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総務委員会 平成28年12月14日 午前9時30分~午前11時08分 委員会室 住田 元紀、岡山 克彦、成田 義之、浅井 泰三 加藤 光則、野々部 享、飛永 勝次 加藤市長 永田副市長 葛谷企画部長 加藤人事秘書課長 水野人事秘書課主幹 岡田人事秘書課係長 河口企画政策課長 忠内企画政策課副主幹 藏城企画政策課副主幹 大橋総務部長 平子総務部次長兼財政課長 今井総務部参事 後藤防災行政課長 舟橋防災行政課副主幹 石黒財政課主幹 吉田税務課長 渡辺税務課課長補佐 三輪収納課長 河村会計管理者 三輪会計課長 間下監査委員事務局長 茶原監査課長 木村議会事務局長 浅田議会事務局次長兼議事調査課長 葛山議事調査課主幹 議案又は協議事項 1.総務委員会付託案件 傍聴者 なし

総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

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Page 1: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

総務委員会

開 催 日 平成28年12月14日

時 間 午前9時30分~午前11時08分

場 所 委員会室

出 席 議 員

住田 元紀、岡山 克彦、成田 義之、浅井 泰三

加藤 光則、野々部 享、飛永 勝次

欠 席 議 員 な し

出 席 理 事 者

加藤市長 永田副市長 葛谷企画部長 加藤人事秘書課長 水野人事秘書課主幹 岡田人事秘書課係長 河口企画政策課長 忠内企画政策課副主幹 藏城企画政策課副主幹 大橋総務部長 平子総務部次長兼財政課長 今井総務部参事 後藤防災行政課長 舟橋防災行政課副主幹 石黒財政課主幹 吉田税務課長 渡辺税務課課長補佐 三輪収納課長 河村会計管理者 三輪会計課長 間下監査委員事務局長 茶原監査課長

関 係 職 員

木村議会事務局長 浅田議会事務局次長兼議事調査課長 葛山議事調査課主幹

議案又は協議事項 1.総務委員会付託案件

備 考 傍聴者 なし

Page 2: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

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( 時に午前 9時30分 開会 )

総務委員会委員長(住田 元紀君)

皆さん、おはようございます。定刻となりましたので、ただいまから総務委員会を開催いたし

ます。

去る8日の本会議において、総務委員会に付託となりました議案について御審議をいただきま

すが、その前に市長から御挨拶をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

市長(加藤 静治君)

改めまして、おはようございます。

本日は、委員各位におかれましては、総務委員会に御出席、まことに御苦労さまでございます。

昨日、この1年の世相をあらわす漢字として、金が選ばれました。その理由としては、リオデ

ジャネイロオリンピックでの金メダルラッシュとか、あるいは前の東京都知事の舛添さんの政治

とカネということとか、あるいは、日銀のマイナス金利、そういった意味で、この金が今年の漢

字として選ばれたわけでございますけど、皆さん方の1年の漢字はどのような漢字だったでしょ

うか。私はありますけど、ここは控えさせていただきます。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

どうもありがとうございました。

傍聴者はお見えですか。

議事調査課主幹(葛山 悟君)

一般傍聴の方は見えません。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

当委員会に付託された所管は、企画部及び総務部所管であります。

それでは、議案第49号 清須市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

案について説明をお願いいたします。

どうぞ。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

人事秘書課長、加藤でございます。よろしくお願いします。

それでは、平成28年12月清須市議会定例会提出案件の7ページをお願いします。

議案第49号 清須市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案

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上記の議案を提出する。

平成28年12月2日提出

清須市長 加藤静治

提案理由

この案を提出するのは、人事院の国会及び内閣に対する平成28年8月付の勤務時間、休暇等

に関する勧告に鑑み、介護休暇の分割、介護時間の新設等に関し、所用の規定を整備する必要が

あるからです。

それでは、主な内容について御説明をいたします。8ページをお願いします。

第1条では、割り振り勤務等に関する改正で、第3条に2項を追加し、第3条3項として、始

業及び就業時間について公務に支障がない場合、規則の定めるところにより勤務時間を割り振る

ことができるというものです。中段の第4項につきましては、育児及び介護をしている職員の週

休日及び勤務時間の割り振り規定です。

9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外

規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

6か月以内で3回まで分割できるようにしたものでございます。下段の第15条の2は、介護時

間を新設し、連続3年の期間内に1日2時間以内で取得ができるようにしたものです。

10ページをお願いします。

第16条は、介護時間の追加でございます。この下の第2条は、児童福祉法の改正により養子

縁組里親が法定化されたことによる改正でございます。附則第1項は、この条例は平成29年1

月1日から施行し、第2条の規定は、平成29年4月1日から施行するものです。第2項につい

ては、経過措置を。第3項は、清須市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、11

ページ下段の第4項につきましては、清須市職員の給与に関する条例の改正についてで、それぞ

れ影響が伴う部分の改正でございます。

以上で、説明は終わります。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ただいまから審議に入るわけでございますが、質疑者あるいは答弁者は必ず挙手をしていただ

きまして、指名のあと、名前を名乗ってから質疑あるいは答弁に入っていただきますようお願い

いたします。

それでは、質疑のある方、挙手をお願いします。

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-3-

加藤委員。

加藤 光則委員

加藤です。

今御説明いただいた中で、2・3点お聞きします。フレックスタイム制の拡充ということで、

いろいろな国の勧告や是正勧告等で、28年度の4月からだったかな。実施して出されていたも

のもあると思うんですが、今回のものについては、他のやつを見ると、フレックスタイムにおけ

る子の療育をする職員の範囲拡大というのが載っておったように思うんですが、今回のもののこ

の中身については、どういうふうなのですかね。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

今回の条例改正につきましては、どれも委員のお話にありましたフレックスタイム制の拡充と、

あと介護時間の追加が主なものでございます。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

拡充ということで、確か、1年前には育児または介護を行う職員についての特例というのがあ

って、今回新たにフレックスタイム制における子の療育を取得する職員の範囲拡大というのが、

勧告事項の中にあったと思うわけですけれども、これ全ての職員が当てはまることなのかどうな

のか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

はい。まず育児、介護の部分につきましては、今回の第3条第4項の中におきまして、職員の

申告というものを考慮しまして、週休日や勤務時間の割り振りを変えることができるように規定

したものと、あとこれも職員全体ですが、第3項におきましても、職員の申告を考慮して、始業

及び就業時間を割り振ることができるように規定をさせていただいております。

以上でございます。

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総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。加藤委員。

加藤 光則委員

それと、公務の運営に支障が生じる場合は適用できないものということでうたわれておったと

思うのですけれども、これ全員が勤務しなければならない時間帯というかコアタイムという、そ

ういうのはどういうふうになっているのでしょうか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

今回、1番大きなものというのは、ただいま申し上げましたように、職員の申告を考慮してと

いうところが大きな改正となります。今まででも、勤務時間の割り振りであったり、時間差勤務

ということは、基本的にはできる形です。それで、例を挙げますと、例えば昨年から政府のほう

が夏の生活スタイルの変革という、ゆう活というような言葉で夏場の勤務時間を1時間程度前倒

しをして、明るいうちに仕事を終わらせ、家族の時間を楽しむワークライフバランスを推進する

というようなことを推し進められております。ただ、委員おっしゃられますように、本市がこの

ようなゆう活を実施する場合でありますと、あくまで公務に支障がない場合に限られるというと

ころがございますので、国や県とは、やはり市町村のような自治体は、直接住民と接する窓口が

多いということもございますので、必要な体制を確保することは非常に困難であるという認識で

はあります。とはいうものの、育児やまたは介護を行う職員については、いろいろなこの選択肢

といいますか、できる限り適用できるように努めていきたいということを考えておりますので、

こういった条例改正を清須市も行っていくということで、提案させていただいております。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

育児や介護ということで、特例設けてその人たちをより使いやすいようにしていくということ

で、今言ったのは、公務に支障がないということが、まず前提にあると思うものですから、コア

タイムって今全員が出ていかなければならない、この時間おらなあかんよっていうような時間と

いうのは定めておるのかどうかという質問だったんですけど、その辺はどうなんでしょうか。

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総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

おっしゃられるように、今後規則で定めるということで定めてまいります。現段階でも案とい

いますか、考え方といたしましては、全職員については、1つとして1日6時間以上、それから、

午前9時から4時までのうち、休憩時間を除き、部署ごとに設定する連続する5時間を共通する

勤務時間とする。もう一点が、始業は午前7時以降。また、就業は午後10時までの範囲内でと

いう規定を定めたいと思います。また、育児や介護の方につきましては、もう少し範囲を広げま

して、1日4時間以上、午前9時から4時までのうち、連続する2時間以上で4.5時間以内は

共通する勤務時間とするということ。それからもう一つは、同じですけども、午前7時以後、就

業は午後11時までの範囲内というふうに規則で定めたいと現在進めております。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。加藤委員。

加藤 光則委員

これから定めていきたいというお話を今伺いました。それで、このフレックスタイム制の拡充、

これ契機として、全ての職員に働き方、この見直しを行って、超過勤務の縮減に向けて一層もっ

と積極的に取り組んでいっていくという、これが大もとにあるものですから、その辺を含めて、

しっかり上司の方がこの問題に対して取り組んでいただくことをお願いして、私の質問を終わり

ます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

その他。飛永委員。

飛永 勝次委員

飛永です。よろしくお願いします。

今の加藤課長のお話の中で、今後はその規則を定めていただけるというお話ですけれども、当

然規則だから、定めてから実際の運用になると思うのですが、これいつぐらいまでに定めて、い

つから運用とか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤人事秘書課長、答弁。

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人事秘書課長(加藤 秀樹君)

規則についても、この条例の施行日までには定めてまいりたいと考えております。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

1月1日には定めている。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

そのとおりでございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

よろしいですか。あと他なければ。

浅井委員。

浅井 泰三委員

浅井ですが、おはようございます。

私も漢字があるんですけども、ひいときます、市長。今の関連なんですけども、一般質問のと

きにもう少しお聞きすればよかった部分なんですけど、この条例案の中で若干逸脱するかもしれ

ませんけれども、広くこの働き方ということで少しお聞きしておきたいなと思うんですけども、

こういう定めの中で、例えばその特殊と言いますか、当直とか日直とかいう制度は今まだありま

すよね。1つ新しくできた分庁も含めて、多分また2人勤務なのか、当直やなんかね。何か部屋

は変わるのか。そういったものも少しお聞きしておきたいなと思うんですけども、要は、働き方

改革の中で、既にそういった当直や日直制度をもうおやめになってる自治体は数あると思うんで

すよね。本市は、いいのか悪いのかは別に。24時間サービス体制とか、いろんなことを考える

場合に、そういう制度がまだ必要である。もちろん市長がそういった方針の中で、今までやって

こられたと思うんですけども、そうしたものも、こうした働き方改革の中で、指導を考えていか

なければいけないのではないかなと思うんですけれども、その場所も少し気になるんですけど、

従来の場所で当直はやられるんですか。これは関係ないか。こっちかな。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

Page 8: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

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次長。

総務部次長兼財政課長(平子 幸夫君)

財政課平子でございます。

当直業務につきましては、現既存庁舎。今回からは南館と称しますが、南館にある当直室、そ

ちらのほうで、基本的には今までどおり2名体制で当直業務をしていただくということを考えて

おります。当然、新しい北館のほうですね。そちらのほうも管理する面積がふえる。合わせます

と、1万2千㎡。延べ床面積超える面積の管理をしなければなりませんので、別途北館のほうに、

ちょっと委託、業者委託の形にはなりますが、守衛さん、警備をする、管内の警備をするという

目的で、守衛業務のほうを別途入れるというふうに予定をしております。

以上になります。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

浅井委員。

浅井 泰三委員

そうすると、あれですか。別々に管理するということなんですか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

平子次長。

総務部次長兼財政課長(平子 幸夫君)

今考えておりますのが、いわゆる警備業務、機械的な警備を含めまして、警備業務については、

守衛さんのほうでやっていただく。戸締まり関係を、外からの例えば不法の進入に対する備えで

すね。そういったところは守衛さんのほうでやっていただく。従来、当直の業務で行っておりま

す、例えば死亡届の受け付けだとか、さまざまな電話のお問い合わせでありますとか、火災連絡

でありますとか、そういったところは従来どおり職員が行っていくと、そのようなすみ分けでや

っていきたいと思っております。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

浅井委員。

浅井 泰三委員

そうすると、勤務形態というのは今までと変わってくるということやね。今までは、そのセキ

ュリティも含めて、当直の2名の方がやっておられたっていうことよね。そうすると、今度は

別々に管理するということですか。その中では、働き方というのは従来どおりであるのか、それ

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とも負荷は少しは減るのか、それをまた。それともう一つは、その当直、日直というものが、こ

の今の働き方改革の中で、どういうふうにお考えであるかということやね。というのは、やっぱ

り職員にとって、中には今日は当直でせいせいするという人と、やっぱりそうじゃない、かなり

精神的に負担をおって見える方もいると思うんだわね。それは人それぞれであるかもしれません

けれども、しかしやっぱり働き方という意味では、やっぱり負荷を第一に考えていかないかんと

思うんですよね。そうしたときに、その当直、日直という制度が、本市において他の自治体とよ

く比較するどうのこうのいう話からいけば、やっぱりよその自治体も参考に、そういった制度。

要は、超過外勤務を減らすという意味ね。残業代や休日手当みたいなものを減らすという意味か

らいけば、この時代に逆行してることにならへんやろか。どうですか。これはどなたになるんで

すか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

永田副市長。

副市長(永田 純夫君)

今回の庁舎増築で、日直や宿直をどうするかということを随分議論しました。他市においては、

日直、宿直はもう既に廃止ということで、全て民間の警備会社に委託をしているところが多々あ

るということも事実でございます。今回、本市が本庁方式に移行するに当たって、1番最初に考

えたのが、住民サービスが低下してはいけないと、本庁方式になって住民サービスが低下しては

いけないということで、まずはその日直と宿直については、当面まずは混乱はないように維持し

ていこうということで、少し様子を見て、本当にその職員の日直がなしでいけるのかどうか。先

ほども平子次長が答弁いたしましたけれども、今までもいろんな形で、当直、日直が住民サービ

スでやっておりますので、それが民間の警備会社が、他市はやっておりますけれども、すぐに移

行はできるかどうかをしっかりと見きわめてから、できるものであればそういう形になるのかな

あというふうに考えておりまして、まずは住民サービス第1に考えて残しておこうという結論に

至りました。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

浅井委員。

浅井 泰三委員

少しくどいようやけど、この移行時はある意味工事はチャンスではなかったかなと思うんだね。

本市の住民の方がこれ何時にかけてもいつでも休みにかけようが、これ何かきちんと答えていた

Page 10: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

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だける、これはこれで僕はサービス体制としては充実してるから、何ら異論はないんだけど、し

かしやっぱりそういう体制で今後も世の中この働き方を変えていくというときに、やはりいつま

でもそういう旧制度に縛られとるのは、ここいいのか悪いのかね。僕の世代はいかんよ。こんな

もの24時間オールサービスだとかいうくらいのそういう時代に育ってきたけども、これからは

やっぱり改革していかなければ、これ職員の方も若い方がどんどんどんどんふえてきて、それや

ったら今のワークライフバランスというものは主体になってくる時代であって、いつまでもそう

いった当直、日直というのは、昔はその学校まであったぐらいだからね。そういうことを考えれ

ば、僕はやっぱり廃止に向けて、それがやっぱり今言ったワークライフバランスの1つにつなが

るのではないかなと思うんですよね。今副市長が将来どうなるか見きわめてということですけれ

ども、実際ではそういうお考えの中で、今後検討されるということでよろしいですかね。

もう一つ、僕これも気になっとったことなんですけど、これも一般質問で申し上げれば、お聞

きすればよかったことなんですけれども、インターバル規制ね。要はこの出水期とかいろんな有

事の際に皆さん出勤されますよね。その11時間だったっけ、12時間だったっけ、インターバ

ル規制で、それきちんと経てから出勤しなさいと言っとったって、それはやっぱ有事の際はそん

なことも言っておられんでしょ。そうしたら、規制がこうかかってくるというか、そういうもの

も取り入れていかないかんいうことも、合わせて少しお聞きしておきたいと思うんです。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

副市長。

副市長(永田 純夫君)

まず日直、当直の件ですけれども、先ほど住民サービスの維持ということを申し上げましたが、

もう一つ私が懸念したのが、いわゆる災害時、特に出水期の連絡ですね。それは、まあいわば宿

直の職員にその夜間についての警報や、例えばその連絡が仕事のうちに入っているわけです。私

どもとしては、そこがやっぱり危機管理の1番大事なところでありまして、その辺も含めて考え

ていかないかんということで、今後それも含めて、先ほど委員も申し上げられましたように、検

討を続けていきたいというふうに思っております。

それから、いわゆる危機管理の部分の職員の仕事の仕方なんですけども、現在、非配備をとっ

てるその職員の勤務時間につきましては、8時間を限度にしております。例えば、夕方5時15

分からですと、8時間を目途に次の班に切りかえると。次の班には、あなたたちの班は何時何分

ごろに出動の命令が入りますよと、そういう事前のメールを発信いたしておりまして、その時間

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-10-

に交代と。その次の班が出てきて、また8時間勤務して、次の班に交代をすると、そういう体制

をとっております。夜間に出れば、次、朝出勤するのは大変つらいものですから、その辺のとこ

ろについては、職免をとって職員の健康管理に考慮しているところでございます。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

浅井委員。

浅井 泰三委員

あんまり長いこといかんで、要望といいますか、地域性ということも、それはここが3つの川

に囲まれた非常に危険な地帯である。また東海豪雨があったという、そういった地域性も考えな

がら、当直、日直の制度も含めて考えていかなければならないけども、しかし、やっぱり働き方

改革ということを今後推し進めていくなら、十分その辺もまた考えていっていただきたいという

ことだけお願いしておきます。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

その他ありませんか。

それでは、これで質疑を終わります。

議案第49号 清須市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案について

採決をいたします。

原案に賛成の方挙手をお願いします。

< 挙 手 全 員 >

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ありがとうございました。全員賛成であります。

よって、議案第49号 清須市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例案

については、原案どおり承認されました。

次に、議案第50号 清須市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部

を改正する条例案について説明をお願いいたします。

はい。加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

人事秘書課、加藤でございます。

Page 12: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-11-

それでは、提出案件、13ページをお願いいたします。

議案第50号 清須市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正

する条例案

上記の議案を提出する。

平成28年12月2日提出

清須市長 加藤静治

提案理由

この案を提出するのは、人事院の国会及び内閣に対する平成28年8月8日付けの給与改定に

関する勧告に鑑み、市議会議員に対して支給する期末手当の支給割合を引き上げるため、所要の

規定を整備する必要があるからです。

14ページをお願いいたします。

主な内容を御説明いたします。第1条は、平成28年度12月期の支給割合を100分の10

月分引き上げ、100分の175に改定するものです。第2条は、平成29年度以降の6月期、

12月期の支給割合の平準化するものです。附則につきましては、公布の日から施行し、第2条

は、平成29年4月1日から施行するものです。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

それでは、質疑に入ります。

質疑のある方、挙手をお願いします。ございませんか。

( 「なし」の声あり )

これで質疑を終わります。

議案第50号 清須市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正

する条例案について採決をいたします。

原案に賛成の方、挙手をお願いします。

< 挙 手 全 員 >

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ありがとうございました。全員賛成であります。

よって、議案第50号 清須市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一

部を改正する条例案については、原案どおり承認されました。

Page 13: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-12-

次に、議案第51号 清須市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を

改正する条例案について説明をお願いします。

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

人事秘書課、加藤でございます。

それでは、提出案件15ページをお願いいたします。

議案第51号 清須市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正す

る条例案

上記の議案を提出する。

平成28年12月2日提出

清須市長 加藤静治

提案理由

この案を提出するのは、人事院の国会及び内閣に対する平成28年8月8日付けの給与改定に

関する勧告に鑑み、常勤の特別職に対して支給する期末手当の支給割合を引き上げるため、所要

の規定を整備する必要があるからです。

16ページをお願いいたします。主な内容を御説明いたします。

第1条は、平成28年度12月期の支給割合を100分の10月分引き上げ、100分の17

5に改定するものです。第2条は、平成29年度以降の6月期、12月の支給割合を平準化する

ものです。附則につきましては公布の日から施行し、第2条は、平成29年4月1日から施行す

るものです。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

それでは質疑に入ります。

質疑のある方、挙手をお願いいたします。

よろしいですか。

( 「なし」の声あり )

これで質疑を終わります。

議案第51号 清須市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正す

る条例案について採決いたします。

Page 14: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-13-

原案に賛成の方、挙手をお願いします。

< 挙 手 全 員 >

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ありがとうございました。全員賛成であります。

よって、議案第51号 清須市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部

を改正する条例案については、原案どおり承認されました。

次に、議案第52号 清須市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案について説明を

お願いいたします。

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

人事秘書課、加藤でございます。

それでは、提出案件、17ページをお願いします。

議案第52号 清須市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案

上記の議案を提出する。

平成28年12月2日提出

清須市長 加藤静治

提案理由

この案を提出するのは、人事院の国会及び内閣に対する平成28年8月8日付けの給与改定に

関する勧告に鑑み、職員に対して支給する給与月額等を引き上げるため、所要の規定を整備する

必要があるからです。

18ページお願いいたします。主な内容を御説明いたします。

第1条は、平成28年度12月期の勤勉手当の支給割合と給料表の改定でございます。第21

条第2項の改正は、12月期支給の勤勉手当の支給割合を、再任用以外の職員については100

分の10、再任用職員については100分の5を引き上げるものです。附則第22項の改正は、

6級以上で、55歳以上の職員は1.5%引き下げが実施されているため、その分減額分の割合

に改定するものです。18ページの下段の表から、28ページの上段までの表が改定する行政職

給料表です。

28ページ、第2条は、扶養手当の改正で、年齢に満をつける語句の整理、配偶者を1万3千

円から6千500円に。8級の職員については、3千500円に改定し、扶養親族たる子は、6

Page 15: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-14-

千500円から1万円とし、孫、父母等は、8級の職員について6千500円から3千500円

に改定するものです。中段下の第13条の改正は、文言の整理となります。

29ページ中段の第21条の改正は、第1条で改正した勤勉手当の支給割合を平準化するため、

6月期、12月期の勤勉手当の支給割合を改定するものです。附則第1項は、公布の日から施行。

ただし、第2条及び附則第4項、第5項については、平成29年4月1日から施行するものです。

附則第2項は、第1条による改正については、平成28年4月1日から適用する規定です。附則

第3項は、給与の内払いの規定です。

30ページからの附則第4項と附則第5項は、扶養手当の支給に関して、平成29年度、平成

30年度の2か年で段階的に改定するための特例規定でございます。

以上で、説明を終わります。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

それでは、質疑に入ります。質疑のある方、挙手をお願いします。

加藤委員。

加藤 光則委員

加藤です。

今回、この改正で職員の方の勤勉手当や給料ですか、これ引き上げ、私も当然だと思うわけで

すが、同時に扶養手当の改正というのが入ってきておるわけであります。この対象になる職員と

いうのは、どれぐらい今見えるのでしょうか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

手当の支給に対象となる人数は、316人でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。加藤委員。

加藤 光則委員

となると、全体の職員の何割ぐらいなんですか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

Page 16: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-15-

失礼いたしました。おおむね7割程度でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

この7割の人が今回の改正で手当が変わってくるということであります。何が言いたいかとい

うと、子供の扶養手当、これ増額しているという、これも私も当然だと思うわけですけれども、

その手当を増額するわけですが、配偶者手当を同時に減らしていくということで、その財源で手

当にしようとしとるのが見えるわけですけれども、一方で子ども手当増額すると言いながらも、

この手当差し引きすると、1人の場合のが減額になってしまうということもあって、結局減額に

なってしまうという、こういうような同時に行われる今回の改正でありますので、私としては、

この問題に、このことについては反対だということを申し述べておきたいと思います。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

答弁いいですか。

その他、ありませんか。

( 「なし」の声あり )

これで、質疑を終わります。

議案第52号 清須市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案について採決をいたし

ます。

原案に賛成の方の挙手をお願いします。

< 挙 手 多 数 >

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ありがとうございました。賛成多数であります。

よって、議案第52号 清須市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案については、

原案どおり承認されました。

次に、議案第53号 清須市個人情報保護条例及び清須市行政手続における特定の個人を識別

するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する

条例の一部を改正する条例案について説明をお願いいたします。

後藤課長。

防災行政課長(後藤 邦夫君)

Page 17: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-16-

それでは、33ページをお願いいたします。

議案第53号 清須市個人情報保護条例及び清須市行政手続における特定の個人を識別するた

めの番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の

一部を改正する条例案

上記の議案を提出する。

平成28年12月2日提出

清須市長 加藤静治

提案理由

この案を提出するのは、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する

法律の一部改正に伴い、規定を整備する必要があるからです。

それでは、34ページのほうをごらんください。説明をさせていただきます。

まず第1条につきましては、清須市個人情報保護条例の一部改正で、第2条及び第33条の改

正は、情報提供等記録に関する規定に、独自利用事務に係る規定を追加するものです。その他は、

行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正による規定

の整備を行ったものでございます。

第2条は、清須市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に

基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正で、行政手続における特

定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正による規定の整備を行ったもの

でございます。附則につきまして、この条例は、行政手続における特定の個人を識別するための

番号の利用等に関する法律附則第1条、第5号に掲げる規定の施行の日から施行する。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

それでは、質疑に入ります。

質疑のある方、挙手をお願いします。

加藤委員。

加藤 光則委員

いろいろ今言われたわけですけれども、非常にこの問題、何回も私も質問や意見言わせていた

だいておるわけですけれども、今回特に独自利用事務に係る規定を追加ということで、これ例え

ば庁舎内の各課の情報連携を行うための独自利用ということになるわけですか。これどういうこ

Page 18: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-17-

とですか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

後藤課長。

防災行政課長(後藤 邦夫君)

今回の整備につきましては、外部ですね。他の市町村との連携をするという規定の整備でござ

います。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

そうすると、非常にいろいろ危惧される問題もいろいろ発生するわけですよね。今どんどん私

から見れば、このマイナンバー使わざるを得ないような仕組みを広げていっておるということを

思うわけですが、同時にいろんな問題も、この1年間見ても、新聞紙上賑わしているわけであり

ます。特に利用対象を広げれば広げるほど、個人情報の危険というのは広がっていくわけですけ

れども、その辺でこの1年間振り返ってどういうことに特に注意されて、今後どういうふうに取

り組んでいこうと思われているのか、今課長さんを含めて何かあれば教えていただけたらなと思

います。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。後藤課長。

防災行政課長(後藤 邦夫君)

今委員もおっしゃられるように、個人番号、いわゆるマイナンバー法が施行されてから、かれ

これ1年ぐらいになるところでございます。今やはり税条例、税情報の関係で、個人の方々いろ

いろこのマイナンバー法を利用される方が多いものですから、いろいろ問い合わせ等が多数ある

というふうにはお聞きしております。とにかく情報漏れのないように気をつけてやるということ

しか、今のところはできないのではなかろうかなあというような気もします。あと、情報連携に

おきましては、当然システム等も整備等が必要になってまいりますので、中間サーバーを使って

外部との連携を多分することになると思われますが、そこのセキュリティ問題につきましても、

国や県、あと市町村、相互連携しながらやっていかなければいけないんではなかろうかと思って

おりますが、以上です。

Page 19: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-18-

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

他も役所を含めて情報系団体と情報連携していくとなれば、その情報連携の地方公共団体それ

ぞれが行っていく内容のばらつきも、いろいろ自治体によってはあるわけですよね。そういった

ものを今回のこの拡大によってですね。一方ではある意味、許容するようなものだと思うわけで

すけれども、そういう中にあって、一昨日ですか、2・3日前、官民データ活用推進基本法のよ

うなものが、また出てきたんですよね。本当に私としてはいろんなこの個人情報の心配が広がっ

ていくわけですので、しっかりその辺も注意されていると思いますが、十二分に注意していただ

きたいということを申し述べておきたいと思います。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

その他ありませんか。

( 「なし」の声あり )

これで質疑を終わります。

議案第53号 清須市個人情報保護条例及び清須市行政手続における特定の個人を識別するた

めの番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の

一部を改正する条例案について採決いたします。

原案に賛成の方、挙手をお願いします。

< 挙 手 多 数 >

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ありがとうございました。賛成多数であります。

よって、議案第53号 清須市個人情報保護条例及び清須市行政手続における特定の個人を識

別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関す

る条例の一部を改正する条例案については、原案のとおり承認されました。

次に、議案第54号 清須市議会の議員及び清須市長の選挙における自動車の使用等の公営に

関する条例の一部を改正する条例案について説明をお願いいたします。

後藤課長。

防災行政課長(後藤 邦夫君)

Page 20: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-19-

防災行政課、後藤でございます。

それでは、35ページをごらんください。

議案第54号 清須市議会の議員及び清須市長の選挙における自動車の使用等の公営に関する

条例の一部を改正する条例案

上記の議案を提出する。

平成28年12月2日提出

清須市長 加藤静治

提案理由

この案を提出するのは、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、清須市議会の議員及び清須市長

の選挙における自動車の使用等に要する経費に係る公費負担の限度額を引き上げる必要があるか

らです。

それでは、御説明をいたします。36ページをごらんください。

主な内容につきまして、第4条は、選挙運動用自動車の使用に要する経費、自動車の借り入れ

及び燃料費に係る公費負担の限度額。第5条が、選挙運動用ビラの作成に要する経費に係る公費

負担の限度額。第6条は、選挙運動用ポスターの作成に要する経費に係る公費負担の限度額を引

き上げる改正でございます。附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するということ

でございます。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

それでは、質疑に入ります。

質疑のある方は、挙手をお願いします。

( 「なし」の声あり )

これで質疑を終わります。

議案第54号 清須市議会の議員及び清須市長の選挙における自動車の使用等の公営に関する

条例の一部を改正する条例案について採決をいたします。

原案に賛成の方、挙手をお願いします。

< 挙 手 全 員 >

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ありがとうございました。全員賛成であります。

Page 21: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-20-

よって、議案第54号 清須市議会の議員及び清須市長の選挙における自動車の使用等の公営

に関する条例の一部を改正する条例案については、原案のとおり承認されました。

次に、議案第59号 清須市基本構想の策定について説明をお願いします。

河口課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

企画政策課の河口です。よろしくお願いします。

それでは、引き続きまして、提出案件の57ページをお願いします。

議案第59号 清須市基本構想の策定について

清須市基本構想を次のとおり策定することについて、清須市基本構想の策定等を議会の議決す

べき事件とする条例の規定により、議会の議決を求める。

平成28年12月2日提出

清須市長 加藤静治

提案理由

この案を提出するのは、平成29年度から市行政のその総合的かつ計画的な運営をはかるため

の基本構想を策定する必要があるからです。

主な内容を御説明いたします。59ページをお願いします。

清須市の基本理念につきましては、長期的な視点に立ってまちづくりを進めていくため、第1

次総合計画の基本理念を継承することを基本とした上で、今後の清須市を取り巻く環境の変化に

的確に対応しながら、より清須市らしさを発揮するため、安心、快適、魅力、連携の4つをまち

づくりの基本理念に定めます。

61ページをお願いします。

清須市の将来像につきましては、第1次総合計画で掲げた将来像を継承することを基本としつ

つ、先ほど申し上げた新たな4つの基本理念のもとに、これまで築き上げてきたまちづくりの成

果を基盤として、さらなる市の発展をとげるため、新たな将来像として水と歴史に織りなされた

安心・快適で元気な都市と定めます。

63ページをお願いします。

行政運営の方針につきましては、今後一層厳しさをますことが予測される清須市の行財政運営

を取り巻く状況の中で、目指す将来像を実現するための取り組みを進めるために、3つの方針を

定めます。

Page 22: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-21-

1つ目として、総合計画に基づく行政運営の推進。これは、総合計画を行政運営マネジメント

の基盤と位置づけ、行政運営を進めることを原則といたします。

2つ目としまして、持続可能な財政運営の推進。これは政策と施策の体系的な整理に基づき、

事務事業の効果を検証しながら、継続的に見直しを行い、真に必要な分野に経営資源を重点的に

配分をするなど、持続可能な財政運営を進めます。

3つ目としまして、市民協働の推進。これはこれまでの取り組みの継続に加え、情報発信力の

強化などを取り組みます。市民協働のさらなる推進をはかっていきたいと考えております。

これら3つを行政運営の方針と定めます。

最後に、65ページをお願いします。

7つの政策につきましては、目指す将来像の実現に向けて、各分野で取り組むまちづくりの目

標としまして、次の7つを定めます。

政策1、安全で安心に暮らせるまちをつくる。これにより、防災、減災対策を中心とした安全

対策を充実させ、安心して暮らせるまちを目指します。

政策2、子育てのしやすいまちをつくる。これにより安心して妊娠、出産、育児ができる環境

づくりとともに、その子が成人に至るまで、一貫して子どもの成長が育まれる子育てしやすいま

ちを目指します。

政策3、誰もが健やかにいきいきと暮らせるまちをつくる。これにより全ての市民の暮らしを

地域全体で支え、年齢や障害の有無にかかわらず、誰もが健やかに、そして、自分らしくいきい

きと暮らせるまちを目指します。

政策4、便利で快適に暮らせるまちをつくる。これにより、名古屋大都市圏に位置する清須市

の強みと、豊かな水辺空間を生かして、利便性に優れ、自然と調和して快適に暮らせるまちをめ

ざします。

政策5、魅力に満ちた活力のあるまちをつくる。これにより、豊かな歴史資源を生かして、観

光誘客を促進するとともに、市内産業の振興をはかり、魅力に満ちた活力のあるまちを目指しま

す。

政策6、豊かなこころとからだを育むまちをつくる。これにより、全ての市民が生涯にわたり、

豊かな心と体を育むことができるまちを目指します。

最後に政策7、つながりを大切にするまちをつくる。これにより、行政と市民間の情報共有や、

市民参加、市民協働を推進し、つながりを大切にするまちを目指します。

Page 23: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-22-

これら7つを施策の指針として定めます。

以上で説明を終わります。よろしくお願いします。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

それでは、質疑に入ります。

質疑のある方は、挙手をお願いします。

加藤委員。

加藤 光則委員

加藤です。

まずこの基本構想について、位置づけというか、最初に市長さんに少しお聞きしたいわけです

けれども、今行政のトップである市長さんには、地方分権改革以降、合併による自治体の大規模

化などが重なって、多くの権限を今有することに、今市長なっているわけですけれども、その中

で政治的なリーダーシップの強化と発言権、こういったものも強まっているわけであります。そ

ういう中で、今度の総合計画の計画期間というのは、行政サイクルと同時に、政治サイクルがか

かわってくるわけであります。そういう中で、この間市長もこの議会の始まる冒頭述べられたわ

けですし、一方では、お隣の市長さんが合併にかかわったいろいろなことも発言してきてるわけ

であります。そして、この議会で総合計画のうち、基本構想の策定が議決すべき事項として今回

こうやって出されているわけであります。改めて、この基本構想についての思いというか、位置

づけについて、市長さんのほうからお話しいただければと、最初に思います。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤市長。

市長(加藤 静治君)

今、世の中はいろんな社会経済情勢、本当に日々刻々と変わっております。今度アメリカのト

ランプさんが1月には大統領に就任されるけど、そのトランプさんの方針で、また今のTPPと

かの問題で、国内の総生産、それがどうなるかという問題もありますし、それからもう一つ、安

全保障の問題もありますし、それから、日本に目を向けますと、まだまだその景気というのは道

半ば足踏み状態。それで、アベノミクスですか。これも道半ばと、そういった日々本当に刻々と

変わるこの世の中。それで、しかもこれまでは人口はふえるもの、それから、経済は拡大するも

のという時代だったんですけど、そういう前提が崩れていっておると。それで今求められておる

のは、将来にわたってのこの地域の地方創生、これをいかに生みあげていくかという中で、今度

Page 24: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-23-

その構想では将来の姿をどういう姿にもっていくんだということで、いろんなこの施策、特に少

子高齢化、介護の問題、あるいは防災・減災の問題、そういうのを施策としてあげたのが今回の

総合計画ということになっております。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

市長さんの思い全て語っていただいたわけですけれども、非常に政治的リーダーシップの強化

の発言権、市長さんには強まってきておって、そういう中で、今回出される中で、行政サイクル

と政治サイクルとか、1つは時期的にも重なったという部分もありますので、改めて伺ったわけ

ですけれども、続いて、本来なら今回この基本構想はこの後に策定される基本計画ですか。これ

を方向づけるものとして出されるものであります。そういう中で、今回基本構想についても議会

議案として出されておるわけで、出された中が一緒に出されておるものですから、非常にどう判

断するか、同時に判断を求められておるような思いもするわけですけれども、計画については今

後どういうふうに取り扱いをされていくおつもりなのかお聞きしたいです。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

河口課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

企画政策課、河口です。

今委員おっしゃられたことですけれども、まずこの基本構想につきましては議決案件ですので、

今このように議会のほうに上程のほうさせていただいております。それに向けて、この基本構想

の策定に向けては、当然まずは目指すべき姿だけを定めてやっていく、定めは策定するよという

ようにこれを定めたものではなくて、やはり末端の事業をですね。そして、第1次総合計画の検

証等々を踏まえた上で、そして、その末端の事業までどういうふうに位置づけて、それをどうい

うふうに組み立ててというような、その下から議論を進めていくという必要もあるという意味も

含めまして、その今回上程させていただいた基本構想の策定段階では、それら上から当然見ます

けれども、下からも当然議論を積み上げた上で、この基本構想をつくっておりますので、当然こ

の基本構想ができた時点で、今同時に参考資料として配付のほうはさせていただきましたけれど

も、基本計画のほうも同時に皆様にお示しさせていただいた上で、この基本構想に基づいてその

基本計画、そして、また今回3層構造になっております実施計画の運用も、こちらのほうで進め

Page 25: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-24-

ていきたいというふうに考えております。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

今言われたように、基本計画が前期が3年、後期が5年ですか。そして、毎年度の予算編成と

連動させる実施計画、これもあるわけですね。第1次総合計画では、2層構造だったものが、今

度は3層構造になったということで、その中を見ると、行政運営のマネジメントの基軸として、

より実効性のある計画とする。これこう書かれておったんですけれども、このことについて御説

明いただきたいなと。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

河口課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

今回の第2次の総合計画の策定に当たっての1つが目玉というとあれですけれども、大きな変

革というのがこの3層構造にさせていただいたものです。その第1次の総合計画がどうこうとい

う話ではなくて、その第2次総合計画におきましては、その3層構造にして、その末端の事務事

業までも、そのマネジメントサイクルの中に明確に位置づけていきたいということで、基本構想、

基本計画の中で3層構造だということを示した上で、その連携をもって実質、運営のほうはして

いきたいという思いがあって、あえて3層構造だということで明確に基本計画の中で示させてい

ただきました。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

連携という言葉が出てきたわけですけれども、施策ごとに主な担当課と連携する担当課を定め

たということで、連携をはかりながら横断的な視点により施策を推進するための体制を整備した、

こういうことで書かれておったんですけれども、私も一般質問で例えばって言えば、子育て支援

の子供の貧困というところで、教育か福祉かということでいろいろ言ったんです。そういった連

携というのは、連携という言葉はあるんですが、どのように整備されてきたのか、主な担当とか

Page 26: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-25-

担当課は書かれておったんですけれども、どういう形になるか、私今一つイメージが答弁を聞い

ておってもわからなかったものですから、改めてお聞きします。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

今回、基本計画の中で委員も見られたと言われましたけれども、マネジメントサイクルを運営

していく中で、その評価、事業評価ですね。行政評価のほうも当然やっていくわけであります。

そうしますと、1つの施策に対して事業課が当然またがるところもございますので、そうしたと

きに、キャッチボールという言葉は変ですけれども、その責任、その行政評価をする際に、主と

なってやっていくところという意味合いで、主担当課というのを全施策について定めさせていた

だきました。そして、その下に担当課というのがございまして、あくまでもその行政評価をする

上で、その施策項目の評価を主として面倒みるというのは変ですけれども、主にそちらのほうの

主担当課が中心となって、その行政評価のほうを進めていくというような意味合いでの主担当課、

そして、担当課というようなすみ分けというふうに考えております。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

ぜひその主と担当課の力関係ではないですけど、連携をこれうまくやっていくというのが、私

今非常に大事だと思います。それで、この審議会の中も私いろいろ傍聴させていただいたんです

けれども、行政内部がマネジメントしていくか、政策を運営していくか、こういうどういうふう

にやっていくかというような質問の中で、確か縦割り行政を横軸、横糸でつないでいくこともし

っかりされるということで期待しておりますと、あのときにも審議会参加されておった人が言わ

れておりましたので、私もこれ期待じゃなくて、ぜひしっかりやっていただきたいと思いますの

で、それをお願いしておきたいと思います。

それで、この基本構想の行政運営の方針の中で、3つ目のところに、市民協働の推進を掲げと

いうことで、情報発信力の強化や交流の拠点づくりなどを新たに取り組み、市民協働のさらなる

推進を図る、こう書かれております。7つの政策の中にも、つながりを大切にするまちをつくる、

そして、行政と市民間の情報共有や、市民参画、市民協働を推進し、つながりを大切にするまち

をつくりますと書かれているわけですけれども、具体的な私イメージがまだわかない部分もある

Page 27: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

-26-

ものですから、何かあればお話しいただければ。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

こちらは基本構想の市民協働の推進の中に掲げてございます内容につきましては、今現在これ

らは方向性を示したものですので、具体的に今どういった事務事業をもって、こちらのほうを進

めていくというところまでの具体的なところまではいっておりませんけれども、ただ市民協働と

いうのは、この総合計画を策定していく上でも、かなり審議会の委員の皆様、そして、市民参画

会議の中での市民の皆様も、そこのところは強く言っておられたところですので、そういったと

ころを今回この総合計画の中ではあえて持出しした上で、方向性を定めてあるというところです。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

これからということで、大事な部分だという認識は受けさせていただきました。それから住民

のニーズの多様化を踏まえて、市民が行政との参加・協働で政策を進めていく必要性というのは、

こういう中でも増しているわけですけれども、行政への議会にもそうなんですが、市民のいろん

な声がましてくる中で、市民も自治体づくりに対して主体的に取り組むことができる、そういう

制度などを整備していく、こういうことも同時に大事かなと思うわけですが、その辺については

どういうふうに考えておられますか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

今委員おっしゃられたことにつきましても、市民参画会議等での市民の方々の意見の中でも出

ておる案件ですので、こちらのほうも先ほどの答弁にもございましたように、具体的にではどう

いうふうにそういう市民の意見を取り入れるのかという事務事業の細部のところまでは、今決め

きっておりませんけれども、そういったことに努めていくということにつきましては、こちらの

ほうの総合計画にも掲げてさせていただいておりますとおり、やっていかなければいけない重要

なことだというふうに理解しております。

以上です。

Page 28: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

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総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤委員。

加藤 光則委員

やっていけないといけない重要なことだという理解があるということですので、今後これを実

施する上で、基本計画、実施計画いろいろありますので、ぜひ取り組み、位置づけが重要だとい

うことですので、その辺を常に念頭に置いてやっていただきたいなと思います。

最後に、この基本構想いろんなところに私が述べておりますけれども、リニアの開業というこ

とが枕言葉かに今たくさん出てきておるわけですけれども、リニアに依拠したこういう書き方で

いろいろ述べられています。この問題について、環境アセスなどリニア新幹線には今課題も山積

みであるということも、ぜひ御認識いただきたいということを私のほうから最後に述べさせてい

ただいて、質問、意見を終わります。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

その他ありますか。

飛永委員。

飛永 勝次委員

私も2・3あるので、時間的に。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

いえいえ、どうぞ。

飛永 勝次委員

いいですか。飛永でございます。

この基本構想を読ませていただくと、市ができてから蓄積してきた、また計画の改定もあって、

第2次に進んでいくということで、非常に重い言葉がたくさん並んでいて、大変頼もしく思うと

ころなんですけれども、まず最初に1点、基本理念の1番最初に、第一に1番重要に掲げてある

安心の部分で、災害や犯罪から生命を守り、財産を守るとございます。これ一般質問の中でも私

空き巣の発生率等に関して質問をさせていただきましたが、実態としては、愛知県ワースト1と

いうものが、ここ数年よくできてないというか、改善されていないのも現実でありますので、一

般質問の中では、具体的な改善策の提案のほうもさせていただきましたけれども、少し関連の話

になりますけども、今日の尾張版の新聞に、89歳の女性のお宅に訪問詐欺があったという、非

常にまた嘆かわしいというか、おばあさんにしてみればせつない事件がありました。ただこれが

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起こったのが11月の初旬という記事がありましたけれども、これは担当課は御存じだったです

か。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

後藤課長。

防災行政課長(後藤 邦夫君)

防災行政課の後藤でございます。

この事例につきましては、把握はしておりませんでした。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

今も連携って話があったんですけれども、こういった犯罪発生率の比較的高いエリアですので、

そういった情報交換をまずしっかりやることが市民を守ることではないかというように、今の答

弁を伺って思います。これ訪問という非常にまだ新手の、何せ面談してだましてお金をもってい

くというものでありました。これいずれも女性の方も、後から思い起こすと怖い思いしたんだろ

うなと思いますけれども、これ実は記事の最後のところに、同様の訪問型の詐欺事件が、もう1

軒清須市で同時期に起きているということが書いてありますけれども、これも掌握はできていな

かったということでよろしいでしょうか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

後藤課長。

防災行政課長(後藤 邦夫君)

おっしゃるとおりで、そちらの事案も把握しておりませんでした。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

やっぱり市民が日々こういう危険にさらされているという認識を、もう一度しっかりしていた

だきたいなと、安心、安全ということがずっと掲げられてきておりまして、空き巣も改善ができ

ない。なおかつこういったものの情報の連携もない。この状態で本当にその最前線で市民を守っ

て頑張っている職員の方が、本当に守る、守れる実行力があるものになっているかどうかという

ことを、問題提起をしっかりこの場でしておきたいと思います。ぜひ本気になって、高齢者を守

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る、また空き巣被害から市民を守るというものを、これ本当に残念な記事だなあと思ったので、

これを契機にしっかり取り組んでいただけるように、だから、こういうものが起きたらすぐ回覧

板を回すですとか、市民にすぐ周知するですとか、警察と連携とってやるですとか、常にまたそ

ういった情報を市民を守るために、そういったものまでつくり上げていっていただきたいなと思

います。まだ少し続くんですけども、一旦休憩とかいいですか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

続けてください。

飛永 勝次委員

この件は、これで終わります。そのちょっといいですか。他の項目にいっちゃいますけど。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。どうぞ。

飛永 勝次委員

いいですか。基本理念の4つの理念が、今回安心がそのまま残って、快適も残って、前回創造

責任というものが魅力と連携という形に変わっております。この創造というのは元気なまちづく

りを創造、豊かなのを創造してくとありましたが、この責任というほうが少し僕ひっかかってお

るんですけども、これ責任という言葉が非常に重いなあと思って、これやはり持続可能な未来を

つくる、将来つくるための責任をもって進めていくということがこれ書かれておりました1次計

画です。2次の中でも、この行政運営の方針の中でも、今市長の話にありましたように、いろん

な社会情勢も変化をする、人口動態も変化をする、そうすると、財政の構造も変化をしていく、

収入も変わって出し方も変わっていく、その中でいかに継続可能なものにしていくかという責任

というものを、この前回の1次の基本理念を見たときに、すごく心に迫ってくるものがあったん

ですけれども、これが今回、魅力と連携という言葉に変わっております。社会情勢はこれから厳

しいものはまだ続くと思うんですけども、この2つを魅力、連携っていうのに変えた所見だけい

ただけますか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

河口課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

企画政策課、河口です。

まずこちら基本理念ですけれども、まず大前提としまして、第1次総合計画の基本理念を継承

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するということが、こちらのほうに明記のほうされております。私どもがこちらのほう確かに2

つの文言が変わっておりますが、内容的には、私どもがこちらのほう変えさせていただいた意図

としては、先回第1次総合計画の4つの基本理念の中身はそのままというか、それ以上にステッ

プアップする形で継承をしておるというふうに理解をしております。

具体に何かって言いますと、安全、安心、快適につきましては、そのまま第2次総合計画でも

使っております。こちらのほうにつきましては、それぞれの委員の皆さん、また市民の皆様の意

見からも、こちらは絶対的にそのままの文言のほうがいいよねという意味、いうような御意見が

大半を占めましたので、そのまま使っております。委員言われた責任につきましては、先回第1

次総合計画のその責任という言葉のその中身をひもときますと、行政の責任を強く位置づけてい

る。そして、次世代の人たち、市民の方々に責任をもって今の施策をうっていくというような意

味でも、責任というような言葉を使わせていただいておりました。ただ、その先ほど来出ており

ますように、今のこの御時世においては、そういったものも必要だけれども、まずはその行政単

体が責任をもって一人芝居をするのではなくて、市民を巻き込んだ上で、そういった市民、また

企業の方々等々との連携を大事にした上で、行政運営を進めなければいけないというような意味

合いをもって、今回連携にさせていただいた。そして、次世代の人たちへの責任ということにつ

きましても、この今回の基本構想の中には入っておりましたけれども、次世代につながることを

今判断しなければいけないという意味を、こちらのほうに含めておりますので、その内容的には

第1次総合計画の基本理念を継承しておるというふうな考えで、こちらのほうは策定のほうはさ

せていただいております。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

ありがとうございます。中身がより充実して、第2ステージへの飛躍のための構想であるとい

う理解でよろしいのかなあと思いながら伺わせていただきましたけれども、ということは第1次

で掲げたもののある程度検証はされて、第2次に反映がされていっているということであると思

います。3番の行政運営の方針の中段より下のところの1番最後のところに、これPDCAサイ

クルっていつも出てくるんですけれども、検証をしてということなんですけども、これも検証を

すると、足らなかったことややらないといけないという、できたかできなかったかというような

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ことが、1番の課題として出てくると思うんですけれども、それだけにかかわらず、これ10年

間のテーマでありました。その間、社会情勢とかいろいろ変わっていく中で、想定外の動きをし

たこともあったのではないかなあと思います。そうしたら、検証をすると、足らないものが目標

としたものができなかったから、次も引き継がなければいけないという部分が1つと、やってい

く中で、こういうものがあったんだなということも、次の第2次では盛り込まれているという理

解でよろしいでしょうか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

河口課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

そうですね、こちらの第2次総合計画の策定に当たりましては、第1次総合計画のその内容を

検証した上で、そちらのほうの検証結果を審議会の第2回に、審議会の委員の方々に資料として

お出ししております。その後、具体に議論が進むのは第2回以降、3回からずっと進んでおるん

ですけれども、その委員の皆様への意見聴取につきましては、そういった第1次総合計画の検証

結果を踏まえた上での意見を聞いていきたいというふうに思っておりまして、早いうちに資料の

ほうは出させていただいて、それを踏まえた意見を今後お願いしますというふうに、審議会の委

員の方には言っておりますので、第1次総合計画のそういった積み残しと言うと語弊があります

けれども、そういったところも踏まえた上で、第2次総合計画の策定はしておるというふうに考

えております。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

しっかり中身のほうへキャッチボールをしていただいて、実行にうつしていただきたいという

ふうに思います。

まだあるんですけれども、63、64ページの上のところに、財政面のことがずっと書いてあ

ります。持続可能な財政運営を進めますという言葉で締めくくってありますが、その前段ですね。

公共施設の維持管理・更新に係る財政負担の軽減・平準化に取り組むなどとございます。この前

のページには、民生費が拡大してくる国保の問題とかあるんですけれども、私何回か学校の建物

のことに絡めて、こういった施設の維持管理のことを何回か質問させていただいておるんですが、

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少しここもお伺いしますけれども、やはりこれ、まず確認なんですけれども、今後持続可能な財

政運営の中で、公共施設の維持管理というのは、これかなり大きな課題であり、ウエイトを占め

ておるという理解でよろしいでしょうか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

河口課長。答弁。

企画政策課長(河口 直彦君)

今委員おっしゃられたような認識で当局も思っております。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

ここに維持管理にかかわる財政負担軽減の平準化とありますが、軽減という言葉だけごめんな

さい。この言葉尻だけでとらえると、できるだけコストがかからないように維持管理をしていく

ということのようにとらえてしまうんですけども、コストを下げることでリスクがふえるという

ことも考えられると思うのですが、これは何が基準で軽減という考え方をしているのでしょうか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

課長。

企画政策課長(河口 直彦君)

今総合計画のこちらのほうにも載せていただいておりますのは、あくまでも方向性を示す案件

でございますので、このように今はさらなる財政負担の軽減、平準化ということでしか書いてご

ざいませんけれども、それ総合計画のこちらに掲げさせていただいた方向性に沿って事務事業を

進める上では、今まさに公共施設等の総合管理計画というのを策定しております。そちらのほう

で、こちらの案件については、もう少し具体に踏み込んで検証し、方向性を示しておりますので、

近々皆様のほうにお示しさせていただけると思いますけれども、こちらの具体的な事業課題につ

きましては、そちらのほうでの計画に基づいての事業実施というふうに考えております。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

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リスク管理って、多分コストがかかると思うんですね。リスク管理をしないと、やっぱりセイ

フティなものってできてこないと思うんですね。コスト優先、まあコストはもちろんそうなんで

すけども、やっぱり安全とのバランスをしっかり考えていただいた計画を期待をしております。

これに関しましては。大きなウエイトを占めておるということですし、この公共施設に関しまし

ては、あり方計画の中で耐震等に関して、これも一般質問ですが、その後もあったんですけれど

も、学校施設なんか大変悲しい状況になってるという、目の当たりにしまして、ぜひ経験を生か

していただいて、しっかり取り組んでいただけたらなと思いますけれども、まだありますけど、

いいですか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

まだありますか。

飛永 勝次委員

あります。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

どのくらい。

飛永 勝次委員

あと2つぐらいですね。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

皆さんにお諮りしますけど、休憩時間ですけど、あと案件1件ですので続けていきたいと思い

ますが、委員の皆さんどうですか。よろしいですか。

( 「はい」の声あり )

休憩なしでいきますので、よろしいですか。

手短にお願いします。よろしくお願いします。

飛永 勝次委員

手短に。次に移ります。ごめんなさい。次の市民協働の推進って下にあります。今他の委員か

らも質問があったので、大枠はよくわかったんですけども、少しここの中で心配してるのが、こ

の3行目に情報発信力の強化とございますが、これは具体的な強化というのは、どんなことをし

て強化をはかるということですか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

課長、答弁。

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企画政策課長(河口 直彦君)

今一般的に我々の情報発信力というのはホームページですとか、広報が中心で情報発信のほう

をしております。こちらのほうが、今先の委員の方にも答弁をさせていただきましたけれども、

それをどういうふうに、市民協働に関してですけれども、それをどういうふうにプラスアルファ

を含めた上で強化していくのかというところでの具体的なことにつきましては、今こういうふう

でいきたいよということは、今のところありますけれども、またその時期になりましたら、皆さ

んに御報告のほうはさせていただきたいと思います。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

より市民ファーストの情報発信、情報発信なんで受けとる方も見えるんでね。そういった実行

力のあるものでできていければなとは少し思うんですけども、1点、昨日会派の議員からも何回

か質問をさせていただいてますけれども、情報を受けとる側の立場になって、発信をして、きち

んとつながっていくということが、検証して実行していくことが大事だと思っております。特に

今情報化社会で、あふれ返ってます。その中でこれが大事か大事ではないかということを、やっ

ぱり発信する側も、労苦だったり手間だったりそういったことが反映されると、僕は思うんです

ね。例えば、広報のあり方1つとって見ても、例えば、子育て、例えば、高齢者、例えば、義務

教育という形の情報だけを集めて、見る人がそこだけ見ればわかるっていうつくり方もありかな

あと思います。またSNSや何かでも、何回かいろんなところで提案をさせてもらってますけれ

ども、SNSを使う人たちがどちらかと言うと、次の清須を支えていくという見方もできるので

はないかなあと思ってますので、またそういった媒体の使い方、発信の仕方、これから新しい取

り組み方について、少し御所見だけもらえます。SNS等を含めて。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

人事秘書課長、加藤でございます。

ただいまSNSのお話が出ておりますが、まずは行政として情報を発信する、やっぱりメーン

となるのは、やはりホームページであり、広報紙でございます。ただ今スマートフォンなど非常

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に普及率が高くなってきております。その中では、アプリを使ったものについても多くなってき

ておりますので、そういった部分では、例えば子育ての関係ですと、キヨスマであるとか、清洲

城の観光をPRするSHIROPOであるとか、そういったものも行政としてその情報を求める

方に1番最適な方法というものを絶えず考えながら、改善できるものをどんどん進めていきたい

と思っております。

以上です。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

飛永委員。

飛永 勝次委員

市民の方が一緒に参加して、いいまちをつくっているというものを何か実感できるようなもの

とか体験できるとかというものが、これからやっぱり。これだけ情報があふれかえってくると、

何が本当だという話になってくる部分もなきにしもあらずとは思いますので、そういうことも実

感できるような発信の仕方が、受信者のことを考えた組み立て方なんかを、また期待して、これ

はこれで終わります。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

その他よろしいですね。

これで質疑を終わります。

議案第59号 清須市基本構想の策定について採決いたします。

原案に賛成の方の挙手をお願いいたします。

< 挙 手 全 員 >

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ありがとうございました。全員賛成であります。

よって、議案第59号 清須市基本構想の策定については、原案のとおり承認されました。

次に、議案第61号 平成28年度清須市一般会計補正予算(第3号)案所管分について、歳

入歳出、続けて説明をお願いいたします。

加藤課長。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

人事秘書課長、加藤でございます。

平成28年度一般会計特別会計補正予算及び説明の8ページ、9ページをお願いいたします。

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総務委員会所管分の御説明を一括でさせていただきます。

まず歳入でございます。1款市税、1項市民税、1目個人、補正額1億9千万円の増額は、現

年度課税分所得割の増で、譲渡所得に係る市民税の増額が主な内容でございます。

続きまして、歳出でございます。

10ページ、11ページをお願いいたします。

1款議会費、1項議会費、1目議会費、補正額37万2千円の減額は、2節の給料から4節の

共済費までで、給与改定及び人事異動等に伴う一般職給料等163万8千円の減額と、給与改定

に伴う議員報酬等126万6千円の増額でございます。

2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、補正額1千321万5千円の増額は、2節の

給料から4節の共済費までで、給与改定及び人事異動等に伴う増額でございます。

5目財産管理費、補正額2億3千21万5千円の増額は、25節の積立金で財政調整基金3千

21万5千円、環境衛生施設等基金1億円、都市計画施設基金1億円を、それぞれ積み立てるも

のです。

2項徴税費、1目税務総務費、補正額762万2千円の減額は、2節の給料から4節の共済費

までで、給与改定及び人事異動、育児休業に伴う一般職給与等の減額でございます。

次に、12ページ、13ページをお願いします。

6項監査委員費、1目監査委員費、補正額534万2千円の増額は、2節の給料から4節の共

済費までで、給与改定及び人事異動等に伴う一般職給与等の増額でございます。

以上が総務委員会所管分の歳入歳出の説明でございます。審議のほどよろしくお願いいたしま

す。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

それでは、質疑に入ります。

質疑のある方は挙手をお願いします。

飛永委員。

飛永 勝次委員

飛永でございます。

何度もすいません。確認させてください。歳入の個人の所得割がふえましたという補正になっ

ておりまして、御説明の中の譲渡取得の増というお話なんですが、差し支えない範囲で御説明を

もう少しいただけますか。

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総務委員会委員長(住田 元紀君)

答弁。

税務課長(吉田 敬君)

税務課、吉田でございます。よろしくお願いいたします。

こちらの所得ですが、譲渡所得に係る税額が株の譲渡になりますが、ごめんなさい。譲渡所得

が当初1億6千万程度と見込んでおりましたが、実際には約3億5千万程度の調定見込みで、税

額で1億9千万ほど増えましたので、増額補正をさせていただきました。主な内容としましては、

株の譲渡所得、こちらのほうがほとんどでございます。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。飛永委員。

飛永 勝次委員

株の譲渡所得とは、これ何か社会的な景気の動きの要因とか、そういった連動があるとか、そ

ういった理解になるのでよろしいですか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

税務課長。

税務課長(吉田 敬君)

税務課、吉田でございます。

今回、株の譲渡が所得で10億円程度ある方が3名お見えになりました。それが1番の要因で

ございます。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。飛永委員。

飛永 勝次委員

大変よくわかりました。ありがとうございました。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

その他。加藤委員。

加藤 光則委員

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今回、基金の積み立てですね。環境と都市計画のところにそれぞれ積まれて、ここに積んだ中

身があれば教えていただければと思います。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

平子次長。

総務部次長兼財政課長(平子 幸夫君)

財政課、平子でございます。

今回積まさせていただきました環境衛生施設基金につきましては、今後予定されております五

条広域事務組合のほうなどで事業で行われております斎苑の関係、そういったものの将来的な負

担金等々、整備の負担金等々需用がございますので、そういったものに財そなえるということで

ございます。

それから、都市計画施設基金につきましては、御承知のとおりさまざまな都市計画事業、今後

予定されております。そういったものに対する備えということで基金のほう組まさせていただく

ということでございますので、よろしくお願いします。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

よろしいですか。その他ありませんか。

成田委員。

成田 義之委員

11ページの西枇庁舎の件で、それの関連で少しお聞きするんですけど、庁舎がこれ来年の1

0日からこちらへ移転いうことで、きますわね。このあいた後、その何か西枇警察の交通課が入

りたいというようなうわさを少し耳にしたんですけれども、そんなうわさはないかどうかという

ことと、それから、職員の駐車だとか市の車が停めておられますわな。西枇庁舎側に。あれを誰

の土地であるかということにもよるけども、駐車場として貸したらどうかというような気がする

んですけれども、あれあのままほおっておくと皆さん勝手に停められるので、そういうのはどう

いうふうにされるのか、その点2点少しお聞きします。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

総務部長、答弁。

総務部長(大橋 徳昭君)

警察の関係ですけれども、私今委員のほうから初めてお聞きしまして、そういう話は聞いてお

りません。

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総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。平子次長。

総務部次長兼財政課長(平子 幸夫君)

庁舎敷地の駐車場跡ということでございますが、あそこの施設はもともと公園と一体で庁舎施

設と公園施設と、庁舎の中には会館があるということでございまして、会館につきましては、従

来から申し上げておりますとおり、当分の間存続するということでございますので、会館利用者

の方の駐車場という形で、そこは引き続き使っていくということで考えております。

以上でございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

成田委員。

成田 義之委員

本当に今までであれば、全部あれ会館の人が使って見えるわけ。役場の職員さんは使ってみえ

ないわけ。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

平子次長。

総務部次長兼財政課長(平子 幸夫君)

基本、公用車部分と、いわゆる今まで事務所でありましたので、その事務所のところにお見え

になる来庁者の駐車場という形で使っておったところでございます。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

成田委員。

成田 義之委員

そうすると、駐車場は結局来館の人の駐車場がふえるということですね。今の話聞いてると。

今まで10台ぐらい停まっておったでしょ。だから、その駐車場がないと困って見える方も見え

るもんで、1台5千円でもいいから貸してあげたほうがいい、税収に上がるから、貸してあげた

らどう。会館の人は歩いて来ればいいから。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

平子次長。

総務部次長兼財政課長(平子 幸夫君)

今まででも、会館御利用、利用される人数希望にもよるかと思うんですが、庁舎の併設という

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ことで、必ずしも会館利用の方で十分停めておられたかどうかというと、不足しておるような部

分もあったかと思います。そういった部分で、今後は会館利用される方についても御不便ないよ

うにということで考えておりますが、今のところ余剰っていう言い方がいいのかはしれませんけ

ども、その部分についてどうするかということは、また今後検討課題ということで見させていた

だきたいなと思います。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

成田委員。

成田 義之委員

検討課題、いつも大体検討課題とかね。前向きにとかいうと多いんだけども、今まで使ってた

ところだけは、役場の職員が使ってたところだけは駐車場として貸せばいいんじゃないの。別に

今まで使ってたんだから、それで不平不満とか苦情があったわけじゃないから、例えば10台停

めておった10台分は駐車場として貸すということも、一応考えられたほうがいいのではないか

と思いますよ。もったいないから。とにかく、一銭でも稼がなあかん、委員が発言すると金のい

ることばかり発言するんだから、少したまにはね。金もうけることも発言してもらわないといけ

ないのでね。みんなそうでしょう。我々もそうだけども、金のいることばかり発言するのではな

くて、金もうける、市が金をもうけて、分配するということだから、とにかく金もうけをこれか

ら考えていかないといけないと思うよ。この市は。はい。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

その他、よろしいですか。

これで質疑を終わります。

議案第61号 平成28年度清須市一般会計補正予算(第3号)案の所管分について採決をい

たします。

原案に賛成の方、挙手をお願いします。

< 挙 手 全 員 >

総務委員会委員長(住田 元紀君)

ありがとうございました。全員賛成であります。

よって、議案第61号 平成28年度清須市一般会計補正予算(第3号)案所管分については、

原案のとおり承認されました。

以上で、総務委員会に付託されました議案について審議を終了いたします。

Page 42: 総務委員会 - Kiyosu · 9ページ上段第5条は、第4項が規定されたための整理で、第8条の3は早出遅出勤務の例外 規定の追加でございます。中段第11条は、介護時間の追加で、第15条は、介護休暇の分割を

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人事秘書課長(加藤 秀樹君)

委員長、1点御訂正申し上げたいんですが、よろしいでしょうか。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

はい。どうぞ。

人事秘書課長(加藤 秀樹君)

申しわけございません。

議案第52号 清須市職員の給与に関する条例の一部改正の中で、扶養手当の関係を加藤委員

のほうから御質問がございました。ここで1点御訂正をお願いいたします。実際に扶養手当を受

給している職員につきましては134名で、全体職員の割合というのは7割と申し上げておりま

したが、3割でございます。実際に扶養手当を受給する対象者というのが、先ほど答弁いたしま

した316人ですので、職員については手当を受給している職員は134名、全体職員の割合は

3割ということで、御訂正のほうよろしくお願いいたします。

総務委員会委員長(住田 元紀君)

では、これで総務委員会に付託されました議案について審議を終了いたしました。

これをもちまして、総務委員会を閉会します。

長時間御苦労さまでございました。

( 時に午前11時08分 閉会 )

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清須市議会委員会条例第29条第1項の規定により、ここに署名する。

平成28年12月14日

総務委員会委員長 住 田 元 紀