り組めるようになりました。サー

クル活動は同じテーマで集まった学生たちの

活動です。話が合う(ことが多い)し、他学

部の友達もできます。コミュニティを広げる

意味でも、学業とのメリハリをつけるために

も、何より自分の好きなことに打ち込むため

にも、サークル活動を強くおすすめします!

石塚 敦也 さん

国際関係学専攻 2 回生

オリターとは、新入生の学習や生活をサポー

トする団体です。週一度のサブゼミ、キャン

プの運営など、さまざまな企画を立ち上げ、

1 回生と交 流しサポートしてきました。半 年

間一緒に楽しいことも辛いことも分かち合っ

たオリター仲間の存 在は本当に大きいです。

意見がぶつかることもありましたが、お互い

に思っていることをはっきり伝えられる、本

当に大 切 な存 在になりました。 オリターに

なったことで、横だけでなく、縦のつながり

も増え、圧倒的に交流の幅が広がりました。

この活動に参加できてよかったと心から思っ

ています。

齊藤 李理子 さん

国際関係学専攻 2 回生

Studying in Japan, I have received much help from Japanese people, and I was also thinking what I could do for Japan in return. By the time I saw the volunteer information for Kumamoto earthquake, I signed up with-out hesitation because that was something I could do, even though I am just a foreign student in Ritsumeikan University, which is far away from Kumamoto.We only stayed in Kumamoto for a few days and helped local farmers for simple agricultural work. How-ever, this experience lets me understand the possibilities of college students. We are not powerless and we can really do something for the earthquake disaster.

LIN Tzu Cheng さん

グローパル・スタディーズ専攻 2 回生

開設 30 年をむかえ、世界の第一線で 7,500 名以上の卒業生が活躍世界に広がるネットワークを活かして、国際的な機関やメーカーなど企業の国際業務セクションに多く採用されています。世界の有力大学院にも多数進学しています(オックスフォード大学、東京大学、京都大学など)。

※円グラフの数値は小数点以下第二位を四捨五入により算出

[2016 年度卒業生 就職先一例] 〈50 音順〉

アクセンチュア(株) 全日本空輸(株)(ANA) (株)日立製作所

(株)朝日新聞社 (株)大丸松坂屋百貨店 プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(株)

アステラス製薬(株) (株)TBSテレビ (株)みずほフィナンシャルグループ

オムロン(株) (株)電通 (株)三井住友銀行

花王カスタマーマーケティング(株) 東京海上日動火災保険(株) 三菱地所(株)

(株)カネボウ化粧品 トヨタ自動車(株) 三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券(株)

キヤノン(株) 豊田通商(株) 森永製菓(株)

京セラ(株) 日本アイ・ビー・エム(株) 楽天(株)

京都中央信用金庫 日本航空(株)(JAL) (株)りそな銀行

近畿日本ツーリスト(株) 日本電産(株) 国家公務員一般職

コクヨ(株) 野村證券(株) 地方公務員(上級職)

(株)サイバーエージェント パナソニック(株) 教員

| 進 路・就 職 状 況 |

国際関係学部は、グローバルに活躍したい個人の可能性を最大限

伸ばしてくれる学部であると感じています。世界各国から意識の高

い学生が集い、英語を共通言語としてお互いの能力を高め合う事

ができます。在学中には多くの留学生とともに、国際政治や経済

に関する知見を養うことに切磋琢磨しました。外交官は日本と外国

との良好関係を築く「橋渡し」の役割を担っていると言えるでしょ

う。他国とより良い関係を構築する上では、多言語による交渉力や

協議力が必要であり、学部で培った交渉能力やプレゼンテーショ

ン能力が、現在の仕事にも繋がっていると考えます。また私は学生

時代、カナダのブリティッシュコロンビア大学で交換留学を経験し、

ここでも国際的な場で自分の立場を分かりやすく、より明確に表現

する能力を身につけることができたと思います。海外の相手に対外

発信する能力は外交官にとって非常に大切な要素であると感じてお

り、学部での生活は有意義な経験であったと考えています。

立命館大学国際関係学部には、オリター活動やサークル活動、ボランティア活動など正課授業だけでなく、課外において活動している学生が多数います。自分次

第で世界を広げることができ、またその環境が立命国関にはあります。

国際関係学部の多様性あふれる学習環境を面白いと感じ、大学で

は異文化間の理解やコミュニケーションに関する認識を深めること

に注力していました。講義を通じて研鑽を積む中で、他国の現状も

知りたいと考え、スウェーデンへ交換留学。帰国後は国内での異文

化交流を促進したいと思い、国際関係学部の協定型インターンシッ

プに応募し、文化交流事業を実施する職務に携わりました。さらに、

International Development Field Camp for Myanmar and Japan

Youth Leaders(日本とミャンマーの学生によって設立された学生会

議)に所属し、学びを実践に活かしました。これらの経験を通じ、

私は国際社会でリーダーシップをとるための方法や感覚を習得しま

した。学生時代にこのような学びが出来たのは、国際関係学部に、

多様性を認める雰囲気と、豊富なプログラムの選択肢があったから

こそだと思います。ここで身に付けた知識や視点は、今後も私が国

際社会を生きる上で大いに役立ちそうです。

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Extracurricular activities Careers課外活動 進路・就職

14 15

世界に働きかける力 Beyond Borders日本から地球を、地球から日本を見る。Window to the World

〒 603-8577 京都市北区等持院北町 56-1TEL: 075-465-1211 E-mail: [email protected]

立命館大学 国際関係学部 http://www.ritsumei.ac.jp/ir/先生方のプロフィール、先輩のメッセージなど最新の情報ほこちら