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1 株式会社 ベルスター・スズキ 2018 年度版 「環境活動レポート」 (2018 年 7 月 1 日~2019 年 6 月 30 日) 2019 年 10 月 31 日 株式会社 ベルスター・スズキ 住所:静岡県島田市中河 123-14 TEL:0547-38-3421 FAX:0547-38-2333 Mail:[email protected]

株式会社 ベルスター・スズキ3 当社の概要 (1)事業者及び代表者 ¡ 株式会社ベルスター・スズキ 代表取締役 会長 鈴木國近 代表取締役

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1

株式会社

ベルスター・スズキ

2018 年度版

「環境活動レポート」 (2018年 7月 1日~2019年 6月 30日)

2019 年 10月 31日

株式会社 ベルスター・スズキ

住所:静岡県島田市中河 123-14

TEL:0547-38-3421

FAX:0547-38-2333

Mail:[email protected]

Page 2: 株式会社 ベルスター・スズキ3 当社の概要 (1)事業者及び代表者 ¡ 株式会社ベルスター・スズキ 代表取締役 会長 鈴木國近 代表取締役

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株式会社ベルスター・スズキ

■環境方針

基本理念

株式会社ベルスター・スズキは、企業活動の全域において、環境問題への積極的な取組みを通じ、企

業市民としての社会的責任を果たしてまいります。

行動指針

当社は、すべての事業活動が環境に何らかの影響を与えていることを認識した上で、以下の環境保全

活動を推進します。

1. 事業活動の全領域で、安全を図り、省エネルギー・省資源・リサイクルなどに配慮した活動・サー

ビスを提供します。

2. 環境汚染を未然に防止すると共に、環境経営システムと環境保全実績が継続的に改善できるよ

うに推進します。

3. 環境関連法令と当社が参加した協定等を遵守することは基より、可能であれば、自主管理基準

を設けて環境管理レベルの向上を図ります。

4. 次の事項を重点的なテーマとして、環境目標を設定し、必要あれば目標を見直すなどの効果的

な取り組みを行います。

(1)「環境への負荷チェック」の結果、著しい項目に対する改善目標管理。特にCO2排出抑制、

廃棄物排出抑制、総排水量抑制、化学物質使用量抑制については、改善目標を設けて目標管理

を行う。

(2)RoHS規制に関する情報収集活動および情報発信活動を推進する。

(3)グリーン購入比率の向上を図る。

(4)製造業務において、不良率の低減を図る。

5. 環境保全関連の行政機関・団体などの環境保全施策に協力し、社会貢献活動を推進します。

6. 環境教育・訓練、社内広報活動の実施により、全ての構成員に環境方針を周知徹底すると共に、

環境保全に関する意識を高め、社内における環境保全状況の知識・認識の向上を図ります。

7. この環境方針は、社外の人にも公開します。

2008年 7月 1日制定

2010年 8月 1日改定

株式会社 ベルスター・スズキ

代表取締役 鈴木雅八

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■当社の概要

(1)事業者名及び代表者名

株式会社ベルスター・スズキ 代表取締役 会長 鈴木國近

代表取締役 社長 鈴木雅八

(2)所在地 静岡県島田市中河 123-14

(3)環境保全関係の責任者及び担当者連絡先

責任者 鈴木聖子

担当者 株式会社ベルスター・スズキ 環境管理事務局

連絡先 TEL 0547-38-3421 FAX 0547-38-2333

(4)事業の内容

精密板金加工・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70%

製缶溶接・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30%

(5)事業の規模

従業員数 40 人

工場延べ床面積 6324 平方メートル

■エコアクション推進体制

当社の担当部署及び責任者は以下の通りである。

担当部署 内容 責任者

会社全体 会社全体の活動内容の確認。 鈴木雅八

環境管理事務局 各部署からの報告書による活動内容の

取りまとめ及び監督。

鈴木聖子

事務所 部署内の活動促進及び監督。 望月晴之

TECH 部署内の活動促進及び監督。 山田正美

北工場・東工場 部署内の活動促進及び監督。 宮武穣

南工場 部署内の活動促進及び監督。 池田正人

(1)代表者(環境経営最高責任者)

名 所属部署 役 職 備 考

代表取締役 鈴木雅八 ― 社 長 推進委員会委員長

(2)環境管理責任者

名 所属部署 役 職 備 考

環境管理責任者 鈴木聖子 事務所 ― 環境管理事務局長

(3)環境経営推進委員会

名 所属部署 役 職 備 考

委員長 鈴木雅八 ― 社 長 推進委員会委員長

委員 山田正美 ― 工場長 TECH 担当

委員 宮武 穣 北工場 副工場長 マネージャー 北工場担当

委員 池田正人 南工場 副工場長 マネージャー 南工場担当

委員 望月晴之 事務所 マネージャー

委員 鈴木聖子 事務所 ― 事務所担当

(4)環境管理事務局

名 所属部署 役 職 備 考

事務局長 鈴木聖子 事務所 ― 環境管理責任者

事務局員 柴山 勝 事務所 ―

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■環境目標

当社については、以下の目標を掲げて環境活動に取り組んでいる。

№ テーマ 担当部署 単年度目標

原則とする目標

1 二酸化炭素

排出量削減

全部署 ①2017 年度は、2016 年度比 1%削減する。

②2018 年度は、2016 年度比 2%削減する。

③2019 年度は、2016 年度比 3%削減する。

2 総排水量

削減

全部署 ①2017 年度は、2016 年度比 1%削減する。

②2018 年度は、2016 年度比 2%削減する。

③2019 年度は、2016 年度比 3%削減する。

経営上の目標

7 工程内不良

の低減

TECH

北工場

南工場

①2017 年 1 月~12 月は、業務全体における「顧客クレーム件数」を

年間 92 件以下を維持する。

②2018 年 1 月~12 月は、年間 83 件以下を維持する。

③2019 年 1 月~12 月は、年間 75 件以下を維持する。

〇 その他の事項 〇

廃棄物排出量削減 全部署 当社廃棄物の排出は産業廃棄物業者に排出するのが年 1 回未満であ

り排出量が年度ごとに大きな差が出来るため、削減目標の達成とい

う目標管理とはせず維持管理のみとする。

化学物質使用量削減 環境管理

事務局

当社の使用する化学物質(PRTR 法対象物質)については下記の場合

いずれかに相当するため目標管理とはせず維持管理のみとする。

①使用量が極少量の場合 ②客先指定により削減の余地がない場合

③削減することが製品品質の劣化直結の場合

RoHS対応の情報発信 環境管理

事務局

RoHS対応の情報発信に関する対象先リストを作成したうえで、

当社からの情報提供の実績率 100%を維持する。

グリーン購入比率の向上 環境管理

事務局

品質・価格・納期が適する場合は「グリーン購入」を則する。

なお、当社の中長期の環境目標は以下の通りである。

№ テーマ 担当部署 単年度目標

原則とする目標

1 二酸化炭素

排出量削減

全部署 ①2017 年度は、2016 年度比 1%削減する。

②2018 年度は、2016 年度比 2%削減する。

③2019 年度は、2016 年度比 3%削減する。

2 総排水量

削減

全部署 ①2017 年度は、2016 年度比 1%削減する。

②2018 年度は、2016 年度比 2%削減する。

③2019 年度は、2016 年度比 3%削減する。

経営上の目標

7 工程内不良

の低減

TECH

北工場

南工場

①2017 年 1 月~12 月は、業務全体における「顧客クレーム件数」を

年間 92 件以下を維持する。

②2018 年 1 月~12 月は、年間 83 件以下を維持する。

③2019 年 1 月~12 月は、年間 75 件以下を維持する。

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■主要な環境活動計画の内容および評価

当社では、環境目標を達成するために以下の通り具体的な項目を推進している。

推進項目 推進内容 評価 次年度

1

電力使用量

の削減

責任者

事務局

【工場内製造現場】

・使用していない機器の電源オフ

・昼休み、休憩時間、退社時の作業場内消灯

・作業場内の不使用場所の消灯、不要箇所の減灯

・コンプレッサーのエア漏れがないこと確認

【全部署】

・長時間未使用のパソコン・コピー機等の電源オフ

・退社時のパソコン・コピー機等の電源オフ確認

・節電モードの利用

・トイレ不使用時、通路照明不要時の消灯

・会議室、応接室等の不使用時の消灯

・その他、不使用場所の消灯、不要箇所の減灯

【その他】

・適正な冷暖房温度(室内温度)の見直し

・節電対応型機種への変更ならびに導入の検討

不使用場所・会

議室の消灯忘

れがあったがお

おむね良好で

あった。

全て

継続実施

2

廃棄物排出

量の削減と

リサイクル化

責任者

事務局

・定められた方法に従って分別

・種類毎の廃棄物置場に収集、分別

・各廃棄箱に表示

・混合物の分別によるリサイクル化向上

パトロールチェ

ックは全て良

好であった。

維持管理

目標とす

る。

3

上水道使用

量の削減

責任者

事務局

【全部署】

・お茶だし等の上水道使用時の節水

・トイレ使用の手洗い等の節水

・上水道使用後の閉栓の確認

・あらゆる場所の節水徹底

【その他】

・漏水の防止

・バルブの調整

・洗浄工程の適正管理

パトロールチェ

ックは全て良

好であった。

全て

継続実施

4

化学物質

使用量削減

責任者

事務局

当社の使用する化学物質(PRTR法対象物質)について

①使用量が極少量の場合

②客先指定により削減余地がない場合

③削減することが製品品質の劣化直結の場合

いずれかに相当するため目標管理とはせず維持管理

のみとする。

適切に維持管

理できている。

客先指定

のため、

維持管理

目標とす

る。

5

RoHS対応

の情報発信

責任者

事務局

・RoHSの情報収集(EU・中国)

・RoHSの顧客要請事項の確認

・上記 2 項目に関する「社員勉強会」の開催

・情報提供するべき「協力会社リスト」の作成

・上記の情報提供活動の実践

×

協力会社への

情報提供はで

きた。

RoHS について

は検討してい

きたい。

当社から

の情報提

供の実績

率 100%

を維持す

る。

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推進項目 推進内容 評価 次年度

6

グリーン購入

の推進

事務局

事務局

・「グリーン購入リスト」の作成

・環境への負荷が少ないものを進んで購入(グリーン

購入)

・導入コスト削減に向けて業者と交渉

・情報収集を継続的に行う

グリーン購入

は推進されて

いる。

維持管理

目標とし

グリーン

購入を則

する。

7

工程内不良

の低減

責任者

品質保証 Gr

・業務改善検討会を開催し、不良低減を図る。

・ISO9001 に沿って業務、製造を行う。

品質保証委員

会にて活動を

評価している。

全て

継続実施

とする。

■次年度の主要な環境活動計画の内容

次年度(2019 年度)も、上記内容と同じ活動計画を継続するとともに以下の活動も行う。

二酸化炭素排出量削減のための是正処置として

・効率の良い納品計画の見直し。

遠方への納品の際には同一方向にある取引先の商品を混載させてトラックの最大積載量になるべく

近づけて運ぶ回数を減らすようにする。

・照明器具の LED 化の検討、推進。

・消費電力の少ない機械設備への検討、推進。

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■環境目標の達成状況(実績)

当社における今期、環境目標への取り組みの実績は以下の通りである。

今期 3 年間の比較 2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度

16/7 月~17/6 月 17/7 月~18/6 月 18/7 月~19/6 月 19/6 月~20/6 月

二酸化炭素排出量 総量(kg-CO2/年) 206169.8 254765.4

【123.57%】

229060.4

【111.1%】

【%】

購入電力(kg-CO2/年) 155980.2 197460

【126.59%】

178937.3

【114.7%】

【%】

軽油(kg-CO2/年) 21380.5 23540.3

【110.10%】

21439.8

【100.2%】

【%】

ガソリン(kg-CO2/年) 9140.4 8223.6

【89.97%】

8500.3

【92.9%】

【%】

LPG(kg-CO2/年) 4712.2 10124.7

【214.86%】

6664.5

【141.4%】

【%】

灯油(kg-CO2/年) 14956.6 14873.8

【99.45%】

13518.46

【90.3%】

【%】

産業廃棄物排出量 総量(トン/年) 2.13 2.13

【100%】

6.37

【299.0%】

【%】

総排水量 総量(m3/年) 6772 7144

【127.3%】

7104

【104.9%】

【%】

RoHS情報発信 活動(%/年) 100 100 100

グリーン購入 比率(%/年) 93 93 94

顧客クレーム件数 年間件数(件) 115 155

【40】

250

【135】

【】

TEC グループ 9 16

【7】

11

【2】

【】

機械グループ 9 45

【36】

22

【13】

【】

板金グループ 59 63

【4】

53

【-6】

【】

製缶グループ 13 13

【0】

14

【1】

【】

生産管理グループ 25 18

【-7】

150

【125】

【】

100 万円当たりの負荷量の今期 3 年間の比較

二酸化炭素排出量 総量

(kg-CO2/100 万円)

402.6 434

【107.8%】

369.4

【91.7%】

【%】

購入電力

(新エネルギーを除く)

総量

(MJ/100 万円)

7920.8 6946.8

【87.7%】

6286.7

【79.3%】

【%】

化石燃料 総量

(MJ/100 万円)

1457.7 1467.5

【100.6%】

1039.5

【71.3%】

【%】

総排水量 総量

(m3/100 万円)

13.2 12.1

【91.6%】

11.4

【86.9%】

【%】

(廃棄物排出量のカッコ内は金属くずを除いた総量です。)(CO2排出係数 0.48 ㎏です。)

【数字の下の【】は 2016年度比較です】

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2018年度の二酸化炭素排出量に関しては基準とする2016年度の二酸化炭素の排出量に対して全体で11.1%

の増加となりました。しかし売上 100 万円の当たりの負荷量に換算すると、8.3%の減少となります。今年度

は、比較的天候も安定していたので空調の利用が抑えられました。仕事量が増えましたが売上あたりに換算

すると効率的にエネルギーを利用できました。また、遠方の取引先には、自社便でなく運送会社の利用も多々

ありました。そして、弊社の機械設備の中でも多くの電力を使用するレーザ切断機を最新の設備に入れ替え

本格稼働できたことで省エネ効果が表れたと思います。

次に廃棄物排出量ですが、2016 年度に対して約 3 倍の増加となりました。これは、酸洗施設を大型化し、

環境基準に適応する調整をしたため廃棄物量が増加したためです。今年度の廃棄物量を基準にして今後は、

経過を見る必要があると思います。しかしながら酸洗設備の稼働を抜きにしても、過去数年にさかのぼって

廃棄物排出量は、大幅な増減が毎年あるので目標を定める場合は一考が必要であると思います。

総排水量に関しては、4.9%の増加となりました。廃棄物排出量、総排水量ともに仕事の内容によっては大

幅に増減してしまう値です。

グリーン購入の推進につきましては、リスト(計 55 品目)を作成し、94.5%グリーン購入を達成できまし

た。

ROHS 情報の発信では協力会社のリスト(32 社)を作成し、目標を達成できました。

今後も維持できるように努力してまいります。

工程内不良(※1)の低減が省エネ・省資源につながりエコ活動であるという考え方のもとISO9001

の活動を通じて取り組んでおります。

工程内不良のうち顧客クレーム数件で 2016 年実績である 115 件を大幅に超えてしまいました。これは生産

管理グループでの受注登録時に 1 受注で 64 件あったものをダブル登録してしまったため、一連のミスのカウ

ントが増えてしまったためです。また生産数の増加とともにクレーム件数も増加してしまいました。前年よ

りこれらの事象について品質保証委員会にて取り組みグループ及び会社全体で把握し対策する機会を設けて

おります。これらの取組みを続けることで、ミスを防ぎ生産効率を上げ、省エネ・省資源化していきたいと

思います。

Page 10: 株式会社 ベルスター・スズキ3 当社の概要 (1)事業者及び代表者 ¡ 株式会社ベルスター・スズキ 代表取締役 会長 鈴木國近 代表取締役

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※1 工程内不良:

製造工程上で起きた全ての製品不良のこと。その中で工程内で不良に気付き社内工程で対処したも

のを「NG」とし、社内工程内で気付かす、出荷してしまったものを「顧客クレーム」としています。

■社会貢献活動への取り組み

・島田市立初倉中学校職場体験学習

日時 2019年 5月 14・15日

場所 当社

人数 2人

内容 道具の整備、溶接実習(ステンレス板で 10㎝のサイコロを製作)

・第 26回 ベルスター・スズキ ニューイヤーカップ

日時 2019年 1月 26日・2 月 3日

場所 島田市大井川河川敷グラウンド

島田市のサッカー少年団のサッカー大会のオフィシャルサプライヤーをしています。

■環境関連法規への違反、訴訟等の有無

大気汚染物質、水質汚濁物質、騒音、振動等の違反について遵守状況を確認した結果、対応済みである。

また、関係機関等から特に指摘等も無かった。くわえて外部からの苦情や訴訟等も同様に1件も無かった。

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環境法規一覧

名 称 当社の現状 要 求 事 項 遵守

水質汚濁防止法 ステンレス酸洗施設

①設置届出(法5~7)

②施設定期点検(任意:外部業者)

③水質検査(年 2 回以上)

④チェック記録(任意:稼働日毎)

⑤選任と組織作り

(*特定工場公害防止組織整備法)

水質関係第2種公害防止管理者の配置

(増田電化 宮坂明氏)

浄化槽法

18人槽 1

12人槽 1

5人槽 1

設置届出(法5)

浄化槽管理者の選任(法7)

法定検査(年 1 回)(法 11)

保守点検・定期清掃(年1回)(法10)

騒音規制法

北工場

金属加工機械 12台

空気圧縮機及び送風機 8台

南工場

金属加工機械 5台

空気圧縮機及び送風機 3台

※騒音規制法上は指定地域

(工業専用地域)

事前の届出(法6他) ○

静岡県生活環境の

保全等に関する条例

(施行規則)

北工場

金属加工機械 13台

空気圧縮機及び送風機 5台

集じん施設 4台

冷凍機 2台

南工場

金属加工機械 7台

※騒音規制法上は指定地域

(工業専用地域)

設置の届出(条例53条) ○

振動規制法

北工場

金属加工機械 13台

空気圧縮機及び送風機 8台

南工場

金属加工機械 4台

空気圧縮機及び送風機 3台

※騒音規制法上は指定地域

(工業専用地域)

事前の届出(法6他) ○

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名 称 当社の現状 要 求 事 項 遵守

廃棄物の処理および

清掃に関する法律(廃

棄物処理法)

①株式会社アスク長谷川、

株式会社コーシンサービス

等へ委託

②産業廃棄物の保管・排出

③産業廃棄物管理票の使用

処理基準の遵守

保管基準の遵守

収集運搬及び処分許可業者への委託。

処理業者と契約書の締結。

マニフェストの適切な交付と保管。

島田市廃棄物の処理

および清掃に関する

条例(施行規則)

①島田市の専用のゴミ袋を使用する

②容量は1.5トン車1日分以下で処分する

③島田市田代環境プラザ(焼却場)に持ち込み料金

を支払う

消防法

灯油

事務所 4個

TEC 3個

北工場 7個

南工場 9個

ポリタンク10個分以下で管理 ○

毒物及び劇物取締法 劇毒物有 表示・盗難防止・紛失防止 ○

フロン排出抑制法

(特定製品)

業務用エアコン:28 台

(内 3 台交換含む)

内:7.5kW 以上(8 台)

チラー:3 台

内 7.5Kw 以上(3 台)

冷凍空調機器:全ての第一種特定機器が対象

①自社での「簡易点検(3 か月に1回以上)」実施

電動機定格出力に応じ有資格者による「定期点検」

②空調機(7.5kW~50kW 未満)3 年に 1 回以上

③冷凍冷蔵機器(7.5kW 以上)1 年に 1 回以上

自動車リサイクル法

所有自動車

(トラック3台 乗用車2台)

自動車のエアコン

①自動車所有者は使用済自動車を引取業者へ引き渡

さなければならない、自動車フロン券の使用(法8)

②リサイクル料金の支払(法73)

特定家庭用機器再商

品化法

(家電リサイクル法)

(特定家庭用機器)

テレビ、エアコン、洗濯機、

冷蔵庫・冷凍庫

事業者の責務(法6)

①特定家庭用機器をなるべく長期間使用し、廃棄物

となることを抑制する。

②廃棄物として排出する場合は、運搬する者等に適

切に引き渡し、料金の支払いに応じる。

今年度

該当

なし

グリーン購入法 購買品の一部で実施 事業者の責務(法5)

できる限り環境物品等を選択するよう努める ○

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■社長の見直し結果

(1) 見直し実施日 2019年 10月 14日

(2) 見直しに必要な社長へのインプット情報

ヒアリングチェック・クロス監査の結果・法令順守。

エコアクション21の運用状況はおおむね良好である。

苦情を含む利害関係者からの重要な情報

苦情を含む利害関係者からの重要な情報はありません。

組織の環境パフォーマンス

組織の環境パフォーマンスはおおむね良好である。

環境目標の達成

二酸化炭素排出量削減は達成できませんでした。

廃棄物排出量削減は達成できませんでした。

総排水量削減は達成できませんでした。

Rohs対応の情報発信は達成できました。

グリーン購入比率の向上は達成できました。

工程内不良(顧客クレーム)の低減は達成できませんでした。

問題点の是正処置および予防処置の状況

なし

前回までの見直し結果に対するフォローアップ

なし

環境関連法規等を含む周囲の状況の変化

変更ありません。

改善のための提案・その他

環境マネジメントシステム見直し記録(1/8~7/8)の項目以外のレビューにあたって考慮する事

項に該当はない。

(3)社長による全体の評価および見直しの有無

全体の評価はおおむね良好に環境マネジメントシステムは廻っていると評価する。

二酸化炭素の削減は 100万円当たりの原単位では、減少しました。売上が伸びたことに加え、設

備の刷新を図り省エネ効果を得られたためと思われます。

排水量は仕事の内容により大幅に変わるため削減取り組みが分かりにくくなっています。しかし、

日ごろから節水に取組む意識を持ち続けていこうと思います。

工程内不良に関して、受注件数が増加しても顧客クレームを増加させないようクレームを財産と

して今後の製品実現に活かしていきたいと思います。