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1.概要
1.1 名 称 新国立劇場(小劇場)舞台照明設備整備工事
1.2 施工場所 東京都渋谷区本町1-1-1(新国立劇場構内)
1.3 施工種目
(1)ユニット室改修工事
・ ブレーカートリップ基板改修工事
(2)コンセント改修工事・60Aコンセント改修工事
・技術者ギャラリー100V/200V化設備設置工事
・主電源 単相100V60A・固定コンセント
・C型60Aコンセント・コンセント種として以下の電源が取り出せること
(3)作業灯改修工事
※本件整備工事に係る性能、機能及び技術的要件は詳細は「特記仕様書」による。
1.4 着工時期 平成25年 月 日
1.5 完成時期 平成25年8月20日
1.6請負代金の支払
新国立劇場の舞台照明設備は、開場から15年が経過し、経年劣化により、点灯・消灯時の不具合や照明器具の損傷が目立つようになっている。この状態を放置すれば、照明器具の落下やレンズの破損等による人命に関わる大きな事故、器具の発熱による火災を招くおそれがある。よって、円滑な公演の実施と舞台上の安全を実現するため、小劇場において舞台照明設備の下記の整備工事を実施する。
・電磁開閉器交換工事 照明の直回路開閉スイッチを遠隔操作する装置の部分交換。
オペラ劇場内の60A直回路19回路分のC型ソケットへの交換及びパネル面の加工。及びそれに伴う延長ケーブルの整備。
キャットウォークの作業のための照度が不足している。作業の安全照度の確保のため仮設で設置した作業灯の新規配管及び照明器具の設置を行う。仮設配線を撤去し、配管配線を新設、照明器具をLED化をする。
小劇場技術者ギャラリーはこれまで4箇所の特別電源盤より送電を行い、延長ケーブルをつなぎ合わせて配線していたが、電源盤周辺を見直し、動線及び安定した電圧を確保するための整備工事を行う。動線確保のために主電源をコンセント化し、固定設備とする。多種のコンセントは移動型コンセントボックスに収納とする。電源は、特別電源盤及び照明電源より供給する。
トラブルを検知し、自動的にブレーカーを遮断する信号を送るための基板交換及び改修。
・単相100V20A 平行3Pコンセント用・単相100V30A C型30Aコンセント用・単相100V30A FM型30Aコンセント用・単相100V60A C型60Aプラグ(入力用)・単相3線方式100V/200V カムロック用
この工事の請負代金は、独立行政法人日本芸術文化振興会 (以下「振
2.一般事項
2.1 共通仕様
2.2 特記仕様 1) 機材等
2) 完成図書
3) 官公署その他への手続き
4) 権利の帰属等
5) 秘密保持の責任
2.3 特記事項 1)
2)
3)
4)
5)
設置場所は、管理課の指示に従うこと。
完成図、日本語版取扱説明書をA4版に製本し、各3部提出すること。
必要な官公署その他への手続きは速やかに行うこと。
文部科学省発注工事請負等契約規則(平成13年文部科学省訓令第22号)別記第1号の工事請負契約基準、仕様書、機能仕様書を適用する。
国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「公共建築改修工事標準仕様書電気設備工事編」 「公共建築改修工事標準仕様書 機械設備工事編」(平成22年版)、現行JIS/JEC/JEM電気設備基準を適用する。
使用する機材は設計図書によるほか、既存機材と同等品又は同等品以上とする。ただし、同等品以上とする場合は、管理課の承諾を得ること。
自社製品で要求要件を満たせない場合は、他社製品の使用も可とする。
作業に必要な電源は、管理課の指示する電源盤及びコンセントを使用すること。
当工事物件に関しては照明システムの部分改修工事になるため、施工にあたる契約業者は、当劇場の竣工時の施工業者と事前協議の上、後の毎年行われる保守点検時に支障のない施工が可能であること。保守点検時には点検業者に全面協力できることを証明する書類を必要提出書類とともに提出すること。(様式任意)
本件の目的物及び設計図書文書等の所有権等、一切の権利は振興会に帰属するものとする。ただし、本契約の前より権利を保有していた等の明確な理由があるものは受注者に帰属し続けるものとする。
受注者は、本契約履行中であると本契約終了後であるとを問わず、本契約の下で知り得た秘密その他業務上の秘密情報のいかなるものについても、本契約の目的物に関する情報について秘密を遵守するものとし、かつかかる情報を第三者に開示してはならないものとする。
搬入、据付、配線、調整は竣工期限までに完了し、それらが正常に動作することの確認を得ること。なお、作業日程は、管理課と別途協議すること。
興会」という。) 新国立劇場・おきなわ部管理課 (以下「管理課」という。)による工事竣工検査後、請求書類が届いた日より40日以内に、振興会総務企画部経理課より支払うものとする。
図面及び特記仕様書に記載のない事項については、次の基準、規格を適用すること。これらに記載のない事項は管理課の承諾を得て、製作するメーカーの標準仕様によることができる。
6)
7)
8)
9)
10)
11)
12)
3.その他
施工する際は、日程及び搬入車両について、事前に申し入れをすること。公演機材の搬入出に支障を来さないように配慮すること。
以上は、概要を示したものであるから、実際にあたっての詳細及びその他不明点については、管理課と協議の上、指示に従うこと。
操作上の誤動作防止のための配慮がなされていること。
操作方法、取り扱いについて、講習会等の場を設け指導すること。この詳細は、管理課と別途協議すること。
当該機器に対し1年間の保証期間を設けること。保証期間内において、明らかに利用者側の原因によると判断される以外の故障、異常については、無償で修理を行うこと。
今回の調達に伴うシステム及び機器に故障が発生した場合、速やかに対応ができること。
運用時間として24時間以上連続して使用できる精度を持ち、耐久性及び安定性あるシステムであること。
既設設備を撤去し、発生した廃棄物は請負者の責任において処理すること。
工事内容 (1) ユニット室補修工事
・電磁開閉器交換 ・ブレーカートリップ基板改修
(2) コンセント補修工事 ・ 小劇場内の60A直回路19回路分のC型ソケットへの交換及
びパネル面の加工。及びそれに伴う延長ケーブルの整備。 ・ 技術者ギャラリー100V/200V化設置工事
(3) 小劇場作業灯改修工事 ・ 安全照度の確保のため仮設した作業灯の新規配管及び照明器具
の設置工事。
詳細説明
(1) ユニット室改修工事
電磁開閉器交換工事 資料1-1~資料1-2
・直MC回路の電磁開閉器を交換する。
・交換数は19個とし、開閉器は既存と同等品以上とする。
ブレーカートリップ基板改修工事 資料2
・調光器盤等のブレーカートリップアラーム信号用のリレーを改修する。
・交換数は予備含め360個とする。
(2) コンセント改修工事
60A コンセント改修工事 資料3-1~資料3-2
・FM型60AコンセントをC型60Aコンセントへ交換する。
・交換数は19個とする。
・サイズ的に収納・設置が困難な場合は、パネル面の加工も考慮する。
・既設器具が使用できるよう、C型60Aプラグを19個及び延長ケーブルを必要数整備
すること。
・コンセント交換箇所及び延長ケーブルの員数は以下とする。
・ギャラリー 12箇所
・バルコニー 3箇所
・ウォールコンセント 4箇所
・配線用延長ケーブル 5m 19本
・配線用延長ケーブル10m 19本
・配線用延長ケーブル20m 8本
技術者ギャラリー100V/200V化設備設置工事資料4-1~資料4-3
・技術者ギャラリーの副舞台側及び、操作卓側4箇所に移動型コンセントボックスを設
置する。
・副舞台側の固定コンセントの主電源供給は調光器盤室から分岐し下手側上手側とも
専用配管もしくは照明関係の配管、ダクト等を利用し設置すること。
・操作卓側の固定コンセントの主電源供給は特別電源盤から分岐し下手側は専用配
管、もしくは照明関係の配管、ダクト等を利用し1箇所設置すること。上手側は、特別
電源盤室に電源をピクテール出しとする。
・移動型コンセントボックスは、持ち運びが可能な構造とする。
・既存ダクト・配管の流用が困難な場合は、新規に配管・配線を行なう。
・配線ルートによりコア抜きが必要な場合は、事前に報告すること。
・主電源は100V60Aとする。
・固定コンセントの仕様は以下とする。
・C型60Aコンセント 1口
・副舞台側の移動型コンセントボックスの仕様は以下とし2台納品する。
・主幹MCCB 2P100AF/60AT 1個
・単相100V20A 平行3Pコンセント4口×2系統(MCCB付)
・単相100V30A FM型30Aコンセント2口(MCCB付)
・単相100V60A C型60Aプラグ(入力用ピクテール)
・操作卓側の移動型コンセントボックスの仕様は以下とし2台納品する。
・主幹MCCB 2P100AF/60AT 1個
・単相100V20A 平行3Pコンセント4口×2系統(MCCB付)
・単相100V30A C型30Aコンセント2口(MCCB付)
・単相100V60A C型60Aプラグ(入力用ピクテール)
・副舞台側仮設電源盤より使用している単相3線100V/200V 用の端子台を更新し、
緩み止め防止用のアンカーを設ける。
(3) 作業灯改修工事 資料5
・照明器具は、LEDとし調光タイプを35本とすること。
・新規電源線及び制御線は新規配線・配管を施すこと。
・保護カバー付きとすること。
・調光用に調光用コントルクスを設置すること。